JPH11107916A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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Publication number
JPH11107916A
JPH11107916A JP9272359A JP27235997A JPH11107916A JP H11107916 A JPH11107916 A JP H11107916A JP 9272359 A JP9272359 A JP 9272359A JP 27235997 A JP27235997 A JP 27235997A JP H11107916 A JPH11107916 A JP H11107916A
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JP
Japan
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suction
lubricating oil
flow path
valve plate
pressure
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Pending
Application number
JP9272359A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Yagi
章夫 八木
Takao Yoshimura
多佳雄 吉村
Hironari Akashi
浩業 明石
Shuhei Sugimoto
修平 杉本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP9272359A priority Critical patent/JPH11107916A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 密閉型圧縮機において、騒音を増加させるこ
となく安定した高い冷凍能力の向上を得る。 【解決手段】 シリンダー7の端面に配置されたバルブ
プレートの吸入孔に実質的に直結され、他端が開口端部
として密閉容器1内空間に配置された吸入パイプ19に
おいて、鉛直方向下向きに凸となる曲げ部19a、及び
一端が曲げ部19aの鉛直方向下側で吸入パイプ19内
に開口し、他端が密閉容器1内空間に吸入パイプ19内
の開口端と同高さに開口端を配置する鉛直方向下向きに
凸となるU字型チューブ20を設けることで吸入パイプ
19内の騒音漏れを防止し、圧力波や反射波の圧力振幅
の減衰を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵装置等に
使用される密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵装置等に使用される密閉型圧縮
機は冷凍能力向上が強く望まれている。
【0003】そのため、シリンダー内に冷媒ガスの吸入
が完了する時点でシリンダー内の圧力を冷凍サイクルの
低圧圧力よりも高め、シリンダー内に吸い込まれる冷媒
ガスの密度を高める。つまり、過給によって冷凍能力向
上を図るものについて、特開平6−50262号公報に
示されているような密閉型圧縮機がある。
【0004】以下、従来の過給による冷凍能力向上を図
る密閉型圧縮機の一例について図面を参照しながら説明
する。
【0005】図13は従来の冷凍能力向上の密閉型圧縮
機の縦断面図で、図14はA−A線における正面図であ
る。図15は図14のB−B線における要部断面図であ
る。図16は圧縮要素の吸入開始状態における断面図
で、図17は圧縮要素の吸入動作初期の断面図で、図1
8は圧縮要素の吸入動作中の断面図で、図19は圧縮要
素の吸入完了時点における断面図である。
【0006】図13、図14、図15において、1は密
閉容器で、2は電動圧縮要素で、上方部に機械部3、下
方部にモーター部4が位置するようにコイルばね5にて
密閉容器1に弾性支持されている。機械部3は、ブロッ
ク6と一体に設けられたシリンダー7、シリンダーヘッ
ド8、ピストン9、クランクシャフト10、コンロッド
11、ベアリング12等により構成されている。モータ
ー部4は、クランクシャフト10に焼ばめ固定されたロ
ーター13、ステーター14により構成されており、ス
テーター14はブロック6にねじ止め固定されている。
15は潤滑油で、密閉容器1の下部に貯溜している。1
6はバルブプレートであり、吸入孔16aを有しシリン
ダー7の端面に配設されている。吸入孔16aはシリン
ダー7内と連通している。17はサクションリードであ
り、吸入孔16aの開閉を行う。18は吸入流路であ
り、一端は密閉容器1内の空間に開口しており、他端は
バルブプレート16に直結している。
【0007】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。図16において冷媒ガ
スは、吸入孔16aはサクションリード17によってふ
さがれているので冷媒ガスの流れは停止している。
【0008】図17においてピストン9が右側に移動し
シリンダー7内の容積が急激に増加する。従って、シリ
ンダー7内と密閉容器1内の空間に圧力差が発生し、冷
媒ガスは右方向(シリンダー7内)へと流れ始める。こ
のとき同時に、シリンダー7内の容積が急激に増加する
ことに起因して、バルブプレート16付近に圧力波Wa
が発生し、吸入孔16aを経て冷媒ガスの流れと逆方向
に吸入流路18内を密閉容器1内の空間に向かって圧力
波が伝播していく。
【0009】図18において密閉容器1内の空間まで到
