JPH11103192A - プラズマディスプレイ用前面板およびこれを配置してなるプラズマディスプレイ - Google Patents
プラズマディスプレイ用前面板およびこれを配置してなるプラズマディスプレイInfo
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- JPH11103192A JPH11103192A JP10137379A JP13737998A JPH11103192A JP H11103192 A JPH11103192 A JP H11103192A JP 10137379 A JP10137379 A JP 10137379A JP 13737998 A JP13737998 A JP 13737998A JP H11103192 A JPH11103192 A JP H11103192A
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁波遮蔽能に優れたプラズマディスプレイ
用前面板を供給する。 【解決手段】 少なくとも1枚の透明樹脂板と、該透明
樹脂に積層された導電性メッシュを有してなる前面板で
あって、該導電性メッシュの一部が前面板の面上の周辺
部の少なくとも一辺において、面状に露出しているプラ
ズマディスプレイ用前面板を提供する。この前面板は、
少なくとも一方の表面に凹凸が形成されていてよく、さ
らに、導電性メッシュと透明樹脂板の間に中間合成樹脂
板が積層され、その中間合成樹脂板と該透明樹脂板の間
に装飾部が設けられていてもよい。この前面板は、加え
て、導電膜を有していてもよく、その導電膜は、前面板
の面上の周辺部の、少なくとも一辺において面状に、該
導電性メッシュと接触した状態にある。このようなプラ
ズマディスプレイ用前面板は、安定して高い電磁波遮蔽
性能を発揮でき、プラズマディスプレイの画面も十分み
やすい。
用前面板を供給する。 【解決手段】 少なくとも1枚の透明樹脂板と、該透明
樹脂に積層された導電性メッシュを有してなる前面板で
あって、該導電性メッシュの一部が前面板の面上の周辺
部の少なくとも一辺において、面状に露出しているプラ
ズマディスプレイ用前面板を提供する。この前面板は、
少なくとも一方の表面に凹凸が形成されていてよく、さ
らに、導電性メッシュと透明樹脂板の間に中間合成樹脂
板が積層され、その中間合成樹脂板と該透明樹脂板の間
に装飾部が設けられていてもよい。この前面板は、加え
て、導電膜を有していてもよく、その導電膜は、前面板
の面上の周辺部の、少なくとも一辺において面状に、該
導電性メッシュと接触した状態にある。このようなプラ
ズマディスプレイ用前面板は、安定して高い電磁波遮蔽
性能を発揮でき、プラズマディスプレイの画面も十分み
やすい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ装置の前面に設置して、プラズマディスプレイから
発生する電磁波を有効に遮蔽するプラズマディスプレイ
用前面板に関する。
レイ装置の前面に設置して、プラズマディスプレイから
発生する電磁波を有効に遮蔽するプラズマディスプレイ
用前面板に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスオートメイション機器、ファク
トリーオートメイション機器等に用いられる各種のコン
ピューターディスプレイ、ゲーム機やテレビ等のディス
プレイからは電磁波が放射されており、その他の機器等
への影響が問題となっている。
トリーオートメイション機器等に用いられる各種のコン
ピューターディスプレイ、ゲーム機やテレビ等のディス
プレイからは電磁波が放射されており、その他の機器等
への影響が問題となっている。
【0003】最近、大型のディスプレイ装置としてプラ
ズマディスプレイ(以下、PDPと称する)が注目され
ているが、FM放送に雑音が入る等、そこから発生され
る電磁波による影響がしばしば見受けられている。
ズマディスプレイ(以下、PDPと称する)が注目され
ているが、FM放送に雑音が入る等、そこから発生され
る電磁波による影響がしばしば見受けられている。
【0004】従来から、電磁波を遮蔽し、そのような影
響を取り除くための方法としては、例えば、プラスチッ
ク基材表面に酸化インジウム/酸化錫等の導電膜を形成
したディスプレイ用フィルター(特公平7−19551
号公報)を用いる方法、、ポリエステル繊維表面にニッ
ケル薄膜を設けた繊維のメッシュでディスプレイを覆う
方法、合わせガラスの内部に金属細線を導入させたフィ
ルターを用いる方法が提案されている。
響を取り除くための方法としては、例えば、プラスチッ
ク基材表面に酸化インジウム/酸化錫等の導電膜を形成
したディスプレイ用フィルター(特公平7−19551
号公報)を用いる方法、、ポリエステル繊維表面にニッ
ケル薄膜を設けた繊維のメッシュでディスプレイを覆う
方法、合わせガラスの内部に金属細線を導入させたフィ
ルターを用いる方法が提案されている。
【0005】しかしながら、酸化インジウム/酸化錫等
の導電膜を形成したディスプレイ用フィルターでは、電
磁波を遮蔽する性能が低く、十分に電磁波を遮蔽するこ
とができない。特にPDPのような強い電磁波を発生す
るディスプレイに対しては、その遮蔽性能は十分ではな
い。
の導電膜を形成したディスプレイ用フィルターでは、電
磁波を遮蔽する性能が低く、十分に電磁波を遮蔽するこ
とができない。特にPDPのような強い電磁波を発生す
るディスプレイに対しては、その遮蔽性能は十分ではな
い。
【0006】ポリエステル繊維表面にニッケル薄膜を設
けた繊維メッシュでディスプレイを覆う方法では、メッ
シュにゴミ、埃が溜まりやすく、使用者にとって画面が
非常に見にくいという欠点を有している。合わせガラス
の内部に金属細線を導入させたフィルターを用いる方法
では、画面の見やすさはかなり改善されているが、その
フィルターはガラスの間に挟まれているために、アース
取りが非常に難しく、電磁波遮断性能を長期にわたり充
分に確保することができない。
けた繊維メッシュでディスプレイを覆う方法では、メッ
シュにゴミ、埃が溜まりやすく、使用者にとって画面が
非常に見にくいという欠点を有している。合わせガラス
の内部に金属細線を導入させたフィルターを用いる方法
では、画面の見やすさはかなり改善されているが、その
フィルターはガラスの間に挟まれているために、アース
取りが非常に難しく、電磁波遮断性能を長期にわたり充
分に確保することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らはかかる事
情に鑑み、電磁波遮蔽性能を有する前面板について鋭意
検討した結果、透明樹脂板に導電性メッシュを積層して
なる前面板であって、該導電性メッシュの一部を前面板
の面上の周辺部の少なくとも一辺において、面状に露出
させたプラズマディスプレイ用前面板は、アースの接続
が確実になり、安定して高い電磁波遮蔽性能を発揮で
き、画面も十分見やすいものとなることを見出し、本発
明を完成するに至った。
情に鑑み、電磁波遮蔽性能を有する前面板について鋭意
検討した結果、透明樹脂板に導電性メッシュを積層して
なる前面板であって、該導電性メッシュの一部を前面板
の面上の周辺部の少なくとも一辺において、面状に露出
させたプラズマディスプレイ用前面板は、アースの接続
が確実になり、安定して高い電磁波遮蔽性能を発揮で
き、画面も十分見やすいものとなることを見出し、本発
明を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、まず
第一に、少なくとも1枚の透明樹脂板と、該透明樹脂板
に積層された導電性メッシュを有してなる前面板であっ
て、該導電性メッシュの一部が前面板の面上の周辺部の
少なくとも一辺において、面状に露出しているプラズマ
ディスプレイ用前面板を提供する。
第一に、少なくとも1枚の透明樹脂板と、該透明樹脂板
に積層された導電性メッシュを有してなる前面板であっ
て、該導電性メッシュの一部が前面板の面上の周辺部の
少なくとも一辺において、面状に露出しているプラズマ
ディスプレイ用前面板を提供する。
【0009】本発明は、第二に、前面板の少なくとも一
方の表面に凹凸が形成されている、上記第一のプラズマ
ディスプレイ用前面板を提供する。
方の表面に凹凸が形成されている、上記第一のプラズマ
ディスプレイ用前面板を提供する。
【0010】本発明は、第三に、該導電性メッシュと該
透明樹脂板の間に積層された中間合成樹脂板を含み、さ
らに該中間合成樹脂板と該透明樹脂板の間に設けられた
装飾部を有する、上記第一のプラズマディスプレイ用前
面板を提供する。
透明樹脂板の間に積層された中間合成樹脂板を含み、さ
らに該中間合成樹脂板と該透明樹脂板の間に設けられた
装飾部を有する、上記第一のプラズマディスプレイ用前
面板を提供する。
【0011】本発明は、第四に、さらに導電膜を有し、
該導電膜が、前面板の面上の周辺部の少なくとも一辺に
おいて面状に、該導電性メッシュと接触した状態にあ
る、上記第一のプラズマディスプレイ用前面板を提供す
る。
該導電膜が、前面板の面上の周辺部の少なくとも一辺に
おいて面状に、該導電性メッシュと接触した状態にあ
る、上記第一のプラズマディスプレイ用前面板を提供す
る。
【0012】本発明は、第五に、該透明樹脂板が近赤外
線遮蔽性能を有する、上記第一のプラズマディスプレイ
用前面板を提供する。
線遮蔽性能を有する、上記第一のプラズマディスプレイ
用前面板を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
る。尚、本発明の説明に於いては用いた図面は以下の通
りである。図1は実施例1−aにおける、プラズマディ
スプレイ用前面板の構成を示す配置図、図2は比較例1
−aにおける、前面板の構成を示す配置図、図3は実施
例1−bにおける熱プレス加工時の積層構成を示す図、
図4は実施例1−bにおけるプラズマディスプレイ用前
面板の層構成を示す断面図、図5は実施例2−bにおけ
る熱プレス加工時の積層構成を示す図、図6は実施例2
−bにおけるプラズマディスプレイ用前面板の層構成を
示す断面図、図7は実施例3−bにおける熱プレス加工
時の積層構成を示す図、図8は実施例3−bにおけるプ
ラズマディスプレイ用前面板の層構成を示す断面図、図
9は実施例4−bにおける熱プレス加工時の積層構成を
示す図、図10は実施例4−bにおけるプラズマディス
プレイ用前面板の層構成を示す断面図、図11は実施例
5−bにおける熱プレス加工時の積層構成を示す図、図
12は実施例5−bにおけるプラズマディスプレイ用前
面板の層構成を示す断面図、図13は実施例1−cにお
ける、熱プレス加工時の積層構成を示す図、図14は実
施例1−cにおける、プラズマディスプレイ用前面板の
層構成を示す断面図、図15は実施例2−cにおける熱
プレス加工時の積層構成を示す図、図16は実施例2−
cにおけるプラズマディスプレイ用前面板の層構成を示
す断面図、図17は実施例3−cにおける、熱プレス加
工時の積層構成を示す図、図18は実施例3−cにおけ
るプラズマディスプレイ用前面板の層構成を示す断面
図、図19は比較例1−cにおける熱プレス加工時の積
層構成を示す図、図20は比較例1−cにおける前面板
の層構成を示す断面図、図21は本発明における透明樹
脂板と導電膜との位置関係を示す上面図、図22は本発
明における透明樹脂板と導電膜との位置関係を示す上面
図、図23は本発明における透明樹脂板と導電膜との位
置関係を示す断面図、図24は実施例1−dにおける熱
プレス加工時の積層構成を示す図、図25は実施例1−
dにおけるプラズマディスプレイ用前面板の層構成を示
す断面図、図26は実施例2−dにおける熱プレス加工
時の積層構成を示す図、図27は実施例2−dにおける
プラズマディスプレイ用前面板の層構成を示す断面図、
図28は実施例3−dにおける熱プレス加工時の積層構
成を示す図、図29は実施例3−dにおけるプラズマデ
ィスプレイ用前面板の層構成を示す断面図、図30は比
較例1−dにおける熱プレス加工時の積層構成を示す
図、図31は比較例1−dにおける前面板の層構成を示
す断面図である。
る。尚、本発明の説明に於いては用いた図面は以下の通
りである。図1は実施例1−aにおける、プラズマディ
スプレイ用前面板の構成を示す配置図、図2は比較例1
−aにおける、前面板の構成を示す配置図、図3は実施
例1−bにおける熱プレス加工時の積層構成を示す図、
図4は実施例1−bにおけるプラズマディスプレイ用前
面板の層構成を示す断面図、図5は実施例2−bにおけ
る熱プレス加工時の積層構成を示す図、図6は実施例2
−bにおけるプラズマディスプレイ用前面板の層構成を
示す断面図、図7は実施例3−bにおける熱プレス加工
時の積層構成を示す図、図8は実施例3−bにおけるプ
ラズマディスプレイ用前面板の層構成を示す断面図、図
9は実施例4−bにおける熱プレス加工時の積層構成を
示す図、図10は実施例4−bにおけるプラズマディス
プレイ用前面板の層構成を示す断面図、図11は実施例
5−bにおける熱プレス加工時の積層構成を示す図、図
12は実施例5−bにおけるプラズマディスプレイ用前
面板の層構成を示す断面図、図13は実施例1−cにお
ける、熱プレス加工時の積層構成を示す図、図14は実
施例1−cにおける、プラズマディスプレイ用前面板の
層構成を示す断面図、図15は実施例2−cにおける熱
プレス加工時の積層構成を示す図、図16は実施例2−
cにおけるプラズマディスプレイ用前面板の層構成を示
す断面図、図17は実施例3−cにおける、熱プレス加
工時の積層構成を示す図、図18は実施例3−cにおけ
るプラズマディスプレイ用前面板の層構成を示す断面
図、図19は比較例1−cにおける熱プレス加工時の積
層構成を示す図、図20は比較例1−cにおける前面板
の層構成を示す断面図、図21は本発明における透明樹
脂板と導電膜との位置関係を示す上面図、図22は本発
明における透明樹脂板と導電膜との位置関係を示す上面
図、図23は本発明における透明樹脂板と導電膜との位
置関係を示す断面図、図24は実施例1−dにおける熱
プレス加工時の積層構成を示す図、図25は実施例1−
dにおけるプラズマディスプレイ用前面板の層構成を示
す断面図、図26は実施例2−dにおける熱プレス加工
時の積層構成を示す図、図27は実施例2−dにおける
プラズマディスプレイ用前面板の層構成を示す断面図、
図28は実施例3−dにおける熱プレス加工時の積層構
成を示す図、図29は実施例3−dにおけるプラズマデ
ィスプレイ用前面板の層構成を示す断面図、図30は比
較例1−dにおける熱プレス加工時の積層構成を示す
図、図31は比較例1−dにおける前面板の層構成を示
す断面図である。
【0014】本発明の前面板は、透明樹脂板に導電性メ
ッシュを積層してなる前面板であって、該導電性メッシ
ュの一部が前面板の面上の周辺部の少なくとも一辺にお
いて面状に露出しているプラズマディスプレイ用前面板
である。かかる前面板は、CRT、ELディスプレイ、
プラズマディスプレイ等のディスプレイ装置の前面に設
置して用いられる。特に好ましくは、PDP用の前面板
として用いられる。前面板の大きさは、ディスプレイ装
置の画面サイズに合わせ任意に選択することができ、特
に限定されない。また、その厚みも任意に選択できる。
ッシュを積層してなる前面板であって、該導電性メッシ
ュの一部が前面板の面上の周辺部の少なくとも一辺にお
いて面状に露出しているプラズマディスプレイ用前面板
である。かかる前面板は、CRT、ELディスプレイ、
プラズマディスプレイ等のディスプレイ装置の前面に設
置して用いられる。特に好ましくは、PDP用の前面板
として用いられる。前面板の大きさは、ディスプレイ装
置の画面サイズに合わせ任意に選択することができ、特
に限定されない。また、その厚みも任意に選択できる。
【0015】本発明における透明樹脂板は、例えば、ア
クリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル
系樹脂、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロー
ス等のセルロース系樹脂、スチレン系樹脂、塩化ビニル
系樹脂などの樹脂からなる。
クリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル
系樹脂、トリアセチルセルロース、ジアセチルセルロー
ス等のセルロース系樹脂、スチレン系樹脂、塩化ビニル
系樹脂などの樹脂からなる。
【0016】具体的には、例えば、以下の単量体を重合
して得られる樹脂を挙げることができる。メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロ
ピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートなどの
(メタ)アクリル酸エステル類;ボルニル(メタ)アク
リレート、フェンチル(メタ)アクリレート、1−メン
チル(メタ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アク
リレート、ジメチルアダマンチル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニ
ル(メタ)アクリレート、トリシクロ[5.2.1.0
2,6]デカ−8−イル(メタ)アクリレート、ジシク
ロペンテニル(メタ)アクリレートなどの脂環式炭化水
素基を有する(メタ)アクリレートエステル類;スチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンクロルスチレ
ン、ブロムスチレンなどのスチレン系単量体;アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽
和カルボン酸;無水マレイン酸、無水イタコン酸などの
酸無水物;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、テ
トラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、モノグリ
セロール(メタ)アクリレートなどのヒドロキシル基含
有単量体;アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、ジアセトンアクリル
アミド、ジメチルアミノエチルメタクリレートなどの窒
素含有単量体;アリルグリジシルエーテル、グリジシル
アクリレート、グリジシルメタクリレートなどのエポキ
シ基含有単量体;ポリエチレングリコールモノメタクリ
レート、ポリプロピレングリコールモノメタクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノアリルエーテルなどの
アルキレンオキサイド基含有単量体;酢酸ビニル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、弗化ビニリデン、エチレンな
どのその他の単量体等。
して得られる樹脂を挙げることができる。メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロ
ピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレートなどの
(メタ)アクリル酸エステル類;ボルニル(メタ)アク
リレート、フェンチル(メタ)アクリレート、1−メン
チル(メタ)アクリレート、アダマンチル(メタ)アク
リレート、ジメチルアダマンチル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニ
ル(メタ)アクリレート、トリシクロ[5.2.1.0
2,6]デカ−8−イル(メタ)アクリレート、ジシク
ロペンテニル(メタ)アクリレートなどの脂環式炭化水
素基を有する(メタ)アクリレートエステル類;スチレ
ン、α−メチルスチレン、ビニルトルエンクロルスチレ
ン、ブロムスチレンなどのスチレン系単量体;アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽
和カルボン酸;無水マレイン酸、無水イタコン酸などの
酸無水物;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、テ
トラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、モノグリ
セロール(メタ)アクリレートなどのヒドロキシル基含
有単量体;アクリルアミド、メタクリルアミド、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、ジアセトンアクリル
アミド、ジメチルアミノエチルメタクリレートなどの窒
素含有単量体;アリルグリジシルエーテル、グリジシル
アクリレート、グリジシルメタクリレートなどのエポキ
シ基含有単量体;ポリエチレングリコールモノメタクリ
レート、ポリプロピレングリコールモノメタクリレー
ト、ポリエチレングリコールモノアリルエーテルなどの
アルキレンオキサイド基含有単量体;酢酸ビニル、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、弗化ビニリデン、エチレンな
どのその他の単量体等。
【0017】さらに、以下の多官能単量体を重合して得
られる樹脂を挙げることができるが、特にこれらに限定
されるものではない。エチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリ
レート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
トのようなアルキルジオールジ(メタ)アクリレート
類;テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、テトラプロピレングリコールジアクリレートのよう
なアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート類;ジ
ビニルベンゼン、ジアリルフタレートのような芳香族多
官能化合物;ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レートのような多価アルコールの(メタ)アクリレート
等。尚、上記記載の(メタ)アクリレートとは、アクリ
レートまたはメタクリレートを示している。又、本発明
における透明樹脂板は、上記単量体は2種以上併用して
得たものであってもよい。
られる樹脂を挙げることができるが、特にこれらに限定
されるものではない。エチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリ
レート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレー
トのようなアルキルジオールジ(メタ)アクリレート
類;テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、テトラプロピレングリコールジアクリレートのよう
なアルキレングリコールジ(メタ)アクリレート類;ジ
ビニルベンゼン、ジアリルフタレートのような芳香族多
官能化合物;ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリ
レートのような多価アルコールの(メタ)アクリレート
等。尚、上記記載の(メタ)アクリレートとは、アクリ
レートまたはメタクリレートを示している。又、本発明
における透明樹脂板は、上記単量体は2種以上併用して
得たものであってもよい。
【0018】本発明における透明樹脂板は、光透過性、
単量体の入手のし易さの点から、アクリル系樹脂、スチ
レン系樹脂からなるものが好ましく、とりわけ、光透過
性、耐候性などの点から、アクリル系樹脂からなるのも
が好ましい。
単量体の入手のし易さの点から、アクリル系樹脂、スチ
レン系樹脂からなるものが好ましく、とりわけ、光透過
性、耐候性などの点から、アクリル系樹脂からなるのも
が好ましい。
【0019】本発明における透明樹脂板の形態は、板状
であっても、フィルム状であっても、又、シート状であ
ってもよい。その厚みも任意に選択できるが、通常0.
01〜10mm、好ましくは、0.02〜5mmであ
る。これらの透明樹脂板は、本発明において、複数枚用
いられていてもよい。
であっても、フィルム状であっても、又、シート状であ
ってもよい。その厚みも任意に選択できるが、通常0.
