JPH11103308A - 被制御機器、制御装置、初期設定可能通信システム及び媒体 - Google Patents

被制御機器、制御装置、初期設定可能通信システム及び媒体

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JPH11103308A
JPH11103308A JP9260707A JP26070797A JPH11103308A JP H11103308 A JPH11103308 A JP H11103308A JP 9260707 A JP9260707 A JP 9260707A JP 26070797 A JP26070797 A JP 26070797A JP H11103308 A JPH11103308 A JP H11103308A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信初期設定をアドレス設定等の知識を持たな
くとも自動的に簡単に行うこと。 【解決手段】機器10と、これを通信を介して制御する
制御装置50で構成され、各機器10および制御装置1
0には通信手段31と、通信上での自己アドレスを保持
する自己アドレス設定保持手段11と、通信する相手の
アドレスを設定保持する通信相手アドレス設定保持手段
14を備え、制御装置50には通信手段31と通信相手
アドレス設定保持手段14の間に第1のスイッチ61を
備え、第1のスイッチ61の開閉を検知して各機器10
にアドレスを問い合わせて各機器10のアドレスを返信
で取得する通信相手アドレスの自動取得を開始する通信
相手アドレス取得手段62を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つ以上の被制御機器
とこれを制御する制御装置間がなんらかの通信手段によ
って接続され、相互に制御されるシステムに利用可能
な、被制御機器、制御装置、初期設定可能通信システム
及び媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、一つ以上の被制御機器(以
下、これを単に機器と呼ぶ)とこれを制御する制御装置
間がなんらかの通信手段によって接続され相互に制御さ
れるシステムでは、相互に通信をするためには通信初期
設定が必要となる。ここでいう通信初期設定とは、例え
ば各機器の通信におけるアドレス番号や通信相手の機器
アドレス番号を各機器毎に設定することを指す。従来こ
のような設定は手動操作において、システム起動時に個
々に設定していた。以下、従来の初期設定可能通信シス
テムについてその動作を図を用いて述べる。
【0003】図8は、従来の初期設定可能通信システム
を示したブロック図である。図8の構成では、機器10
と、制御装置50で構成され、前記機器10と前記制御
装置50は各々が有する通信手段31を介して通信媒体
20で接続されており、相互に通信可能である。さらに
前記機器10と前記制御装置50には、自己のアドレス
を設定保持する自己アドレス設定保持手段11と、通信
する相手のアドレスを設定保持する通信相手アドレス設
定保持手段14を備える。また、前記機器10には制御
手段15を備え、前記制御装置50は、機器10を制御
するためのボタン12と、このボタン12が押されたこ
とを検知して対応する制御内容を発生させ、前記通信手
段31に送る制御内容発生手段13を加えて備えてい
る。
【0004】以上のように構成された従来の初期設定可
能通信システムの動作について述べる。機器10と制御
装置50が相互に通信するためには、各自の自己アドレ
スと通信相手のアドレスを設定する必要がある。
【0005】そこでまず機器10と制御装置50の自己
アドレスを設定するために使用者は、各々の自己アドレ
ス設定保持手段11を利用して各自己アドレスを設定す
る。アドレスは、通信規約で予めアドレス範囲等が定め
られている。例えば、番号1から番号7までの任意の番
号で、かつ重複する番号がないことといった具合にシス
テム内で唯一決定されるアドレスを各自もつことが条件
となる。
【0006】使用者は、このような取り決めに従って、
機器10の自己アドレス設定保持手段11を利用して、
例えば機器10の自己アドレスを番号1に設定し、又、
制御装置50の自己アドレス設定保持手段11を利用し
て、例えば制御装置50の自己アドレスを番号7に設定
する。この操作により、各々の自己アドレスが定まっ
た。
【0007】次に使用者は、各々が通信する相手のアド
レスを設定する。ここでは機器10は制御装置50と、
制御装置50は機器10と通信する訳であるため、機器
10の通信相手アドレス設定保持手段14を利用して、
機器10の通信相手アドレスを番号7に、制御装置50
の通信相手アドレス設定保持手段14を利用して、制御
装置50の通信相手アドレスを番号1に設定する。この
