JPH11104385A - ミシンの半回転釜駆動装置 - Google Patents
ミシンの半回転釜駆動装置Info
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- JPH11104385A JPH11104385A JP28432197A JP28432197A JPH11104385A JP H11104385 A JPH11104385 A JP H11104385A JP 28432197 A JP28432197 A JP 28432197A JP 28432197 A JP28432197 A JP 28432197A JP H11104385 A JPH11104385 A JP H11104385A
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- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 56
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 23
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、主軸に固定されたカムに従動子を従動
させることで、リンク部材を揺動させてラック部材を往
復駆動し、主軸の回転軸心と直交する水平軸心回りに半
回転釜を駆動する半回転釜駆動装置では、構造が複雑化
し製作コストが高価になること、大きな騒音が発生する
こと等の問題がある。 【解決手段】 半回転釜駆動装置30は、主軸5に固定
された駆動プーリ31、主軸5の回転軸心aと直交する
水平軸心c回りに枢支された従動プーリ33、駆動プー
リ31と従動プーリ33とに90度捩じれた状態で掛装
されたタイミングベルト40、半回転釜7に固定的に設
けられたピニオン45、ピニオン45に歯合するラック
46を有するラック部材47、ラック部材47に固定さ
れ右方へ延びる水平腕48、従動プーリ33の回転を水
平腕48を介してラック部材47の往復動作に変換する
クランク機構50を備えている。
させることで、リンク部材を揺動させてラック部材を往
復駆動し、主軸の回転軸心と直交する水平軸心回りに半
回転釜を駆動する半回転釜駆動装置では、構造が複雑化
し製作コストが高価になること、大きな騒音が発生する
こと等の問題がある。 【解決手段】 半回転釜駆動装置30は、主軸5に固定
された駆動プーリ31、主軸5の回転軸心aと直交する
水平軸心c回りに枢支された従動プーリ33、駆動プー
リ31と従動プーリ33とに90度捩じれた状態で掛装
されたタイミングベルト40、半回転釜7に固定的に設
けられたピニオン45、ピニオン45に歯合するラック
46を有するラック部材47、ラック部材47に固定さ
れ右方へ延びる水平腕48、従動プーリ33の回転を水
平腕48を介してラック部材47の往復動作に変換する
クランク機構50を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、主軸の回転軸心
と直交する水平軸心回りに半回転釜を駆動する半回転釜
駆動装置に関し、特に、構造を簡単化しミシン作動時の
騒音を低減可能にしたものに関する。
と直交する水平軸心回りに半回転釜を駆動する半回転釜
駆動装置に関し、特に、構造を簡単化しミシン作動時の
騒音を低減可能にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】 一般的なミシンは、ミシンモータで回
転駆動される左右方向向きの主軸に連動させて、針棒と
糸輪捕捉用釜とを駆動し、針棒の下端部に装着された縫
針の目孔から延びる上糸を、糸輪捕捉用釜の剣先で引っ
かけて上糸と下糸とを交絡させ、縫目を形成するように
構成してある。前記糸輪捕捉用釜としては、主軸の回転
軸心と直交する水平軸心(前後方向向きの軸心)回りに
作動する半回転釜が広く採用され、従来より、この半回
転釜を駆動する種々の半回転釜駆動装置が実用に供され
ている。
転駆動される左右方向向きの主軸に連動させて、針棒と
糸輪捕捉用釜とを駆動し、針棒の下端部に装着された縫
針の目孔から延びる上糸を、糸輪捕捉用釜の剣先で引っ
かけて上糸と下糸とを交絡させ、縫目を形成するように
構成してある。前記糸輪捕捉用釜としては、主軸の回転
軸心と直交する水平軸心(前後方向向きの軸心)回りに
作動する半回転釜が広く採用され、従来より、この半回
転釜を駆動する種々の半回転釜駆動装置が実用に供され
ている。
【0003】例えば、図8のミシン100 の半回転釜駆動
装置101 は、主軸102 に外嵌固定されたカム103 、カム
103 のカム溝103aに係合する従動子104 、従動子104 が
先端部に固着されミシン機枠に枢支軸105aを介して枢支
されたリンク部材105 、半回転釜110 に固定的に設けら
れたピニオン106 、ピニオン106 に歯合するラック107
を有するラック部材108 、ラック部材108 から右方へ延
びその右端部がリンク部材105 の下端部にピン結合され
た水平腕109 等で構成されている。
装置101 は、主軸102 に外嵌固定されたカム103 、カム
103 のカム溝103aに係合する従動子104 、従動子104 が
先端部に固着されミシン機枠に枢支軸105aを介して枢支
されたリンク部材105 、半回転釜110 に固定的に設けら
れたピニオン106 、ピニオン106 に歯合するラック107
を有するラック部材108 、ラック部材108 から右方へ延
びその右端部がリンク部材105 の下端部にピン結合され
た水平腕109 等で構成されている。
【0004】この半回転釜駆動装置101 においては、ミ
シンモータ(図示略)により主軸102 とともにカム103
が矢印方向へ回転駆動されると、従動子104 がカム溝10
3aに従動してリンク部材105 が枢支軸105a回りに揺動
し、水平腕109 とともにラック部材108 が左右に往復作
動し、ラック107 とピニオン106 を介して半回転釜110
が前記水平軸心回りに往復回転駆動される。尚、主軸10
2 が回転駆動されると、主軸102 の左端部に固着された
クランク118 と、クランク118 と針棒115 とに夫々回転
可能に連結された揺動部材119 とを介して、針棒115 と
ともにその下端部に装着された縫針116 が上下に往復駆
動される。
シンモータ(図示略)により主軸102 とともにカム103
が矢印方向へ回転駆動されると、従動子104 がカム溝10
3aに従動してリンク部材105 が枢支軸105a回りに揺動
し、水平腕109 とともにラック部材108 が左右に往復作
動し、ラック107 とピニオン106 を介して半回転釜110
が前記水平軸心回りに往復回転駆動される。尚、主軸10
2 が回転駆動されると、主軸102 の左端部に固着された
クランク118 と、クランク118 と針棒115 とに夫々回転
可能に連結された揺動部材119 とを介して、針棒115 と
ともにその下端部に装着された縫針116 が上下に往復駆
動される。
【0005】また、特開平63−11194号公報のベ
ルト駆動ミシンにおいては、ミシンモータの出力軸に直
結された駆動プーリ、針棒駆動用の第1従動プーリ、半
回転釜駆動用の第2従動プーリ、これらプーリに掛装さ
れたタイミングベルト、タイミングベルトをガイドする
複数のアイドルプーリ、半回転釜に固定的に設けられた
ピニオン、ピニオンに歯合するラックを有するラック部
材、第2従動プーリの回転をラック部材の往復動作に変
換するクランク機構等が設けられ、ミシンモータが駆動
され、タイミングベルトを介して第2従動プーリが回転
すると、クランク機構によりラック部材が往復動作し、
ラックとピニオンを介して半回転釜が前記水平軸心回り
に往復回転駆動される。
ルト駆動ミシンにおいては、ミシンモータの出力軸に直
結された駆動プーリ、針棒駆動用の第1従動プーリ、半
回転釜駆動用の第2従動プーリ、これらプーリに掛装さ
れたタイミングベルト、タイミングベルトをガイドする
複数のアイドルプーリ、半回転釜に固定的に設けられた
ピニオン、ピニオンに歯合するラックを有するラック部
材、第2従動プーリの回転をラック部材の往復動作に変
換するクランク機構等が設けられ、ミシンモータが駆動
され、タイミングベルトを介して第2従動プーリが回転
すると、クランク機構によりラック部材が往復動作し、
ラックとピニオンを介して半回転釜が前記水平軸心回り
に往復回転駆動される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 図8の半回転釜駆動
装置101 では、カム溝103aが形成されたカム103 、カム
溝103aに係合する従動子104 、ミシン機枠に枢支したリ
ンク部材105 等を設けなければならないため、構造が複
雑化し製作コストが高価になること、従動子104 をカム
溝103aに隙間なく係合させることは難しく、ミシン作動
時に従動子104 がカム溝103aの側壁に衝突するため、大
きな騒音が発生すること等の問題がある。
装置101 では、カム溝103aが形成されたカム103 、カム
溝103aに係合する従動子104 、ミシン機枠に枢支したリ
ンク部材105 等を設けなければならないため、構造が複
雑化し製作コストが高価になること、従動子104 をカム
溝103aに隙間なく係合させることは難しく、ミシン作動
時に従動子104 がカム溝103aの側壁に衝突するため、大
きな騒音が発生すること等の問題がある。
【0007】更に、縫針116 (針棒115 )の上下動に対
して半回転釜110 を所定のタイミングで作動させる為
に、カム溝103aを高精度に加工しなければならないこ
と、駆動力を伝達するリンク部材105 を、特にミシンの
高速作動時、弾性変形しない強度の高いものを使用しな
ければならないこと等により、製作コストが非常に高価
になるという問題がある。
して半回転釜110 を所定のタイミングで作動させる為
に、カム溝103aを高精度に加工しなければならないこ
と、駆動力を伝達するリンク部材105 を、特にミシンの
高速作動時、弾性変形しない強度の高いものを使用しな
ければならないこと等により、製作コストが非常に高価
になるという問題がある。
【0008】一方、特開平63−11194号公報のベ
ルト駆動ミシンでは、タイミングベルトの長さが非常に
長くなり、複数のアイドルプーリを設けなければならな
いため構造が複雑化するし、そのタイミングベルトで針
棒と半回転釜を駆動する駆動力を伝達しなければならな
いため、ミシン作動時のタイミングベルトの伸び量が大
きくなり、縫針の上下動に対して半回転釜を所定のタイ
ミングで作動させるのが難しくなるという問題がある。
ルト駆動ミシンでは、タイミングベルトの長さが非常に
長くなり、複数のアイドルプーリを設けなければならな
いため構造が複雑化するし、そのタイミングベルトで針
棒と半回転釜を駆動する駆動力を伝達しなければならな
いため、ミシン作動時のタイミングベルトの伸び量が大
きくなり、縫針の上下動に対して半回転釜を所定のタイ
ミングで作動させるのが難しくなるという問題がある。
【0009】本発明の目的は、ミシンの半回転釜駆動装
置において、構造を簡単化すること、ミシン作動時の騒
音を低減すること、製作コストを低減すること、縫針の
上下動に対して半回転釜を所定のタイミングで確実に作
動させること、等である。
置において、構造を簡単化すること、ミシン作動時の騒
音を低減すること、製作コストを低減すること、縫針の
上下動に対して半回転釜を所定のタイミングで確実に作
動させること、等である。
【0010】
【課題を解決するための手段】 請求項1のミシンの半
回転釜駆動装置は、ミシンの主軸に連動させて、半回転
釜を主軸の回転軸心と直交する水平軸心回りに駆動する