01〜10mm、好ましくは、0.02〜5mmであ
る。これらの透明樹脂板は、本発明において、複数枚用
いられていてもよい。
【0020】本発明における透明樹脂板は、光拡散剤、
着色剤、離型剤、安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
帯電防止剤、難燃化剤等の添加剤を含有したものであっ
てもよい。
着色剤、離型剤、安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
帯電防止剤、難燃化剤等の添加剤を含有したものであっ
てもよい。
【0021】又、透明樹脂板は、本発明の前面板がPD
Pに適用される場合においては、近赤外線による障害を
防止するために、近赤外線遮蔽性能を有するものである
ことが好ましい。本発明において用いられる近赤外線遮
蔽性能を有する透明樹脂板としては、日本工業規格(J
IS) K7105Aに準拠した方法での測定におい
て、波長450nm〜650nmの範囲である可視光領
域の全光線透過率が50%以上、かつ波長800nm〜
1000nmの範囲である近赤外線領域の光線透過率が
30%以下となるように近赤外線を遮蔽する性能を有す
るものが好ましい。
Pに適用される場合においては、近赤外線による障害を
防止するために、近赤外線遮蔽性能を有するものである
ことが好ましい。本発明において用いられる近赤外線遮
蔽性能を有する透明樹脂板としては、日本工業規格(J
IS) K7105Aに準拠した方法での測定におい
て、波長450nm〜650nmの範囲である可視光領
域の全光線透過率が50%以上、かつ波長800nm〜
1000nmの範囲である近赤外線領域の光線透過率が
30%以下となるように近赤外線を遮蔽する性能を有す
るものが好ましい。
【0022】近赤外線遮蔽性能を有する透明樹脂板とし
ては、銅化合物、リン化合物、タングステン化合物等を
樹脂中に含有する公知の樹脂板(特開昭62−5190
号公報、特開平6−73197号公報、特開平6−11
8228号公報、USP−3,647,729号)の
他、銅化合物とリン化合物を共に含有する樹脂板、色素
系近赤外線吸収剤を含有する樹脂板等を挙げることがで
きる。
ては、銅化合物、リン化合物、タングステン化合物等を
樹脂中に含有する公知の樹脂板(特開昭62−5190
号公報、特開平6−73197号公報、特開平6−11
8228号公報、USP−3,647,729号)の
他、銅化合物とリン化合物を共に含有する樹脂板、色素
系近赤外線吸収剤を含有する樹脂板等を挙げることがで
きる。
【0023】銅化合物とリン化合物を共に含有する樹脂
板の具体例としては、不飽和二重結合を有する単量体、
リン原子含有単量体を共重合してなる共重合体及び銅原
子を含有する化合物を含有する樹脂組成物からなるもの
を挙げることができる。
板の具体例としては、不飽和二重結合を有する単量体、
リン原子含有単量体を共重合してなる共重合体及び銅原
子を含有する化合物を含有する樹脂組成物からなるもの
を挙げることができる。
【0024】かかる不飽和二重結合を有する単量体とし
ては、例えば、上記に例示した単量体と同様のものを挙
げることができる。リン原子含有単量体としては、分子
内にラジカル重合可能な不飽和二重結合を有し、かつ分
子内にリン原子を有する単量体であれば特に制限はない
が、下記の一般式(1) [CH2=C(X)COO(Y)m]3−n−P(O)−(OH)n (1) (式中、nは1又は2;Xは水素原子又はメチル基;Y
は炭素数2〜4のオキシアルキレン基;mは、Yが炭素
数2のオキシアルキレン基の場合、数平均で8〜20、
Yが炭素数3のオキシアルキレン基の場合、数平均で5
〜20、Yが炭素数4のオキシアルキレン基の場合、数
平均で4〜20である)で示される化合物が、得られる
樹脂板の強度が強く、耐久性に優れ、好ましい。
ては、例えば、上記に例示した単量体と同様のものを挙
げることができる。リン原子含有単量体としては、分子
内にラジカル重合可能な不飽和二重結合を有し、かつ分
子内にリン原子を有する単量体であれば特に制限はない
が、下記の一般式(1) [CH2=C(X)COO(Y)m]3−n−P(O)−(OH)n (1) (式中、nは1又は2;Xは水素原子又はメチル基;Y
は炭素数2〜4のオキシアルキレン基;mは、Yが炭素
数2のオキシアルキレン基の場合、数平均で8〜20、
Yが炭素数3のオキシアルキレン基の場合、数平均で5
〜20、Yが炭素数4のオキシアルキレン基の場合、数
平均で4〜20である)で示される化合物が、得られる
樹脂板の強度が強く、耐久性に優れ、好ましい。
【0025】一般式(1)中、Yのアルキレンオキサイ
ド基としては炭素数3のプロピレンオキサイド基が、得
られる樹脂板の吸湿性が低下することから好ましい。好
ましくは、[CH2=C(X)COO(Y)m]基の炭
素数の合計は、数平均で少なくとも20である。Rの炭
素数の合計が18以下である場合、得られる樹脂板の強
度が低下したり、吸湿性が大きくなる傾向にある。特
に、Yが炭素数3のプロピレンオキサイド基でmが6〜
20のリン原子含有単量体が好ましく用いられる。
ド基としては炭素数3のプロピレンオキサイド基が、得
られる樹脂板の吸湿性が低下することから好ましい。好
ましくは、[CH2=C(X)COO(Y)m]基の炭
素数の合計は、数平均で少なくとも20である。Rの炭
素数の合計が18以下である場合、得られる樹脂板の強
度が低下したり、吸湿性が大きくなる傾向にある。特
に、Yが炭素数3のプロピレンオキサイド基でmが6〜
20のリン原子含有単量体が好ましく用いられる。
【0026】かかるリン原子含有単量体の使用量は、不
飽和二重結合を有する単量体とリン原子含有単量体の共
重合体中、0.1〜50重量%で、好ましくは0.5〜
30重量%である。リン原子含有単量体の含有量が0.
1重量%より少ないと良好な近赤外線吸収能を得ること
が難しい。また50重量%より多いと得られる共重合体
の強度が低下し、好ましくない。
飽和二重結合を有する単量体とリン原子含有単量体の共
重合体中、0.1〜50重量%で、好ましくは0.5〜
30重量%である。リン原子含有単量体の含有量が0.
1重量%より少ないと良好な近赤外線吸収能を得ること
が難しい。また50重量%より多いと得られる共重合体
の強度が低下し、好ましくない。
【0027】なお、リン原子含有単量体は、2種以上併
用することができる。不飽和二重結合を有する単量体と
リン原子含有単量体を共重合してなる共重合体は、それ
らの単量体を周知の重合方法、例えば塊状重合、懸濁重
合、乳化重合などによって得られる。
用することができる。不飽和二重結合を有する単量体と
リン原子含有単量体を共重合してなる共重合体は、それ
らの単量体を周知の重合方法、例えば塊状重合、懸濁重
合、乳化重合などによって得られる。
【0028】銅原子を含有する化合物としては、銅原子
を含有していれば特に制限はなく、種々のものを用いる
ことができる。例えば、酢酸銅、ギ酸銅、プロピオン酸
銅、バレリン酸銅、ヘキサン酸銅、オクチル酸銅、デカ
ン酸銅、ラウリン酸銅、ステアリン酸銅、2−エチルヘ
キサン酸銅、ナフテン酸銅、安息香酸銅、クエン酸銅な
どのカルボン酸と銅イオンの塩、アセチルアセトンまた
はアセト酢酸と銅イオンの錯塩、塩化銅、ピロリン酸銅
などを用いることができる。
を含有していれば特に制限はなく、種々のものを用いる
ことができる。例えば、酢酸銅、ギ酸銅、プロピオン酸
銅、バレリン酸銅、ヘキサン酸銅、オクチル酸銅、デカ
ン酸銅、ラウリン酸銅、ステアリン酸銅、2−エチルヘ
キサン酸銅、ナフテン酸銅、安息香酸銅、クエン酸銅な
どのカルボン酸と銅イオンの塩、アセチルアセトンまた
はアセト酢酸と銅イオンの錯塩、塩化銅、ピロリン酸銅
などを用いることができる。
【0029】銅原子を含有する化合物の使用量は、不飽
和二重結合を有する単量体とリン原子含有単量体を共重
合してなる共重合体100重量部に対し、0.01〜3
0重量部、更に好ましくは0.1〜20重量部である。
これは、銅原子を含有する化合物1モルに対し、リン原
子含有単量体は、ほぼ0.05〜10モルに相当する。
和二重結合を有する単量体とリン原子含有単量体を共重
合してなる共重合体100重量部に対し、0.01〜3
0重量部、更に好ましくは0.1〜20重量部である。
これは、銅原子を含有する化合物1モルに対し、リン原
子含有単量体は、ほぼ0.05〜10モルに相当する。
【0030】上記樹脂組成物を調製する方法としては、
不飽和二重結合を有する単量体とリン原子含有単量体の
混合物、またはそれら単量体と共にそれら単量体からな
る重合体や共重合体をも含むいわゆるシロップに、銅原
子を含有する化合物を均一に溶解し、例えば、セルや鋳
型内で重合硬化させて所定の形状に賦形する方法や塊状
重合する方法などがある。
不飽和二重結合を有する単量体とリン原子含有単量体の
混合物、またはそれら単量体と共にそれら単量体からな
る重合体や共重合体をも含むいわゆるシロップに、銅原
子を含有する化合物を均一に溶解し、例えば、セルや鋳
型内で重合硬化させて所定の形状に賦形する方法や塊状
重合する方法などがある。
【0031】なお、この際の重合は、例えば、周知のラ
ジカル重合開始剤の存在下又はラジカル重合開始剤と促
進剤よりなる、いわゆる、レドックス系開始剤の存在下
による方法、紫外線又は放射線を照射する方法など、周
知の方法によって行うことができる。
ジカル重合開始剤の存在下又はラジカル重合開始剤と促
進剤よりなる、いわゆる、レドックス系開始剤の存在下
による方法、紫外線又は放射線を照射する方法など、周
知の方法によって行うことができる。
【0032】また粉粒状の不飽和二重結合を有する単量
体とリン原子含有単量体の共重合体に、銅原子を含有す
る化合物を、周知の溶融混練方法によって均一に配合し
た後に重合するなど、均一に混合した後に重合できれ
ば、いかなる方法でも良い。
体とリン原子含有単量体の共重合体に、銅原子を含有す
る化合物を、周知の溶融混練方法によって均一に配合し
た後に重合するなど、均一に混合した後に重合できれ
ば、いかなる方法でも良い。
【0033】色素系近赤外線吸収剤を含有する樹脂板に
おける、色素系近赤外吸収剤の具体例としては、例え
ば、下記のものが挙げられる。 (1)特開平4−174402号公報、特開平4−16
0037号公報に示されるようなアミニウム系近赤外吸
収剤、(2)特開昭61−115958号公報、特開昭
61−291651号公報、特開昭62−132963
号公報、特開平1−172458号公報(USP5,3
42,974)に示されるようなアントラキノン系近赤
外吸収剤、(3)特開平2−138382号公報(US
P5,024,926)、特開平3−62878号公報
(USP5,124,067)、特開平5−16344
0号公報、特開平6−214113号公報に示されるよ
うなフタロシアニン、ナフタロシアニン系近赤外吸収
剤、(4)特開昭61−277903号公報、特開昭6
1−57674号公報、特開昭62−158779号公
報、特開昭63−139303号公報(USP4,91
3,846)、特開平1−114801号公報、特公平
4−45547号公報(USP4,730,902)に
示されるようなジチオール錯体系近赤外吸収剤、(5)
ポリメチン系吸収剤、ピリリウム系吸収剤、チオピリリ
ウム系吸収剤、スクアアリリウム系吸収剤、クロコニウ
ム系吸収剤、アズレニウム系吸収剤、テトラデヒドロコ
リン系吸収剤、トリフェニルメタン系吸収剤、ジインモ
ニウム系吸収剤など。尚、上記の色素系近赤外吸収剤は
2種以上併用してもよい。
おける、色素系近赤外吸収剤の具体例としては、例え
ば、下記のものが挙げられる。 (1)特開平4−174402号公報、特開平4−16
0037号公報に示されるようなアミニウム系近赤外吸
収剤、(2)特開昭61−115958号公報、特開昭
61−291651号公報、特開昭62−132963
号公報、特開平1−172458号公報(USP5,3
42,974)に示されるようなアントラキノン系近赤
外吸収剤、(3)特開平2−138382号公報(US
P5,024,926)、特開平3−62878号公報
(USP5,124,067)、特開平5−16344
0号公報、特開平6−214113号公報に示されるよ
うなフタロシアニン、ナフタロシアニン系近赤外吸収
剤、(4)特開昭61−277903号公報、特開昭6
1−57674号公報、特開昭62−158779号公
報、特開昭63−139303号公報(USP4,91
3,846)、特開平1−114801号公報、特公平
4−45547号公報(USP4,730,902)に
示されるようなジチオール錯体系近赤外吸収剤、(5)
ポリメチン系吸収剤、ピリリウム系吸収剤、チオピリリ
ウム系吸収剤、スクアアリリウム系吸収剤、クロコニウ
ム系吸収剤、アズレニウム系吸収剤、テトラデヒドロコ
リン系吸収剤、トリフェニルメタン系吸収剤、ジインモ
ニウム系吸収剤など。尚、上記の色素系近赤外吸収剤は
2種以上併用してもよい。
【0033】色素系近赤外吸収剤としては、さらに具体
的には、例えば、(1)日本化薬株式会社製のIR−7
50、IRG−002、IRG−003、IRG−02
2、IRG−023、IRG−820、CY−2、CY
−4、CY−9、CY−20、(2)三井東圧化学社株
式会社製のPA−001、PA−1005、PA−10
06、SIR−114、SIR−128、SIR−13
0、SIR−159、(3)富士写真フィルム株式会社
製のIRF−700、IRF−770、IRF−80
0、IRF−905、IRF−1170、(4)日本触
媒株式会社製のイーエクスカラー802K、イーエクス
カラー803K等が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。
的には、例えば、(1)日本化薬株式会社製のIR−7
50、IRG−002、IRG−003、IRG−02
2、IRG−023、IRG−820、CY−2、CY
−4、CY−9、CY−20、(2)三井東圧化学社株
式会社製のPA−001、PA−1005、PA−10
06、SIR−114、SIR−128、SIR−13
0、SIR−159、(3)富士写真フィルム株式会社
製のIRF−700、IRF−770、IRF−80
0、IRF−905、IRF−1170、(4)日本触
媒株式会社製のイーエクスカラー802K、イーエクス
カラー803K等が挙げられるが、これらに限定される
ものではない。
【0034】色素系近赤外線吸収剤を含有する樹脂板に
おける、色素系近赤外吸収剤の含有量は、適宜調整され
るが、例えば、板厚3mmのアクリル樹脂板を得る場合
には、アクリル樹脂100重量部に対して、通常0.0
001〜0.2重量部、好ましくは0.001〜0.1
重量部である。
おける、色素系近赤外吸収剤の含有量は、適宜調整され
るが、例えば、板厚3mmのアクリル樹脂板を得る場合
には、アクリル樹脂100重量部に対して、通常0.0
001〜0.2重量部、好ましくは0.001〜0.1
重量部である。
【0035】本発明における色素系近赤外線吸収剤を含
有する樹脂板を得る方法としては、以下のような方法が
挙げられる。 (1)色素系近赤外吸収剤を透明樹脂に溶融混練し成形
する方法。 (2)透明樹脂の原料となる単量体成分に色素系近赤外
吸収色素を溶解、分散した後、重合させる方法。 (3)透明樹脂シート又はフィルムの表面にコーティン
グなどによって色素系近赤外吸収色素を含有する樹脂層
を形成させる方法。 (4)透明樹脂シート上に上記(1)から(3)の方法
によって得られた近赤外吸収色素を含有したシート又は
フィルムを貼合、積層する方法。
有する樹脂板を得る方法としては、以下のような方法が
挙げられる。 (1)色素系近赤外吸収剤を透明樹脂に溶融混練し成形
する方法。 (2)透明樹脂の原料となる単量体成分に色素系近赤外
吸収色素を溶解、分散した後、重合させる方法。 (3)透明樹脂シート又はフィルムの表面にコーティン
グなどによって色素系近赤外吸収色素を含有する樹脂層
を形成させる方法。 (4)透明樹脂シート上に上記(1)から(3)の方法
によって得られた近赤外吸収色素を含有したシート又は
フィルムを貼合、積層する方法。
【0036】(1)色素系近赤外吸収剤を透明樹脂に溶
融混練し成形する方法を用いる場合、使用する透明樹脂
に適した温度で、公知の押出成形法、射出成形法、プレ
ス成形法などで透明樹脂を成形する際に、色素系近赤外
吸収剤を添加することで色素系近赤外吸収剤を含有した
透明基板を作製する。
融混練し成形する方法を用いる場合、使用する透明樹脂
に適した温度で、公知の押出成形法、射出成形法、プレ
ス成形法などで透明樹脂を成形する際に、色素系近赤外
吸収剤を添加することで色素系近赤外吸収剤を含有した
透明基板を作製する。
【0037】(2)透明樹脂の原料となる単量体成分に
色素系近赤外吸収色素を溶解、分散した後、重合させる
方法を用いる場合は、透明樹脂の原料となる単量体成
分、あるいは単量体とその重合体を含むいわゆるシロッ
プに、色素系近赤外吸収剤を溶解、分散し、塊状重合、
例えば、セルや鋳型内で重合硬化させて所定の形状に賦
形して色素系近赤外吸収剤を含有した透明基板を作製す
る。
色素系近赤外吸収色素を溶解、分散した後、重合させる
方法を用いる場合は、透明樹脂の原料となる単量体成
分、あるいは単量体とその重合体を含むいわゆるシロッ
プに、色素系近赤外吸収剤を溶解、分散し、塊状重合、
例えば、セルや鋳型内で重合硬化させて所定の形状に賦
形して色素系近赤外吸収剤を含有した透明基板を作製す
る。
【0038】(3)透明樹脂シート又はフィルムの表面
にコーティングなどによって色素系近赤外吸収色素を含
有する樹脂層を形成させる方法を用いる場合、透明樹脂
シートまたはフィルムの表面に、透明樹脂および色素系
近赤外吸収剤を適切な溶剤に溶解した溶液を塗布し、溶
剤を揮発させて色素系近赤外吸収剤を含有した透明基板
を作製する。
にコーティングなどによって色素系近赤外吸収色素を含
有する樹脂層を形成させる方法を用いる場合、透明樹脂
シートまたはフィルムの表面に、透明樹脂および色素系
近赤外吸収剤を適切な溶剤に溶解した溶液を塗布し、溶
剤を揮発させて色素系近赤外吸収剤を含有した透明基板
を作製する。
【0039】(4)透明樹脂シート上に上記(1)から
(3)の方法によって得られた近赤外吸収色素を含有し
たシート又はフィルムを貼合する方法を用いる場合、近
赤外吸収色素を含有していない透明樹脂シート上に上記
(1)から(3)の方法によって得られた近赤外吸収色
素を含有したシート又はフィルムを適当な粘着剤などを
用いて貼合したり、プレスなどによって溶融積層する。
(3)の方法によって得られた近赤外吸収色素を含有し
たシート又はフィルムを貼合する方法を用いる場合、近
赤外吸収色素を含有していない透明樹脂シート上に上記
(1)から(3)の方法によって得られた近赤外吸収色
素を含有したシート又はフィルムを適当な粘着剤などを
用いて貼合したり、プレスなどによって溶融積層する。
【0040】本発明における透明性樹脂板は、その表面
にハードコート層を有するものであってもよい。該ハー
ドコート層は特に限定されず、例えば、アクリル系、ウ
レタン系等のハードコート剤を紫外線硬化させたもの、
熱硬化させたものなどが挙げられる。
にハードコート層を有するものであってもよい。該ハー
ドコート層は特に限定されず、例えば、アクリル系、ウ
レタン系等のハードコート剤を紫外線硬化させたもの、
熱硬化させたものなどが挙げられる。
【0041】本発明のプラズマディスプレイ用前面板
は、透明性樹脂板に導電性メッシュを積層してなるもの
であるが、かかる導電性メッシュとしては、銅、ステン
レス、鉄、等の金属メッシュ、該金属メッシュの表面に
ニッケル、クロム等をメッキ処理したもの、合成繊維の
フィラメント表面をニッケル、銅などでメッキ処理した
合成繊維メッシュ等を挙げることができる。該合成繊維
メッシュにおける合成繊維の種類は特に限定されない
が、強度、耐久性、およびメッキの前処理であるエッチ
ングのし易さなどからポリエステル繊維が好ましい。
は、透明性樹脂板に導電性メッシュを積層してなるもの
であるが、かかる導電性メッシュとしては、銅、ステン
レス、鉄、等の金属メッシュ、該金属メッシュの表面に
ニッケル、クロム等をメッキ処理したもの、合成繊維の
フィラメント表面をニッケル、銅などでメッキ処理した
合成繊維メッシュ等を挙げることができる。該合成繊維
メッシュにおける合成繊維の種類は特に限定されない
が、強度、耐久性、およびメッキの前処理であるエッチ
ングのし易さなどからポリエステル繊維が好ましい。
【0042】本発明における導電性メッシュの繊維径は
通常10〜60μmである。該メッシュは粗くなると電
磁波遮蔽性能が低下し、一方細かくなると画像が見え難
くなるので、メッシュサイズ(1インチ当たりの升目の
数で表した値)は通常40〜300の範囲、好ましく
は、60〜200メッシュの範囲とする。該メッシュの
厚さは通常20〜200μmの範囲、好ましくは50〜
100μmの範囲とする。
通常10〜60μmである。該メッシュは粗くなると電
磁波遮蔽性能が低下し、一方細かくなると画像が見え難
くなるので、メッシュサイズ(1インチ当たりの升目の
数で表した値)は通常40〜300の範囲、好ましく
は、60〜200メッシュの範囲とする。該メッシュの
厚さは通常20〜200μmの範囲、好ましくは50〜
100μmの範囲とする。
【0043】該導電性メッシュにおいて、その表面が導
電性塗料、メッキ、染料や顔料などによって黒色又は暗
色に処理したものは、画像のちらつきや眩しさを抑制す
る上で有効に作用し好ましい。
電性塗料、メッキ、染料や顔料などによって黒色又は暗
色に処理したものは、画像のちらつきや眩しさを抑制す
る上で有効に作用し好ましい。
【0044】本発明において導電性メッシュは、透明樹
脂板の面上の周辺部の、少なくとも一辺において、面状
に露出している。かかる露出部分からアースを取ること
によって、電磁波を極めて有効に遮蔽することができ
る。又、確実なアース取りが可能になるため、アース線
の揺れなどによってアースの接続が不十分となって電磁
波遮蔽性能が低下するようなことはなく、長期にわたっ
て安定した電磁波遮蔽性能を得ることができる。
脂板の面上の周辺部の、少なくとも一辺において、面状
に露出している。かかる露出部分からアースを取ること
によって、電磁波を極めて有効に遮蔽することができ
る。又、確実なアース取りが可能になるため、アース線
の揺れなどによってアースの接続が不十分となって電磁
波遮蔽性能が低下するようなことはなく、長期にわたっ
て安定した電磁波遮蔽性能を得ることができる。
【0045】導電性メッシュを面上に露出させるには、
例えば、導電性メッシュを2つの透明樹脂板の間に積層
してなる前面板を得る場合には、一方の透明樹脂板を導
電性メッシュよりも小さい面積として積層すればよい。
他方の透明樹脂板は導電性メッシュと同等の大きさであ
ってもよいし、さらに大きい面積であってもよい。ま
た、一方の透明樹脂板を、導電性メッシュに対してずら
して配置し積層してもよい。
例えば、導電性メッシュを2つの透明樹脂板の間に積層
してなる前面板を得る場合には、一方の透明樹脂板を導
電性メッシュよりも小さい面積として積層すればよい。
他方の透明樹脂板は導電性メッシュと同等の大きさであ
ってもよいし、さらに大きい面積であってもよい。ま
た、一方の透明樹脂板を、導電性メッシュに対してずら
して配置し積層してもよい。
【0046】導電性メッシュの露出部分は、前面板の一
辺に設けられてもよいし、二辺以上に設けられてもよい
が、四方の周辺全部において面状に露出しているものが
好ましい。露出部分は前面板の観察面側に露出していて
もよいし、その反対側のPDP側に露出していてもよ
い。