操作により、各々の通信相手アドレスが定まり以後通信
が可能となる。
【0008】すなわち、使用者が制御装置50の例えば
「電源入り」というようなボタン12を押すと、制御装
置50の制御内容発生手段13はこれを検知して対応す
る制御内容を発生し、通信手段31に送る。通信手段3
1は、自己アドレス設定保持手段11と通信相手アドレ
ス設定保持手段14の内容から、上記制御内容をアドレ
ス番号7からアドレス番号1に対して送信する。送信さ
れた制御内容は、通信媒体20を介して機器10の通信
手段31に経由して制御手段15に達し、制御内容が実
行される。すなわち、上記の「電源入り」ボタンが押さ
れた例ならば機器10の電源が投入される。
【0009】尚、1台の制御装置50により、複数台の
機器10を個別に制御する場合は、制御機器50に設け
られた制御機器選択スイッチ912を用いて、制御した
い機器を特定する必要がある。
【0010】従って、上述した初期設定として、例え
ば、エアコン1,2のアドレス設定の際には、先ず、上
記制御機器選択スイッチ912をエアコン1と表示され
た位置にセットし、その後、上述した一連の設定作業を
行うことにより、エアコン1のアドレス設定が完了す
る。これと同様に、上記制御機器選択スイッチ912を
エアコン2と表示された位置にセットし、その後、上述
した一連の設定作業を行うことにより、エアコン2のア
ドレス設定が完了する。
【0011】以上のように、従来の初期設定可能通信シ
ステムでは通信初期設定を手動で行うことによって、相
互通信を実現していた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の初
期設定可能通信システムでは、通信を行うに当たって初
期設定として、上述した設定を手動で行う必要があっ
た。この設定作業は、アドレス設定の知識を必要とする
ため、ある程度の熟練者でないと簡単にはできなかっ
た。そのため、この種のシステムを設置するためには設
置工事の担当者が必要となり、工数、コストの観点から
望ましいものではなかった。また一般家庭において、家
庭の主婦、老人、子供等では、上記設定に関わる取り扱
いは、通常困難であるため、機器増設、メンテナンス等
の度に工事担当者を呼ぶ必要があり、この種の通信機器
の家庭への普及を阻害する一面も併せもっていた。
【0013】本発明は、従来のこの様な課題を考慮し、
初期設定が従来に比べてより一層簡単に出来る、被制御
機器、制御装置、初期設定可能通信システム及び媒体を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、被制御機器自身の識別情報を保持する自己識別情報
保持手段を備えた被制御機器である。
【0015】請求項2記載の本発明は、被制御機器自身
の識別情報を保持する自己識別情報保持手段を備え、前
記被制御機器は制御装置によって制御され、前記制御装
置には、送信されてくる前記識別情報を格納するための
機器識別情報格納手段が設けられ、又、前記識別情報を
前記機器識別情報格納手段へ格納するか否かの切り替え
を行う第1の切り替え手段が設けられ、又、前記第1の
切り替え手段の切り替え状態に基づいて、前記被制御機
器に対して前記被制御機器の識別情報の前記送信を要求
し、前記識別情報を取得する識別情報取得手段が設けら
れている被制御機器である。
【0016】請求項3記載の本発明は、上記送信要求に
対し、前記自己識別情報保持手段に保持される前記識別
情報を送信するか否かの切り替えを行う第2の切り替え
手段を備えた被制御機器である。
【0017】請求項4記載の本発明は、制御対象となる
被制御機器自身の識別情報を保持する自己識別情報保持
手段を有する前記被制御機器から送信されてくる前記識
別情報を格納するための機器識別情報格納手段と、前記
識別情報を前記機器識別情報格納手段へ格納するか否か
の切り替えを行う第1の切り替え手段と、前記第1の切
り替え手段の切り替え状態に基づいて、前記被制御機器
に対して前記被制御機器の識別情報の前記送信を要求
し、前記識別情報を取得する識別情報取得手段とを備え
た制御装置である。
【0018】請求項5記載の本発明は、制御対象となる
被制御機器と、通信により前記被制御機器を制御する制
御装置とを備えた初期設定可能通信システムであって、
前記被制御機器には、被制御機器自身の識別情報を保持
する自己識別情報保持手段が設けられており、前記制御
装置には、送信されてくる前記被制御機器の識別情報を
格納するための機器識別情報格納手段と、前記識別情報
を前記機器識別情報格納手段へ格納するか否かの切り替
えを行う第1の切り替え手段と、前記第1の切り替え手
段の切り替え状態に基づいて、前記被制御機器に対して
前記被制御機器の識別情報の前記送信を要求し、前記識
別情報を取得する識別情報取得手段とが設けられている