達した圧力波Waは、冷媒ガスのよどみ状態の密閉容器
1内の空間で位相の反転した反射波Wbとなり、吸入流
路18内を冷媒ガスの流れと同一方向に伝播していく。
【0010】図19において密閉容器1内の空間で位相
の反転した反射波Wbは冷媒ガスの流れと順方向に伝播
し再び吸入孔16aに戻ってくる。
【0011】この反射波Wbが吸入孔16aに到達する
時点を吸入行程と一致させることにより、吸入完了時点
で反射波Wbの持つ圧力エネルギーを付加することがで
きるので吸入圧力が上昇する。
【0012】そのため、過給効果によりシリンダー7内
には、より密度の高い冷媒ガスが充填されることにな
り、圧縮1行程当たりの吐出冷媒量が増し、冷媒循環量
が増加し冷凍能力が大幅に向上する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、長い吸入流路18を限られた密閉容器1内
に設けるため、吸入流路18の構造は複数の曲げ部を有
した。そのため、密閉容器1内のミスト状の潤滑油が吸
入流路18の曲げ部に溜まり、吸入流路18の流路断面
積が減少し、圧力波Waや反射波Wbの圧力の振幅が小
さくなり、過給効果が低下する。このため、吸入圧力の
上昇率が低下し、高い冷凍能力が得られない可能性があ
った。
【0014】また、吸入流路18内に潤滑油が溜まらな
いように吸入流路18に潤滑油排出穴を設けると、潤滑
油排出穴から圧力波Waや反射波Wbが漏れ、騒音が発
生したり、過給効果が低下することにより吸入圧力の上
昇率が低下し高い冷凍能力が得られない可能性があっ
た。
【0015】本発明は従来の課題を解決するもので、吸
入流路内の騒音漏れを防止すると共に、圧力波や反射波
の圧力振幅の減衰を低減することで、騒音を増加させる
ことなく安定した過給効果により吸入圧力を上昇させ高
い冷凍能力が得られる密閉型圧縮機を提供することを目
的とする。
【0016】また、本発明の他の目的は、吸入流路内の
騒音漏れを防止すると共に、吸入流路開口端から発生す
る騒音を低減し、圧力波や反射波の圧力振幅の減衰を低
減することで、低騒音で、かつ安定した過給効果により
吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力が得られる密閉型圧縮
機を提供す。
【0017】また、上記従来の構成は、密閉型圧縮機の
イニシャル起動時から過給効果により吸入圧力が上昇す
る。このためトルク不足が起こり起動不良の可能性があ
った。
【0018】本発明の他の目的は、イニシャル起動時に
過給効果を抑え吸入圧力の上昇を防ぐことで起動不良を
防止すると共に、通常運転時は過給効果により吸入圧力
を上昇させ高い冷凍能力が得られる密閉型圧縮機を提供
することを目的とする。
【0019】また、上記従来の構成は、長い吸入流路1
8を限られた密閉容器1内に設けるため、吸入流路18
の構造は複数の曲げ部を有した。そのため、圧力波Wa
や反射波Wbが吸入流路18の曲げ部で乱反射を起こ
し、圧力波Waや反射波Wbの圧力振幅が小さくなり、
過給効果が低下する。このため、吸入圧力の上昇率が低
下し、高い冷凍能力が得られない可能性があった。
【0020】本発明の他の目的は、吸入流路の曲げ部に
おける圧力波や反射波の乱反射を低減し、過給効果の低
下を防ぐことにより吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力が
得られる密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、動力源であるモーター部と、モーター部に
より駆動されるクランクシャフト、ピストン、シリンダ
ー等の機械部と、モーター部と機械部とを収納し、潤滑
油を貯溜した密閉容器と、シリンダーの端面に配置さ
れ、吸入孔を有するバルブプレートと、一端がバルブプ
レートの吸入孔に実質的に直結され、他端が開口端部と
して密閉容器内空間に配置された吸入流路と、吸入流路
で鉛直方向下向きに凸となる曲げ部と、一端が曲げ部の
鉛直方向下側で吸入流路内に開口し、他端が密閉容器内
空間に吸入流路内の開口端と同高さに開口端を配置する
鉛直方向下向きに凸となる潤滑油排出流路とから構成さ
れている。
【0022】これにより、吸入流路内の騒音漏れを防止
すると共に、圧力波や反射波の圧力振幅の減衰を低減す
ることができ、騒音を増加させることなく安定した過給
効果により吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力を得ること
ができる。
【0023】また、本発明は、動力源であるモーター部
と、モーター部により駆動されるクランクシャフト、ピ
ストン、シリンダー等の機械部と、モーター部と機械部
とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、シリンダー
の端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレートと、
一端がバルブプレートの吸入孔に実質的に直結され、他
端が開口端部として密閉容器内空間に配置された吸入流
路と、吸入流路で鉛直方向下向きに凸となる曲げ部と、
一端が曲げ部の鉛直方向下側で吸入流路内に開口し、他
端が密閉容器内空間で吸入流路内の開口端に対して鉛直
方向下側に開口端を配置する鉛直方向下向きに凸となる
潤滑油排出流路から構成されている。
【0024】これにより、吸入流路内の騒音漏れを防止
すると共に、吸入流路開口端から発生する騒音を低減
し、圧力波や反射波の圧力振幅の減衰を低減すること
で、低騒音で、かつ安定した過給効果により吸入圧力を
上昇させ高い冷凍能力を得ることができる。
【0025】また、本発明では、動力源であるモーター
