JPH11110351A - 状態遷移制御方法 - Google Patents
状態遷移制御方法Info
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- JPH11110351A JPH11110351A JP9275524A JP27552497A JPH11110351A JP H11110351 A JPH11110351 A JP H11110351A JP 9275524 A JP9275524 A JP 9275524A JP 27552497 A JP27552497 A JP 27552497A JP H11110351 A JPH11110351 A JP H11110351A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】計算機を用いた業務処理システムを簡単かつ安
価に開発するため,従来の業務処理システムを変更する
ことなく,外部からその状態遷移を制御することで,こ
れを利用して新たな業務処理システムを実現可能とする
こと。 【解決手段】制御対象装置をある状態から他のある状態
に遷移させるときの外部からの操作を定義する状態遷移
表を記憶し,到達目標の状態への遷移経路を探索して自
動的に遷移を制御する。また順に遷移させるときの一連
の遷移の順序を定義する順序遷移表を記憶し,この順序
通りに遷移を制御する。またエラーが発生したときの対
処となる操作を定義する遷移エラー表を記憶し,エラー
状態の検出と回復操作を行なう。
価に開発するため,従来の業務処理システムを変更する
ことなく,外部からその状態遷移を制御することで,こ
れを利用して新たな業務処理システムを実現可能とする
こと。 【解決手段】制御対象装置をある状態から他のある状態
に遷移させるときの外部からの操作を定義する状態遷移
表を記憶し,到達目標の状態への遷移経路を探索して自
動的に遷移を制御する。また順に遷移させるときの一連
の遷移の順序を定義する順序遷移表を記憶し,この順序
通りに遷移を制御する。またエラーが発生したときの対
処となる操作を定義する遷移エラー表を記憶し,エラー
状態の検出と回復操作を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ホスト計算機(汎
用計算機,メインフレーム計算機とも呼ばれる)やパソ
コやワークステーションやネットワークコンピュータを
用いた業務処理システムに関し,特に従来の業務処理シ
ステムを変更することなく,外部からその状態遷移を制
御することで,従来の業務処理システムを利用して新た
な業務処理システムを実現可能とする状態遷移制御方法
に関する。
用計算機,メインフレーム計算機とも呼ばれる)やパソ
コやワークステーションやネットワークコンピュータを
用いた業務処理システムに関し,特に従来の業務処理シ
ステムを変更することなく,外部からその状態遷移を制
御することで,従来の業務処理システムを利用して新た
な業務処理システムを実現可能とする状態遷移制御方法
に関する。
【0002】さらに本発明の望ましい態様によれば,イ
ンタネット上のWWW(WorldWide Webの
略)に用いられるWWWブラウザとサーバとホスト計算
機とを通信手段を介して接続し,サーバ上にホスト計算
機上のオンライン業務処理システムの状態遷移を制御す
る状態遷移制御手段と,新たなオンライン業務画面をW
WWブラウザに表示するUI制御手段とを設けること
で,WWWブラウザから操作して用いる新たな業務処理
システムを実現可能とする状態遷移制御方法に関する。
ンタネット上のWWW(WorldWide Webの
略)に用いられるWWWブラウザとサーバとホスト計算
機とを通信手段を介して接続し,サーバ上にホスト計算
機上のオンライン業務処理システムの状態遷移を制御す
る状態遷移制御手段と,新たなオンライン業務画面をW
WWブラウザに表示するUI制御手段とを設けること
で,WWWブラウザから操作して用いる新たな業務処理
システムを実現可能とする状態遷移制御方法に関する。
【0003】さらに他の本発明の望ましい態様によれ
ば,ウィンドウを表示する第一のプログラムを搭載した
パソコン上に,このプログラムの状態遷移を制御する状
態遷移制御手段と,他のウィンドウを表示する第二のプ
ログラムを設け,状態遷移制御手段を用いて第二のプロ
グラムから第一のプログラムを制御しながら新たなウィ
ンドウ画面で情報処理を行なうことを可能とする状態遷
移制御方法に関する。
ば,ウィンドウを表示する第一のプログラムを搭載した
パソコン上に,このプログラムの状態遷移を制御する状
態遷移制御手段と,他のウィンドウを表示する第二のプ
ログラムを設け,状態遷移制御手段を用いて第二のプロ
グラムから第一のプログラムを制御しながら新たなウィ
ンドウ画面で情報処理を行なうことを可能とする状態遷
移制御方法に関する。
【0004】
【従来の技術】従来は,例えばホスト計算機に接続して
用いる端末エミュレータプログラムには,ある一定のキ
ー操作を予め定義しておき,この定義を呼び出すこと
で,ユーザのキー操作を模擬入力するマクロ定義機能と
マクロ実行機能とが具備されているものがあった。
用いる端末エミュレータプログラムには,ある一定のキ
ー操作を予め定義しておき,この定義を呼び出すこと
で,ユーザのキー操作を模擬入力するマクロ定義機能と
マクロ実行機能とが具備されているものがあった。
【0005】また,HP社のEncapsulator
によれば,UNIX上の標準入出力に基づいたコマンド
ベースのツールに,ウィンドウベースのユーザーインタ
フェースを付加できた。
によれば,UNIX上の標準入出力に基づいたコマンド
ベースのツールに,ウィンドウベースのユーザーインタ
フェースを付加できた。
【0006】このとき,ツールのソースコードにまった
く手を加える必要がなかった。
く手を加える必要がなかった。
【0007】また,米国Apertus Techno
logies Incorporated社のEnte
rprise/Access:Web Edition
という製品に関してインタネット上に「http://
www.apertus.com/approds/e
lecomm/eawemain.htm」に開示され
ている広告によれば,第一の計算機であるホスト計算機
とWWWブラウザとの間にさらに第二の計算機を設け,
第二の計算機に,ホスト計算機上のオンライン業務プロ
グラムからのデータをWWWブラウザ向けのデータにデ
ータ形式の変換をするプログラムを設けることで,WW
Wブラウザ上にオンライン業務プログラムの画面表示を
行なうオンライン業務処理システムがあった。
logies Incorporated社のEnte
rprise/Access:Web Edition
という製品に関してインタネット上に「http://
www.apertus.com/approds/e
lecomm/eawemain.htm」に開示され
ている広告によれば,第一の計算機であるホスト計算機
とWWWブラウザとの間にさらに第二の計算機を設け,
第二の計算機に,ホスト計算機上のオンライン業務プロ
グラムからのデータをWWWブラウザ向けのデータにデ
ータ形式の変換をするプログラムを設けることで,WW
Wブラウザ上にオンライン業務プログラムの画面表示を
行なうオンライン業務処理システムがあった。
【0008】また,米国Wall Data Incor
porated社のホスト・コネクティビティ・プロダ
クトRUMBAという製品の広告によれば,Micro
softのWindowsアプリケーション開発ツール
であるVisual Basicで利用可能なプログラ
ム部品が提供され,これを用いてホスト計算機にアクセ
スするプログラムをVisual Basic言語で作
成することができた。
porated社のホスト・コネクティビティ・プロダ
クトRUMBAという製品の広告によれば,Micro
softのWindowsアプリケーション開発ツール
であるVisual Basicで利用可能なプログラ
ム部品が提供され,これを用いてホスト計算機にアクセ
スするプログラムをVisual Basic言語で作
成することができた。
【0009】また,蝶理情報システム株式会社のVis
ual Basic対応アプリケーション開発支援キッ
トEVB−SDKという製品の広告によれば,ホスト計
算機との通信接続やキー入力制御,キーシミュレーショ
ンなどを行なう10種類のVisual Basic用
プログラム部品が提供されていた。
ual Basic対応アプリケーション開発支援キッ
トEVB−SDKという製品の広告によれば,ホスト計
算機との通信接続やキー入力制御,キーシミュレーショ
ンなどを行なう10種類のVisual Basic用
プログラム部品が提供されていた。
【0010】また,First Class誌,Mar
ch/April,1994,Vol.IV,Issu
eIIのp.10,p.20に掲載されたWRAPPI
NGLEGACY APPLICATIONSによれ
ば,端末インタフェースを介在して古いアプリケーショ
ンを制御するという概念が開示されていた。
ch/April,1994,Vol.IV,Issu
eIIのp.10,p.20に掲載されたWRAPPI
NGLEGACY APPLICATIONSによれ
ば,端末インタフェースを介在して古いアプリケーショ
ンを制御するという概念が開示されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記ホスト計算機に接
続して用いる端末エミュレータプログラムに見られる従
来技術では,マクロの定義のためにはマクロ言語を用い
てキー操作などを指示するマクロプログラムをユーザが
書かなければならなかった。
続して用いる端末エミュレータプログラムに見られる従
来技術では,マクロの定義のためにはマクロ言語を用い
てキー操作などを指示するマクロプログラムをユーザが
書かなければならなかった。
【0012】特に,ホスト計算機上のオンライン業務プ
ログラムに適用する場合,オンライン業務プログラムが
表示する画面は一般に数百から数千種類もあるため,こ
れらに対してマクロプログラムを作成するのは大変な作
業であった。
ログラムに適用する場合,オンライン業務プログラムが
表示する画面は一般に数百から数千種類もあるため,こ
れらに対してマクロプログラムを作成するのは大変な作
業であった。
【0013】また,キー操作を自動化するだけで,従来
のオンライン業務プログラムを利用して新たなオンライ
ン業務プログラムを実現することはできなかった。
のオンライン業務プログラムを利用して新たなオンライ
ン業務プログラムを実現することはできなかった。
【0014】またオンライン業務プログラムの画面の変
化が,予め期待したものと異る場合の対処をマクロ言語
で記述するためには,画面の変化を識別するプログラム
記述や,それに対処するプログラム記述が必要であるた
め特に大変なプログラミング作業を必要としていた。
化が,予め期待したものと異る場合の対処をマクロ言語
で記述するためには,画面の変化を識別するプログラム
記述や,それに対処するプログラム記述が必要であるた
め特に大変なプログラミング作業を必要としていた。
【0015】また上記Encapsulatorに見ら
れる従来技術でも上記同様に,マクロ言語やC言語など
でUNIX上のツールに対する標準入出力データを制御
するためのプログラム記述が必要であった。このため上
記同様にこのプログラム記述を作成する手間がかかると
いう問題があった。
れる従来技術でも上記同様に,マクロ言語やC言語など
でUNIX上のツールに対する標準入出力データを制御
するためのプログラム記述が必要であった。このため上
記同様にこのプログラム記述を作成する手間がかかると
いう問題があった。
【0016】またUNIXオペレーティングシステムの
一つの特徴である標準入出力に基づくプログラムを対象
としたシステムであったため,ホスト計算機上のアプリ
ケーションプログラムや,ウィンドウを表示するプログ
ラムには適用できないという問題があった。
一つの特徴である標準入出力に基づくプログラムを対象
としたシステムであったため,ホスト計算機上のアプリ
ケーションプログラムや,ウィンドウを表示するプログ
ラムには適用できないという問題があった。
【0017】従来は,例えばEnterprise/A
ccess:Web Editionに見られる上記従
来技術では,ホスト計算機から端末向けのデータを取得
し,次にこのデータ形式を解析し,WWWブラウザ向け
のデータ形式に変換していた。従ってホスト計算機上の
オンライン業務プログラムが端末に表示する画面と,W
WWブラウザに表示する画面とは1対1の対応関係にあ
り,複数の画面を自動的に遷移させて結果を1度に表示
するなどの自動的な画面遷移の制御はできなかった。
ccess:Web Editionに見られる上記従
来技術では,ホスト計算機から端末向けのデータを取得
し,次にこのデータ形式を解析し,WWWブラウザ向け
のデータ形式に変換していた。従ってホスト計算機上の
オンライン業務プログラムが端末に表示する画面と,W
WWブラウザに表示する画面とは1対1の対応関係にあ
り,複数の画面を自動的に遷移させて結果を1度に表示