辺に設けられてもよいし、二辺以上に設けられてもよい
が、四方の周辺全部において面状に露出しているものが
好ましい。露出部分は前面板の観察面側に露出していて
もよいし、その反対側のPDP側に露出していてもよ
い。
【0047】本発明の前面板は、例えば、透明樹脂板、
導電性メッシュ及びもう1枚の透明樹脂板とをこの順番
に重ね合せ、これらを加熱・加圧する方法などによって
容易に製造することができる。加熱温度は通常110〜
180℃程度、加圧圧力は通常10〜60kg/cm2
程度である。
導電性メッシュ及びもう1枚の透明樹脂板とをこの順番
に重ね合せ、これらを加熱・加圧する方法などによって
容易に製造することができる。加熱温度は通常110〜
180℃程度、加圧圧力は通常10〜60kg/cm2
程度である。
【0048】透明樹脂板と導電性メッシュとの間や、透
明樹脂板とさらに積層される他の透明樹脂板との間など
には、それらの間の接着性を向上させるために、又、加
熱プレスして一体化する際に電磁波遮蔽性能の低下の原
因となるメッシュの劣化やメッシュ目の広がり等変形を
防ぐために、それらの間に軟質透明熱可塑性フィルムを
接着用フィルムとして重ね合せて加熱、加圧してもよ
い。透明樹脂板と導電性メッシュとの間の接着性を向上
させる効果を得るためには、透明樹脂板、導電性メッシ
ュ及び接着用フィルムをこの順で重ね合せて加工するよ
うにしてもよいし、透明樹脂板、接着用フィルム及び導
電性メッシュをこの順で重ね合せて加工するようにして
もよいし、又、透明樹脂板、接着用フィルム、導電性メ
ッシュ及び接着用フィルムをこの順で重ね合せて加工す
るようにしてもよい。該軟質透明熱可塑性フィルム(接
着用フィルム)としては、高透明低軟化点樹脂フィルム
が用いられ、フィルムの軟化点がJIS K7206に
記載の方法で測定したビカット軟化点が、通常約40〜
100℃、好ましくは約50〜80℃のものである。具
体的には、例えば、アクリルフィルム、塩化ビニルフィ
ルムなどが挙げられる。フィルム厚さは、通常約10〜
200μm、好ましくは約20〜100μmである。
明樹脂板とさらに積層される他の透明樹脂板との間など
には、それらの間の接着性を向上させるために、又、加
熱プレスして一体化する際に電磁波遮蔽性能の低下の原
因となるメッシュの劣化やメッシュ目の広がり等変形を
防ぐために、それらの間に軟質透明熱可塑性フィルムを
接着用フィルムとして重ね合せて加熱、加圧してもよ
い。透明樹脂板と導電性メッシュとの間の接着性を向上
させる効果を得るためには、透明樹脂板、導電性メッシ
ュ及び接着用フィルムをこの順で重ね合せて加工するよ
うにしてもよいし、透明樹脂板、接着用フィルム及び導
電性メッシュをこの順で重ね合せて加工するようにして
もよいし、又、透明樹脂板、接着用フィルム、導電性メ
ッシュ及び接着用フィルムをこの順で重ね合せて加工す
るようにしてもよい。該軟質透明熱可塑性フィルム(接
着用フィルム)としては、高透明低軟化点樹脂フィルム
が用いられ、フィルムの軟化点がJIS K7206に
記載の方法で測定したビカット軟化点が、通常約40〜
100℃、好ましくは約50〜80℃のものである。具
体的には、例えば、アクリルフィルム、塩化ビニルフィ
ルムなどが挙げられる。フィルム厚さは、通常約10〜
200μm、好ましくは約20〜100μmである。
【0049】本発明のプラズマディスプレイ用前面板
は、透明樹脂板に導電性メッシュを積層してなるもので
あるが、必要に応じて、反射防止層、汚染防止層、ハー
ドコート層等が、適宜設けられる。かかる反射防止層、
汚染防止層、ハードコート層は、本発明のプラズマディ
スプレイ用前面板において、任意の位置に設けることが
できる。
は、透明樹脂板に導電性メッシュを積層してなるもので
あるが、必要に応じて、反射防止層、汚染防止層、ハー
ドコート層等が、適宜設けられる。かかる反射防止層、
汚染防止層、ハードコート層は、本発明のプラズマディ
スプレイ用前面板において、任意の位置に設けることが
できる。
【0050】反射防止層は、視認性向上のために設けれ
らるが、かかる反射防止層としては、フッ化マグネシウ
ム、酸化珪素等の低屈折率物質と、酸化チタン、酸化タ
ンタル、酸化錫、酸化インジウム、酸化ジルコニウム、
酸化亜鉛等の高屈折率物質とを組み合わせた多層反射防
止膜、低屈折率物質を主とする単層反射防止膜、及びそ
れに密着性、硬度改良のためにそれらに接着層、表面改
質層を形成させたもの等が考えられる。ディスプレイ画
面からの熱による温度変化に対する耐久性の点から、酸
化アルミニウム、フッ化マグネシウム、酸化珪素の3層
からなるものが好ましい。反射防止効果、表面硬度、密
着性、経済性の点からは、酸化インジウムと酸化錫から
なる層(ITO層)と酸化珪素からなる層を組み合わせ
た多層膜、酸化硅素と酸化チタンからなる多層膜が好ま
しく、中でも、酸化硅素と酸化チタンからなる多層膜
は、透明性の点においても優れており、好ましい。
らるが、かかる反射防止層としては、フッ化マグネシウ
ム、酸化珪素等の低屈折率物質と、酸化チタン、酸化タ
ンタル、酸化錫、酸化インジウム、酸化ジルコニウム、
酸化亜鉛等の高屈折率物質とを組み合わせた多層反射防
止膜、低屈折率物質を主とする単層反射防止膜、及びそ
れに密着性、硬度改良のためにそれらに接着層、表面改
質層を形成させたもの等が考えられる。ディスプレイ画
面からの熱による温度変化に対する耐久性の点から、酸
化アルミニウム、フッ化マグネシウム、酸化珪素の3層
からなるものが好ましい。反射防止効果、表面硬度、密
着性、経済性の点からは、酸化インジウムと酸化錫から
なる層(ITO層)と酸化珪素からなる層を組み合わせ
た多層膜、酸化硅素と酸化チタンからなる多層膜が好ま
しく、中でも、酸化硅素と酸化チタンからなる多層膜
は、透明性の点においても優れており、好ましい。
【0051】かかる反射防止層は、塗布、真空蒸着、ス
パッタリング、イオンプレーティング等公知の方法で透
明樹脂板上に直接形成してもよいし、表面に反射防止層
を形成させた透明フィルム等を透明樹脂板上に積層する
又は貼合せる等により形成してもよい。該反射防止層
は、本発明における前面板の片面に設けられていてもよ
いし、両面に設けられていてもよい。好ましくは、その
両面に設けられる。
パッタリング、イオンプレーティング等公知の方法で透
明樹脂板上に直接形成してもよいし、表面に反射防止層
を形成させた透明フィルム等を透明樹脂板上に積層する
又は貼合せる等により形成してもよい。該反射防止層
は、本発明における前面板の片面に設けられていてもよ
いし、両面に設けられていてもよい。好ましくは、その
両面に設けられる。
【0052】反射防止層を設ける場合には、手垢、指
紋、化粧料等による汚れが付着しやすくなるため、その
付着を防ぎ、また汚れが付着しても容易に除去できるよ
うに、反射防止層の上に汚染防止層を形成させるように
しても良い。
紋、化粧料等による汚れが付着しやすくなるため、その
付着を防ぎ、また汚れが付着しても容易に除去できるよ
うに、反射防止層の上に汚染防止層を形成させるように
しても良い。
【0053】汚染防止層は,公知のものであってもよく
特に限定はないが、例えば、特開平3−266801号
公報、特公平6−29332号公報、特開平6−256
756号公報、特開平1−294709号公報(USP
5,081,192)等に記載のフッ素、シロキサン含
有化合物からなる汚染防止層が挙げられる。該汚染防止
層は、透明樹脂板上に直接形成してもよいし、表面に汚
染防止層を形成させた透明フィルム等を透明樹脂板上に
積層する又は貼合せる等により形成してもよい。又、該
汚染防止層は、本発明における前面板の片面に設けられ
ていてもよいし、両面に設けられていてもよい。
特に限定はないが、例えば、特開平3−266801号
公報、特公平6−29332号公報、特開平6−256
756号公報、特開平1−294709号公報(USP
5,081,192)等に記載のフッ素、シロキサン含
有化合物からなる汚染防止層が挙げられる。該汚染防止
層は、透明樹脂板上に直接形成してもよいし、表面に汚
染防止層を形成させた透明フィルム等を透明樹脂板上に
積層する又は貼合せる等により形成してもよい。又、該
汚染防止層は、本発明における前面板の片面に設けられ
ていてもよいし、両面に設けられていてもよい。
【0054】ハードコート層は、前面板の硬度を高める
目的で設けられるが、該ハードコート層としては、公知
のものを用いてもよく、例えば、多官能性単量体を主成
分とするコート剤を重合、硬化させることによって得ら
れる硬化膜等を用いることができる。具体的には、ウレ
タン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アク
リレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート等のアク
リロイル基、メタクリロイル基を2個以上含んだ多官能
重合性化合物を紫外線、電子線等の活性化エネルギー線
によって重合硬化させた層;またはシリコン系、メラミ
ン系、エポキシ系の架橋性樹脂原料を熱によって架橋硬
化させた層などを挙げることができる。なかでも、耐久
性や取り扱い性の容易さの点で、ウレタンアクリレート
系の多官能重合性化合物を重合硬化させた層、シリコン
系の架橋性樹脂原料を架橋硬化させた層が好ましい。
目的で設けられるが、該ハードコート層としては、公知
のものを用いてもよく、例えば、多官能性単量体を主成
分とするコート剤を重合、硬化させることによって得ら
れる硬化膜等を用いることができる。具体的には、ウレ
タン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アク
リレート、ポリエーテル(メタ)アクリレート等のアク
リロイル基、メタクリロイル基を2個以上含んだ多官能
重合性化合物を紫外線、電子線等の活性化エネルギー線
によって重合硬化させた層;またはシリコン系、メラミ
ン系、エポキシ系の架橋性樹脂原料を熱によって架橋硬
化させた層などを挙げることができる。なかでも、耐久
性や取り扱い性の容易さの点で、ウレタンアクリレート
系の多官能重合性化合物を重合硬化させた層、シリコン
系の架橋性樹脂原料を架橋硬化させた層が好ましい。
【0055】ハードコート層を形成させる方法として
は、例えば、上記の化合物からなるコート剤を、通常の
コーティング作業で用いられる方法、すなわちスピン塗
装法、浸漬塗装法、ロールコート塗装法、グラビアコー
ト塗装法、カーテンフロー塗装法、バーコート塗装法等
によって塗布しそれを硬化させる方法を挙げることがで
きる。この際、塗布をしやすくするために、又、塗布し
た膜の膜厚を調整するために、該コート剤を種々の溶剤
により希釈してから塗布するようにしてもよい。塗布し
たコート剤を硬化させるには、加熱昇温する熱重合、紫
外線や電子線などの活性エネルギー線の照射によって光
重合させる方法で行うことができる。
は、例えば、上記の化合物からなるコート剤を、通常の
コーティング作業で用いられる方法、すなわちスピン塗
装法、浸漬塗装法、ロールコート塗装法、グラビアコー
ト塗装法、カーテンフロー塗装法、バーコート塗装法等
によって塗布しそれを硬化させる方法を挙げることがで
きる。この際、塗布をしやすくするために、又、塗布し
た膜の膜厚を調整するために、該コート剤を種々の溶剤
により希釈してから塗布するようにしてもよい。塗布し
たコート剤を硬化させるには、加熱昇温する熱重合、紫
外線や電子線などの活性エネルギー線の照射によって光
重合させる方法で行うことができる。
【0056】ハードコート層の厚さは特に限定されるも
のではないが、好ましくは1〜20μmである。1μm
より薄いと上層の反射防止層の影響で光の干渉模様が現
れ、外観上好ましくないものになる傾向にあり、また2
0μmを越えると塗膜にひびが入るなど、膜の強度上好
ましくないものになる傾向にある。
のではないが、好ましくは1〜20μmである。1μm
より薄いと上層の反射防止層の影響で光の干渉模様が現
れ、外観上好ましくないものになる傾向にあり、また2
0μmを越えると塗膜にひびが入るなど、膜の強度上好
ましくないものになる傾向にある。
【0057】なお、透明樹脂板等とハードコート層との
密着性を向上させるために、透明樹脂板等とハードコー
ト層の間に、前述の接着用フィルムを設けても差し支え
ない。
密着性を向上させるために、透明樹脂板等とハードコー
ト層の間に、前述の接着用フィルムを設けても差し支え
ない。
【0058】該ハードコート層は、透明樹脂板上に直接
形成してもよいし、表面にハードコート層を形成させた
透明フィルム等を透明樹脂板上に積層する又は貼合せる
等により形成してもよい。又、該ハードコート層は、本
発明における前面板の片面に設けられていてもよいし、
両面に設けられていてもよい。
形成してもよいし、表面にハードコート層を形成させた
透明フィルム等を透明樹脂板上に積層する又は貼合せる
等により形成してもよい。又、該ハードコート層は、本
発明における前面板の片面に設けられていてもよいし、
両面に設けられていてもよい。
【0059】本発明におけるプラズマディスプレイ用前
面板においては、その少なくとも一方の表面に凹凸が形
成されていることが好ましく、この凹凸は通常、前面板
のPDP側に対面する側の表面に形成されるが、その反
対側の観察者側の表面に形成されてもよく、その両面に
形成されていてもよい。
面板においては、その少なくとも一方の表面に凹凸が形
成されていることが好ましく、この凹凸は通常、前面板
のPDP側に対面する側の表面に形成されるが、その反
対側の観察者側の表面に形成されてもよく、その両面に
形成されていてもよい。
【0060】該凹凸は、透明樹脂板に直接形成されても
よいし、あらかじめ設けられたハードコート層自体に形
成されてもよく、後者の場合、凹凸の機械的強度、耐擦
傷性などが向上するため好ましい。又、該凹凸が一方の
表面に形成され、他方の表面にハードコート層を形成し
てなるものも好ましいものとして挙げることができる。
よいし、あらかじめ設けられたハードコート層自体に形
成されてもよく、後者の場合、凹凸の機械的強度、耐擦
傷性などが向上するため好ましい。又、該凹凸が一方の
表面に形成され、他方の表面にハードコート層を形成し
てなるものも好ましいものとして挙げることができる。
【0061】又、該凹凸は、例えば転写型から転写され
てなる凹凸であってもよいし、二酸化珪素(シリカゲル
等)、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化錫、
酸化ジルコニウム、酸化チタン等の無機化合物粒子を含
む塗料を塗布し、乾燥する方法によって形成されてなる
凹凸であってもよい。凹凸が転写型から転写されてなる
場合は、前面板製造工程における加熱・加圧時に、転写
型を併用して該凹凸を形成し得るので、簡便であり、か
つ歩留まりもよいため、好ましい。
てなる凹凸であってもよいし、二酸化珪素(シリカゲル
等)、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化錫、
酸化ジルコニウム、酸化チタン等の無機化合物粒子を含
む塗料を塗布し、乾燥する方法によって形成されてなる
凹凸であってもよい。凹凸が転写型から転写されてなる
場合は、前面板製造工程における加熱・加圧時に、転写
型を併用して該凹凸を形成し得るので、簡便であり、か
つ歩留まりもよいため、好ましい。
【0062】上記の転写型としては、例えば、加熱・加
圧に用いる金型、その表面に凹凸が形成されたフィルム
などを挙げることができる。金型を用いる場合には、該
金型の転写面に予め離型促進剤などが塗布されているこ
とが好ましい。加熱・加圧後に容易に前面板を取り出せ
る点や取扱いの容易さの点でその表面に凹凸が形成され
たフィルムなどを用いることが好ましい。
圧に用いる金型、その表面に凹凸が形成されたフィルム
などを挙げることができる。金型を用いる場合には、該
金型の転写面に予め離型促進剤などが塗布されているこ
とが好ましい。加熱・加圧後に容易に前面板を取り出せ
る点や取扱いの容易さの点でその表面に凹凸が形成され
たフィルムなどを用いることが好ましい。
【0063】かかるフィルムとしては、加熱・加圧に耐
えられるものであれば特に限定されないが、例えばポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルム、トリアセ
チルセルロース(TAC)フィルムなどが挙げられ、経
済性の面からPETフィルムが好ましい。該フィルムの
厚みは特に限定されないが、取扱いの容易さの点で通常
20μm以上、価格の点で通常500μm以下であり、
好ましくは30〜300μmである。
えられるものであれば特に限定されないが、例えばポリ
エチレンテレフタレート(PET)フィルム、トリアセ
チルセルロース(TAC)フィルムなどが挙げられ、経
済性の面からPETフィルムが好ましい。該フィルムの
厚みは特に限定されないが、取扱いの容易さの点で通常
20μm以上、価格の点で通常500μm以下であり、
好ましくは30〜300μmである。
【0064】該フィルムの表面には目的とする前面板の
凹凸に対応する凹凸が形成されている。該フィルム表面
の凹凸はエンボス加工によって形成されてもよいし、フ
ィラーをフィルムに分散させて形成されていてもよい
が、該フィルムの耐久性の点でエンボス加工により形成
された凹凸であることが好ましい。
凹凸に対応する凹凸が形成されている。該フィルム表面
の凹凸はエンボス加工によって形成されてもよいし、フ
ィラーをフィルムに分散させて形成されていてもよい
が、該フィルムの耐久性の点でエンボス加工により形成
された凹凸であることが好ましい。
【0065】該フィルムを用いて前面板に凹凸を形成す
るには、例えば、凹凸を形成させる側の透明樹脂板等の
表面を該フィルムの凹凸に接して重ね合せて載置したの
ち、前述したように加熱・加圧すればよい。その後、該
フィルムを取り除くことにより、表面に凹凸が形成され
た前面板を得ることができる。また、該フィルムは回収
して再利用してもよい。
るには、例えば、凹凸を形成させる側の透明樹脂板等の
表面を該フィルムの凹凸に接して重ね合せて載置したの
ち、前述したように加熱・加圧すればよい。その後、該
フィルムを取り除くことにより、表面に凹凸が形成され
た前面板を得ることができる。また、該フィルムは回収
して再利用してもよい。
【0066】該凹凸は、JIS B0601の定義に従
って、凹凸の平均間隔が3〜500μmであり、十点平
均粗さが1〜20μmであることが好ましい。尚、凹凸
の平均間隔とは、基準長さにおける1つの山(凸部)お
よびそれに隣り合う谷(凹部)に対応する平均線長さの
算術平均値で表わされる値である。又、十点平均粗さと
は、最も高い山の頂点から高さが5番目までの山の頂点
の標高の絶対値の平均値と、最も低い谷の底から低さが
5番目までの谷の底の標高の絶対値の平均値との和で表
わされる値である。
って、凹凸の平均間隔が3〜500μmであり、十点平
均粗さが1〜20μmであることが好ましい。尚、凹凸
の平均間隔とは、基準長さにおける1つの山(凸部)お
よびそれに隣り合う谷(凹部)に対応する平均線長さの
算術平均値で表わされる値である。又、十点平均粗さと
は、最も高い山の頂点から高さが5番目までの山の頂点
の標高の絶対値の平均値と、最も低い谷の底から低さが
5番目までの谷の底の標高の絶対値の平均値との和で表
わされる値である。
【0067】本発明において導電性メッシュは、前面板
の何れか一方の表面から0.5mm以内の深さであるこ
とが、前面板の反りを軽減できる点で好ましい。
の何れか一方の表面から0.5mm以内の深さであるこ
とが、前面板の反りを軽減できる点で好ましい。
【0068】本発明のプラズマディスプレイ用前面板
は、その表面抵抗が1011Ω/□以下であることが、
ホコリの付着を低減できる点で好ましい。かかる表面抵
抗とする方法としては、例えばノニオン系、アニオン
系、カチオン系の界面活性剤を表面に塗布し、乾燥する
方法、酸化スズ、酸化インジウム、酸化アンチモンなど
の金属酸化物を主成分とする導電性フィラーを含有した
塗料を表面に塗布する方法、スパッター、蒸着などの真
空プロセスによってITO(酸化スズと酸化インジウム
の混合物)層を表面に形成させる方法、ポリチオフェ
ン、ポリピロール、ポリアセチレンなどの導電性ポリマ
ーを表面に形成させる方法などの方法が挙げられる。
は、その表面抵抗が1011Ω/□以下であることが、
ホコリの付着を低減できる点で好ましい。かかる表面抵
抗とする方法としては、例えばノニオン系、アニオン
系、カチオン系の界面活性剤を表面に塗布し、乾燥する
方法、酸化スズ、酸化インジウム、酸化アンチモンなど
の金属酸化物を主成分とする導電性フィラーを含有した
塗料を表面に塗布する方法、スパッター、蒸着などの真
空プロセスによってITO(酸化スズと酸化インジウム
の混合物)層を表面に形成させる方法、ポリチオフェ
ン、ポリピロール、ポリアセチレンなどの導電性ポリマ
ーを表面に形成させる方法などの方法が挙げられる。
【0069】本発明のプラズマディスプレイ用前面板
は、透明樹脂板に導電性メッシュを積層してなる前面板
であるが、装飾部を設ける場合においては、その装飾部
の色の鮮明さを確保し見栄えを良好なものとするため
に、該導電性メッシュと該透明樹脂板の間に中間合成樹
脂板を積層し、該中間合成樹脂板と該透明樹脂板の間に
装飾部を設けるようにすることが好ましい。
は、透明樹脂板に導電性メッシュを積層してなる前面板
であるが、装飾部を設ける場合においては、その装飾部
の色の鮮明さを確保し見栄えを良好なものとするため
に、該導電性メッシュと該透明樹脂板の間に中間合成樹
脂板を積層し、該中間合成樹脂板と該透明樹脂板の間に
装飾部を設けるようにすることが好ましい。
【0070】かかる中間合成樹脂板としては、透明樹脂
板として上記したものと同様のものを用いることができ
る。又、複数の透明樹脂板を用い、例えば、ディスプレ
イ側合成樹脂板、中間合成樹脂板および観察者側合成樹
脂板の3枚(いずれも透明樹脂板として上記したものと
同様のもの)を用い、観察者側合成樹脂板、中間合成樹
脂板、導電性メッシュ、ディスプレイ側合成樹脂板の順
に積層してなるものであってもよい。
板として上記したものと同様のものを用いることができ
る。又、複数の透明樹脂板を用い、例えば、ディスプレ
イ側合成樹脂板、中間合成樹脂板および観察者側合成樹
脂板の3枚(いずれも透明樹脂板として上記したものと
同様のもの)を用い、観察者側合成樹脂板、中間合成樹
脂板、導電性メッシュ、ディスプレイ側合成樹脂板の順
に積層してなるものであってもよい。
【0071】ここで、ディスプレイ側合成樹脂板、中間
合成樹脂板及び観察者側合成樹脂板は、互いに同じもの
であってもよいし、異なっていてもよく、目的に応じて
適宜選択し得る。例えば、近赤外線遮蔽性能を有する透
明樹脂板、着色された透明樹脂板等のように可視光の透
過率が比較的小さいものは、中間合成樹脂板又はディス
プレイ側合成樹脂板として好ましく用いられる。
合成樹脂板及び観察者側合成樹脂板は、互いに同じもの
であってもよいし、異なっていてもよく、目的に応じて
適宜選択し得る。例えば、近赤外線遮蔽性能を有する透
明樹脂板、着色された透明樹脂板等のように可視光の透
過率が比較的小さいものは、中間合成樹脂板又はディス
プレイ側合成樹脂板として好ましく用いられる。
【0072】装飾部を設ける場合においては、導電性メ
ッシュの露出部は、前面板の観察者側で露出していて
も、その反対側のディスプレイ側で露出していてもく、
かかる露出部分は装飾部によって容易に覆い隠すことが
できる。
ッシュの露出部は、前面板の観察者側で露出していて
も、その反対側のディスプレイ側で露出していてもく、
