JPH11113224A - 永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法 - Google Patents

永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法

Info

Publication number
JPH11113224A
JPH11113224A JP9283044A JP28304497A JPH11113224A JP H11113224 A JPH11113224 A JP H11113224A JP 9283044 A JP9283044 A JP 9283044A JP 28304497 A JP28304497 A JP 28304497A JP H11113224 A JPH11113224 A JP H11113224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
support ring
magnetizing
magnet support
eddy current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9283044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3671621B2 (ja
Inventor
Toru Kuwabara
徹 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP28304497A priority Critical patent/JP3671621B2/ja
Publication of JPH11113224A publication Critical patent/JPH11113224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3671621B2 publication Critical patent/JP3671621B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Dynamo-Electric Clutches, Dynamo-Electric Brakes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁石を磁石支持環に結合しかつ案内筒に組み
付けた後に着磁するようにした永久磁石式渦電流減速装
置の着磁方法を得る。 【解決手段】 磁性体からなる磁石支持環19の外周面
に着磁前の偶数個の磁石20を周方向等間隔に結合す
る。非磁性体からなりかつ磁石20と同数の強磁性板2
1を周方向等間隔に有する案内筒18の内部に、各磁石
20が各強磁性板21に全面的に重なるように磁石支持
環19を収容する。次いで、磁石20に対向する磁極5
3aを有する着磁装置50の内部へ案内筒18を配置す
る。着磁装置50の磁心53の電磁コイル52に直流電
流を流して磁石支持環19の外周側から磁石20に着磁
する。案内筒18の各強磁性板21に周方向に隣接する
2つの磁石20が部分的に重なるように磁石支持環19
を回動し、着磁装置50から案内筒18を引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大型貨物車両などに
搭載される永久磁石式渦電流減速装置、特に渦電流減速
装置の組立て後に永久磁石を磁石化する、永久磁石式渦
電流減速装置の着磁方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】永久磁石(以下これを単に磁石という)
を使用した渦電流減速装置では、磁性体からなる磁石支
持環(継鉄)の外周面に、偶数個(8〜24極)の磁石
を外面の磁極が周方向に交互に異なるように、接着剤、
取付金具(アルミニウム、ステンレス、合成樹脂などの
非磁性材)などにより取り付けられている。磁石を着磁
する時は、予め磁石を1個ずつ着磁するかまたは全部を
同時に着磁してから磁石支持環に取り付けるか、着磁し
てない全部の磁石(厳密には希土類金属などの磁石材)
を磁石支持環に接着剤、取付金具などにより取り付けて
から、数個ずつ着磁するかまたは全部を同時に着磁して
いた。
【0003】しかし、磁石を1個ずつ着磁するのでは手
間が掛かり、例えば全部で12個の磁石を、磁石支持環
の外周面に環状に並べて結合した後に、磁石支持環の外
周側から磁界を付与して同時に着磁するのでは、手間は
省けるものの、多数の強磁性板(ポールピース)を有す
る保護筒ないし案内筒の内部へ該磁石支持環を組み付け
る時、案内筒に対する磁石の強力な吸引力に抗するた
め、剛性の高い強固な組付治具を必要とし、作業者が指
などを怪我しないように細心の注意を要する。
【0004】なお、直流回転機のロータの着磁方法とし
て、特開平2-133100号公報に開示されるようなものがあ
るが、この方法を永久磁石式渦電流減速装置の磁石支持
環に適用しても上述の問題は解決できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
ような磁石支持環を案内筒へ組み付ける手間を省き、強
固な組付治具を不要とするために、磁石を磁石支持環に
結合しかつ案内筒に組み付けた後に着磁するようにした
永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は永久磁石を用いて渦電流による制動
力を発生させる渦電流減速装置において、磁性体からな
る磁石支持環の外周面に着磁前の偶数個の永久磁石を周
方向に所定の間隔を存して結合し、非磁性体からなる薄
肉の案内筒の内部に前記磁石支持環を収容した後、前記
案内筒を介し前記永久磁石に対向する磁極を有する着磁
装置の内部へ配置し、前記着磁装置の磁心の電磁コイル
に直流電流を流して前記磁石支持環の外周側から前記永
久磁石に極性が周方向に交互に異なるように着磁するこ
とを特徴とする。
【0007】また、上記課題を解決するために、本発明
の構成は永久磁石を用いて渦電流による制動力を発生さ
せる渦電流減速装置において、磁性体からなる磁石支持
環の外周面に着磁前の偶数個の永久磁石を周方向等間隔
に結合し、非磁性体からなりかつ前記永久磁石と同数の
強磁性板を周方向等間隔に有する案内筒の内部に前記磁
石支持環を収容し、前記案内筒の各強磁性板に前記磁石
支持環の各永久磁石が全面的に重なるように固定した
後、各強磁性板の外面に対向する磁極を有する着磁装置
により前記磁石支持環の外周側から前記永久磁石に極性
が周方向に交互に異なるように着磁することを特徴とす
る。
【0008】また、上記課題を解決するために、本発明
の構成は永久磁石を用いて渦電流による制動力を発生さ
せる渦電流減速装置において、磁性体からなる磁石支持
環の外周面に着磁前の4n(nは自然数)個の永久磁石
を周方向に所定の間隔を存して結合し、非磁性体からな
りかつ2n個の強磁性板を周方向等間隔に有する案内筒
の内部に前記磁石支持環を収容し、前記案内筒の各強磁
性板に前記磁石支持環の2個の永久磁石が全面的に重な
るように固定した後、各強磁性板の外面に対向する磁極
を有する着磁装置により前記磁石支持環の外周側から前
記永久磁石に極性が周方向に交互に異なるように着磁す
ることを特徴とする。
【0009】さらに、上記課題を解決するために、本発
明の構成は永久磁石を用いて渦電流による制動力を発生
させる渦電流減速装置において、磁性体からなる複数の
磁石支持環の外周面にそれぞれ着磁前の偶数個の永久磁
石を周方向等間隔に結合し、非磁性体からなりかつ前記
永久磁石と同数の強磁性板を周方向等間隔に有する案内
筒の内部に前記複数の磁石支持環を収容し、前記複数の
磁石支持環の各永久磁石が軸方向に並びかつ前記案内筒
の各強磁性板に全面的に重なるように固定した後、各強
磁性板の外面に対向する磁極を有する着磁装置により前
記複数の磁石支持環の外周側から前記永久磁石に極性が
周方向に交互に異なるように着磁することを特徴とす
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では磁石を着磁する前に、
磁石を磁石支持環に結合したうえ案内筒の内部へ組み込
み、次いで着磁装置の内部へ配置する。強磁性板のない
非磁性体の薄板からなる案内筒の場合は、着磁装置の各
磁極を案内筒の外側から各磁石へ対向させ、各磁極の電
磁コイルに直流電流を流して着磁する。
【0011】多数の強磁性板を有する案内筒の場合は、
予め各強磁性板に磁石支持環の各磁石が全面的に重なる
ように固定してから、着磁装置の内部へ配置する。着磁
装置の各磁極を案内筒の外側から強磁性板へ対向させ、
各磁心の電磁コイルに直流電流を流して着磁する。多数
の強磁性板を有する案内筒の内部に2つ以上の磁石支持
環が配設される場合は、各強磁性板に各磁石支持環の磁
石が全面的に重なるように固定し、当該磁石が全部同極
性となるように着磁する。上述の案内筒に収容した磁石
支持環について、全部の磁石をまとめて同時に着磁して
も、幾つかの磁石を数回に分けて順次着磁してもよい。
【0012】磁石支持環の磁石に着磁した後には、周方
向に隣接する2つの磁石が案内筒の各強磁性板に部分的
に重なるように磁石支持環を回動し、着磁装置から案内
筒を引き出す。
【0013】
【実施例】図2は本発明が適用される永久磁石式渦電流
減速装置の上半分を示す正面断面図、図3は同側面断面
図である。本発明に係る永久磁石式渦電流減速装置は、
電気導体からなる制動ドラム13を回転軸4に結合され
る。このため、車両用変速機の歯車箱2の端壁に軸受3
により支持されかつ端壁から突出する出力回転軸4に、
スプライン孔5aを有する取付フランジ5が嵌合され、
かつ抜け出ないようにナツト6により締結される。取付
フランジ5に駐車ブレーキの制動ドラム7の端壁と、渦
電流減速装置の制動ドラム13のボス部9と一体のフラ
ンジ部9aとが重ね合され、複数のボルト10とナツト
10aにより締結される。
【0014】制動ドラム13は鉄などの透磁率の大なる
材料からなり、基端部をボス部9から放射方向へ延びる
多数の支持腕(スポーク)12に結合される。制動ドラ
ム13の外周壁には周方向等間隔に、多数の放熱フイン
13aが備えられる。
【0015】制動ドラム13の内部に、断面箱形の内空
部15を有する案内筒18が同軸に配設される。非磁性
体からなる不動の案内筒18は、歯車箱2の突壁2aに
外嵌固定した枠板31に、軸方向のボルト32と径方向
のボルト32aにより固定される。案内筒18は外周壁
部18aと内周壁部18bとの両端に環状の端壁板を結
合して構成してもよいが、図示の案内筒18は鉄などの
磁性体からなる左半部の断面コ字形をなす筒部分と、ア
ルミニウムなどの非磁性体からなる右半部の断面逆L字
形をなす筒部分とを、多数のボルト14により結合して
構成される。
【0016】制動ドラム13の内周面と対向する案内筒
18の外周壁部18aに、周方向等間隔に多数の開口が
設けられ、各開口に強磁性板(ポールピース)21が嵌
合固定される。実際には、強磁性板21は外周壁部18
aをアルミニウムから鋳造する際に鋳ぐるまれる。
【0017】補強リブ31aを有する枠板31に、周方
向等間隔に複数のアクチユエータ(図示せず)が支持さ
れる。アクチユエータはシリンダにピストンを嵌合して
1対の流体圧室を区画し、ピストンから案内筒18の内
空部15へ突出するロツド17の端部に磁石支持環19
を結合される。磁石支持環19は案内筒18の内空部1
5に軸方向移動可能に支持される。磁石支持環19の外
周壁に、偶数個または4n個(nは自然数)の強磁性板
21にそれぞれ対向する磁石20が、極性が周方向に交
互に異なるように結合される。
【0018】制動時、磁石支持環19は図2,3に示す
ように、アクチユエータのロツド17により制動ドラム
13の内部へ突出される。回転する制動ドラム13が磁
石20から強磁性板21を経て制動ドラム13の内周面
へ及ぶ磁界を横切る時、制動ドラム13に渦電流が発生
し、制動ドラム13に制動トルクを及ぼす。この時、図
3に示すように、磁石支持環19と制動ドラム13との
間に磁気回路40が形成される。制動ドラム13は渦電
流により発熱し、直接または放熱フイン13aを介して
外気により冷却される。
【0019】非制動時、アクチユエータにより磁石支持
環19を図2の左方へ移動し、制動ドラム13から引退
させれば、磁石20は制動ドラム13へ磁界を及ぼさな
くなり、制動ドラム13は制動トルクを発生しない。上
述のように、渦電流減速装置は磁石20と制動ドラム1
3の相対回転により発生する渦電流に基づく制動力を発
生する。
【0020】図1に示すように、本発明は上述したよう
な永久磁石式渦電流減速装置において、着磁する前の磁
石20(厳密には磁石材というべきもの)を磁石支持環
19に取付金具54により結合してから、案内筒18の
内空部15へ収容する。このため、予め磁石支持環19
を案内筒18の内周壁部18bへ嵌装してから、内周壁
部18bを外周壁部18aに多数のボルト14(図2)
により結合する。各磁石20は断面台形をなすものであ
り、偶数個の磁石20を磁石支持環19の外周面に周方
向等間隔に並べたうえ、磁石相互間に断面逆台形の非磁
性体からなる取付金具54を介装し、かつ各取付金具5
4を貫通する複数のボルト55を磁石支持環19へ締結
する。上述のようにして着磁前の磁石20を結合した磁
石支持環19を案内筒18の内部へ、各磁石20が各強
磁性板21に全面的に重なるように収容し、次いで、案
内筒18を着磁装置50の内部へ配置する。
【0021】着磁装置50は磁性体からなる円筒形の継
鉄51の内周壁に、多数の磁心53(磁石20と同数)
を周方向等間隔に配設し、各磁心53に電磁コイル52
を巻装してなる。各磁心53は継鉄51の中心へ延び
る、断面長方形のものであり、各磁心53の先端つまり
磁極53aの端面の周方向寸法と軸方向寸法は、強磁性
板21と同寸に形成される。
【0022】案内筒18は各強磁性板21が着磁装置5
0の各磁極53aに重なるように配置され、また各磁石
20が各強磁性板21に重なるように位置決めされる。
次いで、周方向に相隣接する電磁コイル52に互いに逆
方向の直流電流を流すと、図1に矢印yで示すように磁
気回路が発生する。すなわち、着磁用磁極53aから、
強磁性板21、磁石20、磁石支持環19、隣りの磁石
20、強磁性板21、磁心53、継鉄51、隣りの磁心
53へと磁気回路yが生じ、磁石20が着磁される。次
いで、各電磁コイル52への通電を停止し、案内筒18
に対して磁石支持環19を磁石20の配列ピツチの半分
だけ回動すると、周方向に隣接する1対の磁石20が共
通の強磁性板21に部分的に重なることになる。着磁さ
れた磁石20が磁極53aに及ぼす吸引力が弱くなり、
案内筒18を着磁装置50から簡単に引き出すことがで
き、強磁性板21により案内筒18の引き出し後の反磁
界の発生が抑えられ、磁石20は減磁を生じない。上述
の実施例において、全部の磁石20をまとめて着磁する
代りに、幾つかの磁石20を数回に分けて着磁してもよ
い。
【0023】多数の強磁性板21を有する案内筒18の
内部に2つ以上の磁石支持環19,19aが配設される
場合は、各強磁性板21に各磁石支持環19,19aの
磁石20,20aを全面的に重ね合せ、当該磁石20,
20aを全部同極性に着磁する。すなわち、図4,5に
示すように、断面箱形の内空部15を有する案内筒18
の外周壁部18aに周方向等間隔に偶数個(2n個、n
は自然数)の強磁性板21が結合される一方、内周壁部
18bには軸受22aにより磁石支持環19aが回動可
能に支持され、磁石支持環19aの左半部の薄肉円筒部
19bに軸受22により磁石支持環19が回動可能に支
持される。磁石支持環19aは薄肉円筒部19bから案
内筒18の左端壁のスリツト28を経て外方へ突出され
る腕26を、アクチユエータ24のピストンロツド25
に連結される。同様に、磁石支持環19も案内筒18の
左端壁のスリツトを経て外方へ突出される腕を、別のア
クチユエータのピストンロツドに連結される。アクチユ
エータ24はシリンダ27にピストンを嵌挿してなり、
ピストンからピストンロツド25が外部へ突出される。
【0024】図5に示すように、磁石支持環19の外周
面には各強磁性板21に2個ずつ対向するように、4n
個の磁石20が所定間隔を存して結合される。磁石支持
環19aの外周面にも各強磁性板21に2個ずつ対向す
るように、4n個の磁石20aが所定間隔を存して結合
される。
【0025】各磁石20,20aを着磁させるには、図
4に示すように、予め着磁してない磁石20,20aを
各磁石支持環19,19aに結合し、かつ案内筒18へ
それぞれ回動可能に収容し、それぞれ2つの磁石20,
20aが全面的に各強磁性板21に対向するように位置
決めする。次いで、案内筒18を着磁装置50の内部
へ、強磁性板21が磁極53aに全面的に対向するよう
に配置する。磁心53に巻装した電磁コイル52に、相
隣接する磁心53を通る磁界の方向が互いに逆になるよ
うに直流電流を流すと、図1に示す実施例と同様に各強
磁性板21に対向する4つの磁石20,20aが同極に
着磁される。
【0026】次いで、電磁コイル52への通電を停止
し、各磁石支持環19,19aを磁石20,20aの配
列ピツチ分だけ回動すると、図5に示すように、各強磁
性板21に対向して周方向に並ぶ磁石20,20aの極
性が互いに逆になり、各強磁性板21と各磁石支持環1
9,19aとの間に短絡的磁気回路40aが生じ、磁石
20,20aが磁極53aに及ぼす吸引力が小さくな
り、案内筒18を着磁装置50から容易に引き出すこと
ができる。
【0027】図5は実際には制動ドラム13の内部に案
内筒18が配設された渦電流式減速装置を示す。図示の
非制動状態では、各強磁性板21と磁石支持環19,1
9aとの間に短絡的磁気回路40aが生じ、制動ドラム
13に制動力を及ぼさない。磁石支持環19,19aを
磁石20,20aの配列ピツチ分だけ回動すると、各強
磁性板21に対向する4個の磁石20,20aの極性が
同じになり、磁石20,20aの磁界が強磁性板21を
透過して回転する制動ドラム13に作用し、渦電流に基
づく制動力を制動ドラム13に及ぼす。この時、4個の
磁石20,20aが図3に示す磁石20と同じ働きを
し、磁石支持環19,19aと制動ドラム13との間に
磁気回路が形成される。
【0028】なお、本発明は上述の各実施例に限定され
るものではなく、特願平7-336180号に開示されるよう
な、強磁性板のない非磁性体からなる薄肉の案内筒の内
部へ磁石支持環を収容してなる永久磁石式渦電流減速装
置にも適用できる。この場合は、着磁装置の各磁極を薄
肉の案内筒の外周側から磁石支持環の各磁石へ対向さ
せ、各磁心の電磁コイルに直流電流を流して着磁する。
着磁した後に着磁装置から案内筒を取り出すには、着磁
装置から磁性体の筒体の内部へ案内筒を軸方向に移動す
る。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、永久磁石を用い
て渦電流による制動力を発生させる渦電流減速装置にお
いて、磁性体からなる1個または複数個の磁石支持環の
外周面に着磁前の偶数個または4n個の永久磁石を周方
向に所定の間隔を存して結合し、非磁性体からなる薄肉
の案内筒の内部に前記磁石支持環を収容した後、前記案
内筒を介して前記磁石に対向する磁極を有する着磁装置
の内部へ配置し、前記着磁装置の磁心の電磁コイルに直
流電流を流して前記磁石支持環の外周側から前記永久磁
石に、極性が周方向に1個または2個ずつ交互に異なる
ように着磁するようにしたから次のような効果が得られ
る。
【0030】案内筒に対する磁石支持環の組付性が向上
し、磁石支持環の組付けに当り作業者が指や手を傷つけ
る心配がない。
【0031】磁石支持環の磁石に着磁した後には、周方
向に隣接する2つの磁石が案内筒の強磁性板に部分的に
重なる位置へ磁石支持環を回動すれば、磁石が着磁装置
へ及ぼす吸引力が弱くなり、案内筒を着磁装置から容易
に引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る往復動型永久磁石式渦電流減速装
置の着磁方法を示す正面断面図である。
【図2】同渦電流式減速装置の側面断面図である。
【図3】同渦電流式減速装置の制動時の正面断面図であ
る。
【図4】本発明に係る回動型永久磁石式渦電流減速装置
の着磁方法を示す側面断面図である。
【図5】同渦電流式減速装置の非制動時の正面断面図で
ある。
【符号の説明】
4:回転軸 9:ボス部 9a:フランジ部 12:支
持腕 13:制動ドラム 13a:放熱フイン 14:ボルト 15:内空部 1
7:ロツド 18:案内筒 18a:外周壁部 18
b:内周壁部 19,19a:磁石支持筒 19b:薄
肉円筒部 20,20a:永久磁石 21:強磁性板
22,22a:軸受 24:アクチユエータ 25:ロ
ツド 26:腕 27:シリンダ 28:スリツト 3
1:枠板 40,40a:磁気回路 50:着磁装置
51:継鉄 52:電磁コイル 53:磁心 53a:磁極 54:
取付金具 55:ボルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石を用いて渦電流による制動力を発
    生させる渦電流減速装置において、磁性体からなる磁石
    支持環の外周面に着磁前の永久磁石を周方向に所定の間
    隔を存して結合し、案内筒の内部に前記磁石支持環を収
    容した後、前記案内筒を介して前記永久磁石に対向する
    磁極を有する着磁装置の内部へ前記案内筒を配置し、前
    記着磁装置の磁心の電磁コイルに直流電流を流して前記
    磁石支持環の外周側から前記永久磁石に着磁することを
    特徴とする、永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法。
  2. 【請求項2】永久磁石を用いて渦電流による制動力を発
    生させる渦電流減速装置において、磁性体からなる磁石
    支持環の外周面に着磁前の偶数個の永久磁石を周方向に
    所定の間隔を存して結合し、非磁性体からなる薄肉の案
    内筒の内部に前記磁石支持環を収容した後、前記案内筒
    を介して前記永久磁石に対向する磁極を有する着磁装置
    の内部へ前記案内筒を配置し、前記着磁装置の磁心の電
    磁コイルに直流電流を流して前記磁石支持環の外周側か
    ら前記永久磁石に極性が周方向に交互に異なるように着
    磁することを特徴とする、永久磁石式渦電流減速装置の
    着磁方法。
  3. 【請求項3】永久磁石を用いて渦電流による制動力を発
    生させる渦電流減速装置において、磁性体からなる磁石
    支持環の外周面に着磁前の偶数個の永久磁石を周方向等
    間隔に結合し、非磁性体からなりかつ前記永久磁石と同
    数の強磁性板を周方向等間隔に有する案内筒の内部に前
    記磁石支持環を収容し、前記案内筒の各強磁性板に前記
    磁石支持環の各永久磁石が全面的に重なるように固定し
    た後、各強磁性板の外面に対向する磁極を有する着磁装
    置により前記磁石支持環の外周側から前記永久磁石に極
    性が周方向に交互に異なるように着磁することを特徴と
    する、永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法。
  4. 【請求項4】永久磁石を用いて渦電流による制動力を発
    生させる渦電流減速装置において、磁性体からなる磁石
    支持環の外周面に着磁前の4n個の永久磁石を周方向に
    所定の間隔を存して結合し、非磁性体からなりかつ2n
    個の強磁性板を周方向等間隔に有する案内筒の内部に前
    記磁石支持環を収容し、前記案内筒の各強磁性板に前記
    磁石支持環の2個の永久磁石が全面的に重なるように固
    定した後、各強磁性板の外面に対向する磁極を有する着
    磁装置により前記磁石支持環の外周側から前記永久磁石
    に極性が周方向に2個ごとに異なるように着磁すること
    を特徴とする、永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法。
  5. 【請求項5】永久磁石を用いて渦電流による制動力を発
    生させる渦電流減速装置において、磁性体からなる複数
    の磁石支持環の外周面にそれぞれ着磁前の偶数個の永久
    磁石を周方向等間隔に結合し、非磁性体からなりかつ前
    記永久磁石と同数の強磁性板を周方向等間隔に有する案
    内筒の内部に前記複数の磁石支持環を収容し、前記複数
    の磁石支持環の各永久磁石が軸方向に並びかつ前記案内
    筒の各強磁性板に全面的に重なるように固定した後、各
    強磁性板の外面に対向する磁極を有する着磁装置により
    前記複数の磁石支持環の外周側から前記永久磁石に極性
    が周方向に交互に異なるように着磁することを特徴とす
    る、永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法。
  6. 【請求項6】前記永久磁石に着磁した後に、前記案内筒
    の各強磁性板に前記磁石支持環の周方向に隣接しかつ極
    性が互いに異なる2つの永久磁石が重なるように、前記
    磁石支持環を回動し、前記着磁装置から前記案内筒を引
    き出す、請求項3〜5のいずれかに記載の永久磁石式渦
    電流減速装置の着磁方法。
JP28304497A 1997-09-30 1997-09-30 永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法 Expired - Fee Related JP3671621B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28304497A JP3671621B2 (ja) 1997-09-30 1997-09-30 永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28304497A JP3671621B2 (ja) 1997-09-30 1997-09-30 永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11113224A true JPH11113224A (ja) 1999-04-23
JP3671621B2 JP3671621B2 (ja) 2005-07-13

Family

ID=17660493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28304497A Expired - Fee Related JP3671621B2 (ja) 1997-09-30 1997-09-30 永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3671621B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340428A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 渦電流式減速装置
JP2006345607A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Sumitomo Metal Ind Ltd 渦電流式減速装置
CN100429524C (zh) * 2006-07-27 2008-10-29 南京大学 直流磁场传感器
CN115188557A (zh) * 2022-05-23 2022-10-14 宁波科星材料科技有限公司 一种充磁装置及充磁方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8766753B2 (en) * 2009-07-09 2014-07-01 General Electric Company In-situ magnetizer

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340428A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 渦電流式減速装置
JP2006345607A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Sumitomo Metal Ind Ltd 渦電流式減速装置
CN100429524C (zh) * 2006-07-27 2008-10-29 南京大学 直流磁场传感器
CN115188557A (zh) * 2022-05-23 2022-10-14 宁波科星材料科技有限公司 一种充磁装置及充磁方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3671621B2 (ja) 2005-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0756616Y2 (ja) モータのロータマグネットの着磁構造
JPH0412659A (ja) 渦電流式減速装置
JP3651255B2 (ja) 渦電流減速装置
JP2000278903A (ja) 電動機及びその製造方法
JP2004343905A (ja) モータ内蔵車輪装置
EP0948119A1 (en) Eddy current reduction apparatus
JPH0488867A (ja) 渦電流式減速装置
JP3671621B2 (ja) 永久磁石式渦電流減速装置の着磁方法
JPWO2022157827A5 (ja)
JPH0811035Y2 (ja) サーボアクチュエータ
JPH06165448A (ja) 爪付界磁鉄心の磁化方法
JP3760745B2 (ja) 渦電流減速装置
JPH1028356A (ja) 回転電機の磁石式固定子の着磁方法
JP3963082B2 (ja) 渦電流減速装置
JP3685835B2 (ja) マグネットの着磁方法及びこれにより着磁されたマグネットを用いる直流モータ
JP3937743B2 (ja) 渦電流減速装置
JP3687380B2 (ja) 渦電流減速装置
JP2796233B2 (ja) 動力発生装置
JP4400205B2 (ja) 渦電流式減速装置
JPH04289761A (ja) 渦電流式減速装置
JP3216665B2 (ja) 渦電流式減速装置
JPH0747989Y2 (ja) 渦電流式減速装置の磁気シールドケーシング
JPS5826560A (ja) 回転電磁機器
JP2001327154A (ja) 渦電流減速装置
JP2003299291A (ja) 密閉型圧縮機用電動機の固定子

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040922

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees