JPH11109751A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JPH11109751A
JPH11109751A JP28625397A JP28625397A JPH11109751A JP H11109751 A JPH11109751 A JP H11109751A JP 28625397 A JP28625397 A JP 28625397A JP 28625397 A JP28625397 A JP 28625397A JP H11109751 A JPH11109751 A JP H11109751A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
toner
magnetic
developer regulating
developing sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28625397A
Other languages
English (en)
Inventor
Isami Itou
功巳 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28625397A priority Critical patent/JPH11109751A/ja
Publication of JPH11109751A publication Critical patent/JPH11109751A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像スリーブや現像剤規制体の端部からトナ
ーが漏れず、帯電していないトナーを確実にトナー容器
内に搬送できる現像装置を提供する。 【解決手段】 容器3aの開口部に、その内部に永久磁
石1bを有する現像スリーブ1aを回転可能に配置し、
現像スリーブ1aから間隔を開けて、その内部に永久磁
石6bを有する現像剤規制体6aを回転可能に配置し、
現像スリーブ1aと現像剤規制体6aとの端部の外周に
は、磁性体で形成された磁性シール部材7を、現像スリ
ーブ1aと現像剤規制体6aとに沿って非接触で配置す
るとともに、磁性シール部材7の現像剤規制体6a側の
端部に、磁性シール部材7で現像スリーブと現像剤規制
体の端部に形成されるトナーリングが重なり合わないよ
うにするサイドスクレープ部材8を設ける。また、磁極
S61の50%値と磁極N11の50%値との比が約
0.8となるように、それぞれの50%値を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真および静
電記録装置等に用いられて静電潜像を現像する現像装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2297691号明細書、特公昭42−23910号公
報および特公昭43−24748号公報等に記載されて
いるように、多数の方法が知られており、一般には、種
々の手段により光導電物質を塗布した感光体上に電気的
潜像を形成し、ついで、トナーを用いて潜像を現像し、
紙等の転写材に現像されたトナー画像を転写した後、加
熱、或いは、溶剤蒸気等により定着して複写物を得るも
のである。
【0003】上記トナーを用いて電気的潜像を可視化す
る方法も種々知られている。例えば、米国特許第287
4063号明細書に記載されている磁気ブラシ現像法、
米国特許第221776号明細書に記載されているパウ
ダークラウド法、および、ファーブラシ現像法、液体現
像法等、多数の現像法が知られている。
【0004】これらの現像法において、特に、トナー及
びキャリアを主体とする現像剤を用いる磁気ブラシ法、
カスケード法等が広く実用化されている。これらの方法
は、いずれも、比較的安定に良画像の得られる優れた方
法である。
【0005】しかし、いずれの現像方法も2成分現像剤
を使用した場合、キャリアの劣化、トナーとキャリアの
混合比の変動、装置の複雑化、トナーの飛散、キャリア
によるすじむら等の共通の欠点を有する。
【0006】上記2成分現像剤の各欠点を回避するため
に、トナーのみよりなる1成分現像剤を用いる現像方法
が各種提案されている。例えば、米国特許第39092
58号明細書には、電気的に導電性を有する磁性トナー
を用いて現像する方法が提案されている。これは、内部
に磁性体を有する円筒状の導電性スリーブに導電性磁性
現像剤を担持させて現像領域に搬送させ、現像領域で導
電性磁性現像剤を静電像に接触せしめて現像するもので
ある。この際、現像領域においてトナー粒子により静電
像の記録体表面と導電性スリーブ表面の間に導電路が形
成され、この導電路を経てスリーブよりトナー粒子に電
荷が導かれ、静電像画像部との間のクーロン力によりト
ナー粒子が画像部に付着して現像される。
【0007】この導電性磁性現像剤を用いる現像方法
は、従来の2成分現像法に関する問題点を回避した優れ
た方法であるが、反面、トナーが導電性であるため、現
像した画像を静電像の記録体から普通紙等へ、静電的に
転写することが困難であるという欠点を有している。
【0008】この問題を解決するために、静電的に転写
することが可能な高抵抗トナーを用いる現像方法とし
て、特開昭52−94140号公報に、トナー粒子の誘
電分極を利用した現像方法が示されている。しかし、か
かる方法は、本質的に現像速度が遅く現像画像の濃度が
充分に得られない等の欠点を有しており、実用上困難で
あった。高抵抗の磁性トナーを用いるその他の方法とし
て、トナー粒子相互の摩擦、トナー粒子とスリーブとの
摩擦等により、トナー粒子を摩擦帯電させ、これを静電
保持部材に接触させて現像する方法が知られている。し
かし、これらの方法は、トナー粒子と摩擦部材との接触
回数が少なく、摩擦帯電不十分になりやすい。あるい
は、帯電したトナー粒子とスリーブとのクーロン力が強
いときには、トナー粒子がスリーブ上で凝集しやすい等
の欠点を有しており、実用上困難な点が多いことが指摘
されている。
【0009】これに対して、特開昭54−43036号
公報において、上述の欠点を除去した新規な現像方法が
提案されている。これは、スリーブ上にトナーを極めて
薄く塗布し、これを摩擦帯電させ、ついで、これを磁界
の作用下で静電像に極めて近接させるとともに、接触さ
せることなく対向させて現像するものである。
【0010】この方法によれば、スリーブ上に磁性トナ
ーを極めて薄く塗布することにより、磁性トナーとスリ
ーブとの接触機会を増加させ、現像に供するのに必要な
摩擦帯電電荷量をトナーに与えることを可能にしてい
る。
【0011】上記の1成分現像剤をスリーブ上に薄く塗
布する現像方式では、現像剤への電荷付与部での現像剤
であるトナーの挙動は、以下の様になっている。
【0012】図6に、磁性1成分トナーを用いて、トナ
ーをスリーブ上に薄く塗布する現像装置の概略構成図を
示す。現像装置のトナーを収容する容器3の開口部に
は、非磁性部材を用いた現像スリーブ1aが、図6の矢
印の方向に回転可能に配置されている。スリーブ1a
内には、永久磁石1bが固定配置されている。また、ス
リーブ1aから間隔W1を開けて磁性部材で形成された
磁性ブレード2が配置されているとともに、容器3内に
トナーの搬送部材4が配置されている。スリーブ1aと
磁性ブレード2との間隔W1は、例えば、100μm〜
1mmの範囲内の値に設定される。
【0013】上記の現像装置において、磁性1成分トナ
ーTは、現像スリーブ1a内の永久磁石1bによりスリ
ーブ1a上に担持されてスリーブ1aの回転により搬送
され、磁性ブレード2によりその層厚が規制されて現像
スリーブ1a上に薄層コーティングされる。この際、ト
ナー層の層厚は、図8に示すカットラインLの位置によ
って決定される。
【0014】また、現像スリーブ1aと磁性ブレード2
の間を磁性トナーTが通過する際に、磁性トナーTに、
電荷が付与される。その際の、磁性トナーTの挙動は、
以下の様になっている。
【0015】図7に示すように、現像スリーブ1aと磁
性ブレード2を結ぶ直線に垂直な平面を考え、磁性ブレ
ード2に近い面をS1とし、現像スリーブ1aに近い面
をS2とすると、一般的に磁性ブレード2の幅は、永久
磁石1bの幅に比べて狭くしてあるので、S1面、S2
面でのそれぞれの磁束密度を考えると、S1面での磁束
密度はS2面での磁束密度より大きくなる。従って、磁
性トナーTは、現像スリーブ1aと磁性ブレード2との
間で、図7の矢印の方向の力、すなわち、磁性ブレード
2側への力を受ける。
【0016】従って、磁性トナーTは、図8に示すよう
に、磁性ブレード2の先端に穂(B状態)を形成し、か
つ、その穂は、磁性ブレード2から現像スリーブ1a方
向に形成される。磁性トナーTへの帯電付与は、現像ス
リーブ1aと磁性ブレード2から形成された穂の先端の
トナーt1とが接触することにより、穂の先端のトナー
に電荷が付与されるようになっている。
【0017】また、現像スリーブ1aと磁性ブレード2
との間でのトナーの搬送は、現像スリーブ1aと接触し
た穂の先端のトナーt1には、電荷が付与されることに
より発生する鏡映力による現像スリーブ1a方向への力
が働き、現像スリーブ1aとの摩擦力により、現像スリ
ーブ1aの回転方向への搬送力が与えられる。
【0018】また、トナー同士には、互いにある程度の
凝集力が働いているので、トナーt1に接しているトナ
ーt2にも、凝集力を介在とした搬送力が生じる。ま
た、上層部のトナーt3にも同様に、凝集力を介在とし
た搬送力が生じる。
【0019】しかし、現像スリーブ1aと磁性ブレード
2との間には、前述した様に、磁性ブレード2の方向へ
の磁力もトナーにはかかっている。従って、トナーにか
かる搬送力が、上記磁力に打ち勝つところ、すなわち、
図8のカットラインLのところでトナーの穂はちぎれ、
現像スリーブ1a上に残ったトナーが、現像スリーブ1
aの回転方向に搬送される。
【0020】従って、磁性トナーの凝集度が高い系や、
必要な摩擦帯電電荷量を得るための必要接触回数が多い
磁性トナーを用いる系等においては、現像スリーブに接
触していない帯電不十分なトナーが現像領域に搬送さ
れ、帯電不良に伴う画像不良が生じやすいという問題点
があった。
【0021】この問題を解決するため、図9に示すよう
な、磁性トナーを有する現像剤と、磁性トナーを表面に
担持する回転可能に配置された現像剤担持体と、現像剤
担持体の内部に配設された永久磁石と、現像剤担持体の
近傍に所定間隔を開けて回転可能に配置されて現像剤担
持体上の磁性トナーの塗布を規制する現像剤規制体とを
有し、現像剤担持体と現像剤規制体とで形成される現像
剤規制部において、磁性トナーに、互いに逆方向に働く
少なくとも2つ以上の搬送力を与え、上記搬送力のうち
少なくとも1つは現像領域方向に搬送する力で、その現
像領域方向の搬送力は、主に磁性トナーの帯電電荷量に
依存した力とし、そのほかの現像領域方向以外の方向に
働く搬送力は、磁性トナーにかかる磁力に依存した力と
することにより、帯電していない磁性トナーに現像領域
方向への搬送力を与えないようにした現像装置が提案さ
れた。その結果、十分に帯電した磁性トナーのみを現像
剤担持体表面に均一にコートし、現像領域に十分に帯電
した磁性トナーのみを搬送することが可能となった。
【0022】この現像装置には、図10に示す、現像剤
担持体と現像剤規制体との端部からトナーが漏れること
を防止する非接触型の端部トナー漏れ防止部材70が設
けられている。この端部トナー漏れ防止部材は、現像剤
担持体と現像剤規制体との外周に沿った略円弧状の2つ
の漏れ防止部70a,70bをその長手方向に沿って直
状に連結した形状に形成されており、現像剤担持体と現
像剤規制体との端部の外周に沿って非接触で配置されて
いる。
【0023】図10に示すように、端部トナー漏れ防止
部材70は、現像剤規制体6a側のエッジ部Aと、現像
剤規制体6a内の磁極N61部とにより、前述の磁性ブ
レードとスリーブ内の永久磁石の極とによるトナーコー
トと同様な効果により、エッジ部A周辺のトナーを拘束
して穂を形成し、回転している現像剤規制体6aの端部
外周に端部トナー漏れ防止部材70の現像剤規制体側部
70aの幅とほほ同等の幅で、現像剤規制体6aの端部
の外周近傍に位置していた磁性トナーがコートされる。
このコートされた磁性トナー(トナーリング)は、現像
スリーブ1aと現像剤規制体6aの対向部を通り、現像
剤の容器内に戻され、現像スリーブ1aと現像剤規制体
6aの対向部近傍に配置されている端部トナー漏れ防止
部材70のエッジ部Bで再度拘束され現像剤規制体6a
端部のトナー漏れを防止することができるようになって
いる。
【0024】また、現像スリーブ1a側では現像スリー
ブ1aと現像剤規制体6aの対向部近傍に配置された端
部トナー漏れ防止部材70のエッジ部Bで、前述の磁性
ブレードとスリーブ内の永久磁石の極とによるトナーコ
ートと同様な現象が起き、現像スリーブ1aの端部外周
上にトナーがコートされ、端部トナー漏れ防止部材70
の現像剤担持体側部70bのエッジ部Cで再度拘束され
現像スリーブ1a端部のトナー漏れを防止することがで
きるようになっている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかし、端部トナー漏
れ防止部材を使用した現像装置において、磁性トナーの
磁化量が小さい場合や、磁性トナーの凝集度が高い場合
等では、現像剤規制体表面のトナーリングの層厚が厚く
なるため、現像剤規制体のトナーリングと、現像スリー
ブに形成されるトナーリングとが、現像スリーブと現像
剤規制体の対向部で衝突し、端部トナー漏れ防止部材7
0のエッジ部Bで端部トナー漏れ防止部材の現像スリー
ブと現像剤規制体の端部側の側面に漏れ、現像スリーブ
と現像剤規制体の端部の内部に永久磁石の存在しない領
域で、現像剤担持体や現像剤規制体からの拘束からとか
れて、両者の端部から磁性トナーが漏れ、現像剤担持体
や現像剤規制体の位置決め部に入り込むなどして画像不
良等の原因等となる場合があるという問題があった。ま
た、漏れたトナーが現像装置外に飛散する恐れがあり、
飛散した場合は、飛散したトナーが搬送工程の転写材
や、その他、画像形成装置内の各部材に付着して、良好
な画像形成を妨げることとなる。
【0026】そこで、本発明は、端部トナー漏れ防止部
材により現像剤担持体側と現像剤規制体側とに形成され
るトナーリングの形成位置をずらすことにより、トナー
リングの衝突を防止して、現像剤担持体や現像剤規制体
の端部からトナーが漏れないようにするとともに、現像
剤規制体と現像剤担持体とで形成される現像剤規制部に
おいて、現像剤規制体側の磁束密度を高くして、帯電し
ていないトナーを確実にトナー容器内に搬送することが
できるようにした現像装置を提供することを目的とす
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】本出願にかかる第1の発
明によれば、上記目的は、磁性体を含有する磁性トナー
を含む現像剤と、現像剤を収容する容器と、現像剤を収
容する容器に設けられた開口部に回転可能に配置され、
現像剤をその表面に担持して静電潜像を現像する現像領
域に搬送する現像剤担持体と、現像剤担持体の内部に静
止配置された永久磁石と、少なくともその一部が磁力を
有する部材で形成されるとともに現像剤担持体と対向す
る位置に回転可能に配置されて現像剤担持体上の現像剤
の塗布量を規制する現像剤規制体と、磁性体で形成され
るとともに現像剤担持体と現像剤規制体との端部の外周
に沿って配置されて両者の端部からの現像剤の漏れを防
止できる端部トナー漏れ防止部材とを有し、現像剤担持
体と現像剤規制体とで形成される現像剤規制部で、磁性
トナーに対して少なくとも2つ以上の互いに逆方向の搬
送力を与え、各搬送力のうち少なくとも1つは現像領域
方向に搬送する力で、その搬送力は、主にトナーの帯電
電荷量に依存した力とするとともに、現像領域方向以外
の方向への搬送力は、現像剤規制体から磁性トナーに対
する磁力に依存する力とし、上記互いに逆方向の搬送力
により帯電している磁性トナーを現像領域へ搬送できる
ようにした現像装置において、現像剤規制体側の端部ト
ナー漏れ防止部材により現像剤規制体の端部表面に形成
される磁性トナーのコート領域と、現像剤担持体側の端
部トナー漏れ防止部材により現像剤担持体の端部表面に
形成される磁性トナーのコート領域とのそれぞれを、現
像剤規制体と現像剤担持体の対向部において重なり合わ
ないように形成することにより達成される。
【0028】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、上記目的は、端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制
体側で現像剤規制体の回転方向下流側の端部、もしく
は、端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体側で現像剤
規制体の回転方向下流側の端部付近の容器の内壁に、現
像剤規制体の表面に当接して現像剤規制体の端部表面に
形成される磁性トナーのコート領域を現像剤規制体の回
転軸方向の中心側にずらすサイドスクレープ部材を設け
ることにより達成される。
【0029】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、上記目的は、端部トナー漏れ防止部材は、その現像
剤規制体側部を、現像剤担持体側部よりも現像剤規制体
の回転軸方向の中心側にずれて配置させることにより達
成される。
【0030】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、上記目的は、第3の発明に記載の端部トナー漏れ防
止部材の、現像剤規制体側部と現像剤担持体側部とのそ
れぞれを、現像剤規制体の回転軸方向に所定間隔を開け
て独立して配置することにより達成される。
【0031】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、上記目的は、現像剤規制体内部には磁性体を固定配
置させ、上記磁性体に、少なくとも現像剤担持体と対向
する位置に磁極を配置し、現像剤担持体内部の現像剤規
制体と対向する永久磁石の磁極の磁束密度のピーク値に
対して50%以上の値を示す領域の幅よりも、現像剤規
制体内部の現像剤担持体と対向する磁極の磁束密度のピ
ーク値に対して50%以上の値を示す領域の幅を狭くす
ることにより達成される。
【0032】つまり、本出願にかかる第1の発明によれ
ば、現像剤規制体側の端部トナー漏れ防止部材により現
像剤規制体の端部表面に形成される磁性トナーのコート
領域と、現像剤担持体側の端部トナー漏れ防止部材によ
り現像剤担持体の端部表面に形成される磁性トナーのコ
ート領域とのそれぞれを、現像剤規制体と現像剤担持体
の対向部において重なり合わないように形成することに
より、現像剤担持体と現像剤規制体の対向部で、それぞ
れのトナーリングが衝突することを防ぐので、現像剤担
持体と現像剤規制体の対向部で端部トナー漏れ防止部材
のトナーコート領域であるトナーリングの外側にトナー
が漏れることがなく、現像剤担持体と現像剤規制体の端
部からの内部に永久磁石の存在しない領域の漏れが防止
される。
【0033】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体側、もしく
は、端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体側付近の容
器の内壁に設けられたサイドスクレープ部材により、現
像剤規制体の端部表面に形成される磁性トナーのコート
領域が現像剤規制体の回転軸方向の中心側にずれるの
で、現像剤規制体の端部のコート領域と、現像剤担持体
の端部のコート領域とが、現像剤規制体と現像剤担持体
の対向部において重なり合わないように形成される。
【0034】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体側部が、現
像剤担持体側部よりも現像剤規制体の回転軸方向の中心
側にずれて配置されているので、現像剤規制体の端部表
面に形成される磁性トナーのコート領域が現像剤規制体
の回転軸方向の中心側にずれて形成される。
【0035】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、第3の発明に記載の端部トナー漏れ防止部材の、現
像剤規制体側部と現像剤担持体側部とのそれぞれが、現
像剤規制体の回転軸方向に所定間隔を開けて独立して配
置されているので、現像剤規制体と現像剤担持体とに形
成されるコート領域がそれぞれ独立して形成される。
【0036】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、現像剤担持体内部の現像剤規制体と対向する永久磁
石の磁極の磁束密度のピーク値に対して50%以上の値
を示す領域の幅よりも、現像剤規制体内部の現像剤担持
体と対向する磁極の磁束密度のピーク値に対して50%
以上の値を示す領域の幅が狭くなっているので、現像剤
規制体側の磁束密度が高くなり、帯電していないトナー
が確実に現像剤の容器内へ搬送される。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0038】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1と図2により説明する。
【0039】図1に、本発明の第1の実施形態の現像装
置を表す概略構成図を示す。潜像担持体上に形成された
静電潜像を現像する現像装置3は、トナーを収容する容
器3aの潜像担持体9の対向位置に開口部が設けられ、
その開口部に、非磁性金属部材で形成されたφ20の外
径の現像剤担持体である現像スリーブ1aが、図1の矢
印b2の時計周りとは逆方向に回転可能に配置され、ス
リーブ1a内に、所定位置に複数の磁極を有する永久磁
石1bが固定配置され、非磁性金属部材で形成されたφ
20の外径の現像剤規制体6aが、図1の矢印b1の時
計周りとは逆方向に回転可能に、かつ、スリーブ1aか
ら間隔Wを開けて配置され、現像剤規制体6a内に、少
なくとも現像スリーブ1aと対向する位置に磁極を有す
る永久磁石6bが固定配置されている。
【0040】現像スリーブ1aと現像剤規制体6aとの
端部の外周には、磁性体で形成された端部トナー漏れ防
止部材である磁性シール部材7が、現像スリーブ1aと
現像剤規制体6aとに沿って非接触で配置されていると
ともに、磁性シール部材7の現像剤規制体6a側の端部
にサイドスクレープ部材8が設けられ、また、厚さ1.
2mmのウレタン材質により板状に形成されて現像剤規
制体6a上に担持されて搬送された現像剤を掻き落とす
スクレーパ5が現像剤規制体6aに当接され、容器3a
内の所定位置に容器3a内の現像剤を撹拌して現像スリ
ーブ1a方向に搬送できる2つの搬送部材4が配置され
て現像装置3が構成されている。なお、現像スリーブ1
aと現像剤規制体6aとの距離Wは、100μm〜2m
mの範囲の値となるようにした。また、現像剤である磁
性トナーは、重量平均径が5μm以上、磁性トナーに内
添される磁性体の重量が磁性トナーの重量の10%以上
の負帯電性トナーとした。
【0041】現像スリーブ1a内に固定配置された永久
磁石1bは、磁極N11,S11,N12,S12の4
つの磁極を有しており、また、現像剤規制体6a内の永
久磁石6bは、磁極S61,N61の2つの磁極を有し
ており、現像剤規制体6aの対向位置に、永久磁石1b
内の磁極N11が配置されているとともに、磁極11に
近接対向するように、永久磁石6b内の磁極S61が配
置されている。
【0042】このとき、現像剤規制体6a内の磁極S6
1の磁束密度を800Gaussに、現像スリーブ1a
内の磁極N11の磁束密度を900Gaussにすると
ともに、磁極N11,S61のそれぞれの磁極の磁束密
度のピーク値に対して50%以上の値を示す領域の幅
(以下、50%値と称する)の比が、磁極S61の50
%値/磁極N11の50%値≦1.0(好ましくは、磁
極S61の50%値/磁極N11の50%値≦0.8)
の値となるように、それぞれの50%値を調整する。な
お、本実施形態においては、上記値の比が約0.8とな
るように、磁極N11,S61の50%値を調整して、
磁極S61と磁極N11との間で形成される磁場の磁束
密度の変化が、現像スリーブ1aから現像剤規制体6a
側に行くほど磁束密度が高くなるようにした。
【0043】図2に示すように、磁性シール部材7は、
現像スリーブ1aと現像剤規制体6aとの端部外周に沿
った断面略円弧状の2つの部材である現像剤規制体側部
7aと現像スリーブ側部7bとを直状に連結した形状に
形成されており、現像剤規制体6a側に配置された磁性
シール部材7の現像剤規制体側部7aのエッジ部分A
に、現像剤規制体6a表面に接触するようにしてサイド
スクレープ部材8が取り付けられている。磁性シール部
材7は、現像剤規制体6aと現像スリーブ1aとの端部
に非接触に配置されて、磁性シール部材7のエッジ部A
が現像剤規制体6aの所定位置に配置され、現像剤規制
体側部7aと現像スリーブ側部7bとの連結部分のエッ
ジ部Bが現像スリーブ1aと現像剤規制体6aの対向部
近傍に配置されているとともに、現像スリーブ側部7b
のエッジ部Cが現像スリーブ1aの所定位置に配置され
ている。
【0044】サイドスクレープ部材8は、例えばウレタ
ンシートなどの弾性体で形成され、図2(b)に示すよ
うに、その基端が磁性シール部材7のエッジ部Aの端部
に固着させられているとともに、現像剤規制体6aの回
転軸方向の直線に対する角度αが45°となるようにそ
の先端が、現像剤規制体6aの回転軸方向の中心側に折
り曲げられて、サイドスクレープ部材8のエッジが、磁
性シール部材7の側面から1.0mmの長さだけトナー
コート領域側(現像剤規制体6aの回転軸方向の中心
側)に位置するようになっており、磁性シール部材7の
エッジ部Aでコートされた磁性トナーのコート位置を、
磁性シール部材7の幅もしくはそれ以上ずらすことがで
きるようになっている。なお、サイドスクレープ部材8
の先端部の折り曲げ角度である角度αは、10°〜80
°の範囲とし、サイドスクレープ部材8のエッジの磁性
シール部材7の側面からの入り込みの長さは、磁性シー
ル部材の幅に対応させて0.1mm〜2.0mmの範囲
となるようにすれば、本実施形態の効果を得ることがで
きる。
【0045】上記構成の現像装置3においては、トナー
の現像領域方向への搬送力は以下のようにして与えられ
る。容器3a内の磁性トナーは、撹拌部材4により現像
スリーブ1a方向に搬送され、永久磁石1bにより現像
スリーブ1aの表面に保持される。その際、現像スリー
ブ1aの表面近傍に存在する磁性トナーは、現像スリー
ブ1aの表面との摩擦により帯電され、帯電した磁性ト
ナーは、トナー自身の電荷による鏡映力により現像スリ
ーブ1a表面に保持され、これらの十分に帯電した磁性
トナーは帯電電荷量に依存する鏡映力と現像スリーブ1
aの表面の摩擦力とにより、現像スリーブ1aの回転に
伴う現像領域方向への搬送力を得る。
【0046】現像領域方向以外の搬送力は以下のように
して与えられる。現像スリーブ1aと現像剤規制体6a
との対向部に形成される現像剤規制部では、現像スリー
ブ1aから現像剤規制体6a方向へ行くほど磁束密度が
高くなっているため、現像スリーブ1aと現像剤規制体
6aとの間に存在する磁性トナーには、現像スリーブ1
aから現像剤規制体6a方向への磁気力が働く。
【0047】また、現像剤規制体6aを、現像スリーブ
1aと同方向である、図1の矢印b1方向に回転させる
ようにしているため、現像剤規制体6aの表面に磁気力
によって保持された帯電していない磁性トナーは、上記
磁界による力と現像剤規制体6aの表面との密接力によ
り、現像剤規制体6aから容器3a内の方向への搬送力
がが与えられて、現像剤規制体6aの回転に伴って帯電
していないトナーが容器3a内に搬送され、現像剤規制
体6aに当接されたスクレーパ5により現像剤規制体6
a上から掻き落とされて容器3aに戻されるようになっ
ている。
【0048】このとき、現像スリーブ1a、現像剤規制
体6aの各々の端部では、磁性シール部材7のエッジ部
A,B,Cへの磁力の集中がおき、各エッジ部A,B,
Cで磁性トナーがトナーチェーンを形成して磁気的に拘
束されてた状態となっている。各エッジ部A,B,Cに
拘束された磁性トナーは、現像スリーブ1aや現像剤規
制体6a表面の摩擦力と、搬送されてくる磁性トナーの
圧力とにより、トナーチェーンを形成していた磁性トナ
ーが現像スリーブ1aや現像剤規制体6aの磁性シール
部材7の位置の表面を帯状にコートしてトナーリングR
を形成する。
【0049】ところで、現像剤規制体6aの端部に帯状
にコートされるトナーリングRは、磁性シール部材7の
エッジ部Aから離れた後、磁性シール部材7のエッジ部
Aに設けられたサイドスクレープ部材8により、磁性ト
ナーのコートされる位置が、磁性シール部材7の現像剤
規制体側部7aの位置よりも現像剤規制体6aの回転軸
方向の中心側に移動させられることとなり、現像剤規制
体6aの回転により、現像剤規制体6aの端部をコート
しているトナーが、磁性シール部材7のエッジ部Bの位
置に移動したときに、エッジ部Bで現像スリーブ1aの
端部上に形成している磁性トナーのコート領域と重なり
合わないので、両コート領域が衝突せずにエッジ部Bを
通過する。エッジ部Bを通過したトナーは現像剤規制体
6aの回転に伴って、スクレーパ5の方向へ移動する。
【0050】これに対して、従来のサイドスクレープ部
材が設けられていない端部トナー漏れ防止部材である磁
性シール部材を用いた場合は、現像剤規制体に帯状にコ
ートされている磁性トナーが、磁性シール部材のエッジ
部に戻ってきた際に、現像スリーブと現像剤規制体との
対向部のエッジ部では、現像スリーブの回転に伴って、
現像スリーブの端部で磁性シール部材の現像スリーブ側
部が設けられた位置に現像剤規制体と同様に帯状に磁性
トナーがコートされる。
【0051】この現像スリーブに帯状にコートされた磁
性トナーと、現像剤規制体に帯状にコートされた磁性ト
ナーが、現像スリーブと現像剤規制体との対向部のエッ
ジ部で衝突し、その結果として衝突したエッジ部で磁性
シール部材の現像スリーブの端部側の側面にトナーが押
しやられてトナー漏れが生じてしまうのである。
【0052】上記のように、本実施形態においては、現
像スリーブ1aに帯状にコートされた磁性トナーと現像
剤規制体6aに帯状にコートされた磁性トナーがエッジ
部Bで衝突することがなく、現像容器の端部トナー漏れ
を、磁性トナーの磁化量、凝集度等にかかわらず防止す
ることが可能となる。
【0053】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図3により説明する。本実施形態は、第1の
実施形態のサイドスクレープ部材を、磁性シール部材の
端部に設ける代りに、現像剤を収容する容器の所定位置
に設けるようにしたものである。
【0054】図3に、第2の実施形態の磁性シール部材
の現像剤規制体側の端部とサイドスクレープ部材との位
置関係を示す概略説明図を示す。なお、現像装置の磁性
シール部材とサイドスクレープ部材以外の構成は第1の
実施形態と同様である。
【0055】本実施形態では、サイドスクレープ部材
8’は、磁性シール部材7’と接触することなく、現像
剤を収容する容器3aの側面に、現像剤規制体部材6a
の回転軸方向の直線とのなす角度αが40°となるよう
にして固定されているとともに、現像剤規制体6aの端
部から、磁性シール部材7’のエッジ部Aの近傍まで全
面にわたって現像剤規制体6aに接触している。また、
サイドスクレープ部材8’は、そのエッジ部が、磁性シ
ール部材7’の内側に1.0mmだけ入り込んだ状態に
配置できるように、その長さが調整されている。なお、
サイドスクレープ部材は、第1の実施形態と同様に、ウ
レタンシートで形成されている。
【0056】上記のように構成した場合、現像剤規制体
6aの端部から磁性シール部材7’までの範囲の現像剤
規制体6a表面にサイドスクレープ部材8が接触してい
るので、磁性シール部材7’による磁気拘束力が弱い磁
性トナーを用いた場合等により、磁性シール部材により
形成されるトナーリングRの幅が広くなっている場合で
も、形成されたトナーリングRをすべて所定の位置にず
らすことが可能となっている。
【0057】従って、磁性トナーの磁化量を低くした場
合等でも実施形態1と同様の効果があり、端部トナー漏
れを防止することが可能となる。
【0058】(第3の実施形態)本発明の第3の実施形
態を図4により説明する。本実施形態は、端部トナー漏
れ防止部材である磁性シール部材の現像剤規制体側部
が、現像剤担持体側部よりも現像剤規制体の回転軸方向
の中心側にずれて配置された状態で、現像剤規制体側部
と現像剤担持体側部とが連結されて磁性シール部材を構
成するようにしたものである。
【0059】図4に、第3の実施形態の磁性シール部材
の概略構成図を示す。なお、磁性シール部材以外の現像
装置の構成は第1の実施形態と同様である。また、現像
スリーブ1aと現像剤規制体6aとの対向部の間隔Wを
100μm〜2mmの範囲に設定し、磁性トナーは、重
量平均径が5μm以上、磁性トナーに内添される磁性体
の重量が磁性トナーの重量の10%以上の負帯電性トナ
ーを使用した。
【0060】図4に示すように、磁性シール部材10
は、現像剤規制体6aの端部に配置される断面略円弧状
の現像剤規制体側部10aが、現像スリーブ1aの端部
に配置される断面略円弧状の現像スリーブ側部10bよ
りもトナーコート領域側(現像剤規制体6aの回転軸方
向の中心側)に配置されているとともに、現像剤規制体
側部10aと現像スリーブ側部10bとの内端が連結さ
れて構成されている。なお、本実施形態では、現像剤規
制体側部10aと現像スリーブ側部10bとの幅は1.
5mmに形成されている本実施形態において、現像領域
方向への搬送力は第1の実施形態と同様に以下のように
して与えられる。容器3a内の磁性トナーは、撹拌部材
4により現像スリーブ1a方向に搬送され、永久磁石1
bにより現像スリーブ1aに保持される。その際に現像
スリーブ1aの表面近傍に存在する磁性トナーは、現像
スリーブ1a表面との摩擦により帯電され、帯電した磁
性トナーは、トナー自身の電荷による鏡映力により現像
スリーブ1a表面に保持され、これらの十分に帯電した
磁性トナーは帯電電荷量に依存する鏡映力と現像スリー
ブ1a表面の摩擦力により、現像スリーブ1aの回転に
伴う現像領域方向への搬送力を得る。
【0061】現像領域方向以外の搬送力は以下のように
して与えられる。現像スリーブ1aと現像剤規制体6a
との対向部に形成される現像剤規制部では、現像スリー
ブ1aから現像剤規制体6a方向へ行くほど磁束密度が
高くなっているため、現像スリーブ1aと現像剤規制体
6aとの間に存在する磁性トナーには、現像スリーブ1
aから現像剤規制体6a方向への磁気力が働く。
【0062】また、現像剤規制体6aを、現像スリーブ
1aと同方向に回転させるようにしているため、現像剤
規制体6aの表面に磁気力によって保持された帯電して
いない磁性トナーは、上記磁界による力と現像剤規制体
6aの表面との密接力により、現像剤規制体6aから容
器3a内の方向への搬送力がが与えられて、現像剤規制
体6aの回転に伴って帯電していないトナーが容器3a
内に搬送され、現像剤規制体6aに当接されたスクレー
パ5により現像剤規制体6a上から掻き落とされて容器
3aに戻されるようになっている。
【0063】このとき、現像スリーブ1a、現像剤規制
体6aの各々の端部では、磁性シール部材10のエッジ
部A,B,Cへの磁力の集中がおき、各エッジ部A,
B,Cで磁性トナーがトナーチェーンを形成して磁気的
に拘束されてた状態となっている。各エッジ部A,B,
Cに拘束された磁性トナーは、現像スリーブ1aや現像
剤規制体6a表面の摩擦力と、搬送されてくる磁性トナ
ーの圧力とにより、トナーチェーンを形成していた磁性
トナーが現像スリーブ1aや現像剤規制体6aの磁性シ
ール部材10の位置の表面を帯状にコートする。
【0064】現像剤規制体6aの表面を帯状にコートし
た磁性トナーは、現像剤規制体6aの回転に伴って現像
スリーブ1aと現像剤規制体6aの対向部に戻ってい
き、この対向部に配置された磁性シール部材7のエッジ
部Bで再度拘束される。
【0065】ところで、現像剤規制体6aの端部に帯状
にコートされた磁性トナーは、現像スリーブ1aと現像
剤規制体6aの対向部に移動してきた際に、エッジ部B
の現像剤規制体6aの回転軸方向の中心側で拘束される
こととなる。そのため、現像剤規制体6aの端部に帯状
にコートされた磁性トナーが現像スリーブ1aと現像剤
規制体6aの対向部に移動してきた場合に、磁性シール
部材10の現像スリーブ側部10bにより現像スリーブ
1aの端部にコートされる帯状の磁性トナーと衝突した
ときでも、現像剤規制体6aの端部にコートされている
帯状の磁性トナーが押しやられる方向は、現像剤規制体
6aの回転軸方向の中心側となり、磁性シール部材10
の現像スリーブ1a側の端部に漏れることはない。
【0066】これに対して、従来のサイドスクレープ部
材が設けられていない端部トナー漏れ防止部材である磁
性シール部材を用いた場合は、現像剤規制体に帯状にコ
ートされている磁性トナーが、磁性シール部材のエッジ
部に戻ってきた際に、現像スリーブと現像剤規制体との
対向部のエッジ部では、現像スリーブの回転に伴って、
現像スリーブの端部で磁性シール部材の現像スリーブ側
部が設けられた位置に現像剤規制体と同様に帯状に磁性
トナーがコートされる。
【0067】この現像スリーブに帯状にコートされた磁
性トナーと、現像剤規制体に帯状にコートされた磁性ト
ナーが、現像スリーブと現像剤規制体との対向部のエッ
ジ部で衝突し、その結果として衝突したエッジ部で磁性
シール部材の現像スリーブの端部側の側面にトナーが押
しやられてトナー漏れが生じてしまうのである。
【0068】上記のように、本実施形態では、現像容器
の端部トナー漏れを、磁性トナーの磁化量、凝集度等に
かかわらず防止することが可能になった。なお、本実施
形態の磁性シール部材の現像剤規制体側部の外端に、第
1の実施形態に記載されたサイドスクレープ部材を設け
て、現像剤規制体の端部に形成されるトナーリングの位
置を、現像剤規制体の回転軸方向の中心側にずらしよう
にしてもよいし、現像剤の容器の適宜位置にサイドスク
レープ部材を設け、本実施形態の磁性シール部材の現像
剤規制体の外端付近にサイドスクレープ部材のエッジが
配置されるようにしてもかまわない。
【0069】(第4の実施形態)本発明の第4の実施形
態を図5により説明する。本実施形態は、第3の実施形
態の磁性シール部材を構成する、現像剤規制体側部と現
像剤担持体側部とのそれぞれが、現像剤規制体の回転軸
方向に所定間隔を開けて独立して配置するようにしたも
のである。
【0070】図5に、第4の実施形態の磁性シール部材
の概略構成図を示す。なお、磁性シール部材以外の現像
装置の構成は第1の実施形態と同様である。
【0071】図5に示すように、磁性シール部材20
は、現像剤規制体6aの端部に配置される断面略円弧状
の現像剤規制体側部20aが、現像スリーブ1aの端部
に配置される断面略円弧状の現像スリーブ側部20bよ
りもトナーコート領域側(現像剤規制体6aの回転軸方
向の中心側)に配置されているとともに、現像剤規制体
側部20aと現像スリーブ側部20bとのそれぞれが、
現像剤規制体の回転軸方向に所定間隔を開けて独立して
配置されている。
【0072】具体的には、現像剤規制体側部20aと現
像スリーブ側部20bとの内端が隣接するように配置さ
れているとともに、現像剤規制体側部20aと現像スリ
ーブ側部20bとの間隔Fが、50〜300μmの間の
値となるように調整されている。なお、本実施形態で
は、現像剤規制体側部10aと現像スリーブ側部10b
との幅は1.5mmに形成されている上記構成の、現像
剤規制体側部と現像スリーブ側部を2つに分割した磁性
シール部材を用いた場合は、現像スリーブ1aと現像剤
規制体6aのそれぞれにコートされる帯状の磁性トナー
を完全に分離することが可能となり、磁性トナーの磁化
量を低くした場合等でも実施形態1と同様の効果があ
り、端部トナー漏れを防止することが可能となる。な
お、本実施形態の磁性シール部材の現像剤規制体側部の
外端に、第1の実施形態に記載されたサイドスクレープ
部材を設けて、現像剤規制体の端部に形成されるトナー
リングの位置を、現像剤規制体の回転軸方向の中心側に
ずらしようにしてもよいし、現像剤の容器の適宜位置に
サイドスクレープ部材を設け、本実施形態の磁性シール
部材の現像剤規制体の外端付近にサイドスクレープ部材
のエッジが配置されるようにしてもかまわない。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
1の発明によれば、現像剤規制体側の端部トナー漏れ防
止部材により現像剤規制体の端部表面に形成される磁性
トナーのコート領域と、現像剤担持体側の端部トナー漏
れ防止部材により現像剤担持体の端部表面に形成される
磁性トナーのコート領域とのそれぞれを、現像剤規制体
と現像剤担持体の対向部において重なり合わないように
形成することにより、現像剤担持体と現像剤規制体の対
向部で、それぞれのトナーリングが衝突しないので、現
像剤担持体と現像剤規制体の対向部で端部トナー漏れ防
止部材のトナーコート領域の外側にトナーが漏れること
がなく、現像剤担持体と現像剤規制体の端部からの内部
に永久磁石の存在しない領域の漏れが防止され、トナー
の磁化量や凝集度にかかわらず、端部からのトナー漏れ
を防止することが可能となった。その結果、容器の端部
トナー漏れを、磁性トナーの磁化量、凝集度等にかかわ
らず防止することが可能になった。
【0074】また、本出願にかかる第2の発明によれ
ば、端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体側、もしく
は、端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体側付近の容
器の内壁に設けられたサイドスクレープ部材により、現
像剤規制体の端部表面に形成される磁性トナーのコート
領域が現像剤規制体の回転軸方向の中心側にずれるの
で、現像剤規制体の端部のコート領域と、現像剤担持体
の端部のコート領域とが、現像剤規制体と現像剤担持体
の対向部において重なり合わないように形成して、形成
されたトナーリングを所定の位置にずらすことが可能と
なり、磁性トナーの磁化量を低くした場合等でも第1の
発明と同様の効果を得ることができ、容器の端部トナー
漏れを、磁性トナーの磁化量、凝集度等にかかわらず防
止することが可能になった。
【0075】また、本出願にかかる第3の発明によれ
ば、端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体側部が、現
像剤担持体側部よりも現像剤規制体の回転軸方向の中心
側にずれて配置されているので、現像剤規制体の端部表
面に形成される磁性トナーのコート領域が現像剤規制体
の回転軸方向の中心側にずらして形成することができ、
容器の端部トナー漏れを、磁性トナーの磁化量、凝集度
等にかかわらず防止することが可能になった。
【0076】また、本出願にかかる第4の発明によれ
ば、第3の発明に記載の端部トナー漏れ防止部材の、現
像剤規制体側部と現像剤担持体側部とのそれぞれが、現
像剤規制体の回転軸方向に所定間隔を開けて独立して配
置されているので、現像剤規制体と現像剤担持体とに形
成されるコート領域がそれぞれ独立して形成されるの
で、コートされる帯状の磁性トナーを完全に分離するこ
とができ、容器の端部トナー漏れを、磁性トナーの磁化
量、凝集度等にかかわらず防止することが可能になっ
た。
【0077】また、本出願にかかる第5の発明によれ
ば、現像剤担持体内部の現像剤規制体と対向する永久磁
石の磁極の磁束密度のピーク値に対して50%以上の値
を示す領域の幅よりも、現像剤規制体内部の現像剤担持
体と対向する磁極の磁束密度のピーク値に対して50%
以上の値を示す領域の幅が狭くなっているので、現像剤
規制体側の磁束密度が高くなり、帯電していないトナー
が確実に現像剤の容器内へ搬送されるので、良好な現像
を行うことができる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の現像装置を示す概略
構成図である。
【図2】磁性シール部材を示す斜視説明図(a)と、磁
性シール部材とサイドスクレープ部材との設置関係を示
す概略説明図(b)である。
【図3】磁性シール部材とサイドスクレープ部材との位
置関係を示す概略説明図である。
【図4】第3の実施形態の磁性シール部材の概略構成図
である。
【図5】第4の実施形態の磁性シール部材の概略構成図
である。
【図6】従来の磁性ブレードを用いた現像装置を示す概
略構成図である。
【図7】現像スリーブと磁性ブレードとの間に働く力を
示す概略説明図である。
【図8】磁性ブレードにトナーが穂を形成した状態を示
す概略説明図である。
【図9】従来の現像剤規制体を用いた現像装置を示す概
略構成図である。
【図10】従来の端部トナー漏れ防止部材を示す斜視説
明図である。
【符号の説明】
1a 現像スリーブ(現像剤担持体) 1b 永久磁石 3 現像装置 6a 現像剤規制体 6b 永久磁石 7 磁性シール部材(端部トナー漏れ防止部材) 8 サイドスクレープ部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体を含有する磁性トナーを含む現像
    剤と、現像剤を収容する容器と、現像剤を収容する容器
    に設けられた開口部に回転可能に配置され、現像剤をそ
    の表面に担持して静電潜像を現像する現像領域に搬送す
    る現像剤担持体と、現像剤担持体の内部に静止配置され
    た永久磁石と、少なくともその一部が磁力を有する部材
    で形成されるとともに現像剤担持体と対向する位置に回
    転可能に配置されて現像剤担持体上の現像剤の塗布量を
    規制する現像剤規制体と、磁性体で形成されるとともに
    現像剤担持体と現像剤規制体との端部の外周に沿って配
    置されて両者の端部からの現像剤の漏れを防止できる端
    部トナー漏れ防止部材とを有し、現像剤担持体と現像剤
    規制体とで形成される現像剤規制部で、磁性トナーに対
    して少なくとも2つ以上の互いに逆方向の搬送力を与
    え、各搬送力のうち少なくとも1つは現像領域方向に搬
    送する力で、その搬送力は、主にトナーの帯電電荷量に
    依存した力とするとともに、現像領域方向以外の方向へ
    の搬送力は、現像剤規制体から磁性トナーに対する磁力
    に依存する力とし、上記互いに逆方向の搬送力により帯
    電している磁性トナーを現像領域へ搬送できるようにし
    た現像装置において、現像剤規制体側の端部トナー漏れ
    防止部材により現像剤規制体の端部表面に形成される磁
    性トナーのコート領域と、現像剤担持体側の端部トナー
    漏れ防止部材により現像剤担持体の端部表面に形成され
    る磁性トナーのコート領域とのそれぞれが、現像剤規制
    体と現像剤担持体の対向部において重なり合わないよう
    に形成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体
    側で現像剤規制体の回転方向下流側の端部、もしくは、
    端部トナー漏れ防止部材の現像剤規制体側で現像剤規制
    体の回転方向下流側の端部付近の容器の内壁に、現像剤
    規制体の表面に当接して現像剤規制体の端部表面に形成
    される磁性トナーのコート領域を現像剤規制体の回転軸
    方向の中心側にずらすサイドスクレープ部材が設けられ
    ていることとする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 端部トナー漏れ防止部材は、その現像剤
    規制体側部が、現像剤担持体側部よりも現像剤規制体の
    回転軸方向の中心側にずれて配置されていることとする
    請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の端部トナー漏れ防止部
    材は、現像剤規制体側部と現像剤担持体側部とのそれぞ
    れが、現像剤規制体の回転軸方向に所定間隔を開けて独
    立して配置されていることとする現像装置。
  5. 【請求項5】 現像剤規制体内部には磁性体が固定配置
    され、上記磁性体に、少なくとも現像剤担持体と対向す
    る位置に磁極が配置され、現像剤担持体内部の現像剤規
    制体と対向する永久磁石の磁極の磁束密度のピーク値に
    対して50%以上の値を示す領域の幅よりも、現像剤規
    制体内部の現像剤担持体と対向する磁極の磁束密度のピ
    ーク値に対して50%以上の値を示す領域の幅が狭くな
    っていることとする請求項1から請求項4のうちいずれ
    か1つに記載の現像装置。
JP28625397A 1997-10-03 1997-10-03 現像装置 Pending JPH11109751A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28625397A JPH11109751A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 現像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28625397A JPH11109751A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11109751A true JPH11109751A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17701979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28625397A Pending JPH11109751A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 現像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11109751A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055609A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Canon Inc 画像形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055609A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Canon Inc 画像形成方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0384573A (ja) 現像装置
JP4154020B2 (ja) 現像装置
US6636717B2 (en) Developing device including first and second developer carrying devices with insufficiently-charged developer control feature
JP4143229B2 (ja) 現像装置
USRE38026E1 (en) Developing device having regulating rotary member for regulating toner amount
JPH0136944B2 (ja)
JP3129900B2 (ja) 画像形成装置
JPH11174835A (ja) 現像装置および画像形成装置
JPH09325617A (ja) 現像装置
JPH07152251A (ja) 画像形成装置
JPH11167285A (ja) 現像装置および画像形成装置
JPH09281803A (ja) 現像装置
JPS61151578A (ja) 現像装置
JP3103726B2 (ja) 現像装置
JP3054000B2 (ja) 現像装置
JP3124322B2 (ja) 現像装置
JPH07152245A (ja) 画像形成装置
JP3226697B2 (ja) 現像装置
JP3270663B2 (ja) 現像装置
JPH07152253A (ja) 画像形成装置
JPH04184462A (ja) 現像装置
JPH09211971A (ja) 現像装置
JPH0954501A (ja) 画像形成装置
JPH08211735A (ja) 現像装置
JPH07301994A (ja) 画像形成装置