JPH11113559A - 容器栓 - Google Patents

容器栓

Info

Publication number
JPH11113559A
JPH11113559A JP9280532A JP28053297A JPH11113559A JP H11113559 A JPH11113559 A JP H11113559A JP 9280532 A JP9280532 A JP 9280532A JP 28053297 A JP28053297 A JP 28053297A JP H11113559 A JPH11113559 A JP H11113559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
test tube
plug
stopper
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9280532A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunehisa Yamada
倫久 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9280532A priority Critical patent/JPH11113559A/ja
Publication of JPH11113559A publication Critical patent/JPH11113559A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 抗酸菌の培養時における雑菌等の試験管内へ
の混入を効果的に抑制する。 【解決手段】 試験管用栓10は、上端側が閉口してい
る円筒状の外栓部11と、この外栓部11の内側に配置
された円柱状の内栓部12とを備えて構成されており、
前記外栓部11と内栓部12との間に、試験管Tの外周
壁を挿入することで、打栓可能となっている。また、前
記外栓部11の内周壁には、所定の間隔で複数箇所に上
下方向に直線的に延出する第1の溝14が形成される一
方、前記内栓部の外周壁には、上部から下部に向かって
螺旋状に延びる第2の溝17が形成されており、抗酸菌
の培養時における雑菌等の試験管内への混入を効果的に
抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器栓に係り、更に
詳しくは、試験管等に用いられ、結核菌等の抗酸菌の培
養をする際に適した容器栓に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、結核菌等の抗酸菌の培養に
は、卵を主成分とした卵培地が用いられる。この卵培地
は試験管内で加熱凝固によって形成され、所定の期間保
存された後、その試験管がそのまま抗酸菌の培養に用い
られる。ここで、卵培地を形成する際には、雑菌の混入
等を防止するため試験管を打栓することが望ましいが、
試験管が加熱されるとその栓が飛んでしまうため、雑菌
の混入等に影響のない程度に試験管内の通気が必要とな
る。また、試験管に形成された卵培地を抗酸菌培養前に
保存するためには、培地を変質させないように試験管内
を密閉状態にする必要がある。更に、抗酸菌の培養時に
は、抗酸菌から発生した炭酸ガスを試験管内にできるだ
け留めつつ、抗酸菌の呼吸のための空気を試験管外に取
り入れることができる程度に試験管を打栓する必要であ
る。また、培養終了後には、抗酸菌の代謝を押えてそれ
を保存しておくために試験管内を密閉状態にする必要が
ある。
【0003】そこで、そのような諸条件に一種類の栓で
対応可能となる容器栓としての試験管用栓が知られてい
る。この試験管用栓は、上下に貫通する円筒状の本体
と、この本体の上端に連設されて当該本体の内側に設け
られた円柱部とを備え、この円柱部の略中心には、軸線
方向に貫通する長さ約20mm、直径約1mm程度の貫通穴
が設けられている。これによって、試験管に打栓する
と、培地作成時や抗酸菌培養時に必要な通気状態が確保
されるとともに、培地や抗酸菌の保存時にあっても、貫
通穴が微細であるから、培地や抗酸菌の保存を殆ど影響
なく行うことが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、抗酸菌
培養時における雑菌等の試験管内への混入を効果的に抑
制するために貫通穴を細長くすることが理想的である
が、このような試験管用栓は、コスト的に見て一体成形
されるのが殆どで、一体成形とすれば、成形技術上、貫
通穴を前述の径より小さくすることができない。また、
貫通穴を軸線方向に設けると、その長さは栓の高さより
長くすることができず、使い勝手の面から栓を所定の高
さ以上にすることもできないから、貫通穴の長さは、事
実上前述の長さに以上とすることができない。従って、
抗酸菌の培養時における雑菌等の試験管内への混入を確
実に抑制することができない場合があるという不都合が
あった。更に、培地や抗酸菌の保存の際には、一層の密
閉状態を確保することが望ましい。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、抗酸菌の培養時に
おける雑菌等の試験管等の容器内への混入を効果的に抑
制することができる容器栓を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、一端開口型の容器の開口部外径と略同一
の内径を有し、上端側が閉口する円筒状に形成された外
栓部と、この外栓部の内側に、当該外栓部と同一軸線を
有するとともに、前記容器の開口部内径と略同一の外径
を有する円柱状の内栓部とを備え、前記外栓部の内周壁
には、上部から下部に延出する少なくとも一条の第1の
溝が形成され、前記内栓部の外周壁には、上部から下部
へ延出する少なくとも一条の第2の溝が形成され、これ
ら第1及び第2の溝は、前記容器の上端が前記外栓部と
内栓部との間の所定高さ位置に達すると容器内部が通気
可能になるように形成される、という構成を採ってい
る。このような構成とすることで、抗酸菌の培養時に、
容器の上端が前記外栓部と内栓部との間の所定高さ位置
で打栓すれば、外からの空気の容器内への流入は、第1
及び第2の溝を介してのみ行われることになる。ここ
で、第1及び第2の溝は、それぞれ外栓部の内周壁、内
栓部の外周壁に形成されるから、技術的に細長い溝を形
成可能となり、抗酸菌の培養時における雑菌等の容器内
への混入を効果的に抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における第1及び第2の溝
は、前記容器の上端が前記所定高さ位置より上方に位置
するときに、前記容器の外周壁によって容器内部からの
通気を遮断するように形成される、という構成を採るこ
とが好ましい。このような構成では、培地や抗酸菌の保
存の際に、容器の上端を前記所定高さ位置より上方に配
置すれば、確実な密閉状態とすることができる。
【0008】また、前記第2の溝は、前記内栓部の外周
壁に沿って螺旋状に延出する、という構成を採ることが
好ましい。これによれば、第2の溝の長さを栓の高さよ
り長くすることができ、抗酸菌の培養時における雑菌等
の試験管内への混入を一層抑制することができる。
【0009】なお、本明細書における『螺旋状』とは、
ねじ溝のように、外周面を複数回転するように形成され
たものの他、螺旋方向に沿って外周面の一部にのみ形成
されたものをも含む概念として用いられる。
【0010】
【実施例】以下、実施例に係る容器栓を試験管用栓とし
て適用したものを図面を参照しながら説明する。
【0011】図1には、本実施例に係る試験管用栓の概
略斜視図が示され、図2には、その拡大横断面図が示さ
れている。これらの図において、容器栓としての試験管
用栓10は、ゴム等の弾性素材によって一体成形された
ものであり、上端側が閉口している円筒状の外栓部11
と、この外栓部11の内側に配置された円柱状の内栓部
12とを備えて構成されている。
【0012】前記外栓部11の内径は、試験管Tの外径
と略同一、若しくは、その外径よりも若干小さめに形成
されており、外栓部11の内周壁には、所定の間隔で複
数箇所に上下方向に直線的に延出する第1の溝14が複
数条形成されている。この第1の溝14は、特に限定さ
れるものではないが、長さ25〜30mm、幅0.5mm、
深さ0.5mmに形成されている。また、第1の溝14の
隣側の一部領域には、外栓部11に一体成形された突部
15が設けられている。なお、第1の溝14の形状とし
ては、断面形状が円弧状の溝、U字溝若しくはくさび状
溝となるものが例示できる。
【0013】前記内栓部12は、前記外栓部11と同一
軸線となるように、外栓部11の内側上端面に接合して
いる。ここで、内栓部12の外径は、試験管Tの内径と
略同一、若しくは、その内径より若干大きめに形成され
ている。従って、試験管用栓10の下方から、試験管T
の外周壁を前記外栓部11と内栓部12との間に挿入し
ていくと、試験管用栓10の弾性による締付力を伴って
試験管Tに打栓可能となる。なお、内栓部12の下部領
域は、試験管Tへの挿入の至便を考えテーパ状に形成さ
れている。
【0014】前記内栓部の外周壁には、上部から下部に
向かって螺旋状に延びる第2の溝17が一条形成されて
おり、この第2の溝17は、特に限定されるものではな
いが、長さ25〜30mm、幅0.5mm、深さ0.5mmに
形成され、断面形状が円弧状の溝、U字溝若しくはくさ
び状溝となるものが例示できる。また、第2の溝17の
上端側は、図3に示されるように、試験管Tの上端面が
突部15に当接した状態においては、外栓部11の上端
面と試験管Tの上端面との間に形成される隙間Cに臨む
位置となるように形成されている。従って、この状態に
あっては、試験管Tの内部は、第2の溝17、隙間C、
及び第1の溝14とを介した通気状態となっている。こ
の高さ位置から、更に試験管Tを上方に押し上げると、
つまり、打栓を深い位置にすると、突部15が拡開し
て、図4に示されるように、試験管Tの上端面が外栓部
11の上端内面に当接可能となるが、この際には、前記
第1及び第2の溝14,17間に試験管Tの外周壁が介
在し、試験管Tの内部を密閉状態とするようになってい
る。
【0015】従って、このような実施例によれば、第2
の溝17を内栓部13の外周面に螺旋状に設けたから、
抗酸菌の培養時の通気路を従来に比べて細長く形成する
ことができるため、抗酸菌培養時に、図3に示されるよ
うな半打栓状態にしておけば、雑菌の混入等を抑制した
通気が可能となり、抗酸菌の培養を理想的に行うことが
できる。また、培地作成時においても図3の半打栓状態
にすれば、加熱時の栓の飛び出しを防止することができ
る。更に、培地保存時や抗酸菌保存時には、図4に示さ
れるような完全打栓状態とすれば、試験管T内を略完全
に密閉にすることができ、培地や抗酸菌の保存に一層好
適となるという効果も得る。
【0016】なお、前記実施例においては、容器を試験
管とした場合の容器栓について説明したが、本発明はこ
れに限られず、試験管以外の容器、例えば、フラスコ等
の横断面積が一様でない容器や、開口部の横断面が多角
形状の容器等にも適用可能である。
【0017】また、第1及び第2の溝14,17の条数
は図示構成例に限定されず、双方共に少なくとも一条設
けてあればよく、培養される抗酸菌に応じてそれら条数
を変えてもよい。
【0018】また、前記実施例では、第1の溝14を上
下方向に直線状に延出し、第2の溝17を螺旋状に形成
したが、本発明はこれに限らず、第1の溝14を螺旋状
に形成し、第2の溝17を直線状に形成してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外栓部の内周壁に上部から下部に延出する少なくとも一
条の第1の溝を形成し、内栓部の外周壁に上部から下部
へ延出する少なくとも一条の第2の溝を形成し、これら
第1及び第2の溝を容器の上端が外栓部と内栓部との間
の所定高さ位置に達すると容器内部が通気可能になるよ
うに形成したから、従来に比べて細長い溝を形成するこ
とができ、抗酸菌の培養時における雑菌等の容器内への
混入を抑制することができる。
【0020】また、前記第1及び第2の溝は、容器の上
端が前記所定高さ位置より上方に位置するときに容器の
外周壁によって容器内部からの通気を遮断するから、培
地や抗酸菌の保存の際に、確実な密閉状態とすることが
できる。
【0021】また、前記第2の溝を前記内栓部の外周壁
に沿って螺旋状に延出したから、抗酸菌の培養時におけ
る雑菌等の容器内への混入を一層効果的に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る試験管用栓の概略斜視図。
【図2】その拡大横断面図。
【図3】半打栓状態を示す図2のA−A線矢視拡大断面
図。
【図4】完全打栓状態を示す図2のA−A線矢視拡大断
面図。
【符号の説明】
10 容器栓としての試験管用栓 11 外栓部 12 内栓部 14 第1の溝 17 第2の溝 T 試験管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端開口型の容器の開口部外径と略同一
    の内径を有し、上端側が閉口する円筒状に形成された外
    栓部と、この外栓部の内側に、当該外栓部と同一軸線を
    有するとともに、前記容器の開口部内径と略同一の外径
    を有する円柱状の内栓部とを備え、前記外栓部の内周壁
    には、上部から下部に延出する少なくとも一条の第1の
    溝が形成され、前記内栓部の外周壁には、上部から下部
    へ延出する少なくとも一条の第2の溝が形成され、これ
    ら第1及び第2の溝は、前記容器の上端が前記外栓部と
    内栓部との間の所定高さ位置に達すると容器内部が通気
    可能になるように形成されていることを特徴とする容器
    栓。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の溝は、前記容器の上
    端が前記所定高さ位置より上方に位置するときに、前記
    容器の外周壁によって容器内部からの通気を遮断するよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項1記載の容
    器栓。
  3. 【請求項3】 前記第2の溝は、前記内栓部の外周壁に
    沿って螺旋状に延出していることを特徴とする請求項1
    又は2記載の容器栓。
JP9280532A 1997-10-14 1997-10-14 容器栓 Withdrawn JPH11113559A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9280532A JPH11113559A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 容器栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9280532A JPH11113559A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 容器栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11113559A true JPH11113559A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17626411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9280532A Withdrawn JPH11113559A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 容器栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11113559A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008078765A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-03 Biochromat Co., Ltd 揮発性物質留去用栓、揮発性物質留去用容器及び揮発性物質留去装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008078765A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-03 Biochromat Co., Ltd 揮発性物質留去用栓、揮発性物質留去用容器及び揮発性物質留去装置
JP4763805B2 (ja) * 2006-12-27 2011-08-31 株式会社バイオクロマト 揮発性物質留去用栓、揮発性物質留去用容器及び揮発性物質留去装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4772418A (en) Autoclavable rack container
AU658079B2 (en) Cell culture insert
ES2272379T3 (es) Conjunto de recipiente de recogida.
US5468638A (en) Cell culture insert
AU669637B2 (en) Vessel and closure assembly
US5736355A (en) Self contained biological indicator
JP4049838B2 (ja) 培養容器アセンブリ
JPH01503595A (ja) 汚染防止用閉鎖体,特に細胞培養瓶用ネジ式閉鎖体
US20040157205A1 (en) Incubation and/or storage container system and method
JP2001031127A (ja)
GB2073720A (en) Additive transfer unit
US4072577A (en) Method and miniaturized apparatus for cultivating bacteria
JPH0775553A (ja) 生体外で組織培養物を成長させる装置
JPH11113559A (ja) 容器栓
US3451894A (en) Gas cap for culture tubes
JP4049837B2 (ja) 培養容器アセンブリ
JP2001224355A (ja) 両面シャーレ
JP4049836B2 (ja) 培養容器アセンブリ
US10308904B2 (en) Food and beverage fermentation device
JP2862170B2 (ja) 細胞成長又は組織培養のためのアセンブリ
JP2001106242A (ja) 凍結乾燥容器、及びそれを用いた凍結乾燥方法
JP3638824B2 (ja) 納豆容器および納豆の収納方法
JPH0616555Y2 (ja) 微生物培養用試験管
JP2001120254A (ja) 発酵食品容器用ガス排出器
JPS61265029A (ja) 養液栽培装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104