JPH11113985A - 棺 桶 - Google Patents
棺 桶Info
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- JPH11113985A JPH11113985A JP29347397A JP29347397A JPH11113985A JP H11113985 A JPH11113985 A JP H11113985A JP 29347397 A JP29347397 A JP 29347397A JP 29347397 A JP29347397 A JP 29347397A JP H11113985 A JPH11113985 A JP H11113985A
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- JP
- Japan
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- paper
- housing
- lid
- wood
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストの高い従来の木製の棺桶に代えて、低
コストにて供給が可能であり且つ自然に優しい棺桶を提
供する。 【解決手段】 本願発明に係る棺桶は、紙を主成分とす
る素材にて、本体が形成されたことを特徴とする。この
ように紙という、木材に比して極めて安価で且つ自然へ
の還元のし易さという点で木材に比べても遜色のない材
料を主成分とする素材にて棺桶本体を形成することによ
り、従来の木製の棺桶と同様自然に帰しやすく環境を汚
染しない棺桶を、従来に比して著しく低いコストにて供
給可能とした。
コストにて供給が可能であり且つ自然に優しい棺桶を提
供する。 【解決手段】 本願発明に係る棺桶は、紙を主成分とす
る素材にて、本体が形成されたことを特徴とする。この
ように紙という、木材に比して極めて安価で且つ自然へ
の還元のし易さという点で木材に比べても遜色のない材
料を主成分とする素材にて棺桶本体を形成することによ
り、従来の木製の棺桶と同様自然に帰しやすく環境を汚
染しない棺桶を、従来に比して著しく低いコストにて供
給可能とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、棺桶に関し、詳しく
は、人間やペット動物などの葬儀に用いる柩に関する。
は、人間やペット動物などの葬儀に用いる柩に関する。
【0002】
【従来の技術】葬儀の際に亡骸を安置する柩には、現在
に至っても、一般に木材で形成されたものが用いられて
いる。元々木材は、天然の資材として豊富に存在し調達
が容易であり、このため、古来からの慣習として木製の
棺桶が葬儀に用いられた。又、このような天然の資材で
ある木材にて形成された棺桶は、火葬や土葬に際して、
燃焼や地中での分解に適し、自然に帰しやすいものであ
った。このような利点から、現在でも、木製の棺桶が使
用されているのである。
に至っても、一般に木材で形成されたものが用いられて
いる。元々木材は、天然の資材として豊富に存在し調達
が容易であり、このため、古来からの慣習として木製の
棺桶が葬儀に用いられた。又、このような天然の資材で
ある木材にて形成された棺桶は、火葬や土葬に際して、
燃焼や地中での分解に適し、自然に帰しやすいものであ
った。このような利点から、現在でも、木製の棺桶が使
用されているのである。
【0003】ところが、最近では、宅地開発などによっ
て森林が減少したこと、森林自体が木材を採取するのに
長期の育成期間を必要とする生産性の低いものであるこ
と、国内の林業に従事する者が減少したこと等の各種要
因によって、木材は、高価な材料となりつつある。又こ
の一方で、木材の使用は、内外を問わず森林破壊の要因
とされ、敬遠されつつある。このため、近年では、木材
の調達は、容易とは言えず、棺桶のコストアップの要因
となっている。しかし、使用後の自然環境への還元が容
易な材料という点で、棺桶への木材の使用は避けがた
く、上記の傾向を払拭するに至っていない。
て森林が減少したこと、森林自体が木材を採取するのに
長期の育成期間を必要とする生産性の低いものであるこ
と、国内の林業に従事する者が減少したこと等の各種要
因によって、木材は、高価な材料となりつつある。又こ
の一方で、木材の使用は、内外を問わず森林破壊の要因
とされ、敬遠されつつある。このため、近年では、木材
の調達は、容易とは言えず、棺桶のコストアップの要因
となっている。しかし、使用後の自然環境への還元が容
易な材料という点で、棺桶への木材の使用は避けがた
く、上記の傾向を払拭するに至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明は、
安価にて供給可能で、木材と同様、自然への還元が容易
