JPH11108202A - ラビリンスシール - Google Patents
ラビリンスシールInfo
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- JPH11108202A JPH11108202A JP9284550A JP28455097A JPH11108202A JP H11108202 A JPH11108202 A JP H11108202A JP 9284550 A JP9284550 A JP 9284550A JP 28455097 A JP28455097 A JP 28455097A JP H11108202 A JPH11108202 A JP H11108202A
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- rotor
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- shaft
- labyrinth
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Links
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- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
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- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラビリンス部の構造工夫により、分離型ラビ
リンスシールの軸方向長さをコンパクト化する。 【解決手段】 軸受けハウジングに装着されるステータ
1と、シャフトに外嵌装備されるロータ2とで成り、ロ
ータ2とステータ1とを軸方向に分離自在な分離型ラビ
リンスシールにおいて、ステータ1の軸方向に沿う凹凸
6と、ロータ2の軸方向に沿う凹凸7とがシャフト3の
径方向で重なる部分を、径方向に2箇所重複させてラビ
リンス部5を形成するとともに、ステータ1の切欠き部
17と対面するロータ2の軸装着部16に、シャフト軸
心Pを中心とした円周溝8の複数を軸方向に並設する。
リンスシールの軸方向長さをコンパクト化する。 【解決手段】 軸受けハウジングに装着されるステータ
1と、シャフトに外嵌装備されるロータ2とで成り、ロ
ータ2とステータ1とを軸方向に分離自在な分離型ラビ
リンスシールにおいて、ステータ1の軸方向に沿う凹凸
6と、ロータ2の軸方向に沿う凹凸7とがシャフト3の
径方向で重なる部分を、径方向に2箇所重複させてラビ
リンス部5を形成するとともに、ステータ1の切欠き部
17と対面するロータ2の軸装着部16に、シャフト軸
心Pを中心とした円周溝8の複数を軸方向に並設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ、モータ、
ギヤボックス等の回転機械の軸受けに対するラビリンス
シールに係り、詳しくは、分離型ラビリンスシールのコ
ンパクト化等に関するものである。
ギヤボックス等の回転機械の軸受けに対するラビリンス
シールに係り、詳しくは、分離型ラビリンスシールのコ
ンパクト化等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ラビリンスシールには、大別して一体型
と分離型の2種類があり、一体型のものとしては、特開
平9−177802号公報に示されたものが知られてい
る。すなわち、ステータとロータとの夫々を2部品のネ
ジ込みによって形成することにより、組付け状態ではス
テータとロータとが互いに分離できない状態に一体化さ
れたものであり、機械への組込みが容易となる等の利点
を備えている。
と分離型の2種類があり、一体型のものとしては、特開
平9−177802号公報に示されたものが知られてい
る。すなわち、ステータとロータとの夫々を2部品のネ
ジ込みによって形成することにより、組付け状態ではス
テータとロータとが互いに分離できない状態に一体化さ
れたものであり、機械への組込みが容易となる等の利点
を備えている。
【0003】これに対して分離型のものは、図5に示す
ように、ハウジング12に圧入装備されるステータ1
と、シャフト3に外嵌装備されるロータ2とを、シャフ
トの軸方向に相対スライド移動可能に組み合わせて成る
ものであり、径方向の凹凸によるラビリンス部5を備え
ている。この構造では、ステータ1とロータ2とが対を
なすシール作用状態から、両者が軸方向で相対離間する
分離状態が自在となるものであった。
ように、ハウジング12に圧入装備されるステータ1
と、シャフト3に外嵌装備されるロータ2とを、シャフ
トの軸方向に相対スライド移動可能に組み合わせて成る
ものであり、径方向の凹凸によるラビリンス部5を備え
ている。この構造では、ステータ1とロータ2とが対を
なすシール作用状態から、両者が軸方向で相対離間する
分離状態が自在となるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、前述した後者の
分離型ラビリンスシールにおけるラビリンス部は、図に
示すように、ステータとロータ夫々に形成されたシャフ
ト径方向の凹凸をシャフト軸方向で重ねることで形成し
ていた。従って、シール機能を十分に確保するために、
凹凸の重なり部分を軸方向に複数重ねて形成すると、シ
ールとしての軸方向長さが長くなる傾向にあり、これを
用いる機械によっては使い難いことがあった。本発明の
目的は、ラビリンス部の構造工夫により、分離型ラビリ
ンスシールの軸方向長さをコンパクト化する点にある。
分離型ラビリンスシールにおけるラビリンス部は、図に
示すように、ステータとロータ夫々に形成されたシャフ
ト径方向の凹凸をシャフト軸方向で重ねることで形成し
ていた。従って、シール機能を十分に確保するために、
凹凸の重なり部分を軸方向に複数重ねて形成すると、シ
ールとしての軸方向長さが長くなる傾向にあり、これを
用いる機械によっては使い難いことがあった。本発明の
目的は、ラビリンス部の構造工夫により、分離型ラビリ
ンスシールの軸方向長さをコンパクト化する点にある。
【0005】
〔構成〕第1発明は、ハウジングに装着されるステータ
と、該ハウジングと相対回転するシャフトに外嵌装備さ
れるロータとで成るラビリンスシールであって、ステー
タとロータとがシャフトの軸方向で相対近接配置されて
ラビリンス部を形成するシール作用状態から、ステータ
とロータとが軸方向に相対移動自在としてこれらステー
タとロータとを分離自在に構成し、ステータの軸方向に
沿う凹凸と、ロータの軸方向に沿う凹凸とがシャフトの
径方向で重なる部分を、その径方向に複数重複させてラ
ビリンス部を形成してあることを特徴とする。
と、該ハウジングと相対回転するシャフトに外嵌装備さ
れるロータとで成るラビリンスシールであって、ステー
タとロータとがシャフトの軸方向で相対近接配置されて
ラビリンス部を形成するシール作用状態から、ステータ
とロータとが軸方向に相対移動自在としてこれらステー
タとロータとを分離自在に構成し、ステータの軸方向に
沿う凹凸と、ロータの軸方向に沿う凹凸とがシャフトの
径方向で重なる部分を、その径方向に複数重複させてラ
ビリンス部を形成してあることを特徴とする。
【0006】第2発明は、第1発明において、シール作
用状態においてステータとロータとが軸方向に沿って対
面する部分でのステータ又はロータに、シャフト軸心を
中心とした円周溝の複数を軸方向に並設してあることを
特徴とする。
用状態においてステータとロータとが軸方向に沿って対
面する部分でのステータ又はロータに、シャフト軸心を
中心とした円周溝の複数を軸方向に並設してあることを
特徴とする。
【0007】第3発明は、第2発明において、複数の円
周溝を、ラビリンス部以外の箇所に形成してあることを
特徴とする。
周溝を、ラビリンス部以外の箇所に形成してあることを
特徴とする。
【0008】〔作用〕請求項1の構成によれば、ステー
タの軸方向に沿う凹凸と、ロータの軸方向に沿う凹凸と
がシャフトの径方向で重なる部分を、その径方向に複数
重複させてラビリンス部を形成してあるので、そのラビ
リンス部の軸方向長さは、ステータとロータとの凹凸ど
うしの重なり1組分に要する短いもので済むようにな
る。そして、前記凹凸どうしの重なりが径方向に複数重
複するので、前述した軸方向長さの短い状態を保ちなが
らラビリンス(迷路)部分を増やして、シール機能を高
めることができる。
タの軸方向に沿う凹凸と、ロータの軸方向に沿う凹凸と
がシャフトの径方向で重なる部分を、その径方向に複数
重複させてラビリンス部を形成してあるので、そのラビ
リンス部の軸方向長さは、ステータとロータとの凹凸ど
うしの重なり1組分に要する短いもので済むようにな
る。そして、前記凹凸どうしの重なりが径方向に複数重
複するので、前述した軸方向長さの短い状態を保ちなが
らラビリンス(迷路)部分を増やして、シール機能を高
めることができる。
【0009】又、シール機能を発揮するシール作用状態
から、ステータとロータとを軸方向移動させることによ
って分離自在としてあるから、ステータとロータ間の掃
除や点検を操作簡単に行えるとともに、ステータ又はロ
ータの片方のみの交換も可能である。
から、ステータとロータとを軸方向移動させることによ
って分離自在としてあるから、ステータとロータ間の掃
除や点検を操作簡単に行えるとともに、ステータ又はロ
ータの片方のみの交換も可能である。
【0010】請求項2の構成によれば、上記作用に加え
て、次のような作用がある。すなわち、ステータとロー
タとが対面する部分でのステータ又はロータに、シャフ
ト軸心を中心とした円周溝の複数を軸方向に並設してあ
るので、回転体と静止体との間に隙間による絞りと拡大
室とが繰り返して形成されることになり、それによって
漏れる流体の圧力を速度に変えて損失を発生させること
によるシール機能を発揮することができる。
て、次のような作用がある。すなわち、ステータとロー
タとが対面する部分でのステータ又はロータに、シャフ
ト軸心を中心とした円周溝の複数を軸方向に並設してあ
るので、回転体と静止体との間に隙間による絞りと拡大
室とが繰り返して形成されることになり、それによって
漏れる流体の圧力を速度に変えて損失を発生させること
によるシール機能を発揮することができる。
【0011】ところで、螺旋状の円周溝による螺子溝と
して、溝を能率良く作成できるようにしながら圧力損失
によるシール機能を出す構造があるが、これでは回転に
よってステータとロータとが軸方向に接近、又は離間す
る方向の軸力が生じて、前述したシール作用状態を維持
し難い面がある。これに対して、円周溝を軸方向に並設
させた本願の手段では、回転方向の如何に拘わらずに軸
力が生じることがないので、使用中にステータとロータ
との軸方向距離が変化するおそれがなく、シール作用状
態を良好に維持できるようになる。
して、溝を能率良く作成できるようにしながら圧力損失
によるシール機能を出す構造があるが、これでは回転に
よってステータとロータとが軸方向に接近、又は離間す
る方向の軸力が生じて、前述したシール作用状態を維持
し難い面がある。これに対して、円周溝を軸方向に並設
させた本願の手段では、回転方向の如何に拘わらずに軸
力が生じることがないので、使用中にステータとロータ
との軸方向距離が変化するおそれがなく、シール作用状
態を良好に維持できるようになる。
【0012】請求項3の構成によれば、複数の円周溝を
ラビリンス部以外の箇所に形成してあるので、ラビリン
ス部によるシール機能と、複数の円周溝によるシール機
能とが相乗的に作用するようになり、流体の漏れ出しを
より効果的に抑制するようになる。
ラビリンス部以外の箇所に形成してあるので、ラビリン
ス部によるシール機能と、複数の円周溝によるシール機
能とが相乗的に作用するようになり、流体の漏れ出しを
より効果的に抑制するようになる。
【0013】〔効果〕請求項1〜3のいずれに記載のラ
ビリンスシールでも、掃除や部品交換等のメンテナンス
に有利な分離型において、シール機能を有効に発揮でき
るようにしながら軸方向長さのコンパクト化が行えたの
で、軸方向の設置スペースが取り難い機種にも使用でき
る等、回転機械への適合範囲を増やせて汎用性を向上す
ることができた。
ビリンスシールでも、掃除や部品交換等のメンテナンス
に有利な分離型において、シール機能を有効に発揮でき
るようにしながら軸方向長さのコンパクト化が行えたの
で、軸方向の設置スペースが取り難い機種にも使用でき
る等、回転機械への適合範囲を増やせて汎用性を向上す
ることができた。
【0014】請求項2に記載のラビリンスシールでは、
(イ)複数の円周溝によるシール機能も加わることにな
り、回転の有無及びその方向を問わずに正規のシール作
用状態を維持できながら、分離型におけるシール作用を
強化することができた。
(イ)複数の円周溝によるシール機能も加わることにな
り、回転の有無及びその方向を問わずに正規のシール作
用状態を維持できながら、分離型におけるシール作用を
強化することができた。
【0015】請求項3に記載のラビリンスシールでは、
ラビリンス部と複数の円周溝部とを独立させることによ
り、上記(イ)の効果をさらに補強できる利点がある。
ラビリンス部と複数の円周溝部とを独立させることによ
り、上記(イ)の効果をさらに補強できる利点がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はラビリンスシールAの回
転機械への装着状態を示し、1は軸受けハウジング12
に内嵌装着された静止側のステータ、2はシャフト3に
外嵌装備されて一体回転すロータであり、ステータ1の
機械内側の近傍箇所にベアリング4を配置してある。ラ
ビリンスシールAは、機械内部から外部への潤滑油の漏
れ出し、並びに、機械外部から内部への水、粉塵等の侵
入を防ぐものである。
面に基づいて説明する。図1はラビリンスシールAの回
転機械への装着状態を示し、1は軸受けハウジング12
に内嵌装着された静止側のステータ、2はシャフト3に
外嵌装備されて一体回転すロータであり、ステータ1の
機械内側の近傍箇所にベアリング4を配置してある。ラ
ビリンスシールAは、機械内部から外部への潤滑油の漏
れ出し、並びに、機械外部から内部への水、粉塵等の侵
入を防ぐものである。
【0017】図2に示すように、ステータ1とロータ2
とがシャフト3の軸方向で相対近接配置されてラビリン
ス部5を形成するシール作用状態から、図2に仮想線で
示すように、ステータ1に対してロータ2を軸方向に相
対移動させてステータ1とロータ2とを分離自在に構成
してあり、ロータ2をステータ1から取り外すことが可
能である。
とがシャフト3の軸方向で相対近接配置されてラビリン
ス部5を形成するシール作用状態から、図2に仮想線で
示すように、ステータ1に対してロータ2を軸方向に相
対移動させてステータ1とロータ2とを分離自在に構成
してあり、ロータ2をステータ1から取り外すことが可
能である。
【0018】ラビリンス部5は、図3、図4に示すよう
なステータ1の軸方向に沿う凹凸6と、ロータ2の軸方
向に沿う凹凸7とがシャフト3の径方向で重なる部分
を、その径方向に複数重複させて形成してあるととも
に、シール作用状態においてステータ1とロータと2が
軸方向に沿って対面する部分でのロータ2に、シャフト
軸心Pを中心とした円周溝8の複数を軸方向に並設して
ある。次に、シール作用状態での構造を詳述する前に、
各部品の形状について説明しておく。
なステータ1の軸方向に沿う凹凸6と、ロータ2の軸方
向に沿う凹凸7とがシャフト3の径方向で重なる部分
を、その径方向に複数重複させて形成してあるととも
に、シール作用状態においてステータ1とロータと2が
軸方向に沿って対面する部分でのロータ2に、シャフト
軸心Pを中心とした円周溝8の複数を軸方向に並設して
ある。次に、シール作用状態での構造を詳述する前に、
各部品の形状について説明しておく。
【0019】ステータ1は、図3に示すように、軸方向
に沿う状態の凹溝10と凸条11とで成るステータ凹凸
6の2組、及び大径外周9の3者を、径方向に重複配置
した状態で軸受けハウジング12への圧入部13の横
(軸方向)に形成し、シャフト3に向けて開口するV溝
14が形成された幅狭の内径部15を、圧入部13の内
奥部端に形成するとともに、ロータ2における軸装着部
16が挿入配置される切欠き部17を形成して構成され
ている。圧入部13の軸方向中間部には、軸受けハウジ
ング12との間で機能するシールであるOリング18を
装備してある。また、V溝14の、圧入部13の内奥部
側の側壁には、孔25を形成している。
に沿う状態の凹溝10と凸条11とで成るステータ凹凸
6の2組、及び大径外周9の3者を、径方向に重複配置
した状態で軸受けハウジング12への圧入部13の横
(軸方向)に形成し、シャフト3に向けて開口するV溝
14が形成された幅狭の内径部15を、圧入部13の内
奥部端に形成するとともに、ロータ2における軸装着部
16が挿入配置される切欠き部17を形成して構成され
ている。圧入部13の軸方向中間部には、軸受けハウジ
ング12との間で機能するシールであるOリング18を
装備してある。また、V溝14の、圧入部13の内奥部
側の側壁には、孔25を形成している。
【0020】ロータ2は、図4に示すように、軸方向に
沿う状態の凹溝19と凸条20とで成るステータ凹凸7
の2組を、径方向に重複配置した状態で軸装着部16の
外径側に形成するとともに、複数(5箇所)個の円周溝
8を軸装着部16の外周面に連続的に形成して構成され
ている。軸方向に突出する状態を呈する軸装着部16の
内周面には、シャフト3との間で機能するシールである
Oリング21の2個を、軸方向に隔てて装着してある。
隣合う円周溝8は、互いに干渉することのない独立した
ものであり、螺旋溝やネジ溝のように、シャフト3の回
転によって軸力が生じてしまう、ということがないもの
である。
沿う状態の凹溝19と凸条20とで成るステータ凹凸7
の2組を、径方向に重複配置した状態で軸装着部16の
外径側に形成するとともに、複数(5箇所)個の円周溝
8を軸装着部16の外周面に連続的に形成して構成され
ている。軸方向に突出する状態を呈する軸装着部16の
内周面には、シャフト3との間で機能するシールである
Oリング21の2個を、軸方向に隔てて装着してある。
隣合う円周溝8は、互いに干渉することのない独立した
ものであり、螺旋溝やネジ溝のように、シャフト3の回
転によって軸力が生じてしまう、ということがないもの
である。
【0021】再び、図2に示すように、ラビリンス部5
は、ステータ1の凹溝10とロータ2の凸条20、及び
ステータ1の凸条11とロータ2の凹溝19とが夫々嵌
まり合うことで構成され、最も外径側に大径外周9が位
置する。各凹溝10,19と各凸条20,11との径方
向間隙よりも軸方向間隙を大にすれば、隙間と拡大室と
の繰り返しによる有効なシール作用を得ることができ
る。
は、ステータ1の凹溝10とロータ2の凸条20、及び
ステータ1の凸条11とロータ2の凹溝19とが夫々嵌
まり合うことで構成され、最も外径側に大径外周9が位
置する。各凹溝10,19と各凸条20,11との径方
向間隙よりも軸方向間隙を大にすれば、隙間と拡大室と
の繰り返しによる有効なシール作用を得ることができ
る。
【0022】そして、複数の並設円周溝8が形成された
軸装着部16の外周面16aと、ステータ1側の切欠き
部17における平坦な内周面17aとを対向配置したこ
とによっても、隙間と拡大室との繰り返しによる有効な
シール作用を得ている。そして、2個のOリング21,
21を並設することにより、ロータ2とシャフト3との
間におけるシール作用も強化してある。又、幅狭の内径
部15とシャフト3との間にも、V溝14の存在によっ
て隙間と拡大室とが交互に形成されたことになり、それ
によるシール作用が生じるようにしてある。さらに、V
溝14の圧入部13の内奥部側の側壁に設けた孔25か
ら、潤滑油が回転機械側へ戻ることができ、シール作用
をさらに高められる。
軸装着部16の外周面16aと、ステータ1側の切欠き
部17における平坦な内周面17aとを対向配置したこ
とによっても、隙間と拡大室との繰り返しによる有効な
シール作用を得ている。そして、2個のOリング21,
21を並設することにより、ロータ2とシャフト3との
間におけるシール作用も強化してある。又、幅狭の内径
部15とシャフト3との間にも、V溝14の存在によっ
て隙間と拡大室とが交互に形成されたことになり、それ
によるシール作用が生じるようにしてある。さらに、V
溝14の圧入部13の内奥部側の側壁に設けた孔25か
ら、潤滑油が回転機械側へ戻ることができ、シール作用
をさらに高められる。
【0023】つまり、シール機能を現出するラビリンス
部5と円周溝8とは、シャフト径方向に重複配置されて
いるので、それらに要する軸方向長さが比較的短くて良
く、従って、ステータ1とロータ2とが軸方向に相対ス
ライド自在な分離型ラビリンスシールとしながら、圧入
部13の幅を加えたシール全体としての軸方向長さを従
来に比べてコンパクト化することに成功している。
部5と円周溝8とは、シャフト径方向に重複配置されて
いるので、それらに要する軸方向長さが比較的短くて良
く、従って、ステータ1とロータ2とが軸方向に相対ス
ライド自在な分離型ラビリンスシールとしながら、圧入
部13の幅を加えたシール全体としての軸方向長さを従
来に比べてコンパクト化することに成功している。
【0024】〔別実施形態〕軸方向に並設される円周溝
8の複数を、ステータ1の凸条11又はロータ2の凸条
20に形成しても良く、又、ステータ1の切欠き部17
の内周面17aに形成しても良い。さらに、シャフト3
が固定で、軸受けハウジング12が回転する構造のもの
に本願のラビリンスシールを適用しても良い。
8の複数を、ステータ1の凸条11又はロータ2の凸条
20に形成しても良く、又、ステータ1の切欠き部17
の内周面17aに形成しても良い。さらに、シャフト3
が固定で、軸受けハウジング12が回転する構造のもの
に本願のラビリンスシールを適用しても良い。
【図1】ラビリンスシールの使用状態の一例を示す断面
図である。
図である。
【図2】ラビリンスシールの構造を示す要部の断面図で
ある。
ある。
【図3】ステータの形状を示す断面図である。
【図4】ロータの形状を示す断面図である。
【図5】従来の分離型ラビリンスシールを示す要部の断
面図である。
面図である。
1 ステータ 2 ロータ 3 シャフト 5 ラビリンス部 6 ステータ凹凸 7 ロータ凹凸 8 円周溝 12 軸受けハウジング P シャフト軸心
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングに装着されるステータと、該
ハウジングと相対回転するシャフトに外嵌装備されるロ
ータとで成るラビリンスシールであって、前記ステータ
と前記ロータとが前記シャフトの軸方向で相対近接配置
されてラビリンス部を形成するシール作用状態から、前
記ステータと前記ロータとが前記軸方向に相対移動自在
としてこれらステータとロータとを分離自在に構成し、
前記ステータの前記軸方向に沿う凹凸と、前記ロータ
の前記軸方向に沿う凹凸とが前記シャフトの径方向で重
なる部分を、該径方向に複数重複させて前記ラビリンス
部を形成してあるラビリンスシール。 - 【請求項2】 前記シール作用状態において前記ステー
タと前記ロータとが前記軸方向に沿って対面する部分で
の前記ステータ又は前記ロータに、シャフト軸心を中心
とした円周溝の複数を前記軸方向に並設してある請求項
1に記載のラビリンスシール。 - 【請求項3】 前記複数の円周溝を、前記ラビリンス部
以外の箇所に形成してある請求項2に記載のラビリンス
シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9284550A JPH11108202A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ラビリンスシール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9284550A JPH11108202A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ラビリンスシール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11108202A true JPH11108202A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17679911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9284550A Pending JPH11108202A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ラビリンスシール |
Country Status (1)
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