JPH11113435A - 小動物の排泄物吸収剤及びその製法 - Google Patents

小動物の排泄物吸収剤及びその製法

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JPH11113435A
JPH11113435A JP9280099A JP28009997A JPH11113435A JP H11113435 A JPH11113435 A JP H11113435A JP 9280099 A JP9280099 A JP 9280099A JP 28009997 A JP28009997 A JP 28009997A JP H11113435 A JPH11113435 A JP H11113435A
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absorbent
bentonite
excrement
small animal
small animals
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JP9280099A
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Shizuo Terajima
寺島鎭雄
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 猫よりも小さなマウス、ラット、モルモッ
ト、ハムスター等の小動物に適した脱臭剤、抗菌剤入り
の顆粒状のベントナイトの排泄物吸収剤を提供する。 【構成】 便器1はポリエチレン等の合成樹脂で一体成
形したものであり、本願発明の小動物の排泄物吸収剤2
はその中に収容される。排泄物吸収剤2は粒径を特に3
00〜1700μmの範囲に制御したベントナイト(特
にナトリウムベントナイト)をベースにして、これに脱
臭剤、抗菌剤を各々0.5重量%〜5.0重量%添加し
たものであり、一般に猫よりも小さいペット動物である
マウス、ラット、モルモット、ハムスター等の小動物が
好んでこの上で排泄する粒径である。小動物が便器1に
糞尿を排泄したとき、排泄物吸収剤2はそれらの排泄物
3から水分を瞬時に吸収して安定した塊状の固形物4に
凝集する。また、前記脱臭剤によって異臭を除去あるい
は拡散を防止し、前記抗菌剤により排泄物の腐敗や発黴
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マウス、ラット、
モルモット、ハムスター等の猫よりも小さい小動物の寝
座、便器等に敷いて当該小動物の排泄物を吸収し、安定
した塊状に凝集するとともに脱臭して菌の発生を抑える
小動物の排泄物吸収剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭などでペットとして飼われるマウ
ス、ラット、モルモット、ハムスター等の小動物は、乾
いた砂地や藁のある場所で糞尿を排泄する習癖があり、
またそのように訓練されることもある。
【0003】そこで、飼い主は排泄物の回収を容易なら
しめるため、樹脂製トレイなど専用の容器を寝座や便器
として所定の場所に設置し、そこに小動物が排泄場所と
して好む下地を敷いている。
【0004】従来のマウス、ラット、モルモット、ハム
スターを代表とする小動物の寝座や便器(寝ワラ箱、ト
イレとも称する)には下地として藁、おが屑、木材チッ
プ、砂、裁断紙等を排泄物の吸収剤として収容し、不快
臭の拡散や視覚によるところの不快感を軽減するように
している。
【0005】上記排泄物吸収剤はコストが低いものの、
最も重要な排泄物(糞尿)の水分の吸収性及び脱臭性の
点で極めて不十分と言わざるを得ず、不快感を解消する
には程遠いものであった。
【0006】一方、上記従来の排泄物吸収剤に代わっ
て、近年は一部に高分子吸収体を排泄物吸収剤として利
用することが提示されているが、高分子吸収体は比較的
高コストであり、使用後の処理も困難であった。
【0007】そこで比較的低廉であって糞尿の水分吸収
性や脱臭性に優れる粘土鉱物の一種であるベントナイト
が最近になって着目され、主として猫などの中型動物の
排泄物の吸収剤として実用化されてきている。
【0008】ベントナイトはモンモリロナイトを主成分
とし、他に石英、オパール、クリストバル石等の珪酸塩
鉱物、石膏、ドロマイト、カルサイト等のアルカリ土類
金属塩鉱物等を含む粘土鉱物であり、その結晶構造の特
徴から粘土鉱物中でも卓越した活性を有している。特
に、多孔質であって脱臭性、水膨潤性が高く、また、陽
イオン交換性が有り、従来からボーリング用泥水調整
剤、鋳物用砂型バインダ、農薬キャリア、土壌改良剤、
或いは塗料助剤等として多用されている。
【0009】而して、猫等の排泄物の吸収剤として上記
ベントナイトを用いれば、排泄物の水分を吸収して安定
した塊状に凝集し、脱臭して不快臭の拡散も防止され
る。また、凝集した塊は水中にて良好に分散するので廃
棄処理も容易となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、猫をは
じめとする中型動物の排泄物の吸収剤として現在実用化
されているベントナイトは当初から主として猫を対象と
して2000μm〜8000μmの粒径を有しており、
マウス、ラット、モルモット、ハムスター等の猫よりも
小さな小動物の排泄物の吸収剤として用いるには不向き
であった。
【0011】即ち、マウス、ラット、モルモット、ハム
スター等の小動物の排泄物は猫等の中型動物の排泄物に
比して少量であり、上記粒径のベントナイトの粒ではマ
ウス等の小動物にとって大きすぎてなじみが悪いのであ
る。事実、上記猫用のベントナイトの排泄物吸収剤をマ
ウスの便器に敷いて用いてもマウスは好んで糞尿をする
に至らなかった。
【0012】また、粒径が大きいと排泄物の水分を中途
に吸収した粒子も廃棄の対象となるので吸収剤の無駄が
多くなり、凝集が不完全な粒子が生じることになる。
【0013】このため従来の猫を主な対象とする排泄物
吸収剤としてのベントナイト粒子は猫を典型とする中型
動物の排泄物の吸収剤として絶大な効果を発揮するもの
のマウスのような小動物に対しての実用性は乏しく普及
するには至っていない。
【0014】ところで、ベントナイトはモンモリロナイ
トを主成分とし、その結晶構造中のAlが一部アルカリ
イオンやアルカリ土類イオンで置換されている。そして
その置換イオンによってナトリウムベントナイト、カル
シウムベントナイト、マグネシウムベントナイト等に分
類される。この中でナトリウムベントナイトは水膨潤性
が高く、カルシウムベントナイトは吸収性はあるものの
水膨潤性は極めて低い、またマグネシウムベントナイト
には水膨潤性はないと言われている。
【0015】そして、上記のような性質のベントナイト
は排泄物の異臭成分を除去する効果があるも、その除去
作用は多孔質による物理的吸着作用によるものであり、
比較的短時間で飽和状態になりやすく、特に多湿の下で
は吸着した異臭成分が乖離しやすいという問題点があ
る。
【0016】また、ベントナイトは抗菌作用が乏しく、
マウス等の小動物の排泄物の腐敗、発黴を抑えることが
殆ど望めず、菌類の繁殖で動物に病害が及んだり、その
動物を媒介して飼い主にも病害が及ぶ危険性があった。
【0017】本発明は上記事情を考察してなされたもの
であり、ベントナイトをベースにしたマウス等の小動物
の排泄物による異臭の拡散を完全に防止し、かつ排泄物
の腐敗や発黴を防止することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)粒径を300μm〜1700μmに制御した顆粒
状のベントナイトを主成分とし、これに、脱臭剤及び抗
菌剤を添加して成る、小動物の排泄物吸収剤を提供する
ことにより、上記課題を解決する。
【0019】(2)また、上記(1)記載の小動物の排
泄物吸収剤において、脱臭剤が、アスコルビン酸、フラ
ボノイド、フェノール、過マンガン酸カリウム、ホルマ
リン、さらし粉、の中のひとつ、またはそれらの複合物
であることを特徴とする小動物の排泄物吸収剤を提供す
ることにより、上記課題を解決する。
【0020】(3)また、上記(1)記載の小動物の排
泄物吸収剤において、抗菌剤が、ビグアニド化合物、ま
たはこれを高分子化したポリヘキサメチレンビグアニ
ド、第4級アンモニウム塩、グルタルアルデヒド、環状
ペプチド、ポリアニオン、の中のひとつ、またはそれら
の複合物であることを特徴とする小動物の排泄物吸収剤
を提供することにより、上記課題を解決する。
【0021】(4)また、上記(1)、(2)、(3)
に記載の小動物の排泄物吸収剤において、ベントナイト
はナトリウムベントナイトであることを特徴とする小動
物の排泄物吸収剤を提供することにより、上記課題を解
決する。
【0022】(5)さらに、ベントナイトを300μm
〜1700μmの粒径に制御して、これに、脱臭剤及び
抗菌剤を各々0.5重量%〜5.0重量%ずつ添加して
混合することを特徴とする、上記(1)または(2)ま
たは(3)または(4)に記載の小動物の排泄物吸収剤
の製造方法を提供することにより、上記課題を解決す
る。
【0023】上記粒径範囲の顆粒状のベントナイトとす
ることで、猫よりも小さい小動物が好んで排泄するよう
になる。この範囲よりも大きい粒子だと小動物とのなじ
みが悪くなり好んで排泄しなくなり、また、この範囲よ
りも小さい粒子(砂粒よりも小さい)でも小動物にとっ
てなじみが悪くなり且つ製造上、販売上の取り扱いに困
難を来すのである。
【0024】また、産出量が多く水膨潤性が高いナトリ
ウムベントナイトを使用することで、生産コストが低減
でき、且つ糞尿の水分を吸収して膨潤し凝集して塊状に
なった排泄物吸収剤とその周囲の水分を吸収していない
未使用の排泄物吸収剤との仕分けが容易となり、廃棄処
理が容易となる。
【0025】また、上記脱臭剤は活性炭やシリカゲルな
どのように物理的吸着作用で異臭を除去するものでな
く、化学的作用で異臭を除去あるいは制止する物質を用
いている。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。
【0027】図1は本発明に係るマウス、ラット、モル
モット、ハムスター等の小動物の便器に入れた排泄物吸
収剤とその使用状態を示す斜視図であり、図2は本発明
に係る小動物の排泄物吸収剤のベントナイトの主成分で
あるモンモリロナイトの組成図である。また、図3は本
発明に係る小動物の排泄物吸収剤の製造工程を示すフロ
ー図である。
【0028】図1において、便器1はポリエチレン等の
合成樹脂で一体成形したものであり、本願発明の小動物
の排泄物吸収剤2はその中に収容される。勿論、上記便
器1は所謂寝わら箱、寝座と称されるものでもよい。
【0029】排泄物吸収剤2は粒径を300μm〜17
00μmに制御したベントナイトであり、この排泄物吸
収剤2によればマウス、ラット、モルモット、ハムスタ
ー等の小動物(猫よりも小さいペット動物)が便器1に
糞尿などを排泄したとき、それらの排泄物3から水分を
瞬時に吸収して安定した塊状の固形物4に凝集する。こ
のため、排泄物3が動物の毛皮などに付着して周囲を汚
す虞れがなく、また排泄物が固化するから不快臭が拡散
せず視覚的な不快感もなくなる。
【0030】さらに、排泄物吸収剤2中の脱臭剤の作用
により異臭が除去あるいは制止されるため異臭の拡散は
殆どみられず、しかも抗菌剤の作用で菌類の発育が阻害
されるため排泄物の腐敗や発黴が防止される。
【0031】ベントナイトは詳述すれば、周知の如くモ
ンモリロナイトを主成分とする粘土鉱物であり、分類
上、2:1層型・スメクタイト群・ディオクタヘドラル
亜群に属する。ここで、2:1層型とは、珪酸四面体層
−アルミナ八面体層−珪酸四面体層から成る三層構造を
指す。このうち、中間層であるアルミナ八面体層中のア
ルミニウムの一部は電荷の低いマグネシウムに置換され
て陽イオンが不足し、その結晶層の表面にナトリウム、
カルシウム、マグネシウム等の陽イオンが吸着してい
る。それらのイオンは、水中で他のイオンと交換するこ
とができるので交換性カチオンと称され、これが主とし
てナトリウムイオンであるものをナトリウムベントナイ
ト、カルシウムイオンであるものをカルシウムベントナ
イトと称する。
【0032】図2はモンモリロナイトの組成図である。
5は水酸基、6は珪素分子、7は酸素分子、8はアルミ
ニウム分子(部分的にマグネシウム分子)、9は交換性
カチオンであり、このうち交換性カチオン9がナトリウ
ムイオンであるナトリウムベントナイトの産出量は最も
多く、本願ではそのナトリウムベントナイトを主として
利用している。その理由は上述のように産出量が多く入
手が確実、容易であり、コスト低減にもつながるためで
ある。
【0033】なお、ナトリウムベントナイトの他、カル
シウムベントナイト、カリウムベントナイト、リチウム
ベントナイト、マグネシウムベントナイトなどがあり、
それらの中から二種以上を選択して配合したものを利用
することもできる。
【0034】例えば、ナトリウムベントナイトとカルシ
ウムベントナイト、ナトリウムベントナイトとカリウム
ベントナイト、ナトリウムベントナイトとマグネシウム
ベントナイト、カルシウムベントナイトとマグネシウム
ベントナイトなどがある。このうちナトリウムベントナ
イトとカルシウムベントナイトの配合剤は水分の吸収性
や水中での分散に優れていることで知られており、本願
に係わる排泄物吸収剤の成分として有用になろう。
【0035】次に、図3のフロー図から判るように、本
発明に係る小動物の排泄物吸収剤の製造工程は、順に
(A)ベントナイト原鉱を採掘してプラントに運搬の
後、(B)インペラブレーカー11やダブルロールクラ
ッシャー12等で粗砕し、(C)整粒トロンメル13
(目開30mm)を通過させてあらく分級し、(D)ロ
ータリキルン14で水分10%以下に乾燥し、(E)振
動する円形篩(フルイ)15を通して所要の300μm
〜1700μmの粒径範囲に分級する。
【0036】念のために付言すれば、上記製造工程にお
いて、原料となるベントナイトの焼成工程や圧縮工程は
含まれていない。蓋し、焼成すると水膨潤性が消失する
ことになり、圧縮は他の用途目的なら格別、排泄物吸収
剤としては不必要な処理であって、産出したベントナイ
トを上記工程フローでそのまま粒径制御して製品とする
ことが最も排泄物吸収剤として効果的なのである。
【0037】一方、脱臭剤として、活性炭、ゼオライ
ト、シリカゲルなどの多孔性物質が良く知られている
が、本願ではそれらのように物理的吸着作用で異臭を除
去するものでなく、化学的作用で異臭を除去あるいは制
止する物質を用いる。
【0038】特に、糞尿の代表的な異臭成分であるアン
モニア、硫化水素、メチルメルカブタン、硫化メチルな
どに対して除去効果が大きいものを用いる。
【0039】例えば、その種の脱臭剤として、マスキン
グによる異臭の制止効果があるアスコルビン酸(アスコ
ルビン酸−鉄塩)やフラボノイドなどの芳香物質、また
異臭の除去効果があるフェノール、過マンガン酸カリウ
ム、ホルマリン、さらし粉、あるいはそれらの複合物が
挙げられる。そして、それらの脱臭剤によれば、その化
学的作用で長期間に亘って異臭の拡散を防止することが
できる。なお、アスコルビン酸やフラボノイドは、これ
らを所定量含んだ植物抽出物の形で用いても良い。
【0040】また、抗菌剤には2−ピリジルチオールオ
キサイドナトリウム塩、クロルヘキシジンなどのビグア
ニド化合物及びこれを高分子化したポリヘキサメチレン
ビグアニド、第4級アンモニウム塩、グルタルアルデヒ
ド、グラミシジンやチロシジンなどの環状ペプチド、尿
素−ホルムアルデヒド樹脂やジビニルエーテル−無水マ
レイン酸共重合体加水分解物などのポリアニオン、ある
いはそれらの複合物が挙げられる。このうち、2−ピリ
ジルチオールオキサイドナトリウム塩はグラム陽性菌、
グラム陰性菌、酵母菌に対して低濃度で強い殺菌力をも
ち、特に黴類には0.25ppm以下で発育阻害効果を
示すため本願の抗菌剤として有用である。なお、この抗
菌剤はラットやマウスなどによる経口毒性試験により安
全性が確認されており、しかも猿による亜急性毒性試験
では異常が認められず、変異原性試験は陰性であり、ガ
ン原性も認められていない。
【0041】また、ポリヘキサメチレンビグアニドや環
状ペプチドもグラム陽性菌の発育阻害効果に有効で、し
かも哺乳類に対して毒性が極めて低いのでこれらも本願
の抗菌剤として有用である。
【0042】ここで、本願に係わる吸収剤2は、ナトリ
ウムベントナイト、またはナトリウム成分の少ないベン
トナイトに活性化処理(炭酸ソーダのコロイドを噴霧し
て乾燥させる処理)を施したベントナイト(改質ベント
ナイトという)を300μm〜1700μmの粒径に制
御したものをベースにして、これに上記脱臭剤及び抗菌
剤を各々0.5重量%〜5.0重量%添加し混合するこ
とにより得られる。
【0043】ベントナイトと脱臭剤及び抗菌剤の混合法
としては、(1)混合機にて混合する方法、(2)ベン
トナイトを運搬するベルトコンベア上に消石灰、または
炭酸カルシウムの粉末を添加して振動装置で混合する方
法、(3)ベントナイトを収容したホッパの落下口より
消石灰、または炭酸カルシウムの粉末を直接添加する方
法、(4)ドラムを用いてバッチ式で混合する方法など
がある。
【0044】なお、脱臭剤として過マンガン酸カリウム
やさらし粉、また抗菌剤として2−ピリジルチオールオ
キサイドナトリウム塩などを用いる場合には、それらを
ベントナイトに対して上述の重量比で直接添加してもよ
いが、好ましくはそれらを水溶液にして、これにベント
ナイトと同程度の粒径に調整した天然鉱物などのキャリ
アに含浸させて添加する。
【0045】最後に上記各工程を経て所要範囲の粒径に
均一化された顆粒状のベントナイトに脱臭剤及び抗菌剤
を混合した排泄物吸収剤をパック詰めにして出荷する。
【0046】この結果、本願発明に係る排泄物吸収剤2
によれば、猫よりも小型のマウス、ラット、モルモッ
ト、ハムスター等の小動物(勿論、その他の小動物でも
よい)とのなじみが良好で、本発明者の実験によれば、
上記小動物がその排泄物吸収剤2を収容した便器1に好
んで糞尿を排泄するようになった。このことはペットと
して飼っている小動物に排泄場所を教え込む訓練の煩わ
しさが解消することを意味する。
【0047】また、マウス、ラット、モルモット、ハム
スター等の小動物の排泄物は猫等の中型動物の排泄物と
比べて少量であり、300μm〜1700μmの粒径に
制御された顆粒状ベントナイトを排泄物吸収剤に用いる
と排泄物の水分を吸収した塊は吸収に必要な分のみが小
塊となり、ベントナイトの消費量が減少して吸収剤の補
給量が減少することで経費負担を軽減されることにな
る。
【0048】さらに、脱臭剤及び抗菌剤が混合している
ことにより、排泄物の悪臭が周囲に拡散されず、また、
排泄物の腐敗および黴の発生が抑制されることにより、
飼育場所近辺の衛生が向上するので、飼い主の不快感を
なくすことができるのである。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る小動
物の排泄物吸収剤は、ベントナイトを300μm〜17
00μmの粒径に制御しているので、猫よりも小さなマ
ウス、ラット、モルモット、ハムスター等の小動物との
なじみが良好になり、これら小動物が好んで排泄物吸収
剤を収容した場所にきて排泄するようになるので排泄物
の処理が容易になるという優れた効果がある。
【0050】特に、そのベントナイトに脱臭剤を添加し
ているので異臭を除去し、あるいはベントナイトの凝集
作用と相俟って異臭の拡散が全くなく、飼い主に不快感
を与えない。
【0051】また、抗菌剤も加えているので排泄物の腐
敗や発黴がなく衛生的であり、特に動物を媒介して菌類
が蔓延するのを防止できるので、これら動物を室内でも
安心して飼うことができる。
【0052】また、原料となるベントナイトを日本で産
出量の多いナトリウムベントナイトを利用することでコ
ストが低減できるとともにナトリウムベントナイトの水
膨潤性を活かして使用後の処理が容易となるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小動物の排泄物吸収剤の使用状態
を示す寝座の斜視図である。
【図2】本発明に係る小動物の排泄物吸収剤のベントナ
イトの主成分であるモンモリロナイトの組成図である。
【図3】本発明に係る小動物の排泄物吸収剤の製造工程
を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 動物用便器 2 排泄物吸収剤 3 排泄物 4 固形物 5 水酸基 6 ケイ素分子 7 酸素分子 8 アルミニウム分子 9 交換性カチオン 11 インペラブレーカー 12 ダブルロールクラッシャー 13 整粒トロンメル 14 ロータリキルン 15 円形篩(フルイ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒径を300μm〜1700μmに制御
    した顆粒状のベントナイトを主成分とし、これに、脱臭
    剤及び抗菌剤を添加して成る、小動物の排泄物吸収剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の小動物の排泄物吸収剤に
    おいて、脱臭剤が、アスコルビン酸、フラボノイド、フ
    ェノール、過マンガン酸カリウム、ホルマリン、さらし
    粉、の中のひとつ、またはそれらの複合物であることを
    特徴とする小動物の排泄物吸収剤。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の小動物の排泄物吸収剤に
    おいて、抗菌剤が、ビグアニド化合物、またはこれを高
    分子化したポリヘキサメチレンビグアニド、第4級アン
    モニウム塩、グルタルアルデヒド、環状ペプチド、ポリ
    アニオン、の中のひとつ、またはそれらの複合物である
    ことを特徴とする小動物の排泄物吸収剤。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
    に記載の小動物の排泄物吸収剤において、ベントナイト
    はナトリウムベントナイトであることを特徴とする小動
    物の排泄物吸収剤。
  5. 【請求項5】 ベントナイトを300μm〜1700μ
    mの粒径に制御して、これに、脱臭剤及び抗菌剤を各々
    0.5重量%〜5.0重量%ずつ添加して混合すること
    を特徴とする、請求項1または請求項2または請求項3
    または請求項4に記載の小動物の排泄物吸収剤の製造方
    法。
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