で自然環境を汚染しない材料にて、形成された棺桶を提
供することにより、上記の課題の解決を図るものであ
る。
安価にて供給可能で、木材と同様、自然への還元が容易
で自然環境を汚染しない材料にて、形成された棺桶を提
供することにより、上記の課題の解決を図るものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、紙
管と、紙を主成分とする素材と、一般の樹脂を有する素
材との3者のうちより選択された少なくとも1つの素材
にて、本体が形成されたことを特徴とする棺桶を提供す
ることにより、上記の課題を解決するものである。
管と、紙を主成分とする素材と、一般の樹脂を有する素
材との3者のうちより選択された少なくとも1つの素材
にて、本体が形成されたことを特徴とする棺桶を提供す
ることにより、上記の課題を解決するものである。
【0006】即ち、紙管にて棺桶本体を形成することに
より、上記本願第1の発明に係る棺桶と同様、従来通り
環境汚染を招かず、尚且つ従来に比して著しく低コスト
の棺桶を、提供することが可能となった。又、紙管は加
工が容易であり、製造工程を自動化(機械化)すること
が可能であることから、このような材料を用いる棺桶
は、短期間に大量の生産・供給が可能である。
より、上記本願第1の発明に係る棺桶と同様、従来通り
環境汚染を招かず、尚且つ従来に比して著しく低コスト
の棺桶を、提供することが可能となった。又、紙管は加
工が容易であり、製造工程を自動化(機械化)すること
が可能であることから、このような材料を用いる棺桶
は、短期間に大量の生産・供給が可能である。
【0007】また、紙という、木材に比して極めて安価
で且つ自然への還元のし易さという点で木材に比べても
遜色のない材料を主成分とする素材にて棺桶本体を形成
することにより、従来の木製の棺桶と同様自然に帰しや
すく環境を汚染しない棺桶を、従来に比して著しく低い
コストにて供給可能とした。
で且つ自然への還元のし易さという点で木材に比べても
遜色のない材料を主成分とする素材にて棺桶本体を形成
することにより、従来の木製の棺桶と同様自然に帰しや
すく環境を汚染しない棺桶を、従来に比して著しく低い
コストにて供給可能とした。
【0008】さらに、樹脂を有する素材にて、棺桶本体
を形成することにより、紙を主成分とする棺桶と同様、
従来通り環境汚染を招かず、木材製のものに比して著し
く低コストの棺桶を、提供することが可能となった。
又、樹脂は、成形加工が極めて容易な素材であり、紙管
製の棺桶と同様、機械化による大量の生産・供給が可能
である。
を形成することにより、紙を主成分とする棺桶と同様、
従来通り環境汚染を招かず、木材製のものに比して著し
く低コストの棺桶を、提供することが可能となった。
又、樹脂は、成形加工が極めて容易な素材であり、紙管
製の棺桶と同様、機械化による大量の生産・供給が可能
である。
【0009】次に本願の第2の発明は、生分解性樹脂を
有する素材にて、本体が形成されたことを特徴とする棺
桶を提供するものである。
有する素材にて、本体が形成されたことを特徴とする棺
桶を提供するものである。
【0010】この第2の発明にあっては、生分解性樹脂
を有する素材にて棺桶の本体を形成するため、通常の樹
脂とは異なり、紙製の棺桶と同様自然に帰しやすく環境
を汚染しない棺桶を提供することができたものである。
を有する素材にて棺桶の本体を形成するため、通常の樹
脂とは異なり、紙製の棺桶と同様自然に帰しやすく環境
を汚染しない棺桶を提供することができたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図面に基づき本願発明の実施の形
態を説明する。図1へ本願発明の一実施の形態を示す。
図1(A)は本願発明に係る棺桶1の斜視図であり、図
1(B)は(A)の棺桶1の縦断面図である。又図1
(A)は棺桶1を開いた状態を示し、図1(B)は棺桶
1を閉じた状態を示す。
態を説明する。図1へ本願発明の一実施の形態を示す。
図1(A)は本願発明に係る棺桶1の斜視図であり、図
1(B)は(A)の棺桶1の縦断面図である。又図1
(A)は棺桶1を開いた状態を示し、図1(B)は棺桶
1を閉じた状態を示す。
【0012】棺桶1は、本体として亡骸Nが収容される
収容部2と、収容部2を封じる蓋部3と、収容部2の底
部に設けられた脚部4,4と、収容部2内に設けられ亡
骸Nが載せられる安置用板5と、収容部2に対し蓋部3
を連結する蝶番6,6とを備える。
収容部2と、収容部2を封じる蓋部3と、収容部2の底
部に設けられた脚部4,4と、収容部2内に設けられ亡
骸Nが載せられる安置用板5と、収容部2に対し蓋部3
を連結する蝶番6,6とを備える。
【0013】収容部2は、円筒を半割状にした形状を有
する筐体である。即ち収容部2は、断面視半円形状の外
周部21と、前部22と、後部23とにて形成されてい
る。外周部21は円筒形の紙管をそのスラスト方向に沿
って半分に切断することによって形成される。前部22
と後部23は、夫々紙片を積層することにて形成された
略半円形状の板状体であり、外周部21の前後に接着剤
等の固定手段にて固着されたものである。外周部21
と、前部22と、後部23とは、夫々、約10乃至20
ミリメートルの厚みを有するものが適当である。但しこ
のような数値に限定するものではない。この外周部21
と前部22(若しくは後部23)との接合構造は適宜変
更して実施し得るが、図3において、3つの例を示す。
図3(A)は、外周部21の前後の端面と、前部22の
後面22a(後部23の前面23a)とを、当接させて
接着剤等で固定した例を示したものである。図3(B)
(C)は、外周部21の内周面に凹部21a,21bを
形成し、この凹部21a,21bに、前部22(後部2
3)の外周を嵌入させて接着剤等で固定したものであ
る。この凹部21a,21bの位置は適宜変更でき、図
3(B)のように、外周部21の前端(又は後端)であ
ってもよく、図3(C)のように、外周部21の前端
(又は後端)から内側に入った箇所であってもよい。
する筐体である。即ち収容部2は、断面視半円形状の外
周部21と、前部22と、後部23とにて形成されてい
る。外周部21は円筒形の紙管をそのスラスト方向に沿
って半分に切断することによって形成される。前部22
と後部23は、夫々紙片を積層することにて形成された
略半円形状の板状体であり、外周部21の前後に接着剤
等の固定手段にて固着されたものである。外周部21
と、前部22と、後部23とは、夫々、約10乃至20
ミリメートルの厚みを有するものが適当である。但しこ
のような数値に限定するものではない。この外周部21
と前部22(若しくは後部23)との接合構造は適宜変
更して実施し得るが、図3において、3つの例を示す。
図3(A)は、外周部21の前後の端面と、前部22の
後面22a(後部23の前面23a)とを、当接させて
接着剤等で固定した例を示したものである。図3(B)
(C)は、外周部21の内周面に凹部21a,21bを
形成し、この凹部21a,21bに、前部22(後部2
3)の外周を嵌入させて接着剤等で固定したものであ
る。この凹部21a,21bの位置は適宜変更でき、図
3(B)のように、外周部21の前端(又は後端)であ
ってもよく、図3(C)のように、外周部21の前端
(又は後端)から内側に入った箇所であってもよい。
【0014】収容部2の底部に設けられる上記脚部4,
4は、夫々紙片を積層して形成された板材であり、且
つ、断面視略L字状に成形された長尺状のアングルであ
る。脚部4,4は、その長手方向が、収容部2の長手方
向と、一致するように、接着剤等の固定手段により、収
容部に固定される。又、脚部4が呈するL字が上方に山
なりになるように、脚部4,4は収容部2の底部に固定
される。このような脚部4,4の固定によって、収容部
2は、安定して置くことができるのである。脚部4,4
は、上記の材料の他、木材を用いて形成することも可能
であり、その形状も断面視略L字状に限らず、断面三角
形状や四角形状等の、収容部2を安定して固定できるも
のであれば足りる。
4は、夫々紙片を積層して形成された板材であり、且
つ、断面視略L字状に成形された長尺状のアングルであ
る。脚部4,4は、その長手方向が、収容部2の長手方
向と、一致するように、接着剤等の固定手段により、収
容部に固定される。又、脚部4が呈するL字が上方に山
なりになるように、脚部4,4は収容部2の底部に固定
される。このような脚部4,4の固定によって、収容部
2は、安定して置くことができるのである。脚部4,4
は、上記の材料の他、木材を用いて形成することも可能
であり、その形状も断面視略L字状に限らず、断面三角
形状や四角形状等の、収容部2を安定して固定できるも
のであれば足りる。
【0015】蓋部3は、円筒を半割状にした形状を有す
る筐体である。即ち蓋部3は、断面視半円形状の外周部
31と、前部32と、後部33とにて形成されている。
外周部31は円筒形の紙管をそのスラスト方向に沿って
半分に切断することによって形成される。前部32と後
部33は、夫々紙片を積層することにて形成された略半
円形状の板状体であり、外周部31の前後に接着剤等の
固定手段にて固着されたものである。外周部31と、前
部32と、後部33とは、夫々、約10乃至20ミリメ
ートルの厚みを有するものが適当である。但し、このよ
うな数値に限定するものではない。この外周部31と前
部32(若しくは後部33)との接合構造は適宜変更し
て実施し得るが、先に収容部2で挙げた図3の例と同じ
例を示すことができる。尚、その構造に関する説明は、
収容部2の場合と同一であり、図3(A)〜(C)に、