するなどの自動的な画面遷移の制御はできなかった。
【0018】また,ホスト・コネクティビティ・プロダ
クトRUMBAないしEVB−SDKに見られる上記従
来技術では,ユーザインタフェースの作成に便利なプロ
グラム部品が提供されている。しかしこれらが接続する
ホスト計算機上の業務アプリケーションプログラムの制
御処理はプログラム記述が必要であり,特に,自動的な
画面遷移を行なうためにはそのための制御プログラムを
作成する必要があった。
クトRUMBAないしEVB−SDKに見られる上記従
来技術では,ユーザインタフェースの作成に便利なプロ
グラム部品が提供されている。しかしこれらが接続する
ホスト計算機上の業務アプリケーションプログラムの制
御処理はプログラム記述が必要であり,特に,自動的な
画面遷移を行なうためにはそのための制御プログラムを
作成する必要があった。
【0019】また,First Class誌の記事に
見られる上記従来技術では,ホスト計算機と他の計算機
とで互いに情報をやりとりすることが示されていたが,
これは従来の端末エミュレータなどに見られるものと同
じであり,しかも具体的なプログラムを作成する装置な
いし方法は開示されていなかった。
見られる上記従来技術では,ホスト計算機と他の計算機
とで互いに情報をやりとりすることが示されていたが,
これは従来の端末エミュレータなどに見られるものと同
じであり,しかも具体的なプログラムを作成する装置な
いし方法は開示されていなかった。
【0020】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で,その目的とするところは,従来の業務処理システム
を変更することなく,外部からその状態遷移を制御する
ことで,従来の業務処理システムを利用して新たな業務
処理システムを実現可能とすることにある。そのために
本発明では,従来の業務処理システムのある状態が指定
されたとき,その状態への遷移を自動的に制御する方法
と,従来の業務処理システムを予め定められたある順序
に従って自動的に遷移を順次繰り返す方法と,自動的な
遷移の制御においてある遷移が無限に繰り返された場合
にこれを検出する方法と,自動的な遷移に失敗した場合
のエラー回復を行なう方法とを示すことを目的とする。
で,その目的とするところは,従来の業務処理システム
を変更することなく,外部からその状態遷移を制御する
ことで,従来の業務処理システムを利用して新たな業務
処理システムを実現可能とすることにある。そのために
本発明では,従来の業務処理システムのある状態が指定
されたとき,その状態への遷移を自動的に制御する方法
と,従来の業務処理システムを予め定められたある順序
に従って自動的に遷移を順次繰り返す方法と,自動的な
遷移の制御においてある遷移が無限に繰り返された場合
にこれを検出する方法と,自動的な遷移に失敗した場合
のエラー回復を行なう方法とを示すことを目的とする。
【0021】さらに本発明の他の目的は,上記新たな業
務処理システムを容易に実現するために,状態遷移を制
御するために必要となる各種の情報を容易に定義可能と
することにある。各種の情報とは具体的には,状態を識
別するための情報,状態遷移に関する情報,予め定めた
遷移の順序に関する情報,エラーが発生したときの対処
に関する情報,などがある。これらの情報を,個々の状
態や個々の遷移ごとに独立した,宣言的な定義で与える
ことができるようにすることで,従来のように制御のた
めのプログラムを状態遷移ごとに記述する必要をなく
し,従って容易に定義可能とする。
務処理システムを容易に実現するために,状態遷移を制
御するために必要となる各種の情報を容易に定義可能と
することにある。各種の情報とは具体的には,状態を識
別するための情報,状態遷移に関する情報,予め定めた
遷移の順序に関する情報,エラーが発生したときの対処
に関する情報,などがある。これらの情報を,個々の状
態や個々の遷移ごとに独立した,宣言的な定義で与える
ことができるようにすることで,従来のように制御のた
めのプログラムを状態遷移ごとに記述する必要をなく
し,従って容易に定義可能とする。
【0022】さらに,従来の業務処理システムを変更す
ることなく,これを利用して新たな業務処理システムを
実現し,その業務処理画面をインタネット上のWWW
(World Wide Webの略)に用いられるWW
Wブラウザ上に表示することを可能とすることにある。
ることなく,これを利用して新たな業務処理システムを
実現し,その業務処理画面をインタネット上のWWW
(World Wide Webの略)に用いられるWW
Wブラウザ上に表示することを可能とすることにある。
【0023】さらに,ウィンドウを表示する第一のプロ
グラムを搭載したパソコン上に,このプログラムを制御
しながら新たなウィンドウ画面で情報処理を行なう第二
のプログラムを実現可能とすることにある。
グラムを搭載したパソコン上に,このプログラムを制御
しながら新たなウィンドウ画面で情報処理を行なう第二
のプログラムを実現可能とすることにある。
【0024】さらに,操作性の向上や豊かな表現力を用
いた分かりやすい表示を行なうため,GUIの利用,あ
るいは画面の表示内容や座標などの画面構成の変更,さ
らには従来1画面であったものを複数画面に分割,など
による従来のオンライン業務処理画面の変更を,従来の
オンライン業務プログラムを変更したり追加のプログラ
ム記述を行なったりすることなく達成することを目的と
する。
いた分かりやすい表示を行なうため,GUIの利用,あ
るいは画面の表示内容や座標などの画面構成の変更,さ
らには従来1画面であったものを複数画面に分割,など
による従来のオンライン業務処理画面の変更を,従来の
オンライン業務プログラムを変更したり追加のプログラ
ム記述を行なったりすることなく達成することを目的と
する。
【0025】
【課題を解決するための手段】ホスト計算機(90)
と,通信手段と,ディスプレイないしテレビを備えかつ
グラフィックス表示機能を有する計算機(96)とを用
いる状態遷移制御方法であって,前記ホスト計算機は業
務アプリケーションプログラム(91)を有し,前記計
算機は,該業務処理プログラムの状態を識別するための
状態定義表(15)と,遷移と,遷移前の状態と,遷移
後の状態と,該業務処理プログラムに対して状態の遷移
を引き起こさせるための操作との対応を示す状態遷移表
(14)とを有し,入力データを記憶するステップ(5
2)と,到達目標の状態を記憶するステップ(55)
と,該状態定義表を参照して該業務処理プログラムの現
在の状態を識別するステップ(21)と,該状態遷移表
を参照して,該現在の状態から該到達目標の状態に至る
遷移の経路を探索するステップ(42)と,該遷移の経
路の最初の遷移について,該状態遷移表を参照して対応
する操作を取得し,この操作を該入力データを用いなが
ら該業務処理プログラムに適用して遷移させるステップ
(30)と,該遷移の経路に基づいて,該到達目標の状
態に至るまで前記ステップを繰り返すステップと,遷移
の結果,該業務処理プログラムが出力する出力データを
記憶するステップとを有することを特徴とする状態遷移
制御方法によって達成される。
と,通信手段と,ディスプレイないしテレビを備えかつ
グラフィックス表示機能を有する計算機(96)とを用
いる状態遷移制御方法であって,前記ホスト計算機は業
務アプリケーションプログラム(91)を有し,前記計
算機は,該業務処理プログラムの状態を識別するための
状態定義表(15)と,遷移と,遷移前の状態と,遷移
後の状態と,該業務処理プログラムに対して状態の遷移
を引き起こさせるための操作との対応を示す状態遷移表
(14)とを有し,入力データを記憶するステップ(5
2)と,到達目標の状態を記憶するステップ(55)
と,該状態定義表を参照して該業務処理プログラムの現
在の状態を識別するステップ(21)と,該状態遷移表
を参照して,該現在の状態から該到達目標の状態に至る
遷移の経路を探索するステップ(42)と,該遷移の経
路の最初の遷移について,該状態遷移表を参照して対応
する操作を取得し,この操作を該入力データを用いなが
ら該業務処理プログラムに適用して遷移させるステップ
(30)と,該遷移の経路に基づいて,該到達目標の状
態に至るまで前記ステップを繰り返すステップと,遷移
の結果,該業務処理プログラムが出力する出力データを
記憶するステップとを有することを特徴とする状態遷移
制御方法によって達成される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施例について図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0027】先ず最初に,本発明の概要を図3〜図10
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0028】図3は本発明にかかる状態遷移制御方法を
用いて制御を行なう装置の構成を示すブロック図であ
る。図3において,10は本発明にかかる状態遷移制御
方法に基づく状態遷移制御手段,11は10の制御操作
を制御対象に伝達するための制御操作伝達手段,12は
制御対象装置,13は遷移順序を記憶する順序遷移表で
あって,本発明にかかる状態遷移制御方法において13
に記憶した順序に従って状態遷移を行なうためのもので
ある。14はある状態から他のある状態への遷移に必要
な制御操作を記憶する状態遷移表,15は制御対象が取
りうる状態を定義する状態定義表,16は状態遷移を試
みてエラーが発生したときの対処となる操作を記憶する
遷移エラー表である。
用いて制御を行なう装置の構成を示すブロック図であ
る。図3において,10は本発明にかかる状態遷移制御
方法に基づく状態遷移制御手段,11は10の制御操作
を制御対象に伝達するための制御操作伝達手段,12は
制御対象装置,13は遷移順序を記憶する順序遷移表で
あって,本発明にかかる状態遷移制御方法において13
に記憶した順序に従って状態遷移を行なうためのもので
ある。14はある状態から他のある状態への遷移に必要
な制御操作を記憶する状態遷移表,15は制御対象が取
りうる状態を定義する状態定義表,16は状態遷移を試
みてエラーが発生したときの対処となる操作を記憶する
遷移エラー表である。
【0029】図8はホスト計算機による典型的な業務処
理システムの一構成例を示すブロック図である。図8に
おいて,90はホスト計算機である。ホスト計算機は汎
用計算機,あるいはメインフレーム計算機とも呼ばれる
が,以下,ホスト計算機と呼ぶ。91はホスト計算機内
で実行される業務アプリケーションプログラムである。
97はホスト計算機と接続されてユーザからの要求を受
け付けたり,実行結果をユーザに表示して示したりする
端末である。
理システムの一構成例を示すブロック図である。図8に
おいて,90はホスト計算機である。ホスト計算機は汎
用計算機,あるいはメインフレーム計算機とも呼ばれる
が,以下,ホスト計算機と呼ぶ。91はホスト計算機内
で実行される業務アプリケーションプログラムである。
97はホスト計算機と接続されてユーザからの要求を受
け付けたり,実行結果をユーザに表示して示したりする
端末である。
【0030】端末は一般的には数十〜数千個接続され
る。このような構成により,例えば列車の座席予約,銀
行預金の出納など様々な業務処理が実現されている。
る。このような構成により,例えば列車の座席予約,銀
行預金の出納など様々な業務処理が実現されている。
【0031】図9は本発明にかかる状態遷移制御方法の
応用例を示す。ここで示す例は,図8のような業務処理
システムを,端末97の代わりにブラウザに接続して用
いることができるようにしたものである。ブラウザはイ
ンタネットにアクセスする汎用的なユーザインタフェー
スとして幅広く利用されている。図9において,95が
ブラウザである。端末97はホスト計算機との接続に用
途が限定されており,文字を中心とした見にくい表示で
あるのに対し,ブラウザはインタネット上の様々なシス
テムに接続でき,グラフィカルな見やすい表示であるか
ら,近年幅広く用いられている。従って従来の業務アプ
リケーションプログラム91についても,ブラウザから
利用したいという要望がよく聞かれる。
応用例を示す。ここで示す例は,図8のような業務処理
システムを,端末97の代わりにブラウザに接続して用
いることができるようにしたものである。ブラウザはイ
ンタネットにアクセスする汎用的なユーザインタフェー
スとして幅広く利用されている。図9において,95が
ブラウザである。端末97はホスト計算機との接続に用
途が限定されており,文字を中心とした見にくい表示で
あるのに対し,ブラウザはインタネット上の様々なシス
テムに接続でき,グラフィカルな見やすい表示であるか
ら,近年幅広く用いられている。従って従来の業務アプ
リケーションプログラム91についても,ブラウザから
利用したいという要望がよく聞かれる。
【0032】図9は,図3に示した本発明にかかる状態
遷移制御方法を用いて制御を行なう装置の一応用例であ
り,ホスト計算機90は制御対象装置12に相当し,通
信制御手段92は制御操作伝達手段11に相当する。9
4はブラウザ95に画面を表示したり,ブラウザ95か
らのユーザ入力データを受け付けたりするUI制御手段
