JPH11113490A - 蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造並びに方法 - Google Patents
蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造並びに方法Info
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- JPH11113490A JPH11113490A JP30375797A JP30375797A JPH11113490A JP H11113490 A JPH11113490 A JP H11113490A JP 30375797 A JP30375797 A JP 30375797A JP 30375797 A JP30375797 A JP 30375797A JP H11113490 A JPH11113490 A JP H11113490A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 投入された茶葉が投入口付近に付着すること
が防止され、また付着したとしてもすぐに剥がれ落ち、
且つ全体の蒸葉の処理としては、必要以上に蒸葉が乾燥
及び香味付けされることがないような蒸葉処理機におけ
る蒸葉付着防止構造並びに方法を提供する。 【解決手段】 蒸葉Aの蒸露の除去を行う蒸葉処理機1
において、回転胴3における蒸葉Aが投入落下される個
所を、加熱装置6によって蒸葉Aを加熱処理する温度よ
りも例えば50℃以上高い温度で加熱する。また加熱す
る個所は、例えば回転胴3の投入口3a側から全長の1
/4の範囲とすることを特徴とする。
が防止され、また付着したとしてもすぐに剥がれ落ち、
且つ全体の蒸葉の処理としては、必要以上に蒸葉が乾燥
及び香味付けされることがないような蒸葉処理機におけ
る蒸葉付着防止構造並びに方法を提供する。 【解決手段】 蒸葉Aの蒸露の除去を行う蒸葉処理機1
において、回転胴3における蒸葉Aが投入落下される個
所を、加熱装置6によって蒸葉Aを加熱処理する温度よ
りも例えば50℃以上高い温度で加熱する。また加熱す
る個所は、例えば回転胴3の投入口3a側から全長の1
/4の範囲とすることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸熱工程を経た蒸葉
に付着した蒸露の除去を行う蒸葉処理機に関するもので
あり、特に投入された蒸葉が回転胴の落下個所にそのま
ま付着してしまうのを防止する構造並びに方法に係るも
のである。
に付着した蒸露の除去を行う蒸葉処理機に関するもので
あり、特に投入された蒸葉が回転胴の落下個所にそのま
ま付着してしまうのを防止する構造並びに方法に係るも
のである。
【0002】
【発明の背景】従来から蒸機により蒸された茶葉である
蒸葉を、葉打ちや粗揉を行う前に、その前処理として蒸
葉処理機に投入し、ここで蒸葉に付着した蒸露の除去を
行うとともに、特有な香味を付加することが行われてき
た。この蒸葉処理機は例えば攪拌桟等が内周面に設けら
れた網胴状の回転胴を具え、この回転胴を回転駆動しな
がら蒸葉に熱風を吹きかけ飛散させることにより上述し
たような蒸露の除去等を行っている。
蒸葉を、葉打ちや粗揉を行う前に、その前処理として蒸
葉処理機に投入し、ここで蒸葉に付着した蒸露の除去を
行うとともに、特有な香味を付加することが行われてき
た。この蒸葉処理機は例えば攪拌桟等が内周面に設けら
れた網胴状の回転胴を具え、この回転胴を回転駆動しな
がら蒸葉に熱風を吹きかけ飛散させることにより上述し
たような蒸露の除去等を行っている。
【0003】このような従来の蒸葉処理機は、蒸葉が投
入口から投入落下されると、そのままその回転胴の投入
落下部分や回転胴の全体に貼り付いてしまい、回転胴内
への熱風の供給が妨げられ、結果的に充分な処理ができ
ないという問題を有していた。また貼り付いて過度に乾
燥され変色した茶葉の塊が、時々落ちて混入し、加工茶
葉全体の品質を劣化させるという問題を有していた。
入口から投入落下されると、そのままその回転胴の投入
落下部分や回転胴の全体に貼り付いてしまい、回転胴内
への熱風の供給が妨げられ、結果的に充分な処理ができ
ないという問題を有していた。また貼り付いて過度に乾
燥され変色した茶葉の塊が、時々落ちて混入し、加工茶
葉全体の品質を劣化させるという問題を有していた。
【0004】そこでこのような蒸葉の投入落下部分への
付着を防ぐため、また一旦付着した蒸葉がすぐに剥がれ
るように、本来的には蒸露の除去及び特有な香味付けと
いう蒸葉処理の観点からは必要のない程度にまで熱風の
風量を大きくし、温度を上げる設定が茶師により行われ
ていた。
付着を防ぐため、また一旦付着した蒸葉がすぐに剥がれ
るように、本来的には蒸露の除去及び特有な香味付けと
いう蒸葉処理の観点からは必要のない程度にまで熱風の
風量を大きくし、温度を上げる設定が茶師により行われ
ていた。
【0005】しかし、このように本来の蒸葉処理の観点
からは必要ないほどに、熱風の風量を大きくし、温度を
上げることは、加工茶葉を過剰に乾燥させたりしてその
品質を低下させる原因となっている。また加熱するため
の燃料や電気等のエネルギーの面でも省力化の妨げとな
っている。
からは必要ないほどに、熱風の風量を大きくし、温度を
上げることは、加工茶葉を過剰に乾燥させたりしてその
品質を低下させる原因となっている。また加熱するため
の燃料や電気等のエネルギーの面でも省力化の妨げとな
っている。
【0006】
【開発を試みた技術的課題】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、投入された茶葉が投入口付近
を主として回転胴全体に付着することが防止され、また
付着したとしてもすぐに剥がれ落ち、且つ全体の蒸葉の
処理としては、必要以上に蒸葉が乾燥及び香味付けされ
ることがないような蒸葉処理機における蒸葉付着防止構
造並びに方法の開発を試みたものである。
らなされたものであって、投入された茶葉が投入口付近
を主として回転胴全体に付着することが防止され、また
付着したとしてもすぐに剥がれ落ち、且つ全体の蒸葉の
処理としては、必要以上に蒸葉が乾燥及び香味付けされ
ることがないような蒸葉処理機における蒸葉付着防止構
造並びに方法の開発を試みたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1記載の
蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造は、蒸熱された茶
葉である蒸葉を、葉打ちもしくは粗揉を行う前に、回転
胴で攪拌しながら加熱し蒸露の除去を行う蒸葉処理機に
おいて、前記回転胴における蒸葉が投入落下される個所
を、前記蒸葉を加熱する温度よりも高い温度で加熱する
加熱装置が設けられることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、回転胴における蒸葉が投入落下
される個所が、熱っせられるため、この投入落下個所や
回転胴全体に蒸葉が付着するのが防止される。従って蒸
葉の付着を防ぐために不必要に蒸葉処理機の風量を増大
したり、温度を上げたりする必要がなくなる。また無駄
な風量や温度に設定されないため、エネルギーロスが少
なくランニングコストを抑えることができる。また回転
胴の回転しているのを利用できるため、回転胴の全周面
に臨んで加熱装置を設置する必要がない。
蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造は、蒸熱された茶
葉である蒸葉を、葉打ちもしくは粗揉を行う前に、回転
胴で攪拌しながら加熱し蒸露の除去を行う蒸葉処理機に
おいて、前記回転胴における蒸葉が投入落下される個所
を、前記蒸葉を加熱する温度よりも高い温度で加熱する
加熱装置が設けられることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、回転胴における蒸葉が投入落下
される個所が、熱っせられるため、この投入落下個所や
回転胴全体に蒸葉が付着するのが防止される。従って蒸
葉の付着を防ぐために不必要に蒸葉処理機の風量を増大
したり、温度を上げたりする必要がなくなる。また無駄
な風量や温度に設定されないため、エネルギーロスが少
なくランニングコストを抑えることができる。また回転
胴の回転しているのを利用できるため、回転胴の全周面
に臨んで加熱装置を設置する必要がない。
【0008】また請求項2記載の蒸葉処理機における蒸
葉付着防止構造は、前記要件に加え、前記加熱装置は、
回転胴の投入口側から全長の1/4の範囲に設けられる
ことを特徴として成るものである。この発明によれば、
従来回転胴の投入口から全長の1/4の範囲に特に蒸葉
が付着するため、ここを加熱することにより蒸葉の付着
を大幅に防ぐことができる。
葉付着防止構造は、前記要件に加え、前記加熱装置は、
回転胴の投入口側から全長の1/4の範囲に設けられる
ことを特徴として成るものである。この発明によれば、
従来回転胴の投入口から全長の1/4の範囲に特に蒸葉
が付着するため、ここを加熱することにより蒸葉の付着
を大幅に防ぐことができる。
【0009】更に請求項3記載の蒸葉処理機における蒸
葉付着防止構造は、前記要件に加え、前記加熱装置によ
る加熱温度は、前記蒸葉を加熱する温度よりも50℃以
上高い温度に設定されることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、蒸葉の付着の防止を充分に行う
ことができる。
葉付着防止構造は、前記要件に加え、前記加熱装置によ
る加熱温度は、前記蒸葉を加熱する温度よりも50℃以
上高い温度に設定されることを特徴として成るものであ
る。この発明によれば、蒸葉の付着の防止を充分に行う
ことができる。
【0010】更にまた請求項4記載の蒸葉処理機におけ
る蒸葉付着防止方法は、蒸熱された茶葉である蒸葉を、
葉打ちもしくは粗揉を行う前に、回転胴で攪拌しながら
加熱し蒸露の除去を行う蒸葉処理機における投入された
蒸葉の前記回転胴への付着を防止する方法において、前
記回転胴における蒸葉が投入落下される個所を、前記蒸
葉を加熱する温度よりも高い温度で加熱することを特徴
として成るものである。この発明によれば、回転胴にお
ける蒸葉が投入落下される個所が、熱っせられるため、
この投入落下個所や回転胴全体に蒸葉が付着するのが防
止される。従って蒸葉の付着を防ぐために不必要に蒸葉
処理機の風量を増大したり、温度を上げたりする必要が
なくなる。また無駄な風量や温度に設定されないため、
エネルギーロスが少なくランニングコストを抑えること
ができる。
る蒸葉付着防止方法は、蒸熱された茶葉である蒸葉を、
葉打ちもしくは粗揉を行う前に、回転胴で攪拌しながら
加熱し蒸露の除去を行う蒸葉処理機における投入された
蒸葉の前記回転胴への付着を防止する方法において、前
記回転胴における蒸葉が投入落下される個所を、前記蒸
葉を加熱する温度よりも高い温度で加熱することを特徴
として成るものである。この発明によれば、回転胴にお
ける蒸葉が投入落下される個所が、熱っせられるため、
この投入落下個所や回転胴全体に蒸葉が付着するのが防
止される。従って蒸葉の付着を防ぐために不必要に蒸葉
処理機の風量を増大したり、温度を上げたりする必要が
なくなる。また無駄な風量や温度に設定されないため、
エネルギーロスが少なくランニングコストを抑えること
ができる。
【0011】更にまた請求項5記載の蒸葉処理機におけ
る蒸葉付着防止方法は、前記請求項4記載の要件に加
え、前記蒸葉を加熱する温度よりも高い温度で加熱する
個所は、回転胴の投入口側から排出口側に向かって1/
4の範囲であり、且つこの加熱温度は、前記蒸葉を加熱
する温度よりも50℃以上高い温度に設定されることを
特徴として成るものである。この発明によれば、従来回
転胴の投入口から全長の1/4の範囲に特に蒸葉が付着
するため、ここを加熱することにより蒸葉の付着を大幅
に防ぐことができる。また回転胴の加熱温度は、蒸葉を
加熱する温度よりも50℃以上高い温度であるため蒸葉
の付着の防止が効果的に行われる。
る蒸葉付着防止方法は、前記請求項4記載の要件に加
え、前記蒸葉を加熱する温度よりも高い温度で加熱する
個所は、回転胴の投入口側から排出口側に向かって1/
4の範囲であり、且つこの加熱温度は、前記蒸葉を加熱
する温度よりも50℃以上高い温度に設定されることを
特徴として成るものである。この発明によれば、従来回
転胴の投入口から全長の1/4の範囲に特に蒸葉が付着
するため、ここを加熱することにより蒸葉の付着を大幅
に防ぐことができる。また回転胴の加熱温度は、蒸葉を
加熱する温度よりも50℃以上高い温度であるため蒸葉
の付着の防止が効果的に行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明を図示の実施の形態に
基づき説明する。なお以下の説明にあたっては、まず本
発明に係る蒸葉付着防止構造を具えた蒸葉処理機につい
て説明し、次いでこの蒸葉処理機の作動態様について説
明するとともに、本発明に係る蒸葉処理機における蒸葉
付着防止方法について説明する。図中符号1に示す装置
が本発明に係る蒸葉付着防止装置を具えた蒸葉処理機で
ある。蒸葉処理機1は製茶ラインにおいて、蒸機と、葉
打機もしくは葉打機がない場合には粗揉機との間に設け
られ、蒸葉Aに付着した蒸露の除去を行うとともに特有
の香味を付加する。そしてこの装置によって蒸葉Aの水
分値が二割程度下げられる。そして本発明に係る蒸葉付
着防止構造は、回転胴3の投入口3a付近に設けられる
ものである。なお蒸葉処理機1の前方に設けられた装置
は投入コンベヤCであり、これにより蒸機から送られた
蒸葉Aが回転胴3内に投入される。
基づき説明する。なお以下の説明にあたっては、まず本
発明に係る蒸葉付着防止構造を具えた蒸葉処理機につい
て説明し、次いでこの蒸葉処理機の作動態様について説
明するとともに、本発明に係る蒸葉処理機における蒸葉
付着防止方法について説明する。図中符号1に示す装置
が本発明に係る蒸葉付着防止装置を具えた蒸葉処理機で
ある。蒸葉処理機1は製茶ラインにおいて、蒸機と、葉
打機もしくは葉打機がない場合には粗揉機との間に設け
られ、蒸葉Aに付着した蒸露の除去を行うとともに特有
の香味を付加する。そしてこの装置によって蒸葉Aの水
分値が二割程度下げられる。そして本発明に係る蒸葉付
着防止構造は、回転胴3の投入口3a付近に設けられる
ものである。なお蒸葉処理機1の前方に設けられた装置
は投入コンベヤCであり、これにより蒸機から送られた
蒸葉Aが回転胴3内に投入される。
【0013】以下まず蒸葉処理機1について概略的に説
明すると、図1、2に示されるように機枠2に対し金属
製パネルが張設されて外胴4が形成され、この内部に回
転胴3が回転自在に設けられて成る。回転胴3は通気性
を有するように例えば円筒状のフレームに金網を張設し
て成り、回転駆動装置により回転駆動される。回転胴3
の内周面には図3に示されるように一例として螺旋状に
攪拌桟3cが固定して設けられ、投入口3aから投入さ
れた蒸葉Aを掻き上げながら排出口3bへ導く。また外
胴4の上部後方には風導5が設けられ、ここに外部に設
置した熱風装置からの熱風が供給される。
明すると、図1、2に示されるように機枠2に対し金属
製パネルが張設されて外胴4が形成され、この内部に回
転胴3が回転自在に設けられて成る。回転胴3は通気性
を有するように例えば円筒状のフレームに金網を張設し
て成り、回転駆動装置により回転駆動される。回転胴3
の内周面には図3に示されるように一例として螺旋状に
攪拌桟3cが固定して設けられ、投入口3aから投入さ
れた蒸葉Aを掻き上げながら排出口3bへ導く。また外
胴4の上部後方には風導5が設けられ、ここに外部に設
置した熱風装置からの熱風が供給される。
【0014】蒸葉処理機1の概略は以上のようで、本発
明の特徴として蒸葉付着防止構造の主要部材である加熱
装置6が回転胴3の投入口3a側から全長のおよそ1/
4の範囲を熱するように、外胴4に対し設置されてい
る。加熱装置6は例えば金属性のブラケットにニクロム
線を張設して成るものであり、図1に示されるように回
転胴3の約1/4の長さを有している。そしてこの加熱
装置6が、一例として回転胴3前方上方に臨まされて設
けられている。
明の特徴として蒸葉付着防止構造の主要部材である加熱
装置6が回転胴3の投入口3a側から全長のおよそ1/
4の範囲を熱するように、外胴4に対し設置されてい
る。加熱装置6は例えば金属性のブラケットにニクロム
線を張設して成るものであり、図1に示されるように回
転胴3の約1/4の長さを有している。そしてこの加熱
装置6が、一例として回転胴3前方上方に臨まされて設
けられている。
【0015】本発明に係る蒸葉付着防止構造を具えた蒸
葉処理機は、一例として以上のような具体的な部材で構
成されるものであり、以下この作動態様を説明しながら
併せて本発明に係る蒸葉処理機における蒸葉付着防止方
法について説明する。蒸葉処理機1は稼働状態において
は、回転胴3は一定方向に回転され、風導5からは標準
蒸しの場合で葉温が34℃程度になるように70〜80
℃の熱風が蒸葉Aに吹きかけられる。また深蒸しの場合
には葉温が36℃程度になるように80〜90℃の熱風
が蒸葉Aに吹きかけられるが、熱風の温度の上限として
はおよそ100℃程度である。このように蒸葉Aは投入
口3aから排出口3bに向かって回転胴3内を攪拌(飛
散)されながら蒸露の除去がなされるとともに、特有の
香味付けがなされる。
葉処理機は、一例として以上のような具体的な部材で構
成されるものであり、以下この作動態様を説明しながら
併せて本発明に係る蒸葉処理機における蒸葉付着防止方
法について説明する。蒸葉処理機1は稼働状態において
は、回転胴3は一定方向に回転され、風導5からは標準
蒸しの場合で葉温が34℃程度になるように70〜80
℃の熱風が蒸葉Aに吹きかけられる。また深蒸しの場合
には葉温が36℃程度になるように80〜90℃の熱風
が蒸葉Aに吹きかけられるが、熱風の温度の上限として
はおよそ100℃程度である。このように蒸葉Aは投入
口3aから排出口3bに向かって回転胴3内を攪拌(飛
散)されながら蒸露の除去がなされるとともに、特有の
香味付けがなされる。
【0016】そして本発明の蒸葉処理機における蒸葉付
着防止方法の特徴として、加熱装置6により回転胴3の
投入口3a側が150〜200℃で加熱されている。な
お請求項3及び5記載の発明では、この加熱装置3によ
る加熱温度は、前記蒸葉Aを加熱する温度よりも50℃
以上高い温度に設定されることを特徴とする。また加熱
装置6の設置は、回転胴3の周面の一カ所の部分を熱す
るように設けられるものであるが、回転胴3は回転して
いるため、投入口3a側から全長の1/4の全周面が加
熱される。そしてこのように加熱されているため、投入
コンベヤCにより投入され回転胴3に直接接触した蒸葉
の表面は、比較的すぐにたくさんの水分が除去され、そ
こにそのまま水面張力により付着したままとなることが
ほとんどなく、図3に示されるように回転胴3を攪拌桟
3cに沿って移動される。
着防止方法の特徴として、加熱装置6により回転胴3の
投入口3a側が150〜200℃で加熱されている。な
お請求項3及び5記載の発明では、この加熱装置3によ
る加熱温度は、前記蒸葉Aを加熱する温度よりも50℃
以上高い温度に設定されることを特徴とする。また加熱
装置6の設置は、回転胴3の周面の一カ所の部分を熱す
るように設けられるものであるが、回転胴3は回転して
いるため、投入口3a側から全長の1/4の全周面が加
熱される。そしてこのように加熱されているため、投入
コンベヤCにより投入され回転胴3に直接接触した蒸葉
の表面は、比較的すぐにたくさんの水分が除去され、そ
こにそのまま水面張力により付着したままとなることが
ほとんどなく、図3に示されるように回転胴3を攪拌桟
3cに沿って移動される。
【0017】
【他の実施の形態】本発明の基本的な実施の形態は以上
のようであるが、その他種々の改変が行い得る。例えば
加熱装置6の設置位置は、回転胴3の周面のどの個所に
臨ませてもよく、例えば図4に示されるように回転胴3
の後面上部(図4(a)参照)、下部(図4(b)参
照)及び側部(図4(c)参照)等に臨ませて設けても
よい。またもちろん加熱装置6は複数個を複数個所に設
置してもよいし、更に加熱範囲も種々に変更可能であ
り、例えば回転胴3の全周面を囲って、全周面を直接的
に加熱するような形態を採っても構わない。
のようであるが、その他種々の改変が行い得る。例えば
加熱装置6の設置位置は、回転胴3の周面のどの個所に
臨ませてもよく、例えば図4に示されるように回転胴3
の後面上部(図4(a)参照)、下部(図4(b)参
照)及び側部(図4(c)参照)等に臨ませて設けても
よい。またもちろん加熱装置6は複数個を複数個所に設
置してもよいし、更に加熱範囲も種々に変更可能であ
り、例えば回転胴3の全周面を囲って、全周面を直接的
に加熱するような形態を採っても構わない。
【0018】また加熱装置6としては回転胴3の投入落
下部分を加熱することのできる種々の装置を適用できる
もので、例えば図5(a)に示すように熱風装置を適用
し、熱風により行うようにしても構わない。このときの
熱風の温度は蒸葉Aを加熱する温度よりも50℃以上高
い温度に設定する。熱風の場合には、特に熱による乾燥
作用に加え、風による吹き落とし作用がある。また加熱
装置6のその他の実施の形態としては、バーナで直接回
転胴3を加熱するような形態も採れる。
下部分を加熱することのできる種々の装置を適用できる
もので、例えば図5(a)に示すように熱風装置を適用
し、熱風により行うようにしても構わない。このときの
熱風の温度は蒸葉Aを加熱する温度よりも50℃以上高
い温度に設定する。熱風の場合には、特に熱による乾燥
作用に加え、風による吹き落とし作用がある。また加熱
装置6のその他の実施の形態としては、バーナで直接回
転胴3を加熱するような形態も採れる。
【0019】また加熱装置6は更に非接触で回転胴3を
加熱するもののほか、接触して加熱する方式のものを用
いてもよい。図5(b)に示すものは、加熱装置6たる
ヒータロータを、回転胴3に接触して回転胴3の投入落
下部分を加熱する実施の形態を示すものである。
加熱するもののほか、接触して加熱する方式のものを用
いてもよい。図5(b)に示すものは、加熱装置6たる
ヒータロータを、回転胴3に接触して回転胴3の投入落
下部分を加熱する実施の形態を示すものである。
【0020】また本発明では加熱装置6の設置位置は回
転胴3の外面側に限定されない。すなわち図6に示すよ
うに回転胴3の内部に加熱装置6を設けるようにしても
構わない。なお図示のものは熱風による加熱装置6を適
用している。
転胴3の外面側に限定されない。すなわち図6に示すよ
うに回転胴3の内部に加熱装置6を設けるようにしても
構わない。なお図示のものは熱風による加熱装置6を適
用している。
【0021】また回転胴3は基本的な実施の形態では全
金網タイプのものを適用したが、その他の形態として例
えば前半を円筒形の鉄板等で形成し、後半を金網で形成
するような形態で実施するものであってもよい。またそ
の他回転胴3としては、パンチングメタルで形成して実
施することも可能である。
金網タイプのものを適用したが、その他の形態として例
えば前半を円筒形の鉄板等で形成し、後半を金網で形成
するような形態で実施するものであってもよい。またそ
の他回転胴3としては、パンチングメタルで形成して実
施することも可能である。
【0022】また加熱装置6により直接に回転胴3を熱
するほか、他の部材を介して間接的に熱するようにして
も構わない。図7に示すものは、円筒形の受熱体7を、
回転胴3の投入口3a側から全長の約1/4の範囲を囲
うように固定して設け、加熱装置6により受熱体7を熱
し、受熱体7の熱により回転胴3を加熱するようにした
ものである。受熱体7の外面は、加熱装置6の熱を吸収
しやすいように黒色に塗られている。受熱体7は金属そ
の他の部材で、少なくとも難燃性の部材で形成する。な
お受熱体7と回転胴3とは一定距離離して設けてもよい
し、接触させて巻回して設けてもよい。以上のような加
熱手段を採った場合、回転胴3を加熱装置6により直接
に加熱した場合、網目の個所は加熱することができない
が、受熱体7を用いて加熱した場合、金網はもちろん網
目の部分も全周面にわたって常に熱せられることとな
る。
するほか、他の部材を介して間接的に熱するようにして
も構わない。図7に示すものは、円筒形の受熱体7を、
回転胴3の投入口3a側から全長の約1/4の範囲を囲
うように固定して設け、加熱装置6により受熱体7を熱
し、受熱体7の熱により回転胴3を加熱するようにした
ものである。受熱体7の外面は、加熱装置6の熱を吸収
しやすいように黒色に塗られている。受熱体7は金属そ
の他の部材で、少なくとも難燃性の部材で形成する。な
お受熱体7と回転胴3とは一定距離離して設けてもよい
し、接触させて巻回して設けてもよい。以上のような加
熱手段を採った場合、回転胴3を加熱装置6により直接
に加熱した場合、網目の個所は加熱することができない
が、受熱体7を用いて加熱した場合、金網はもちろん網
目の部分も全周面にわたって常に熱せられることとな
る。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の蒸葉処理機における蒸葉
付着防止構造によれば、蒸葉処理機1の回転胴3におけ
る蒸葉Aが投入落下される個所が、熱っせられるため、
この投入落下個所や回転胴3の全体に蒸葉Aが付着する
のが防止される。従って蒸葉Aの付着を防ぐために不必
要に蒸葉処理機1の風量を増大したり、温度を上げたり
する必要がなくなる。また無駄な風量や温度に設定され
ないため、エネルギーロスが少なくランニングコストを
抑えることができる。また回転胴3の回転しているのを
利用できるため、回転胴3の全周面に臨んで加熱装置6
を設置する必要がない。
付着防止構造によれば、蒸葉処理機1の回転胴3におけ
る蒸葉Aが投入落下される個所が、熱っせられるため、
この投入落下個所や回転胴3の全体に蒸葉Aが付着する
のが防止される。従って蒸葉Aの付着を防ぐために不必
要に蒸葉処理機1の風量を増大したり、温度を上げたり
する必要がなくなる。また無駄な風量や温度に設定され
ないため、エネルギーロスが少なくランニングコストを
抑えることができる。また回転胴3の回転しているのを
利用できるため、回転胴3の全周面に臨んで加熱装置6
を設置する必要がない。
【0024】請求項2記載の蒸葉処理機における蒸葉付
着防止構造によれば、従来回転胴3の投入口3aから全
長の1/4の範囲に特に蒸葉Aが付着するため、この範
囲を加熱することにより蒸葉Aの付着を大幅に防ぐこと
ができる。
着防止構造によれば、従来回転胴3の投入口3aから全
長の1/4の範囲に特に蒸葉Aが付着するため、この範
囲を加熱することにより蒸葉Aの付着を大幅に防ぐこと
ができる。
【0025】請求項3記載の蒸葉処理機における蒸葉付
着防止構造によれば、加熱温度は、蒸葉Aを加熱する温
度よりも50℃以上高い温度に設定されるため、蒸葉A
の付着の防止を充分に行うことができる。
着防止構造によれば、加熱温度は、蒸葉Aを加熱する温
度よりも50℃以上高い温度に設定されるため、蒸葉A
の付着の防止を充分に行うことができる。
【0026】請求項4記載の蒸葉処理機における蒸葉付
着防止方法によれば、蒸葉処理機1の回転胴3における
蒸葉Aが投入落下される個所が、熱っせられるため、こ
の投入落下個所や回転胴全体に蒸葉Aが付着するのが防
止される。従って蒸葉Aの付着を防ぐために不必要に蒸
葉処理機1の風量を増大したり、温度を上げたりする必
要がなくなる。また無駄な風量や温度に設定されないた
め、エネルギーロスが少なくランニングコストを抑える
ことができる。
着防止方法によれば、蒸葉処理機1の回転胴3における
蒸葉Aが投入落下される個所が、熱っせられるため、こ
の投入落下個所や回転胴全体に蒸葉Aが付着するのが防
止される。従って蒸葉Aの付着を防ぐために不必要に蒸
葉処理機1の風量を増大したり、温度を上げたりする必
要がなくなる。また無駄な風量や温度に設定されないた
め、エネルギーロスが少なくランニングコストを抑える
ことができる。
【0027】請求項5記載の蒸葉処理機における蒸葉付
着防止方法によれば、従来回転胴3の投入口3aから全
長の1/4の範囲に特に蒸葉Aが付着するため、ここを
加熱することにより蒸葉Aの付着を大幅に防ぐことがで
きる。また回転胴3を加熱する温度は、蒸葉を加熱する
温度よりも50℃以上高い温度であるため蒸葉の付着の
防止が効果的に行われる。
着防止方法によれば、従来回転胴3の投入口3aから全
長の1/4の範囲に特に蒸葉Aが付着するため、ここを
加熱することにより蒸葉Aの付着を大幅に防ぐことがで
きる。また回転胴3を加熱する温度は、蒸葉を加熱する
温度よりも50℃以上高い温度であるため蒸葉の付着の
防止が効果的に行われる。
【図1】本発明に係る蒸葉付着防止構造を採った蒸葉処
理機の実施の形態を示す斜視図である。
理機の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】回転胴の蒸葉が投入落下される個所の作動態様
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図4】加熱装置の設置位置を変更した他の三種の実施
の形態を示す骨格的側面図である。
の形態を示す骨格的側面図である。
【図5】加熱装置として熱風装置とヒートロータを適用
した他の二種の実施の形態を示す骨格的側面図である。
した他の二種の実施の形態を示す骨格的側面図である。
【図6】回転胴の内部側から回転胴の投入落下される個
所を加熱する他の実施の形態を示す骨格的側面図であ
る。
所を加熱する他の実施の形態を示す骨格的側面図であ
る。
【図7】受熱体を介して回転胴を加熱する他の実施の形
態を示す骨格的側面図である。
態を示す骨格的側面図である。
1 蒸葉処理機 2 機枠 3 回転胴 3a 投入口 3b 排出口 3c 攪拌桟 4 外胴 5 風導 6 加熱装置 7 受熱体 A 蒸葉 C 投入コンベヤ
Claims (5)
- 【請求項1】 蒸熱された茶葉である蒸葉を、葉打ちも
しくは粗揉を行う前に、回転胴で攪拌しながら加熱し蒸
露の除去を行う蒸葉処理機において、前記回転胴におけ
る蒸葉が投入落下される個所を、前記蒸葉を加熱する温
度よりも高い温度で加熱する加熱装置が設けられること
を特徴とする蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造。 - 【請求項2】 前記加熱装置は、回転胴の投入口側から
全長の1/4の範囲に設けられることを特徴とする請求
項1記載の蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造。 - 【請求項3】 前記加熱装置による加熱温度は、前記蒸
葉を加熱する温度よりも50℃以上高い温度に設定され
ることを特徴とする請求項1または2記載の蒸葉処理機
における蒸葉付着防止構造。 - 【請求項4】 蒸熱された茶葉である蒸葉を、葉打ちも
しくは粗揉を行う前に、回転胴で攪拌しながら加熱し蒸
露の除去を行う蒸葉処理機における投入された蒸葉の前
記回転胴への付着を防止する方法において、前記回転胴
における蒸葉が投入落下される個所を、前記蒸葉を加熱
する温度よりも高い温度で加熱することを特徴とする蒸
葉処理機における蒸葉付着防止方法。 - 【請求項5】 前記蒸葉を加熱する温度よりも高い温度
で加熱する個所は、回転胴の投入口側から排出口側に向
かって1/4の範囲であり、且つこの加熱温度は、前記
蒸葉を加熱する温度よりも50℃以上高い温度に設定さ
れることを特徴とする請求項4記載の蒸葉処理機におけ
る蒸葉付着防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30375797A JPH11113490A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造並びに方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30375797A JPH11113490A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造並びに方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11113490A true JPH11113490A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17924915
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30375797A Pending JPH11113490A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | 蒸葉処理機における蒸葉付着防止構造並びに方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11113490A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2398859A (en) * | 2003-01-24 | 2004-09-01 | Radix Systems Ltd | Progression of articles through a rotating inspection or drying drum using fluid jets |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP30375797A patent/JPH11113490A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2398859A (en) * | 2003-01-24 | 2004-09-01 | Radix Systems Ltd | Progression of articles through a rotating inspection or drying drum using fluid jets |
| GB2398859B (en) * | 2003-01-24 | 2006-01-11 | Radix Systems Ltd | Method and apparatus for processing articles |
| EP1440624A3 (en) * | 2003-01-24 | 2006-03-22 | Radix Systems Limited | Method and apparatus for processing arcticles |
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