JPH11103898A - B型肝炎ウイルスの型分類方法並びにそのためのプライマー及びプローブ - Google Patents
B型肝炎ウイルスの型分類方法並びにそのためのプライマー及びプローブInfo
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- JPH11103898A JPH11103898A JP9282784A JP28278497A JPH11103898A JP H11103898 A JPH11103898 A JP H11103898A JP 9282784 A JP9282784 A JP 9282784A JP 28278497 A JP28278497 A JP 28278497A JP H11103898 A JPH11103898 A JP H11103898A
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- hepatitis
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 臨床症状との相関性が従来の血清学的分類法
による場合よりも高くなるHBVの新規分類方法の提
供。 【解決手段】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の22n
tがシトシンであるか否か、166ntがアデニンであ
るか否か、169ntがチミンであるか否か、又は17
6ntがグアニンであるか否かを調べることにより、B
型肝炎ウイルスのgdw2型をこれ以外の型から識別す
ることから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法;B型
肝炎ウイルスのS遺伝子中の390ntがシトシンであ
るか否か、又は392ntがアデニンであるか否かを調
べることにより、B型肝炎ウイルスのgdw1型をこれ
以外の型から識別することから成る、B型肝炎ウイルス
の型分類方法;B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の401
ntがアデニンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgyw型をこれ以外の型から識別するこ
とから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法;及びその
他のB型肝炎ウイルスの型分類方法の提供。
による場合よりも高くなるHBVの新規分類方法の提
供。 【解決手段】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の22n
tがシトシンであるか否か、166ntがアデニンであ
るか否か、169ntがチミンであるか否か、又は17
6ntがグアニンであるか否かを調べることにより、B
型肝炎ウイルスのgdw2型をこれ以外の型から識別す
ることから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法;B型
肝炎ウイルスのS遺伝子中の390ntがシトシンであ
るか否か、又は392ntがアデニンであるか否かを調
べることにより、B型肝炎ウイルスのgdw1型をこれ
以外の型から識別することから成る、B型肝炎ウイルス
の型分類方法;B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の401
ntがアデニンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgyw型をこれ以外の型から識別するこ
とから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法;及びその
他のB型肝炎ウイルスの型分類方法の提供。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、B型肝炎ウイルス
(以下、「HBV」ということがある)の型分類方法並
びにそのためのプライマー及びプローブに関する。
(以下、「HBV」ということがある)の型分類方法並
びにそのためのプライマー及びプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】HBVは世界に2億人の感染者が推定さ
れている、急性又は慢性肝疾患、さらには肝硬変、肝癌
に至る病原ウイルスである。B型肝炎患者の血清中に
は、小型粒子(22nm、表面抗原蛋白粒子)、管状粒
子(小型粒子が連なったもの)、そしてウイルス本体と
考えられるDane粒子(42nm)のvirionが
存在している(Dane DS et al., Lancet, i, 659-698,
1970) 。これらは全て、HBs抗原と呼ばれる表層蛋白
を持つ(Blum HE et al., Trnds in Genetics, 5,154-1
58, 1989)が、Dane粒子だけがDNAを有し複製可
能である。
れている、急性又は慢性肝疾患、さらには肝硬変、肝癌
に至る病原ウイルスである。B型肝炎患者の血清中に
は、小型粒子(22nm、表面抗原蛋白粒子)、管状粒
子(小型粒子が連なったもの)、そしてウイルス本体と
考えられるDane粒子(42nm)のvirionが
存在している(Dane DS et al., Lancet, i, 659-698,
1970) 。これらは全て、HBs抗原と呼ばれる表層蛋白
を持つ(Blum HE et al., Trnds in Genetics, 5,154-1
58, 1989)が、Dane粒子だけがDNAを有し複製可
能である。
【0003】現在では、このHBs抗原は血清学的な手
法を用いて分類されている。最終的には、共通抗原
「a」、一対の「d」と「y」、及び一対の「w」と
「r」から成る、adr、adw、ayw、ayrの4
つのサブタイプに集約された(Couruce-P AM et al., V
ox Sang, 44, 197-211, 1983) 。
法を用いて分類されている。最終的には、共通抗原
「a」、一対の「d」と「y」、及び一対の「w」と
「r」から成る、adr、adw、ayw、ayrの4
つのサブタイプに集約された(Couruce-P AM et al., V
ox Sang, 44, 197-211, 1983) 。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記4つのタ
イプに分類されない「ad」及び「aw」の存在が確認
されており、また、臨床との相関性で不都合も生じてい
る。日本では予後良好と考えられているadw(Guerre
ro E et al., Mol. Immunol. 27, 435-441, 1990)が9
0%以上を占める台湾で、肝硬変、肝癌が多発している
という報告(ChenDS et al., Springer-verlag, 71-80,
1987) がある。従って、同じadwであっても、臨床
症状が著しく異なる場合があることが予想される。
イプに分類されない「ad」及び「aw」の存在が確認
されており、また、臨床との相関性で不都合も生じてい
る。日本では予後良好と考えられているadw(Guerre
ro E et al., Mol. Immunol. 27, 435-441, 1990)が9
0%以上を占める台湾で、肝硬変、肝癌が多発している
という報告(ChenDS et al., Springer-verlag, 71-80,
1987) がある。従って、同じadwであっても、臨床
症状が著しく異なる場合があることが予想される。
【0005】従って、本発明の目的は、臨床症状との相
関性が従来の血清学的分類法による場合よりも高くな
る、HBVの新規な分類方法並びにそれに用いられるプ
ライマー及びプローブを提供することである。
関性が従来の血清学的分類法による場合よりも高くな
る、HBVの新規な分類方法並びにそれに用いられるプ
ライマー及びプローブを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、鋭意研究
の結果、HBVのS遺伝子の塩基配列に基づく新たな分
類方を開発し、これによってHBVを4種類のゲノタイ
プに分類することに成功し、かつ、この分類法によれば
臨床症状との相関性も従来の血清学的方法よりも高くな
ることを確認して本発明を完成した。
の結果、HBVのS遺伝子の塩基配列に基づく新たな分
類方を開発し、これによってHBVを4種類のゲノタイ
プに分類することに成功し、かつ、この分類法によれば
臨床症状との相関性も従来の血清学的方法よりも高くな
ることを確認して本発明を完成した。
【0007】本発明では、HBVのS遺伝子をgdw
1、gdw2、gdr、gyrの4種類に分類する。こ
れによると、従来の血清学的分類法によるadwがgd
w1、gdw2及びdgrの3種類に分類され、予後の
良好な沖繩より分離されたHIVはgdw2、予後の悪
いHBVはgdw1、gdrに分類される。
1、gdw2、gdr、gyrの4種類に分類する。こ
れによると、従来の血清学的分類法によるadwがgd
w1、gdw2及びdgrの3種類に分類され、予後の
良好な沖繩より分離されたHIVはgdw2、予後の悪
いHBVはgdw1、gdrに分類される。
【0008】すなわち、本発明は、B型肝炎ウイルスの
S遺伝子中の22nt(「〜nt」は、第〜番目のヌク
レオチドという意味)がシトシンであるか否かを調べる
ことにより、B型肝炎ウイルスのgdw2型をこれ以外
の型から識別することから成る、B型肝炎ウイルスの型
分類方法を提供する。また、本発明は、B型肝炎ウイル
スのS遺伝子中の166ntがアデニンであるか否かを
調べることにより、B型肝炎ウイルスのgdw2型をこ
れ以外の型から識別することから成る、B型肝炎ウイル
スの型分類方法を提供する。さらに、本発明は、B型肝
炎ウイルスのS遺伝子中の169ntがチミンであるか
否かを調べることにより、B型肝炎ウイルスのgdw2
