JPH11111509A - 避雷装置 - Google Patents
避雷装置Info
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- JPH11111509A JPH11111509A JP9269977A JP26997797A JPH11111509A JP H11111509 A JPH11111509 A JP H11111509A JP 9269977 A JP9269977 A JP 9269977A JP 26997797 A JP26997797 A JP 26997797A JP H11111509 A JPH11111509 A JP H11111509A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトであり、変圧器のタンクが大形化
せず、また、変圧器への取付作業が簡単な避雷装置を得
る。 【解決手段】 変圧器巻線の1極に接続される第1の避
雷器17aの素子171aと、他の1極に接続される第
2の避雷器17bの素子171bを絶縁ケース173に
収納する。両素子171a、171bの間には共通の接
地端子板172を配し、接地端子板172の両側にはば
ね174を配置する。接地端子板172の一端部に取り
付けられた支持金具177を介して変圧器に取り付けら
れる。
せず、また、変圧器への取付作業が簡単な避雷装置を得
る。 【解決手段】 変圧器巻線の1極に接続される第1の避
雷器17aの素子171aと、他の1極に接続される第
2の避雷器17bの素子171bを絶縁ケース173に
収納する。両素子171a、171bの間には共通の接
地端子板172を配し、接地端子板172の両側にはば
ね174を配置する。接地端子板172の一端部に取り
付けられた支持金具177を介して変圧器に取り付けら
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変圧器の巻線を
サージ電圧から保護する避雷器で構成された避雷装置に
関するものである。
サージ電圧から保護する避雷器で構成された避雷装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の配電用避雷器を内蔵する
単相柱上変圧器の内部の結線図、図6は例えば特開昭6
3−296315号公報に開示されているものと同様の
柱上変圧器に内蔵した、配電用避雷器の取り付け構造を
示す断面図である。まず図5において、1は柱上変圧器
のタンク、2、3はそれぞれタンク1に納めた高圧側の
1次巻線と低圧側の2次巻線、4は1次巻線2と1次巻
線3が巻き付けられた鉄心、5a、5bはいずれもタン
ク1を貫通する高圧側ブッシング、6a、6bはいずれ
もタンク1を貫通する低圧側ブッシング、7a、7bは
高圧側の導体に接続した酸化亜鉛(ZnO)素子を用い
た配電用避雷器、8a、8bは低圧側の導体に接続した
酸化亜鉛素子を用いた配電用避雷器、10はタンク1に
満した絶縁油である。次に図6において、41は鉄心4
に取り付けた絶縁板で、タップ切り替え端子(図示せ
ず)などを設ける。71は配電用避雷器7a(7b)を
構成する酸化亜鉛素子で、円筒形状または円盤状をした
1個ないし複数個の酸化亜鉛ブロックの堆積からなる。
72、73は酸化亜鉛素子71の両端面に当てた端子
板、74は円筒形状の酸化亜鉛素子71の場合に、端子
板72の貫通孔に差し入れた絶縁棒、79は鉄心4に固
定した支持金具、91は高圧側の導体に接続したリード
線、92は接地したタンクに接続したリード線である。
図6では配電用避雷器7aについて示したが、他の配電
用避雷器でも同様になっている。
単相柱上変圧器の内部の結線図、図6は例えば特開昭6
3−296315号公報に開示されているものと同様の
柱上変圧器に内蔵した、配電用避雷器の取り付け構造を
示す断面図である。まず図5において、1は柱上変圧器
のタンク、2、3はそれぞれタンク1に納めた高圧側の
1次巻線と低圧側の2次巻線、4は1次巻線2と1次巻
線3が巻き付けられた鉄心、5a、5bはいずれもタン
ク1を貫通する高圧側ブッシング、6a、6bはいずれ
もタンク1を貫通する低圧側ブッシング、7a、7bは
高圧側の導体に接続した酸化亜鉛(ZnO)素子を用い
た配電用避雷器、8a、8bは低圧側の導体に接続した
酸化亜鉛素子を用いた配電用避雷器、10はタンク1に
満した絶縁油である。次に図6において、41は鉄心4
に取り付けた絶縁板で、タップ切り替え端子(図示せ
ず)などを設ける。71は配電用避雷器7a(7b)を
構成する酸化亜鉛素子で、円筒形状または円盤状をした
1個ないし複数個の酸化亜鉛ブロックの堆積からなる。
72、73は酸化亜鉛素子71の両端面に当てた端子
板、74は円筒形状の酸化亜鉛素子71の場合に、端子
板72の貫通孔に差し入れた絶縁棒、79は鉄心4に固
定した支持金具、91は高圧側の導体に接続したリード
線、92は接地したタンクに接続したリード線である。
図6では配電用避雷器7aについて示したが、他の配電
用避雷器でも同様になっている。
【0003】配電線に用いられる柱上変圧器は、需要家
への不断の電力供給のために、絶縁劣化、絶縁破壊、焼
損などの事故の発生原因に対し保護が必要である。その
発生原因として最も重要且つ頻発するのは雷であり、柱
上変圧器の高圧側に配電用避雷器7a、7bを、低圧側
に配電用避雷器8a、8bを内蔵して、雷によるサージ
電圧(衝撃性過電圧)に対し、1次巻線2と鉄心4およ
びタンク1との間、2次巻線3と鉄心4およびタンク1
との間、1次巻線2と2次巻線3との間の絶縁保護を行
い、所定の衝撃耐電圧より低い電圧に過電圧を抑制し、
絶縁破壊しないようにしている。
への不断の電力供給のために、絶縁劣化、絶縁破壊、焼
損などの事故の発生原因に対し保護が必要である。その
発生原因として最も重要且つ頻発するのは雷であり、柱
上変圧器の高圧側に配電用避雷器7a、7bを、低圧側
に配電用避雷器8a、8bを内蔵して、雷によるサージ
電圧(衝撃性過電圧)に対し、1次巻線2と鉄心4およ
びタンク1との間、2次巻線3と鉄心4およびタンク1
との間、1次巻線2と2次巻線3との間の絶縁保護を行
い、所定の衝撃耐電圧より低い電圧に過電圧を抑制し、
絶縁破壊しないようにしている。
【0004】さて、高圧側の配電用避雷器7a、7bは
例えば円筒形状の1個ないし複数個の酸化亜鉛ブロック
の堆積からなる酸化亜鉛素子71の両端面に、端子板7
2、73を当てて、その貫通孔に絶縁棒74を通し、両
端部で締め付けて固定し、鉄心4に取り付けた支持金具
79で支持するとともに、酸化亜鉛素子71、端子板7
2、73、リード線91、92を導電接触させる。そし
て、タンク1に絶縁油10を満たし、1次巻線2、2次
巻線3、鉄心4とともに絶縁油10に浸漬する。高圧側
線路からサージ電圧が侵入すると、配電用避雷器7a、
7bはそのサージ電圧を抑制するとともに、サージ電流
をタンク1を経て大地へ放電する。この時、酸化亜鉛素
子71が生ずるジュール熱は、絶縁油10に放熱する。
低圧側の配電用避雷器8a、8bも高圧側配電用避雷器
7a、7bと同様の作用をする。
例えば円筒形状の1個ないし複数個の酸化亜鉛ブロック
の堆積からなる酸化亜鉛素子71の両端面に、端子板7
2、73を当てて、その貫通孔に絶縁棒74を通し、両
端部で締め付けて固定し、鉄心4に取り付けた支持金具
79で支持するとともに、酸化亜鉛素子71、端子板7
2、73、リード線91、92を導電接触させる。そし
て、タンク1に絶縁油10を満たし、1次巻線2、2次
巻線3、鉄心4とともに絶縁油10に浸漬する。高圧側
線路からサージ電圧が侵入すると、配電用避雷器7a、
7bはそのサージ電圧を抑制するとともに、サージ電流
をタンク1を経て大地へ放電する。この時、酸化亜鉛素
子71が生ずるジュール熱は、絶縁油10に放熱する。
低圧側の配電用避雷器8a、8bも高圧側配電用避雷器
7a、7bと同様の作用をする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の避雷器は以上の
ようになっており、変圧器のタンクに、高圧側の避雷器
をそれぞれ個別に独立して取り付けるとともに、低圧側
の避雷器についても同様に個別に独立して取り付け、リ
ード線で接続し、相間および対地間に必要な絶縁距離を
とるので、所要スペースが大きくなり、変圧器が油入の
場合はタンクが大形化し、またそのために絶縁油が増加
するうえ、高圧側避雷器それぞれや低圧側避雷器それぞ
れをタンクなどへ取り付けるため取付作業が煩雑で、手
間がかかるなどの解決すべき問題があった。
ようになっており、変圧器のタンクに、高圧側の避雷器
をそれぞれ個別に独立して取り付けるとともに、低圧側
の避雷器についても同様に個別に独立して取り付け、リ
ード線で接続し、相間および対地間に必要な絶縁距離を
とるので、所要スペースが大きくなり、変圧器が油入の
場合はタンクが大形化し、またそのために絶縁油が増加
するうえ、高圧側避雷器それぞれや低圧側避雷器それぞ
れをタンクなどへ取り付けるため取付作業が煩雑で、手
間がかかるなどの解決すべき問題があった。
【0006】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、コンパクトであり、変圧器のタン
クが大形化せず、また、変圧器の鉄心やタンクなどへの
取付作業が簡単に手間取らずにできる避雷装置を提供す
ることを目的とする。
めになされたもので、コンパクトであり、変圧器のタン
クが大形化せず、また、変圧器の鉄心やタンクなどへの
取付作業が簡単に手間取らずにできる避雷装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る避雷装置
は、第1の避雷器の素子と第2の避雷器の素子とを備
え、両避雷器に共通の接地端子板を介して両素子を配置
して絶縁ケースに収納し、一体構造と成したものであ
る。また、この発明に係る避雷装置は、第1の巻線に接
続される第1、第2の避雷器の素子と第2の巻線に接続
される第3、第4の避雷器の素子とを備え、第1の避雷
器の素子、第1、第3の避雷器の接地端子板、第3の避
雷器の素子、第3の避雷器の課電端子、絶縁体、第4の
避雷器の課電端子、第4の避雷器の素子、第2、第4の
避雷器の接地端子板、第2の避雷器の素子の順に配置し
て絶縁ケースに収納し、一体構造と成したものである。
また、この発明に係る避雷装置は、上記避雷装置を油入
変圧器の巻線に接続し、絶縁油に浸漬したものである。
は、第1の避雷器の素子と第2の避雷器の素子とを備
え、両避雷器に共通の接地端子板を介して両素子を配置
して絶縁ケースに収納し、一体構造と成したものであ
る。また、この発明に係る避雷装置は、第1の巻線に接
続される第1、第2の避雷器の素子と第2の巻線に接続
される第3、第4の避雷器の素子とを備え、第1の避雷
器の素子、第1、第3の避雷器の接地端子板、第3の避
雷器の素子、第3の避雷器の課電端子、絶縁体、第4の
避雷器の課電端子、第4の避雷器の素子、第2、第4の
避雷器の接地端子板、第2の避雷器の素子の順に配置し
て絶縁ケースに収納し、一体構造と成したものである。
また、この発明に係る避雷装置は、上記避雷装置を油入
変圧器の巻線に接続し、絶縁油に浸漬したものである。
【0008】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1である避
雷装置を内蔵した単相柱上変圧器の内部の結線図、図2
および図3はこの実施の形態の避雷装置の構造を示す断
面図である。図1において、1は変圧器のタンク、2、
3はそれぞれタンク1に納めた第1、第2の巻線である
高圧側の1次巻線と低圧側の2次巻線、4は1次巻線2
と2次巻線3が巻き付けられた鉄心、5a、5bはいず
れもタンク1を貫通する高圧側ブッシング、6a、6b
はいずれもタンク1を貫通する低圧側ブッシング、17
は高圧側の避雷装置、17aは1次巻線2の1極に接続
された第1の避雷器、17bは1次巻線2の他の1極に
接続された第2の避雷器であり、第1と第2の避雷器1
7a、17bで高圧側の避雷装置17を構成している。
18は低圧側の避雷装置、18aは2次巻線3の1極に
接続された第3の避雷器、18bは2次巻線3の他の1
極に接続された第4の避雷器であり、第3と第4の避雷
器18a、18bで低圧側の避雷装置18を構成してい
る。10はタンク1に充填された絶縁油で、変圧器の1
次、2次巻線2、3、鉄心4および高圧側、低圧側の避
雷装置17、18を絶縁油10中に浸漬している。
雷装置を内蔵した単相柱上変圧器の内部の結線図、図2
および図3はこの実施の形態の避雷装置の構造を示す断
面図である。図1において、1は変圧器のタンク、2、
3はそれぞれタンク1に納めた第1、第2の巻線である
高圧側の1次巻線と低圧側の2次巻線、4は1次巻線2
と2次巻線3が巻き付けられた鉄心、5a、5bはいず
れもタンク1を貫通する高圧側ブッシング、6a、6b
はいずれもタンク1を貫通する低圧側ブッシング、17
は高圧側の避雷装置、17aは1次巻線2の1極に接続
された第1の避雷器、17bは1次巻線2の他の1極に
接続された第2の避雷器であり、第1と第2の避雷器1
7a、17bで高圧側の避雷装置17を構成している。
18は低圧側の避雷装置、18aは2次巻線3の1極に
接続された第3の避雷器、18bは2次巻線3の他の1
極に接続された第4の避雷器であり、第3と第4の避雷
器18a、18bで低圧側の避雷装置18を構成してい
る。10はタンク1に充填された絶縁油で、変圧器の1
次、2次巻線2、3、鉄心4および高圧側、低圧側の避
雷装置17、18を絶縁油10中に浸漬している。
【0009】次に図2で高圧側の避雷装置17について
説明する。図2において、171aは第1の避雷器17
aの素子で、1個または複数個の円盤状酸化亜鉛素子の
堆積からなる。171bは第2の避雷器17bの素子
で、同様に1個または複数個の円盤状酸化亜鉛素子の堆
積からなる。172は第1と第2の避雷器17a、17
bに共通の接地端子板、173は円筒形状の絶縁ケース
で、第1、第2の避雷器17a、17bの素子171
a、171bおよび接地端子板172を収納している。
接地端子板172の一部が絶縁ケース173外へ延び、
後述の支持金具177に取り付けられている。173a
は絶縁ケース173の通油孔で、上部と下部に形成され
ている。174は絶縁ケース173に収納されたばね
で、第1、第2の避雷器17a、17bの素子171
a、171bそれぞれと接地端子板172との間に挿入
されて、それらを弾性力により均等に圧力を加えて固定
するとともに導電接触させている。175a、175b
は絶縁ケース173の両端を閉じる金属蓋、176a、
176bは第1、第2の避雷器17a、17bの課電端
子で、金属蓋175a、175b上に設けられ、1次巻
線2の1極と他の1極にそれぞれ接続される。177は
接地端子板172を支持する支持金具で、変圧器の鉄心
4あるいはタンク1などに取り付けられ、タンク1へ接
続して接地される。
説明する。図2において、171aは第1の避雷器17
aの素子で、1個または複数個の円盤状酸化亜鉛素子の
堆積からなる。171bは第2の避雷器17bの素子
で、同様に1個または複数個の円盤状酸化亜鉛素子の堆
積からなる。172は第1と第2の避雷器17a、17
bに共通の接地端子板、173は円筒形状の絶縁ケース
で、第1、第2の避雷器17a、17bの素子171
a、171bおよび接地端子板172を収納している。
接地端子板172の一部が絶縁ケース173外へ延び、
後述の支持金具177に取り付けられている。173a
は絶縁ケース173の通油孔で、上部と下部に形成され
ている。174は絶縁ケース173に収納されたばね
で、第1、第2の避雷器17a、17bの素子171
a、171bそれぞれと接地端子板172との間に挿入
されて、それらを弾性力により均等に圧力を加えて固定
するとともに導電接触させている。175a、175b
は絶縁ケース173の両端を閉じる金属蓋、176a、
176bは第1、第2の避雷器17a、17bの課電端
子で、金属蓋175a、175b上に設けられ、1次巻
線2の1極と他の1極にそれぞれ接続される。177は
接地端子板172を支持する支持金具で、変圧器の鉄心
4あるいはタンク1などに取り付けられ、タンク1へ接
続して接地される。
【0010】次に、低圧側の避雷装置18について、図
3で説明する。図3において、181a、181bは第
3、第4の避雷器18a、18bの素子で、1個または
複数個の円盤状の酸化亜鉛素子からなる。186a、1
86bは第3、第4の避雷器18a、18bの課電端子
で、金属蓋175a、175b上に設けられ、2次巻線
3の1極と他の1極にそれぞれ接続される。その他は図
2の場合と同様であるので説明を省略する。
3で説明する。図3において、181a、181bは第
3、第4の避雷器18a、18bの素子で、1個または
複数個の円盤状の酸化亜鉛素子からなる。186a、1
86bは第3、第4の避雷器18a、18bの課電端子
で、金属蓋175a、175b上に設けられ、2次巻線
3の1極と他の1極にそれぞれ接続される。その他は図
2の場合と同様であるので説明を省略する。
【0011】次に動作について説明する。高圧側電路の
1極からサージ電圧が侵入すると、第1の避雷器17a
の素子171aで電圧を抑制するとともに、サージ電流
を接地端子板172、支持金具177を通して変圧器の
タンク1から大地へ放電する。高圧側電路の他の1極か
らサージ電圧が侵入すると、第2の避雷器17bの素子
171bで電圧を抑制するとともにサージ電流を第1の
避雷器17aと共通の接地端子板172、支持金具17
7を通して変圧器のタンク1から大地へ放電する。この
時、素子171aあるいは171bに生ずるジュール熱
は絶縁ケース173の内部の絶縁油10へ放熱し、通油
孔173aを通じて、変圧器のタンク1内の絶縁油10
と自然に対流する。また低圧側から侵入するサージ電圧
についても、上記説明の高圧側と同様に作用し、低圧側
の1極から侵入するサージ電圧を図3における第3の避
雷器18aの素子181aで抑制するとともにサージ電
流を接地端子板172、支持金具177を通して、タン
ク1から大地へ放電する。低圧側の他の1極からのサー
ジ侵入についても同様に、第4の避雷器18bの素子1
81bで抑制するとともに、第3の避雷器18aと共通
の接地端子板172、支持金具177を通してタンク1
から大地へ放電する。
1極からサージ電圧が侵入すると、第1の避雷器17a
の素子171aで電圧を抑制するとともに、サージ電流
を接地端子板172、支持金具177を通して変圧器の
タンク1から大地へ放電する。高圧側電路の他の1極か
らサージ電圧が侵入すると、第2の避雷器17bの素子
171bで電圧を抑制するとともにサージ電流を第1の
避雷器17aと共通の接地端子板172、支持金具17
7を通して変圧器のタンク1から大地へ放電する。この
時、素子171aあるいは171bに生ずるジュール熱
は絶縁ケース173の内部の絶縁油10へ放熱し、通油
孔173aを通じて、変圧器のタンク1内の絶縁油10
と自然に対流する。また低圧側から侵入するサージ電圧
についても、上記説明の高圧側と同様に作用し、低圧側
の1極から侵入するサージ電圧を図3における第3の避
雷器18aの素子181aで抑制するとともにサージ電
流を接地端子板172、支持金具177を通して、タン
ク1から大地へ放電する。低圧側の他の1極からのサー
ジ侵入についても同様に、第4の避雷器18bの素子1
81bで抑制するとともに、第3の避雷器18aと共通
の接地端子板172、支持金具177を通してタンク1
から大地へ放電する。
【0012】この実施の形態では、第1、第2の避雷器
17a、17bの素子171a、171bからの侵入サ
ージ電流を大地に放電する電流経路を、接地端子板17
2、および支持金具177で共通化するとともに、変圧
器内部に収納する高圧側の避雷器2相分、すなわち第
1、第2の避雷器17a、17bを一体化してコンパク
トにすることができるので、タンク1の大きさを大形化
することがなく、したがって絶縁油も節約でき、更に、
第1、第2の避雷器17a、17bをタンク1に取り付
けるに当たって、1箇所の取り付け作業だけで済ませる
ことができるので、取付作業が簡単で能率的になる。こ
のことは低圧側についても同様で、低圧側の避雷器2相
分、すなわち第3、第4の避雷器18a、18bを一体
化し、コンパクトにすることができ、タンク1の大形化
を防ぐとともに、タンク1への取付作業の簡素化が実現
できる。また、上記では、高圧側および低圧側で、それ
ぞれ2つの避雷器を一体化したが、高圧側または低圧側
のいずれか一方で2つの避雷器を一体化し、他方では個
別の避雷器を用いてもよい。
17a、17bの素子171a、171bからの侵入サ
ージ電流を大地に放電する電流経路を、接地端子板17
2、および支持金具177で共通化するとともに、変圧
器内部に収納する高圧側の避雷器2相分、すなわち第
1、第2の避雷器17a、17bを一体化してコンパク
トにすることができるので、タンク1の大きさを大形化
することがなく、したがって絶縁油も節約でき、更に、
第1、第2の避雷器17a、17bをタンク1に取り付
けるに当たって、1箇所の取り付け作業だけで済ませる
ことができるので、取付作業が簡単で能率的になる。こ
のことは低圧側についても同様で、低圧側の避雷器2相
分、すなわち第3、第4の避雷器18a、18bを一体
化し、コンパクトにすることができ、タンク1の大形化
を防ぐとともに、タンク1への取付作業の簡素化が実現
できる。また、上記では、高圧側および低圧側で、それ
ぞれ2つの避雷器を一体化したが、高圧側または低圧側
のいずれか一方で2つの避雷器を一体化し、他方では個
別の避雷器を用いてもよい。
【0013】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2の避雷装置の構造を示す断面図である。変圧器との
接続は図1と同様になっているが、この実施の形態では
高圧側と低圧側の避雷装置17、18を一体化してい
る。図4において、201a、201bは第3、第4の
避雷器18a、18bの課電端子で、2次巻線3の1極
と他の1極にそれぞれ接続される。202は課電端子2
01a、201b相互間に挿入された絶縁体である絶縁
隔壁板で、第3、第4の避雷器18a、18b間を絶縁
する。173は円筒形状の絶縁ケースで、図において、
左から順に、第1の避雷器17aの素子171a、第
1、第3の避雷器17a、18aに共通の接地端子板1
72、第3の避雷器18aの素子181a、第3の避雷
器18aに接続された課電端子201a、絶縁隔壁板2
02、第4の避雷器18bに接続された課電端子201
b、第4の避雷器18bの素子181b、第2、第4の
避雷器17b、18bに共通の接地端子板172、第2
の避雷器17bの素子171bの順に配置し、収納して
いる。ばね174は第1、第2の避雷器17a、17b
の素子171a、171bの内側に挿入されている。課
電端子201a、201bおよび接地端子板172は絶
縁ケース173外まで延びている。その他、実施の形態
1と同様の部分は説明を省略する。
態2の避雷装置の構造を示す断面図である。変圧器との
接続は図1と同様になっているが、この実施の形態では
高圧側と低圧側の避雷装置17、18を一体化してい
る。図4において、201a、201bは第3、第4の
避雷器18a、18bの課電端子で、2次巻線3の1極
と他の1極にそれぞれ接続される。202は課電端子2
01a、201b相互間に挿入された絶縁体である絶縁
隔壁板で、第3、第4の避雷器18a、18b間を絶縁
する。173は円筒形状の絶縁ケースで、図において、
左から順に、第1の避雷器17aの素子171a、第
1、第3の避雷器17a、18aに共通の接地端子板1
72、第3の避雷器18aの素子181a、第3の避雷
器18aに接続された課電端子201a、絶縁隔壁板2
02、第4の避雷器18bに接続された課電端子201
b、第4の避雷器18bの素子181b、第2、第4の
避雷器17b、18bに共通の接地端子板172、第2
の避雷器17bの素子171bの順に配置し、収納して
いる。ばね174は第1、第2の避雷器17a、17b
の素子171a、171bの内側に挿入されている。課
電端子201a、201bおよび接地端子板172は絶
縁ケース173外まで延びている。その他、実施の形態
1と同様の部分は説明を省略する。
【0014】以上のように、第1〜第4の避雷器を1つ
の絶縁ケース173に合体して収納し、1極および他の
1極でそれぞれ高・低圧側の接地端子板172、支持金
具177を共通化したので、コンパクト化してタンクの
大形化を防止できるとともに部品の共通化によりコスト
が低減し、また取付作業も容易となる。なお、上記にお
いて、高圧側の第1、第2の避雷器17a、17bを外
側に、そして低圧側の第3、第4の避雷器を内側へ配置
したが、その方が逆の場合よりも絶縁隔壁板202にか
かる電圧が小さくなり、コンパクト化および絶縁信頼性
の点で好ましい。
の絶縁ケース173に合体して収納し、1極および他の
1極でそれぞれ高・低圧側の接地端子板172、支持金
具177を共通化したので、コンパクト化してタンクの
大形化を防止できるとともに部品の共通化によりコスト
が低減し、また取付作業も容易となる。なお、上記にお
いて、高圧側の第1、第2の避雷器17a、17bを外
側に、そして低圧側の第3、第4の避雷器を内側へ配置
したが、その方が逆の場合よりも絶縁隔壁板202にか
かる電圧が小さくなり、コンパクト化および絶縁信頼性
の点で好ましい。
【0015】また、上記実施の形態1、2では、ばね1
74を用いて2つまたは4つの避雷器の素子および共通
の接地端子板172などを固定するとともに、導電接触
させたが、図6に示したような絶縁棒74を用いて締め
付けるようにしてもよい。また、上記では単相変圧器に
適用する場合について示したが、3相の変圧器に対して
も用いることができる。この場合は、3相のうちの2相
に対して、この発明の避雷装置を用い、そして残り1相
には従来の相毎の避雷器を用いればよい。また、上記で
は、変圧器として柱上変圧器を示したが、他の形の変圧
器に用いてもよい。しかし、柱上変圧器のような小形の
変圧器ではタンク1内のスペースが小さいので、コンパ
クト化の利点が大きい。なお、乾式の変圧器に用いた場
合でも、コンパクト化、取り付け作業の簡素化の効果が
ある。
74を用いて2つまたは4つの避雷器の素子および共通
の接地端子板172などを固定するとともに、導電接触
させたが、図6に示したような絶縁棒74を用いて締め
付けるようにしてもよい。また、上記では単相変圧器に
適用する場合について示したが、3相の変圧器に対して
も用いることができる。この場合は、3相のうちの2相
に対して、この発明の避雷装置を用い、そして残り1相
には従来の相毎の避雷器を用いればよい。また、上記で
は、変圧器として柱上変圧器を示したが、他の形の変圧
器に用いてもよい。しかし、柱上変圧器のような小形の
変圧器ではタンク1内のスペースが小さいので、コンパ
クト化の利点が大きい。なお、乾式の変圧器に用いた場
合でも、コンパクト化、取り付け作業の簡素化の効果が
ある。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る避雷装置
は、第1の避雷器の素子と第2の避雷器の素子とこれら
に共通の接地端子板とを絶縁ケースに収納して一体化し
たので、コンパクト化するとともに取付作業が簡単にな
る。また、この発明に係る避雷装置は、第1の巻線に接
続される第1、第2の避雷器と、第2の巻線に接続され
る第3、第4の避雷器とを絶縁ケースに収納して一体化
したので、さらにコンパクト化するとともに取付作業が
簡単になる。また、この発明に係る避雷装置は、一体構
造にするとともに油入変圧器に対して用いることによ
り、上記効果に加えてタンクの大形化を防ぐとともに、
絶縁油を節約することができる。
は、第1の避雷器の素子と第2の避雷器の素子とこれら
に共通の接地端子板とを絶縁ケースに収納して一体化し
たので、コンパクト化するとともに取付作業が簡単にな
る。また、この発明に係る避雷装置は、第1の巻線に接
続される第1、第2の避雷器と、第2の巻線に接続され
る第3、第4の避雷器とを絶縁ケースに収納して一体化
したので、さらにコンパクト化するとともに取付作業が
簡単になる。また、この発明に係る避雷装置は、一体構
造にするとともに油入変圧器に対して用いることによ
り、上記効果に加えてタンクの大形化を防ぐとともに、
絶縁油を節約することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1の避雷装置を内蔵し
た変圧器内部の結線図である。
た変圧器内部の結線図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の避雷装置の断面図
である。
である。
【図3】 この発明の実施の形態1の別の避雷装置の断
面図である。
面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2の避雷装置の断面図
である。
である。
【図5】 従来の避雷器を内蔵した変圧器内部の結線図
である。
である。
【図6】 従来の避雷器の断面図である。
1 タンク、2 1次巻線、3 2次巻線、10 絶縁
油、17a,17b 第1,第2の避雷器、171a,1
71b 素子、172 接地端子板、173 絶縁ケー
ス、173a 通油孔、176a,176b 課電端
子、18a,18b 第3,第4の避雷器、181a,1
81b 素子、186a,186b 課電端子、201
a,201b 課電端子、202 絶縁隔壁板。
油、17a,17b 第1,第2の避雷器、171a,1
71b 素子、172 接地端子板、173 絶縁ケー
ス、173a 通油孔、176a,176b 課電端
子、18a,18b 第3,第4の避雷器、181a,1
81b 素子、186a,186b 課電端子、201
a,201b 課電端子、202 絶縁隔壁板。
Claims (3)
- 【請求項1】 変圧器の巻線に接続されて上記巻線に印
加されるサージ電圧を抑制する避雷装置において、上記
巻線の1極に接続される第1の避雷器の素子と上記巻線
の他の1極に接続される第2の避雷器の素子とを備え、
上記両避雷器に共通の接地端子板を介して上記両素子を
配置して絶縁ケースに収納し、一体構造と成すととも
に、上記両素子の上記接地端子板とは反対側のそれぞれ
の面に課電端子を設けたことを特徴とする避雷装置。 - 【請求項2】 変圧器の第1および第2の巻線に接続さ
れて上記両巻線に印加されるサージ電圧を抑制する避雷
装置において、上記第1の巻線の1極に接続される第1
の避雷器の素子と上記第1の巻線の他の1極に接続され
る第2の避雷器の素子と上記第2の巻線の1極に接続さ
れる第3の避雷器の素子と上記第2の巻線の他の1極に
接続される第4の避雷器の素子とを備え、上記第1の避
雷器の素子、上記第1、第3の避雷器に共通の接地端子
板、上記第3の避雷器の素子、この第3の避雷器に接続
された課電端子、絶縁体、上記第4の避雷器に接続され
た課電端子、上記第4の避雷器の素子、上記第2、第4
の避雷器に共通の接地端子板、上記第2の避雷器の素子
の順に配置して絶縁ケースに収納し、一体構造と成すと
ともに、両端面にそれぞれ第1、第2の避雷器に接続さ
れた別の課電端子を設けたことを特徴とする避雷装置。 - 【請求項3】 変圧器は油入変圧器であり、接地端子板
を変圧器のタンクに接続するとともに、絶縁ケースに通
油孔を設けて、絶縁油に浸漬したことを特徴とする請求
項1または請求項2に記載の避雷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269977A JPH11111509A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 避雷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9269977A JPH11111509A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 避雷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11111509A true JPH11111509A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17479866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9269977A Pending JPH11111509A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | 避雷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11111509A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007207818A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バリスタ |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP9269977A patent/JPH11111509A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007207818A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | バリスタ |
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