JPH11101846A - 電源静止電流(iddq)測定回路 - Google Patents
電源静止電流(iddq)測定回路Info
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- JPH11101846A JPH11101846A JP9262328A JP26232897A JPH11101846A JP H11101846 A JPH11101846 A JP H11101846A JP 9262328 A JP9262328 A JP 9262328A JP 26232897 A JP26232897 A JP 26232897A JP H11101846 A JPH11101846 A JP H11101846A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速・高精度にLSIの電源静止電流を測定
が可能な構成のIDDQ測定回路を提供する。 【解決手段】 本発明に係るIDDQ測定回路は、ID
DQ測定時に、電源電圧を供給する定電圧源及び被測定
デバイスの電源端子の電位変動を抑制するコンデンサを
測定系から切り離す第1のFETスイッチのスイッチン
グオフにより発生するトランジェント電流を相殺するト
ランジェント電流相殺回路と、上記スイッチングオフ時
に第1のFETスイッチが有するゲート・ソース間容量
を相殺するゲート制御回路と、電源端子からみた被測定
デバイスの内部容量及び測定系における電流値測定の誤
差要因とを相殺する測定誤差相殺回路とを備えたもので
ある。
が可能な構成のIDDQ測定回路を提供する。 【解決手段】 本発明に係るIDDQ測定回路は、ID
DQ測定時に、電源電圧を供給する定電圧源及び被測定
デバイスの電源端子の電位変動を抑制するコンデンサを
測定系から切り離す第1のFETスイッチのスイッチン
グオフにより発生するトランジェント電流を相殺するト
ランジェント電流相殺回路と、上記スイッチングオフ時
に第1のFETスイッチが有するゲート・ソース間容量
を相殺するゲート制御回路と、電源端子からみた被測定
デバイスの内部容量及び測定系における電流値測定の誤
差要因とを相殺する測定誤差相殺回路とを備えたもので
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体試験装置の1
つである電源静止電流(IDDQ)測定回路に関し、C
MOS LSIの静止状態における電源端子に流れる電
流値の測定に使用されるものである。
つである電源静止電流(IDDQ)測定回路に関し、C
MOS LSIの静止状態における電源端子に流れる電
流値の測定に使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のIDDQ(電源静止電
流)測定回路の回路図である。
流)測定回路の回路図である。
【0003】図5に示したIDDQ測定回路において
は、定電圧源1が、FETスイッチ2を介して被測定デ
バイス5の電源端子6に接続され、電源端子6と接地電
位点との間には電源端子6の電位の変動を抑制するため
の大容量(10uF〜100uF)のコンデンサ7が接
続されている。FETスイッチ2のドレイン・ソース間
には、ドレイン側にFETスイッチ3、ソース側に高精
度の抵抗4が接続されるように、FETスイッチ3及び
抵抗4が直列接続されており、さらに、抵抗4にはダイ
オード8及び9が逆並列接続され、抵抗4のFETスイ
ッチ3側の一端がアンプ10の逆相入力に接続され、抵
抗4の他端がアンプ10の正相入力に接続されている。
は、定電圧源1が、FETスイッチ2を介して被測定デ
バイス5の電源端子6に接続され、電源端子6と接地電
位点との間には電源端子6の電位の変動を抑制するため
の大容量(10uF〜100uF)のコンデンサ7が接
続されている。FETスイッチ2のドレイン・ソース間
には、ドレイン側にFETスイッチ3、ソース側に高精
度の抵抗4が接続されるように、FETスイッチ3及び
抵抗4が直列接続されており、さらに、抵抗4にはダイ
オード8及び9が逆並列接続され、抵抗4のFETスイ
ッチ3側の一端がアンプ10の逆相入力に接続され、抵
抗4の他端がアンプ10の正相入力に接続されている。
【0004】図5のIDDQ測定回路によってCMOS
LSIのIDDQを測定する方法としては、コンデン
サ7への電荷のチャージが行われた後の微小電流値を測
定する方法が主流であった。この場合、被測定デバイス
5にスイッチング電流が流れるときにFETスイッチ2
をオン、FETスイッチ3をオフとし、電流を被測定デ
バイス5に供給し、被測定デバイス5が静止状態になる
ときに、FETスイッチ2をオフ、FETスイッチ3を
オンとし、FETスイッチ3に直列に接続された高精度
抵抗4の両端にかかる電圧値よりIDDQを測定してい
た。
LSIのIDDQを測定する方法としては、コンデン
サ7への電荷のチャージが行われた後の微小電流値を測
定する方法が主流であった。この場合、被測定デバイス
5にスイッチング電流が流れるときにFETスイッチ2
をオン、FETスイッチ3をオフとし、電流を被測定デ
バイス5に供給し、被測定デバイス5が静止状態になる
ときに、FETスイッチ2をオフ、FETスイッチ3を
オンとし、FETスイッチ3に直列に接続された高精度
抵抗4の両端にかかる電圧値よりIDDQを測定してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示した従来のIDDQ測定回路によりIDDQを測定す
る場合、以下のような問題点があった。
示した従来のIDDQ測定回路によりIDDQを測定す
る場合、以下のような問題点があった。
【0006】例えば、図5のIDDQ測定回路におい
て、コンデンサ7の容量を100uFとし、0.1uA
程度のIDDQを検出しようとする場合、抵抗4の両端
に50mVの電位差が発生するようにすると、抵抗4の
抵抗値R=V/I=500kΩとなり、測定時定数はR
・C=50秒となる。テストにおいては、この時定数を
考慮した待ち時間を設定する必要があり、このような長
い待ち時間を要するのでは実用化は困難である。この待
ち時間(時定数)を小さくするにはコンデンサ7の容量
を小さくする必要があるが、コンデンサ7の容量を小さ
くするとファンクションテスト時に被測定デバイス5の
電源端子6の電位が変動し、被測定デバイス5が誤動作
する等の問題点があった。
て、コンデンサ7の容量を100uFとし、0.1uA
程度のIDDQを検出しようとする場合、抵抗4の両端
に50mVの電位差が発生するようにすると、抵抗4の
抵抗値R=V/I=500kΩとなり、測定時定数はR
・C=50秒となる。テストにおいては、この時定数を
考慮した待ち時間を設定する必要があり、このような長
い待ち時間を要するのでは実用化は困難である。この待
ち時間(時定数)を小さくするにはコンデンサ7の容量
を小さくする必要があるが、コンデンサ7の容量を小さ
くするとファンクションテスト時に被測定デバイス5の
電源端子6の電位が変動し、被測定デバイス5が誤動作
する等の問題点があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、IDDQ測定回路の測定系が持つ
浮遊容量やリーク電流等を相殺する回路を設けることに
より、高速・高精度にLSIの電源静止電流を測定が可
能な構成のIDDQ測定回路を提供することである。
であり、その目的は、IDDQ測定回路の測定系が持つ
浮遊容量やリーク電流等を相殺する回路を設けることに
より、高速・高精度にLSIの電源静止電流を測定が可
能な構成のIDDQ測定回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るIDDQ測
定回路によれば、被測定デバイスの電源端子に電源ライ
ンを介して電源電圧を供給する定電圧源と、電源ライン
と接地電位点との間に接続され、被測定デバイスのスイ
ッチング時の過渡状態に発生する瞬時電流に起因する電
源端子の電位の変動を抑制するコンデンサと、電源ライ
ンに挿入接続され、電源静止電流測定時に、定電圧源及
びコンデンサを測定系から切り離す第1のFETスイッ
チと、第1のFETスイッチと電源端子との間の電源ラ
インに接続され、電源ライン又は電源端子の電位を随時
検出する電位検出回路と、第1のFETスイッチと電源
端子との間の電源ラインに接続され、第1のFETスイ
ッチがスイッチングオフするときに、電源ラインに第1
の所定値の電流を流すことにより、第1のFETスイッ
チのスイッチングオフにより発生するトランジェント電
流を相殺するトランジェント電流相殺回路と、第1のF
ETスイッチのゲート・ソース間に接続され、第1のF
ETスイッチがスイッチングオフするときに、第1のF
ETスイッチのソース電位を所定の値に設定することに
より、第1のFETスイッチが有するゲート・ソース間
容量を相殺するゲート制御回路と、第1のFETスイッ
チと電源端子との間の電源ラインに接続され、電源ライ
ンに第2の所定値の電流を流すことにより、電源端子か
らみた被測定デバイスの内部容量と、測定系における電
流値測定の誤差要因とを相殺する測定誤差相殺回路とを
備えたことを特徴とし、より具体的な構成の一形態とし
ては、被測定デバイスの電源端子に電源ラインを介して
電源電圧を供給する定電圧源と、電源ラインと接地電位
点との間に接続され、被測定デバイスのスイッチング時
の過渡状態に発生する瞬時電流に起因する電源端子の電
位の変動を抑制するコンデンサと、電源ラインに挿入接
続され、電源静止電流測定時に、定電圧源及びコンデン
サを測定系から切り離す第1のFETスイッチと、第1
のFETスイッチと電源端子との間の電源ラインに接続
され、電源ライン又は電源端子の電位を随時検出する電
位検出回路と、第1のFETスイッチと電源端子との間
の電源ラインに第2のFETスイッチを介して接続さ
れ、第1のFETスイッチがスイッチングオフするとき
に、電源ラインに第1の所定値の電流を流すことによ
り、第1のFETスイッチのスイッチングオフにより発
生するトランジェント電流を相殺する第1の定電流源回
路と、第1のFETスイッチのゲート・ソース間に接続
され、第1のFETスイッチがスイッチングオフすると
きに、第1のFETスイッチのソース電位を所定の値に
設定することにより、第1のFETスイッチが有するゲ
ート・ソース間容量を相殺するゲート制御回路と、第1
のFETスイッチと電源端子との間の電源ラインに第3
のFETスイッチを介して接続され、電源ラインに第2
の所定値の電流を流すことにより、電源端子からみた被
測定デバイスの内部容量と、測定系における電流値測定
の誤差要因とを相殺する第2の定電流源回路とを備えた
ことを特徴とし、この構成により、測定系が持つ浮遊容
量やリーク電流等を相殺するので、高速・高精度にLS
Iの電源静止電流を測定が可能となり、測定時間を大幅
に短縮することができる。
定回路によれば、被測定デバイスの電源端子に電源ライ
ンを介して電源電圧を供給する定電圧源と、電源ライン
と接地電位点との間に接続され、被測定デバイスのスイ
ッチング時の過渡状態に発生する瞬時電流に起因する電
源端子の電位の変動を抑制するコンデンサと、電源ライ
ンに挿入接続され、電源静止電流測定時に、定電圧源及
びコンデンサを測定系から切り離す第1のFETスイッ
チと、第1のFETスイッチと電源端子との間の電源ラ
インに接続され、電源ライン又は電源端子の電位を随時
検出する電位検出回路と、第1のFETスイッチと電源
端子との間の電源ラインに接続され、第1のFETスイ
ッチがスイッチングオフするときに、電源ラインに第1
の所定値の電流を流すことにより、第1のFETスイッ
チのスイッチングオフにより発生するトランジェント電
流を相殺するトランジェント電流相殺回路と、第1のF
ETスイッチのゲート・ソース間に接続され、第1のF
ETスイッチがスイッチングオフするときに、第1のF
ETスイッチのソース電位を所定の値に設定することに
より、第1のFETスイッチが有するゲート・ソース間
容量を相殺するゲート制御回路と、第1のFETスイッ
チと電源端子との間の電源ラインに接続され、電源ライ
ンに第2の所定値の電流を流すことにより、電源端子か
らみた被測定デバイスの内部容量と、測定系における電
流値測定の誤差要因とを相殺する測定誤差相殺回路とを
備えたことを特徴とし、より具体的な構成の一形態とし
ては、被測定デバイスの電源端子に電源ラインを介して
電源電圧を供給する定電圧源と、電源ラインと接地電位
点との間に接続され、被測定デバイスのスイッチング時
の過渡状態に発生する瞬時電流に起因する電源端子の電
位の変動を抑制するコンデンサと、電源ラインに挿入接
続され、電源静止電流測定時に、定電圧源及びコンデン
サを測定系から切り離す第1のFETスイッチと、第1
のFETスイッチと電源端子との間の電源ラインに接続
され、電源ライン又は電源端子の電位を随時検出する電
位検出回路と、第1のFETスイッチと電源端子との間
の電源ラインに第2のFETスイッチを介して接続さ
れ、第1のFETスイッチがスイッチングオフするとき
に、電源ラインに第1の所定値の電流を流すことによ