半回転釜駆動装置において、前記主軸に固定的に設けら
れた駆動プーリと、前記主軸の回転軸心と直交する水平
軸心回りに枢支された従動プーリと、前記駆動プーリと
従動プーリとに90度捩じれた状態で掛装されたタイミ
ングベルトと、前記半回転釜に固定的に設けられたピニ
オンと、前記ピニオンに歯合するラックを有するラック
部材と、前記従動プーリの回転をラック部材の往復動作
に変換するクランク機構とを備えたことを特徴とするも
のである。
回転釜駆動装置は、ミシンの主軸に連動させて、半回転
釜を主軸の回転軸心と直交する水平軸心回りに駆動する
半回転釜駆動装置において、前記主軸に固定的に設けら
れた駆動プーリと、前記主軸の回転軸心と直交する水平
軸心回りに枢支された従動プーリと、前記駆動プーリと
従動プーリとに90度捩じれた状態で掛装されたタイミ
ングベルトと、前記半回転釜に固定的に設けられたピニ
オンと、前記ピニオンに歯合するラックを有するラック
部材と、前記従動プーリの回転をラック部材の往復動作
に変換するクランク機構とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0011】主軸とともに駆動プーリが回転駆動される
と、タイミングベルトを介して従動プーリが回転する。
従動プーリの回転はクランク機構によりラック部材の往
復動作に変換され、ラック部材の往復動作により、ラッ
クとピニオンを介して、半回転釜が主軸の回転軸心と直
交する水平軸心回りに駆動される。この半回転釜駆動装
置においては、駆動プーリとタイミングベルトと従動プ
ーリとクランク機構を介して、主軸の回転駆動力をラッ
ク部材に伝達できるため、構造が簡単化するとともに、
ミシン作動時の騒音を低減することができる。また、タ
イミングベルトで半回転釜を駆動する駆動力しか伝達し
ないし、その長さも比較的短くできるため、ミシン作動
時のタイミングベルトの伸びも殆どなく、縫針の上下動
に対して半回転釜を所定のタイミングで作動させること
ができる。
と、タイミングベルトを介して従動プーリが回転する。
従動プーリの回転はクランク機構によりラック部材の往
復動作に変換され、ラック部材の往復動作により、ラッ
クとピニオンを介して、半回転釜が主軸の回転軸心と直
交する水平軸心回りに駆動される。この半回転釜駆動装
置においては、駆動プーリとタイミングベルトと従動プ
ーリとクランク機構を介して、主軸の回転駆動力をラッ
ク部材に伝達できるため、構造が簡単化するとともに、
ミシン作動時の騒音を低減することができる。また、タ
イミングベルトで半回転釜を駆動する駆動力しか伝達し
ないし、その長さも比較的短くできるため、ミシン作動
時のタイミングベルトの伸びも殆どなく、縫針の上下動
に対して半回転釜を所定のタイミングで作動させること
ができる。
【0012】請求項2のミシンの半回転釜駆動装置は、
請求項1の発明において、前記主軸の正転時に、タイミ
ングベルトは駆動プーリの回転軸心と直交する方向から
駆動プーリに係合することを特徴とするものである。そ
れ故、主軸の正転時、駆動プーリに係合しているタイミ
ングベルトが、駆動プーリの回転軸心方向へ移動しなく
なり、駆動プーリから離脱するのを確実に防止すること
ができる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
請求項1の発明において、前記主軸の正転時に、タイミ
ングベルトは駆動プーリの回転軸心と直交する方向から
駆動プーリに係合することを特徴とするものである。そ
れ故、主軸の正転時、駆動プーリに係合しているタイミ
ングベルトが、駆動プーリの回転軸心方向へ移動しなく
なり、駆動プーリから離脱するのを確実に防止すること
ができる。その他請求項1と同様の作用を奏する。
【0013】請求項3のミシンの半回転釜駆動装置は、
請求項1又は2の発明において、前記主軸の正転時に、
タイミングベルトは駆動プーリから駆動プーリの回転軸
心と直交する方向に対して傾いた方向へ係合解除するこ
とを特徴とするものである。それ故、主軸の正転時、タ
イミングベルトが駆動プーリの回転軸心と直交する方向
から駆動プーリに係合するように、駆動プーリと従動プ
ーリとを所定の位置関係に配設することが可能になる。
その他請求項1又は2と同様の作用を奏する。
請求項1又は2の発明において、前記主軸の正転時に、
タイミングベルトは駆動プーリから駆動プーリの回転軸
心と直交する方向に対して傾いた方向へ係合解除するこ
とを特徴とするものである。それ故、主軸の正転時、タ
イミングベルトが駆動プーリの回転軸心と直交する方向
から駆動プーリに係合するように、駆動プーリと従動プ
ーリとを所定の位置関係に配設することが可能になる。
その他請求項1又は2と同様の作用を奏する。
【0014】請求項4のミシンの半回転釜駆動装置は、
請求項3の発明において、前記駆動プーリに、タイミン
グベルトをガイドするガイド部を設けたことを特徴とす
るものである。主軸の正転時に、タイミングベルトは駆
動プーリから駆動プーリの回転軸心と直交する方向に対
して傾いた方向へ係合解除するため、主軸の逆転時に
は、駆動プーリに係合しているタイミングベルトに主軸
の回転軸心方向の力が作用し、タイミングベルトは主軸
の回転軸心方向へ移動するが、駆動プーリに設けられた
ガイド部により、タイミングベルトが駆動プーリから離
脱するのを確実に防止できる。その他請求項3と同様の
作用を奏する。
請求項3の発明において、前記駆動プーリに、タイミン
グベルトをガイドするガイド部を設けたことを特徴とす
るものである。主軸の正転時に、タイミングベルトは駆
動プーリから駆動プーリの回転軸心と直交する方向に対
して傾いた方向へ係合解除するため、主軸の逆転時に
は、駆動プーリに係合しているタイミングベルトに主軸
の回転軸心方向の力が作用し、タイミングベルトは主軸
の回転軸心方向へ移動するが、駆動プーリに設けられた
ガイド部により、タイミングベルトが駆動プーリから離
脱するのを確実に防止できる。その他請求項3と同様の
作用を奏する。
【0015】請求項5のミシンの半回転釜駆動装置は、
請求項3又は4の発明において、前記従動プーリに、タ
イミングベルトをガイドするガイド部を設けたことを特
徴とするものである。それ故、従動プーリに係合してい
るタイミングベルトに、従動プーリの回転軸心方向の力
が作用し、タイミングベルトが従動プーリの回転軸心方
向へ移動しても、従動プーリに設けられたガイド部によ
り、タイミングベルトが従動プーリから離脱するのを確
実に防止できる。その他請求項3又は4と同様の作用を
奏する。
請求項3又は4の発明において、前記従動プーリに、タ
イミングベルトをガイドするガイド部を設けたことを特
徴とするものである。それ故、従動プーリに係合してい
るタイミングベルトに、従動プーリの回転軸心方向の力
が作用し、タイミングベルトが従動プーリの回転軸心方
向へ移動しても、従動プーリに設けられたガイド部によ
り、タイミングベルトが従動プーリから離脱するのを確
実に防止できる。その他請求項3又は4と同様の作用を
奏する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本実施形態は、ミシンモー
タで駆動される主軸に連動させて、半回転釜を主軸の回
転軸心と直交する水平軸心回りに駆動する半回転釜駆動
装置に、本発明を適用した場合の一例である。
て図面を参照して説明する。本実施形態は、ミシンモー
タで駆動される主軸に連動させて、半回転釜を主軸の回
転軸心と直交する水平軸心回りに駆動する半回転釜駆動
装置に、本発明を適用した場合の一例である。
【0017】図1に示すように、ミシンMは、ベッド部
1と、ベッド部1の右部から立設された脚柱部2と、脚
柱部2の上部からベッド部1と対向して左方へ延びるア
ーム部3を有し、主軸5はアーム部3に左右方向向きに
配設され、下端部に縫針8を着脱可能に装着した針棒6
はアーム部3の頭部4に上下動且つ左右に揺動可能に設
けられ、半回転釜7は、ベッド部1の左端部分に設けら
れ、主軸5の左右方向向きの回転軸心aと直交する前後
方向向きの水平軸心b回りに作動する。
1と、ベッド部1の右部から立設された脚柱部2と、脚
柱部2の上部からベッド部1と対向して左方へ延びるア
ーム部3を有し、主軸5はアーム部3に左右方向向きに
配設され、下端部に縫針8を着脱可能に装着した針棒6
はアーム部3の頭部4に上下動且つ左右に揺動可能に設
けられ、半回転釜7は、ベッド部1の左端部分に設けら
れ、主軸5の左右方向向きの回転軸心aと直交する前後
方向向きの水平軸心b回りに作動する。
【0018】また、ミシンMの内部には、前記主軸5に
連動させて、針棒6を上下に往復駆動する針棒駆動機構
15と、半回転釜7を水平軸心b回りに駆動する半回転
釜駆動装置30が設けられている。尚、図示していない
が、針棒6を左右に揺動駆動する針棒揺動機構、送り
歯、送り歯を送り駆動する送り歯駆動機構、送り歯の送
り量を調整する送り量を調整機構、押え足等が設けら
れ、これらの部材や機構は周知のものを適用可能であ
る。
連動させて、針棒6を上下に往復駆動する針棒駆動機構
15と、半回転釜7を水平軸心b回りに駆動する半回転
釜駆動装置30が設けられている。尚、図示していない
が、針棒6を左右に揺動駆動する針棒揺動機構、送り
歯、送り歯を送り駆動する送り歯駆動機構、送り歯の送
り量を調整する送り量を調整機構、押え足等が設けら
れ、これらの部材や機構は周知のものを適用可能であ
る。
【0019】主軸5は1対の軸受け10,11を介して
ミシン機枠に回動自在に支持され、主軸5の右端部に
は、脚柱部2の右側へ突出する回動操作部材12と、回
動操作部材12と一体形成されミシンモータで駆動され
るプーリ13とが固着され、主軸5の1対の軸受け1
0,11の間に、半回転釜駆動装置30の駆動プーリ3
1が固定的に設けられ、主軸5の左端部に、針棒駆動機
構15のクランク16が固着されている。
ミシン機枠に回動自在に支持され、主軸5の右端部に
は、脚柱部2の右側へ突出する回動操作部材12と、回
動操作部材12と一体形成されミシンモータで駆動され
るプーリ13とが固着され、主軸5の1対の軸受け1
0,11の間に、半回転釜駆動装置30の駆動プーリ3
1が固定的に設けられ、主軸5の左端部に、針棒駆動機
構15のクランク16が固着されている。
【0020】クランク16の左側には、上端部が枢支軸
14aにより枢支された針棒抱14が設けられ、この針
棒抱14に針棒6が上下動自在に支持されている。針棒
駆動機構15は、主軸5の左端部に固着されたクランク
16と、クランク16と針棒6とに両端部が回転可能に
連結された揺動部材17とを有し、主軸5か回転駆動さ
れると、クランク16と揺動部材17を介して針棒6が
所定ストローク上下に往復駆動される。
14aにより枢支された針棒抱14が設けられ、この針
棒抱14に針棒6が上下動自在に支持されている。針棒
駆動機構15は、主軸5の左端部に固着されたクランク
16と、クランク16と針棒6とに両端部が回転可能に
連結された揺動部材17とを有し、主軸5か回転駆動さ
れると、クランク16と揺動部材17を介して針棒6が
所定ストローク上下に往復駆動される。
【0021】前記半回転釜駆動装置30について説明す
る。図1、図2に示すように、半回転釜駆動装置30
は、主軸5に固定的に設けられた駆動プーリ31と、主
軸5の回転軸心aと直交する(水平軸心bと平行であ
る)水平軸心c回りに枢支された従動プーリ33と、駆
動プーリ31と従動プーリ33とに90度捩じれた状態
で掛装されたタイミングベルト40と、半回転釜7に固
定的に設けられたピニオン45と、ピニオン45に歯合
するラック46を有するラック部材47と、ラック部材
47に固定され右方へ延びる水平腕48と、従動プーリ
33の回転を水平腕48を介してラック部材47の往復
動作に変換するクランク機構50等で構成されている。
る。図1、図2に示すように、半回転釜駆動装置30
は、主軸5に固定的に設けられた駆動プーリ31と、主
軸5の回転軸心aと直交する(水平軸心bと平行であ
る)水平軸心c回りに枢支された従動プーリ33と、駆
動プーリ31と従動プーリ33とに90度捩じれた状態
で掛装されたタイミングベルト40と、半回転釜7に固
定的に設けられたピニオン45と、ピニオン45に歯合
するラック46を有するラック部材47と、ラック部材
47に固定され右方へ延びる水平腕48と、従動プーリ
33の回転を水平腕48を介してラック部材47の往復
動作に変換するクランク機構50等で構成されている。
【0022】駆動プーリ31は、図3に示すように、タ
イミングベルト40の幅の約3倍程度の左右幅を有し、
その右端部には、タイミングベルト40をガイドするガ
イド部32が設けられている。このガイド部32は、駆
動プーリ31より大径に構成され、その左端部にタイミ
ングベルト40の右端面が摺動可能なテーパ面32aが
形成されている。尚、ガイド部32の右側には送り歯駆
動機構の送り用カム19が一体形成されている。
イミングベルト40の幅の約3倍程度の左右幅を有し、
その右端部には、タイミングベルト40をガイドするガ
イド部32が設けられている。このガイド部32は、駆
動プーリ31より大径に構成され、その左端部にタイミ
ングベルト40の右端面が摺動可能なテーパ面32aが
形成されている。尚、ガイド部32の右側には送り歯駆
動機構の送り用カム19が一体形成されている。
【0023】一方、従動プーリ33は、図4に示すよう
に、タイミングベルト40の幅の約3倍程度の前後幅を
有し、支軸36を介してミシン機枠に回転自在に装着さ
れ、従動プーリ33の両端部には、タイミングベルト4
0をガイドする1対のガイド部34,35が設けられて
いる。前側のガイド部34の前端部には、水平軸心cと
直交する方向へ延びるクランク機構50のクランクレバ
ー51が固定的に設けられ、このクランクレバー51の
先端部に、水平腕48の右端部がピン結合されている。
に、タイミングベルト40の幅の約3倍程度の前後幅を
有し、支軸36を介してミシン機枠に回転自在に装着さ
れ、従動プーリ33の両端部には、タイミングベルト4
0をガイドする1対のガイド部34,35が設けられて
いる。前側のガイド部34の前端部には、水平軸心cと
直交する方向へ延びるクランク機構50のクランクレバ
ー51が固定的に設けられ、このクランクレバー51の
先端部に、水平腕48の右端部がピン結合されている。
【0024】図1、図2に示すように、駆動プーリ31
の後端部の下側に、従動プーリ33の左端部が位置する
ように、駆動プーリ31と従動プーリ33が配設されて
いる。つまり、主軸5の正転時(矢印方向への回転時)
に、タイミングベルト40は駆動プーリ31(主軸5)
の回転軸心aと直交する方向から駆動プーリ31に係合
し、駆動プーリ31から駆動プーリ31の回転軸心aと
直交する方向に対して傾いた方向へ係合解除するように
なっている。
の後端部の下側に、従動プーリ33の左端部が位置する
ように、駆動プーリ31と従動プーリ33が配設されて
いる。つまり、主軸5の正転時(矢印方向への回転時)
に、タイミングベルト40は駆動プーリ31(主軸5)
の回転軸心aと直交する方向から駆動プーリ31に係合
し、駆動プーリ31から駆動プーリ31の回転軸心aと
直交する方向に対して傾いた方向へ係合解除するように
なっている。
【0025】主軸5の正転時(矢印方向へ回転時)、矢
印の方向へ回動するタイミングベルト40は、駆動プー
リ31から従動プーリ33へ延びる途中部において、ア
イドルプーリ41によりガイドされている。アイドルプ
ーリ41は、ミシン機枠に枢支されバネ部材43で回動
付勢されたリンク部材42の先端部に回動自在に装着さ
れ、タイミングベルト41に右側から当接しテンション
を付与している。ラック46はラック部材47の下端部
に形成され、ラック部材46がバネ部材49により下方
へ付勢され、ラック46がピニオン45に歯合してい
る。
印の方向へ回動するタイミングベルト40は、駆動プー
リ31から従動プーリ33へ延びる途中部において、ア
イドルプーリ41によりガイドされている。アイドルプ
ーリ41は、ミシン機枠に枢支されバネ部材43で回動
付勢されたリンク部材42の先端部に回動自在に装着さ
れ、タイミングベルト41に右側から当接しテンション
を付与している。ラック46はラック部材47の下端部
に形成され、ラック部材46がバネ部材49により下方
へ付勢され、ラック46がピニオン45に歯合してい
る。
【0026】半回転釜7について簡単に説明すると、図
5、図6に示すように、半回転釜7は、ベッド部1内の
ミシン機枠に水平状に固定される大釜体60と、大釜体
60に前方から1対の止め具61aで着脱可能に固定さ
れる略リング状の大釜61と、これら大釜体60と大釜
61の内部に組み込まれた中釜62及びこの中釜624
を半回転駆動するドライバ63等で構成され、ドライバ
63に固定的に設けられた駆動軸64にピニオン45が
一体的に設けられている。
5、図6に示すように、半回転釜7は、ベッド部1内の
ミシン機枠に水平状に固定される大釜体60と、大釜体
60に前方から1対の止め具61aで着脱可能に固定さ
れる略リング状の大釜61と、これら大釜体60と大釜
61の内部に組み込まれた中釜62及びこの中釜624
を半回転駆動するドライバ63等で構成され、ドライバ
63に固定的に設けられた駆動軸64にピニオン45が
一体的に設けられている。
【0027】尚、正面視略半円状の中釜62の一端部
に、縫針8の目孔から延びる上糸を引っかける剣先62
aが形成されている。また、大釜体60と大釜61の上
面には、切欠き65aが形成された釜糸案内板65がビ
スで固定され、この釜糸案内板65により、縫針8から
延びる上糸が剣先62aで引っ掛けられて拡大する上糸
ループを、中釜62の前側と後側とに分離するようにな
っている。
に、縫針8の目孔から延びる上糸を引っかける剣先62
aが形成されている。また、大釜体60と大釜61の上
面には、切欠き65aが形成された釜糸案内板65がビ
スで固定され、この釜糸案内板65により、縫針8から
延びる上糸が剣先62aで引っ掛けられて拡大する上糸
ループを、中釜62の前側と後側とに分離するようにな
っている。
【0028】前記半回転釜駆動装置30の作用・効果に
ついて説明する。主軸5とともに駆動プーリ31が正転
方向(矢印方向)へ回転駆動されると、タイミングベル
ト40を介して従動プーリ33が時計回りに回転する。
従動プーリ33の回転はクランク機構50により水平腕
48を介してラック部材47の往復動作に変換され、ラ
ック46とピニオン45を介して、半回転釜7が水平軸
心b回りに駆動される。
ついて説明する。主軸5とともに駆動プーリ31が正転
方向(矢印方向)へ回転駆動されると、タイミングベル
ト40を介して従動プーリ33が時計回りに回転する。
従動プーリ33の回転はクランク機構50により水平腕
48を介してラック部材47の往復動作に変換され、ラ
ック46とピニオン45を介して、半回転釜7が水平軸
心b回りに駆動される。
【0029】主軸5の正転時に、駆動プーリ31に係合
しているタイミングベルト40に、左右方向向きの力が
殆ど作用しないため、タイミングベルト40が左右方向
へ(特に左方)へ移動して駆動プーリから離脱すること
がない。作業者が回動操作部材12を操作して、主軸5
を逆転方向(矢印と逆方向)へ回転させた場合、駆動プ
ーリ31に係合しているタイミングベルト40に右方向
きの力が作用し、図3に鎖線で示すように、タイミング
ベルト40が右向へ移動するが、タイミングベルト40
はガイド部32にガイドされる。
しているタイミングベルト40に、左右方向向きの力が
殆ど作用しないため、タイミングベルト40が左右方向
へ(特に左方)へ移動して駆動プーリから離脱すること
がない。作業者が回動操作部材12を操作して、主軸5
を逆転方向(矢印と逆方向)へ回転させた場合、駆動プ
ーリ31に係合しているタイミングベルト40に右方向
きの力が作用し、図3に鎖線で示すように、タイミング
ベルト40が右向へ移動するが、タイミングベルト40
はガイド部32にガイドされる。
【0030】この半回転釜駆動装置30によれば、駆動
プーリ31とタイミングベルト40と従動プーリ33と
クランク機構50と水平腕48を介して、主軸5の回転
駆動力をラック部材47に伝達できるため、構造が簡単
化し製作コストを低減できるとともに、ミシン作動時の
騒音を低減することができる。しかも、タイミングベル
ト40で半回転釜7を駆動する駆動力しか伝達しない
し、その長さも比較的短くできるため、ミシン作動時の
タイミングベルト40の伸びも殆どなく、縫針8の上下
動に対して半回転釜7を所定のタイミングで作動させ、
綺麗な縫目を確実に形成することが可能になる。
プーリ31とタイミングベルト40と従動プーリ33と
クランク機構50と水平腕48を介して、主軸5の回転
駆動力をラック部材47に伝達できるため、構造が簡単
化し製作コストを低減できるとともに、ミシン作動時の
騒音を低減することができる。しかも、タイミングベル
ト40で半回転釜7を駆動する駆動力しか伝達しない
し、その長さも比較的短くできるため、ミシン作動時の
タイミングベルト40の伸びも殆どなく、縫針8の上下
動に対して半回転釜7を所定のタイミングで作動させ、
綺麗な縫目を確実に形成することが可能になる。
【0031】しかも、主軸5の正転時に、タイミングベ
ルト40は駆動プーリ31の回転軸心aと直交する方向
から駆動プーリ31に係合するので、駆動プーリ31に
係合しているタイミングベルト40に、左右方向向きの
力が殆ど作用しないため、タイミングベルト40が駆動
プーリ31から離脱するのを確実に防止できる。そし
て、主軸5の正転時に、タイミングベルト40は駆動プ
ーリ31から駆動プーリ31の回転軸心aと直交する方
向に対して傾いた方向へ係合解除するので、タイミング
ベルト40が駆動プーリ31の回転軸心aと直交する方
向から駆動プーリ31に係合するように、駆動プーリ3
1と従動プーリ33とを所定の位置関係に配設すること
が可能になる。
ルト40は駆動プーリ31の回転軸心aと直交する方向
から駆動プーリ31に係合するので、駆動プーリ31に
係合しているタイミングベルト40に、左右方向向きの
力が殆ど作用しないため、タイミングベルト40が駆動
プーリ31から離脱するのを確実に防止できる。そし
て、主軸5の正転時に、タイミングベルト40は駆動プ
ーリ31から駆動プーリ31の回転軸心aと直交する方
向に対して傾いた方向へ係合解除するので、タイミング
ベルト40が駆動プーリ31の回転軸心aと直交する方
向から駆動プーリ31に係合するように、駆動プーリ3
1と従動プーリ33とを所定の位置関係に配設すること
が可能になる。
【0032】また、駆動プーリ31にタイミングベルト
40をガイドするガイド部32を設けので、特に主軸5
の逆転時に、タイミングベルト40が駆動プーリ31か
ら離脱するのを確実に防止でき、従動プーリ33にタイ
ミングベルト40をガイドするガイド部34,35を設
けたので、タイミングベルト40が従動プーリ33から
離脱するのを確実に防止できる。
40をガイドするガイド部32を設けので、特に主軸5
の逆転時に、タイミングベルト40が駆動プーリ31か
ら離脱するのを確実に防止でき、従動プーリ33にタイ
ミングベルト40をガイドするガイド部34,35を設
けたので、タイミングベルト40が従動プーリ33から
離脱するのを確実に防止できる。
【0033】前記実施形態の変更態様として、図7に示
すように、駆動プーリ31の左部にも、タイミングベル
ト40をガイドするガイド部70を設けてもよい。この
場合、タイミングベルト40が駆動プーリ31から離脱
するのをより確実に防止することができる。また、図示
していないが、従動プーリ33においては、タイミング
ベルト40が左右方向へ移動しにくいため、前後幅をあ
る程度大きくすることで、ガイド部34,35を省略す
ることが可能である。
すように、駆動プーリ31の左部にも、タイミングベル
ト40をガイドするガイド部70を設けてもよい。この
場合、タイミングベルト40が駆動プーリ31から離脱
するのをより確実に防止することができる。また、図示
していないが、従動プーリ33においては、タイミング
ベルト40が左右方向へ移動しにくいため、前後幅をあ
る程度大きくすることで、ガイド部34,35を省略す
ることが可能である。
【0034】
【発明の効果】 請求項1のミシンの半回転釜駆動装置
によれば、主軸に固定的に設けられた駆動プーリ、主軸
の回転軸心と直交する水平軸心回りに枢支された従動プ
ーリ、駆動プーリと従動プーリとに90度捩じれた状態
で掛装されたタイミングベルト、半回転釜に固定的に設
けられたピニオン、ピニオンに歯合するラックを有する
ラック部材、従動プーリの回転をラック部材の往復動作
に変換するクランク機構とを設けたので、駆動プーリと
タイミングベルトと従動プーリとクランク機構を介し
て、主軸の回転駆動力をラック部材に伝達できるため、
構造が簡単化し製作コストを低減できるとともに、ミシ
ン作動時の騒音を低減することができ、更に、タイミン
グベルトで半回転釜を駆動する駆動力しか伝達しない
し、その長さも比較的短くできるため、タイミングベル
トの伸びも殆どなく、縫針の上下動に対して半回転釜を
所定のタイミングで確実に作動させ、綺麗な縫目を確実
に形成することが可能になる。
によれば、主軸に固定的に設けられた駆動プーリ、主軸
の回転軸心と直交する水平軸心回りに枢支された従動プ
ーリ、駆動プーリと従動プーリとに90度捩じれた状態
で掛装されたタイミングベルト、半回転釜に固定的に設
けられたピニオン、ピニオンに歯合するラックを有する
ラック部材、従動プーリの回転をラック部材の往復動作
に変換するクランク機構とを設けたので、駆動プーリと
タイミングベルトと従動プーリとクランク機構を介し
て、主軸の回転駆動力をラック部材に伝達できるため、
構造が簡単化し製作コストを低減できるとともに、ミシ
ン作動時の騒音を低減することができ、更に、タイミン
グベルトで半回転釜を駆動する駆動力しか伝達しない
し、その長さも比較的短くできるため、タイミングベル
トの伸びも殆どなく、縫針の上下動に対して半回転釜を
所定のタイミングで確実に作動させ、綺麗な縫目を確実
に形成することが可能になる。
【0035】請求項2のミシンの半回転釜駆動装置によ
れば、請求項1と同様の効果を奏するが、主軸の正転時
にタイミングベルトは駆動プーリの回転軸心と直交する
方向から駆動プーリに係合するので、駆動プーリに係合
しているタイミングベルトが、駆動プーリの回転軸心方
向へ移動して、駆動プーリから離脱するのを確実に防止
することができる。
れば、請求項1と同様の効果を奏するが、主軸の正転時
にタイミングベルトは駆動プーリの回転軸心と直交する
方向から駆動プーリに係合するので、駆動プーリに係合
しているタイミングベルトが、駆動プーリの回転軸心方
向へ移動して、駆動プーリから離脱するのを確実に防止
することができる。
【0036】請求項3のミシンの半回転釜駆動装置によ
れば、請求項1又は2と同様の効果を奏するが、主軸の
正転時にタイミングベルトは駆動プーリから駆動プーリ
の回転軸心と直交する方向に対して傾いた方向へ係合解
除するので、タイミングベルトが駆動プーリの回転軸心
と直交する方向から駆動プーリに係合するように、駆動
プーリと従動プーリとを所定の位置関係に配設すること
が可能になる。
れば、請求項1又は2と同様の効果を奏するが、主軸の
正転時にタイミングベルトは駆動プーリから駆動プーリ
の回転軸心と直交する方向に対して傾いた方向へ係合解
除するので、タイミングベルトが駆動プーリの回転軸心
と直交する方向から駆動プーリに係合するように、駆動
プーリと従動プーリとを所定の位置関係に配設すること
が可能になる。
【0037】請求項4のミシンの半回転釜駆動装置によ
れば、請求項3の発明と同様の効果を奏するが、駆動プ
ーリにタイミングベルトをガイドするガイド部を設けた
ので、主軸の逆転時に、従動プーリに係合しているタイ
ミングベルトは主軸の回転軸心方向へ移動するが、駆動
プーリに設けられたガイド部により、タイミングベルト
が駆動プーリから離脱するのを確実に防止できる。
れば、請求項3の発明と同様の効果を奏するが、駆動プ
ーリにタイミングベルトをガイドするガイド部を設けた
ので、主軸の逆転時に、従動プーリに係合しているタイ
ミングベルトは主軸の回転軸心方向へ移動するが、駆動
プーリに設けられたガイド部により、タイミングベルト
が駆動プーリから離脱するのを確実に防止できる。
【0038】請求項5のミシンの半回転釜駆動装置によ
れば、請求項3又は4と同様の効果を奏するが、従動プ
ーリにタイミングベルトをガイドするガイド部を設けた
ので、従動プーリに係合しているタイミングベルトが従
動プーリの回転軸心方向へ移動しても、従動プーリに設
けられたガイド部により、タイミングベルトが従動プー
リから離脱するのを確実に防止できる。
れば、請求項3又は4と同様の効果を奏するが、従動プ
ーリにタイミングベルトをガイドするガイド部を設けた
ので、従動プーリに係合しているタイミングベルトが従
動プーリの回転軸心方向へ移動しても、従動プーリに設
けられたガイド部により、タイミングベルトが従動プー
リから離脱するのを確実に防止できる。
【図1】実施形態に係る半回転釜駆動装置を備えたミシ
ンの内部正面図である。
ンの内部正面図である。
【図2】前記ミシンの要部側面図である。
【図3】前記ミシンの駆動プーリの正面図である。
【図4】前記ミシンの従動プーリの側面図である。