である。93はユーザ入力データやユーザに表示する出
力データを記憶する入出力データ記憶手段である。96
はこれら92〜94,及び10を含むサーバ装置であ
る。サーバに含まれる一部または全部の手段をホスト計
算機90ないしブラウザ95内に含めることもできる。
遷移制御方法を用いて制御を行なう装置の一応用例であ
り,ホスト計算機90は制御対象装置12に相当し,通
信制御手段92は制御操作伝達手段11に相当する。9
4はブラウザ95に画面を表示したり,ブラウザ95か
らのユーザ入力データを受け付けたりするUI制御手段
である。93はユーザ入力データやユーザに表示する出
力データを記憶する入出力データ記憶手段である。96
はこれら92〜94,及び10を含むサーバ装置であ
る。サーバに含まれる一部または全部の手段をホスト計
算機90ないしブラウザ95内に含めることもできる。
【0033】状態遷移制御手段10は,業務アプリケー
ションプログラム91の状態を認識し,ある状態から他
のある状態へと遷移させる制御を行う。これにより,元
々は図8の構成で動作するように作られた業務アプリケ
ーションプログラム91を,図9の構成で動作させて端
末97の代わりにブラウザから利用できるようにするこ
とができる。図8の構成で動作するプログラムは全世界
に数十万種類もあると言われており,これら多数のプロ
グラムを作り直すことなく再利用することが可能とな
る。
ションプログラム91の状態を認識し,ある状態から他
のある状態へと遷移させる制御を行う。これにより,元
々は図8の構成で動作するように作られた業務アプリケ
ーションプログラム91を,図9の構成で動作させて端
末97の代わりにブラウザから利用できるようにするこ
とができる。図8の構成で動作するプログラムは全世界
に数十万種類もあると言われており,これら多数のプロ
グラムを作り直すことなく再利用することが可能とな
る。
【0034】図10は図9において業務アプリケーショ
ンプログラム91と通信制御手段92との間でやり取り
されるデータと,業務アプリケーションプログラム91
の状態遷移の一例を示すシーケンス図である。図10で
はログイン画面から始まり,次にメニュー画面で処理を
選択し,図書情報の登録を行う例を示す。先ず業務アプ
リケーションプログラム91からトランザクション名
に”LOGIN”,メッセージを識別するコードである
MSGIDに”△△”を指示するデータを通信制御手段
92に送信する(150)。ただし△は空白を意味す
る。ここで,前述のように,業務アプリケーションプロ
グラム91は図8に示す構成で動作するように開発され
たものであって,端末97にログイン画面を表示すると
ころであるが,図9に示す構成では通信手段92が受信
した出力データを入出力データ記憶手段93に記憶す
る。
ンプログラム91と通信制御手段92との間でやり取り
されるデータと,業務アプリケーションプログラム91
の状態遷移の一例を示すシーケンス図である。図10で
はログイン画面から始まり,次にメニュー画面で処理を
選択し,図書情報の登録を行う例を示す。先ず業務アプ
リケーションプログラム91からトランザクション名
に”LOGIN”,メッセージを識別するコードである
MSGIDに”△△”を指示するデータを通信制御手段
92に送信する(150)。ただし△は空白を意味す
る。ここで,前述のように,業務アプリケーションプロ
グラム91は図8に示す構成で動作するように開発され
たものであって,端末97にログイン画面を表示すると
ころであるが,図9に示す構成では通信手段92が受信
した出力データを入出力データ記憶手段93に記憶す
る。
【0035】次にログイン画面でユーザが入力したログ
イン名を属性名”LOGINNAME”の値として,パ
スワードを属生名”PASSWORD”の値に,送信指
示を属性名”KEY”の値にそれぞれ設定して業務アプ
リケーションプログラム91に送信する(151)。以
下,同様に交互にデータの送受を行う。次はトランザク
ション名に”MAINMENU”を指示する(15
2)。ここでメインメニューの表示があり,ユーザがメ
ニューから2番を選択したとする。次に属生名”MAI
NMENU−NO”に2,送信指示を”KEY”に指示
する(153)。次にトランザクション名に”BOOK
REG”を,属生名”MSGID”に”△△”を指示す
る(154)。ここで図書登録画面の表示があり,”B
KREG−BKID”に図書の登録番号を,”BKRE
G=ISBN”にISBN番号を,”BKREG−BK
NM”に図書名”数学I”を,送信指示を”KEY”に
指示する(155)。
イン名を属性名”LOGINNAME”の値として,パ
スワードを属生名”PASSWORD”の値に,送信指
示を属性名”KEY”の値にそれぞれ設定して業務アプ
リケーションプログラム91に送信する(151)。以
下,同様に交互にデータの送受を行う。次はトランザク
ション名に”MAINMENU”を指示する(15
2)。ここでメインメニューの表示があり,ユーザがメ
ニューから2番を選択したとする。次に属生名”MAI
NMENU−NO”に2,送信指示を”KEY”に指示
する(153)。次にトランザクション名に”BOOK
REG”を,属生名”MSGID”に”△△”を指示す
る(154)。ここで図書登録画面の表示があり,”B
KREG−BKID”に図書の登録番号を,”BKRE
G=ISBN”にISBN番号を,”BKREG−BK
NM”に図書名”数学I”を,送信指示を”KEY”に
指示する(155)。
【0036】以上のやりとりの様子を,状態遷移制御手
段10は状態の遷移に対応づけて制御対象装置12の状
態を管理するとともに,状態遷移の制御を行う。例えば
150のデータを受信したときの制御対象装置12の状
態を”101”とする。次に状態”101”のときに1
51のデータを送信することで,制御対象装置12の状
態遷移が発生し,制御対象装置12は152のデータを
送信するとともに状態”201”へと遷移する。同様に
状態”201”のときに153のデータを誦するする
と,154のデータを送信するとともに状態”301”
へと遷移する。
段10は状態の遷移に対応づけて制御対象装置12の状
態を管理するとともに,状態遷移の制御を行う。例えば
150のデータを受信したときの制御対象装置12の状
態を”101”とする。次に状態”101”のときに1
51のデータを送信することで,制御対象装置12の状
態遷移が発生し,制御対象装置12は152のデータを
送信するとともに状態”201”へと遷移する。同様に
状態”201”のときに153のデータを誦するする
と,154のデータを送信するとともに状態”301”
へと遷移する。
【0037】図4は順序遷移表13の一例である。図4
において,401は遷移を示す。402は遷移を行なう
前の状態である。例えばいま制御対象装置12が”10
1”の状態にあり,このときに状態遷移制御手段10
に”22”で識別される遷移が指示されれば,408の
行のデータが該当する。従って401と402の組が順
序遷移表13の連結キーとなっている。なお,401の
値が”0”の場合は現在の状態に関わらずその定義が適
用されることを意味する。
において,401は遷移を示す。402は遷移を行なう
前の状態である。例えばいま制御対象装置12が”10
1”の状態にあり,このときに状態遷移制御手段10
に”22”で識別される遷移が指示されれば,408の
行のデータが該当する。従って401と402の組が順
序遷移表13の連結キーとなっている。なお,401の
値が”0”の場合は現在の状態に関わらずその定義が適
用されることを意味する。
【0038】403は遷移を行なった後の状態を表すデ
ータである。状態遷移制御手段10は,制御対象装置1
2を403で示された状態に遷移させる制御を行なう。
ただし403の値が”0”の場合はこのような制御を行
なわないことを示す,特別扱いされる値である。404
は,403の値が”0”の場合にだけ使用されるデータ
であり,状態遷移制御手段10が再帰的に実行する他の
遷移である。先ほどの408の行の例では403の値
が”0”であるから無視され,404で指示された”
1”で識別される遷移を実行する。
ータである。状態遷移制御手段10は,制御対象装置1
2を403で示された状態に遷移させる制御を行なう。
ただし403の値が”0”の場合はこのような制御を行
なわないことを示す,特別扱いされる値である。404
は,403の値が”0”の場合にだけ使用されるデータ
であり,状態遷移制御手段10が再帰的に実行する他の
遷移である。先ほどの408の行の例では403の値
が”0”であるから無視され,404で指示された”
1”で識別される遷移を実行する。
【0039】405は403ないし404で指示された
遷移を実行後に,さらに引続いて実行する遷移を示す。
先ほどの例では”22”の遷移をさらに引続き実行す
る。404のデータが”0”の場合は404の値に従っ
た遷移を行なわないことを示す,特別扱いされる値であ
る。
遷移を実行後に,さらに引続いて実行する遷移を示す。
先ほどの例では”22”の遷移をさらに引続き実行す
る。404のデータが”0”の場合は404の値に従っ
た遷移を行なわないことを示す,特別扱いされる値であ
る。
【0040】405のデータが”0”の場合は,403
と404の値に従った遷移を行なった後,順序遷移表1
3に従って順に遷移を行なう処理を正常終了することを
示す,特別扱いされる値である。また同様に405のデ
ータが”1”の場合は,403と404の値に従った遷
移を行なった後,順序遷移表13に従って順に遷移を行
なう処理を異常終了することを示す,特別扱いされる値
である。正常終了は順序遷移表13に従う遷移の手順が
予め定められた通りに正しく行なわれたことを示し,異
常終了は正しく行なわれなかったことを示す。
と404の値に従った遷移を行なった後,順序遷移表1
3に従って順に遷移を行なう処理を正常終了することを
示す,特別扱いされる値である。また同様に405のデ
ータが”1”の場合は,403と404の値に従った遷
移を行なった後,順序遷移表13に従って順に遷移を行
なう処理を異常終了することを示す,特別扱いされる値
である。正常終了は順序遷移表13に従う遷移の手順が
予め定められた通りに正しく行なわれたことを示し,異
常終了は正しく行なわれなかったことを示す。
【0041】406は遷移回数の制限を示す。定められ
た手順に従って遷移を繰り返すうちに,無限ループに陥
る可能性が有る。406は遷移回数の制限を定めること
により,同様の遷移を無限に繰り返すことを避けるため
の定義である。図4の例では全て5回までとしている
が,何回にも設定できることは言うまでもない。
た手順に従って遷移を繰り返すうちに,無限ループに陥
る可能性が有る。406は遷移回数の制限を定めること
により,同様の遷移を無限に繰り返すことを避けるため
の定義である。図4の例では全て5回までとしている
が,何回にも設定できることは言うまでもない。
【0042】図5は状態遷移表14の一例である。図5
において501は遷移を示す。また501は状態遷移表
14のキーであり,501の値が定まれば一つの行のデ
ータを特定できる。502は遷移を行なう前の状態であ
る。503は遷移を行なった後の状態であり,もし制御
対象装置12がこの状態にならなかったらエラーと判定
される。504は制御対象装置12に所望の遷移を引き
起こさせるために制御操作伝達手段11を通じて伝達す
る操作である。
において501は遷移を示す。また501は状態遷移表
14のキーであり,501の値が定まれば一つの行のデ
ータを特定できる。502は遷移を行なう前の状態であ
る。503は遷移を行なった後の状態であり,もし制御
対象装置12がこの状態にならなかったらエラーと判定
される。504は制御対象装置12に所望の遷移を引き
起こさせるために制御操作伝達手段11を通じて伝達す
る操作である。
【0043】例えばいま制御対象装置12が”101”
の状態にあり,このときに状態遷移制御手段10に”
1”で識別される遷移が指示されれば,505の行のデ
ータが該当し,属性名”LOGINNAME”と”PA
SSWORD”にログイン名とパスワードを指定し,送
信の種類を指示する属生名”KEY”に”SEND”を
指定する操作を行う。操作が期待通りに機能すれば,そ
の結果,制御対象装置12の状態は”201”に遷移す
る。
の状態にあり,このときに状態遷移制御手段10に”
1”で識別される遷移が指示されれば,505の行のデ
ータが該当し,属性名”LOGINNAME”と”PA
SSWORD”にログイン名とパスワードを指定し,送
信の種類を指示する属生名”KEY”に”SEND”を
指定する操作を行う。操作が期待通りに機能すれば,そ
の結果,制御対象装置12の状態は”201”に遷移す
る。
【0044】図6は状態定義表15の一例である。図6
において601は状態を示す。また601は状態定義表
15のキーであり,601の値が定まれば一つの行のデ
ータを特定できる。602は601の状態の上位の状態
を示す。
において601は状態を示す。また601は状態定義表
15のキーであり,601の値が定まれば一つの行のデ
ータを特定できる。602は601の状態の上位の状態
を示す。
【0045】上位の状態は次のように定義する。いま,
状態S1と状態S2とがあって,状態S1から可能な遷
移の集合T1と,状態S2から可能な遷移の集合T2と
の間にT1⊆T2(T1の任意の要素はT2の要素であ
る)の関係が成立するとき,S1はS2の上位の状態で
あるという。この関係は例えば,制御対象装置12が状
態S1にあるときに何らかの不具合が発生した場合,状
態遷移制御手段10は制御対象装置12の状態がS2に
なったことで不具合が発生したことを検出する。S2
は,不具合の発生を知らせていること以外はS1と同等
の状態にあり,S1から可能な遷移はすべて,S2から
も可能である。この場合はS1はS2の上位の状態であ
る。状態遷移表14を作成するとき,S1からの遷移と
S2からの遷移をすべて定義することもできるが,状態
定義表15を用いてS1をS2の上位の状態と定義し,
状態遷移表14にはS1からの遷移だけを定義すれば,
S2からの遷移を定義せずに済む。本発明にかかる状態
遷移制御方法においては,上位の状態の関係にある状態
が多いため,これを用いて定義の数を減らすことができ
て便利である。
状態S1と状態S2とがあって,状態S1から可能な遷
移の集合T1と,状態S2から可能な遷移の集合T2と
の間にT1⊆T2(T1の任意の要素はT2の要素であ
る)の関係が成立するとき,S1はS2の上位の状態で
あるという。この関係は例えば,制御対象装置12が状
態S1にあるときに何らかの不具合が発生した場合,状
態遷移制御手段10は制御対象装置12の状態がS2に
なったことで不具合が発生したことを検出する。S2
は,不具合の発生を知らせていること以外はS1と同等
の状態にあり,S1から可能な遷移はすべて,S2から
も可能である。この場合はS1はS2の上位の状態であ
る。状態遷移表14を作成するとき,S1からの遷移と
S2からの遷移をすべて定義することもできるが,状態
定義表15を用いてS1をS2の上位の状態と定義し,
状態遷移表14にはS1からの遷移だけを定義すれば,
S2からの遷移を定義せずに済む。本発明にかかる状態
遷移制御方法においては,上位の状態の関係にある状態
が多いため,これを用いて定義の数を減らすことができ
て便利である。
【0046】図6において603から604は状態を識
別するための条件を示す。条件の表現方法はいろいろ考
えられるが,ここではその一例として,図9に示すよう
な構成で業務アプリケーションプログラムの状態を識別
する場合を示す。603はトランザクション名によって
状態を識別する。604はメッセージを識別するMSG
IDによって識別する。例えば606の行によれば,ト
ランザクション名が”LOGIN”でかつ,MSGID
が”31”のとき,これを状態”102”と識別する。
例えば図10において150のデータを受信した段階で
は,トランザクション名が”LOGIN”でMSGID
が”△△”であるから607が該当し,状態は”10
1”である。
別するための条件を示す。条件の表現方法はいろいろ考
えられるが,ここではその一例として,図9に示すよう
な構成で業務アプリケーションプログラムの状態を識別
する場合を示す。603はトランザクション名によって
状態を識別する。604はメッセージを識別するMSG
IDによって識別する。例えば606の行によれば,ト
ランザクション名が”LOGIN”でかつ,MSGID
が”31”のとき,これを状態”102”と識別する。
例えば図10において150のデータを受信した段階で
は,トランザクション名が”LOGIN”でMSGID
が”△△”であるから607が該当し,状態は”10
1”である。
【0047】図7は遷移エラー表16の一例である。図
7において701は実行しようとした遷移を示し,70
2は701の遷移を実行しようとした結果の状態を示
す。701と702の組み合わせが遷移エラー表の連結
キーであって,これらの組み合わせで一種類の遷移のエ
ラーを識別する。例えば”1”の遷移を実行しようとし
て,その結果状態が”102”になったとき707の行
が該当する。そのとき705はエラーの発生原因を示
し,706はユーザに表示するためのエラーメッセージ
を示す。図5によれば遷移”1”では属性名”LOGI
NNAME”と”PASSWORD”にログイン名とパ
スワードを指定し,送信の種類を指示する属生名”KE
Y”に”SEND”を指定する操作を行う。707の原
因705によればこのとき設定した”PASSWOR
D”に誤りがあったために505の次の状態”201”
になるはずが,結果の状態は”102”に遷移したこと
が分かる。またそのときのエラーメッセージは”パスワ
ードが不正です”である。703はエラーが発生した遷
移を何回リトライするかを示す。704はリトライする
ときに,状態遷移表14で定義された操作以外に追加で
行う操作を示す。例えば707ではリトライは行わない
ので最初にエラーが発生した段階でエラー終了するが,
708では3回までリトライを試みる。
7において701は実行しようとした遷移を示し,70
2は701の遷移を実行しようとした結果の状態を示
す。701と702の組み合わせが遷移エラー表の連結
キーであって,これらの組み合わせで一種類の遷移のエ
ラーを識別する。例えば”1”の遷移を実行しようとし
て,その結果状態が”102”になったとき707の行
が該当する。そのとき705はエラーの発生原因を示
し,706はユーザに表示するためのエラーメッセージ
を示す。図5によれば遷移”1”では属性名”LOGI
NNAME”と”PASSWORD”にログイン名とパ
スワードを指定し,送信の種類を指示する属生名”KE
Y”に”SEND”を指定する操作を行う。707の原
因705によればこのとき設定した”PASSWOR
D”に誤りがあったために505の次の状態”201”
になるはずが,結果の状態は”102”に遷移したこと
が分かる。またそのときのエラーメッセージは”パスワ
ードが不正です”である。703はエラーが発生した遷
移を何回リトライするかを示す。704はリトライする
ときに,状態遷移表14で定義された操作以外に追加で
行う操作を示す。例えば707ではリトライは行わない
ので最初にエラーが発生した段階でエラー終了するが,
708では3回までリトライを試みる。
【0048】その際,”#WAIT”で示される追加操
作を行ってからリトライを行う。”#WAIT”は予め
定められた時間だけ時間待ちをすることを意味する。
作を行ってからリトライを行う。”#WAIT”は予め
定められた時間だけ時間待ちをすることを意味する。
【0049】以下,図1〜図10を用いて本発明の第一
の実施例を詳細に説明する。
の実施例を詳細に説明する。
【0050】第一の実施例は,ある到達目標の状態が指
定されたとき,その状態への遷移を自動的に制御するも
のである。いま,制御対象装置12の状態が”201”
であって,到達目標の状態に”301”が指定された場
合について,図1と図2を参照しながら処理手順を説明
する。
定されたとき,その状態への遷移を自動的に制御するも
のである。いま,制御対象装置12の状態が”201”
であって,到達目標の状態に”301”が指定された場
合について,図1と図2を参照しながら処理手順を説明
する。
【0051】図2は本発明にかかる状態遷移制御方法の
メインルーチンの処理手順を示すフローチャートであ
る。また図1は,図2のステップ56の詳細を示すプロ
ーチャートである。
メインルーチンの処理手順を示すフローチャートであ
る。また図1は,図2のステップ56の詳細を示すプロ
ーチャートである。
【0052】先ず図2を用いてメインルーチンから説明
する。
する。
【0053】先ず全体の遷移の回数を数えるための変数
Wを0に初期化する(ステップ50)。次に全体の遷移
回数の制限数を変数Mに記憶する(ステップ51)。ス
テップ56は再帰的に実行するが,WとMは大域変数
で,再帰処理のときにも初期化されない。遷移回数はあ
る再帰レベルごとにも数え,また処理全体を通じた遷移
の総数も数える。Wは全体総数を数えるための変数であ
る。
Wを0に初期化する(ステップ50)。次に全体の遷移
回数の制限数を変数Mに記憶する(ステップ51)。ス
テップ56は再帰的に実行するが,WとMは大域変数
で,再帰処理のときにも初期化されない。遷移回数はあ
る再帰レベルごとにも数え,また処理全体を通じた遷移
の総数も数える。Wは全体総数を数えるための変数であ
る。
【0054】次に入力データを記憶する(ステップ5
2)。図9に示した本発明の適用例では,入出力データ
記憶手段93に記憶する。また,出力データを記憶する
ための準備処理を行なう(ステップ53)。
2)。図9に示した本発明の適用例では,入出力データ
記憶手段93に記憶する。また,出力データを記憶する
ための準備処理を行なう(ステップ53)。
【0055】到達目標状態が指定された場合,再帰処理
に受け渡される引数Gにその状態を代入し,引数Tには
0を代入する(ステップ55)。到達目標状態の指定が
なくて,ある指定された遷移を実行する場合は,引数G
には0を,引数Tに指示された遷移を代入する(ステッ
プ54)。いま仮定している条件ではGに”301”
が,Tに”0”が代入されている。
に受け渡される引数Gにその状態を代入し,引数Tには
0を代入する(ステップ55)。到達目標状態の指定が
なくて,ある指定された遷移を実行する場合は,引数G
には0を,引数Tに指示された遷移を代入する(ステッ
プ54)。いま仮定している条件ではGに”301”
が,Tに”0”が代入されている。
【0056】次にGとTを引数として,図1に示す遷移
制御のサブプログラムを実行する(ステップ56)。
制御のサブプログラムを実行する(ステップ56)。
【0057】以下,図1を用いてステップ56の詳細を
説明する。
説明する。
【0058】先ず,各遷移ごとに記憶する遷移回数をゼ
ロクリアする(ステップ20)。次に今回の再帰実行の
中での遷移回数を記憶するローカル変数Sを0に,制御
対象装置12の現在の状態を調べ,変数Cに記憶する
(ステップ21)。いまの仮定ではC=”201”であ
る。
ロクリアする(ステップ20)。次に今回の再帰実行の
中での遷移回数を記憶するローカル変数Sを0に,制御
対象装置12の現在の状態を調べ,変数Cに記憶する
(ステップ21)。いまの仮定ではC=”201”であ
る。
【0059】次に全体の遷移を表す変数Wと全体の遷移
回数の制限数表す変数Mとを比較する(ステップ2
2)。制限を超えていれば無限ループに陥ったものとし
てエラー終了とする。次に引数Gが0か調べる(ステッ
プ23)。引数Gが0のときはステップ24以降で引数
Tの遷移処理を行なうが,いまGは”301”であるか
らステップ41以降の自動遷移処理を行なう。
回数の制限数表す変数Mとを比較する(ステップ2
2)。制限を超えていれば無限ループに陥ったものとし
てエラー終了とする。次に引数Gが0か調べる(ステッ
プ23)。引数Gが0のときはステップ24以降で引数
Tの遷移処理を行なうが,いまGは”301”であるか
らステップ41以降の自動遷移処理を行なう。
【0060】次に変数Cに記憶している状態がGと等し
いか調べる(ステップ41)。ステップ41では,図6
に例示する状態定義表15を参照して変数Cの上位の状
態についてもGと等しいか調べる。もし上位の状態のさ
らに上位の状態があればさらにそれについても順に調
べ,上位状態602の値が”0”になるまで続ける。上
位状態602の値が”0”のときは最上位であってそれ
以上は上位の状態がないことを示す。Gに等しい場合は
到達目標の状態に一致したので正常終了とする。いま,
C=”201”であり,図6の609によると”20
1”は最上位であるからGに一致しない。
いか調べる(ステップ41)。ステップ41では,図6
に例示する状態定義表15を参照して変数Cの上位の状
態についてもGと等しいか調べる。もし上位の状態のさ
らに上位の状態があればさらにそれについても順に調
べ,上位状態602の値が”0”になるまで続ける。上
位状態602の値が”0”のときは最上位であってそれ
以上は上位の状態がないことを示す。Gに等しい場合は
到達目標の状態に一致したので正常終了とする。いま,
C=”201”であり,図6の609によると”20
1”は最上位であるからGに一致しない。
【0061】次に図5に例示する状態遷移表14を参照
して,C又はその上位状態から,Gの状態に至る遷移の
経路があるか調べる(ステップ42)。状態遷移表14
は,状態をノードに,遷移をアークに対応づけて考える
と数学で言うところの有向グラフに相当する。アークの
方向は現在の状態502から,次の状態503へと向か
う方向である。有向グラフ上で2点CとGが与えられ
て,CからGに至る最短経路は,Cから順にしらみ潰し
に調べるアルゴリズムが既に知られており,その詳細説
明は割愛する。CからGで見つからなければ,さらにC
の上位状態についても同様に探索する。いま,C=”2
01”,G=”301”であるから506に示された1
回の遷移で到達可能である。
して,C又はその上位状態から,Gの状態に至る遷移の
経路があるか調べる(ステップ42)。状態遷移表14
は,状態をノードに,遷移をアークに対応づけて考える
と数学で言うところの有向グラフに相当する。アークの
方向は現在の状態502から,次の状態503へと向か
う方向である。有向グラフ上で2点CとGが与えられ
て,CからGに至る最短経路は,Cから順にしらみ潰し
に調べるアルゴリズムが既に知られており,その詳細説
明は割愛する。CからGで見つからなければ,さらにC
の上位状態についても同様に探索する。いま,C=”2
01”,G=”301”であるから506に示された1
回の遷移で到達可能である。
【0062】次に求められた最短経路の最初の遷移をT
に代入する(ステップ43)。今の場合T=”2”とな
る。
に代入する(ステップ43)。今の場合T=”2”とな
る。
【0063】次にステップ24に戻り,Tに与えられた
遷移の実行に入る。先ずTとCの組合せが順序遷移表に
定義されているか調べる(ステップ24)。ステップ2
4ではさらにCの上位の状態についても,そのまたさら
に上位の状態についても順に調べる。図4に示した例で
はT=”2”に該当するものはない。
遷移の実行に入る。先ずTとCの組合せが順序遷移表に
定義されているか調べる(ステップ24)。ステップ2
4ではさらにCの上位の状態についても,そのまたさら
に上位の状態についても順に調べる。図4に示した例で
はT=”2”に該当するものはない。
【0064】次にTが状態遷移表に定義されているか調
べる(ステップ25)。図5によれば506が該当す
る。
べる(ステップ25)。図5によれば506が該当す
る。
【0065】以下,ステップ26以降で,状態遷移表の
定義に従って状態遷移処理を行なう。先ず表の定義を取
得する(ステップ26)。いま,S1=”201”,S
2=”301”,OP=”MAINMENU−NO=
2,KEY=SEND”である。
定義に従って状態遷移処理を行なう。先ず表の定義を取
得する(ステップ26)。いま,S1=”201”,S
2=”301”,OP=”MAINMENU−NO=
2,KEY=SEND”である。
【0066】次にC又はその上位の状態,あるいはさら
にその上位の状態などがS1に等しいか調べる(ステッ
プ27)。いまC=S1である。
にその上位の状態などがS1に等しいか調べる(ステッ
プ27)。いまC=S1である。
【0067】次にOPの操作を実行する(ステップ3
0)。属性名”MAINMENU−NO”には”2”
を,送信指示”KEY”には”SEND”を指定して制
御対象装置12に指示を送信する。これはちょうど,図
10に示したシーケンス図の153に相当し,トランザ
クション名に”BOOKREG”を,属生名”MSGI
D”に”△△”を示すデータが制御対象装置12から送
信される。
0)。属性名”MAINMENU−NO”には”2”
を,送信指示”KEY”には”SEND”を指定して制
御対象装置12に指示を送信する。これはちょうど,図
10に示したシーケンス図の153に相当し,トランザ
クション名に”BOOKREG”を,属生名”MSGI
D”に”△△”を示すデータが制御対象装置12から送
信される。
【0068】次に遷移後の制御対象装置12の状態をC
に代入する(ステップ31)。図6に例示する状態定義
表15によれば,これらのトランザクション名と属生
名”MSGID”に対する値から,612が該当し,C
=”301”となる。
に代入する(ステップ31)。図6に例示する状態定義
表15によれば,これらのトランザクション名と属生
名”MSGID”に対する値から,612が該当し,C
=”301”となる。
【0069】次にC=S2か調べる(ステップ32)。
一致しなければ,状態遷移表で定義された正常時の動作
と異ることが分かるのでエラー回復処理を行なう。今の
例では一致している。
一致しなければ,状態遷移表で定義された正常時の動作
と異ることが分かるのでエラー回復処理を行なう。今の
例では一致している。
【0070】次に遷移を1回実行したのでWの値を1増
加させる(ステップ33)。
加させる(ステップ33)。
【0071】次にG=0か調べる(ステップ49)。G
=0ならばTに指定された遷移を正常に実行したので正
常終了とする。いま,G=”301”なのでステップ2
2に戻る。
=0ならばTに指定された遷移を正常に実行したので正
常終了とする。いま,G=”301”なのでステップ2
2に戻る。
【0072】以下,同様に処理を継続し,ステップ41
において,C=Gであるから正常終了となる。
において,C=Gであるから正常終了となる。
【0073】以上に述べた第一の実施例では,ある到達
目標状態が指定されたとき,状態遷移表を有向グラフと
見なして遷移の経路を算出して,その経路に従って自動
的に遷移処理を行なう。
目標状態が指定されたとき,状態遷移表を有向グラフと
見なして遷移の経路を算出して,その経路に従って自動
的に遷移処理を行なう。
【0074】ステップ22によれば,自動的な遷移が無
限に繰り返される事態に陥っても,全体の遷移回数の制
限数を示す変数Mで歯止めがかかり,エラーを検出でき
る。
限に繰り返される事態に陥っても,全体の遷移回数の制
限数を示す変数Mで歯止めがかかり,エラーを検出でき
る。
【0075】上述の例ではある到達目標の状態が指定さ
れたときを取り上げたが,変わりに状態遷移表に定義さ
れた,ある遷移が指定された場合も同様である。特に,
制御対象装置12の状態が”201”であって,遷移”
2”が指定された場合,G=”0”,T=”201”の
引数でステップ56が実行されるため,ステップ23で
分岐せずにすぐにステップ24以降の処理を実行する点
が異る以外は同様である。
れたときを取り上げたが,変わりに状態遷移表に定義さ
れた,ある遷移が指定された場合も同様である。特に,
制御対象装置12の状態が”201”であって,遷移”
2”が指定された場合,G=”0”,T=”201”の
引数でステップ56が実行されるため,ステップ23で
分岐せずにすぐにステップ24以降の処理を実行する点
が異る以外は同様である。
【0076】なお,506によれば操作に必要な入力デ
ータは属性名”MAINMENU−NO”に与える”
2”も,送信指示”KEY”に与える”SEND”につ
いても固定的なデータを指示するだけであって,パスワ
ードの指定などの具体的な値を指定する必要のあるもの
がないため,入力データは本実施例では必要なかった。
出力データについても同様に,特にユーザに表示すべき
情報はない。
ータは属性名”MAINMENU−NO”に与える”
2”も,送信指示”KEY”に与える”SEND”につ
いても固定的なデータを指示するだけであって,パスワ
ードの指定などの具体的な値を指定する必要のあるもの
がないため,入力データは本実施例では必要なかった。
出力データについても同様に,特にユーザに表示すべき
情報はない。
【0077】いま,簡単のため1回の遷移で目標状態に
到達できる例のみ示したが,複数回必要な場合でも同様
に自動的な遷移を達成できることは容易に類推できる。
到達できる例のみ示したが,複数回必要な場合でも同様
に自動的な遷移を達成できることは容易に類推できる。
【0078】ステップ42の経路探索処理は手数がかか
る処理であるが,一度算出した結果を保持しておけば,
次回の遷移では,全体求めた経路の途中から出発するこ
とを除けば同じ経路なので,ステップ42の経路探索処
理は毎回実行する必要はなく,効率よく処理できる。
る処理であるが,一度算出した結果を保持しておけば,
次回の遷移では,全体求めた経路の途中から出発するこ
とを除けば同じ経路なので,ステップ42の経路探索処
理は毎回実行する必要はなく,効率よく処理できる。
【0079】また,ステップ27において,C又はその
上位状態,さらにその上位状態などのいずれもがS1に
一致しない場合,本実施例に述べた到達目標状態への自
動遷移をさらに実行してS1への自動的な遷移を行なう
(ステップ28)。再帰実行がエラー終了すれば,現在
のレベルの実行もエラー終了する(ステップ29)。
上位状態,さらにその上位状態などのいずれもがS1に
一致しない場合,本実施例に述べた到達目標状態への自
動遷移をさらに実行してS1への自動的な遷移を行なう
(ステップ28)。再帰実行がエラー終了すれば,現在
のレベルの実行もエラー終了する(ステップ29)。
【0080】このように再帰的に処理することで状態遷
移表の定義が不十分であっても,現在の状態502の値
に至るまでを自動的な遷移を行なって定義を補うことが
できる。あらゆる2状態の間の遷移を全て定義すると状
態数の自乗に比例する数の定義が必要となるが,本実施
例によれば自動的な遷移で定義を補うことで,主要な定
義だけで制御することが可能となる。
移表の定義が不十分であっても,現在の状態502の値
に至るまでを自動的な遷移を行なって定義を補うことが
できる。あらゆる2状態の間の遷移を全て定義すると状
態数の自乗に比例する数の定義が必要となるが,本実施
例によれば自動的な遷移で定義を補うことで,主要な定
義だけで制御することが可能となる。
【0081】また本実施例では,図3に示した本発明に
かかる状態遷移制御方法を用いて制御を行なう装置の一
応用例として,図9に示すような,ホスト計算機を用い
たオンライン業務処理システムの制御の例を示した。他
の実施例としては,制御対象装置12として,パソコン
広く用いられているウィンドウシステムやブラウザ画面
を適用する例が挙げられる。例えばウィンドウシステム
を制御対象装置とした場合,ある特定のウィンドウの表
示/非表示状態,あるダイアログボックスの表示/非表
示状態,表示される各種メッセージ,メニューやラジオ
ボタンの選択状態などを状態として状態定義表15に定
義し,さらにボタンの押下やメニュー項目の選択操作,
キー入力操作などを状態遷移表14の操作に定義し,そ
れらの操作で現在の状態502がどんな状態に変化する
かを次の状態503に定義することで状態遷移表14を
定義すれば,ウィンドウシステム上でウィンドウを表示
するプログラムの状態遷移を制御することができる。
かかる状態遷移制御方法を用いて制御を行なう装置の一
応用例として,図9に示すような,ホスト計算機を用い
たオンライン業務処理システムの制御の例を示した。他
の実施例としては,制御対象装置12として,パソコン
広く用いられているウィンドウシステムやブラウザ画面
を適用する例が挙げられる。例えばウィンドウシステム
を制御対象装置とした場合,ある特定のウィンドウの表
示/非表示状態,あるダイアログボックスの表示/非表
示状態,表示される各種メッセージ,メニューやラジオ
ボタンの選択状態などを状態として状態定義表15に定
義し,さらにボタンの押下やメニュー項目の選択操作,
キー入力操作などを状態遷移表14の操作に定義し,そ
れらの操作で現在の状態502がどんな状態に変化する
かを次の状態503に定義することで状態遷移表14を
定義すれば,ウィンドウシステム上でウィンドウを表示
するプログラムの状態遷移を制御することができる。
【0082】また本実施例では,状態や遷移を数字で表
現したが,文字列など他のデータ表現で表現することも
できる。例えば図9の業務アプリケーションプログラム
91を制御する例では,図6に示したトランザクション
名とメッセージを識別する属性”MSGID”の値とで
ほとんどの状態を識別できるため,これらをハイフン記
号で結合して例えば”LOGIN−△△”とか,”MA
INMENU−32”などの文字列で状態を識別するこ
ともできる。さらにハイフンの後の数字を空白にしたも
のが上位状態であるという約束にすれば,状態定義表が
なくとも本発明を適用できる。
現したが,文字列など他のデータ表現で表現することも
できる。例えば図9の業務アプリケーションプログラム
91を制御する例では,図6に示したトランザクション
名とメッセージを識別する属性”MSGID”の値とで
ほとんどの状態を識別できるため,これらをハイフン記
号で結合して例えば”LOGIN−△△”とか,”MA
INMENU−32”などの文字列で状態を識別するこ
ともできる。さらにハイフンの後の数字を空白にしたも
のが上位状態であるという約束にすれば,状態定義表が
なくとも本発明を適用できる。
【0083】また上位状態の概念を用いて状態遷移表や
順序遷移表の定義の数を減らすことができることを示し
たが,上位状態の概念を用いずに本発明を適用すること
もできる。
順序遷移表の定義の数を減らすことができることを示し
たが,上位状態の概念を用いずに本発明を適用すること
もできる。
【0084】以下,図1〜図10を用いて本発明の第二
の実施例を詳細に説明する。
の実施例を詳細に説明する。
【0085】第二の実施例は,順序遷移表に予め定めら
れた順序に従って,指定された遷移を制御する例であ
る。制御の内容は,図9に示す構成で制御対象装置12
内の業務アプリケーションプログラム91へのログイン
操作を制御する例である。いま,制御対象装置12の状
態が”201”であって,ログインに対応する遷移であ
る”21”が指示された場合について,図1と図2を参
照しながら処理手順を説明する。ログインは図10に示
すシーケンス図の最初の段階で行なわれるが,現在の状
態が”201”ということは既にログイン操作が済んだ
後の段階にあるため,一旦ログオフしてから,与えられ
たログイン名でログインし直す必要がある。
れた順序に従って,指定された遷移を制御する例であ
る。制御の内容は,図9に示す構成で制御対象装置12
内の業務アプリケーションプログラム91へのログイン
操作を制御する例である。いま,制御対象装置12の状
態が”201”であって,ログインに対応する遷移であ
る”21”が指示された場合について,図1と図2を参
照しながら処理手順を説明する。ログインは図10に示
すシーケンス図の最初の段階で行なわれるが,現在の状
態が”201”ということは既にログイン操作が済んだ
後の段階にあるため,一旦ログオフしてから,与えられ
たログイン名でログインし直す必要がある。
【0086】図2のステップ56までの処理は第一の実
施例と同様なので割愛するが,相違点はステップ52に
おいて入力データとしてログイン名とパスワードが与え
られる点,及びステップ54でGに0が,Tに”21”
が代入される点が異る。
施例と同様なので割愛するが,相違点はステップ52に
おいて入力データとしてログイン名とパスワードが与え
られる点,及びステップ54でGに0が,Tに”21”
が代入される点が異る。
【0087】以下,図1を用いてステップ56の詳細を
説明する。ただし第一の実施例と同様の部分は割愛す
る。
説明する。ただし第一の実施例と同様の部分は割愛す
る。
【0088】ステップ20,ステップ21は第一の実施
例と同様で,いまの仮定ではC=”201”である。ス
テップ22も同様である。ステップ23では,引数Gが
0なのでステップ24に進む。
例と同様で,いまの仮定ではC=”201”である。ス
テップ22も同様である。ステップ23では,引数Gが
0なのでステップ24に進む。
【0089】次にTとCの組合せが順序遷移表に定義さ
れているか調べる(ステップ24)。図4の例によれば
407が該当する。ただしCは一致しないが,前述のよ
うに402の値が”0”のときはCの値によらず適用さ
れる。
れているか調べる(ステップ24)。図4の例によれば
407が該当する。ただしCは一致しないが,前述のよ
うに402の値が”0”のときはCの値によらず適用さ
れる。
【0090】以下,ステップ34以降で,順序遷移表の
定義に従って順序遷移処理を行なう。先ずSが順序遷移
表の遷移回数制限406を超えていないか調べる(ステ
ップ34)。超えていれば無限ループに陥ったものとし
てエラー終了する。
定義に従って順序遷移処理を行なう。先ずSが順序遷移
表の遷移回数制限406を超えていないか調べる(ステ
ップ34)。超えていれば無限ループに陥ったものとし
てエラー終了する。
【0091】次にGに次の状態403の値を,Tに再帰
実行する遷移404の値をそれぞれ代入してステップ5
6を再帰的に実行する(ステップ35)。いま,G=”
101”であり,T=”0”である。この場合の再帰実
行の処理手順は第一の実施例におけるステップ56と同
様であり,説明は割愛する。簡単に言うとステップ26
において,図5の509の定義が適用され,送信指示”
KEY”に”PF11”を指定することで制御対象装置
12の中でログアウト処理がなされ,状態が”101”
になって正常終了する。終了後は,再帰処理を呼び出し
たステップ35に戻る。
実行する遷移404の値をそれぞれ代入してステップ5
6を再帰的に実行する(ステップ35)。いま,G=”
101”であり,T=”0”である。この場合の再帰実
行の処理手順は第一の実施例におけるステップ56と同
様であり,説明は割愛する。簡単に言うとステップ26
において,図5の509の定義が適用され,送信指示”
KEY”に”PF11”を指定することで制御対象装置
12の中でログアウト処理がなされ,状態が”101”
になって正常終了する。終了後は,再帰処理を呼び出し
たステップ35に戻る。
【0092】次に現在の状態をCに代入する(ステップ
36)。ログアウトが正常に行なわれれば,制御対象装
置12から,図10の150のデータが送信されるた
め,図6の607により状態が”101”であることが
判明する。
36)。ログアウトが正常に行なわれれば,制御対象装
置12から,図10の150のデータが送信されるた
め,図6の607により状態が”101”であることが
判明する。
【0093】次にステップ35で実行した再帰処理がエ
ラー終了したか調べる(ステップ37)。今回の例では
正常終了である。
ラー終了したか調べる(ステップ37)。今回の例では
正常終了である。
【0094】次に図4の次の遷移405をTに代入する
(ステップ38)。いま,T=”22”である。T=”
0”の場合,前述したように順序遷移処理を正常終了す
ることを示す特別の値であり,またT=”−1”の場
合,前述したように順序遷移処理を異常終了することを
示す特別の値である(ステップ39)。
(ステップ38)。いま,T=”22”である。T=”
0”の場合,前述したように順序遷移処理を正常終了す
ることを示す特別の値であり,またT=”−1”の場
合,前述したように順序遷移処理を異常終了することを
示す特別の値である(ステップ39)。
【0095】次に遷移回数を数える変数WとSを1増や
して(ステップ48),ステップ22に戻る。
して(ステップ48),ステップ22に戻る。
【0096】同様の処理を繰り返す。いま,G=”
0”,T=”22”,C=”101”であるから,次回
は図4の408が該当し,ステップ35においてG=”
0”,T=”1”で再帰処理を行なう。すると図5の5
05が該当し,ステップ30で,入力データとして記憶
したログイン名とパスワードとを属性名”LOGINN
AME”と”PASSWORD”に指定し,送信の種類
を指示する属生名”KEY”に”SEND”を指定する
操作を行う。これにより制御対象装置12においてログ
インが行なわれ,状態が”201”に遷移する。
0”,T=”22”,C=”101”であるから,次回
は図4の408が該当し,ステップ35においてG=”
0”,T=”1”で再帰処理を行なう。すると図5の5
05が該当し,ステップ30で,入力データとして記憶
したログイン名とパスワードとを属性名”LOGINN
AME”と”PASSWORD”に指定し,送信の種類
を指示する属生名”KEY”に”SEND”を指定する
操作を行う。これにより制御対象装置12においてログ
インが行なわれ,状態が”201”に遷移する。
【0097】さらに次回に同様の処理を繰り返すとき,
図4の409の定義が該当し,次の状態403と再帰実
行する遷移404とがともに”0”であるから再帰実行
は行なわず,次の遷移405が”0”であるからステッ
プ39で正常終了する。
図4の409の定義が該当し,次の状態403と再帰実
行する遷移404とがともに”0”であるから再帰実行
は行なわず,次の遷移405が”0”であるからステッ
プ39で正常終了する。
【0098】以上に述べた第二の実施例では,ある遷移
が指定されたとき,順序遷移表に予め定義された順序に
従って遷移を自動的に遷移を繰り返す制御を行なう。
が指定されたとき,順序遷移表に予め定義された順序に
従って遷移を自動的に遷移を繰り返す制御を行なう。
【0099】本実施例によれば,遷移操作が複雑であっ
ても,順序遷移表に予め定義しておけば自動化でき,制
御の指示を一つ一つ与える必要がない。
ても,順序遷移表に予め定義しておけば自動化でき,制
御の指示を一つ一つ与える必要がない。
【0100】また上記の例では最初の状態が”201”
であって,正常に終了した後の状態も”201”であっ
た。前回誰がログインしたかについて,制御対象装置1
2の内部では記憶されているかも知れないが,状態遷移
制御手段10は必ずしも制御対象装置12の内部の状態
までを検出することができない。このような場合でも一
旦ログアウトさせて制御対象装置12の未知の内部状態
をリセットすることで制御することが可能である。この
ようにログアウト段階とログイン段階と2つに分かれる
場合の制御は,図4に示すように遷移”21”と遷移”
22”とに分けて定義し,しかも407の次の遷移で遷
移”21”から遷移”22”へと引続き自動的な遷移を
継続することを定義することで達成される。
であって,正常に終了した後の状態も”201”であっ
た。前回誰がログインしたかについて,制御対象装置1
2の内部では記憶されているかも知れないが,状態遷移
制御手段10は必ずしも制御対象装置12の内部の状態
までを検出することができない。このような場合でも一
旦ログアウトさせて制御対象装置12の未知の内部状態
をリセットすることで制御することが可能である。この
ようにログアウト段階とログイン段階と2つに分かれる
場合の制御は,図4に示すように遷移”21”と遷移”
22”とに分けて定義し,しかも407の次の遷移で遷
移”21”から遷移”22”へと引続き自動的な遷移を
継続することを定義することで達成される。
【0101】また,406に定義するステップ制限によ
れば,自動的な遷移が無限に繰り返される状況が発生し
てもこれを検出して停止できる。起こり得るあらゆる状
況について正しく定義がなされれば,無限ループが発生
しないようにできるが,制御対象装置12の動作を必ず
しも完全に知ることができるとは限らないため,このよ
うな措置が必要である。
れば,自動的な遷移が無限に繰り返される状況が発生し
てもこれを検出して停止できる。起こり得るあらゆる状
況について正しく定義がなされれば,無限ループが発生
しないようにできるが,制御対象装置12の動作を必ず
しも完全に知ることができるとは限らないため,このよ
うな措置が必要である。
【0102】また,ホスト計算機を用いたオンライン業
務処理において,入力すべきデータが多いために一画面
に収まらない場合,複数の入力画面を用いて入力するの
が一般的である。例えば戸籍情報の入力であるとか,あ
るいは制御機械のパラメータの入力などの応用例では,
入力項目が非常に多く,このように複数の入力画面で入
力する。
務処理において,入力すべきデータが多いために一画面
に収まらない場合,複数の入力画面を用いて入力するの
が一般的である。例えば戸籍情報の入力であるとか,あ
るいは制御機械のパラメータの入力などの応用例では,
入力項目が非常に多く,このように複数の入力画面で入
力する。
【0103】このとき,本実施例に述べた順序遷移表に
よる自動的な画面遷移を用いて制御できる。そのために
は,これら複数の画面を順に遷移する定義を予め順序遷
移表に記憶しておく。ステップ52においては,複数の
入力画面で入力すべきすべてのデータを記憶し,ステッ
プ34〜ステップ39の順序遷移処理においては,複数
の画面を順に遷移させる制御を行ない,その手順中の各
入力画面に対しては入力データから当該画面に該当する
データを入力することで達成される。
よる自動的な画面遷移を用いて制御できる。そのために
は,これら複数の画面を順に遷移する定義を予め順序遷
移表に記憶しておく。ステップ52においては,複数の
入力画面で入力すべきすべてのデータを記憶し,ステッ
プ34〜ステップ39の順序遷移処理においては,複数
の画面を順に遷移させる制御を行ない,その手順中の各
入力画面に対しては入力データから当該画面に該当する
データを入力することで達成される。
【0104】以下,図1〜図10を用いて本発明の第三
の実施例を詳細に説明する。
の実施例を詳細に説明する。
【0105】第三の実施例は,自動的な遷移に失敗した
場合のエラー回復処理を示す例である。その内容は,第
一の実施例で示した到達目標の状態”301”への自動
的な遷移において,制御対象装置12では他の端末から
の要求に従って図書登録処理を実行中のため,メインメ
ニューで図書登録を要求したが拒否された場合を仮定し
て説明する。
場合のエラー回復処理を示す例である。その内容は,第
一の実施例で示した到達目標の状態”301”への自動
的な遷移において,制御対象装置12では他の端末から
の要求に従って図書登録処理を実行中のため,メインメ
ニューで図書登録を要求したが拒否された場合を仮定し
て説明する。
【0106】いま,第一の実施例と同様に,制御対象装
置12の状態が”201”であって,到達目標の状態
に”301”が指定されたとする。途中までの処理は第
一の実施例と同様なので説明を割愛する。
置12の状態が”201”であって,到達目標の状態
に”301”が指定されたとする。途中までの処理は第
一の実施例と同様なので説明を割愛する。
【0107】G=”301”,T=”2”,C=”20
1”でステップ30を実行したとき,仮定により制御対
象装置12でエラーが発生し,制御対象装置12からは
トランザクション名が”MAINMENU”で,MSG
IDにはサービスビジーを意味する”32”のデータが
送信される。図6の608によればこの状態は”20
2”であり,これがCに代入される(ステップ31)。
1”でステップ30を実行したとき,仮定により制御対
象装置12でエラーが発生し,制御対象装置12からは
トランザクション名が”MAINMENU”で,MSG
IDにはサービスビジーを意味する”32”のデータが
送信される。図6の608によればこの状態は”20
2”であり,これがCに代入される(ステップ31)。
【0108】ステップ32ではS2は”301”である
からC=S2とはならず,ステップ44以降のエラー回
復処理を実行する。
からC=S2とはならず,ステップ44以降のエラー回
復処理を実行する。
【0109】先ずTとCの組合せに該当する定義が遷移
エラー表にあるか調べる(ステップ44)。
エラー表にあるか調べる(ステップ44)。
【0110】なければ回復できないのでエラー終了とす
る。今の例では708が該当する。
る。今の例では708が該当する。
【0111】このとき,Cの上位状態については調べな
い。ある状態とその上位の状態とを同じ扱いにするとエ
ラーの原因が正確に特定できないことと,さらにエラー
回復のための処理が不適切になる可能性があるためであ
る。
い。ある状態とその上位の状態とを同じ扱いにするとエ
ラーの原因が正確に特定できないことと,さらにエラー
回復のための処理が不適切になる可能性があるためであ
る。
【0112】次に遷移Tに関するリトライ回数を1増加
させる(ステップ45)。リトライ回数の制限は図7の
703において遷移ごとに指定するので,回数は遷移ご
とに数えなければならない。
させる(ステップ45)。リトライ回数の制限は図7の
703において遷移ごとに指定するので,回数は遷移ご
とに数えなければならない。
【0113】次に回数が制限値を超えたか調べる(ステ
ップ46)。708によれば制限は”3”であり,現在
1なのでまだ超過していない。
ップ46)。708によれば制限は”3”であり,現在
1なのでまだ超過していない。
【0114】次に追加操作704を実行する(ステップ
47)。追加操作は”#WAIT”なので,これは一定
時間時間待ちをすることを示すので時間待ちをする。
47)。追加操作は”#WAIT”なので,これは一定
時間時間待ちをすることを示すので時間待ちをする。
【0115】以上でエラーが回復したものとして,遷移
回数を数える変数WとSを1増やして(ステップ4
8),ステップ22に戻る。
回数を数える変数WとSを1増やして(ステップ4
8),ステップ22に戻る。
【0116】3回繰り返しても同じエラーが発生しつづ
ければステップ46でエラー終了となる。このとき,7
05と706から,エラーの原因に関する定義とエラー
メッセージが得られるので,ユーザに表示するなどの対
処を行なう。
ければステップ46でエラー終了となる。このとき,7
05と706から,エラーの原因に関する定義とエラー
メッセージが得られるので,ユーザに表示するなどの対
処を行なう。
【0117】以上に述べた第三の実施例では,自動的な
遷移に失敗した場合,遷移エラー表16を用いてエラー
の原因を判別する。もし遷移エラー表16のリトライ回
数が1以上なら,回復のための追加操作704を実行し
た後,リトライを行なう。
遷移に失敗した場合,遷移エラー表16を用いてエラー
の原因を判別する。もし遷移エラー表16のリトライ回
数が1以上なら,回復のための追加操作704を実行し
た後,リトライを行なう。
【0118】本実施例によれば,制御対象装置12が期
待した通りの動作をしなかった場合でも,原因を特定し
てエラー状態から回復して当初期待した結果を得ること
ができる。
待した通りの動作をしなかった場合でも,原因を特定し
てエラー状態から回復して当初期待した結果を得ること
ができる。
【0119】本実施例では第一の実施例で説明した手順
の中でエラーが発生した場合を例として説明したが,第
二の実施例で説明した順序遷移表に基づく順序遷移処理
の中でエラーが有った場合も同様で,ステップ37で検
出された再帰実行エラーに対して本実施例に述べたエラ
ー回復処理を行なう。
の中でエラーが発生した場合を例として説明したが,第
二の実施例で説明した順序遷移表に基づく順序遷移処理
の中でエラーが有った場合も同様で,ステップ37で検
出された再帰実行エラーに対して本実施例に述べたエラ
ー回復処理を行なう。
【0120】以下,図1〜図10を用いて本発明の第四
の実施例を詳細に説明する。
の実施例を詳細に説明する。
【0121】第四の実施例は制御対象装置12の状態が
エラー状態になるまで繰り返し遷移を行なうものであ
る。ここでのエラー状態とは必ずしも具合の悪い状態を
指すのではなく,制御対象装置12が状態遷移表14の
次の状態で示された状態に遷移しなかった状況を指す。
本実施例では,制御対象装置12に対してある操作を繰
り返し行なうとき,制御対象装置12がもうそれ以上繰
り返し操作ができなくなった状態を,エラー状態として
検出し,状態遷移制御手段10はこれを契機に繰り返し
操作を停止する。
エラー状態になるまで繰り返し遷移を行なうものであ
る。ここでのエラー状態とは必ずしも具合の悪い状態を
指すのではなく,制御対象装置12が状態遷移表14の
次の状態で示された状態に遷移しなかった状況を指す。
本実施例では,制御対象装置12に対してある操作を繰
り返し行なうとき,制御対象装置12がもうそれ以上繰
り返し操作ができなくなった状態を,エラー状態として
検出し,状態遷移制御手段10はこれを契機に繰り返し
操作を停止する。
【0122】例えば本実施例に説明する例では,図9に
示す本発明の一応用例において,業務アプリケーション
プログラム91が図書情報の管理をするシステムであっ
て,図書情報を出力する場合について説明する。管理し
ている図書は多数あるため,図書情報を出力する場合
は,一画面では例えば十冊分の情報しか表示できない。
このため複数の画面に分割して表示する。
示す本発明の一応用例において,業務アプリケーション
プログラム91が図書情報の管理をするシステムであっ
て,図書情報を出力する場合について説明する。管理し
ている図書は多数あるため,図書情報を出力する場合
は,一画面では例えば十冊分の情報しか表示できない。
このため複数の画面に分割して表示する。
【0123】図6の614の行のデータは制御対象装置
12が図書情報の出力を行なっている状態を示す状態”
311”を定義するデータである。図5の519の行の
データはメインメニュー画面を出力している状態”20
1”から,状態”311”への遷移を定義している。
12が図書情報の出力を行なっている状態を示す状態”
311”を定義するデータである。図5の519の行の
データはメインメニュー画面を出力している状態”20
1”から,状態”311”への遷移を定義している。
【0124】519の操作によれば,メニュー項目か
ら”3”を選択することで図書情報の出力画面へと遷移
することが定義されている。
ら”3”を選択することで図書情報の出力画面へと遷移
することが定義されている。
【0125】また,図5の520の行のデータは状態”
311”で送信指示”KEY”に”SEND”を指示す
る操作を行なうと,再び状態”311”に遷移すること
を示している。これは一度に表示できない図書情報を分
割して表示しており,この遷移により次の十冊分の情報
を表示する。
311”で送信指示”KEY”に”SEND”を指示す
る操作を行なうと,再び状態”311”に遷移すること
を示している。これは一度に表示できない図書情報を分
割して表示しており,この遷移により次の十冊分の情報
を表示する。
【0126】図6の613の行のデータは,すべての図
書情報を表示したことを示す”MSGID=33”が制
御対象装置12から送られてきた状態を示す。この状
態”312”に至るまで移”7”を繰り返せば,制御対
象装置12にすべての図書情報を表示させる制御ができ
る。
書情報を表示したことを示す”MSGID=33”が制
御対象装置12から送られてきた状態を示す。この状
態”312”に至るまで移”7”を繰り返せば,制御対
象装置12にすべての図書情報を表示させる制御ができ
る。
【0127】以上に説明した状況において,状態遷移制
御手段10がどのようにして遷移を制御するかを図4の
411と412の行のデータを参照しながら以下に説明
する。
御手段10がどのようにして遷移を制御するかを図4の
411と412の行のデータを参照しながら以下に説明
する。
【0128】いま,制御対象装置12の状態が”31
1”であって,図書情報の表示に対応する遷移である”
23”が指示されたとする。
1”であって,図書情報の表示に対応する遷移である”
23”が指示されたとする。
【0129】ステップ54ではG=”0”,T=”2
3”がそれぞれ代入される。411の再帰実行する遷移
が”7”であるから,ステップ35では,G=”0”,
T=”7”で再帰実行を行ない,制御対象装置12は次
の図書情報の表示を行ない,状態は再度”311”に遷
移する。
3”がそれぞれ代入される。411の再帰実行する遷移
が”7”であるから,ステップ35では,G=”0”,
T=”7”で再帰実行を行ない,制御対象装置12は次
の図書情報の表示を行ない,状態は再度”311”に遷
移する。
【0130】ステップ38では次の遷移が代入される
が,411によればこれは”23”であり,従ってG
=”0”,T=”23”になるため,上記の処理をさら
に繰り返す。
が,411によればこれは”23”であり,従ってG
=”0”,T=”23”になるため,上記の処理をさら
に繰り返す。
【0131】いずれ,すべての図書情報を表示すると,
ステップ30で遷移”7”を実行したとき,制御対象装
置12の状態が”312”に遷移する。ステップ32で
エラーが検出されるが,図7に示すように遷移エラー表
16に710のエラー回復の定義があり,追加操作に正
常終了を意味する指示”#END”があるため,ステッ
プ35の再帰実行を正常に終了する。
ステップ30で遷移”7”を実行したとき,制御対象装
置12の状態が”312”に遷移する。ステップ32で
エラーが検出されるが,図7に示すように遷移エラー表
16に710のエラー回復の定義があり,追加操作に正
常終了を意味する指示”#END”があるため,ステッ
プ35の再帰実行を正常に終了する。
【0132】ステップ38ではT=”23”が代入され
て処理を繰り返すが,次回は状態が”312”であるた
め412の行の定義が該当し,412によれば次の遷移
が正常終了を意味する”0”となっているために,全体
の処理を正常に終了する。
て処理を繰り返すが,次回は状態が”312”であるた
め412の行の定義が該当し,412によれば次の遷移
が正常終了を意味する”0”となっているために,全体
の処理を正常に終了する。
【0133】411及び412の遷移回数制限は”1
0”となっているので,一画面あたり10冊ずつ,10
回繰り返し表示を続けて最大で100冊までの図書情報
を得ることができる。むろん,例えば200冊まで得た
い場合は遷移回数制限を”20”などにすればよいこと
は言うまでもない。
0”となっているので,一画面あたり10冊ずつ,10
回繰り返し表示を続けて最大で100冊までの図書情報
を得ることができる。むろん,例えば200冊まで得た
い場合は遷移回数制限を”20”などにすればよいこと
は言うまでもない。
【0134】以上に述べた第四の実施例によれば,制御
対象装置12の状態がエラー状態になるまで繰り返し遷
移させる制御を行なうことができる。これにより,状態
遷移の繰り返しを終了させる契機が制御対象装置12の
方から指示される場合でも,状態遷移制御手段10はこ
れを検出して繰り返しを終了させることができる。その
ためには,終了の契機を識別する状態を状態定義表15
に定義し,この状態を契機に順序制御処理を終了するよ
うに順序遷移表13を定義することで達成される。
対象装置12の状態がエラー状態になるまで繰り返し遷
移させる制御を行なうことができる。これにより,状態
遷移の繰り返しを終了させる契機が制御対象装置12の
方から指示される場合でも,状態遷移制御手段10はこ
れを検出して繰り返しを終了させることができる。その
ためには,終了の契機を識別する状態を状態定義表15
に定義し,この状態を契機に順序制御処理を終了するよ
うに順序遷移表13を定義することで達成される。
【0135】
【発明の効果】本発明の一実施例によれば,従来の業務
処理システムを変更することなく,外部からその状態遷
移を制御することで,従来の業務処理システムを利用し
て新たな業務処理システムが実現可能となるという顕著
な効果を奏するものである。
処理システムを変更することなく,外部からその状態遷
移を制御することで,従来の業務処理システムを利用し
て新たな業務処理システムが実現可能となるという顕著
な効果を奏するものである。
【0136】本発明の第一の実施例によれば,ある到達
目標の状態が指定されたとき,その状態への遷移を自動
的に制御できる。また,予め状態遷移表に定義したある
遷移が指定された場合も同様に定義に従って遷移を自動
的に制御できる。さらに,自動的な遷移が無限に繰り返
される事態に陥っても,全体の遷移回数の制限数で歯止
めがかかり,エラーを検出できる。
目標の状態が指定されたとき,その状態への遷移を自動
的に制御できる。また,予め状態遷移表に定義したある
遷移が指定された場合も同様に定義に従って遷移を自動
的に制御できる。さらに,自動的な遷移が無限に繰り返
される事態に陥っても,全体の遷移回数の制限数で歯止
めがかかり,エラーを検出できる。
【0137】さらに,目標状態に至る遷移が複数回必要
な場合でも同様に自動的な遷移を達成できる。
な場合でも同様に自動的な遷移を達成できる。
【0138】自動的な遷移を再帰的に処理することで,
予め状態遷移表に定義した内容が不十分なために現在状
態に該当する定義がない場合でも,該当する状態に至る
まで自動的な遷移を行なって定義を補うことができる。
あらゆる2状態の間の遷移を全て定義すると状態数の自
乗に比例する数の定義が必要となるが,定義を補うこと
で,主要な定義だけで制御することが可能となる。
予め状態遷移表に定義した内容が不十分なために現在状
態に該当する定義がない場合でも,該当する状態に至る
まで自動的な遷移を行なって定義を補うことができる。