り、第1のFETスイッチのスイッチングオフにより発
生するトランジェント電流を相殺する第1の定電流源回
路と、第1のFETスイッチのゲート・ソース間に接続
され、第1のFETスイッチがスイッチングオフすると
きに、第1のFETスイッチのソース電位を所定の値に
設定することにより、第1のFETスイッチが有するゲ
ート・ソース間容量を相殺するゲート制御回路と、第1
のFETスイッチと電源端子との間の電源ラインに第3
のFETスイッチを介して接続され、電源ラインに第2
の所定値の電流を流すことにより、電源端子からみた被
測定デバイスの内部容量と、測定系における電流値測定
の誤差要因とを相殺する第2の定電流源回路とを備えた
ことを特徴とし、この構成により、測定系が持つ浮遊容
量やリーク電流等を相殺するので、高速・高精度にLS
Iの電源静止電流を測定が可能となり、測定時間を大幅
に短縮することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電源静止電流
(IDDQ)測定回路の実施の形態について、図面を参
照しながら説明する。
(IDDQ)測定回路の実施の形態について、図面を参
照しながら説明する。
【0010】図1は、本発明に係るIDDQ測定回路の
実施の一形態を示した回路図である。
実施の一形態を示した回路図である。
【0011】被測定デバイス17に低電圧を供給する定
電圧源(電圧VS )14と被測定デバイス17の電源端
子(電位VDD)18とは、FETスイッチ11とスイッ
チ31とを介して接続されている。即ち、FETスイッ
チ11のドレインには定電圧源14が接続され、FET
スイッチ11のソースと電源端子18との間にスイッチ
31が接続されている。FETスイッチ11のドレイン
と接地電位点との間には、容量C1 のコンデンサ15が
接続されている。コンデンサ15は、デカップリング用
大容量コンデンサ(10uF〜100uF)であり、図
5におけるコンデンサ7と同様に電源端子18の電位の
変動を抑制するためのものである。また、被測定デバイ
ス17の電源端子18と接地電位点との間には、容量C
2 のコンデンサ16が接続されている。コンデンサ16
は、定電圧源14と被測定デバイス17とを接続する電
源ラインのノイズ等を除去するためのものであり、容量
C2 は1000pF程度の小さいもので足りる。FET
スイッチ11のゲート・ソース間には後述するゲート制
御回路28が接続されている。FETスイッチ11のソ
ースとスイッチ31との間のノード21には、ノード2
1の電位又は被測定デバイス17の電源端子18の電位
を随時検出するサンプリング回路22と、FETスイッ
チ12と、FETスイッチ13とが接続されている。F
ETスイッチ12には定電流源19が、FETスイッチ
13には定電流源20がそれぞれ接続され、FETスイ
ッチ13と定電流源20との接続ノードと接地電位点と
の間には、スイッチ30と容量CCAL の補正用コンデン
サ29とが直列に接続されている。定電流源19、20
は電流値を外部から自由に設定できるようにし、FET
スイッチ12、13のオフ時は定電圧源14の出力電圧
にクランプするように構成する。これにより、後述する
ように、FETスイッチのスイッチオン、オフ時に発生
するトランジェント電流による影響を最小限に抑制する
ことができる。
電圧源(電圧VS )14と被測定デバイス17の電源端
子(電位VDD)18とは、FETスイッチ11とスイッ
チ31とを介して接続されている。即ち、FETスイッ
チ11のドレインには定電圧源14が接続され、FET
スイッチ11のソースと電源端子18との間にスイッチ
31が接続されている。FETスイッチ11のドレイン
と接地電位点との間には、容量C1 のコンデンサ15が
接続されている。コンデンサ15は、デカップリング用
大容量コンデンサ(10uF〜100uF)であり、図
5におけるコンデンサ7と同様に電源端子18の電位の
変動を抑制するためのものである。また、被測定デバイ
ス17の電源端子18と接地電位点との間には、容量C
2 のコンデンサ16が接続されている。コンデンサ16
は、定電圧源14と被測定デバイス17とを接続する電
源ラインのノイズ等を除去するためのものであり、容量
C2 は1000pF程度の小さいもので足りる。FET
スイッチ11のゲート・ソース間には後述するゲート制
御回路28が接続されている。FETスイッチ11のソ
ースとスイッチ31との間のノード21には、ノード2
1の電位又は被測定デバイス17の電源端子18の電位
を随時検出するサンプリング回路22と、FETスイッ
チ12と、FETスイッチ13とが接続されている。F
ETスイッチ12には定電流源19が、FETスイッチ
13には定電流源20がそれぞれ接続され、FETスイ
ッチ13と定電流源20との接続ノードと接地電位点と
の間には、スイッチ30と容量CCAL の補正用コンデン
サ29とが直列に接続されている。定電流源19、20
は電流値を外部から自由に設定できるようにし、FET
スイッチ12、13のオフ時は定電圧源14の出力電圧
にクランプするように構成する。これにより、後述する
ように、FETスイッチのスイッチオン、オフ時に発生
するトランジェント電流による影響を最小限に抑制する
ことができる。
【0012】サンプリング回路22は、低バイアス電流
バッファ23と、サンプル・ホールド回路24と、AD
変換器25と、サンプリングした電位をデジタル変換し
た値を格納するメモリ26と、サンプリング回路22の
制御を行う制御回路27とが順次縦列接続され、制御回
路27の出力はサンプル・ホールド回路24及びAD変
換器25に入力されるように構成されている。所定の条
件下でサンプリング回路22により検出された電源ライ
ン21又は電源端子18の電位に基づき、定電流源19
及び定電流源20の電流値がそれぞれ決定される。AD
変換器25のサンプル間隔は、後述する図3又は図4に
おける区間A、B、C等のグラフの傾きを求めるのに適
当な間隔を設定することができるように構成する。
バッファ23と、サンプル・ホールド回路24と、AD
変換器25と、サンプリングした電位をデジタル変換し
た値を格納するメモリ26と、サンプリング回路22の
制御を行う制御回路27とが順次縦列接続され、制御回
路27の出力はサンプル・ホールド回路24及びAD変
換器25に入力されるように構成されている。所定の条
件下でサンプリング回路22により検出された電源ライ
ン21又は電源端子18の電位に基づき、定電流源19
及び定電流源20の電流値がそれぞれ決定される。AD
変換器25のサンプル間隔は、後述する図3又は図4に
