JPH11102777A - 連続誘導加熱装置 - Google Patents
連続誘導加熱装置Info
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- JPH11102777A JPH11102777A JP6839798A JP6839798A JPH11102777A JP H11102777 A JPH11102777 A JP H11102777A JP 6839798 A JP6839798 A JP 6839798A JP 6839798 A JP6839798 A JP 6839798A JP H11102777 A JPH11102777 A JP H11102777A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】被加熱管を加熱後搬送することが容易で、かつ
ダミーパイプは被加熱管のサイズに応じて取替える必要
がなく、またインピーダンス変化に対応した連続加熱が
可能な連続誘導加熱装置を得る。 【解決手段】平面状に積層することなく端部を揃えた複
数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加熱
管の周囲方向を囲むように配置された電磁誘導加熱コイ
ルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移動させな
がら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的にその管端
部まで加熱する際に、前記被加熱管と垂直方向で段差を
持ち、かつ電磁誘導加熱コイルのターン内に位置するよ
うに、前記被加熱管の端部にその端部を水平方向で同位
置にするダミーパイプを前記被加熱管と垂直方向で重な
ることのないように配置した連続誘導加熱装置。
ダミーパイプは被加熱管のサイズに応じて取替える必要
がなく、またインピーダンス変化に対応した連続加熱が
可能な連続誘導加熱装置を得る。 【解決手段】平面状に積層することなく端部を揃えた複
数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加熱
管の周囲方向を囲むように配置された電磁誘導加熱コイ
ルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移動させな
がら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的にその管端
部まで加熱する際に、前記被加熱管と垂直方向で段差を
持ち、かつ電磁誘導加熱コイルのターン内に位置するよ
うに、前記被加熱管の端部にその端部を水平方向で同位
置にするダミーパイプを前記被加熱管と垂直方向で重な
ることのないように配置した連続誘導加熱装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダミーパイプを利
用して被加熱管端部まで連続均等加熱が可能な連続誘導
加熱装置に関する。
用して被加熱管端部まで連続均等加熱が可能な連続誘導
加熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】誘導加熱装置による有限長の鋼管等の被
加熱管を管軸方向(長手方向)全長に亘る連続加熱をす
る場合、管端部(双管端部)は、それ以外の部分と同等
の加熱を行うことができず、所定の温度を得ることがで
きない。この理由は次の通りである。
加熱管を管軸方向(長手方向)全長に亘る連続加熱をす
る場合、管端部(双管端部)は、それ以外の部分と同等
の加熱を行うことができず、所定の温度を得ることがで
きない。この理由は次の通りである。
【0003】誘導加熱装置による有限長の被加熱管を全
長に渡って連続加熱する場合、被加熱管端部が電磁誘導
加熱コイルの内周側で相対的に移動しつつある状況にあ
っては、被加熱管の外周側に配設される誘導加熱コイル
が被加熱管端部側に移動することにより、その移動時間
の経過に伴い順次被加熱管の量が変化し、最終的に被加
熱管がなくなる状態が生ずる。この場合、誘導加熱コイ
ルは無負荷の発振となり、誘導加熱コイルを励磁する電
源から見てインピーダンスが高くなり、電流が流れにく
く電圧のみが急激に上昇し、過電圧ぎみとなる。このた
め、誘導加熱装置の保護の面から継続して発振すること
ができなくなり、被加熱管端部の通過直前に電源をしゃ
断をせざるを得ない。
長に渡って連続加熱する場合、被加熱管端部が電磁誘導
加熱コイルの内周側で相対的に移動しつつある状況にあ
っては、被加熱管の外周側に配設される誘導加熱コイル
が被加熱管端部側に移動することにより、その移動時間
の経過に伴い順次被加熱管の量が変化し、最終的に被加
熱管がなくなる状態が生ずる。この場合、誘導加熱コイ
ルは無負荷の発振となり、誘導加熱コイルを励磁する電
源から見てインピーダンスが高くなり、電流が流れにく
く電圧のみが急激に上昇し、過電圧ぎみとなる。このた
め、誘導加熱装置の保護の面から継続して発振すること
ができなくなり、被加熱管端部の通過直前に電源をしゃ
断をせざるを得ない。
【0004】従来、このような問題点を除去するため、
以下に述べる第1の例と、第2の例と、第3の例があ
る。 <第1の例>被加熱管の両端部にそれぞれダミーパイプ
を配設し、これらを電磁誘導加熱コイルにより加熱する
方式が特開昭59ー189583号公報により公知であ
る。この方式は、図6に示すように誘導加熱される鋼管
等の被加熱管1の両端部に、被加熱管1と同心延長線上
に、該被加熱管1と同一内径寸法でかつ同一外径寸法の
ダミーパイプ2,3を図示しない固定部材により固定
し、被加熱管1の外周面に巻回され、台車4,5により
それぞれ移動可能に支持された電磁誘導加熱コイル6,
7を備えている。そして、電磁誘導加熱コイル6,7に
同時に電力を供給する電力供給装置10を備えている。
以下に述べる第1の例と、第2の例と、第3の例があ
る。 <第1の例>被加熱管の両端部にそれぞれダミーパイプ
を配設し、これらを電磁誘導加熱コイルにより加熱する
方式が特開昭59ー189583号公報により公知であ
る。この方式は、図6に示すように誘導加熱される鋼管
等の被加熱管1の両端部に、被加熱管1と同心延長線上
に、該被加熱管1と同一内径寸法でかつ同一外径寸法の
ダミーパイプ2,3を図示しない固定部材により固定
し、被加熱管1の外周面に巻回され、台車4,5により
それぞれ移動可能に支持された電磁誘導加熱コイル6,
7を備えている。そして、電磁誘導加熱コイル6,7に
同時に電力を供給する電力供給装置10を備えている。
【0005】このような構成のものにおいて、電磁誘導
加熱コイル6,7に電力供給装置10から交流電力を供
給することにより、電磁誘導加熱コイル6,7から発生