かかる露出部分は装飾部によって容易に覆い隠すことが
できる。
【0073】装飾部を設ける方法については特に限定さ
れるものではなく、例えば装飾が施された透明樹脂板な
どの装飾部材を利用するものであってもよい。かかる装
飾部は、中間合成樹脂板および/または観察者側合成樹
脂板の表面に印刷によって設けられることが、量産性の
点で好ましい。また、印刷などにより装飾が施された別
の透明樹脂板を積層することにより設けるのも好まし
い。装飾部の色は特に限定されないが、例えば、装飾部
の下地を黒色とし、白色でロゴなどの文字を設けること
によって、ディスプレイ画面に引き締まる印象を与える
ことができる。印刷により装飾部を設ける際に用いられ
る塗料としては、アクリル系塗料、ウレタン系塗料、エ
ポキシ系塗料等があり、例えば、透明樹脂板としてアク
リル樹脂板を使用し印刷により装飾部を設ける場合に
は、アクリル系塗料などを使用すると、装飾部の十分な
密着性を確保できるので好ましい。
れるものではなく、例えば装飾が施された透明樹脂板な
どの装飾部材を利用するものであってもよい。かかる装
飾部は、中間合成樹脂板および/または観察者側合成樹
脂板の表面に印刷によって設けられることが、量産性の
点で好ましい。また、印刷などにより装飾が施された別
の透明樹脂板を積層することにより設けるのも好まし
い。装飾部の色は特に限定されないが、例えば、装飾部
の下地を黒色とし、白色でロゴなどの文字を設けること
によって、ディスプレイ画面に引き締まる印象を与える
ことができる。印刷により装飾部を設ける際に用いられ
る塗料としては、アクリル系塗料、ウレタン系塗料、エ
ポキシ系塗料等があり、例えば、透明樹脂板としてアク
リル樹脂板を使用し印刷により装飾部を設ける場合に
は、アクリル系塗料などを使用すると、装飾部の十分な
密着性を確保できるので好ましい。
【0074】装飾部は、中間合成樹脂板と観察者側合成
樹脂板の何れか一方に設けられてもよいし、両方に設け
られてもよい。又、ディスプレイ側合成樹脂板のディス
プレイ側の表面や、観察者側合成樹脂板の観察者側の表
面には、更に他の透明樹脂板が積層されてもよい。
樹脂板の何れか一方に設けられてもよいし、両方に設け
られてもよい。又、ディスプレイ側合成樹脂板のディス
プレイ側の表面や、観察者側合成樹脂板の観察者側の表
面には、更に他の透明樹脂板が積層されてもよい。
【0075】本発明のプラズマディスプレイ用前面板に
装飾部を設ける場合においても、前面板の少なくとも一
方の表面には、前述した方法と同様の方法により、凹凸
が設けられていることが好ましい。かかる凹凸は、観察
者側の表面に形成された場合には外光の映り込み低減す
ることができ、またディスプレイ側に設けられた場合に
は、ディスプレイ画面と接触していてもニュートンリン
グを殆ど発生することがないため、いずれも好ましい。
装飾部を設ける場合においても、前面板の少なくとも一
方の表面には、前述した方法と同様の方法により、凹凸
が設けられていることが好ましい。かかる凹凸は、観察
者側の表面に形成された場合には外光の映り込み低減す
ることができ、またディスプレイ側に設けられた場合に
は、ディスプレイ画面と接触していてもニュートンリン
グを殆ど発生することがないため、いずれも好ましい。
【0076】装飾部を設けた前面板の製造方法は上記し
たものと同様であり、具体的には、例えば、観察者側合
成樹脂板、中間合成樹脂板および導電性メッシュをこの
順番に重ね合せ、これらを加熱・加圧する方法などによ
って容易に製造することができる。ディスプレイ側合成
樹脂板を積層する場合には、観察者側合成樹脂板、中間
合成樹脂板、導電性メッシュおよびディスプレイ側合成
樹脂板をこの順に重ね合せたのち、これらを、前述した
と同様の方法で、加熱・加圧すればよい。装飾部は観察
者側合成樹脂板および/または中間合成樹脂板に印刷な
どの方法で予め設けられていてもよいし、印刷などによ
り装飾が施された他の合成樹脂板を中間合成樹脂板と観
察者側合成樹脂板との間に挿入したのち、加熱・加圧す
ることによって設けられてもよい。また、導電膜を設け
る場合には、例えば、図4−cに示されるように、中間
合成樹脂板、導電性メッシュ、導電膜及びディスプレイ
側合成樹脂板をこの順に重ね合せた状態で加熱・加圧す
ればよい。かかる導電膜は、上記装飾部を設けることに
より容易に覆い隠すことができる。中間合成樹脂板やデ
ィスプレイ側合成樹脂板と、導電性メッシュや導電板と
の接着性を向上し、これらをより強固に積層するため
に、該2つの樹脂板の間に接着用フィルムを挿入して重
ね合せ、加熱・加圧してもよい。かかる接着フィルムと
しては、前述したと同様のものが用いられる。
たものと同様であり、具体的には、例えば、観察者側合
成樹脂板、中間合成樹脂板および導電性メッシュをこの
順番に重ね合せ、これらを加熱・加圧する方法などによ
って容易に製造することができる。ディスプレイ側合成
樹脂板を積層する場合には、観察者側合成樹脂板、中間
合成樹脂板、導電性メッシュおよびディスプレイ側合成
樹脂板をこの順に重ね合せたのち、これらを、前述した
と同様の方法で、加熱・加圧すればよい。装飾部は観察
者側合成樹脂板および/または中間合成樹脂板に印刷な
どの方法で予め設けられていてもよいし、印刷などによ
り装飾が施された他の合成樹脂板を中間合成樹脂板と観
察者側合成樹脂板との間に挿入したのち、加熱・加圧す
ることによって設けられてもよい。また、導電膜を設け
る場合には、例えば、図4−cに示されるように、中間
合成樹脂板、導電性メッシュ、導電膜及びディスプレイ
側合成樹脂板をこの順に重ね合せた状態で加熱・加圧す
ればよい。かかる導電膜は、上記装飾部を設けることに
より容易に覆い隠すことができる。中間合成樹脂板やデ
ィスプレイ側合成樹脂板と、導電性メッシュや導電板と
の接着性を向上し、これらをより強固に積層するため
に、該2つの樹脂板の間に接着用フィルムを挿入して重
ね合せ、加熱・加圧してもよい。かかる接着フィルムと
しては、前述したと同様のものが用いられる。
【0077】本発明のプラズマディスプレイ用前面板を
用いる場合、導電性メッシュは通常、アース電位とされ
るが、そのためには、該導電性メッシュはディスプレイ
等のアース電位部分と接触していることが好ましく、か
かるアース電位の確保は通常、導電性メッシュの一部を
露出させて設けた露出部分をディスプレイのアース電位
部分と接触させることによって行われる。
用いる場合、導電性メッシュは通常、アース電位とされ
るが、そのためには、該導電性メッシュはディスプレイ
等のアース電位部分と接触していることが好ましく、か
かるアース電位の確保は通常、導電性メッシュの一部を
露出させて設けた露出部分をディスプレイのアース電位
部分と接触させることによって行われる。
【0078】また、導電膜を、導電性メッシュと電気的
に接触させる状態に設け、この導電膜をディスプレーの
アース電位部分と接触させる形で、導電性メッシュをア
ース電位とするようにしてもよい。この時、導電性メッ
シュ及び導電膜は二つの透明樹脂板の間に配置され積層
されるようにする。
に接触させる状態に設け、この導電膜をディスプレーの
アース電位部分と接触させる形で、導電性メッシュをア
ース電位とするようにしてもよい。この時、導電性メッ
シュ及び導電膜は二つの透明樹脂板の間に配置され積層
されるようにする。
【0079】該導電膜としては、導電性に優れたものが
通常用いられ、例えば銅、アルミニウム、銀やこれら2
種以上の合金、ステンレスなどからなる金属膜等が好ま
しい。
通常用いられ、例えば銅、アルミニウム、銀やこれら2
種以上の合金、ステンレスなどからなる金属膜等が好ま
しい。
【0080】導電膜の厚みは、機械的強度および加工の
容易さの点で、通常0.5〜500μm、好ましくは1
〜200μmの範囲である。
容易さの点で、通常0.5〜500μm、好ましくは1
〜200μmの範囲である。
【0081】かかる導電膜を設ける場合において、導電
膜は導電性メッシュと接触している必要があり、前述し
たように、通常、該導電膜と導電性メッシュとは、互い
に重なり合って接触するように配置する。互いに重なり
合っている限りにおいて、導電膜と導電性メッシュの位
置関係は特に限定されず、導電膜は、導電性メッシュ表
面のいずれの面に接触して配置されてもよい。
膜は導電性メッシュと接触している必要があり、前述し
たように、通常、該導電膜と導電性メッシュとは、互い
に重なり合って接触するように配置する。互いに重なり
合っている限りにおいて、導電膜と導電性メッシュの位
置関係は特に限定されず、導電膜は、導電性メッシュ表
面のいずれの面に接触して配置されてもよい。
【0082】本発明のプラズマディスプレイ用前面板に
おいては、その周囲に設けられた導電性メッシュの露出
部分において、導電性メッシュと該導電膜とが面状に接
触するよう配置することが好ましい。この時、該導電膜
は、前面板の一辺にのみ設けられてもよいし、二辺以上
に設けられていてもよい。電磁波シールド性能の観点か
らは、四辺全てに設けられていることが好ましい。
おいては、その周囲に設けられた導電性メッシュの露出
部分において、導電性メッシュと該導電膜とが面状に接
触するよう配置することが好ましい。この時、該導電膜
は、前面板の一辺にのみ設けられてもよいし、二辺以上
に設けられていてもよい。電磁波シールド性能の観点か
らは、四辺全てに設けられていることが好ましい。
【0083】導電膜と導電性メッシュとの重なり幅は、
電磁波シールド性能の点および耐久性の観点から、通常
は1mm以上、好ましくは2〜50mm程度であるとい
える。導電メッシュを二つの透明樹脂板の間に積層させ
る場合においては、導電膜に孔が設けられていると、導
電メッシュが該透明樹脂板の間に強固に積層されるため
好ましい。
電磁波シールド性能の点および耐久性の観点から、通常
は1mm以上、好ましくは2〜50mm程度であるとい
える。導電メッシュを二つの透明樹脂板の間に積層させ
る場合においては、導電膜に孔が設けられていると、導
電メッシュが該透明樹脂板の間に強固に積層されるため
好ましい。
【0084】ここで孔は、導電膜のほぼ全面にわたっ
て、概ね均一に分散して設けられていることが好まし
く、一つの孔の面積は、通常100mm2以下、好まし
くは0.1mm2〜50mm2程度であり、孔の合計面
積は、通常、導電膜の全面積の0.1%〜50%、好ま
しくは0.5%〜40%程度である。
て、概ね均一に分散して設けられていることが好まし
く、一つの孔の面積は、通常100mm2以下、好まし
くは0.1mm2〜50mm2程度であり、孔の合計面
積は、通常、導電膜の全面積の0.1%〜50%、好ま
しくは0.5%〜40%程度である。
【0085】導電膜は、その一方の表面に接着剤を塗布
してあるものを用いても、導電膜と透明樹脂板を強固に
固定し得るため好ましい。ここで接着剤の種類は特に限
定されないが、熱可塑性の性能を有するものが、プレス
条件の適用範囲が広くなり好ましい。
してあるものを用いても、導電膜と透明樹脂板を強固に
固定し得るため好ましい。ここで接着剤の種類は特に限
定されないが、熱可塑性の性能を有するものが、プレス
条件の適用範囲が広くなり好ましい。
【0086】導電膜を設けた際には、例えば、該導電膜
に前面板から露出する部分を設けておき、その露出部分
をアース線やアース電極と接続するようにすれば、導電
性メッシュを容易にアース電位とすることができ、好ま
しい。
に前面板から露出する部分を設けておき、その露出部分
をアース線やアース電極と接続するようにすれば、導電
性メッシュを容易にアース電位とすることができ、好ま
しい。
【0087】導電膜を露出させる方法としては、透明樹
脂板の一部を切り欠くことにより、導電膜の一部を露出
させるようにしてもよいが、該露出部分は、図3に示さ
れるように、前面板の辺に沿って透明樹脂板からはみ出
させてもよいし、図22に示されるように、導電膜が設
けられた辺と直交する辺から突き出させてもよい。ま
た、図23に示されるように、導電膜が前面板の一方の
面内で露出するようにしてもよく、この場合には該露出
部分を容易に設けることができるため好ましい。これら
の露出部分は何れも、用いる合成樹脂板や導電膜の大き
さ、配置場所、形状等を適宜選択することにより設ける
ことができる。(尚、図21、図22および図23にお
いては、導電膜の露出部分と前面板の形状との関係を示
すために導電膜及び合成樹脂板以外の構成部分は省略し
て図示している。)
脂板の一部を切り欠くことにより、導電膜の一部を露出
させるようにしてもよいが、該露出部分は、図3に示さ
れるように、前面板の辺に沿って透明樹脂板からはみ出
させてもよいし、図22に示されるように、導電膜が設
けられた辺と直交する辺から突き出させてもよい。ま
た、図23に示されるように、導電膜が前面板の一方の
面内で露出するようにしてもよく、この場合には該露出
部分を容易に設けることができるため好ましい。これら
の露出部分は何れも、用いる合成樹脂板や導電膜の大き
さ、配置場所、形状等を適宜選択することにより設ける
ことができる。(尚、図21、図22および図23にお
いては、導電膜の露出部分と前面板の形状との関係を示
すために導電膜及び合成樹脂板以外の構成部分は省略し
て図示している。)
【0088】上記のように、導電膜において露出部分が
設けられている場合においては、該露出部は前面板の観
察面側に露出していてもよいし、その反対側のディスプ
レイ側に露出していてもよい。さらに該露出部分では、
前述したように、図25に示されるように、導電膜のみ
が露出していてもよいし、露出部分において導電膜と導
電性メッシュとが接触した形で導電膜と導電性メッシュ
とが共に前面板の同一面内で露出しているものであって
もよい。更に該露出部分は、前面板の一方の面の表面上
に重ね置きされていてもよいし、前面板において複数の
透明樹脂板が積層されている場合においては、図29に
示されるように、それら透明樹脂板の間に折り込まれて
積層されていてもよい。
設けられている場合においては、該露出部は前面板の観
察面側に露出していてもよいし、その反対側のディスプ
レイ側に露出していてもよい。さらに該露出部分では、
前述したように、図25に示されるように、導電膜のみ
が露出していてもよいし、露出部分において導電膜と導
電性メッシュとが接触した形で導電膜と導電性メッシュ
とが共に前面板の同一面内で露出しているものであって
もよい。更に該露出部分は、前面板の一方の面の表面上
に重ね置きされていてもよいし、前面板において複数の
透明樹脂板が積層されている場合においては、図29に
示されるように、それら透明樹脂板の間に折り込まれて
積層されていてもよい。
【0089】かくして、本発明のプラズマディスプレイ
用前面板を得ることができるが、かかる前面板は、その
周囲を切断する等の端部処理(トリミング)がされ、目
的とする所定の大きさに揃えられてもよい。この場合、
導電性メッシュ及び導電膜の露出部を切除することな
く、所定の大きさに容易にトリミングすることが好まし
い。
用前面板を得ることができるが、かかる前面板は、その
周囲を切断する等の端部処理(トリミング)がされ、目
的とする所定の大きさに揃えられてもよい。この場合、
導電性メッシュ及び導電膜の露出部を切除することな
く、所定の大きさに容易にトリミングすることが好まし
い。
【0090】本発明のプラズマディスプレイ用前面板
は、近赤外線遮蔽性能を更に向上させるため、表面に
銀、銅、金、クロム、ステンレス、ニッケル等の金属薄
膜を、透明性を阻害しない厚さで設けることもできる。
は、近赤外線遮蔽性能を更に向上させるため、表面に
銀、銅、金、クロム、ステンレス、ニッケル等の金属薄
膜を、透明性を阻害しない厚さで設けることもできる。
【0091】
【発明の効果】本発明のプラズマディスプレイ用前面板
は、アース取りが確実になり、従来のものより安定して
電磁波遮蔽性能を発揮できる。さらに本発明は、その表
面に凹凸を設け、又、反射防止性能、耐擦傷性、防汚性
を付与する等によって、視認性に優れたプラズマディス
プレイ用前面板を提供する。又、近赤外線遮蔽性能を有
する透明樹脂板を用いることにより、近赤外線を有効に
遮蔽する前面板を提供する。
は、アース取りが確実になり、従来のものより安定して
電磁波遮蔽性能を発揮できる。さらに本発明は、その表
面に凹凸を設け、又、反射防止性能、耐擦傷性、防汚性
を付与する等によって、視認性に優れたプラズマディス
プレイ用前面板を提供する。又、近赤外線遮蔽性能を有
する透明樹脂板を用いることにより、近赤外線を有効に
遮蔽する前面板を提供する。
【0092】更に本発明においては、反りが小さく、ニ
ュートンリングの発生が少ないプラズマディスプレイ用
前面板、装飾部の色の鮮明さを確保したプラズマディス
プレイ用前面板、アースの耐久性、安定性に優れたプラ
ズマディスプレイ用前面板を得ることができる。
ュートンリングの発生が少ないプラズマディスプレイ用
前面板、装飾部の色の鮮明さを確保したプラズマディス
プレイ用前面板、アースの耐久性、安定性に優れたプラ
ズマディスプレイ用前面板を得ることができる。
【0093】
【実施例】以下、実施例によって本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例によってなんら限定さ
れるものではない。なお、物性の測定および評価は下記
方法で行った。
明するが、本発明はこれら実施例によってなんら限定さ
れるものではない。なお、物性の測定および評価は下記
方法で行った。
【0094】1)可視光領域の全光線透過率:可視光領
域の全光線透過率は、スガ試験機製ヘーズコンピュータ
−HGM−2DP型を用いて測定した。
域の全光線透過率は、スガ試験機製ヘーズコンピュータ
−HGM−2DP型を用いて測定した。
【0095】2)波長800nm〜1000nmの光線
透過率:波長800nm〜1000nmの光線透過率
は、日立製作所製 自記分光光度計330型を用い測定
した。
透過率:波長800nm〜1000nmの光線透過率
は、日立製作所製 自記分光光度計330型を用い測定
した。
【0096】3)視認性:プラズマディスプレイ装置の
前面に、得られたプラズマディスプレイ用前面板を取り
付けて目視で透視観察し、取り付け前後における画像の
色、輪郭の差を確認した。
前面に、得られたプラズマディスプレイ用前面板を取り
付けて目視で透視観察し、取り付け前後における画像の
色、輪郭の差を確認した。
【0097】4)電磁波遮蔽性能:シールド材評価シス
テムR2547型(株式会社アドバンテスト製)を使っ
て電磁波強度を測定し、得られたプラズマディスプレイ
用前面板の電磁波遮蔽性能を以下の式により算出した。
この値が大きいほど、得られたプラズマディスプレイ用
前面板の電磁波遮蔽性能は高いことを示す。 電磁波遮蔽性能(dB)=20×Log10(X0/
X) (X0:プラズマディスプレイ用前面板を設置しない時
の電磁波強度、 X :プラズマディスプレイ用前面板を設置した時の電
磁波強度) 又、同システムによる評価において、ハンドル回転数は
プラズマディスプレイ用前面板を締め付け、固定するた
めに所要した圧力(固定度合い)に対応し、同ハンドル
回転数は小さい程、前面板の遮蔽性能が発揮しにくい条
件となる。
テムR2547型(株式会社アドバンテスト製)を使っ
て電磁波強度を測定し、得られたプラズマディスプレイ
用前面板の電磁波遮蔽性能を以下の式により算出した。
この値が大きいほど、得られたプラズマディスプレイ用
前面板の電磁波遮蔽性能は高いことを示す。 電磁波遮蔽性能(dB)=20×Log10(X0/
X) (X0:プラズマディスプレイ用前面板を設置しない時
の電磁波強度、 X :プラズマディスプレイ用前面板を設置した時の電
磁波強度) 又、同システムによる評価において、ハンドル回転数は
プラズマディスプレイ用前面板を締め付け、固定するた
めに所要した圧力(固定度合い)に対応し、同ハンドル
回転数は小さい程、前面板の遮蔽性能が発揮しにくい条
件となる。
【0098】5)リモートコントロール試験:家庭用テ
レビ(TV)のリモートコントロール受光部の前に、得
られたプラズマディスプレイ用前面板を設置し、3m離
れた場所のリモートコントローラーから近赤外線領域の
信号(信号波長950nm)を送って、TVが反応する
か否かを確認した。この試験において信号に反応しなけ
れば、設置された前面板は、PDP等のディスプレイ装
置から発生する近赤外線による障害を防止することが可
能である。
レビ(TV)のリモートコントロール受光部の前に、得
られたプラズマディスプレイ用前面板を設置し、3m離
れた場所のリモートコントローラーから近赤外線領域の
信号(信号波長950nm)を送って、TVが反応する
か否かを確認した。この試験において信号に反応しなけ
れば、設置された前面板は、PDP等のディスプレイ装
置から発生する近赤外線による障害を防止することが可
能である。
【0099】6)反り:反り〔D(cm)〕は、前面板
の中央部で凹面となっている面の側で前面板の対角を結
ぶ直線と前面板中央部との距離〔A(cm)〕を測定
し、前面板の面積〔S(cm2)〕を用いて以下の計算
式 D=A×(1/S)1/2 より算出した。
の中央部で凹面となっている面の側で前面板の対角を結
ぶ直線と前面板中央部との距離〔A(cm)〕を測定
し、前面板の面積〔S(cm2)〕を用いて以下の計算
式 D=A×(1/S)1/2 より算出した。
【0100】実施例1−a 導電性メッシュ2aとして大きさ200×200mm、
厚さ60μm、織り目の密度が140メッシュ/インチ
の、フィラメント表面が銅及びニッケルメッキ加工後、
黒染色されたポリエステル沙織物((株)セーレン製)
を、又、透明樹脂板1aとして大きさ200×200m
m、厚さ4mmのアクリル板(スミペックス000 住
友化学工業(株)製)を用い、さらに大きさ160×1
60mm、厚さ20μmの軟質アクリルフィルム3a
(商品名サンジュレンSD003鐘淵化学工業(株)
製)を用いて、図1のように配置し、これらの上下に、
アクリル樹脂板1a及びアクリルフィルム3aと接する
側が鏡面仕上げされた、大きさ300×300mm、厚
さ2mmのステンレス製の当て板を当て、この状態のま
ま、これらを50t油圧プレス機に装填し、プレス温度
140℃、プレス圧力40kg/cm2で10分間加
熱、加圧して積層一体化を行った。冷却後ステンレス製
当て板をはずし、ポリエステル沙織物からなる導電性メ
ッシュ2aがアクリル樹脂板1aの中央部の160×1
60mm部分に埋め込まれ、周囲20mm部分が埋め込
まれていない前面板を得た。この前面板をプラズマディ
スプレイに取り付けて観察したろころ、その視認性は良
好であった。この前面板は周辺部の平面に導電性メッシ
ュ2a(ポリエステル沙織物)がはみ出しているのでそ
のままでメッシュ部からアース取りが可能であった。こ
の前面板を用い、その電磁波遮蔽性能について、上記シ
ールド材評価システムのサンプル固定ハンドルの回転数
に対応した電磁波遮蔽性能の変化により評価した。その
結果を表1に示した。尚、ハンドルは3回で完全に閉ま
った。この前面板の電磁波遮蔽性能は極めて安定で優れ
た性能を示した。
厚さ60μm、織り目の密度が140メッシュ/インチ
の、フィラメント表面が銅及びニッケルメッキ加工後、
黒染色されたポリエステル沙織物((株)セーレン製)
を、又、透明樹脂板1aとして大きさ200×200m
m、厚さ4mmのアクリル板(スミペックス000 住
友化学工業(株)製)を用い、さらに大きさ160×1
60mm、厚さ20μmの軟質アクリルフィルム3a
(商品名サンジュレンSD003鐘淵化学工業(株)
製)を用いて、図1のように配置し、これらの上下に、
アクリル樹脂板1a及びアクリルフィルム3aと接する