型をこれ以外の型から識別することから成る、B型肝炎
ウイルスの型分類方法を提供する。さらに、本発明は、
B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の176ntがグアニン
であるか否かを調べることにより、B型肝炎ウイルスの
gdw2型をこれ以外の型から識別することから成る、
B型肝炎ウイルスの型分類方法を提供する。さらに、本
発明は、B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の390ntが
シトシンであるか否かを調べることにより、B型肝炎ウ
イルスのgdw1型をこれ以外の型から識別することか
ら成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法を提供する。さ
らに、本発明は、B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の39
2ntがアデニンであるか否かを調べることにより、B
型肝炎ウイルスのgdw1型をこれ以外の型から識別す
ることから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法を提供
する。さらに、本発明は、B型肝炎ウイルスのS遺伝子
中の401ntがアデニンであるか否かを調べることに
より、B型肝炎ウイルスのgyw型をこれ以外の型から
識別することから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法
を提供する。さらに、本発明は、B型肝炎ウイルスのS
遺伝子中の337ntがアデニンであるか否かを調べる
ことにより、B型肝炎ウイルスのgdr型をこれ以外の
型から識別することから成る、B型肝炎ウイルスの型分
類方法を提供する。さらに、本発明は、これらの本発明
の方法に用いられるオリゴヌクレオチドプライマー、オ
リゴヌクレオチドプローブ及び競合オリゴヌクレオチド
を提供する。
S遺伝子中の22nt(「〜nt」は、第〜番目のヌク
レオチドという意味)がシトシンであるか否かを調べる
ことにより、B型肝炎ウイルスのgdw2型をこれ以外
の型から識別することから成る、B型肝炎ウイルスの型
分類方法を提供する。また、本発明は、B型肝炎ウイル
スのS遺伝子中の166ntがアデニンであるか否かを
調べることにより、B型肝炎ウイルスのgdw2型をこ
れ以外の型から識別することから成る、B型肝炎ウイル
スの型分類方法を提供する。さらに、本発明は、B型肝
炎ウイルスのS遺伝子中の169ntがチミンであるか
否かを調べることにより、B型肝炎ウイルスのgdw2
型をこれ以外の型から識別することから成る、B型肝炎
ウイルスの型分類方法を提供する。さらに、本発明は、
B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の176ntがグアニン
であるか否かを調べることにより、B型肝炎ウイルスの
gdw2型をこれ以外の型から識別することから成る、
B型肝炎ウイルスの型分類方法を提供する。さらに、本
発明は、B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の390ntが
シトシンであるか否かを調べることにより、B型肝炎ウ
イルスのgdw1型をこれ以外の型から識別することか
ら成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法を提供する。さ
らに、本発明は、B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の39
2ntがアデニンであるか否かを調べることにより、B
型肝炎ウイルスのgdw1型をこれ以外の型から識別す
ることから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法を提供
する。さらに、本発明は、B型肝炎ウイルスのS遺伝子
中の401ntがアデニンであるか否かを調べることに
より、B型肝炎ウイルスのgyw型をこれ以外の型から
識別することから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法
を提供する。さらに、本発明は、B型肝炎ウイルスのS
遺伝子中の337ntがアデニンであるか否かを調べる
ことにより、B型肝炎ウイルスのgdr型をこれ以外の
型から識別することから成る、B型肝炎ウイルスの型分
類方法を提供する。さらに、本発明は、これらの本発明
の方法に用いられるオリゴヌクレオチドプライマー、オ
リゴヌクレオチドプローブ及び競合オリゴヌクレオチド
を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の分類法により分類される
gdw2のゲノムの塩基配列はGenBank Accession No.
D00331に記載されている。gdw2のS遺伝子は、図1
及び図2に示されるように、S遺伝子の22nt、16
6nt、169nt及び176ntが他の3つの分類型
と異なっている。すなわち、S遺伝子の22ntがシト
シン(他の型ではチミン)、166ntがアデニン(他
の型ではシトシン)、169ntがチミン(他の型では
シトシン)、そして176ntがグアニン(他の型では
アデニン)となっている。従って、これら4つの部位の
少なくともいずれか1つの塩基が、gdw2に特徴的な
塩基になっているか否かを調べることにより、そのHB
Vがdgw2か否かを識別することができる。
gdw2のゲノムの塩基配列はGenBank Accession No.
D00331に記載されている。gdw2のS遺伝子は、図1
及び図2に示されるように、S遺伝子の22nt、16
6nt、169nt及び176ntが他の3つの分類型
と異なっている。すなわち、S遺伝子の22ntがシト
シン(他の型ではチミン)、166ntがアデニン(他
の型ではシトシン)、169ntがチミン(他の型では
シトシン)、そして176ntがグアニン(他の型では
アデニン)となっている。従って、これら4つの部位の
少なくともいずれか1つの塩基が、gdw2に特徴的な
塩基になっているか否かを調べることにより、そのHB
Vがdgw2か否かを識別することができる。
【0010】本発明の分類法により分類されるgdw1
のゲノムの塩基配列はGenBank Accession No. X02763に
記載されている。gdw1のS遺伝子は、図3に示され
るように、S遺伝子の390ntがシトシン(他の型で
はアデニン)及び392ntがアデニン(他の型ではシ
トシン)となっている。従って、これら2つの部位の少
なくともいずれか1つの塩基が、gdw1に特徴的な塩
基になっているか否かを調べることにより、そのHBV
がdgw1か否かを識別することができる。
のゲノムの塩基配列はGenBank Accession No. X02763に
記載されている。gdw1のS遺伝子は、図3に示され
るように、S遺伝子の390ntがシトシン(他の型で
はアデニン)及び392ntがアデニン(他の型ではシ
トシン)となっている。従って、これら2つの部位の少
なくともいずれか1つの塩基が、gdw1に特徴的な塩
基になっているか否かを調べることにより、そのHBV
がdgw1か否かを識別することができる。
【0011】本発明の分類法により分類されるgywの
ゲノムの塩基配列はGenBank Accession No. J02203に記
載されている。gywのS遺伝子は、図4に示されるよ
うに、S遺伝子の401ntがアデニン(他の型ではチ
ミン)となっている。従って、401ntの塩基が、g
ywに特徴的なアデニンになっているか否かを調べるこ
とにより、そのHBVがgywか否かを識別することが
できる。
ゲノムの塩基配列はGenBank Accession No. J02203に記
載されている。gywのS遺伝子は、図4に示されるよ
うに、S遺伝子の401ntがアデニン(他の型ではチ
ミン)となっている。従って、401ntの塩基が、g
ywに特徴的なアデニンになっているか否かを調べるこ
とにより、そのHBVがgywか否かを識別することが
できる。
【0012】本発明の分類法により分類されるgdrの
ゲノムの塩基配列はGenBank Accession No. D12980に記
載されている。gdrのS遺伝子は、図5に示されるよ
うに、S遺伝子の337ntがシトシン(他の型ではア
デニン)となっている。従って、337ntの塩基が、
gdrに特徴的なシトシンになっているか否かを調べる
ことにより、そのHBVがgdrか否かを識別すること
ができる。
ゲノムの塩基配列はGenBank Accession No. D12980に記
載されている。gdrのS遺伝子は、図5に示されるよ
うに、S遺伝子の337ntがシトシン(他の型ではア
デニン)となっている。従って、337ntの塩基が、
gdrに特徴的なシトシンになっているか否かを調べる
ことにより、そのHBVがgdrか否かを識別すること
ができる。
【0013】従来のHBVの系統分類と、本発明による
分類型との関係を図6に示す。なお、分子系統解析は、
6−パラメーター法(Gojobori, et al., J. Mol. Evo
l. 18, 414-423, 1982)、unweighted pair grouping法
(Nei M., Molecular evolutionary genetics, Columbi
a Univ. Press, 1987)及びNJ methods (Saitou and Ne
i, Mol. Biol. Evol. 4, 406-425 (1987)を用いた。
分類型との関係を図6に示す。なお、分子系統解析は、
6−パラメーター法(Gojobori, et al., J. Mol. Evo
l. 18, 414-423, 1982)、unweighted pair grouping法
(Nei M., Molecular evolutionary genetics, Columbi