する交番磁束は、被加熱管1の端部において漏洩磁束と
なるようなことがなく、被加熱管1の両端部からこれに
隣接するダミーパイプ2,3に導かれ、ダミーパイプ
2,3内を通過するので、被加熱管1に生ずる渦電流に
よるジュール熱によって、被加熱管1は加熱される。こ
のような構成により、被加熱管端部も被加熱管中央部と
同様に均等に加熱することができる。
加熱コイル6,7に電力供給装置10から交流電力を供
給することにより、電磁誘導加熱コイル6,7から発生
する交番磁束は、被加熱管1の端部において漏洩磁束と
なるようなことがなく、被加熱管1の両端部からこれに
隣接するダミーパイプ2,3に導かれ、ダミーパイプ
2,3内を通過するので、被加熱管1に生ずる渦電流に
よるジュール熱によって、被加熱管1は加熱される。こ
のような構成により、被加熱管端部も被加熱管中央部と
同様に均等に加熱することができる。
【0006】<第2の例>この例の構成は、図6のダミ
ーパイプ2,3を設けない場合であって、電力供給装置
10に図7(a)に示すような電力供給パターンが与え
られるようになっている。この電力供給パターンは、被
加熱管1の中央部であって電磁誘導加熱コイル6,7が
静止状態のとき定格電力値Pを供給し、この中央部から
管端部よりに電磁誘導加熱コイル6,7が移動する距離
L2 の間は、定格電力値Pから最低電力値P0'に漸減さ
せ、その後被加熱管1の管端部から管中央部よりの距離
L1において最低電力値P0'から最高電力値P0'' に漸
増させるようになっている。
ーパイプ2,3を設けない場合であって、電力供給装置
10に図7(a)に示すような電力供給パターンが与え
られるようになっている。この電力供給パターンは、被
加熱管1の中央部であって電磁誘導加熱コイル6,7が
静止状態のとき定格電力値Pを供給し、この中央部から
管端部よりに電磁誘導加熱コイル6,7が移動する距離
L2 の間は、定格電力値Pから最低電力値P0'に漸減さ
せ、その後被加熱管1の管端部から管中央部よりの距離
L1において最低電力値P0'から最高電力値P0'' に漸
増させるようになっている。
【0007】このような構成のものにおいて、電磁誘導
加熱コイル6,7に電力供給装置10から交流電力を供
給することにより、電磁誘導加熱コイル6,7から発生
する交番磁束は、被加熱管1を通る閉磁路を通過し、こ
の結果被加熱管1に生ずる渦電流によるジュール熱によ
って、被加熱管1は加熱される。
加熱コイル6,7に電力供給装置10から交流電力を供
給することにより、電磁誘導加熱コイル6,7から発生
する交番磁束は、被加熱管1を通る閉磁路を通過し、こ
の結果被加熱管1に生ずる渦電流によるジュール熱によ
って、被加熱管1は加熱される。
【0008】このような構成により、被加熱管端部も被
加熱管中央部と同様に均等に加熱することができる。 <第3の例>第3の例は、特開平1−172521号公
報に開示された内容で、被加熱管の管端部が加熱コイル
内を相対的に通過する際にその相対速度を低下させるこ
とにより、被加熱管の単位量あたりの投入電力を上げ、
管中央部比較での温度上昇不十分を解消する技術であ
る。
加熱管中央部と同様に均等に加熱することができる。 <第3の例>第3の例は、特開平1−172521号公
報に開示された内容で、被加熱管の管端部が加熱コイル
内を相対的に通過する際にその相対速度を低下させるこ
とにより、被加熱管の単位量あたりの投入電力を上げ、
管中央部比較での温度上昇不十分を解消する技術であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上述べた従
来の第1の例、第2の例ならびに第3の例にあっては、
次のような問題点がある。すなわち、第1の例では、
(1)ダミーパイプ2,3は被加熱管1に対して同心延
長線上に配置されているので、被加熱管1を加熱後搬送
するのが困難である。(2)ダミーパイプ2,3は被加
熱管1と同一内径および同一外径であるため、サイズの
異なる被加熱管1に応じてダミーパイプを取替える必要
がある。
来の第1の例、第2の例ならびに第3の例にあっては、
次のような問題点がある。すなわち、第1の例では、
(1)ダミーパイプ2,3は被加熱管1に対して同心延
長線上に配置されているので、被加熱管1を加熱後搬送
するのが困難である。(2)ダミーパイプ2,3は被加
熱管1と同一内径および同一外径であるため、サイズの
異なる被加熱管1に応じてダミーパイプを取替える必要
がある。
【0010】また、第2の例では、被加熱管1の管端部
のインピーダンスが管中央部に比べて高いことから、誘
導加熱コイル6に電力を供給する電力一定制御器(AP
R:自動電力調整器)により連続して制御することは不
可能である。この理由は、電圧が電流に先行して過電圧
になるおそれがあり、被加熱管1の管端部の温度低下が
図7(b)のT0 のように大きい(Tは温度低下のない
管中央部の温度に比べて大きい)からである。
のインピーダンスが管中央部に比べて高いことから、誘
導加熱コイル6に電力を供給する電力一定制御器(AP
R:自動電力調整器)により連続して制御することは不
可能である。この理由は、電圧が電流に先行して過電圧
になるおそれがあり、被加熱管1の管端部の温度低下が
図7(b)のT0 のように大きい(Tは温度低下のない
管中央部の温度に比べて大きい)からである。
【0011】さらに、第3の例では、次のような問題点
がある。図8はこれを説明するための図で、(a)は被
加熱管1と誘導加熱コイル6の関係を示す図であり、
(b)は誘導加熱コイル6の発熱有無状態を示す図であ
り、(c)は誘導加熱コイル6の移動速度を示す図であ
り、(d)は被加熱管1の加熱到達温度の変化を示す図
である。
がある。図8はこれを説明するための図で、(a)は被
加熱管1と誘導加熱コイル6の関係を示す図であり、
(b)は誘導加熱コイル6の発熱有無状態を示す図であ
り、(c)は誘導加熱コイル6の移動速度を示す図であ
り、(d)は被加熱管1の加熱到達温度の変化を示す図
である。
【0012】第3の例では、図8から明らかなように、
被加熱管1の管端部1aが誘導加熱コイル6内を相対的
に通過する際にその相対速度を低下させることにより、
被加熱管1の単位量あたりの投入電力を上げても、無負
荷の発振はやはりできず、管端部1aのごく近傍では
(d)のように温度上昇が不十分となる。
被加熱管1の管端部1aが誘導加熱コイル6内を相対的
に通過する際にその相対速度を低下させることにより、
被加熱管1の単位量あたりの投入電力を上げても、無負
荷の発振はやはりできず、管端部1aのごく近傍では
(d)のように温度上昇が不十分となる。
【0013】また、第3の例では、相対速度低下を開始
した段階で加熱コイルの影響範囲内の管端部1aからあ
る程度内側の部分は、この速度低下で必要以上に投入電
力が上昇し過加熱となる部分が生ずる。