部と、モーター部により駆動されるクランクシャフト、
ピストン、シリンダー等の機械部と、モーター部と機械
部とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、シリンダ
ーの端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレート
と、一端がバルブプレートの吸入孔に実質的に直結さ
れ、他端が開口端部として密閉容器内空間で潤滑油面と
対向する位置に配置された吸入流路とから構成されてい
る。
【0026】これにより、イニシャル起動時に過給効果
を抑え吸入圧力の上昇を防ぐことで起動不良を防止する
と共に、通常運転時は過給効果により吸入圧力を上昇さ
せ高い冷凍能力を得ることができる。
【0027】また、本発明では、動力源であるモーター
部と、モーター部により駆動されるクランクシャフト、
ピストン、シリンダー等の機械部と、モーター部と機械
部とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、シリンダ
ーの端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレート
と、一端がバルブプレートの吸入孔に実質的に直結さ
れ、他端が開口端部として密閉容器内空間に配置された
吸入流路と、吸入流路で流路間接合部がほぼ135度の
傾きで連通するように成形された1つ以上の曲げ部とか
ら構成されている。
【0028】これにより、吸入流路の曲げ部における圧
力波や反射波の乱反射を低減し、過給効果の低下を防ぐ
ことにより吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力を得ること
ができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、動力源であるモーター部と、モーター部により駆動
されるクランクシャフト、ピストン、シリンダー等の機
械部と、モーター部と機械部とを収納し、潤滑油を貯溜
した密閉容器と、シリンダーの端面に配置され、吸入孔
を有するバルブプレートと、一端がバルブプレートの吸
入孔に実質的に直結され、他端が開口端部として密閉容
器内空間に配置された吸入流路と、吸入流路で鉛直方向
下向きに凸となる曲げ部と、一端が曲げ部の鉛直方向下
側で吸入流路内に開口し、他端が密閉容器内空間に吸入
流路内の開口端と同高さに開口端を配置する鉛直方向下
向きに凸となる潤滑油排出流路とから構成したものであ
り、吸入流路内に溜まった潤滑油は潤滑油排出流路より
密閉容器内へ排出される。また、潤滑油排出流路内に潤
滑油が溜まることにより、吸入流路内の圧力波や反射波
が密閉容器内空間への漏れを防ぐことができる。
【0030】これにより、吸入流路内の騒音漏れを防止
できると共に、圧力波や反射波の圧力振幅の減衰を低減
できるため、騒音を増加させることなく安定した過給効
果により吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力の向上効果を
得られるという作用を有する。
【0031】請求項2に記載の発明は、動力源であるモ
ーター部と、モーター部により駆動されるクランクシャ
フト、ピストン、シリンダー等の機械部と、モーター部
と機械部とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、シ
リンダーの端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレ
ートと、一端がバルブプレートの吸入孔に実質的に直結
され、他端が開口端部として密閉容器内空間に配置され
た吸入流路と、吸入流路で鉛直方向下向きに凸となる曲
げ部と、一端が曲げ部の鉛直方向下側で吸入流路内に開
口し、他端が密閉容器内空間で吸入流路内の開口端に対
して鉛直方向下側に開口端を配置する鉛直方向下向きに
凸となる潤滑油排出流路とから構成されたものであり、
吸入流路内に溜まった潤滑油は潤滑油排出流路より密閉
容器内へ排出される。
【0032】また、潤滑油排出流路に潤滑油が溜まるこ
とにより、吸入流路内の圧力波や反射波が密閉容器内空
間への漏れを防ぐことができる。これにより、圧力波や
反射波の圧力振幅の減衰を低減できるため、安定した過
給効果により吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力の向上効
果を得られる。
【0033】さらに、吸入流路内の騒音漏れを防止でき
ると共に、潤滑油排出流路内空間がサイドブランチ型の
共鳴器となり吸入流路内の任意の周波数の騒音を減衰さ
せ、吸入流路の開口端から発生する騒音を低減するとい
う作用を有する。
【0034】請求項3に記載の発明は、動力源であるモ
ーター部と、モーター部により駆動されるクランクシャ
フト、ピストン、シリンダー等の機械部と、モーター部
と機械部とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、シ
リンダーの端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレ
ートと、一端がバルブプレートの吸入孔に実質的に直結
され、他端が開口端部として密閉容器内空間で潤滑油面
と対向する位置に配置された吸入流路とからなり、イニ
シャル起動前は冷凍システムの圧力が高く潤滑油内に冷
媒ガスが多量に溶け込み潤滑油の油面が高くなっている
ため、吸入流路開口端は油面に近接し、吸入流路開口端
付近の空間容積が減少する。
【0035】これによりイニシャル起動時はバルブプレ
ート付近で発生した圧力波が吸入流路開口端でうまく反
射できず反射波による吸入圧力の上昇率が大幅に減少す
るため、冷凍能力が低下し起動トルクも低減できる。
【0036】また、通常運転時は潤滑油内に溶け込む冷
媒ガスが少なくイニシャル起動時に比べ油面高さは低下
し、吸入流路開口端付近の空間容積は十分に確保でき
る。これにより、通常運転時は起動時から過給効果が得
られる。
【0037】従ってイニシャル起動時は過給効果を抑え
ることでトルク不足を防ぎ、起動不良を防止すると共
に、通常運転時は過給効果により吸入圧力を上昇させ高
い冷凍能力を得るという作用を有する。
【0038】請求項4に記載の発明は、動力源であるモ
ーター部と、モーター部により駆動されるクランクシャ
フト、ピストン、シリンダー等の機械部と、モーター部
と機械部とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、シ
リンダーの端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレ
ートと、一端がバルブプレートの吸入孔に実質的に直結
され、他端が開口端部として密閉容器内空間に配置され
た吸入流路と、吸入流路で流路間接合部がほぼ135度
の傾きで連通するように成形された1つ以上の曲げ部と
からなり、吸入流路曲げ部の壁面に到達した圧力波や反
射波は入射角に対してほぼ45度の角度で反射するため
壁面反射後の圧力波や反射波の歪みを低減できる。
【0039】従って、吸入流路の曲げ部においても圧力
波や反射波が減衰することなく伝播することができ、高
い過給効果を得ることができ、吸入圧力を上昇させ高い
冷凍能力を得られるという作用を有する。
【0040】
【実施例】以下、本発明の密閉型圧縮機の実施の形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0041】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る密閉型圧縮機の正面図を示し、図2は同実施例による
図1の密閉型圧縮機のC−C線における断面図を示し、
図3は同実施例の吸入流路の要部断面図を示す。
【0042】図1、図2、図3において、16はシリン
ダー7の端面に配置され、吸入孔16aを有するバルブ
プレートであり、19は一端がバルブプレート16の吸
入孔16aに実質的に直結され、他端が開口端部として
密閉容器1内空間に配置された吸入流路としての吸入パ
イプである。19aは吸入パイプ19で鉛直方向下向き
に凸となる曲げ部であり、20は一端が曲げ部19aの
鉛直方向下側で吸入パイプ19内に開口し、他端が密閉
容器1内空間に吸入パイプ19内の開口端と同高さに開
口端を配置する鉛直方向下向きに凸となるU字型チュー
ブからなる潤滑油排出流路である。
【0043】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。吸入行程時にバルブプ
レート16付近で発生した圧力波は、冷媒ガスの流れと
逆方向に伝播し密閉容器1内の空間で位相の反転した反
射波となり冷媒ガスの流れと順方向に伝播し再び吸入孔
16aに戻ってくる。
【0044】吸入行程の間に、この反射波が吸入孔16
aに到達させることにより、吸入完了時点で反射波の持
つ圧力エネルギーが付加され、吸入圧力が上昇する。
【0045】そのため、シリンダー7内には、より密度
の高い冷媒ガスが充填されることにより、圧縮1行程当
たりの吐出冷媒量が増し、冷媒循環量が増加し冷凍能力
を向上させることができる。
【0046】また、吸入パイプ19の曲げ部19a内に
溜まった潤滑油15はU字型チューブ20により密閉容
器1内へ排出できるため、吸入パイプ19のパイプ断面
積の減少を防止できる。これにより、圧力波や反射波の
圧力振幅の減衰を防ぎ、安定した過給効果を得ることが
できる。
【0047】さらに、潤滑油排出流路20内は潤滑油1
5により満たされているので、吸入パイプ19内の圧力
波や反射波が密閉容器1内空間への漏れを防ぐことで、
騒音漏れ防止しできると共に、圧力波や反射波の圧力エ
ネルギーの低下を低減できる。
【0048】従って、騒音を増加させることなく安定し
た過給効果を得ることにより吸入圧力を上昇させ高い冷
凍能力が得られる。
【0049】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
シリンダー7の端面に配置され、吸入孔16aを有する
バルブプレート16と、一端がバルブプレート16の吸
入孔16aに実質的に直結され、他端が開口端部として
密閉容器1内空間に配置された吸入パイプ19と、吸入
パイプ19で鉛直方向下向きに凸となる曲げ部19a
と、一端が曲げ部19aの鉛直方向下側で吸入パイプ1
9内に開口し、他端が密閉容器1内空間に吸入パイプ1
9内の開口端と同高さに開口端を配置する鉛直方向下向
きに凸となるU字型チューブ20とから構成されている
ので、吸入パイプ19内に潤滑油15が溜まることなく
密閉容器1内へ排出できると共に、吸入パイプ19内の
圧力波や反射波が密閉容器1内空間への漏れを防ぐこと
で、吸入パイプ19内の騒音漏れを防止できると共に、
圧力波や反射波の圧力振幅の減衰を低減できるため、騒
音を増加させることなく安定した過給効果により吸入圧
力を上昇させ高い冷凍能力を得ることができる。
【0050】尚、本実施の形態において、吸入パイプ1
9がバルブプレート16の吸入孔16aにほぼ直結とし
たが、わずかな空間を介して連結してもほぼ同等の効果
が得られる。
【0051】また、本実施の形態において、吸入流路を
吸入パイプ19としたが、パイプに代えて、例えば機械
部に設けられた流路でも、マフラー形状のものに設けら
れた流路でも、同様の効果を得ることができる。
【0052】また、本実施の形態において、潤滑油排出
流路をU字型チューブ20としたが、吸入パイプ19内
と密閉容器内空間を直接連通させさせないものであれば
同様の効果を得ることができる。
【0053】(実施例2)図4は本発明の実施例2によ
る密閉型圧縮機の正面図を示し、図5は同実施例による
図4の密閉型圧縮機のD−D線における断面図を示し、
図6は同実施例の吸入流路の要部断面図を示す。
【0054】図4、図5、図6において、16はシリン
ダー7の端面に配置され、吸入孔16aを有するバルブ
プレートであり、21は一端がバルブプレート16の吸
入孔16aに実質的に直結され、他端が開口端部として
密閉容器1内空間に配置された吸入流路としての吸入パ
イプである。21aは吸入パイプ21で鉛直方向下向き
に凸となる曲げ部であり、22は一端が曲げ部21aの
鉛直方向下側で吸入パイプ21内に開口し、他端が密閉
容器1内空間で吸入パイプ21内の開口端に対して鉛直
方向下側に開口端を配置する鉛直方向下向きに凸となる
潤滑油排出流路としてのJ字型チューブである。
【0055】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。吸入行程時にバルブプ
レート16付近で発生した圧力波は、冷媒ガスの流れと
逆方向に伝播し密閉容器1内の空間で位相の反転した反
射波となり冷媒ガスの流れと順方向に伝播し再び吸入孔
16aに戻ってくる。
【0056】吸入行程の間に、この反射波が吸入孔16
aに到達させることにより、吸入完了時点で反射波の持
つ圧力エネルギーが付加され、吸入圧力が上昇する。
【0057】そのため、シリンダー7内には、より密度
の高い冷媒ガスが充填されることにより、圧縮1行程当
たりの吐出冷媒量が増し、冷媒循環量が増加し冷凍能力
を大幅に向上させることができる。
【0058】また、吸入パイプ21の曲げ部21a内に
溜まった潤滑油15はJ字型チューブ22により密閉容
器1内へ排出できるため、吸入パイプ21のパイプ断面
積の減少を防止できる。これにより、圧力波や反射波の
圧力振幅の減衰を防ぎ、安定した過給効果を得ることが
できる。
【0059】さらに、J字型チューブ22内は潤滑油1
5により満たされているので、吸入パイプ21内の圧力
波や反射波が密閉容器1内空間への漏れを防ぐことで、
騒音漏れ防止しできると共に、圧力波や反射波の圧力エ
ネルギーの低下を低減できる。
【0060】その上、J字型チューブ内22空間はサイ
ドブランチ型の共鳴器となり、低減させたい騒音にJ字
型チューブの内径や空間長さ調整することで吸入パイプ
21内の任意の周波数の騒音を減衰させ、吸入パイプ2
1の開口端から発生する騒音を低減できる。
【0061】従って、低騒音で、かつ安定した過給効果
を得ることにより吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力が得
られる。
【0062】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
シリンダー7の端面に配置され、吸入孔16aを有する
バルブプレート16と、一端がバルブプレート16の吸
入孔16aに実質的に直結され、他端が開口端部として
密閉容器1内空間に配置された吸入パイプ21と、吸入
パイプ21で鉛直方向下向きに凸となる曲げ部21a
と、一端が曲げ部21aの鉛直方向下側で吸入パイプ2
1内に開口し、他端が密閉容器1内空間で吸入パイプ2
1内の開口端に対して鉛直方向下側に開口端を配置する
鉛直方向下向きに凸となるJ字型チューブ22とから構
成されているので、吸入パイプ21内に潤滑油15が溜
まることなく密閉容器1内へ排出できると共に、吸入パ
イプ21内の圧力波や反射波が密閉容器1内空間への漏
れを防ぐことができる。
【0063】これにより、圧力波や反射波の圧力振幅の
減衰を低減できるため、安定した過給効果により吸入圧
力を上昇させ高い冷凍能力を得られる。
【0064】さらに、吸入パイプ21内の騒音漏れを防
止できると共に、J字型チューブ22内空間がサイドブ
ランチ型の共鳴器となり、吸入パイプ21内の任意の周
波数を減衰させ、吸入パイプ21の開口端から発生する
騒音を低減することができる。
【0065】尚、本実施の形態において、吸入パイプ2
1がバルブプレート16の吸入孔16aにほぼ直結とし
たが、わずかな空間を介して連結してもほぼ同等の効果
が得られる。
【0066】また、本実施の形態において、吸入流路を
吸入パイプ21としたが、パイプに代えて、例えば機械
部に設けられた流路でも、マフラー形状のものに設けら
れた流路でも、同様の効果を得ることができる。
【0067】また、本実施の形態において、J字型チュ
ーブ22としたが、吸入パイプ21内と密閉容器内空間
を直接連通させず、かつ連通路部に空間があれば同様の
効果を得ることができる。
【0068】(実施例3)図7は本発明の実施例3によ
るイニシャル起動前の密閉型圧縮機の正面図を示し、図
8は同実施例による図7の密閉型圧縮機のE−E線にお
ける断面図を示し、図9は同実施例のイニシャル起動後
の密閉型圧縮機の正面図を示す。
【0069】図7、図8、図9において、16はシリン
ダー7の端面に配置され、吸入孔16aを有するバルブ
プレートであり、23は一端がバルブプレート16の吸
入孔16aに実質的に直結され、他端が開口端部として
密閉容器1内空間で潤滑油15面と対向する位置に配置
された吸入流路としての吸入パイプである。
【0070】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。イニシャル起動前は冷
凍システムの圧力が高く潤滑油15内に冷媒ガスが多量
に溶け込み潤滑油15の油面が高くなっているため、吸
入パイプ23開口端は油面に近接し、吸入パイプ23開
口端付近の空間容積が減少する。
【0071】これによりイニシャル起動時はバルブプレ
ート16付近で発生した圧力波が吸入パイプ23開口端
でうまく反射できず反射波による吸入圧力の上昇率が大
幅に減少するため、冷凍能力が低下し、起動トルクも低
減できる。
【0072】また、通常運転時は潤滑油15内に溶け込
む冷媒ガスが少なくイニシャル起動時に比べ油面高さは
低下し、吸入パイプ23開口端付近の空間容積は十分に
確保できる。
【0073】これにより、通常運転時は吸入行程時にバ
ルブプレート16付近で発生した圧力波が冷媒ガスの流
れと逆方向に伝播し密閉容器1内の空間で位相の反転し
た反射波となり冷媒ガスの流れと順方向に伝播し再び吸
入孔16aに戻ってくる。
【0074】吸入行程の間に、この反射波が吸入孔16
aに到達させることにより、吸入完了時点で反射波の持
つ圧力エネルギーが付加され、吸入圧力が上昇する。
【0075】そのため、シリンダー7内には、より密度
の高い冷媒ガスが充填されることにより、圧縮1行程当
たりの吐出冷媒量が増し、冷媒循環量が増加し冷凍能力
を大幅に向上させることができる。
【0076】従ってイニシャル起動時は過給効果を抑え
ることでトルク不足を防ぎ、起動不良を防止すると共
に、通常運転時は過給効果により吸入圧力を上昇させ高
い冷凍能力を得ることができる。
【0077】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
シリンダー7の端面に配置され、吸入孔16aを有する
バルブプレート16と、一端がバルブプレート16の吸
入孔16aに実質的に直結され、他端が開口端部として
密閉容器1内空間で潤滑油15面と対向する位置に配置
された吸入パイプ23とから構成され、潤滑油15内に
冷媒ガスが溶け込み潤滑油15の油面が高くなっている
イニシャル起動前は、吸入パイプ23開口端は油面に近
接し、吸入パイプ23開口端付近の空間容積が減少す
る。これによりイニシャル起動時はバルブプレート16
付近で発生した圧力波が吸入パイプ23開口端でうまく
反射できず反射波による吸入圧力の上昇率が大幅に減少
するため、冷凍能力が低下し、起動トルクも低減でき
る。
【0078】また、通常運転時は潤滑油15内に溶け込
む冷媒ガスが少なくイニシャル起動時に比べ油面高さは
低下し、吸入パイプ23開口端付近の空間容積は十分に
確保できる。これにより、通常運転時は起動時から過給
効果が得られ、吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力を得る
ことができる。
【0079】従って、イニシャル起動時は過給効果を抑
え吸入圧力の上昇を防ぐことで起動不良を防止すると共
に、通常運転時は過給効果により吸入圧力を上昇させ高
い冷凍能力を得ることができる。
【0080】尚、本実施の形態において、吸入パイプ2
3がバルブプレート16の吸入孔16aにほぼ直結とし
たが、わずかな空間を介して連結してもほぼ同等の効果
が得られる。
【0081】また、本実施の形態において、吸入流路を
吸入パイプ23としたが、パイプに代えて、例えば機械
部に設けられた流路でも、マフラー形状のものに設けら
れた流路でも、同様の効果を得ることができる。
【0082】(実施例4)図10は本発明の実施例4に
よる密閉型圧縮機の正面図を示し、図11は同実施例に
よる図10の密閉型圧縮機のF−F線における断面図を
示し、図12は同実施例の吸入流路の要部断面図を示
す。
【0083】図10、図11、図12において、16は
シリンダー7の端面に配置され、吸入孔16aを有する
バルブプレートであり、24は一端がバルブプレート1
6の吸入孔16aに実質的に直結され、他端が開口端部
として密閉容器1内空間に配置された吸入流路としての
吸入パイプであり、24aは吸入パイプ24で流路間接
合部がほぼ135度の傾きで連通するように成形された
1つ以上の曲げ部である。
【0084】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。吸入行程時にバルブプ
レート16付近で発生した圧力波は、冷媒ガスの流れと
逆方向に伝播し密閉容器1内の空間で位相の反転した反
射波となり冷媒ガスの流れと順方向に伝播し再び吸入孔
16aに戻ってくる。
【0085】このとき、吸入パイプ24の曲げ部24a
の壁面に到達した圧力波や反射波は入射角に対してほぼ
45度の角度で反射するため壁面反射後の圧力波や反射
波の歪みを低減できる。
【0086】吸入行程の間に、この反射波が吸入孔16
aに到達させることにより、吸入完了時点で反射波の持
つ圧力エネルギーが付加され、吸入圧力が上昇する。
【0087】そのため、シリンダー7内には、より密度
の高い冷媒ガスが充填されることにより、圧縮1行程当
たりの吐出冷媒量が増し、冷媒循環量が増加し冷凍能力
を大幅に向上させることができる。
【0088】このとき、吸入パイプ24の曲げ部24a
の壁面に到達した圧力波や反射波は入射角に対してほぼ
45度の角度で反射するため壁面反射後の圧力波や反射
波の歪みを低減できる。
【0089】従って、吸入パイプ24の曲げ部24aに
おいても圧力波や反射波が減衰することなく伝播させる
ことができ、吸入工程の間に、この反射波が吸入孔16
aに到達させることにより、吸入完了時点で反射波の持
つ圧力エネルギーが付加され、吸入圧力を上昇させるこ
とができる。
【0090】そのため、シリンダー7内には、より密度
の高い冷媒ガスが充填されることにより、圧縮1行程当
たりの吐出冷媒量が増し、冷媒循環量が増加し冷凍能力
を大幅に向上させることができる。
【0091】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
シリンダー7の端面に配置され、吸入孔16aを有する
バルブプレート16と、一端がバルブプレート16の吸
入孔16aに実質的に直結され、他端が開口端部として
密閉容器1内空間に配置された吸入パイプ24と、吸入
パイプ24で流路間接合部がほぼ135度の傾きで連通
するように成形された1つ以上の曲げ部24aとから構
成され、吸入パイプ24の曲げ部24aの壁面に到達し
た圧力波や反射波は入射角に対してほぼ45度の角度で
反射するため壁面反射後の圧力波や反射波の歪みを低減
できる。
【0092】従って、吸入パイプ24の曲げ部24aに
おいても圧力波や反射波が減衰することなく伝播するこ
とができ、高い過給効果を得ることができ、吸入圧力を
上昇させ高い冷凍能力を得ることができる。
【0093】尚、本実施の形態において、吸入パイプ2
4がバルブプレート16の吸入孔16aにほぼ直結とし
たが、わずかな空間を介して連結してもほぼ同等の効果
が得られる。
【0094】また、本実施の形態において、吸入流路を
吸入パイプ24としたが、パイプに代えて、例えば機械
部に設けられた流路でも、マフラー形状のものに設けら
れた流路でも、同様の効果を得ることができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、動力源であるモーター部と、モーター部により駆
動されるクランクシャフト、ピストン、シリンダー等の
機械部と、モーター部と機械部とを収納し、潤滑油を貯
溜した密閉容器と、シリンダーの端面に配置され、吸入
孔を有するバルブプレートと、一端がバルブプレートの
吸入孔に実質的に直結され、他端が開口端部として密閉
容器内空間に配置された吸入流路と、吸入流路で鉛直方
向下向きに凸となる曲げ部と、一端が曲げ部の鉛直方向
下側で吸入流路内に開口し、他端が密閉容器内空間に吸
入流路内の開口端と同高さに開口端を配置する鉛直方向
下向きに凸となる潤滑油排出流路とから構成されている
ので、吸入流路内の騒音漏れを防止すると共に、圧力波
や反射波の圧力振幅の減衰を低減することができ、騒音
を増加させることなく安定した過給効果により吸入圧力
を上昇させ高い冷凍能力を得ることができる。
【0096】また、請求項2に記載の発明は、動力源で
あるモーター部と、モーター部により駆動されるクラン
クシャフト、ピストン、シリンダー等の機械部と、モー
ター部と機械部とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器
と、シリンダーの端面に配置され、吸入孔を有するバル
ブプレートと、一端がバルブプレートの吸入孔に実質的
に直結され、他端が開口端部として密閉容器内空間に配
置された吸入流路と、吸入流路で鉛直方向下向きに凸と
なる曲げ部と、一端が曲げ部の鉛直方向下側で吸入流路
内に開口し、他端が密閉容器内空間で吸入流路内の開口
端に対して鉛直方向下側に開口端を配置する鉛直方向下
向きに凸となる潤滑油排出流路とから構成されているの
で、吸入流路内に潤滑油が溜まることなく密閉容器内へ
排出できると共に、吸入流路内の圧力波や反射波が密閉
容器内空間への漏れを防ぐことができる。これにより、
圧力波や反射波の圧力振幅の減衰を低減できるため、安
定した過給効果により吸入圧力を上昇させ高い冷凍能力
を得ることができる。
【0097】さらに、吸入流路内の騒音漏れを防止でき
ると共に、潤滑油排出流路内空間がサイドブランチ型の
共鳴器となり吸入流路内の任意の周波数の騒音を減衰さ
せ、吸入流路の開口端から発生する騒音を低減すること
ができる。
【0098】また、請求項3に記載の発明は、動力源で
あるモーター部と、モーター部により駆動されるクラン
クシャフト、ピストン、シリンダー等の機械部と、モー
ター部と機械部とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器
と、シリンダーの端面に配置され、吸入孔を有するバル
ブプレートと、一端がバルブプレートの吸入孔に実質的
に直結され、他端が開口端部として密閉容器内空間で潤
滑油面と対向する位置に配置された吸入流路とから構成
されているので、イニシャル起動時に過給効果を抑え吸
入圧力の上昇を防ぐことで起動不良を防止すると共に、
通常運転時は過給効果により吸入圧力を上昇させ高い冷
凍能力を得ることができる。
【0099】また、請求項4に記載の発明は、動力源で
あるモーター部と、モーター部により駆動されるクラン
クシャフト、ピストン、シリンダー等の機械部と、モー
ター部と機械部とを収納し、潤滑油を貯溜した密閉容器
と、シリンダーの端面に配置され、吸入孔を有するバル
ブプレートと、一端がバルブプレートの吸入孔に実質的
に直結され、他端が開口端部として密閉容器内空間に配
置された吸入流路と、吸入流路で流路間接合部がほぼ1
35度の傾きで連通するように成形された1つ以上の曲
げ部とから構成されているので、吸入流路曲げ部の壁面
に到達した圧力波や反射波は入射角に対してほぼ45度
の角度で反射するため壁面反射後の圧力波や反射波の歪
みを低減できる。
【0100】従って、吸入流路の曲げ部においても圧力
波や反射波が減衰することなく伝播することができ、高
い過給効果を得ることができ、吸入圧力を上昇させ高い
冷凍能力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1の密閉型圧縮機の正面図
【図2】同実施例の図1の密閉型圧縮機のC−C線にお
ける断面図
【図3】同実施例の吸入流路の要部断面図
【図4】本発明による実施例2の密閉型圧縮機の正面図
【図5】同実施例の図4の密閉型圧縮機のC−C線にお
ける断面図
【図6】同実施例の吸入流路の要部断面図
【図7】本発明による実施例3によるイニシャル起動前
の密閉型圧縮機の正面図
【図8】同実施例の図7の密閉型圧縮機のE−E線にお
ける断面図
【図9】同実施例のイニシャル起動後の密閉型圧縮機の
正面図
【図10】本発明の実施例4による密閉型圧縮機の正面
図
【図11】同実施例による図10の密閉型圧縮機のF−
F線における断面図
【図12】同実施例の吸入流路の要部断面図
【図13】従来の冷凍能力向上の密閉型圧縮機の縦断面
図
【図14】図13の従来の密閉型圧縮機のA−A線にお
ける正面図
【図15】図14の従来の密閉型圧縮機のB−B線にお
ける要部断面図
【図16】圧縮要素の吸入開始状態における断面図
【図17】圧縮要素の吸入動作初期の断面図
【図18】圧縮要素の吸入動作中の断面図
【図19】圧縮要素の吸入完了時点における断面図
【符号の説明】
1 密閉容器 3 機械部 4 モーター部 7 シリンダー 9 ピストン 10 クランクシャフト 15 潤滑油 16 バルブプレート 16a 吸入孔 19 吸入パイプ 19a 曲げ部 20 潤滑油排出流路 21 吸入パイプ 21a 曲げ部 22 J字型チューブ 23 吸入パイプ 24 吸入パイプ 24a 曲げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 修平 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力源であるモーター部と、前記モータ
    ー部により駆動されるクランクシャフト、ピストン、シ
    リンダー等の機械部と、前記モーター部と機械部とを収
    納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、前記シリンダーの
    端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレートと、一
    端が前記バルブプレートの前記吸入孔に実質的に直結さ
    れ、他端が開口端部として前記密閉容器内空間に配置さ
    れた吸入流路と、前記吸入流路で鉛直方向下向きに凸と
    なる曲げ部と、一端が前記曲げ部の鉛直方向下側で前記
    吸入流路内に開口し、他端が前記密閉容器内空間に前記
    吸入流路内の開口端と同高さに開口端を配置する鉛直方
    向下向きに凸となる潤滑油排出流路からなる密閉型圧縮
    機。
  2. 【請求項2】 動力源であるモーター部と、前記モータ
    ー部により駆動されるクランクシャフト、ピストン、シ
    リンダー等の機械部と、前記モーター部と機械部とを収
    納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、前記シリンダーの
    端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレートと、一
    端が前記バルブプレートの前記吸入孔に実質的に直結さ
    れ、他端が開口端部として前記密閉容器内空間に配置さ
    れた吸入流路と、前記吸入流路で鉛直方向下向きに凸と
    なる曲げ部と、一端が前記曲げ部の鉛直方向下側で前記
    吸入流路内に開口し、他端が前記密閉容器内空間で前記
    吸入流路内の開口端に対して鉛直方向下側に開口端を配
    置する鉛直方向下向きに凸となる潤滑油排出流路からな
    る密閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】 動力源であるモーター部と、前記モータ
    ー部により駆動されるクランクシャフト、ピストン、シ
    リンダー等の機械部と、前記モーター部と機械部とを収
    納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、前記シリンダーの
    端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレートと、一
    端が前記バルブプレートの前記吸入孔に実質的に直結さ
    れ、他端が開口端部として前記密閉容器内空間で前記潤
    滑油面と対向する位置に配置された吸入流路とからなる
    密閉型圧縮機。
  4. 【請求項4】 動力源であるモーター部と、前記モータ
    ー部により駆動されるクランクシャフト、ピストン、シ
    リンダー等の機械部と、前記モーター部と機械部とを収
    納し、潤滑油を貯溜した密閉容器と、前記シリンダーの
    端面に配置され、吸入孔を有するバルブプレートと、一
    端が前記バルブプレートの前記吸入孔に実質的に直結さ
    れ、他端が開口端部として前記密閉容器内空間に配置さ
    れた吸入流路と、前記吸入流路で流路間接合部がほぼ1
    35度の傾きで連通するように成形された1つ以上の曲
    げ部で構成された密閉型圧縮機。
JP9272359A 1997-10-06 1997-10-06 密閉型圧縮機 Pending JPH11107916A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105464942A (zh) * 2015-12-28 2016-04-06 常州中进医疗器材有限公司 制氧机的u型走向散热减噪通道
CN116066330A (zh) * 2023-01-09 2023-05-05 珠海格力电器股份有限公司 一种压缩机的泵体结构、压缩机和冰箱

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