JPH11107328A - 油圧ショベルの油圧制御装置 - Google Patents
油圧ショベルの油圧制御装置Info
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Abstract
を確実に行うことができる油圧ショベルの油圧制御装置
を提供する。 【解決手段】 ブーム用操作レバー10の操作に応じて作
動するブーム用スプール弁17を介して第一の油圧ポンプ
8 からブーム用シリンダ5 に圧油を供給し、アーム用操
作レバー12の操作に応じて作動するアーム用スプール弁
23を介して第二の油圧ポンプ9 からアーム用シリンダ6
に圧油を供給する油圧ショベルにおいて、ブーム用スプ
ール弁23の各切換位置で圧油の一部を作動油タンク19に
回収し得る回収流路26と、その回収流路に設けられる流
量制御弁18と、ブーム用操作レバー10及びアーム用操作
レバー12の操作有無を検知する圧力センサ33,34 と、該
圧力センサによってブーム用操作レバー10とアーム用操
作レバー12の同時操作が検知された際に、流量制御弁18
を開状態に制御するコントローラ35とを備えてなる。
Description
及びブーム用シリンダを複合操作する油圧ショベルに好
適な油圧ショベルの油圧制御装置に関するものである。
ームを作動させる場合、油圧ポンプとブーム用シリンダ
または油圧ポンプとアーム用シリンダとの間の油通路に
設けられるブーム用スプール弁(ブーム用方向切換弁)
またはアーム用スプール弁(アーム用方向切換弁)を、
それぞれブーム用操作レバーやアーム用操作レバーの操
作に応じて駆動させるようになっている。具体的には、
各スプール弁のスプールを操作レバーの操作量に応じて
移動させることにより、油圧ポンプから各シリンダに対
して供給される圧油の流れ及び方向を制御し、それによ
って、各操作レバーの操作量に応じた作動速度でブーム
用シリンダやアーム用シリンダを作動させるようになっ
ている。
シリンダ及びアーム用シリンダに対しそれぞれ別の油圧
ポンプ、すなわち第一の油圧ポンプ及び第二の油圧ポン
プから圧油を供給するようになっている。これらの油圧
ポンプとしては可変容量型の油圧ポンプが使用され、各
油圧ポンプの吐出流量は、基本的に各操作レバーの操作
量に応じて制御されるようになっている。
ショベルを用いて水平引き作業を行うことがある。水平
引き作業とは、アームの先端部に備えたバケットを水平
方向に引いて地ならしを行う作業であり、詳しくは、ブ
ーム用操作レバーを僅かに上昇させつつアーム用操作レ
バーを低速で引き込み側に操作するものであり、バケッ
ト底面が常に地面と接触した状態を保つように、ブーム
を上昇させる際にはブーム用シリンダの作動速度とアー
ムを引き込む際のアーム用シリンダの作動速度とを互い
に調整する必要がある。
油圧ショベルで水平引き作業を行う場合では、例えばブ
ーム用操作レバーの操作量がアーム用操作レバーの操作
量に比べて僅かでも増加すると、ブーム用シリンダの作
動速度がアーム用シリンダの作動速度よりも速くなり過
ぎてしまい、バケットが地面より浮いてしまうという問
題が起こる。
し過ぎると、バケットが地面にくい込んで地面から過大
な反力を受けることになる。また、このとき、ブーム用
シリンダが伸張する方向に作動してしまうと、ヘッド側
の油室内でキャビテーションが発生し油圧機器が破損す
る恐れがある。従って、高度な操作技術を必要とする水
平引き作業は、専ら熟練したオペレータに限られてい
た。
の課題を考慮してなされたものであり、高度な操作技術
を必要とせずに水平引き作業を確実に行うことができる
油圧ショベルの油圧制御装置を提供するものである。
レバーの操作に応じて作動するブーム用スプール弁を介
して第一の油圧ポンプからブーム用シリンダに圧油を供
給し、アーム用操作レバーの操作に応じて作動するアー
ム用スプール弁を介して第二の油圧ポンプからアーム用
シリンダに圧油を供給する油圧ショベルにおいて、ブー
ム用スプール弁の各切換位置で圧油の一部を作動油タン
クに回収し得る回収流路と、該回収流路に設けられる流
量制御弁と、ブーム用操作レバー及びアーム用操作レバ