した段階で加熱コイルの影響範囲内の管端部1aからあ
る程度内側の部分は、この速度低下で必要以上に投入電
力が上昇し過加熱となる部分が生ずる。
【0014】本発明の目的は、被加熱管を加熱後搬送す
ることが容易で、かつダミーパイプは被加熱管のサイズ
に応じて取替える必要がなく、またインピーダンス変化
に対応した連続加熱が可能で、さらに被加熱管の管端部
が加熱コイル内を相対的に通過する際に生ずる無負荷発
振での電流が流れにくく電圧のみが急激に上昇するとい
う現象を回避可能な連続誘導加熱装置を提供することに
ある。
ることが容易で、かつダミーパイプは被加熱管のサイズ
に応じて取替える必要がなく、またインピーダンス変化
に対応した連続加熱が可能で、さらに被加熱管の管端部
が加熱コイル内を相対的に通過する際に生ずる無負荷発
振での電流が流れにくく電圧のみが急激に上昇するとい
う現象を回避可能な連続誘導加熱装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に対応する発明は、平面状に積層すること
なく端部を揃えた複数の被加熱管の管軸方向と直交させ
て、該全ての被加熱管の周囲方向を囲むように配置され
た環状の電磁誘導加熱コイルを、前記全ての被加熱管の
管軸方向に水平移動させながら、前記被加熱管をその管
軸方向に連続的にその管端部まで加熱する際に、前記被
加熱管と垂直方向で段差を持ち、かつ前記電磁誘導加熱
コイルのターン内に位置するように、前記被加熱管の端
部にその端部を水平方向で同位置にするダミーパイプを
前記被加熱管と垂直方向で重なることのないように配置
した連続誘導加熱装置である。
め、請求項1に対応する発明は、平面状に積層すること
なく端部を揃えた複数の被加熱管の管軸方向と直交させ
て、該全ての被加熱管の周囲方向を囲むように配置され
た環状の電磁誘導加熱コイルを、前記全ての被加熱管の
管軸方向に水平移動させながら、前記被加熱管をその管
軸方向に連続的にその管端部まで加熱する際に、前記被
加熱管と垂直方向で段差を持ち、かつ前記電磁誘導加熱
コイルのターン内に位置するように、前記被加熱管の端
部にその端部を水平方向で同位置にするダミーパイプを
前記被加熱管と垂直方向で重なることのないように配置
した連続誘導加熱装置である。
【0016】請求項1に対応する発明によれば、被加熱
管の管端部が電磁誘導加熱コイル内を相対的に通過する
際に生ずる無負荷発振での電流が流れにくく電圧のみが
急激に上昇するという現象を回避し、管端部通過後も継
続して発振することで、加熱のための発振時間が管端部
も管中央部同様にとることができ、管端部も十分な温度
上昇が得られ管端部まで均一に加熱できる。
管の管端部が電磁誘導加熱コイル内を相対的に通過する
際に生ずる無負荷発振での電流が流れにくく電圧のみが
急激に上昇するという現象を回避し、管端部通過後も継
続して発振することで、加熱のための発振時間が管端部
も管中央部同様にとることができ、管端部も十分な温度
上昇が得られ管端部まで均一に加熱できる。
【0017】また、請求項1に対応する発明によれば、
被加熱管と加熱コイルの相対速度を変化させずに処理で
きるため、先行技術の速度低下による、必要以上に投入
電力が上昇し過加熱となる部分の発生も回避でき、管端
部まで均一に加熱できる。
被加熱管と加熱コイルの相対速度を変化させずに処理で
きるため、先行技術の速度低下による、必要以上に投入
電力が上昇し過加熱となる部分の発生も回避でき、管端
部まで均一に加熱できる。
【0018】さらに、請求項1に対応する発明によれ
ば、被加熱管とダミーパイプを互いに段差を持たせて配
置したので、連続操業時における加熱後の被加熱管の搬
送が容易に行える。
ば、被加熱管とダミーパイプを互いに段差を持たせて配
置したので、連続操業時における加熱後の被加熱管の搬
送が容易に行える。
【0019】前記目的を達成するため、請求項2に対応
する発明は、請求項1記載の連続誘導加熱装置におい
て、自動電力調整器および自動電圧調整器のいずれかの
出力により、前記電磁誘導加熱コイルに供給する電力の
供給パターンを変更可能な電力供給装置を備え、該電力
供給装置により供給する電力の供給パターンは、前記被
加熱管の管中央部から管端部近傍の間は前記自動電力調
整器の出力により制御し、前記管端部近傍から前記ダミ
ーパイプの端部までの間は自動電圧調整器の出力により
制御し、前記ダミーパイプを特定のものとしたとき、前
記被加熱管の変更に伴って前記電力供給装置により供給
する電力の供給パターンを補正するようにした連続誘導
加熱装置である。
する発明は、請求項1記載の連続誘導加熱装置におい
て、自動電力調整器および自動電圧調整器のいずれかの
出力により、前記電磁誘導加熱コイルに供給する電力の
供給パターンを変更可能な電力供給装置を備え、該電力
供給装置により供給する電力の供給パターンは、前記被
加熱管の管中央部から管端部近傍の間は前記自動電力調
整器の出力により制御し、前記管端部近傍から前記ダミ
ーパイプの端部までの間は自動電圧調整器の出力により
制御し、前記ダミーパイプを特定のものとしたとき、前
記被加熱管の変更に伴って前記電力供給装置により供給
する電力の供給パターンを補正するようにした連続誘導
加熱装置である。
【0020】請求項2に対応する発明によれば、内外径
寸法の異なる被加熱管に変更しても、被加熱管の変更に
伴って電力供給装置により供給する電力の供給パターン
が補正されるので、ダミーパイプを何等変更する必要も
ない。
寸法の異なる被加熱管に変更しても、被加熱管の変更に
伴って電力供給装置により供給する電力の供給パターン
が補正されるので、ダミーパイプを何等変更する必要も
ない。
【0021】前記目的を達成するため、請求項3に対応
する発明は、請求項1記載の連続誘導加熱装置におい
て、前記電磁誘導加熱コイルに電力を供給する電力供給
装置と、前記被加熱管の内外径寸法の値に応じて前記電
力供給装置により前記電磁誘導加熱コイルに供給する電
力の供給パターンを記憶した記憶手段と、前記被加熱管
の内外径寸法の値を指定可能で、該指定に対応し、電力
の供給パターンを前記記憶手段から読出して前記電力供
給装置の電力の供給パターンとする被加熱管内外径寸法
指定手段を備えた連続誘導加熱装置である。
する発明は、請求項1記載の連続誘導加熱装置におい
て、前記電磁誘導加熱コイルに電力を供給する電力供給
装置と、前記被加熱管の内外径寸法の値に応じて前記電
力供給装置により前記電磁誘導加熱コイルに供給する電
力の供給パターンを記憶した記憶手段と、前記被加熱管
の内外径寸法の値を指定可能で、該指定に対応し、電力
の供給パターンを前記記憶手段から読出して前記電力供
給装置の電力の供給パターンとする被加熱管内外径寸法
指定手段を備えた連続誘導加熱装置である。
【0022】請求項3に対応する発明によれば、内外径
寸法の異なる被加熱管に変更しても、被加熱管の変更に
伴って電力供給装置により供給する電力の供給パターン
が、自動的に予め記憶されている記憶装置から読み出さ
れた電力の供給パターンとなるので、ダミーパイプを何
等変更する必要もない。
寸法の異なる被加熱管に変更しても、被加熱管の変更に
伴って電力供給装置により供給する電力の供給パターン
が、自動的に予め記憶されている記憶装置から読み出さ
れた電力の供給パターンとなるので、ダミーパイプを何
等変更する必要もない。
【0023】前記目的を達成するため、請求項4に対応
する発明は、平面状に積層することなく端部を揃えた複
数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加熱
管の周囲方向を囲むように配置された環状の電磁誘導加
熱コイルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移動
させながら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的にそ
の管端部まで加熱する際に、前記電磁誘導加熱コイルの
ターン内に位置するように、前記被加熱管の端部にその
端部を水平方向で同位置にするダミーパイプを前記被加
熱管と垂直方向で重なることのないように配置し、自動
電力調整器および自動電圧調整器のいずれかの出力によ
り、前記電磁誘導加熱コイルに供給する電力の供給パタ
ーンを変更可能な電力供給装置を備え、該電力供給装置
により供給する電力の供給パターンは、前記被加熱管の
管中央部から管端部近傍の間は前記自動電力調整器の出
力により制御し、前記管端部近傍から前記ダミーパイプ
の端部までの間は自動電圧調整器の出力により制御し、
前記ダミーパイプを特定のものとしたとき、前記被加熱
管の変更に伴って前記電力供給装置により供給する電力
の供給パターンを補正するようにした連続誘導加熱装置
である。
する発明は、平面状に積層することなく端部を揃えた複
数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加熱
管の周囲方向を囲むように配置された環状の電磁誘導加
熱コイルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移動
させながら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的にそ
の管端部まで加熱する際に、前記電磁誘導加熱コイルの
ターン内に位置するように、前記被加熱管の端部にその
端部を水平方向で同位置にするダミーパイプを前記被加
熱管と垂直方向で重なることのないように配置し、自動
電力調整器および自動電圧調整器のいずれかの出力によ
り、前記電磁誘導加熱コイルに供給する電力の供給パタ
ーンを変更可能な電力供給装置を備え、該電力供給装置
により供給する電力の供給パターンは、前記被加熱管の
管中央部から管端部近傍の間は前記自動電力調整器の出
力により制御し、前記管端部近傍から前記ダミーパイプ
の端部までの間は自動電圧調整器の出力により制御し、
前記ダミーパイプを特定のものとしたとき、前記被加熱
管の変更に伴って前記電力供給装置により供給する電力
の供給パターンを補正するようにした連続誘導加熱装置
である。
【0024】請求項4に対応する発明によれば、内外径
寸法の異なる被加熱管に変更しても、被加熱管の変更に
伴って電力供給装置により供給する電力の供給パターン
が補正されるので、ダミーパイプを何等変更する必要も
ない。
寸法の異なる被加熱管に変更しても、被加熱管の変更に
伴って電力供給装置により供給する電力の供給パターン
が補正されるので、ダミーパイプを何等変更する必要も
ない。
【0025】前記目的を達成するため、請求項5に対応
する発明は、平面状に積層することなく端部を揃えた複
数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加熱
管の周囲方向を囲むように配置された環状の電磁誘導加
熱コイルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移動
させながら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的にそ
の管端部まで加熱する際に、前記電磁誘導加熱コイルの
ターン内に位置するように、前記被加熱管の端部にその
端部を水平方向で同位置にするダミーパイプを前記被加
熱管と垂直方向で重なることのないように配置し、前記
電磁誘導加熱コイルに電力を供給する電力供給装置と、
前記被加熱管の内外径寸法の値に応じて前記電力供給装
置により前記電磁誘導加熱コイルに供給する電力の供給
パターンを記憶した記憶手段と、前記被加熱管の内外径
寸法の値を指定可能で、該指定に対応し、電力の供給パ
ターンを前記記憶手段から読出して前記電力供給装置の
電力の供給パターンとする被加熱管内外径寸法指定手段
を備えた連続誘導加熱装置である。
する発明は、平面状に積層することなく端部を揃えた複
数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加熱
管の周囲方向を囲むように配置された環状の電磁誘導加
熱コイルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移動
させながら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的にそ
の管端部まで加熱する際に、前記電磁誘導加熱コイルの
ターン内に位置するように、前記被加熱管の端部にその
端部を水平方向で同位置にするダミーパイプを前記被加
熱管と垂直方向で重なることのないように配置し、前記
電磁誘導加熱コイルに電力を供給する電力供給装置と、
前記被加熱管の内外径寸法の値に応じて前記電力供給装
置により前記電磁誘導加熱コイルに供給する電力の供給
パターンを記憶した記憶手段と、前記被加熱管の内外径
寸法の値を指定可能で、該指定に対応し、電力の供給パ
ターンを前記記憶手段から読出して前記電力供給装置の
電力の供給パターンとする被加熱管内外径寸法指定手段
を備えた連続誘導加熱装置である。
【0026】請求項5に対応する発明によれば、内外径
寸法の異なる被加熱管に変更しても、被加熱管の変更に
伴って電力供給装置により供給する電力の供給パターン
が、自動的に予め記憶されている記憶装置から読み出さ
れた電力の供給パターンとなるので、ダミーパイプを何
等変更する必要もない。
寸法の異なる被加熱管に変更しても、被加熱管の変更に
伴って電力供給装置により供給する電力の供給パターン
が、自動的に予め記憶されている記憶装置から読み出さ
れた電力の供給パターンとなるので、ダミーパイプを何
等変更する必要もない。
【0027】前記目的を達成するため、請求項6に対応
する発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の連
続誘導加熱装置において、ダミーパイプに冷却水循環式
の冷却装置の給排水管を連通可能に接続した連続誘導加
熱装置である。
する発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の連
続誘導加熱装置において、ダミーパイプに冷却水循環式
の冷却装置の給排水管を連通可能に接続した連続誘導加
熱装置である。
【0028】請求項6に対応する発明によれば、ダミー
パイプが冷却水の循環により冷却されるので、連続操業
に耐えることが可能となる。前記目的を達成するため、
請求項7に対応する発明は、前記ダミーパイプを、前記
被加熱管の管軸方向長さの変更にあわせてその管軸方向
にスライドする機構により搬送させるようにしたことを
特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の連続
誘導加熱装置である。
パイプが冷却水の循環により冷却されるので、連続操業
に耐えることが可能となる。前記目的を達成するため、
請求項7に対応する発明は、前記ダミーパイプを、前記
被加熱管の管軸方向長さの変更にあわせてその管軸方向
にスライドする機構により搬送させるようにしたことを
特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の連続
誘導加熱装置である。
【0029】請求項7に対応する発明によれば、ダミー
パイプを、被加熱管の管長方向長さの変更にあわせてそ
の管長方向にスライドする機構を設けることで、被加熱
管の管長方向長さの変化に対して前述の手法を適用でき
る。
パイプを、被加熱管の管長方向長さの変更にあわせてそ
の管長方向にスライドする機構を設けることで、被加熱
管の管長方向長さの変化に対して前述の手法を適用でき
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。図1は、本発明の連続誘導加
熱装置の概要を説明するための図であり、具体的には図
1(a)は内面塩化ビニールライニング鋼管製造用を示
すもので、複数の鋼管等の被加熱管1の内周面に各々図
示しない塩化ビニール管を挿入し、誘導加熱装置により
被加熱管1および塩化ビニール管を貫通する2個の環状
の誘導加熱コイル(図では1個のみを示している)7を
管長手方向の中央部より、それぞれ双管端方向に移動さ
せ、被加熱管1を連続加熱するものである。
図面を参照して説明する。図1は、本発明の連続誘導加
熱装置の概要を説明するための図であり、具体的には図
1(a)は内面塩化ビニールライニング鋼管製造用を示
すもので、複数の鋼管等の被加熱管1の内周面に各々図
示しない塩化ビニール管を挿入し、誘導加熱装置により
被加熱管1および塩化ビニール管を貫通する2個の環状
の誘導加熱コイル(図では1個のみを示している)7を
管長手方向の中央部より、それぞれ双管端方向に移動さ
せ、被加熱管1を連続加熱するものである。
【0031】<第1の実施形態>図2は、図1の連続誘
導加熱装置の第1の実施形態を説明するための側面図で
ある。すなわち、平面状に積層することなく端部を揃え
た複数の被加熱管1の管軸方向と直交させて、該全ての
被加熱管1の周囲方向を囲むように配置された環状の電
磁誘導加熱コイル6,7を、前記全ての被加熱管1の管
軸方向に水平移動させながら、前記被加熱管1をその管
軸方向に連続的にその管端部まで加熱する際に、前記被
加熱管1と垂直方向で段差を持ち、かつ電磁誘導加熱コ
イル6,7のターン内にそれぞれ位置するように、前記
被加熱管1の両端部にその両端部をそれぞれ水平方向に
固定するための固定部材により支持されたダミーパイプ
8,9を前記被加熱管1と垂直方向で重なることのない
ように配置したものである。
導加熱装置の第1の実施形態を説明するための側面図で
ある。すなわち、平面状に積層することなく端部を揃え
た複数の被加熱管1の管軸方向と直交させて、該全ての
被加熱管1の周囲方向を囲むように配置された環状の電
磁誘導加熱コイル6,7を、前記全ての被加熱管1の管
軸方向に水平移動させながら、前記被加熱管1をその管
軸方向に連続的にその管端部まで加熱する際に、前記被
加熱管1と垂直方向で段差を持ち、かつ電磁誘導加熱コ
イル6,7のターン内にそれぞれ位置するように、前記
被加熱管1の両端部にその両端部をそれぞれ水平方向に
固定するための固定部材により支持されたダミーパイプ
8,9を前記被加熱管1と垂直方向で重なることのない
ように配置したものである。
【0032】ダミーパイプ8には、図示しない冷却水循
環方式の冷却装置の給排水管13が連通可能に連結さ
れ、またダミーパイプ9には、図示しない冷却水循環方
式の冷却装置の給排水管14が連通可能に連結され、こ
れにより連続操業に耐え得るように冷却水循環式の冷却
装置に連通されている。
環方式の冷却装置の給排水管13が連通可能に連結さ
れ、またダミーパイプ9には、図示しない冷却水循環方
式の冷却装置の給排水管14が連通可能に連結され、こ
れにより連続操業に耐え得るように冷却水循環式の冷却
装置に連通されている。
【0033】このことにより、被加熱管1の管端部と、
ダミーパイプ3を連続して加熱し、被加熱管1の管端部
も、該管端部以外の部分と同様に加熱できる。以上のよ
うな本発明の実施形態において、よりシビアな制御を行
うには、次のような問題が存在する。すなわち、被加熱
管1の管端部は、図1(b)に示すように電源からみて
インピーダンスが高くなり、この結果、自動電力調整器
(APR:電力一定制御器)にて連続して制御すること
は、電圧が電力に先行し、過電圧となるおそれがある。
ダミーパイプ3を連続して加熱し、被加熱管1の管端部
も、該管端部以外の部分と同様に加熱できる。以上のよ
うな本発明の実施形態において、よりシビアな制御を行
うには、次のような問題が存在する。すなわち、被加熱
管1の管端部は、図1(b)に示すように電源からみて
インピーダンスが高くなり、この結果、自動電力調整器
(APR:電力一定制御器)にて連続して制御すること
は、電圧が電力に先行し、過電圧となるおそれがある。
【0034】そこで、本発明の実施形態では、電力供給
装置として、前述の自動電力調整器10だけでなく、自
動電圧調整器(AVR:電圧一定制御器)20を配設
し、両者の切替えが可能に切替手段30を設け、図1
(c)のように図1(b)のインピーダンスの上昇に合
わせて電圧基準を上げていくように、加熱電力のパター
ンとすることにより、インピーダンス変化に対応した連
続加熱をし続けることができる。このことは、実験結果
から明らかであり、被加熱管1の管端部はダミーパイプ
と被加熱管とのサイズ差等でインピーダンスにバリエー
ションが多く、自動電力調整器10では電圧先行とな
り、制御が困難であるが、自動電圧調整器20では安定
に制御可能である。
装置として、前述の自動電力調整器10だけでなく、自
動電圧調整器(AVR:電圧一定制御器)20を配設
し、両者の切替えが可能に切替手段30を設け、図1
(c)のように図1(b)のインピーダンスの上昇に合
わせて電圧基準を上げていくように、加熱電力のパター
ンとすることにより、インピーダンス変化に対応した連
続加熱をし続けることができる。このことは、実験結果
から明らかであり、被加熱管1の管端部はダミーパイプ
と被加熱管とのサイズ差等でインピーダンスにバリエー
ションが多く、自動電力調整器10では電圧先行とな
り、制御が困難であるが、自動電圧調整器20では安定
に制御可能である。
【0035】また、図1(c)または図3(a)に示す
加熱電力のパターンは、被加熱管1の内外径寸法によっ
て多少異なるので、被加熱管の内外径寸法の大小に応じ
た加熱電力のパターンを実験等により求め、これを例え
ば切替手段30に設けられている記憶装置(図示せず)
に記憶させておき、この予め記憶されている加熱電力の
パターンを被加熱管の内外径寸法を指定し、例えば切替
手段30に設けられている内外径寸法指定手段(図示せ
ず)により、指定することにより該当する加熱電力のパ
ターンを読出すことができるようになっている。
加熱電力のパターンは、被加熱管1の内外径寸法によっ
て多少異なるので、被加熱管の内外径寸法の大小に応じ
た加熱電力のパターンを実験等により求め、これを例え
ば切替手段30に設けられている記憶装置(図示せず)
に記憶させておき、この予め記憶されている加熱電力の
パターンを被加熱管の内外径寸法を指定し、例えば切替
手段30に設けられている内外径寸法指定手段(図示せ
ず)により、指定することにより該当する加熱電力のパ
ターンを読出すことができるようになっている。
【0036】このように構成することにより、被加熱管
1の管端部が加熱コイル7内を相対的に通過する際に生
ずる無負荷発振での電流が流れにくく電圧のみが急激に
上昇するという現象を回避し、管端部通過後も継続して
発振することで、加熱のための発振時間が管端部も管中
央部同様にとることができ、管端部も十分な温度上昇が
得られ管端部まで均一に加熱できる。また、被加熱管1
と加熱コイル7の相対速度を変化させずに処理できるた
め、従来の第3の例による速度低下による、必要以上に
投入電力が上昇し過加熱となる部分の発生も回避でき、
管端部まで均一に加熱できる。
1の管端部が加熱コイル7内を相対的に通過する際に生
ずる無負荷発振での電流が流れにくく電圧のみが急激に
上昇するという現象を回避し、管端部通過後も継続して
発振することで、加熱のための発振時間が管端部も管中
央部同様にとることができ、管端部も十分な温度上昇が
得られ管端部まで均一に加熱できる。また、被加熱管1
と加熱コイル7の相対速度を変化させずに処理できるた
め、従来の第3の例による速度低下による、必要以上に
投入電力が上昇し過加熱となる部分の発生も回避でき、
管端部まで均一に加熱できる。
【0037】一方、図3(a)に示す電力供給パターン
は、被加熱管1の中央部であって誘導加熱コイル6,7
が静止状態のとき、自動電力調整器10により定格電力
値Pを供給し、この中央部から管端部よりに電磁誘導加
熱コイル6,7が移動する距離L2 の間は、定格電力値
Pから最低電力値P0 に漸減させる。その後、被加熱管
1の管端部から管中央部よりの距離L1 ならびに管端部
からダミーパイプ8,9の一点である距離L3 において
は切替手段30により自動電圧調整器20に切替て電圧
を定格から最高電圧Vに漸増させるようになっている。
は、被加熱管1の中央部であって誘導加熱コイル6,7
が静止状態のとき、自動電力調整器10により定格電力
値Pを供給し、この中央部から管端部よりに電磁誘導加
熱コイル6,7が移動する距離L2 の間は、定格電力値
Pから最低電力値P0 に漸減させる。その後、被加熱管
1の管端部から管中央部よりの距離L1 ならびに管端部
からダミーパイプ8,9の一点である距離L3 において
は切替手段30により自動電圧調整器20に切替て電圧
を定格から最高電圧Vに漸増させるようになっている。
【0038】この結果、図3(b)に示すように被加熱
管1の管軸端部の端部の温度低下がt0 と従来の連続誘
導加熱装置のT0 より小さく、被加熱管1の管端部直前
で電源をしゃ断することなく、加熱し続けることができ
る。このことにより被加熱管1の管端部とダミーパイプ
を連続して加熱し、被加熱管1の管端部とも、そ以外の
部分と同様に加熱できる。
管1の管軸端部の端部の温度低下がt0 と従来の連続誘
導加熱装置のT0 より小さく、被加熱管1の管端部直前
で電源をしゃ断することなく、加熱し続けることができ
る。このことにより被加熱管1の管端部とダミーパイプ
を連続して加熱し、被加熱管1の管端部とも、そ以外の
部分と同様に加熱できる。
【0039】また、該内外径寸法指定手段で被加熱管1
の内外径寸法を指定することにより、該指定に対応した
加熱電力のパターンが、記憶装置から読出されると共
に、該加熱電力のパターンの電力が電磁誘導加熱コイル
6,7に供給されるので、ダミーパイプ3は何等取替え
ることなく固定のままでよい。
の内外径寸法を指定することにより、該指定に対応した
加熱電力のパターンが、記憶装置から読出されると共
に、該加熱電力のパターンの電力が電磁誘導加熱コイル
6,7に供給されるので、ダミーパイプ3は何等取替え
ることなく固定のままでよい。
【0040】さらに、被加熱管1とダミーパイプ8,9
を互いに段差を持たせて配置したので、連続操業時にお
ける加熱後の被加熱管1の搬送が容易に行える。<第2
の実施形態>前述の実施形態では、被加熱管1とダミー
パイプ3,8,9は段差が存在するように配置した場合
であって、電磁誘導加熱コイル6,7に供給する電力の
供給パターンを、自動電力調整器および自動電圧調整器
の出力の切替えにより補正するようにした例について説
明したが、この電力の供給パターンの補正は、被加熱管
1とダミーパイプ3,8,9は段差が存在せず同心延長
線上に配置されたものでも、前述の実施形態と同様に、
内外径の異なる被加熱管に変更してもダミーパイプを何
等変更する必要もない。
を互いに段差を持たせて配置したので、連続操業時にお
ける加熱後の被加熱管1の搬送が容易に行える。<第2
の実施形態>前述の実施形態では、被加熱管1とダミー
パイプ3,8,9は段差が存在するように配置した場合
であって、電磁誘導加熱コイル6,7に供給する電力の
供給パターンを、自動電力調整器および自動電圧調整器
の出力の切替えにより補正するようにした例について説
明したが、この電力の供給パターンの補正は、被加熱管
1とダミーパイプ3,8,9は段差が存在せず同心延長
線上に配置されたものでも、前述の実施形態と同様に、
内外径の異なる被加熱管に変更してもダミーパイプを何
等変更する必要もない。
【0041】<第3の実施形態>図4は第3の実施形態
を説明するための図で、前述の実施形態のダミーパイプ
3を、被加熱管1の管軸方向長さの変更にあわせてその
管軸方向にスライドする機構40例えばキャスタ付台車
により載置支持し搬送可能に構成にした点のみが、前述
の実施形態と異なる。この場合、ダミーパイプ3の高さ
は被加熱管1より高い位置(被加熱管1の端部にその端
部を水平方向で同位置にするダミーパイプ3を被加熱管
1と垂直方向で重なることのないように配置されること
はもちろんである。
を説明するための図で、前述の実施形態のダミーパイプ
3を、被加熱管1の管軸方向長さの変更にあわせてその
管軸方向にスライドする機構40例えばキャスタ付台車
により載置支持し搬送可能に構成にした点のみが、前述
の実施形態と異なる。この場合、ダミーパイプ3の高さ
は被加熱管1より高い位置(被加熱管1の端部にその端
部を水平方向で同位置にするダミーパイプ3を被加熱管
1と垂直方向で重なることのないように配置されること
はもちろんである。
【0042】図4(a)は、ダミーパイプ3の管軸方向
長さがすべて一定のもの、すなわち、定尺管用の場合を
示し、図4(b)は、ダミーパイプ3の管軸方向長さが
異なるのもの、すなわち、非定尺管用の場合を示してい
る。
長さがすべて一定のもの、すなわち、定尺管用の場合を
示し、図4(b)は、ダミーパイプ3の管軸方向長さが
異なるのもの、すなわち、非定尺管用の場合を示してい
る。
【0043】図4のように被加熱管1の管長方向長さの
変更にあわせてその管軸方向にスライドする機構40を
設け、この機構40によりダミーパイプ3を、載置支持
したので、被加熱管1の管軸方向長さの変化に対して、
前述の実施形態と同様な手法を適用できる効果がある。
変更にあわせてその管軸方向にスライドする機構40を
設け、この機構40によりダミーパイプ3を、載置支持
したので、被加熱管1の管軸方向長さの変化に対して、
前述の実施形態と同様な手法を適用できる効果がある。
【0044】図5は、図4の実施形態の作用効果を説明
するための図で、(a)は被加熱管1と誘導加熱コイル
6の関係を示す図であり、(b)は誘導加熱コイル6の
発熱有無状態を示す図であり、(c)は誘導加熱コイル
6の移動速度を示す図であり、(d)は被加熱管1の加
熱到達温度の変化を示す図である。
するための図で、(a)は被加熱管1と誘導加熱コイル
6の関係を示す図であり、(b)は誘導加熱コイル6の
発熱有無状態を示す図であり、(c)は誘導加熱コイル
6の移動速度を示す図であり、(d)は被加熱管1の加
熱到達温度の変化を示す図である。
【0045】このことから、被加熱管1と加熱コイル7
の相対速度を変化させずに処理できるため、従来の第3
の例による速度低下による、必要以上に投入電力が上昇
し過加熱となる部分の発生も回避でき、管端部まで均一
に加熱できる。
の相対速度を変化させずに処理できるため、従来の第3
の例による速度低下による、必要以上に投入電力が上昇
し過加熱となる部分の発生も回避でき、管端部まで均一
に加熱できる。
【0046】
【発明の効果】以上述べた本発明によれば、被加熱管を
加熱後搬送することが容易で、かつダミーパイプは被加
熱管のサイズに応じて取替える必要がなく、またインピ
ーダンス変化に対応した連続加熱が可能で、さらに被加
熱管の管端部が加熱コイル内を相対的に通過する際に生
ずる無負荷発振での電流が流れにくく電圧のみが急激に
上昇するという現象を回避可能な連続誘導加熱装置を提
供することができる。
加熱後搬送することが容易で、かつダミーパイプは被加
熱管のサイズに応じて取替える必要がなく、またインピ
ーダンス変化に対応した連続加熱が可能で、さらに被加
熱管の管端部が加熱コイル内を相対的に通過する際に生
ずる無負荷発振での電流が流れにくく電圧のみが急激に
上昇するという現象を回避可能な連続誘導加熱装置を提
供することができる。
【図1】本発明の連続誘導加熱装置の概略構成を説明す
るための図。
るための図。
【図2】図1の連続誘導加熱装置の第1の実施形態を説
明するための側面図。
明するための側面図。
【図3】図2の連続誘導加熱装置の作用効果を説明する
ための図。
ための図。
【図4】本発明の連続誘導加熱装置の第3の実施形態の
概略構成を説明するための図。
概略構成を説明するための図。
【図5】図4の実施形態の作用効果を説明するための
図。
図。
【図6】従来の連続誘導加熱装置の一例の概略構成を説
明するための図。
明するための図。
【図7】図6の連続誘導加熱装置の問題点を説明するた
めの図。
めの図。
【図8】従来の連続誘導加熱装置の他の例の概略構成な
らびその問題点を説明するための図。
らびその問題点を説明するための図。
1…被加熱管 2,3…ダミーパイプ 4,5…台車 6,7…電磁誘導加熱コイル 8,9…ダミーパイプ 11,12…固定部材 13,14…冷却水循環方式の冷却装置の給排水管 40…ダミーパイプをスライドする機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牛島 英二 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 森崎 敏広 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 平面状に積層することなく端部を揃えた
複数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加
熱管の周囲方向を囲むように配置された環状の電磁誘導
加熱コイルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移
動させながら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的に
その管端部まで加熱する際に、前記被加熱管と垂直方向
で段差を持ち、かつ前記電磁誘導加熱コイルのターン内
に位置するように、前記被加熱管の端部にその端部を水
平方向で同位置にするダミーパイプを前記被加熱管と垂
直方向で重なることのないように配置したことを特徴と
する連続誘導加熱装置。 - 【請求項2】 自動電力調整器および自動電圧調整器の
いずれかの出力により、前記電磁誘導加熱コイルに供給
する電力の供給パターンを変更可能な電力供給装置を備
え、該電力供給装置により供給する電力の供給パターン
は、前記被加熱管の管中央部から管端部近傍の間は前記
自動電力調整器の出力により制御し、前記管端部近傍か
ら前記ダミーパイプの端部までの間は自動電圧調整器の
出力により制御し、前記ダミーパイプを特定のものとし
たとき、前記被加熱管の変更に伴って前記電力供給装置
により供給する電力の供給パターンを補正するようにし
たことを特徴とする請求項1記載の連続誘導加熱装置。 - 【請求項3】 前記電磁誘導加熱コイルに電力を供給す
る電力供給装置と、前記被加熱管の内外径寸法の値に応
じて前記電力供給装置により前記電磁誘導加熱コイルに
供給する電力の供給パターンを記憶した記憶手段と、前
記被加熱管の内外径寸法の値を指定可能で、該指定に対
応し、電力の供給パターンを前記記憶手段から読出して
前記電力供給装置の電力の供給パターンとする被加熱管
内外径寸法指定手段を備えたことを特徴とする請求項1
記載の連続誘導加熱装置。 - 【請求項4】 平面状に積層することなく端部を揃えた
複数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加
熱管の周囲方向を囲むように配置された環状の電磁誘導
加熱コイルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移
動させながら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的に
その管端部まで加熱する際に、前記電磁誘導加熱コイル
のターン内に位置するように、前記被加熱管の端部にそ
の端部を水平方向で同位置にするダミーパイプを前記被
加熱管と垂直方向で重なることのないように配置し、自
動電力調整器および自動電圧調整器のいずれかの出力に
より、前記電磁誘導加熱コイルに供給する電力の供給パ
ターンを変更可能な電力供給装置を備え、該電力供給装
置により供給する電力の供給パターンは、前記被加熱管
の管中央部から管端部近傍の間は前記自動電力調整器の
出力により制御し、前記管端部近傍から前記ダミーパイ
プの端部までの間は自動電圧調整器の出力により制御
し、前記ダミーパイプを特定のものとしたとき、前記被
加熱管の変更に伴って前記電力供給装置により供給する
電力の供給パターンを補正するようにしたことを特徴と
する連続誘導加熱装置。 - 【請求項5】 平面状に積層することなく端部を揃えた
複数の被加熱管の管軸方向と直交させて、該全ての被加
熱管の周囲方向を囲むように配置された環状の電磁誘導
加熱コイルを、前記全ての被加熱管の管軸方向に水平移
動させながら、前記被加熱管をその管軸方向に連続的に
その管端部まで加熱する際に、前記電磁誘導加熱コイル
のターン内に位置するように、前記被加熱管の端部にそ
の端部を水平方向で同位置にするダミーパイプを前記被
加熱管と垂直方向で重なることのないように配置し、前
記電磁誘導加熱コイルに電力を供給する電力供給装置
と、前記被加熱管の内外径寸法の値に応じて前記電力供
給装置により前記電磁誘導加熱コイルに供給する電力の
供給パターンを記憶した記憶手段と、前記被加熱管の内
外径寸法の値を指定可能で、該指定に対応し、電力の供
給パターンを前記記憶手段から読出して前記電力供給装
置の電力の供給パターンとする被加熱管内外径寸法指定
手段を備えたことを特徴とする連続誘導加熱装置。 - 【請求項6】 前記ダミーパイプに冷却水循環式の冷却
装置の給排水管を連通可能に接続したことを特徴とする
請求項1〜請求項5のいずれかに記載の連続誘導加熱装
置。 - 【請求項7】 前記ダミーパイプを、前記被加熱管の管
軸方向長さの変更にあわせてその管軸方向にスライドす
る機構により搬送させるようにしたことを特徴とする請
求項1〜請求項6のいずれかに記載の連続誘導加熱装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6839798A JPH11102777A (ja) | 1997-07-28 | 1998-03-18 | 連続誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20155097 | 1997-07-28 | ||
| JP9-201550 | 1997-07-28 | ||
| JP6839798A JPH11102777A (ja) | 1997-07-28 | 1998-03-18 | 連続誘導加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11102777A true JPH11102777A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=26409623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6839798A Pending JPH11102777A (ja) | 1997-07-28 | 1998-03-18 | 連続誘導加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11102777A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9200355B2 (en) * | 2006-07-11 | 2015-12-01 | Arcelormittal France | Process for manufacturing iron-carbon-manganese austenitic steel sheet with excellent resistance to delayed cracking, and sheet thus produced |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP6839798A patent/JPH11102777A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9200355B2 (en) * | 2006-07-11 | 2015-12-01 | Arcelormittal France | Process for manufacturing iron-carbon-manganese austenitic steel sheet with excellent resistance to delayed cracking, and sheet thus produced |
| US10006099B2 (en) | 2006-07-11 | 2018-06-26 | Arcelormittal | Process for manufacturing iron-carbon-maganese austenitic steel sheet with excellent resistance to delayed cracking |
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