JPH11109131A - 積層体の保管方法 - Google Patents

積層体の保管方法

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JPH11109131A
JPH11109131A JP9287805A JP28780597A JPH11109131A JP H11109131 A JPH11109131 A JP H11109131A JP 9287805 A JP9287805 A JP 9287805A JP 28780597 A JP28780597 A JP 28780597A JP H11109131 A JPH11109131 A JP H11109131A
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JP
Japan
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laminate
film
polarizing plate
roll
adhesive tape
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JP9287805A
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English (en)
Inventor
Kuniyasu Kato
邦泰 加藤
Nobuhiro Shimamura
信広 島村
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 離型フィルムを積層した偏光板をロール状に
して保管するに当たり、打痕等が発生するのを防止する
保管方法を提供すること。 【解決手段】 偏光板の片面に粘着剤を介して離型フィ
ルムを貼着した積層体(A)をロール状にして保管する
に際して、積層体(A)のいずれかの面の少なくとも一
方の側端部に一定幅の片面粘着テープを貼合した後、ロ
ール状にする積層体の保管方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積層体の保管方法
に関し、更に詳しくは離型フィルムを積層した偏光板を
ロール状に保管するに当たり、しわや打痕等が発生する
のを防止する保管方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、卓上電子計算機、電子時計、ワー
プロ、自動車や機械類の計器類等に液晶表示装置が用い
られ、これらに伴い偏光板の需要も増大している。これ
らの偏光板は、該偏光板の片面に粘着剤層を有する離型
フィルムが貼着され、その後、ロール状にして保管され
ている。そして、該ロールから巻きだして、一定の長
さ、幅に切断することによって偏光板として上市されて
いる。かかる偏光板の実装にあたっては、上記離型フィ
ルムが除去されて液晶セルのガラス板に貼着されて、液
晶表示装置として用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように偏光板を離型フィルムと積層して、ロール状にし
て保管する際に、偏光板と離型フィルムとが密に接触す
るためか、偏光板表面の凹凸等で粘着剤面にしわや打痕
が発生したり、偏光板表面が傷ついたりする等の問題が
生じるのが実情である。かかる対策として、偏光フィル
ムの表面に積層される酢酸セルロース系フィルムの幅方
向に対して端部にエンボス加工を施す等の方法が行われ
ていたが、上記課題を解決するまでには至らず、まだま
だ満足のいくものではなかった。そこで、このような背
景下において、本発明は、しわや打痕等の外観不良の生
じない積層体の保管方法の提供を目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかるに、本発明者等は
かかる課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、偏光板
の片面に粘着剤を介して離型フィルムを貼着した積層体
(A)をロール状にして保管するに際して、積層体
(A)のいずれかの面の少なくとも一方の側端部に一定
幅の片面粘着テープを貼合した後、ロール状にする積層
体の保管方法が上記目的と合致することを見いだし本発
明を完成した。本発明においては、幅3〜30mm、厚
み10〜300μmの片面粘着テープを用いることが好
ましく、又、離型フィルム積層偏光板(積層体(A))
の幅方向に対して、端部から200mm以下のところに
片面粘着テープを貼合することが好ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。本発明で用いられる偏光板は偏光フィルムと保
護フィルムとの積層体で、該偏光フィルムは、染色され
たポリビニルアルコール系フィルムの一軸延伸フィルム
である。かかるポリビニルアルコールの平均ケン化度は
85〜100モル%、好ましくは98〜100モル%が
実用的であり、又、ポリビニルアルコールの平均重合度
としては任意のものが使用可能であるが、1000〜1
0000、好ましくは1500〜5000が有利であ
る。
【0006】該偏光フィルムの製造方法としては、ま
ず、ポリビニルアルコールを水又は有機溶媒に溶解した
原液を流延製膜して、該フィルムを延伸してヨウ素化合
物あるいは二色性染料の水溶液に浸漬し染色するか、延
伸と染色を同時に行うか、ヨウ素化合物あるいは二色性
染料により染色して延伸するかした後、ホウ素化合物処
理する。又、染色した後ホウ素化合物の溶液中で延伸す
ることも可能であり、適宜選択して用いることができ
る。
【0007】延伸は一軸方向に3.5〜10倍、好まし
くは4.0〜7倍延伸することが望ましい。この際、前
記と直角方向にも若干の延伸(幅方向の収縮を防止する
程度あるいはそれ以上の延伸)を行っても差し支えな
い。かかる延伸倍率は最終的に上記の範囲に設定されれ
ば良く、延伸操作は一段階のみならず、製造工程の任意
の範囲の段階に実施すれば良い。延伸後の厚みは15〜
100μmがよく、更に20〜50μmであることが好
ましい。
【0008】ポリビニルアルコール系偏光フィルムに
は、その両面又は片面に光学的透明度と機械的強度に優
れた保護フィルムが貼り合わされ、偏光板となる。
【0009】該保護フィルムとしては、酢酸セルロース
系フィルム、アクリル系フィルム、ポリエステル系フィ
ルム、ポリオレフィン系フィルム、ポリカーボネート系
フィルム、ポリエーテルエーテルケト系フィルム、ポリ
スルホン系フィルム等が挙げられるが、好適には二酢酸
セルロースフィルム、三酢酸セルロースフィルム等の酢
酸セルロース系フィルムが用いられ、更に、必要に応じ
て、上記樹脂フィルムにサリチル酸エステル系化合物、
ベンゾフェノール系化合物、ベンゾトリアゾール系化合
物、シアノアクリレート系化合物、ニッケル錯塩系化合
物等の紫外線吸収剤を配合させることも可能である。
【0010】該保護フィルムの表面をアルカリでケン化
処理したり、プラズマ処理、グロー放電処理、コロナ放
電処理、高周波処理、電子線処理等を行ったものも効果
的であり、又、該保護フィルムの表面にハードコート
層、防眩処理(アンチグレア)層、半透過膜層等があっ
てもよい。又、ポリビニルアルコール系偏光フィルムと
保護フィルムとの接着に際しては、ポリビニルアルコー
ル系、ウレタン系、アクリル系等の接着剤が用いられ
る。
【0011】上記偏光板には、その片面に透明な粘着剤
を積層した離型フィルムが貼着され、積層体(A)が形
成される。かかる粘着剤としてはアクリル酸エステル類
やメタクリル酸エステル類、例えばアクリル酸ブチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸メチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル等とα−モノオレフィンカルボン酸、例
えばアクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、メタクリル
酸、クロトン酸等との共重合物(アクリルニトリル、酢
酸ビニル、スチロールの如きビニル単量体を添加したも
のも含む。)を主体とするものが、偏光フィルムの偏光
特性を阻害することがないので特に好ましいが、これに
限定されることなく、透明性を有する粘着剤であれば使
用可能で、例えばポリビニルエーテル系、ゴム系等でも
よい。
【0012】離型フィルムの材料としては、特に限定さ
れないが、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィンフィルムやポリエチレンテレフタレート等のポリ
エステルフィルムの片面をシリコン樹脂等で離型処理し
た材料等が挙げられる。該フィルムの厚みは適宜選択さ
れるが、例えば20〜100μm、好ましくは30〜5
0μmである。
【0013】本発明では、上記積層体(A)の保管方法
について、ロール状に巻き取る前に、上記積層体(A)
のいずれかの面の少なくとも一方の側端部に一定幅の片
面粘着テープを貼合することを最大の特徴とするもの
で、かかる方法について具体的に説明する。該片面粘着
テープとしては、特に制限されないが、通常基材とその
方面の粘着剤層からなるもので、該基材としては紙、ポ
リオレフィン、ポリエステル、ナイロン等が挙げられ、
粘着剤層としては、合成樹脂系粘着剤、天然樹脂系粘着
剤、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着
剤等が挙げられる。
【0014】又、該片面粘着テープの幅は3〜30mm
が好ましく、更には5〜25mm、特に好ましくは10
〜20mmで、厚さは10〜300μmが好ましく、更
には20〜200μm、特に好ましくは30〜100μ
mであり、片面粘着テープの幅が3mm未満では巻きず
れが発生しやすく、30mmを越えると製品の取れ幅が
小さくなり好ましくない。又、粘着テープの厚さが10
μm未満では本発明の効果が小さく、300μmを越え
ると端部に大きな引っ張り歪みが発生し、しわができた
り、長く巻けなかったりして好ましくない。粘着剤層の
厚みについては、特に制限されないが、5〜50μm、
更には10〜30μmであることが好ましい。
【0015】又、片面粘着テープを貼合する場所は、上
記積層体(A)の幅方向に対して、片側のみ又は両側の
いずれでもよいが、好ましくは両側にするのが良い。端
部からの距離は200mm以下が好ましく、更には10
0mm以下、特に50mm以下が好ましい。更に、積層
体(A)のいずれの面に貼合しても良いが、好ましくは
離型フィルムが貼着されていない方の偏光板の保護フィ
ルム面に貼合するのが良い。
【0016】かくして本発明では、離型フィルムを粘着
剤を介して積層した偏光板をロール状に保管するに際し
て、しわや打痕等の外観不良が生じたり、偏光板の表面
も傷つくことなくロール状で偏光板を保管することがで
きるものであり、特に、防眩処理された偏光板等に有効
である。
【0017】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げて具体的
に説明する。尚、実施例中「部」、「%」とあるのは特
に断りのない限り重量基準である。 実施例1 ポリビニルアルコール系フィルムをヨウ素染色、一軸延
伸及びホウ酸を処理してなる厚み25μmの偏光フィル
ム(幅510mm)の両面に、厚み80μmの三酢酸セ
ルロースフィルム(幅540mm)をポリビニルアルコ
ール系接着剤(4%水溶液)により接着し、偏光板を得
た。尚、偏光フィルムと三酢酸セルロースフィルムの貼
合については、三酢酸セルロースフィルムの幅方向に対
して中央に偏光フィルムを貼合するようにする。
【0018】かかる偏光板の片面に、アクリル系粘着剤
(アクリル酸n−ブチルとアクリル酸の共重合体に、イ
ソシアネート系の硬化剤を配合したもの)が塗工された
ポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み60μm)
を積層し、積層体(A)を得た。かかる積層体(A)の
三酢酸セルロースフィルム面に、該積層体(A)の幅方
向に対して、端部から30mmの位置に基材が紙からな
る片面粘着テープ(幅15mm、厚さ70μm、ゴム系
粘着剤層厚20μm)を両側にそれぞれ貼合した。
【0019】上記で得られたシートをテープ貼合面を内
側にしてロール状に巻き、支管端部をあて板で支え、横
向き宙吊りの状態で、22℃で一週間保管した。尚、ロ
ールは、たて長さが500m、支管の直径が18cmか
らなるロールであった。一週間保管した後も、しわや打
痕等が発生することなく、良好な外観を有するものであ
った。
【0020】比較例1 実施例1において、片面粘着テープを貼合しなかった以
外は同様に行い、得られたシートをロール状にして、一
週間保管したところ、偏光板表面に打痕が発生したり、
折れスジがつく等、外観不良を招くものであった。
【0021】
【発明の効果】本発明は、偏光板の片面に粘着剤を介し
て離型フィルムを貼着した積層体をロール状にして保管
するに際して、その幅方向に対して少なくとも一方の側
端部に片面粘着テープを貼合してロール状にするため、
長期間保管しても打痕やしわによる折れスジ等が発生す
ることなく、外観の良好な偏光板を得ることができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏光板の片面に粘着剤を介して離型フィ
    ルムを貼着した積層体(A)をロール状にして保管する
    に際して、積層体(A)のいずれかの面の少なくとも一
    方の側端部に一定幅の片面粘着テープを貼合した後、ロ
    ール状にすることを特徴とする積層体の保管方法。
  2. 【請求項2】 幅3〜30mm、厚み10〜300μm
    の片面粘着テープを用いることを特徴とする請求項1記
    載の積層体の保管方法。
  3. 【請求項3】 偏光板の片面に粘着剤を介して離型フィ
    ルムを貼着した積層体(A)の幅方向に対して、端部か
    ら200mm以下の位置に片面粘着テープを貼合するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の積層体の保管方
    法。
  4. 【請求項4】 偏光板が、ポリビニルアルコール系フィ
    ルムを一軸延伸してなる偏光フィルムの少なくとも片面
    に酢酸セルロース系フィルムを積層してなるものである
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の積層体の保
    管方法。
JP9287805A 1997-10-02 1997-10-02 積層体の保管方法 Pending JPH11109131A (ja)

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