ーの操作有無を検知する検知手段と、該検知手段によっ
てブーム用操作レバーとアーム用操作レバーの同時操作
が検知された際に、流量制御弁を開状態に制御する制御
手段と、を備えた油圧ショベルの油圧制御装置である。
リンダのヘッド側油室の圧力が低下した際に、流量制御
弁の開口面積を減少させるように構成することが好まし
い。
作レバーの単独操作が検知手段によって検知された際
に、流量制御弁を遮断側に切り換えるように構成するこ
とが好ましい。
ーム用操作レバーを操作し、各操作レバーの操作量に比
例して生成されるパイロット圧がそれぞれ所定圧力以上
になると検知手段によって検知され、ブーム用操作レバ
ーとアーム用操作レバーの同時操作が検知されると、制
御手段は、水平引き作業であると判断して流量制御弁を
開状態に制御する。第一の油圧ポンプから送り出されブ
ーム用スプール弁を介してブーム用シリンダのヘッド側
油室に流れる流量は、ブーム用スプール弁のブリードオ
フから作動油タンクに抜ける分について減少し、それに
より、ブーム用操作レバーの操作に応じて作動するブー
ム用シリンダの応答性が緩慢になる。従って、ブーム用
操作レバーを従来よりも広い操作範囲で操作することが
可能になる。
てバケットの抵抗が増えると、制御手段は、流量制御弁
の開口面積を減少させてブリードオフを少なくするた
め、ブーム用シリンダのヘッド側油室の圧力を上昇させ
ることができる。
の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本
発明の油圧制御装置が適用される油圧ショベルの一実施
形態を示したものである。
部にはブーム2が取り付けられ、上下方向(矢印A方向
またはB方向)に自在に揺動できるように構成されてい
る。このブーム2の先端部にはアーム3が取り付けられ
ており、前後方向(矢印C方向またはD方向)に自在に
揺動できるように構成されている。また、アーム3の先
端部にはバケット4が取り付けられ、前後方向(矢印E
方向またはF方向)に自在に揺動できるように構成され
ている。
体1前部とに架設されたブーム用シリンダ5の伸縮によ
って行われる。アーム3の揺動動作は、その後端部とブ
ーム2とに架設されたアーム用シリンダ6の伸縮によっ
て行われる。また、バケット4は、バケット4とアーム
3とに架設されたバケット用シリンダ7の伸縮によって
行われる。
によって、地面Gを地ならしする、いわゆる水平引き作
業を行う場合には、バケット4が地面Gに接触した状態
を保ちつつそのバケット4を車体1側に近づける方向に
水平移動させる。このとき、ブーム用シリンダ5を伸張
させることによりブーム2を上昇させながらアーム用シ
リンダ6を同時に伸張させる操作が行われる(図1の仮
想線で示したアーム位置から実線で示したアーム位置へ
の移動)。なお、上記各シリンダ5,6に供給する圧油
は、車体1に搭載された油圧制御装置によって制御され
るようになっている。
つの可変容量型の油圧ポンプ8,9を有し、第一の油圧
ポンプ8は、ブーム用シリンダ5に対して圧油を供給す
るようになっており、第二の油圧ポンプ9は、アーム用
シリンダ6に対して圧油を供給するようになっている。
された管路14は、ブーム用スプール弁17を介し、ブ
ーム用シリンダ5のヘッド側油室5aに通じる管路15
と、ブーム用シリンダ5のロッド側油室5bに通じる管
路16とに選択的に接続できるようになっており、ブー
ム用スプール弁17がB位置にあるときは、作動油タン
ク19から吸入した圧油をヘッド側油室5aに供給し、
また、ブーム用スプール弁17がC位置にあるときは、
作動油タンク19から吸入した圧油をロッド側油室5b
に供給するようになっている。
から導出された管路20は、アーム用スプール弁23を
介し、アーム用シリンダ6のヘッド側油室6aに通じる
管路21と、アーム用シリンダ6のロッド側油室6bに
通じる管路22とに選択的に接続できるようになってお
り、アーム用スプール弁23がE位置にあるときは、作
動油タンク19から吸入した圧油をヘッド側油室6aに
供給し、また、アーム用スプール弁23がF位置にある
ときは、作動油タンク19から吸入した圧油をロッド側
油室6bに供給するようになっている。
9は、その傾転角をそれぞれレギュレータ装置24、2
5を介して調整することで吐出流量を制御することがで
きるようになっている。なお、各レギュレータ装置2
4、25は後述するコントローラ34から与えられる吐
出流量指示信号に従って、各油圧ポンプ8,9の傾転角
を油圧で調整する。
ットポート17a,17bが備えられ、これらのパイロ
ットポート17a,17bに対してパイロット圧を付与
しない状態では、スプールはA位置(中立位置)に保持
されている。また、パイロット圧をパイロットポート1
7aまたは17bのいずれか一方に付与すると、スプー
ルはB位置側またはC位置側に移動する。
8とブーム用シリンダ5との間の流路を遮断してブーム
用シリンダ5を停止状態に保持する。B位置では、油圧
ポンプ8をブーム用シリンダ5のヘッド側油室5aに連
通させることによりヘッド側油室5aに圧油を供給し、
ブーム用シリンダ5を伸張作動させてブーム2を上昇さ
せる。C位置では、油圧ポンプ8をブーム用シリンダ5
のロッド側油室5bに連通させることによりロッド側油
室5bに圧油を供給し、ブーム用シリンダ5を短縮作動
させてブーム2を下降させる。なお、ブーム用スプール
弁17は、そのA位置(中立位置)では油圧ポンプ8の
吐出圧油を作動油タンク19に回収すべく、作動油タン
ク19に通じる回収流路としての管路26に管路14を
連通させる。
性を図3に示す。同図において、メータインL1 、メー
タアウトL2 、ブリードオフL3 は、例えばブーム用ス
プール弁17がB位置にある場合に、ブーム用スプール
弁17がそれぞれ管路15、16、26に連通する油通
路の可変開口部を示す。なお、C位置にある場合は、管
路16、15、26に連通する油通路の可変開口部を示
すことになる。ブーム用スプール弁17のブリードオフ
の開口面積は、フルレバー位置でもある程度は開口させ
ている。このブーム用スプール弁17のブリードオフラ
イン26と作動油タンク19の間に流量制御弁18が設
けられている。図4はその流量制御弁18の基本特性L
4 を示したものである。
パイロットポート23a,23bが備えられ、これらの
パイロットポート23a,23bに対してパイロット圧
を付与しない状態では、スプールはD位置(中立位置)
に保持されている。また、パイロット圧をパイロットポ
ート23aまたは23bのいずれか一方に付与すると、
スプールはE位置側またはF位置側に移動する。E位置
側またはF位置側では、それぞれパイロットポート23
a,23bへ付与されるパイロット圧に応じたスプール
の変位によって、そのパイロット圧に応じた流量の圧油
を油圧ポンプ9からアーム用シリンダ6のヘッド側油室
6aまたはロッド側油室6bに供給できるようになって
いる。なお、アーム用スプール弁23は、そのD位置
(中立位置)では油圧ポンプ9の吐出圧油を作動油タン
ク19に回収すべく、管路20を作動油タンク19に通
じる管路27に連通させる。
性を図5に示す。同図において、メータインL5 、メー
タアウトL6 、ブリードオフL7 は、例えばアーム用ス
プール弁23がE位置にある場合に、ブーム用スプール
弁23がそれぞれ管路21、22、27に連通する油通
路の可変開口部を示す。なお、ブリードオフL7 はD位
置からE位置に切り換わるにつれて遮断される。また、
F位置にある場合は、管路22、21、27に連通する
油通路の可変開口部を示すことになる。
弁装置11は、ブーム用操作レバー10の操作方向及び
その操作量に応じてブーム用スプール弁17を駆動する
ためのパイロット圧を生成するものであり、パイロット
管路28,29を介してブーム用スプール弁17のパイ
ロットポート17a,17bにそれぞれ接続されてい
る。この場合、ブーム用操作レバー10は、ブーム2を
上昇させる場合には、例えば矢印a方向に操作し、ブー
ム2を下降させる場合には矢印b方向に操作する。ブー
ム2の上昇側にブーム用操作レバー10が操作される
と、リモコン弁装置11は、その操作量に比例したパイ
ロット圧をパイロット管路28に生成し、一方、ブーム
2の下降側にブーム用操作レバー10が操作されると、