側が鏡面仕上げされた、大きさ300×300mm、厚
さ2mmのステンレス製の当て板を当て、この状態のま
ま、これらを50t油圧プレス機に装填し、プレス温度
140℃、プレス圧力40kg/cm2で10分間加
熱、加圧して積層一体化を行った。冷却後ステンレス製
当て板をはずし、ポリエステル沙織物からなる導電性メ
ッシュ2aがアクリル樹脂板1aの中央部の160×1
60mm部分に埋め込まれ、周囲20mm部分が埋め込
まれていない前面板を得た。この前面板をプラズマディ
スプレイに取り付けて観察したろころ、その視認性は良
好であった。この前面板は周辺部の平面に導電性メッシ
ュ2a(ポリエステル沙織物)がはみ出しているのでそ
のままでメッシュ部からアース取りが可能であった。こ
の前面板を用い、その電磁波遮蔽性能について、上記シ
ールド材評価システムのサンプル固定ハンドルの回転数
に対応した電磁波遮蔽性能の変化により評価した。その
結果を表1に示した。尚、ハンドルは3回で完全に閉ま
った。この前面板の電磁波遮蔽性能は極めて安定で優れ
た性能を示した。
【0101】実施例2−a メチルメタクリレート90重量%、CH2=C(C
H3)COO[CH2CH(CH3)O]5.5−P
(O)−(OH)2で示されるリン原子含有単量体10
重量%からなる単量体混合物100重量部に、無水安息
香酸5重量部、ラジカル開始剤としてt−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート1重量部を溶解した。
この溶液をポリ塩化ビニール製ガスケットと大きさ22
0mm×220mm、厚さ10mmの2枚のガラス板か
らなる重合セルに注入し、55℃で12時間、100℃
で2時間加熱重合して、大きさ200mm×200m
m、厚さ3mmの透明樹脂板を作製した。この透明樹脂
板の可視光領域の全光線透過率は85%、800nm〜
1000nmの光線透過率は12%以下であった。この
透明樹脂板を使用し、実施例1と同様にしてポリエステ
ル沙織物が樹脂板中央部に埋め込まれ、周辺部の平面に
は埋め込まれていない前面板を得た。この前面板をプラ
ズマディスプレイに取り付けて観察したろころ、その視
認性は良好であった。この前面板は、アース取りが実施
例1−aと同様に完全であった。また、リモートコント
ロール試験において、TVは反応しなかった。
H3)COO[CH2CH(CH3)O]5.5−P
(O)−(OH)2で示されるリン原子含有単量体10
重量%からなる単量体混合物100重量部に、無水安息
香酸5重量部、ラジカル開始剤としてt−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート1重量部を溶解した。
この溶液をポリ塩化ビニール製ガスケットと大きさ22
0mm×220mm、厚さ10mmの2枚のガラス板か
らなる重合セルに注入し、55℃で12時間、100℃
で2時間加熱重合して、大きさ200mm×200m
m、厚さ3mmの透明樹脂板を作製した。この透明樹脂
板の可視光領域の全光線透過率は85%、800nm〜
1000nmの光線透過率は12%以下であった。この
透明樹脂板を使用し、実施例1と同様にしてポリエステ
ル沙織物が樹脂板中央部に埋め込まれ、周辺部の平面に
は埋め込まれていない前面板を得た。この前面板をプラ
ズマディスプレイに取り付けて観察したろころ、その視
認性は良好であった。この前面板は、アース取りが実施
例1−aと同様に完全であった。また、リモートコント
ロール試験において、TVは反応しなかった。
【0102】比較例1−a 大きさ230×230mm、厚さ60μm、織り目の密
度が140メッシュ/インチのフィラメント表面が銅/
ニッケルメッキ加工後、黒染色されたポリエステル沙織
物5a((株)セーレン製)、大きさ250×250m
m、厚さ2mmのアクリル板4a(スミペックス000
住友化学工業(株)製)、大きさ250×250m
m、厚さ20μmの軟質アクリルフィルム6a(商品名
サンジュレンSD003 鐘淵化学工業(株)製)と
を、図2のように配置し、更にこれらの上下に、アクリ
ル樹脂板4aと接する側が鏡面仕上げされた、大きさ3
00×300mm、厚さ2mmのステンレス製の当て板
を当て、この状態のまま、これらを50t油圧プレス機
に装填し、プレス温度140℃、プレス圧力40kg/
cm2で10分間加熱、加圧して積層一体化を行った。
冷却後ステンレス製当て板をはずし、ポリエステル沙織
物がアクリル樹脂の中央部に完全に埋め込まれた前面板
を作製した。前面板の4つの辺の端部(側面部)にポリ
エステル沙織物が出るように前面板の4辺を切断して、
大きさ200×200mm、厚さ4mmの前面板を得
た。この前面板は端部に線状に導電部分(ポリエステル
沙織物)が出ており、アース取りが極めて難しかった。
この前面板を用い、その電磁波遮蔽性能について、上記
シールド材評価システムのサンプル固定ハンドルの回転
数に対応した電磁波遮蔽性能の変化により評価した。そ
の結果を表1に示した。この前面板は、アース取りが充
分に出来ず、その電磁波遮蔽性能は、固定度合いや波長
によってフレが大きいものであり、安定していなかっ
た。
度が140メッシュ/インチのフィラメント表面が銅/
ニッケルメッキ加工後、黒染色されたポリエステル沙織
物5a((株)セーレン製)、大きさ250×250m
m、厚さ2mmのアクリル板4a(スミペックス000
住友化学工業(株)製)、大きさ250×250m
m、厚さ20μmの軟質アクリルフィルム6a(商品名
サンジュレンSD003 鐘淵化学工業(株)製)と
を、図2のように配置し、更にこれらの上下に、アクリ
ル樹脂板4aと接する側が鏡面仕上げされた、大きさ3
00×300mm、厚さ2mmのステンレス製の当て板
を当て、この状態のまま、これらを50t油圧プレス機
に装填し、プレス温度140℃、プレス圧力40kg/
cm2で10分間加熱、加圧して積層一体化を行った。
冷却後ステンレス製当て板をはずし、ポリエステル沙織
物がアクリル樹脂の中央部に完全に埋め込まれた前面板
を作製した。前面板の4つの辺の端部(側面部)にポリ
エステル沙織物が出るように前面板の4辺を切断して、
大きさ200×200mm、厚さ4mmの前面板を得
た。この前面板は端部に線状に導電部分(ポリエステル
沙織物)が出ており、アース取りが極めて難しかった。
この前面板を用い、その電磁波遮蔽性能について、上記
シールド材評価システムのサンプル固定ハンドルの回転
数に対応した電磁波遮蔽性能の変化により評価した。そ
の結果を表1に示した。この前面板は、アース取りが充
分に出来ず、その電磁波遮蔽性能は、固定度合いや波長
によってフレが大きいものであり、安定していなかっ
た。
【0103】
【表1】
【0104】実施例1−b 図3に示すように、ステンレス(SUS)製の鏡面プレ
ス板1b(鏡面側を上にする)上に、近赤外線遮蔽機能
を有するアクリル樹脂MMA板(以下MMA板と称す
る)3bをハードコート面2bを下にしてセットし、以
下導電性メッシュ41b、接着用アクリルフィルム51
b、アクリルフィルム6b、ノングレアポリエチレンテ
レフタレートフィルム(以下、ノングレアPETフィル
ムと称する。)8bを(ノングレア面72bを下にす
る)をこの順番に配置し、さらにその上に、鏡面プレス
板を鏡面側を下にしてセットした。この状態で130℃
に加熱、40Kg/cm2の圧力を加えて20分間プレ
スを行った後、転写型であるノングレアPETフィルム
8bを除去し、図4に示すような、ノングレアPETフ
ィルム8b表面の凹凸をアクリルフィルム6b上に転写
させた前面板を作成した。MMA板3bは近赤外線遮蔽
機能を有する厚さ3mmのキャスト板であり、その表面
にはアクリル系のハードコート層2bが付与してあるも
のを用いた。ハードコート層2bは紫外線硬化タイプで
あり、厚みは4μmであった。アクリルフィルム6bは
ガラス転移温度101℃であり、フィルムの厚みが12
5μmのものを使用した。ノングレアPETフィルム8
bは188μmのPETを基材とし、それに付与された
ハードコート面に表面凹凸(ノングレア面)72bがエ
ンボス加工により形成されたものを使用した。導電性メ
ッシュ41bはタカセメタックス製のポリエステル繊維
に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に導電性の黒
色樹脂でコーティングしたものを用いた。メッシュサイ
ズは100×100メッシュで、繊維径は40μmであ
った。接着用のアクリルフィルム51bは鐘淵化学社製
の軟質アクリルフィルム「サンジュレン」(厚み50μ
m)を用いた。アクリルフィルム6b及び接着用アクリ
ルフィルム51bは導電性メッシュの縦・横の大きさよ
りも20mm程度小さいものを使用した。この構成によ
り導電性メッシュ41bは、前面板平面内で全周にわた
って幅10mm程度露出し(以後この面をメッシュ面側
と称す)、前面板中央部の部分でメッシュ側表面から1
40μm程度の深さに埋め込まれた構造となっていた。
この前面板の反りは10mm程度と良好であった。この
ようにして得られた前面板をPDP画面にセットした。
この時メッシュ面側をPDP面側にセットし、周囲に1
0mm幅で露出したメッシュをアース電位に接続するこ
とにより良好な電磁波遮蔽性能が得られた。また近赤外
線遮蔽板の使用によりPDP本体から放射される近赤外
線も十分に遮蔽され、一般の電気器具のリモコン操作に
おける誤動作も発生しなかった。またメッシュ面側に形
成された凹凸によりニュートンリングの発生もなく、良
好な視認性を有する前面板が得られた。さらにメッシュ
面と反対側の面(以後観察面側と称する)は実用上良好
な表面強度を有しており、実際の使用における傷つきも
発生しなかった。
ス板1b(鏡面側を上にする)上に、近赤外線遮蔽機能
を有するアクリル樹脂MMA板(以下MMA板と称す
る)3bをハードコート面2bを下にしてセットし、以
下導電性メッシュ41b、接着用アクリルフィルム51
b、アクリルフィルム6b、ノングレアポリエチレンテ
レフタレートフィルム(以下、ノングレアPETフィル
ムと称する。)8bを(ノングレア面72bを下にす
る)をこの順番に配置し、さらにその上に、鏡面プレス
板を鏡面側を下にしてセットした。この状態で130℃
に加熱、40Kg/cm2の圧力を加えて20分間プレ
スを行った後、転写型であるノングレアPETフィルム
8bを除去し、図4に示すような、ノングレアPETフ
ィルム8b表面の凹凸をアクリルフィルム6b上に転写
させた前面板を作成した。MMA板3bは近赤外線遮蔽
機能を有する厚さ3mmのキャスト板であり、その表面
にはアクリル系のハードコート層2bが付与してあるも
のを用いた。ハードコート層2bは紫外線硬化タイプで
あり、厚みは4μmであった。アクリルフィルム6bは
ガラス転移温度101℃であり、フィルムの厚みが12
5μmのものを使用した。ノングレアPETフィルム8
bは188μmのPETを基材とし、それに付与された
ハードコート面に表面凹凸(ノングレア面)72bがエ
ンボス加工により形成されたものを使用した。導電性メ
ッシュ41bはタカセメタックス製のポリエステル繊維
に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に導電性の黒
色樹脂でコーティングしたものを用いた。メッシュサイ
ズは100×100メッシュで、繊維径は40μmであ
った。接着用のアクリルフィルム51bは鐘淵化学社製
の軟質アクリルフィルム「サンジュレン」(厚み50μ
m)を用いた。アクリルフィルム6b及び接着用アクリ
ルフィルム51bは導電性メッシュの縦・横の大きさよ
りも20mm程度小さいものを使用した。この構成によ
り導電性メッシュ41bは、前面板平面内で全周にわた
って幅10mm程度露出し(以後この面をメッシュ面側
と称す)、前面板中央部の部分でメッシュ側表面から1
40μm程度の深さに埋め込まれた構造となっていた。
この前面板の反りは10mm程度と良好であった。この
ようにして得られた前面板をPDP画面にセットした。
この時メッシュ面側をPDP面側にセットし、周囲に1
0mm幅で露出したメッシュをアース電位に接続するこ
とにより良好な電磁波遮蔽性能が得られた。また近赤外
線遮蔽板の使用によりPDP本体から放射される近赤外
線も十分に遮蔽され、一般の電気器具のリモコン操作に
おける誤動作も発生しなかった。またメッシュ面側に形
成された凹凸によりニュートンリングの発生もなく、良
好な視認性を有する前面板が得られた。さらにメッシュ
面と反対側の面(以後観察面側と称する)は実用上良好
な表面強度を有しており、実際の使用における傷つきも
発生しなかった。
【0105】実施例2−b 図5に示すように、SUS製の鏡面プレス板1bの上
に、ハードコート層10b付きアクリルフィルム11b
(ハードコート面10bを下にする)、接着用アクリル
フィルム13b、近赤外線遮蔽性能を有するMMA板3
b、導電性メッシュ41b、接着用アクリルフィルム5
1b、アクリルフィルム61b、ノングレアPETフィ
ルム12b(ノングレア面71bを下にする)をこの順
番で配置し、さらにそのから鏡面プレス板を鏡面側を下
にしてセットした。この状態で130℃に加熱、40K
g/cm2の圧力を加えて20分間プレスを行った後、
転写型であるノングレアPETフィルム12bを除去
し、図6に示すような、PETフィルム12bのノング
レア表面の凹凸をアクリルフィルム61b上に転写させ
たPDP前面板を製造した。アクリルフィルム61bは
ガラス転移温度が105℃でありフィルムの厚みが25
0μmのものを用い、ノングレアPETフィルム12b
は188μmのPETを基材とし、それに付与されたハ
ードコート面にエンボス加工によりノングレア面が形成
されたものをそれぞれ用いた。またハードコート層10
b付きアクリルフィルム11bは250μmのアクリル
フィルムにアクリルウレタン系のハードコートを4μm
程度付与したものを用いた。導電性メッシュ41b、M
MA板3b、接着用のアクリルフィルム51bは実施例
1−bと同一のものを使用し、寸法においても実施例1
−bと同様、アクリルフィルム61b及び接着用アクリ
ルフィルム51bはメッシュの縦・横の大きさよりも2
0mm程度小さいものを使用した。この構成によりメッ
シュは前面板平面内で全周にわたって幅10mm程度露
出し、前面板中央の部分でメッシュ側表面から260μ
m程度の深さに埋め込まれた構造となっていた。この前
面板の反りは15mm程度と良好であった。このように
して得られた前面板をPDP画面にセットした。この時
の前面板のセット方法は実施例1−bと同様であり、電
磁波遮蔽機能、近赤外線遮蔽機能についても実施例1−
b同様良好な結果が得られた。メッシュ面側に形成され
た凹凸により、実施例1−bと同様、ニュートンリング
も観察されず、良好な表面硬度を有しており、実際の使
用における傷つきも発生しなかった。
に、ハードコート層10b付きアクリルフィルム11b
(ハードコート面10bを下にする)、接着用アクリル
フィルム13b、近赤外線遮蔽性能を有するMMA板3
b、導電性メッシュ41b、接着用アクリルフィルム5
1b、アクリルフィルム61b、ノングレアPETフィ
ルム12b(ノングレア面71bを下にする)をこの順
番で配置し、さらにそのから鏡面プレス板を鏡面側を下
にしてセットした。この状態で130℃に加熱、40K
g/cm2の圧力を加えて20分間プレスを行った後、
転写型であるノングレアPETフィルム12bを除去
し、図6に示すような、PETフィルム12bのノング
レア表面の凹凸をアクリルフィルム61b上に転写させ
たPDP前面板を製造した。アクリルフィルム61bは
ガラス転移温度が105℃でありフィルムの厚みが25
0μmのものを用い、ノングレアPETフィルム12b
は188μmのPETを基材とし、それに付与されたハ
ードコート面にエンボス加工によりノングレア面が形成
されたものをそれぞれ用いた。またハードコート層10
b付きアクリルフィルム11bは250μmのアクリル
フィルムにアクリルウレタン系のハードコートを4μm
程度付与したものを用いた。導電性メッシュ41b、M
MA板3b、接着用のアクリルフィルム51bは実施例
1−bと同一のものを使用し、寸法においても実施例1
−bと同様、アクリルフィルム61b及び接着用アクリ
ルフィルム51bはメッシュの縦・横の大きさよりも2
0mm程度小さいものを使用した。この構成によりメッ
シュは前面板平面内で全周にわたって幅10mm程度露
出し、前面板中央の部分でメッシュ側表面から260μ
m程度の深さに埋め込まれた構造となっていた。この前
面板の反りは15mm程度と良好であった。このように
して得られた前面板をPDP画面にセットした。この時
の前面板のセット方法は実施例1−bと同様であり、電
磁波遮蔽機能、近赤外線遮蔽機能についても実施例1−
b同様良好な結果が得られた。メッシュ面側に形成され
た凹凸により、実施例1−bと同様、ニュートンリング
も観察されず、良好な表面硬度を有しており、実際の使
用における傷つきも発生しなかった。
【0106】実施例3−b 図7に示すように、SUS製の鏡面プレス板1bの上
に、ノングレア処理されたPETフィルム8bをノング
レア面が上になるようにセットし、以下ハードコート層
14bを付与したアクリルフィルム15b(ハードコー
ト層14bを下にする)、接着用アクリルフィルム13
b、近赤線遮蔽機能を有するMMA板3b、導電性メッ
シュ42b、接着用アクリルフィルム51b、アクリル
フィルム6b、ノングレアPETフィルム8b(ノング
レア面を下にする)をこの順番に配置し、さらにその上
に、鏡面プレス板を鏡面側を下にしてセットした。この
状態で135℃に加熱、40Kg/cm2の圧力を加え
て20分間プレスを行っ後、転写型である2枚のノング
レアPETフィルムを除去し、図8に示すような、PE
Tフィルム8bのノングレア表面の凹凸を、ハードコー
ト付きアクリルフィルム15bのハードコート層14b
上及びアクリルフィルム6bに転写させた前面板を製造
した。導電性メッシュ42bはポリエステル繊維に銅層
を薄くメッキし、反射防止のため更に導電性の黒色樹脂
でコーティングしたものを用いた。メッシュサイズは9
0×90メッシュで、繊維径は40μmであった。ハー
ドコート層14bを付与したアクリルフィルム15bは
厚み125μmのアクリルフィルム表面にアクリル系の
ハードコート層を4μm程度付与したものを用いた。ア
クリルフィルム6b、ノングレアPETフィルム8b、
MMA板3b、接着用のアクリルフィルム51bは実施
例1−bと同一のものを使用し、寸法においても実施例
1−bと同様、アクリルフィルム6b及び接着用アクリ
ルフィルム51bは導電性メッシュ42bの縦・横の大
きさよりも20mm程度小さいものを使用した。この構
成でによりメッシュは前面板平面内で全周にわたって幅
10mm程度露出し、前面板中央の部分でメッシュ側表
面から140μm程度の深さに埋め込まれた構造となっ
ていた。この前面板の反りは10mm程度と良好であっ
た。このようにして得られた前面板をPDP画面にセッ
トした。この時の前面板のセット方法は実施例1−bと
同様であり、電磁波遮蔽機能、近赤外線遮蔽機能につい
ても実施例1−b同様良好な結果が得られた。又、メッ
シュ面側に形成された凹凸により、実施例1−b同様、
ニュートンリングは観察されず、観察面側においてもハ
ードコートに転写させたノングレア面により画面の映り
込みが低減され、また両面ともノングレア処理を行って
いるにも関わらず画面のにじみもなく良好な視認性を有
していた。また良好な表面硬度を有しており、実際の使
用における傷つきも発生しなかった。得られた前面板を
用い、その表面の帯電防止を目的として、界面活性剤を
主成分とするコルコート社製の帯電防止コート材(商品
名ノンダスト)を観察面側及びメッシュ面側に塗布し、
表面抵抗を8×1010Ω/□とした。これにより得ら
れた前面板は、使用時における埃の吸着が少なく、長期
間にわたり良好な視認性を保持することができた。
に、ノングレア処理されたPETフィルム8bをノング
レア面が上になるようにセットし、以下ハードコート層
14bを付与したアクリルフィルム15b(ハードコー
ト層14bを下にする)、接着用アクリルフィルム13
b、近赤線遮蔽機能を有するMMA板3b、導電性メッ
シュ42b、接着用アクリルフィルム51b、アクリル
フィルム6b、ノングレアPETフィルム8b(ノング
レア面を下にする)をこの順番に配置し、さらにその上
に、鏡面プレス板を鏡面側を下にしてセットした。この
状態で135℃に加熱、40Kg/cm2の圧力を加え
て20分間プレスを行っ後、転写型である2枚のノング
レアPETフィルムを除去し、図8に示すような、PE
Tフィルム8bのノングレア表面の凹凸を、ハードコー
ト付きアクリルフィルム15bのハードコート層14b
上及びアクリルフィルム6bに転写させた前面板を製造
した。導電性メッシュ42bはポリエステル繊維に銅層
を薄くメッキし、反射防止のため更に導電性の黒色樹脂
でコーティングしたものを用いた。メッシュサイズは9
0×90メッシュで、繊維径は40μmであった。ハー
ドコート層14bを付与したアクリルフィルム15bは
厚み125μmのアクリルフィルム表面にアクリル系の
ハードコート層を4μm程度付与したものを用いた。ア
クリルフィルム6b、ノングレアPETフィルム8b、
MMA板3b、接着用のアクリルフィルム51bは実施
例1−bと同一のものを使用し、寸法においても実施例
1−bと同様、アクリルフィルム6b及び接着用アクリ
ルフィルム51bは導電性メッシュ42bの縦・横の大
きさよりも20mm程度小さいものを使用した。この構
成でによりメッシュは前面板平面内で全周にわたって幅
10mm程度露出し、前面板中央の部分でメッシュ側表
面から140μm程度の深さに埋め込まれた構造となっ
ていた。この前面板の反りは10mm程度と良好であっ
た。このようにして得られた前面板をPDP画面にセッ
トした。この時の前面板のセット方法は実施例1−bと
同様であり、電磁波遮蔽機能、近赤外線遮蔽機能につい
ても実施例1−b同様良好な結果が得られた。又、メッ
シュ面側に形成された凹凸により、実施例1−b同様、
ニュートンリングは観察されず、観察面側においてもハ
ードコートに転写させたノングレア面により画面の映り
込みが低減され、また両面ともノングレア処理を行って
いるにも関わらず画面のにじみもなく良好な視認性を有
していた。また良好な表面硬度を有しており、実際の使
用における傷つきも発生しなかった。得られた前面板を
用い、その表面の帯電防止を目的として、界面活性剤を
主成分とするコルコート社製の帯電防止コート材(商品
名ノンダスト)を観察面側及びメッシュ面側に塗布し、
表面抵抗を8×1010Ω/□とした。これにより得ら
れた前面板は、使用時における埃の吸着が少なく、長期
間にわたり良好な視認性を保持することができた。
【0107】実施例4−b 図9に示すように、SUS製鏡面プレス板1bの上に、
ノングレアPETフィルム12b(ノングレア面を上に
する)、ハードコート層2bを付与したアクリルフィル
ム15b(ハードコート層2bを下にする)、接着用ア
クリルフィルム13b、近赤外線遮蔽機能を有するMM
A板3b、導電性メッシュ43b、接着用アクリルフィ
ルム51b、ハードコート層17bを付与したアクリル
フィルム16b(ハードコート17bを上にする)、ノ
ングレアPETフィルム8b(ノングレア面を下にす
る)をこの順番で配置し、鏡面プレス板を鏡面側を下に
してセットした。この状態で135℃に加熱、40Kg
/cm2の圧力を加えてプレスを行った後、メッシュ面
側及び観察面側のノングレアPETフィルムを除去し、
図10に示すような、PETフィルム12b、8bのノ
ングレア表面の凹凸をアクリルフィルム15b、16b
に付与したハードコート層2b、17bに転写させたP
DP前面板を製造した。ハードコート層2b、17b付
きアクリルフィルム15b、16bはガラス転移温度1
05℃、厚みが125μmである透明アクリルフィルム
を基材とし、その片面にアクリル系のハードコートを5
μm付与したものである。導電性メッシュ43bはポリ
エステル繊維に銅層を薄くメッキし、反射防止のためさ
らに導電性の黒色樹脂でコーティングしたものを用い
た。導電性メッシュの1インチあたりの升目の数で表現
するメッシュサイズは140×140メッシュで、繊維
径は40μmであった。ノングレアPETフィルム8
b、12bはそれぞれ実施例1−b、実施例2−bで用
いたものと同様のものであり、MMA板3b、接着用の
アクリルフィルム13bは、実施例1−bと同様なもの
を使用した。寸法については、アクリルフィルム16b
及び接着用アクリルフィルム51bは、実施例1−bと
同様、導電性メッシュの縦・横の大きさよりも20mm
程度小さく、又、ハードコート層2b付きアクリルフィ
ルム15bは、MMA板3bと同じ大きさのものを用い
た。得られた前面板は、導電性メッシュ43bが前面板
平面内で全周にわたって幅10mm程度露出し、前面板
中央の部分ではメッシュ側表面から140μm程度の深
さに埋め込まれた構造となっていた。この前面板の反り
は10mm程度と良好であった。このようにして得られ
た前面板をPDP画面にセットした。この時の前面板の
セット方法は実施例1−bと同様であり、電磁波遮蔽機
能、近赤外線遮蔽機能についても実施例1−b同様良好
な結果が得られた。ニュートンリングも観察されず、
又、メッシュ面側が凹凸を形成させたハードコート層で
あるため、PDPから放出される熱や前面板の反りによ
るノングレア面の変化が少なく、耐久の優れたものであ
った。観察面側も良好な表面硬度を有しており、実際の
使用における傷つきも発生せず、また視認性も良好なも
のであった。さらにこの前面板に帯電防止を目的とし
て、メッシュ面側に界面活性剤からなるコルコート社製
の帯電防止コート(商品名ノンダスト)を塗布し、表面
抵抗を5×109Ω/□とした。これにより得られた前
面板は、長期間の使用においてメッシュ面側の汚れの進
行を抑えることができるものであった。
ノングレアPETフィルム12b(ノングレア面を上に
する)、ハードコート層2bを付与したアクリルフィル
ム15b(ハードコート層2bを下にする)、接着用ア
クリルフィルム13b、近赤外線遮蔽機能を有するMM
A板3b、導電性メッシュ43b、接着用アクリルフィ
ルム51b、ハードコート層17bを付与したアクリル
フィルム16b(ハードコート17bを上にする)、ノ
ングレアPETフィルム8b(ノングレア面を下にす
る)をこの順番で配置し、鏡面プレス板を鏡面側を下に
してセットした。この状態で135℃に加熱、40Kg
/cm2の圧力を加えてプレスを行った後、メッシュ面
側及び観察面側のノングレアPETフィルムを除去し、
図10に示すような、PETフィルム12b、8bのノ
ングレア表面の凹凸をアクリルフィルム15b、16b
に付与したハードコート層2b、17bに転写させたP
DP前面板を製造した。ハードコート層2b、17b付
きアクリルフィルム15b、16bはガラス転移温度1
05℃、厚みが125μmである透明アクリルフィルム
を基材とし、その片面にアクリル系のハードコートを5
μm付与したものである。導電性メッシュ43bはポリ
エステル繊維に銅層を薄くメッキし、反射防止のためさ
らに導電性の黒色樹脂でコーティングしたものを用い
た。導電性メッシュの1インチあたりの升目の数で表現
するメッシュサイズは140×140メッシュで、繊維
径は40μmであった。ノングレアPETフィルム8
b、12bはそれぞれ実施例1−b、実施例2−bで用
いたものと同様のものであり、MMA板3b、接着用の
アクリルフィルム13bは、実施例1−bと同様なもの
を使用した。寸法については、アクリルフィルム16b
及び接着用アクリルフィルム51bは、実施例1−bと
同様、導電性メッシュの縦・横の大きさよりも20mm
程度小さく、又、ハードコート層2b付きアクリルフィ
ルム15bは、MMA板3bと同じ大きさのものを用い
た。得られた前面板は、導電性メッシュ43bが前面板
平面内で全周にわたって幅10mm程度露出し、前面板
中央の部分ではメッシュ側表面から140μm程度の深
さに埋め込まれた構造となっていた。この前面板の反り
は10mm程度と良好であった。このようにして得られ
た前面板をPDP画面にセットした。この時の前面板の
セット方法は実施例1−bと同様であり、電磁波遮蔽機
能、近赤外線遮蔽機能についても実施例1−b同様良好
な結果が得られた。ニュートンリングも観察されず、
又、メッシュ面側が凹凸を形成させたハードコート層で
あるため、PDPから放出される熱や前面板の反りによ
るノングレア面の変化が少なく、耐久の優れたものであ
った。観察面側も良好な表面硬度を有しており、実際の
使用における傷つきも発生せず、また視認性も良好なも
のであった。さらにこの前面板に帯電防止を目的とし
て、メッシュ面側に界面活性剤からなるコルコート社製
の帯電防止コート(商品名ノンダスト)を塗布し、表面
抵抗を5×109Ω/□とした。これにより得られた前
面板は、長期間の使用においてメッシュ面側の汚れの進
行を抑えることができるものであった。
【0108】実施例5−b 図11に示すように、実施例1−bと同じプレス装置を
用い、SUS製の鏡面板1bの上に透明MMA板32
b、接着用アクリルフィルム51b、導電性メッシュ4
1b、接着用アクリルフィルム51b、透明MMA板3
3b、鏡面SUS板をこの順番にセットし、130℃、
40kg/cm2の圧力で熱プレスを行い、これらを一
体のものとした。透明MMA板32bは厚さ3mmのも
のキャスト板を用い、透明MMA板33bは厚さ1mm
の押し出し板を用いた。導電性メッシュ41b、接着用
アクリルフィルム51bは実施例1−bと同様のものを
用いた。透明MMA板33b及び接着用アクリルフィル
ム51bはメッシュ寸法よりも縦・横とも20mm程度
小さいものを用いた。得られた前面板は、図12に示す
ような、実施例1−bと同様周囲が幅10mm程度、メ
ッシュが前面板平面内で露出し、前面板中央の部分で、
メッシュ面側から1mm程度の深さに埋め込まれたもの
であった。このようにして得られた前面板をPDPの画
面に実施例1−bと同様にセットした。電磁波遮蔽機能
は、実施例1−b同様良好であった。ここで得られた前
面板は、メッシュ面側のアクリル板33bを凸面側とし
て、反りが25mmのものとなった。このようにして得
られた前面板を実施例1−bと同様にPDP画面にセッ
トしたところ、ニュートンリングが観察され、観察面側
の表面は傷が付きやすいものであった。
用い、SUS製の鏡面板1bの上に透明MMA板32
b、接着用アクリルフィルム51b、導電性メッシュ4
1b、接着用アクリルフィルム51b、透明MMA板3
3b、鏡面SUS板をこの順番にセットし、130℃、
40kg/cm2の圧力で熱プレスを行い、これらを一
体のものとした。透明MMA板32bは厚さ3mmのも
のキャスト板を用い、透明MMA板33bは厚さ1mm
の押し出し板を用いた。導電性メッシュ41b、接着用
アクリルフィルム51bは実施例1−bと同様のものを
用いた。透明MMA板33b及び接着用アクリルフィル
ム51bはメッシュ寸法よりも縦・横とも20mm程度
小さいものを用いた。得られた前面板は、図12に示す
ような、実施例1−bと同様周囲が幅10mm程度、メ
ッシュが前面板平面内で露出し、前面板中央の部分で、
メッシュ面側から1mm程度の深さに埋め込まれたもの
であった。このようにして得られた前面板をPDPの画
面に実施例1−bと同様にセットした。電磁波遮蔽機能
は、実施例1−b同様良好であった。ここで得られた前
面板は、メッシュ面側のアクリル板33bを凸面側とし
て、反りが25mmのものとなった。このようにして得
られた前面板を実施例1−bと同様にPDP画面にセッ
トしたところ、ニュートンリングが観察され、観察面側
の表面は傷が付きやすいものであった。
【0109】実施例1−c 図13に示すように、SUS製の鏡面プレス板1cの上
に、ハードコート層10c付きアクリルフィルム11c
(ハードコート層10cを下にする)、接着用アクリル
フィルム13c、透明樹脂板3c、導電性メッシュ41
c、接着用アクリルフィルム51c、アクリルフィルム
61c、ノングレアPETフィルム(ノングレア面71
cを下にする)12cをこの順番で配置し、さらにその
上に、鏡面プレス板2cを鏡面側を下にしてセットし
た。この状態で130℃に加熱、40Kg/cm2の圧
力を加えて20分間プレスを行った後、転写型であるノ
ングレアPETフィルム12cを除去し、図14に示さ
れるような、アクリルフィルム61cの表面にPET面
の凹凸を転写させた前面板を製造した。印刷部201c
は透明樹脂板3cの表面にアクリル系のインクを用い、
前面板の周囲30mmの幅にわたって黒く印刷し、更に
この黒印刷部の一部に白色で文字を印刷することにより
作成した。アクリルフィルム61cはガラス転移温度1
05℃でありフィルムの厚みが250μmのものを用い
た。ノングレアPETフィルム12cは、厚さ188μ
mのポリエチレンテレフタレートのフィルムを基材と
し、それに付与されたハードコート面にエンボス加工に
よりノングレア面が形成されたものを使用した。ハード
コート層10c付きアクリルフィルム11cは厚さ25
0μmのアクリルフィルムにアクリルウレタン系のハー
ドコートを4μm程度の厚みで付与したものを用いた。
導電性メッシュ41cはタカセメタックス製のポリエス
テル繊維に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に導
電性の黒色樹脂でコーティングしたものを用いた。メッ
シュサイズは100×100メッシュで、繊維径は40
μmであった。透明樹脂板3cは近赤外線遮蔽性能を有
する樹脂板(厚み3mm、ポリメチルメタクリレート、
キャスト板)である。アクリルフィルム11cのハード
コート層10cは紫外線硬化タイプであり、厚みは4μ
mであった。接着用のアクリルフィルム13c、51c
は鐘淵化学社製の軟質アクリルフィルム「サンジュレ
ン」(厚み50μm)を用いた。寸法においてはアクリ
ルフィルム61c及び接着用アクリルフィルム51cは
導電性メッシュ41cの縦・横の大きさよりも20mm
程度小さいものを、導電性メッシュ41c、接着用のア
クリルフィルム13c及びアクリルフィルム11cはい
ずれも透明樹脂板3cと同じサイズのものを使用した。
この構成により導電性メッシュ41cは前面板平面内で
全周にわたって幅10mm程度露出した形態となった。
周囲の露出部分以外において導電性メッシュ41cは、
メッシュ側表面から260μm程度の深さに埋め込まれ
た構造となっていた。このようにして得られた前面板を
PDPの画面にセットしたところ、周囲の黒印刷により
画面が引き締まり、見栄えの優れたものが得られた。得
られた前面板は、メッシュ面をPDP側にセットするこ
とにより、周囲の露出したメッシュ部分は印刷部で隠さ
れた形となって正面からは見えず、また印刷部がメッシ
ュおよび近赤外線遮蔽性能を有する樹脂板の手前側に位
置するため、鮮明な印刷色が確保され、さらに印刷部の
耐久性も優れたものであった。さらに得られた前面板
は、周囲に露出したメッシュをアース電位に接続するこ
とにより電磁波遮蔽性能も良好で漏洩電磁波は大幅に減
少され、PDP本体からの近赤外線の放射も十分に遮蔽
し得る良好な前面板であった。
に、ハードコート層10c付きアクリルフィルム11c
(ハードコート層10cを下にする)、接着用アクリル
フィルム13c、透明樹脂板3c、導電性メッシュ41
c、接着用アクリルフィルム51c、アクリルフィルム
61c、ノングレアPETフィルム(ノングレア面71
cを下にする)12cをこの順番で配置し、さらにその
上に、鏡面プレス板2cを鏡面側を下にしてセットし
た。この状態で130℃に加熱、40Kg/cm2の圧
力を加えて20分間プレスを行った後、転写型であるノ
ングレアPETフィルム12cを除去し、図14に示さ
れるような、アクリルフィルム61cの表面にPET面
の凹凸を転写させた前面板を製造した。印刷部201c
は透明樹脂板3cの表面にアクリル系のインクを用い、
前面板の周囲30mmの幅にわたって黒く印刷し、更に
この黒印刷部の一部に白色で文字を印刷することにより
作成した。アクリルフィルム61cはガラス転移温度1
05℃でありフィルムの厚みが250μmのものを用い
た。ノングレアPETフィルム12cは、厚さ188μ
mのポリエチレンテレフタレートのフィルムを基材と
し、それに付与されたハードコート面にエンボス加工に
よりノングレア面が形成されたものを使用した。ハード
コート層10c付きアクリルフィルム11cは厚さ25
0μmのアクリルフィルムにアクリルウレタン系のハー
ドコートを4μm程度の厚みで付与したものを用いた。
導電性メッシュ41cはタカセメタックス製のポリエス
テル繊維に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に導
電性の黒色樹脂でコーティングしたものを用いた。メッ
シュサイズは100×100メッシュで、繊維径は40
μmであった。透明樹脂板3cは近赤外線遮蔽性能を有
する樹脂板(厚み3mm、ポリメチルメタクリレート、
キャスト板)である。アクリルフィルム11cのハード
コート層10cは紫外線硬化タイプであり、厚みは4μ
mであった。接着用のアクリルフィルム13c、51c
は鐘淵化学社製の軟質アクリルフィルム「サンジュレ
ン」(厚み50μm)を用いた。寸法においてはアクリ
ルフィルム61c及び接着用アクリルフィルム51cは
導電性メッシュ41cの縦・横の大きさよりも20mm
程度小さいものを、導電性メッシュ41c、接着用のア
クリルフィルム13c及びアクリルフィルム11cはい
ずれも透明樹脂板3cと同じサイズのものを使用した。
この構成により導電性メッシュ41cは前面板平面内で
全周にわたって幅10mm程度露出した形態となった。
周囲の露出部分以外において導電性メッシュ41cは、
メッシュ側表面から260μm程度の深さに埋め込まれ
た構造となっていた。このようにして得られた前面板を
PDPの画面にセットしたところ、周囲の黒印刷により
画面が引き締まり、見栄えの優れたものが得られた。得
られた前面板は、メッシュ面をPDP側にセットするこ
とにより、周囲の露出したメッシュ部分は印刷部で隠さ
れた形となって正面からは見えず、また印刷部がメッシ
ュおよび近赤外線遮蔽性能を有する樹脂板の手前側に位
置するため、鮮明な印刷色が確保され、さらに印刷部の
耐久性も優れたものであった。さらに得られた前面板
は、周囲に露出したメッシュをアース電位に接続するこ
とにより電磁波遮蔽性能も良好で漏洩電磁波は大幅に減
少され、PDP本体からの近赤外線の放射も十分に遮蔽
し得る良好な前面板であった。
【0110】実施例2−c 図15に示すように、SUS製の鏡面プレス板1c上に
ノングレアPETフィルム8cをノングレア面72cが
上になるようにセットし、その上に、ハードコート層1
4cを付与したアクリルフィルム15c(ハードコート
層14cを下にする)、アクリルフィルム23c、透明
樹脂板3c、導電性メッシュ42c、接着用アクリルフ
ィルム51c、アクリルフィルム6c、ノングレアPE
Tフィルム12c(ノングレア面72cを下にする)を
この順番に配置し、さらに銅製の金属薄膜101cをそ
の幅10mm程度が接着用アクリルフィルム51cの下
側に来て重なるようにして導電性メッシュ42cの端全
周にわたって配置し、さらに一番上に、鏡面プレス板2
cを鏡面側を下にしてセットした。この状態で135℃
に加熱、40Kg/cm2の圧力を加えて20分間プレ
スを行った後、転写型である2枚のノングレアPETフ
ィルム(8c、12c)を除去し、図16に示されるよ
うな、ノングレアPETフィルムのノングレア表面の凹
凸をハードコート付きアクリルフィルムのハードコート
面上及びアクリルフィルムに転写させた前面板を製造し
た。印刷部202cはアクリルフィルム23cの表面に
アクリル系のインキを用い、前面板の周囲25mmにわ
たって黒く印刷し、更にこの黒印刷部の一部に白色で文
字を印刷することにより作成した。銅製の金属薄膜10
1cは幅20mm、厚さ20μmのテープ状であり、メ
ッシュの全周に配置できるように適当な大きさに切断し
て使用した。導電性メッシュ42cはポリエステル繊維
に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に導電性の黒
色樹脂でコーティングしたものを用いた。メッシュサイ
ズは90×90メッシュで、繊維径は40μmであっ
た。ハードコート層14cを付与したアクリルフィルム
15cは厚み125μmのアクリルフィルム表面にアク
リル系のハードコート層を4μm程度付与したものを用
いた。アクリルフィルム6cは厚さ125μmのものを
用いた。ノングレアPETフィルム(8c、12c)は
厚さ188μmのPETフィルムにエンボス加工により
凹凸を形成させたものを用いた。透明樹脂板3c、接着
用のアクリルフィルム51cは実施例1−cと同一のも
のを使用した。寸法においてアクリルフィルム6c及び
接着用アクリルフィルム51cはメッシュの縦・横の大
きさよりも20mm程度小さく、導電性メッシュ42
c、アクリルフィルム23c及びアクリルフィルム15
cは、透明樹脂板3cと同じサイズのものを使用した。
銅薄膜101cは前面板平面内で全周にわたって幅10
mm程度露出し、導電性メッシュ42cと重なった状態
で前面板の周囲に設けられた構成となった。銅薄膜が配
置された部分以外では導電性メッシュ42cは、メッシ
ュ側表面から140μm程度の深さに埋め込まれた構造
となっていた。このようにして得られた前面板を実施例
1−cと同様の要領でPDPの画面にセットした。印刷
部に設けられた前面板周囲の黒印刷により、銅薄膜部は
隠された形となり正面からは見えず、さらに印刷色も鮮
明であり、画面の修飾効果は十分であった。また電磁波
遮蔽機能、近赤外線遮蔽機能についても実施例1−c同
様良好な結果が得られた。さらに得られた前面板の表面
に界面活性剤を主成分とする帯電防止コート材(コルコ
ート社製、商品名ノンダスト)を観察面側及びメッシュ
面側に塗布することによりその表面抵抗を8×1010
Ω/□とした。得られた前面板は、使用上の埃の吸着を
低減させ、長期間にわたり良好な視認性を保持するもの
であった。
ノングレアPETフィルム8cをノングレア面72cが
上になるようにセットし、その上に、ハードコート層1
4cを付与したアクリルフィルム15c(ハードコート
層14cを下にする)、アクリルフィルム23c、透明
樹脂板3c、導電性メッシュ42c、接着用アクリルフ
ィルム51c、アクリルフィルム6c、ノングレアPE
Tフィルム12c(ノングレア面72cを下にする)を
この順番に配置し、さらに銅製の金属薄膜101cをそ
の幅10mm程度が接着用アクリルフィルム51cの下
側に来て重なるようにして導電性メッシュ42cの端全
周にわたって配置し、さらに一番上に、鏡面プレス板2
cを鏡面側を下にしてセットした。この状態で135℃
に加熱、40Kg/cm2の圧力を加えて20分間プレ
スを行った後、転写型である2枚のノングレアPETフ
ィルム(8c、12c)を除去し、図16に示されるよ
うな、ノングレアPETフィルムのノングレア表面の凹
凸をハードコート付きアクリルフィルムのハードコート
面上及びアクリルフィルムに転写させた前面板を製造し
た。印刷部202cはアクリルフィルム23cの表面に
アクリル系のインキを用い、前面板の周囲25mmにわ
たって黒く印刷し、更にこの黒印刷部の一部に白色で文
字を印刷することにより作成した。銅製の金属薄膜10
1cは幅20mm、厚さ20μmのテープ状であり、メ
ッシュの全周に配置できるように適当な大きさに切断し
て使用した。導電性メッシュ42cはポリエステル繊維
に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に導電性の黒
色樹脂でコーティングしたものを用いた。メッシュサイ
ズは90×90メッシュで、繊維径は40μmであっ
た。ハードコート層14cを付与したアクリルフィルム
15cは厚み125μmのアクリルフィルム表面にアク
リル系のハードコート層を4μm程度付与したものを用
いた。アクリルフィルム6cは厚さ125μmのものを
用いた。ノングレアPETフィルム(8c、12c)は
厚さ188μmのPETフィルムにエンボス加工により
凹凸を形成させたものを用いた。透明樹脂板3c、接着
用のアクリルフィルム51cは実施例1−cと同一のも
のを使用した。寸法においてアクリルフィルム6c及び
接着用アクリルフィルム51cはメッシュの縦・横の大
きさよりも20mm程度小さく、導電性メッシュ42
c、アクリルフィルム23c及びアクリルフィルム15
cは、透明樹脂板3cと同じサイズのものを使用した。
銅薄膜101cは前面板平面内で全周にわたって幅10
mm程度露出し、導電性メッシュ42cと重なった状態
で前面板の周囲に設けられた構成となった。銅薄膜が配
置された部分以外では導電性メッシュ42cは、メッシ
ュ側表面から140μm程度の深さに埋め込まれた構造
となっていた。このようにして得られた前面板を実施例
1−cと同様の要領でPDPの画面にセットした。印刷
部に設けられた前面板周囲の黒印刷により、銅薄膜部は
隠された形となり正面からは見えず、さらに印刷色も鮮
明であり、画面の修飾効果は十分であった。また電磁波
遮蔽機能、近赤外線遮蔽機能についても実施例1−c同
様良好な結果が得られた。さらに得られた前面板の表面
に界面活性剤を主成分とする帯電防止コート材(コルコ
ート社製、商品名ノンダスト)を観察面側及びメッシュ
面側に塗布することによりその表面抵抗を8×1010
Ω/□とした。得られた前面板は、使用上の埃の吸着を
低減させ、長期間にわたり良好な視認性を保持するもの
であった。
【0111】実施例3−c 図17に示すように、SUS製鏡面プレス板1cの上
に、ノングレアPETフィルム12c(ノングレア面7
2cを上にする)、ハードコート層14cを付与したア
クリルフィルム15c(ハードコート層14cを下にす
る)、接着用アクリルフィルム13c、透明樹脂板3
c、導電性メッシュ43c、接着用アクリルフィルム5
1c、ハードコート層17cを付与したアクリルフィル
ム16c(ハードコート層17c上にする)、ノングレ
アPETフィルム8c(ノングレア面72c下にする)
をこの順番で配置し、さらに銅製の金属薄膜104cを
その幅5mm程度が接着用アクリルフィルム51cの下
側に来るようにして導電性メッシュの端全周にわたって
配置し、さらに一番上に鏡面プレス板2cを鏡面側を下
にしてセットした。この状態で135℃に加熱、40K
g/cm2の圧力を加えてプレスを行った後、メッシュ
面側及び観察面側のノングレアPETフィルム(8c、
12c)を除去し、図18に示されるようなノングレア
PETフィルムのノングレア表面の凹凸をハードコート
層14c、17c付きアクリルフィルム15c、16c
のハードコート面に転写させた前面板を製造した。銅製
の金属薄膜104cは幅15mm、厚さ15μmのテー
プ状であり、メッシュの全周に配置できるように適当な
大きさに切断して使用した。ハードコート層14c付ア
クリルフィルム15cは実施例2−cと同じものを用い
た。印刷部203cはこのアクリルフィルム15cの表
面にアクリル系インクを用い、前面板の周囲25mmに
わたって黒く印刷して設けた。ハードコート層付きアク
リルフィルム15c、16cはガラス転移温度105
℃、厚みが125μmである透明アクリルフィルムを基
材とし、その片面にアクリル系のハードコート層を5μ
m付与したものである。導電性メッシュ43cはポリエ
ステル繊維に銅層を薄くメッキし、反射防止のためさら
に導電性の黒色樹脂でコーティングしたものを用いた。
メッシュサイズは140×140メッシュで、繊維径は
40μmであった。ノングレアPETフィルム(8c、
12c)はそれぞれ実施例2−c、実施例1−cで用い
たもの、透明樹脂板3c、接着用のアクリルフィルム5
1cは実施例1−cと同じ材料のものを使用した。寸法
においてはアクリルフィルム16c、接着用アクリルフ
ィルム51cは、導電性メッシュ43cの縦・横の大き
さよりも20mm程度小さいものを、導電性メッシュ4
3c、接着用アクリルフィルム13c及びアクリルフィ
ルム15cはいずれも透明樹脂板3cと同じサイズのも
のを用いた。得られた前面板において、銅薄膜104c
は前面板平面内で全周にわたって幅10mm程度露出し
た構成となっている。また銅薄膜104cを配置した部
分以外では導電性メッシュ43cはアクリルフィルム1
6cと接着用アクリルフィルム51cの厚みを幾分か加
えた140μm程度の深さに、メッシュ側表面から埋め
込まれた構造となっている。このようにして得られた前
面板を実施例1−cと同様の要領でPDPの画面にセッ
トした。前面板周囲の黒印刷により、銅薄膜部は隠され
た形となり正面からは見えず、さらに印刷色も鮮明で画
面の修飾効果は十分であった。また電磁波遮蔽機能、近
赤外線遮蔽機能についても実施例1−c同様良好な結果
が得られた。さらにこの前面板に帯電防止を目的とし
て、メッシュ面側に界面活性剤からなるコルコート社製
の帯電防止コート(商品名ノンダスト)を塗布し、その
表面抵抗を5×109Ω/□とした。得られた前面板
は、長期間の使用においてメッシュ面側の汚れの進行を
抑えることができるものであった。
に、ノングレアPETフィルム12c(ノングレア面7
2cを上にする)、ハードコート層14cを付与したア
クリルフィルム15c(ハードコート層14cを下にす
る)、接着用アクリルフィルム13c、透明樹脂板3
c、導電性メッシュ43c、接着用アクリルフィルム5
1c、ハードコート層17cを付与したアクリルフィル
ム16c(ハードコート層17c上にする)、ノングレ
アPETフィルム8c(ノングレア面72c下にする)
をこの順番で配置し、さらに銅製の金属薄膜104cを
その幅5mm程度が接着用アクリルフィルム51cの下
側に来るようにして導電性メッシュの端全周にわたって
配置し、さらに一番上に鏡面プレス板2cを鏡面側を下
にしてセットした。この状態で135℃に加熱、40K
g/cm2の圧力を加えてプレスを行った後、メッシュ
面側及び観察面側のノングレアPETフィルム(8c、
12c)を除去し、図18に示されるようなノングレア
PETフィルムのノングレア表面の凹凸をハードコート
層14c、17c付きアクリルフィルム15c、16c
のハードコート面に転写させた前面板を製造した。銅製
の金属薄膜104cは幅15mm、厚さ15μmのテー
プ状であり、メッシュの全周に配置できるように適当な
大きさに切断して使用した。ハードコート層14c付ア
クリルフィルム15cは実施例2−cと同じものを用い
た。印刷部203cはこのアクリルフィルム15cの表
面にアクリル系インクを用い、前面板の周囲25mmに
わたって黒く印刷して設けた。ハードコート層付きアク
リルフィルム15c、16cはガラス転移温度105
℃、厚みが125μmである透明アクリルフィルムを基
材とし、その片面にアクリル系のハードコート層を5μ
m付与したものである。導電性メッシュ43cはポリエ
ステル繊維に銅層を薄くメッキし、反射防止のためさら
に導電性の黒色樹脂でコーティングしたものを用いた。
メッシュサイズは140×140メッシュで、繊維径は
40μmであった。ノングレアPETフィルム(8c、
12c)はそれぞれ実施例2−c、実施例1−cで用い
たもの、透明樹脂板3c、接着用のアクリルフィルム5
1cは実施例1−cと同じ材料のものを使用した。寸法
においてはアクリルフィルム16c、接着用アクリルフ
ィルム51cは、導電性メッシュ43cの縦・横の大き
さよりも20mm程度小さいものを、導電性メッシュ4
3c、接着用アクリルフィルム13c及びアクリルフィ
ルム15cはいずれも透明樹脂板3cと同じサイズのも
のを用いた。得られた前面板において、銅薄膜104c
は前面板平面内で全周にわたって幅10mm程度露出し
た構成となっている。また銅薄膜104cを配置した部
分以外では導電性メッシュ43cはアクリルフィルム1
6cと接着用アクリルフィルム51cの厚みを幾分か加
えた140μm程度の深さに、メッシュ側表面から埋め
込まれた構造となっている。このようにして得られた前
面板を実施例1−cと同様の要領でPDPの画面にセッ
トした。前面板周囲の黒印刷により、銅薄膜部は隠され
た形となり正面からは見えず、さらに印刷色も鮮明で画
面の修飾効果は十分であった。また電磁波遮蔽機能、近
赤外線遮蔽機能についても実施例1−c同様良好な結果
が得られた。さらにこの前面板に帯電防止を目的とし
て、メッシュ面側に界面活性剤からなるコルコート社製
の帯電防止コート(商品名ノンダスト)を塗布し、その
表面抵抗を5×109Ω/□とした。得られた前面板
は、長期間の使用においてメッシュ面側の汚れの進行を
抑えることができるものであった。
【0112】比較例1−c 図19に示すように、実施例1−cと同じプレス装置を
用い、SUS製の鏡面板1c上に近赤外線遮蔽機能を有
する透明樹脂板3c、接着用アクリルフィルム51c、
導電性メッシュ41c、接着用アクリルフィルム51
c、透明樹脂板33c、鏡面SUS板2cをこの順番に
セットし、130℃、40kg/cm2の圧力で熱プレ
スを行い、これらを一体のものとした。印刷部204c
は透明樹脂板33cの表面に、周囲10mmの幅で黒く
設け、一部に白色の文字を印刷して設けた。透明樹脂板
33cは厚さ1mmの押出板(ポリメタアクリレート)
を用い、導電性メッシュ41c、接着用アクリルフィル
ム51cは実施例1−cと同じ材料のものを、透明樹脂
板3c、透明樹脂板33c、接着用アクリルフィルム5
1c及び導電性メッシュ41cは縦横とも同一サイズの
ものを使用した。プレス後、周囲を全周にわたって幅1
0mm程度カットし、その断面に導電性ペースト301
c(藤倉化成(株)製ドータイトD−500)を塗布、
乾燥させた後、銅テープ401cを貼り付けた。図20
に示されるように、得られた前面板において、導電性メ
ッシュ41cは、メッシュ面側(透明樹脂板33c側)
から、透明樹脂板33cと接着用アクリルフィルム51
cの厚みを加えた1mm程度の深さに埋め込まれた構造
となっていた。なお、図8−cでは導電性ペースト30
1cおよび銅テープ401cを左側のみ示し、右側につ
いては省略している。このようにして得られた前面板を
印刷部がディスプレイ側に向かうようにPDPの画面に
セットし、銅テープ401cをアース電位に接続した
が、電磁波遮蔽機能は不十分なものであった。印刷は導
電性メッシュや近赤外線遮蔽機能を有する透明合成樹脂
板の影響を受け、コントラストの悪いものであった。
又、印刷部がディスプレイ側の表面に露出しているた
め、傷が付きやすく、耐久性も十分ではなかった。
用い、SUS製の鏡面板1c上に近赤外線遮蔽機能を有
する透明樹脂板3c、接着用アクリルフィルム51c、
導電性メッシュ41c、接着用アクリルフィルム51
c、透明樹脂板33c、鏡面SUS板2cをこの順番に
セットし、130℃、40kg/cm2の圧力で熱プレ
スを行い、これらを一体のものとした。印刷部204c
は透明樹脂板33cの表面に、周囲10mmの幅で黒く
設け、一部に白色の文字を印刷して設けた。透明樹脂板
33cは厚さ1mmの押出板(ポリメタアクリレート)
を用い、導電性メッシュ41c、接着用アクリルフィル
ム51cは実施例1−cと同じ材料のものを、透明樹脂
板3c、透明樹脂板33c、接着用アクリルフィルム5
1c及び導電性メッシュ41cは縦横とも同一サイズの
ものを使用した。プレス後、周囲を全周にわたって幅1
0mm程度カットし、その断面に導電性ペースト301
c(藤倉化成(株)製ドータイトD−500)を塗布、
乾燥させた後、銅テープ401cを貼り付けた。図20
に示されるように、得られた前面板において、導電性メ
ッシュ41cは、メッシュ面側(透明樹脂板33c側)
から、透明樹脂板33cと接着用アクリルフィルム51
cの厚みを加えた1mm程度の深さに埋め込まれた構造
となっていた。なお、図8−cでは導電性ペースト30
1cおよび銅テープ401cを左側のみ示し、右側につ
いては省略している。このようにして得られた前面板を
印刷部がディスプレイ側に向かうようにPDPの画面に
セットし、銅テープ401cをアース電位に接続した
が、電磁波遮蔽機能は不十分なものであった。印刷は導
電性メッシュや近赤外線遮蔽機能を有する透明合成樹脂
板の影響を受け、コントラストの悪いものであった。
又、印刷部がディスプレイ側の表面に露出しているた
め、傷が付きやすく、耐久性も十分ではなかった。
【0113】実施例1−d 図24に示すように、ステンレス(SUS)製鏡面プレ
ス板1dの上に、透明樹脂板3d〔ハードコート層2d
を下にする〕、導電性メッシュ4d、導電膜5d、接着
用フィルム6d、透明樹脂板7d、ノングレアフィルム
9d〔ノングレア面8dを下にする〕をこの順番に配置
し、その上に鏡面プレス板10dを鏡面側11dを下に
して配置した。なお、導電膜5dは接着用フィルム6d
および導電性メッシュ4dと前面板の全周において各々
に対し幅10mm程度で重なり合うようにして配置し
た。この状態で130℃で40kg/cm2の圧力を加
えて20分間プレスした。その後、ノングレアフィルム
9dを除去して、図25に示されるようなプラズマディ
スプレイ用前面板を得た。透明樹脂板3dは近赤外線遮
蔽機能を有するアクリル樹脂のキャスト板(厚み3m
m)を用い、その表面のハードコート層2dはアクリル
系ハードコート剤を紫外線硬化して形成した層(厚み4
μm)である。導電性メッシュ4dはポリエステル繊維
に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に導電性の黒
色樹脂でコーティングした導電性メッシュ(タカセメタ
ックス社製、メッシュサイズは100×100メッシ
ュ、繊維径40μm)を用い、その大きさは透明樹脂板
3dとほぼ同じとした。導電膜5dとしては幅20m
m、厚み20μmの銅テープを用い、導電性メッシュ4
dの全周に配置できるように適当な大きさに予め切断し
て使用した。なお、該導電膜5dには、接着用フィルム
6dと重なり合う部分13dには直径1mm程度の孔を
導電膜1cm2当たり5個程度設けておいた(孔の開口
面積の合計は導電膜5dの全面積の3.9%)。又、該
導電膜5dには、透明樹脂板3dに向かう側の面に、パ
ナック社製の熱可塑性接着剤(HMタイプ)を20μm
程度の厚さに塗工しており、上記の孔は導電膜と接着剤
とを貫通した形で設けておいた。接着用フィルム6dは
鐘淵化学社製の軟質アクリルフィルム「サンジュレン」
(厚み50μm)を用い、その大きさは透明樹脂板3d
よりも縦・横ともにそれぞれ20mm程度小さくなるよ
うにした。透明樹脂板7dはアクリル樹脂フィルム(ガ
ラス転移温度101℃、厚み125μm)を用い、その
大きさは透明樹脂板3dよりも縦・横ともにそれぞれ2
0mm程度小さくなるように切断して用いた。ノングレ
フィルム9dは、表面がハードコート処理されたPET
フィルム(厚み188μm)のハードコート層に、エン
ボス加工によって表面凹凸(ノングレア)8dが形成さ
れたものを使用し、その大きさは透明樹脂板3dとほぼ
同じ大きさとした。得られた前面板において、導電膜5
dは前面板平面内で全周にわたって幅10mm程度露出
して(以下、導電膜が露出している側の面をメッシュ面
側と称する。)、導電性メッシュ4dと重なり合ってい
た。また、この導電膜5dは、接着用フィルム6dおよ
び透明樹脂板7dと重なり合う領域13dにおいて、導
電性メッシュ4dと強固に接触した状態で重なり合って
おり、しかも透明樹脂板3d、接着用フィルム6dおよ
び透明樹脂板7dによって強固に固定されていた。導電
性メッシュ4dは、導電層5dと重なり合う部分以外の
領域14dで、メッシュ側表面から140μm程度埋め
込まれた構造であった。この前面板を、メッシュ面側を
PDP側に向け、導電膜5dの露出部分をアース電位に
接続しながらPDPに装着したところ、電磁波を有効に
遮蔽できた。また、PDP本体から放射される近赤外線
も十分に遮蔽され、一般の電気器具のリモコン操作にお
ける誤動作も発生しなかった。また、前面板をPDPの
表示画面と接触させてみたが、ニュートンリングは確認
できず、PDP画面の視認性は良好であった。さらにメ
ッシュ面側と反対側の面(以下、観察面側と称する)は
実用上良好な表面強度であり、実際の使用における傷つ
きも発生しなかった。
ス板1dの上に、透明樹脂板3d〔ハードコート層2d
を下にする〕、導電性メッシュ4d、導電膜5d、接着
用フィルム6d、透明樹脂板7d、ノングレアフィルム
9d〔ノングレア面8dを下にする〕をこの順番に配置
し、その上に鏡面プレス板10dを鏡面側11dを下に
して配置した。なお、導電膜5dは接着用フィルム6d
および導電性メッシュ4dと前面板の全周において各々
に対し幅10mm程度で重なり合うようにして配置し
た。この状態で130℃で40kg/cm2の圧力を加
えて20分間プレスした。その後、ノングレアフィルム
9dを除去して、図25に示されるようなプラズマディ
スプレイ用前面板を得た。透明樹脂板3dは近赤外線遮
蔽機能を有するアクリル樹脂のキャスト板(厚み3m
m)を用い、その表面のハードコート層2dはアクリル
系ハードコート剤を紫外線硬化して形成した層(厚み4
μm)である。導電性メッシュ4dはポリエステル繊維
に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に導電性の黒
色樹脂でコーティングした導電性メッシュ(タカセメタ
ックス社製、メッシュサイズは100×100メッシ
ュ、繊維径40μm)を用い、その大きさは透明樹脂板
3dとほぼ同じとした。導電膜5dとしては幅20m
m、厚み20μmの銅テープを用い、導電性メッシュ4
dの全周に配置できるように適当な大きさに予め切断し
て使用した。なお、該導電膜5dには、接着用フィルム
6dと重なり合う部分13dには直径1mm程度の孔を
導電膜1cm2当たり5個程度設けておいた(孔の開口
面積の合計は導電膜5dの全面積の3.9%)。又、該
導電膜5dには、透明樹脂板3dに向かう側の面に、パ
ナック社製の熱可塑性接着剤(HMタイプ)を20μm
程度の厚さに塗工しており、上記の孔は導電膜と接着剤
とを貫通した形で設けておいた。接着用フィルム6dは
鐘淵化学社製の軟質アクリルフィルム「サンジュレン」
(厚み50μm)を用い、その大きさは透明樹脂板3d
よりも縦・横ともにそれぞれ20mm程度小さくなるよ
うにした。透明樹脂板7dはアクリル樹脂フィルム(ガ
ラス転移温度101℃、厚み125μm)を用い、その
大きさは透明樹脂板3dよりも縦・横ともにそれぞれ2
0mm程度小さくなるように切断して用いた。ノングレ
フィルム9dは、表面がハードコート処理されたPET
フィルム(厚み188μm)のハードコート層に、エン
ボス加工によって表面凹凸(ノングレア)8dが形成さ
れたものを使用し、その大きさは透明樹脂板3dとほぼ
同じ大きさとした。得られた前面板において、導電膜5
dは前面板平面内で全周にわたって幅10mm程度露出
して(以下、導電膜が露出している側の面をメッシュ面
側と称する。)、導電性メッシュ4dと重なり合ってい
た。また、この導電膜5dは、接着用フィルム6dおよ
び透明樹脂板7dと重なり合う領域13dにおいて、導
電性メッシュ4dと強固に接触した状態で重なり合って
おり、しかも透明樹脂板3d、接着用フィルム6dおよ
び透明樹脂板7dによって強固に固定されていた。導電
性メッシュ4dは、導電層5dと重なり合う部分以外の
領域14dで、メッシュ側表面から140μm程度埋め
込まれた構造であった。この前面板を、メッシュ面側を
PDP側に向け、導電膜5dの露出部分をアース電位に
接続しながらPDPに装着したところ、電磁波を有効に
遮蔽できた。また、PDP本体から放射される近赤外線
も十分に遮蔽され、一般の電気器具のリモコン操作にお
ける誤動作も発生しなかった。また、前面板をPDPの
表示画面と接触させてみたが、ニュートンリングは確認
できず、PDP画面の視認性は良好であった。さらにメ
ッシュ面側と反対側の面(以下、観察面側と称する)は
実用上良好な表面強度であり、実際の使用における傷つ
きも発生しなかった。
【0114】実施例2−d 図26に示すように、ステンレス製鏡面プレス板1d上
に、表面にハードコート層が形成された透明樹脂板17
d〔ハードコート層16dを下にする〕、接着用フィル
ム18d、透明樹脂板3d、導電性メッシュ4d、導電
膜5d、接着用フィルム6d、透明樹脂板7d、ノング
レアフィルム9d〔ノングレア面8dを下にする〕をこ
の順番で配置し、その上に鏡面プレス板10dを鏡面側
11dを下にして配置した。なお、導電膜5dは接着用
フィルム6dおよび導電性メッシュ4dと前面板の全周
において各々に対し幅5mm程度で重なり合うようにし
て配置した。この状態で130℃に加熱し、40kg/
cm2の圧力を加えて20分間プレスを行った。その
後、ノングレアフィルム9dを除去して、図27に示さ
れるような前面板を得た。透明樹脂板3dは近赤外線遮
蔽機能を有するアクリル樹脂のキャスト板(厚み3m
m)を用いた。透明樹脂板17dは、厚み250μmの
アクリル板であり、その表面のハードコート層16dは
アクリルウレタン系ハードコート剤を紫外線硬化して形
成した層(厚み4μm)であり、その大きさは透明樹脂
板3dとほぼ同じとした。導電性メッシュ4dはポリエ
ステル繊維に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に
導電性の黒色樹脂でコーティングした導電性メッシュ
(タカセメタックス社製、メッシュサイズは100×1
00メッシュ、繊維径40μm)を用い、その大きさは
透明樹脂板3dとほぼ同じとした。導電膜5dは、幅1
5mm、厚み30μmのアルミニウムテープを用い、導
電性メッシュの全周に配置できるように適当な大きさに
予め切断して使用した。なお、該導電膜5dには、接着
用フィルム6dと重なり合う部分に、直径0.7mm程
度の孔を導電膜1cm2当たり8個程度設けておいた
(孔の開口面積の合計は導電膜の面積の3.1%)。接
着用フィルム(6d、18d)は鐘淵化学社製の軟質ア
クリルフィルム「サンジュレン」(厚み50μm)を用
いた。接着フィルム6dの大きさは透明樹脂板3dより
も縦・横ともにそれぞれ20mm程度小さくなるように
し、接着フィルム18dの大きさは透明樹脂板3dとほ
ぼ同じ大きさとした。透明樹脂板7dは、ガラス転移温
度105℃、厚み250μmのアクリルフィルムを用
い、その大きさは合成樹脂板3dよりも縦・横がそれぞ
れ20mm程度小さいものとした。ノングレフィルム9
dは、表面がハードコート処理されたPETフィルム
(厚み188μm)のハードコート層に、エンボス加工
によって表面凹凸(ノングレア)8dが形成されたもの
を使用し、その大きさは透明樹脂板3dとほぼ同じ大き
さとした。得られた前面板において、導電膜5dは前面
板平面内で全周にわたって幅10mm程度露出してお
り、接着用フィルム6dおよび透明樹脂板7dと重なり
合う領域13dにおいては、導電性メッシュ4dと強固
に接触した状態で重なり合っており、しかも透明樹脂板
3d、接着用フィルム6dおよび透明樹脂板7dによっ
て強固に固定されていた。導電性メッシュ4dは、導電
層5dと重なり合う部分以外の領域14dで、メッシュ
側表面から260μm程度埋め込まれた構造であった。
この前面板を、メッシュ面側をPDP側に向け、導電膜
5dの露出部分をアースしながらPDPに装着したとこ
ろ、電磁波を有効に遮蔽できた。また、PDP本体から
放射される近赤外線も十分に遮蔽され、一般の電気器具
のリモコン操作における誤動作も発生しなかった。ま
た、前面板をPDPの表示画面と接触させてみたが、ニ
ュートンリングは確認できず、PDP画面の視認性は良
好であった。さらに観察面側は実用上良好な表面強度で
あり、実際の使用における傷つきも発生しなかった。
に、表面にハードコート層が形成された透明樹脂板17
d〔ハードコート層16dを下にする〕、接着用フィル
ム18d、透明樹脂板3d、導電性メッシュ4d、導電
膜5d、接着用フィルム6d、透明樹脂板7d、ノング
レアフィルム9d〔ノングレア面8dを下にする〕をこ
の順番で配置し、その上に鏡面プレス板10dを鏡面側
11dを下にして配置した。なお、導電膜5dは接着用
フィルム6dおよび導電性メッシュ4dと前面板の全周
において各々に対し幅5mm程度で重なり合うようにし
て配置した。この状態で130℃に加熱し、40kg/
cm2の圧力を加えて20分間プレスを行った。その
後、ノングレアフィルム9dを除去して、図27に示さ
れるような前面板を得た。透明樹脂板3dは近赤外線遮
蔽機能を有するアクリル樹脂のキャスト板(厚み3m
m)を用いた。透明樹脂板17dは、厚み250μmの
アクリル板であり、その表面のハードコート層16dは
アクリルウレタン系ハードコート剤を紫外線硬化して形
成した層(厚み4μm)であり、その大きさは透明樹脂
板3dとほぼ同じとした。導電性メッシュ4dはポリエ
ステル繊維に銅層を薄くメッキし、反射防止のため更に
導電性の黒色樹脂でコーティングした導電性メッシュ
(タカセメタックス社製、メッシュサイズは100×1
00メッシュ、繊維径40μm)を用い、その大きさは
透明樹脂板3dとほぼ同じとした。導電膜5dは、幅1
5mm、厚み30μmのアルミニウムテープを用い、導
電性メッシュの全周に配置できるように適当な大きさに
予め切断して使用した。なお、該導電膜5dには、接着
用フィルム6dと重なり合う部分に、直径0.7mm程
度の孔を導電膜1cm2当たり8個程度設けておいた
(孔の開口面積の合計は導電膜の面積の3.1%)。接
着用フィルム(6d、18d)は鐘淵化学社製の軟質ア
クリルフィルム「サンジュレン」(厚み50μm)を用
いた。接着フィルム6dの大きさは透明樹脂板3dより
も縦・横ともにそれぞれ20mm程度小さくなるように
し、接着フィルム18dの大きさは透明樹脂板3dとほ
ぼ同じ大きさとした。透明樹脂板7dは、ガラス転移温
度105℃、厚み250μmのアクリルフィルムを用
い、その大きさは合成樹脂板3dよりも縦・横がそれぞ
れ20mm程度小さいものとした。ノングレフィルム9
dは、表面がハードコート処理されたPETフィルム
(厚み188μm)のハードコート層に、エンボス加工
によって表面凹凸(ノングレア)8dが形成されたもの
を使用し、その大きさは透明樹脂板3dとほぼ同じ大き
さとした。得られた前面板において、導電膜5dは前面
板平面内で全周にわたって幅10mm程度露出してお
り、接着用フィルム6dおよび透明樹脂板7dと重なり
合う領域13dにおいては、導電性メッシュ4dと強固
に接触した状態で重なり合っており、しかも透明樹脂板
3d、接着用フィルム6dおよび透明樹脂板7dによっ
て強固に固定されていた。導電性メッシュ4dは、導電
層5dと重なり合う部分以外の領域14dで、メッシュ
