JPH11101514A - 冷凍サイクル - Google Patents
冷凍サイクルInfo
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- JPH11101514A JPH11101514A JP9888998A JP9888998A JPH11101514A JP H11101514 A JPH11101514 A JP H11101514A JP 9888998 A JP9888998 A JP 9888998A JP 9888998 A JP9888998 A JP 9888998A JP H11101514 A JPH11101514 A JP H11101514A
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Abstract
式容量制御弁を備えた冷凍サイクル20を提供する。 【解決手段】 冷凍サイクル20を冷凍サイクル回路2
1からホットガスヒータ回路22に切り替えて、コンプ
レッサ7より吐出されるホットガスをエバポレータ6に
流入させて車室内を暖房する際に、コンプレッサ7の吸
入圧力(Ps)が第1所定圧力以下の低圧になると、コ
ンプレッサ7の吐出容量(Vc)を大きくして充分な補
助暖房性能を発揮させるようにした。また、ホットガス
をエバポレータ6に流入させて車室内を暖房する際に、
コンプレッサ7の吸入圧力(Ps)が第2所定圧力以上
の高圧になると、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)を
小さくして冷凍サイクル部品の保護とON、OFFショ
ックの軽減とを実現するようにした。
Description
凍サイクルに関するもので、特に冷媒圧縮機より吐出さ
れた高温、高圧のガス冷媒を冷媒蒸発器に導いてその冷
媒蒸発器にてダクト内を流れる空気を加熱するようにし
た冷凍サイクルを備えた車両用空調装置に係わる。
ンジンを冷却する冷却水をダクト内の温水ヒータに導い
てその温水ヒータにてダクト内を流れる空気を加熱して
車室内を暖房する温水式暖房装置が一般的である。しか
し、このような温水式暖房装置は、外気温度が低く、冷
却水温度が低い時に、エンジンを始動して温水式暖房装
置を起動する場合、すなわち、温水式暖房装置の立ち上
がり時に著しく暖房能力が不足するという不具合が生じ
ている。
例えば特開平5−223357号公報においては、冷凍
サイクルのコンプレッサより吐出された高温、高圧のガ
ス冷媒(ホットガス)を減圧装置を経て冷媒蒸発器に導
いてその冷媒蒸発器にてダクト内を流れる空気を加熱す
ることにより、温水ヒータの暖房能力を補助するように
した冷凍サイクル(補助暖房装置)を備えた車両用空調
装置(従来の技術)が提案されている。なお、コンプレ
ッサは、電磁クラッチを介して、エンジンにより回転駆
動されるエンジン駆動式のコンプレッサである。
定温度以上の場合、温水式暖房装置の温水ヒータによる
暖房能力が充分高いので、コンプレッサをOFFして補
助暖房装置の作動を停止するようにしている。また、冷
却水温度が所定温度よりも低い場合、温水式暖房装置の
温水ヒータによる暖房能力が不足しているので、コンプ
レッサをONして補助暖房装置を作動させるようにして
いる。
圧力が所定圧力より高い場合には、コンプレッサに負荷
がかかり過ぎるので、コンプレッサをOFFして補助暖
房装置の作動を停止して冷凍サイクルを保護するように
している。また、コンプレッサより吐出される吐出圧力
が所定圧力以下の場合には、コンプレッサをONして補
助暖房装置を作動させるようにしている。
サイクルにおいては、ホットガスヒータ回路にて運転す
る暖房運転を所定時間(例えば30分間程度)継続する
と、通常の冷凍サイクル回路にて運転する冷房運転時に
比べて、冷凍サイクルの高圧圧力および低圧圧力が共に
高い。例えば冷凍サイクルの高圧圧力は、暖房運転(ホ
ットガスヒータ回路による運転)時に20〜25kg/
cm2 で、冷房運転(冷凍サイクル回路による運転)時
に13〜15kg/cm2 である。そして、冷凍サイク
ルの低圧圧力は、暖房運転時に4〜5kg/cm2 で、
冷房運転時に1〜2kg/cm2 である。
暖房運転時には、通常の冷凍サイクル回路にて運転する
冷房運転時に比べて、上述したように、冷凍サイクルの
高圧圧力および低圧圧力が共に高く、コンプレッサをO
N状態からOFFした時のトルク変動が大きい。このた
め、車両走行中にコンプレッサをON状態からOFFす
ると、コンプレッサをベルト駆動するエンジンの回転速
度が大きく変動することにより、車両の動力性能および
運転性能(ドライバビリティ)が悪化するという問題が
生じている。
Fすることなく、能力制御および圧力制御を行うため
に、コンプレッサを、従来より使用されているクーラ用
可変容量式コンプレッサに変更することが考えられる。
ところが、従来のクーラ用可変容量式コンプレッサは、
コンプレッサに吸入される吸入圧力が低い程、コンプレ
ッサより吐出される吐出容量が小さくなるように構成さ
れている。
サをホットガスヒータ回路に組み込んで暖房運転を行う
場合に、暖房熱負荷が大きいと、すなわち、エバポレー
タに吸い込まれる吸込空気の温度が低いと、エバポレー
タで空気と熱交換する冷媒の温度、圧力が低くなる。こ
れにより、コンプレッサの可変容量制御によって、コン
プレッサより吐出される吐出容量が少なくなるので、エ
バポレータ内に流入する高温の冷媒の流量も小さくな
り、温水ヒータの暖房能力を補助する補助暖房性能を充
分発揮しなくなるという問題が生じる。
ホットガスヒータ回路に組み込んで暖房運転を行う場合
に、暖房熱負荷が小さいと、すなわち、エバポレータに
吸い込まれる吸込空気の温度が高いと、エバポレータで
空気と熱交換する冷媒の温度、圧力が高くなる。これに
より、コンプレッサの可変容量制御によって、コンプレ
ッサより吐出される吐出容量が多くなるので、コンプレ
ッサより吐出される吐出圧力が大きくなる。
(例えば27kg/cm2 )以上に高くなると、冷媒配
管等のサイクル部品の故障、破損につながる。また、暖
房熱負荷が小さくても、上述したように、冷凍サイクル
の高圧圧力が25kg/cm2程度まで達していると、
エバポレータ内に流入する高温の冷媒の流量も多いの
で、温水ヒータの暖房能力を補助する補助暖房能力が過
剰となったりするという問題が生じる。
することの可能な吐出容量可変手段を備えた冷凍サイク
ルを提供することにある。また、冷媒配管等のサイクル
部品の故障や破損を防止できると共に、暖房能力が過剰
となったりすることを防止することのできる冷凍サイク
ルを提供することにある。さらに、必要最小限の動力で
最適な吹出温度を得ることのできる車両用空調装置を提
供することにある。
よれば、冷媒圧縮機より吐出された高温、高圧の冷媒を
冷媒蒸発器に流した後に冷媒圧縮機に戻す冷媒循環回路
にて冷凍サイクルを運転している時、冷媒圧縮機の吸入
圧力が所定値以下の低圧の場合には、吐出容量可変手段
の作用により冷媒圧縮機の吐出容量が大きくなる。それ
によって、暖房熱負荷が大きく、吸入圧力が所定値以下
の低圧の時でも、冷媒圧縮機の吐出圧力が高くなり、冷
媒蒸発器内に流入する冷媒の流量が増加する。このた
め、冷媒循環回路を使用して暖房運転する際に、充分な
暖房性能を発揮することができる。
機の吸入圧力が所定値以上の高圧の場合には、吐出容量
可変手段の作用により冷媒圧縮機の吐出容量が小さくな
る。それによって、冷媒圧縮機の吐出圧力を抑えること
ができるので、仮に冷媒圧縮機の運転中に冷媒圧縮機の
運転を停止しても、大きなトルク変動が生じなくなる。
このため、仮に冷媒圧縮機の起動、停止を繰り返して
も、冷媒圧縮機を回転駆動する内燃機関の回転速度が大
きく変動することはないので、車両の加速性能や登坂性
能等の動力性能および運転性能の悪化を抑えることがで
きる。また、冷媒圧縮機の吐出圧力を抑えることができ
るので、冷媒配管等のサイクル部品の故障、破損の発生
を防止できる。そして、冷媒蒸発器内に流入する冷媒の
流量も減少するので、冷媒蒸発器による暖房能力が過剰
となることを防止できる。
機より吐出された高温、高圧の冷媒を冷媒蒸発器に流し
た後に冷媒圧縮機に戻す冷媒循環回路にて冷凍サイクル
を運転している時、冷媒圧縮機の吐出圧力が所定値以上
の高圧の場合には、吐出容量可変手段の作用により冷媒
圧縮機の吐出容量が小さくなる。それによって、請求項
2に記載の発明と同様な効果を達成することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、冷媒圧縮機の吐
出圧力が所定値以下の低圧の場合には、吐出容量可変手
段の作用により冷媒圧縮機の吐出容量が大きくなる。そ
れによって、請求項1に記載の発明と同様な効果を達成
することができる。
循環回路に切り替えられている時、冷媒圧縮機の吸入圧
力が所定値以下の低圧の場合には、吐出容量可変手段の
作用により冷媒圧縮機の吐出容量が小さくなる。それに
よって、冷媒圧縮機の吐出圧力が低くなり、冷媒蒸発器
内に流入する冷媒の流量も減少する。このため、冷媒圧
縮機の運転を停止しなくても、冷媒蒸発器による冷房能
力が過剰となることを防止できると共に、冷媒蒸発器が
着霜することを抑えることができる。また、第2冷媒循
環回路に切り替えられている時、冷媒圧縮機の吸入圧力
が所定値以上の高圧の場合には、吐出容量可変手段の作
用により冷媒圧縮機の吐出容量が小さくなる。それによ
って、請求項2に記載の発明と同様な効果を達成でき
る。
循環回路に切り替えられている時、冷媒圧縮機の吸入圧
力が所定値以下の低圧の場合には、吐出容量可変手段の
作用により冷媒圧縮機の吐出容量が大きくなる。それに
よって、請求項1に記載の発明と同様な効果を達成する
ことができる。
機の吐出圧力が設定値以上の高圧の場合には、吐出容量
可変手段の作用により冷媒圧縮機の吐出容量が小さくな
る。それによって、請求項2に記載の発明と同様な効果
を達成することができる。また、吹出温度検出手段にて
検出した吹出温度が目標値に近づく程、冷媒圧縮機の吐
出圧力の設定値を低く設定することにより、内燃機関を
始動した直後は低温であった冷却水の温度が上昇してヒ
ータ吹出温が上がった時も、冷媒圧縮機の吐出容量を小
さくすることができる。これにより、冷媒圧縮機を回転
駆動する内燃機関の回転動力を必要最小限とすることが
できる。さらに、冷媒蒸発器内に流入する冷媒の流量が
減少するので、冷媒蒸発器を通過する際に加熱され、温
水ヒータを通過する際に再加熱された空気の吹出温度が
最適な吹出温度となり、冷媒蒸発器による暖房能力が過
剰となることを防止できる。
出温度検出手段にて検出した温水ヒータを通過した直後
の空気温度が目標値に近づく程、冷媒圧縮機の吐出圧力
の設定値を低く設定することにより、請求項7に記載の
発明と同様な効果を達成することができる。また、請求
項9に記載の発明によれば、冷却水温度検出手段にて検
出した温水ヒータに流入する冷却水の温度が目標値に近
づく程、冷媒圧縮機の吐出圧力の設定値を低く設定する
ことにより、請求項7に記載の発明と同様な効果を達成
することができる。
実施形態を示したもので、図1は車両用空調装置の全体
構造を示した図である。
熱源であるエンジン(内燃機関)Eを搭載する自動車の
車室内を空調する空調ユニット(エアコンユニット)1
における各空調手段(アクチュエータ)を、空調制御装
置(以下エアコンECUと言う)10によって制御する
ように構成された車両用エアコン装置である。
く空気通路11を成す空調ダクト2を備えている。この
空調ダクト2の最も空気上流側には、外気吸込口、内気
吸込口および内外気切替ドア(いずれも図示せず)が設
けられ、これらよりも空気下流側には遠心式送風機3が
設けられている。また、空調ダクト2の最も空気下流側
には、デフロスタ吹出口、フェイス吹出口またはフット
吹出口等の吹出口およびモード切替ドア(図示せず)が
設けられている。
に設けられたスクロールケーシングと、図示しないブロ
ワ駆動回路により制御されるブロワモータ12と、この
ブロワモータ12に回転駆動される遠心式ファン13と
から構成されている。なお、本実施形態の遠心式ファン
13の送風量は、0段階(OFF)から32段階まで連
続的または段階的に切り替えられるように構成されてい
る。
するエバポレータ6を通過した空気を再加熱する温水式
暖房装置(主暖房装置)4の温水ヒータ5が設けられて
いる。この温水ヒータ5は、エンジンEにより駆動され
るウォータポンプ(図示せず)により冷却水の循環流が
発生する冷却水循環回路14の途中に設置されている。
そして、温水ヒータ5は、冷却水循環回路14に設置さ
れた温水弁15が開弁すると内部にエンジンEの排熱を
吸収した冷却水が還流し、この冷却水を暖房用熱源とし
て空気を再加熱する、すなわち、空気加熱作用を行う下
流側熱交換器(第2加熱用熱交換器)である。ここで、
これらのエンジンE、温水ヒータ5、冷却水循環回路1
4および温水弁15によって温水式暖房装置4が構成さ
れる。
間には、自動車に搭載された冷凍サイクル20の一構成
部品を成すエバポレータ6が空調ダクト2内の空気通路
11の全面を塞ぐように配されている。上記の冷凍サイ
クル20は、第1冷媒循環回路(以下冷凍サイクル回路
と言う)21と、第2冷媒循環回路(以下ホットガスヒ
ータ回路と言う)22と、冷凍サイクル回路21とホッ
トガスヒータ回路22とを切り替える第1、第2電磁弁
23、24とを備えている。
より吐出された高温、高圧のガス冷媒を、第1電磁弁2
3→コンデンサ(冷媒凝縮器)25→レシーバ(気液分
離器)26→膨張弁(第1減圧手段)27→エバポレー
タ6→アキュームレータ(気液分離器)28およびコン
プレッサ7の順に循環させる冷媒回路である。また、ホ
ットガスヒータ回路22は、コンプレッサ7より吐出さ
れた高温、高圧のガス冷媒(ホットガス)を、第2電磁
弁24→減圧装置(第2減圧手段)29→エバポレータ
6→アキュームレータ28およびコンプレッサ7の順に
循環させる冷媒回路である。
弁し、第2電磁弁24が閉弁すると、冷凍サイクル回路
21中に冷媒が還流する。また、冷凍サイクル20は、
第1電磁弁23が閉弁し、第2電磁弁24が開弁する
と、ホットガスヒータ回路22中に冷媒が還流する。な
お、第1、第2電磁弁23、24により本発明の循環回
路切替手段を構成する。また、16は駆動モータ17に
より回転駆動される冷却ファンで、コンデンサ25に強
制的に外気を吹き付ける。
相当するもので、冷凍サイクル回路21中を冷媒が流れ
る時に、膨張弁27より流入する低温の気液二相冷媒を
蒸発させて通過する空気を冷却する冷却用熱交換器とし
て働く。また、エバポレータ6は、ホットガスヒータ回
路22中を冷媒が流れる時に、減圧装置29より流入す
る高温のガス冷媒を流して通過する空気を加熱する第1
加熱用熱交換器(補助暖房装置、補助熱源システムのホ
ットガスヒータ)として働く。ここで、膨張弁27は、
冷媒を断熱膨張させるだけでなく、エバポレータ6の出
口の冷媒過熱度に応じて冷媒の循環量を調節するもので
ある。
ないし図5に基づいて簡単に説明する。ここで、図2は
電磁クラッチと一体化された吐出容量可変式のコンプレ
ッサ7を示した図である。このコンプレッサ7には、エ
ンジンEの動力をコンプレッサ7に伝達したり遮断する
電磁クラッチ8が接続されている。
ンジ31を介してコンプレッサ7のハウジング44に固
定されたステータハウジング32と、エンジンEにベル
トVを介して連結されるプーリ33が外周に接合された
ロータ34と、このロータ34との間に狭い間隙を隔て
て対向配置され、ロータ34の摩擦面と摩擦係合する摩
擦面が形成されたアーマチャ35と、通電されると磁束
を発生することによりアーマチャ35をゴムハブ(弾性
体)36の弾性力に抗してロータ34に吸着させる電磁
コイル37と、アウターハブ38およびゴムハブ36を
介してアーマチャ35とコンプレッサ7のシャフト40
とを連結するインナーハブ39とから構成されている。
相当するもので、自身の吐出容量を変更可能な例えばワ
ッフルタイプの周知のもので、電磁クラッチ8のインナ
ーハブ39と一体的に回転するシャフト40と、このシ
ャフト40に斜めに固定された斜板41と、この斜板4
1にセットされたピストン42と、このピストン42が
摺動するシリンダ(リヤハウジング)43を連結するハ
ウジング(フロントハウジング)44と、このハウジン
グ44の後端側に連結され、コンプレッサ7の吐出容量
を可変するための電磁式容量制御弁(本発明の吐出容量
可変手段に相当する)9とから構成されている。
の間にシリンダ室45を形成している。このシリンダ室
45を形成するバルブプレート46の中央寄りには、弾
性金属板で形成されたサクションバルブ(図示せず)に
より開閉される吸入口(図示せず)が形成されている。
この吸入口は、電磁式容量制御弁9のバルブボディ47
に形成された吸入ポート48に連通している。また、バ
ルブプレート46の外側寄りには、弾性金属板で形成さ
れたディスチャージバルブ49により開閉される吐出口
50が形成されている。この吐出口50は、バルブボデ
ィ47に形成された吐出ポート51に連通している。な
お、ハウジング44の内部には、斜板41を変位自在に
動かせるためのクランク室52と吸入ポート48および
吐出ポート51とを効果的に連通する固定絞り53a、
53b(図3参照)が設けられている。
37が通電状態(ON)のときには、電磁クラッチ8の
アーマチャ35がロータ34に吸着してロータ34とア
ーマチャ35とが摩擦係合することにより、エンジンE
の動力がベルトVおよび電磁クラッチ8を介してコンプ
レッサ7のシャフト40に伝達される。これにより、冷
凍サイクル20が起動することによってエバポレータ6
による空気冷却作用または空気加熱作用が行われる。ま
た、電磁クラッチ8の電磁コイル37への通電が停止
(OFF)のときには、電磁クラッチ8のアーマチャ3
5がロータ34より離れてロータ34とアーマチャ35
との摩擦係合が遮断される。これにより、エンジンEの
動力がコンプレッサ7のシャフト40に伝達されず、エ
バポレータ6による空気冷却作用または空気加熱作用が
停止される。
3に基づいて説明する。ここで、図3はコンプレッサ7
に内蔵された電磁式容量制御弁9の概略構造を示した図
である。
制御弁9のバルブボディ47内には冷媒圧力回路が形成
されている。この冷媒圧力回路は、コンプレッサ7の吸
入圧力(Ps)が導かれる圧力通路54〜56と、コン
プレッサ7の吐出圧力(Pd)を導く圧力通路57、5
8と、コンプレッサ7のクランク室52にクランク室内
圧力(Pc)を与える圧力通路59と、連通路60に連
通する連通口61と、圧力通路59に連通する連通路6
2とから構成されている。なお、連通路60は、圧力通
路55の下流側および圧力通路58の下流側の合流点と
連通口61とを連通する。また、連通路62は、圧力通
路56の下流側および圧力通路57の下流側の合流点と
圧力通路59とを連通する。
停止位置により決められている。その弁体63の停止位
置は、プランジャ64およびベローズ65の変位位置に
より決定されるように構成されている。プランジャ64
およびベローズ65は、ロッド67、68を介して弁体
63と連結している。そして、プランジャ64の設定位
置は、電磁コイル69への制御電流の大きさにより変更
されるように構成されている。なお、70はプランジャ
64を初期位置に戻すためのリターンスプリングであ
る。
体71の停止位置により決められている。また、圧力通
路55、56の開閉は、弁体71と連動する弁体72の
停止位置により決められている。それらの弁体71、7
2の停止位置は、電磁コイル73への制御電流の大きさ
により変更されるように構成されている。なお、74は
弁体71、72を初期位置に戻すためのリターンスプリ
ングである。
コンECU10からの制御電流によってコンプレッサ7
の吸入圧力(Ps)の設定値を変えることにより、コン
プレッサ7の吐出容量を可変する吐出容量可変手段であ
る。すなわち、電磁式容量制御弁9は、バルブボディ4
7内の電磁コイル69に制御電流を加えることでプラン
ジャ64およびベローズ65への外力を可変させる構造
であり、吸入圧力(Ps)に対する弁体63の開度の関
係を可変させることで、実際のエバ後温度(TE)が目
標エバ後温度(TEO)となるように制御する。
4に基づいて説明する。ここで、図4は車両用空調装置
の制御系を示した図である。
するエアコンECU(暖房制御手段)10には、車室内
前面に設けられたエアコン操作パネル(図示せず)上の
各スイッチからの各スイッチ信号が入力される。なお、
エアコン操作パネル上には、空調モードをクーラモード
(冷房運転)とヒータモード(暖房運転)とのいずれか
に切り替えるモード切替スイッチ100、車室内の温度
を所望の温度に設定する温度設定スイッチ(温度設定手
段)101、冷凍サイクル20の起動または停止を指令
するエアコンスイッチ102、および遠心式送風機3の
オン、オフを指令するブロワスイッチ103等が設置さ
れている。
PU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピ
ュータが設けられ、各センサからの各センサ信号が図示
しない入力回路によってA/D変換された後に、マイク
ロコンピュータへ入力されるように構成されている。な
お、エアコンECU10は、自動車のエンジンEの始動
および停止を司るイグニッションスイッチ(キースイッ
チ)が投入(IG・ON)されたときに、自動車に搭載
された車載電源であるバッテリ(図示せず)から直流電
源が供給されると制御処理を開始するように構成されて
いる。
の空気温度(以下内気温度と言う)を検出する内気温度
センサ(内気温度検出手段)104と、車室外の空気温
度(以下外気温度と言う)を検出する外気温度センサ
(外気温度検出手段)105と、車室内に入射する日射
量を検出する日射センサ(日射量検出手段)106と、
エバポレータ6を通過した直後の空気温度(以下エバ後
温度と言う)を検出するエバ後温度センサ(エバ後温度
検出手段)107と、温水ヒータ5に流入する冷却水温
度を検出する冷却水温度センサ(冷却水温度検出手段)
108と、冷凍サイクル20の高圧圧力(吐出圧力:P
d)を検出する冷媒圧力センサ(高圧圧力検出手段)1
09とからの各センサ信号が入力される。なお、上記の
各スイッチや各センサは、自動車の車室内を空調するの
に必要な空調環境因子を検出するものである。
形態のエアコンECU10によるコンプレッサ能力制御
を図1ないし図5に基づいて簡単に説明する。ここで、
図5はエアコンECU10による吐出容量制御方法を示
したフローチャートである。
N)されてエアコンECU10に直流電源が供給される
と、図5のルーチンが起動される。先ず、エアコン操作
パネル上の各スイッチから各スイッチ信号を読み込む
(ステップS1)。次に、各センサ信号を読み込む(ス
テップS2)。具体的には、内気温度センサ104にて
検出した内気温度(TR)、外気温度センサ105にて
検出した外気温度(TAM)、日射センサ106にて検
出した日射量(TS)、エバ後温度センサ107にて検
出したエバ後温度(TE)、冷却水温度センサ108に
て検出した冷却水温度(TW)、および冷媒圧力センサ
109にて検出したコンプレッサ7の吐出圧力(Pd)
を読み込む。
の式に基づいて、車室内へ吹き出す空気の目標吹出温度
(TAO)を算出する(ステップS3)。
AM×TAM−KS×TS+C
にて設定された設定温度で、TRは内気温度センサ10
4にて検出した内気温度で、TAMは外気温度センサ1
05にて検出した外気温度で、TSは日射センサ106
にて検出した日射量である。また、Kset、KR、K
AM、KSはゲインで、Cは補正用の定数である。
否かを判定する。具体的には、目標吹出温度(TAO)
が所定温度以下であるか、あるいはモード切替スイッチ
100によりクーラモードに設定されているか否かを判
定する(ステップS4)。この判定結果がYESの場合
には、電磁クラッチ8を通電(ON)し、第1電磁弁2
3を開弁し、第2電磁弁24を閉弁して、冷凍サイクル
回路21にて冷凍サイクル20を運転する(ステップS
5)。
3を通電(ON)する(ステップS6)。その後に、ス
テップS9の処理に進む。したがって、ステップS6の
図に示したように、コンプレッサ7の吸入圧力(Ps)
が低くなるとコンプレッサ7の吐出容量(Vc)を小さ
くし、且つコンプレッサ7の吸入圧力(Ps)が高くな
るとコンプレッサ7の吐出容量(Vc)を大きくする容
量制御が実行される。
合には、電磁クラッチ8を通電(ON)し、第1電磁弁
23を閉弁し、第2電磁弁24を開弁して、ホットガス
ヒータ回路22にて冷凍サイクル20を運転する(ステ
ップS7)。次に、電磁式容量制御弁9の電磁コイル7
3の通電を停止(OFF)する(ステップS8)。した
がって、ステップS8の図に示したように、コンプレッ
サ7の吸入圧力(Ps)が低くなるとコンプレッサ7の
吐出容量(Vc)を大きくし、且つコンプレッサ7の吸
入圧力(Ps)が高くなるとコンプレッサ7の吐出容量
(Vc)を小さくする容量制御が実行される。
冷房熱負荷または暖房熱負荷を判定し、この冷房熱負荷
または暖房熱負荷から目標エバ後温度(TEO)を決定
する。具体的には、目標吹出温度(TAO)が高くなる
程、目標エバ後温度(TEO)が高くなるように算出す
る(ステップS9)。次に、エバ後温度センサ107に
て検出した実際のエバ後温度(TE)が、目標エバ後温
度(TEO)に等しくなるようにコンプレッサ7の容量
制御を行う(ステップS10)。具体的には、電磁式容
量制御弁9の電磁コイル69への制御電流を制御する。
その後に、図5のルーチンを抜ける。
の車両用空調装置の作用を図1ないし図7に基づいて簡
単に説明する。ここで、図6はクーラモード時の電磁式
容量制御弁の作動状態を示した図で、図7はヒータモー
ド時の電磁式容量制御弁の作動状態を示した図である。
度(TEO)よりもかなり高温の場合には、電磁式容量
制御弁9の電磁コイル69を流れる制御電流を小さくし
てコンプレッサ7の吸入圧力(Ps)の設定値を小さく
する。この場合には、ベローズ65が収縮することによ
って弁体63が小さく変位して連通口61の開度が小さ
くなる。これにより、コンプレッサ7の吐出圧力(P
d)が圧力通路59に入り難くなりクランク室内圧力
(Pc)が小さくなる。そして、クランク室内圧力(P
c)が小さくなることにより、コンプレッサの斜板41
の傾きが大きくなることによってピストン42のストロ
ークが長くなる。この結果、コンプレッサ7の吐出圧力
(Pd)が高くなるので、コンプレッサ7の吐出容量
(Vc)が大きくなる。
バ後温度(TEO)に略等しい場合には、電磁式容量制
御弁9の電磁コイル69を流れる制御電流を大きくして
コンプレッサ7の吸入圧力(Ps)の設定値を大きくす
る。この場合には、ベローズ65が伸長することによっ
て弁体63が大きく変位して連通口61の開度が大きく
なる。これにより、コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)
が圧力通路59に入りクランク室内圧力(Pc)が大き
くなる。そして、クランク室内圧力(Pc)が大きくな
ることにより、コンプレッサの斜板41の傾きが小さく
なることによってピストン42のストロークが短くな
る。この結果、コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)が低
くなるので、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)が小さ
くなる。
は、電磁クラッチ8がONされ、第1電磁弁23が開弁
し、第2電磁弁24が閉弁する。したがって、コンプレ
ッサ7より吐出された高温、高圧のガス冷媒は、冷凍サ
イクル回路21を還流してエバポレータ6内に流入す
る。そして、空調ダクト2内に吸い込まれた空気は、エ
バポレータ6で低温、低圧の冷媒と熱交換して冷却され
て車室内に吹き出される。これにより、車室内が冷房さ
れる。
には、電磁式容量制御弁9の電磁コイル73が通電(O
N)されるので、図6に示したように、リターンスプリ
ング74の反力に抗して弁体71、72が図示下方に変
位することにより、圧力通路56と連通路62とが連通
し、圧力通路58と連通路60とが連通する。このた
め、弁体63には吐出圧力(Pd)が導かれるので、コ
ンプレッサ7の吸入圧力(Ps)が低くなれば低くなる
程、弁体63が開弁側に変位して連通口61の開度が大
きくなり、コンプレッサ7のクランク室内圧力(Pc)
が高くなる。
された第1所定圧力(例えばゲージ圧2kg/cm2 )
以下の低圧の時には、弁体63が開弁して、クランク室
内圧力(Pc)は吐出圧力(Pd)が導かれ上昇し、、
コンプレッサ7の吐出容量(Vc)が5%容量に制御さ
れる。また、吸入圧力(Ps)が予め設定された第2所
定圧力(例えばゲージ圧2.1kg/cm2 )以上の高
圧の時に、弁体63が全閉して、クランク室内圧力(P
c)は吸入圧力(Ps)と等しくなり、コンプレッサ7
の吐出容量(Vc)が100%容量に制御される。
よりも高く、第2所定圧力よりも低い時には、弁体63
が閉弁側に変位してクランク室内圧力(Pc)が吸入圧
力(Ps)よりも高くなり、吐出圧力(Pd)に近づく
ことにより、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)が可変
する(図5のステップS6参照)。
は、電磁クラッチ8がONされ、第1電磁弁23が閉弁
し、第2電磁弁24が開弁する。さらに、温水弁15も
開弁する。したがって、コンプレッサ7より吐出された
高温、高圧のガス冷媒は、ホットガスヒータ回路22を
還流してエバポレータ6内に流入する。また、エンジン
Eの排熱を吸収した冷却水は、冷却水循環回路14を還
流して温水ヒータ5内に流入する。そして、空調ダクト
2内に吸い込まれた空気は、エバポレータ6で高温、低
圧の冷媒と熱交換して加熱され、更に温水ヒータ5で高
温の冷却水と熱交換して更に加熱されて車室内に吹き出
される。これにより、車室内が暖房される。
電が停止(OFF)されるので、図7に示したように、
リターンスプリング74の反力により弁体71、72が
図示上方に変位することにより、圧力通路55と連通路
60とが連通し、圧力通路57と連通路62とが連通す
る。このため、弁体63には吸入圧力(Ps)が導かれ
るので、コンプレッサ7の吸入圧力(Ps)が低くなれ
ばなる程、弁体63が開弁側に変位して連通口61の開
度が大きくなり、コンプレッサ7のクランク室内圧力
(Pc)が低くなる。
された第1所定圧力(例えばゲージ圧3kg/cm2 )
以下の低圧の時に、弁体63が全開して、クランク室内
圧力(Pc)は吸入圧力(Ps)と等しくなり、コンプ
レッサ7の吐出容量(Vc)が100%容量に制御され
る。また、吸入圧力(Ps)が予め設定された第2所定
圧力(例えばゲージ圧3.1kg/cm2 )以下の高圧
の時に、弁体63が閉弁して、クランク室内圧力(P
c)は吐出圧力(Pd)により高くなり、コンプレッサ
7の吐出容量(Vc)が5%容量に制御される。
よりも高く、第2所定圧力よりも低い時には、弁体63
が閉弁側に変位してクランク室内圧力(Pc)が吸入圧
力(Ps)よりも高くなり、吐出圧力(Pd)に近づく
ことにより、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)が可変
する(図5のステップS8参照)。
両用空調装置は、電磁クラッチ8をオン、オフすること
なく、冷房熱負荷および暖房熱負荷に応じてコンプレッ
サ7の吐出容量を電磁式容量制御弁9で調節することに
より、エバポレータ6の空気冷却性能(冷房性能)、エ
バポレータ6の空気加熱性能(補助暖房性能)およびコ
ンプレッサ7の吐出圧力(Pd)を最適値に制御でき
る。それによって、コンプレッサ7がON、OFFを頻
繁に繰り返さないので、コンプレッサ7が大きくトルク
変動することはない。このため、コンプレッサ7をベル
ト駆動するエンジンEの回転速度が大きく変動すること
はないので、車両の加速性能や登坂性能等の動力性能お
よび運転性能が悪くならない。
形態の電磁式容量制御弁9を用いることにより、冷房熱
負荷が小さくなってコンプレッサ7の吸入圧力(Ps)
が低くなると、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)が小
さくなる。したがって、エバポレータ6の冷房性能が減
少するので、過剰な冷房能力が発生したり、エバポレー
タ6にフロストが発生したりすることを抑えることがで
きる。
房熱負荷が大きい場合、例えば外気温度が所定温度(例
えば0℃)以下の低温環境下での温水式暖房装置4の立
ち上がり(エンジンEの始動)時に、エバポレータ6に
低温の空気が吸い込まれる場合には、エバポレータ6で
低温の空気と熱交換することにより、冷媒の温度、圧力
が低下する。これにより、コンプレッサ7の吸入圧力
(Ps)が低くなる。しかし、本実施形態の電磁式容量
制御弁9を用いることにより、コンプレッサ7の吸入圧
力(Ps)が低くなってもコンプレッサ7の吐出容量
(Vc)が大きくなる。このため、ホットガスヒータ回
路22中を循環する冷媒の循環流量が増加することによ
り、エバポレータ6内に流入する冷媒の流量が増える。
したがって、暖房熱負荷が大きい場合でも充分な補助暖
房性能を発揮することができる。
形態の電磁式容量制御弁9を用いることにより、暖房熱
負荷が小さくなってコンプレッサ7の吸入圧力(Ps)
が高くなると、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)が小
さくなる。したがって、エバポレータ6での補助暖房性
能が減少すると共に、コンプレッサ7の吐出圧力(P
d)が低くなる。これにより、内気温度が設定温度より
も上回って補助暖房能力が過剰となったり、冷凍サイク
ル20に使用される冷媒配管等のサイクル部品(冷凍機
器)の故障、破損を防止できる。
形態を示したもので、コンプレッサに内蔵された電磁式
容量制御弁の概略構造を示した図である。
実施形態のものを簡素化したもので、冷媒圧力回路の連
通路62a、62bに固定絞り53a、53bを配し、
圧力通路55に固定絞り53cを配している。そして、
電磁式容量制御弁9は、空調モードがクーラモードの時
には、電磁コイル73が通電(ON)される。したがっ
て、図8に示したように、リターンスプリング74の反
力に抗して弁体71が図示下方に変位することにより、
圧力通路58と連通路60とが連通する。
された第2所定圧力以上の高圧の時に、弁体63が最も
閉弁側に変位して、クランク室内圧力(Pc)は吸入圧
力(Ps)と等しくなり、コンプレッサ7の吐出容量
(Vc)が100%容量に制御される。また、吸入圧力
(Ps)が予め設定された第1所定圧力よりも高く、第
2所定圧力よりも低い時には、弁体63が開弁側に変位
してクランク室内圧力(Pc)が吸入圧力(Ps)より
も高くなり、吐出圧力(Pd)に近づく。これにより、
吸入圧力(Ps)が低くなればなる程、コンプレッサ7
の吐出容量(Vc)が小さくなるように可変する。
がヒータモードの時には、電磁コイル73の通電が停止
(OFF)される。したがって、リターンスプリング7
4の反力により弁体71が図示上方に変位することによ
り、圧力通路57と連通路62aとが連通する。これに
より、吸入圧力(Ps)が予め設定された第1所定圧力
以下の低圧の時に、弁体63が全開して、クランク室内
圧力(Pc)は吸入圧力(Ps)と等しくなり、コンプ
レッサ7の吐出容量(Vc)が100%容量に制御され
る。また、吸入圧力(Ps)が第1所定圧力よりも高
く、第2所定圧力よりも低い時には、弁体63が閉弁側
に変位してクランク室内圧力(Pc)が吸入圧力(P
s)よりも高くなり、吐出圧力(Pd)に近づく。これ
により、吸入圧力(Ps)が高くなればなる程、コンプ
レッサ7の吐出容量(Vc)が小さくなるように可変す
る。
形態を示したもので、コンプレッサに内蔵された電磁式
容量制御弁の概略構造を示した図である。
口61と圧力通路58とを連通路60により直接連通
し、圧力通路59と圧力通路55とを連通路62a、6
2bにより連通し、連通路62aに電磁弁75を配置す
ることにより、空調モードがヒータモード時に、吐出容
量(Vc)を100%固定容量に制御するように構成し
ている。
の通電を停止(OFF)して閉弁させることにより、第
1実施形態のクーラモードと同様の冷媒圧力回路とな
る。また、ヒータモード時には、電磁弁75を通電(O
N)して開弁させることにより、常にクランク室内圧力
(Pc)を吸入圧力(Ps)と同様に制御して、吸入圧
力(Ps)の高低に拘らず、吐出容量(Vc)を100
%容量に固定するように構成している。
1は本発明の第4実施形態を示したもので、図10はコ
ンプレッサに内蔵された電磁式容量制御弁の概略構造を
示した図である。
プレッサ7の吐出圧力(Pd)の高圧時の冷媒配管等の
サイクル部品の保護とコンプレッサ7をON状態からO
FFした時のエンジンEの回転速度の変動の抑制とを目
的として、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)を可変す
る高圧制御弁80を並列に設けている。
は、コンプレッサ7の吸入圧力(Ps)を導く圧力通路
81と、コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)を導く圧力
通路82、83と、コンプレッサ7のクランク室52に
クランク室内圧力(Pc)を与える圧力通路84と、圧
力通路83、84を連通する連通口85とが設けられて
いる。なお、圧力通路81には、固定絞り81aが設け
られている。そして、連通口85の開度は、弁体86の
停止位置により決められている。その弁体86の停止位
置は、ロッド87およびベローズ88の変位位置により
決定されている。なお、89はベローズ88を初期位置
に戻すためのリターンスプリングである。
形態のエアコンECU10によるコンプレッサ能力制御
を図10および図11に基づいて簡単に説明する。ここ
で、図11はエアコンECU10による吐出容量制御方
法を示したフローチャートである。
テップS10の処理を行った後に、高圧制御弁80を用
いて吐出容量(Vc)を制御する(ステップS11)。
これにより、予め設定されたベローズ88の作動圧力よ
りも、圧力通路82に与えられる吐出圧力(Pd)が上
昇すると、弁体86が開弁して連通口85を開き、クラ
ンク室内圧力(Pc)が高くなる。
(Pd)が第1所定圧力(例えばゲージ圧20kg/c
m2 )以下の低圧の時には、コンプレッサ7の吐出容量
(Vc)が100%容量となるように制御される。ま
た、コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)が第1所定圧力
よりも高く、第2所定圧力(例えばゲージ圧22kg/
cm2 )よりも低い時には、吐出圧力(Pd)が高けれ
ば高い程吐出容量(Vc)が小さくなるように可変制御
する。そして、コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)が第
2所定圧力以上の高圧の時には、コンプレッサ7の吐出
容量(Vc)が例えば5%容量となるように制御され
る。
発明の第5実施形態を示したもので、図12はコンプレ
ッサに内蔵された電磁式容量制御弁、切換制御弁および
ホットガス容量制御弁の概略構造を示した図である。
ラモードの時の可変容量制御手段である。この電磁式容
量制御弁9には、プランジャ64を初期位置に戻すため
のリターンスプリング91と、このリターンスプリング
91のバネ座92と、プランジャ64の変位量を調整す
るための調整用栓93とが設けられている。また、ベロ
ーズ65の内部にも、ベローズ65を初期位置に戻すた
めのリターンスプリング94が設けられている。
ィ95の端部には、リターンスプリング94の初期荷重
を設定するための栓96が設けられている。なお、バル
ブボディ95には、コンプレッサ7のクランク室52に
クランク室内圧力(Pc)を与える圧力通路95cと、
コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)を導く圧力通路95
d、およびコンプレッサ7の吸入圧力(Ps)を導く圧
力通路95sが形成されている。
媒圧力回路には、クーラモードとヒータモードとの間で
弁体97の停止位置を変更する切換制御弁98と、ヒー
タモードの時の可変容量制御手段であるホットガス容量
制御弁99とが配されている。切換制御弁98は、弁体
97、電磁コイル97aおよびリターンスプリング97
bを有している。そして、切換制御弁98には、圧力通
路95dに連通する連通路98aと、ホットガス容量制
御弁99に連通する連通路98bと、コンプレッサ7の
吐出圧力(Pd)を導く圧力通路98dとが形成されて
いる。
体99aおよびベローズ99bを有している。そして、
ホットガス容量制御弁99には、コンプレッサ7のクラ
ンク室52にクランク室内圧力(Pc)を与える圧力通
路99cが形成されている。なお、圧力通路99cは、
クランク室52を介して吐出ポート51に連通してい
る。また、99eは弁体99aおよびベローズ99bを
初期位置に戻すためのリターンスプリングである。
ドの時に、切換制御弁98の電磁コイル97aの通電が
停止(OFF)されてリターンスプリング97bの反力
により弁体97が図示上方に変位して連通路98bを閉
じる。これにより、電磁式容量制御弁9の圧力通路95
dにコンプレッサ7の吐出圧力(Pd)が導かれる。
圧力(Ps)が第2所定圧力(例えばゲージ圧2.1k
g/cm2 )以上の高圧の場合には、図13(a)に示
したように、ベローズ65が収縮して弁体63が閉弁す
ることにより、クランク室内圧力(Pc)が吸入圧力
(Ps)と等しくなり、コンプレッサ7の吐出容量(V
c)が100%容量となる。また、吸入圧力(Ps)が
第1所定圧力(例えばゲージ圧2kg/cm2 )以下の
低圧の場合には、図13(a)に示したように、ベロー
ズ65が伸長して弁体63が開弁することにより、クラ
ンク室内圧力(Pc)が吐出圧力(Pd)と等しくな
り、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)が5%容量とな
る。なお、吸入圧力(Ps)が第1所定圧力よりも高
く、第2所定圧力よりも低い場合には、図13(a)に
示したように、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)は吸
入圧力(Ps)が高くなれば高くなる程、5%容量から
100%容量まで連続的に可変される。
は、切換制御弁98の電磁コイル97aが通電(ON)
されて弁体97が図示下方に変位して連通路98aを閉
じる。これにより、ホットガス容量制御弁99の制御室
99d内にコンプレッサ7の吐出圧力(Pd)が導かれ
る。そして、制御室99d内に与えられる吐出圧力(P
d)が第1所定圧力(例えばゲージ圧20kg/c
m2 )以下の低圧の場合には、図13(b)に示したよ
うに、ベローズ99bが伸長して弁体99aが閉弁する
ことにより、クランク室内圧力(Pc)が吸入圧力(P
s)と等しくなり、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)
が100%容量となる。
力(Pd)が第2所定圧力(例えばゲージ圧22kg/
cm2 )以上の高圧の場合には、図13(b)に示した
ように、ベローズ99bが収縮して弁体99aが開弁す
ることにより、クランク室内圧力(Pc)が吐出圧力
(Pd)と等しくなり、コンプレッサ7の吐出容量(V
c)が5%容量となる。なお、吸入圧力(Ps)が第1
所定圧力よりも高く、第2所定圧力よりも低い場合に
は、図13(b)に示したように、コンプレッサ7の吐
出容量(Vc)は吐出圧力(Pd)が高くなれば高くな
る程、100%容量から5%容量まで連続的に可変され
る。
7は本発明の第6実施形態を示したもので、図14は車
両用空調装置の全体構造を示した図で、図15はコンプ
レッサに内蔵された電磁式容量制御弁、切換制御弁およ
び高圧制御弁の概略構造を示した図で、図16は車両用
空調装置の制御系を示した図である。
ラモード時およびヒータモード時に、図17(a)に示
したように、エアコンECU10からの制御電流によっ
てコンプレッサ7の吐出圧力(Pd)の設定値を変える
ことにより、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)を可変
する可変容量制御手段である。そして、本実施形態で
は、第5実施形態のホットガス容量制御弁99の代わり
に、電磁式の高圧制御弁120を設置している。
19内に形成された連通口121の開度を変更する弁体
122を有し、後記するヒータ吹出温度センサ110に
て検出したヒータ吹出温度(TH)が予め決められた目
標ヒータ吹出温度(THO:例えば50℃)に近づけば
近づく程、コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)の設定値
を低く設定する吐出圧力可変手段である。
3およびベローズ124の変位位置により決定されるよ
うに構成されている。すなわち、プランジャ123およ
びベローズ124は、中間部材125およびロッド12
6を介して弁体122と連結している。そして、プラン
ジャ123の設定位置は、電磁コイル127への制御電
流の大きさにより変更されるように構成されている。
ンジャ123を初期位置に戻すためのリターンスプリン
グ128が設けられている。また、ベローズ124の内
部には、ベローズ124を初期位置に戻すためのリター
ンスプリング129が設けられている。そして、バルブ
ボディ119の端部には、リターンスプリング129の
初期荷重を設定するための栓130が設けられている。
レッサ7のクランク室52にクランク室内圧力(Pc)
を与える圧力通路131と、連通路98bを介してコン
プレッサ7の吐出圧力(Pd)を導く圧力通路132、
133が形成されている。なお、圧力通路131と圧力
通路132とは、バルブボディ119内において連通口
121を介して連通している。したがって、高圧制御弁
120は、コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)をクラン
ク室(制御圧室)52へ送る構造であり、弁体122の
開度の変更はベローズ124の伸縮および電磁コイル1
27への制御電流に応じたプランジャ123の力のバラ
ンスにより決まる。
段、例えば電磁クラッチ8、電磁式容量制御弁9、ブロ
ワモータ12、駆動モータ17、切換制御弁98および
高圧圧力制御弁120等を制御するエアコンECU10
には、モード切替スイッチ100、温度コントロールレ
バー111、エアコンスイッチ102およびブロワスイ
ッチ103等の各種スイッチ類からスイッチ信号が入力
される。このうち、温度コントロールレバー111は、
最も一方側に操作されると最大冷房運転(MAX・CO
OL)を指令し、最も他方側に操作されると最大暖房運
転(MAX・HOT)を指令する。
センサ104、外気温度センサ105、日射センサ10
6、エバ後温度センサ107、冷却水温度センサ10
8、冷媒圧力センサ109およびヒータ吹出温度センサ
110等の各種センサ類からセンサ信号が入力される。
このうち、ヒータ吹出温度センサ110は、本発明の吹
出温度検出手段に相当するもので、温水ヒータ5を通過
した直後の空気温度(以下ヒータ吹出温度と言う)を検
出するヒータ吹出温度検出手段である。
形態のエアコンECU10によるコンプレッサ能力制御
を図14ないし図17に基づいて簡単に説明する。
テップS10の処理を行った後に、例えばフィードバッ
ク制御(PI制御)によりコンプレッサ7の吐出容量
(Vc)を制御する。具体的には、切換制御弁98の電
磁コイル97aの通電および通電停止、電磁式容量制御
弁9の電磁コイル69および高圧制御弁120の電磁コ
イル127に供給する制御電流の目標値となる、コンプ
レッサ7の制御電流(I)を算出(決定)する(制御電
流演算手段)。
式に基づいて、制御電流(In)を算出する。
/Ti)×En}
にて検出した実際のヒータ吹出温度で、THOは予め設
定された目標ヒータ吹出温度(例えば50℃)で、Kp
は比例定数で、θはサンプリング時間(例えば1秒間)
で、Tiは積分時間で、Enは今回の温度偏差で、En
-1は前回の温度偏差で、Inは今回の制御電流で、In
-1は前回の制御電流である。
操作してエンジンEを始動して温水式暖房装置4を起動
すると、冷却水循環回路14を経てエンジンEを冷却し
た冷却水が空調ダクト2内の温水ヒータ5に流入する。
そして、温度コントロールレバー111がMAX・HO
T位置に設定されており、外気温度(TAM)が所定温
度(例えば−5℃)よりも低温で、ヒータ吹出温度(T
H)が目標ヒータ吹出温度(THO)よりも低温の場合
には、エンジンEを始動してから所定時間(例えば5分
間〜15分間)が経過するまでは(立ち上がり時には)
冷却水温度が低く、温水ヒータ5による暖房能力が不足
する。
磁弁24を開弁して、冷凍サイクル20を冷凍サイクル
回路21からホットガスヒータ回路22に切り替え、電
磁クラッチ8をONしてコンプレッサ7を起動して、温
水式暖房装置4の暖房能力を補助するようにする。この
とき、空調モードはヒータモードとなるので、切換制御
弁98の電磁コイル97aが通電(ON)されて弁体9
7が図示下方に変位し連通路98aが閉じられる。これ
により、連通路98bを介して圧力通路132、133
内にコンプレッサの吐出圧力(Pd)が導かれる。
出圧力(Pd)が第1所定圧力(例えばゲージ圧20k
g/cm2 )以下の低圧の場合には、図17(b)に示
したように、ベローズ124が伸長して弁体122が閉
弁することにより、クランク室内圧力(Pc)が吸入圧
力(Ps)と等しくなり、コンプレッサ7の吐出容量
(Vc)が100%容量と大きくなる。
圧力(Pd)が第2所定圧力(例えばゲージ圧22kg
/cm2 )以上の高圧の場合には、図17(b)に示し
たように、ベローズ124が収縮して弁体122が開弁
することにより、クランク室内圧力(Pc)が吐出圧力
(Pd)と等しくなり、コンプレッサ7の吐出容量(V
c)が5%容量と小さくなる。
入圧力(Ps)が第1所定圧力よりも高く、第2所定圧
力よりも低い場合には、図17(b)に示したように、
コンプレッサ7の吐出容量(Vc)は吐出圧力(Pd)
が高くなれば高くなる程、100%容量から5%容量ま
で連続的に可変される。
27への制御電流を、上記の数2の式および数3の式に
基づいて変更することにより、ヒータ吹出温度センサ1
10にて検出したヒータ吹出温度(TH)が目標ヒータ
吹出温度(THO:例えば50℃)に近づけば近づく
程、図17(b)の矢印に示したように、コンプレッサ
7の吐出圧力(Pd)の設定値が低く設定される。
低温であった冷却水の温度が上昇して暖房熱負荷が小さ
くなり、コンプレッサ7の吐出圧力(Pd)が低くなっ
ても、コンプレッサ7の吐出容量(Vc)を更に小さく
することができる。それによって、ヒータ吹出温度(T
H)が目標ヒータ吹出温度(THO)に接近したら、電
磁クラッチ8を介してコンプレッサ7をベルト駆動する
エンジンEの回転動力が必要最小限となる。その上、エ
バポレータ6内に流入する冷媒の流量も減少する。この
とき、空調ダクト2内を流れる空気は、エバポレータ6
を通過する際にやや加熱され、温水ヒータ5を通過する
際に充分に加熱されることで、空気の吹出温度が最適な
吹出温度となり、エバポレータ6による暖房能力が過剰
となることを防止できる。
を自動車等の車両用空調装置の冷凍サイクルに適用した
が、本発明を航空機、船舶または鉄道車両等の空調装置
の冷凍サイクルに適用しても良い。また、本発明を工
場、店舗または住宅等の空調装置の冷凍サイクルに適用
しても良い。
てヒータ吹出温度センサ110を用いたが、吹出温度検
出手段として冷却水温度センサ108を用いても良い。
すなわち、冷却水温度(TW)が目標冷却水温度(TW
O:例えば80℃)に近づけば近づく程、コンプレッサ
7の吐出圧力(Pd)の設定値を低く設定するようにし
ても良い。
る(第1実施形態)。
を示した断面図である(第1実施形態)。
ある(第1実施形態)。
ある(第1実施形態)。
たフローチャートである(第1実施形態)。
を示した説明図である(第1実施形態)。
を示した説明図である(第1実施形態)。
ある(第2実施形態)。
ある(第3実施形態)。
である(第4実施形態)。
したフローチャートである(第4実施形態)。
ガス容量制御弁の概略構造を示した説明図である(第5
実施形態)。
との関係を示したグラフで、(b)はコンプレッサの吐
出圧力と吐出容量との関係を示したグラフである(第5
実施形態)。
ある(第6実施形態)。
御弁の概略構造を示した説明図である(第6実施形
態)。
である(第6実施形態)。
制御電流との関係を示したグラフで、(b)はコンプレ
ッサの吐出圧力と吐出容量との関係を示したグラフであ
る(第6実施形態)。
循環回路) 23 第1電磁弁(循環回路切替手段) 24 第2電磁弁(循環回路切替手段) 25 コンデンサ(冷媒凝縮器) 98 切換制御弁 99 ホットガス容量制御弁 110 ヒータ吹出温度センサ(吹出温度検出手段、ヒ
ータ吹出温度検出手段) 120 高圧制御弁(吐出圧力可変手段)
Claims (9)
- 【請求項1】(a)内燃機関により回転駆動されて冷媒
を圧縮する冷媒圧縮機と、 (b)流入した冷媒を空気と熱交換させて蒸発気化させ
る冷媒蒸発器と、 (c)前記冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、前記冷媒
蒸発器に流し、前記冷媒圧縮機に戻すようにした冷媒循
環回路と、 (d)前記冷媒圧縮機に吸入される吸入圧力が所定値以
下に低くなると、前記冷媒圧縮機より吐出される吐出容
量を大きくする吐出容量可変手段とを備えた冷凍サイク
ル。 - 【請求項2】請求項1に記載の冷凍サイクルにおいて、 前記吐出容量可変手段は、前記冷媒圧縮機に吸入される
吸入圧力が所定値以上に高くなると、前記冷媒圧縮機よ
り吐出される吐出容量を小さくすることを特徴とする冷
凍サイクル。 - 【請求項3】(a)内燃機関により回転駆動されて冷媒
を圧縮する冷媒圧縮機と、 (b)流入した冷媒を空気と熱交換させて蒸発気化させ
る冷媒蒸発器と、 (c)前記冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、前記冷媒
蒸発器に流し、前記冷媒圧縮機に戻すようにした冷媒循
環回路と、 (d)前記冷媒圧縮機より吐出される吐出圧力が所定値
以上に高くなると、前記冷媒圧縮機より吐出される吐出
容量を小さくする吐出容量可変手段とを備えた冷凍サイ
クル。 - 【請求項4】請求項3に記載の冷凍サイクルにおいて、 前記吐出容量可変手段は、前記冷媒圧縮機より吐出され
る吐出圧力が所定値以下に低くなると、前記冷媒圧縮機
より吐出される吐出容量を大きくすることを特徴とする
冷凍サイクル。 - 【請求項5】(a)内燃機関により回転駆動されて冷媒
を圧縮する冷媒圧縮機と、 (b)流入した冷媒を冷却媒体と熱交換させて凝縮液化
させる冷媒凝縮器と、 (c)流入した冷媒を空気と熱交換させて蒸発気化させ
る冷媒蒸発器と、 (d)前記冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、前記冷媒
凝縮器を通過させて前記冷媒蒸発器に流し、前記冷媒圧
縮機に戻すようにした第1冷媒循環回路と、 (e)前記冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、前記冷媒
凝縮器より迂回させて前記冷媒蒸発器に流し、前記冷媒
圧縮機に戻すようにした第2冷媒循環回路と、 (f)前記第1冷媒循環回路と前記第2冷媒循環回路と
を切り替える循環回路切替手段と、 (g)前記第1冷媒循環回路に切り替えられている時
に、前記冷媒圧縮機に吸入される吸入圧力が所定値以下
に低くなると、前記冷媒圧縮機より吐出される吐出容量
を小さくすると共に、前記第2冷媒循環回路に切り替え
られている時に、前記冷媒圧縮機に吸入される吸入圧力
が所定値以上に高くなると、前記冷媒圧縮機より吐出さ
れる吐出容量を小さくする吐出容量可変手段とを備えた
冷凍サイクル。 - 【請求項6】請求項5に記載の冷凍サイクルにおいて、 前記吐出容量可変手段は、前記第1冷媒循環回路に切り
替えられている時に、前記冷媒圧縮機に吸入される吸入
圧力が所定値以上に高くなると、前記冷媒圧縮機より吐
出される吐出容量を大きくすると共に、前記第2冷媒循
環回路に切り替えられている時に、前記冷媒圧縮機に吸
入される吸入圧力が所定値以下に低くなると、前記冷媒
圧縮機より吐出される吐出容量を大きくすることを特徴
とする冷凍サイクル。 - 【請求項7】(a)車室内に空調空気を導く空調ダクト
と、 (b)この空調ダクト内に配されて、流入した冷媒を空
気と熱交換させて蒸発気化させる冷媒蒸発器と、 (c)前記空調ダクト内において前記冷媒蒸発器の空気
下流側に配されて、内燃機関の冷却水を暖房用熱源とし
て空気を加熱する温水ヒータと、 (d)内燃機関により回転駆動されて冷媒を圧縮する冷
媒圧縮機と、 (e)前記冷媒圧縮機より吐出された冷媒を、前記冷媒
蒸発器に流し、前記冷媒圧縮機に戻すようにした冷媒循
環回路と、 (f)前記内燃機関より流出した冷却水を、前記温水ヒ
ータに流し、前記内燃機関に戻すようにした冷却水循環
回路と、 (g)前記冷媒圧縮機より吐出される吐出圧力が設定値
以上に高くなると、前記冷媒圧縮機より吐出される吐出
容量を小さくする吐出容量可変手段と、 (h)前記空調ダクトから車室内に吹き出す空気の吹出
温度を検出する吹出温度検出手段と、 (i)この吹出温度検出手段にて検出した吹出温度が目
標値に近づく程、前記吐出圧力の設定値を低く設定する
吐出圧力可変手段とを備えた車両用空調装置。 - 【請求項8】請求項7に記載の車両用空調装置におい
て、 前記吹出温度検出手段は、前記温水ヒータを通過した直
後の空気温度を検出するヒータ吹出温度検出手段である
ことを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項9】請求項7に記載の車両用空調装置におい
て、 前記吹出温度検出手段は、前記温水ヒータに流入する冷
却水の温度を検出する冷却水温度検出手段であることを
特徴とする車両用空調装置。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09888998A JP4066502B2 (ja) | 1997-07-31 | 1998-04-10 | 車両用空調装置 |
| EP02019151A EP1262348B1 (en) | 1997-07-31 | 1998-07-30 | Refrigeration cycle apparatus |
| DE69834512T DE69834512T2 (de) | 1997-07-31 | 1998-07-30 | Kühlkreisvorrichtung |
| EP98114299A EP0894651B1 (en) | 1997-07-31 | 1998-07-30 | Refrigeration cycle apparatus |
| DE69817943T DE69817943T2 (de) | 1997-07-31 | 1998-07-30 | Vorrichtung mit einem Kühlkreislauf |
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| US09/695,847 US6467291B1 (en) | 1997-07-31 | 2000-10-26 | Refrigeration cycle apparatus |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP09888998A Expired - Fee Related JP4066502B2 (ja) | 1997-07-31 | 1998-04-10 | 車両用空調装置 |
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|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2003042574A (ja) * | 2001-08-01 | 2003-02-13 | Denso Corp | 蒸気圧縮式冷凍機 |
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| CN114537075A (zh) * | 2020-11-26 | 2022-05-27 | 开利公司 | 温度调节系统、温度调节方法和存储介质 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP09888998A patent/JP4066502B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN114537075B (zh) * | 2020-11-26 | 2025-05-30 | 开利公司 | 温度调节系统、温度调节方法和存储介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4066502B2 (ja) | 2008-03-26 |
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