JPH111118A - 車輌用熱発生器 - Google Patents

車輌用熱発生器

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JPH111118A
JPH111118A JP9153995A JP15399597A JPH111118A JP H111118 A JPH111118 A JP H111118A JP 9153995 A JP9153995 A JP 9153995A JP 15399597 A JP15399597 A JP 15399597A JP H111118 A JPH111118 A JP H111118A
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JP
Japan
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heat
chamber
wall
vehicle
heat generator
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Pending
Application number
JP9153995A
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English (en)
Inventor
Takashi Ban
孝志 伴
Nobuaki Hoshino
伸明 星野
Hajime Ito
肇 伊藤
Shinji Aoki
青木  新治
Toshio Morikawa
敏夫 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車輌用熱発生器において発熱室から放熱室への
熱交換率を向上させる。 【解決手段】前後ハウジング本体1,2に前後区画プレ
ート(区画部材)5,6が内装されることによって、発
熱室7及び二つのウォータジャケット(放熱室)8,9
が提供される。両区画プレート5,6は、両ウォータジ
ャケット8,9内を貫流する循環水の流通経路を設定す
るための通路壁を有している。通路壁を構成するリム部
5a,6a、筒部5b,6b及びガイドフィン5c,6
cには各流通経路の底壁及び側壁に複数の伝熱凹部5
d,6dが設けられる。これにより、各流通経路を移動
する循環水は、乱流拡散されると共に、両区画プレート
5,6との接触面積が増大されるため、効率よく熱を吸
収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハウジング内に
区画された発熱室及び放熱室を備え、駆動軸に作動連結
されたロータを、粘性流体を収容した発熱室内で回転さ
せて粘性流体の剪断作用に基づく熱を発生させ、その熱
を放熱室を流れる循環流体に熱交換する車輌用熱発生器
に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌のエンジンの駆動力を利用する熱発
生器として、例えば、特開平8−337110号公報
は、車輌用暖房装置に組み込まれる熱発生器を開示す
る。
【0003】この車輌用熱発生器では、ケーシング蓋
(前部ハウジング)、ケーシング底(後部ハウジング)
及び隔壁(区画プレート)からなる固定ケーシング(ハ
ウジング)が、その内部に作動室(発熱室)と、この作
動室の後方に隣接する冷却室(ウォータジャケット)を
備えている。かかる作動室と冷却室とは、前記隔壁によ
り区画配置され、この隔壁には、冷却室側に突出した冷
却フィンが設けられている。ケーシング蓋には軸受装置
を介して駆動軸が回転可能に支承されており、この駆動
軸の一端には作動室内で一体回動可能な回転子(ロー
タ)が固着されている。作動室内には粘性液体(例えば
シリコーン油)がいっぱいに充填され、相対向する回転
子の外壁部と作動室の内壁面との間隙を完全に埋め尽く
している。
【0004】ケーシング蓋には入口嵌め管及び出口嵌め
管が形成され、前記冷却室は、入口嵌め管を介して冷却
液体(循環流体)を取り入れると共に、出口嵌め管から
冷却液体を放出している。そして、電磁クラッチを介し
てエンジンの駆動力が車輌用熱発生器の駆動軸に伝達さ
れると、駆動軸と共に回転子が作動室内で回転し、回転
子外壁部と作動室内壁面との間に介在される粘性液体が
剪断されて流体摩擦に基づく熱を発生する。作動室で発
生した熱は、隔壁を介して前記冷却室内を流れる冷却液
体に熱交換され、その車輌の放熱体に供給されて車室内
の暖房に供される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の車輌用熱発
生器にあっては、隔壁を介して作動室から冷却室に伝達
される熱を効率的に冷却液体に伝える工夫として、第1
に、冷却室に突出する冷却フィンを隔壁の後壁面に設け
ることが講じられている。しかしながら、前記冷却フィ
ンのみの構成では、入口嵌め管から冷却室に進入した冷
却液体は、熱交換に必要な充分な時間だけ冷却室を経由
することなく、たやすく冷却室を通過してしまう可能性
が高い。従って、当該冷却フィンの構成のみでは、効率
的な熱交換が実現できない。
【0006】第2の工夫としては、冷却室を作動室の前
壁側、周壁側、後壁側に隔壁をもって区画配置すること
が講じられている(同公開公報の図2参照)。前壁側冷
却室と後壁側冷却室とは、作動室の周壁に対応する周面
側冷却間隙により結ばれ、後壁側冷却室を貫流する冷却
液体が前記周面側冷却間隙を介して前壁側冷却室へも行
き渡るように構成されている。しかしながら、この周面
側冷却間隙は、回転子の半径方向への幅厚がたいへん狭
く形成されている。このため、入口嵌め管から後壁側冷
却室へ進入する冷却液体が前壁側冷却室に進入しづら
く、また、いったん前壁側冷却室に到達した冷却液体が
後壁側冷却室に戻りにくい。従って、作動室を囲むよう
に冷却室を構成しているものの、冷却液体が入口嵌め管
から各冷却領域を万遍なく流通して出口嵌め管へ到る冷
却液体の循環経路が構築されているとは言い難い。故
に、作動室から冷却室への効率的な熱交換は、あまり期
待できない。
【0007】本発明の目的は、放熱室を貫流する循環流
体に対して、流動抵抗を過度に増大させることなく、発
熱室で生じた熱の循環流体への熱交換を高度に効率化さ
せた車輌用熱発生器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ハウ
ジング内に区画部材により区画された発熱室及び放熱室
を備え、駆動軸に作動連結されたロータを、粘性流体を
収容した発熱室内で回転させて粘性流体の剪断作用に基
づく熱を発生させ、その熱を放熱室を流れる循環流体に
熱交換する車輌用熱発生器において、前記区画部材は、
前記放熱室内に循環流体の流通経路を設定すべく複数の
通路壁を有していると共に、前記流通経路の底壁及び側
壁の少なくとも一方には前記発熱室から前記放熱室への
熱交換率を高めるべく複数の凹部又は凸部が当該流通経
路に沿って設けられていることをその要旨とする。
【0009】この車輌用熱発生器によれば、前記発熱室
で生じた熱は、区画部材を介して前記放熱室を流れる循
環流体に熱交換される。このとき、前記流通経路の底壁
及び側壁の少なくとも一方には複数の凹部又は凸部が当
該流通経路に沿って形成されているため、前記流通経路
を貫流する循環流体は、適度に流れを乱されながら移動
する。この循環流体に生じる乱流拡散によって効率よい
熱伝達が実現される。また、凹部又は凸部が前記流通経
路の底壁及び側壁の少なくとも一方に設けられると、流
通経路内における循環水との接触面積が拡大するため、
熱交換効率が更に高められる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の車輌
用熱発生器において、前記複数の凹部の開口形状又は凸
部の頂面形状は、流通経路を貫流する循環流体の流れ方
向にほぼ直交するような開口端部又は頂面端部を有する
略四角状に形成されていることを特徴とする。
【0011】この構成によれば、各凹部又は凸部におけ
るハウジングの半径方向に沿った各辺は、各流通経路を
貫流する循環流体の流れ方向に対してほぼ直交する位置
関係となるため、循環流体は、確実に乱流拡散される。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の車輌用熱発生器において、前記凹部の開口面積又は凸
部の頂面面積は、放熱室の中心域よりも周域に配置され
るに従って大きく設定されていることを特徴とする。
【0013】この構成によれば、放熱室の周域に設けら
れる凹部又は凸部ほど、循環流体との接触面積がより大
きく確保される。この種の車輌用熱発生器においては、
ロータ外周部あたりの発熱室の周域における粘性流体の
温度の方がロータ中心部あたりの発熱室の中心域におけ
る温度よりも高くなる傾向を示す。従って、この特性に
対応して凹部の開口面積又は凸部の頂面面積が放熱室の
周域ほど大きくなるように形成されているため、効率よ
い熱伝達が達成される。このことは、発熱室で剪断作用
に供される粘性流体を効果的に冷却する結果となり、過
加熱に起因する粘性流体の劣化を抑制できることをも意
味する。
【0014】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
か一項に記載の車輌用熱発生器において、前記複数の凹
部又は凸部は、放熱室の中心域よりも周域ほど配置密度
が高く設定されていることを特徴とする。
【0015】この構成によれば、放熱室の周域における
ほど凹部又は凸部の配置密度が高いため、周域に設けら
れる流通経路を貫流する循環流体ほどより活発な乱流拡
散作用に供されることになる。この種の車輌用熱発生器
においては、ロータ外周部あたりの発熱室の周域におけ
る粘性流体の温度ほど高くなる傾向を示す。従って、こ
の特性に対応して乱流拡散作用が促されるため、効率よ
い熱伝達が達成される。このことは、発熱室で剪断作用
に供される粘性流体を効果的に冷却する結果となり、過
加熱に起因する粘性流体の劣化を抑制できることをも意
味する。
【0016】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
か一項に記載の車輌用熱発生器において、前記通路壁
は、前記駆動軸の軸線を中心として同心円状に配置され
ていることを特徴とする。
【0017】この構成によれば、放熱室を流れる循環流
体は、通路壁によってガイドされながら円滑に移動す
る。このため、前記凹部又は凸部によって循環流体に対
する乱流拡散作用及び循環流体との接触面積の拡大を図
りつつも、循環流体の流動抵抗は、前記凹部又は凸部を
流通経路の底壁及び側壁の少なくとも一方に設けたとし
ても、過度に増大することはない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車輌の暖房装置に
組み込まれる熱発生器に具体化した実施形態について図
1〜図3を参照しつつ説明する。
【0019】図1に示すように、車輌用熱発生器の外郭
は前部ハウジング本体1及び後部ハウジング本体2によ
って構成されている。前部ハウジング本体1は、前方
(図示左方)に向かって突出した中空筒状のボス部1a
と、該ボス部1aの基端部から後方に向かって大きく碗
形状に延在した円筒部1bとを有している。後部ハウジ
ング本体2は、前記円筒部1bの開口側を覆う蓋形状と
されている。前部ハウジング本体1と後部ハウジング本
体2とは、前部ハウジング本体1の円筒部1b内に一対
の前部区画プレート5及び後部区画プレート6を内装し
つつ、複数本のボルト3によって締結されている。
【0020】前部区画プレート5と後部区画プレート6
とはそれぞれ、その外周部に環状のリム部5a,6aを
有している。これらリム部5a,6aを相互連結される
両ハウジング本体1,2の対向壁面間に挟着することに
より、両ハウジング本体1,2内に両区画プレート5,
6が移動不能に収納されている。また、前部区画プレー
ト5の後端側はそのリム部5aに対して凹んだ形状とな
っており、両区画プレート5,6の相互接合によって両
者間には発熱室7が形成される。
【0021】このように、車輌用熱発生器のハウジング
は、前部ハウジング本体1、後部ハウジング本体2、前
部区画プレート5及び後部区画プレート6から構成され
ている。これらハウジングの構成部材は、アルミニウム
又はアルミニウム合金から作られている。
【0022】前部区画プレート5は、その前端側におい
て、その中央部に形成された筒部5bと、当該筒部5b
の外側に沿って周方向に延びる同心円弧状に形成された
複数のガイドフィン5cとを有している。前部区画プレ
ート5は、筒部5bの一部が前部ハウジング本体1の内
壁部と密接するように、前部ハウジング本体1内に嵌め
込まれている。この結果、前部ハウジング本体1の内壁
部と前部区画プレート5の本体部との間には、発熱室7
の前側に隣接する放熱室としての円環状の前部ウォータ
ジャケット8が区画される。この前部ウォータジャケッ
ト8内において、前記リム部5a、筒部5b及びガイド
フィン5cは、循環流体としての循環水の流れをガイド
するガイド壁の役目を果たし、通路壁として前側放熱室
内で同心円状に配置される循環水の流通経路(本実施形
態では4つ)を構築する。かかる流通経路は、前記複数
のガイド壁5a,5b,5c間の間隔を異ならせること
によって、前部ウォータジャケット8の外周側に設けら
れる流通経路ほど流通断面積が大きくなるように設定さ
れている。
【0023】前記前部ウォータジャケット8内の通路壁
を構成するリム部5a,筒部5b及びガイドフィン5c
には、各流通経路の底壁及び側壁に、該経路に沿って平
面四角状の開口形状を有する伝熱凹部5dが複数設けら
れている(図1,2参照)。循環水の乱流拡散手段とし
て機能するこれらの伝熱凹部5dは、駆動軸13を中心
として放射状に等角度間隔にて配置されている。更に、
伝熱凹部5dの各々の開口面積は、前部ウォータジャケ
ット8の周域に位置するものほど大きくなっている。ま
た、四角状の各伝熱凹部5dにおけるハウジングの半径
方向に沿った各辺、即ち、開口端部は各流通経路を貫流
する循環水の流れ方向に対してほぼ直交する位置関係に
ある(伝熱凹部5dに対応する伝熱凹部6dについての
図2参照)。
【0024】後部区画プレート6は、その後端側におい
て、その中央部に形成された筒部6bと、当該筒部6b
の外側に沿って周方向にのびる同心円弧状に形成された
複数のガイドフィン6cとを有している。後部区画プレ
ート6が前部区画プレート5と共に前部ハウジング本体
1内に嵌め込まれた状態では、後部区画プレート6の筒
部6bが後部ハウジング本体2の環状壁2aと密接す
る。この結果、後部ハウジング本体2と後部区画プレー
ト6の本体部との間には、発熱室7の後側に隣接する放
熱室としての円環状の後部ウォータジャケット9、及
び、筒部6b内側に位置する貯留室としての副オイル室
10が区画される。この後部ウォータジャケット9内に
おいて、前記リム部6a、筒部6b及びガイドフィン6
cは、循環流体としての循環水の流れをガイドするガイ
ド壁の役目を果たし、通路壁として後側放熱室内で同心
円状に配置される循環水の流通経路(本実施形態では3
つ)を構築する。かかる流通経路は、前記複数のガイド
壁6a,6b,6c間の間隔を異ならせることによっ
て、後部ウォータジャケット9の外周側に設けられる流
通経路ほど流通断面積が大きくなるように設定されてい
る。
【0025】図1及び図2に示すように、前記後部ウォ
ータジャケット9内の通路壁を構成するリム部6a、筒
部6b及びガイドフィン6cには、各流通経路の底壁及
び側壁に、該経路に沿って平面四角状の開口形状を有す
る伝熱凹部6dが複数設けられている。循環水の乱流拡
散手段として機能するこれらの伝熱凹部6dは、駆動軸
13の軸線を中心として放射状に等角度間隔にて配置さ
れている。更に、伝熱凹部6dの各々の開口面積は、後
部ウォータジャケット9の周域に位置するものほど大き
くなっている。また、図2からわかるように、四角状の
各伝熱凹部6dにおけるハウジングの半径方向に沿った
各辺、即ち、開口端部は各流通経路を貫流する循環水の
流れ方向に対してほぼ直交する位置関係にある。
【0026】図2に示すように、前部ハウジング本体1
の側壁部には、縦に並ぶ第1及び第2のポート15,1
6が形成されている。また、各区画プレート5,6は、
その径方向に水平に延びる直壁4(図2では後部区画プ
レート6のみ図示)を有している。この直壁4は、両ウ
ォータジャケット8,9内に設定された環状の各流通経
路を横断する方向に延びており、各流通経路の始端側
(下側端)と終端側(上側端)とを明確に区分しつつ、
各流通経路の始端側を第1ポート15(下側)に連通さ
せると共に、同流通経路の終端側を第2ポート16(上
側)に連通させている。そして、第1及び第2ポート1
5,16のそれぞれには、車輌に設けられた暖房回路の
配管(図示略)との接続のための継手管20,21が取
り付けられている。
【0027】図1に示すように、前部ハウジング本体1
及び前部区画プレート5には、軸受け11,12を介し
て駆動軸13が回動可能に支承されている。軸受け12
は、シール付きの軸受けであり、前部区画プレート5の
筒部5bの内周面と、駆動軸13の外周面との間に介在
され、発熱室7の前方を封止している。駆動軸13の後
端部には、発熱室7内に収容される円板形のロータ14
が一体回転可能に圧入固定されている。ロータ14の周
縁近傍には前後に貫通する複数のロータ連通孔14aが
形成されている。これらロータ連通孔14aは、駆動軸
13の中心軸線から等距離の位置において、駆動軸13
を取り囲んで等角度間隔にて配置されている。
【0028】後部区画プレート6の筒部6bと後部ハウ
ジング本体2の後端壁とによって囲まれる領域には、貯
留室としての副オイル室10が提供されている。後部区
画プレート6は、その本体部を前後に貫通する回収通路
としての上側連通孔6e及び供給通路としての下側連通
孔6f、並びに、該区画プレート6の前面において半径
方向に延びる誘導溝6gを有している。発熱室7と副オ
イル室10とは、上側及び下側連通孔6e,6fを介し
て相互に連通する。尚、下側連通孔6fの連通断面積
は、上側連通孔6eのそれよりも大きく設定されてい
る。
【0029】上側及び下側連通孔6e,6fを介して相
互に連通する発熱室7と副オイル室10とは、ヒータの
ハウジング内において液密な内部空間を形成する。この
内部空間には、粘性流体としてのシリコーンオイルが所
要量入れられている。シリコーンオイルの量は、その常
温時充填率が前記内部空間内の空き容積に対して、5〜
8割となるように決められている。かかる充填量にもか
かわらず、ロータ14の回転時にはシリコーンオイルの
高い粘性のためにシリコーンオイルが下側連通孔6f及
び誘導溝6gを介して副オイル室10から引き出されて
発熱室7の内壁面とロータ14の外面との間の微少なク
リアランスの全体に万遍なく行き渡る。尚、シリコーン
オイルの充填時において、回収通路としての上側連通孔
6eは、副オイル室10内に貯留されたシリコーンオイ
ルの液位よりも上方に位置し、供給通路としての下側連
通孔6fは当該液位よりも下方に位置する。
【0030】駆動軸13の前端部にはボルト17によっ
てプーリ18が固着されている。プーリ18はその外周
部に巻き掛けられるVベルト(図示略)を介して、外部
駆動源としての車輌のエンジンと駆動連結される。
【0031】次に、該車輌用熱発生器での粘性流体の挙
動及び熱交換について説明する。エンジンの起動前、即
ち駆動軸13の停止時において、発熱室7と副オイル室
10とにおけるシリコーンオイル(粘性流体)の液位は
等しい。故に、駆動軸13の起動時にはロータ14と粘
性流体との接触面積は小さく、小さなトルクで、プーリ
18、駆動軸13及びロータ14を起動することができ
る。プーリ18を介してのエンジンの駆動力によって駆
動軸13と共にロータ14が一体回転されるに伴い、シ
リコーンオイルが発熱室7の内壁面とロータ14の外面
との間隙において剪断されて発熱する。
【0032】発熱室7で生じた熱は、各区画プレート
5,6を介して前部及び後部ウォータジャケット8,9
を流れる循環水に熱交換される。この前部及び後部ウォ
ータジャケット8,9内の流通経路を貫流する循環水
は、各流通経路の底壁及び側壁に設けられた伝熱凹部5
d,6dによって、適度に流れを乱されながら、当該流
通経路を通り抜けていく。即ち、図3に示すように、上
流側及び下流側における伝熱凹部5d,6dの各辺P及
びこの辺Pとつながる伝熱凹部5d,6dの内壁面は、
循環水の流れ方向とほぼ直交する方向(紙面と垂直な方
向)に延びている。そして、循環水は各区画プレート
5,6の壁面やガイドフィン5c,6cに沿って流れつ
つも、各伝熱凹部5d,6dに進入し、主として2つの
大きな渦を形成する。一つは、各凹部を構成する4つの
内壁面のうちの流れの下流側に位置する内壁面に循環水
がぶつかって生ずる渦W1であり、もう一つは、流れの
上流側に位置する凹部内壁面によって水流が規制される
結果生じる渦W2である。これらの渦W1,W2の影響
で循環水が流通経路内にて乱流拡散されることになる。
こうして乱流拡散されながら移動する循環水は、発熱室
7から両区画プレート5,6を介して効率よく熱を吸収
する。加熱された循環水は、暖房回路(図示略)を介し
て車室内の暖房等に供される。
【0033】この車輌用熱発生器では、副オイル室10
は上側連通孔6eを介して発熱室7の中央域と連通する
と共に、ロータ14の回転によって発熱室7内のシリコ
ーンオイルは駆動軸13に向かって移動する傾向(ワイ
センベルク効果)を見せる。このため、シリコーンオイ
ルが上側連通孔6eを介して発熱室7から副オイル室1
0内に回収される。他方、副オイル室10に回収された
シリコーンオイルの自重と、シリコーンオイルの高い粘
性に起因するロータ14のオイル引き込み作用により発
熱室7にシリコーンオイルが供給される。
【0034】このように、駆動軸13及びロータ14の
駆動時には、発熱室7と副オイル室10との間でシリコ
ーンオイルの入れ替え循環が行われる。この場合、下側
連通孔6fは上側連通孔6eよりも大きな連通断面積を
有しているため、シリコーンオイルの副オイル室10へ
の回収量よりも発熱室7への供給量の方が多くなる。故
に、副オイル室10に貯留されていたシリコーンオイル
は、誘導溝6gを経由して発熱室7の外周域に迅速かつ
滑らかに供給され、発熱室7の外周域に供給されたシリ
コーンオイルは、ワイセンベルク効果により迅速に発熱
室7の中央域に達するので、発熱室7の内壁面とロータ
14の外面との間のクリアランスの全域にシリコーンオ
イルが万遍なく行き渡る。
【0035】また、上側連通孔6eを介して発熱室7か
ら副オイル室10内に回収されたシリコーンオイルは、
入れ替え循環のサイクルタイムに応じた一定時間だけ、
副オイル室10に滞在する。発熱室7から回収直後のシ
リコーンオイルは高温状態にあるが、副オイル室10で
の滞在中にその熱量の一部を副オイル室10の区画部材
(後部区画プレート6)に伝達することで、シリコーン
オイルは熱を奪われる。その結果、高温のシリコーンオ
イルは冷却(除熱)されて長時間の熱保持による劣化か
ら守られる。
【0036】以下に本実施形態の効果について説明す
る。 ○ 前部及び後部ウォータジャケット8,9内において
循環水の流通経路の底壁及び側壁、即ち通路壁を構成す
るリム部5a,6a、筒部6b及びガイドフィン5c,
6cには、伝熱凹部5d,6dが設けられている。従っ
て、両ウォータジャケット8,9を貫流する循環水は、
前記伝熱凹部5d,6dによって乱流拡散される。ま
た、伝熱凹部5d,6dにより、流通経路内において循
環水との接触面積が拡大されるため、発熱室7から両ウ
ォータジャケット8,9への熱交換率を効果的に向上さ
せることができる。
【0037】○ 伝熱凹部5d,6dによって、発熱室
7から両ウォータジャケット8,9への熱交換率は飛躍
的に向上する。このため、発熱室7内において剪断作用
にさらされるシリコーンオイルは、効率よく熱が奪われ
るために耐熱限界超過を未然に防止でき、その結果とし
てシリコーンオイルの劣化を防止することができる。故
に、この熱発生器は、優れた発熱能力を持続することが
できる。
【0038】○ 四角状の各伝熱凹部5d,6dにおけ
るハウジングの半径方向に沿った各辺は、各流通経路を
貫流する循環水の流れ方向に対してほぼ直交する位置関
係にある。このため、循環水に対する乱流拡散効果が高
められる。
【0039】○ この種の車輌用熱発生器では、粘性流
体の剪断速度がロータ14の外周部ほど大きくなるた
め、ロータ14外周部あたりの発熱室7の周域における
粘性流体の温度の方が高くなる傾向にある。これに従っ
て、両ウォータジャケット8,9の外周域側ほど循環水
の流通経路断面積を大きくすると共に、伝熱凹部5d,
6dの開口面積も外周域側ほど大きく設定されている。
このため、特に発熱室7の外周域において発熱室7から
両ウォータジャケット8,9への熱交換率を向上させる
ことができ、かつ、発熱室7の周域におけるシリコーン
オイルの局部劣化を防止することができる。
【0040】○ 両ウォータジャケット8,9を流れる
循環水は、ガイドフィン5c,6c等によって流れをガ
イドされていると共に、熱交換率を高める方途として設
けられる伝熱凹部5d,6dは循環水の流通経路に突出
する形状を有していない。このため、循環水の流動抵抗
を増大させることなく、両ウォータジャケット8,9内
を貫流する循環水を乱流拡散させながら移動させること
ができる。
【0041】尚、上記実施形態は、次のような態様にて
具体化することも可能である。 (変更例) 図1では、各流通経路の底壁及び側壁の三
面のすべてに伝熱凹部5d,6dを設けたが、底壁及び
側壁のうちのいずれか一方又は任意の面にのみ伝熱凹部
5d,6dを設けてもよい。また、循環水の流通経路に
沿って設けられた凹部を、平面四角状の頂面形状を有す
る凸部に変更してもよい。即ち、図4に示すように、上
流側及び下流側における伝熱凸部5h,6hの各辺P及
びこの辺Pとつながる伝熱凸部5h,6hの外壁面は、
循環水の流れ方向とほぼ直交する方向(紙面と垂直な方
向)に延びている。循環水は、通路壁に沿って流れつつ
も、各伝熱凸部5h,6hにぶつかって、主として2つ
の大きな渦を形成する。一つは、各凸部を構成する4つ
の外壁面のうちの流れの上流側に位置する外壁面に循環
水がぶつかって生ずる渦W3であり、もう一つは、流れ
の下流側に位置する凸部外壁面によって水流が規制され
る結果生じる渦W4である。これらの渦W3,W4の影
響で循環水が流通経路内にて乱流拡散されることにな
る。これらのように構成しても、図1〜図3の実施形態
と同様の効果を得ることができる。
【0042】(変更例) 四角形状の伝熱凹部5d,6
dを他の異なる形状に変更してもよい。例えば図5に示
すように、循環水の流動抵抗を抑えるために各伝熱凹部
5d,6dの底面を傾斜面としてもよい。また、図6に
示すように、伝熱凹部5d,6dの開口形状を円形状に
形成してもよい。或いは、図7に示すように、流通経路
の底壁に形成される各伝熱凹部5d,6dの半径方向に
のびる各辺を、各通路壁(例えば、リム部5a,6aと
ガイドフィン5c,6c)を互いにつなぐ長さに設定
し、各伝熱凹部5d,6dの開口形状を略扇形的な四角
形状としてもよい。これら図5〜図7のように構成して
も、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。こ
こで言う伝熱凹部5d,6dの形状は、各流通経路にお
いて循環水に対して乱流拡散を促すと共に循環水との接
触面積を拡大させる点と、循環水の流動抵抗増大を抑制
する点との双方の要請に対応できる形状である必要があ
る。
【0043】(変更例) 両ウォータジャケット8,9
の外周域に配設される流通経路ほど伝熱凹部5d,6d
の配置密度を高くしてもよい。このとき、単位長さ当た
りの凹部の個数を増やすことと、単位長さ当たりの凹部
の開口面積を大きくすることの2つの方法がある。この
ように構成すれば、上記実施形態と同様の効果を得るこ
とができると共に、この種の車輌用熱発生器は、ロータ
14外周部あたりの発熱室7の周域における粘性流体の
温度の方が高くなる傾向を示すため、更に効果的な熱交
換を行うことができる。この場合、伝熱凹部5d,6d
の配置密度を過度に高めると逆に循環水の流動抵抗が高
まり、循環水の円滑な貫流が阻害されるおそれがあるた
め、流動抵抗を抑制する点を考慮しつつ伝熱凹部5d,
6dの配置密度を設定する必要がある。
【0044】尚、本明細書で言う「粘性流体」とは、ロ
ータの剪断作用を受けて流体摩擦に基づく熱を発生する
あらゆる媒体を意味するものであり、高粘度の液体や半
流動体に限定されず、ましてやシリコーンオイルに限定
されるものではない。
【0045】
【発明の効果】各請求項に記載の車輌用熱発生器によれ
ば、放熱室内における循環流体の流通経路の底壁及び側
壁の少なくとも一方に、当該流通経路に沿って複数の凹
部又は凸部を設けたので、放熱室を貫流する循環流体
は、流動抵抗を過度に増大させることなく、乱流拡散さ
れながら移動すると共に、通路壁との接触面積が拡大さ
れる。このため、発熱室から区画部材を介した循環流体
への熱交換率を高度に向上させることができる。このこ
とは、発熱室で剪断作用に供される粘性流体の冷却(除
熱)化を促す結果となり、過加熱による粘性流体の劣化
を防止して、優れた発熱性能を持続的に発揮させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に従う車輌用熱発生器の縦断面図。
【図2】図1のA−A線での断面図。
【図3】放熱室内における循環流体の乱流拡散作用を示
す説明図。
【図4】伝熱凸部における循環流体の乱流拡散作用を示
す説明図。
【図5】伝熱凹部の変更例における循環流体の乱流拡散
作用を示す説明図。
【図6】変更例に従う車輌用熱発生器の横断面図。
【図7】変更例に従う車輌用熱発生器の横断面図。
【符号の説明】
1…前部ハウジング本体、2…後部ハウジング本体、5
…前部区画プレート、6…後部区画プレート(1,2,
5,6はハウジングを構成し、また、5,6は区画部材
でもある)、5a,6a…リム部、5b,6b…筒部、
5c,6c…ガイドフィン(5a,6a,5b,6b,
5c,6cは通路壁を構成する)、5d,6d…凹部、
5h,6h…凸部、7…発熱室、8,9…放熱室として
の前部及び後部ウォータジャケット、10…貯留室とし
ての副オイル室、13…駆動軸、14…ロータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 肇 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 青木 新治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 森川 敏夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に区画部材により区画され
    た発熱室及び放熱室を備え、駆動軸に作動連結されたロ
    ータを、粘性流体を収容した発熱室内で回転させて粘性
    流体の剪断作用に基づく熱を発生させ、その熱を放熱室
    を流れる循環流体に熱交換する車輌用熱発生器におい
    て、 前記区画部材は、前記放熱室内に循環流体の流通経路を
    設定すべく複数の通路壁を有していると共に、前記流通
    経路の底壁及び側壁の少なくとも一方には前記発熱室か
    ら前記放熱室への熱交換率を高めるべく複数の凹部又は
    凸部が当該流通経路に沿って設けられている車輌用熱発
    生器。
  2. 【請求項2】 前記複数の凹部の開口形状又は凸部の頂
    面形状は、流通経路を貫流する循環流体の流れ方向にほ
    ぼ直交するような開口端部又は頂面端部を有する略四角
    状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    車輌用熱発生器。
  3. 【請求項3】 前記凹部の開口面積又は凸部の頂面面積
    は、放熱室の中心域よりも周域に配置されるに従って大
    きく設定されていることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の車輌用熱発生器。
  4. 【請求項4】 前記複数の凹部又は凸部は、放熱室の中
    心域よりも周域ほど配置密度が高く設定されていること
    を特徴とする請求項1〜3に記載の車輌用熱発生器。
  5. 【請求項5】 前記通路壁は、前記駆動軸の軸線を中心
    として同心円状に配置されていることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか一項に記載の車輌用熱発生器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004006330A (ja) * 2002-04-25 2004-01-08 General Electric Co <Ge> 発電装置のための改良された流体通路

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JP2004006330A (ja) * 2002-04-25 2004-01-08 General Electric Co <Ge> 発電装置のための改良された流体通路

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