あらゆる2状態の間の遷移を全て定義すると状態数の自
乗に比例する数の定義が必要となるが,定義を補うこと
で,主要な定義だけで制御することが可能となる。
【0139】また,ウィンドウシステムを制御対象装置
とした場合,ある特定のウィンドウの表示/非表示状
態,あるダイアログボックスの表示/非表示状態,表示
される各種メッセージ,メニューやラジオボタンの選択
状態などの状態を識別し,ボタンの押下やメニュー項目
の選択操作,キー入力操作などにより状態を自動的に制
御することで,ウィンドウシステム上でウィンドウを表
示するプログラムの状態遷移を制御することができる。
とした場合,ある特定のウィンドウの表示/非表示状
態,あるダイアログボックスの表示/非表示状態,表示
される各種メッセージ,メニューやラジオボタンの選択
状態などの状態を識別し,ボタンの押下やメニュー項目
の選択操作,キー入力操作などにより状態を自動的に制
御することで,ウィンドウシステム上でウィンドウを表
示するプログラムの状態遷移を制御することができる。
【0140】また本発明の第二の実施例によれば,順序
遷移表に予め定められた順序に従って,指定された遷移
を制御できる。例えばホスト計算機の業務アプリケーシ
ョンプログラムへのログイン操作を制御場合,もし既に
ログイン操作が済んだ後の段階にあれば,一旦ログオフ
してから,与えられたログイン名でログインし直すとい
う,予め定められた手順を踏んで,ログインの制御をで
きる。このように,遷移操作が複雑であっても,順序遷
移表に予め定義しておけば自動化でき,制御の指示を一
つ一つ与える必要がないという効果が得られる。
遷移表に予め定められた順序に従って,指定された遷移
を制御できる。例えばホスト計算機の業務アプリケーシ
ョンプログラムへのログイン操作を制御場合,もし既に
ログイン操作が済んだ後の段階にあれば,一旦ログオフ
してから,与えられたログイン名でログインし直すとい
う,予め定められた手順を踏んで,ログインの制御をで
きる。このように,遷移操作が複雑であっても,順序遷
移表に予め定義しておけば自動化でき,制御の指示を一
つ一つ与える必要がないという効果が得られる。
【0141】また,自動的な遷移が無限に繰り返される
状況が発生してもこれを検出して停止できる。
状況が発生してもこれを検出して停止できる。
【0142】また本発明の第三の実施例によれば,自動
的な遷移に失敗した場合,エラーの原因を判別できる。
さらにエラーからの回復を制御できる。例えばある一定
時間だけ時間待ちをすれば回復可能な場合は,時間待ち
の後に再度遷移を試みる。さらに,リトライが無限に繰
り返されることがないようにリトライ回数を制限するこ
ともできる。
的な遷移に失敗した場合,エラーの原因を判別できる。
さらにエラーからの回復を制御できる。例えばある一定
時間だけ時間待ちをすれば回復可能な場合は,時間待ち
の後に再度遷移を試みる。さらに,リトライが無限に繰
り返されることがないようにリトライ回数を制限するこ
ともできる。
【0143】また本発明の第四の実施例によれば,制御
対象装置12の状態がエラー状態になるまで繰り返し遷
移させる制御を行なうことができる。これにより,状態
遷移の繰り返しを終了させる契機が制御対象装置12の
方から指示される場合でも,状態遷移制御手段10はこ
れを検出して繰り返しを終了させることができる。
対象装置12の状態がエラー状態になるまで繰り返し遷
移させる制御を行なうことができる。これにより,状態
遷移の繰り返しを終了させる契機が制御対象装置12の
方から指示される場合でも,状態遷移制御手段10はこ
れを検出して繰り返しを終了させることができる。
【0144】また,インタネット上のWWW(Worl
d Wide Webの略)に用いられるWWWブラウザ
とサーバとホスト計算機とを通信手段を介して接続し,
サーバ上にホスト計算機上のオンライン業務処理システ
ムの状態遷移を制御する状態遷移制御手段と,新たなオ
ンライン業務画面をWWWブラウザに表示するUI制御
手段とを設けることで,WWWブラウザから操作して用
いる新たな業務処理システムを実現できる。
d Wide Webの略)に用いられるWWWブラウザ
とサーバとホスト計算機とを通信手段を介して接続し,
サーバ上にホスト計算機上のオンライン業務処理システ
ムの状態遷移を制御する状態遷移制御手段と,新たなオ
ンライン業務画面をWWWブラウザに表示するUI制御
手段とを設けることで,WWWブラウザから操作して用
いる新たな業務処理システムを実現できる。
【0145】また,ウィンドウを表示する第一のプログ
ラムを搭載したパソコン上に,このプログラムの状態遷
移を制御する状態遷移制御手段と,他のウィンドウを表
示する第二のプログラムを設け,状態遷移制御手段を用
いて第二のプログラムから第一のプログラムを制御しな
がら新たなウィンドウ画面で情報処理を行なうこともで
きる。
ラムを搭載したパソコン上に,このプログラムの状態遷
移を制御する状態遷移制御手段と,他のウィンドウを表
示する第二のプログラムを設け,状態遷移制御手段を用
いて第二のプログラムから第一のプログラムを制御しな
がら新たなウィンドウ画面で情報処理を行なうこともで
きる。
【図1】本発明にかかる状態遷移制御方法のステップ5
6の詳細を示すフローチャートである。
6の詳細を示すフローチャートである。
【図2】本発明にかかる状態遷移制御方法のメインルー
チンの処理手順を示すフローチャートである。
チンの処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明にかかる状態遷移制御方法を用いて制御
を行なう装置の構成を示すブロック図である。
を行なう装置の構成を示すブロック図である。
【図4】順序遷移表13の一例である。
【図5】状態遷移表14の一例である。
【図6】状態定義表15の一例である。
【図7】遷移エラー表16の一例である。
【図8】典型的な業務処理システムの一構成例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】本発明にかかる状態遷移制御方法を用いる装置
の一応用例である。
の一応用例である。
【図10】業務アプリケーションプログラム91と通信
制御手段92の間でやり取りされるデータを示すシーケ
ンス図の一例である。
制御手段92の間でやり取りされるデータを示すシーケ
ンス図の一例である。
10…状態遷移制御手段,11…制御操作伝達手段,1
2…制御対象装置,13…順序遷移表,14…状態遷移
表,15…状態定義表,16…遷移エラー表,90…ホ
スト計算機,91…業務アプリケーションプログラム,
92…通信制御手段,93…入出力データ記憶手段,9
4…UI制御手段,95…ブラウザ,96…サーバ,9
7…端末。
2…制御対象装置,13…順序遷移表,14…状態遷移
表,15…状態定義表,16…遷移エラー表,90…ホ
スト計算機,91…業務アプリケーションプログラム,
92…通信制御手段,93…入出力データ記憶手段,9
4…UI制御手段,95…ブラウザ,96…サーバ,9
7…端末。
Claims (4)
- 【請求項1】ホスト計算機と,通信手段と,ディスプレ
イないしテレビを備えかつグラフィックス表示機能を有
する計算機とを用いる状態遷移制御方法であって,前記
ホスト計算機は業務アプリケーションプログラムを有
し,前記計算機は,該業務処理プログラムの状態を識別
するための状態定義表と,遷移と,遷移前の状態と,遷
移後の状態と,該業務処理プログラムに対して状態の遷
移を引き起こさせるための操作との対応を示す状態遷移
表とを有し,入力データを記憶するステップと,到達目
標の状態を記憶するステップと,該状態定義表を参照し
て該業務処理プログラムの現在の状態を識別するステッ
プと,該状態遷移表を参照して,該現在の状態から該到
達目標の状態に至る遷移の経路を探索するステップと,
該遷移の経路の最初の遷移について,該状態遷移表を参
照して対応する操作を取得し,この操作を該入力データ
を用いながら該業務処理プログラムに適用して遷移させ
るステップと,該遷移の経路に基づいて,該到達目標の
状態に至るまで前記ステップを繰り返すステップと,遷
移の結果,該業務処理プログラムが出力する出力データ
を記憶するステップとを有することを特徴とする状態遷
移制御方法。 - 【請求項2】請求項1記載の状態遷移制御方法であっ
て,前記計算機はさらに,第一の遷移と,遷移前の状態
と,再帰実行する第二の遷移と,再帰実行の次に実行す
る第三の遷移との対応を示す順序遷移表を有し,さら
に,実行する遷移を記憶するステップと,(a)該順序
遷移表を参照して,該第一の遷移が該実行する遷移に等
しく,かつ,該遷移前の状態が該現在の状態に等しいも
のを捜し,これに対応する該第二の遷移と該第三の遷移
とを取得するステップと,(b)該第二の遷移を実行す
るステップと,該第三の遷移を次に実行する遷移として
前記(a)と(b)のステップをさらに繰り返すステッ
プとを有することを特徴とする状態遷移制御方法。 - 【請求項3】請求項1記載の状態遷移制御方法であっ
て,前記計算機はさらに,実行しようとした遷移と,結
果の状態と,追加操作との対応とを示す遷移エラー表を
有し,さらに,該状態定義表を参照して,該操作を該業
務処理プログラムに適用した後の結果の状態を識別する
ステップと,該状態遷移表を参照して,該遷移後の状態
を取得するステップと,該結果の状態と該遷移後の状態
とが等しくない場合,該遷移エラー表を参照して,前記
ステップで実行しようとした遷移と該結果の状態とに対
応する追加操作を取得するステップと,該追加操作を該
入力データを用いながら該業務処理プログラムに適用し
てエラーから回復させるステップとを有することを特徴
とする状態遷移制御方法。 - 【請求項4】請求項1記載の状態遷移制御方法であっ
て,前記状態定義表はさらに,該業務処理プログラムの
状態の上位の状態を識別する情報をさらに有し,該現在
の状態から該到達目標の状態に至る遷移の経路を探索す
る前記ステップは,もし経路が見つからない場合はさら
に,該状態遷移表を参照して,該現在の状態の該上位の
状態を取得して,該上位の状態から該到達目標の状態に
至る遷移の経路を探索するステップをさらに有すること
を特徴とする状態遷移制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9275524A JPH11110351A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 状態遷移制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9275524A JPH11110351A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 状態遷移制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11110351A true JPH11110351A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17556666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9275524A Pending JPH11110351A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 状態遷移制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11110351A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011186513A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Oki Electric Industry Co Ltd | 端末装置、ログイン制御方法、及びログイン制御システム |
| JP2013534347A (ja) * | 2010-08-17 | 2013-09-02 | マッシブリー パラレル テクノロジーズ, インコーポレイテッド | 高性能コンピューティングアプリケーションの実行のためのシステムおよび方法 |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP9275524A patent/JPH11110351A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011186513A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-22 | Oki Electric Industry Co Ltd | 端末装置、ログイン制御方法、及びログイン制御システム |
| JP2013534347A (ja) * | 2010-08-17 | 2013-09-02 | マッシブリー パラレル テクノロジーズ, インコーポレイテッド | 高性能コンピューティングアプリケーションの実行のためのシステムおよび方法 |
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