JPH11105795A - 交通機関の分煙装置 - Google Patents
交通機関の分煙装置Info
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Abstract
に図ることができる交通機関の分煙装置を提供する。 【解決手段】 交通機関の分煙装置は、客室内にて通路
2を横切る分煙境界X上に設けられたエアカーテン80
と、エアカーテン80から喫煙席領域側に所定の距離を
存して通路2の天井部分に設けられた通路排気口42
と、客室内の窓側にて禁煙席領域から分煙境界Xを越え
て喫煙席領域に延びる左右一対の空気吹き出しグリル1
6とを備えており、これら空気吹き出しグリル16は禁
煙席領域内の前側グリル部分18と、喫煙席領域内の後
側グリル部分20とを有し、前側グリル部分18からは
通路2側で且つ分煙境界Xに向けて斜め方向に空気が吹
き出され、これに対し、後側グリル部分20からは窓側
で且つ分煙境界Xから離れる斜め方向に空気が吹き出さ
れる。
Description
領域と喫煙席領域とに区分したとき、これらの領域間の
分煙境界にて、効果的な分煙を確立することができる交
通機関の分煙装置に関する。
機等の交通機関において、同一の客室内に喫煙者及び禁
煙者を同時に収容するにはその客室内を禁煙席領域と喫
煙席領域とに区分するのが一般的である。
領域と喫煙席領域とは単に座席位置のみで区分されてい
るため、喫煙席領域内での喫煙により発生した煙や臭い
が禁煙席領域に流入し、これらの煙や臭いは禁煙席領域
の乗客にとって迷惑なものとなる。それ故、禁煙席領域
と喫煙席領域とを区分する境界、即ち、分煙境界にて、
喫煙席領域から禁煙席領域内に流入しようとする喫煙時
の煙や臭いを遮断し、その分煙境界での分煙を効果的に
図ることが望まれる。
確保されている場合、喫煙席領域内にて発生したたばこ
の煙や臭いがその通路を通じて禁煙席領域内に流入し易
いため、分煙境界での分煙を効果的に図るには、その分
煙境界上の通路部分にて喫煙席領域から禁煙席領域への
たばの煙や臭いの流入を確実に阻止しなければならな
い。
は、客室内の窓際の座席と客室の側壁との間の間隙が禁
煙席領域と喫煙席領域との間を繋ぐ流路となってしま
い、この流路を通じてたばこの煙や臭いが喫煙席領域か
ら禁煙席領域に流入してしまうことである。上述した通
路や流路を通じて禁煙席領域に流入するたばこの煙や臭
いを阻止するには、分煙境界に沿って仕切りを設け、客
室内を禁煙席室と喫煙席室とに完全に仕切ってしまうこ
とが考えられる。しかしながら、仕切りの存在は禁煙席
室や喫煙席室内の乗客に狭苦しさを与えてしまうばかり
でなく、喫煙席室及び禁煙席室内の座席数、即ち、それ
らの収容人数が一義的に決定しまうことにもなる。
れたもので、その目的とするところは、分煙境界での分
煙、特に、通路や窓側の流路での分煙を簡単の構成で効
果的に図れ、しかも、禁煙席領域と喫煙席領域の座席数
の変更にも容易に対処することができる交通機関の分煙
装置を提供することにある。
って達成され、請求項1の交通機関の分煙装置は、客室
の天井から垂下されて、分煙境界上の通路部分を遮るエ
アカーテンと、通路上方の天井部分に分煙境界から所定
の距離を存して設けられ、喫煙席領域内の空気を排気す
る通路排気口とを備える一方、客室内の窓側座席の上方
に禁煙席領域から分煙境界を越えて喫煙席領域内に延び
る空気吹き出しグリルを備えている。ここで、空気吹き
出しグリルは、禁煙席領域内の第1吹き出しグリル部分
と喫煙席領域内の第2吹き出しグリル部分とからなり、
第1吹き出しグリル部分は客室内の通路側で且つ分煙境
界に向けて斜め方向に空気を吹き出し、第2吹き出しグ
リル部分は客室の窓側で且つ分煙境界から離れる斜め方
向に空気を吹き出すものとなっている。
ンは、喫煙席領域と禁煙席領域との間の分煙境界にて通
路を遮断し、喫煙席領域から禁煙席領域へのたばこの煙
や臭いの流入を阻止し、そして、通路排気口は喫煙席領
域から通路に流出したたばこの煙や臭いを排出し、喫煙
席領域内での煙や臭いの滞留を阻止する。空気吹き出し
グリル、即ち、その第1吹き出しグリル部分から吹き出
された空気は、窓側座席の上方を禁煙席領域から分煙境
界を斜めに越えて喫煙席領域に流入する。このような空
気の流れは、喫煙席領域から分煙境界を越えて禁煙席領
域内に侵入しようとするたばこの煙や臭いを喫煙席領域
側に押し戻し、これら煙や臭いに対する障壁となる。一
方、第2吹き出しグリル部分から吹き出された空気は喫
煙席領域内にて客室の窓側の側壁に斜めに衝突し、この
後、その側壁に沿い分煙境界から離れる方向に流れる。
このような空気流は窓際の座席と側壁との間の流路内に
たばこの煙や臭いが滞留してしまうのを防止し、また、
これら煙や臭いがその流路を通じ、喫煙席領域から禁煙
席領域に流入するのを阻止する。
和空気を供給するライン吹き出し口を窓側に備えた客室
に適用され、その空気吹き出しグリルはライン吹き出し
口の一部として設けられている。この場合、空気吹き出
しグリルはライン吹き出し口から調和空気の供給を受
け、この調和空気を第1及び第2吹き出しグリル部分か
ら、その吹き出し方向を変えて吹き出す。
且つ通路に隣接した禁煙座席に、より詳しくは、その禁
煙座席の通路側側面に座席吹き出し口を更に備えてお
り、この座席吹き出し口は、通路を通じ分煙境界に向け
て空気を吹き出すものとなっている。この場合、座席吹
き出し口から吹き出された空気の流れは、喫煙席領域か
ら禁煙席領域に通路の下部を通じて流入しようとするた
ばこの煙や臭いを喫煙席領域側に押し戻し、こられ煙や
臭いに対しての障壁となる。
〜3の何れかを旅客機の客室に適用したものである。旅
客機の客室内に前述したエアカーテン及び通路排気口を
備えた一対の通路が確保されている場合、請求項5の分
煙装置は、客室の天井にセンタ吹き出し口とセンタ排気
口とを備えている。センタ吹き出し口は一対の通路間で
且つ分煙境界の近傍に配置され、喫煙席領域内に向けて
空気を吹き出すものとなっており、そして、センタ排気
口は一対の通路間に設けられ、喫煙席領域内の空気を排
気する。
傍に位置した喫煙座席領域の中央座席列にて喫煙される
としても、その喫煙により発生したたばこの煙や臭いは
センタ吹き出し口からの空気の吹き出しにより喫煙席領
域側に押し戻され、そして、これら煙や臭いはセンタ排
気口から排出される。好ましくは、分煙境界に最も近い
禁煙席領域の座席列にはそのシートの下側に柔軟なスカ
ートを設けることができる。このスカートは分煙境界に
沿って延びた状態で、客室の床面まで垂下されている。
このようなスカートはその禁煙座席列の下側を通じ、喫
煙席領域から禁煙席領域に侵入しようとするたばこの煙
や臭いを遮断し、これら煙や臭いに対しての障壁とな
る。
接する座席の背もたれは閉塞布により相互に接続されて
いるとより好ましいものとなる。この閉塞布は隣接する
背もたれの相対的な起倒を許容しつつ、これら背もたれ
間を閉塞するものであり、背もたれの間を通じ、喫煙席
領域から禁煙席領域に侵入するたばこの煙や臭いを阻止
する。
例として、広胴型の旅客機(例えばジャッンボジェット
機)内の客室を示しており、この客室にはその中央に中
央座席列4、そして、中央座席列4の左右両側に窓側座
席列6が備えられており、これら中央及び左右の窓側座
席列4,6は客室の前後方向に所定の間隔を存して配置
されている。中央座席列4と左右の窓側座席列6との間
には通路2がそれぞれ確保されている。
口8がそれぞれ設けられており、これらライン吹き出し
口8は客室の前後方向に延びている。より詳しくは、ラ
イン吹き出し口8は左右の窓側に備えられた手荷物入れ
列10の下面にてそれぞれ開口している。各ライン吹き
出し口8は、天井スペースに設置された空調システム
(図示しない)から調和空気の供給を受け、この調和空
気を通路2側に向けて真っ直ぐに吹き出し、これによ
り、客室内に左右一対の縦旋回流を生起する。
傍に排気口11が設けられており、これら排気口11は
客室の前後方向に所定の間隔を存して設置されている。
排気口11は客室内の空気を床下スペースに排出し、そ
して、この床下スペースからアウトフローバルブを介し
て機外に排気される。なお、アウトフローバルブはジャ
ンボジェット機の場合、機体の後尾下部に設けられてい
る。
線で示す分煙境界Xにて、この分煙境界Xよりも前側が
禁煙席領域、そして、その後側が喫煙席領域として区分
されている。ここで、禁煙席領域の前方には複数のギャ