蓋部3に相当する符号を括弧内に付して、図示と説明を
省略する。棺桶1の製造に際して、円筒形の紙管を半分
に切断し、2つにされた一方を上記収容部2とし、他方
を蓋部3とすることによって、完成後の棺桶1を閉じた
際、棺桶1は、断面が正円形状の円筒を呈し、装飾性に
優れる。但し、蓋部3は、収容部2を形成する紙管と異
なる径の紙管を用いることによって、形成することも可
能である(図示しない)。
る筐体である。即ち蓋部3は、断面視半円形状の外周部
31と、前部32と、後部33とにて形成されている。
外周部31は円筒形の紙管をそのスラスト方向に沿って
半分に切断することによって形成される。前部32と後
部33は、夫々紙片を積層することにて形成された略半
円形状の板状体であり、外周部31の前後に接着剤等の
固定手段にて固着されたものである。外周部31と、前
部32と、後部33とは、夫々、約10乃至20ミリメ
ートルの厚みを有するものが適当である。但し、このよ
うな数値に限定するものではない。この外周部31と前
部32(若しくは後部33)との接合構造は適宜変更し
て実施し得るが、先に収容部2で挙げた図3の例と同じ
例を示すことができる。尚、その構造に関する説明は、
収容部2の場合と同一であり、図3(A)〜(C)に、
蓋部3に相当する符号を括弧内に付して、図示と説明を
省略する。棺桶1の製造に際して、円筒形の紙管を半分
に切断し、2つにされた一方を上記収容部2とし、他方
を蓋部3とすることによって、完成後の棺桶1を閉じた
際、棺桶1は、断面が正円形状の円筒を呈し、装飾性に
優れる。但し、蓋部3は、収容部2を形成する紙管と異
なる径の紙管を用いることによって、形成することも可
能である(図示しない)。
【0016】蓋部3は、上記の蝶番6,6によって収容
部2へ開閉可能に連結される。蓋体3の上部には、窓3
4が設けられている。この窓34を通して、収容部2に
収容された亡骸Nの顔を蓋体3を閉じた後に見ることが
できる。窓34には、蓋35が設けられ、窓34を閉じ
ることが可能となっている。蓋35については、観音開
きとなるものを図1(A)へ示したが、この他、スライ
ドによって窓34の開閉を行うものであっても実施可能
である(図示しない)。
部2へ開閉可能に連結される。蓋体3の上部には、窓3
4が設けられている。この窓34を通して、収容部2に
収容された亡骸Nの顔を蓋体3を閉じた後に見ることが
できる。窓34には、蓋35が設けられ、窓34を閉じ
ることが可能となっている。蓋35については、観音開
きとなるものを図1(A)へ示したが、この他、スライ
ドによって窓34の開閉を行うものであっても実施可能
である(図示しない)。
【0017】収容部2の内部には、亡骸Nを安置するた
めに、図1(B)に示す通り、上記安置用板5が水平に
配置される。安置用板5は、平面視長方形の紙製若しく
は木製の板状体である。安置用板5は、合紙によって製
造することができるが、場合にもよっては木材でもよ
い。木材の場合には、一枚の木板でもよく合板でもよ
い。この他、安置用板5には、紙粉と合成樹脂との混合
成形品とすることも可能である。安置用板5の上面に
は、従来の布団に代えて不織布7が敷かれ、その上に亡
骸Nが安置される。不織布7には、耐水性を有する高吸
水性ポリマーを素材とするものが最適である。又、不織
布7には、高吸水性ポリマーに防臭性を持たせたもの
を、使用しても、極めて効果的である。
めに、図1(B)に示す通り、上記安置用板5が水平に
配置される。安置用板5は、平面視長方形の紙製若しく
は木製の板状体である。安置用板5は、合紙によって製
造することができるが、場合にもよっては木材でもよ
い。木材の場合には、一枚の木板でもよく合板でもよ
い。この他、安置用板5には、紙粉と合成樹脂との混合
成形品とすることも可能である。安置用板5の上面に
は、従来の布団に代えて不織布7が敷かれ、その上に亡
骸Nが安置される。不織布7には、耐水性を有する高吸
水性ポリマーを素材とするものが最適である。又、不織
布7には、高吸水性ポリマーに防臭性を持たせたもの
を、使用しても、極めて効果的である。
【0018】この実施の形態において、収容部2及び蓋
部3は、紙管を主要部として形成されるものであった
が、この他、紙粉を樹脂で固めて成形した材料を用いる
ものであっても実施可能である。この樹脂には、生分解
性樹脂を用いるのが環境保護の面で最適である。生分解
性樹脂とは、例えば、コンスターチを主成分とするペレ
ット状の或いは粉状の原料であり、バクテリア分解が可
能なものである。このような生分解性樹脂を紙粉へ配合
して、収容部2や蓋部3の素材を形成するものであって
も、或いは100パーセント生分解性樹脂を用いて収容
部2や蓋部3の素材を形成するものであっても、何れで
も実施可能である。但し生分解性樹脂を紙粉と配合して
用いる場合は、紙粉間の結合が可能な量となるように調
整して配合する。
部3は、紙管を主要部として形成されるものであった
が、この他、紙粉を樹脂で固めて成形した材料を用いる
ものであっても実施可能である。この樹脂には、生分解
性樹脂を用いるのが環境保護の面で最適である。生分解
性樹脂とは、例えば、コンスターチを主成分とするペレ
ット状の或いは粉状の原料であり、バクテリア分解が可
能なものである。このような生分解性樹脂を紙粉へ配合
して、収容部2や蓋部3の素材を形成するものであって
も、或いは100パーセント生分解性樹脂を用いて収容
部2や蓋部3の素材を形成するものであっても、何れで
も実施可能である。但し生分解性樹脂を紙粉と配合して
用いる場合は、紙粉間の結合が可能な量となるように調
整して配合する。
【0019】上記、紙管、樹脂、紙粉と樹脂の配合品
を、本体等の主要部の素材として採用することにより、
環境を汚染することなく、環境に極めて優しい棺桶を提
供することができたものである。また従来の木材では、
森林を伐採して製造する必要があり、1つの棺桶を作る
のに、約10万円のコストがかかったが、本願発明で
は、生分解性樹脂等のように特殊な樹脂はともかく、一
般の樹脂や紙粉、紙管の場合には、木材で製造する場合
に比して、コストを低下させることが可能となったので
ある。
を、本体等の主要部の素材として採用することにより、
環境を汚染することなく、環境に極めて優しい棺桶を提
供することができたものである。また従来の木材では、
森林を伐採して製造する必要があり、1つの棺桶を作る
のに、約10万円のコストがかかったが、本願発明で
は、生分解性樹脂等のように特殊な樹脂はともかく、一
般の樹脂や紙粉、紙管の場合には、木材で製造する場合
に比して、コストを低下させることが可能となったので
ある。
【0020】又、この図1に示す実施の形態は、蝶番
6,6にて収容部2と蓋部3とを連結するものであった
が、このような蝶番6,6を設けずに実施することも可
能である。即ち、収容部2と蓋部3とは別々に分離する
ことが可能なものであっても実施可能である。
6,6にて収容部2と蓋部3とを連結するものであった
が、このような蝶番6,6を設けずに実施することも可
能である。即ち、収容部2と蓋部3とは別々に分離する
ことが可能なものであっても実施可能である。
【0021】更に、図1に示す実施の形態において、棺
桶1は、円筒形の紙管にて、収容部2と蓋部3とが形成
されたものであったが、角管即ち断面が矩形の紙管に
て、棺桶1を形成するものであっても実施可能である
(図示しない)。このような角管を使用して棺桶1を形
成する場合、棺桶1の底部を平らな面とすることができ
るので、図1及び図2へ示す脚部4,4を設けずとも実
施可能である。又このように底部が平らとなる角管につ
いては、安置用板5を設けずに実施することも可能であ
る。収容部2と蓋部3との何れか一方を円筒形の紙管を
縦割りにし、他方を各紙管を縦割りにして用いると言う
ように、角と丸との組合せとすることも可能である。
桶1は、円筒形の紙管にて、収容部2と蓋部3とが形成
されたものであったが、角管即ち断面が矩形の紙管に
て、棺桶1を形成するものであっても実施可能である
(図示しない)。このような角管を使用して棺桶1を形
成する場合、棺桶1の底部を平らな面とすることができ
るので、図1及び図2へ示す脚部4,4を設けずとも実
施可能である。又このように底部が平らとなる角管につ
いては、安置用板5を設けずに実施することも可能であ
る。収容部2と蓋部3との何れか一方を円筒形の紙管を
縦割りにし、他方を各紙管を縦割りにして用いると言う
ように、角と丸との組合せとすることも可能である。
【0022】図1に示す実施の形態では、脚部4が呈す
るL字が上方に山なりになるように、脚部4,4は収容
部2の底部に固定されるものとしたが、これとは異な
り、L字が正立した状態に収容部2の底部に固定される
固定されるものとしても実施可能である(図示しな
い)。
るL字が上方に山なりになるように、脚部4,4は収容
部2の底部に固定されるものとしたが、これとは異な
り、L字が正立した状態に収容部2の底部に固定される
固定されるものとしても実施可能である(図示しな
い)。
【0023】図2(A)へ、他の実施の形態を示す。こ
れは、脚部4,4の長手方向が、収容部2の長手方向
と、交差するようにして、脚部4,4が収容部2の底部
に固定されたものである。このように脚部4,4を設け
ても、収容部2について、図1の実施の形態と同様の安
定性を得ることができる。この図2(A)の実施の形態
において、上記の脚部4,4以外の構成については、図
1の実施の形態と同様である。
れは、脚部4,4の長手方向が、収容部2の長手方向
と、交差するようにして、脚部4,4が収容部2の底部
に固定されたものである。このように脚部4,4を設け
ても、収容部2について、図1の実施の形態と同様の安
定性を得ることができる。この図2(A)の実施の形態
において、上記の脚部4,4以外の構成については、図
1の実施の形態と同様である。
【0024】図2(B)へ、更に他の実施の形態を示
す。これは、収容部2内に、安置用板5を載せる棚部
8,8を形成したものである。棚部8,8は、収容部2
の外周部21の上部の肉厚を薄くして形成したものであ
る。このような棚部8,8を形成しておくことにより、
安置用板5を配置する際、その位置決めが行いやすい。
又図2(C)へ示すように、収容部2内に、安置用板5
を嵌め込むことが可能な溝9,9を設けて実施すること
も可能である。安置用板5をこの溝9,9へ収容部2の
前方或いは後方からスライドさせて嵌め込むのである。
この場合も、安置用板5の収容部2内での位置決めが行
いやすい。図2(B)及び図2(C)に示す夫々の実施
の形態において、安置用板5の固定方法以外の構成につ
いは、図1又は図2(A)へ示す実施の形態と同様であ
る。
す。これは、収容部2内に、安置用板5を載せる棚部
8,8を形成したものである。棚部8,8は、収容部2
の外周部21の上部の肉厚を薄くして形成したものであ
る。このような棚部8,8を形成しておくことにより、
安置用板5を配置する際、その位置決めが行いやすい。
又図2(C)へ示すように、収容部2内に、安置用板5
を嵌め込むことが可能な溝9,9を設けて実施すること
も可能である。安置用板5をこの溝9,9へ収容部2の
前方或いは後方からスライドさせて嵌め込むのである。
この場合も、安置用板5の収容部2内での位置決めが行
いやすい。図2(B)及び図2(C)に示す夫々の実施
の形態において、安置用板5の固定方法以外の構成につ
いは、図1又は図2(A)へ示す実施の形態と同様であ
る。
【0025】図2(D)へ又更に他の実施の形態を示
す。これは、収容部2と蓋部3の夫々について、蝶番
6,6が設けられていない方の縁に、ほぞ10とこのほ
ぞ10を嵌めることが可能な溝11を設けたものであ
る。このようなほぞ10と溝11とを嵌め合う構造を採
ることによって、蓋部3にて正確に収容部2を封じるこ
とができる。そして、別途接着剤或いは釘等の固定手段
を用いて、収容部2と蓋部3の完全な固定を図ればよ
い。この図2(D)へ示すものは、収容部2側に溝11
が設けられ、蓋部3側にほぞ10が形成されているが、
逆に、収容部2側にほぞ10が設けられ、蓋部3側に溝
11が設けられたものであっても実施可能である(図示
しない)。
す。これは、収容部2と蓋部3の夫々について、蝶番
6,6が設けられていない方の縁に、ほぞ10とこのほ
ぞ10を嵌めることが可能な溝11を設けたものであ
る。このようなほぞ10と溝11とを嵌め合う構造を採
ることによって、蓋部3にて正確に収容部2を封じるこ
とができる。そして、別途接着剤或いは釘等の固定手段
を用いて、収容部2と蓋部3の完全な固定を図ればよ
い。この図2(D)へ示すものは、収容部2側に溝11
が設けられ、蓋部3側にほぞ10が形成されているが、
逆に、収容部2側にほぞ10が設けられ、蓋部3側に溝
11が設けられたものであっても実施可能である(図示
しない)。
【0026】この他、図2(E)へ示すように、収容部
2側と蓋部3側の双方が、凸部12,14と凹部13,
15とを備えるものとし、この凸部12,14と凹部1
3,15とが嵌まり合うものとしても実施可能である。
そして、この凸部12,14と凹部13,15の嵌合位
置X−Xに釘を打ち込み、凸部12,14と凹部13,
15とを固定する。固定に際して、釘以外に、タッカー
或いは接着剤等の固定手段を用いることも可能である。
2側と蓋部3側の双方が、凸部12,14と凹部13,
15とを備えるものとし、この凸部12,14と凹部1
3,15とが嵌まり合うものとしても実施可能である。
そして、この凸部12,14と凹部13,15の嵌合位
置X−Xに釘を打ち込み、凸部12,14と凹部13,
15とを固定する。固定に際して、釘以外に、タッカー
或いは接着剤等の固定手段を用いることも可能である。
【0027】図2(D)及び図2(E)へ示す実施の形
態において、収容部2と蓋部3との固着の構造以外の構
成については、図1及び図2(A)〜(C)へ示す実施
の形態と同様である。又、上記の図2(D)及び図2
(E)へ示すものにおいて、収容部2と蓋部3とは上記
と異なる縁に蝶番6,6を使用するものとしたが、蝶番
6,6を用いずに、収容部2と蓋部3の左右両縁に、上
記構造を採るものとしても実施可能である。このよう
に、収容部2と蓋部3とを分離可能に形成する場合、図
2(D)のほぞ10と溝11とを夫々蟻ぼそと蟻溝とし
て、収容部2の前後何れかから、蓋部3をスライドさせ
て装着するものとしても実施可能である(図示しな
い)。
態において、収容部2と蓋部3との固着の構造以外の構
成については、図1及び図2(A)〜(C)へ示す実施
の形態と同様である。又、上記の図2(D)及び図2
(E)へ示すものにおいて、収容部2と蓋部3とは上記
と異なる縁に蝶番6,6を使用するものとしたが、蝶番
6,6を用いずに、収容部2と蓋部3の左右両縁に、上
記構造を採るものとしても実施可能である。このよう
に、収容部2と蓋部3とを分離可能に形成する場合、図
2(D)のほぞ10と溝11とを夫々蟻ぼそと蟻溝とし
て、収容部2の前後何れかから、蓋部3をスライドさせ
て装着するものとしても実施可能である(図示しな
い)。
【0028】尚、蓋部2上面には、既述の窓35以外に
或いはこの窓35に代えて、蓋部2を閉めた後、上半身
など顔以外の部分も外部へ露出することが可能な寸法の
開口部を形成し、更に、この開口部に、紙材でできたス
ライド式のシャッタを設けて、開閉自在としても実施可
能である(図示しない)。このような開口部を設けるこ
とによって、棺桶を閉めた後も、亡骸をよく見ることが
でき、又シャッタにて、簡単にこのような開口部を閉じ
ることができる。
或いはこの窓35に代えて、蓋部2を閉めた後、上半身
など顔以外の部分も外部へ露出することが可能な寸法の
開口部を形成し、更に、この開口部に、紙材でできたス
ライド式のシャッタを設けて、開閉自在としても実施可
能である(図示しない)。このような開口部を設けるこ
とによって、棺桶を閉めた後も、亡骸をよく見ることが
でき、又シャッタにて、簡単にこのような開口部を閉じ
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上、本願の第1の発明は、自然環境を
汚染しない、自然に優しい棺桶を、提供することができ
たものである。紙管は、加工が極めて容易で、短期間に
て、大量に生産・供給することが可能である。このた
め、事故や災害などで、多数の死者が出た場合に、亡骸
を安置する棺桶を、必要な数、迅速に用意することがで
きる。さらに、紙管、合成樹脂、紙粉等の素材を選択す
ることによって、比較的低コストで棺桶を製造すること
も可能である。
汚染しない、自然に優しい棺桶を、提供することができ
たものである。紙管は、加工が極めて容易で、短期間に
て、大量に生産・供給することが可能である。このた
め、事故や災害などで、多数の死者が出た場合に、亡骸
を安置する棺桶を、必要な数、迅速に用意することがで
きる。さらに、紙管、合成樹脂、紙粉等の素材を選択す
ることによって、比較的低コストで棺桶を製造すること
も可能である。
【0030】本願第2の発明は、生分解性樹脂を用いる
ことによって、容易に自然に戻すことができ、環境問題
を起こし難い棺桶を提供することができたものである。
ことによって、容易に自然に戻すことができ、環境問題
を起こし難い棺桶を提供することができたものである。
【図1】(A)は本願発明に係る棺桶の一実施の形態を
示す斜視図であり、(B)はその略縦断面図である。
示す斜視図であり、(B)はその略縦断面図である。
【図2】(A)は他の実施の形態の斜視図であり、
(B)は更に他の実施の形態の要部略縦断面図であり、
(C)は又他の実施の形態の要部略縦断面図であり、
(D)は更に又他の実施の形態の一部切欠要部略縦断面
図であり、(E)は又他の実施の形態の一部切欠要部略
縦断面図である。
(B)は更に他の実施の形態の要部略縦断面図であり、
(C)は又他の実施の形態の要部略縦断面図であり、
(D)は更に又他の実施の形態の一部切欠要部略縦断面
図であり、(E)は又他の実施の形態の一部切欠要部略
縦断面図である。
【図3】(A)本願発明に係る棺桶の一実施の形態を示
す要部断面図であり、(B)及び(C)は、他の実施の
形態の要部断面図である。
す要部断面図であり、(B)及び(C)は、他の実施の
形態の要部断面図である。
1 棺桶 2 収容部 3 蓋部 4 脚部 5 安置用板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 陽一 滋賀県甲賀郡甲西町日枝町3−6 日本紙 管工業株式会社滋賀工場内 (72)発明者 佐々木 守 滋賀県甲賀郡甲西町日枝町3−6 日本紙 管工業株式会社滋賀工場内 (72)発明者 多田 幸彦 滋賀県甲貿郡甲西町日枝町3−6 日本紙 管工業株式会社滋賀工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 紙管と、紙を主成分とする素材と、樹脂
を有する素材との3者のうちより選択された少なくとも
1つの素材にて、本体が形成されたことを特徴とする棺
桶。 - 【請求項2】 生分解性樹脂を有する素材にて、本体が