おける区間A、B、C等のグラフの傾きを求めるのに適
当な間隔を設定することができるように構成する。
【0013】最初に、通常のファンクションテストにお
ける回路動作を説明する。
ける回路動作を説明する。
【0014】通常のファンクションテストには、FET
スイッチ11をオン、FETスイッチ12及び13をオ
フにする。FETスイッチ11をオンにすることによ
り、定電圧源VS 14とデカップリングコンデンサ15
及び16とが被測定デバイス17の電源端子18に接続
されるようにする。CMOS LSIのダイナミック動
作時には数アンペア程度のスイッチング電流が流れる
が、この時コンデンサ15、コンデンサ16に充電され
た電荷が放電されることにより被測定デバイス17の電
源端子18の電位変動を抑制することができる。
スイッチ11をオン、FETスイッチ12及び13をオ
フにする。FETスイッチ11をオンにすることによ
り、定電圧源VS 14とデカップリングコンデンサ15
及び16とが被測定デバイス17の電源端子18に接続
されるようにする。CMOS LSIのダイナミック動
作時には数アンペア程度のスイッチング電流が流れる
が、この時コンデンサ15、コンデンサ16に充電され
た電荷が放電されることにより被測定デバイス17の電
源端子18の電位変動を抑制することができる。
【0015】次に、電源静止電流(IDDQ)の測定に
おける回路動作について説明する。
おける回路動作について説明する。
【0016】通常、IDDQ測定を行う場合、被測定デ
バイス17の内部状態を外部より入力されるテストパタ
ーンによりセットアップする。この動作は通常のファン
クションテストと同様であり、測定回路のFETスイッ
チ11はオン、FETスイッチ12及び13はオフにす
る。被測定デバイス17のセットアップが出来次第ID
DQの測定に移るが、その際にFETスイッチ11をオ
フにして定電圧源14及びコンデンサ15を測定系から
切り離す一方、FETスイッチ12をオンにする。ここ
でFETスイッチ11をオフさせるときに、FETスイ
ッチ11のゲート・ソース間キャパシタンスCGSと、ド
レイン・ソース間キャパシタンスCRSSとにより大きな
トランジェント電流が発生し、電源端子18の電位VDD
を変動させるので、このトランジェント電流を相殺する
必要がある。そこで、FETスイッチ11をオフにする
ときは、適切なタイミングでFETスイッチ12をオン
にし、定電流源19から一定電流I1 を必要時間流すこ
とによりFETスイッチ11のトランジェント電流を相
殺する。ここで使用するFETスイッチ12は、オンに
するときのトランジェント電流が小さいものを選択する
必要がある。
バイス17の内部状態を外部より入力されるテストパタ
ーンによりセットアップする。この動作は通常のファン
クションテストと同様であり、測定回路のFETスイッ
チ11はオン、FETスイッチ12及び13はオフにす
る。被測定デバイス17のセットアップが出来次第ID
DQの測定に移るが、その際にFETスイッチ11をオ
フにして定電圧源14及びコンデンサ15を測定系から
切り離す一方、FETスイッチ12をオンにする。ここ
でFETスイッチ11をオフさせるときに、FETスイ
ッチ11のゲート・ソース間キャパシタンスCGSと、ド
レイン・ソース間キャパシタンスCRSSとにより大きな
トランジェント電流が発生し、電源端子18の電位VDD
を変動させるので、このトランジェント電流を相殺する
必要がある。そこで、FETスイッチ11をオフにする
ときは、適切なタイミングでFETスイッチ12をオン
にし、定電流源19から一定電流I1 を必要時間流すこ
とによりFETスイッチ11のトランジェント電流を相
殺する。ここで使用するFETスイッチ12は、オンに
するときのトランジェント電流が小さいものを選択する
必要がある。
【0017】上述のFETスイッチ11をオフさせる際
のトランジェント電流を相殺するためには、定電流源1
9から供給する電流値I1 の設定と、FETスイッチ1
2をオンにするタイミングの補正とを適切に行う必要が
あるが、これらについて説明する。
のトランジェント電流を相殺するためには、定電流源1
9から供給する電流値I1 の設定と、FETスイッチ1
2をオンにするタイミングの補正とを適切に行う必要が
あるが、これらについて説明する。
【0018】サンプリング回路22において、ノード2
1の電位を、電流バッファ23及びサンプル・ホールド
回路24を介してAD変換器25に入力し、AD変換器
25によりデジタル変換した後メモリ26に格納し、メ
モリ26に格納された値を制御装置27に読み込む。F
ETスイッチ12の電流値及びオンタイミングを変えな
がらこの処理を繰り返す。繰り返した結果によりノード
21の電位VDDからの変位を最小にする定電流源19の
電流値I1 と、FETスイッチ12のオンタイミングと
を決定する。また、FETスイッチ11のゲート・ソー
ス間キャパシタンスCGSを小さくするため、FETスイ
ッチ11のゲート制御回路28にFETスイッチオフ時
のソース電位をフィードバックする。
1の電位を、電流バッファ23及びサンプル・ホールド
回路24を介してAD変換器25に入力し、AD変換器
25によりデジタル変換した後メモリ26に格納し、メ
モリ26に格納された値を制御装置27に読み込む。F
ETスイッチ12の電流値及びオンタイミングを変えな
がらこの処理を繰り返す。繰り返した結果によりノード
21の電位VDDからの変位を最小にする定電流源19の
電流値I1 と、FETスイッチ12のオンタイミングと
を決定する。また、FETスイッチ11のゲート・ソー
ス間キャパシタンスCGSを小さくするため、FETスイ
ッチ11のゲート制御回路28にFETスイッチオフ時
のソース電位をフィードバックする。
【0019】図2は、FETスイッチ11のゲート制御
回路28の具体的構成を示した回路図である。
回路28の具体的構成を示した回路図である。
【0020】ゲート制御回路28は、FETスイッチ1
1のゲート・ソース間キャパシタンスCGSを相殺するた
めのスイッチドライバであり、以下のように構成されて
いる。FETスイッチ11のドレインにFETスイッチ
35,FETスイッチ37,FETスイッチ32が順に
接続され、FETスイッチ37とFETスイッチ32と
の接続ノードがFETスイッチ11のゲートに接続され
ている。また、FETスイッチのソース側のノード21
には利得1の増幅器34が接続され、増幅器34にはF
ETスイッチ36のドレインが接続されている。FET
スイッチ36のソースにはバイポーラ・トランジスタ3
3のベースが接続され、バイポーラ・トランジスタ33
の出力がFETスイッチ32のゲートに入力される。ま
た、FETスイッチ36のソースは、FETスイッチ3
7とFETスイッチ35との接続ノードに接続されてい
る。
1のゲート・ソース間キャパシタンスCGSを相殺するた
めのスイッチドライバであり、以下のように構成されて
いる。FETスイッチ11のドレインにFETスイッチ
35,FETスイッチ37,FETスイッチ32が順に
接続され、FETスイッチ37とFETスイッチ32と
の接続ノードがFETスイッチ11のゲートに接続され
ている。また、FETスイッチのソース側のノード21
には利得1の増幅器34が接続され、増幅器34にはF
ETスイッチ36のドレインが接続されている。FET
スイッチ36のソースにはバイポーラ・トランジスタ3
3のベースが接続され、バイポーラ・トランジスタ33
の出力がFETスイッチ32のゲートに入力される。ま
た、FETスイッチ36のソースは、FETスイッチ3
7とFETスイッチ35との接続ノードに接続されてい
る。
【0021】通常のファンクションテストを開始する
際、FETスイッチ11をオンにするには、FETスイ
ッチ11のゲート・ソース間電圧VGSを5V程度にする
必要があるが、FETスイッチ11をオンにする前はF
ETスイッチ11のソース電位が不定の値となっている
ため、電位をある所定の値に設定する必要がある。そこ
で、最初はFETスイッチ35、FETスイッチ36、
FETスイッチ37が総てオフになっている状態からF
ETスイッチ35をオンにすると、FETスイッチ11
のソース電位が所定の値に定まる。さらに、FETスイ
ッチ36をオン、FETスイッチ35をオフとすると、
FETスイッチ11がオンになる。
際、FETスイッチ11をオンにするには、FETスイ
ッチ11のゲート・ソース間電圧VGSを5V程度にする
必要があるが、FETスイッチ11をオンにする前はF
ETスイッチ11のソース電位が不定の値となっている
ため、電位をある所定の値に設定する必要がある。そこ
で、最初はFETスイッチ35、FETスイッチ36、
FETスイッチ37が総てオフになっている状態からF
ETスイッチ35をオンにすると、FETスイッチ11
のソース電位が所定の値に定まる。さらに、FETスイ
ッチ36をオン、FETスイッチ35をオフとすると、
FETスイッチ11がオンになる。
【0022】FETスイッチ11をオフにするときは、
先ずFETスイッチ36及びFETスイッチ37をオン
にするとFETスイッチ11のゲート・ソース間電圧V
GSが0Vとなり、FETスイッチ11はオフになる。そ
の後、FETスイッチ37をオフ、FETスイッチ36
をオフ、FETスイッチ35をオンにしてIDDQの測
定に移行する。
先ずFETスイッチ36及びFETスイッチ37をオン
にするとFETスイッチ11のゲート・ソース間電圧V
GSが0Vとなり、FETスイッチ11はオフになる。そ
の後、FETスイッチ37をオフ、FETスイッチ36
をオフ、FETスイッチ35をオンにしてIDDQの測
定に移行する。
【0023】次に、測定回路におけるリーク電流等の誤
差を極小化し、測定精度を安定化する方法について説明
する。
差を極小化し、測定精度を安定化する方法について説明
する。
【0024】図3及び図4は、本発明の本実施の形態に
係るIDDQ測定回路の電源端子18の電位VDDの経時
変化を示したグラフである。
係るIDDQ測定回路の電源端子18の電位VDDの経時
変化を示したグラフである。
【0025】誤差を極小化し、測定精度を安定化するた
めの回路は、図1のIDDQ測定回路のうち、FETス
イッチ13、定電流源20、CCAL の容量を有する補正
用コンデンサ29、スイッチ30から構成されている。
めの回路は、図1のIDDQ測定回路のうち、FETス
イッチ13、定電流源20、CCAL の容量を有する補正
用コンデンサ29、スイッチ30から構成されている。
【0026】先ず、測定回路自体に起因する測定誤差の
要因を相殺するための処理について、図3を参照しなが
ら説明する。
要因を相殺するための処理について、図3を参照しなが
ら説明する。
【0027】測定誤差の主要因は、通常、回路のリーク
電流である。そこで、定電流源20の電流値として電流
値I21、I22を適当に設定し、補正用コンデンサ29の
容量CCAL に適合したFETスイッチ13のスイッチオ
ンタイミングを決定しておくことにより、測定誤差の要
因を相殺することができる。
電流である。そこで、定電流源20の電流値として電流
値I21、I22を適当に設定し、補正用コンデンサ29の
容量CCAL に適合したFETスイッチ13のスイッチオ
ンタイミングを決定しておくことにより、測定誤差の要
因を相殺することができる。
【0028】前述のFETスイッチ11のオフ時におけ
るトランジェント電流補正後、FETスイッチ12をオ
フ、FETスイッチ13をオンにする。また、スイッチ
31はオフ、スイッチ30はオンにする。電流I21、I
22の流れる向きを図1の矢印の指す向きとしたとき、電
流I21を流したときの時間t後のノード21の電位V1
(t)は、 V1 (t)=V1 (0)−(I21+IL )t/(CCAL +CX ) ……式(1) 同じくI22を流したときの時間t後のノード21の電位
V1 (t)は、 V1 (t)=V1 (0)−(I22+IL )t/(CCAL +CX ) ……式(2) となる。ここで、CX はFETスイッチ11その他の回
路の浮遊容量の合計値で、IL は測定系自身の持つリー
ク電流値である。また、時刻t=0のタイミングはFE
Tスイッチ11をオフにしたタイミングとする。ノード
21の電位をサンプリング回路22で取り込んだとき、
式(1)、式(2)が成立する。
るトランジェント電流補正後、FETスイッチ12をオ
フ、FETスイッチ13をオンにする。また、スイッチ
31はオフ、スイッチ30はオンにする。電流I21、I
22の流れる向きを図1の矢印の指す向きとしたとき、電
流I21を流したときの時間t後のノード21の電位V1
(t)は、 V1 (t)=V1 (0)−(I21+IL )t/(CCAL +CX ) ……式(1) 同じくI22を流したときの時間t後のノード21の電位
V1 (t)は、 V1 (t)=V1 (0)−(I22+IL )t/(CCAL +CX ) ……式(2) となる。ここで、CX はFETスイッチ11その他の回
路の浮遊容量の合計値で、IL は測定系自身の持つリー
ク電流値である。また、時刻t=0のタイミングはFE
Tスイッチ11をオフにしたタイミングとする。ノード
21の電位をサンプリング回路22で取り込んだとき、
式(1)、式(2)が成立する。
【0029】図3の区間Aの部分について式(1)よ
り、 dV1 /dt=−(I21+IL )/(CCAL +CX )=α ……式(3) 式(2)より、 dV1 /dt=−(I22+IL )/(CCAL +CX )=β ……式(4) となる。式(3)、式(4)のα、βは区間Aの傾きと
なる。この結果に基づき、定電流源20の電流値I21、
I22を適当に設定し、補正用コンデンサ29の容量CCA
L に適合したFETスイッチ13のスイッチオンタイミ
ングを決定する。以上の処理は、被測定デバイスに依存
しない測定誤差要因を相殺するためのもので、被測定デ
バイスごとに行う必要はない。
り、 dV1 /dt=−(I21+IL )/(CCAL +CX )=α ……式(3) 式(2)より、 dV1 /dt=−(I22+IL )/(CCAL +CX )=β ……式(4) となる。式(3)、式(4)のα、βは区間Aの傾きと
なる。この結果に基づき、定電流源20の電流値I21、
I22を適当に設定し、補正用コンデンサ29の容量CCA
L に適合したFETスイッチ13のスイッチオンタイミ
ングを決定する。以上の処理は、被測定デバイスに依存
しない測定誤差要因を相殺するためのもので、被測定デ
バイスごとに行う必要はない。
【0030】次に、被測定デバイス17のIDDQの測
定方法について、図4を参照しながら説明する。図4
は、時間tを横軸に、電源端子18の電位VDDを縦軸に
とったグラフである。ここで、図1におけるスイッチ1
3はオンにしておく。このとき、図1の定電流源20の
電流値はIDDQとコンデンサ16の容量C2 を考慮し
た適当な値I2 とする。
定方法について、図4を参照しながら説明する。図4
は、時間tを横軸に、電源端子18の電位VDDを縦軸に
とったグラフである。ここで、図1におけるスイッチ1
3はオンにしておく。このとき、図1の定電流源20の
電流値はIDDQとコンデンサ16の容量C2 を考慮し
た適当な値I2 とする。
【0031】先ず、被測定デバイス17をセットアップ
した後、FETスイッチ11をオフにする。そして、前
述したように、FETスイッチ12を適当な時間だけオ
ンにし、FETスイッチ11のトランジェント電流を最
小にした後、FETスイッチ12をオフにする。尚、コ
ンデンサ16の容量C2 は既知の値とする。FETスイ
ッチ13をオンにし、ある一定時間の間I2 なる電流を
流す。次に、FETスイッチ13をオフにし、IDDQ
及び容量C2 の値から適当な時刻におけるノード21の
電位V1 をサンプリング回路22で読み込む。FETス
イッチ13をオンにしている区間Bの電位V1 は、 V1 (t) =V1 (0) −(I2 +IDDQ+IL )t/(CCAL +CX +C2 +CVDD ) ……式(5) FETスイッチ13をオフした後の区間Cの電位V1
は、 V1 (t) =V1 (t=FET3オフ) −(IDDQ+IL )t/(CCAL +CX +C2 +CVDD ) ……式(6) ここで、C2 は上述のように電源端子18に接続した既
知のコンデンサ16の容量で、CVDD は測定している時
の電源端子18から見たLSIの内部容量である。ま
た、V1 (t=FET13オフ)は式(5)の状態終了
後のノード21の電位である。式(5)を区間Bについ
て計算すると、 dV1 /dt =−(I2 +IDDQ+IL )/(CCAL +CX +C2 +CVDD ) =γ ……式(7) 同様に式(6)を区間Cについて計算すると、 dV1 /dt =−(IDDQ+IL )/(CCAL +CX +C2 +CVDD ) =δ ……式(8) となる。ここでγ、δはそれぞれ区間B、区間Cの傾き
である。
した後、FETスイッチ11をオフにする。そして、前
述したように、FETスイッチ12を適当な時間だけオ
ンにし、FETスイッチ11のトランジェント電流を最
小にした後、FETスイッチ12をオフにする。尚、コ
ンデンサ16の容量C2 は既知の値とする。FETスイ
ッチ13をオンにし、ある一定時間の間I2 なる電流を
流す。次に、FETスイッチ13をオフにし、IDDQ
及び容量C2 の値から適当な時刻におけるノード21の
電位V1 をサンプリング回路22で読み込む。FETス
イッチ13をオンにしている区間Bの電位V1 は、 V1 (t) =V1 (0) −(I2 +IDDQ+IL )t/(CCAL +CX +C2 +CVDD ) ……式(5) FETスイッチ13をオフした後の区間Cの電位V1
は、 V1 (t) =V1 (t=FET3オフ) −(IDDQ+IL )t/(CCAL +CX +C2 +CVDD ) ……式(6) ここで、C2 は上述のように電源端子18に接続した既
知のコンデンサ16の容量で、CVDD は測定している時
の電源端子18から見たLSIの内部容量である。ま
た、V1 (t=FET13オフ)は式(5)の状態終了
後のノード21の電位である。式(5)を区間Bについ
て計算すると、 dV1 /dt =−(I2 +IDDQ+IL )/(CCAL +CX +C2 +CVDD ) =γ ……式(7) 同様に式(6)を区間Cについて計算すると、 dV1 /dt =−(IDDQ+IL )/(CCAL +CX +C2 +CVDD ) =δ ……式(8) となる。ここでγ、δはそれぞれ区間B、区間Cの傾き
である。
【0032】また、式(3)、式(4)、式(7)、式
(8)より、 −α・(CCAL +CX )=I21+IL ……式(9) −β・(CCAL +CX )=I22+IL ……式(10) −γ・(CCAL +CX +C2 +CVDD )=I2 +IDDQ+IL ……式(11) −δ・(CCAL +CX +C2 +CVDD )=IDDQ+IL ……式(12) が得られる。
(8)より、 −α・(CCAL +CX )=I21+IL ……式(9) −β・(CCAL +CX )=I22+IL ……式(10) −γ・(CCAL +CX +C2 +CVDD )=I2 +IDDQ+IL ……式(11) −δ・(CCAL +CX +C2 +CVDD )=IDDQ+IL ……式(12) が得られる。
【0033】式(9)より、 IL =−α・(CCAL +CX )−I21 ……式(13) となる。これと式(10)より、 −β・(CCAL +CX )=I22−α・(CCAL +CX )−I21 (α−β)・(CCAL +CX )=I22−I21 CCAL +CX =(I22−I21)・(α−β) となる。これらと式(13)より、 IL =−α・(I22−I21)/(α−β)−I21 =−(α・I22−β・I21)/(α−β) ……式(14) となる。また、式(11)、式(12)より、 γ・(IDDQ+IL )=δ・(I2 +IDDQ+IL ) IDDQ・(γ−δ)=γ・IL −δ・IL −δ・I2 IDDQ=((γ−δ)・IL −δ・I2 )/(γ−δ) ……式(15) となり、式(14)、式(15)よりIDDQの値が求
められる。
められる。
【0034】また、FETスイッチ11、12、13の
オン及びオフ時のスイッチトランジェント部分のデータ
は、サンプリング回路22のメモリ26に取り込んだデ
ータから除外し、直線である区間A、B、Cのみについ
て計算することにより測定精度を維持することができ
る。
オン及びオフ時のスイッチトランジェント部分のデータ
は、サンプリング回路22のメモリ26に取り込んだデ
ータから除外し、直線である区間A、B、Cのみについ
て計算することにより測定精度を維持することができ
る。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る電源静止電流(IDDQ)
測定回路によれば、IDDQ測定においてデカップリン
グコンデンサ及び測定系の有する浮遊容量、リーク電流
等を相殺する回路を設けたので、測定系の時定数を考慮
した膨大な待ち時間が不要となって、高速・高精度にL
SIの電源静止電流を測定が可能となり、測定時間を大
幅に短縮することができる。
測定回路によれば、IDDQ測定においてデカップリン
グコンデンサ及び測定系の有する浮遊容量、リーク電流
等を相殺する回路を設けたので、測定系の時定数を考慮
した膨大な待ち時間が不要となって、高速・高精度にL
SIの電源静止電流を測定が可能となり、測定時間を大
幅に短縮することができる。
【0036】また、測定系が有する誤差要因に対しても
キャリブレーションを行うので、高精度に測定を行うこ
とができ、IDDQのような微小電流を測定する場合に
その効果が大きい。
キャリブレーションを行うので、高精度に測定を行うこ
とができ、IDDQのような微小電流を測定する場合に
その効果が大きい。
【0037】IDDQテストは、故障検出率の向上を目
的とするため、測定ポイント数は数十から数百ポイント
にものぼり、測定ポイント数が多いほど本発明に係るI
DDQ測定回路によるテスト時間の短縮の効果が大き
い。例えば、被測定デバイスの測定ポイントが30ポイ
ントであった場合、計算上、前述の従来技術の構成では
1500ms程度のテスト時間を要するのに対し、本発
明では100ms程度の測定時間で足りる。また、従来
技術の構成では被測定デバイスの測定ポイント数にほぼ
比例してテスト時間が延長されるのに対し、本発明に係
る電源静止電流(IDDQ)測定回路の構成では被測定
デバイスの測定ポイント数に拘わらず測定時間はほぼ一
定である。
的とするため、測定ポイント数は数十から数百ポイント
にものぼり、測定ポイント数が多いほど本発明に係るI
DDQ測定回路によるテスト時間の短縮の効果が大き
い。例えば、被測定デバイスの測定ポイントが30ポイ
ントであった場合、計算上、前述の従来技術の構成では
1500ms程度のテスト時間を要するのに対し、本発
明では100ms程度の測定時間で足りる。また、従来
技術の構成では被測定デバイスの測定ポイント数にほぼ
比例してテスト時間が延長されるのに対し、本発明に係
る電源静止電流(IDDQ)測定回路の構成では被測定
デバイスの測定ポイント数に拘わらず測定時間はほぼ一
定である。
【図1】本発明に係るIDDQ測定回路の実施の一形態
を示した回路図。
を示した回路図。
【図2】FETスイッチ11のゲート制御回路28の具
体的構成を示した回路図。
体的構成を示した回路図。
【図3】本発明に係るIDDQ測定回路の電源端子18
の電位VDDの経時変化を示したグラフ。
の電位VDDの経時変化を示したグラフ。
【図4】本発明に係るIDDQ測定回路の電源端子18
の電位VDDの経時変化を示したグラフ。
の電位VDDの経時変化を示したグラフ。
【図5】従来のIDDQ(電源静止電流)測定回路の回
路図。
路図。
1、14 定電圧源 2、3、11、12、13、32、35、36、37
FETスイッチ 4 高精度抵抗 5、17 被測定デバイス 6、18 電源端子 7、15、16、29 コンデンサ 8、9 ダイオード 10、34 アンプ 19、20 定電流源 21 ノード(電源ライン) 22 サンプリング回路 23 電流バッファ 24 サンプル・ホールド回路 25 AD変換器 26 メモリ 27 制御回路 28 ゲート制御回路(スイッチドライバ) 30、31 スイッチ 33 バイポーラ・トランジスタ
FETスイッチ 4 高精度抵抗 5、17 被測定デバイス 6、18 電源端子 7、15、16、29 コンデンサ 8、9 ダイオード 10、34 アンプ 19、20 定電流源 21 ノード(電源ライン) 22 サンプリング回路 23 電流バッファ 24 サンプル・ホールド回路 25 AD変換器 26 メモリ 27 制御回路 28 ゲート制御回路(スイッチドライバ) 30、31 スイッチ 33 バイポーラ・トランジスタ
Claims (4)
- 【請求項1】被測定デバイスの電源端子に電源ラインを
介して電源電圧を供給する定電圧源と、 前記電源ラインと接地電位点との間に接続され、前記被
測定デバイスのスイッチング時の過渡状態に発生する瞬
時電流に起因する前記電源端子の電位の変動を抑制する
コンデンサと、 前記電源ラインに挿入接続され、電源静止電流測定時
に、前記定電圧源及び前記コンデンサを測定系から切り
離す第1のFETスイッチと、 前記第1のFETスイッチと前記電源端子との間の前記
電源ラインに接続され、前記電源ライン又は前記電源端
子の電位を随時検出する電位検出回路と、 前記第1のFETスイッチと前記電源端子との間の前記
電源ラインに接続され、前記第1のFETスイッチがス
イッチングオフするときに、前記電源ラインに第1の所
定値の電流を流すことにより、前記第1のFETスイッ
チの前記スイッチングオフにより発生するトランジェン
ト電流を相殺するトランジェント電流相殺回路と、 前記第1のFETスイッチのゲート・ソース間に接続さ
れ、前記第1のFETスイッチがスイッチングオフする
ときに、前記第1のFETスイッチのソース電位を所定
の値に設定することにより、前記第1のFETスイッチ
が有するゲート・ソース間容量を相殺するゲート制御回
路と、 前記第1のFETスイッチと前記電源端子との間の前記
電源ラインに接続され、前記電源ラインに第2の所定値
の電流を流すことにより、前記電源端子からみた前記被
測定デバイスの内部容量と、測定系における電流値測定
の誤差要因とを相殺する測定誤差相殺回路とを備えたこ
とを特徴とする電源静止電流(IDDQ)測定回路。 - 【請求項2】被測定デバイスの電源端子に電源ラインを
介して電源電圧を供給する定電圧源と、 前記電源ラインと接地電位点との間に接続され、前記被
測定デバイスのスイッチング時の過渡状態に発生する瞬
時電流に起因する前記電源端子の電位の変動を抑制する
コンデンサと、 前記電源ラインに挿入接続され、電源静止電流測定時
に、前記定電圧源及び前記コンデンサを測定系から切り
離す第1のFETスイッチと、 前記第1のFETスイッチと前記電源端子との間の前記
電源ラインに接続され、前記電源ライン又は前記電源端
子の電位を随時検出する電位検出回路と、 前記第1のFETスイッチと前記電源端子との間の前記
電源ラインに第2のFETスイッチを介して接続され、
前記第1のFETスイッチがスイッチングオフするとき
に、前記電源ラインに第1の所定値の電流を流すことに
より、前記第1のFETスイッチの前記スイッチングオ
フにより発生するトランジェント電流を相殺する第1の
定電流源回路と、 前記第1のFETスイッチのゲート・ソース間に接続さ
れ、前記第1のFETスイッチがスイッチングオフする
ときに、前記第1のFETスイッチのソース電位を所定
の値に設定することにより、前記第1のFETスイッチ
が有するゲート・ソース間容量を相殺するゲート制御回
路と、 前記第1のFETスイッチと前記電源端子との間の前記
電源ラインに第3のFETスイッチを介して接続され、
前記電源ラインに第2の所定値の電流を流すことによ
り、前記電源端子からみた前記被測定デバイスの内部容
量と、測定系における電流値測定の誤差要因とを相殺す
る第2の定電流源回路とを備えたことを特徴とする電源
静止電流(IDDQ)測定回路。 - 【請求項3】請求項2に記載の電源静止電流(IDD
Q)測定回路において、 前記第1及び第2の定電流源回路は、定電流の電流値を
任意に設定できる定電流源回路であることを特徴とする
電源静止電流(IDDQ)測定回路。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の電源静
止電流(IDDQ)測定回路において、 前記ゲート制御回路は、 前記定電圧源と前記第1のFETスイッチのドレインと
の接続ノードに順に接続された第4のFETスイッチ、
第5のFETスイッチ、第6のFETスイッチと、 前記FETスイッチのソースに接続された増幅器と、 前記増幅器の出力端子にドレインが接続された第7のF
ETスイッチと、 前記第7のFETスイッチのソースにベースが接続され
たバイポーラ・トランジスタとを備え、 前記第4のFETスイッチと前記第5のFETスイッチ
との接続ノードは、前記第7のFETスイッチのソース
と前記バイポーラ・トランジスタのベースとの接続ノー
ドに接続され、 前記第5のFETスイッチと前記第6のFETスイッチ
との接続ノードは、前記第1のFETスイッチのゲート
に接続され、 前記バイポーラ・トランジスタの出力端子と前記第6の
FETスイッチのゲートとが接続され、 前記第4のFETスイッチ、前記第5のFETスイッ
チ、前記第7のFETスイッチのゲートにはそれぞれ所
定の制御信号が入力されるように構成された回路である
ことを特徴とする電源静止電流(IDDQ)測定回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9262328A JPH11101846A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 電源静止電流(iddq)測定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9262328A JPH11101846A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 電源静止電流(iddq)測定回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11101846A true JPH11101846A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17374253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9262328A Pending JPH11101846A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 電源静止電流(iddq)測定回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11101846A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100436048B1 (ko) * | 2002-07-19 | 2004-06-12 | 주식회사 하이닉스반도체 | 전류 감지 장치 |
| JP2007127568A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Advantest Corp | 測定装置及び測定方法 |
| CN111198217A (zh) * | 2018-11-16 | 2020-05-26 | 美蓓亚三美株式会社 | 检测装置、检测装置的控制方法以及电荷电压变换电路 |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP9262328A patent/JPH11101846A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100436048B1 (ko) * | 2002-07-19 | 2004-06-12 | 주식회사 하이닉스반도체 | 전류 감지 장치 |
| JP2007127568A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Advantest Corp | 測定装置及び測定方法 |
| CN111198217A (zh) * | 2018-11-16 | 2020-05-26 | 美蓓亚三美株式会社 | 检测装置、检测装置的控制方法以及电荷电压变换电路 |
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