JPH11112206A - 誘電体フィルタおよびその製造方法 - Google Patents
誘電体フィルタおよびその製造方法Info
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- JPH11112206A JPH11112206A JP29160097A JP29160097A JPH11112206A JP H11112206 A JPH11112206 A JP H11112206A JP 29160097 A JP29160097 A JP 29160097A JP 29160097 A JP29160097 A JP 29160097A JP H11112206 A JPH11112206 A JP H11112206A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】製作過程における印刷ズレ、積層ズレ、カット
ズレ等が吸収でき、歩留まりを向上できる誘電体フィル
タおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】誘電体層1016上に内部グラウンド電極
170を設け、誘電体層1015上に容量形成用内部電
84とそれを取り囲む内部グラウンド電極240を設
け、誘電体層1014上に共振用電極130とそれを取
り囲む内部グラウンド電極230を設け、誘電体層10
13上に共振用電極110とそれを取り囲む内部グラウ
ンド電極220を設け、誘電体層1012上に容量形成
用内部電82とそれを取り囲む内部グラウンド電極21
0を設け、誘電体層1011上に内部グラウンド電極1
20を設ける。内部グラウンド電極210、220、2
30、240によって製作過程における印刷ズレ、積層
ズレ、カットズレ等が吸収でき、特性が一定となって歩
留まりが向上する。
ズレ等が吸収でき、歩留まりを向上できる誘電体フィル
タおよびその製造方法を提供する。 【解決手段】誘電体層1016上に内部グラウンド電極
170を設け、誘電体層1015上に容量形成用内部電
84とそれを取り囲む内部グラウンド電極240を設
け、誘電体層1014上に共振用電極130とそれを取
り囲む内部グラウンド電極230を設け、誘電体層10
13上に共振用電極110とそれを取り囲む内部グラウ
ンド電極220を設け、誘電体層1012上に容量形成
用内部電82とそれを取り囲む内部グラウンド電極21
0を設け、誘電体層1011上に内部グラウンド電極1
20を設ける。内部グラウンド電極210、220、2
30、240によって製作過程における印刷ズレ、積層
ズレ、カットズレ等が吸収でき、特性が一定となって歩
留まりが向上する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体フィルタお
よびその製造方法に関し、特に、例えば携帯電話等の移
動体通信機器で使用される積層型ストリップラインフィ
ルタおよびその製造方法に関する。
よびその製造方法に関し、特に、例えば携帯電話等の移
動体通信機器で使用される積層型ストリップラインフィ
ルタおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、誘電体同軸型共振器を用いた
フィルタとともに、同軸型共振器の代わりに内部電極と
して分布定数回路を共振器に用いた積層型ストリップラ
インフィルタが知られている。後者は前者に比べて数々
の利点がある。前者は同軸型共振器・容量結合コンデン
サ等の部品で構成されるが、後者は誘電体シートを積層
し一体焼成することによって、あるいは誘電体ブロック
等を張り合わせることによって構成されるので、前者と
比較して軽量で作製が容易である。また積層型ストリッ
プラインフィルタの内部電極である分布定数回路は必要
に応じて様々な構成が可能であるため、同サイズで異な
る周波数に対応することも可能である。
フィルタとともに、同軸型共振器の代わりに内部電極と
して分布定数回路を共振器に用いた積層型ストリップラ
インフィルタが知られている。後者は前者に比べて数々
の利点がある。前者は同軸型共振器・容量結合コンデン
サ等の部品で構成されるが、後者は誘電体シートを積層
し一体焼成することによって、あるいは誘電体ブロック
等を張り合わせることによって構成されるので、前者と
比較して軽量で作製が容易である。また積層型ストリッ
プラインフィルタの内部電極である分布定数回路は必要
に応じて様々な構成が可能であるため、同サイズで異な
る周波数に対応することも可能である。
【0003】以上の理由から誘電体同軸共振器を用いた
フィルタに代わるものとして、積層型ストリップライン
フィルタはこれまで多種多様な内部電極パターンのもの
が提案されている。
フィルタに代わるものとして、積層型ストリップライン
フィルタはこれまで多種多様な内部電極パターンのもの
が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積層型
ストリップラインフィルタを製造する際には、印刷ズレ
積層ズレ、あるいはカットズレを生じることがあり、そ
の結果、従来の積層型ストリップラインフィルタにおい
ては、所期のフィルタ特性が得られなくなって歩留に悪
影響を与えていた。
ストリップラインフィルタを製造する際には、印刷ズレ
積層ズレ、あるいはカットズレを生じることがあり、そ
の結果、従来の積層型ストリップラインフィルタにおい
ては、所期のフィルタ特性が得られなくなって歩留に悪
影響を与えていた。
【0005】従って、本発明の目的は、積層型ストリッ
プラインフィルタ等の誘電体フィルタにおいて、製作段
階における印刷ズレ、積層ズレ、カットズレ等の影響を
抑制し、歩留を向上できる誘電体フィルタおよびその製
造方法を提供することにある。
プラインフィルタ等の誘電体フィルタにおいて、製作段
階における印刷ズレ、積層ズレ、カットズレ等の影響を
抑制し、歩留を向上できる誘電体フィルタおよびその製
造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明者らは、あらかじめ素子の外縁部に当たる位
置にグラウンド電極を設けそこで電磁気的に境界面を作
れば、カット寸法の精度や印刷精度、積層精度等に依存
せず、安定した特性を得ることができ、歩留まりも向上
できることを見出した。
に、本発明者らは、あらかじめ素子の外縁部に当たる位
置にグラウンド電極を設けそこで電磁気的に境界面を作
れば、カット寸法の精度や印刷精度、積層精度等に依存
せず、安定した特性を得ることができ、歩留まりも向上
できることを見出した。
【0007】このような、電磁気的境界面を素子そのも
のの内部に意識的に作る方法は、単板タイプの共振用電
極等の分布定数回路が露出しているものや積層型などに
適用できその応用範囲は広い。
のの内部に意識的に作る方法は、単板タイプの共振用電
極等の分布定数回路が露出しているものや積層型などに
適用できその応用範囲は広い。
【0008】素子のカットは、生シート状態におけるカ
ットでも焼成後カットでもよくなり、カット方法も従来
の精度の良い生カット機とかダイシングソー以外にもワ
イヤーソーや通常の外周刃切断機でも出来るようになる
ので、新たに設備投資しなくともよいなどコスト面での
貢献が大きくなる。
ットでも焼成後カットでもよくなり、カット方法も従来
の精度の良い生カット機とかダイシングソー以外にもワ
イヤーソーや通常の外周刃切断機でも出来るようになる
ので、新たに設備投資しなくともよいなどコスト面での
貢献が大きくなる。
【0009】例えば、内部共振用電極のある誘電体層ま
たは誘電体基板上において、印刷・積層・カットの各製
作過程でそれぞれ生じ得るズレの最大値をもとにした幅
で、上記誘電体層または誘電体基板の外縁部に内部グラ
ウンド電極を設置すれば、印刷・積層・カットズレが生
じた場合でも同一平面における内部共振用電極とグラウ
ンド電極の距離や内部共振用電極の長さは一定に保たれ
る。これによりフィルタ特性のバラツキを減少すること
ができ、歩留の向上に役立つことができる。
たは誘電体基板上において、印刷・積層・カットの各製
作過程でそれぞれ生じ得るズレの最大値をもとにした幅
で、上記誘電体層または誘電体基板の外縁部に内部グラ
ウンド電極を設置すれば、印刷・積層・カットズレが生
じた場合でも同一平面における内部共振用電極とグラウ
ンド電極の距離や内部共振用電極の長さは一定に保たれ
る。これによりフィルタ特性のバラツキを減少すること
ができ、歩留の向上に役立つことができる。
【0010】本発明はかかる知見に基づくものであり、
請求項1によれば、誘電体と、前記誘電体内または前記
誘電体上に設けられた平板状の第1の共振用電極と、第
1のグラウンド電極とを備える誘電体フィルタであっ
て、前記誘電体または前記誘電体の一部が前記第1の共
振用電極と前記第1のグラウンド電極との間に挟まれて
おり、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド
電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図
的にみた場合に前記第1の共振用電極のほぼ全体が前記
第1のグラウンド電極と重なって配置された誘電体フィ
ルタにおいて、前記平板状の第1の共振用電極が含まれ
ている第1の平面とほぼ平行であって前記第1の平面と
ほぼ同じ高さの第2の平面が前記誘電体の外面と交わる
第1の交線近傍における前記誘電体の内側に、第1の内
部グラウンド電極が設けられ、前記第1の内部グラウン
ド電極が互いに対向する第1および第2の副内部グラウ
ンド電極を備え、前記第1の共振用電極が、前記第1お
よび第2の副内部グラウンド電極間に配設され、前記第
1の共振用電極の一端が前記第1の副内部グラウンド電
極と接続または対向し、前記第1の共振用電極の他端が
前記第2の副内部グラウンド電極と接続または対向して
いることを特徴とする誘電体フィルタが提供される。
請求項1によれば、誘電体と、前記誘電体内または前記
誘電体上に設けられた平板状の第1の共振用電極と、第
1のグラウンド電極とを備える誘電体フィルタであっ
て、前記誘電体または前記誘電体の一部が前記第1の共
振用電極と前記第1のグラウンド電極との間に挟まれて
おり、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド
電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図
的にみた場合に前記第1の共振用電極のほぼ全体が前記
第1のグラウンド電極と重なって配置された誘電体フィ
ルタにおいて、前記平板状の第1の共振用電極が含まれ
ている第1の平面とほぼ平行であって前記第1の平面と
ほぼ同じ高さの第2の平面が前記誘電体の外面と交わる
第1の交線近傍における前記誘電体の内側に、第1の内
部グラウンド電極が設けられ、前記第1の内部グラウン
ド電極が互いに対向する第1および第2の副内部グラウ
ンド電極を備え、前記第1の共振用電極が、前記第1お
よび第2の副内部グラウンド電極間に配設され、前記第
1の共振用電極の一端が前記第1の副内部グラウンド電
極と接続または対向し、前記第1の共振用電極の他端が
前記第2の副内部グラウンド電極と接続または対向して
いることを特徴とする誘電体フィルタが提供される。
【0011】また、請求項2によれば、前記第1の共振
用電極と前記第1のグラウンド電極との間の前記誘電体
内に第2の平板状の共振用電極がさらに設けられ、前記
第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向か
う方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場
合に前記第2の共振用電極のほぼ全体が前記第1のグラ
ウンド電極と重なって配置され、前記平板状の第2の共
振用電極が含まれている第3の平面とほぼ平行であって
前記第3の平面とほぼ同じ高さの第4の平面が前記誘電
体の外面と交わる第2の交線近傍における前記誘電体の
内側に、第2の内部グラウンド電極が設けられ、前記第
2の内部グラウンド電極が互いに対向する第3および第
4の副内部グラウンド電極を備え、前記第2の共振用電
極が、前記第3および第4の副内部グラウンド電極間に
配設され、前記第2の共振用電極の一端が前記第3の副
内部グラウンド電極と接続または対向し、前記共振用電
極の他端が前記第4の副内部グラウンド電極と接続また
は対向していることを特徴とする請求項1記載の誘電体
フィルタが提供される。
用電極と前記第1のグラウンド電極との間の前記誘電体
内に第2の平板状の共振用電極がさらに設けられ、前記
第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向か
う方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場
合に前記第2の共振用電極のほぼ全体が前記第1のグラ
ウンド電極と重なって配置され、前記平板状の第2の共
振用電極が含まれている第3の平面とほぼ平行であって
前記第3の平面とほぼ同じ高さの第4の平面が前記誘電
体の外面と交わる第2の交線近傍における前記誘電体の
内側に、第2の内部グラウンド電極が設けられ、前記第
2の内部グラウンド電極が互いに対向する第3および第
4の副内部グラウンド電極を備え、前記第2の共振用電
極が、前記第3および第4の副内部グラウンド電極間に
配設され、前記第2の共振用電極の一端が前記第3の副
内部グラウンド電極と接続または対向し、前記共振用電
極の他端が前記第4の副内部グラウンド電極と接続また
は対向していることを特徴とする請求項1記載の誘電体
フィルタが提供される。
【0012】このような請求項1または2記載の構造と
することにより、誘電体フィルタの製造過程における印
刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズレおよび積層ズレ等
を、これらの第1および第2の副内部グラウンド電極、
または第1乃至第4の副内部グラウンド電極によって吸
収することができるようになり、その結果、共振用電極
の一端(解放端または短絡端)とグラウンドとの距離、
共振用電極の他端(解放端または短絡端)とグラウンド
との距離、そして共振用電極が片側短絡型または両側短
絡型の場合には、共振用電極の長さを、印刷ズレ等の電
極形成ズレ、カットズレ等にかかわらず一定とすること
ができるようになって、フィルタ特性のバラツキを減少
することができようになり、その結果、歩留を向上する
ことができるようになる。
することにより、誘電体フィルタの製造過程における印
刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズレおよび積層ズレ等
を、これらの第1および第2の副内部グラウンド電極、
または第1乃至第4の副内部グラウンド電極によって吸
収することができるようになり、その結果、共振用電極
の一端(解放端または短絡端)とグラウンドとの距離、
共振用電極の他端(解放端または短絡端)とグラウンド
との距離、そして共振用電極が片側短絡型または両側短
絡型の場合には、共振用電極の長さを、印刷ズレ等の電
極形成ズレ、カットズレ等にかかわらず一定とすること
ができるようになって、フィルタ特性のバラツキを減少
することができようになり、その結果、歩留を向上する
ことができるようになる。
【0013】また、これら請求項1または2に係る別の
態様によれば、前記誘電体フィルタが、前記第1の共振
用電極ならびに前記第1の内部グラウンド電極を備える
場合には、前記第1の共振用電極が片側短絡型の共振用
電極であり、前記第1の共振用電極の短絡端が前記第1
の副内部グラウンド電極と接続して設けられ、前記第1
の共振用電極の開放端が前記第2の副内部グラウンド電
極と対向して設けられており、前記誘電体フィルタが、
前記第1および第2の共振用電極ならびに前記第1のお
よび第2の内部グラウンド電極を備える場合には、前記
第1および第2の共振用電極が片側短絡型の共振用電極
であり、前記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の副
内部グラウンド電極と接続して設けられ、前記第1の共
振用電極の開放端が前記第2の副内部グラウンド電極と
対向して設けられ、前記第2の共振用電極の短絡端が前
記第3の副内部グラウンド電極と接続して設けられ、前
記第2の共振用電極の開放端が前記第4の副内部グラウ
ンド電極と対向して設けられていることを特徴とする誘
電体フィルタが提供される。
態様によれば、前記誘電体フィルタが、前記第1の共振
用電極ならびに前記第1の内部グラウンド電極を備える
場合には、前記第1の共振用電極が片側短絡型の共振用
電極であり、前記第1の共振用電極の短絡端が前記第1
の副内部グラウンド電極と接続して設けられ、前記第1
の共振用電極の開放端が前記第2の副内部グラウンド電
極と対向して設けられており、前記誘電体フィルタが、
前記第1および第2の共振用電極ならびに前記第1のお
よび第2の内部グラウンド電極を備える場合には、前記
第1および第2の共振用電極が片側短絡型の共振用電極
であり、前記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の副
内部グラウンド電極と接続して設けられ、前記第1の共
振用電極の開放端が前記第2の副内部グラウンド電極と
対向して設けられ、前記第2の共振用電極の短絡端が前
記第3の副内部グラウンド電極と接続して設けられ、前
記第2の共振用電極の開放端が前記第4の副内部グラウ
ンド電極と対向して設けられていることを特徴とする誘
電体フィルタが提供される。
【0014】また、請求項3によれば、誘電体と、前記
誘電体内または前記誘電体上に設けられた平板状の第1
の共振用電極と、第1のグラウンド電極と、入出力用端
子電極とを備える誘電体フィルタであって、前記誘電体
または前記誘電体の一部が前記第1の共振用電極と前記
第1のグラウンド電極との間に挟まれており、前記第1
の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向かう方
向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場合に
前記第1の共振用電極のほぼ全体が前記第1のグラウン
ド電極と重なって配置された誘電体フィルタにおいて、
前記平板状の第1の共振用電極が含まれている第1の平
面とほぼ平行であって前記第1の平面とほぼ同じ高さの
第2の平面が前記誘電体の外面と交わる第1の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第1の内部グラウンド電極が
設けられ、前記第1の共振用電極が、前記第1の内部グ
ラウンド電極に囲まれて配置され、前記第1の共振用電
極の一端が前記第1の内部グラウンド電極と接続または
対向し、前記第1の共振用電極の他端が前記第1の内部
グラウンド電極と接続または対向していることを特徴と
する誘電体フィルタが提供される。
誘電体内または前記誘電体上に設けられた平板状の第1
の共振用電極と、第1のグラウンド電極と、入出力用端
子電極とを備える誘電体フィルタであって、前記誘電体
または前記誘電体の一部が前記第1の共振用電極と前記