形成されたことを特徴とする棺桶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29347397A JPH11113985A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 棺 桶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29347397A JPH11113985A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 棺 桶 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11113985A true JPH11113985A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17795207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29347397A Pending JPH11113985A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 棺 桶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11113985A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002104383A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-10 | ▲りつ▼盛國際股▲ふん▼有限公司 | 紙製棺桶の構造 |
| CN102995948A (zh) * | 2010-11-11 | 2013-03-27 | 徐文平 | 内置集束式塑料管的群葬深井墓穴及其建造方法 |
| WO2018058171A1 (en) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | Mea Souris | Biodegradable coffin assembly |
| US10443261B2 (en) | 2017-07-06 | 2019-10-15 | David A. Jaeger | Mausoleum with sealed cylinder assemblies |
| JP2021171234A (ja) * | 2020-04-22 | 2021-11-01 | 泰利 白藤 | 紙管製棺桶 |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP29347397A patent/JPH11113985A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002104383A (ja) * | 2000-10-05 | 2002-04-10 | ▲りつ▼盛國際股▲ふん▼有限公司 | 紙製棺桶の構造 |
| CN102995948A (zh) * | 2010-11-11 | 2013-03-27 | 徐文平 | 内置集束式塑料管的群葬深井墓穴及其建造方法 |
| CN102995948B (zh) * | 2010-11-11 | 2015-04-29 | 徐文平 | 内置集束式塑料管的群葬深井墓穴及其建造方法 |
| WO2018058171A1 (en) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | Mea Souris | Biodegradable coffin assembly |
| US20190298598A1 (en) * | 2016-09-28 | 2019-10-03 | Mea SOURIS | Biodegradable coffin assembly |
| JP2019530513A (ja) * | 2016-09-28 | 2019-10-24 | スーリー、メア | 生分解性棺アセンブリ |
| US11491067B2 (en) | 2016-09-28 | 2022-11-08 | Mea SOURIS | Biodegradable coffin assembly |
| US10443261B2 (en) | 2017-07-06 | 2019-10-15 | David A. Jaeger | Mausoleum with sealed cylinder assemblies |
| JP2021171234A (ja) * | 2020-04-22 | 2021-11-01 | 泰利 白藤 | 紙管製棺桶 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051115 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060411 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |