JPH11110102A - キーボード並びにそれを用いたキー入力装置及びコンピュータ - Google Patents

キーボード並びにそれを用いたキー入力装置及びコンピュータ

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JPH11110102A
JPH11110102A JP9264031A JP26403197A JPH11110102A JP H11110102 A JPH11110102 A JP H11110102A JP 9264031 A JP9264031 A JP 9264031A JP 26403197 A JP26403197 A JP 26403197A JP H11110102 A JPH11110102 A JP H11110102A
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JP
Japan
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key
keyboard
operator
hinge
key top
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JP9264031A
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English (en)
Inventor
Manabu Uchisawa
学 内澤
Tadashi Hyono
匡 表野
Masaru Matsuyama
賢 松山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押し下げ操作により傾動動作を行う複数のキ
ートップを備えたキーボードにおいて、キーボード上の
配設位置に拘わらず良好なキー入力操作性を確保し、か
かるキーボードを用いたキー入力装置及びコンピュータ
を提供する。 【解決手段】 押し下げ操作により傾動動作を行う複数
のキートップ11を備えたキーボード10であって、各
キートップ11はヒンジ式のものであり、キーボード1
0上の機能キーKfを除く範囲のキーKA,KBについ
て、操作者の前後方向におけるホームポジションの中心
線Lhよりも遠い側のキーKAのキートップ11は操作
者から遠い一辺側にヒンジ15が設けられ、ホームポジ
ションの中心線Lhよりも操作者に近い側のキーKB
キートップ11は操作者に近い一辺側にヒンジ15が設
けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、押し下げ操作
(入力操作)により傾動動作を行う複数のキートップを
備えたキーボード並びにそれを用いたキー入力装置及び
コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータやワードプロセッサ
などのキー入力装置としては、キーボード上の各キート
ップを押し下げ操作して電気接点を閉じる際に、ガイド
機構やパンタグラフ機構を介してキートップ及びその下
方の接点押し部材を動作させるものが知られている。こ
れらガイド機構やパンタグラフ機構を利用したものの場
合には、キートップ上の何処を押し下げ操作しても、キ
ートップ下方の接点押し部材はほとんど傾くことなく略
水平姿勢を保ったままで押し下げられるように構成され
ており、入力操作時、キートップがいわゆる片押しされ
て当該キートップの中心から外れた部位に操作力が作用
した場合でも、電気接点を閉成させる際のキー入力操作
性が大きく損なわれることはない。
【0003】ところで、近年、特にノート型などの携帯
用のコンピュータ等についてより一層の小型軽量化、と
りわけ薄型化が求められており、その一環として、キー
入力装置についても、より一層薄くすることが要求され
ている。しかしながら、上記従来のガイド機構やパンタ
グラフ機構を利用したものの場合には、キートップと電
気接点との間にこれらの機構を設けるスペースが必要で
あるので、十分な薄型化を達成することは本来的に難し
い。そこで、例えば実開平6−38358号公報に示さ
れるように、キートップを周囲のフレーム部分に対しヒ
ンジを介して連結し、このヒンジとフレームとの連結部
を中心としてキートップを傾動動作させるようにするこ
とにより、キートップと電気接点との間のスペースを極
力小さくすることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このヒンジ式のものな
ど、入力操作によって傾動動作を行うキートップの場合
には、キー入力操作時の操作力が同じでも、その操作力
のキートップ上での作用位置によって当該キートップが
実際に受けるモーメントの大きさが異なる。つまり、キ
ートップの傾動動作の中心線(ヒンジ式のものにあって
は、ヒンジとフレームとの連結部であるヒンジ支点)に
近い側を押した場合にはキートップが受けるモーメント
の値は小さく、その反対側を押した場合にはキートップ
が受けるモーメントの値は大きくなる。しかしながら、
従来のキーボードでは、例えば図9に示すように、全て
のキートップ51のヒンジ55の位置がキートップ51
の上辺側あるいは下辺側など(図9の例では、キートッ
プ51の上辺側)に統一して設定されており、キーボー
ド50上における配設位置によってはキー入力操作性が
悪くなるという問題があった。
【0005】すなわち、キー入力操作を行う場合、操作
者は、意識して或いは無意識のうちに、自分に最も適し
たキーボード上の位置を選んで所謂ホームポジションを
定め、このホームポジションで両手をほぼ固定するよう
にして各指を働かせ、キーボード上の各キートップを押
し下げ操作するのが一般的であるが、この場合、例え
ば、操作者の前後方向について説明すれば、操作者から
遠い側(つまり、ホームポジションの中心線よりも遠い
側)のキーについては、キートップの中心部よりも手前
側を、また、操作者に近い側(つまり、ホームポジショ
ンの中心線よりも近い側)のキーについては、キートッ
プの中心部よりも遠い側を押す傾向がある。また、左右
方向についても、操作者の左右方向における中心から左
方に離れた側のキーについては、キートップの中心部よ
りも右側を、また、右方に離れた側のキーについてはキ
ートップの中心部よりも左側を押す傾向が強い。特に、
入力操作が所謂ブラインドタッチ等で非常に高速で行わ
れる場合には、これらの片押し傾向が一層顕著に現れ
る。
【0006】したがって、各キーのキーボード上におけ
る配設位置とは無関係に、全てのキートップのヒンジ位
置がキートップの上辺側あるいは下辺側などに統一して
設定されていた従来では、各キーの入力操作性は不可避
的に当該キーのキーボード上における配設位置の影響を
大きく受け、この配設位置によっては良好なキー入力操
作性を確保することが難しくなるのである。なお、キー
ボード上に配置されるキーのうち、特殊な機能を持たせ
た、所謂、機能キー(ファンクションキー)の場合に
は、操作頻度が低く、また、ホームポジションのままで
操作されることはまず無いので、原則的には、その入力
操作性に対するキーの位置の影響を特に考慮する必要は
ない。
【0007】この発明は、上記技術的課題に鑑みてなさ
れたもので、押し下げ操作により傾動動作を行う複数の
キートップを備えたキーボードにおいて、キーボード上
の配設位置に拘わらず良好なキー入力操作性を確保する
ことを目的とし、また、かかるキーボードを用いたキー
入力装置及びコンピュータを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本願の第1の
発明は、押し下げ操作により傾動動作を行う複数のキー
トップを備えたキーボードであって、上記各キートップ
の傾動動作の中心線の位置が、上記キーボード上におけ
る当該キーの配設位置に応じて設定されていることを特
徴としたものである。
【0009】また、本願の第2の発明は、上記第1の発
明において、上記キーボード上の少なくとも所定範囲の
キーについて、操作者の前後方向における遠い側のキー
のキートップは操作者から遠い一辺側に傾動動作の中心
線が設定され、操作者に近い側のキーのキートップは操
作者に近い一辺側に傾動動作の中心線が設定されている
ことを特徴としたものである。
【0010】更に、本願の第3の発明は、上記第2の発
明において、上記キーボード上の少なくとも所定範囲の
キーについて、上記各キートップはそれぞれヒンジを介
してキーボードのフレームに連結されており、操作者の
前後方向における遠い側のキーのキートップは操作者か
ら遠い一辺側にヒンジが設けられ、操作者に近い側のキ
ーのキートップは操作者に近い一辺側にヒンジが設けら
れていることを特徴としたものである。
【0011】また更に、本願の第4の発明は、上記第1
の発明において、操作者の左右方向における中心から離
れた左右の所定範囲のキーについて、左側の所定範囲の
キーのキートップはその左辺側に傾動動作の中心線が設
定され、右側の所定範囲のキーのキートップはその右辺
側に傾動動作の中心線が設定されていることを特徴とし
たものである。
【0012】また更に、本願の第5の発明は、上記第4
の発明において、上記各キートップはそれぞれヒンジを
介してキーボードのフレームに連結されており、操作者
の左右方向における中心から離れた左右の所定範囲のキ
ーについて、左側の所定範囲のキーのキートップはその
左辺側にヒンジが設けられ、右側の所定範囲のキーのキ
ートップはその右辺側にヒンジが設けられていることを
特徴としたものである。
【0013】また更に、本願の第6の発明は、複数のキ
ートップを備えたキーボードと、各キートップに対応し
て設けられた電気接点と、該電気接点と上記キートップ
との間に配設された接点押し部材とを備え、上記キート
ップの押し下げ操作によって該キートップが傾動動作を
行うことにより、上記接点押し部材を介して上記電気接
点が閉じられるようにしたキー入力装置であって、上記
キーボードに、上記第1〜第5のいずれか一の発明に係
るキーボードが用いられていることを特徴としたもので
ある。
【0014】また更に、本願の第7の発明は、コンピュ
ータとして、上記第6の発明に係るキー入力装置を備え
たことを特徴としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態を、添付図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形
態1に係るコンピュータ1の一例を示す斜視図である。
この図に示すように、上記コンピュータ1は例えば携帯
用ノート型のもので、本体部の筺体2に対して蓋体4が
開閉可能に設けられ、上記本体部筺体2にキー入力装置
3が設けられる一方、蓋体4には例えば液晶パネルを備
えた表示部5が設けられている。上記キー入力装置3
は、図2から良く分かるように、補強板7とメンブレン
スイッチシート8とクリックラバー9とキーボード10
とを順に重ねて、例えば接着剤を用いて相互に固定する
ことにより一体的に形成されている。
【0016】上記補強板7は、例えば金属製で、本体部
筺体2の上側に取り付けられ、キー入力装置3に加えら
れるキー操作力に対する補強作用をなすものである。本
実施の形態では、この補強板7として、例えば、厚さ
0.8[mm]のアルミニウム製の板材を用いた。ま
た、上記メンブレンスイッチシート8は、具体的には図
示しなかったが、従来から良く知られているものと同様
の断面構造を有するもので、上下2枚の電極シートの間
に、キートップ11の下方に対応する部分を除いて電気
絶縁層でなるスペーサを介装したもので、キートップ1
1を押し下げ操作することにより、以下に述べるクリッ
クラバー9を介して、上側(可動側)の電極シートが補
強板7上に支持された下側(固定側)の電極シートに対
して押し付けられ、両電極の接点間が導通するようにな
っている。
【0017】上記クリックラバー9は、キートップ11
の下方(電気接点との間)に配設され、後でより詳しく
説明するように、キートップ11が押し下げ操作された
際に、上記上側(可動側)の電極シートを下側(固定
側)の電極シートに対して押し付けて電気接点を閉成さ
せる接点押し部材をなすとともに、キートップ11の押
し下げ操作に一種の節度感(クリック感)を付与するた
めのもので、その各凸状部分9a上に各キートップ11
が位置する。
【0018】また、上記キーボード10は、キー入力操
作に必要とされる文字,数字,記号等のキーシンボルに
各々対応した操作キーや、特殊な機能を持たせた、所
謂、機能キー(ファンクションキー)などが並べられた
もので、本実施の形態では、より好ましくは、全てのキ
ートップ11がフレーム部分12と共に一体成形されて
いる。また、上記メンブレンシート8及びクリックラバ
ー9も、それぞれキーボード10と略同じ大きさで、そ
れぞれが一体成形されている。なお、上記キーボード1
0の上側に、そのフレーム部分12のみを覆うカバーシ
ートSc(化粧シート)を重ねて配置するようにしても
良い。
【0019】図3および図4に示すように、各キートッ
プ11は、平面視で例えば略矩形状に形成され、フレー
ム部12にそれぞれ対応して形成された略矩形状の開口
部13内に位置している。本実施の形態では、各キート
ップ11は、所謂ヒンジ式のもので、その所定の1辺
(図3の例では上辺)の両端近傍が、所定の幅および厚
さの略直線状に伸びるヒンジ部15を介して上記フレー
ム部12に対して連結されており、押し下げ操作される
ことにより、図5から良く分かるように、上記ヒンジ部
15のフレーム部12に対する固定部15aを支点とし
て下方に向かって回動し、操作キーとしての屈曲動作を
行うようになっている。
【0020】すなわち、キートップ11を押し下げ操作
すると、当該キートップ11は、平面視(図3参照)に
おいてヒンジ部15のフレーム部12に対する固定部1
5aで形成される直線Lc(図3に示されるようにヒン
ジ部15が複数(2つ)ある場合には、複数(2つ)の
固定部15aを結んで形成される直線Lc)を中心とし
て傾動動作を行うことになる。このように、キートップ
11を周囲のフレーム部分12に対しヒンジ15を介し
て連結し、このヒンジ15とフレーム12との連結部
(固定部15a)を中心としてキートップ11を傾動動
作させるようにすることにより、キートップ11と電気
接点との間のスペースを極力小さくし、キー入力装置3
のより薄型化を達成することができる。
【0021】なお、このキー入力操作時、キートップ1
1の回動動作は、ヒンジ部15が連結された一辺側の基
部11sの下面がクリックラバー9に当て止められるこ
とによって規制される。つまり、上記一辺側の基部11
sとクリックラバー9とでストッパ機構が形成されてい
る。上記のようにキートップ11を押し下げてキー入力
操作した際には、キー入力操作に伴う一種の節度感とし
てのクリック感が求められるが、このクリック感は、キ
ートップ11の押し下げ操作の進行に伴って操作荷重が
増し、ある限界値に達すると、クリックラバー9の凸部
9aを形成している側壁部分に座屈が生じることによっ
て得られるものである。つまり、この側壁部分の座屈現
象により急に大きな撓みが生じて操作荷重が低下する
が、この急激な操作荷重の低下が操作フィーリングに一
種の節度感としてのクリック感を与えるのである。
【0022】また、上記キーボード10は、好ましく
は、全てのキートップ11について、各キートップ11
とヒンジ部15とフレーム部12とは、所定のプラスチ
ック材料を用い一体物として成形されている。このプラ
スチック材料としては、例えばABS(アクリロニトリ
ル・ブタジエン・スチレン)樹脂を用いた。更に、上記
クリックラバー9の材料としては、例えば硬度(ショア
硬さ)が50度程度のシリコンゴムを用いた。そして、
このクリックラバー9と上記キーボード10との接着
(具体的にはキーボード10のフレーム部12の下面と
クリックラバー9の上面との接着)には、例えば、両面
粘着テープ(例えば、日東電工株式会社製No.530
2A)を適用した。あるいは、熱かしめによって組み立
てることも可能である。なお、上記キーボード10上に
配置される各キーは、その用途等に応じてキートップの
形状および大きさが他と異なるものがあるが、キートッ
プの構造は基本的に同じであるので、以下の説明では、
キーの違いに拘わらず各キートップ及びその構成につい
ては、図3〜図5で示した符号を用いて説明することと
する。
【0023】本実施の形態では、上記各キートップ11
の傾動動作の中心線Lcの位置が、キーボード10上に
おける当該キーの配設位置に応じて設定されている。具
体的には、図6に詳しく示すように、キーボード10上
の少なくとも所定範囲のキーについて、操作者の前後方
向(図6における上下方向)における遠い側(図6の例
では上側)のキーKAのキートップ11は操作者から遠
い一辺側に傾動動作の中心線Lcが設定され、操作者に
近い側(図6の例では下側)のキーKBのキートップ1
1は操作者に近い一辺側に傾動動作の中心線Lcが設定
されている。
【0024】すなわち、操作者がキー入力操作を行う際
の所謂ホームポジションを想定し、このホームポジショ
ンの前後方向(図6における上下方向)における中心線
Lhを基準として、これよりも操作者から遠い側(上
側)のキーKAのキートップ11については、操作者か
ら遠い一辺側(上辺側)にヒンジ15が設けられ、従っ
て、キートップ11の傾動動作の中心線Lcが操作者か
ら遠い一辺側(上辺側)に位置している。また、上記中
心線Lhよりも操作者に近い側(下側)のキーKBのキ
ートップ11については、操作者に近い一辺側(下辺
側)にヒンジ15が設けられ、従って、キートップ11
の傾動動作の中心線Lcが操作者に近い一辺側(下辺
側)に位置している。
【0025】尚、本実施の形態では、キーボード10上
に配置されるキーのうち、特殊な機能を持たせた、所
謂、機能キーKf(ファンクションキー)は、操作者か
ら最も遠い側の一列に配置されており、これら機能キー
Kfについても、操作者から遠い一辺側(上辺側)にヒ
ンジ15が設けられている。しかしながら、これら機能
キーKfについては、操作頻度が低く、また、ホームポ
ジションのままで操作されることはまず無いので、原則
的には、その入力操作性に対するキーの位置の影響を特
に考慮する必要は余りない。従って、これら機能キーK
fについては、そのヒンジ15の取付位置は上記図6の
例に限定されるものではない。
【0026】以上、説明したように、本実施の形態によ
れば、各キートップ11の傾動動作の中心線Lcの位置
が、キーボード10上における当該キーの配設位置に応
じて設定されているので、全てのキーについて、その配
設位置に起因する入力操作時の片押し傾向に対応した最
良のキー入力操作性が得られるように設定することが可
能になる。すなわち、従来、全てのキートップの傾動動
作の中心線の位置がキートップの上辺側あるいは下辺側
などに統一して設定されていた場合に比べて、キーボー
ド10上における配設位置の影響を有効に回避し、良好
なキー入力操作性を確保することができるのである。
【0027】特に、上記キーボード10上の少なくとも
所定範囲のキーKA,KBについて、つまり、例えば機能
キーKfなどの操作頻度の低い特別なキーを除いた所定
範囲のキーについて、操作者の前後方向における遠い側
(つまり、ホームポジションの中心線Lhよりも遠い
側)のキーKAのキートップ11は操作者から遠い一辺
側に傾動動作の中心線Lcが設定され、操作者の前後方
向における近い側(つまり、ホームポジションの中心線
Lhよりも近い側)のキーKBのキートップは操作者に
近い一辺側に傾動動作の中心線Lcが設定されているの
で、操作者の前後方向について、上記ホームポジション
の中心線Lhを基準として、当該操作者からそれよりも
遠い側のキーKAについては、キートップ11の中心部
よりも手前側を、また、操作者に近い側のキーKBにつ
いては、キートップ11の中心部よりも遠い側を押す傾
向が強いという、入力操作時の片押し傾向に対応して、
各キーのKA,KBキーボード10上における配設位置の
影響を有効に回避し、良好なキー入力操作性を確保する
ことができる。
【0028】また、特に、本実施の形態では、各キート
ップ11はそれぞれヒンジ15を介してキーボード10
のフレーム12に連結された所謂ヒンジ式のものであ
り、上記ホームポジションの中心線Lhを基準として、
操作者の前後方向における遠い側のキーKAのキートッ
プ11は操作者から遠い一辺側にヒンジ15が設けら
れ、操作者に近い側のキーKBのキートップ11は操作
者に近い一辺側にヒンジ15が設けられているので、ヒ
ンジ式のキートップ11を備えたキーボード10におい
て、操作者の前後方向についてのキーボード10上の配
設位置の影響を有効に回避し、良好なキー入力操作性を
確保することができるのである。
【0029】更に、本実施の形態に係るキー入力装置3
によれば、キートップ11をヒンジ式のものとし、この
ような押し下げ操作により傾動動作を行うキートップ1
1を備えたキーボード10を用いたことにより、キー入
力装置3として、従来のガイド機構やパンタグラフ機構
を利用したものに比して、キートップ11の下方(つま
り電気接点との間)をコンパクト化することができ、よ
り薄型化されたキー入力装置3を得ることができる。ま
た、更に、このキー入力装置3を用いて携帯用のコンピ
ュータ1(図1参照)を組み立てることにより、コンピ
ュータとしてのより一層の薄型化を図ることができる。
【0030】実施の形態2.次に、本発明の実施の形態
2について説明する。尚、以下の説明において、上記実
施の形態1における場合と同じものには同一の符号を付
し、それ以上の説明は省略する。図7に示すように、本
実施の形態に係るキーボード20では、操作者の左右方
向(図7の左右方向)における中心から離れた左右の所
定範囲SL,SRのキーKL,KRについて、左側の所定範囲
L(仮想線L1よりも左側の範囲)のキーKLのキート
ップ11はその左辺側に傾動動作の中心線Lcが設定さ
れ、右側の所定範囲SR(仮想線L2よりも右側の範
囲)のキーKRのキートップ11はその右辺側に傾動動
作の中心線Lcが設定されている。
【0031】すなわち、機能キーKfを除いて、操作者
の左右方向における中心から離れた左側の所定範囲SL
のキーKLのキートップ11はその左辺側にヒンジ15
が設けられ(つまり、その傾動動作の中心線Lcが左辺
側に設定され)、右側の所定範囲SRのキーKRのキート
ップ11はその右辺側にヒンジ15が設けられ(つま
り、その傾動動作の中心線Lcが右辺側に設定され)て
いる。尚、上記左右の所定範囲SL,SRは、例えば、操
作者がその両手をホームポジションに置いてキー操作を
行う場合に、左右の手の小指あるいは薬指でキーが押し
下げ操作される範囲にほぼ対応して定められる。また、
上記所定範囲SL,SR以外の領域にあるキーについて
は、例えば、ヒンジ部15が全て上辺側に設けられてい
る。
【0032】以上のように、本実施の形態によれば、操
作者の左右方向における中心から離れた左右の所定範囲
L,SRのキーKL,KRについて、左側の所定範囲SL
キーKLのキートップ11はその左辺側に傾動動作の中
心線Lcが設定され、右側の所定範囲SRのキーKRのキ
ートップ11はその右辺側に傾動動作の中心線Lcが設
定されているので、操作者の左右方向について、左方に
離れた側のキーKLについてはキートップ11の中心部
よりも右側を、また、右方に離れた側のキーKRについ
てはキートップ11の中心部よりも左側を押す傾向が強
いという、入力操作時の片押し傾向に対応して、キーボ
ード20上における配設位置の影響を有効に回避し、良
好なキー入力操作性を確保することができるのである。
【0033】特に、本実施の形態では、各キートップ1
1はそれぞれヒンジ15を介してキーボード20のフレ
ーム12に連結された所謂ヒンジ式のものであり、操作
者の左右方向における中心から離れた左右の所定範囲S
L,SRのキーKL,KRについて、左側の所定範囲SLのキ
ーKLのキートップ11はその左辺側にヒンジ15が設
けられ、右側の所定範囲SRのキーKRのキートップ11
はその右辺側にヒンジ15が設けられているので、ヒン
ジ式のキートップ11を備えたキーボード20におい
て、従来、全てのキートップのヒンジがキートップの上
辺側あるいは下辺側などに統一して設けられていた場合
に比べて、操作者の左右方向についてのキーボード20
上の配設位置の影響を有効に回避し、良好なキー入力操
作性を確保することができる。
【0034】実施の形態3.次に、本発明の実施の形態
3について説明する。図8に示すように、本実施の形態
に係るキーボード30では、実施の形態2における場合
と同様に、機能キーKfを除いて、操作者の左右方向に
おける中心から離れた左側の所定範囲SLのキーKLのキ
ートップ11はその左辺側にヒンジ15が設けられ(つ
まり、その傾動動作の中心線Lcが左辺側に設定さ
れ)、右側の所定範囲SRのキーKRのキートップ11は
その右辺側にヒンジ15が設けられ(つまり、その傾動
動作の中心線Lcが右辺側に設定され)ている。尚、上
記左右の所定範囲SL,SRは、例えば、操作者がその両
手をホームポジションに置いてキー操作を行う場合に、
左右の手の小指あるいは薬指でキーが押し下げ操作され
る範囲にほぼ対応して定められる。
【0035】しかも、上記キーボード30では、上記の
ように操作者の左右方向についてだけでなく、その前後
方向についても、機能キーKfの配置領域と上記左右の
所定範囲SL,SRとを除いた範囲において、上記実施の
形態1における場合と同様に、ホームポジションの中心
線Lhも操作者から遠い側(上側)のキーKA'のキート
ップ11については、操作者から遠い一辺側(上辺側)
にヒンジ15が設けられ(つまり、その傾動動作の中心
線Lcが操作者から遠い一辺側に設定され)、上記中心
線Lhよりも操作者に近い側(下側)のキーKB'のキー
トップ11については、操作者に近い一辺側(下辺側)
にヒンジ15が設けられ(つまり、その傾動動作の中心
線Lcが操作者に近い一辺側に設定され)ている。
【0036】従って、キーボード30の各キーの配設位
置に起因する片押し傾向に対して、上記実施の形態2と
実施の形態1における各効果を併せた効果を奏すること
ができる。すなわち、操作者の左右方向について、左方
に離れた側のキーKLについてはキートップ11の中心
部よりも右側を、また、右方に離れた側のキーKRにつ
いてはキートップ11の中心部よりも左側を押す傾向が
強いという、入力操作時の片押し傾向に対応して、キー
ボード30上における配設位置の影響を有効に回避する
ことができ、かつ、操作者の前後方向についても、上記
ホームポジションの中心線Lhを基準として、当該操作
者からそれよりも遠い側のキーKA'については、キート
ップ11の中心部よりも手前側を、また、操作者に近い
側のキーKB'については、キートップ11の中心部より
も遠い側を押す傾向が強いという、入力操作時の片押し
傾向に対応して、各キーのKA',KB'キーボード10上
における配設位置の影響を有効に回避することができ
る。従って、操作者の前後方向および左右方向につい
て、良好なキー入力操作性を確保することができるので
ある。
【0037】尚、上記各実施の形態では、いずれも、キ
ートップ11は所謂ヒンジ式のものであったが、本発明
は係るタイプに限定されるものではなく、押し下げ操作
により傾動動作を行うものであれば、他の形式のキート
ップを備えたキーボードに対しても有効に適用すること
ができる。このように、本発明は、以上の実施態様に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の改良あるいは設計上の変更が可能であるこ
とは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本願の請求項1の発明に
よれば、各キートップの傾動動作の中心線の位置が、上
記キーボード上における当該キーの配設位置に応じて設
定されているので、全てのキーについて、その配設位置
に起因する入力操作時の片押し傾向に対応した最良のキ
ー入力操作性が得られるように設定することが可能にな
る。すなわち、従来、全てのキートップの傾動動作の中
心線の位置がキートップの上辺側あるいは下辺側などに
統一して設定されていた場合に比べて、キーボード上に
おける配設位置の影響を有効に回避し、良好なキー入力
操作性を確保することができるようになる。
【0039】また、本願の請求項2の発明によれば、基
本的には、上記請求項1の発明と同様の効果を奏するこ
とができ、特に、上記キーボード上の少なくとも所定範
囲のキーについて、つまり、例えば機能キーなどの操作
頻度の低い特別なキーを除いた所定範囲のキーについ
て、操作者の前後方向における遠い側のキーのキートッ
プは操作者から遠い一辺側に傾動動作の中心線が設定さ
れ、操作者に近い側のキーのキートップは操作者に近い
一辺側に傾動動作の中心線が設定されているので、操作
者の前後方向について、当該操作者から遠い側(つま
り、ホームポジションの中心線よりも遠い側)のキーに
ついては、キートップの中心部よりも手前側を、また、
操作者に近い側(つまり、ホームポジションの中心線よ
りも近い側)のキーについては、キートップの中心部よ
りも遠い側を押す傾向が強いという、入力操作時の片押
し傾向に対応して、各キーのキーボード上における配設
位置の影響を有効に回避し、良好なキー入力操作性を確
保することができる。
【0040】更に、本願の請求項3の発明によれば、基
本的には、上記請求項2の発明と同様の効果を奏するこ
とができる。特に、上記キーボード上の少なくとも所定
範囲のキーについて、各キートップはそれぞれヒンジを
介してキーボードのフレームに連結された所謂ヒンジ式
のものであり、操作者の前後方向における遠い側のキー
のキートップは操作者から遠い一辺側にヒンジが設けら
れ、操作者に近い側のキーのキートップは操作者に近い
一辺側にヒンジが設けられているので、ヒンジ式のキー
トップを備えたキーボードにおいて、操作者の前後方向
についてのキーボード上の配設位置の影響を有効に回避
し、良好なキー入力操作性を確保することができる。
【0041】また更に、本願の請求項4の発明によれ
ば、基本的には、上記請求項1の発明と同様の効果を奏
することができる。特に、操作者の左右方向における中
心から離れた左右の所定範囲のキーについて、左側の所
定範囲のキーのキートップはその左辺側に傾動動作の中
心線が設定され、右側の所定範囲のキーのキートップは
その右辺側に傾動動作の中心線が設定されているので、
操作者の左右方向について、左方に離れた側のキーにつ
いてはキートップの中心部よりも右側を、また、右方に
離れた側のキーについてはキートップの中心部よりも左
側を押す傾向が強いという、入力操作時の片押し傾向に
対応して、キーボード上における配設位置の影響を有効
に回避し、良好なキー入力操作性を確保することができ
る。
【0042】また更に、本願の請求項5の発明によれ
ば、基本的には、上記請求項4の発明と同様の効果を奏
することができる。特に、各キートップはそれぞれヒン
ジを介してキーボードのフレームに連結された所謂ヒン
ジ式のものであり、操作者の左右方向における中心から
離れた左右の所定範囲のキーについて、左側の所定範囲
のキーのキートップはその左辺側にヒンジが設けられ、
右側の所定範囲のキーのキートップはその右辺側にヒン
ジが設けられているので、ヒンジ式のキートップを備え
たキーボードにおいて、操作者の左右方向についてのキ
ーボード上の配設位置の影響を有効に回避し、良好なキ
ー入力操作性を確保することができる。
【0043】また更に、本願の請求項6の発明によれ
ば、キー入力装置に組み込まれるキーボードについて、
上記請求項1〜請求項5の発明のいずれか一と同様の効
果を奏することができ、その上で、押し下げ操作により
傾動動作を行う複数のキートップを備えたことにより、
キー入力装置として、従来のガイド機構やパンタグラフ
機構を利用したものに比して、キートップの下方(つま
り電気接点との間)をコンパクト化することができ、キ
ー入力装置のより一層の薄型化を図ることが可能にな
る。
【0044】また更に、本願の第7の発明によれば、コ
ンピュータに組み込まれるキー入力装置について、上記
請求項6の発明と同様の効果を奏することができ、その
上で、コンピュータとしてのより一層の薄型化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るコンピュータの
一例を示す斜視図である。
【図2】 上記実施の形態1に係るコンピュータのキー
入力装置の構成を示す分解斜視図である。
【図3】 上記実施の形態1に係るキートップの平面説
明図である。
【図4】 図3のIV−IV線に沿った縦断面説明図であ
る。
【図5】 上記実施の形態1に係るキートップの押し下
げ操作状態を示す縦断面説明図である。
【図6】 上記実施の形態1に係るキーボードの平面説
明図である。
【図7】 本発明の実施の形態2に係る実施の形態2に
係るキーボードの平面説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態3に係るキーボードの平
面説明図である。
【図9】 従来例に係るキーボードの平面説明図であ
る。
【符号の説明】
1 コンピュータ、3 キー入力装置、8 メンブレン
スイッチシート(電気接点)、9 クリックラバー(接
点押し部材)、10、20、30 キーボード、11
キートップ、12 フレーム部、15 ヒンジ部、
A、KA' 操作者から遠い側のキー、KB、KB' 操作
者に近い側のキー、KL 左側の所定範囲のキー、KR
右側の所定範囲のキー、Lc 傾動動作の中心線、SL
左側の所定範囲、SR 右側の所定範囲。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押し下げ操作により傾動動作を行う複数
    のキートップを備えたキーボードであって、 上記各キートップの傾動動作の中心線の位置が、上記キ
    ーボード上における当該キーの配設位置に応じて設定さ
    れていることを特徴とするキーボード。
  2. 【請求項2】 上記キーボード上の少なくとも所定範囲
    のキーについて、操作者の前後方向における遠い側のキ
    ーのキートップは操作者から遠い一辺側に傾動動作の中
    心線が設定され、操作者に近い側のキーのキートップは
    操作者に近い一辺側に傾動動作の中心線が設定されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のキーボード。
  3. 【請求項3】 上記キーボード上の少なくとも所定範囲
    のキーについて、上記各キートップはそれぞれヒンジを
    介してキーボードのフレームに連結されており、操作者
    の前後方向における遠い側のキーのキートップは操作者
    から遠い一辺側にヒンジが設けられ、操作者に近い側の
    キーのキートップは操作者に近い一辺側にヒンジが設け
    られていることを特徴とする請求項2記載のキーボー
    ド。
  4. 【請求項4】 操作者の左右方向における中心から離れ
    た左右の所定範囲のキーについて、左側の所定範囲のキ
    ーのキートップはその左辺側に傾動動作の中心線が設定
    され、右側の所定範囲のキーのキートップはその右辺側
    に傾動動作の中心線が設定されていることを特徴とする
    請求項1記載のキーボード。
  5. 【請求項5】 上記各キートップはそれぞれヒンジを介
    してキーボードのフレームに連結されており、操作者の
    左右方向における中心から離れた左右の所定範囲のキー
    について、左側の所定範囲のキーのキートップはその左
    辺側にヒンジが設けられ、右側の所定範囲のキーのキー
    トップはその右辺側にヒンジが設けられていることを特
    徴とする請求項4記載のキーボード。
  6. 【請求項6】 複数のキートップを備えたキーボード
    と、各キートップに対応して設けられた電気接点と、該
    電気接点と上記キートップとの間に配設された接点押し
    部材とを備え、上記キートップの押し下げ操作によって
    該キートップが傾動動作を行うことにより、上記接点押
    し部材を介して上記電気接点が閉じられるようにしたキ
    ー入力装置であって、 上記キーボードに、請求項1〜請求項5のいずれか一に
    記載されたキーボードが用いられていることを特徴とす
    るキー入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載されたキー入力装置を備
    えたことを特徴とするコンピュータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009075982A (ja) * 2007-09-21 2009-04-09 Minebea Co Ltd キーボード装置、電子機器及びキーボード装置の製造方法
JP2014534547A (ja) * 2011-12-21 2014-12-18 アップル インコーポレイテッド 接合キーボード及びその作製方法
JP5890923B1 (ja) * 2015-02-12 2016-03-22 新巨企業股▲ふん▼有限公司 薄型キーボードのコマンドトリガ構成
JP2016148986A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 新巨企業股▲ふん▼有限公司 薄型キーボードの押圧構成

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