その操作量の比例したパイロット圧をパイロット管路2
9に生成する。
モコン弁装置13は、アーム用操作レバー12の操作方
向及びその操作量に応じてアーム用スプール弁23を駆
動するためのパイロット圧を生成するものであり、パイ
ロット管路30,31を介してアーム用スプール弁23
のパイロットポート23a,23bにそれぞれ接続され
ている。この場合、アーム用操作レバー12は、アーム
3を引き込み側(車体1に接近する側)に作動させる場
合には、例えば矢印c方向に操作し、アーム3を押し込
み側(図1の車体1から離間する側)に作動させる場合
には矢印d方向に操作する。アーム3の引き込み側にア
ーム用操作レバー12が操作されると、リモコン弁装置
13は、その操作量に比例したパイロット圧をパイロッ
ト管路30に生成し、一方、アーム3の押し込み側にア
ーム用操作レバー12が操作されると、その操作量に比
例したパイロット圧をパイロット管路31に生成する。
ー10をブーム上昇側に操作するときのリモコン弁装置
11により生成されるパイロット圧Pbを、検知手段と
してのブーム側圧力センサ33によって検出している。
また、アーム用操作レバー12をアーム引き込み側に操
作するときのリモコン弁装置13により生成されるパイ
ロット圧Paは検知手段としてのアーム側圧力センサ3
4によって検出している。また、ブーム用シリンダ5の
ヘッド側油室5aの圧力Phは圧力センサ32によって
検出している。
出力は制御手段としてのコントローラ35に与えられ
る。コントローラ35は、ブーム側ポンプ制御部35a
とアーム側ポンプ制御部35bと流量制御弁制御部35
cとを備えている。
ータ装置24を介して第一の油圧ポンプ8の吐出流量を
制御するものであり、ブーム2を上昇させる際に、図6
に示すような吐出流量特性L8 に従い、ブーム用操作レ
バー10の操作量に応じた吐出流量となるように第一の
油圧ポンプ8を制御する。なお、ブーム側ポンプ制御部
35aは、ブーム2を下降させる場合においては、図6
に示した吐出流量特性L8 に従い、ブーム用操作レバー
10の操作量に応じた吐出流量となるように第一の油圧
ポンプ8を制御する。
ータ装置25を介して第二の油圧ポンプ9の吐出流量を
制御するものであり、基本的にはブーム側ポンプ制御部
35aと同様の制御を行うようになっている。すなわ
ち、アーム用操作レバー12を操作した際に、図6と同
じ吐出流量特性L9 (図7参照)に従って、アーム用操
作レバー12の操作量に応じた吐出流量となるように第
二の油圧ポンプ9を制御する。
の制御動作を図8に示すフローチャートに従って説明す
る。
ム2上昇側に操作した場合について説明する。
バー10を図2の矢印a方向に操作すると、その操作量
に比例したパイロット圧Pbがリモコン弁装置11から
パイロット管路28に生成され、そのパイロット圧Pb
がブーム用スプール弁17のパイロットポート17aに
付与される。このとき、ブーム用スプール弁17のスプ
ールは、パイロット圧Pbに応じて変位することにより
B位置側に切り換わり、第一の油圧ポンプ8から延設さ
れている管路14が、ブーム用スプール弁17を介しブ
ーム用シリンダ5のヘッド側油室5aに通じる管路15
と連通する。
量とアーム用操作レバー12の操作を監視しているコン
トローラ35は、リモコン弁装置11から生成されるパ
イロット圧Pbと、リモコン弁装置13から生成される
パイロット圧Paを読み込み(ステップS1)、水平引
き作業であるかどうかを判断する(ステップS2)、こ
の場合、パイロット圧Pbのみが検出されるため“ブー
ム単独操作”と判断し、図4に示したマッピングに従っ
た指令信号を流量制御弁18に出力する(ステップS
3)。
ール弁17のメータインL1 、メータアウトL2 と同時
に働くブリードオフL3 と、流量制御弁18に構成され
独立して働くブリードオフL4 (図4参照)とを組み合
わせたブリードオフ等価開口L3 ´(図9参照)に従っ
てブーム用シリンダ5が動作することになる(ステップ
S4)。
ーム用操作レバー10の操作量を最大にしてもブリード
オフL3 の開口面積がゼロにならないように構成されて
いるため、ブーム用スプール弁17のセンターバイパス
に連通する流量制御弁18を遮断することにより、実質
的にブリードオフ開口面積をゼロにしている。それによ
り、ブーム単独操作時には十分な操作圧が得られるよう
にしている。
35aは、圧力センサ33で検出されるパイロット圧P
bによってブーム用操作レバー10の操作量を把握し、
図6に示した吐出流量特性L8 に従って、第一の油圧ポ
ンプ8の吐出流量を、ブーム用操作レバー10の操作量
に対応した吐出流量に制御する。これにより、ブーム用
シリンダ5のヘッド側油室5aには、第一の油圧ポンプ
8からブーム用操作レバー10の操作量に応じた流量の
圧油が供給され、操作量に応じた作動速度でブーム用シ
リンダ5が伸張し、ブーム2の上昇動作が開始される。
について説明する。水平引き作業を行う場合、オペレー
タはバケット4を地面Gに接触させた状態でブーム用操
作レバー10及びアーム用操作レバー12をそれぞれブ
ーム2の上昇側(図2の矢印a方向)及びアーム3の引
き込み側(図2の矢印c方向)に同時操作する。
それぞれ検出されるパイロット圧Pb,Paが共に存在
することで水平引き作業が行われていると判断される
(ステップS2)。
35aは、図6に示した吐出流量特性L8 に従って第一
の油圧ポンプ8の吐出流量を、ブーム用操作レバー10
の操作量に対応した吐出流量に制御する。同様に、アー
ム側ポンプ制御部35bは、図7に示す吐出流量特性に
従って第二の油圧ポンプ9の吐出流量をアーム用操作レ
バー12の操作量に対応した吐出流量に制御する。
17のパイロットポート17a及びアーム用スプール弁
23のパイロットポート23aには、それぞれリモコン
弁装置11,13によって操作レバー10,12の各操
作量に比例したパイロット圧Pb,Paが付与される。
それにより、ブーム用シリンダ5のヘッド側油室5a及
びアーム用シリンダ6のヘッド側油室6aに対して各操
作レバー10,12の操作量に応じた流量の圧油が、第
一の油圧ポンプ8及び第二の油圧ポンプ9からそれぞれ
供給される。その結果、ブーム用スプール弁17はB位
置側に、アーム用スプール弁23はE位置側にそれぞれ
切り換えられる。
圧力Phが、ある一定圧力Ph´以上である場合には
(ステップS5)、水平引きが正常に行われていること
を示している。この場合、コントローラ35の流量制御
弁制御部35cは流量制御弁18に対して指令信号を出
力しない(ステップS6)。すなわち、流量制御弁18
は開口状態となり(ステップS7)、実質的にはブーム
用スプール弁17のブリードオフのみがブーム用操作レ
バー10に追従し、ブーム用シリンダ5の作動速度を制
御することになる。その結果、第一の油圧ポンプ8から
送出されブーム用スプール弁17のメータインを通過し
てブーム用シリンダ5のヘッド側油室5aへ流れる流量
は、ブーム用スプール弁17のブリードオフから作動タ
ンク19に抜ける分について減少する。それにより、ブ
ーム用操作レバー10の操作量が多少変化してもブーム
の上昇側へのブーム用シリンダ5の作動速度は急変しに
くくなる。従って、従来のように狭い操作範囲にとらわ
れず広い操作範囲でブーム用操作レバー10を操作する
ことが可能になる。換言すれば、水平引き作業を行う上
で、ブームを上昇させる際のブーム用シリンダ5の作動
速度を、アームを引き込む際のアーム用シリンダ6の作
動速度に整合させ易くなる。
不足でバケット4に対して大きな抵抗力が作用した場
合、ブーム用シリンダ5のヘッド側油室5aの圧力が低
下し始める。そこで、水平引き作業時においてブーム用
シリンダ5のヘッド側油室5aの圧力Phが一定圧力P
h´以下になると(ステップS5)、コントローラ35
の流量制御弁制御部35cは、流量制御弁18に対して
開口面積を漸減するような指令信号を出力する(ステッ
プS8)。その結果、油圧回路全体としてのブリードオ
フが絞られ(ステップS9)、それまでブーム用スプー
ル弁17のブリードオフから作動タンク19に流れてい
た圧油がブーム用スプール弁17のメータインを通り、
ブーム用シリンダ5のヘッド側油室5aに流れるため、
第一の油圧ポンプ8の出口出力及びブーム用シリンダ5
のヘッド側油室5aの圧力が上昇し、キャビテーション
の発生が抑えられる。
5aの圧力Phが一定圧力Ph´まで上昇すると、今度
はコントローラ35の流量制御弁制御部37は、流量制
御弁18に対して開口面積を漸増するような指令信号を
出力する。
施形態では圧力センサで構成したが、これに限らず、操
作レバーの操作量を電気的に検知する例えばポテンショ
メータ等で構成することもできる。
形態ではブーム用スプール弁内部のセンターバイパスを
利用したが、これに限らず、ブーム用スプール弁外部に
バイパス流路を設けることもできる。
本発明の油圧ショベルの油圧制御装置によれば、バケッ
トを水平方向に引いて地ならしを行う水平引き作業を行
う際に行われる、ブーム用操作レバー及びアーム用操作
レバーの同時操作を、高度な操作技術を必要とせずに簡
単かつ円滑に行うことができる。
外観図である。
図である。
ある。
図である。
である。
である。
ーチャートである。
弁の開口面積特性図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ブーム用操作レバーの操作に応じて作動
するブーム用スプール弁を介して第一の油圧ポンプから
ブーム用シリンダに圧油を供給し、アーム用操作レバー
の操作に応じて作動するアーム用スプール弁を介して第
二の油圧ポンプからアーム用シリンダに圧油を供給する
油圧ショベルにおいて、 前記ブーム用スプール弁の各切換位置で前記圧油の一部
を作動油タンクに回収し得る回収流路と、 該回収流路に設けられる流量制御弁と、 前記ブーム用操作レバー及び前記アーム用操作レバーの
操作有無を検知する検知手段と、 該検知手段によって前記ブーム用操作レバーと前記アー
ム用操作レバーの同時操作が検知された際に、前記流量
制御弁を開状態に制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする油圧ショベルの油圧制御装
置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記ブーム用シリンダ
のヘッド側油室の圧力が低下した際に、前記流量制御弁
の開口面積を減少させるように構成されている請求項1
記載の油圧ショベルの油圧制御装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記ブーム用操作レバ
ーの単独操作が前記検知手段によって検知された際に、
前記流量制御弁を遮断側に切り換えるように構成されて
いる請求項1または2に記載の油圧ショベルの油圧制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26996797A JPH11107328A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 油圧ショベルの油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26996797A JPH11107328A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 油圧ショベルの油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107328A true JPH11107328A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17479727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26996797A Withdrawn JPH11107328A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 油圧ショベルの油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11107328A (ja) |
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