【図5】半回転釜の正面図である。
【図6】半回転釜の斜視図である。
【図7】変更形態に係る駆動プーリの正面図である。
【図8】従来技術に係る半回転釜駆動装置を備えたミシ
ンの内部正面図である。
ンの内部正面図である。
M ミシン 5 主軸 7 半回転釜 30 半回転釜駆動装置 31 駆動プーリ 33 従動プーリ 40 タイミングベルト 45 ピニオン 46 ラック 47 ラック部材 50 クランク機構 32,34,35,70 ガイド部
Claims (5)
- 【請求項1】 ミシンの主軸に連動させて、半回転釜を
主軸の回転軸心と直交する水平軸心回りに駆動する半回
転釜駆動装置において、 前記主軸に固定的に設けられた駆動プーリと、 前記主軸の回転軸心と直交する水平軸心回りに枢支され
た従動プーリと、 前記駆動プーリと従動プーリとに90度捩じれた状態で
掛装されたタイミングベルトと、 前記半回転釜に固定的に設けられたピニオンと、 前記ピニオンに歯合するラックを有するラック部材と、 前記従動プーリの回転をラック部材の往復動作に変換す
るクランク機構と、 を備えたことを特徴とするミシンの半回転釜駆動装置。 - 【請求項2】 前記主軸の正転時に、タイミングベルト
は駆動プーリの回転軸心と直交する方向から駆動プーリ
に係合することを特徴とする請求項1に記載のミシンの
半回転釜駆動装置。 - 【請求項3】 前記主軸の正転時に、タイミングベルト
は駆動プーリから駆動プーリの回転軸心と直交する方向
に対して傾いた方向へ係合解除することを特徴とする請
求項1又は2に記載のミシンの半回転釜駆動装置。 - 【請求項4】 前記駆動プーリに、タイミングベルトを
ガイドするガイド部を設けたことを特徴とする請求項3
に記載のミシンの半回転釜駆動装置。 - 【請求項5】 前記従動プーリに、タイミングベルトを
ガイドするガイド部を設けたことを特徴とする請求項3
又は4に記載のミシンの半回転釜駆動装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28432197A JP3693139B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ミシンの半回転釜駆動装置 |
| US09/162,153 US6032597A (en) | 1997-09-30 | 1998-09-29 | Shuttle hook driver for sewing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28432197A JP3693139B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ミシンの半回転釜駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11104385A true JPH11104385A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3693139B2 JP3693139B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=17677046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28432197A Expired - Fee Related JP3693139B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ミシンの半回転釜駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3693139B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101736536B (zh) | 2008-11-13 | 2013-01-23 | 兄弟工业株式会社 | 缝纫机的梭驱动装置 |
| CN103361902A (zh) * | 2012-03-30 | 2013-10-23 | 兄弟工业株式会社 | 缝纫机 |
| KR101365475B1 (ko) * | 2007-05-14 | 2014-02-21 | 주식회사 썬스타 | 모터 직결식 재봉기의 이송 구조 |
| JP2015229044A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ミシン |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP28432197A patent/JP3693139B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101365475B1 (ko) * | 2007-05-14 | 2014-02-21 | 주식회사 썬스타 | 모터 직결식 재봉기의 이송 구조 |
| CN101736536B (zh) | 2008-11-13 | 2013-01-23 | 兄弟工业株式会社 | 缝纫机的梭驱动装置 |
| CN103361902A (zh) * | 2012-03-30 | 2013-10-23 | 兄弟工业株式会社 | 缝纫机 |
| JP2015229044A (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-21 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | ミシン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3693139B2 (ja) | 2005-09-07 |
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