JPH11109143A - 希土類元素添加光ファイバおよびそれを用いた広帯域光ファイバ増幅器 - Google Patents
希土類元素添加光ファイバおよびそれを用いた広帯域光ファイバ増幅器Info
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- JPH11109143A JPH11109143A JP9274496A JP27449697A JPH11109143A JP H11109143 A JPH11109143 A JP H11109143A JP 9274496 A JP9274496 A JP 9274496A JP 27449697 A JP27449697 A JP 27449697A JP H11109143 A JPH11109143 A JP H11109143A
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Abstract
つ、低消費電力、低コストである希土類元素添加光ファ
イバおよびそれを用いた広帯域光ファイバ増幅器を提供
すること。 【解決手段】 屈折率nc の円形断面形状のクラッド1
5の略中心に、直径Dの高屈折率n01(n01>nc )の
エルビウム(Er)とリン(P)とアルミニウム(A
l)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第1の
コア11を備え、前記第1のコアの外周に、厚さS1 の
低屈折率nm1(nm1<n01)の第1の中間層12を備
え、前記第1の中間層の外周に、厚さWの高屈折率n02
(n02≧n01)のエルビウム(Er)とアルミニウム
(Al)とゲルマニウム(Ge)を共添加した石英ガラ
ス(SiO2 )で成る第2のコア13を備え、前記第2
のコアの外周に、厚さS2 の低屈折率nm2(nm2<
n02)の第2の中間層14を備える。
Description
適した希土類元素を添加した光ファイバおよびそれを用
いた広帯域光ファイバ増幅器に関するものである。
究開発の活発化に伴い、光ファイバ増幅器の広帯域化が
重要な課題になってきた。広帯域光ファイバ増幅器とし
ては、例えば、エルビウム(Er)を添加してアルミニ
ウム(Al)を高濃度に共添加したコアを有する石英系
ファイバを用い、波長0.98μmの励起光で励起させ
るように構成したEr−Al共添加光ファイバ増幅器が
ある。また、エルビウム(Er)とアルミニウム(A
l)を共添加したコアを有する石英系ファイバと、エル
ビウム(Er)とアルミニウム(Al)とリン(P)を
共添加したコアを有する石英系ファイバとをカスケ−ド
接続した石英系ファイバを用い、励起光と信号光を伝搬
させるように構成したハイブリッド光ファイバ増幅器が
ある。
ァイバ増幅器の構成例を示す図である。(a)に示すよ
うに、エルビウム(Er)とアルミニウム(Al)を共
添加したコア1を有する石英系ファイバ2の利得は、波
長が1.53μm〜1.55μmとなる帯域で図示した
傾向を有し、(b)に示すように、エルビウム(Er)
とアルミニウム(Al)とリン(P)を共添加したコア
3を有する石英系ファイバ4の利得は、波長が1.55
μm〜1.57μmとなる帯域で図示した傾向を有す
る。ところが、(c)に示すように、これらの石英系フ
ァイバ2、4をカスケ−ド接続した石英系ファイバ5の
利得は、1.53μm〜1.57μmの波長にわたって
高い値を示すようになり、これを用いたハイブリッド光
ファイバ増幅器の広帯域化を図ることができる。
光ファイバ増幅器によると、以下のような問題点があ
る。上述した前者のEr−Al共添加光ファイバ増幅器
では、微小入力信号時の1dB帯域幅が15nm程度で
あり、30nm程度の1dB帯域幅を実現することが極
めて困難である。また、上述した後者のハイブリッド光
ファイバ増幅器では、1dB帯域幅をEr−Al共添加
光ファイバ増幅器よりも広くすることができるが、2種
類の石英系ファイバをカスケ−ド接続しなければならな
いので、構成が複雑であると共に、部品数や工数の増加
によりコスト高となる。さらに、カスケ−ド接続部での
接続損失による雑音指数の劣化を招く。
には、2種類の石英系ファイバの長さが少なくとも15
mを必要とするが、これらをカスケ−ド接続すると少な
くとも30mとなるため、励起光のパワ−を大きくして
いかなければならない。このためには、高出力励起用半
導体レーザが必要となるが、価格が高くなると共に、消
費電力が大きくなる。従って、本発明の目的は、高利
得、広帯域、低雑音指数特性を有し、かつ、低消費電
力、低コストである希土類元素添加光ファイバおよびそ
れを用いた広帯域光ファイバ増幅器を提供することにあ
る。
現するため、屈折率nc の円形断面形状のクラッドの略
中心に、直径Dの高屈折率n01(n01>nc )のエルビ
ウム(Er)とリン(P)とアルミニウム(Al)を共
添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第1のコアを有
し、前記第1のコアの外周に、厚さS1 の低屈折率nm1
(nm1<n01)の第1の中間層を有し、前記第1の中間
層の外周に、厚さWの高屈折率n02(n 02≧n01)のエ
ルビウム(Er)とアルミニウム(Al)とゲルマニウ
ム(Ge)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で成る
第2のコアを有し、前記第2のコアの外周に、厚さS2
の低屈折率nm2(nm2<n02)の第2の中間層を有する
ことを特徴とする希土類元素添加光ファイバを提供す
る。
内に信号光および励起光の伝搬する2つのコア領域を持
っているので、信号光および励起光を各コア領域に略均
等に分配して伝搬させることができ、波長多重数が8
波、16波、32波、64波と増えてもいっても、非線
形効果を誘因するおそれがない。即ち、光ファイバの有
効コア断面積を大きく取れる2つのコア領域を持った構
造のため、非線形効果を誘因するおそれがない。
め、屈折率nc のフッ素(F)を添加した石英ガラス
(SiO2 )で成る円形断面形状のクラッドの略中心
に、直径Dの高屈折率n01(n01>nc )のエルビウム
(Er)とアルミニウム(Al)とゲルマニウム(G
e)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第1の
コアを有し、前記第1のコアの外周に、厚さS1 の低屈
折率nm1(nm1<n01)のリン(P)とフッ素(F)を
添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第1の中間層を
有し、前記第1の中間層の外周に、厚さWの高屈折率n
02(n02≧n01)のエルビウム(Er)とリン(P)と
アルミニウム(Al)を共添加した石英ガラス(SiO
2 )で成る第2のコアを有し、前記第2のコアの外周
に、厚さS2 の低屈折率nm2(nm2<n02)のリン
(P)とフッ素(F)を添加した石英ガラス(Si
O2 )で成る第2の中間層を有することを特徴とする希
土類元素添加光ファイバを提供する。
め、0.98μm帯あるいは1.48μm帯の励起光を
出射する励起光源と、1.5μm帯の信号光と前記励起
光源から出射される励起光を合波させる合波器と、屈折
率nc の円形断面形状のクラッドの略中心に、直径Dの
高屈折率n01(n01>nc )のエルビウム(Er)とリ
ン(P)とアルミニウム(Al)を共添加した石英ガラ
ス(SiO2 )で成る第1のコアを有し、前記第1のコ
アの外周に、厚さS1 の低屈折率nm1(nm1<n 01)の
第1の中間層を有し、前記第1の中間層の外周に、厚さ
Wの高屈折率n02(n02≧n01)のエルビウム(Er)
とアルミニウム(Al)とゲルマニウム(Ge)を共添
加した石英ガラス(SiO2 )で成る第2のコアを有
し、前記第2のコアの外周に、厚さS2 の低屈折率nm2
(nm2<n02)の第2の中間層を有する希土類元素添加
光ファイバとを備え、前記希土類元素添加光ファイバ
に、前記合波器からの合波光を伝搬させ、前記希土類元
素添加光ファイバの出力端側から、増幅された前記信号
光を取り出すようにしたことを特徴とする広帯域光ファ
イバ増幅器を提供する。
素添加光ファイバの第1の実施形態を示す断面図であ
り、同図(b)は、その断面内の径方向の屈折強度分布
を示す図である。この希土類元素添加光ファイバ10
は、直径Dの円形状の第1のコア11の外周に、厚さS
1 の円環状の第1の中間層12が形成され、第1の中間
層12の外周に、厚さWの円環状の第2のコア13が形
成され、第2のコア13の外周に、厚さS2 の円環状の
第2の中間層14が形成され、第2の中間層14の外周
に、円環状のクラッド15が形成された構成の、希土類
元素添加多重リング型石英系ファイバである。
(SiO2 )で成る。第1のコア11は、高屈折率n01
(n01>nc )のエルビウム(Er)とリン(P)とア
ルミニウム(Al)を共添加した石英ガラス(Si
O2 )で成る。第1の中間層12は、低屈折率nm1(n
m1<n01)のリン(P)とフッ素(F)を添加した石英
ガラス(SiO2 )で成る。第2のコア13は、高屈折
率n02(n02≧n01)のエルビウム(Er)とアルミニ
ウム(Al)とゲルマニウム(Ge)を共添加した石英
ガラス(SiO2 )で成る。第2の中間層14は、低屈
折率nm2(nm2<n02)のリン(P)とフッ素(F)を
添加した石英ガラス(SiO2 )で成る。
率差Δn1 は、0.5%〜1.5%の範囲から選択す
る。第2のコア13とクラッド15との比屈折率差Δn
1 ’は、0.5%〜1.7%の範囲から選択する。クラ
ッド15と各中間層12、14との比屈折率差Δn
2 は、−0.1%〜−0.3%の範囲から選択する。
るために、各添加物の添加量は以下のような値が選択さ
れる。各コア11、13のエルビウム(Er)の添加量
は、それぞれ200ppm〜1000ppmの範囲から
選択するが、その添加量が多い程、短尺の光ファイバで
高利得、低雑音指数が得られる点で有利である。各コア
11、13のアルミニウム(Al)の添加量は、それぞ
れ0.5%〜4.0%の範囲から選択するが、その添加
量が多い程、利得の波長特性の平坦化が得られる点で有
利である。
10mol%〜25mol%の範囲から選択するが、中
心に位置する第1のコア11の熱膨張係数は、各中間層
12、14および第2のコア13の熱膨張係数よりも僅
かに大きくした方が製造し易くなる点で有利である。第
2のコア13のゲルマニウム(Ge)の添加量は、6m
ol%〜15mol%の範囲から選択するが、第2のコ
ア13の熱膨張係数は、第1のコア11の熱膨張係数よ
りも小さく、かつ、第1の中間層12の熱膨張係数より
も小さい方が好ましい。各中間層12、14のリン
(P)の添加量は、8mol%を選択する。各中間層1
2、14のフッ素(F)の添加量は、2mol%〜3m
ol%を選択する。
コア断面積を大きくし、かつ、各コア11、13内への
信号光と励起光を略均等に分配するためには、クラッド
15の径が125μmの場合、各コア11、13および
各中間層12、14の径や厚さD、W、S1 、S2 は、
次のような値が好ましい。即ち、Dは1μm〜2μm、
Wは1μm〜2μm、S1 およびS2 は0.5μm〜3
μmの範囲から選択する。このような構造パラメータに
することにより、有効コア断面積は100μm2〜14
0μm2 とすることができる。これにより、波長多重数
が8波、16波、32波、64波程度までは非線形効果
の影響を小さく抑えることができる。また、この元素添
加光ファイバ10を用いて光増幅器を構成すると、信号
光および励起光は各コア11、13内に略均等に分配さ
れて伝搬し、高効率で高利得な光増幅器を実現すること
ができる。
性の平坦な光増幅器を得ることができる。即ち、第1の
コア11内を伝搬した信号光および励起光は、1.55
μm帯の短波長側(1.53μm付近)で高利得特性を
もたらし、第2のコア13内を伝搬した信号光および励
起光は、1.55μm帯の長波長側(1.56μm付
近)で高利得特性をもたらす。そして、光ファイバの出
射側では上記2つの利得特性の重畳した特性となり、波
長1.53μm〜1.56μmにわたって利得の平坦な
特性が得られる。また、熱膨張係数のミスマッチングに
よる光ファイバ母材および光ファイバの製造工程におけ
る割れ、あるいは、クラックの発生も抑えることができ
る。
添加光ファイバの第1の実施形態は、基材として石英ガ
ラスが用いられており、それに各種添加物が添加されて
所定の特性を得るようにしたものである。ここで、図2
は、石英ガラスに各種添加物を添加したときの屈折率と
添加物濃度(mol%)との関係を示す図である。ま
た、図3は、石英ガラスに各種添加物を添加したときの
熱膨張係数と添加物濃度(mol%)との関係を示す図
である。各図から明らかなように、石英ガラスに所定の
添加物を添加することにより、その屈折率及び熱膨張係
数を変化させることができる。
ファイバの第2の実施形態を示す断面図であり、同図
(b)は、その断面内の径方向の屈折強度分布を示す図
である。この希土類元素添加光ファイバ20は、クラッ
ド25にフッ素(F)を添加した石英ガラス(Si
O2 )を用いた点が、第1の実施形態の希土類元素添加
光ファイバ10と異なる。クラッド25のフッ素(F)
の添加量は、1mol%を選択する。
を添加した場合には、屈折率を低くすることができる
が、熱膨張係数はほとんど変わらない。したがって、各
コア21、23および各中間層22、24の熱膨張係数
を略近い値となるように構成することができる。これに
より、光ファイバ母材および光ファイバの製造工程にお
ける割れ、あるいは、クラックの発生を防止することが
できる。尚、各中間層22、24およびクラッド25の
フッ素(F)の添加は、各層をVAD(Vapor p
hase Axial Deposition)法によ
って形成し、それらの層を焼結する際に、フッ素(F)
系のガスを流すことにより実現することができる。
ファイバの第3の実施形態を示す断面図であり、同図
(b)は、その断面内の径方向の屈折強度分布を示す図
である。この元素添加光ファイバ30は、第1のコア3
1の屈折率n01と第2のコア33の屈折率n02を略等し
くするために、第1のコア31にチタン(Ti)を微量
添加して屈折率と熱膨張係数を制御した点が、第1の実
施形態の希土類元素添加光ファイバ10と異なる。第1
のコア31の屈折率n01をリン(P)のみで大きくしよ
うとすると、リン(P)を多量に添加しなければならな
い。しかし、リン(P)を多量に添加すると、吸湿性の
点で問題となり、その脱OH基化および母材の信頼性の
点で課題が生じる。そこで、リン(P)の添加量を抑
え、代わりにチタン(Ti)を微量添加して屈折率を制
御している。
ファイバの第4の実施形態を示す断面図であり、同図
(b)は、その断面内の径方向の屈折強度分布を示す図
である。この希土類元素添加光ファイバ40は、図3に
示す希土類元素添加光ファイバ30の第1のコア31の
材質と第2のコア33の材質を入れ替えた構成の、第1
のコア41および第2のコア43を有する構成となって
いる。即ち、第1のコア41は、エルビウム(Er)と
アルミニウム(Al)とゲルマニウム(Ge)を共添加
した石英ガラス(SiO2 )で成る。第2のコア43
は、エルビウム(Er)とリン(P)とアルミニウム
(Al)とチタン(Ti)を共添加した石英ガラス(S
iO2 )で成る。各コア11、13および各中間層2
2、24の熱膨張係数が略近い値となるように、あるい
は、中心の第1のコア41の熱膨張係数が最も大きく、
第1の中間層42、第2のコア43、第2の中間層44
と移るにしたがって熱膨張係数が少しずつ小さくなるよ
うに構成されている。
層12、14、22、24、32、34は、その屈折率
が各コア11、13、21、23、31、33の屈折率
よりも小さく、熱膨張係数が略等しくなるように構成す
れば良く、例えばフッ素(F)およびリン(P)の代わ
りにボロン(B)を添加しても良く、さらにボロン
(B)およびリン(P)を添加しても良い。
バを用いた広帯域光ファイバ増幅器の第1の実施形態を
示すブロック構成図である。この広帯域光ファイバ増幅
器100は、前方向励起の場合の広帯域光ファイバ増幅
器であり、上述した各実施形態の希土類元素添加光ファ
イバ10、20、30、40に、波長多重された信号光
と励起光が伝搬されるように構成されている。信号光S
Lは、入力側の光ファイバ(シングルモード光ファイ
バ、分散シフト光ファイバ、あるいは、波長多重伝送用
光ファイバ)101内を伝搬し、光アイソレータ10
2、WDMカプラ103を通して希土類元素添加光ファ
イバ104内に図示矢印aのように入力される。
いは、1.48μm帯)106からの励起光WLは、W
DMカプラ103で合波されて希土類元素添加光ファイ
バ104内に図示矢印bのように入力される。そして、
希土類元素添加光ファイバ104内を伝搬した励起光W
Lにより、信号光SLは増幅されて図示矢印cのように
出力され、WDMカプラ107、光アイソレータ108
を通して出力側の光ファイバ109内を伝搬して図示矢
印dのように出力される。
バを用いた広帯域光ファイバ増幅器の第2の実施形態を
示すブロック構成図である。この広帯域光ファイバ増幅
器200は、前方向励起の場合の広帯域光ファイバ増幅
器であり、上述した各実施形態の希土類元素添加光ファ
イバ10、20、30、40に、波長多重された信号光
と励起光が伝搬されるように構成されている。信号光S
Lは、入力側の光ファイバ(シングルモード光ファイ
バ、分散シフト光ファイバ、あるいは、波長多重伝送用
光ファイバ)101内を伝搬し、光アイソレータ10
2、WDMカプラ103を通して希土類元素添加光ファ
イバ104内に図示矢印aのように入力される。
いは、1.48μm帯)106からの励起光WLは、W
DMカプラ103で合流されて希土類元素添加光ファイ
バ104内に図示矢印bのように入力される。さらに、
励起光源(波長0.98μm、あるいは、1.48μm
帯)201からの励起光WL’も、WDMカプラ103
で合流されて希土類元素添加光ファイバ104内に図示
矢印eのように入力される。そして、希土類元素添加光
ファイバ104内を伝搬した励起光WLおよびWL’に
より、信号光SLは増幅されて図示矢印cのように出力
され、WDMカプラ107、光アイソレータ108を通
して出力側の光ファイバ109内を図示矢印dのように
伝搬して出力される。
m〜1.56μmまでの波長多重された信号光SLを少
なくとも30dBの利得で略一様に増幅することができ
る。例えば、波長1.53μm〜1.56μmまでの信
号光SLを0.8nm間隔で少なくとも32チャンネ
ル、波長多重伝送した信号光SLを略一様な利得で増幅
して出力させることができる。しかも、この希土類元素
添加光ファイバは、有効コア断面積を100μm2 以上
に大きくすることができるので、波長多重数が増大して
いっても、非線形効果による波形劣化の問題が生じるこ
とはない。
得ることができる。1つの光ファイバ断面内に2つの光
伝搬部分を合わせ持っているので、従来の2種類の光フ
ァイバのハイブリッドカスケード接続型に比べ、低損失
な光ファイバとすることができる。その結果、高利得、
低雑音指数、低消費電力特性を持った光増幅器を低コス
トで実現することができる。各コアおよび中間層に熱膨
張係数制御用ドーパントを添加して、各コアおよび中間
層の熱膨張係数のバランスを取って多重リング構造を構
成しているので、製造が容易で、製造中のクラックや割
れが無く、また、屈折率の制御も兼ねているので、有効
コア断面積を100μm2 〜140μm2 の範囲とする
ことができる。1種類の光ファイバで光増幅器を構成す
ることができるので、光増幅器で問題となる光ファイバ
同士の接続部からの反射光の影響を無視することができ
る。
利得、広帯域、低雑音指数特性を有し、かつ、低消費電
力、低コストとすることができる。
施形態を示す断面図、および、その断面内の径方向の屈
折強度分布を示す図である。
率と添加物濃度(mol%)との関係を示す図である。
張係数と添加物濃度(mol%)との関係を示す図であ
る。
施形態を示す断面図、および、その断面内の径方向の屈
折強度分布を示す図である。
施形態を示す断面図、および、その断面内の径方向の屈
折強度分布を示す図である。
施形態を示す断面図、および、その断面内の径方向の屈
折強度分布を示す図である。
帯域光ファイバ増幅器の第1の実施形態を示すブロック
構成図である。
帯域光ファイバ増幅器の第2の実施形態を示すブロック
構成図である。
断面図である。
ァイバ 11,21,31,41,第1のコア 12,22,32,42,第1の中間層 13,23,33,43,第2のコア 14,24,34,44,第2の中間層 15,25,35,45,クラッド 100,200,広帯域光ファイバ増幅器 101,入力側の光ファイバ 102,光アイソレータ 103,WDMカプラ 106,励起光源 107,WDMカプラ 108,光アイソレータ 109,出力側の光ファイバ 201,励起光源
Claims (12)
- 【請求項1】 屈折率nc の円形断面形状のクラッドの
略中心に、直径Dの高屈折率n01(n01>nc )のエル
ビウム(Er)とリン(P)とアルミニウム(Al)を
共添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第1のコアを
有し、 前記第1のコアの外周に、厚さS1 の低屈折率nm1(n
m1<n01)の第1の中間層を有し、 前記第1の中間層の外周に、厚さWの高屈折率n02(n
02≧n01)のエルビウム(Er)とアルミニウム(A
l)とゲルマニウム(Ge)を共添加した石英ガラス
(SiO2 )で成る第2のコアを有し、 前記第2のコアの外周に、厚さS2 の低屈折率nm2(n
m2<n02)の第2の中間層を有することを特徴とする希
土類元素添加光ファイバ。 - 【請求項2】 前記第1および第2の中間層が、リン
(P)とフッ素(F)を添加した石英ガラス(Si
O2 )で成る請求項1に記載の希土類元素添加光ファイ
バ。 - 【請求項3】 前記クラッドが、フッ素(F)を添加し
た石英ガラス(SiO2 )で成る請求項2に記載の希土
類元素添加光ファイバ。 - 【請求項4】 前記第1のコアが、チタン(Ti)を共
添加した請求項1に記載の希土類元素添加光ファイバ。 - 【請求項5】 屈折率nc のフッ素(F)を添加した石
英ガラス(SiO2)で成る円形断面形状のクラッドの
略中心に、直径Dの高屈折率n01(n01>n c )のエル
ビウム(Er)とアルミニウム(Al)とゲルマニウム
(Ge)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第
1のコアを有し、 前記第1のコアの外周に、厚さS1 の低屈折率nm1(n
m1<n01)のリン(P)とフッ素(F)を添加した石英
ガラス(SiO2 )で成る第1の中間層を有し、 前記第1の中間層の外周に、厚さWの高屈折率n02(n
02≧n01)のエルビウム(Er)とリン(P)とアルミ
ニウム(Al)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で
成る第2のコアを有し、 前記第2のコアの外周に、厚さS2 の低屈折率nm2(n
m2<n02)のリン(P)とフッ素(F)を添加した石英
ガラス(SiO2 )で成る第2の中間層を有することを
特徴とする希土類元素添加光ファイバ。 - 【請求項6】 0.98μm帯あるいは1.48μm帯
の励起光を出射する励起光源と、 1.5μm帯の信号光と前記励起光源から出射される励
起光を合波させる合波器と、 屈折率nc の円形断面形状のクラッドの略中心に、直径
Dの高屈折率n01(n 01>nc )のエルビウム(Er)
とリン(P)とアルミニウム(Al)を共添加した石英
ガラス(SiO2 )で成る第1のコアを有し、前記第1
のコアの外周に、厚さS1 の低屈折率nm1(nm1<
n01)の第1の中間層を有し、前記第1の中間層の外周
に、厚さWの高屈折率n02(n02≧n01)のエルビウム
(Er)とアルミニウム(Al)とゲルマニウム(G
e)を共添加した石英ガラス(SiO2)で成る第2の
コアを有し、前記第2のコアの外周に、厚さS2 の低屈
折率nm2(nm2<n02)の第2の中間層を有する希土類
元素添加光ファイバとを備え、 前記希土類元素添加光ファイバに、前記合波器からの合
波光を伝搬させ、前記希土類元素添加光ファイバの出力
端側から、増幅された前記信号光を取り出すようにした
ことを特徴とする広帯域光ファイバ増幅器。 - 【請求項7】 0.98μm帯あるいは1.48μm帯
の励起光を出射する励起光源と、 1.5μm帯の信号光と前記励起光源から出射される励
起光を合波させる合波器と、 屈折率nc の円形断面形状のクラッドの略中心に、直径
Dの高屈折率n01(n 01>nc )のエルビウム(Er)
とリン(P)とアルミニウム(Al)を共添加した石英
ガラス(SiO2 )で成る第1のコアを有し、前記第1
のコアの外周に、厚さS1 の低屈折率nm1(nm1<
n01)のリン(P)とフッ素(F)を添加した石英ガラ
ス(SiO2 )で成る第1の中間層を有し、前記第1の
中間層の外周に、厚さWの高屈折率n02(n02≧n01)
のエルビウム(Er)とアルミニウム(Al)とゲルマ
ニウム(Ge)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で
成る第2のコアを有し、前記第2のコアの外周に、厚さ
S2 の低屈折率nm2(nm2<n 02)のリン(P)とフッ
素(F)を添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第2
の中間層を有する希土類元素添加光ファイバとを備え、 前記希土類元素添加光ファイバに、前記合波器からの合
波光を伝搬させ、前記希土類元素添加光ファイバの出力
端側から、増幅された前記信号光を取り出すようにした
ことを特徴とする広帯域光ファイバ増幅器。 - 【請求項8】 0.98μm帯あるいは1.48μm帯
の励起光を出射する励起光源と、 1.5μm帯の信号光と前記励起光源から出射される励
起光を合波させる合波器と、 屈折率nc のフッ素(F)を添加した石英ガラス(Si
O2 )で成る円形断面形状のクラッドの略中心に、直径
Dの高屈折率n01(n01>nc )のエルビウム(Er)
とリン(P)とアルミニウム(Al)を共添加した石英
ガラス(SiO 2 )で成る第1のコアを有し、前記第1
のコアの外周に、厚さS1 の低屈折率n m1(nm1<
n01)のリン(P)とフッ素(F)を添加した石英ガラ
ス(SiO2)で成る第1の中間層を有し、前記第1の
中間層の外周に、厚さWの高屈折率n 02(n02≧n01)
のエルビウム(Er)とアルミニウム(Al)とゲルマ
ニウム(Ge)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で
成る第2のコアを有し、前記第2のコアの外周に、厚さ
S2 の低屈折率nm2(nm2<n02)のリン(P)とフッ
素(F)を添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第2
の中間層を有する希土類元素添加光ファイバとを備え、 前記希土類元素添加光ファイバに、前記合波器からの合
波光を伝搬させ、前記希土類元素添加光ファイバの出力
端側から、増幅された前記信号光を取り出すようにした
ことを特徴とする広帯域光ファイバ増幅器。 - 【請求項9】 0.98μm帯あるいは1.48μm帯
の励起光を出射する励起光源と、 1.5μm帯の信号光と前記励起光源から出射される励
起光を合波させる合波器と、 屈折率nc の円形断面形状のクラッドの略中心に、直径
Dの高屈折率n01(n 01>nc )のエルビウム(Er)
とリン(P)とアルミニウム(Al)とチタン(Ti)
を共添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第1のコア
を有し、前記第1のコアの外周に、厚さS1 の低屈折率
nm1(nm1<n01)の第1の中間層を有し、前記第1の
中間層の外周に、厚さWの高屈折率n02(n02≧n01)
のエルビウム(Er)とアルミニウム(Al)とゲルマ
ニウム(Ge)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で
成る第2のコアを有し、前記第2のコアの外周に、厚さ
S 2 の低屈折率nm2(nm2<n02)の第2の中間層を有
する希土類元素添加光ファイバとを備え、 前記希土類元素添加光ファイバに、前記合波器からの合
波光を伝搬させ、前記希土類元素添加光ファイバの出力
端側から、増幅された前記信号光を取り出すようにした
ことを特徴とする広帯域光ファイバ増幅器。 - 【請求項10】 0.98μm帯あるいは1.48μm
帯の励起光を出射する励起光源と、 1.5μm帯の信号光と前記励起光源から出射される励
起光を合波させる合波器と、 屈折率nc のフッ素(F)を添加した石英ガラス(Si
O2 )で成る円形断面形状のクラッドの略中心に、直径
Dの高屈折率n01(n01>nc )のエルビウム(Er)
とアルミニウム(Al)とゲルマニウム(Ge)を共添
加した石英ガラス(SiO2 )で成る第1のコアを有
し、前記第1のコアの外周に、厚さS1 の低屈折率nm1
(nm1<n01)のリン(P)とフッ素(F)を添加した
石英ガラス(SiO2 )で成る第1の中間層を有し、前
記第1の中間層の外周に、厚さWの高屈折率n02(n02
≧n01)のエルビウム(Er)とリン(P)とアルミニ
ウム(Al)を共添加した石英ガラス(SiO2 )で成
る第2のコアを有し、前記第2のコアの外周に、厚さS
2 の低屈折率nm2(nm2<n02)のリン(P)とフッ素
(F)を添加した石英ガラス(SiO2 )で成る第2の
中間層を有する希土類元素添加光ファイバとを備え、 前記希土類元素添加光ファイバに、前記合波器からの合
波光を伝搬させ、前記希土類元素添加光ファイバの出力
端側から、増幅された前記信号光を取り出すようにした
ことを特徴とする広帯域光ファイバ増幅器。 - 【請求項11】 前記信号光の入力側および出力側に光
アイソレータを挿入した請求項6〜10のいずれかに記
載の広帯域光ファイバ増幅器。 - 【請求項12】 前記信号光は、波長の異なる少なくと
も8波が波長多重されている請求項6〜11のいずれか
に記載の広帯域光ファイバ増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27449697A JP3609924B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 希土類元素添加光ファイバおよびそれを用いた広帯域光ファイハ増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27449697A JP3609924B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 希土類元素添加光ファイバおよびそれを用いた広帯域光ファイハ増幅器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11109143A true JPH11109143A (ja) | 1999-04-23 |
| JP3609924B2 JP3609924B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=17542504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27449697A Expired - Fee Related JP3609924B2 (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 希土類元素添加光ファイバおよびそれを用いた広帯域光ファイハ増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3609924B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002043660A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光増幅用光ファイバ |
| JP2004537851A (ja) * | 2001-08-02 | 2004-12-16 | コーニング・インコーポレーテッド | 高吸収のエルビウムが添加された増幅光ファイバ |
| CN114702239A (zh) * | 2022-02-18 | 2022-07-05 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种基于掺氟包层的耐辐照掺铒光纤预制棒及其制备方法 |
-
1997
- 1997-10-07 JP JP27449697A patent/JP3609924B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002043660A (ja) * | 2000-07-26 | 2002-02-08 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光増幅用光ファイバ |
| JP2004537851A (ja) * | 2001-08-02 | 2004-12-16 | コーニング・インコーポレーテッド | 高吸収のエルビウムが添加された増幅光ファイバ |
| CN114702239A (zh) * | 2022-02-18 | 2022-07-05 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种基于掺氟包层的耐辐照掺铒光纤预制棒及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3609924B2 (ja) | 2005-01-12 |
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