JPH11107443A - プレストレストコンクリート鋼管梁の施工方法 - Google Patents
プレストレストコンクリート鋼管梁の施工方法Info
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Abstract
トや足場の設置を不要にし、施工性を高める。 【解決手段】 支間を複数の区間に区分した長さで製作
され、予め内部に組立鉄筋2とシース3が配置された複
数個の鋼管1を接合して一本化し、一本化された鋼管梁
部材4を一括して下部構造8,8間に架設した後、鋼管
梁部材4の内部にコンクリート5を充填すると共に、シ
ース3内にPC鋼材6を挿通し、PC鋼材6を緊張して
コンクリート5にプレストレスを与え、プレストレスト
コンクリート鋼管梁7を完成させる。
Description
架構や土木構造物の橋梁のような大スパン構造物に適用
されるプレストレストコンクリート鋼管梁の施工方法に
関するものである。
ン構造物の梁にはプレストレスを導入したプレキャスト
コンクリートやSRC造の梁部材が使用されるが、中実
断面でプレキャスト化される場合は梁部材1本当たりの
重量が大きいことから、支間の大きさによってはその全
長に亘る長さを持つ梁部材として一括して下部構造間に
架設することができない。
に互いに接合することにより、あるいは一方の下部構造
から梁部材を接合しながら送り出すことにより梁部材を
下部構造間に架設することになるが、いずれの方法でも
梁部材の本数分の吊り込みや送り出しの作業を必要とす
るため、架設作業の効率が悪い。また各梁部材の接合部
分にはサポートや足場を必要とし、仮設工事にも時間が
割かれるため、工期が長期化する傾向がある。
部材同士の接合を不要にする施工方法を提案するもので
ある。
ストレスを導入した鋼管コンクリート造で構成し、下部
構造間へは複数本の鋼管を、支間に応じた長さを持つ鋼
管梁部材として一本化させた形で先行して架設し、架設
後にコンクリートを充填して鋼管コンクリート梁にプレ
ストレスを導入したプレストレストコンクリート鋼管梁
を完成させることにより、吊り込み後の梁部材同士の接
合を不要にし、架設作業の効率を上げ、工期の短縮を図
る。
製作され、予め内部に組立鉄筋とシースが配置される。
この複数個の鋼管は互いに接合されて一本化され、一本
化された鋼管梁部材が一括して下部構造間に架設され
る。
ートが充填されると共に、シース内にPC鋼材が挿通さ
せられる。コンクリートの強度発現後、PC鋼材が緊張
され、コンクリートにプレストレスが与えられることに
よりプレストレストコンクリート鋼管梁が完成する。
下部構造間への架設後であることにより、鋼管梁部材は
実質的に中空であるため、支間の大きさに関係なく、鋼
管梁部材を一括して吊り込み、架設することが可能にな
る。
で、架設作業が単純化され、鋼管単位で架設する場合よ
り架設の効率が格段に向上する。また現場での鋼管梁部
材同士の接合の必要がなくなることで、施工性が向上
し、それに伴い、鋼管梁部材を支持するためのサポート
の設置も不要になるため、仮設工事が大幅に簡略化さ
れ、工期の短縮が図られる。
構造物の屋根架構の梁を構成する場合は上記したPC鋼
材の緊張によって施工が終了するが、橋梁を構成する場
合は請求項2に記載のように、鋼管の内部への組立鉄筋
とシースの配置と共に、鋼管の上面にスタッドボルトが
固定され、一本化された複数本の鋼管梁部材がそれぞれ
一括して下部構造間に並列して架設させられる。
リートを充填すると共に、シース内にPC鋼材を挿通
し、コンクリートの強度発現後、PC鋼材を緊張してプ
レストレストコンクリート鋼管梁が完成する。
を構成する場合、特に請求項3に記載のように、互いに
隣接する鋼管梁部材のいずれか一方に他方の鋼管梁部材
との間に跨るプレートを固定しておくことにより、各鋼
管梁部材の架設時の位置決めと間隔保持が行える。
場の役目を持つ他、床版コンクリートの打設時の床型枠
を兼ねるため、請求項3では足場や型枠の設置も不要に
なり、支保工が一切不要になる。
から上へかけてその鋼管側から接合される相手の鋼管側
へ傾斜させ、鋼管梁部材を上に凸の状態で一本化するこ
とにより、プレストレストコンクリート鋼管梁が活荷重
により下に凸に撓むことを防止する。
ース3が配置された複数個の鋼管1を接合して一本化し
た鋼管梁部材4を一括して下部構造8,8間に架設し、
鋼管梁部材4の内部へのコンクリート5の充填と、シー
ス3内へのPC鋼材6の挿通と緊張によりプレストレス
トコンクリート鋼管梁7を完成させる方法である。
工手順を説明する。図5〜図13は図1,図2に示すよう
に鋼管1が角形鋼管である場合の例である。
間距離である支間を複数の区間に区分した長さで製作さ
れ、具体的には支間分の長さを持つ鋼管の製作後にその
鋼管を複数の区間に区分した長さに切断することで製作
される。
鉄筋2とそれに一体化したシース3が挿入される。図
3,図4に組立鉄筋2を示す。鋼管1内部への組立鉄筋
2とシース3の配置までの作業は工場で行われ、鋼管1
は組立鉄筋2とシース3を内蔵した状態で現場へ搬入さ
れる。
ように一本化された鋼管梁部材4が上に凸の状態で下部
構造8,8間に架設されるよう、図5に示すように下か
ら上へかけてその鋼管1側から接合される相手の鋼管1
側へ傾斜する。
図7に示すように互いに接合されて一本化され、一本化
された鋼管梁部材4は図8に示すように一括して下部構
造8,8間に吊り込まれ、架設される。鋼管1,1同士
の接合は溶接により、もしくは端面にフランジを固定し
て、あるいは図18に示すように鋼管1,1間にスプライ
スプレート14を渡してボルトにより行われる。
後、鋼管梁部材4の内部にコンクリート5を充填すると
共に、シース3内にPC鋼材6を挿通し、コンクリート
5の強度発現後、図10に示すようにPC鋼材6を緊張し
てコンクリート鋼管梁にプレストレスが与えられたプレ
ストレストコンクリート鋼管梁7が完成する。
根架構の梁を構成する場合は図10の段階で施工は終了す
る。
工要領を示すが、梁が橋梁の場合は図1,図11に示すよ
うに組立鉄筋2とシース3を挿入する図6の段階で、ま
たは複数本の鋼管1を一本化する図7の段階で鋼管1の
上面に床版コンクリートとの一体性を確保するスタッド
ボルト9が固定される。
レストコンクリート鋼管梁7,7間の間隔はその幅方向
に跨設されるプレート10によって保持される。プレート
10はプレストレストコンクリート鋼管梁7の完成後に隣
接するプレストレストコンクリート鋼管梁7,7間に設
置されて接合される他、予めスタッドボルト9の固定時
に鋼管1に固定される。
クリート鋼管梁7,7間に跨るため、互いに隣接するプ
レストレストコンクリート鋼管梁7,7のいずれか一方
に固定されれば足り、1本おきに配置されるプレストレ
ストコンクリート鋼管梁7の両側にプレート10,10を固
定し、その間に配置されるプレストレストコンクリート
鋼管梁7にプレート10を固定しない場合もある。
ト鋼管梁7に接合されているプレート10を隣接するプレ
ストレストコンクリート鋼管梁7に接合した後、図12に
示すようにプレストレストコンクリート鋼管梁7とプレ
ート10上に床版用の鉄筋11を配筋する。配筋作業は隣接
するプレストレストコンクリート鋼管梁7,7間に跨設
されているプレート10を利用して行えるため、格別の足
場や支保工を設置する必要はない。
ストコンクリート鋼管梁7とプレート10上にコンクリー
トを打設して床版12を構築し、橋梁の施工が完了する。
プレート10は床版12の捨て型枠になるため、コンクリー
トの打設時に別途型枠を設置する必要はない。
向に組み合わせて溶接した形である場合のプレストレス
トコンクリート鋼管梁7の断面を示す。この場合の施工
要領を図16〜図21により説明する。
部に組立鉄筋2とシース3が配置されるが、2本のH形
鋼を溶接する以前に図17−(a) に示すように一方のH形
鋼の内部に組立鉄筋2とシース3が配置され、その後に
他方のH形鋼が一方のH形鋼に溶接され、(b) に示すよ
うに組立鉄筋2とシース4を内蔵した鋼管1が製作され
る。この例ではH形鋼の溶接により鋼管1が構成される
ことから、鋼管1の内周面となるH形鋼の片面に、充填
されるコンクリート5との付着を確保するためのスタッ
ドボルト13を突設しておくことができる。図17までは工
場での作業となる。
図18に示すように互いに接合されて一本化され、一本化
された鋼管梁部材4は図8に示すように一括して下部構
造8,8間に架設される。鋼管1,1同士の接合は溶接
により、もしくは端面にフランジを固定して、あるいは
スプライスプレート14を渡してボルトにより行われる。
部にコンクリート5を充填すると共に、シース3内にP
C鋼材6を挿通し、コンクリート5の強度発現後、PC
鋼材6を緊張してプレストレストコンクリート鋼管梁7
を完成させることは図9,図10と同様である。
ストコンクリート鋼管梁7,7間の間隔をプレート10に
よって保持し、プレート10を隣接するプレストレストコ
ンクリート鋼管梁7に接合した後、図20に示すようにプ
レストレストコンクリート鋼管梁7とプレート10上に床
版用の鉄筋11を配筋し、図21に示すようにプレストレス
トコンクリート鋼管梁7とプレート10上にコンクリート
を打設して床版12を構築し、橋梁の施工が完了する。
つ鋼管梁部材として一本化した形で下部構造間に架設
し、架設後に鋼管梁部材内にコンクリートを充填し、プ
レストレスを導入してプレストレストコンクリート鋼管
梁を完成させるため、鋼管梁部材を支間の大きさに関係
なく、支間の全長に亘る長さを持つ梁部材として一括し
て架設することが可能になり、架設作業が単純化され、
架設効率が向上する。
がなくなるため、施工性が向上し、それに伴い、鋼管梁
部材を支持するためのサポートの設置も不要になるた
め、仮設工事が簡略化され、工期の短縮が図られる。
いずれか一方に他方の鋼管梁部材との間に跨るプレート
を固定しておくため、プレストレストコンクリート鋼管
梁が橋梁を構成する場合、各鋼管梁部材の架設時の位置
決めと間隔保持が行える。
の役目を果たし、床版コンクリートの打設時の床型枠を
兼ねるため、足場や型枠の設置も不要になり、支保工が
一切不要になる。
一本化するため、プレストレストコンクリート鋼管梁が
活荷重により下に凸に撓むことが防止できる。
ンクリート鋼管梁を示した断面図である。
なる橋梁を示した断面図である。
子を示した側面図である。
示した側面図である。
る。
る。
である。
る。
構成する場合の図10の断面図である。
を配筋した様子を示した断面図である。
クリートを打設した様子を示した断面図である。
コンクリート鋼管梁を示した断面図である。
らなる橋梁を示した断面図である。
を示した側面図である。
作時の様子を示した断面図、(b)は完成時の様子を示し
た断面図である。
ある。
構成する場合の図10の断面図である。
を配筋した様子を示した断面図である。
クリートを打設した様子を示した断面図である。
管梁部材、5……コンクリート、6……PC鋼材、7…
…プレストレストコンクリート鋼管梁、8……下部構
造、9……スタッドボルト、10……プレート、11……鉄
筋、12……床版、13……スタッドボルト、14……スプラ
イスプレート。
Claims (4)
- 【請求項1】 支間を複数の区間に区分した長さで製作
され、予め内部に組立鉄筋とシースが配置された複数個
の鋼管を接合して一本化し、一本化された鋼管梁部材を
一括して下部構造間に架設した後、鋼管梁部材の内部に
コンクリートを充填すると共に、シース内にPC鋼材を
挿通し、コンクリートの強度発現後、PC鋼材を緊張し
てコンクリートにプレストレスを与え、プレストレスト
コンクリート鋼管梁を完成させるプレストレストコンク
リート鋼管梁の施工方法。 - 【請求項2】 支間を複数の区間に区分した長さで製作
され、予め内部に組立鉄筋とシースが配置されると共
に、上面にスタッドボルトが固定された複数個の鋼管を
接合して一本化し、一本化された複数本の鋼管梁部材を
それぞれ一括して下部構造間に鋼管梁部材の幅方向に並
列させて架設した後、各鋼管梁部材の内部にコンクリー
トを充填すると共に、シース内にPC鋼材を挿通し、コ
ンクリートの強度発現後、PC鋼材を緊張してコンクリ
ートにプレストレスを与え、プレストレストコンクリー
ト鋼管梁を完成させるプレストレストコンクリート鋼管
梁の施工方法。 - 【請求項3】 互いに隣接する鋼管梁部材のいずれか一
方に、他方の鋼管梁部材との間に跨るプレートを固定す
る請求項2記載のプレストレストコンクリート鋼管梁の
施工方法。 - 【請求項4】 各鋼管の接合される端面は下から上へか
けてその鋼管側から接合される相手の鋼管側へ傾斜し、
鋼管梁部材は上に凸の状態で一本化される請求項1乃至
請求項3のいずれかに記載のプレストレストコンクリー
ト鋼管梁の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26999497A JP3319709B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | プレストレストコンクリート鋼管梁の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26999497A JP3319709B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | プレストレストコンクリート鋼管梁の施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11107443A true JPH11107443A (ja) | 1999-04-20 |
| JP3319709B2 JP3319709B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=17480089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26999497A Expired - Fee Related JP3319709B2 (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | プレストレストコンクリート鋼管梁の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3319709B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113006373A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-06-22 | 中铁十六局集团第二工程有限公司 | 一种增设钢管和水平分布钢筋的节段梁 |
| CN113106846A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-13 | 中南大学 | 一种装配式拉筋钢管混凝土组合梁及其施工方法 |
| CN116802359A (zh) * | 2021-09-24 | 2023-09-22 | 普拉莫德·库马尔·辛格 | 复合rcc桥面和预应力抛物线形底弦杆下悬式空腹钢梁桥梁上部结构 |
| KR102712398B1 (ko) * | 2023-09-14 | 2024-09-30 | 이제호 | 강화된 교량 상부 구조체 |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP26999497A patent/JP3319709B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN113006373A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-06-22 | 中铁十六局集团第二工程有限公司 | 一种增设钢管和水平分布钢筋的节段梁 |
| CN113106846A (zh) * | 2021-05-20 | 2021-07-13 | 中南大学 | 一种装配式拉筋钢管混凝土组合梁及其施工方法 |
| CN116802359A (zh) * | 2021-09-24 | 2023-09-22 | 普拉莫德·库马尔·辛格 | 复合rcc桥面和预应力抛物线形底弦杆下悬式空腹钢梁桥梁上部结构 |
| JP2024507436A (ja) * | 2021-09-24 | 2024-02-20 | クマール シン,プラモッド | 合成rcc床版およびプレストレスト放物線下弦つり下げ式オープンウェブ鋼桁橋梁上部構造 |
| KR102712398B1 (ko) * | 2023-09-14 | 2024-09-30 | 이제호 | 강화된 교량 상부 구조체 |
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|---|---|
| JP3319709B2 (ja) | 2002-09-03 |
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