a Univ. Press, 1987)及びNJ methods (Saitou and Ne
i, Mol. Biol. Evol. 4, 406-425 (1987)を用いた。
【0014】上記した、各型に特異的な部位が上記各型
に特異的な塩基になっているか否かは、種々の方法によ
り調べることができ、どのような方法で調べる場合も本
発明の範囲に含まれる。例えば、制限酵素断片長多型を
利用した方法、プローブ法、制限酵素部位導入法、ダイ
レクトシークエンス、TaqManプローブ(商品名)を用い
る方法等を例示することができるがこれらに限定される
ものではない。
に特異的な塩基になっているか否かは、種々の方法によ
り調べることができ、どのような方法で調べる場合も本
発明の範囲に含まれる。例えば、制限酵素断片長多型を
利用した方法、プローブ法、制限酵素部位導入法、ダイ
レクトシークエンス、TaqManプローブ(商品名)を用い
る方法等を例示することができるがこれらに限定される
ものではない。
【0015】これらのうち、好ましい方法として、制限
酵素断片長多型を利用した方法、プローブ法及び制限酵
素部位導入法を挙げることができる。以下、これらにつ
いて説明する。
酵素断片長多型を利用した方法、プローブ法及び制限酵
素部位導入法を挙げることができる。以下、これらにつ
いて説明する。
【0016】制限酵素断片長多型を利用した方法(RF
LP法)は、上記した、各型に特異的な部位が各型に特
異的な塩基になっているか否かによって、制限酵素によ
り切断されるか否かが異なってくる制限酵素で検体遺伝
子を消化し、消化物の断片の大きさを調べることによ
り、該制限酵素で検体遺伝子が切断されたか否かを調
べ、それによって検体遺伝子がその型であるか否かを判
定する方法である。消化物の断片の大きさは通常、電気
泳動により調べられる。また、判定の感度を高めるため
に、検体遺伝子の消化すべき領域を先ず遺伝子増幅法に
より増幅した後、制限酵素による消化を行うことが好ま
しい(いわゆるPCR−RFLP法等)。
LP法)は、上記した、各型に特異的な部位が各型に特
異的な塩基になっているか否かによって、制限酵素によ
り切断されるか否かが異なってくる制限酵素で検体遺伝
子を消化し、消化物の断片の大きさを調べることによ
り、該制限酵素で検体遺伝子が切断されたか否かを調
べ、それによって検体遺伝子がその型であるか否かを判
定する方法である。消化物の断片の大きさは通常、電気
泳動により調べられる。また、判定の感度を高めるため
に、検体遺伝子の消化すべき領域を先ず遺伝子増幅法に
より増幅した後、制限酵素による消化を行うことが好ま
しい(いわゆるPCR−RFLP法等)。
【0017】例えば、HBVのS遺伝子中の22ntが
シトシンか否かを調べるためには、B型肝炎ウイルスの
S遺伝子中の20nt〜24ntを含む領域を増幅し、
増幅産物を制限酵素PleIで消化する方法を挙げることが
できる。この方法によると、22ntがシトシンの場合
には20nt〜24ntの部分がPleIの認識領域となる
ので、切断が起き、一方、22ntがチミンの場合には
切断が起きないので、制限酵素消化後の断片長を電気泳
動等で調べることによりgdw2型か否かを判定するこ
とができる。同様に、S遺伝子中の173nt〜177
ntを含む領域を増幅し、増幅産物を制限酵素BsrIで消
化する方法により、gdw2型か否かを判定することが
できる。また、S遺伝子中の388nt〜393ntを
含む領域を増幅し、増幅産物を制限酵素NlaIV で消化す
る方法により、gdw1型か否かを判定することができ
る。さらに、S遺伝子中の334nt〜338ntを含
む領域を増幅し、増幅産物を制限酵素AlwIで消化する方
法により、gdr型か否かを判定することができる。な
お、本発明におけるRFLP法で利用できる制限酵素は
これらに限定されるものではない。
シトシンか否かを調べるためには、B型肝炎ウイルスの
S遺伝子中の20nt〜24ntを含む領域を増幅し、
増幅産物を制限酵素PleIで消化する方法を挙げることが
できる。この方法によると、22ntがシトシンの場合
には20nt〜24ntの部分がPleIの認識領域となる
ので、切断が起き、一方、22ntがチミンの場合には
切断が起きないので、制限酵素消化後の断片長を電気泳
動等で調べることによりgdw2型か否かを判定するこ
とができる。同様に、S遺伝子中の173nt〜177
ntを含む領域を増幅し、増幅産物を制限酵素BsrIで消
化する方法により、gdw2型か否かを判定することが
できる。また、S遺伝子中の388nt〜393ntを
含む領域を増幅し、増幅産物を制限酵素NlaIV で消化す
る方法により、gdw1型か否かを判定することができ
る。さらに、S遺伝子中の334nt〜338ntを含
む領域を増幅し、増幅産物を制限酵素AlwIで消化する方
法により、gdr型か否かを判定することができる。な
お、本発明におけるRFLP法で利用できる制限酵素は
これらに限定されるものではない。
【0018】本発明におけるPCR−RFLP法に用い
られる増幅用プライマーの好ましい例として、配列番号
1〜10に記載の塩基配列を有するものを挙げることが
できる。これらが、HBV遺伝子とハイブリダイズする
HBV遺伝子上の領域を下記表1に示す。
られる増幅用プライマーの好ましい例として、配列番号
1〜10に記載の塩基配列を有するものを挙げることが
できる。これらが、HBV遺伝子とハイブリダイズする
HBV遺伝子上の領域を下記表1に示す。
【0019】
【表1】 *:HPBCG accession No. D12980上の位置(S遺伝子の
1ntを1とした)
1ntを1とした)
【0020】配列番号1で表わされる塩基配列を有する
オリゴヌクレオチド(以下、配列番号〜で表わされる塩
基配列を有するオリゴヌクレオチドを簡単のため、「配
列番号〜」と記載することがある)又は配列番号2をリ
バース側プライマーとして用い、配列番号6又は7をフ
ォワード側プライマーとして用いて増幅を行った場合、
制限酵素PleIで消化すると、gdw2型の場合には、図
7に示すように、77bpの特異的バンドが現れる。Al
wIで消化すると、gyr型の場合には、図8に示すよう
に、293bpに特異的バンドが現れ、gdr型の場合
には822bp、1058bp及び1247bpに特異
的バンドが現れる。また、NlaIV で消化すると、図9に
示すように、gdw1型の場合には249bpに特異的
バンドが現れる。
オリゴヌクレオチド(以下、配列番号〜で表わされる塩
基配列を有するオリゴヌクレオチドを簡単のため、「配
列番号〜」と記載することがある)又は配列番号2をリ
バース側プライマーとして用い、配列番号6又は7をフ
ォワード側プライマーとして用いて増幅を行った場合、
制限酵素PleIで消化すると、gdw2型の場合には、図
7に示すように、77bpの特異的バンドが現れる。Al
wIで消化すると、gyr型の場合には、図8に示すよう
に、293bpに特異的バンドが現れ、gdr型の場合
には822bp、1058bp及び1247bpに特異
的バンドが現れる。また、NlaIV で消化すると、図9に
示すように、gdw1型の場合には249bpに特異的
バンドが現れる。
【0021】また、配列番号8及び10を用いてHBV
遺伝子を増幅した場合、AlwIで消化すると、gdr型で
ある場合には、図10に示すように、440bp又は4
00bp+44bpの特異的バンドが現れる。NlaIV で
消化すると、gdw1型の場合には、図11に示すよう
に262bp+182bpの特異的バンドが現れる。ま
た、BsrIで消化すると、gdw2型の場合には、図12
に示すように79bp+365bpの特異的バンドが現
れる。これら3種類の制限酵素のいずれで消化しても上
記のいずれの特異的バンドも現れない場合には、gyw
型と判定できる。
遺伝子を増幅した場合、AlwIで消化すると、gdr型で
ある場合には、図10に示すように、440bp又は4
00bp+44bpの特異的バンドが現れる。NlaIV で
消化すると、gdw1型の場合には、図11に示すよう
に262bp+182bpの特異的バンドが現れる。ま
た、BsrIで消化すると、gdw2型の場合には、図12
に示すように79bp+365bpの特異的バンドが現
れる。これら3種類の制限酵素のいずれで消化しても上
記のいずれの特異的バンドも現れない場合には、gyw
型と判定できる。
【0022】次にプローブ法について説明する。上記し
た、その型であるか否かを判定すべき型に特異的な塩基
を含む領域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識された
オリゴヌクレオチドプローブを検体遺伝子とハイブリダ
イズさせ、前記標識されたオリゴヌクレオチドプローブ
がハイブリダイズするか否かを調べることにより、その
型か否かを判定することができる。オリゴヌクレオチド
を標識することはこの分野において周知であり、各種蛍
光標識、放射標識、ビオチン標識等を用いることができ
る。オリゴヌクレオチドプローブのサイズは特に限定さ
れないが、通常、15〜50塩基程度が好ましく、さら
には20〜35塩基程度が好ましい。なお、プローブ法
自体は周知であるので、ハイブリダイズしたか否かの判
定等は常法により行うことができる。
た、その型であるか否かを判定すべき型に特異的な塩基
を含む領域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識された
オリゴヌクレオチドプローブを検体遺伝子とハイブリダ
イズさせ、前記標識されたオリゴヌクレオチドプローブ
がハイブリダイズするか否かを調べることにより、その
型か否かを判定することができる。オリゴヌクレオチド
を標識することはこの分野において周知であり、各種蛍
光標識、放射標識、ビオチン標識等を用いることができ
る。オリゴヌクレオチドプローブのサイズは特に限定さ
れないが、通常、15〜50塩基程度が好ましく、さら
には20〜35塩基程度が好ましい。なお、プローブ法
自体は周知であるので、ハイブリダイズしたか否かの判
定等は常法により行うことができる。
【0023】さらに判定の精度を高めたプローブ法とし
て、競合プローブを用いる方法がある。すなわち、その
型であるか否かを判定すべき型に特異的な部位を含む領
域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識されたオリゴヌ
クレオチドプローブと、判定すべき型以外の型の当該領
域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識されていない競
合オリゴヌクレオチドとを競合的に検体遺伝子とハイブ
リダイズさせ、前記標識されたオリゴヌクレオチドプロ
ーブがハイブリダイズするか否かを調べる方法である。
この方法によれば、オリゴヌクレオチドプローブと競合
オリゴヌクレオチドが競合的にハイブリダイズしようと
するので、完全に相補的な方のみがハイブリダイズし、
1塩基でも相補的でない塩基を含む方はハイブリダイズ
することができない。従って、この方法によれば、オリ
ゴヌクレオチドプローブのみを用いる通常のプローブ法
に比べて判定の精度が高まる。
て、競合プローブを用いる方法がある。すなわち、その
型であるか否かを判定すべき型に特異的な部位を含む領
域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識されたオリゴヌ
クレオチドプローブと、判定すべき型以外の型の当該領
域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識されていない競
合オリゴヌクレオチドとを競合的に検体遺伝子とハイブ
リダイズさせ、前記標識されたオリゴヌクレオチドプロ
ーブがハイブリダイズするか否かを調べる方法である。
この方法によれば、オリゴヌクレオチドプローブと競合
オリゴヌクレオチドが競合的にハイブリダイズしようと
するので、完全に相補的な方のみがハイブリダイズし、
1塩基でも相補的でない塩基を含む方はハイブリダイズ
することができない。従って、この方法によれば、オリ
ゴヌクレオチドプローブのみを用いる通常のプローブ法
に比べて判定の精度が高まる。
【0024】なお、この方法で用いることができるオリ
ゴヌクレオチドプローブ及び競合オリゴヌクレオチドの
好ましい例として下記表2に示すものを挙げることがで
きる(なお、「判別できる型」が「コンセンサス」のも
のは、型判別に用いることはできない)。これらのオリ
ゴヌクレオチドは、全てS遺伝子のセンス鎖に結合する
ものである。また、オリゴヌクレオチド名の先頭に大文
字のCが付くものは、競合オリゴヌクレオチドである。
ゴヌクレオチドプローブ及び競合オリゴヌクレオチドの
好ましい例として下記表2に示すものを挙げることがで
きる(なお、「判別できる型」が「コンセンサス」のも
のは、型判別に用いることはできない)。これらのオリ
ゴヌクレオチドは、全てS遺伝子のセンス鎖に結合する
ものである。また、オリゴヌクレオチド名の先頭に大文
字のCが付くものは、競合オリゴヌクレオチドである。
【0025】
【表2】 *:GenBank Accession No. D12980のS遺伝子の1番目
の塩基を1として表示
の塩基を1として表示
【0026】なお、ゲノム上の領域から明らかなよう
に、配列番号11と12、13と14、15と16、1
7と18がそれぞれ対として用いられる。
に、配列番号11と12、13と14、15と16、1
7と18がそれぞれ対として用いられる。
【0027】次に、制限酵素部位導入法について説明す
る。この方法では、その型であるか否かを判定すべき型
に特異的な部位を含む領域が制限酵素認識領域となるよ
うに人為的にミスマッチを導入したミスマッチプライマ
ーを用いて検体遺伝子を増幅する。そうすると、増幅産
物は、判定すべき型か否かによって、制限酵素認識領域
を含んでいたり含んでいなかったりする。よって、該増
幅産物を該制限酵素で消化し、断片の長さを調べること
によりその型か否かを判定することができる。
る。この方法では、その型であるか否かを判定すべき型
に特異的な部位を含む領域が制限酵素認識領域となるよ
うに人為的にミスマッチを導入したミスマッチプライマ
ーを用いて検体遺伝子を増幅する。そうすると、増幅産
物は、判定すべき型か否かによって、制限酵素認識領域
を含んでいたり含んでいなかったりする。よって、該増
幅産物を該制限酵素で消化し、断片の長さを調べること
によりその型か否かを判定することができる。
【0028】例えば、配列番号24(S遺伝子上の位置
は−6〜21)のプライマーをフォワード側プライマー
として用いて増幅を行うと、S遺伝子中の22ntがシ
トシンであるかチミンであるかによって、制限酵素ScaI
又はRsaIで消化した場合に切断が起きるか否かが変わっ
てくるので、gdw2型か否かの判定を行うことができ
る。すなわち、例えば、配列番号24のプライマーをフ
ォワード側プライマーとし、配列番号25(S遺伝子上
の位置は63〜87)のプライマーをリバース側プライ
マーとして用いると、図13に示すように、gdw2型
の場合には67bpのバンドが現れ、それ以外の型の場
合には93bpのバンドが現れる。
は−6〜21)のプライマーをフォワード側プライマー
として用いて増幅を行うと、S遺伝子中の22ntがシ
トシンであるかチミンであるかによって、制限酵素ScaI
又はRsaIで消化した場合に切断が起きるか否かが変わっ
てくるので、gdw2型か否かの判定を行うことができ
る。すなわち、例えば、配列番号24のプライマーをフ
ォワード側プライマーとし、配列番号25(S遺伝子上
の位置は63〜87)のプライマーをリバース側プライ
マーとして用いると、図13に示すように、gdw2型
の場合には67bpのバンドが現れ、それ以外の型の場
合には93bpのバンドが現れる。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき、さらに具体
的に説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定さ
れるものではない。
的に説明する。もっとも、本発明は下記実施例に限定さ
れるものではない。
【0030】実施例1 HBV−DNA陽性血清55サンプルを用いて本発明の
方法によりゲノタイピングを行った。
方法によりゲノタイピングを行った。
【0031】HBV−DNA抽出 血清100μlにP溶液(50 mM Tris-HCl(pH8.0), 150
mM NaCl, 20 mM EDTA, 0.2% SDS, 5 mg/ml プロテアー
ゼK)500μlを加え、撹拌後、60℃で16時間イ
ンキュベートした。
mM NaCl, 20 mM EDTA, 0.2% SDS, 5 mg/ml プロテアー
ゼK)500μlを加え、撹拌後、60℃で16時間イ
ンキュベートした。
【0032】水飽和フェノール600μlを加え撹拌
後、12000 rpm 、室温、15分間遠心し、上清を別のチ
ューブに移し、600μlのクロロフォルムを加え、撹
拌後、さらに12000 rpm 、室温、15分間遠心し、上清
を別のチューブに移し、600μlのイソプロピルアル
コール、20mgのグリコーゲンを加え、撹拌後、1200
0 rpm 、4℃、30分間遠心し、沈殿を乾燥させ精製D
NAを得た。
後、12000 rpm 、室温、15分間遠心し、上清を別のチ
ューブに移し、600μlのクロロフォルムを加え、撹
拌後、さらに12000 rpm 、室温、15分間遠心し、上清
を別のチューブに移し、600μlのイソプロピルアル
コール、20mgのグリコーゲンを加え、撹拌後、1200
0 rpm 、4℃、30分間遠心し、沈殿を乾燥させ精製D
NAを得た。
【0033】PCR 配列番号2及び7のプライマーをそれぞれ10pmol
用いてPCRを行った。条件は、変性95℃30秒間、
アニール50℃60秒間、伸長72℃60秒間で、合計
50μlとし、1.25U AmpliTaq(商品名、日本ロ
シュ)を使用し、40サイクルのPCRを行った。
用いてPCRを行った。条件は、変性95℃30秒間、
アニール50℃60秒間、伸長72℃60秒間で、合計
50μlとし、1.25U AmpliTaq(商品名、日本ロ
シュ)を使用し、40サイクルのPCRを行った。
【0034】PCR産物10μlをそれぞれ10UのAl
wI(new England Biolabs)、PleI(new England Biolab
s)又はNlaIV (new England Biolabs)で、それぞれ添付
バッファーを用いて、37℃、3時間反応させ、0.5
μg/ml、エチジウムブロミドの3%アガロースゲル
で電気泳動後、紫外線照射下で写真撮影を行い、上記の
とおり検出バンドで各タイプに判定、分類した。結果を
下記表3に示す。
wI(new England Biolabs)、PleI(new England Biolab
s)又はNlaIV (new England Biolabs)で、それぞれ添付
バッファーを用いて、37℃、3時間反応させ、0.5
μg/ml、エチジウムブロミドの3%アガロースゲル
で電気泳動後、紫外線照射下で写真撮影を行い、上記の
とおり検出バンドで各タイプに判定、分類した。結果を
下記表3に示す。
【0035】
【表3】 $: 血清よりDNAを精製後、HBVのS遺伝子を増幅し、ベクター(pUC18)に クローニングし、塩基配列を決定し、gdw1+gdw2 の混在を確認した。
【0036】実施例2 nested-PCRによるHBVのタイピング HBV−DNA陽性血清55サンプルを用いて、本発明
の方法によりゲノタイピングを行った。DNAの抽出操
作は実施例1と同様に行った。
の方法によりゲノタイピングを行った。DNAの抽出操
作は実施例1と同様に行った。
【0037】配列番号3、5をそれぞれ10pmol用
いてsemi-nested PCR によりHBV−DNAを増幅し
た。条件は、変性95℃30秒間、アニール50℃60
秒間、伸長72℃60秒間で、合計50μlとし、1.
25U AmpliTaq(商品名、ロッシュ)を使用し、40
サイクルのPCRを行った。2回目に、配列番号3、4
を用いて、さらに同条件で、1回目の1μlを用いてP
CRを行った。
いてsemi-nested PCR によりHBV−DNAを増幅し
た。条件は、変性95℃30秒間、アニール50℃60
秒間、伸長72℃60秒間で、合計50μlとし、1.
25U AmpliTaq(商品名、ロッシュ)を使用し、40
サイクルのPCRを行った。2回目に、配列番号3、4
を用いて、さらに同条件で、1回目の1μlを用いてP
CRを行った。
【0038】PCR産物10μlをそれぞれ10UのAl
wI(new England Biolabs)、PleI(new England Biolab
s)及びNlaIV (new England Biolabs)で、それぞれ添付
バッファーを用いて、37℃、3時間反応させ、0.5
μg/ml、エチジウムブロミドの3%アガロースゲル
で電気泳動後、紫外線照射下で写真撮影を行い、検出バ
ンドで各タイプに判定(上記方法1)、分類した。結果
を下記表4に示す。
wI(new England Biolabs)、PleI(new England Biolab
s)及びNlaIV (new England Biolabs)で、それぞれ添付
バッファーを用いて、37℃、3時間反応させ、0.5
μg/ml、エチジウムブロミドの3%アガロースゲル
で電気泳動後、紫外線照射下で写真撮影を行い、検出バ
ンドで各タイプに判定(上記方法1)、分類した。結果
を下記表4に示す。
【0039】
【表4】
【0040】実施例3 日本人、HBV−DNA陽性血清サンプル51例を用い
て、本発明の方法によりゲノタイピングを行った。
て、本発明の方法によりゲノタイピングを行った。
【0041】1)DNAの抽出と増幅 実施例1と同じ方法により行った。
【0042】2)DNA増幅 1)で得たDNAを10μlの滅菌精製水で溶解し、そ
の2μlを配列番号8、9のプライマー各10pmol
で1回目のPCRを行った。1回目の1μlを用いて、
配列番号8、10を用いて、同条件でPCRを行った。
の2μlを配列番号8、9のプライマー各10pmol
で1回目のPCRを行った。1回目の1μlを用いて、
配列番号8、10を用いて、同条件でPCRを行った。
【0043】PCR条件は、95℃30秒間、50℃3
0秒間、72℃30秒間、40サイクルで、50μlの
反応系で1.25U AmpliTaq DNAポリメラーゼ(商品名、日
本ロシュ)を用い、サーマルサーキュラーPJ9600
(商品名、パーキンエルマー)で増幅を行った。
0秒間、72℃30秒間、40サイクルで、50μlの
反応系で1.25U AmpliTaq DNAポリメラーゼ(商品名、日
本ロシュ)を用い、サーマルサーキュラーPJ9600
(商品名、パーキンエルマー)で増幅を行った。
【0044】PCR産物10μlをそれぞれ1UのAlwI
(new England Biolabs)、PleI(new England Biolab
s)、NlaIV (SIGMA)で、それぞれ添付バッファーを用い
て、37℃、3時間反応させ、0.5μg/ml、エチ
ジウムブロミドの3%アガロースゲルで電気泳動後、紫
外線照射下で写真撮影を行い、DNAサイズマーカーと
比較し、上記の通り遺伝子型を判定した、分類した。結
果を下記表5に示す。
(new England Biolabs)、PleI(new England Biolab
s)、NlaIV (SIGMA)で、それぞれ添付バッファーを用い
て、37℃、3時間反応させ、0.5μg/ml、エチ
ジウムブロミドの3%アガロースゲルで電気泳動後、紫
外線照射下で写真撮影を行い、DNAサイズマーカーと
比較し、上記の通り遺伝子型を判定した、分類した。結
果を下記表5に示す。
【0045】
【表5】
【0046】従来不明確であった血清学的分類型(セロ
タイプ)「aw」と「ad」は、ゲノタイプでは計3例
がgdw2と判定された。
タイプ)「aw」と「ad」は、ゲノタイプでは計3例
がgdw2と判定された。
【0047】さらに、臨床症状(B型慢性肝炎かHBV
無症候性キャリアー)とゲノタイプとの関係を調べた。
結果を下記表6に示す。
無症候性キャリアー)とゲノタイプとの関係を調べた。
結果を下記表6に示す。
【0048】
【表6】
【0049】gdr はgdw2に比べB型慢性肝炎になりやす
いと考えられた。
いと考えられた。
【0050】さらに、セロタイプがadwであるものに
ついて、ゲノタイプと臨床症状の関係を下記表7に示
す。
ついて、ゲノタイプと臨床症状の関係を下記表7に示
す。
【0051】
【表7】
【0052】血清学的分類でのadwは、ゲノタイプで
はgdr、gdw1、gdw2の3つに分類され、gd
r>dgw1>gdw2の順に慢性肝炎の率が上昇して
いた。
はgdr、gdw1、gdw2の3つに分類され、gd
r>dgw1>gdw2の順に慢性肝炎の率が上昇して
いた。
【0053】このように、本発明のHBVタイピングは
肝炎発症の予防、予後予測に有用であることが示され
た。
肝炎発症の予防、予後予測に有用であることが示され
た。
【0054】実施例4 実施例2と同じ検体を用いて実験を行った。実施例1と
同様に、配列番号8、9、10を用いてHBV遺伝子を
増幅し、NlaIV 、BsrI及びNlaIIIで処理し、上記の通り
型判別を行った。なお、gdw1、gdw2及びgyw
以外のものをgdrとした。検出結果は実施例2と同じ
であった。
同様に、配列番号8、9、10を用いてHBV遺伝子を
増幅し、NlaIV 、BsrI及びNlaIIIで処理し、上記の通り
型判別を行った。なお、gdw1、gdw2及びgyw
以外のものをgdrとした。検出結果は実施例2と同じ
であった。
【0055】実施例5 日本人、HBV−DNA陽性血清24サンプルを用いて
ゲノタイピングを行った。
ゲノタイピングを行った。
【0056】1)DNAの抽出と増幅 実施例1と同じ方法により行った。
【0057】2)DNA増幅 1)で得たDNAを10μlの滅菌精製水で溶解し、そ
の2μlについて、配列番号8、10のプライマーを用
いてPCRを行った。PCR条件は実施例3と同じであ
った。
の2μlについて、配列番号8、10のプライマーを用
いてPCRを行った。PCR条件は実施例3と同じであ
った。
【0058】3)PCR産物の変性 PCR産物50μlにアルカリ変性液(0.1N Na
OH)を50μl加え、撹拌後、室温で10分間放置し
た。
OH)を50μl加え、撹拌後、室温で10分間放置し
た。
【0059】4)検出プローブ溶液の作製 各タイプ別に、それぞれを検出するプローブ(配列番号
11、13、15、17のそれぞれの3’末端をジゴキ
シゲニンで標識)とその競合プローブ(配列番号12、
14、16、18)をそれぞれ2:100の割合で混合
し、最終濃度51ng/μlの濃度となるようH溶液
(1M NaCl, 0.5 mM Tris-HCl(pH6.8), 5 mM EDTA, 0.1%
Ficoll type 400, 0.1%ポリビニルピロリドン、0.1% B
SAフラクションV)、ヒト胎盤より抽出したDNAを最
終濃度200ng/μl)で調整した。各タイプ検出プ
ローブは、合成の際に3’末端をジゴキシゲニン標識
し、競合プローブは標識しなかった。コンセンサスプロ
ーブは、3’末端をジゴキシゲニン標識し、最終濃度1
0ng/μlになるよう同様にH溶液で調整した。これ
らをそれぞれタイプ及びコンセンサスの検出プローブ溶
液とした。
11、13、15、17のそれぞれの3’末端をジゴキ
シゲニンで標識)とその競合プローブ(配列番号12、
14、16、18)をそれぞれ2:100の割合で混合
し、最終濃度51ng/μlの濃度となるようH溶液
(1M NaCl, 0.5 mM Tris-HCl(pH6.8), 5 mM EDTA, 0.1%
Ficoll type 400, 0.1%ポリビニルピロリドン、0.1% B
SAフラクションV)、ヒト胎盤より抽出したDNAを最
終濃度200ng/μl)で調整した。各タイプ検出プ
ローブは、合成の際に3’末端をジゴキシゲニン標識
し、競合プローブは標識しなかった。コンセンサスプロ
ーブは、3’末端をジゴキシゲニン標識し、最終濃度1
0ng/μlになるよう同様にH溶液で調整した。これ
らをそれぞれタイプ及びコンセンサスの検出プローブ溶
液とした。
【0060】5)各型及びコンセンサスプレートの検出 4)で調製した検出プローブ溶液を、それぞれストレプ
トアビジンコーティングマイクロタイタープレート(商
品名、ベーリンガーマンハイム)の別々のウェルに20
0μlずつ加えた。撹拌後、30分間室温で放置した。
トアビジンコーティングマイクロタイタープレート(商
品名、ベーリンガーマンハイム)の別々のウェルに20
0μlずつ加えた。撹拌後、30分間室温で放置した。
【0061】6)ハイブリダイゼーション それぞれの検出プローブ溶液の入ったウェルに、3)の
変性したPCR産物を50μlずつ加え、シール後、撹
拌し、30分間、50℃でインキュベートし、その後、
37℃にインキュベーターの温度設定を変更し、3時間
インキュベーションした。ウェルをからにし、洗い液
(150 mM NaCl 、15 mM クエン酸ナトリウム、0.3% Twe
en20) 350μlで各ウェルを3回洗った。
変性したPCR産物を50μlずつ加え、シール後、撹
拌し、30分間、50℃でインキュベートし、その後、
37℃にインキュベーターの温度設定を変更し、3時間
インキュベーションした。ウェルをからにし、洗い液
(150 mM NaCl 、15 mM クエン酸ナトリウム、0.3% Twe
en20) 350μlで各ウェルを3回洗った。
【0062】7)検出 検出には、DIG Detection ELISA(ABTS) (商品名、ベー
リンガーマンハイム)を使用した。発色強度は、プレー
トリーダーで405nm(492nmをリファレンスと
した)を測定し、各型に対応するウェルで吸光度0.5
以上をその型陽性とした。結果を下記表8に示す。
リンガーマンハイム)を使用した。発色強度は、プレー
トリーダーで405nm(492nmをリファレンスと
した)を測定し、各型に対応するウェルで吸光度0.5
以上をその型陽性とした。結果を下記表8に示す。
【0063】
【表8】
【0064】実施例6 実施例5と同じ検体を用いて、遺伝子型特異的プローブ
による検出を行った。検体からのDNA抽出は実施例1
と同様に行った。
による検出を行った。検体からのDNA抽出は実施例1
と同様に行った。
【0065】抽出したDNA2μlに下記PCRmix を
加え、増幅後、ABI7700 (パーキンエルマー)で検出し
た。PCR条件は、95℃、12分の後、94℃、30
秒、60℃、30秒のサイクルを40回繰返し、最後に
25℃で30分間保温を行った。
加え、増幅後、ABI7700 (パーキンエルマー)で検出し
た。PCR条件は、95℃、12分の後、94℃、30
秒、60℃、30秒のサイクルを40回繰返し、最後に
25℃で30分間保温を行った。
【0066】 検出用PCRmix (総量50μl) 10 x PCRバッファー 5μl 2.0 mM dNTP 5μl AmpliTaqGold(商品名) 2.5 単位 配列番号8 30 pmol 配列番号9 30 pmol
【0067】gdr型プローブとして、配列番号20
(S遺伝子上の位置は309-328 )の5’末端を6−カル
ボキシフルオレッセインで標識し、3’末端を6−カル
ボキシ−N,N,N',N'-テトラメチルローダミン(TAMR
A)で標識したもの、gyw型プローブとして、配列番
号21(S遺伝子上の位置は382-401 )の5’末端を6
−カルボキシ−4,7,2',4',5',7'-ヘキサクロロフルオレ
ッセインで標識し、3’末端をTAMRAで標識したも
の、gdw2型プローブとして、配列番号22(S遺伝
子上の位置は157-176 )の5’末端を6−カルボキシ−
4,5-ジクロロ-2,7- ジメトキシフルオレッセインで標識
し、3’末端をTAMRAで標識したもの、gdw1型
プローブとして、配列番号23(S遺伝子上の位置は37
3-392 )の5’末端を6−カルボキシ−4,7,2',7' −テ
トラクロロフルオレッセインで標識し、3’末端をTA
MRAで標識したものを用い、常法に従ってハイブリダ
イズさせ、標識を検出したところ、実施例5と同様な結
果が得られた。
(S遺伝子上の位置は309-328 )の5’末端を6−カル
ボキシフルオレッセインで標識し、3’末端を6−カル
ボキシ−N,N,N',N'-テトラメチルローダミン(TAMR
A)で標識したもの、gyw型プローブとして、配列番
号21(S遺伝子上の位置は382-401 )の5’末端を6
−カルボキシ−4,7,2',4',5',7'-ヘキサクロロフルオレ
ッセインで標識し、3’末端をTAMRAで標識したも
の、gdw2型プローブとして、配列番号22(S遺伝
子上の位置は157-176 )の5’末端を6−カルボキシ−
4,5-ジクロロ-2,7- ジメトキシフルオレッセインで標識
し、3’末端をTAMRAで標識したもの、gdw1型
プローブとして、配列番号23(S遺伝子上の位置は37
3-392 )の5’末端を6−カルボキシ−4,7,2',7' −テ
トラクロロフルオレッセインで標識し、3’末端をTA
MRAで標識したものを用い、常法に従ってハイブリダ
イズさせ、標識を検出したところ、実施例5と同様な結
果が得られた。
【0068】実施例6 塩基配列を決定し、S遺伝子の22番目の塩基配列がシ
トシンである血清5例と、チミンである血清5例を用い
て実験を行った。
トシンである血清5例と、チミンである血清5例を用い
て実験を行った。
【0069】血清100μlにSolnM(0.5% SDS,
150 mM NaCl, 50 mM Tris(pH8.0),10 mM EDTA, 100 mg
プロテアーゼK)500μlを加え、撹拌後、60℃で
1時間インキュベーションし、フェノール・クロロフォ
ルムと1gのブルーエキストラン2000(商品名、フ
ァルマシア)と混ぜ、5分間放置後、12000 rpm 、20
分間、4℃で遠心し、沈殿を75%エタノールで洗い、
さらに乾燥し精製DNAを得た。これを滅菌蒸留水10
μlに溶解し、PCRに用いた。
150 mM NaCl, 50 mM Tris(pH8.0),10 mM EDTA, 100 mg
プロテアーゼK)500μlを加え、撹拌後、60℃で
1時間インキュベーションし、フェノール・クロロフォ
ルムと1gのブルーエキストラン2000(商品名、フ
ァルマシア)と混ぜ、5分間放置後、12000 rpm 、20
分間、4℃で遠心し、沈殿を75%エタノールで洗い、
さらに乾燥し精製DNAを得た。これを滅菌蒸留水10
μlに溶解し、PCRに用いた。
【0070】感度を上げるため、1回目のPCRでは配
列番号24と配列番号26(S遺伝子上の位置は171-19
4)を用いて行った。上記DNA溶液を反応液(10 mM Tr
is-HCl(pH8.3), 1.5 mM MgCl2 、50 mM KCl 800 μM d
NTP 、1.25単位のAmpliTaq DNAポリメラーゼ(商品名、
日本ロシュ)、配列番号24と26がそれぞれ10pm
olで2回目のPCR増幅を行った。PCR条件は、変
性94℃30秒間、アニーリング55℃30秒間、伸長
72℃30秒間であり、30サイクル行った。
列番号24と配列番号26(S遺伝子上の位置は171-19
4)を用いて行った。上記DNA溶液を反応液(10 mM Tr
is-HCl(pH8.3), 1.5 mM MgCl2 、50 mM KCl 800 μM d
NTP 、1.25単位のAmpliTaq DNAポリメラーゼ(商品名、
日本ロシュ)、配列番号24と26がそれぞれ10pm
olで2回目のPCR増幅を行った。PCR条件は、変
性94℃30秒間、アニーリング55℃30秒間、伸長
72℃30秒間であり、30サイクル行った。
【0071】PCR産物をSCAI又はRSAIで切断し、3%
アガロース電気泳動(トリス−ボレートバッファー、
0.5μG/ML臭化エチジウムを含む)で電気泳動し
た。電気泳動後、紫外線照射下でポラロイド撮影を行っ
た。
アガロース電気泳動(トリス−ボレートバッファー、
0.5μG/ML臭化エチジウムを含む)で電気泳動し
た。電気泳動後、紫外線照射下でポラロイド撮影を行っ
た。
【0072】図13に示すように、93bpのバンドが
確認された5例はgdw2以外の型であった。67bp
が確認された5例はgdw2型であった。
確認された5例はgdw2以外の型であった。67bp
が確認された5例はgdw2型であった。
【0073】HBV−DNA量の同じgdw2、gdr
血清をヤギ血清で希釈し、gdw2:gdr=1:0、1:1 、1:2 、
1:10の比になるように調製し、上記の実験を行った結
果、図のように、比率に応じてバンドの濃さが変化し
た。従って、混在型は両方のバンドを検出し、比率を予
測できた。
血清をヤギ血清で希釈し、gdw2:gdr=1:0、1:1 、1:2 、
1:10の比になるように調製し、上記の実験を行った結
果、図のように、比率に応じてバンドの濃さが変化し
た。従って、混在型は両方のバンドを検出し、比率を予
測できた。
【0074】
【発明の効果】本発明により、従来の分類よりも臨床症
状と良く合致する新規な分類のためのHBVの型判別方
法並びにそのためのプライマー及びプローブが提供され
た。本発明の方法によれば、簡便に、臨床症状と良く合
致するようにHBVを分類することができる。
状と良く合致する新規な分類のためのHBVの型判別方
法並びにそのためのプライマー及びプローブが提供され
た。本発明の方法によれば、簡便に、臨床症状と良く合
致するようにHBVを分類することができる。
【0075】
配列番号:1 配列の長さ:31 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 GVGTCACMWT WTTCYTGGGA ACAMGRKMTA C 31
【0076】配列番号:2 配列の長さ:31 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 GGGTCACCAT ATTCTTGGGA ACAAGAGCTA C 31
【0077】配列番号:3 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 GGGTCACCAT ATTCTTGGGA AC 22
【0078】配列番号:4 配列の長さ:21 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CAAAGCTTTG ACATACTTTC C 21
【0079】配列番号:5 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CAAAGCTTTG ACATACTTTC CAATC 25
【0080】配列番号:6 配列の長さ:31 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CAAWKCKYTG ACANACTTTC CAATCAATAG G 31
【0081】配列番号:7 配列の長さ:31 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CAAAGCTTTG ACATACTTTC CAATCAATAG G 31
【0082】配列番号:8 配列の長さ:21 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 TAGACTCGTG GTGGACTTCT C 21
【0083】配列番号:9 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CAAATGGCAC TAGTAAACTG 20
【0084】配列番号:10 配列の長さ:23 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CAAATGGCAC TAGTAAACTG AGC 23
【0085】配列番号:11 配列の長さ:17 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 TCCCAAATCT CCAGTCA 17
【0086】配列番号:12 配列の長さ:17 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 TCCCCAACCT CCAATCA 17
【0087】配列番号:13 配列の長さ:18 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CTGCTCAAGG CAACTCTA 18
【0088】配列番号:14 配列の長さ:18 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CTGCTCAAGG AACCTCTA 18
【0089】配列番号:15 配列の長さ:19 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 TCTATGTATC CCTCCTGTT 19
【0090】配列番号:16 配列の長さ:19 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 TCTATGTTTC CCTCYTGTT 19
【0091】配列番号:17 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 GTTGTCCTCT ACTTCCAIGA AC 22
【0092】配列番号:18 配列の長さ:22 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 GTTGTCCTCT AATTCCAIGA TC 22
【0093】配列番号:19 配列の長さ:21 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CATCCTGCTG CTATGCCTCA T 21
【0094】配列番号:20 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 GTTGCCCGTT TGTCCTCTAC 20
【0095】配列番号:21 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 GCTCAAGGAA CCTCTATGTA 20
【0096】配列番号:22 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 TCGCAGTCCC AAATCTCCAG 20
【0097】配列番号:23 配列の長さ:20 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 ACGACTCCTG CTCAAGGCAA 20
【0098】配列番号:24 配列の長さ:27 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CCGAACATGG AGAACATCGC ATCAGTA 27
【0099】配列番号:25 配列の長さ:25 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 CGGTATTGTG AGGATTTTTG TCAAC 25
【0100】配列番号:26 配列の長さ:24 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列 AGGACAAACG GGCAACATAC CTTG 24
【図1】HBVのS遺伝子の14nt〜25ntの領域
の各型の塩基配列を示す図である。
の各型の塩基配列を示す図である。
【図2】HBVのS遺伝子の163nt〜182ntの
領域の各型の塩基配列を示す図である。
領域の各型の塩基配列を示す図である。
【図3】HBVのS遺伝子の381nt〜394ntの
領域の各型の塩基配列を示す図である。
領域の各型の塩基配列を示す図である。
【図4】HBVのS遺伝子の391nt〜410ntの
領域の各型の塩基配列を示す図である。
領域の各型の塩基配列を示す図である。
【図5】HBVのS遺伝子の318nt〜338ntの
領域の各型の塩基配列を示す図である。
領域の各型の塩基配列を示す図である。
【図6】従来の分類法によるHBVの系統分類と本発明
の方法による分類系との関係を示す図である。
の方法による分類系との関係を示す図である。
【図7】本発明の一実施例であるPCR−RFLP法に
おいて、gdw2型を制限酵素PleIで消化した場合に得
られる電気泳動パターンの模式図である。
おいて、gdw2型を制限酵素PleIで消化した場合に得
られる電気泳動パターンの模式図である。
【図8】本発明の一実施例であるPCR−RFLP法に
おいて、gyw型又はgdr型を制限酵素AlwIで消化し
た場合に得られる電気泳動パターンの模式図である。
おいて、gyw型又はgdr型を制限酵素AlwIで消化し
た場合に得られる電気泳動パターンの模式図である。
【図9】本発明の一実施例であるPCR−RFLP法に
おいて、gdw1型を制限酵素NlaIV で消化した場合に
得られる電気泳動パターンの模式図である。
おいて、gdw1型を制限酵素NlaIV で消化した場合に
得られる電気泳動パターンの模式図である。
【図10】本発明の一実施例であるPCR−RFLP法
において、gdr型を制限酵素AlwIで消化した場合に得
られる電気泳動パターンの模式図である。
において、gdr型を制限酵素AlwIで消化した場合に得
られる電気泳動パターンの模式図である。
【図11】本発明の一実施例であるPCR−RFLP法
において、gdw1型を制限酵素AlwIで消化した場合に
得られる電気泳動パターンの模式図である。
において、gdw1型を制限酵素AlwIで消化した場合に
得られる電気泳動パターンの模式図である。
【図12】本発明の一実施例であるPCR−RFLP法
において、gdw2型を制限酵素BsrIで消化した場合に
得られる電気泳動パターンの模式図である。
において、gdw2型を制限酵素BsrIで消化した場合に
得られる電気泳動パターンの模式図である。
【図13】本発明の一実施例である、ミスマッチプライ
マーを用いたPCR−RFLP法において、各型を制限
酵素ScaI又はRsaIで消化した場合に得られる電気泳動パ
ターンの模式図である。
マーを用いたPCR−RFLP法において、各型を制限
酵素ScaI又はRsaIで消化した場合に得られる電気泳動パ
ターンの模式図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 溝上 雅史 愛知県知立市長田3ー7ー7
Claims (32)
- 【請求項1】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の22n
tがシトシンであるか否かを調べることにより、B型肝
炎ウイルスのgdw2型をこれ以外の型から識別するこ
とから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項2】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の166
ntがアデニンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgdw2型をこれ以外の型から識別する
ことから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項3】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の169
ntがチミンであるか否かを調べることにより、B型肝
炎ウイルスのgdw2型をこれ以外の型から識別するこ
とから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項4】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の176
ntがグアニンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgdw2型をこれ以外の型から識別する
ことから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項5】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の390
ntがシトシンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgdw1型をこれ以外の型から識別する
ことから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項6】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の392
ntがアデニンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgdw1型をこれ以外の型から識別する
ことから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項7】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の401
ntがアデニンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgyw型をこれ以外の型から識別するこ
とから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項8】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の328
ntがシトシンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgdr型をこれ以外の型から識別するこ
とから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項9】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の337
ntがアデニンであるか否かを調べることにより、B型
肝炎ウイルスのgdr型をこれ以外の型から識別するこ
とから成る、B型肝炎ウイルスの型分類方法。 - 【請求項10】 制限酵素断片長多型を調べることから
成る請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項11】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の20
nt〜24ntを含む領域を増幅し、増幅産物を制限酵
素PleIで消化し、消化物を電気泳動により分離してその
電気泳動パターンからgdw2型か否かを判定する請求
項1記載の方法。 - 【請求項12】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の17
3nt〜177ntを含む領域を増幅し、増幅産物を制
限酵素BsrIで消化し、消化物を電気泳動により分離して
その電気泳動パターンからgdw2型か否かを判定する
請求項1記載の方法。 - 【請求項13】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の38
8nt〜393ntを含む領域を増幅し、増幅産物を制
限酵素NlaIV で消化し、消化物を電気泳動により分離し
てその電気泳動パターンからgdw1型か否かを判定す
る請求項1記載の方法。 - 【請求項14】 B型肝炎ウイルスのS遺伝子中の33
4nt〜338ntを含む領域を増幅し、増幅産物を制
限酵素AlwIで消化し、消化物を電気泳動により分離して
その電気泳動パターンからgdr型か否かを判定する請
求項1記載の方法。 - 【請求項15】 請求項1ないし9のいずれか1項に記
載された、その型であるか否かを判定すべき型に特異的
な塩基を含む領域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識
されたオリゴヌクレオチドプローブを検体遺伝子とハイ
ブリダイズさせ、前記標識されたオリゴヌクレオチドプ
ローブがハイブリダイズするか否かを調べることから成
る、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項16】 請求項1ないし9のいずれか1項に記
載された、その型であるか否かを判定すべき型に特異的
な塩基を含む領域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識
されたオリゴヌクレオチドプローブと、判定すべき型以
外の型の当該領域と相補的な塩基配列を有し、かつ標識
されていない競合オリゴヌクレオチドとを競合的に検体
遺伝子とハイブリダイズさせ、前記標識されたオリゴヌ
クレオチドプローブがハイブリダイズするか否かを調べ
ることから成る、請求項1ないし9のいずれか1項に記
載の方法。 - 【請求項17】 前記検体遺伝子は、増幅されたもので
ある請求項15又は16記載の方法。 - 【請求項18】 配列表の配列番号1ないし10のいず
れかに示される塩基配列を有し、請求項11ないし14
のいずれか1項に記載の方法における増幅用プライマー
として用いられるオリゴヌクレオチド。 - 【請求項19】 配列表の配列番号11に示される塩基
配列を有し、請求項16記載の方法によりgdw2型か
否かの判定に用いられる、オリゴヌクレオチドプロー
ブ。 - 【請求項20】 配列表の配列番号12に示される塩基
配列を有し、請求項16記載の方法によりgdw2型か
否かの判定に用いられる、競合オリゴヌクレオチド。 - 【請求項21】 配列表の配列番号13に示される塩基
配列を有し、請求項16記載の方法によりgdw1型か
否かの判定に用いられる、オリゴヌクレオチドプロー
ブ。 - 【請求項22】 配列表の配列番号14に示される塩基
配列を有し、請求項16記載の方法によりgdw1型か
否かの判定に用いられる、競合オリゴヌクレオチド。 - 【請求項23】 配列表の配列番号15に示される塩基
配列を有し、請求項16記載の方法によりgyw型か否
かの判定に用いられる、オリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項24】 配列表の配列番号16に示される塩基
配列を有し、請求項16記載の方法によりgyw型か否
かの判定に用いられる、競合オリゴヌクレオチド。 - 【請求項25】 配列表の配列番号17に示される塩基
配列を有し、請求項16記載の方法によりgdr型か否
かの判定に用いられる、オリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項26】 配列表の配列番号18に示される塩基
配列を有し、請求項16記載の方法によりgdr型か否
かの判定に用いられる、競合オリゴヌクレオチド。 - 【請求項27】 配列表の配列番号20で示される塩基
配列を有し、請求項15記載の方法によりgdr型か否
かの判定に用いられるオリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項28】 配列表の配列番号21で示される塩基
配列を有し、請求項15記載の方法によりgyw型か否
かの判定に用いられるオリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項29】 配列表の配列番号22で示される塩基
配列を有し、請求項15記載の方法によりgdw2型か
否かの判定に用いられるオリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項30】 配列表の配列番号23で示される塩基
配列を有し、請求項15記載の方法によりgdw1型か
否かの判定に用いられるオリゴヌクレオチドプローブ。 - 【請求項31】 請求項1ないし9のいずれか1項に記
載された、その型であるか否かを判定すべき型に特異的
な部位を含む領域が制限酵素認識領域となるように人為
的にミスマッチを導入したミスマッチプライマーを用い
て検体遺伝子を増幅し、増幅産物を前記制限酵素で消化
し、消化物を電気泳動により分離してその電気泳動パタ
ーンから前記型か否かの判定を行う、請求項1ないし9
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項32】 配列表の配列番号23に示される塩基
配列を有し、請求項31記載の方法により、B型肝炎ウ
イルスのS遺伝子中の22ntがシトシンであるか否か
を調べるために用いられるミスマッチプライマー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9282784A JPH11103898A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | B型肝炎ウイルスの型分類方法並びにそのためのプライマー及びプローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9282784A JPH11103898A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | B型肝炎ウイルスの型分類方法並びにそのためのプライマー及びプローブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11103898A true JPH11103898A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17657046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9282784A Pending JPH11103898A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | B型肝炎ウイルスの型分類方法並びにそのためのプライマー及びプローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11103898A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270031A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Srl Inc | B型肝炎ウイルスのジェノタイプaのサブタイプの判別方法 |
| CN102181584A (zh) * | 2011-05-09 | 2011-09-14 | 中国人民解放军第二军医大学 | 一种基于基因测序法的乙型肝炎病毒基因分型试剂盒 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP9282784A patent/JPH11103898A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005270031A (ja) * | 2004-03-25 | 2005-10-06 | Srl Inc | B型肝炎ウイルスのジェノタイプaのサブタイプの判別方法 |
| CN102181584A (zh) * | 2011-05-09 | 2011-09-14 | 中国人民解放军第二军医大学 | 一种基于基因测序法的乙型肝炎病毒基因分型试剂盒 |
| CN102181584B (zh) | 2011-05-09 | 2012-12-19 | 中国人民解放军第二军医大学 | 一种基于基因测序法的乙型肝炎病毒基因分型试剂盒 |
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