JPH11109657A - 電子写真装置 - Google Patents
電子写真装置Info
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- JPH11109657A JPH11109657A JP26590997A JP26590997A JPH11109657A JP H11109657 A JPH11109657 A JP H11109657A JP 26590997 A JP26590997 A JP 26590997A JP 26590997 A JP26590997 A JP 26590997A JP H11109657 A JPH11109657 A JP H11109657A
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- charging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子写真装置においては、転写後にプラス電
荷が感光層中へかなり注入され、感光層中に溜まった正
電荷の影響で、次の電子写真プロセスの主帯電際に、安
定して感光体をマイナス側へ帯電させることができなく
なる。 【解決手段】 電子写真感光体に接触配置された導電性
帯電部材を有し、感光体に帯電部材から電荷を注入する
ことによって感光体の表面を帯電させる電子写真装置に
おいて、感光体表面に現像された現像剤を転写する際に
印加する電圧の極性の電荷の暗減衰率(式1で定義され
る)が30%以下とする。 (ただし、帯電直後の感光体表面電位は−500V〜−
1000或いは+500V〜+1000Vの範囲に設定
するものとする。)
荷が感光層中へかなり注入され、感光層中に溜まった正
電荷の影響で、次の電子写真プロセスの主帯電際に、安
定して感光体をマイナス側へ帯電させることができなく
なる。 【解決手段】 電子写真感光体に接触配置された導電性
帯電部材を有し、感光体に帯電部材から電荷を注入する
ことによって感光体の表面を帯電させる電子写真装置に
おいて、感光体表面に現像された現像剤を転写する際に
印加する電圧の極性の電荷の暗減衰率(式1で定義され
る)が30%以下とする。 (ただし、帯電直後の感光体表面電位は−500V〜−
1000或いは+500V〜+1000Vの範囲に設定
するものとする。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真装置に関
し、さらに詳しくは電子写真感光体に接触する帯電部材
から電荷を感光体表面に直接注入して感光体表面を帯電
させることを特徴とする電子写真装置に関するものであ
る。
し、さらに詳しくは電子写真感光体に接触する帯電部材
から電荷を感光体表面に直接注入して感光体表面を帯電
させることを特徴とする電子写真装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方法において、たとえばセレ
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛、アモルファスシリコ
ン、有機光導電体などの電子写真感光体に、帯電、露
光、現像、転写、定着、クリーニングなどの基本的なプ
ロセスを行うことにより画像を得る際、帯電プロセスは
従来より殆ど金属ワイヤーに高電圧(DC5〜8kV)
を印加し、発生するコロナにより帯電を行っている。し
かし、この方法ではコロナ発生時にオゾンやNOx など
のコロナ生成物により感光体表面を変質させ画像ボケや
劣化を進行させたり、ワイヤーの汚れが画像品質に影響
し、画像白抜けや黒スジを生じるなどの問題があった。
特に感光層が有機光導電体を主体として構成される電子
写真感光体は、他のセレン感光体やアモルファスシリコ
ン感光体に比べて化学的安定性が低く、コロナ生成物に
さらされると化学反応(主に酸化反応)が起こり劣化し
やすい傾向にある。したがって、コロナ帯電下で繰り返
し使用した場合には前述の劣化による画像ボケや感度の
低下、残留電位増加によるコピー濃度薄が起こり、耐印
刷(耐複写)寿命が短くなる傾向にあった。
ン、硫化カドミウム、酸化亜鉛、アモルファスシリコ
ン、有機光導電体などの電子写真感光体に、帯電、露
光、現像、転写、定着、クリーニングなどの基本的なプ
ロセスを行うことにより画像を得る際、帯電プロセスは
従来より殆ど金属ワイヤーに高電圧(DC5〜8kV)
を印加し、発生するコロナにより帯電を行っている。し
かし、この方法ではコロナ発生時にオゾンやNOx など
のコロナ生成物により感光体表面を変質させ画像ボケや
劣化を進行させたり、ワイヤーの汚れが画像品質に影響
し、画像白抜けや黒スジを生じるなどの問題があった。
特に感光層が有機光導電体を主体として構成される電子
写真感光体は、他のセレン感光体やアモルファスシリコ
ン感光体に比べて化学的安定性が低く、コロナ生成物に
さらされると化学反応(主に酸化反応)が起こり劣化し
やすい傾向にある。したがって、コロナ帯電下で繰り返
し使用した場合には前述の劣化による画像ボケや感度の
低下、残留電位増加によるコピー濃度薄が起こり、耐印
刷(耐複写)寿命が短くなる傾向にあった。
【0003】また、コロナ帯電では電力的にも感光体に
向かう電流がその5〜30%にすぎず、殆どがシールド
板に流れ、帯電手段としては効率の悪いものであった。
向かう電流がその5〜30%にすぎず、殆どがシールド
板に流れ、帯電手段としては効率の悪いものであった。
【0004】さらに、コロナ帯電による電子写真プロセ
スを繰り返すことによりオゾン濃度が増加してしまい、
快適な使用環境を提供する上で問題となっていた。
スを繰り返すことによりオゾン濃度が増加してしまい、
快適な使用環境を提供する上で問題となっていた。
【0005】このような問題点を補うために、コロナ放
電器を利用しないで特開昭57−178267号公報、
特開昭56−104351号公報、特開昭58−405
66号公報、特開昭58−139156号公報、特開昭
58−150975号公報などに提案されているよう
に、接触帯電させる方法が研究されている。
電器を利用しないで特開昭57−178267号公報、
特開昭56−104351号公報、特開昭58−405
66号公報、特開昭58−139156号公報、特開昭
58−150975号公報などに提案されているよう
に、接触帯電させる方法が研究されている。
【0006】具体的には、感光体表面に1〜2kV程度
の直流電圧を外部より印加した導電性弾性ローラなどの
帯電部材を接触させることにより感光体表面を所定の電
位に帯電させるものである。
の直流電圧を外部より印加した導電性弾性ローラなどの
帯電部材を接触させることにより感光体表面を所定の電
位に帯電させるものである。
【0007】しかしながら、直接帯電方式はコロナ帯電
方式に比べて、帯電の不均一性、および直接電圧を印加
することによる感光体の放電絶縁破壊の発生といった点
で不利である。帯電の不均一性により、被帯電面の移動
方向に対して直角な方向に、長さ2〜200mm、幅
0.5mm以下程度のスジ状の帯電ムラを生じてしまう
もので、正現像方式の場合に起こる白スジ(ベタ黒また
はハーフトーン画像に白いスジが現れる現象)、または
反転現像方式の場合に起こる黒スジといった画像欠陥と
なる。
方式に比べて、帯電の不均一性、および直接電圧を印加
することによる感光体の放電絶縁破壊の発生といった点
で不利である。帯電の不均一性により、被帯電面の移動
方向に対して直角な方向に、長さ2〜200mm、幅
0.5mm以下程度のスジ状の帯電ムラを生じてしまう
もので、正現像方式の場合に起こる白スジ(ベタ黒また
はハーフトーン画像に白いスジが現れる現象)、または
反転現像方式の場合に起こる黒スジといった画像欠陥と
なる。
【0008】このような問題点を解決して帯電の均一性
を向上させるために、直流電圧に交流電圧を重畳して帯
電部材に印加する方法が提案されている(特開昭63−
149668号公報)。この帯電方法は、直流電圧(V
DC)に交流電圧(VAC)を重畳することによって脈動電
圧を印加して均一な帯電を行うものである。
を向上させるために、直流電圧に交流電圧を重畳して帯
電部材に印加する方法が提案されている(特開昭63−
149668号公報)。この帯電方法は、直流電圧(V
DC)に交流電圧(VAC)を重畳することによって脈動電
圧を印加して均一な帯電を行うものである。
【0009】この場合、帯電の均一性を保持して、正現
像方式における白ポチ、反転現像方式における黒ポチ、
カブリといった画像欠陥を防ぐためには、重畳する交流
電圧が、直流電圧の2倍以上のピーク間電位差
(VP-P )をもっていることが必要である。
像方式における白ポチ、反転現像方式における黒ポチ、
カブリといった画像欠陥を防ぐためには、重畳する交流
電圧が、直流電圧の2倍以上のピーク間電位差
(VP-P )をもっていることが必要である。
【0010】しかしながら、画像欠陥を防ぐために、重
畳する交流電圧を上げていくと、脈流電圧の最大印加電
圧によって、感光体内部のわずかな欠陥部位において放
電絶縁破壊が起こってしまう。特に感光体が絶縁耐圧の
低い有機光導電体の場合には、この絶縁破壊が著しい。
この場合、正現像方式においては接触部分の長手方向に
わたって画像が白ヌケし、反転現像方式においては黒ス
ジが発生してしまう。さらにピンホールがある場合、そ
この部位が導通路となって電流がリークして帯電部材に
印加された電圧が降下してしまうという問題点があっ
た。またさらに、微小空隙における放電であるため、感
光体に与えるダメージが大きく、感光体の削れ量が大き
く、耐久性が劣るという問題点があった。
畳する交流電圧を上げていくと、脈流電圧の最大印加電
圧によって、感光体内部のわずかな欠陥部位において放
電絶縁破壊が起こってしまう。特に感光体が絶縁耐圧の
低い有機光導電体の場合には、この絶縁破壊が著しい。
この場合、正現像方式においては接触部分の長手方向に
わたって画像が白ヌケし、反転現像方式においては黒ス
ジが発生してしまう。さらにピンホールがある場合、そ
この部位が導通路となって電流がリークして帯電部材に
印加された電圧が降下してしまうという問題点があっ
た。またさらに、微小空隙における放電であるため、感
光体に与えるダメージが大きく、感光体の削れ量が大き
く、耐久性が劣るという問題点があった。
【0011】上記の様な帯電による有機感光体の劣化を
なくす試みとして、有機感光体表面に半導電性膜を設け
この半導電性膜に帯電部材を接触させ電圧印加された帯
電部材から電荷を直接感光体表面へ注入する帯電方式が
提案されている。
なくす試みとして、有機感光体表面に半導電性膜を設け
この半導電性膜に帯電部材を接触させ電圧印加された帯
電部材から電荷を直接感光体表面へ注入する帯電方式が
提案されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの場合
の有機感光体の構成が正電荷輸送層上に半導電性を設け
てある感光体の場合、半導電性膜表面がプラスに帯電さ
れると、プラス電荷は半導電性膜からさらに下層の正電
荷輸送層中にまで注入していくという現象が見られる。
特に、感光体の主帯電の極性がマイナスで、感光体表面
に現像されたトナーを転写する際に印加する電圧がプラ
スである所謂反転現像系の電子写真装置においては、転
写後にプラス電荷が感光層中へかなり注入され、感光層
中に溜まった正電荷の影響で、次の電子写真プロセスの
主帯電際に、安定して感光体をマイナス側へ帯電させる
ことができなくなる現象が見られた。
の有機感光体の構成が正電荷輸送層上に半導電性を設け
てある感光体の場合、半導電性膜表面がプラスに帯電さ
れると、プラス電荷は半導電性膜からさらに下層の正電
荷輸送層中にまで注入していくという現象が見られる。
特に、感光体の主帯電の極性がマイナスで、感光体表面
に現像されたトナーを転写する際に印加する電圧がプラ
スである所謂反転現像系の電子写真装置においては、転
写後にプラス電荷が感光層中へかなり注入され、感光層
中に溜まった正電荷の影響で、次の電子写真プロセスの
主帯電際に、安定して感光体をマイナス側へ帯電させる
ことができなくなる現象が見られた。
【0013】本発明の目的は、帯電時の放電による感光
体のダメージの少ない接触帯電部材から感光体へ電荷を
注入することで感光体を帯電させる注入帯電プロセスか
つ、反転現像系プロセスにおいて、安定して連続コピー
プロセス中に一様な帯電を維持できる電子写真装置を提
供することである。
体のダメージの少ない接触帯電部材から感光体へ電荷を
注入することで感光体を帯電させる注入帯電プロセスか
つ、反転現像系プロセスにおいて、安定して連続コピー
プロセス中に一様な帯電を維持できる電子写真装置を提
供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記問題
について検討を重ねた結果、表面に半導電性膜を設けた
電子写真感光体について、その表面をプラスに帯電した
際のプラスの暗減衰率が30%/min以下に抑えた感
光体では、たとえこの電子写真感光体がプラス電荷の履
歴を受けても、その後のマイナス帯電では安定して表面
を一様に帯電できることを見い出した。
について検討を重ねた結果、表面に半導電性膜を設けた
電子写真感光体について、その表面をプラスに帯電した
際のプラスの暗減衰率が30%/min以下に抑えた感
光体では、たとえこの電子写真感光体がプラス電荷の履
歴を受けても、その後のマイナス帯電では安定して表面
を一様に帯電できることを見い出した。
【0015】本発明の電子写真感光体は、電子写真感光
体と該感光体に接触配置された導電性帯電部材を有し、
該感光体に該帯電部材から電荷を注入することによって
該感光体の表面を帯電させる電子写真装置において、前
記感光体表面に現像された現像剤を転写する際に印加す
る電圧の極性の電荷の暗減衰率(式1で定義される)が
30%以下である電子写真感光体を用いたことを特徴と
する。
体と該感光体に接触配置された導電性帯電部材を有し、
該感光体に該帯電部材から電荷を注入することによって
該感光体の表面を帯電させる電子写真装置において、前
記感光体表面に現像された現像剤を転写する際に印加す
る電圧の極性の電荷の暗減衰率(式1で定義される)が
30%以下である電子写真感光体を用いたことを特徴と
する。
【0016】 (ただし、帯電直後の感光体表面電位は−500V〜−
1000或いは+500V〜+1000Vの範囲に設定
するものとする。) すなわち、本発明はプラス電荷の暗減衰を抑えた半導電
性膜被覆感光体に接触させた帯電部材から電荷を注入さ
せることで感光体帯電させ、かつトナー転写のために印
加する電圧の極性がプラスであっても安定して感光体表
面を主帯電できることを特徴とする電子写真装置であ
る。
1000或いは+500V〜+1000Vの範囲に設定
するものとする。) すなわち、本発明はプラス電荷の暗減衰を抑えた半導電
性膜被覆感光体に接触させた帯電部材から電荷を注入さ
せることで感光体帯電させ、かつトナー転写のために印
加する電圧の極性がプラスであっても安定して感光体表
面を主帯電できることを特徴とする電子写真装置であ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0018】電子写真感光体に対し帯電部材を接触さ
せ、帯電を行う直接帯電法は、従来の感光体を用いた場
合とは感光体と帯電部材との接触部近傍の微小空間にお
ける放電によって行われる。
せ、帯電を行う直接帯電法は、従来の感光体を用いた場
合とは感光体と帯電部材との接触部近傍の微小空間にお
ける放電によって行われる。
【0019】したがって直接帯電法においても帯電は空
気中の分子をイオン化し、このイオンが感光体表面に流
れることによって行われ、帯電部材から感光体表面への
直接の電荷注入は行われていない。このような帯電機構
における帯電は当然ながら帯電部材および感光体の表面
形状によって大きく左右され、各々の表面のあれによっ
て帯電ムラが生じる。
気中の分子をイオン化し、このイオンが感光体表面に流
れることによって行われ、帯電部材から感光体表面への
直接の電荷注入は行われていない。このような帯電機構
における帯電は当然ながら帯電部材および感光体の表面
形状によって大きく左右され、各々の表面のあれによっ
て帯電ムラが生じる。
【0020】また、微小空隙における放電であるため、
強電界中をイオンが動くために感光体に与えるダメージ
が大きく、削れ量が多くなり、耐久性が低下する。
強電界中をイオンが動くために感光体に与えるダメージ
が大きく、削れ量が多くなり、耐久性が低下する。
【0021】さらにコロナ帯電に比べれば、桁違いに少
ないが、それでもオゾン、NOx 等の発生により画像ボ
ケが発生する。
ないが、それでもオゾン、NOx 等の発生により画像ボ
ケが発生する。
【0022】これに対し、本発明における電子写真装置
では、感光体の表面層に導電性粒子を樹脂に分散させた
層にすることや、通常の感光体でも帯電部材を改良する
ことにより電荷の注入が可能となり、これによって放電
でみられた帯電ムラがなくなり、また感光体に与えるダ
メージが減少し耐久性が向上した。
では、感光体の表面層に導電性粒子を樹脂に分散させた
層にすることや、通常の感光体でも帯電部材を改良する
ことにより電荷の注入が可能となり、これによって放電
でみられた帯電ムラがなくなり、また感光体に与えるダ
メージが減少し耐久性が向上した。
【0023】さらに、オゾン、NOx 等の発生がほとん
どなく、画像ボケ等の発生もなくなり、問題点が大きく
改善される。
どなく、画像ボケ等の発生もなくなり、問題点が大きく
改善される。
【0024】図1は、本発明の電子写真装置の基本構成
を示す。帯電部材2は、電子写真感光体1と接触配置さ
れており、接続されている外部電源から印加される電圧
により、感光体1に対して帯電を行う。1aは半導電性
層(注入層)、1bは感光層、1cは導電性支持体であ
る。
を示す。帯電部材2は、電子写真感光体1と接触配置さ
れており、接続されている外部電源から印加される電圧
により、感光体1に対して帯電を行う。1aは半導電性
層(注入層)、1bは感光層、1cは導電性支持体であ
る。
【0025】本発明で使われる帯電部材2の形状として
は、図1に示すようなファーブラシの他、磁気ブラシな
どいずれの形状をとってもよく、ローラー、平板など電
子写真装置の仕様や形態に合わせて選択可能である。
は、図1に示すようなファーブラシの他、磁気ブラシな
どいずれの形状をとってもよく、ローラー、平板など電
子写真装置の仕様や形態に合わせて選択可能である。
【0026】また、このファーブラシの材質としては、
カーボン、硫化銅、金属、および金属酸化物により導電
処理されたポリマー等が用いられる。ポリマーの材質と
して、レーヨン、アクリル、ポリプロピレン、PET、
ポリエチレン等が用いられる。
カーボン、硫化銅、金属、および金属酸化物により導電
処理されたポリマー等が用いられる。ポリマーの材質と
して、レーヨン、アクリル、ポリプロピレン、PET、
ポリエチレン等が用いられる。
【0027】これらの導電処理されたファーを、金属や
他の導電処理された芯金に巻き付けたり張り付けたりす
ることで帯電器とする。
他の導電処理された芯金に巻き付けたり張り付けたりす
ることで帯電器とする。
【0028】ファーブラシの抵抗測定は、実際使用され
るのと同じ条件で、感光体の代わりにアルミニウムシリ
ンダーを当接させ、100Vの電圧を印加したときに流
れる電流値から求めた。
るのと同じ条件で、感光体の代わりにアルミニウムシリ
ンダーを当接させ、100Vの電圧を印加したときに流
れる電流値から求めた。
【0029】また、磁気ブラシはZn−Cuフェライト
等、各種フェライト粒子を帯電部材として用い、これを
支持させるための非磁性の導電スリーブ、これに内包さ
れるマグネットロールによって構成される。
等、各種フェライト粒子を帯電部材として用い、これを
支持させるための非磁性の導電スリーブ、これに内包さ
れるマグネットロールによって構成される。
【0030】本発明の感光層は単層または積層構造を有
する。単層構造の場合、光キャリアの生成および移動は
同一層中で行われる。積層構造の場合、光キャリアを生
成する電荷発生層と、キャリアが移動する電荷輸送層と
が積層される。
する。単層構造の場合、光キャリアの生成および移動は
同一層中で行われる。積層構造の場合、光キャリアを生
成する電荷発生層と、キャリアが移動する電荷輸送層と
が積層される。
【0031】単層感光体においては、その厚さは5〜1
00μmが好ましく、10〜60μmがより好ましい。
電荷発生材料や電荷輸送材料の含有量は20〜80重量
%が好ましく、30〜70重量%がより好ましい。積層
感光体においては、電荷発生層の膜厚は5μm以下が好
ましく、0.01〜1μmの範囲がより好ましい。電荷
発生材料の含有量は10〜100重量%が好ましく、4
0〜100重量%がより好ましい。電荷輸送層の膜厚は
5〜100μmが好ましく、5〜60μmがより好まし
い。電荷輸送材料の含有量は20〜80重量%が好まし
く、30〜70重量%がより好ましい。
00μmが好ましく、10〜60μmがより好ましい。
電荷発生材料や電荷輸送材料の含有量は20〜80重量
%が好ましく、30〜70重量%がより好ましい。積層
感光体においては、電荷発生層の膜厚は5μm以下が好
ましく、0.01〜1μmの範囲がより好ましい。電荷
発生材料の含有量は10〜100重量%が好ましく、4
0〜100重量%がより好ましい。電荷輸送層の膜厚は
5〜100μmが好ましく、5〜60μmがより好まし
い。電荷輸送材料の含有量は20〜80重量%が好まし
く、30〜70重量%がより好ましい。
【0032】図2の電子写真感光体は、導電性支持体1
4の上に電荷発生層13および電荷輸送層12を設けて
おり、さらに最表面に注入層11を設けている。
4の上に電荷発生層13および電荷輸送層12を設けて
おり、さらに最表面に注入層11を設けている。
【0033】また、図3および図4の様に、導電性支持
体と電荷発生層の間には、結着層15、さらには干渉縞
防止等を目的とする下引き層16を設けてもよい。
体と電荷発生層の間には、結着層15、さらには干渉縞
防止等を目的とする下引き層16を設けてもよい。
【0034】導電支持体14としては、支持体自身が導
電性を持つもの、たとえばアルミニウム、アルミニウム
合金、ステンレスなどを用いることができ、その他にア
ルミニウム、アルミニウム合金、酸化インジウム−酸化
スズ合金などを真空蒸着によって被膜形成された層を有
する前記導電性支持体やプラスチック、導電性微粒子
(たとえばカーボンブラック、酸化スズ、酸化チタン、
銀粒子など)を適当なバインダーと共にプラスチックや
紙に含浸した支持体、導電性バインダーを有するプラス
チックなどを用いることができる。
電性を持つもの、たとえばアルミニウム、アルミニウム
合金、ステンレスなどを用いることができ、その他にア
ルミニウム、アルミニウム合金、酸化インジウム−酸化
スズ合金などを真空蒸着によって被膜形成された層を有
する前記導電性支持体やプラスチック、導電性微粒子
(たとえばカーボンブラック、酸化スズ、酸化チタン、
銀粒子など)を適当なバインダーと共にプラスチックや
紙に含浸した支持体、導電性バインダーを有するプラス
チックなどを用いることができる。
【0035】また、導電性支持体と感光層の間には、バ
リアー機能と接着機能をもつ下引層(接着層)を設ける
ことができる。
リアー機能と接着機能をもつ下引層(接着層)を設ける
ことができる。
【0036】下引層は感光層の接着性改良、塗工性改
良、支持体の保護、支持体の欠陥の被覆、支持体からの
電荷注入性改良、感光層の電気的破壊に対する保護など
のために形成される。下引層にはカゼイン、ポリビニル
アルコール、エチルセルロース、エチレン−アクリル酸
コポリマー、ポリアミド、変性ポリアミド、ポリウレタ
ン、ゼラチン、酸化アルミニウムなどによって形成でき
る。下引層の膜厚は5μm以下が好ましく、0.2〜3
μmがより好ましい。下引き層はその機能を発揮するた
めには、108Ω・cm以上であることが好ましい。
良、支持体の保護、支持体の欠陥の被覆、支持体からの
電荷注入性改良、感光層の電気的破壊に対する保護など
のために形成される。下引層にはカゼイン、ポリビニル
アルコール、エチルセルロース、エチレン−アクリル酸
コポリマー、ポリアミド、変性ポリアミド、ポリウレタ
ン、ゼラチン、酸化アルミニウムなどによって形成でき
る。下引層の膜厚は5μm以下が好ましく、0.2〜3
μmがより好ましい。下引き層はその機能を発揮するた
めには、108Ω・cm以上であることが好ましい。
【0037】本発明に用いられる電荷発生物質として
は、フタロシアニン顔料、アゾ顔料、インジゴ顔料、多
環キノン顔料、ペリレン顔料、キナクリドン顔料、アズ
レニウム塩顔料、ピリリウム染料、チオピリリウム染
料、スクアリリウム染料、シアニン染料、キサンテン色
素、キノンイミン色素、トリフェニルメタン色素、スチ
リル色素、セレン、セレン−テルル、アモルファスシリ
コン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などが挙げられる。
は、フタロシアニン顔料、アゾ顔料、インジゴ顔料、多
環キノン顔料、ペリレン顔料、キナクリドン顔料、アズ
レニウム塩顔料、ピリリウム染料、チオピリリウム染
料、スクアリリウム染料、シアニン染料、キサンテン色
素、キノンイミン色素、トリフェニルメタン色素、スチ
リル色素、セレン、セレン−テルル、アモルファスシリ
コン、硫化カドミウム、酸化亜鉛などが挙げられる。
【0038】電荷発生層用塗料に用いる溶剤は使用する
樹脂や電荷発生材料の溶解性や分散安定性から選択され
るが、有機溶剤としてはアルコール類、スルホキシド
類、ケトン類、エーテル類、エステル類、脂肪族ハロゲ
ン化炭化水素類または芳香族化合物などを用いることが
できる。
樹脂や電荷発生材料の溶解性や分散安定性から選択され
るが、有機溶剤としてはアルコール類、スルホキシド
類、ケトン類、エーテル類、エステル類、脂肪族ハロゲ
ン化炭化水素類または芳香族化合物などを用いることが
できる。
【0039】電荷輸送物質としては、ヒドラゾン系化合
物、ピラゾリン系化合物、スチリル系化合物、オキサゾ
ール系化合物、チアゾール系化合物、トリアリールメタ
ン系化合物、ポリアリールアルカン系化合物などを用い
ることができる。
物、ピラゾリン系化合物、スチリル系化合物、オキサゾ
ール系化合物、チアゾール系化合物、トリアリールメタ
ン系化合物、ポリアリールアルカン系化合物などを用い
ることができる。
【0040】電荷発生層3は、前記の電荷発生物質を
0.3〜4倍量の結着剤樹脂、および溶剤と共に、ホモ
ジナイザー、超音波、ボールミル、振動ボールミル、サ
ンドミル、アトライター、ロールミルなどの方法でよく
分散し、塗布、乾燥されて形成される。その厚みは5μ
m以下、特には0.01〜1μmの範囲が好ましい。
0.3〜4倍量の結着剤樹脂、および溶剤と共に、ホモ
ジナイザー、超音波、ボールミル、振動ボールミル、サ
ンドミル、アトライター、ロールミルなどの方法でよく
分散し、塗布、乾燥されて形成される。その厚みは5μ
m以下、特には0.01〜1μmの範囲が好ましい。
【0041】電荷輸送層2は一般的には前記の電荷輸送
物質と結着剤樹脂を溶剤に溶解し、塗布して形成する。
電荷輸送物質と結着剤樹脂との混合割合は2:1〜1:
2程度である。溶剤としてはアセトン、メチルエチルケ
トンなどのケトン類、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエ
ステル類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
類、クロロベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素などの
塩素系炭化水素類などが用いられる。この溶液を塗布す
る際には、たとえば浸漬コーティング法、スプレーコー
ティング法、スピンナーコーティング法などのコーティ
ング法を用いることができ、乾燥は10℃〜200℃、
好ましくは20℃〜150℃の範囲の温度で、5分〜5
時間、好ましくは10分〜2時間の時間で送風乾燥また
は静止乾燥下で行うことができる。
物質と結着剤樹脂を溶剤に溶解し、塗布して形成する。
電荷輸送物質と結着剤樹脂との混合割合は2:1〜1:
2程度である。溶剤としてはアセトン、メチルエチルケ
トンなどのケトン類、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエ
ステル類、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素
類、クロロベンゼン、クロロホルム、四塩化炭素などの
塩素系炭化水素類などが用いられる。この溶液を塗布す
る際には、たとえば浸漬コーティング法、スプレーコー
ティング法、スピンナーコーティング法などのコーティ
ング法を用いることができ、乾燥は10℃〜200℃、
好ましくは20℃〜150℃の範囲の温度で、5分〜5
時間、好ましくは10分〜2時間の時間で送風乾燥また
は静止乾燥下で行うことができる。
【0042】電荷輸送層2を形成するのに用いられる結
着剤樹脂としては、アクリル樹脂、スチレン系樹脂、ポ
リエステル、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート、
ポリサルホン、ポリフェニレンオキシド、エポキシ樹
脂、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂、および不飽和樹
脂などから選ばれる樹脂が好ましい。特に好ましい樹脂
としては、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリカーボネー
ト樹脂またはジアリルフタレート樹脂が挙げられる。
着剤樹脂としては、アクリル樹脂、スチレン系樹脂、ポ
リエステル、ポリカーボネート樹脂、ポリアリレート、
ポリサルホン、ポリフェニレンオキシド、エポキシ樹
脂、ポリウレタン樹脂、アルキド樹脂、および不飽和樹
脂などから選ばれる樹脂が好ましい。特に好ましい樹脂
としては、ポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、ポリカーボネー
ト樹脂またはジアリルフタレート樹脂が挙げられる。
【0043】また、電荷発生層あるいは電荷輸送層に
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、潤滑剤などの種々の添
加剤を含有させることができる。
は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、潤滑剤などの種々の添
加剤を含有させることができる。
【0044】次に、本発明では、これらの感光層上に、
導電性微粒子を分散した注入層を設ける。
導電性微粒子を分散した注入層を設ける。
【0045】注入層に用いられる導電性粒子としては、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸
化インジウム、酸化ビスマス、スズをドープした酸化イ
ンジウム、アンチモンやタンタルをドープした酸化ス
ズ、酸化ジルコニウム等の超微粒子を用いることができ
る。これら金属酸化物は一種類もしくは二種類以上を混
合して用いる。二種類以上を混合した場合には固溶体ま
たは融着の形をとってもよい。また、表面層用の樹脂と
しては、市販のポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
ウレタン、アクリル、エポキシ、シリコーン、アルキ
ド、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等を用いることも
できる。さらに強度分布および分散性を向上させるため
の検討を行った結果、アクリロイル基を1分子中に2個
以上持った光硬化型アクリル系モノマー中に導電性粒子
を分散させ、これを感光体の感光層上に塗布、光硬化さ
せることによって形成した表面層を用いることで、膜強
度および導電性粒子の分散性ともに飛躍的に向上させる
ことができる。
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチモン、酸
化インジウム、酸化ビスマス、スズをドープした酸化イ
ンジウム、アンチモンやタンタルをドープした酸化ス
ズ、酸化ジルコニウム等の超微粒子を用いることができ
る。これら金属酸化物は一種類もしくは二種類以上を混
合して用いる。二種類以上を混合した場合には固溶体ま
たは融着の形をとってもよい。また、表面層用の樹脂と
しては、市販のポリエステル、ポリカーボネート、ポリ
ウレタン、アクリル、エポキシ、シリコーン、アルキ
ド、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等を用いることも
できる。さらに強度分布および分散性を向上させるため
の検討を行った結果、アクリロイル基を1分子中に2個
以上持った光硬化型アクリル系モノマー中に導電性粒子
を分散させ、これを感光体の感光層上に塗布、光硬化さ
せることによって形成した表面層を用いることで、膜強
度および導電性粒子の分散性ともに飛躍的に向上させる
ことができる。
【0046】感光体に印加された転写電荷の暗減衰を抑
制する方法としては、電荷注入層を形成した時の熱風乾
燥温度を120℃以下にすること、電荷注入層の結着樹
脂に光硬化性樹脂を用いた時に光重合開始剤にベンジル
メチルケタールや2−メチル−1−〔4−(メチルチ
オ)フェニル〕−2−モルホリノプロパン−1といった
自己開裂型の化合物を用いること、転写電荷が正の場合
は電荷輸送層中の正電荷輸送剤に酸化電位が0.6V以
上の材料を用いることが挙げられる。
制する方法としては、電荷注入層を形成した時の熱風乾
燥温度を120℃以下にすること、電荷注入層の結着樹
脂に光硬化性樹脂を用いた時に光重合開始剤にベンジル
メチルケタールや2−メチル−1−〔4−(メチルチ
オ)フェニル〕−2−モルホリノプロパン−1といった
自己開裂型の化合物を用いること、転写電荷が正の場合
は電荷輸送層中の正電荷輸送剤に酸化電位が0.6V以
上の材料を用いることが挙げられる。
【0047】本発明の電子写真感光体を用いた電子写真
装置の具体例を図1に示す。この装置は、電子写真感光
体1の周面上にファーブラシ帯電部材2、像露光手段
3、現像器4、転写ローラー8、ブレード6を有するク
リーナー5が配置されている。また、ファーブラシ帯電
部材2にはそれに電荷を送り込む電源が取り付けられて
いる。
装置の具体例を図1に示す。この装置は、電子写真感光
体1の周面上にファーブラシ帯電部材2、像露光手段
3、現像器4、転写ローラー8、ブレード6を有するク
リーナー5が配置されている。また、ファーブラシ帯電
部材2にはそれに電荷を送り込む電源が取り付けられて
いる。
【0048】画像形成の方法は、まず、電子写真感光体
1上に接触配置されている帯電部材2に電圧を印加し、
電荷の注入により感光体1表面を帯電し、像露光手段3
によって原稿に対応した画像を感光体1表面に像露光
し、静電潜像を形成する。次に、現像器4中のトナーを
感光体1に付着させることにより感光体1上の静電潜像
を現像(可視像化)する。さらに感光体1上に形成され
たトナー像を供給された紙などの転写材7上に転写ロー
ラー8によって転写し、クリーナー5によって、転写材
に転写されずに感光体1上に残った残トナーを回収す
る。
1上に接触配置されている帯電部材2に電圧を印加し、
電荷の注入により感光体1表面を帯電し、像露光手段3
によって原稿に対応した画像を感光体1表面に像露光
し、静電潜像を形成する。次に、現像器4中のトナーを
感光体1に付着させることにより感光体1上の静電潜像
を現像(可視像化)する。さらに感光体1上に形成され
たトナー像を供給された紙などの転写材7上に転写ロー
ラー8によって転写し、クリーナー5によって、転写材
に転写されずに感光体1上に残った残トナーを回収す
る。
【0049】この画像形成装置において、像露光手段3
の光源はハロゲン光、蛍光灯、レーザー光などを用いる
ことができる。また必要に応じて他の補助プロセスを加
えてもよい。
の光源はハロゲン光、蛍光灯、レーザー光などを用いる
ことができる。また必要に応じて他の補助プロセスを加
えてもよい。
【0050】さらに本発明においては、クリーニング工
程を省略し、帯電器や現像器で残トナーを回収するプロ
セスとすることも可能である。
程を省略し、帯電器や現像器で残トナーを回収するプロ
セスとすることも可能である。
【0051】
(実施例1)30φ357mmのAlシリンダーを支持
体とし、それに、以下の材料より構成される塗料を支持
体上に浸せき法で塗布し140℃、30分熱硬化して1
5μmの導電層を形成した。
体とし、それに、以下の材料より構成される塗料を支持
体上に浸せき法で塗布し140℃、30分熱硬化して1
5μmの導電層を形成した。
【0052】 導電性顔料:SnO2 コート処理硫酸バリウム 10部 抵抗調節用顔料:酸化チタン 2部 バインダー樹脂:フェノール樹脂 6部 レベリング材:シリコーンオイル 0.001部 溶剤:メタノール、メトキシプロパノール0.2/0.8 20部 次にこの上にNメトキシメチル化ナイロン3部および共
重合ナイロン3部をメタノール65部、nブタノール3
0部の混合溶媒に溶解した溶液を浸せき法で塗布し0.
5μmの中間層を形成した。
重合ナイロン3部をメタノール65部、nブタノール3
0部の混合溶媒に溶解した溶液を浸せき法で塗布し0.
5μmの中間層を形成した。
【0053】次に、X線回折における回折角2θ±0.
2°が、9.0°、14.2°、23.9°、および2
7.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフタロ
シアイン結晶10.5部と下記構造
2°が、9.0°、14.2°、23.9°、および2
7.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフタロ
シアイン結晶10.5部と下記構造
【0054】
【化1】 のアゾキシ顔料1.5部をポリビニルブチラール樹脂
(商品名:エスレックBX−1、積水化学製)10部と
シクロヘキサノン250部に溶解した液に添加し、1m
mφのガラスビーズを用いたサンドミルで分散し、これ
に下記構造のヒンダードフェノール化合物
(商品名:エスレックBX−1、積水化学製)10部と
シクロヘキサノン250部に溶解した液に添加し、1m
mφのガラスビーズを用いたサンドミルで分散し、これ
に下記構造のヒンダードフェノール化合物
【0055】
【化2】 を2部添加、溶解し、酢酸エチルを加えて、希釈した後
に、これを下引き層上に塗布した後、80℃で10分間
乾燥して、膜厚0.25μmの電荷発生層を形成した。
に、これを下引き層上に塗布した後、80℃で10分間
乾燥して、膜厚0.25μmの電荷発生層を形成した。
【0056】次いで、下記構造式
【0057】
【化3】 の電荷輸送剤(酸化電位0.81eV)10部およびビ
ズフェノールZ型ポリカーオネート(商品名:Z−80
0、三菱化学)10重量部をモノクロロベンゼン100
部に溶解した。この溶液を前記電荷発生層上に塗布し、
100℃、1時間熱風乾燥して厚さ15μmの電荷輸送
層を形成した。
ズフェノールZ型ポリカーオネート(商品名:Z−80
0、三菱化学)10重量部をモノクロロベンゼン100
部に溶解した。この溶液を前記電荷発生層上に塗布し、
100℃、1時間熱風乾燥して厚さ15μmの電荷輸送
層を形成した。
【0058】次にジペンタエリスリトールヘキサアクレ
ート(商品名:カヤラッドDPHA、日本火薬)60
部、分散前平均粒径が0.04μmの酸化スズ超微粒子
60部、ポリテトラフルオロエチレン微粒子(平均粒径
0.18μm)50分、光重合開始剤として、ベンジル
メチルケタール(商品名:イルガキュアー651、チバ
ガイギー)20部、メタノール400部をサンドミルに
て66時間分散を行った。
ート(商品名:カヤラッドDPHA、日本火薬)60
部、分散前平均粒径が0.04μmの酸化スズ超微粒子
60部、ポリテトラフルオロエチレン微粒子(平均粒径
0.18μm)50分、光重合開始剤として、ベンジル
メチルケタール(商品名:イルガキュアー651、チバ
ガイギー)20部、メタノール400部をサンドミルに
て66時間分散を行った。
【0059】この調合液を用いて、先の電荷輸送層上に
塗布して膜を形成し、高圧水銀灯にて150W/cm2
の光強度で60秒間光硬化を行い、その後120℃1時
間熱風乾燥して注入層を設けた。このとき得られた注入
層の膜厚は3μmであった。
塗布して膜を形成し、高圧水銀灯にて150W/cm2
の光強度で60秒間光硬化を行い、その後120℃1時
間熱風乾燥して注入層を設けた。このとき得られた注入
層の膜厚は3μmであった。
【0060】(実施例2)実施例1において、電荷輸送
剤を下記化合物(酸化電位0.63eV)
剤を下記化合物(酸化電位0.63eV)
【0061】
【化4】 に代えた以外は、実施例と同様感光体を作成した。
【0062】(実施例3)実施例1において、光重合開
始剤を2−メチル−1〔4−(メチルチオ)フェニル〕
−2−モルホリノプロパン−1(商品名:イルガキュア
ー907、チバガイギー)に代えた他は、実施例1と同
様にして感光体を得た。
始剤を2−メチル−1〔4−(メチルチオ)フェニル〕
−2−モルホリノプロパン−1(商品名:イルガキュア
ー907、チバガイギー)に代えた他は、実施例1と同
様にして感光体を得た。
【0063】(実施例4)実施例2において、光重合開
始剤を2−メチル−1〔4−(メチルチオ)フェニル〕
−2−モルホリノプロパン−1(商品名:イルガキュア
ー907、チバガイギー)に代えた他は、実施例2と同
様にして感光体を得た。
始剤を2−メチル−1〔4−(メチルチオ)フェニル〕
−2−モルホリノプロパン−1(商品名:イルガキュア
ー907、チバガイギー)に代えた他は、実施例2と同
様にして感光体を得た。
【0064】(実施例5)実施例1において、光重合開
始剤を2,4−ジエチルチオキサンソン(商品名:カヤ
キュアーDETX、日本火薬)に代えた他は、実施例1
と同様にして感光体を得た。
始剤を2,4−ジエチルチオキサンソン(商品名:カヤ
キュアーDETX、日本火薬)に代えた他は、実施例1
と同様にして感光体を得た。
【0065】(比較例1)実施例2において、光重合開
始剤を2,4−ジエチルチオキサンソン(商品名:カヤ
キュアーDETX、日本火薬)に代えた他は、実施例2
と同様にして感光体を得た。
始剤を2,4−ジエチルチオキサンソン(商品名:カヤ
キュアーDETX、日本火薬)に代えた他は、実施例2
と同様にして感光体を得た。
【0066】(比較例2)実施例1において電荷輸送剤
を下記化合物(酸化電位0.57eV)に変え、表面層
硬化のための光照射時間を20秒間、その後の熱風乾燥
を140℃で2時間行った以外は実施例1と同様にして
感光体を得た。
を下記化合物(酸化電位0.57eV)に変え、表面層
硬化のための光照射時間を20秒間、その後の熱風乾燥
を140℃で2時間行った以外は実施例1と同様にして
感光体を得た。
【0067】
【化5】 (比較例3)実施例2において光照射時間を20秒間、
その後の熱風乾燥を140℃で2時間行った以外は実施
例2と同様にして感光体を得た。
その後の熱風乾燥を140℃で2時間行った以外は実施
例2と同様にして感光体を得た。
【0068】《暗減衰率の測定》暗減衰率の測定には、
ジェンテック社製ドラム試験機SYNTHIA90を用
いた。感光体の帯電に用いた帯電部材は、ユニチカ社製
導電性レーヨン繊維REC−Cによるファーブラシを用
いた。
ジェンテック社製ドラム試験機SYNTHIA90を用
いた。感光体の帯電に用いた帯電部材は、ユニチカ社製
導電性レーヨン繊維REC−Cによるファーブラシを用
いた。
【0069】帯電機に印加した電圧は+700V、プロ
セススピードを94mm/secとし、感光体表面電位
の測定位置は、帯電部材から180°の位置で行った。
セススピードを94mm/secとし、感光体表面電位
の測定位置は、帯電部材から180°の位置で行った。
【0070】帯電直後の表面電位V0、帯電より60秒
後の表面電位V60とすれば、暗減衰率 暗減衰率:Rvdd=(V0−V60)×100/V0 で定義される。
後の表面電位V60とすれば、暗減衰率 暗減衰率:Rvdd=(V0−V60)×100/V0 で定義される。
【0071】表1にその結果を示す。
【0072】
【表1】 《実機評価》実施例1〜5および比較例1〜3で作成し
た感光体を、図5に示す、改造したCanon製反転現
像系デジタル複写機GP−55IIにより、電位安定性を
確認した。ここで、図中、符号21は磁気ブラシ帯電器
である。9は導電性ゴムからなる転写ブレードで、カー
ボンを分散したポリイミドからなる転写ベルト10を介
して感光体に転写電位を印加する。1、3および4は図
1と同様である。
た感光体を、図5に示す、改造したCanon製反転現
像系デジタル複写機GP−55IIにより、電位安定性を
確認した。ここで、図中、符号21は磁気ブラシ帯電器
である。9は導電性ゴムからなる転写ブレードで、カー
ボンを分散したポリイミドからなる転写ベルト10を介
して感光体に転写電位を印加する。1、3および4は図
1と同様である。
【0073】この磁気ブラシ帯電器の帯電部材として平
均粒径25μmの亜鉛−銅フェライト粒子と平均粒径1
0μmの亜鉛−銅フェライト粒子を重量比1:0.05
で混合してそれぞれの平均粒径位置にピークを有する平
均粒径25μmのフェライト粒子を中抵抗樹脂層でコー
トした磁性粒子を用いた。
均粒径25μmの亜鉛−銅フェライト粒子と平均粒径1
0μmの亜鉛−銅フェライト粒子を重量比1:0.05
で混合してそれぞれの平均粒径位置にピークを有する平
均粒径25μmのフェライト粒子を中抵抗樹脂層でコー
トした磁性粒子を用いた。
【0074】接触帯電部材は、上記のように作成された
表面被覆磁性粒子およびこれを支持させるための非磁性
導電性スリーブ、これに内包されるマグネットロールに
よって構成され、上記被覆磁性粒子をスリーブ上に厚さ
1mmでコートして感光体との間に幅約5mmの帯電ニ
ップを形成させるようにした。磁性粒子保持スリーブと
感光体との間の隙は約500μmとした。また、マグネ
ットロールは固定、スリーブ表面が感光体表面の周速に
対して2倍の速さで逆方向に摺擦するように回転させ、
感光体と磁気ブラシが均一に接触するようにした。この
時の帯電部材の長さ1cm当たりの抵抗は5×105 /
Ωであった。
表面被覆磁性粒子およびこれを支持させるための非磁性
導電性スリーブ、これに内包されるマグネットロールに
よって構成され、上記被覆磁性粒子をスリーブ上に厚さ
1mmでコートして感光体との間に幅約5mmの帯電ニ
ップを形成させるようにした。磁性粒子保持スリーブと
感光体との間の隙は約500μmとした。また、マグネ
ットロールは固定、スリーブ表面が感光体表面の周速に
対して2倍の速さで逆方向に摺擦するように回転させ、
感光体と磁気ブラシが均一に接触するようにした。この
時の帯電部材の長さ1cm当たりの抵抗は5×105 /
Ωであった。
【0075】電位の測定は、上記現像器を取り外して電
位測定センサを取り付けて行った。感光体の帯電条件と
しては、帯電器にDC;−700V、ACは1000V
pp、1kHzの印加電圧に設定した。また像露光は照
射せず、連続50枚通紙し、1枚目および50枚目の電
位を測定した。転写電荷の影響を見るため、転写電流を
0μAおよび30μAに設定し、それぞれ電位測定を行
い帯電安定性を比較した。その結果を表2に示す。
位測定センサを取り付けて行った。感光体の帯電条件と
しては、帯電器にDC;−700V、ACは1000V
pp、1kHzの印加電圧に設定した。また像露光は照
射せず、連続50枚通紙し、1枚目および50枚目の電
位を測定した。転写電荷の影響を見るため、転写電流を
0μAおよび30μAに設定し、それぞれ電位測定を行
い帯電安定性を比較した。その結果を表2に示す。
【0076】
【表2】
【0077】
【発明の効果】実施例と比較例を比べて分かるように、
本発明によれば、感光体表面に注入層を設け、帯電部材
を注入層に接触させて電荷を注入させて帯電する電子写
真装置において、転写電荷の影響を受けずに安定して感
光体を帯電できる装置の提供が可能になる。
本発明によれば、感光体表面に注入層を設け、帯電部材
を注入層に接触させて電荷を注入させて帯電する電子写
真装置において、転写電荷の影響を受けずに安定して感
光体を帯電できる装置の提供が可能になる。
【図1】本発明の電子写真装置の基本構成を示す概略縦
断面図。
断面図。
【図2】本発明の電子写真装置に使用される電子写真感
光体の層構成を示す部分縦断面図。
光体の層構成を示す部分縦断面図。
【図3】本発明の電子写真装置に使用される他の電子写
真感光体の層構成を示す部分縦断面図。
真感光体の層構成を示す部分縦断面図。
【図4】本発明の電子写真装置に使用されるさらに他の
電子写真感光体の層構成を示す部分縦断面図。
電子写真感光体の層構成を示す部分縦断面図。
【図5】本発明の実施例で使用された電子写真装置の基
本構成を示す概略縦断面図。
本構成を示す概略縦断面図。
1 電子写真感光体 1a 半導電性層(注入層) 1b 感光層 1c 導電性支持体 2 帯電部材 3 像露光手段 4 現像器 5 クリーナー 6 ブレード 7 転写材 8 転写ローラー 9 転写ブレード 10 転写ベルト 11 注入層 12 電荷輸送層 13 電荷発生層 14 導電性支持体 15 結着層 16 下引き層 21 磁気ブラシ帯電器
Claims (6)
- 【請求項1】 電子写真感光体と該感光体に接触配置さ
れた導電性帯電部材を有し、該感光体に該帯電部材から
電荷を注入することによって該感光体の表面を帯電させ
る電子写真装置において、前記感光体表面に現像された
現像剤を転写する際に印加する電圧の極性の電荷の暗減
衰率(式1で定義される)が30%以下である電子写真
感光体を用いたことを特徴とする電子写真装置。 (ただし、帯電直後の感光体表面電位は−500V〜−
1000或いは+500V〜+1000Vの範囲に設定
するものとする。) - 【請求項2】 前記帯電部材で感光体表面を帯電させる
際に印加する電圧の極性と、前記感光体表面に現像され
た現像剤を転写する際に印加する電圧の極性とが相互に
逆である請求項1に記載の電子写真装置。 - 【請求項3】 前記電子写真感光体の表面層が、導電性
微粒子を分散させてある半導電性膜である電子写真感光
体を用いた請求項1または2に記載の電子写真装置。 - 【請求項4】 前記電子写真感光体が、少なくとも表面
より半導電性層、電荷輸送層、電荷発生層の順で形成さ
れた層構成を有する電子写真感光体である請求項1〜3
のいずれか1項に記載の電子写真装置。 - 【請求項5】 前記電子写真感光体が、少なくとも表面
より半導電性層、電荷発生層、電荷輸送層の順で形成さ
れた層構成を有する電子写真感光体である請求項1〜3
のいずれか1項に記載の電子写真装置。 - 【請求項6】 前記電子写真感光体が、少なくとも表面
より半導電性層および電荷輸送材料と、電荷発生材料を
共に含有する単層感光層の順で形成された層構成を有す
る電子写真感光体である請求項1〜3のいずれか1項に
記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26590997A JPH11109657A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26590997A JPH11109657A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11109657A true JPH11109657A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17423795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26590997A Pending JPH11109657A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11109657A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE42189E1 (en) | 1999-10-25 | 2011-03-01 | Kyocera Mita Corporation | Single-layer type electrophotosensitive material and image forming apparatus using the same |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26590997A patent/JPH11109657A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE42189E1 (en) | 1999-10-25 | 2011-03-01 | Kyocera Mita Corporation | Single-layer type electrophotosensitive material and image forming apparatus using the same |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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Effective date: 20040518 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040707 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040902 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041001 |