初期設定可能通信システムである。
【0019】これにより、例えば、利用者は制御装置の
第1の切り替え手段の開閉操作という簡単な操作のみで
通信初期設定を行うことが可能となる。
【0020】請求項6記載の本発明は、上記送信要求に
対し、前記自己識別情報保持手段に保持される前記識別
情報を送信するか否かの切り替えを行う第2の切り替え
手段を前記被制御機器に備えた初期設定可能通信システ
ムである。
【0021】これにより、各機器の第2のスイッチの開
閉で機器の制御許可/禁止が可能となる。
【0022】請求項7記載の本発明は、上記識別情報取
得手段は、前記送信を要求する場合、複数の前記被制御
機器に対して一斉同時に前記送信要求を伝送する初期設
定可能通信システムである。
【0023】これにより、通信手段に一斉同報手段を備
えることによりアドレス不明の機器にもアドレス問い合
わせが可能となる他、通信量(トラフィック)の低減が
可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0025】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態における初期設定可能通信システムを示す
ブロック図である。
【0026】図1に示す様に、本実施の形態の構成と、
図8に示す従来の初期設定可能通信システムの構成との
主な相違点は、次の通りである。
【0027】即ち、上記相違点は、本実施の形態では、
制御装置50の通信手段31と通信相手アドレス設定保
持手段14の間に、通常は接続が切断されている第1の
スイッチ61が設けられている点、又、第1のスイッチ
61の開閉状態を検知し、通信相手アドレスの自動取得
をする通信相手アドレス取得手段62が設けられている
点、そして、機器10の通信手段31と自己アドレス設
定保持手段11の間に通常は接続が切断されている第2
のスイッチ60が設けられている点、更に、通信相手ア
ドレス取得手段62に対して、アドレス取得動作の開始
を指示する動作開始指示スイッチ911が設けられた点
である。ここで、本発明の被制御機器は、機器10に対
応し、又、本発明の制御装置は、制御装置50に対応す
る。
【0028】尚、複数の機器10の内、アドレスを取得
すべき機器に対応して設定を切り替える機器設定切り替
え手段としての機器設定切り替えスライドスイッチ(以
下、これを単にスライドスイッチとも呼ぶ)910が制
御装置50に設けられている点は、従来と同じである。
上記スライドスイッチ910には、例えば、予め、テレ
ビ、ステレオ、エアコン1、エアコン2の4種類の機器
を区別する文字が表示されたスライド位置が予め設けら
れている。
【0029】ここで、本発明の自己識別情報保持手段
は、自己アドレス設定保持手段11に対応しており、
又、本発明の機器識別情報格納手段は、通信相手アドレ
ス設定保持手段14に対応している。又、本発明の第1
の切り替え手段は、第1のスイッチ61に対応し、又、
本発明の第2の切り替え手段は、第2のスイッチ60に
対応する。又、本発明の識別情報取得手段は、通信相手
アドレス取得手段62と通信手段31を含む手段であ
る。
【0030】このように構成された本発明の初期設定可
能通信システムの第1の実施の形態について、以下その
動作について述べ、同時に、本発明の被制御機器、及び
本発明の制御装置のそれぞれの動作も説明する。
【0031】先ず、従来例で述べた場合と同様に、自己
アドレスの設定を行う。その後に、利用者は、まず制御
装置50の第1のスイッチ61と機器10の第2のスイ
ッチ60を接続状態にする。ここで、自己アドレスの設
定の結果、機器10の自己アドレスは番号1、制御装置
50の自己アドレスは番号7であるとする。
【0032】次に、利用者は、制御装置50の機器設定
切り替えスライドスイッチ910をスライドさせて、
今、アドレスの設定を行おうとしている機器10に対応
する設定位置にセットする。
【0033】即ち、アドレスの設定を行おうとしている
機器10が、例えばエアコン2の場合であれば、上記ス
ライドスイッチ910をエアコン2の文字表示の位置に
セットする。尚、このように、アドレス設定を行おうと
する機器に対応して、上記スライドスイッチ910を切
り替えることにより次のような効果を有する。即ち、各
機器10を制御装置50を用いて使用する場合に、上記
スライドスイッチ910を、制御したい機器を示す文字
表示位置にスライドさせることにより、制御対象となる
機器の設定が可能となる。これにより、制御装置50に
設けられた同一のボタン12に対して、各機器毎の個別
機能を重複して持たせておいても、上記スライドスイッ
チ910の設定によりボタン12の機能が設定された機
器用に設定される。そのため、制御対象の機器の数が増
えても、ボタン12の数は多くならない。
【0034】次に、利用者は、動作開始指示スイッチ9
11を押す。動作開始指示スイッチ911からの信号に
より、制御装置50の通信相手アドレス取得手段62
は、前記第1のスイッチ61が接続されているか否かを
調べる。そして、接続されていることを検知し、通信手
段31を利用してアドレス問い合わせを通信媒体20を
介して行う。 アドレス問い合わせの内容は、送信元の
アドレス、宛先アドレス、通信データという構成で、こ
の場合には送信元アドレスは制御装置50のアドレス番
号1となる。宛先アドレスは現時点で不明なため、アド
レスの取得対象となる可能性のある全ての機器の各アド
レスに対して順次送信する。本実施の形態ではアドレス
番号1から順番に送信していく。
【0035】通信データは、アドレス問い合わせを意味
するリクエストとなる。図2のA)に通信フォーマット
を、宛先アドレスが1番の時の送信内容の例を図2の
B)に示す。機器10のアドレスは番号1なので、上記
通信の宛先アドレスが1番の時に、機器10の通信手段
31はこの通信を受信する。機器10の通信手段31は
この問い合わせに答え、自己アドレス設定保持手段11
の内容であるアドレス1番を、送信元アドレス7番であ
る制御装置50に対して返信する。この際の返信の例を
図2のC)に示した。
【0036】この時、機器10の第2のスイッチ60が
切断されていた場合には、通信手段31は自己アドレス
設定保持手段11からアドレスを調べることができない
ため返信することができない。
【0037】すなわち、制御装置50と故意に通信させ
ないでおきたい場合には、利用者は前記第2のスイッチ
60を切断しておけばよいことになる。このような例
は、機器10が故障している場合や、システム内に許さ
れる接続機器数を越えた場合(例えばアドレスの上限が
7なのに機器が8台以上有り8台目以降の機器の場
合)、または、同種の機器が複数ありそのうちの1つだ
けを制御したい場合などに適用される。このように機器
があっても返信しない場合や、元々機器のない場合に
は、送信元である制御装置50には返信が帰らないこと
になる。制御装置50の通信相手アドレス取得手段62
は、予め定められたタイムアウト時間内に返信があった
場合には、返信のアドレスを通信相手アドレス設定保持
手段14に保持し、タイムアウト時間内に返信が無かっ
た場合には該当アドレスは無視する。図3に上述した通
信の手順を示す。
【0038】以上の動作により、制御装置50の通信相
手アドレス設定保持手段14には機器10のアドレス1
番が保持されたので、以後制御装置50のボタン12が
押された後の動作については従来例と同様となる。
【0039】また、図3の手順では各機器への問い合わ
せは各機器ごとに行うが、前記通信手段31に前記各機
器に一斉同時に同じ情報を伝送することが可能な一斉同
報手段を備えれば、一斉に問い合わせることが可能とな
る。この様子を図4に示す。一斉同報手段を用いれば、
各機器のアドレスが不明であっても問い合わせ可能とす
る効果の他に、通信量(通信トラフィック)の低減を図
る効果も併せ持つ。
【0040】なお、実施の形態1では自己アドレスの設
定を手動で行うとしたが、システム内で唯一のアドレス
を確保できる程度にアドレス数を十分大きくとり機器の
出荷時に設定してしまえば、以後設定する必要はなくな
り通信初期設定の大半を自動化することが可能となる。
【0041】また通信媒体は、無線通信では微弱無線、
特定小電力無線、PHSデータ通信、ミリ波無線、赤外
線などの媒体、有線通信では光ファイバ、同軸ケーブ
ル、ツイストペア線、電灯線等の媒体が挙げられる。
【0042】尚、上記の構成では、機器設定切り替えス
ライドスイッチ910を設けていたが、これに限らず例
えば、上記アドレスとして、単に機器自体を区別するた
めの番号以外に、各機器の種類等を識別出来る種類識別
情報をも設けておき、アドレスの取得に際し、上記種類
識別情報をも取得する構成でもよい。この場合、アドレ
スの初期設定に際し、上述した機器設定切り替えスライ
ドスイッチ910は必要としない。但し、制御装置50
を用いて、各機器を制御する場合のために、利用者が制
御したい機器を選択するための、上記識別情報に基づく
機器の表示を行う液晶表示等の表示手段が制御装置50
上において必要となる。
【0043】このように実施の形態1によれば、制御装
置の通信手段と通信相手アドレス設定保持手段の間に第
1のスイッチを設け、このスイッチの接続を検知して作
動する通信相手アドレス取得手段により、各機器にアド
レスの問い合わせを通信手段、通信媒体を介して行う。
さらに、機器の通信手段と自己アドレス設定保持手段の
間に第2のスイッチを設けて、このスイッチが接続され
ている機器のみから返信をもらい、通信相手アドレス取
得手段はこの返信のあったアドレスのみを通信相手設定
保持手段に設定保持することにより、利用者は、上記前
記2種類の第1及び第2のスイッチの開閉を行うのみの
操作で通信初期設定を行え、簡単な通信初期設定の実現
が可能となる。
【0044】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図面を参照して説明する。
【0045】図5は本発明の第2の実施の形態における
初期設定可能通信システムを示すブロック図である。
【0046】本実施の形態は、上述した第1の実施の形
態に本発明の外部通信装置および外部通信センターを加
えたものである。従って、本実施の形態において、第1
の実施の形態と同様の物については同一符号を付与し、
説明を省略する。また、特に説明のないものについては
第1の実施の形態と同じとする。尚、第1の実施の形態
で述べた、第1のスイッチ61,第2のスイッチ60
は、ここでは設けられていない。
【0047】図5は、第1の機器70と第2の機器80
と、制御装置400と、外部通信装置200とが、通信
媒体20で接続され相互に通信可能であり、前記外部通
信装置200は、外部通信機能201を介して公衆回線
等の外部通信媒体90で接続される外部通信センター3
00で構成される。各機器および制御装置の内部構成は
第1の実施の形態で説明した通りであるが、第1の実施
の形態で備えられていた第1および第2のスイッチは第
2の実施の形態では備えず、また第2の実施の形態の制
御装置400には通信相手アドレス取得保持手段401
が第1の実施の形態における通信相手アドレス設定保持
手段14の代わりに備えられている。前記通信相手アド
レス取得保持手段401は、前記通信手段31を介し
て、前記外部通信装置200と通信し、さらに前記外部
通信装置200に備えられている外部通信手段201を
通じて、前記外部通信センター300内のシステム構成
データベース202より、通信相手アドレスを取得す
る。
【0048】このように構成された本発明の初期設定可
能通信システムの第2の実施の形態について以下その動
作について述べる。
【0049】使用者は、前記各機器、制御装置、外部通
信装置を同時または個別に店舗等で購入するが、この際
に工場、店舗等の供給側で各機器のもつ自己アドレスを
設定する。
【0050】この場合自己アドレスは、設置場所を示す
ハウスコード、設置システムでのサブシステムのIDを
示すサブシステムID、機器の種類を示すデバイスI
D、機器番号を示すデバイス番号で構成される。図6の
A)に自己アドレスフォーマットを示す。サブシステム
の例としては、A家に設置されたエアコンサブシステム
とキッチンサブシステムといった具合となる。このイメ
ージ図を図7に示す。図7の構成は前記図5の構成と同
様であり、同一符号をつけたものは図5の説明通りの機
能を有する。図7では、通信媒体20で接続されている
機器として、前記外部通信装置200、前記制御装置4
00の他、エアコンサブシステム510と、キッチンサ
ブシステム520が接続され、前記エアコンサブシステ
ム510は、第1の室内機500と、第2の室内機50
1および室外機502で構成され、前記キッチンサブシ
ステム520は、冷蔵庫503と、電子レンジ504で
構成されている。
【0051】これらの機器は全てA家600に設置され
ている。従って前記ハウスコードはA家であることを示
すコードとなる。前記エアコンサブシテムの第1の室内
機500の自己アドレスおよび前記キッチンサブシステ
ムの冷蔵庫503の自己アドレスの例を図6B)および
C)に示す。次に、各機器の自己アドレスを設定した供
給側では、設定情報を前記外部通信センター300内の
システム構成データベース202に蓄積する。図7の例
では「A家には、前記外部通信装置200、前記制御装
置400の他、エアコンサブシステム510と、キッチ
ンサブシステム520が接続され、前記エアコンサブシ
ステム510は、第1の室内機500と、第2の室内機
501および室外機502で構成され、前記キッチンサ
ブシステム520は、冷蔵庫503と、電子レンジ50
4で構成されている。」といった内容が前記システム構
成データベース202に蓄積されたことになる。
【0052】次に、利用者が前記制御装置400を利用
して各機器を制御する動作を説明する。
【0053】図5において、前記制御装置400の前記
通信相手アドレス取得保持手段401にはこの時点では
まだなんの情報も保持されていない。従ってたとえ前記
制御装置400のボタン12が押され、それを検知した
前記制御内容発生手段13が例えば「電源投入」という
ような制御内容を発生したとしても、前記通信相手アド
レス取得保持手段401に通信相手アドレスが保持され
ていない故に、前記通信手段31に通信データを送るこ
とはできず、どの機器も制御することはできない。通信
相手アドレスを取得するために、前記通信相手アドレス
取得保持手段401は、前記外部通装置200と前記通
信手段31を利用して通信し、通信相手アドレス取得保
持手段401が保持すべき通信相手アドレスを問い合わ
せる。問い合わせは、さらに前記外部通信装置200の
前記外部通信機能201、外部通信媒体90、前記外部
通信センター300の前記外部通信機能201を介し
て、前記システム構成データベース202にアクセスさ
れる。これにより、制御装置400が制御すべき機器の
アドレスを参照できる。制御機器400の制御対象機器
が前記エアコンサブシステムの第1の室内機であれば、
該当するアドレスを前記システム構成データベース20
2より抽出し、前記制御装置400の前記通信相手アド
レス取得保持手段401に前述した経路を逆にたどって
これを保持する。この際に制御対象機器の選択方法は、
上述した図6の自己アドレスフォーマットにより、実際
の機器に関わらずエアコンデバイスのデバイスNo.1
を制御するとあらかじめ定めておく方法もとれるし、図
5には記さなかったが、前記制御装置400になんらか
の入力手段と表示手段を備え、利用者が前記システム構
成データベース202の内容を前記表示手段に表示さ
せ、前記入力手段を利用して制御対象機器を選択する方
法であってもよい。
【0054】このようにして、前記通信相手アドレス取
得保持手段401に適当な通信相手アドレスが保持され
た。以後の動作は、本発明の実施の形態1と同様とな
る。
【0055】このように実施の形態2によれば、各機器
の自己アドレスを設置場所を示すハウスコード、設置シ
ステムでのサブシステムのIDを示すサブシステムI
D、機器の種類を示すデバイスID、機器番号を示すデ
バイス番号で構成させ、これを各機器の出荷時または販
売時に設定し、外部通信センターのシステム構成データ
ベースに蓄積していくことにより、制御装置が前記シス
テム構成データベースを外部通信装置を利用して参照す
ることで、制御装置が制御すべき機器のアドレスを機器
の設置後に取得することが可能となり、機器構成の変更
にも対応することができる通信初期設定の実現が可能と
なる。
【0056】なお、前記外部通信センターの前記システ
ム構成データベースを暗号化し、暗号解読鍵をもたない
関係者以外が前記システム構成データベースを更新不可
能とすることで、各家の機器構成を秘密とすることがで
き、プライバシーを守るとともに、セキュリティ面での
効果が期待できる。
【0057】また、前記外部通信センターの前記システ
ム構成データベースを前記外部通信機能からアクセスし
て更新可能とし、前記外部通信センター以外の場所から
前記システム構成データベースを変更可能とさせること
で、いちいち外部通信センターでシステム構成データベ
ースを更新しなくとも任意の場所から遠隔操作でシステ
ム構成データベースを更新可能とすることができる。
【0058】ことろで、以上述べた各実施の形態の何れ
か一つに記載の各手段(又はステップ)の全部又は一部
の手段(又はステップ)の機能(又は処理内容)をコン
ピュータに実行させるためのプログラムを記録した磁気
記録媒体や光ディスクなどの媒体を作成し、これを利用
して上記動作を実行させても同様の効果を得る。
【0059】以上述べたように、上記実施の形態の初期
設定可能通信システムは、機器と、これを通信を介して
制御する制御装置で構成され、各機器および制御装置に
は通信手段と、通信上での自己アドレスを保持する自己
アドレス設定保持手段と、通信する相手のアドレスを設
定保持する通信相手アドレス設定保持手段を備え、前記
自己アドレスを設置場所を示すハウスコード、設置シス
テムでのサブシステムのIDを示すサブシステムID、
機器の種類を示すデバイスID、機器番号を示すデバイ
ス番号で構成される。
【0060】これにより、前記自己アドレスを設置場所
を示すハウスコード、設置システムでのサブシステムの
IDを示すサブシステムID、機器の種類を示すデバイ
スID、機器番号を示すデバイス番号で構成することに
より、機器の種類、設置場所等によってアドレスを指定
可能な効果と共に、アドレスの一部が不明であっても部
分的にアドレスを指定することが可能とする効果もあわ
せもつ。
【0061】又、上記実施の形態の初期設定可能通信シ
ステムは、機器と、これを通信を介して制御する制御装
置と、公衆回線などの外部通信媒体を介して外部通信セ
ンターと通信可能な外部通信装置で構成され、各機器お
よび制御装置には通信手段と、通信上での自己アドレス
を保持する自己アドレス設定保持手段と、通信する相手
のアドレスを設定保持する通信相手アドレス設定保持手
段を備え、前記外部通信センターには、前記各機器の自
己アドレスを蓄積するシステム構成データベースが備え
られ、前記制御装置は前記外部通信装置を介して前記外
部通信センターの前記システム構成データベースをアク
セスして適当な通信相手アドレスを抽出し、これを前記
通信相手アドレス設定保持手段に保持する。
【0062】これにより、外部通信センターに前記各機
器の自己アドレスを蓄積するシステム構成データベース
が備えることにより、機器設置後に前記データベースを
アクセスするだけで機器アドレスが判明する効果があ
る。
【0063】又、上記実施の形態の初期設定可能通信シ
ステムは、前記制御装置の前記通信相手アドレス設定保
持手段に保持されるアドレスには予め前記デバイスI
D、デバイス番号だけが保持されていて、後に前記制御
装置から前記外部通信装置および前記外部通信センター
の前記システム構成データベースにアクセスし、前記ア
ドレスの不足部分を補う。
【0064】又、上記実施の形態の初期設定可能通信シ
ステムは、前記制御装置に入力手段と表示手段を備え、
前記制御装置から前記外部通信装置および前記外部通信
センターの前記システム構成データベースにアクセスし
前記表示手段にこれを表示させ、前記入力手段を利用し
て適当なアドレスを選択し、前記制御装置の前記通信相
手アドレス設定保持手段前記アドレスの不足部分を補
う。
【0065】又、上記実施の形態の初期設定可能通信シ
ステムは、前記外部通信センターの前記システム構成デ
ータベースを暗号化し、暗号解読鍵をもたない関係者以
外が前記システム構成データベースを更新不可能とす
る。
【0066】これにより、前記外部通信センターの前記
システム構成データベースを暗号化し、暗号解読鍵をも
たない関係者以外が前記システム構成データベースを更
新不可能とする効果をもつ。
【0067】又、上記実施の形態の初期設定可能通信シ
ステムは、前記外部通信センターの前記システム構成デ
ータベースを前記外部通信機能からアクセスして更新可
能とし、前記外部通信センター以外の場所から前記シス
テム構成データベースを変更可能とさせる。
【0068】これにより、前記外部通信センターの前記
システム構成データベースを前記外部通信機能からアク
セスして更新可能とし、前記外部通信センター以外の場
所から前記システム構成データベースを変更可能とさせ
る効果がある。
【0069】尚、上記実施の形態では、制御装置が機器
に対して、通信相手アドレスの送信要求を行う場合につ
いて説明したが、これに限らず例えば、機器に設けられ
た上記第2のスイッチのon/off状態をその機器自
身が検知して、on状態であれば、制御装置に対して、
その機器の自己アドレスを送信するという構成、即ち、
機器自身が主体的に自己アドレスの送信を実行する構成
としてもよい。この場合も上記と同様、制御装置の第1
のスイッチとその制御対象となる機器の第2のスイッチ
は、例えば使用者によってonされている必要がある。
【0070】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、初期設定が従来に比べてより一層簡単に出来る
という長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の初期設定可能通信システムの第1の実
施の形態のブロック図
【図2】(A)〜(C):本発明の第1の実施の形態の
通信フォーマット図
【図3】本発明の第1の実施の形態の通信手順を示した
【図4】本発明の第1の実施の形態の通信手順を示した
【図5】本発明の初期設定可能通信システムの第2の実
施の形態のブロック図
【図6】(A)〜(C):本発明の第2の実施の形態の
自己アドレスフォーマットを示した図
【図7】本発明の第2の実施の形態のイメージ図
【図8】従来の初期設定可能通信システムのブロック図
【符号の説明】
10 機器(被制御機器) 11 自己アドレス設定保持手段 14 通信相手アドレス設定保持手段 20 通信媒体 31 通信手段 50 制御装置 60 第2のスイッチ60 61 第1のスイッチ61 62 通信相手アドレス取得手段 90 外部通信媒体 200 外部通信装置 201 外部通信機能 202 システム構成データベース 300 外部通信センター 400 制御装置 401 通信相手アドレス取得保持手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御機器自身の識別情報を保持する自
    己識別情報保持手段を備えたことを特徴とする被制御機
    器。
  2. 【請求項2】 被制御機器自身の識別情報を保持する自
    己識別情報保持手段を備え、 前記被制御機器は制御装置によって制御され、 前記制御装置には、送信されてくる前記識別情報を格納
    するための機器識別情報格納手段が設けられ、又、前記
    識別情報を前記機器識別情報格納手段へ格納するか否か
    の切り替えを行う第1の切り替え手段が設けられ、又、
    前記第1の切り替え手段の切り替え状態に基づいて、前
    記被制御機器に対して前記被制御機器の識別情報の前記
    送信を要求し、前記識別情報を取得する識別情報取得手
    段が設けられていることを特徴とする被制御機器。
  3. 【請求項3】 前記送信要求に対し、前記自己識別情報
    保持手段に保持される前記識別情報を送信するか否かの
    切り替えを行う第2の切り替え手段を備えたことを特徴
    とする請求項2記載の被制御機器。
  4. 【請求項4】 制御対象となる被制御機器自身の識別情
    報を保持する自己識別情報保持手段を有する前記被制御
    機器から送信されてくる前記識別情報を格納するための
    機器識別情報格納手段と、 前記識別情報を前記機器識別情報格納手段へ格納するか
    否かの切り替えを行う第1の切り替え手段と、 前記第1の切り替え手段の切り替え状態に基づいて、前
    記被制御機器に対して前記被制御機器の識別情報の前記
    送信を要求し、前記識別情報を取得する識別情報取得手
    段とを備えたことを特徴とする制御装置。
  5. 【請求項5】 制御対象となる被制御機器と、通信によ
    り前記被制御機器を制御する制御装置とを備えた初期設
    定可能通信システムであって、 前記被制御機器には、被制御機器自身の識別情報を保持
    する自己識別情報保持手段が設けられており、 前記制御装置には、送信されてくる前記被制御機器の識
    別情報を格納するための機器識別情報格納手段と、前記
    識別情報を前記機器識別情報格納手段へ格納するか否か
    の切り替えを行う第1の切り替え手段と、前記第1の切
    り替え手段の切り替え状態に基づいて、前記被制御機器
    に対して前記被制御機器の識別情報の前記送信を要求
    し、前記識別情報を取得する識別情報取得手段とが設け
    られていることを特徴とする初期設定可能通信システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記送信要求に対し、前記自己識別情報
    保持手段に保持される前記識別情報を送信するか否かの
    切り替えを行う第2の切り替え手段を前記被制御機器に
    備えたことを特徴とする請求項5記載の初期設定可能通
    信システム。
  7. 【請求項7】 前記識別情報取得手段は、前記送信を要
    求する場合、複数の前記被制御機器に対して一斉同時に
    前記送信要求を伝送することを特徴とする請求項5又は
    6記載の初期設定可能通信システム。
  8. 【請求項8】 前記被制御機器は複数あり、前記複数の
    被制御機器の内、前記識別情報を取得すべき被制御機器
    に対応して設定を切り替える機器設定切り替え手段が前
    記制御装置に設けられており、 前記機器設定切り替え手段の前記設定情報に基づいて、
    前記各被制御機器の前記制御が行われることを特徴とす
    る請求項6記載の初期設定可能通信システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜3の何れか一つに記載の各手
    段の全部又は一部の手段の機能をコンピュータに実行さ
    せるためのプログラムを記録したことを特徴とする媒
    体。
  10. 【請求項10】 請求項4に記載の各手段の全部又は一
    部の手段の機能をコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録したことを特徴とする媒体。
  11. 【請求項11】 請求項5〜8の何れか一つの請求項に
    記載の各手段の全部又は一部の手段の機能をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴
    とする媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003032255A (ja) * 2001-07-16 2003-01-31 Japan Tobacco Inc 端末制御システム
JP2006060708A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Matsushita Electric Works Ltd 機器監視制御装置及び該機器監視制御装置を備えた機器監視制御システム
JP2009049590A (ja) * 2007-08-16 2009-03-05 Sony Corp リモートコントロールシステム、受信装置および電子機器
US7639155B2 (en) 2001-07-13 2009-12-29 Simu Method for transmitter and receiver matching
CN103134150A (zh) * 2011-12-05 2013-06-05 大金工业株式会社 空调室内机

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