側表面から260μm程度埋め込まれた構造であった。
この前面板を、メッシュ面側をPDP側に向け、導電膜
5dの露出部分をアースしながらPDPに装着したとこ
ろ、電磁波を有効に遮蔽できた。また、PDP本体から
放射される近赤外線も十分に遮蔽され、一般の電気器具
のリモコン操作における誤動作も発生しなかった。ま
た、前面板をPDPの表示画面と接触させてみたが、ニ
ュートンリングは確認できず、PDP画面の視認性は良
好であった。さらに観察面側は実用上良好な表面強度で
あり、実際の使用における傷つきも発生しなかった。
【0115】実施例3−d 図28に示すように、SUS製鏡面プレス板1dの上
に、ノングレアフィルム20d〔ノングレア面19dを
上にする〕、透明樹脂板17d〔ハードコート層16d
を下にする〕、接着用フィルム18d、透明樹脂板3
d、導電性メッシュ4d、導電膜5d、接着用フィルム
6d、透明樹脂板7d、ノングレアフィルム9d〔ノン
グレア面8dを下にする〕をこの順番で配置し、その上
に鏡面プレス板10dを鏡面側11dを下にして配置し
た。なお、導電膜5dは導電性メッシュ4dおよび接着
用フィルム6dと前面板の全周において各々に対し幅5
mm程度で重なり合い、かつ透明樹脂板3dの下に幅5
mm程度で折り込んで配置した。この状態で135℃に
加熱し、40kg/cm2の圧力を加えて20分間プレ
スを行った。その後、ノングレアフィルム(9d、20
d)を除去して、図29に示されるような前面板を得
た。この前面板のメッシュ面側および観測面側に帯電防
止剤(主成分は界面活性剤、コルコート社製、商品名ノ
ンダスト)を塗布した。透明樹脂板3dは近赤外線遮蔽
機能を有するアクリル樹脂のキャスト板(厚み3mm)
を用いた。透明樹脂板17dは、厚み250μmのアク
リル板であり、その表面のハードコート層16dはアク
リル系ハードコート剤を紫外線硬化して形成した層(厚
み4μm)である。その大きさは透明樹脂板3dとほぼ
同じ大きさとした。導電性メッシュ4dは、ポリエステ
ル繊維の表面を銅で薄くメッキし、更に導電性の黒色樹
脂でコーティングしたものを用いた。メッシュサイズは
90×90メッシュ、繊維径は40μmである。その大
きさは透明樹脂板3dとほぼ同じ大きさとした。導電膜
5dは、幅19mm、厚み15μmの銅テープを用い、
導電性メッシュの全周に配置できるように適当な大きさ
に予め切断して使用した。なお、導電膜5dには接着用
フィルム6dと重なり合う部分に、直径1.0mm程度
の孔を導電膜1cm2当たり25個程度設けておいた
(孔の開口面積の合計は導電膜5dの全面積の19.6
%)。接着用フィルム(6d、18d)は鐘淵化学社製
の軟質アクリルフィルム「サンジュレン」(厚み50μ
m)を用いた。接着用フィルム6dは透明樹脂板3dよ
りも縦・横ともにそれぞれ20mm程度小さくなる大き
さとし、接着用フィルム18dは透明樹脂板3dとほぼ
同じ大きさで用いた。透明樹脂板7dは、アクリル樹脂
フィルム(ガラス転移温度101℃、厚み125μm)
を用い、その大きさは透明樹脂板3dよりも縦・横がそ
れぞれ20mm程度小さいものを用いた。ノングレアフ
ィルム(9d、20d)は、表面がハードコート処理さ
れたPETフィルム(厚み188μm)のハードコート
層にエンボス加工によって表面凹凸(ノングレア)8
d、19dが形成されたものを使用し、その大きさは透
明樹脂板3dとほぼ同じ大きさとした。得られた前面板
において、導電層5dは導電性メッシュ4dと重なり合
って、前面板平面内で全周に亙り幅10mm程度露出し
ており、接着用フィルム6dおよび透明樹脂板7dと重
なり合う領域13dにおいては、導電性メッシュ4dと
強固に接触した状態で重なり合っており、しかも透明樹
脂板3d、接着用フィルム6dおよび透明樹脂板7dに
よって強固に固定されていた。また導電膜5dはさらに
透明樹脂板3dと透明樹脂板17dとの間に折り込まれ
ており、さらに強固に前面板に固定されていた。導電性
メッシュ4dは、導電層5dと重なり合う領域以外の領
域14dでメッシュ面側から140μm程度埋め込まれ
た構造であった。この前面板の表面抵抗は8×1010
Ω/□であった。また、メッシュ面側をPDP側に向
け、導電膜5dの露出部分をアースしながらPDPに装
着したところ、電磁波を有効にシールドできた。また、
PDP本体から放射される近赤外線も十分に遮蔽され、
一般の電気器具のリモコン操作における誤動作も発生し
なかった。また、前面板をPDPの表示画面と接触させ
てみたが、ニュートンリングは確認できず、PDP画面
の視認性は良好であった。さらに観察面側は実用上良好
な表面強度であり、実際の使用における傷つきも発生し
なかった。また、長期間の使用によっても埃の付着が少
なかった。
に、ノングレアフィルム20d〔ノングレア面19dを
上にする〕、透明樹脂板17d〔ハードコート層16d
を下にする〕、接着用フィルム18d、透明樹脂板3
d、導電性メッシュ4d、導電膜5d、接着用フィルム
6d、透明樹脂板7d、ノングレアフィルム9d〔ノン
グレア面8dを下にする〕をこの順番で配置し、その上
に鏡面プレス板10dを鏡面側11dを下にして配置し
た。なお、導電膜5dは導電性メッシュ4dおよび接着
用フィルム6dと前面板の全周において各々に対し幅5
mm程度で重なり合い、かつ透明樹脂板3dの下に幅5
mm程度で折り込んで配置した。この状態で135℃に
加熱し、40kg/cm2の圧力を加えて20分間プレ
スを行った。その後、ノングレアフィルム(9d、20
d)を除去して、図29に示されるような前面板を得
た。この前面板のメッシュ面側および観測面側に帯電防
止剤(主成分は界面活性剤、コルコート社製、商品名ノ
ンダスト)を塗布した。透明樹脂板3dは近赤外線遮蔽
機能を有するアクリル樹脂のキャスト板(厚み3mm)
を用いた。透明樹脂板17dは、厚み250μmのアク
リル板であり、その表面のハードコート層16dはアク
リル系ハードコート剤を紫外線硬化して形成した層(厚
み4μm)である。その大きさは透明樹脂板3dとほぼ
同じ大きさとした。導電性メッシュ4dは、ポリエステ
ル繊維の表面を銅で薄くメッキし、更に導電性の黒色樹
脂でコーティングしたものを用いた。メッシュサイズは
90×90メッシュ、繊維径は40μmである。その大
きさは透明樹脂板3dとほぼ同じ大きさとした。導電膜
5dは、幅19mm、厚み15μmの銅テープを用い、
導電性メッシュの全周に配置できるように適当な大きさ
に予め切断して使用した。なお、導電膜5dには接着用
フィルム6dと重なり合う部分に、直径1.0mm程度
の孔を導電膜1cm2当たり25個程度設けておいた
(孔の開口面積の合計は導電膜5dの全面積の19.6
%)。接着用フィルム(6d、18d)は鐘淵化学社製
の軟質アクリルフィルム「サンジュレン」(厚み50μ
m)を用いた。接着用フィルム6dは透明樹脂板3dよ
りも縦・横ともにそれぞれ20mm程度小さくなる大き
さとし、接着用フィルム18dは透明樹脂板3dとほぼ
同じ大きさで用いた。透明樹脂板7dは、アクリル樹脂
フィルム(ガラス転移温度101℃、厚み125μm)
を用い、その大きさは透明樹脂板3dよりも縦・横がそ
れぞれ20mm程度小さいものを用いた。ノングレアフ
ィルム(9d、20d)は、表面がハードコート処理さ
れたPETフィルム(厚み188μm)のハードコート
層にエンボス加工によって表面凹凸(ノングレア)8
d、19dが形成されたものを使用し、その大きさは透
明樹脂板3dとほぼ同じ大きさとした。得られた前面板
において、導電層5dは導電性メッシュ4dと重なり合
って、前面板平面内で全周に亙り幅10mm程度露出し
ており、接着用フィルム6dおよび透明樹脂板7dと重
なり合う領域13dにおいては、導電性メッシュ4dと
強固に接触した状態で重なり合っており、しかも透明樹
脂板3d、接着用フィルム6dおよび透明樹脂板7dに
よって強固に固定されていた。また導電膜5dはさらに
透明樹脂板3dと透明樹脂板17dとの間に折り込まれ
ており、さらに強固に前面板に固定されていた。導電性
メッシュ4dは、導電層5dと重なり合う領域以外の領
域14dでメッシュ面側から140μm程度埋め込まれ
た構造であった。この前面板の表面抵抗は8×1010
Ω/□であった。また、メッシュ面側をPDP側に向
け、導電膜5dの露出部分をアースしながらPDPに装
着したところ、電磁波を有効にシールドできた。また、
PDP本体から放射される近赤外線も十分に遮蔽され、
一般の電気器具のリモコン操作における誤動作も発生し
なかった。また、前面板をPDPの表示画面と接触させ
てみたが、ニュートンリングは確認できず、PDP画面
の視認性は良好であった。さらに観察面側は実用上良好
な表面強度であり、実際の使用における傷つきも発生し
なかった。また、長期間の使用によっても埃の付着が少
なかった。
【0116】比較例1−d 図30に示すように、SUS製鏡面プレス板1dの上
に、透明樹脂板3d、接着用フィルム6d、導電性メッ
シュ4d、接着用フィルム6d、透明樹脂板7dをこの
順番で配置し、その上に鏡面プレス板10dを鏡面側1
1dを下にして配置した。。この状態で130℃に加熱
し、40kg/cm2の圧力を加えて20分間プレスを
行い、前面板を得た。この前面板の4辺を1〜4mmの
幅でカットして側面を揃え、図31に示すように、該側
面に導電性ペースト22dを、導電性メッシュ4dと接
触するようにして塗布した。透明樹脂板3dとしては、
透明アクリル樹脂板(キャスト板、厚み3mm)を用い
た。接着用フィルム6dは、鐘淵化学社製の軟質アクリ
ルフィルム「サンジュレン」(厚み50μm)を用い、
その大きさは透明樹脂板3dとほぼ同じとした。導電性
メッシュ4dは(タカセメタックス社製、メッシュサイ
ズは100×100メッシュ、繊維径40μm、実施例
1−dにおいて用いたと同じ導電性メッシュ)を用い、
その大きさは透明樹脂板3dとほぼ同じとした。透明樹
脂板7dは、透明アクリル樹脂板(押出板、厚み1m
m)を用い、その大きさは透明樹脂板3dとほぼ同じと
した。導電性ペースト22dは藤倉化成(株)社製、ド
ータイトD−500を用いた。得られた前面板におい
て、導電性メッシュ4dは透明樹脂板7d側の表面から
1mm程度の深さに埋め込まれた構造であった。この前
面板を、導電性ペースト22dをアースしながらPDP
に装着したところ、安定的に電磁波を遮蔽できなかっ
た。また、前面板をPDPの表示画面と接触させてみる
と、ニュートンリングが発生し、PDP画面の視認性が
悪かった。さらに観察面側は実際の使用において傷付き
やすかった。
に、透明樹脂板3d、接着用フィルム6d、導電性メッ
シュ4d、接着用フィルム6d、透明樹脂板7dをこの
順番で配置し、その上に鏡面プレス板10dを鏡面側1
1dを下にして配置した。。この状態で130℃に加熱
し、40kg/cm2の圧力を加えて20分間プレスを
行い、前面板を得た。この前面板の4辺を1〜4mmの
幅でカットして側面を揃え、図31に示すように、該側
面に導電性ペースト22dを、導電性メッシュ4dと接
触するようにして塗布した。透明樹脂板3dとしては、
透明アクリル樹脂板(キャスト板、厚み3mm)を用い
た。接着用フィルム6dは、鐘淵化学社製の軟質アクリ
ルフィルム「サンジュレン」(厚み50μm)を用い、
その大きさは透明樹脂板3dとほぼ同じとした。導電性
メッシュ4dは(タカセメタックス社製、メッシュサイ
ズは100×100メッシュ、繊維径40μm、実施例
1−dにおいて用いたと同じ導電性メッシュ)を用い、
その大きさは透明樹脂板3dとほぼ同じとした。透明樹
脂板7dは、透明アクリル樹脂板(押出板、厚み1m
m)を用い、その大きさは透明樹脂板3dとほぼ同じと
した。導電性ペースト22dは藤倉化成(株)社製、ド
ータイトD−500を用いた。得られた前面板におい
て、導電性メッシュ4dは透明樹脂板7d側の表面から
1mm程度の深さに埋め込まれた構造であった。この前
面板を、導電性ペースト22dをアースしながらPDP
に装着したところ、安定的に電磁波を遮蔽できなかっ
た。また、前面板をPDPの表示画面と接触させてみる
と、ニュートンリングが発生し、PDP画面の視認性が
悪かった。さらに観察面側は実際の使用において傷付き
やすかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1−aにおける、プラズマディスプレ
イ用前面板の構成を示す配置図である。
イ用前面板の構成を示す配置図である。
【図2】 比較例1−aにおける、前面板の構成を示す
配置図である。
配置図である。
【図3】 実施例1−bにおける、熱プレス加工時の積
層構成を示す図である。
層構成を示す図である。
【図4】 実施例1−bにおける、プラズマディスプレ
イ用前面板の層構成を示す断面図である。
イ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図5】 実施例2−bにおける、熱プレス加工時の積
層構成を示す図である。
層構成を示す図である。
【図6】 実施例2−bにおける、プラズマディスプレ
イ用前面板の層構成を示す断面図である。
イ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図7】 実施例3−bにおける、熱プレス加工時の積
層構成を示す図である。
層構成を示す図である。
【図8】 実施例3−bにおける、プラズマディスプレ
イ用前面板の層構成を示す断面図である。
イ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図9】 実施例4−bにおける、熱プレス加工時の積
層構成を示す図である。
層構成を示す図である。
【図10】 実施例4−bにおける、プラズマディスプ
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図11】 実施例5−bにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図12】 実施例5−bにおける、プラズマディスプ
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図13】 実施例1−cにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図14】 実施例1−cにおける、プラズマディスプ
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図15】 実施例2−cにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図16】 実施例2−cにおける、プラズマディスプ
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図17】 実施例3−cにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図18】 実施例3−cにおける、プラズマディスプ
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図19】 比較例1−cにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図20】 比較例1−cにおける、前面板の層構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図21】 本発明における、透明樹脂板と導電膜との
位置関係を示す上面図である。
位置関係を示す上面図である。
【図22】 本発明における、透明樹脂板と導電膜との
位置関係を示す上面図である。
位置関係を示す上面図である。
【図23】 本発明における、透明樹脂板と導電膜との
位置関係を示す断面図である。
位置関係を示す断面図である。
【図24】 実施例1−dにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図25】 実施例1−dにおける、プラズマディスプ
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図26】 実施例2−dにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図27】 実施例2−dにおける、プラズマディスプ
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図28】 実施例3−dにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図29】 実施例3−dにおける、プラズマディスプ
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
レイ用前面板の層構成を示す断面図である。
【図30】 比較例1−dにおける、熱プレス加工時の
積層構成を示す図である。
積層構成を示す図である。
【図31】 比較例1−dにおける、前面板の層構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09F 9/00 318 H01J 11/02 Z H01J 11/02 17/16 17/16 G02B 1/10 Z (31)優先権主張番号 特願平9−206152 (32)優先日 平9(1997)7月31日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 上田 佳代子 大阪府高槻市塚原二丁目10番1号 住友化 学工業株式会社内
Claims (18)
- 【請求項1】 少なくとも1枚の透明樹脂板と、該透明
樹脂板に積層された導電性メッシュを有してなる前面板
であって、該導電性メッシュの一部が前面板の面上の周
辺部の少なくとも一辺において、面状に露出しているプ
ラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項2】 該導電性メッシュが該前面板の面上の周
辺部の、四方の周辺全部において面状に露出している請
求項1のプラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項3】 少なくとも一方の表面に凹凸を有する、
請求項1のプラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項4】 該導電性メッシュが、該前面板のいずれ
か一方の表面から0.5mm以内の深さにある、請求項
1のプラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項5】 該凹凸が、転写型から転写されて形成さ
れる請求項3のプラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項6】 該凹凸が転写型から転写されて形成さ
れ、該転写型が、その表面に凹凸が形成されてなるフィ
ルムである請求項3のプラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項7】 該凹凸が一方の表面に形成され、他方の
表面にハードコート層を形成してなる請求項3のプラズ
マディスプレイ用前面板。 - 【請求項8】 少なくとも一方の表面にハードコート層
を有してなり、該ハードコート層を形成した面に凹凸が
形成されてなる請求項3のプラズマディスプレイ用前面
板。 - 【請求項9】 該導電性メッシュと該透明樹脂板の間に
中間合成樹脂板を有し、さらに該中間合成樹脂板と該透
明樹脂板の間に、装飾部を有する、請求項1のプラズマ
ディスプレイ用前面板。 - 【請求項10】 該装飾部が、該導電性メッシュの露出
部分を覆い隠してなる請求項9のプラズマディスプレイ
用前面板。 - 【請求項11】 該装飾部が、印刷により設けられてい
る請求項9のプラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項12】 導電膜を有し、該装飾部が、該導電膜
を覆い隠してなる請求項9のプラズマディスプレイ用前
面板。 - 【請求項13】 さらに導電膜を有し、該導電膜が、前
面板の面上の周辺部の、少なくとも一辺において面状
に、該導電性メッシュと接触した状態にある、請求項1
のプラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項14】 該導電膜に、孔が設けられている請求
項13のプラズマディスプレイ用前面板。 - 【請求項15】 該透明樹脂板が近赤外線遮蔽性能を有
するものである、請求項1のプラズマディスプレイ用前
面板。 - 【請求項16】 該透明樹脂板が、不飽和二重結合を有
する単量体、リン原子含有単量体を共重合してなる共重
合体及び銅原子を含有する化合物を含有する樹脂組成物
からなる、請求項15のプラズマディスプレイ用前面
板。 - 【請求項17】 該透明樹脂板が、色素系近赤外線吸収
剤を含有する、請求項15のプラズマディスプレイ用前
面板。 - 【請求項18】 少なくとも1枚の透明樹脂板と、該透
明樹脂板に積層された導電性メッシュを有してなる前面
板であって、該導電性メッシュの一部が前面板の面上の
周辺部の少なくとも一辺において、面状に露出している
プラズマディスプレイ用前面板を、全面に設置したプラ
ズマディスプレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10137379A JPH11103192A (ja) | 1997-04-10 | 1998-04-09 | プラズマディスプレイ用前面板およびこれを配置してなるプラズマディスプレイ |
Applications Claiming Priority (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9204197 | 1997-04-10 | ||
| JP11255397 | 1997-04-30 | ||
| JP9-112553 | 1997-04-30 | ||
| JP9-188181 | 1997-07-14 | ||
| JP18818197 | 1997-07-14 | ||
| JP9-206152 | 1997-07-31 | ||
| JP20615297 | 1997-07-31 | ||
| JP9-92041 | 1997-07-31 | ||
| JP10137379A JPH11103192A (ja) | 1997-04-10 | 1998-04-09 | プラズマディスプレイ用前面板およびこれを配置してなるプラズマディスプレイ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11103192A true JPH11103192A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=27525575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10137379A Withdrawn JPH11103192A (ja) | 1997-04-10 | 1998-04-09 | プラズマディスプレイ用前面板およびこれを配置してなるプラズマディスプレイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11103192A (ja) |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031202 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20031208 |