レーモジュール12が設置されており、喫煙席領域の後
方にはラバトリーモジュール14が設置されている。前
述した各ライン吹き出し口8にはその一部に空気吹き出
しグリル16が設けられており、これら空気吹き出しグ
リル16は分煙境界Xを挟み、この分煙境界Xの前後に
所定の長さだけそれぞれ延びている。
リル16は禁煙席領域内に位置した前側グリル部分(第
1吹き出しグリル部分)18と、喫煙席領域内に位置し
た後側グリル部分(第2吹き出しグリル部分)20とか
らなり、前側グリル部分18は通路2側に向けて開口し
たグリル開口22を有している。なお、図3において、
ライン吹き出し口8は誇張して示されている。
ル16は、手荷物入れ10の下面に取り付けられ、ライ
ン吹き出し口8の一部を下方から覆っている。従って、
空気吹き出しグリル16はライン吹き出し口8から調和
空気の供給を受けることができる。ここで、ライン吹き
出し口8は空気溜室24に連通しており、前述した空調
システムは空気溜室24を経てライン吹き出し口8に調
和空気を導くものとなっている。
6が収容されている。これら偏向板26は前側グリル部
分18の長手方向に一定の間隔を存して配置され、その
長手方向に対し45°の角度をもって傾斜されている。
より詳しくは、各偏向板26はグリル開口22側の一端
がその他端よりも分煙境界Xに近接すべく45°の角度
をもって傾斜されている。前側グリル部分18内に上述
した偏向板26が収容されていると、ライン吹き出し口
8から前側グリル部分18内に供給された調和空気は偏
向板26により偏向され、そのグリル開口22から通路
2側でなお且つ分煙境界Xに向けて斜め方向に吹き出さ
れることになる。
部分20は客室の窓側に向けて開口したグリル開口28
を有し、その内部にも多数の偏向板30が収容されてい
る。これら偏向板30は後側グリル部分20の長手方向
に一定の間隔を存して配置され、45°の角度をもって
傾斜されている。ここで、後側グリル部分20内の偏向
板30と前側グリル部分18内の偏向板26とは互いに
直交関係にあり、従って、ライン空気吹き出し口8から
後側グリル部分20に供給された調和空気は偏向板30
により偏向され、そのグリル開口28から窓側でなお且
つ分煙境界Xから離れる斜め方向に吹き出される。な
お、偏向板26,30の傾斜角は調整可能であってもよ
く、この場合、それらの傾斜角を任意に調整することが
できる。
即ち、天井構成壁には分煙境界X上に左右一対の給気ス
リット32が備えられており、これら給気スリット32
は対応する側の通路2を横断して延びている。各給気ス
リット32は、前述した空調システムとは別系統の給気
システムから調和空気の供給を受け、その調和空気を下
方に向けて吹き下ろすことができ、これにより、通路2
を遮るエアカーテンが形成される。給気システムは天井
スペースに配置されており、その詳細は後述する。な
お、各給気スリット32はその長さ及び幅がそれぞれ1
m、5mm程度のものであるが、その大きさに制約を受け
るものではない。
2間にセンタ吹き出し口34を更に備えている。このセ
ンタ吹き出し口34は、中央座席列4の上方にて天井構
成壁の一部を構成する手荷物入れ列36の下面に設けら
れている。より詳しくは、手荷物入れ列36内には個々
の手荷物入れの間に空所が確保されているが、これら空
所の1つに連通するようにしてセンタ吹き出し口34が
形成されており、そして、その空所に図6及び図7に示
すような扁平なダクト部材38が配置されている。この
ダクト部材38はセンタ吹き出し口34に向けて拡幅し
た扇形形状をなす一方、喫煙席領域に向けて斜めに傾斜
し、そして、その下端開口がセンタ吹き出し口34に接
続されている。ダクト部材38の上端は前述した給気シ
ステムに接続されており、ダクト部材38は空調システ
ムから供給された調和空気を案内し、その下端開口、即
ち、センタ吹き出し口34から客室内に吹き出す。ま
た、センタ吹き出し口34にはルーバ40が取り付けら
れており、このルーバ40はセンタ吹き出し口34から
調和空気を扇形に吹き出させる。
域内の天井構成壁には、左右一対の通路排気口42及び
センタ排気口44がそれぞれ備えられており、これら通
路排気口42及びセンタ排気口は前述した給気スリット
32及びセンタ吹き出し口34にそれぞれ対応したもの
である。即ち、一対の通路排気口42は対応する通路上
方の天井構成壁に開口され、センタ排気口44は中央の
手荷物入れ36の下面に開口されている。そして、これ
ら通路排気口42及びセンタ排気口44は、例えば座席
列でみて1列程度分だけ分煙境界Xから離間して配置さ
れている。
32及びセンタ吹き出し口34に調和空気を供給する給
気システム、そして、通路排気口42及びセンタ排気口
44を通じて空気を排出するための排気システムが併せ
て示されており、これら給気及び排気システムは天井ス
ペースに配置されている。なお、図8中、ラインL1,
L2,L3は、ライン吹き出し口8、中央の手荷物入れ列
36の下面、そして、通路天井の高さ位置をそれぞれ表
している。
ンタ吹き出し口34から延びる分岐管路46,48を備
えており、これら分岐管路46,48は1本の給気ダク
ト50にそれぞれ接続されている。この給気ダクト50
には、給気ファン56を内蔵した空調機57及びフィル
タ54が取り付けられており、空調機57はその給気フ
ァン56により天井スペース内の空気をフィルタ54を
通じて吸い込み、その空気を調和した後、給気ダクト5
0から分岐管路46,48を介して給気スリット32及
びセンタ吹き出し口34に供給することができる。
42及びセンタ排気口44からそれぞれ延びる分岐管路
58,60を備えており、これら分岐管路58,60は
排気ダクト62に接続されている。この排気ダクト62
にはフィルタ64及び排気ファン66が設けられてい
る。排気ファン66が駆動されると、通路排気口42及
びセンタ排気口44から客室内の空気が吸い込まれ、こ
の空気は分岐管路58,60及び排気ダクト62を通
じ、排気ファン66の吐出口から天井スペース内に排出
される。なお、天井スペース内の空気は、機体外板と内
張りとの間の隙間をを通じて床下スペースに導かれ、こ
の床下スペースのアウトフローバルブから機外に排出さ
れる。
の給気経路52もまた示されており、この給気経路52
は天井スペースの空調システムに接続されている。空調
システムは、エンジン近傍のエア取り入れ口から取り入
れた外気や、天井スペース内から取り入れた空気を調和
し、その調和空気を給気経路52及び空気溜室24を介
してライン吹き出し口8及び空気吹き出しグリル16に
供給する。なお、空調システムの給気量に余裕がある場
合、空調システムから給気スリット32及びセンタ吹き
出し口34に調和空気を供給することもできる。
クト50からは更に、左右一対の分岐管路68が延びて
いる。これら分岐管路68は天井スペースから機体の外
板と内張りとの間の隙間を下降し、そして、客席の側壁
の下部から禁煙席領域内に引き出されている。より詳し
くは、図1に一方の分岐管路68を示してあるように、
この分岐管路68は窓側禁煙座席列の下側を通路2に隣
接した禁煙座席70の肘掛け72まで延びている。この
肘掛け72はその通路側の面に座席吹き出し口74を備
えており、座席吹き出し口74に分岐管路68が接続さ
れている。従って、座席吹き出し口74は分岐管路68
を通じて調和空気の供給を受け、その調和空気を通路2
に向けて吹き出すことができる。ここで、座席吹き出し
口74内にも偏向板が配置されており、座席吹き出し口
74からは通路2を通じ、喫煙座席領域側に向けて調和
空気が吹き出される。
き出し口74を備えた禁煙座席70は、禁煙席領域内の
最後列の座席列よりも1つ前の座席列に含まれている。
更に、禁煙席領域内にて最も後側の禁煙座席列におい
て、隣接する禁煙座席の背もたれは閉塞布76(図8参
照)により相互に接続されており、この閉塞布76は隣
接する背もたれの相対的な傾倒を許容しつつ、背もたれ
の間を閉じている。
ートの下側から床面に達する布製のスカート78が垂下
されており、このスカート78は左右の通路2を除き、
その禁煙座席列に沿って延びている。次に、図9を参照
すると、前述した空気吹き出しグリル16、センタ吹き
出し口34及び座席吹き出し口74からの調和空気の吹
き出しが実線の矢印で示されており、また、給気スリッ
ト32からの調和空気の吹き出し、即ち、その吹き出し
により形成されるエアカーテンが参照符号80で示され
ている。更に、通路排気口42及びセンタ排気口44か
ら排出される空気の流れは白抜きの矢印で示されてい
る。
リル16において、その前側グリル部分18から吹き出
される調和空気は、窓側の座席列の上方に分煙境界Xを
越え且つ喫煙席領域内に向かう空気の流れを生起する。
この空気流は、分煙境界X近傍の窓側禁煙座席列にて発
生したたばこの煙や臭いを喫煙席領域の後方に押し流
し、たばこの煙や臭いが禁煙席領域内に侵入するのを阻
止する。また、後側グリル部分20から吹き出される調
和空気は客室の窓側の側壁に斜めに衝突し、この後、そ
の側壁に沿って喫煙席領域の後方に向かう空気の流れを
生起する。この空気流は、最も前側の窓側喫煙座席列と
側壁との間に滞留するたばこの煙や臭いを喫煙席領域の
後方に押し流し、たばこの煙や臭いが禁煙席領域内に侵
入するのを阻止する。
れ出しても、その煙や臭いはエアカーテン80により遮
断され、また、通路排気口42からの空気とともに排出
されるので、分煙境界Xを越えて禁煙席領域に侵入する
ことはない。また、たばこの煙や臭いが通路2の下方部
分を床面に沿い禁煙席領域に向けて流れ出しても、その
煙や臭いは前述した座席吹き出し口74から吹き出され
る調和空気の流れによって喫煙席領域の後方に向けて押
し戻され、分煙境界Xを越えて禁煙席領域に侵入するこ
とはない。
て発生したたばこの煙や臭いは、センタ吹き出し口34
から扇形に吹き出される調和空気により、喫煙席領域の
後方に押し流され、分煙境界Xを越えて禁煙席領域に侵
入することはない。一方、上述した調和空気の吹き出し
による分煙に加えて、左右一対の通路排気口42及びセ
ンタ排気口44から喫煙席領域内の空気が排出されてい
るので、分煙境界Xでは禁煙席領域から喫煙席領域に向
かう空気の流れが生起される。この結果、喫煙席領域か
ら分煙境界Xを越えて禁煙席領域に侵入するたばこの煙
や臭いを防止することができる。
閉塞布76により閉じられているので、その禁煙座席の
背もたれが倒されても、隣接する背もたれ間に隙間が生
じることはなく、この隙間を通じてたばこの煙や臭いが
禁煙席領域に侵入することもない。また、最後列の禁煙
座席列の下側にはスカート78が垂下されているので、
たばこの煙や臭いが最後列の禁煙座席列の下側を通じて
禁煙席領域内に更に侵入してしまうこともない。
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、図2
及び図8に示されているように分煙境界Xとは別の分煙
境界Yを設け、この分煙境界Yに対しても2点鎖線で示
すように空気吹き出しグリル16、給気スリット32、
センタ吹き出し口34、通路排気口42及びセンタ排気
口44を同様にして設置することができる。この場合、
分煙境界Y側の空気吹き出しグリル16、給気スリット
32及びセンタ吹き出し口34は給気ダクト82に分岐
管路を介して接続され、そして、その給気ダクト82は
空調機57よりも下流側の給気ダクト50の部位にセレ
クトバルブ84を介して接続されている。また、分煙境
界Y側の通路排気口42及びセンタ排気口44もまた排
気ダクト86に分岐管路を介して接続されており、この
排気ダクト86は、フィルタよりも上流側の排気ダクト
62の部位にセレクトバルブ88を介して接続されてい
る。
準備されていれば、分煙境界X,Yの一方を選択して使
用することができ、これにより、禁煙席領域及び喫煙席
領域内の座席数をそれぞれ可変することができる。この
発明の分煙装置は上述した旅客機の客室のみらず、長距
離バス、列車及び船舶等の他の交通機関の客室にあって
も同様に適用することができる。
の分煙装置によれば、客室の通路に関してはエアカーテ
ンと通路排気口からの排気により、通路を通じて喫煙席
領域から禁煙席領域に流入するたばこの煙や臭いを阻止
することができ、一方、空気吹き出しグリルの第1及び
第2吹き出しグリル部分から互いに逆向きに吹き出され
る空気により、窓際の座席と客室の側壁との間の分煙境
界でも、その分煙を効果的に図ることができる。
しグリルはライン吹き出し口の一部として設けられてい
る、空気吹き出しグリルへの空気の供給源が不要にな
る。請求項3の分煙装置によれば、通路に隣接した禁煙
座席の座席吹き出し口から通路に向けて空気を吹き出す
ようにしているので、通路の下部を通じて禁煙席領域内
に侵入するたばこの煙や臭いを阻止することができる。
室内での分煙を効果的に図ることができ、そして、請求
項5の分煙装置によれば、客室内に左右一対の通路が確
保されていても、その中央座席列での分煙をセンタ吹き
出し口からの空気の吹き出しとセンタ排気口からの空気
の排気により、効果的に図ることができる。
視図である。
平面図である。
である。
である。
の排気経路を示した図である。
れたもので、その目的とするところは、分煙境界での分
煙、特に、通路や窓側の流路での分煙を簡単な構成で効
果的に図れ、しかも、禁煙席領域と喫煙席領域の座席数
の変更にも容易に対処することができる交通機関の分煙
装置を提供することにある。
ンは、喫煙席領域と禁煙席領域との間の分煙境界の通路
において、喫煙席領域から禁煙席領域へのたばこの煙や
臭いの流入を阻止し、そして、通路排気口は喫煙席領域
から通路に流出したたばこの煙や臭いを排出し、喫煙席
領域内での煙や臭いの滞留を阻止する。空気吹き出しグ
リル、即ち、その第1吹き出しグリル部分から吹き出さ
れた空気は、窓側座席の上方を禁煙席領域から分煙境界
を斜めに越えて喫煙席領域に流入する。このような空気
の流れは、喫煙席領域から分煙境界を越えて禁煙席領域
内に侵入しようとするたばこの煙や臭いを喫煙席領域側
に押し戻し、これら煙や臭いに対する障壁となる。一
方、第2吹き出しグリル部分から吹き出された空気は喫
煙席領域内にて客室の窓側の側壁に斜めに衝突し、この
後、その側壁に沿い分煙境界から離れる方向に流れる。
このような空気流は窓際の座席と側壁との間の流路内に
たばこの煙や臭いが滞留してしまうのを防止し、また、
これら煙や臭いがその流路を通じ、喫煙席領域から禁煙
席領域に流入するのを阻止する。
ンタ吹き出し口34から延びる分岐管路46,48を備
えており、これら分岐管路46,48は1本の給気ダク
ト50にそれぞれ接続されている。この給気ダクト50
には、好ましくは給気ファン56を内蔵した空調機57
及びフィルタ54が取り付けられており、空調機57は
その給気ファン56により天井スペース内の空気をフィ
ルタ54を通じて吸い込み、その空気を調和した後、給
気ダクト50から分岐管路46,48を介して給気スリ
ット32及びセンタ吹き出し口34に供給することがで
きる。
れ出しても、その煙や臭いはエアカーテン80により遮
断され、また、通路排気口42から排出されるので、分
煙境界Xを越えて禁煙席領域に侵入することはない。ま
た、たばこの煙や臭いが通路2の下方部分を床面に沿い
禁煙席領域に向けて流れ出しても、その煙や臭いは前述
した座席吹き出し口74から吹き出される調和空気の流
れによって喫煙席領域の後方に向けて押し戻され、分煙
境界Xを越えて禁煙席領域に侵入することはない。
の分煙装置によれば、客室の通路に関してはエアカーテ
ンと通路排気口からの排気により、通路を通じて喫煙席
領域から禁煙席領域に流入するたばこの煙や臭いを阻止
することができ、一方、空気吹き出しグリルの第1及び
第2吹き出しグリル部分から吹き出される空気により、
窓際の座席と客室の側壁との間の分煙境界でも、その分
煙を効果的に図ることができる。
しグリルはライン吹き出し口の一部として設けられてい
るので、空気吹き出しグリルへの空気の特別な供給源が
不要になる。請求項3の分煙装置によれば、通路に隣接
した禁煙座席の座席吹き出し口から通路に向けて空気を
吹き出すようにしているので、通路の下部を通じて禁煙
席領域内に侵入するたばこの煙や臭いを阻止することが
できる。
Claims (5)
- 【請求項1】 左右に窓を有した客室を備え、この客室
内を前後に延びる通路にて区分してなる交通機関におい
て、 前記通路を横断して延び、前記客室内を禁煙席領域と喫
煙席領域とに区分する分煙境界と、 前記客室の天井から垂下され、前記分煙境界上の通路部
分を遮るエアカーテンと、 前記通路の上方の天井部分に前記分煙境界から所定の距
離を存して設けられ、前記喫煙席領域内の空気を排気す
る通路排気口と、 前記客室内の窓側座席の上方に設けられ、前記禁煙席領
域から前記分煙境界を越えて前記喫煙席領域内に延びる
空気吹き出しグリルとを備え、 前記空気吹き出しグリルは、前記禁煙席領域内の第1吹
き出しグリル部分と前記喫煙席領域内の第2吹き出しグ
リル部分とを有し、 前記第1吹き出しグリル部分は前記客室内の前記通路側
で且つ前記分煙境界に向かう斜め方向に空気を吹き出
し、前記第2吹き出しグリル部分は前記客室の窓側で且
つ前記分煙境界から離れる方向に空気を吹き出すことを
特徴とする交通機関の分煙装置。 - 【請求項2】 前記客室はその窓側に前記通路に沿って
延び、前記客室内に調和空気を供給するライン吹き出し
口を更に備えており、前記空気吹き出しグリルは前記ラ
イン吹き出し口の一部として設けられていることを特徴
とする請求項1に記載の交通機関の分煙装置。 - 【請求項3】 前記分煙境界の近傍で且つ前記通路に隣
接する禁煙席領域内の座席に関し、前記禁煙座席の通路
側側面には座席吹き出し口が設けられており、この座席
吹き出し口は前記通路を通じ前記分煙境界に向けて空気
を吹き出すことを特徴とする請求項1に記載の交通機関
の分煙装置。 - 【請求項4】 前記客室は旅客機の客室であることを特
徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の交通機関の
分煙装置。 - 【請求項5】 前記客室内には、前記エアカーテン及び
前記通路排気口を備えた左右一対の通路が確保されてお
り、 前記客室の天井には、前記一対の通路間で且つ前記分煙
境界の近傍に前記喫煙席領域内に向けて空気を吹き出す
センタ吹き出し口と、前記通路排気口間に前記喫煙席領
域内の空気を排出するセンタ排気口とが更に設けられて
いることを特徴とする請求項4に記載の交通機関の分煙
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27175597A JP4080037B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 交通機関の分煙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27175597A JP4080037B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 交通機関の分煙装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11105795A true JPH11105795A (ja) | 1999-04-20 |
| JP4080037B2 JP4080037B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=17504394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27175597A Expired - Fee Related JP4080037B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | 交通機関の分煙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4080037B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019188832A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 正樹 仲谷 | 喫煙車両 |
-
1997
- 1997-10-03 JP JP27175597A patent/JP4080037B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019188832A (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-31 | 正樹 仲谷 | 喫煙車両 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4080037B2 (ja) | 2008-04-23 |
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