第1のグラウンド電極との間に挟まれており、前記第1
の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向かう方
向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場合に
前記第1の共振用電極のほぼ全体が前記第1のグラウン
ド電極と重なって配置された誘電体フィルタにおいて、
前記平板状の第1の共振用電極が含まれている第1の平
面とほぼ平行であって前記第1の平面とほぼ同じ高さの
第2の平面が前記誘電体の外面と交わる第1の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第1の内部グラウンド電極が
設けられ、前記第1の共振用電極が、前記第1の内部グ
ラウンド電極に囲まれて配置され、前記第1の共振用電
極の一端が前記第1の内部グラウンド電極と接続または
対向し、前記第1の共振用電極の他端が前記第1の内部
グラウンド電極と接続または対向していることを特徴と
する誘電体フィルタが提供される。
【0015】また、請求項4によれば、前記第1の共振
用電極と前記第1のグラウンド電極との間の前記誘電体
内に第2の平板状の共振用電極がさらに設けられ、前記
第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向か
う方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場
合に前記第2の共振用電極のほぼ全体が前記第1のグラ
ウンド電極と重なって配置され、前記平板状の第2の共
振用電極が含まれている第3の平面とほぼ平行であって
前記第3の平面とほぼ同じ高さの第4の平面が前記誘電
体の外面と交わる第2の交線近傍における前記誘電体の
内側に、前記入出力用端子電極が設けられている領域お
よびその近傍を除いた前記誘電体のほぼ全周囲にわたっ
て、第2の内部グラウンド電極が設けられ、前記第2の
共振用電極が、前記第2の内部グラウンド電極に囲まれ
て配置され、前記第2の共振用電極の一端が前記第2の
内部グラウンド電極と接続または対向し、前記第2の共
振用電極の他端が前記第2の内部グラウンド電極と接続
または対向していることを特徴とする請求項3記載の誘
電体フィルタが提供される。
用電極と前記第1のグラウンド電極との間の前記誘電体
内に第2の平板状の共振用電極がさらに設けられ、前記
第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向か
う方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場
合に前記第2の共振用電極のほぼ全体が前記第1のグラ
ウンド電極と重なって配置され、前記平板状の第2の共
振用電極が含まれている第3の平面とほぼ平行であって
前記第3の平面とほぼ同じ高さの第4の平面が前記誘電
体の外面と交わる第2の交線近傍における前記誘電体の
内側に、前記入出力用端子電極が設けられている領域お
よびその近傍を除いた前記誘電体のほぼ全周囲にわたっ
て、第2の内部グラウンド電極が設けられ、前記第2の
共振用電極が、前記第2の内部グラウンド電極に囲まれ
て配置され、前記第2の共振用電極の一端が前記第2の
内部グラウンド電極と接続または対向し、前記第2の共
振用電極の他端が前記第2の内部グラウンド電極と接続
または対向していることを特徴とする請求項3記載の誘
電体フィルタが提供される。
【0016】このような請求項3または4記載の構造と
することにより、誘電体フィルタの製造過程における印
刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズレおよび積層ズレ等
を、第1の内部グラウンド電極、または第1および第2
の内部グラウンド電極によって吸収することができるよ
うになり、その結果、共振用電極の一端(解放端または
短絡端)とグラウンドとの距離、共振用電極の他端(解
放端または短絡端)とグラウンドとの距離、そして共振
用電極が片側短絡型または両側短絡型の場合には、共振
用電極の長さを、印刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズ
レ等にかかわらず一定とすることができ、さらに、共振
用電極の周囲の電磁界も印刷ズレ、カットズレ等にかか
わらずほぼ一定とすることができるようになって、フィ
ルタ特性のバラツキを減少することができようになり、
その結果、歩留を向上することができるようになる。
することにより、誘電体フィルタの製造過程における印
刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズレおよび積層ズレ等
を、第1の内部グラウンド電極、または第1および第2
の内部グラウンド電極によって吸収することができるよ
うになり、その結果、共振用電極の一端(解放端または
短絡端)とグラウンドとの距離、共振用電極の他端(解
放端または短絡端)とグラウンドとの距離、そして共振
用電極が片側短絡型または両側短絡型の場合には、共振
用電極の長さを、印刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズ
レ等にかかわらず一定とすることができ、さらに、共振
用電極の周囲の電磁界も印刷ズレ、カットズレ等にかか
わらずほぼ一定とすることができるようになって、フィ
ルタ特性のバラツキを減少することができようになり、
その結果、歩留を向上することができるようになる。
【0017】また、請求項3または4に係る別の態様に
よれば、前記誘電体フィルタが、前記第1の共振用電極
ならびに前記第1の内部グラウンド電極を備える場合に
は、前記第1の共振用電極が片側短絡型の共振用電極で
あり、前記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の内部
グラウンド電極と接続して設けられ、前記第1の共振用
電極の開放端が前記第1の内部グラウンド電極と対向し
て設けられており、前記誘電体フィルタが、前記第1お
よび第2の共振用電極ならびに前記第1のおよび第2の
内部グラウンド電極を備える場合には、前記第1および
第2の共振用電極が片側短絡型の共振用電極であり、前
記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の内部グラウン
ド電極と接続して設けられ、前記第1の共振用電極の開
放端が前記第1の内部グラウンド電極と対向して設けら
れ、前記第2の共振用電極の短絡端が前記第2の内部グ
ラウンド電極と接続して設けられ、前記第2の共振用電
極の開放端が前記第2の内部グラウンド電極と対向して
設けられていることを特徴とする誘電体フィルタが提供
される。
よれば、前記誘電体フィルタが、前記第1の共振用電極
ならびに前記第1の内部グラウンド電極を備える場合に
は、前記第1の共振用電極が片側短絡型の共振用電極で
あり、前記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の内部
グラウンド電極と接続して設けられ、前記第1の共振用
電極の開放端が前記第1の内部グラウンド電極と対向し
て設けられており、前記誘電体フィルタが、前記第1お
よび第2の共振用電極ならびに前記第1のおよび第2の
内部グラウンド電極を備える場合には、前記第1および
第2の共振用電極が片側短絡型の共振用電極であり、前
記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の内部グラウン
ド電極と接続して設けられ、前記第1の共振用電極の開
放端が前記第1の内部グラウンド電極と対向して設けら
れ、前記第2の共振用電極の短絡端が前記第2の内部グ
ラウンド電極と接続して設けられ、前記第2の共振用電
極の開放端が前記第2の内部グラウンド電極と対向して
設けられていることを特徴とする誘電体フィルタが提供
される。
【0018】また、請求項5によれば、前記誘電体フィ
ルタが前記第1の共振用電極を備える場合には、前記第
1の共振用電極が片側短絡型の共振用電極であり、前記
誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用電極を備
える場合には、前記第1および第2の共振用電極が片側
短絡型の共振用電極であり、一端が接地された第1の容
量形成用内部電極が前記誘電体内または前記誘電体上に
設けられ、前記誘電体フィルタが前記第1の共振用電極
を備える場合には、前記第1の共振用電極から前記第1
のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィ
ルタを平面図的にみた場合に、前記第1の容量形成用内
部電極の他端側が前記第1共振用電極の開放端側と重な
り、前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用
電極を備える場合には、前記第1の共振用電極から前記
第1のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体
フィルタを平面図的にみた場合に、前記第1の容量形成
用内部電極の他端側が前記第1または第2の共振用電極
の開放端側と重なり、前記第1の容量形成用内部電極が
含まれている第5の平面とほぼ平行であって前記第5の
平面とほぼ同じ高さの第6の平面が前記誘電体の外面と
交わる第3の交線近傍における前記誘電体の内側に、前
記入出力用端子電極が設けられている領域およびその近
傍を除いた前記誘電体のほぼ全周囲にわたって、第3の
内部グラウンド電極が設けられ、前記第1の容量形成用
内部電極が、前記第3の内部グラウンド電極に囲まれて
配置され、前記第1の容量形成用内部電極の前記一端が
前記第3の内部グラウンド電極と接続されていることを
特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の誘電体フ
ィルタが提供される。
ルタが前記第1の共振用電極を備える場合には、前記第
1の共振用電極が片側短絡型の共振用電極であり、前記
誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用電極を備
える場合には、前記第1および第2の共振用電極が片側
短絡型の共振用電極であり、一端が接地された第1の容
量形成用内部電極が前記誘電体内または前記誘電体上に
設けられ、前記誘電体フィルタが前記第1の共振用電極
を備える場合には、前記第1の共振用電極から前記第1
のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィ
ルタを平面図的にみた場合に、前記第1の容量形成用内
部電極の他端側が前記第1共振用電極の開放端側と重な
り、前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用
電極を備える場合には、前記第1の共振用電極から前記
第1のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体
フィルタを平面図的にみた場合に、前記第1の容量形成
用内部電極の他端側が前記第1または第2の共振用電極
の開放端側と重なり、前記第1の容量形成用内部電極が
含まれている第5の平面とほぼ平行であって前記第5の
平面とほぼ同じ高さの第6の平面が前記誘電体の外面と
交わる第3の交線近傍における前記誘電体の内側に、前
記入出力用端子電極が設けられている領域およびその近
傍を除いた前記誘電体のほぼ全周囲にわたって、第3の
内部グラウンド電極が設けられ、前記第1の容量形成用
内部電極が、前記第3の内部グラウンド電極に囲まれて
配置され、前記第1の容量形成用内部電極の前記一端が
前記第3の内部グラウンド電極と接続されていることを
特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の誘電体フ
ィルタが提供される。
【0019】また、請求項6によれば、前記第1および
第2の共振用電極が片側短絡型の共振用電極であり、前
記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の内部グラウン
ド電極と接続して設けられ、前記第1の共振用電極の開
放端が前記第1の内部グラウンド電極と対向して設けら
れ、前記第2の共振用電極の短絡端が前記第2の内部グ
ラウンド電極と接続して設けられ、前記第2の共振用電
極の開放端が前記第2の内部グラウンド電極と対向して
設けられ、一端が接地された第1の容量形成用内部電極
であって、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウ
ンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平
面図的にみた場合に、他端側が前記第1の共振用電極の
開放端側と重なる前記第1の容量形成用内部電極が前記
第1の共振用電極に対して前記第1のグラウンド電極と
反対側の前記誘電体内または前記誘電体上に設けられ、
前記第1の容量形成用内部電極が含まれている第5の平
面とほぼ平行であって前記第5の平面とほぼ同じ高さの
第6の平面が前記誘電体の外面と交わる第3の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第3の内部グラウンド電極が
設けられ、前記第1の容量形成用内部電極が、前記第3
の内部グラウンド電極に囲まれて配置され、前記第1の
容量形成用内部電極の前記一端が前記第3の内部グラウ
ンド電極と接続され、一端が接地された第2の容量形成
用内部電極であって、前記第1の共振用電極から前記第
1のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フ
ィルタを平面図的にみた場合に、他端側が前記第2の共
振用電極の開放端側と重なる前記第2の容量形成用内部
電極が前記第2の共振用電極と前記第1のグラウンド電
極との間の前記誘電体内に設けられ、前記第2の容量形
成用内部電極が含まれている第7の平面とほぼ平行であ
って前記第7の平面とほぼ同じ高さの第8の平面が前記
誘電体の外面と交わる第4の交線近傍における前記誘電
体の内側に、前記入出力用端子電極が設けられている領
域およびその近傍を除いた前記誘電体のほぼ全周囲にわ
たって、第4の内部グラウンド電極が設けられ、前記第
2の容量形成用内部電極が、前記第4の内部グラウンド
電極に囲まれて配置され、前記第1の容量形成用内部電
極の前記一端が前記第4の内部グラウンド電極と接続さ
れ、一端が接地された他の容量形成用内部電極であっ
て、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電
極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的
にみた場合に、他端側が前記第1および第2の共振用電
極の少なくとも一方の開放端側と重なる前記他の容量形
成用内部電極が、前記第1の共振用電極と前記第2の共
振用電極との間の前記誘電体内に設けられていないこと
を特徴とする請求項2または4記載の誘電体フィルタが
提供される。
第2の共振用電極が片側短絡型の共振用電極であり、前
記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の内部グラウン
ド電極と接続して設けられ、前記第1の共振用電極の開
放端が前記第1の内部グラウンド電極と対向して設けら
れ、前記第2の共振用電極の短絡端が前記第2の内部グ
ラウンド電極と接続して設けられ、前記第2の共振用電
極の開放端が前記第2の内部グラウンド電極と対向して
設けられ、一端が接地された第1の容量形成用内部電極
であって、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウ
ンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平
面図的にみた場合に、他端側が前記第1の共振用電極の
開放端側と重なる前記第1の容量形成用内部電極が前記
第1の共振用電極に対して前記第1のグラウンド電極と
反対側の前記誘電体内または前記誘電体上に設けられ、
前記第1の容量形成用内部電極が含まれている第5の平
面とほぼ平行であって前記第5の平面とほぼ同じ高さの
第6の平面が前記誘電体の外面と交わる第3の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第3の内部グラウンド電極が
設けられ、前記第1の容量形成用内部電極が、前記第3
の内部グラウンド電極に囲まれて配置され、前記第1の
容量形成用内部電極の前記一端が前記第3の内部グラウ
ンド電極と接続され、一端が接地された第2の容量形成
用内部電極であって、前記第1の共振用電極から前記第
1のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フ
ィルタを平面図的にみた場合に、他端側が前記第2の共
振用電極の開放端側と重なる前記第2の容量形成用内部
電極が前記第2の共振用電極と前記第1のグラウンド電
極との間の前記誘電体内に設けられ、前記第2の容量形
成用内部電極が含まれている第7の平面とほぼ平行であ
って前記第7の平面とほぼ同じ高さの第8の平面が前記
誘電体の外面と交わる第4の交線近傍における前記誘電
体の内側に、前記入出力用端子電極が設けられている領
域およびその近傍を除いた前記誘電体のほぼ全周囲にわ
たって、第4の内部グラウンド電極が設けられ、前記第
2の容量形成用内部電極が、前記第4の内部グラウンド
電極に囲まれて配置され、前記第1の容量形成用内部電
極の前記一端が前記第4の内部グラウンド電極と接続さ
れ、一端が接地された他の容量形成用内部電極であっ
て、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電
極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的
にみた場合に、他端側が前記第1および第2の共振用電
極の少なくとも一方の開放端側と重なる前記他の容量形
成用内部電極が、前記第1の共振用電極と前記第2の共
振用電極との間の前記誘電体内に設けられていないこと
を特徴とする請求項2または4記載の誘電体フィルタが
提供される。
【0020】上記請求項5のように、第1の容量形成用
内部電極を設けることによって第1の容量形成用内部電
極と第1または第2の共振用電極との間に容量が形成さ
れ、また、上記請求項6のように、第1および第2の容
量形成用内部電極を設けることによって第1の容量形成
用内部電極と第1の共振用電極との間、および第2の容
量形成用内部電極と第2の共振用電極との間に容量がそ
れぞれ形成されるので、これらの容量を変化させること
よりフィルタの中心周波数を容易に変えることができ、
誘電体フィルタの外形を変えずとも種々の周波数特性の
フィルタが得られる。その結果、同一サイズで異なる周
波数のフィルタを提供することが可能となってサイズの
標準化ができ、また、実装上の設計変更なしで新規の周
波数に対応できるようになる。
内部電極を設けることによって第1の容量形成用内部電
極と第1または第2の共振用電極との間に容量が形成さ
れ、また、上記請求項6のように、第1および第2の容
量形成用内部電極を設けることによって第1の容量形成
用内部電極と第1の共振用電極との間、および第2の容
量形成用内部電極と第2の共振用電極との間に容量がそ
れぞれ形成されるので、これらの容量を変化させること
よりフィルタの中心周波数を容易に変えることができ、
誘電体フィルタの外形を変えずとも種々の周波数特性の
フィルタが得られる。その結果、同一サイズで異なる周
波数のフィルタを提供することが可能となってサイズの
標準化ができ、また、実装上の設計変更なしで新規の周
波数に対応できるようになる。
【0021】そして、請求項5においては、第1の容量
形成用内部電極を取り囲んで第3の内部グラウンド電極
を設け、請求項6においては、第1および第2の容量形
成用内部電極をそれぞれ取り囲んで第3および第4の内
部グラウンド電極をそれぞれ設けているので、容量形成
用内部電極の周囲の電磁界も印刷ズレ、カットズレ等に
かかわらずほぼ一定とすることができるようになって、
フィルタ特性のバラツキを減少することができようにな
る。
形成用内部電極を取り囲んで第3の内部グラウンド電極
を設け、請求項6においては、第1および第2の容量形
成用内部電極をそれぞれ取り囲んで第3および第4の内
部グラウンド電極をそれぞれ設けているので、容量形成
用内部電極の周囲の電磁界も印刷ズレ、カットズレ等に
かかわらずほぼ一定とすることができるようになって、
フィルタ特性のバラツキを減少することができようにな
る。
【0022】なお、このような容量形成用内部電極を共
振用電極間に設けると、共振用電極間の結合が大きく変
化してしまい、通過帯域内でスプリヤスが発生する等、
所望の特性が得られなくなってしまうおそれがあるの
で、請求項6のように、容量形成用内部電極は共振用電
極間に設けないことが好ましい。
振用電極間に設けると、共振用電極間の結合が大きく変
化してしまい、通過帯域内でスプリヤスが発生する等、
所望の特性が得られなくなってしまうおそれがあるの
で、請求項6のように、容量形成用内部電極は共振用電
極間に設けないことが好ましい。
【0023】また、請求項7によれば、前記誘電体がセ
ラミックス誘電体であり、前記誘電体フィルタが前記誘
電体、前記第1の共振用電極ならびに前記第1の内部グ
ラウンド電極を備える場合には、前記誘電体、前記第1
の共振用電極ならびに前記第1の内部グラウンド電極が
同時焼成によって形成され、前記誘電体フィルタが前記
誘電体、前記第1および第2の共振用電極ならびに前記
第1および第2の内部グラウンド電極を備える場合に
は、前記誘電体、前記第1および第2の共振用電極なら
びに前記第1および第2の内部グラウンド電極が同時焼
成によって形成され、前記誘電体フィルタが前記誘電
体、前記第1の共振用電極、前記第1の内部グラウンド
電極、前記第1の容量形成用内部電極ならびに前記第3
の内部グラウンド電極を備える場合には、前記誘電体、
前記第1の共振用電極、前記第1の内部グラウンド電
極、前記第1の容量形成用内部電極ならびに前記第3の
内部グラウンド電極が同時焼成によって形成され、前記
誘電体フィルタが前記誘電体、前記第1および第2の共
振用電極、前記第1および第2の内部グラウンド電極、
前記第1の容量形成用内部電極ならびに前記第3の内部
グラウンド電極を備える場合には、前記誘電体、前記第
1および第2の共振用電極、前記第1および第2の内部
グラウンド電極、前記第1の容量形成用内部電極ならび
に前記第3の内部グラウンド電極が同時焼成によって形
成され、前記誘電体フィルタが、前記誘電体、前記第1
および第2の共振用電極、前記第1および第2の内部グ
ラウンド電極、前記第1および第2の容量形成用内部電
極ならびに前記第3および第4の内部グラウンド電極を
備える場合には、前記誘電体、前記第1および第2の共
振用電極、前記第1および第2の内部グラウンド電極、
前記第1および第2の容量形成用内部電極ならびに前記
第3および第4の内部グラウンド電極が同時焼成によっ
て形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のい
ずれかに記載の誘電体フィルタが提供される。
ラミックス誘電体であり、前記誘電体フィルタが前記誘
電体、前記第1の共振用電極ならびに前記第1の内部グ
ラウンド電極を備える場合には、前記誘電体、前記第1
の共振用電極ならびに前記第1の内部グラウンド電極が
同時焼成によって形成され、前記誘電体フィルタが前記
誘電体、前記第1および第2の共振用電極ならびに前記
第1および第2の内部グラウンド電極を備える場合に
は、前記誘電体、前記第1および第2の共振用電極なら
びに前記第1および第2の内部グラウンド電極が同時焼
成によって形成され、前記誘電体フィルタが前記誘電
体、前記第1の共振用電極、前記第1の内部グラウンド
電極、前記第1の容量形成用内部電極ならびに前記第3
の内部グラウンド電極を備える場合には、前記誘電体、
前記第1の共振用電極、前記第1の内部グラウンド電
極、前記第1の容量形成用内部電極ならびに前記第3の
内部グラウンド電極が同時焼成によって形成され、前記
誘電体フィルタが前記誘電体、前記第1および第2の共
振用電極、前記第1および第2の内部グラウンド電極、
前記第1の容量形成用内部電極ならびに前記第3の内部
グラウンド電極を備える場合には、前記誘電体、前記第
1および第2の共振用電極、前記第1および第2の内部
グラウンド電極、前記第1の容量形成用内部電極ならび
に前記第3の内部グラウンド電極が同時焼成によって形
成され、前記誘電体フィルタが、前記誘電体、前記第1
および第2の共振用電極、前記第1および第2の内部グ
ラウンド電極、前記第1および第2の容量形成用内部電
極ならびに前記第3および第4の内部グラウンド電極を
備える場合には、前記誘電体、前記第1および第2の共
振用電極、前記第1および第2の内部グラウンド電極、
前記第1および第2の容量形成用内部電極ならびに前記
第3および第4の内部グラウンド電極が同時焼成によっ
て形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のい
ずれかに記載の誘電体フィルタが提供される。
【0024】また、請求項8によれば、前記誘電体フィ
ルタが前記誘電体の前記外面に設けられた外部グラウン
ド電極をさらに備え、前記誘電体フィルタが前記第1の
内部グラウンド電極を備える場合には、前記第1の内部
グラウンド電極が前記外部グラウンド電極に前記第1の
交線あるいはその近傍で接続され、前記誘電体フィルタ
が前記第1および第2の内部グラウンド電極を備える場
合には、前記第1および第2の内部グラウンド電極が前
記外部グラウンド電極に前記第1および第2の交線ある
いはそれらの近傍でそれぞれ接続され、前記誘電体フィ
ルタが前記第1および第3の内部グラウンド電極を備え
る場合には、前記第1および第3の内部グラウンド電極
が前記外部グラウンド電極に前記第1および第3の交線
あるいはそれらの近傍でそれぞれ接続され、前記誘電体
フィルタが前記第1乃至第3の内部グラウンド電極を備
える場合には、前記第1乃至第3の内部グラウンド電極
が前記外部グラウンド電極に前記第1乃至第3の交線あ
るいはそれらの近傍でそれぞれ接続され、前記誘電体フ
ィルタが前記第1乃至第4の内部グラウンド電極を備え
る場合には、前記第1乃至第4の内部グラウンド電極が
前記外部グラウンド電極に前記第1乃至第4の交線ある
いはそれらの近傍でそれぞれ接続されていることを特徴
とする請求項1乃至7のいずれかに記載の誘電体フィル
タが提供される。
ルタが前記誘電体の前記外面に設けられた外部グラウン
ド電極をさらに備え、前記誘電体フィルタが前記第1の
内部グラウンド電極を備える場合には、前記第1の内部
グラウンド電極が前記外部グラウンド電極に前記第1の
交線あるいはその近傍で接続され、前記誘電体フィルタ
が前記第1および第2の内部グラウンド電極を備える場
合には、前記第1および第2の内部グラウンド電極が前
記外部グラウンド電極に前記第1および第2の交線ある
いはそれらの近傍でそれぞれ接続され、前記誘電体フィ
ルタが前記第1および第3の内部グラウンド電極を備え
る場合には、前記第1および第3の内部グラウンド電極
が前記外部グラウンド電極に前記第1および第3の交線
あるいはそれらの近傍でそれぞれ接続され、前記誘電体
フィルタが前記第1乃至第3の内部グラウンド電極を備
える場合には、前記第1乃至第3の内部グラウンド電極
が前記外部グラウンド電極に前記第1乃至第3の交線あ
るいはそれらの近傍でそれぞれ接続され、前記誘電体フ
ィルタが前記第1乃至第4の内部グラウンド電極を備え
る場合には、前記第1乃至第4の内部グラウンド電極が
前記外部グラウンド電極に前記第1乃至第4の交線ある
いはそれらの近傍でそれぞれ接続されていることを特徴
とする請求項1乃至7のいずれかに記載の誘電体フィル
タが提供される。
【0025】また、請求項9によれば、前記誘電体フィ
ルタが第2のグラウンド電極をさらに備え、前記誘電体
フィルタが前記第1の共振用電極を備える場合には、前
記第1の共振用電極が前記第1および第2のグラウンド
電極に挟まれて前記誘電体内に設けられ、前記第1の共
振用電極から前記第1のグラウンド電極に向かう方向に
沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場合に前記
第1の共振用電極のほぼ全体が前記第1および第2のグ
ラウンド電極と重なって配置され、前記誘電体フィルタ
が前記第1および第2の共振用電極を備える場合には、
前記第1および第2の共振用電極が前記第1および第2
のグラウンド電極に挟まれて前記誘電体内に設けられ、
前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に
向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみ
た場合に前記第1および第2の共振用電極のほぼ全体が
前記第1および第2のグラウンド電極と重なって配置さ
れ、前記誘電体フィルタが前記第1の共振用電極および
前記第1の容量形成用内部電極を備える場合には、前記
第1の共振用電極および前記第1の容量形成用内部電極
が前記第1および第2のグラウンド電極に挟まれて前記
誘電体内に設けられ、前記第1の共振用電極から前記第
1のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フ
ィルタを平面図的にみた場合に前記第1の共振用電極の
ほぼ全体が前記第1および第2のグラウンド電極と重な
って配置され、前記誘電体フィルタが前記第1および第
2の共振用電極ならびに前記第1の容量形成用内部電極
を備える場合には、前記第1および第2の共振用電極な
らびに前記第1の容量形成用内部電極が前記第1および
第2のグラウンド電極に挟まれて前記誘電体内に設けら
れ、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電
極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的
にみた場合に前記第1および第2の共振用電極のほぼ全
体が前記第1および第2のグラウンド電極と重なって配
置され、前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共
振用電極ならびに前記第1および第2の容量形成用内部
電極を備える場合には、前記第1および第2の共振用電
極ならびに前記第1および第2の容量形成用内部電極が
前記第1および第2のグラウンド電極に挟まれて前記誘
電体内に設けられ、前記第1の共振用電極から前記第1
のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィ
ルタを平面図的にみた場合に前記第1および第2の共振
用電極のほぼ全体が前記第1および第2のグラウンド電
極と重なって配置されていることを特徴とする請求項1
乃至8のいずれかに記載の誘電体フィルタが提供され
る。
ルタが第2のグラウンド電極をさらに備え、前記誘電体
フィルタが前記第1の共振用電極を備える場合には、前
記第1の共振用電極が前記第1および第2のグラウンド
電極に挟まれて前記誘電体内に設けられ、前記第1の共
振用電極から前記第1のグラウンド電極に向かう方向に
沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場合に前記
第1の共振用電極のほぼ全体が前記第1および第2のグ
ラウンド電極と重なって配置され、前記誘電体フィルタ
が前記第1および第2の共振用電極を備える場合には、
前記第1および第2の共振用電極が前記第1および第2
のグラウンド電極に挟まれて前記誘電体内に設けられ、
前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に
向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみ
た場合に前記第1および第2の共振用電極のほぼ全体が
前記第1および第2のグラウンド電極と重なって配置さ
れ、前記誘電体フィルタが前記第1の共振用電極および
前記第1の容量形成用内部電極を備える場合には、前記
第1の共振用電極および前記第1の容量形成用内部電極
が前記第1および第2のグラウンド電極に挟まれて前記
誘電体内に設けられ、前記第1の共振用電極から前記第
1のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フ
ィルタを平面図的にみた場合に前記第1の共振用電極の
ほぼ全体が前記第1および第2のグラウンド電極と重な
って配置され、前記誘電体フィルタが前記第1および第
2の共振用電極ならびに前記第1の容量形成用内部電極
を備える場合には、前記第1および第2の共振用電極な
らびに前記第1の容量形成用内部電極が前記第1および
第2のグラウンド電極に挟まれて前記誘電体内に設けら
れ、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電
極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的
にみた場合に前記第1および第2の共振用電極のほぼ全
体が前記第1および第2のグラウンド電極と重なって配
置され、前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共
振用電極ならびに前記第1および第2の容量形成用内部
電極を備える場合には、前記第1および第2の共振用電
極ならびに前記第1および第2の容量形成用内部電極が
前記第1および第2のグラウンド電極に挟まれて前記誘
電体内に設けられ、前記第1の共振用電極から前記第1
のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィ
ルタを平面図的にみた場合に前記第1および第2の共振
用電極のほぼ全体が前記第1および第2のグラウンド電
極と重なって配置されていることを特徴とする請求項1
乃至8のいずれかに記載の誘電体フィルタが提供され
る。
【0026】また、請求項10によれば、第1の誘電体
上または誘電体材料を含む第1の生シート上に、複数の
共振用電極と、前記複数の共振用電極の各々の両端部側
にそれぞれ配置された第1および第2のグラウンド電極
であって、前記複数の共振用電極の各々の一端が接続ま
たは対向する前記第1のグラウンド電極と、前記複数の
共振用電極の各々の他端が接続または対向する前記第2
のグラウンド電極とを形成する工程と、その後、前記第
1の誘電体、前記第1の生シート、前記第1の生シート
と他の生シートとの積層体、前記第1の生シートを焼成
した焼成体または前記積層体を焼成した焼成積層体を、
前記第1および第2のグラウンド電極に沿って切断する
工程と、を備えることを特徴とする誘電体フィルタの製
造方法が提供される。
上または誘電体材料を含む第1の生シート上に、複数の
共振用電極と、前記複数の共振用電極の各々の両端部側
にそれぞれ配置された第1および第2のグラウンド電極
であって、前記複数の共振用電極の各々の一端が接続ま
たは対向する前記第1のグラウンド電極と、前記複数の
共振用電極の各々の他端が接続または対向する前記第2
のグラウンド電極とを形成する工程と、その後、前記第
1の誘電体、前記第1の生シート、前記第1の生シート
と他の生シートとの積層体、前記第1の生シートを焼成
した焼成体または前記積層体を焼成した焼成積層体を、
前記第1および第2のグラウンド電極に沿って切断する
工程と、を備えることを特徴とする誘電体フィルタの製
造方法が提供される。
【0027】また、請求項11によれば、第1の誘電体
上または誘電体材料を含む第1の生シート上に、複数の
共振用電極と、前記複数の共振用電極の各々を、入出力
用端子電極が設けられる領域およびその近傍を除いて、
それぞれ実質的に取り囲む第3のグラウンド電極とを形
成する工程と、その後、前記第1の誘電体、前記第1の
生シート、前記第1の生シートと他の生シートとの積層
体、前記第1の生シートを焼成した焼成体または前記積
層体を焼成した焼成積層体を、前記第3のグラウンド電
極に沿って切断する工程と、を備えることを特徴とする
誘電体フィルタの製造方法が提供される。
上または誘電体材料を含む第1の生シート上に、複数の
共振用電極と、前記複数の共振用電極の各々を、入出力
用端子電極が設けられる領域およびその近傍を除いて、
それぞれ実質的に取り囲む第3のグラウンド電極とを形
成する工程と、その後、前記第1の誘電体、前記第1の
生シート、前記第1の生シートと他の生シートとの積層
体、前記第1の生シートを焼成した焼成体または前記積
層体を焼成した焼成積層体を、前記第3のグラウンド電
極に沿って切断する工程と、を備えることを特徴とする
誘電体フィルタの製造方法が提供される。
【0028】このような請求項10または11記載の製
造方法によれば、誘電体フィルタの製造過程における印
刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズレ、積層ズレ等を、
第1および第2の内部グラウンド電極、または第3の内
部グラウンド電極によって吸収することができるように
なり、その結果、共振用電極の一端(解放端または短絡
端)とグラウンドとの距離、共振用電極の他端(解放端
または短絡端)とグラウンドとの距離、そして共振用電
極が片側短絡型または両側短絡型の場合には、共振用電
極の長さを、印刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズレ等
にかかわらず一定とすることができるようになって、フ
ィルタ特性のバラツキを減少することができようにな
り、その結果、歩留を向上することができるようにな
る。
造方法によれば、誘電体フィルタの製造過程における印
刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズレ、積層ズレ等を、
第1および第2の内部グラウンド電極、または第3の内
部グラウンド電極によって吸収することができるように
なり、その結果、共振用電極の一端(解放端または短絡
端)とグラウンドとの距離、共振用電極の他端(解放端
または短絡端)とグラウンドとの距離、そして共振用電
極が片側短絡型または両側短絡型の場合には、共振用電
