JPH11110577A - 画像データ処理装置および方法、並びに伝送媒体 - Google Patents

画像データ処理装置および方法、並びに伝送媒体

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JPH11110577A
JPH11110577A JP21086598A JP21086598A JPH11110577A JP H11110577 A JPH11110577 A JP H11110577A JP 21086598 A JP21086598 A JP 21086598A JP 21086598 A JP21086598 A JP 21086598A JP H11110577 A JPH11110577 A JP H11110577A
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JP21086598A
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Sukeyuki Ihara
祐之 井原
Yuji Matsumoto
雄二 松本
Eiichi Ishii
栄一 石井
Chizuru Makita
千鶴 牧田
Kohei Nojiri
晃平 野尻
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アニメーションのカラー画像を迅速に作成で
きるようにする。 【解決手段】 ステップS4で作成したトレース線の動
画像を、ステップS11で、カメラ、スキャナなどで取
り込み、線画像を生成する。線画像を細線化し、細線化
した線で閉領域を形成させる。ステップS12で、閉領
域の中の画素を所定の色にペイントさせる。トレース線
を太線化し、太線の画素を所定の色で着色させる。閉領
域の画素を着色した画像と、太線化した画素を着色した
画像とを合成する。ステップS13で、合成した画像の
動画をチェックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ処理装
置および方法、並びに伝送媒体に関し、特に、アニメー
ションの画像のデータを迅速に生成することができるよ
うにした画像データ処理装置および方法、並びに伝送媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】図36は、従来のアニメーションを制作
する場合の処理の流れを表している。最初に、ステップ
S1において、アニメーションの制作の企画が行われ
る。この企画に基づいて、ステップS2において、シナ
リオが作成される。次に、ステップS3において、原画
が作成される。この原画は、紙に鉛筆やペンなどを用い
て描かれるものである。
【0003】次に、ステップS4において、ステップS
3で作成された原画に基づいて、動画が作成される。こ
の動画は、ステップS3において作成された1枚の原画
と次の原画とを動画として見せるために、補間するもの
である。
【0004】このようにして作成された動画は、ステッ
プS5において、透明なフィルム上にコピーされ、セル
画が作成される。このとき、1枚のフレームの画像は、
複数のレイヤの画像から構成される。
【0005】例えば図37に示すように、家に向かって
人と犬が歩いていく3枚のフレームからなる動画は、各
フレーム毎に3つのレイヤで構成される。すなわち、こ
の例においては、背景のレイヤとして、家の画像が描か
れたセル画像Cが用意される。そして、人間と犬は、そ
れぞれレイヤAとレイヤBに描かれる。レイヤAにおい
ては、フレームF2のセル画像A2では、フレームF1
のセル画像A1における位置から若干移動した位置に人
間が描かれる。同様に、フレームF3のセル画像A3に
おいては、フレームF2のセル画像A2の位置より若干
移動した位置に人間が描かれている。
【0006】さらに、レイヤBにおいても、フレームF
2のセル画像B2の犬の位置は、フレームF1のセル画
像B1の位置より若干移動した位置になっている。ま
た、フレームF3のセル画像B3の犬の位置は、フレー
ムF2のセル画像B2の位置より若干移動した位置とな
っている。
【0007】このように、複数のレイヤのセル画像が作
成されると、ステップS6において、これらのセル画像
に対するペイント処理(着色処理)が実行される。すな
わち、各セル画像に対して絵具などを用いて着色処理が
行われる。次に、ステップS7において、着色されたセ
ル画を複数枚重ねて撮影し、1枚のフレームとする。
【0008】例えば、図38に示すように、レイヤAと
レイヤBをレイヤCに重ねて、1枚のフレーム(1コ
マ)の画像とする。このような処理が複数フレームにわ
たって順次行われ、複数フレームの動画像のデータが作
成される。
【0009】次に、ステップS8において、以上のよう
にして作成した動画像を再生してチェックが行われる。
その後、ステップS9において、動画像に対応する音声
信号が記録され、ステップS10において、放映され
る。
【0010】このように、人間が手作業で、セル画像を
着色するようにすると、アニメーション画像を生成する
のに、多大な労力と時間を要する。そこで、これらの作
業をコンピュータ化することが考えられる。この場合、
既に着色されている画像と、まだ着色されていない画像
をαキーデータを作成し、このαキーデータに対応する
画像を表示することで確認することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、アニメー
ションを制作する場合、動画作成、セル画作成、ペイン
ト処理、撮影処理などが、全て人手を介して行われてい
るので、1本のアニメーションを作成するのに、長い時
間と労力を必要とする課題があった。
【0012】原画像自体をコンピュータを使って描くよ
うにすると、画像を構成するトレース線の微妙なタッチ
などを表現することが困難となり、アニメーションの作
者が意図する雰囲気を有する画像を、正確に描くことが
困難となる。
【0013】人手により、複数のセル画像をレイヤ毎に
重ねて撮影する操作を繰り返すことで、複数のフレーム
からなる動画像を生成するようにすると、フレーム画像
を変更することが困難となる課題があった。
【0014】着色処理をコンピュータ化することが考え
られる。しかしながら、コンピュータにより着色処理を
行うと、作者が、鉛筆やペンなどを用いて手で描いた微
妙なタッチを表現することが困難となる課題があった。
【0015】人間が手作業でセル画に着色し、それを撮
影するようにすると、1本のアニメーションを製作する
のに、多大な労力と時間が要する課題があった。
【0016】画像を所定の色に着色する処理をコンピュ
ータ化し、コンピュータの画像が表示されているディス
プレイ上において、マウスを操作して、カーソルをディ
スプレイ上において、筆のように動かして色を塗るよう
にすると、細かいところで色の塗り残した部分が発生す
る恐れがあった。
【0017】αキーデータの画像を表示する場合と、着
色した画像を表示する場合とでは、モードを切り換える
必要があり、αキーデータに対応する画像で塗り残され
ている領域の位置を、ユーザが記憶し、モードを切り換
えて、カラー画像を表示させ、記憶した位置の領域に着
色処理を施す操作を繰り返す必要がある。その結果、塗
り残しの位置を記憶し、モードを切り換える操作を繰り
返さなければならず、操作性が悪い課題があった。
【0018】着色処理をコンピュータ化した場合におい
ても、各セル画像をコンピュータ上において、1枚1枚
着色する操作をすると、面倒であり、さらなる操作性の
改善が望まれていた。
【0019】人手により、セル画の着色処理を行うよう
にすると、アニメーション画像を作成するのに、多くの
労力と時間がかかり、そのことから、一旦作成した画像
を、より変化に富んだ画像に変更したりすることが困難
である課題があった。
【0020】第1の発明は、迅速に、かつ、簡単に、ア
ニメーションの画像を制作することができるようにする
ものである。
【0021】第2の発明は、作者が意図する雰囲気を有
する画像に基づくアニメーションの画像データを、迅速
かつ確実に、生成することができるようにするものであ
る。
【0022】第3の発明は、フレーム画像を容易に変更
し、所望のフレーム画像を作成できるようにするもので
ある。
【0023】第4の発明は、作者が意図するタッチを正
確に表現することができるようにするものである。
【0024】第5の発明は、迅速かつ確実に、カラーの
アニメーションの画像を生成することができるようにす
るものである。
【0025】第6の発明は、色の塗り残しの発生を防止
し、迅速かつ確実に、画像を所望の色に着色することが
できるようにするものである。
【0026】第7の発明は、操作性を改善し、迅速かつ
確実に、塗り残しの部分を発見し、修正できるようにす
るものである。
【0027】第8の発明は、操作性を改善し、迅速かつ
確実に、カラー画像を生成することができるようにする
ものである。
【0028】第9の発明は、簡単かつ確実に、変化に富
んだ画像を作成することができるようにするものであ
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の画像デ
ータ処理装置は、取り込まれた画像から線で構成される
画像を生成する線画像生成手段と、画像を構成する線で
囲まれている領域の画素を着色する領域着色手段と、領
域着色手段により領域の画素が着色された画像と、画像
を構成する線の画像とを合成する合成手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0030】請求項5に記載の画像データ処理方法は、
取り込まれた画像から線で構成される画像を生成する線
画像生成ステップと、画像を構成する線で囲まれている
領域の画素を着色する領域着色ステップと、領域着色ス
テップにより領域の画素が着色された画像と、画像を構
成する線の画像とを合成する合成ステップとを備えるこ
とを特徴とする。
【0031】請求項6に記載の伝送媒体は、取り込まれ
た画像から線で構成される画像を生成する線画像生成ス
テップと、画像を構成する線で囲まれている領域の画素
を着色する領域着色ステップと、領域着色ステップによ
り領域の画素が着色された画像と、画像を構成する線の
画像とを合成する合成ステップとを備えるプログラムを
伝送することを特徴とする。
【0032】請求項7に記載の画像データ処理装置は、
取り込まれるセル画像のセル番号を指定するセル番号指
定手段と、取り込まれるセル画像のレイヤ番号を指定す
るレイヤ番号指定手段と、既に取り込まれているセル画
像のセル番号とレイヤ番号を表示させる表示制御手段と
を備えることを特徴とする。
【0033】請求項10に記載の画像データ処理方法
は、取り込まれるセル画像のセル番号を指定するセル番
号指定ステップと、取り込まれるセル画像のレイヤ番号
を指定するレイヤ番号指定ステップと、既に取り込まれ
ているセル画像のセル番号とレイヤ番号を表示させる表
示制御ステップとを備えることを特徴とする。
【0034】請求項11に記載の伝送媒体は、取り込ま
れるセル画像のセル番号を指定するセル番号指定ステッ
プと、取り込まれるセル画像のレイヤ番号を指定するレ
イヤ番号指定ステップと、既に取り込まれているセル画
像のセル番号とレイヤ番号を表示させる表示制御ステッ
プとを備えるプログラムを伝送することを特徴とする。
【0035】請求項12に記載の画像データ処理装置
は、動画像のフレームの時系列に対応するフレーム番号
と、レイヤ番号とで規定されるタイムシートを表示させ
るタイムシート表示制御手段と、タイムシートの所定の
位置に、取り込まれたセル画像のセル番号を入力するセ
ル番号入力手段とを備えることを特徴とする。
【0036】請求項20に記載の画像データ処理方法
は、動画像のフレームの時系列に対応するフレーム番号
と、レイヤ番号とで規定されるタイムシートを表示させ
るタイムシート表示制御ステップと、タイムシートの所
定の位置に、取り込まれたセル画像のセル番号を入力す
るセル番号入力ステップとを備えることを特徴とする。
【0037】請求項21に記載の伝送媒体は、動画像の
フレームの時系列に対応するフレーム番号と、レイヤ番
号とで規定されるタイムシートを表示させるタイムシー
ト表示制御ステップと、タイムシートの所定の位置に、
取り込まれたセル画像のセル番号を入力するセル番号入
力ステップとを備えるプログラムを伝送することを特徴
とする。
【0038】請求項22に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれた画像を構成するトレース線の濃度を検
出する検出手段と、トレース線で囲まれた領域を着色す
る領域着色手段と、トレース線で囲まれた領域のトレー
ス線の近傍の色を、トレース線の濃度に対応して決定す
る決定手段とを備えることを特徴とする。
【0039】請求項28に記載の画像データ処理方法
は、取り込まれた画像を構成するトレース線の濃度を検
出する検出ステップと、トレース線で囲まれた領域を着
色する領域着色ステップと、トレース線で囲まれた領域
のトレース線の近傍の色を、トレース線の濃度に対応し
て決定する決定ステップとを備えることを特徴とする。
【0040】請求項29に記載の伝送媒体は、取り込ま
れた画像を構成するトレース線の濃度を検出する検出ス
テップと、トレース線で囲まれた領域を着色する領域着
色ステップと、トレース線で囲まれた領域のトレース線
の近傍の色を、トレース線の濃度に対応して決定する決
定ステップとを備えるプログラムを伝送することを特徴
とする。
【0041】請求項30に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれた画像を構成するトレース線のオリジナ
ルの色を識別する識別手段と、トレース線で囲まれた領
域を着色する領域着色手段と、トレース線とトレース線
で囲まれた領域の境界部の色、または、トレース線の一
方の側の領域と他方の側の領域の境界部の色であって、
トレース線を省略した場合の色を、識別手段の識別結果
に対応して決定する決定手段とを備えることを特徴とす
る。
【0042】請求項33に記載の画像データ処理方法
は、取り込まれた画像を構成するトレース線のオリジナ
ルの色を識別する識別ステップと、トレース線で囲まれ
た領域を着色する領域着色ステップと、トレース線とト
レース線で囲まれた領域の境界部の色、または、トレー
ス線の一方の側の領域と他方の側の領域の境界部の色で
あって、トレース線を省略した場合の色を、識別ステッ
プの識別結果に対応して決定する決定ステップとを備え
ることを特徴とする。
【0043】請求項34に記載の伝送媒体は、取り込ま
れた画像を構成するトレース線のオリジナルの色を識別
する識別ステップと、トレース線で囲まれた領域を着色
する領域着色ステップと、トレース線とトレース線で囲
まれた領域の境界部の色、または、トレース線の一方の
側の領域と他方の側の領域の境界部の色であって、トレ
ース線を省略した場合の色を、識別ステップの識別結果
に対応して決定する決定ステップとを備えるプログラム
を伝送することを特徴とする。
【0044】請求項35に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれたトレース線の各画素を有色画素と無色
画素に2値化する2値化手段と、トレース線を、1画素
の幅の有色画素からなる線に変換する変換手段とを備え
ることを特徴とする。
【0045】請求項40に記載の画像データ処理方法
は、取り込まれたトレース線の各画素を有色画素と無色
画素に2値化する2値化ステップと、トレース線を、1
画素の幅の有色画素からなる線に変換する変換ステップ
とを備えることを特徴とする。
【0046】請求項41に記載の伝送媒体は、取り込ま
れたトレース線の各画素を有色画素と無色画素に2値化
する2値化ステップと、トレース線を、1画素の幅の有
色画素からなる線に変換する変換ステップとを備えるプ
ログラムを伝送することを特徴とする。
【0047】請求項42に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれたトレース線の画素を有色画素と無色画
素に2値化する2値化手段と、2値化手段により2値化
された有色画素よりなるトレース線が閉じているか否か
を確認させる確認手段とを備えることを特徴とする。
【0048】請求項46に記載の画像データ処理方法
は、取り込まれたトレース線の画素を有色画素と無色画
素に2値化する2値化ステップと、2値化ステップで2
値化された有色画素よりなるトレース線が閉じているか
否かを確認させる確認ステップとを備えることを特徴と
する。
【0049】請求項47に記載の伝送媒体は、取り込ま
れたトレース線の画素を有色画素と無色画素に2値化す
る2値化ステップと、2値化ステップで2値化された有
色画素よりなるトレース線が閉じているか否かを確認さ
せる確認ステップとを備えるプログラムを伝送すること
を特徴とする。
【0050】請求項48に記載の画像データ処理装置
は、線画像の所定の領域を着色した着色画像を生成する
着色画像生成手段と、着色画像の着色された領域と着色
されていない領域とを識別する識別画像を生成する識別
画像生成手段と、識別画像上に、着色画像を表示させる
表示制御手段とを備えることを特徴とする。
【0051】請求項55に記載の画像データ処理方法
は、線画像の所定の領域を着色した着色画像を生成する
着色画像生成ステップと、着色画像の着色された領域と
着色されていない領域とを識別する識別画像を生成する
識別画像生成ステップと、識別画像上に、着色画像を表
示させる表示制御ステップとを備えることを特徴とす
る。
【0052】請求項56に記載の伝送媒体は、線画像の
所定の領域を着色した着色画像を生成する着色画像生成
ステップと、着色画像の着色された領域と着色されてい
ない領域とを識別する識別画像を生成する識別画像生成
ステップと、識別画像上に、着色画像を表示させる表示
制御ステップとを備えるプログラムを伝送することを特
徴とする。
【0053】請求項57に記載の画像データ処理装置
は、第1のフレームの第1の画像と第2のフレームの第
2の画像の対応関係を判定する判定手段と、第1の画像
の色を検出する検出手段と、判定手段の判定結果に対応
して、検出手段により検出した色を、第2の画像に着色
する着色手段とを備えることを特徴とする。
【0054】請求項64に記載の画像データ処理方法
は、第1のフレームの第1の画像と第2のフレームの第
2の画像の対応関係を判定する判定ステップと、第1の
画像の色を検出する検出ステップと、判定ステップの判
定結果に対応して、検出ステップで検出した色を、第2
の画像に着色する着色ステップとを備えることを特徴と
する。
【0055】請求項65に記載の伝送媒体は、第1のフ
レームの第1の画像と第2のフレームの第2の画像の対
応関係を判定する判定ステップと、第1の画像の色を検
出する検出ステップと、判定ステップの判定結果に対応
して、検出ステップで検出した色を、第2の画像に着色
する着色ステップとを備えるプログラムを伝送すること
を特徴とする。
【0056】請求項66に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれたセル画像のトレース線で囲まれる領域
の無色画素に対して所定の色を着色して着色画像を生成
する着色画像生成手段と、着色画像生成手段による着色
処理に対応して、着色画像の色を着色した着色領域と、
着色していない無着色領域とを識別するキーデータを生
成するキーデータ生成手段と、複数のレイヤの着色画像
を合成する場合の優先度を規定するパラメータを設定す
るパラメータ設定手段と、パラメータ設定手段により設
定されたパラメータと、キーデータ生成手段により生成
されたキーデータとに対応して、複数のレイヤの着色画
像を合成する合成手段とを備えることを特徴とする。
【0057】請求項68に記載の画像データ処理方法
は、取り込まれたセル画像のトレース線で囲まれる領域
の無色画素に対して所定の色を着色して着色画像を生成
する着色画像生成ステップと、着色画像生成ステップに
おける着色処理に対応して、着色画像の色を着色した着
色領域と、着色していない無着色領域とを識別するキー
データを生成するキーデータ生成ステップと、複数のレ
イヤの着色画像を合成する場合の優先度を規定するパラ
メータを設定するパラメータ設定ステップと、パラメー
タ設定ステップにおいて設定されたパラメータと、キー
データ生成ステップにおいて生成されたキーデータとに
対応して、複数のレイヤの着色画像を合成する合成ステ
ップとを備えることを特徴とする。
【0058】請求項69に記載の伝送媒体は、取り込ま
れたセル画像のトレース線で囲まれる領域の無色画素に
対して所定の色を着色して着色画像を生成する着色画像
生成ステップと、着色画像生成ステップにおける着色処
理に対応して、着色画像の色を着色した着色領域と、着
色していない無着色領域とを識別するキーデータを生成
するキーデータ生成ステップと、複数のレイヤの着色画
像を合成する場合の優先度を規定するパラメータを設定
するパラメータ設定ステップと、パラメータ設定ステッ
プにおいて設定されたパラメータと、キーデータ生成ス
テップにおいて生成されたキーデータとに対応して、複
数のレイヤの着色画像を合成する合成ステップとを備え
るプログラムを伝送することを特徴とする。
【0059】請求項1に記載の画像データ処理装置、請
求項5に記載の画像データ処理方法、および請求項6に
記載の伝送媒体においては、取り込まれた画像から線画
像が生成され、着色された画像と、線の画像とが合成さ
れる。
【0060】請求項7に記載の画像データ処理装置、請
求項10に記載の画像データ処理方法、および請求項1
1に記載の伝送媒体においては、取り込まれるセル画像
のセル番号とレイヤ番号が指定され、かつ取り込まれた
セル画像のセル番号とレイヤ番号が表示される。
【0061】請求項12に記載の画像データ処理装置、
請求項20に記載の画像データ処理方法、および請求項
21に記載の伝送媒体においては、フレーム番号とレイ
ヤ番号とで規定されるタイムシートを表示させ、タイム
シートの所定の位置に、取り込まれたセル画像のセル番
号を入力するようにしたので、簡単かつ確実に、各フレ
ームの画像を構成し、また変更することが可能となる。
【0062】請求項22に記載の画像データ処理装置、
請求項28に記載の画像データ処理方法、および請求項
29に記載の伝送媒体においては、トレース線の濃度が
検出され、トレース線で囲まれた領域のトレース線の近
傍の色が、その濃度に対応して決定される。
【0063】請求項30に記載の画像データ処理装置、
請求項33に記載の画像データ処理方法、および請求項
34に記載の伝送媒体においては、トレース線のオリジ
ナルの色の識別結果に対応して、トレース線とトレース
線で囲まれた領域の境界部の色、または、トレース線の
一方の側の領域と他方の側の領域の境界部の色であっ
て、トレース線を省略した場合の色が決定される。
【0064】請求項35に記載の画像データ処理装置、
請求項40に記載の画像データ処理方法、および請求項
41に記載の伝送媒体においては、取り込まれたトレー
ス線が2値化された後、1画素の幅の有色画素からなる
線に変換される。
【0065】請求項42に記載の画像データ処理装置、
請求項46に記載の画像データ処理方法、および請求項
47に記載の伝送媒体においては、取り込まれたトレー
ス線の画素が有色画素と無色画素に2値化され、2値化
された有色画素よりなるトレース線が閉じているか否か
が確認される。
【0066】請求項48に記載の画像データ処理装置、
請求項55に記載の画像データ処理方法、および請求項
56に記載の伝送媒体においては、着色画像の着色され
た領域と着色されていない領域とを識別する識別画像上
に、着色画像が表示される。
【0067】請求項57に記載の画像データ処理装置、
請求項64に記載の画像データ処理方法、および請求項
65に記載の伝送媒体においては、第1のフレームの第
1の画像と第2のフレームの第2の画像の対応関係が判
定され、第1の画像の色が検出される。そして、判定結
果に対応して、検出された色が、第2の画像に着色され
る。
【0068】請求項66に記載の画像データ処理装置、
請求項68に記載の画像データ処理方法、および請求項
69に記載の伝送媒体においては、パラメータとキーデ
ータとに対応して、複数のレイヤの着色画像が合成され
る。
【0069】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0070】請求項1に記載の画像データ処理装置は、
取り込まれた画像から線で構成される画像を生成する線
画像生成手段(例えば図5のステップS45)と、画像
を構成する線で囲まれている領域の画素を着色する領域
着色手段(例えば図5のステップS47)と、領域着色
手段により領域の画素が着色された画像と、画像を構成
する線の画像とを合成する合成手段(例えば図5のステ
ップS57)とを備えることを特徴とする。
【0071】請求項2に記載の画像データ処理装置は、
画像を構成する線の画素を着色する線着色手段(例えば
図5のステップS53)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0072】請求項3に記載の画像データ処理装置は、
線で構成される画像を生成するための画像を取り込む取
込手段(例えば図5のステップS41)をさらに備える
ことを特徴とする。
【0073】請求項7に記載の画像データ処理装置は、
取り込まれるセル画像のセル番号を指定するセル番号指
定手段(例えば、図7のステップS74)と、取り込ま
れるセル画像のレイヤ番号を指定するレイヤ番号指定手
段(例えば、図7のステップS73)と、既に取り込ま
れているセル画像のセル番号とレイヤ番号を表示させる
表示制御手段(例えば、図7のステップS77)とを備
えることを特徴とする。
【0074】請求項9に記載の画像データ処理装置は、
取り込まれたセル画像を表示させるセル画像表示制御手
段(例えば、図7のステップS76)をさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0075】請求項12に記載の画像データ処理装置
は、動画像のフレームの時系列に対応するフレーム番号
と、レイヤ番号とで規定されるタイムシートを表示させ
るタイムシート表示制御手段(例えば、図33のステッ
プS220)と、タイムシートの所定の位置に、取り込
まれたセル画像のセル番号を入力するセル番号入力手段
(例えば、図33のステップS226)とを備えること
を特徴とする。
【0076】請求項13に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれたセル画像を、レイヤ毎に、エントリリ
ストに登録する登録手段(例えば、図33のステップS
223)をさらに備え、セル番号入力手段は、エントリ
リストに登録されたセル番号を入力することを特徴とす
る。
【0077】請求項14に記載の画像データ処理装置
は、エントリリストに登録されたたセル画像を、レイヤ
毎に、セル番号の順番に表示させる登録画像表示制御手
段(例えば、図33のステップS224)をさらに備え
ることを特徴とする。
【0078】請求項15に記載の画像データ処理装置
は、レイヤ、セル、またはフレーム毎に、特殊効果を設
定する特殊効果設定手段(例えば、図33のステップS
230)をさらに備えることを特徴とする。
【0079】請求項18に記載の画像データ処理装置
は、タイムシート上に入力された各レイヤの番号のセル
画像をフレーム毎に合成する合成手段(例えば、図33
のステップS227)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0080】請求項19に記載の画像データ処理装置
は、合成手段により合成された画像を試験的に動画像と
して表示させる動画像表示制御手段(例えば、図34の
ステップS234)をさらに備えることを特徴とする。
【0081】請求項22に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれた画像を構成するトレース線の濃度を検
出する検出手段(例えば、図5のステップS55)と、
トレース線で囲まれた領域を着色する領域着色手段(例
えば、図5のステップS47)と、トレース線で囲まれ
た領域のトレース線の近傍の色を、トレース線の濃度に
対応して決定する決定手段(例えば、図30のステップ
S205乃至S207)とを備えることを特徴とする。
【0082】請求項23に記載の画像データ処理装置
は、トレース線を着色する線着色手段(例えば、図5の
ステップS53)をさらに備え、決定手段は、トレース
線と、トレース線で囲まれた領域の境界部の色を、トレ
ース線の濃度に対応して、トレース線の色と、トレース
線で囲まれた領域の色でグラデーションすることを特徴
とする。
【0083】請求項25に記載の画像データ処理装置
は、トレース線のオリジナルの色を識別する識別手段
(例えば、図30のステップS202乃至S204)を
さらに備え、決定手段は、識別手段の識別結果に対応し
て色を決定することを特徴とする。
【0084】請求項27に記載の画像データ処理装置
は、トレース線を所定の画素分だけ太くする太線化手段
(例えば、図5のステップS52)をさらに備えること
を特徴とする。
【0085】請求項30に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれた画像を構成するトレース線のオリジナ
ルの色を識別する識別手段(例えば、図30のステップ
S202乃至S204)と、トレース線で囲まれた領域
を着色する領域着色手段(例えば、図5のステップS4
7)と、トレース線とトレース線で囲まれた領域の境界
部の色、または、トレース線の一方の側の領域と他方の
側の領域の境界部の色であって、トレース線を省略した
場合の色を、識別手段の識別結果に対応して決定する決
定手段(例えば、図30のステップS205乃至S20
7)とを備えることを特徴とする。
【0086】請求項35に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれたトレース線の各画素を有色画素と無色
画素に2値化する2値化手段(例えば、図5のステップ
S44)と、トレース線を、1画素の幅の有色画素から
なる線に変換する変換手段(例えば、図5のステップS
45)とを備えることを特徴とする。
【0087】請求項36に記載の画像データ処理装置
は、1画素の幅の線で囲まれた領域の無色画素を所定の
色に着色する着色手段(例えば、図5のステップS4
7)をさらに備えることを特徴とする。
【0088】請求項42に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれたトレース線の画素を有色画素と無色画
素に2値化する2値化手段(例えば、図5のステップS
44)と、2値化手段により2値化された有色画素より
なるトレース線が閉じているか否かを確認させる確認手
段(例えば、図17のステップS132)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0089】請求項44に記載の画像データ処理装置
は、有色画素よりなるトレース線を、1画素の幅のトレ
ース線に変換する変換手段(例えば、図5のステップS
45)をさらに備え、確認手段は、1画素の幅のトレー
ス線が閉じていることを確認させることを特徴とする。
【0090】請求項45に記載の画像データ処理装置
は、確認手段により、トレース線の一部が開放されてい
ることが確認されたとき、閉じた領域が形成されるよう
に、その開放されている部分を修正する修正手段(例え
ば、図17のステップS134)をさらに備えることを
特徴とする。
【0091】請求項48に記載の画像データ処理装置
は、線画像の所定の領域を着色した着色画像を生成する
着色画像生成手段(例えば、図5のステップS47)
と、着色画像の着色された領域と着色されていない領域
とを識別する識別画像を生成する識別画像生成手段(例
えば、図5のステップS51)と、識別画像上に、着色
画像を表示させる表示制御手段(例えば、図26のステ
ップS164)とを備えることを特徴とする。
【0092】請求項50に記載の画像データ処理装置
は、識別画像上に表示された着色画像の所定の領域の色
を抽出する抽出手段(例えば、図26のステップS16
8)と、着色画像の着色されていない領域を、抽出手段
により抽出した色で着色させる着色手段(例えば、図2
6のステップS169)をさらに備えることを特徴とす
る。
【0093】請求項57に記載の画像データ処理装置
は、第1のフレームの第1の画像と第2のフレームの第
2の画像の対応関係を判定する判定手段(例えば、図1
9のステップS153)と、第1の画像の色を検出する
検出手段(例えば、図19のステップS153)と、判
定手段の判定結果に対応して、検出手段により検出した
色を、第2の画像に着色する着色手段(例えば、図19
のステップS154)とを備えることを特徴とする。
【0094】請求項63に記載の画像データ処理装置
は、指定された領域だけを着色するのか、または、対応
する複数の領域をすべて着色するのかを、選択する選択
手段(例えば、図19のステップS151)をさらに備
えることを特徴とする。
【0095】請求項66に記載の画像データ処理装置
は、取り込まれたセル画像のトレース線で囲まれる領域
の無色画素に対して所定の色を着色して着色画像を生成
する着色画像生成手段(例えば、図5のステップS4
7)と、着色画像生成手段による着色処理に対応して、
着色画像の色を着色した着色領域と、着色していない無
着色領域とを識別するキーデータを生成するキーデータ
生成手段(例えば、図5のステップS51)と、複数の
レイヤの着色画像を合成する場合の優先度を規定するパ
ラメータを設定するパラメータ設定手段(例えば、図3
3のステップS230)と、パラメータ設定手段により
設定されたパラメータと、キーデータ生成手段により生
成されたキーデータとに対応して、複数のレイヤの着色
画像を合成する合成手段(例えば、図35のステップS
253)とを備えることを特徴とする。
【0096】図1は、本発明を適用したパーソナルコン
ピュータの構成例を表している。この構成例において、
パーソナルコンピュータ17は、各種の処理を実行する
CPU1を備えている。ROM2には、CPU1が各種の処理を
実行する上において必要なプログラムが記憶されてお
り、RAM3には、CPU1が各種の処理を実行する上におい
て必要なデータやプログラムなどが適宜記憶される。
【0097】CRTコントローラ4は、CPU1により制御さ
れ、CRT5に所定の画像を表示させる。ジョイスティッ
クコントローラ6は、ユーザがジョイスティック7を操
作したとき、その操作信号をCPU1に出力する。マウス
コントローラ8は、ユーザがマウス9を操作したとき、
その操作信号をCPU1に出力する。
【0098】フロッピーディスク(FD)コントローラ
10は、フロッピーディスク11に対して、データを記
録または再生する処理を行う。同様に、ハードディスク
(HD)コントローラ12は、ハードディスク13にデ
ータを記録または再生する処理を実行する。キーボード
コントローラ15は、キーボード16からの入力をCPU
1に出力する。
【0099】このパーソナルコンピュータ17には、入
出力インタフェース14を介して、ビデオカメラ21、
スキャナ22、ビデオテープレコーダ23、およびディ
スクレコーダ24が接続されている。
【0100】図2は、本発明によるアニメーション制作
の流れを示す図であり、図36に示した処理と対応する
処理には対応する符号を付してある。すなわち、本発明
においても、ステップS1乃至ステップS4における企
画から動画作成までの処理と、ステップS9とステップ
S10における音入れと放映の処理は、図36における
場合と同様に行われる。
【0101】すなわち、この発明の実施の形態の場合、
ステップS4で動画が作成された後、ステップS9で音
入れ処理が行われるまでの間に行われる、ステップS1
1乃至ステップS13の処理が、従来の場合と異なって
いる。そして、これらの処理は、全てコンピュータ上で
行われるようになされている。
【0102】ステップS11では、ステップS4で作成
された動画を、ビデオカメラ21あるいはスキャナ22
などにより取り込む処理が行われる。そして、ステップ
S12においては、ステップS11で取り込まれた画像
に対して、ペイント処理が行われる。このペイント処理
は、コンピュータ上で行われるのであって、絵具などを
用いて手動的に行われるものではない。そして、ペイン
トが完了した画像をタイムシートに沿って再生し、チェ
ックする処理が、ステップS13で行われる。ステップ
S13で動画チェックが行われた後、ステップS9にお
いて、音入れ処理が行われ、ステップS10で放映され
ることになる。
【0103】図3は、図2に示したステップS11乃至
ステップS13の処理をより詳細に表している。最初
に、ステップS21において、スキャナ22またはビデ
オカメラ21などを用いて、作成された動画像を取り込
む処理が行われる。この取り込み処理は、動画像のレイ
ヤ毎に、またカット毎に行われ、それぞれがファイルに
登録される。
【0104】ステップS22においては、ステップS2
1で取り込まれた画像を線画処理する。この線画処理に
より取り込まれた画像がペイントのために2値化され
る。その詳細は後述するが、このとき、線画は、そのト
レース線が1画素の幅で表現されるように細線化され
る。そして、1画素の幅の線で閉領域が形成されている
か否かがチェックされる。後述するステップS24のペ
イント処理は、この閉領域を単位として行われる。
【0105】次に、ステップS23に進み、ペイントに
必要な色をパレットに作成する処理が行われ、ステップ
S24において、そのパレットで線画を着色する処理が
行われる。1画素の幅の線で閉じられた1つの領域を指
定し、かつ、その領域を着色する色を指定すると、その
領域の内部の画素は自動的に指定した色で着色される。
【0106】ステップS25において、各領域のうち、
まだ着色していない領域があるか否かがチェックされ
る。そして、まだ着色をしていない領域がある場合には
(塗り残しの領域がある場合には)、その領域を着色す
る処理がさらに行われる。
【0107】次に、ステップS26において、オリジナ
ルの色のトレース線の上に所定の色を着色する処理が行
われる。オリジナルのトレース線の色は、後述するよう
に、一種のコマンドを形成しており、アニメーションの
画像として表示する色とは必ずしも一致するものではな
い。ここでは、そのトレース線をアニメーションの画像
として表示する色に着色する処理が行われる。
【0108】次に、ステップS27において、ステップ
S24でペイント処理した結果得られた画像と、ステッ
プS26で着色処理して得られたトレース線の画像とを
合成する処理が行われる。このようにして合成された画
像は、ステップS28において、セル画単位でファイル
として保存される。
【0109】以上のようにして、複数のセルの画像が保
存されたとき、ステップS29乃至ステップS31にお
いて、タイムシート処理が行われる。このタイムシート
処理においては、最初に、保存したセル画像をエントリ
ーリスト上に登録する処理が行われる。そして、エント
リーリストに登録した後、そのエントリーリスト上のセ
ル番号を用いて、タイムシート上にセル画像が配置され
る。これにより、各フレームの画像を、所望の数のレイ
ヤの画像で規定することができる。さらに、このタイム
シート処理において、必要に応じて、特殊効果などを設
定することができる。
【0110】このようにして、タイムシート上に規定し
たフレームは、プレビューして動画像として(試験的に
動画として表示して)確認することができる。
【0111】ここで、以上のような各処理を行うことで
生成されるファイルの構成について、図4を参照して説
明する。アニメーションのデータは、複数のカットのデ
ータで構成される。ここで、カットとは、連続する画像
のまとまりを意味する。
【0112】各カットは、カット名とカット番号に、.T
TTの拡張子を付加して表される管理用ファイル、レイヤ
とセル番号に、.BMPの拡張子を付加して表されるビット
マップファイル、処理の過程で適宜作成される、レイヤ
とセル番号に、.WIGの拡張子を付加して表される作業用
ファイルなどを有している。この他、カットには、レイ
ヤとセル番号に、.TGAの拡張子付加して表されるTARGA
ファイル、カット名とカット番号に、.TSHの拡張子を付
加して表されるタイムシフトファイル、カット名とカッ
ト番号に、.AVIの拡張子を付加して表されるアニメーシ
ョンファイルなどを有している。
【0113】.TTTの拡張子を有する管理用ファイルに
は、リスト数データ、ファイル名リストデータ、および
カラーパレットデータが含まれている。ファイル名リス
トデータは、.BMPの拡張子を有するものであり、その数
がn個である場合、リスト数データはnとされる。ま
た、カラーパレットデータは、256個の色を表すこと
ができる。
【0114】カラーパレットのファイルは、レイヤとセ
ル番号に、.PALの拡張子を付加して表される。このカラ
ーパレットには、256色までの色成分と色の名称が保
存されている。
【0115】.WIGの拡張子を有する作業用ファイルは、
特殊効果の内容を表す画像の幅と高さ情報、スキャナ画
像を補正した画像である24ビットのオリジナル画像、
8ビットの線画として認識させた画像である線画画像、
着色した画像である8ビットのペイント画像、着色され
ている部分を判別する8ビットのアルファ画像、トレー
ス線を着色した画像である8ビットのトレース画像、お
よび、合成した画像である24ビットのファイナル画像
を有している。
【0116】.TGAの拡張子で表されるTARGAファイル
は、24ビットのファイナルイメージデータと、8ビッ
トのファイナルアルファキーデータとから構成される3
2ビットのデータである。
【0117】.TSHの拡張子で表されるタイムシートファ
イルは、登録画像数、フレーム数、レイヤの最大数、レ
ンダリングの解像度、登録画像リスト名、タイムシート
データを含んでいる。タイムシートデータは、どの時間
にどのレイヤを重ねるかを示すデータである。
【0118】なお、背景画像も1つのレイヤの画像とさ
れる。
【0119】図5は、各種の処理を実行すると生成され
るデータの流れを表している。以下、このフローチャー
トを参照して各処理について説明する。ステップS41
において、鉛筆やペンなどを用いて作者により紙に描か
れた動画像をスキャナ22で取り込む処理が行われる。
例えばマウス9を操作して、スキャン処理の指令を入力
すると、CPU1は、CRT5にスキャン処理のためのGUIと
して、図6に示すような画像を表示させる。そして、こ
のGUIに従って、ユーザは、図7のフローチャートに示
すようにスキャン処理を行う。
【0120】最初に、ステップS71において、ユーザ
は、図6のGUIの表示部71にカット名を入力する。こ
の名称の入力は、キーボード16を操作することで行わ
れる。次に、ステップS72に進み、ユーザは、レイヤ
番号とセル番号をカーソルで指定するか否かを判定し、
カーソルで指定しない場合には、ステップS73に進
み、図6に示すGUIの表示部702にレイヤ番号を、ま
た、ステップS74において、GUIの表示部703にセ
ル番号を、それぞれキーボード16を操作することで入
力、表示させる。
【0121】ステップS72において、レイヤ番号とセ
ル番号をカーソルで指定すると判定した場合、ステップ
S75に進み、ユーザは、キーボード16のカーソルキ
ーまたはマウス9を操作して、図6のGUIの読み込み確
認ウインドウ708に表示されているカーソル709を
所定の位置に移動させる。すなわち、読み込み確認ウイ
ンドウ708の横軸方向には、数字で表されるセル番号
が、また、縦軸方向には、アルファベット文字で表され
るレイヤ番号が示されている。従って、カーソル709
をセル番号とレイヤ番号で規定される所定の位置に移動
することで、レイヤ番号とセル番号を指定することがで
きる。なお、この例では、レイヤ番号としてアルファベ
ット文字を用いているが、説明の便宜上、このような文
字も番号として説明する。勿論、実際にアルファベット
文字に代えて、数字でレイヤ番号を表すようにすること
もできる。
【0122】以上のようにして、カット名、レイヤ番
号、およびセル番号が指定された後、ステップS76に
おいて、ユーザは、ボタン704をオンすると、CPU1
は、入出力インタフェース14を介して、スキャナ22
に制御信号を出力し、スキャン処理を実行させる。そし
て、スキャナ22が1枚のセル画像をスキャンすること
で取り込んだ画像を受け取ると、CPU1は、これを画像
表示ウインドウ707に出力し、表示させる。また、ス
テップS77において、CPU1は、読み込み確認ウイン
ドウ708のレイヤ番号とセル番号で規定される位置
に、マーク710を表示させる。これにより、ユーザ
は、取り込み済みの画像の、レイヤ番号とセル番号を、
迅速に認識することができる。
【0123】なお、スキャンの実行は、カット名、レイ
ヤ番号、およびレイヤ番号の入力の前に行うようにして
もよい。
【0124】次に、ステップS78に進み、必要な全て
の動画像を取り込んだか否かを判定し、まだ取り込んで
いない動画像が残っている場合には、ステップS71に
戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。全ての動画
像の取り込みが完了したとき、処理が終了される。
【0125】なお、図6のGUIに示すように、取り込ん
だ画像を、表示部705における設定により、プラス9
0度回転させたり、マイナス90度回転させたりするこ
とができる。また、表示部706に表示されているフィ
ルタに関する補正の項目を適宜設定することで、コント
ラスト補正やガンマ補正を行うこともできる。
【0126】以上のようにして、スキャン処理を行うこ
とで、図5のステップS42において、フルカラーの2
4ビットのオリジナル画像データが得られることにな
る。上述したように、この画像データは、.BMPの拡張子
を付してファイル化される。このファイルは、ハードデ
ィスク13に記録される。図4に示したように、例えば
レイヤAの第1番目のセル画としてスキャンした場合に
は、A0001.BMPというファイル名でハードディスク
13に記録される。
【0127】次に、ステップS43において、RGBの
24ビットのフルカラーのビットマップデータから、明
度データ、色度データ、および彩度データを演算する処
理が実行される。さらにステップS44において、フィ
ルタリング処理が行われる。フィルタリング処理の詳細
は、図8に示されている。
【0128】最初にステップS91において、注目画素
が白色であるか否かが判定される。注目画素の明度デー
タの値が所定のしきい値より大きく、色度データと彩度
データの値が所定のしきい値より小さい場合、その注目
画素の色は白色であると判定される。この場合、ステッ
プS95に進み、8ビットのデータのうちの所定のビッ
トをセットすることにより、白色であることが表され
る。
【0129】ステップS91において、注目画素が白色
ではないと判定された場合、ステップS92に進み、注
目画素は黒色であるか否かが判定される。明度データ、
色度データ、および彩度データの値が、それぞれいずれ
も予め設定してある所定のしきい値よりも小さい場合に
は、その注目画素は黒色であると判定される。この場
合、ステップS96に進み、8ビットのうちの所定のビ
ットを設定することで黒色であることが設定される。
【0130】ステップS92において、注目画素が黒色
ではないと判定された場合には、ステップS93に進
み、注目画素は赤色であるか否かが判定される。注目画
素が赤色であるか否かは、その注目画素の明度データと
色度データの値が、それぞれ赤色のしきい値の範囲内に
あるか否かから判定される。注目画素が赤色である場
合、ステップS97において、8ビットのうちの所定の
ビットをセットすることで赤色であることが設定され
る。
【0131】ステップS93において、注目画素が赤色
ではないと判定された場合には、ステップS94に進
み、注目画素は緑色であるか否かが判定される。この判
定も、注目画素の明度データと色度データの値が、緑色
の所定のしきい値の範囲内にある場合に緑色であると判
定される。この場合、ステップS98に進み、8ビット
のうちの所定のビットをセットすることで緑色であるこ
とが設定される。
【0132】以上のようにして、フィルタリング処理が
完了したとき、図5のステップS45に進み、細線化処
理が実行されるのであるが、この場合、CPU1は、CRT5
に、図9に示すようなGUIを表示させる。このGUIにおい
ては、レイヤ画像表示ウインドウ902に、指定したレ
イヤの取り込んだ画像が順番に表示される。ボタン90
3を操作することで、この表示されているセル画像を右
方向または左方向にスクロールすることができる。画像
表示ウインドウ901には、レイヤ画像表示ウインドウ
902に表示されているセル画像のうち、指定したもの
(例えば、図中最も左側のセル画像)が表示される。
【0133】ウインドウ904には、画像表示ウインド
ウ901に表示されているセル画像の1つ前のセル画像
が表示され、その下のウインドウ905には、画像表示
ウインドウ901に大きく表示されているセル画像と同
一のセル画像が小さく表示される。このウインドウ90
5に表示されている画像の所定の位置を指定すること
で、その部分を、画像表示ウインドウ901に、より拡
大して表示することができる。
【0134】ボタン906は、オリジナル(Org)、ラ
イン(Line)、ペイント(Paint)、アルファ(Alph
a)、トレース(Trace)、またはファイナル(Final)
のいずれかのモードを設定するとき操作される。図9の
表示例では、オリジナルのボタンが操作された状態が示
されている。
【0135】ボタン907は、スキャナ22で取り込
み、ハードディスク13に記録したオリジナルの画像デ
ータを読み込むとき操作される。ボタン908は、線画
を強調して読み込むとき操作される。ウインドウ909
には、ブラシ形状が表示されており、ボタン910を操
作することで、ブラシの大きさを変更することができ
る。ここで指定した大きさのブラシを用いて、画像表示
ウインドウ901に表示されている線画像のノイズ成分
を除去することができる。
【0136】ボタン911は、24ビットのフルカラー
の画像データを8ビットのカラーの画像データに変換す
る演算を行うフィルタを作成するとき操作される。ボタ
ン912は、画像表示ウインドウ901に表示されたオ
リジナルの画像データから細線化データを求めるとき操
作される。
【0137】色選択ウインドウ914には、画像表示ウ
インドウ901に表示されている画像を着色するとき使
用されるカラーパレットが表示されている。この色選択
ウインドウ914に表示されているカラーパレットのう
ち、所定のものを指定すると、その色が色設定ウインド
ウ913に表示される。そして、この色設定ウインドウ
913のボタンを適宜設定、調整することで、色選択ウ
インドウ914の1つのパレットの色を所望の値(色)
に設定することができる。
【0138】図9のボタン912をユーザが操作する
と、図5のステップS45において、細線化処理が行わ
れる。この細線化処理は、所定の太さを有するトレース
線を1画素の幅の線に変換する処理を意味する。すなわ
ち、原画像として描かれた線画像を構成するトレース線
は、人間の手によってペンや鉛筆によって描かれたもの
であるので、適当な太さ(幅)を有している。従って、
これを上述したように、スキャナ22で取り込んで、ビ
ットマップイメージデータとすると、そのトレース線
は、例えば図10に示すように、複数のドットによって
表現されることになる。図10に示す例においては、そ
の中心の画素(H8,V1),(H8,V2),(H
8,V3),(H7,V4),(H7,V5),(H
6,V6),(H6,V7),(H5,V8),(H
5,V9),(H4,V10),(H4,V11),
(H3,V12),(H2,V13)の合計13画素か
らなる線に変換する処理が細線化処理ということにな
る。
【0139】この細線化処理は、白い画素に接している
黒い画素を、1回の細線化処理毎に、白い画素に変えて
いく処理である。換言すると、白い画素に接している黒
い画素を削除することにより、トレース線を細くする。
トレース線は、細線化処理が1回行われる毎に細くな
り、複数回の細線化処理を繰り返すことにより、最後に
は1画素の幅のラインを得ることができる。
【0140】1枚の画素が640×480(=3072
00)画素で構成される場合、これらの各画素は、上述
したステップS44のフィルタリング処理により、白い
画素と、それ以外の以外の色(黒、赤、または緑の画
素)に2値化される。ここで、白い画素は無色画素と称
し、それ以外の色の画素は有色画素と称することにす
る。
【0141】次に、図11のフローチャートを参照し
て、細線化処理の詳細について説明する。最初に、ステ
ップS111において、注目画素が有色画素であるか否
かを判定する。注目画素が無色画素である場合、ステッ
プS116に進み、注目画素を次の画素に変更して、ス
テップS111に戻り、その注目画素が有色画素である
か否かを判定する処理を行う。
【0142】ステップS111において、注目画素が有
色画素であると判定された場合、ステップS112に進
み、注目画素は、他の有色画素と連続している画素であ
るか否かを判定する。具体的には、例えば図12に示す
ように、注目画素を中心にして、その注目画素に接する
8個の画素が無色画素であるか有色画素であるかを調
べ、8個の画素のうち、2つ以上の画素が有色画素であ
る場合、その注目画素は、有色画素と連続している画素
であると判定する。例えばノイズなどにより、注目画素
が有色画素として2値化されている場合には、注目画素
に接する8個の画素のうち、有色画素は1つも無いので
(孤立画素であるので)、この注目画素は、他の有色画
素に連続しない画素であると判定される。
【0143】注目画素が他の有色画素と連続していない
とステップS112において判定された場合には、ステ
ップS115に進み、その注目画素を無色画素に変更す
る。すなわち、ノイズを除去する。そして、ステップS
116において、注目画素を次の画素に変更して、ステ
ップS111に戻る。
【0144】ステップS112において、注目画素が他
の有色画素と連続していると判定された場合、ステップ
S113に進み、注目画素は無色画素と接しているか否
かを判定する。具体的には、注目画素を中心にして、そ
の注目画素に隣接する垂直方向の2画素と水平方向の2
画素の、合計4個の画素が全て有色画素である場合に
は、この注目画素は、無色画素に接していないトレース
線の内部の画素であると判断することができる。従っ
て、この場合には、ステップS116に進み、注目画素
を次の画素に変更して、ステップS111に戻る。
【0145】ステップS113において、注目画素の水
平方向と垂直方向に接する4画素のうち、いずれかが無
色画素であると判定された場合には、この注目画素は、
無色画素に接している画素であると判断して、ステップ
S114に進む。
【0146】図12に示す例では、注目画素の垂直方向
に接する画素2と画素6、並びに、水平方向に接する画
素0と画素4のうち、画素4と画素2が無色画素である
から、ステップS114に進む。
【0147】ステップS114においては、注目画素が
細線化された画素であるか否かを判断する。具体的に
は、最初に、注目画素の右上に位置する画素0、画素
1、および画素2からなる第1の画素の組、注目画素の
左上に位置する画素2、画素3、および画素4からなる
第2の画素の組、注目画素の左下に位置する画素4、画
素5、および画素6からなる第3の画素の組、並びに、
注目画素の右下に位置する画素6、画素7、および画素
0からなる第4の画素の組に含まれる各画素が、全て無
色の画素であるか否かを調べる。すなわち、これらの第
1の画素の組乃至第4の画素の組のうち、いずれか1つ
の組に含まれる画素が全て無色の画素であるか否かを調
べる。
【0148】そして、さらに1つの組の画素が全て無色
の画素であった場合には、対向する位置の組に無色の画
素が含まれているか否かを調べる。対向する画素の組の
中に、無色の画素が含まれていない場合、この注目画素
は、トレース線の端部(エッジ)に位置する画素である
と判断することができる。そして、対向する画素の組の
中に無色の画素が含まれている場合には、その注目画素
は、細線化された画素(1画素の幅の線の画素)である
と判断することができる。
【0149】例えば図12の例においては、第2の組の
画素(画素2、画素3、および画素4)が全て無色の画
素である。さらに、この第2の組の画素に対向する第4
の組の画素(画素6、画素7、および画素0)には、無
色の画素が含まれていない。そこで、このような場合に
は、ステップS114において、この注目画素は、トレ
ース線のエッジに位置する画素であると判断される。す
なわち、この注目画素は、まだ細線化されていない画素
と判断される。
【0150】ステップS114において、注目画素が細
線化された画素ではないと判定された場合(トレース線
のエッジに位置している画素であると判定された場
合)、ステップS115に進み、注目画素を無色画素に
変更する処理が行われる。これにより、トレース線のエ
ッジに位置する1つの有色画素が、無色画素に変更され
る。その結果、トレース線が1画素分だけ細くなる。次
に、ステップS116において、注目画素を次の画素に
変更して、ステップS111に戻る。
【0151】ステップS114において、注目画素が細
線化された画素であると判断された場合(1画素の幅の
線の画素であると判断された場合)、ステップS117
に進み、全ての画素が細線化された画素であるか否かが
判定される。全ての画素が細線化された画素ではない場
合には、ステップS111に戻り、それ以降の処理が繰
り返し実行される。この細線化処理が繰り返されること
で、1画素の幅のラインを得ることができる。
【0152】このように、ペイント処理前にトレース線
を細線化することにより、色の塗り残しが発生するのを
防止することが可能となる。
【0153】本発明の実施の形態においては、細線化デ
ータは、8ビットにより表される。すなわち、ステップ
S42で得た24ビットの画素データが、図9のボタン
911を操作することで作成したフィルタにより処理さ
れ、ステップS46で、8ビットの細線化データが得ら
れる。
【0154】この実施の形態の場合、細線化データの各
画素の色を表すために、図13に示すようなルックアッ
プテーブル(LUT)を使用している。このルックアップ
テーブルは、細線化データの各画素のオリジナルの色を
表すための色パレットであり、システム上、ユーザが自
由に変更することができないように、内部のデータが固
定されている。すなわち、固定パレットとされている。
【0155】この発明の実施の形態においては、オリジ
ナルのトレース線の色として、黒、緑、または赤を使用
するようにしている(その意味については、図30を参
照して後述する)。従って、トレース線が黒の場合、そ
の線は、パレット番号0を示す8ビットのデータによっ
て表され、赤い色のトレース線は、パレット番号2を示
す8ビットのデータによって表され、緑色のトレース線
は、パレット番号4を示す8ビットのデータによって表
される。また、トレース線がない白色の画素は、パレッ
ト番号7を示す8ビットのデータで表される。図13に
示す固定パレットから明らかなように、トレース線の色
としては、黒、緑、赤以外に、青、イエロー(黄)など
を用いることもできる。
【0156】以上のようにして、オリジナルデータの処
理が終了したとき、ボタン906のうち、Lineのボタン
を操作すると、図14に示すような、ライン処理のGUI
がCRT5に表示される。この表示例においては、画像表
示ウインドウ901に、ステップS45の細線化処理に
より細線化された1画素の幅の線で構成される画像が表
示されている。ボタン141は、1画素の幅の線で領域
が閉じられているか否かをチェックするとき操作される
ボタンであり、ボタン142は、そのチェックを行った
結果、1画素の幅の線が閉じておらず、穴が空いている
ような場合に、この穴を修正する処理を行うとき操作さ
れるボタンである。
【0157】すなわち、この発明の実施の形態において
は、後述するように、ペイント処理において、1画素の
幅の線により、閉じられた領域を指定すると、その領域
内の全ての画素を指定した色で自動的に着色することが
できる。例えば図15に示すように、1画素の幅の線で
三角形と四角形の閉じられた図形が表示されている状態
において、三角形を指定し、塗る色として赤を指定すれ
ば、三角形の内部が赤で着色される。また、四角形を着
色する色として緑を指定すれば、四角形の内部は緑色に
着色される。
【0158】しかしながら、例えば図16に示すよう
に、三角形の線の一部に穴が空いており、三角形が閉じ
ていないような場合には、着色する領域として三角形を
指定し、さらに着色する色として赤を指定すると、三角
形の内部だけでなく、三角形の外部も赤に着色されるこ
とになる。その結果、所望の領域だけ、所望の色に着色
することができなくなる。
【0159】そこで、図14に示すチェックのボタン1
41を操作することで、1画素の幅の線が閉じているか
否かをチェックすることができる。すなわち、この場
合、図17のフローチャートに示す処理が実行される。
【0160】最初にステップS131において、ユーザ
は、画像表示ウインドウ901に表示されている1画素
の幅の線で描かれている線画像の所定の領域をマウス9
を操作することで指定する。このとき、CPU1は、ステ
ップS132において、ステップS131で指定された
領域内の全ての画素を1つの色に着色し、表示させる。
この処理は、指定された領域中の左上の画素から水平方
向に1画素ずつ所定の色に表示色を変更することで行わ
れる。同様の処理が、以下、順次、より隣接する画素に
ついても同様に行われる。その結果、図16に示すよう
に、線で閉じられていない部分(穴)があると、そこか
ら外側に連続する画素が存在するので、その外側の画素
も着色されることになる。
【0161】ユーザは、指定した領域だけが所定の色に
表示されているか否かを、表示された画像から判断する
ことができる。指定した領域の外側も内側と同一の色で
表示されている場合には、その領域のどこかに穴が空い
ていることになる。そこで、ステップS133におい
て、指定した領域に穴が空いているか否かを判定し、穴
が空いていると判定した場合には、ステップS134に
進み、その穴を埋める処理を行う。すなわち、図14の
ボタン242を操作して、不連続な線を連続させる操作
を行って、1画素の幅のラインで領域が閉じられるよう
にする。穴が空いていない場合には、ステップS134
の処理はスキップされる。
【0162】次に、図5のステップS47に進み、ペイ
ント処理を実行する。このとき、ユーザは、図18に示
すように、ボタン906のうち、Paintのボタンをオン
する。このとき、GUI上においては、図18に示すよう
に、1画素の幅の線で囲まれている領域を所定の色で塗
るとき操作されるボタン191が表示される。ボタン1
92は、所定の領域を所定のパターンで塗る場合に操作
されるボタンである。ボタン194は、そのとき塗られ
るパターンを設定選択するとき操作されるボタンであ
る。ボタン193は、前のフレーム(既に着色している
フレーム)の対応する領域の色と同一の色を、対応する
領域に塗る場合に操作されるボタンである。
【0163】次に、図19のフローチャートを参照し
て、図18のボタン193をオンして、前のフレームの
対応する領域の色と同一の色を、処理対象としているフ
レームの対応する領域に塗る場合の処理について説明す
る。最初に、ステップS151において、ユーザは、全
ての領域を前のフレームの色と同一の色に着色するか否
かを判定する。全ての領域を処理対象としない場合に
は、ステップS152に進み、ユーザは、前のフレーム
の対応する領域の色と同一の色を塗る領域を、マウス9
を操作することで指定する。所定の領域が指定されたと
き、CPU1は、ステップS153において、前のフレー
ムの対応する閉領域を検索する処理を実行する。
【0164】例えば、図20に示すように、前のフレー
ムの画像として、セル画1があり、次のフレームの画像
として、図21に示すセル画2があるとする。セル画1
における領域a1乃至a4は、セル画2における領域a
11乃至a14にそれぞれ対応している。通常、動画像
であるから、図21に示すフレームの画像と図22に示
すフレームの画像は、その位置が若干ずれている。しか
しながら、そのずれは、直前と直後のフレームの画像で
あるから、それほど大きくはない。1秒間に30フレー
ムの画像が存在するものとすると、両者の間の時間的な
差は1/30秒となる。そこで、CPU1は、領域a11
が指定されたものとすると、図22に示すように、例え
ばセル画1の画面上において、セル画2の領域a11を
仮想的に描画する。この場合、領域a11は、セル画1
の領域a1乃至a4のいずれかと、その範囲が重なるこ
とになる。CPU1は、領域a1乃至a4のうち、領域a
11と重なる範囲が最も広い領域を、領域a11に対応
する領域と判断する。図22の例の場合、領域a11に
重なる部分が最も広い領域は、領域a1乃至a4のう
ち、領域a1である。そこで、領域a1が領域a11に
対応する領域であると判定される。また、このとき、領
域a11の色が検出される。
【0165】次に、図19のステップS154に進み、
CPU1は、処理対象としているフレームの領域(図21
の領域a11)を、前のフレームの対応する領域(図2
0の領域a1)と同一の色に着色する。
【0166】ステップS151において、指定した領域
だけではなく、全ての領域について、自動的に着色を行
うと判定した場合には、ステップS155に進み、前の
フレームの画像の対応する全ての領域が検索される。図
21に示す例の場合、領域a11に対応する領域だけで
なく、領域a12乃至a14に対応する領域が、直前の
フレームの図20のセル画上において検索される。そし
て、ステップS156に進み、検索された全ての領域と
同一の色に着色する処理が実行される。すなわち、図2
1の表示例の場合、領域a11が領域a1と同一の色に
着色されるだけでなく、領域a12が領域a2と同一の
色に着色され、領域a13が領域a3と同一の色に着色
され、さらに、領域a14が領域a4と同一の色に着色
される。
【0167】これに対して、ボタン191を操作して、
各領域をカラーパレットで指定した色に着色することも
できる。この場合、ユーザは、色選択ウインドウ914
のカラーパレットの中から、所定の色を指定し、さら
に、画像表示ウインドウ901に表示されている線画像
の所定の領域を指定する。このとき、CPU1は、指定さ
れた領域を、指定された色で着色する。
【0168】ユーザが、ペイント処理により、各領域に
色を塗ると、細線化データにおける白色のドットに色デ
ータが付加される。以下、この色データをペイントデー
タと称する。上述したように、細線化データは、黒、
緑、または赤のトレース線のデータと、それ以外の白の
データとから構成されている。従って、ペイント処理に
より生成されたペイントデータは、黒、緑、または赤の
細線化されたトレース線のデータと、白色の領域に塗ら
れた色データとから構成される。
【0169】このペイントデータの各画素は、細線化デ
ータの8ビットにより表されているデータと同様に、塗
られた色を表すためのパレット番号を示す8ビットのデ
ータから構成されている。図23は、このペイントデー
タにおいて、利用されるルックアップテーブルの例を表
している。上述したように(図13に示したように)、
パレット番号0乃至パレット番号7は、システムにより
利用されるので、ユーザが利用できるのは、パレット番
号7乃至パレット番号207までの色となる。パレット
番号208乃至255には、各種の模様が割り当てられ
ている。
【0170】以上のペイント処理を行うことにより、図
5のステップS48において、8ビットの第1のペイン
トデータが得られることになる。
【0171】ステップS48で得られた8ビットの第1
のペイントデータは、ステップS49において、線除去
処理が行われ、ステップS50において、8ビットの第
2のペイントデータとされる。
【0172】細線化処理によって生成された細線化デー
タと、ペイント処理によって作成されたペイントデータ
(第1のペイントデータ)から、第2のペイントデータ
が生成される。この第2のペイントデータは、第1のペ
イントデータから細線化されたトレース線のデータを除
去したデータである。具体的には、細線化データのトレ
ース線を表す画素を無色の画素とすることにより、この
第2のペイントデータは、ペイント処理によって色が付
加された画素のみを表すデータとなる。すなわち、第2
のペイントデータにおいて、ペイント処理によって色が
付加された画素に対しては、有色であることを示す8ビ
ットのデータが割り当てられ、細線化処理によって細線
化されたトレース線を表す画像と、ペイント処理によっ
てまだ色が付加されていない画素に対しては、無色であ
ることを示す8ビットのデータが割り当てられる。な
お、この第2のペイントデータが参照するカラーパレッ
トは、上述した第1のペイントデータを参照するカラー
パレットと同一のカラーパレットである。
【0173】一方、ステップS48において、第1のペ
イントデータが得られたとき、CPU1は、ステップS5
1において、8ビットの細線化アルファキーデータを作
成する。アルファキーとは、各画素が色を有しているか
否かを示すデータである。このアルファキーデータの各
画素は、8ビットによって表現される。例えば、本発明
の実施の形態においては、ペイント処理によって色が付
けられた画素には、有色を表す「255」が割り当てら
れ、色が付与されていない画素には、無色を表す「0」
が割り当てられる。なお、細線化された画素は、色を有
しているので、有色を表す「255」が割り当てられ
る。
【0174】このアルファキーデータは、ペイントデー
タから生成するようにしているが、細線化データとペイ
ントデータとから生成するようにしてもよい。
【0175】この細線化アルファキーデータに対して
は、図24に示すような、固定パレットが割り当てられ
ている。従って、この細線化アルファキーデータをCRT
5に表示すると、ペイント処理によって色が付加された
有色の画素と、細線化された画素は白く表示され、ま
た、色が付与されていない無色の画素が青く表示され
る。
【0176】図25は、ボタン906のうち、Alphaの
ボタンを操作して、画像表示ウインドウ901にアルフ
ァキーデータを表示させた状態を表している。このとき
表示されるボタン251は、本来、着色されるべきでな
い透明な領域を表示させないようにカットするとき操作
されるボタンである。また、この表示例においては、ア
ルファキー画像を表示している領域の一部に、ビューウ
インドウ252が表示されている。このビューウインド
ウ252には、ペイント処理された画像(図18に示す
画像)が対応する位置に表示される。すなわち、ユーザ
は、このビューウインドウ252を所定の位置に移動す
ることで、表示モードを切り換えることなく、アルファ
キーデータの画像とペイントデータの画像を対応する位
置で確認することができる。そして、塗り残した領域が
発見された場合には、表示モードを切り換えることな
く、直ちにその領域に所定の色を塗ることが可能とな
る。
【0177】次に、図26のフローチャートを参照し
て、この場合の処理の詳細について説明する。すなわ
ち、最初にステップS161において、図25に示すよ
うに、画像表示ウインドウ901にアルファキーデータ
を表示する処理が実行される。このとき、ユーザは、ス
テップS162において、ペイント画像を見るためにビ
ューウインドウ252を表示させる必要があるか否かを
判定する。表示させる必要がない場合、ステップS16
3に進み、アルファキー処理を終了させるか否かを判定
し、終了させない場合には、ステップS161に戻る。
【0178】ステップS162において、ビューウイン
ドウ252を表示させる必要があると判定した場合、ス
テップS164に進み、ユーザは、マウス9の右ボタン
をクリックすることで、ビューウインドウ252を表示
させる。ビューウインドウ252は、そのときカーソル
の位置する位置に表示される。次に、ステップS165
に進み、ユーザは、アルファキーデータの画像が表示さ
れた状態において、色を抽出し、所定の領域に着色する
処理を行うか否かを判定する。色を抽出する必要がない
と判定した場合には、ステップS166に進み、ビュー
ウインドウ252の表示を継続するか否かを判定する。
ビューウインドウ252の表示を継続する場合には、ス
テップS164に戻る。
【0179】ビューウインドウ252は、マウスを右ク
リックしている間中、表示される。右クリックした状態
でマウス9を移動させることで、ビューウインドウ25
2が移動され、所定の位置のペイント画像を確認するこ
とができる。ビューウインドウ252を表示する必要が
なくなったと判定したとき、ユーザは、マウス9の右ボ
タンのクリックを解除する。このとき、ステップS16
6からステップS167に進み、ビューウインドウ25
2の表示が消去される。その後、ステップS161に戻
る。
【0180】ステップS165において、色を抽出する
必要があると判定した場合、ステップS168に進み、
ユーザは、色を抽出する処理を実行する。図示は省略さ
れているが、ビューウインドウ252のほぼ中央には、
スポイトの図形が表示されている。ユーザは、マウス9
の左ボタンをクリックすることで、そのスポイトの図形
の吸い込み口の近傍に表示されているペイント画像の色
を抽出(記憶)させる。この状態で、ユーザは、ステッ
プS169に進み、マウス9を操作して、ビューウイン
ドウ252(スポイト)を、着色されていない領域の上
まで移動し、そこで、マウスの左ボタンのクリックを解
除する。このとき、CPU1は、その領域(ペイント画像
の領域)に記憶した(抽出した)色を着色する。
【0181】このようにして、表示モードを切り換える
ことなく、迅速に所望の色を着色することができる。
【0182】図5に戻って、CPU1は、ステップS44
でフィルタリング処理した結果得られた画素データに対
して、ステップS52において、太線化処理を実行す
る。この太線化処理は、ステップS45における細線化
処理と逆の処理であり、トレース線を太くする処理であ
る。この処理について、図27のフローチャートを参照
して説明する。
【0183】最初にステップS181において、注目画
素が有色画素であるか否かが判定される。上述したよう
に、フィルタリング処理により、各画素は、無色、黒、
赤、または緑の画素のいずれであるかが識別されてい
る。この識別結果から注目画素が有色画素であるか否か
を判定することができる。注目画素が有色画素である場
合には、ステップS182に進み、注目画素の水平方向
の3つの画素と垂直方向の3つの画素を、注目画素と同
一の色に変更する処理を行う。この処理は、注目画素が
トレース線の内部に位置する画素であっても、トレース
線のエッジに位置する画素であっても行われる。なお、
このステップS182の処理は、黒の画素よりも、赤ま
たは緑の画素に対して優先的に実行される。すなわち、
注目画素に接して、黒色の画素と緑色の画素、または黒
色の画素と赤色の画素がある場合には、その周辺の3画
素は黒ではなく、緑色または赤い色に変更される。
【0184】注目画素が無色画素である場合には、ステ
ップS82の処理はスキップされる。
【0185】図28は、ボタン906のうち、Traceの
ボタンを操作して、トレース線処理モードを設定した場
合のGUIの表示例を示している。図5のステップS52
において、太線化処理が行われた後、ステップS53に
おいて、トレース線ペイント処理を行うとき、このGUI
が利用される。このGUIにおいては、取り込まれた原画
像の線画像が、ステップS52で太線化処理された後、
画像表示ウインドウ901に表示される。ステップS5
2の太線化処理は、自動的に行われるのであるが、ボタ
ン281を操作することで、線の幅をさらに太くするこ
とが可能である。
【0186】ステップS53のトレース線ペイント処理
は、太線化されたトレース線の色を変更する処理であ
り、この処理においては、太線化処理によって生成され
た太線化データの画素の色のみが変更され、それ以外の
画素の色は変更されない。この色の指定は、基本的に、
ステップS47におけるペイント処理と同様に行われ
る。
【0187】色が指定されたトレース線の各画素は、ペ
イントデータと同様に、8ビットデータで構成され、こ
の8ビットデータにより、パレット番号が指定される。
このパレット番号により指定されるカラーパレットは、
対応するペイントデータのカラーパレットと同一のカラ
ーパレットとされる。
【0188】このトレース線ペイント処理の画像が表示
されている状態においても、図25を参照して説明した
場合と同様に、ビューウインドウ282を表示させるこ
とができる。ビューウインドウ282内においては、対
応する位置のペイントデータ画像が表示されるととも
に、トレース線は、オリジナルのトレース線の色(ステ
ップS44のフィルタリング処理で識別された色)で表
示される。すなわち、このトレース線ペイント処理によ
り、太線化処理された各トレース線に対して、任意の色
を着色することができるが、オリジナルのトレース線の
色は、図30を参照して後述するように、一種のコマン
ドを構成している。そこで、このビューウインドウ28
2でペイントされた色ではなく、オリジナルの色を表示
させることで、コマンドを確認することができるように
している。
【0189】以上のようにして、トレース線ペイント処
理を行うと、ステップS54において、8ビットのトレ
ース線カラーデータを得ることができる。
【0190】図5のステップS55においては、ステッ
プS43で生成された明度データ、色度データ、および
彩度データから、濃度データを抽出する処理が実行され
る。すなわち、動画像上の線画像は、濃度を有してお
り、その濃度がここで取り込まれる。この濃度データ
は、8ビットで表される。従って、256諧調の濃度が
表現されることになる。なお、この濃度データは、黒、
赤、緑といった色に拘りなく、求められる。
【0191】図29は、ボタン906のうち、Finalボ
タンを操作して、ファイナル処理のモードを設定した場
合のGUIの表示例を表している。このとき表示されてい
るボタン291は、境界線を取り除くとき操作される。
すなわち、図5のステップS47でペイント処理が行わ
れた結果、ステップS48で第1のペイントデータが得
られるが、このボタン291を操作することで、ステッ
プS49の線除去処理が行われ、ステップS50の第2
のペイントデータが得られることになる。ボタン292
は、ステップS63のトレース線ペイント処理で生成さ
れた、ペイントされたトレース線を、ステップS47の
ペイント処理で生成されたペイント画像に合成するとき
操作される。ボタン293は、合成した画像を保存する
とき操作される。ボタン294は、背景の画像と合成す
るとき操作される。
【0192】図5のステップS57においては、図29
のGUIを利用して、合成処理が行われる。この合成処理
では、ステップS50で得られた第2のペイントデー
タ、ステップS54で得られたトレース線カラーデー
タ、およびステップS56で得られた濃度データが利用
される。次に、この合成処理の詳細について、図30の
フローチャートを参照して説明する。
【0193】最初にステップS201において、合成す
る画素として、トレース線の画素があるか否かが判定さ
れ、トレース線の画素が存在する場合には、ステップS
202乃至ステップS204において、オリジナルのト
レース線の色が黒、赤、または緑色のいずれであるかが
判定される。
【0194】ステップS202において、オリジナルの
トレース線の色が黒であると判定された場合、ステップ
S205に進み、トレース線の両端(両エッジ)と接す
る領域の色とグラデーションする処理が実行される。
【0195】例えば、図31(A)に示すように、トレ
ース線の一方と他方に、第2のペイントデータとして、
黄色と青の色を有する領域が接しているものとする。ま
た、図31(B)に示すように、太線化処理されたトレ
ース線が茶色にペイントされているものとする。さら
に、図31(C)に示すように、トレース線の濃度デー
タがトレース線の中心部においては、最大の255の値
を有し、中心から離れるに従って、次第に0まで減少す
るように分布しているものとする。
【0196】このような状態において、オリジナルのト
レース線の色が黒である場合には、図31(D)に示す
ような合成処理が行われる。すなわち、トレース線の色
の茶色と、一方の領域の色の黄色とが、濃度分布に対応
して、区間P1において、グラデーションされる。同様
に、茶色のトレース線と他方の領域の色の青も、トレー
ス線の濃度に対応して、区間P2において、グラデーシ
ョンされる。
【0197】合成(グラデーション)の結果得られるデ
ータをM、第2のペイントデータをC1、トレース線カ
ラーデータをC2、濃度データをLとするとき、合成デ
ータMは、次式で表される。 M={(C1×L)+(C2×255−L)}/255
【0198】なお、これらのデータは、いずれも8ビッ
トのデータである。
【0199】一方、ステップS203において、オリジ
ナルのトレース線の色が赤であると判定された場合に
は、ステップS206に進み、トレース線の一方の端部
の区間において、トレース線を介して接する2つの領域
の色をグラデーションする処理が行われる。
【0200】すなわち、図31(E)に示すように、ト
レース線を介して接する黄色の領域と青の領域が、トレ
ース線の一方の端部(この例の場合、右側の端部)の区
間P2において、グラデーションされる。このとき、ト
レース線は省略される。
【0201】さらにステップS204において、オリジ
ナルのトレース線の色が緑色であると判定された場合に
は、ステップS207に進み、トレース線を介して接す
る2つの領域の色が、太線化されたトレース線の区間P
3において、グラデーションされる。
【0202】すなわち、図31(F)に示すように、黄
色の領域と青の領域が区間P3において、グラデーショ
ンされる。この場合も、トレース線は省略される。
【0203】ステップS202乃至204において、オ
リジナルのトレース線の色が黒、赤、または緑色のいず
れでもないと判定された場合には、ステップS208に
おいて、その他の合成処理が行われる。
【0204】一方、ステップS201において、合成す
る注目画素にトレース線の画素が存在しないと判定され
た場合には、ステップS209に進み、特に合成する画
像が存在しないので、ペイント処理画像だけとされる。
【0205】このように、黒、赤、または緑色でオリジ
ナルのトレース線を描くことにより、所望の合成を行う
ことができるので、動画像を描くとき、黒、赤、または
緑色を適宜使い分けることで、所望の合成画像を得るこ
とができる。
【0206】以上の処理により、ステップS58におい
て、8ビットの合成イメージのデータが得られる。この
8ビットの合成イメージデータは、ステップS59にお
いて、24ビットのフルカラーのファイナルイメージデ
ータに変換される。すなわち、各画素毎に、カラーパレ
ットに登録してある24ビットの色に変換される。
【0207】ステップS60においては、ステップS5
1で生成された細線化アルファキーデータと、ステップ
S56で生成された濃度データの合成処理が行われ、フ
ァイナルアルファキーデータFαが生成される。
【0208】濃度データをL、細線化アルファキーデー
タをαとすると、ファイナルアルファキーデータFα
は、次式で表される。Fα=Max(L,α)
【0209】なお、ここで、Max(A,B)は、Aと
Bのうち、大きい方を選択することを意味する。すなわ
ち、濃度データLと細線化アルファキーデータFαのう
ち、大きい方がファイナルアルファキーデータとされ
る。
【0210】このファイナルアルファキーデータは、他
のレイヤのイメージを合成する場合に、キー信号として
利用される。この場合の処理の詳細は、図35を参照し
て後述する。
【0211】以上のように、ステップS60の合成処理
を行うことで、ステップS61で、ファイナルアルファ
キーデータが得られる。
【0212】さらに、ステップS62において、ステッ
プS59で得られた24ビットのファイナルイメージデ
ータと、ステップS61で得られた8ビットのファイナ
ルアルファキーデータとから、Targaデータが生成され
る。このデータは、.TGAの拡張子を付加して、Targaフ
ァイルとして保存される。
【0213】図32は、図3を参照して説明したタイム
シート処理を行う場合のGUIの例を表している。この表
示例においては、表示部321に、レイヤが入力表示さ
れるようになされている。ボタン322は、エントリー
リストにセル画像を登録するとき操作される。特殊効果
設定ウインドウ323には、所定の画像をX方向、また
はY方向に移動したり、拡大したり、あるいは回転する
ような特殊効果を設定する場合、その移動、拡大、また
は回転量を設定できるようになされている。この他、透
過、フォーカス、光効果、またはレンズ効果も、特殊効
果として設定できるようになされている。表示部324
には、特殊効果を設定するレイヤを指定表示できるよう
になされている。
【0214】タイムシート表示ウインドウ325には、
タイムシートが表示されてる。このタイムシートは縦方
向にフレーム番号が、また、横方向にレイヤ番号が表示
されている。また、このタイムシートには、特殊効果設
定表示欄が設けられており、特殊効果が設定されたと
き、その対応するフレームに、マーク326が表示され
る。
【0215】ボタン327は、プレビュー動作を行うと
き、ボタン328は、AVIファイル(アニメーションフ
ァイル)を作成するとき、また、ボタン329は、レビ
ュー動作を行うとき、それぞれ操作される。
【0216】次に、図33と図34のフローチャートを
参照して、タイムシート処理について説明する。最初に
ステップS220において、タイムシート表示ウインド
ウ325にタイムシートが表示される。次に、ステップ
S221において、ユーザは、表示部321にエントリ
ーに登録するレイヤを指定表示させる。そして、ステッ
プS222において、ボタン322を操作し、セル画像
のエントリーリストへの登録に必要なメニューを表示さ
せる。ステップS223においては、スキャナ22で取
り込まれたセル画像のうち、指定した番号のセル画像
を、順次エントリーリストに登録する。登録したセル画
像は、ステップS224において、レイヤ画像表示ウイ
ンドウ902にセル番号を付して順次表示される。ステ
ップS225においては、全ての必要なレイヤの登録が
終了したか否かを判定し、まだ登録していないレイヤが
存在すると判定された場合には、ステップS221に戻
り、レイヤを変更し、同様の処理を繰り返し実行する。
【0217】ステップS225において、全てのレイヤ
の登録が完了したと判定された場合、ステップS226
に進み、ユーザは、タイムシートの所定のフレームに、
エントリーリストに登録されたセル番号を入力する。図
32の表示例においては、フレーム1には、背景として
番号1のセル画像が、レイヤAには、セル番号1のセル
画像が、またレイヤBには、番号1のセル画像が、それ
ぞれ入力されている。1つのフレームにおいて、必要な
数のレイヤに、セル番号が入力されると、ステップS2
27において、そのフレーム画像が画像表示ウインドウ
901に表示される。ユーザは、この画像から、複数の
レイヤの画像が合成されたフレーム画像を確認すること
ができる。
【0218】次に、ステップS228に進み、そのフレ
ーム画像が所望のものであるか否かを判定し、そのフレ
ーム画像を変更する必要があると判定した場合には、ス
テップS226に戻り、タイムシート上のセル番号を変
更する処理を行う。
【0219】ステップS228において、所望のフレー
ム画像が得られたと判定された場合、ステップS229
に進み、特殊効果を付与する必要があるか否かを判定す
る。特殊効果を付与する必要がある場合には、ステップ
S230に進み、特殊効果設定ウインドウ223の表示
部324に所望のセル番号を入力表示させ、移動、拡
大、透過など、特殊効果のための値を設定する。この設
定を行うと、ステップS231において、タイムシート
上に、特殊効果を設定したことを表すマーク326が表
示される。
【0220】ステップS229において、特殊効果を付
与する必要がないと判定された場合には、ステップS2
30とステップS231の処理はスキップされる。そし
て、ステップS232において、全てのフレームについ
てのタイムシートへの入力が終了したか否かを判定し、
まだ終了していないと判定された場合には、ステップS
226に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0221】ステップS232において、全てのフレー
ムについてのタイムシートへの入力が完了したと判定さ
れた場合、ステップS233に進み、Previewのボタン
327をオンする。このとき、ステップS234におい
て、画像表示ウインドウ901に、タイムシート上にお
ける設定に従った動画像が試験的に表示される。ユーザ
は、このプレビュー画像を見て、ステップS235にお
いて、変更が必要であるか否かを判定し、変更が必要で
あると判定した場合には、ステップS226に戻り、そ
れ以降の処理を繰り返し実行する。
【0222】ステップS235において、変更する必要
がないと判定した場合には、ステップS236に進み、
ユーザは、Renderのボタン328をオンする。このと
き、ステップS237において、タイムシート上に作成
した複数フレームの画像が、アニメーションファイルと
して作成され、ハードディスク13に登録される。Revi
ewのボタン329を操作すると、以上のようにして生成
したアニメーションファイルのデータが、入出力インタ
フェース14を介して、外部のモニタなどに出力され、
表示される。
【0223】ここで、複数レイヤのペイント画像の合成
処理について説明する。簡単のため、2つのレイヤの画
像を合成する場合を例とすると、図35のフローチャー
トに示すように、ステップS251において、第1のレ
イヤ(レイヤA)のTargaデータを取得する。このTarga
データは、上述したように、ファイナルアルファキーデ
ータFαAと、ファイナルイメージデータFIAとで構成
されている。
【0224】次に、ステップS252において、第2の
レイヤ(レイヤB)のTargaデータを取得する。このTar
gaデータも、ファイナルアルファキーデータFαBと、
ファイナルイメージデータFIBとで合成されている。
【0225】次に、ステップS253において、合成処
理が行われる。すなわち、ファイナルアルファキーデー
タFαAによって出力されるビデオ信号をVAOUTとする
と、VAOUTは、ファイナルイメージデータFIAに対し
て、ファイナルイメージデータFIBを合成する式を用
いて、次のようになる。 VAOUT=FαA・FIA+(1−FαA)・FαB・FIB ・・・(1)
【0226】同様に、ファイナルアルファキーデータF
αBによって出力されるビデオ信号をVBOUTとすると、
BOUTは、ファイナルイメージデータFIBに対して、
ファイナルイメージデータFIAを合成する式を用い
て、次のように表すことができる。 VBOUT=FαB・FIB+(1−FαB)・FαA・FIA ・・・(2)
【0227】次に、ファイナルイメージデータFI
Bを、ファイナルイメージデータFIAに対して優先させ
る度合いを示すプライオリティデータを、P(0≦P≦
1)とする。レイヤBがレイヤAの手前に配置される場
合、P=1とする。
【0228】プライオリティデータPを考慮したときの
レイヤAのイメージとして出力されるビデオ信号をV’
AOUTとすると、(1)式より次式が得られる。 V’AOUT=VAOUT・(1−P) ={FαA・FIA+(1−FαA)・FαB・FIB}(1−P) ・・・(3)
【0229】同様に、プライオリティデータPを考慮し
たときのレイヤBのイメージとして出力されるビデオ信
号をV’BOUTとすると、(2)式より次式が得られる。 V’BOUT=VBOUT・P ={FαB・FIB+(1−FαB)・FαA・FIA}・P ・・・(4)
【0230】レイヤAとレイヤBが合成された合成ビデ
オ信号をVOUTとし、その合成キー信号をαOUTとする
と、次式が成立する。 VOUT・αOUT=V’AOUT+V’BOUT
【0231】従って、次式が得られる。 VOUT=(V’AOUT+V’BOUT)/αOUT ・・・(5)
【0232】ここで、αOUTを求めると、ファイナルイ
メージデータFIAとファイナルイメージデータFIB
表示されるエリア以外のエリア、すなわち、ビデオ信号
Aとビデオ信号VBのどちらも表示されないエリアにお
いては、アルファキーデータは、(1−FαA)と(1
−FαB)の積で定義されるので、ファイナルイメージ
データFIAまたはファイナルイメージデータFIBが表
示されるエリアのアルファキーデータは、次式で定義さ
れる。 1−(1−FαA)・(1−FαB
【0233】従って、次式が得られる。 αOUT=1−(1−FαA)・(1−FαB) ・・・(6)
【0234】上記した(3)式乃至(6)式より、次式
を得ることができる。 VOUT=[{FαA・FIA+(1−FαA)・FαB・F
B}(1−P)+{FαB・FIB+(1−FαB)・F
αA・FIA}・P]/{1−(1−FαA)(1−F
αB)}
【0235】プライオリティデータPは、通常、P=1
である。すなわち、レイヤAの上に、レイヤBが合成さ
れる。このPの値を0から1の間の所定の値に設定する
ことで、レイヤBが透けて、レイヤAが見えるようにな
る。このPの値は、図32における特殊効果設定ウイン
ドウ323の「透過」にパラメータとして設定すること
ができる。
【0236】なお、上記したような処理を行うプログラ
ムをユーザに伝送する伝送媒体としては、磁気ディス
ク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の他、ネットワ
ーク、衛星などの通信媒体を利用することができる。
【0237】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の画像デー
タ処理装置、請求項5に記載の画像データ処理方法、お
よび請求項6に記載の伝送媒体によれば、取り込まれた
画像から線で構成される画像を生成し、その線で囲まれ
ている領域の画素を着色した画像と線の画像とを合成す
るようにしたので、迅速にカラー画像を生成することが
可能となる。
【0238】請求項7に記載の画像データ処理装置、請
求項10に記載の画像データ処理方法、および請求項1
1に記載の伝送媒体によれば、取り込まれるセル画像の
セル番号とレイヤ番号を指定し、取り込まれたセル画像
のセル番号とレイヤ番号を表示させるようにしたので、
作者が原稿に鉛筆、ペンなどを用いて描いたセル画像
を、迅速かつ確実に、スキャナなどにより取り込み、画
像データに変換することが可能となる。
【0239】請求項12に記載の画像データ処理装置、
請求項20に記載の画像データ処理方法、および請求項
21に記載の伝送媒体によれば、フレーム番号とレイヤ
番号とで規定されるタイムシートを表示させ、タイムシ
ートの所定の位置に、取り込まれたセル画像のセル番号
を入力させるようにしたので、各フレームを任意のセル
番号で、簡単かつ確実に構成し、また変更することが可
能となる。
【0240】請求項22に記載の画像データ処理装置、
請求項28に記載の画像データ処理方法、および請求項
29に記載の伝送媒体によれば、トレース線の濃度を検
出し、トレース線で囲まれた領域のトレース線の近傍の
色を、その濃度に対応して決定するようにしたので、作
者の意図するタッチを正確に表現することが可能とな
る。
【0241】請求項30に記載の画像データ処理装置、
請求項33に記載の画像データ処理方法、および請求項
34に記載の伝送媒体によれば、トレース線のオリジナ
ルの色の識別結果に対応して、トレース線とトレース線
で囲まれた領域の境界部の色、または、トレース線の一
方の領域と他方の領域の境界部の色であって、トレース
線を省略した場合の色を決定するようにしたので、トレ
ース線のオリジナルの色を所定の色にすることで、取り
込まれた画像の境界部の色を所望の色に決定することが
可能となる。
【0242】請求項35に記載の画像データ処理装置、
請求項40に記載の画像データ処理方法、および請求項
41に記載の伝送媒体によれば、取り込まれたトレース
線の画素を2値化し、さらに、そのトレース線を1画素
の幅の線に変換するようにしたので、トレース線近傍の
色の塗り残しを抑制し、迅速かつ確実に、カラーのアニ
メーション画像を作成することが可能となる。
【0243】請求項42に記載の画像データ処理装置、
請求項46に記載の画像データ処理方法、および請求項
47に記載の伝送媒体によれば、トレース線が閉じてい
るか否かを確認させるようにしたので、複数の領域が、
同一の色に着色されてしまうようなことが防止され、迅
速かつ確実に、各画像の領域を所望の色に着色すること
が可能となる。
【0244】請求項48に記載の画像データ処理装置、
請求項55に記載の画像データ処理方法、および請求項
56に記載の伝送媒体によれば、着色画像が着色された
領域と着色されていない領域とを識別する識別画像上
に、着色画像を表示させるようにしたので、迅速かつ確
実に、着色していない領域を確認することができ、操作
性が改善され、色の塗り残しの発生を抑制することが可
能となる。
【0245】請求項57に記載の画像データ処理装置、
請求項64に記載の画像データ処理方法、および請求項
65に記載の伝送媒体によれば、第1のフレームの第1
の画像と第2のフレームの第2の画像の対応関係を判定
し、判定結果に対応して、第1の画像の色を、第2の画
像に着色するようにしたので、迅速かつ確実に、着色処
理を行うことが可能となる。
【0246】請求項66に記載の画像データ処理装置、
請求項68に記載の画像データ処理方法、および請求項
69に記載の伝送媒体によれば、パラメータとキーデー
タとに対応して、複数のレイヤの着色画像を合成するよ
うにしたので、簡単かつ確実に、変化に富んだ画像を生
成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータの構
成例を示すブロック図である。
【図2】本発明におけるアニメーション制作の流れを示
す図である。
【図3】図2のステップS11乃至ステップS13のよ
り詳細な処理を説明するフローチャートである。
【図4】ファイルの構成を示す図である。
【図5】データの生成を説明するフローチャートであ
る。
【図6】スキャン処理のGUIの例を示す図である。
【図7】スキャン処理を説明するフローチャートであ
る。
【図8】フィルタリング処理を説明するフローチャート
である。
【図9】オリジナルデータ処理のGUIの例を示す図であ
る。
【図10】取り込んだトレース線を示す図である。
【図11】細線化処理を示すフローチャートである。
【図12】図11の処理を説明する図である。
【図13】細線化データのための固定パレットの例を示
す図である。
【図14】ライン処理のGUIの例を示す図である。
【図15】線で囲まれた領域を説明する図である。
【図16】線で囲まれた領域を説明する図である。
【図17】線画チェック処理を説明するフローチャート
である。
【図18】ペイント処理のGUIの例を示す図である。
【図19】自動着色処理を説明するフローチャートであ
る。
【図20】対応する閉領域を検出する動作を説明する図
である。
【図21】対応する閉領域を検出する動作を説明する図
である。
【図22】対応する閉領域を検出する動作を説明する図
である。
【図23】ペイントデータのためのルックアップテーブ
ルの例を示す図である。
【図24】アルファキーデータの固定パレットの例を示
す図である。
【図25】アルファキー処理のGUIの例を示す図であ
る。
【図26】アルファキーデータ処理を説明するフローチ
ャートである。
【図27】太線化処理を説明するフローチャートであ
る。
【図28】トレース線処理のGUIの例を示す図である。
【図29】ファイナル処理のGUIの例を示す図である。
【図30】合成処理を説明するフローチャートである。
【図31】合成処理を説明する図である。
【図32】タイムシート処理のGUIの例を示す図であ
る。
【図33】タイムシート処理を説明するフローチャート
である。
【図34】タイムシート処理を説明するフローチャート
である。
【図35】複数レイヤの合成処理を説明するフローチャ
ートである。
【図36】従来のアニメーション制作の流れを示す図で
ある。
【図37】フレームの構成を説明する図である。
【図38】レイヤの合成を説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU, 5 CRT, 9 マウス, 13 ハードデ
ィスク, 16 キーボード, 21 ビデオカメラ,
22 スキャナ, 23 VTR, 24 ディスクレ
コーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平9−223066 (32)優先日 平9(1997)8月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平9−223152 (32)優先日 平9(1997)8月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平9−223153 (32)優先日 平9(1997)8月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平9−223163 (32)優先日 平9(1997)8月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平9−223170 (32)優先日 平9(1997)8月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願平9−223171 (32)優先日 平9(1997)8月4日 (33)優先権主張国 日本(JP) (72)発明者 石井 栄一 東京都目黒区下目黒1丁目6番3号 朝日 下目黒マンション102 株式会社ロジステ ィックス内 (72)発明者 牧田 千鶴 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 野尻 晃平 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (69)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り込まれた画像から線で構成される画
    像を生成する線画像生成手段と、 前記画像を構成する線で囲まれている領域の画素を着色
    する領域着色手段と、 前記領域着色手段により領域の画素が着色された画像
    と、前記画像を構成する線の画像とを合成する合成手段
    とを備えることを特徴とする画像データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像を構成する線の画素を着色する
    線着色手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に
    記載の画像データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記線で構成される画像を生成するため
    の画像を取り込む取込手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載の画像データ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記各手段は、所定の入力をおこなうた
    めのGUIを有することを特徴とする請求項1に記載の画
    像データ処理装置。
  5. 【請求項5】 取り込まれた画像から線で構成される画
    像を生成する線画像生成ステップと、 前記画像を構成する線で囲まれている領域の画素を着色
    する領域着色ステップと、 前記領域着色ステップにより領域の画素が着色された画
    像と、前記画像を構成する線の画像とを合成する合成ス
    テップとを備えることを特徴とする画像データ処理方
    法。
  6. 【請求項6】 取り込まれた画像から線で構成される画
    像を生成する線画像生成ステップと、 前記画像を構成する線で囲まれている領域の画素を着色
    する領域着色ステップと、 前記領域着色ステップにより領域の画素が着色された画
    像と、前記画像を構成する線の画像とを合成する合成ス
    テップとを備えるプログラムを伝送することを特徴とす
    る伝送媒体。
  7. 【請求項7】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任意
    の数のレイヤだけ合成して各フレームの画像を生成する
    画像データ処理装置において、 取り込まれるセル画像のセル番号を指定するセル番号指
    定手段と、 取り込まれるセル画像のレイヤ番号を指定するレイヤ番
    号指定手段と、 既に取り込まれているセル画像のセル番号とレイヤ番号
    を表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする
    画像データ処理装置。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、既に取り込まれて
    いるセル画像のセル番号とレイヤ番号を、マトリックス
    上の位置で表示させることを特徴とする請求項7に記載
    の画像データ処理装置。
  9. 【請求項9】 取り込まれたセル画像を表示させるセル
    画像表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項7に記載の画像データ処理装置。
  10. 【請求項10】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任
    意の数のレイヤだけ合成して各フレームの画像を生成す
    る画像データ処理方法において、 取り込まれるセル画像のセル番号を指定するセル番号指
    定ステップと、 取り込まれるセル画像のレイヤ番号を指定するレイヤ番
    号指定ステップと、 既に取り込まれているセル画像のセル番号とレイヤ番号
    を表示させる表示制御ステップとを備えることを特徴と
    する画像データ処理方法。
  11. 【請求項11】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任
    意の数のレイヤだけ合成して各フレームの画像を生成す
    るプログラムを伝送する伝送媒体において、 取り込まれるセル画像のセル番号を指定するセル番号指
    定ステップと、 取り込まれるセル画像のレイヤ番号を指定するレイヤ番
    号指定ステップと、 既に取り込まれているセル画像のセル番号とレイヤ番号
    を表示させる表示制御ステップとを備えるプログラムを
    伝送することを特徴とする伝送媒体。
  12. 【請求項12】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任
    意の数のレイヤだけ合成して各フレームの画像を生成
    し、複数のフレームの画像で動画像とする画像データ処
    理装置において、 動画像のフレームの時系列に対応するフレーム番号と、
    レイヤ番号とで規定されるタイムシートを表示させるタ
    イムシート表示制御手段と、 前記タイムシートの所定の位置に、取り込まれたセル画
    像のセル番号を入力するセル番号入力手段とを備えるこ
    とを特徴とする画像データ処理装置。
  13. 【請求項13】 取り込まれたセル画像を、レイヤ毎
    に、エントリリストに登録する登録手段をさらに備え、 前記セル番号入力手段は、前記エントリリストに登録さ
    れたセル番号を入力することを特徴とする請求項12に
    記載の画像データ処理装置。
  14. 【請求項14】 前記エントリリストに登録されたたセ
    ル画像を、レイヤ毎に、セル番号の順番に表示させる登
    録画像表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項13に記載の画像データ処理装置。
  15. 【請求項15】 前記レイヤ、セル、またはフレーム毎
    に、特殊効果を設定する特殊効果設定手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項12に記載の画像データ処理
    装置。
  16. 【請求項16】 前記タイムシート表示制御手段は、前
    記特殊効果設定手段により特殊効果が設定されたとき、
    特殊効果が設定されたことを、前記タイムシートに表示
    させることを特徴とする請求項15に記載の画像データ
    処理装置。
  17. 【請求項17】 前記特殊効果は、少なくとも、回転、
    拡大、移動、透過を含むことを特徴とする請求項15に
    記載の画像データ処理装置。
  18. 【請求項18】 前記タイムシート上に入力された各レ
    イヤの番号のセル画像をフレーム毎に合成する合成手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の画
    像データ処理装置。
  19. 【請求項19】 前記合成手段により合成された画像を
    試験的に動画像として表示させる動画像表示制御手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項18に記載の画像
    データ処理装置。
  20. 【請求項20】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任
    意の数のレイヤだけ合成して各フレームの画像を生成
    し、複数のフレームの画像で動画像とする画像データ処
    理方法において、 動画像のフレームの時系列に対応するフレーム番号と、
    レイヤ番号とで規定されるタイムシートを表示させるタ
    イムシート表示制御ステップと、 前記タイムシートの所定の位置に、取り込まれたセル画
    像のセル番号を入力するセル番号入力ステップとを備え
    ることを特徴とする画像データ処理方法。
  21. 【請求項21】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任
    意の数のレイヤだけ合成して各フレームの画像を生成
    し、複数のフレームの画像で動画像とするプログラムを
    伝送する伝送媒体において、 動画像のフレームの時系列に対応するフレーム番号と、
    レイヤ番号とで規定されるタイムシートを表示させるタ
    イムシート表示制御ステップと、 前記タイムシートの所定の位置に、取り込まれたセル画
    像のセル番号を入力するセル番号入力ステップとを備え
    るプログラムを伝送することを特徴とする伝送媒体。
  22. 【請求項22】 取り込まれた画像を構成するトレース
    線の濃度を検出する検出手段と、 前記トレース線で囲まれた領域を着色する領域着色手段
    と、 前記トレース線で囲まれた領域の前記トレース線の近傍
    の色を、前記トレース線の濃度に対応して決定する決定
    手段とを備えることを特徴とする画像データ処理装置。
  23. 【請求項23】 前記トレース線を着色する線着色手段
    をさらに備え、 前記決定手段は、前記トレース線と、前記トレース線で
    囲まれた領域の境界部の色を、前記トレース線の濃度に
    対応して、前記トレース線の色と、前記トレース線で囲
    まれた領域の色でグラデーションすることを特徴とする
    請求項22に記載の画像データ処理装置。
  24. 【請求項24】 前記決定手段は、前記トレース線の一
    方の側と他方の側の、前記トレース線で囲まれた2つの
    領域の境界部の色を、前記トレース線の濃度に対応し
    て、2つの前記トレース線で囲まれた領域の色でグラデ
    ーションすることを特徴とする請求項22に記載の画像
    データ処理装置。
  25. 【請求項25】 前記トレース線のオリジナルの色を識
    別する識別手段をさらに備え、 前記決定手段は、前記識別手段の識別結果に対応して色
    を決定することを特徴とする請求項22に記載の画像デ
    ータ処理装置。
  26. 【請求項26】 前記識別手段により識別された色が、
    第1の色である場合、前記決定手段は、前記トレース線
    と、前記トレース線で囲まれた領域の境界部の色を、前
    記トレース線の濃度に対応して、前記トレース線の色
    と、前記トレース線で囲まれた領域の色でグラデーショ
    ンし、第2の色である場合、前記トレース線の一方の側
    と他方の側の、前記トレース線で囲まれた2つの領域の
    境界部の色を、前記トレース線の濃度に対応して、2つ
    の前記トレース線で囲まれた領域の色でグラデーション
    することを特徴とする請求項25に記載の画像データ処
    理装置。
  27. 【請求項27】 前記トレース線を所定の画素分だけ太
    くする太線化手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項22に記載の画像データ処理装置。
  28. 【請求項28】 取り込まれた画像を構成するトレース
    線の濃度を検出する検出ステップと、 前記トレース線で囲まれた領域を着色する領域着色ステ
    ップと、 前記トレース線で囲まれた領域の前記トレース線の近傍
    の色を、前記トレース線の濃度に対応して決定する決定
    ステップとを備えることを特徴とする画像データ処理方
    法。
  29. 【請求項29】 取り込まれた画像を構成するトレース
    線の濃度を検出する検出ステップと、 前記トレース線で囲まれた領域を着色する領域着色ステ
    ップと、 前記トレース線で囲まれた領域の前記トレース線の近傍
    の色を、前記トレース線の濃度に対応して決定する決定
    ステップとを備えるプログラムを伝送することを特徴と
    する伝送媒体。
  30. 【請求項30】 取り込まれた画像を構成するトレース
    線のオリジナルの色を識別する識別手段と、 前記トレース線で囲まれた領域を着色する領域着色手段
    と、 前記トレース線と前記トレース線で囲まれた領域の境界
    部の色、または、前記トレース線の一方の側の領域と他
    方の側の領域の境界部の色であって、前記トレース線を
    省略した場合の色を、前記識別手段の識別結果に対応し
    て決定する決定手段とを備えることを特徴とする画像デ
    ータ処理装置。
  31. 【請求項31】 前記識別手段により識別された色が、
    第1の色である場合、前記決定手段は、前記トレース線
    と前記トレース線で囲まれた領域の境界部の色を決定
    し、第2の色である場合、前記トレース線の一方の側の
    領域と他方の側の領域の境界部の色であって、前記トレ
    ース線を省略した場合の色を決定することを特徴とする
    請求項30に記載の画像データ処理装置。
  32. 【請求項32】 前記識別手段により識別された色が、
    第1の色である場合、前記決定手段は、前記トレース線
    の一方の側の領域と他方の側の領域の境界部の色であっ
    て、前記トレース線を省略した場合の色を、第1の幅に
    わたって決定し、第2の色である場合、前記決定手段
    は、前記トレース線の一方の側の領域と他方の側の領域
    の境界部の色であって、前記トレース線を省略した場合
    の色を、第2の幅にわたって決定することを特徴とする
    請求項30に記載の画像データ処理装置。
  33. 【請求項33】 取り込まれた画像を構成するトレース
    線のオリジナルの色を識別する識別ステップと、 前記トレース線で囲まれた領域を着色する領域着色ステ
    ップと、 前記トレース線と前記トレース線で囲まれた領域の境界
    部の色、または、前記トレース線の一方の側の領域と他
    方の側の領域の境界部の色であって、前記トレース線を
    省略した場合の色を、前記識別ステップの識別結果に対
    応して決定する決定ステップとを備えることを特徴とす
    る画像データ処理方法。
  34. 【請求項34】 取り込まれた画像を構成するトレース
    線のオリジナルの色を識別する識別ステップと、 前記トレース線で囲まれた領域を着色する領域着色ステ
    ップと、 前記トレース線と前記トレース線で囲まれた領域の境界
    部の色、または、前記トレース線の一方の側の領域と他
    方の側の領域の境界部の色であって、前記トレース線を
    省略した場合の色を、前記識別ステップの識別結果に対
    応して決定する決定ステップとを備えるプログラムを伝
    送することを特徴とする伝送媒体。
  35. 【請求項35】 取り込まれたトレース線の各画素を有
    色画素と無色画素に2値化する2値化手段と、 前記トレース線を、1画素の幅の有色画素からなる線に
    変換する変換手段とを備えることを特徴とする画像デー
    タ処理装置。
  36. 【請求項36】 前記1画素の幅の線で囲まれた領域の
    無色画素を所定の色に着色する着色手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項35に記載の画像データ処理装
    置。
  37. 【請求項37】 前記2値化手段は、前記画素の色を、
    白、黒、赤、または緑の順に識別し、白の画素を無色画
    素とし、白以外の色の画素を有色画素として2値化する
    ことを特徴とする請求項35に記載の画像データ処理装
    置。
  38. 【請求項38】 前記変換手段は、前記無色画素に接す
    る前記有色画素を無色画素に変換する処理を、前記トレ
    ース線が1画素の幅になるまで繰り返すことを特徴とす
    る請求項35に記載の画像データ処理装置。
  39. 【請求項39】 各画素のデータは、その色を表すフラ
    グを含むことを特徴とする請求項35に記載の画像デー
    タ処理装置。
  40. 【請求項40】 取り込まれたトレース線の各画素を有
    色画素と無色画素に2値化する2値化ステップと、 前記トレース線を、1画素の幅の有色画素からなる線に
    変換する変換ステップとを備えることを特徴とする画像
    データ処理方法。
  41. 【請求項41】 取り込まれたトレース線の各画素を有
    色画素と無色画素に2値化する2値化ステップと、 前記トレース線を、1画素の幅の有色画素からなる線に
    変換する変換ステップとを備えるプログラムを伝送する
    ことを特徴とする伝送媒体。
  42. 【請求項42】 取り込まれたトレース線の画素を有色
    画素と無色画素に2値化する2値化手段と、 前記2値化手段により2値化された有色画素よりなるト
    レース線が閉じているか否かを確認させる確認手段とを
    備えることを特徴とする画像データ処理装置。
  43. 【請求項43】 前記確認手段は、前記有色画素よりな
    るトレース線で囲まれる領域の所定の無色画素と、それ
    に接する無色画素を、順次、着色表示させることを特徴
    とする請求項42に記載の画像データ処理装置。
  44. 【請求項44】 前記有色画素よりなるトレース線を、
    1画素の幅のトレース線に変換する変換手段をさらに備
    え、 前記確認手段は、前記1画素の幅のトレース線が閉じて
    いることを確認させることを特徴とする請求項42に記
    載の画像データ処理装置。
  45. 【請求項45】 前記確認手段により、前記トレース線
    の一部が開放されていることが確認されたとき、閉じた
    領域が形成されるように、その開放されている部分を修
    正する修正手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    42に記載の画像データ処理装置。
  46. 【請求項46】 取り込まれたトレース線の画素を有色
    画素と無色画素に2値化する2値化ステップと、 前記2値化ステップで2値化された有色画素よりなるト
    レース線が閉じているか否かを確認させる確認ステップ
    とを備えることを特徴とする画像データ処理方法。
  47. 【請求項47】 取り込まれたトレース線の画素を有色
    画素と無色画素に2値化する2値化ステップと、 前記2値化ステップで2値化された有色画素よりなるト
    レース線が閉じているか否かを確認させる確認ステップ
    とを備えるプログラムを伝送することを特徴とする伝送
    媒体。
  48. 【請求項48】 線画像の所定の領域を着色した着色画
    像を生成する着色画像生成手段と、 前記着色画像の着色された領域と着色されていない領域
    とを識別する識別画像を生成する識別画像生成手段と、 前記識別画像上に、前記着色画像を表示させる表示制御
    手段とを備えることを特徴とする画像データ処理装置。
  49. 【請求項49】 前記表示制御手段は、前記識別画像上
    の任意の位置にウインドウを表示させ、前記ウインドウ
    内に、対応する位置の前記着色画像を表示させることを
    特徴とする請求項48に記載の画像データ処理装置。
  50. 【請求項50】 前記識別画像上に表示された着色画像
    の所定の領域の色を抽出する抽出手段と、 前記着色画像の着色されていない領域を、前記抽出手段
    により抽出した色で着色させる着色手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項48に記載の画像データ処理装
    置。
  51. 【請求項51】 前記識別画像は、αキーデータ画像で
    あることを特徴とする請求項48に記載の画像データ処
    理装置。
  52. 【請求項52】 前記着色画像は、線画像の線で閉じら
    れた領域を着色した画像、または、前記線画像の線を着
    色した画像であることを特徴とする請求項48に記載の
    画像データ処理装置。
  53. 【請求項53】 前記表示制御手段は、前記着色画像
    が、前記線画像の線を着色した画像である場合、前記線
    を着色する前の色で表示させることを特徴とする請求項
    48に記載の画像データ処理装置。
  54. 【請求項54】 前記線を着色する前の色は、コマンド
    を形成していることを特徴とする請求項53に記載の画
    像データ処理装置。
  55. 【請求項55】 線画像の所定の領域を着色した着色画
    像を生成する着色画像生成ステップと、 前記着色画像の着色された領域と着色されていない領域
    とを識別する識別画像を生成する識別画像生成ステップ
    と、 前記識別画像上に、前記着色画像を表示させる表示制御
    ステップとを備えることを特徴とする画像データ処理方
    法。
  56. 【請求項56】 線画像の所定の領域を着色した着色画
    像を生成する着色画像生成ステップと、 前記着色画像の着色された領域と着色されていない領域
    とを識別する識別画像を生成する識別画像生成ステップ
    と、 前記識別画像上に、前記着色画像を表示させる表示制御
    ステップとを備えるプログラムを伝送することを特徴と
    する伝送媒体。
  57. 【請求項57】 第1のフレームの第1の画像と第2の
    フレームの第2の画像の対応関係を判定する判定手段
    と、 前記第1の画像の色を検出する検出手段と、 前記判定手段の判定結果に対応して、前記検出手段によ
    り検出した色を、前記第2の画像に着色する着色手段と
    を備えることを特徴とする画像データ処理装置。
  58. 【請求項58】 前記判定手段は、時間的に隣接するフ
    レームを、前記第1のフレームおよび第2のフレームと
    することを特徴とする請求項57に記載の画像データ処
    理装置。
  59. 【請求項59】 前記判定手段は、線画像を構成する線
    により閉じられている領域を、前記第1の画像および第
    2の画像として判定することを特徴とする請求項57に
    記載の画像データ処理装置。
  60. 【請求項60】 前記判定手段は、前記第1のフレーム
    の複数の領域のうち、前記第2のフレームの対象領域の
    範囲を最も広く含む領域を、前記対象領域に対応する領
    域と判定することを特徴とする請求項59に記載の画像
    データ処理装置。
  61. 【請求項61】 前記着色手段は、指定された領域だけ
    を着色することを特徴とする請求項59に記載の画像デ
    ータ処理装置。
  62. 【請求項62】 前記第着色手段は、対応する複数の領
    域をすべて着色することを特徴とする請求項59に記載
    の画像データ処理装置。
  63. 【請求項63】 指定された領域だけを着色するのか、
    または、対応する複数の領域をすべて着色するのかを、
    選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする請求
    項59に記載の画像データ処理装置。
  64. 【請求項64】 第1のフレームの第1の画像と第2の
    フレームの第2の画像の対応関係を判定する判定ステッ
    プと、 前記第1の画像の色を検出する検出ステップと、 前記判定ステップの判定結果に対応して、前記検出ステ
    ップで検出した色を、前記第2の画像に着色する着色ス
    テップとを備えることを特徴とする画像データ処理方
    法。
  65. 【請求項65】 第1のフレームの第1の画像と第2の
    フレームの第2の画像の対応関係を判定する判定ステッ
    プと、 前記第1の画像の色を検出する検出ステップと、 前記判定ステップの判定結果に対応して、前記検出ステ
    ップで検出した色を、前記第2の画像に着色する着色ス
    テップとを備えるプログラムを伝送することを特徴とす
    る伝送媒体。
  66. 【請求項66】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任
    意の数のレイヤだけ合成してフレームの画像を生成する
    画像データ処理装置において、 取り込まれたセル画像のトレース線で囲まれる領域の無
    色画素に対して所定の色を着色して着色画像を生成する
    着色画像生成手段と、 前記着色画像生成手段による着色処理に対応して、前記
    着色画像の色を着色した着色領域と、着色していない無
    着色領域とを識別するキーデータを生成するキーデータ
    生成手段と、 複数のレイヤの前記着色画像を合成する場合の優先度を
    規定するパラメータを設定するパラメータ設定手段と、 前記パラメータ設定手段により設定されたパラメータ
    と、前記キーデータ生成手段により生成されたキーデー
    タとに対応して、複数のレイヤの前記着色画像を合成す
    る合成手段とを備えることを特徴とする画像データ処理
    装置。
  67. 【請求項67】 前記パラメータは、特殊効果として設
    定されることを特徴とする請求項66に記載の画像デー
    タ処理装置。
  68. 【請求項68】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任
    意の数のレイヤだけ合成してフレームの画像を生成する
    画像データ処理方法において、 取り込まれたセル画像のトレース線で囲まれる領域の無
    色画素に対して所定の色を着色して着色画像を生成する
    着色画像生成ステップと、 前記着色画像生成ステップにおける着色処理に対応し
    て、前記着色画像の色を着色した着色領域と、着色して
    いない無着色領域とを識別するキーデータを生成するキ
    ーデータ生成ステップと、 複数のレイヤの前記着色画像を合成する場合の優先度を
    規定するパラメータを設定するパラメータ設定ステップ
    と、 前記パラメータ設定ステップにおいて設定されたパラメ
    ータと、前記キーデータ生成ステップにおいて生成され
    たキーデータとに対応して、複数のレイヤの前記着色画
    像を合成する合成ステップとを備えることを特徴とする
    画像データ処理方法。
  69. 【請求項69】 取り込んだ任意の数のセル画像を、任
    意の数のレイヤだけ合成してフレームの画像を生成する
    プログラムを伝送する伝送媒体において、 取り込まれたセル画像のトレース線で囲まれる領域の無
    色画素に対して所定の色を着色して着色画像を生成する
    着色画像生成ステップと、 前記着色画像生成ステップにおける着色処理に対応し
    て、前記着色画像の色を着色した着色領域と、着色して
    いない無着色領域とを識別するキーデータを生成するキ
    ーデータ生成ステップと、 複数のレイヤの前記着色画像を合成する場合の優先度を
    規定するパラメータを設定するパラメータ設定ステップ
    と、 前記パラメータ設定ステップにおいて設定されたパラメ
    ータと、前記キーデータ生成ステップにおいて生成され
    たキーデータとに対応して、複数のレイヤの前記着色画
    像を合成する合成ステップとを備えるプログラムを伝送
    することを特徴とする伝送媒体。
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