JPH11112022A - 半導体発光装置とその製造方法 - Google Patents
半導体発光装置とその製造方法Info
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- JPH11112022A JPH11112022A JP26521297A JP26521297A JPH11112022A JP H11112022 A JPH11112022 A JP H11112022A JP 26521297 A JP26521297 A JP 26521297A JP 26521297 A JP26521297 A JP 26521297A JP H11112022 A JPH11112022 A JP H11112022A
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Abstract
生して、隣の発光素子を発光させたときに、薄く発光す
るという問題があった。 【解決手段】 基板1上に、バッファ層2、一導電型半
導体層3、及び逆導電型半導体層4を設け、この一導電
型半導体層3と逆導電半導体層4に電極5、6をそれぞ
れ接続して設けた半導体発光装置において、前記バッフ
ァ層2中に逆導電型を呈する半導体層を設けた。
Description
し、特にページプリンタ用感光ドラムの露光用光源など
に用いられる半導体発光装置とその製造方法に関する。
に示す。図4は、図3のA−A線断面図である。図3お
よび図4において、21は半導体基板、22は島状半導
体層、23は個別電極、24は共通電極である。
i)やガリウム砒素(GaAs)などの単結晶半導体基
板などから成る。島状半導体層22は、ガリウム砒素や
アルミニウムガリウム砒素などの化合物半導体層などか
ら成り、一導電型不純物を含有する層22aと逆導電型
不純物を含有する層22bから成る。一導電型不純物を
含有する層22aと逆導電型不純物を含有する層22b
の界面部分で半導体接合部が形成される。この島状半導
体層22は、例えばMOCVD(有機金属化学気相成
長)法やMBE(電子ビームエピタキシ)法でガリウム
砒素やアルミニウムガリウム砒素などから成る単結晶半
導体層を形成した後に、メサエッチングなどによって島
状に形成される。
窒化シリコン膜(Six Ny )などから成る保護膜25
が形成されており、この保護膜25の表面部分には、例
えば金(Au)などから成る個別電極23が形成されて
いる。この個別電極23は、保護膜25に形成されたス
ルーホールを介して逆導電型不純物を含有する半導体層
22bに接続されている。この個別電極23は、島状半
導体層22のうちの逆導電型不純物を含有する層22b
の上面部分から壁面部分を経由して、半導体基板21の
端面近傍まで、隣接する島状半導体層22ごとに交互に
他の端面側に延在するように形成されている。また、半
導体基板21の裏面側のほぼ全面には共通電極24が形
成されている。
通電極24で個々の発光ダイオードが構成され、この発
光ダイオードは半導体基板21上に一列状に並ぶように
形成される。この場合、例えば個別電極23が発光ダイ
オードのアノード電極となり、共通電極24がカソード
電極となる。なお、個別電極23はその幅広部分におい
て外部回路とボンディングワイヤなどで接続される。
別電極23から共通電極24に向けて順方向に電流を流
すと、逆導電型不純物を含有する層22bには電子が注
入され、一導電型不純物を含有する層22aには正孔が
注入される。これらの少数キャリアの一部が多数キャリ
アと発光再結合することによって光を生じる。また、列
状に形成された発光素子のいずれかの個別電極23を選
択して電流を流して発光させることにより、例えばぺ一
ジプリンタ用感光ドラムの露光用光源として用いられ
る。
は、半導体基板21の表面側に形成した島状半導体層2
2上に、個別電極23を設けると共に、半導体基板21
の裏面側に共通電極24を設けていることから、個別電
極23と共通電極24の形成工程が2回になり、製造工
程が煩雑になるという問題があった。また、個別電極2
3と共通電極24が半導体基板21の表裏両面にある
と、ワイヤボンディング法などによって外部回路と接続
する際に、その接続作業が困難であるという問題もあっ
た。
857号において、図5および図6に示すように、半導
体基板21上に、一導電型不純物を含有する下層半導体
層22aを設けると共に、この下層半導体層22a上に
逆導電型不純物を含有する上層半導体層22bを下層半
導体層22aよりも小面積となるように設け、下層半導
体層22aの露出部分に共通電極24a、24bを接続
して設け、上層半導体層22bに個別電極23を接続し
て設けることを提案した。
同じ側に個別電極23と共通電極24a、24bを設け
ることができ、個別電極23と共通電極24a、24b
を一回の工程で同時に形成できることから半導体発光装
置の製造工程が簡略化されると共に、個別電極23と共
通電極24a、24bが同じ側に位置することからワイ
ヤボンディング法などによる外部回路との接続作業も容
易になる。なお、図6中、25は窒化シリコン膜などか
ら成る絶縁膜である。
a、24bは隣接する島状半導体層22ごとに異なる群
に属するように二群に分けて設けられ、個別電極23は
隣接する島状半導体層22が同じ個別電極23で接続さ
れるように設けられている。
に分けて設け、隣接する島状半導体層22が同じ個別電
極23に接続されるように個別電極23を設けると、電
極パターンが簡素化され、電極の短絡などを防止できる
と共に、発光ダイオードを高精細化させても、これら電
極23と外部回路との接続面積を大きくとることができ
るという利点がある。
23と共通電極24a、24bの組み合わせを選択して
電流を流すことによって、各発光ダイオードを選択的に
発光させる。
は、隣接する発光ダイオードの電気的な分離が十分でな
く、特に二群に分けて設けられた共通電極24a、24
b間でリーク電流が発生するという問題があった。二群
に分けて設けられた共通電極24a、24b間でリーク
電流が発生すると、個別電極(アノード)23に電圧を
印加して発光素子を発光させた場合、同じ個別電極23
に接続された隣接する発光素子も薄く発光するという問
題があった。
された隣接する発光素子の共通電極23に接続された隣
接する発光素子の共通電極24a又は24bに1V以下
の逆バイアス電圧を印加して薄く発光することを防止し
ていたが、駆動回路の制御が複雑になると共に、発光素
子の信頼性や発光ばらつきの面からも問題であった。
鑑みてなされたものであり、製造工程が煩雑化して外部
回路との接続作業が困難になることを解消すると共に、
隣接する発光ダイオード間でリーク電流が発生すること
を解消した半導体発光装置を提供することを目的とす
る。
に、請求項1に係る半導体発光装置によれば、基板上
に、バッファ層、一導電型半導体層、及び逆導電型半導
体層を設け、この一導電型半導体層と逆導電半導体層に
電極をそれぞれ接続して設けた半導体発光装置におい
て、前記バッファ層中に逆導電型を呈する半導体層を設
けた。
造方法によれば、基板上に、有機金属化学気相成長法で
バッファ層、一導電型半導体層、及び逆導電型半導体層
を形成して、島状にパターニングした後、前記一導電型
半導体層と逆導電型半導体層に電極を接続して設ける半
導体発光装置の製造方法において、前記バッファ層を形
成する途中で、III 族元素とV族元素を含有する原料ガ
ス中の前記V族元素とIII 族元素のモル比が10以下と
なるよう前記原料ガスの流量を設定して逆導電型を呈す
る半導体層を形成する。
係る発明の一実施形態を添付図面に基づき詳細に説明す
る。図1は、請求項1に係る半導体発光装置の一実施形
態を示す図であり、1は基板、2はバッファ層、3は一
導電型半導体層、4は逆導電型半導体層、5は共通電
極、6は個別電極、7は保護膜である。
ウム砒素(GaAs)などの単結晶半導体基板や、サフ
ァイア(Al2 O3 )などの単結晶絶縁基板から成る。
本発明に係る半導体発光装置では、半導体基板を用いる
場合、一導電型半導体基板、逆導電型半導体基板、或い
は高抵抗半導体基板のいずれも用いることができるが、
隣接する発光素子の素子分離を完全に行うには、1〜2
×103 Ω・cm程度の高抵抗半導体基板を用いること
が望ましい。
半導体層の層構成を図2に示す。バッファ層2は、基板
1と一導電型半導体層3との格子定数の相違に基づくミ
スフィット転位を防止するために設ける。
厚みを有する第1のGaAs層2a、0.01〜0.2
μm程度の厚みを有するp型GaAs層2b、2.4μ
m程度の厚みを有する第2のGaAs層2c、0.15
μm程度の厚みを有するInGaAs層2d、0.2μ
m程度の厚みを有する第3のGaAs層2eから成る。
なお、InGaAs層2dは、GaAsとは格子定数を
若干変化させてバッファ層2中の転位を不連続とするた
めに設けるものである。
逆導電型を呈する半導体層2bが形成されるように設け
る。この逆導電型を呈する半導体層2bは、例えば亜鉛
(Zn)などのp型不純物を含有させたり、GaAs層
2bを形成する際の原料ガスの流量比を所定範囲に設定
して形成する。
厚みを有するn+ 型GaAs層3aと0.4μm程度の
厚みを有するn−AlGaAs層3bから成る。この一
導電型半導体層3は、シリコン(Si)などのn型半導
体不純物を1×1016〜1021atoms・cm-3程度
含有する。
厚みを有する第1のp−AlGaAs層4a、0.4μ
m程度の厚みを有する第2のp−AlGaAs層4b、
0.4μm程度の厚みを有する第3のp−AlGaAs
層4c、0.016μm程度の厚みを有するp+ −Ga
As層4dから成る。この逆導電型半導体層4は、亜鉛
(Zn)などのp型半導体不純物を1×1016〜1021
atoms・cm-3程度含有する。なお、第1のp−A
lGaAs層4aから第3のp−AlGaAs層4cは
電子の閉じ込め効果と光の取り出し効果を勘案して、A
lAsとGaAsの混晶比が異なるように形成される。
3の一部が露出するように一導電型半導体層3よりも小
面積に形成される。バッファ層2、一導電型半導体層
3、および逆導電型半導体層4は、それぞれ島状に形成
され、全体が例えば窒化シリコン(SiNx )などから
成る保護膜7で被覆される。また、一導電型半導体層3
の露出部には共通電極6が接続して設けられ、この露出
部と対峙する逆導電型半導体層4の端部には、個別電極
5が接続して設けられる。
造方法を説明する。各半導体層2〜4は、MOCVD法
やMBE法などで形成される。すなわち、基板1として
例えばシリコン基板を用いる場合、表面の自然酸化膜を
800〜1000℃の高温で除去し、次に450℃以下
の低温で核となるアモルファスガリウム砒素膜を100
〜500Åの厚みに成長させた後に500〜700℃ま
で昇温して、ガリウム砒素単結晶膜を形成する(二段階
成長法)。このガリウム砒素膜中で成長を中断し、75
0〜1000℃の高温アニールと600℃以下への冷却
を繰り返す(熱サイクル法)ことにより、転位などの結
晶欠陥を低減させる。次いで、残りの各バッファ層2を
所定厚みになるまで連続して形成する。
(Ga)の原料ガスとしてはトリメチルガリウム((C
H3 )3 Ga)などが用いられ、砒素(As)の原料ガ
スとしてはアルシン(AsH3 )などが用いられ、イン
ジウム(In)の原料ガスとしてはトリメチルインジウ
ジウム((CH3 )3 In)などが用いられる。
bは、トリメチルガリウム((CH3 )3 Ga)とアル
シン(AsH3 )中のAsとGaのモル比が10以下と
なるように原料ガスを流しながら形成する。すなわち、
トリメチルガリウム((CH3 )3 Ga)の恒温槽の圧
力を74.74mmHgに設定して80sccm流すと
すると、アルシンの濃度が20%であれば、そのアルシ
ンを437sccm以下となるように設定して逆導電型
を呈するGaAs層2bを形成する。なお、第1のGa
As層2aはV族元素とIII 族元素のモル比が例えば2
1.5となるように原料ガスの流量比を設定して形成さ
れ、また、第2のGaAs層2cはV族元素とIII 族元
素のモル比が例えば43となるように原料ガスの流量比
を設定して形成される。このように形成すると、トリメ
チルガリウム((CH3 )3 Ga)とアルシン(AsH
3 )の流量比を変えるだけでバッファ層中に逆導電型を
呈するGaAs層2bを形成することができる。
半導体層3〜4もMOCVD法やMBE法で形成され
る。導電型を制御するn型半導体不純物としてはシラン
(SiH4 )などがあり、p型半導体不純物としてはジ
メチルジンク((CH3 )2 Zn)などがある。
バッファ層2、一導電型半導体層3、及び逆導電型半導
体層4を順次積層して形成した後に、エッチングなどに
よって島状に形成し、次に、島状部上にレジストマスク
12を塗布して、一導電型半導体層3の一部が露出する
ように、それより上部の半導体層の一部をエッチングす
ることによって形成される。
逆導電型を呈する半導体層2b、2hを設けることが肝
要である。一導電型半導体層3に接触する部分で逆導電
型を呈する半導体層2b、2hを形成すると、隣接する
発光素子を発光させる際に、薄く発光してしまう。ま
た、GaAs層で発光した光ができるだけ外へ漏れない
ようにするために、逆導電型を呈する半導体層2b、2
hはできるだけ基板1側に設けることが望ましい。つま
り、バッファ層2中に、逆導電型を呈する半導体層2b
を入れたときに、上下の層は2a、2cはn型となって
いるために、一導電型半導体層3bと逆導電型半導体層
4aの半導体接合部以外に、例えば第2のGaAs層2
cと逆導電型を呈する半導体層2bでも半導体接合部が
形成される。したがって、この逆導電型を呈する半導体
層2bを表面から下げて、上層の各層で第2のGaAs
層2cと逆導電型を呈する半導体層2bで発光した光を
吸収させる。
光装置によれば、一導電型半導体層と逆導電型半導体層
の下部に位置するバッファ層中に逆導電型を呈する半導
体層を設けたことから、隣接する発光素子間で電流がリ
ークすることを極力低減でき、隣接する発光素子が薄く
発光することを防止できる。もって、隣接する発光素子
に従来装置のような逆バイアス電圧を印加する必要がな
くなり、駆動の制御が容易になる。特に、隣接する発光
素子に同一のアノード電極を設けた半導体発光装置に有
効である。
造方法によれば、一導電型半導体層と逆導電型半導体層
の下部に位置するバッファ層を形成する途中で、III 族
元素とV族元素を含有する原料ガス中のV族元素とIII
族元素のモル比が10以下となるよう原料ガスの流量を
設定して逆導電型を呈する半導体層を形成することか
ら、隣接する発光素子間のリーク電流を極力低減できる
半導体発光装置を極めて容易に形成することができる。
す断面図である。
である。
る。
半導体層、4‥‥‥逆導電型半導体層、5‥‥‥共通電
極、6‥‥‥個別電極
Claims (3)
- 【請求項1】 基板上に、バッファ層、一導電型半導体
層、及び逆導電型半導体層を設け、この一導電型半導体
層と逆導電半導体層に電極をそれぞれ接続して設けた半
導体発光装置において、前記バッファ層中に逆導電型を
呈する半導体層を設けたことを特徴とする半導体発光装
置。 - 【請求項2】 前記バッファ層の中間部分に前記逆導電
型を呈する半導体層を設けたことを特徴とする半導体発
光装置。 - 【請求項3】 基板上に、有機金属化学気相成長法でバ
ッファ層、一導電型半導体層、及び逆導電型半導体層を
形成して、島状にパターニングした後、前記一導電型半
導体層と逆導電型半導体層に電極を接続して設ける半導
体発光装置の製造方法において、前記バッファ層を形成
する途中で、III 族元素とV族元素を含有する原料ガス
中の前記V族元素とIII 族元素のモル比が10以下とな
るよう前記原料ガスの流量を設定して逆導電型を呈する
半導体層を形成することを特徴とする半導体発光装置の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26521297A JP3638413B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 半導体発光装置とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26521297A JP3638413B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 半導体発光装置とその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112022A true JPH11112022A (ja) | 1999-04-23 |
| JP3638413B2 JP3638413B2 (ja) | 2005-04-13 |
Family
ID=17414093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26521297A Expired - Fee Related JP3638413B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | 半導体発光装置とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3638413B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014187294A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Kyocera Corp | 受発光素子 |
| JP2015191894A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 京セラ株式会社 | 受発光素子およびこれを用いたセンサ装置 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26521297A patent/JP3638413B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014187294A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Kyocera Corp | 受発光素子 |
| JP2015191894A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-11-02 | 京セラ株式会社 | 受発光素子およびこれを用いたセンサ装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3638413B2 (ja) | 2005-04-13 |
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