極の長さを、印刷ズレ等の電極形成ズレ、カットズレ等
にかかわらず一定とすることができるようになって、フ
ィルタ特性のバラツキを減少することができようにな
り、その結果、歩留を向上することができるようにな
る。
【0029】また、請求項12によれば、第1の誘電体
上または誘電体材料を含む第1の生シート上に、複数の
共振用電極と、前記複数の共振用電極の各々の両端部側
にそれぞれ配置された第1および第2のグラウンド電極
であって、前記複数の共振用電極の各々の一端が接続ま
たは対向する前記第1のグラウンド電極と、前記複数の
共振用電極の各々の他端が接続または対向する前記第2
のグラウンド電極とを形成するか、または、第1の誘電
体上または誘電体材料を含む第1の生シート上に、複数
の共振用電極と、前記複数の共振用電極の各々を、入出
力用端子電極が設けられる領域およびその近傍を除い
て、それぞれ実質的に取り囲む第3のグラウンド電極と
を形成する工程と、第2の誘電体上または誘電体材料を
含む第2の生シート上に、複数の容量形成用内部電極
と、前記複数の容量形成用内部電極の各々を、入出力用
端子電極が設けられる領域およびその近傍を除いて、そ
れぞれ実質的に取り囲む第4のグラウンド電極であっ
て、前記複数の容量形成用内部電極の各々の一端がそれ
ぞれ接続される前記第4のグラウンド電極とを形成する
工程と、その後、前記第1の誘電体および前記第2の誘
電体を積層して、または前記第1の生シートと前記第2
の生シートとを積層して、前記複数の共振用電極の各々
から前記複数の共振用電極の各々にそれぞれ対応する前
記複数の容量形成用内部電極の各々に向かう方向に沿っ
て前記第1の誘電体および前記第2の誘電体を積層した
第1の積層体、または前記第1の生シートと前記第2の
生シートとを積層した第2の積層体をみた場合に、前記
複数の共振用電極の各々の開放端側が前記複数の共振用
電極の各々にそれぞれ対応する前記複数の容量形成用内
部電極の各々の他端側と重なる状態にする工程と、その
後、前記第1の誘電体と前記第2の誘電体とを積層ある
いは前記第1の誘電体と前記第2の誘電体と他の誘電体
とを積層した誘電体積層体、前記第1の生シートと前記
第2の生シートとを積層あるいは前記第1の生シートと
前記第2の生シートと他の生シートとを積層した生シー
ト積層体、または前記生シート積層体を焼成した焼成積
層体を、前記第1、第2および第4のグラウンド電極に
沿って切断または前記第3および第4のグラウンド電極
に沿って切断する工程と、を備えることを特徴とする誘
電体フィルタの製造方法が提供される。
上または誘電体材料を含む第1の生シート上に、複数の
共振用電極と、前記複数の共振用電極の各々の両端部側
にそれぞれ配置された第1および第2のグラウンド電極
であって、前記複数の共振用電極の各々の一端が接続ま
たは対向する前記第1のグラウンド電極と、前記複数の
共振用電極の各々の他端が接続または対向する前記第2
のグラウンド電極とを形成するか、または、第1の誘電
体上または誘電体材料を含む第1の生シート上に、複数
の共振用電極と、前記複数の共振用電極の各々を、入出
力用端子電極が設けられる領域およびその近傍を除い
て、それぞれ実質的に取り囲む第3のグラウンド電極と
を形成する工程と、第2の誘電体上または誘電体材料を
含む第2の生シート上に、複数の容量形成用内部電極
と、前記複数の容量形成用内部電極の各々を、入出力用
端子電極が設けられる領域およびその近傍を除いて、そ
れぞれ実質的に取り囲む第4のグラウンド電極であっ
て、前記複数の容量形成用内部電極の各々の一端がそれ
ぞれ接続される前記第4のグラウンド電極とを形成する
工程と、その後、前記第1の誘電体および前記第2の誘
電体を積層して、または前記第1の生シートと前記第2
の生シートとを積層して、前記複数の共振用電極の各々
から前記複数の共振用電極の各々にそれぞれ対応する前
記複数の容量形成用内部電極の各々に向かう方向に沿っ
て前記第1の誘電体および前記第2の誘電体を積層した
第1の積層体、または前記第1の生シートと前記第2の
生シートとを積層した第2の積層体をみた場合に、前記
複数の共振用電極の各々の開放端側が前記複数の共振用
電極の各々にそれぞれ対応する前記複数の容量形成用内
部電極の各々の他端側と重なる状態にする工程と、その
後、前記第1の誘電体と前記第2の誘電体とを積層ある
いは前記第1の誘電体と前記第2の誘電体と他の誘電体
とを積層した誘電体積層体、前記第1の生シートと前記
第2の生シートとを積層あるいは前記第1の生シートと
前記第2の生シートと他の生シートとを積層した生シー
ト積層体、または前記生シート積層体を焼成した焼成積
層体を、前記第1、第2および第4のグラウンド電極に
沿って切断または前記第3および第4のグラウンド電極
に沿って切断する工程と、を備えることを特徴とする誘
電体フィルタの製造方法が提供される。
【0030】このように、容量形成用内部電極を設ける
ことによってフィルタの中心周波数を容易に変えること
ができ、誘電体フィルタの外形を変えずとも種々の周波
数特性のフィルタが得られる。そして、容量形成用内部
電極を取り囲んで第4の内部グラウンド電極を設けてい
るので、容量形成用内部電極の周囲の電磁界も印刷ズ
レ、カットズレ等にかかわらずほぼ一定とすることがで
きるようになって、フィルタ特性のバラツキを減少する
ことができようになる。
ことによってフィルタの中心周波数を容易に変えること
ができ、誘電体フィルタの外形を変えずとも種々の周波
数特性のフィルタが得られる。そして、容量形成用内部
電極を取り囲んで第4の内部グラウンド電極を設けてい
るので、容量形成用内部電極の周囲の電磁界も印刷ズ
レ、カットズレ等にかかわらずほぼ一定とすることがで
きるようになって、フィルタ特性のバラツキを減少する
ことができようになる。
【0031】また、請求項10乃至12のいずれかに関
する別の態様によれば、前記複数の共振用電極が、片側
短絡型の共振用電極であり、前記複数の共振用電極の各
々の短絡端が前記第1のグラウンド電極と接続され、前
記複数の共振用電極の各々の開放端が前記第2のグラウ
ンド電極と対向し、または前記複数の共振用電極の各々
の短絡端が前記第3のグラウンド電極の第1の領域と接
続され、前記複数の共振用電極の各々の開放端が前記第
2のグラウンド電極の第2の領域と対向して配置されて
いることを特徴とする誘電体フィルタの製造方法が提供
される。
する別の態様によれば、前記複数の共振用電極が、片側
短絡型の共振用電極であり、前記複数の共振用電極の各
々の短絡端が前記第1のグラウンド電極と接続され、前
記複数の共振用電極の各々の開放端が前記第2のグラウ
ンド電極と対向し、または前記複数の共振用電極の各々
の短絡端が前記第3のグラウンド電極の第1の領域と接
続され、前記複数の共振用電極の各々の開放端が前記第
2のグラウンド電極の第2の領域と対向して配置されて
いることを特徴とする誘電体フィルタの製造方法が提供
される。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施の形態および比較
のための積層型ストリップラインフィルタを説明するた
めの斜視図であり、図2は、本発明の一実施の形態の積
層型ストリップラインフィルタを説明するための分解斜
視図であり、図3は、本発明の一実施の形態の積層型ス
トリップラインフィルタの共振用電極および入出力取出
電極のスクリーン製版パターンを説明するための平面図
であり、図4は、本発明の一実施の形態の積層型ストリ
ップラインフィルタの容量形成用内部電極のスクリーン
製版パターンを説明するための平面図であり、図5は、
本発明の一実施の形態および比較のための積層型ストリ
ップラインフィルタの内部グラウンド電極のスクリーン
製版パターンを説明するための平面図であり、図6は、
比較のための積層型ストリップラインフィルタを説明す
るための分解斜視図であり、図7は、比較のための積層
型ストリップラインフィルタの共振用電極および入出力
取出電極のスクリーン製版パターンを説明するための平
面図であり、図8は、比較のための積層型ストリップラ
インフィルタの容量形成用内部電極のスクリーン製版パ
ターンを説明するための平面図であり、図9は、本発明
の一実施の形態の積層型ストリップラインフィルタの共
振用電極、入出力取出電極、容量形成用内部電極および
内部グラウンド電極の配置関係を説明するための横断面
図であり、図10は、比較のための積層型ストリップラ
インフィルタの共振用電極、入出力取出電極および容量
形成用内部電極の配置関係を説明するための横断面図で
あり、図11は、本発明の一実施の形態の積層型ストリ
ップラインフィルタのフィルタ特性と比較のための積層
型ストリップラインフィルタのフィルタ特性を示す図で
ある。
のための積層型ストリップラインフィルタを説明するた
めの斜視図であり、図2は、本発明の一実施の形態の積
層型ストリップラインフィルタを説明するための分解斜
視図であり、図3は、本発明の一実施の形態の積層型ス
トリップラインフィルタの共振用電極および入出力取出
電極のスクリーン製版パターンを説明するための平面図
であり、図4は、本発明の一実施の形態の積層型ストリ
ップラインフィルタの容量形成用内部電極のスクリーン
製版パターンを説明するための平面図であり、図5は、
本発明の一実施の形態および比較のための積層型ストリ
ップラインフィルタの内部グラウンド電極のスクリーン
製版パターンを説明するための平面図であり、図6は、
比較のための積層型ストリップラインフィルタを説明す
るための分解斜視図であり、図7は、比較のための積層
型ストリップラインフィルタの共振用電極および入出力
取出電極のスクリーン製版パターンを説明するための平
面図であり、図8は、比較のための積層型ストリップラ
インフィルタの容量形成用内部電極のスクリーン製版パ
ターンを説明するための平面図であり、図9は、本発明
の一実施の形態の積層型ストリップラインフィルタの共
振用電極、入出力取出電極、容量形成用内部電極および
内部グラウンド電極の配置関係を説明するための横断面
図であり、図10は、比較のための積層型ストリップラ
インフィルタの共振用電極、入出力取出電極および容量
形成用内部電極の配置関係を説明するための横断面図で
あり、図11は、本発明の一実施の形態の積層型ストリ
ップラインフィルタのフィルタ特性と比較のための積層
型ストリップラインフィルタのフィルタ特性を示す図で
ある。
【0034】図1、図2を参照すれば、本実施の形態の
積層型ストリップラインフィルタ100は、誘電体10
と、その外部に設けられた入出力用端子電極30、40
および外部グラウンド端子電極50、60と、誘電体1
0の内部に設けられた内部グラウンド電極120、17
0と、共振用電極110、130と、入出力用取出電極
115、135と、容量形成用内部電極82、84と、
内部グラウンド電極210、220、230、240を
備えている。なお、この積層型ストリップラインフィル
タ100は表面実装用である。
積層型ストリップラインフィルタ100は、誘電体10
と、その外部に設けられた入出力用端子電極30、40
および外部グラウンド端子電極50、60と、誘電体1
0の内部に設けられた内部グラウンド電極120、17
0と、共振用電極110、130と、入出力用取出電極
115、135と、容量形成用内部電極82、84と、
内部グラウンド電極210、220、230、240を
備えている。なお、この積層型ストリップラインフィル
タ100は表面実装用である。
【0035】誘電体10は略直方体形状であり、上面1
1、底面12、互いに対向する側面13および14なら
びに互いに対向する側面15および16を備えている。
なお、誘電体10の幅、すなわち側面15と16との間
の距離はW10である。
1、底面12、互いに対向する側面13および14なら
びに互いに対向する側面15および16を備えている。
なお、誘電体10の幅、すなわち側面15と16との間
の距離はW10である。
【0036】外部グラウンド電極50は、外部グラウン
ド側面電極51と外部グラウンド折り返し電極52〜5
5とから構成されている。外部グラウンド側面電極51
は側面13のほぼ全面に設けられ、外部グラウンド折り
返し電極52は上面11上であって側面13近傍に設け
られ、外部グラウンド折り返し電極53は底面12上で
あって側面13近傍に設けられ、外部グラウンド折り返
し54は側面15上であって側面13近傍に設けられ、
外部グラウンド折り返し55は側面16上であって側面
13近傍に設けられている。
ド側面電極51と外部グラウンド折り返し電極52〜5
5とから構成されている。外部グラウンド側面電極51
は側面13のほぼ全面に設けられ、外部グラウンド折り
返し電極52は上面11上であって側面13近傍に設け
られ、外部グラウンド折り返し電極53は底面12上で
あって側面13近傍に設けられ、外部グラウンド折り返
し54は側面15上であって側面13近傍に設けられ、
外部グラウンド折り返し55は側面16上であって側面
13近傍に設けられている。
【0037】外部グラウンド電極60は、外部グラウン
ド側面電極61と外部グラウンド折り返し電極62〜6
5とから構成されている。外部グラウンド側面電極61
は側面14のほぼ全面に設けられ、外部グラウンド折り
返し電極62は上面11上であって側面14近傍に設け
られ、外部グラウンド折り返し電極63は底面12上で
あって側面14近傍に設けられ、外部グラウンド折り返
し電極64は側面15上であって側面14近傍に設けら
れ、外部グラウンド折り返し電極65は側面16上であ
って側面14近傍に設けられている。
ド側面電極61と外部グラウンド折り返し電極62〜6
5とから構成されている。外部グラウンド側面電極61
は側面14のほぼ全面に設けられ、外部グラウンド折り
返し電極62は上面11上であって側面14近傍に設け
られ、外部グラウンド折り返し電極63は底面12上で
あって側面14近傍に設けられ、外部グラウンド折り返
し電極64は側面15上であって側面14近傍に設けら
れ、外部グラウンド折り返し電極65は側面16上であ
って側面14近傍に設けられている。
【0038】入出力用電極30は、入出力用折り返し端
子電極31、入出力用側面端子電極32および入出力用
折り返し端子電極33から構成されている。入出力用側
面端子電極32は、外部グラウンド折り返し電極54、
64と離間した状態で、側面15の中央部上に、側面1
5の全高さにわたって設けられている。入出力用折り返
し端子電極31は、上面11上であって側面15近傍
に、外部グラウンド折り返し電極52、62と離間した
状態で設けられ、その左端は入出力用側面端子電極32
の上端と接続している。入出力用折り返し端子電極33
は、底面12上であって側面15近傍に、外部グラウン
ド折り返し電極53、63と離間した状態で設けられ、
その左端は入出力用側面端子電極32の下端と接続して
いる。
子電極31、入出力用側面端子電極32および入出力用
折り返し端子電極33から構成されている。入出力用側
面端子電極32は、外部グラウンド折り返し電極54、
64と離間した状態で、側面15の中央部上に、側面1
5の全高さにわたって設けられている。入出力用折り返
し端子電極31は、上面11上であって側面15近傍
に、外部グラウンド折り返し電極52、62と離間した
状態で設けられ、その左端は入出力用側面端子電極32
の上端と接続している。入出力用折り返し端子電極33
は、底面12上であって側面15近傍に、外部グラウン
ド折り返し電極53、63と離間した状態で設けられ、
その左端は入出力用側面端子電極32の下端と接続して
いる。
【0039】入出力用電極40は、入出力用折り返し端
子電極41、入出力用側面端子電極42および入出力用
折り返し端子電極43から構成されている。入出力用側
面端子電極42は、外部グラウンド折り返し電極55、
65と離間した状態で、側面16の中央部上に、側面1
6の全高さにわたって設けられている。入出力用折り返
し端子電極41は、上面11上であって側面16近傍
に、外部グラウンド折り返し電極52、62と離間した
状態で設けられ、その右端は入出力用側面端子電極42
の上端と接続している。入出力用折り返し端子電極43
は、底面12上であって側面16近傍に、外部グラウン
ド折り返し電極53、63と離間した状態で設けられ、
その右端は入出力用側面端子電極42の下端と接続して
いる。
子電極41、入出力用側面端子電極42および入出力用
折り返し端子電極43から構成されている。入出力用側
面端子電極42は、外部グラウンド折り返し電極55、
65と離間した状態で、側面16の中央部上に、側面1
6の全高さにわたって設けられている。入出力用折り返
し端子電極41は、上面11上であって側面16近傍
に、外部グラウンド折り返し電極52、62と離間した
状態で設けられ、その右端は入出力用側面端子電極42
の上端と接続している。入出力用折り返し端子電極43
は、底面12上であって側面16近傍に、外部グラウン
ド折り返し電極53、63と離間した状態で設けられ、
その右端は入出力用側面端子電極42の下端と接続して
いる。
【0040】なお、上面11上に形成された電極パター
ンと底面12上に形成された電極パターンは同じであ
る。
ンと底面12上に形成された電極パターンは同じであ
る。
【0041】次に、積層型ストリップラインフィルタ1
00の内部の構造を、積層型ストリップラインフィルタ
100を7つのフィルタ構成部分2001〜2007に
分解して説明する。
00の内部の構造を、積層型ストリップラインフィルタ
100を7つのフィルタ構成部分2001〜2007に
分解して説明する。
【0042】図2を参照すれば、積層型ストリップライ
ンフィルタ100は7つのフィルタ構成部分2001〜
2007から構成されている。フィルタ構成部分200
1〜2007は誘電体層1010〜1016をそれぞれ
備えている。
ンフィルタ100は7つのフィルタ構成部分2001〜
2007から構成されている。フィルタ構成部分200
1〜2007は誘電体層1010〜1016をそれぞれ
備えている。
【0043】誘電体層1016の下面は誘電体10の底
面12であって、入出力用折り返し端子電極33、43
および外部グラウンド折り返し電極53、63が設けら
れている。
面12であって、入出力用折り返し端子電極33、43
および外部グラウンド折り返し電極53、63が設けら
れている。
【0044】誘電体層1016の上面上には、内部グラ
ウンド電極170が、入出力用側面端子電極32および
その近傍ならびに入出力用側面端子電極42およびその
近傍を除いて、ほぼ全面に設けられている。内部グラウ
ンド電極170は、側面13において外部グラウンド側
面電極51と接続され、側面14において外部グラウン
ド側面電極61と接続され、側面15において外部グラ
ウンド折り返し電極54、64と接続され、側面16に
おいて外部グラウンド折り返し電極55、65と接続さ
れている。
ウンド電極170が、入出力用側面端子電極32および
その近傍ならびに入出力用側面端子電極42およびその
近傍を除いて、ほぼ全面に設けられている。内部グラウ
ンド電極170は、側面13において外部グラウンド側
面電極51と接続され、側面14において外部グラウン
ド側面電極61と接続され、側面15において外部グラ
ウンド折り返し電極54、64と接続され、側面16に
おいて外部グラウンド折り返し電極55、65と接続さ
れている。
【0045】誘電体層1015の上面上には、容量形成
用内部電極84と内部グラウンド電極240が設けられ
ている。
用内部電極84と内部グラウンド電極240が設けられ
ている。
【0046】内部グラウンド電極240は、入出力用側
面端子電極32およびその近傍ならびに入出力用側面端
子電極42およびその近傍を除いて誘電体10のほぼ全
周囲にわたって、誘電体層1015の上面の縁部に設け
られている。容量形成用内部電極84は内部グラウンド
電極240によって取り囲まれている。内部グラウンド
電極240は副内部グラウンド電極242、244、2
46および248から構成されている。副内部グラウン
ド電極242は側面14において外部グラウンド側面電
極61と接続され、副内部グラウンド電極244は側面
13において外部グラウンド側面電極51と接続されて
いる。副内部グラウンド電極246は、側面15におい
て外部グラウンド折り返し電極54、64と接続され、
副内部グラウンド電極248は、側面16において外部
グラウンド折り返し電極55、65と接続されている。
なお、副内部グラウンド電極246は入出力用側面端子
電極32およびその近傍には設けられておらず、副内部
グラウンド電極248は入出力用側面端子電極42およ
びその近傍には設けられていない。
面端子電極32およびその近傍ならびに入出力用側面端
子電極42およびその近傍を除いて誘電体10のほぼ全
周囲にわたって、誘電体層1015の上面の縁部に設け
られている。容量形成用内部電極84は内部グラウンド
電極240によって取り囲まれている。内部グラウンド
電極240は副内部グラウンド電極242、244、2
46および248から構成されている。副内部グラウン
ド電極242は側面14において外部グラウンド側面電
極61と接続され、副内部グラウンド電極244は側面
13において外部グラウンド側面電極51と接続されて
いる。副内部グラウンド電極246は、側面15におい
て外部グラウンド折り返し電極54、64と接続され、
副内部グラウンド電極248は、側面16において外部
グラウンド折り返し電極55、65と接続されている。
なお、副内部グラウンド電極246は入出力用側面端子
電極32およびその近傍には設けられておらず、副内部
グラウンド電極248は入出力用側面端子電極42およ
びその近傍には設けられていない。
【0047】容量形成用内部電極84の側面13側の一
端は、副内部グラウンド側面電極244と接続され、そ
こから所定の距離だけ内部に向かって延在して設けら
れ、その先端部は開放端となっている。また、幅方向に
おいては、副内部グラウンド電極246、248とそれ
ぞれ離間して設けられている。
端は、副内部グラウンド側面電極244と接続され、そ
こから所定の距離だけ内部に向かって延在して設けら
れ、その先端部は開放端となっている。また、幅方向に
おいては、副内部グラウンド電極246、248とそれ
ぞれ離間して設けられている。
【0048】誘電体層1014の上面上には共振用電極
130、入出力取出電極135および内部グラウンド電
極230が設けられている。
130、入出力取出電極135および内部グラウンド電
極230が設けられている。
【0049】内部グラウンド電極230は、入出力用側
面端子電極32およびその近傍ならびに入出力用側面端
子電極42、入出力取出電極135およびそれらの近傍
を除いて誘電体10のほぼ全周囲にわたって、誘電体層
1014の上面の縁部に設けられている。共振用電極1
30は内部グラウンド電極230によって取り囲まれて
いる。内部グラウンド電極230は副内部グラウンド電
極232、234、236および238から構成されて
いる。副内部グラウンド電極232は側面14において
外部グラウンド側面電極61と接続され、副内部グラウ
ンド電極234は側面13において外部グラウンド側面
電極51と接続されている。副内部グラウンド電極23
6は、側面15において外部グラウンド折り返し電極5
4、64と接続され、副内部グラウンド電極238は、
側面16において外部グラウンド折り返し電極55、6
5と接続されている。なお、副内部グラウンド電極23
6は入出力用側面端子電極32およびその近傍には設け
られておらず、副内部グラウンド電極238は入出力用
側面端子電極42、入出力取出電極135およびそれら
の近傍には設けられていない。
面端子電極32およびその近傍ならびに入出力用側面端
子電極42、入出力取出電極135およびそれらの近傍
を除いて誘電体10のほぼ全周囲にわたって、誘電体層
1014の上面の縁部に設けられている。共振用電極1
30は内部グラウンド電極230によって取り囲まれて
いる。内部グラウンド電極230は副内部グラウンド電
極232、234、236および238から構成されて
いる。副内部グラウンド電極232は側面14において
外部グラウンド側面電極61と接続され、副内部グラウ
ンド電極234は側面13において外部グラウンド側面
電極51と接続されている。副内部グラウンド電極23
6は、側面15において外部グラウンド折り返し電極5
4、64と接続され、副内部グラウンド電極238は、
側面16において外部グラウンド折り返し電極55、6
5と接続されている。なお、副内部グラウンド電極23
6は入出力用側面端子電極32およびその近傍には設け
られておらず、副内部グラウンド電極238は入出力用
側面端子電極42、入出力取出電極135およびそれら
の近傍には設けられていない。
【0050】共振用電極130は、奥側の短絡端側共振
用電極132と手前側の開放端側共振用電極134とか
ら構成されている。短絡端側共振用電極132と開放端
側共振用電極134は平面図的にみてそれぞれ略矩形状
である。短絡端側共振用電極132の奥側の端部136
は副内部グラウンド電極232と接続されている。開放
端側共振用電極134の手前側の端部138は副内部グ
ラウンド電極234とは所定の距離離間しており、開放
端となっている。共振用電極130には入出力取出電極
135の一端が直接接続され、入出力取出電極135の
他端は入出力用側面端子電極42と側面16において直
接接続されている。短絡端側共振用電極132の長さは
L31であり、幅はW31である。開放端側共振用電極
134の長さはL32であり、幅はW32である。
用電極132と手前側の開放端側共振用電極134とか
ら構成されている。短絡端側共振用電極132と開放端
側共振用電極134は平面図的にみてそれぞれ略矩形状
である。短絡端側共振用電極132の奥側の端部136
は副内部グラウンド電極232と接続されている。開放
端側共振用電極134の手前側の端部138は副内部グ
ラウンド電極234とは所定の距離離間しており、開放
端となっている。共振用電極130には入出力取出電極
135の一端が直接接続され、入出力取出電極135の
他端は入出力用側面端子電極42と側面16において直
接接続されている。短絡端側共振用電極132の長さは
L31であり、幅はW31である。開放端側共振用電極
134の長さはL32であり、幅はW32である。
【0051】誘電体層1013の上面上には共振用電極
110、入出力取出電極115および内部グラウンド電
極220が設けられている。
110、入出力取出電極115および内部グラウンド電
極220が設けられている。
【0052】内部グラウンド電極220は、入出力用側
面端子電極32、入出力取出電極115およびそれらの
近傍ならびに入出力用側面端子電極42およびその近傍
を除いて誘電体10のほぼ全周囲にわたって、誘電体層
1013の上面の縁部に設けられている。共振用電極1
10は内部グラウンド電極220によって取り囲まれて
いる。内部グラウンド電極220は副内部グラウンド電
極222、224、226および228から構成されて
いる。副内部グラウンド電極222は側面14において
外部グラウンド側面電極61と接続され、副内部グラウ
ンド電極224は側面13において外部グラウンド側面
電極51と接続されている。副内部グラウンド電極22
6は、側面15において外部グラウンド折り返し電極5
4、64と接続され、副内部グラウンド電極228は、
側面16において外部グラウンド折り返し電極55、6
5と接続されている。なお、副内部グラウンド電極22
6は入出力用側面端子電極32、入出力取出電極115
およびそれらの近傍には設けられておらず、副内部グラ
ウンド電極228は入出力用側面端子電極42およびそ
の近傍には設けられていない。
面端子電極32、入出力取出電極115およびそれらの
近傍ならびに入出力用側面端子電極42およびその近傍
を除いて誘電体10のほぼ全周囲にわたって、誘電体層
1013の上面の縁部に設けられている。共振用電極1
10は内部グラウンド電極220によって取り囲まれて
いる。内部グラウンド電極220は副内部グラウンド電
極222、224、226および228から構成されて
いる。副内部グラウンド電極222は側面14において
外部グラウンド側面電極61と接続され、副内部グラウ
ンド電極224は側面13において外部グラウンド側面
電極51と接続されている。副内部グラウンド電極22
6は、側面15において外部グラウンド折り返し電極5
4、64と接続され、副内部グラウンド電極228は、
側面16において外部グラウンド折り返し電極55、6
5と接続されている。なお、副内部グラウンド電極22
6は入出力用側面端子電極32、入出力取出電極115
およびそれらの近傍には設けられておらず、副内部グラ
ウンド電極228は入出力用側面端子電極42およびそ
の近傍には設けられていない。
【0053】共振用電極110は、奥側の短絡端側共振
用電極112と手前側の開放端側共振用電極114とか
ら構成されている。短絡端側共振用電極112と開放端
側共振用電極114は平面的にみてそれぞれ略矩形状で
ある。短絡端側共振用電極112の奥側の端部116は
副内部グラウンド電極222と接続されている。開放端
側共振用電極114の手前側の端部118は内部グラウ
ンド電極224とは所定の距離離間しており、開放端と
なっている。共振用電極110には入出力取出電極11
5の一端が直接接続され、入出力取出電極115の他端
は入出力用側面端子電極32と側面15において直接接
続されている。短絡端側共振用電極132の長さはL1
1であり、幅はW11である。開放端側共振用電極13
4の長さはL12であり、幅はW12である。
用電極112と手前側の開放端側共振用電極114とか
ら構成されている。短絡端側共振用電極112と開放端
側共振用電極114は平面的にみてそれぞれ略矩形状で
ある。短絡端側共振用電極112の奥側の端部116は
副内部グラウンド電極222と接続されている。開放端
側共振用電極114の手前側の端部118は内部グラウ
ンド電極224とは所定の距離離間しており、開放端と
なっている。共振用電極110には入出力取出電極11
5の一端が直接接続され、入出力取出電極115の他端
は入出力用側面端子電極32と側面15において直接接
続されている。短絡端側共振用電極132の長さはL1
1であり、幅はW11である。開放端側共振用電極13
4の長さはL12であり、幅はW12である。
【0054】誘電体層1012の上面上には、容量形成
用内部電極82と内部グラウンド電極210が設けられ
ている。
用内部電極82と内部グラウンド電極210が設けられ
ている。
【0055】内部グラウンド電極210は、入出力用側
面端子電極32およびその近傍ならびに入出力用側面端
子電極42およびその近傍を除いて誘電体10のほぼ全
周囲にわたって、誘電体層1012の上面の縁部に設け
られている。容量形成用内部電極82は内部グラウンド
電極210によって取り囲まれている。内部グラウンド
電極210は副内部グラウンド電極212、214、2
16および218から構成されている。副内部グラウン
ド電極212は側面14において外部グラウンド側面電
極61と接続され、副内部グラウンド電極214は側面
13において外部グラウンド側面電極51と接続されて
いる。副内部グラウンド電極216は、側面15におい
て外部グラウンド折り返し電極54、64と接続され、
副内部グラウンド電極218は、側面16において外部
グラウンド折り返し電極55、65と接続されている。
なお、副内部グラウンド電極216は入出力用側面端子
電極32およびその近傍には設けられておらず、副内部
グラウンド電極218は入出力用側面端子電極42およ
びその近傍には設けられていない。
面端子電極32およびその近傍ならびに入出力用側面端
子電極42およびその近傍を除いて誘電体10のほぼ全
周囲にわたって、誘電体層1012の上面の縁部に設け
られている。容量形成用内部電極82は内部グラウンド
電極210によって取り囲まれている。内部グラウンド
電極210は副内部グラウンド電極212、214、2
16および218から構成されている。副内部グラウン
ド電極212は側面14において外部グラウンド側面電
極61と接続され、副内部グラウンド電極214は側面
13において外部グラウンド側面電極51と接続されて
いる。副内部グラウンド電極216は、側面15におい
て外部グラウンド折り返し電極54、64と接続され、
副内部グラウンド電極218は、側面16において外部
グラウンド折り返し電極55、65と接続されている。
なお、副内部グラウンド電極216は入出力用側面端子
電極32およびその近傍には設けられておらず、副内部
グラウンド電極218は入出力用側面端子電極42およ
びその近傍には設けられていない。
【0056】容量形成用内部電極82の側面13側の一
端は、副内部グラウンド側面電極214と接続され、そ
こから所定の距離だけ内部に向かって延在して設けら
れ、その先端部は開放端となっている。また、幅方向に
おいては、副内部グラウンド電極216、218とそれ
ぞれ離間して設けられている。
端は、副内部グラウンド側面電極214と接続され、そ
こから所定の距離だけ内部に向かって延在して設けら
れ、その先端部は開放端となっている。また、幅方向に
おいては、副内部グラウンド電極216、218とそれ
ぞれ離間して設けられている。
【0057】誘電体層1011の上面上には、内部グラ
ウンド電極120が、入出力用側面端子電極32および
その近傍ならびに入出力用側面端子電極42およびその
近傍を除いて、ほぼ全面に設けられている。内部グラウ
ンド電極120は、側面13において外部グラウンド側
面電極51と接続され、側面14において外部グラウン
ド側面電極61と接続され、側面15において外部グラ
ウンド折り返し電極54、64と接続され、側面16に
おいて外部グラウンド折り返し電極55、65と接続さ
れている。
ウンド電極120が、入出力用側面端子電極32および
その近傍ならびに入出力用側面端子電極42およびその
近傍を除いて、ほぼ全面に設けられている。内部グラウ
ンド電極120は、側面13において外部グラウンド側
面電極51と接続され、側面14において外部グラウン
ド側面電極61と接続され、側面15において外部グラ
ウンド折り返し電極54、64と接続され、側面16に
おいて外部グラウンド折り返し電極55、65と接続さ
れている。
【0058】誘電体層1010の上面は誘電体10の上
面11であって、入出力用折り返し端子電極31、4
1、および外部グラウンド折り返し電極52、62が設
けられている。
面11であって、入出力用折り返し端子電極31、4
1、および外部グラウンド折り返し電極52、62が設
けられている。
【0059】なお、各誘電体層1010〜1015の下
面には電極は存在しない。
面には電極は存在しない。
【0060】次に、比較のための積層型ストリップライ
ンフィルタ200を図6を参照して説明する。上記一実
施の形態の積層型ストリップラインフィルタ100にお
いては、誘電体層1011〜1015の上面上に内部グ
ラウンド電極210、220、230、240をそれぞ
れ設けたが、この比較のための積層型ストリップライン
フィルタ200においては、これらの内部グラウンド電
極210、220、230、240を設けていない点が
上記一実施の形態の積層型ストリップラインフィルタ1
00と異なるが、他の点は同様である。
ンフィルタ200を図6を参照して説明する。上記一実
施の形態の積層型ストリップラインフィルタ100にお
いては、誘電体層1011〜1015の上面上に内部グ
ラウンド電極210、220、230、240をそれぞ
れ設けたが、この比較のための積層型ストリップライン
フィルタ200においては、これらの内部グラウンド電
極210、220、230、240を設けていない点が
上記一実施の形態の積層型ストリップラインフィルタ1
00と異なるが、他の点は同様である。
【0061】このような積層型ストリップラインフィル
タ100、200を作製するには、誘電体材料で作られ
る矩形の生シートが使用される。
タ100、200を作製するには、誘電体材料で作られ
る矩形の生シートが使用される。
【0062】本発明の一実施の形態においては、金属ペ
ーストを用いて、図3に示すスクリーン製版パターン5
10のように、生シート510上に共振用電極110、
130、入出力取出電極115、135および内部グラ
ウンド電極220、230をスクリーン製版により印刷
し、図4に示すスクリーン製版パターン520のよう
に、生シート320上に容量形成用内部電極82、84
および内部グラウンド電極210、240をスクリーン
製版により印刷し、図5に示すスクリーン製版パターン
530のように生シート330上に内部グラウンド電極
120、170をスクリーン製版により印刷する。
ーストを用いて、図3に示すスクリーン製版パターン5
10のように、生シート510上に共振用電極110、
130、入出力取出電極115、135および内部グラ
ウンド電極220、230をスクリーン製版により印刷
し、図4に示すスクリーン製版パターン520のよう
に、生シート320上に容量形成用内部電極82、84
および内部グラウンド電極210、240をスクリーン
製版により印刷し、図5に示すスクリーン製版パターン
530のように生シート330上に内部グラウンド電極
120、170をスクリーン製版により印刷する。
【0063】そして各電極パターンが印刷された生シー
トは、電極パターンが印刷された生シート310、32
0、330の厚みを調整するために必要な生シートを適
宜それらの間に重ねて、図2に示すように積層され、そ
の後圧着し、カット基準線314、324、334に沿
って所定の大きさにカットした後、一体焼成される。焼
成後、金属ペーストを用いて入出力用端子電極30、4
0、外部グラウンド電極50、60をスクリーン製版等
により印刷し焼き付け、本実施の形態の積層型ストリッ
プラインフィルタ100が得られる。
トは、電極パターンが印刷された生シート310、32
0、330の厚みを調整するために必要な生シートを適
宜それらの間に重ねて、図2に示すように積層され、そ
の後圧着し、カット基準線314、324、334に沿
って所定の大きさにカットした後、一体焼成される。焼
成後、金属ペーストを用いて入出力用端子電極30、4
0、外部グラウンド電極50、60をスクリーン製版等
により印刷し焼き付け、本実施の形態の積層型ストリッ
プラインフィルタ100が得られる。
【0064】図3に示す、スクリーン製版パターン51
0においては、ストリップラインフィルタ一個分に相当
する部分316のそれぞれの4辺において、カット用基
準線314の内側にそれぞれ内部グラウンド電極22
0、230が設けられている。また、図4に示すスクリ
ーン製版パターン520においては、ストリップライン
フィルタ一個分に相当する部分326のそれぞれの4辺
において、カット用基準線324の内側にそれぞれ内部
グラウンド電極210、240が設けられている。この
内部グラウンド電極210、220、230、240の
幅は、印刷、積層、カットの各製作工程でそれぞれ生じ
得るズレの最大値を基にして定めている。従って、印刷
ズレ、積層ズレおよびカットズレを、内部グラウンド電
極220、230や内部グラウンド電極210、240
によって吸収することができるようになる。
0においては、ストリップラインフィルタ一個分に相当
する部分316のそれぞれの4辺において、カット用基
準線314の内側にそれぞれ内部グラウンド電極22
0、230が設けられている。また、図4に示すスクリ
ーン製版パターン520においては、ストリップライン
フィルタ一個分に相当する部分326のそれぞれの4辺
において、カット用基準線324の内側にそれぞれ内部
グラウンド電極210、240が設けられている。この
内部グラウンド電極210、220、230、240の
幅は、印刷、積層、カットの各製作工程でそれぞれ生じ
得るズレの最大値を基にして定めている。従って、印刷
ズレ、積層ズレおよびカットズレを、内部グラウンド電
極220、230や内部グラウンド電極210、240
によって吸収することができるようになる。
【0065】従って、このようにして製造された積層型
ストリップラインフィルタ100においては、共振用電
極110の長さ(短絡端側端部116と開放端側端部1
18との距離)、共振用電極130の長さ(短絡端側端
部136と開放端側端部138との距離)、共振用電極
110の開放端側端部118とグラウンド(副内部グラ
ウンド電極224)との距離、共振用電極130の開放
端側端部138とグラウンド(副内部グラウンド電極2
34)との距離を、印刷ズレ、積層ズレ、カットズレに
かかわらず一定とすることができ、さらに、共振用電極
110、130の周囲の電磁界も印刷ズレ、積層ズレ、
カットズレにかかわらず一定とすることができるように
なる。また、容量形成用内部電極82、84の周囲の電
磁界も印刷ズレ、積層ズレ、カットズレにかかわらず一
定とすることができるようになる。その結果、フィルタ
特性のバラツキを減少することができようになり、歩留
を向上することができるようになる。
ストリップラインフィルタ100においては、共振用電
極110の長さ(短絡端側端部116と開放端側端部1
18との距離)、共振用電極130の長さ(短絡端側端
部136と開放端側端部138との距離)、共振用電極
110の開放端側端部118とグラウンド(副内部グラ
ウンド電極224)との距離、共振用電極130の開放
端側端部138とグラウンド(副内部グラウンド電極2
34)との距離を、印刷ズレ、積層ズレ、カットズレに
かかわらず一定とすることができ、さらに、共振用電極
110、130の周囲の電磁界も印刷ズレ、積層ズレ、
カットズレにかかわらず一定とすることができるように
なる。また、容量形成用内部電極82、84の周囲の電
磁界も印刷ズレ、積層ズレ、カットズレにかかわらず一
定とすることができるようになる。その結果、フィルタ
特性のバラツキを減少することができようになり、歩留
を向上することができるようになる。
【0066】このように、積層型ストリップラインフィ
ルタ100の内部の周囲に内部グラウンド電極220、
230や内部グラウンド電極210、240を設けるこ
とにより、積層型ストリップラインフィルタ100の内
部に電磁気的に境界面を作ることができるようになり、
印刷精度、積層精度、カット寸法に依存しない安定した
特性を得ることができるようになる。従って、積層型ス
トリップラインフィルタ100を製造した後にトリミン
グ等よって特性の調整をする必要もなくすことができる
ようになる。
ルタ100の内部の周囲に内部グラウンド電極220、
230や内部グラウンド電極210、240を設けるこ
とにより、積層型ストリップラインフィルタ100の内
部に電磁気的に境界面を作ることができるようになり、
印刷精度、積層精度、カット寸法に依存しない安定した
特性を得ることができるようになる。従って、積層型ス
トリップラインフィルタ100を製造した後にトリミン
グ等よって特性の調整をする必要もなくすことができる
ようになる。
【0067】また、上述のように、内部グラウンド電極
210、220、230、240の幅は、印刷、積層、
カットの各製作工程でそれぞれ生じ得るズレの最大値を
基にして定めているので、カット時において、ある程度
ラフに切っても良好な特性が得られようになる。従っ
て、特性不良によるエラーはなくなり、ほとんど100
%に近くの良品率が得られるようになった。また、カッ
トも、精度の良い生カット機とかダイシングソー以外に
もワイヤーソーやふつうの外周刃切断機でも出来るよう
になるので、新たに設備投資しなくともよくなるなどコ
スト面での貢献が大きくなる。
210、220、230、240の幅は、印刷、積層、
カットの各製作工程でそれぞれ生じ得るズレの最大値を
基にして定めているので、カット時において、ある程度
ラフに切っても良好な特性が得られようになる。従っ
て、特性不良によるエラーはなくなり、ほとんど100
%に近くの良品率が得られるようになった。また、カッ
トも、精度の良い生カット機とかダイシングソー以外に
もワイヤーソーやふつうの外周刃切断機でも出来るよう
になるので、新たに設備投資しなくともよくなるなどコ
スト面での貢献が大きくなる。
【0068】また、比較のための積層型ストリップライ
ンフィルタ200を作製するには、図7に示すように、
生シート610上に共振用電極110、130および入
出力取出電極115、135をスクリーン製版により印
刷し、図8に示すように、生シート620上に容量形成
用内部電極82、84をスクリーン製版により印刷し、
図5に示すように生シート330上に内部グラウンド電
極120、170をスクリーン製版により印刷する。そ
の後の工程は、上記本発明の一実施の形態の積層型スト
リップラインフィルタ100と同様である。なお、図
5、7、8において、符号334、414、424はカ
ット基準線である。
ンフィルタ200を作製するには、図7に示すように、
生シート610上に共振用電極110、130および入
出力取出電極115、135をスクリーン製版により印
刷し、図8に示すように、生シート620上に容量形成
用内部電極82、84をスクリーン製版により印刷し、
図5に示すように生シート330上に内部グラウンド電
極120、170をスクリーン製版により印刷する。そ
の後の工程は、上記本発明の一実施の形態の積層型スト
リップラインフィルタ100と同様である。なお、図
5、7、8において、符号334、414、424はカ
ット基準線である。
【0069】この比較のための積層型ストリップライン
フィルタ200においては、本発明の一実施の形態のよ
うに、内部グラウンド電極210、220、230、2
40を設けていないので、印刷ズレ、積層ズレおよびカ
ットズレが生じると、共振用電極110の長さ(短絡端
側端部116と開放端側端部118との距離)、共振用
電極130の長さ(短絡端側端部136と開放端側端部
138との距離)、共振用電極110の開放端側端部1
18とグラウンド(外部グラウンド側面電極51)との
距離、共振用電極130の開放端側端部138とグラウ
ンド(外部グラウンド側面電極51)との距離が設計値
とは異なるようになり、また、共振用電極110、13
0の周囲の電磁界も設計値とは異なるようになる。ま
た、容量形成用内部電極82、84の周囲の電磁界も設
計値とは異なるようになる。その結果、周波数のずれ
や、フィルタ特性のばらつきが生じ、歩留まりの低下を
招き、コスト高を誘引するようになる。これを防ぐため
に、例えば、ダイサーのカット精度限界近くで、神経集
中してカットを行う必要があり、また、トリミングしろ
を余分に設けておき焼成後に選別し、不合格品をトリミ
ングすることにより微調整を行って合格品とし、歩留ま
り低下を防ぐような作業が必要となる。
フィルタ200においては、本発明の一実施の形態のよ
うに、内部グラウンド電極210、220、230、2
40を設けていないので、印刷ズレ、積層ズレおよびカ
ットズレが生じると、共振用電極110の長さ(短絡端
側端部116と開放端側端部118との距離)、共振用
電極130の長さ(短絡端側端部136と開放端側端部
138との距離)、共振用電極110の開放端側端部1
18とグラウンド(外部グラウンド側面電極51)との
距離、共振用電極130の開放端側端部138とグラウ
ンド(外部グラウンド側面電極51)との距離が設計値
とは異なるようになり、また、共振用電極110、13
0の周囲の電磁界も設計値とは異なるようになる。ま
た、容量形成用内部電極82、84の周囲の電磁界も設
計値とは異なるようになる。その結果、周波数のずれ
や、フィルタ特性のばらつきが生じ、歩留まりの低下を
招き、コスト高を誘引するようになる。これを防ぐため
に、例えば、ダイサーのカット精度限界近くで、神経集
中してカットを行う必要があり、また、トリミングしろ
を余分に設けておき焼成後に選別し、不合格品をトリミ
ングすることにより微調整を行って合格品とし、歩留ま
り低下を防ぐような作業が必要となる。
【0070】次に、本発明の一実施の形態の積層型スト
リップラインフィルタ100と比較のための積層型スト
リップラインフィルタ200の製造過程において、カッ
トズレが生じた場合の各フィルタ100、200の特性
を比較する。
リップラインフィルタ100と比較のための積層型スト
リップラインフィルタ200の製造過程において、カッ
トズレが生じた場合の各フィルタ100、200の特性
を比較する。
【0071】図9、図10に示すように、共振用電極1
10、130の短絡端側で50μmのカットズレが生じ
た場合を考える。本発明の一実施の形態の積層型ストリ
ップラインフィルタ100においては、図9に示すよう
に、幅70μmの副内部グラウンド電極222(23
2)を予め設けているので、たとえ50μmのカットズ
レが共振用電極110、130の短絡端側で生じたとし
ても、そのカットズレは副内部グラウンド電極222
(232)によって吸収される。従って、共振用電極1
10の長さ(短絡端側端部116と開放端側端部118
との間の距離)および共振用電極130の長さ(短絡端
側端部136と開放端側端部138との間の距離)は変
わらず、また、共振用電極110、130の周囲の電磁
界や容量形成用内部電極82、84の周囲の電磁界も変
化しない。その結果、図11に示すように中心周波数の
ずれはほとんどなく、その他のフィルタ特性もほとんど
変化しない。また、例えば、50μmのカットズレが共
振用電極110、130の開放端側で生じたとしても、
そのカットズレは副内部グラウンド電極224(23
4)によって吸収されるので、共振用電極110の長さ
および共振用電極130の長さは変わらず、また、共振
用電極110、130の周囲の電磁界や容量形成用内部
電極82、84の周囲の電磁界も変化しない。その結
果、図11に示すように中心周波数のずれはほとんどな
く、その他のフィルタ特性もほとんど変化しない。な
お、図11において、実線は比較のための積層型ストリ
ップラインフィルタ200において短絡端側に50μm
カットズレがある場合を、破線は同じく比較のための積
層型ストリップラインフィルタ200においてカットズ
レがない場合を、一点鎖線は本実施の形態の積層型スト
リップラインフィルタ100において開放端側に50μ
mのカットズレがある場合のフィルタ特性を示してい
る。
10、130の短絡端側で50μmのカットズレが生じ
た場合を考える。本発明の一実施の形態の積層型ストリ
ップラインフィルタ100においては、図9に示すよう
に、幅70μmの副内部グラウンド電極222(23
2)を予め設けているので、たとえ50μmのカットズ
レが共振用電極110、130の短絡端側で生じたとし
ても、そのカットズレは副内部グラウンド電極222
(232)によって吸収される。従って、共振用電極1
10の長さ(短絡端側端部116と開放端側端部118
との間の距離)および共振用電極130の長さ(短絡端
側端部136と開放端側端部138との間の距離)は変
わらず、また、共振用電極110、130の周囲の電磁
界や容量形成用内部電極82、84の周囲の電磁界も変
化しない。その結果、図11に示すように中心周波数の
ずれはほとんどなく、その他のフィルタ特性もほとんど
変化しない。また、例えば、50μmのカットズレが共
振用電極110、130の開放端側で生じたとしても、
そのカットズレは副内部グラウンド電極224(23
4)によって吸収されるので、共振用電極110の長さ
および共振用電極130の長さは変わらず、また、共振
用電極110、130の周囲の電磁界や容量形成用内部
電極82、84の周囲の電磁界も変化しない。その結
果、図11に示すように中心周波数のずれはほとんどな
く、その他のフィルタ特性もほとんど変化しない。な
お、図11において、実線は比較のための積層型ストリ
ップラインフィルタ200において短絡端側に50μm
カットズレがある場合を、破線は同じく比較のための積
層型ストリップラインフィルタ200においてカットズ
レがない場合を、一点鎖線は本実施の形態の積層型スト
リップラインフィルタ100において開放端側に50μ
mのカットズレがある場合のフィルタ特性を示してい
る。
【0072】比較のための積層型ストリップラインフィ
ルタ200においては、図10に示すように、50μm
のカットズレが共振用電極110、130の短絡端側で
生じると、共振用電極110および130の長さがその
分短くなる。その結果、図11の実線に示すように、中
心周波数が約50MHz高周波側にシフトする。また、
50μmのカットズレが共振用電極110、130の開
放端側で生じると、図示しないが、低周波側に中心周波
数が約30〜50MHzシフトする。
ルタ200においては、図10に示すように、50μm
のカットズレが共振用電極110、130の短絡端側で
生じると、共振用電極110および130の長さがその
分短くなる。その結果、図11の実線に示すように、中
心周波数が約50MHz高周波側にシフトする。また、
50μmのカットズレが共振用電極110、130の開
放端側で生じると、図示しないが、低周波側に中心周波
数が約30〜50MHzシフトする。
【0073】次に、本実施の形態における共振用電極1
10、130およびこれらの共振用電極110、130
と容量形成用内部電極82、84との間の関係について
説明する。
10、130およびこれらの共振用電極110、130
と容量形成用内部電極82、84との間の関係について
説明する。
【0074】本実施の形態においては、開放端側共振用
電極114の幅W12、開放端側共振用電極134の幅
W32、短絡端側共振用電極112の幅W11および短
絡端側共振用電極132の幅W31が広いブロードサイ
ドストリップライン構造を採っているが、こららの幅W
12、W32、W11、W31は、誘電体10の幅W1
0の40%乃至80%が好ましい。または、λ/32乃
至λ/4の範囲内であること(ここで、λは使用する中
心周波数における波長をいう。)が好ましい。
電極114の幅W12、開放端側共振用電極134の幅
W32、短絡端側共振用電極112の幅W11および短
絡端側共振用電極132の幅W31が広いブロードサイ
ドストリップライン構造を採っているが、こららの幅W
12、W32、W11、W31は、誘電体10の幅W1
0の40%乃至80%が好ましい。または、λ/32乃
至λ/4の範囲内であること(ここで、λは使用する中
心周波数における波長をいう。)が好ましい。
【0075】共振用電極110の短絡端側共振用電極1
12は誘電体10の左右の幅方向において左側にずらし
て配置されており、共振用電極130の短絡端側共振用
電極132は誘電体10の幅方向において右側にずらし
て配置されており、両者は幅方向において左右にずれて
配置(すなわち、オフセットブロードサイドカップルド
ストリップライン構造を採っている。)されている。
12は誘電体10の左右の幅方向において左側にずらし
て配置されており、共振用電極130の短絡端側共振用
電極132は誘電体10の幅方向において右側にずらし
て配置されており、両者は幅方向において左右にずれて
配置(すなわち、オフセットブロードサイドカップルド
ストリップライン構造を採っている。)されている。
【0076】共振用電極110の開放端側共振用電極1
14は誘電体10の中央部に配置されており、共振用電
極130の開放端側共振用電極134は誘電体10の中
央部に配置されており、両者は誘電体10の上側から見
た場合に重なり合って配置(すなわち、ブロードサイド
カップルドストリップライン構造を採っている。)され
ている。
14は誘電体10の中央部に配置されており、共振用電
極130の開放端側共振用電極134は誘電体10の中
央部に配置されており、両者は誘電体10の上側から見
た場合に重なり合って配置(すなわち、ブロードサイド
カップルドストリップライン構造を採っている。)され
ている。
【0077】本実施の形態のように、開放端側共振用電
極114と開放端側共振用電極134との重なり面積
を、短絡端側共振用電極112と短絡端側共振用電極1
32の重なり面積よりも大きくすることで、ノッチ(減
衰極)が存在するようになり、その分通過帯域幅が狭く
なり優れた特性が得られる。
極114と開放端側共振用電極134との重なり面積
を、短絡端側共振用電極112と短絡端側共振用電極1
32の重なり面積よりも大きくすることで、ノッチ(減
衰極)が存在するようになり、その分通過帯域幅が狭く
なり優れた特性が得られる。
【0078】容量形成用内部電極82は、誘電体層10
12を間に挟んで、共振用電極110の開放端側共振用
電極114と所定の面積で重なっており、容量形成用内
部電極82と開放端側共振用電極114との間には、容
量C1が形成される。
12を間に挟んで、共振用電極110の開放端側共振用
電極114と所定の面積で重なっており、容量形成用内
部電極82と開放端側共振用電極114との間には、容
量C1が形成される。
【0079】容量形成用内部電極84は、誘電体101
4を間に挟んで、共振用電極130の開放端側共振用電
極134と所定の面積で重なっており、容量形成用内部
電極84と開放端側共振用電極134との間には、容量
C2が形成される。
4を間に挟んで、共振用電極130の開放端側共振用電
極134と所定の面積で重なっており、容量形成用内部
電極84と開放端側共振用電極134との間には、容量
C2が形成される。
【0080】なお、共振用電極110と130とは誘電
体10の左右の幅方向の中心線に対し互いに線対称とな
るよう形成されている。
体10の左右の幅方向の中心線に対し互いに線対称とな
るよう形成されている。
【0081】本実施の形態では、容量形成用内部電極8
2と開放端側共振用電極114との間に形成される容量
C1および容量形成用内部電極84と開放端側共振用電
極134との間に形成される容量C2を変化させること
よりフィルタの中心周波数を容易に変えることができ、
積層型ストリップラインフィルタ100の外形を変えず
とも種々の周波数特性のフィルタが得られる。その結
果、同一サイズで異なる周波数のフィルタを提供するこ
とが可能となってサイズの標準化ができる。その結果、
実装上の設計変更なしで新規の周波数に対応できるよう
になる。なお、容量C1は、容量形成用内部電極82と
開放端側共振用電極114との間の距離および重なり量
を変えることによって容易に変えることができ、容量C
2は、容量形成用内部電極84と開放端側共振用電極1
34との間の距離および重なり量を変えることによって
容易に変えることができる。
2と開放端側共振用電極114との間に形成される容量
C1および容量形成用内部電極84と開放端側共振用電
極134との間に形成される容量C2を変化させること
よりフィルタの中心周波数を容易に変えることができ、
積層型ストリップラインフィルタ100の外形を変えず
とも種々の周波数特性のフィルタが得られる。その結
果、同一サイズで異なる周波数のフィルタを提供するこ
とが可能となってサイズの標準化ができる。その結果、
実装上の設計変更なしで新規の周波数に対応できるよう
になる。なお、容量C1は、容量形成用内部電極82と
開放端側共振用電極114との間の距離および重なり量
を変えることによって容易に変えることができ、容量C
2は、容量形成用内部電極84と開放端側共振用電極1
34との間の距離および重なり量を変えることによって
容易に変えることができる。
【0082】なお、容量形成用内部電極82、84のよ
うな容量形成用内部電極は共振用電極110、130間
には設けないことが好ましい。もし、共振用電極11
0、130間に設けると、共振用電極110、130間
の結合が大きく変化してしまい、通過帯域内でスプリア
スが発生する等、所望の特性が得られなくなってしま
う。
うな容量形成用内部電極は共振用電極110、130間
には設けないことが好ましい。もし、共振用電極11
0、130間に設けると、共振用電極110、130間
の結合が大きく変化してしまい、通過帯域内でスプリア
スが発生する等、所望の特性が得られなくなってしま
う。
【0083】本実施の形態では、容量形成用内部電極8
2と開放端側共振用電極114との間に形成される容量
C1および容量形成用内部電極84と開放端側共振用電
極134との間に形成される容量C2を別とすれば、開
放端側共振用電極114の幅W12および開放端側共振
用電極134の幅W32(W12=W32)、短絡端側
共振用電極112の幅W11および短絡端側共振用電極
132の幅W31(W11=W31)、開放端側オフセ
ット長、短絡端側オフセット長、開放端側共振用電極長
L12、L32(L12=L32)、短絡端側共振用電
極長L11、L31(L11=L31)、開放端側共振
用電極積層方向間隔ならびに短絡端側共振用電極積層方
向間隔の8つのパラメータで設計することができ、フィ
ルタ特性の設計がより容易となるとともに、設計の幅が
広がり、さまざまな仕様に柔軟に対応できるようにな
る。
2と開放端側共振用電極114との間に形成される容量
C1および容量形成用内部電極84と開放端側共振用電
極134との間に形成される容量C2を別とすれば、開
放端側共振用電極114の幅W12および開放端側共振
用電極134の幅W32(W12=W32)、短絡端側
共振用電極112の幅W11および短絡端側共振用電極
132の幅W31(W11=W31)、開放端側オフセ
ット長、短絡端側オフセット長、開放端側共振用電極長
L12、L32(L12=L32)、短絡端側共振用電
極長L11、L31(L11=L31)、開放端側共振
用電極積層方向間隔ならびに短絡端側共振用電極積層方
向間隔の8つのパラメータで設計することができ、フィ
ルタ特性の設計がより容易となるとともに、設計の幅が
広がり、さまざまな仕様に柔軟に対応できるようにな
る。
【0084】また、上記内部グラウンド電極120、1
70は、誘電体10の内部に一体焼成で設けられている
ので、誘電体層1010、1016によってそれぞれ保
護されており、機械的衝撃等によって内部グラウンド電
極120、170の一部が剥離等してフィルタ特性に悪
影響を及ぼすことが防止されている。また、上記のよう
に一体焼成で形成されるので、内部グラウンド電極12
0、170を誘電体10の内部に形成するのは容易であ
る。
70は、誘電体10の内部に一体焼成で設けられている
ので、誘電体層1010、1016によってそれぞれ保
護されており、機械的衝撃等によって内部グラウンド電
極120、170の一部が剥離等してフィルタ特性に悪
影響を及ぼすことが防止されている。また、上記のよう
に一体焼成で形成されるので、内部グラウンド電極12
0、170を誘電体10の内部に形成するのは容易であ
る。
【0085】なお、上記一実施の形態では、最も好まし
い形態として、容量形成用内部電極82、84を備える
ものとしたが、本発明はこのような容量形成用内部電極
を備えないフィルタにも適用できる。この場合には、開
放端側共振用電極114と外部グランド側面電極51と
の間の容量および開放端側共振用電極134と外部グラ
ンド側面電極51との間の容量によってフィルタの中心
周波数が変動しやすくなるが、本発明のように、内部グ
ラウンド電極220、230、その中でも特に、解放端
側端部118、138と対向して設けられる副内部グラ
ウンド電極224、234を設けることにより、印刷ズ
レ、カットズレ、積層ズレが生じても、開放端側共振用
電極114と外部グランド側面電極51との間の容量お
よび開放端側共振用電極134と外部グランド側面電極
51との間の容量にはほとんど影響がなく、中心周波数
もほとんどずれることがなくなる。
い形態として、容量形成用内部電極82、84を備える
ものとしたが、本発明はこのような容量形成用内部電極
を備えないフィルタにも適用できる。この場合には、開
放端側共振用電極114と外部グランド側面電極51と
の間の容量および開放端側共振用電極134と外部グラ
ンド側面電極51との間の容量によってフィルタの中心
周波数が変動しやすくなるが、本発明のように、内部グ
ラウンド電極220、230、その中でも特に、解放端
側端部118、138と対向して設けられる副内部グラ
ウンド電極224、234を設けることにより、印刷ズ
レ、カットズレ、積層ズレが生じても、開放端側共振用
電極114と外部グランド側面電極51との間の容量お
よび開放端側共振用電極134と外部グランド側面電極
51との間の容量にはほとんど影響がなく、中心周波数
もほとんどずれることがなくなる。
【0086】また、上記一実施の形態では、最も好まし
い形態として、電極パターンが印刷された生シートを積
層したものをカットしたが、本発明を利用すれば、素子
のカットは、生シート状態におけるカットでも焼成後カ
ットでもよくなる。従って、例えば、生シートをまず切
断してその後積層してもよく、また、生シートを積層し
たものを焼成して、その後切断してもよくなる。
い形態として、電極パターンが印刷された生シートを積
層したものをカットしたが、本発明を利用すれば、素子
のカットは、生シート状態におけるカットでも焼成後カ
ットでもよくなる。従って、例えば、生シートをまず切
断してその後積層してもよく、また、生シートを積層し
たものを焼成して、その後切断してもよくなる。
【0087】また、上記一実施の形態の積層型ストリッ
プラインフィルタ100は、より好ましい製造方法とし
て一体焼成で作製したが、本発明は誘電体ブロックを張
り合わせた構造のストリップラインフィルタにも適用で
きる。この場合においても、素子のカットは張り合わせ
前後のいずれにおいても行うことができる。
プラインフィルタ100は、より好ましい製造方法とし
て一体焼成で作製したが、本発明は誘電体ブロックを張
り合わせた構造のストリップラインフィルタにも適用で
きる。この場合においても、素子のカットは張り合わせ
前後のいずれにおいても行うことができる。
【0088】また、上記一実施の形態では、最も好まし
い形態として、積層型ストリップラインフィルタ構造の
ものとしたが、本発明は上述のように、グラウンド電極
による電磁気的境界面を素子そのものの内部に意識的に
作るものであるので、単板タイプの共振用電極等の分布
定数回路が露出しているものにも適用でき、その応用範
囲は広い。
い形態として、積層型ストリップラインフィルタ構造の
ものとしたが、本発明は上述のように、グラウンド電極
による電磁気的境界面を素子そのものの内部に意識的に
作るものであるので、単板タイプの共振用電極等の分布
定数回路が露出しているものにも適用でき、その応用範
囲は広い。
【0089】なお、上記一実施の形態においては、最も
好ましい形態として、共振用電極110、130を短絡
端側がオフセットブロードサイドカップルドストリップ
ライン構造を持ち、開放端側がブロードサイドカップル
ドストリップライン構造を持つものとしたが、共振用電
極110、130を開放端側がオフセットブロードサイ
ドカップルドストリップライン構造を持ち、短絡端側が
ブロードサイドカップルドストリップライン構造を持つ
構造のものとしたストリップラインフィルタにも好まし
く適用でき、開放端側、短絡端側の両方が平面図的に見
て重なり、開放端側、短絡端側の両方がブロードサイド
カップルドストリップライン構造を持つストリップライ
ンフィルタにも好ましく適用できる。さらに本発明はこ
れらのブロードサイドストリップライン構造以外の種々
の構造の共振用電極を持つストリップラインフィルタに
も適用できる。
好ましい形態として、共振用電極110、130を短絡
端側がオフセットブロードサイドカップルドストリップ
ライン構造を持ち、開放端側がブロードサイドカップル
ドストリップライン構造を持つものとしたが、共振用電
極110、130を開放端側がオフセットブロードサイ
ドカップルドストリップライン構造を持ち、短絡端側が
ブロードサイドカップルドストリップライン構造を持つ
構造のものとしたストリップラインフィルタにも好まし
く適用でき、開放端側、短絡端側の両方が平面図的に見
て重なり、開放端側、短絡端側の両方がブロードサイド
カップルドストリップライン構造を持つストリップライ
ンフィルタにも好ましく適用できる。さらに本発明はこ
れらのブロードサイドストリップライン構造以外の種々
の構造の共振用電極を持つストリップラインフィルタに
も適用できる。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば、積層型ストリップライ
ンフィルタ等の誘電体フィルタを高歩留率で製作し、低
コストでの提供が可能となる。さらに積層型ストリップ
ラインフィルタ等の誘電体フィルタを使用する移動体通
信機器の低コスト化にも貢献できる。
ンフィルタ等の誘電体フィルタを高歩留率で製作し、低
コストでの提供が可能となる。さらに積層型ストリップ
ラインフィルタ等の誘電体フィルタを使用する移動体通
信機器の低コスト化にも貢献できる。
【図1】本発明の一実施の形態および比較のための積層
型ストリップラインフィルタを説明するための斜視図で
ある。
型ストリップラインフィルタを説明するための斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施の形態の積層型ストリップライ
ンフィルタを説明するための分解斜視図である。
ンフィルタを説明するための分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態の積層型ストリップライ
ンフィルタの共振用電極および入出力取出電極のスクリ
ーン製版パターンを説明するための平面図である。
ンフィルタの共振用電極および入出力取出電極のスクリ
ーン製版パターンを説明するための平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態の積層型ストリップライ
ンフィルタの容量形成用内部電極のスクリーン製版パタ
ーンを説明するための平面図である。
ンフィルタの容量形成用内部電極のスクリーン製版パタ
ーンを説明するための平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態および比較のための積層
型ストリップラインフィルタの内部グラウンド電極のス
クリーン製版パターンを説明するための平面図である。
型ストリップラインフィルタの内部グラウンド電極のス
クリーン製版パターンを説明するための平面図である。
【図6】比較のための積層型ストリップラインフィルタ
を説明するための分解斜視図である。
を説明するための分解斜視図である。
【図7】比較のための積層型ストリップラインフィルタ
の共振用電極および入出力取出電極のスクリーン製版パ
ターンを説明するための平面図である。
の共振用電極および入出力取出電極のスクリーン製版パ
ターンを説明するための平面図である。
【図8】比較のための積層型ストリップラインフィルタ
の容量形成用内部電極のスクリーン製版パターンを説明
するための平面図である。
の容量形成用内部電極のスクリーン製版パターンを説明
するための平面図である。
【図9】本発明の一実施の形態の積層型ストリップライ
ンフィルタの共振用電極、入出力取出電極、容量形成用
内部電極および内部グラウンド電極の配置関係を説明す
るための横断面図である。
ンフィルタの共振用電極、入出力取出電極、容量形成用
内部電極および内部グラウンド電極の配置関係を説明す
るための横断面図である。
【図10】比較のための積層型ストリップラインフィル
タの共振用電極、入出力取出電極および容量形成用内部
電極の配置関係を説明するための横断面図である。
タの共振用電極、入出力取出電極および容量形成用内部
電極の配置関係を説明するための横断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態の積層型ストリップラ
インフィルタのフィルタ特性と、比較のための積層型ス
トリップラインフィルタのフィルタ特性を示す図であ
る。
インフィルタのフィルタ特性と、比較のための積層型ス
トリップラインフィルタのフィルタ特性を示す図であ
る。
10…誘電体 1010〜1016…誘電体層 30、40…入出力用端子電極 31、33、41、43……入出力用折り返し端子電極 32、42…入出力用側面端子電極 50、60…外部グラウンド電極 52〜55、62〜65…外部グラウンド折り返し電極 51、61…外部グラウンド側面電極 82、84…容量形成用内部電極 100、200…積層型ストリップラインフィルタ 110、130…共振用電極 112、132…短絡端側共振用電極 114、134…開放端側共振用電極 115、135…入出力取出電極 120、170…内部グラウンド電極 210、220、230、240…内部グラウンド電極 212、214、216、218、222、223、2
24、228、232、234、236、238、24
2、244、246、248…副内部グラウンド電極 310、320、330、410、420…生シート 312、322、332…内部グラウンド電極 314、324、334、414、424…カット用基
準線 316、326、336、416、426…ストリップ
ラインフィルタ一個分の領域 318、328…設計上の外周 510、520、530、610、620…スクリーン
製版パターン
24、228、232、234、236、238、24
2、244、246、248…副内部グラウンド電極 310、320、330、410、420…生シート 312、322、332…内部グラウンド電極 314、324、334、414、424…カット用基
準線 316、326、336、416、426…ストリップ
ラインフィルタ一個分の領域 318、328…設計上の外周 510、520、530、610、620…スクリーン
製版パターン
Claims (12)
- 【請求項1】誘電体と、前記誘電体内または前記誘電体
上に設けられた平板状の第1の共振用電極と、第1のグ
ラウンド電極とを備える誘電体フィルタであって、前記
誘電体または前記誘電体の一部が前記第1の共振用電極
と前記第1のグラウンド電極との間に挟まれており、前
記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向
かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた
場合に前記第1の共振用電極のほぼ全体が前記第1のグ
ラウンド電極と重なって配置された誘電体フィルタにお
いて、 前記平板状の第1の共振用電極が含まれている第1の平
面とほぼ平行であって前記第1の平面とほぼ同じ高さの
第2の平面が前記誘電体の外面と交わる第1の交線近傍
における前記誘電体の内側に、第1の内部グラウンド電
極が設けられ、 前記第1の内部グラウンド電極が互いに対向する第1お
よび第2の副内部グラウンド電極を備え、 前記第1の共振用電極が、前記第1および第2の副内部
グラウンド電極間に配設され、前記第1の共振用電極の
一端が前記第1の副内部グラウンド電極と接続または対
向し、前記第1の共振用電極の他端が前記第2の副内部
グラウンド電極と接続または対向していることを特徴と
する誘電体フィルタ。 - 【請求項2】前記第1の共振用電極と前記第1のグラウ
ンド電極との間の前記誘電体内に第2の平板状の共振用
電極がさらに設けられ、 前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に
向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみ
た場合に前記第2の共振用電極のほぼ全体が前記第1の
グラウンド電極と重なって配置され、 前記平板状の第2の共振用電極が含まれている第3の平
面とほぼ平行であって前記第3の平面とほぼ同じ高さの
第4の平面が前記誘電体の外面と交わる第2の交線近傍
における前記誘電体の内側に、第2の内部グラウンド電
極が設けられ、 前記第2の内部グラウンド電極が互いに対向する第3お
よび第4の副内部グラウンド電極を備え、 前記第2の共振用電極が、前記第3および第4の副内部
グラウンド電極間に配設され、前記第2の共振用電極の
一端が前記第3の副内部グラウンド電極と接続または対
向し、前記共振用電極の他端が前記第4の副内部グラウ
ンド電極と接続または対向していることを特徴とする請
求項1記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項3】誘電体と、前記誘電体内または前記誘電体
上に設けられた平板状の第1の共振用電極と、第1のグ
ラウンド電極と、入出力用端子電極とを備える誘電体フ
ィルタであって、前記誘電体または前記誘電体の一部が
前記第1の共振用電極と前記第1のグラウンド電極との
間に挟まれており、前記第1の共振用電極から前記第1
のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィ
ルタを平面図的にみた場合に前記第1の共振用電極のほ
ぼ全体が前記第1のグラウンド電極と重なって配置され
た誘電体フィルタにおいて、 前記平板状の第1の共振用電極が含まれている第1の平
面とほぼ平行であって前記第1の平面とほぼ同じ高さの
第2の平面が前記誘電体の外面と交わる第1の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第1の内部グラウンド電極が
設けられ、 前記第1の共振用電極が、前記第1の内部グラウンド電
極に囲まれて配置され、 前記第1の共振用電極の一端が前記第1の内部グラウン
ド電極と接続または対向し、前記第1の共振用電極の他
端が前記第1の内部グラウンド電極と接続または対向し
ていることを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項4】前記第1の共振用電極と前記第1のグラウ
ンド電極との間の前記誘電体内に第2の平板状の共振用
電極がさらに設けられ、 前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に
向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみ
た場合に前記第2の共振用電極のほぼ全体が前記第1の
グラウンド電極と重なって配置され、 前記平板状の第2の共振用電極が含まれている第3の平
面とほぼ平行であって前記第3の平面とほぼ同じ高さの
第4の平面が前記誘電体の外面と交わる第2の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第2の内部グラウンド電極が
設けられ、 前記第2の共振用電極が、前記第2の内部グラウンド電
極に囲まれて配置され、 前記第2の共振用電極の一端が前記第2の内部グラウン
ド電極と接続または対向し、前記第2の共振用電極の他
端が前記第2の内部グラウンド電極と接続または対向し
ていることを特徴とする請求項3記載の誘電体フィル
タ。 - 【請求項5】前記誘電体フィルタが前記第1の共振用電
極を備える場合には、前記第1の共振用電極が片側短絡
型の共振用電極であり、 前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用電極
を備える場合には、前記第1および第2の共振用電極が
片側短絡型の共振用電極であり、 一端が接地された第1の容量形成用内部電極が前記誘電
体内または前記誘電体上に設けられ、 前記誘電体フィルタが前記第1の共振用電極を備える場
合には、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウン
ド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面
図的にみた場合に、前記第1の容量形成用内部電極の他
端側が前記第1の共振用電極の開放端側と重なり、 前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用電極
を備える場合には、前記第1の共振用電極から前記第1
のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィ
ルタを平面図的にみた場合に、前記第1の容量形成用内
部電極の他端側が前記第1または第2の共振用電極の開
放端側と重なり、 前記第1の容量形成用内部電極が含まれている第5の平
面とほぼ平行であって前記第5の平面とほぼ同じ高さの
第6の平面が前記誘電体の外面と交わる第3の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第3の内部グラウンド電極が
設けられ、 前記第1の容量形成用内部電極が、前記第3の内部グラ
ウンド電極に囲まれて配置され、 前記第1の容量形成用内部電極の前記一端が前記第3の
内部グラウンド電極と接続されていることを特徴とする
請求項1乃至4のいずれかに記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項6】前記第1および第2の共振用電極が片側短
絡型の共振用電極であり、 前記第1の共振用電極の短絡端が前記第1の内部グラウ
ンド電極と接続して設けられ、 前記第1の共振用電極の開放端が前記第1の内部グラウ
ンド電極と対向して設けられ、 前記第2の共振用電極の短絡端が前記第2の内部グラウ
ンド電極と接続して設けられ、 前記第2の共振用電極の開放端が前記第2の内部グラウ
ンド電極と対向して設けられ、 一端が接地された第1の容量形成用内部電極であって、
前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に
向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみ
た場合に、他端側が前記第1の共振用電極の開放端側と
重なる前記第1の容量形成用内部電極が前記第1の共振
用電極に対して前記第1のグラウンド電極と反対側の前
記誘電体内または前記誘電体上に設けられ、 前記第1の容量形成用内部電極が含まれている第5の平
面とほぼ平行であって前記第5の平面とほぼ同じ高さの
第6の平面が前記誘電体の外面と交わる第3の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第3の内部グラウンド電極が
設けられ、 前記第1の容量形成用内部電極が、前記第3の内部グラ
ウンド電極に囲まれて配置され、 前記第1の容量形成用内部電極の前記一端が前記第3の
内部グラウンド電極と接続され、 一端が接地された第2の容量形成用内部電極であって、
前記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に
向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみ
た場合に、他端側が前記第2の共振用電極の開放端側と
重なる前記第2の容量形成用内部電極が前記第2の共振
用電極と前記第1のグラウンド電極との間の前記誘電体
内に設けられ、 前記第2の容量形成用内部電極が含まれている第7の平
面とほぼ平行であって前記第7の平面とほぼ同じ高さの
第8の平面が前記誘電体の外面と交わる第4の交線近傍
における前記誘電体の内側に、前記入出力用端子電極が
設けられている領域およびその近傍を除いた前記誘電体
のほぼ全周囲にわたって、第4の内部グラウンド電極が
設けられ、 前記第2の容量形成用内部電極が、前記第4の内部グラ
ウンド電極に囲まれて配置され、 前記第1の容量形成用内部電極の前記一端が前記第4の
内部グラウンド電極と接続され、 一端が接地された他の容量形成用内部電極であって、前
記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向
かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた
場合に、他端側が前記第1および第2の共振用電極の少
なくとも一方の開放端側と重なる前記他の容量形成用内
部電極が、前記第1の共振用電極と前記第2の共振用電
極との間の前記誘電体内に設けられていないことを特徴
とする請求項2または4記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項7】前記誘電体がセラミックス誘電体であり、 前記誘電体フィルタが前記誘電体、前記第1の共振用電
極ならびに前記第1の内部グラウンド電極を備える場合
には、前記誘電体、前記第1の共振用電極ならびに前記
第1の内部グラウンド電極が同時焼成によって形成さ
れ、 前記誘電体フィルタが前記誘電体、前記第1および第2
の共振用電極ならびに前記第1および第2の内部グラウ
ンド電極を備える場合には、前記誘電体、前記第1およ
び第2の共振用電極ならびに前記第1および第2の内部
グラウンド電極が同時焼成によって形成され、 前記誘電体フィルタが前記誘電体、前記第1の共振用電
極、前記第1の内部グラウンド電極、前記第1の容量形
成用内部電極ならびに前記第3の内部グラウンド電極を
備える場合には、前記誘電体、前記第1の共振用電極、
前記第1の内部グラウンド電極、前記第1の容量形成用
内部電極ならびに前記第3の内部グラウンド電極が同時
焼成によって形成され、 前記誘電体フィルタが前記誘電体、前記第1および第2
の共振用電極、前記第1および第2の内部グラウンド電
極、前記第1の容量形成用内部電極ならびに前記第3の
内部グラウンド電極を備える場合には、前記誘電体、前
記第1および第2の共振用電極、前記第1および第2の
内部グラウンド電極、前記第1の容量形成用内部電極な
らびに前記第3の内部グラウンド電極が同時焼成によっ
て形成され、 前記誘電体フィルタが、前記誘電体、前記第1および第
2の共振用電極、前記第1および第2の内部グラウンド
電極、前記第1および第2の容量形成用内部電極ならび
に前記第3および第4の内部グラウンド電極を備える場
合には、前記誘電体、前記第1および第2の共振用電
極、前記第1および第2の内部グラウンド電極、前記第
1および第2の容量形成用内部電極ならびに前記第3お
よび第4の内部グラウンド電極が同時焼成によって形成
されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
に記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項8】前記誘電体フィルタが前記誘電体の前記外
面に設けられた外部グラウンド電極をさらに備え、 前記誘電体フィルタが前記第1の内部グラウンド電極を
備える場合には、前記第1の内部グラウンド電極が前記
外部グラウンド電極に前記第1の交線あるいはその近傍
で接続され、 前記誘電体フィルタが前記第1および第2の内部グラウ
ンド電極を備える場合には、前記第1および第2の内部
グラウンド電極が前記外部グラウンド電極に前記第1お
よび第2の交線あるいはそれらの近傍でそれぞれ接続さ
れ、 前記誘電体フィルタが前記第1および第3の内部グラウ
ンド電極を備える場合には、前記第1および第3の内部
グラウンド電極が前記外部グラウンド電極に前記第1お
よび第3の交線あるいはそれらの近傍でそれぞれ接続さ
れ、 前記誘電体フィルタが前記第1乃至第3の内部グラウン
ド電極を備える場合には、前記第1乃至第3の内部グラ
ウンド電極が前記外部グラウンド電極に前記第1乃至第
3の交線あるいはそれらの近傍でそれぞれ接続され、 前記誘電体フィルタが前記第1乃至第4の内部グラウン
ド電極を備える場合には、前記第1乃至第4の内部グラ
ウンド電極が前記外部グラウンド電極に前記第1乃至第
4の交線あるいはそれらの近傍でそれぞれ接続されてい
ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の
誘電体フィルタ。 - 【請求項9】前記誘電体フィルタが第2のグラウンド電
極をさらに備え、 前記誘電体フィルタが前記第1の共振用電極を備える場
合には、前記第1の共振用電極が前記第1および第2の
グラウンド電極に挟まれて前記誘電体内に設けられ、前
記第1の共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向
かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた
場合に前記第1の共振用電極のほぼ全体が前記第1およ
び第2のグラウンド電極と重なって配置され、 前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用電極
を備える場合には、前記第1および第2の共振用電極が
前記第1および第2のグラウンド電極に挟まれて前記誘
電体内に設けられ、前記第1の共振用電極から前記第1
のグラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィ
ルタを平面図的にみた場合に前記第1および第2の共振
用電極のほぼ全体が前記第1および第2のグラウンド電
極と重なって配置され、 前記誘電体フィルタが前記第1の共振用電極および前記
第1の容量形成用内部電極を備える場合には、前記第1
の共振用電極および前記第1の容量形成用内部電極が前
記第1および第2のグラウンド電極に挟まれて前記誘電
体内に設けられ、前記第1の共振用電極から前記第1の
グラウンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィル
タを平面図的にみた場合に前記第1の共振用電極のほぼ
全体が前記第1および第2のグラウンド電極と重なって
配置され、 前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用電極
ならびに前記第1の容量形成用内部電極を備える場合に
は、前記第1および第2の共振用電極ならびに前記第1
の容量形成用内部電極が前記第1および第2のグラウン
ド電極に挟まれて前記誘電体内に設けられ、前記第1の
共振用電極から前記第1のグラウンド電極に向かう方向
に沿って前記誘電体フィルタを平面図的にみた場合に前
記第1および第2の共振用電極のほぼ全体が前記第1お
よび第2のグラウンド電極と重なって配置され、 前記誘電体フィルタが前記第1および第2の共振用電極
ならびに前記第1および第2の容量形成用内部電極を備
える場合には、前記第1および第2の共振用電極ならび
に前記第1および第2の容量形成用内部電極が前記第1
および第2のグラウンド電極に挟まれて前記誘電体内に
設けられ、前記第1の共振用電極から前記第1のグラウ
ンド電極に向かう方向に沿って前記誘電体フィルタを平
面図的にみた場合に前記第1および第2の共振用電極の
ほぼ全体が前記第1および第2のグラウンド電極と重な
って配置されていることを特徴とする請求項1乃至8の
いずれかに記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項10】第1の誘電体上または誘電体材料を含む
第1の生シート上に、複数の共振用電極と、前記複数の
共振用電極の各々の両端部側にそれぞれ配置された第1
および第2のグラウンド電極であって、前記複数の共振
用電極の各々の一端が接続または対向する前記第1のグ
ラウンド電極と、前記複数の共振用電極の各々の他端が
接続または対向する前記第2のグラウンド電極とを形成
する工程と、 その後、前記第1の誘電体、前記第1の生シート、前記
第1の生シートと他の生シートとの積層体、前記第1の
生シートを焼成した焼成体または前記積層体を焼成した
焼成積層体を、前記第1および第2のグラウンド電極に
沿って切断する工程と、 を備えることを特徴とする誘電体フィルタの製造方法。 - 【請求項11】第1の誘電体上または誘電体材料を含む
第1の生シート上に、複数の共振用電極と、前記複数の
共振用電極の各々を、入出力用端子電極が設けられる領
域およびその近傍を除いて、それぞれ実質的に取り囲む
第3のグラウンド電極とを形成する工程と、 その後、前記第1の誘電体、前記第1の生シート、前記
第1の生シートと他の生シートとの積層体、前記第1の
生シートを焼成した焼成体または前記積層体を焼成した
焼成積層体を、前記第3のグラウンド電極に沿って切断
する工程と、 を備えることを特徴とする誘電体フィルタの製造方法。 - 【請求項12】第1の誘電体上または誘電体材料を含む
第1の生シート上に、複数の共振用電極と、前記複数の
共振用電極の各々の両端部側にそれぞれ配置された第1
および第2のグラウンド電極であって、前記複数の共振
用電極の各々の一端が接続または対向する前記第1のグ
ラウンド電極と、前記複数の共振用電極の各々の他端が
接続または対向する前記第2のグラウンド電極とを形成
するか、または、 第1の誘電体上または誘電体材料を含む第1の生シート
上に、複数の共振用電極と、前記複数の共振用電極の各
々を、入出力用端子電極が設けられる領域およびその近
傍を除いて、それぞれ実質的に取り囲む第3のグラウン
ド電極とを形成する工程と、 第2の誘電体上または誘電体材料を含む第2の生シート
上に、複数の容量形成用内部電極と、前記複数の容量形
成用内部電極の各々を、入出力用端子電極が設けられる
領域およびその近傍を除いて、それぞれ実質的に取り囲
む第4のグラウンド電極であって、前記複数の容量形成
用内部電極の各々の一端がそれぞれ接続される前記第4
のグラウンド電極とを形成する工程と、 その後、前記第1の誘電体および前記第2の誘電体を積
層して、または前記第1の生シートと前記第2の生シー
トとを積層して、前記複数の共振用電極の各々から前記
複数の共振用電極の各々にそれぞれ対応する前記複数の
容量形成用内部電極の各々に向かう方向に沿って前記第
1の誘電体および前記第2の誘電体を積層した第1の積
層体、または前記第1の生シートと前記第2の生シート
とを積層した第2の積層体をみた場合に、前記複数の共
振用電極の各々の開放端側が前記複数の共振用電極の各
々にそれぞれ対応する前記複数の容量形成用内部電極の
各々の他端側と重なる状態にする工程と、 その後、前記第1の誘電体と前記第2の誘電体とを積層
あるいは前記第1の誘電体と前記第2の誘電体と他の誘
電体とを積層した誘電体積層体、前記第1の生シートと
前記第2の生シートとを積層あるいは前記第1の生シー
トと前記第2の生シートと他の生シートとを積層した生
シート積層体、または前記生シート積層体を焼成した焼
成積層体を、前記第1、第2および第4のグラウンド電
極に沿って切断または前記第3および第4のグラウンド
電極に沿って切断する工程と、 を備えることを特徴とする誘電体フィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29160097A JPH11112206A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 誘電体フィルタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29160097A JPH11112206A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 誘電体フィルタおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11112206A true JPH11112206A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17771052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29160097A Withdrawn JPH11112206A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 誘電体フィルタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11112206A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003273603A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-26 | Kyocera Corp | 積層ストリップラインフィルタ |
-
1997
- 1997-10-07 JP JP29160097A patent/JPH11112206A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003273603A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-26 | Kyocera Corp | 積層ストリップラインフィルタ |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |