JPH11114760A - ブラシ装置 - Google Patents

ブラシ装置

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Publication number
JPH11114760A
JPH11114760A JP28362097A JP28362097A JPH11114760A JP H11114760 A JPH11114760 A JP H11114760A JP 28362097 A JP28362097 A JP 28362097A JP 28362097 A JP28362097 A JP 28362097A JP H11114760 A JPH11114760 A JP H11114760A
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JP
Japan
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brush
cylinder
outer cylinder
motor
housing
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Application number
JP28362097A
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English (en)
Inventor
Koichi Takahashi
康一 高橋
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Tipton Manufacturing Corp
Original Assignee
Tipton Manufacturing Corp
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダ11のストロークを短くする。 【解決手段】 架台2に固定されたハウジング1内に、
駆動軸3、内筒4及び外筒5をそれぞれ同心で挿入す
る。外筒5にシリンダ11を固定し、駆動軸3を回転さ
せるモータを装着するマウントブラケット9にシリンダ
11のロッド端を接続する。シリンダ11を伸縮させれ
ば、マウントブラケット9を介して駆動軸3が昇降し、
ブラシ部6も昇降する。一方、ブラシが摩耗して研磨圧
が低下した場合には、減速機付きモータ19を回転させ
ると、これに接続されたねじ軸21が外筒5に取り付け
られたサポートプレート23上のナット24に嵌合され
ているため、これらの嵌合を通じて外筒5が昇降する。
シリンダ11はワークの搬入・搬出を行うのに必要なス
トロークのみ確保すればよいため、シリンダ11は小型
のものでよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの表面に生
じたばり等の除去あるいは表面研磨を行うためのブラシ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワーク表面に生じたばり等を
除去するための装置として、実公平7ー13942号公
報のものが知られている(図8及び図9参照)。ワーク
に対するばり取り研磨を行う場合には、上昇位置にある
回転ブラシ100をシリンダ101の収縮動作によって
下降させる。そして、モータ102によって回転駆動し
ている回転ブラシ100をワークに押し当てれば、所望
のばり取り研磨がなされる。
【0003】ワークに押し当てる回転ブラシ100の高
さ位置を規制する方式として、上記のものでは、調節ボ
ルト形式による一対のストッパ受け部103を設け、こ
れらを当接ヘッド104に突き当てるようにしている。
また、このような回転ブラシ100の位置をワークの高
さに応じて再調整したい場合や、ブラシの摩耗の進行に
よる研磨圧の低下を調整したいような場合には、ストッ
パ受け部103のボルトのねじ込み量を調整したりモー
タ105を回転させて当接ヘッド104の高さ位置を調
整するような構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術では、次のような解決すべき問題点があった。す
なわち、回転ブラシ100の下降位置を規制するため
に、ストッパ受け部103を当接ヘッド104に衝突さ
せているため、比較的大きな衝突音を生じ作業環境を損
ねる。また、その衝撃によってそれが伝達される周辺の
部材に悪影響が及び、耐用年数を縮めることも懸念され
る。
【0005】また、上記のものはシリンダ101の摺動
ストロークが通常のワークの進退に必要なストロークに
加え、異なる高さのワークに対応したりするため、ある
いは研磨圧の調整に必要なストロークを考慮して付加設
定しなければならず、その分シリンダが大型化する、と
いう問題点もあった。さらに、上記のものはシリンダの
ストロークの全範囲が使用されるのでなく、つまりスト
ッパで途中拘束されるものであるから、一部範囲が専ら
使用されるため、使用部分のみが異常に摩耗するという
現象(偏摩耗)を生じる点も指摘される。さらにまた、
ブラシが摩耗するにつれてその調整の結果、ストローク
が増大するため、加工サイクルタイムが長くなるなど、
ばらつきが生じる、という問題もある。
【0006】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて開
発工夫されたものであり、その目的とするところは、装
置の延命化を達成できかつ全体をコンパクトにすること
ができるブラシ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明は、固定部材に支持された中空筒状
のハウジングと、このハウジング内に同軸で貫挿され、
その一端には駆動源によって回転駆動可能なブラシ部が
装着された駆動軸と、この駆動軸と前記ハウジングとの
間に同軸でかつ軸方向に沿ってスライド可能に介挿され
た内筒と、この内筒と前記ハウジングとの間に同軸でか
つ内筒及びハウジングに対して軸方向へのスライド可能
に介挿された外筒と、前記駆動源を装着しつつ前記内筒
に接続されるマウントブラケットと前記外筒との間に接
続されて前記ブラシ部を軸方向に沿って変位させるとと
もに、そのストロークエンドにクッション機構が内蔵さ
れた第1のスライド駆動機構と、前記ハウジングに装着
されその作動端側が前記外筒に接続されることにより、
外筒を軸方向に沿って変位させる第2のスライド駆動機
構とを備えてなることを特徴とするものである。
【0008】また請求項2の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、第2のスライド機構は、前記ハウジングに
ブラケットを介して装着された減速機付きモータと、前
記外筒からブラケットを介して取り付けられ前記モータ
の出力軸に接続されたねじ軸と嵌合するナットとからな
ることを特徴とするものである。
【0009】さらに請求項3の発明は、請求項2記載の
ものにおいて、第2のスライド機構には、前記減速機付
きモータの出力軸の回転角度を検出することでねじ軸の
送り量を検出する検出手段が設けられるとともに、前記
減速機付きモータは前記検出手段が設定された所定の角
度が検出されたときに制御手段からの指令に基づきその
動作が制御されることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、ワー
クを所定の加工位置にセットした後に駆動源を作動させ
て駆動軸を回転させる。そして、第1のスライド機構を
一方のストロークエンドまで駆動させると、この第1の
スライド機構は駆動源を装着し内筒に接続されたマウン
トブラケットに接続されていることから、駆動軸は内筒
と共に変位し、その結果ブラシ部がワークに当接して研
磨加工がなされる。
【0011】研磨が完了すれば、第1のスライド機構を
逆方向へ駆動させて他方のストロークエンドにまで至ら
せれば、内筒及び駆動軸が復帰しブラシがワークから離
間するため、研磨済みワークの取り出しを行うことがで
きる。
【0012】このように、通常のワークに対する研磨動
作を行う場合には、第1のスライド機構は両ストローク
エンド間を往復するため、クッション機構によって動作
音あるいは衝撃も緩和される。
【0013】さらに、種々のワークの高さに応じてブラ
シの位置を調整したり、ブラシの研磨圧を調整する場合
には、第2のスライド機構を作動させると、同スライド
機構は第1のスライド機構を装着している外筒に接続さ
れているため、第2のスライド機構が駆動すると外筒を
介して第1のスライド機構が変位する。このため、駆動
軸及び内筒がハウジングに対して摺動変位するため、ブ
ラシ部の位置が調整される。
【0014】このとき、第2のスライド機構の動作方向
は第1のスライド機構の動作方向と同じであるため、つ
まり第1のスライド機構のストロークを加算するように
機能するため、第1のスライド機構自身は基準となる高
さのワークを進退させるに必要なストロークを設定して
おけばよく、したがって従来に比較してストロークの小
さな機構とすることができるため、装置全体の小型化に
寄与する。また、加工サイクルタイムの短縮及び安定化
が可能となる。
【0015】請求項2の発明によれば、減速機付きモー
タが緩速回転すると、ねじ軸とナットとの嵌合により、
ナットが緩速にて昇降し、これによって外筒が昇降す
る。外筒にはモータを装着したマウントブラケットが接
続されているため、駆動軸を介してブラシが緩速で昇降
する。かくして、高さの異なるワークへの正確な対応
や、ブラシの研磨圧の調整を正確に行うことができる。
【0016】また請求項3の発明によれば、異なる高さ
のワークに応じてブラシの動作端を調整したり、ワーク
に対する研磨圧あるいはブラシの毛先が摩耗してその毛
丈調整を行う必要が生じた場合等には、予め制御手段に
所定の目標値を設定しておく。そして、減速機付きモー
タが回転し所定の回転角度だけ回転して、上記した目標
値になったことが検出されると、自動的にモータが停止
され、所望とする位置でブラシを停止させることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】
ー第1実施形態ー 以下、本発明の第1の実施の形態を図1〜図6に基づい
て説明する。図1はブラシ装置全体を示すものであり、
図において1は架台2に対して縦向きに設置されたハウ
ジングであり、上下に開口する円筒状に形成されてい
る。このハウジング1には内側から順に駆動軸3、内筒
4及び外筒5がそれぞれ同軸で挿入されている。但し、
図2に示されるように、内外両筒4,5はハウジング1
より長尺に形成され、かつ内筒4は外筒5よりさらに長
尺に形成されている。
【0018】駆動軸3の下端には後に説明するブラシ部
6が装着され、上端側はブラシ部6を回転させるための
駆動モータ7のモータ軸に対しカップリング8を介して
連結されている。この駆動モータ7は、その脚部9Aが
内筒4の上端に接続されたマウントブラケット9の上面
に縦向きに固定されており、ブラシ部6を高速回転可能
としている。一方、外筒5の上端にはブラケット10が
張り出し状に取り付けられるとともに、ここにはワーク
の搬入・搬出時にブラシ部6を昇降させるためのエアシ
リンダ11(本発明の第1のスライド機構に相当する)
が縦向きに取り付けられている。また、シリンダ11の
ロッド端部はマウントブラケット9の脚部9Aに連結さ
れており、これによりロッド12の伸縮に伴い駆動軸3
及び内筒4が、外筒5及びハウジング1に対して上下動
可能となる。さらに、シリンダ11に設定されたストロ
ークは、ワークが加工位置に対して搬入・搬出する際に
ブラシ部6との干渉回避に必要な最小限の長さとしてあ
る。
【0019】ところで、上記したシリンダ11にはクッ
ション機構が内蔵されている(図6参照)。シリンダ1
1内にはビストンロッド12が軸方向に沿って摺動可能
に組み込まれており、その先端にはピストン13が嵌着
されている。ピストン13の表裏にはリング状に形成さ
れたクッションゴム14A,Bが固着されていて、ピス
トン13が両ストロークエンドに達したとき、つまりシ
リンダケースの両側面に当接したときの衝撃を吸収する
ようになっている。さらに、シリンダケースの両端部に
はそれぞれシリンダ室に連通するエアの給排孔15A,
Bがそれぞれ穿孔されるとともに、これらにはエア配管
16の一端が接続されている。
【0020】但し、両エア配管16には絞り弁付きチェ
ック弁よりなるスピードコントローラ17が介在されて
おり、ピストンロッド12の速度調整が可能となってい
る。また、図ではクッションゴム14A,Bを設けてピ
ストン13の衝撃を吸収するようにしたが、エアによる
クッション構造に代えてもよい。
【0021】さて、ハウジング1の上端部には取付け台
18が張り出し状に取り付けられ、その下面には本発明
の第2のスライド機構の一部を構成する減速機付きモー
タ19が縦向きに固定されている。この減速機付きモー
タ19は、高さの異なるワークに対応させる場合や、ブ
ラシ20の毛先が摩耗してブラシ20の毛丈調整を行う
場合に、ブラシ部6の下降端位置を微調整するためのも
のであり、その出力軸にはねじ軸21がカップリング2
2を介して連係されている。一方、外筒5の上端にはサ
ポートプレート23が横向きに張り出し、ここにはねじ
軸21が嵌合するナット24が固着されている。したが
って、減速機付きモータ19が緩速回転してねじ軸21
が回転すると、サポートプレート23を介して外筒5が
昇降し、つまりはシリンダ11、マウントブラケット9
を介して内筒4及び駆動軸3、さらにはブラシ部6全体
が昇降することになる。
【0022】前記したように、経時的にブラシ20が摩
耗した場合には、研磨圧が変動するため、定期的にブラ
シ部6を所定ピッチ毎に下降させる必要がある。そのた
め、この実施の形態では、ねじ軸21の送り量を検出す
るための送り量検出手段が設けられている(図5参
照)。また、ブラシ20が保持筒25から殆ど露出しな
い状態まで摩耗してしまい加工不能な状況になったとき
には、改めてブラシ20の毛先を保持筒25から一定長
さだけ露出させねばならない。そのためには、毛丈調整
後にブラシ部6全体を元の高さ位置まで戻してやる必要
がある。そのために、本実施の形態ではねじ軸21の上
昇端位置を検出して減速機付きモータ19を停止させる
ための上昇端検出手段も設けられている。
【0023】まず、送り量検出手段について説明する
と、ねじ軸21には歯車形状をなす回転ドグ26が嵌着
されており、その外周側には回転ドグ26を挟むように
して上下一対のフォトマイクロスイッチよりなる第1セ
ンサ29(回転ドグと共に本発明の検出手段を構成す
る)が配されている。この第1センサ29は取付け台1
8の上板18Aにセンサホルダ29Aを介して取り付け
られており、回転ドグ26の回転角度に応じて一歯を通
過する毎に図示しない制御装置に対して検出信号を出力
する。制御装置はこの検出値と設定値との比較を行い、
一致した時点で減速機付きモータ19に対して停止指令
を出力するようになっている。
【0024】なお、ブラシ20は加工回数によってその
摩耗程度が経験的に知られており、本実施形態では所定
の加工回数毎に回転ドグ26が一歯分回転したことを検
出したら、減速機付きモータ19を停止させる設定とし
てある。
【0025】また、上昇端検出手段を説明すると、前記
したサポートプレート23の先端部には検知片30が垂
下されており、その先端がドグ31となっている。一
方、取付け台18の上板18Aの端縁部には検知片30
の上下動を許容する切り欠き凹部18Bが形成されると
ともに、ドグ31を検出するための第2センサ28(フ
ォトマイクロスイッチ)が取り付けられている。
【0026】最後に、ブラシ部6について説明すると、
ブラシ部6はそれぞれリング状に形成された上下一対の
基盤32A,Bを有し、このうち上側の基盤32Aには
駆動軸3が接続されている。また、両基盤32A,B間
は一対のガイドシャフト33によって接続されており、
共に駆動軸3の回転によって一体回転可能である。さら
に、上下の基盤32A,Bの外周縁寄りには複数個の差
し込み孔34が共に等ピッチ間隔で貫通し、上下で対応
する差し込み孔34にはブラシ20を収容する複数個の
保持筒25の両端部が貫通して嵌着されている。
【0027】また、上側の基盤32Aの下面には各ブラ
シ20を保持するためのブラシホルダー35が同心で配
され、両ガイドシャフト33に沿って上下動可能となっ
ているが、ブラシホルダー35の外周面からねじ込まれ
たセットスクリュー36がガイドシャフト33に突き当
てられており、手動にて強制的に上げ下げされない限り
は、ブラシホルダー35が自重で落下してしまわない程
度の摺動抵抗が付与されている。さらに、ブラシホルダ
ー35の外周部には複数の突部37が所定間隔毎に放射
状に突設されており、隣接する突部37間には薄板プレ
ート38が架設されている。そして、この薄板プレート
38を挟むようにして装着筒体39が設けられ、この装
着筒体39は保持筒25内に嵌め込まれる。
【0028】保持筒25は上下に開口する円筒状に形成
されるとともに、内部にはブラシ20が収容されてい
る。このブラシ20は多数本のブラシ素線の上端部を金
属製のブラシヘッド40で束ねた構成となっており、各
ブラシ素線は例えばナイロン等に研磨剤を含有させて形
成したものであり、上記した装着筒体39に対しマグネ
ット41によって吸着されて取付けがなされている。一
方、保持筒25の上端からは軸方向に沿って一対のスリ
ット42が所定長さ範囲にわたって切り込まれており、
これらは保持筒25が装着筒体39へ嵌め込まれたとき
に薄板プレート38に差し込まれることで、ブラシホル
ダー35が保持筒25に沿って相対的に昇降可能とな
る。
【0029】次に、上記のように構成された第1実施形
態の作用効果を具体的に説明する。ブラシ部6が上昇位
置に退避している状態で、研磨加工すべきワークを加工
位置にセットする。そして、駆動モータ7によって駆動
軸3を高速回転させてブラシ部6を高速回転させつつシ
リンダ11を伸張動作させる。これにより、内筒4及び
駆動軸3が下降するため、各ブラシ20がワークに所定
の研磨圧をもって接しながら加工がなされる。所定の時
間が経過して加工が完了すれば、シリンダ11を収縮動
作させて内筒4及び駆動軸3を介してブラシ部6を上昇
させ、加工済みワークを取り出して次工程へ搬出する。
【0030】ところで、ブラシ部6の昇降はシリンダ1
1の全伸縮ストロークを利用して行われている。つま
り、ピストンはシリンダ11ケースの両端部間をそれら
に突き当たるまで移動するが、ピストンの表裏端面に設
けられたクッションゴム14A,Bによってシリンダ1
1ケースへの衝撃が吸収される。したがって、大きな衝
撃音が発生することもなく、また衝撃の影響が周辺の部
材に及ぶこともない。さらには、ピストンはその全スト
ローク間を摺動するため、一部ストロークのみを利用す
る方式とは異なり偏摩耗を生じることがない。また、最
小のストロークでよいため、加工サイクルタイムが短縮
され、かつストローク時間も安定したものとなる。
【0031】経時的にブラシ20が摩耗してくるとワー
クに対する研磨圧が低下してくるが、前記したように、
研磨回数が所定回数に達したことが制御装置で判定され
ると、制御装置からは減速機付きモータ19に対して駆
動信号が出力される。そして、この実施形態において
は、減速機付きモータ19の回転によって回転ドグ26
が一歯分回転したことが第1センサ29によって検出さ
れると、制御装置から出力される停止信号によって減速
機付きモータ19が回転を停止する。
【0032】かくして、ねじ軸21が所定の送り量をも
って正方向へ送られると、ナット24との嵌合によって
サポートプレート23が下降し、これが取り付けられて
いる外筒5も同時に所定ストロークだけ下降する。その
ため、外筒5に取り付けられているシリンダ11、さら
には内筒4及び駆動軸3、ひいてはブラシ部6全体が微
小ストロークだけ下方へ変位することになる。かくし
て、ブラシ20の摩耗した分の補正がなされるため、シ
リンダ11は全ストロークを使って動作させれば、ブラ
シ20の下端位置を一定に保つことができ、つまりはワ
ークに対する研磨圧を一定に保持できる。
【0033】ブラシ20がさらに摩耗して保持筒25か
ら殆ど露出しなくなって研磨加工が不能な状態になった
ときには、ブラシ部6を元の高さ位置にまで復帰させた
うえで、改めて微量ずつ下降調整を行うことになる。こ
の場合に、原位置への復帰のために、減速機付きモータ
19が駆動し、ねじ軸21の回転によってサポートプレ
ート23が所定高さ位置まで復帰すると、検知片30の
ドグ31が第2センサ28にて検出される。これによっ
て、制御装置からは減速機付きモータ19に対して停止
指令が出力されるため、サポートプレート23、ひいて
はブラシ部6が元の高さ位置に復帰する。
【0034】かくして、ブラシ部6が元の高さ位置に復
帰したら、手動にてブラシホルダー35を強制的に押し
下げる。すると、ブラシホルダー35は各薄板プレート
38とスリット42の摺動を通じて下降し、これに伴っ
てブラシ20が保持筒25内を下降するため、ブラシ2
0の毛先が保持筒25先端から所望長さだけ露出させる
ことができる。
【0035】以上のように、第1実施形態によれば、減
速機付きモータ19がワークの高さ変動、研磨圧の変動
に対応しつつ、シリンダ11の位置を変更するようにし
ているため、シリンダ11自体はワークの搬入・搬出時
に必要なストロークのみを確保するような設定とすれば
よいため、シリンダ11は小型のものとすることがで
き、結果として装置全体の小型化が達成できる。
【0036】また、シリンダ11は常にその全ストロー
ク間を往復するようになるため、従来のような外部のス
トッパを使用しなくとも内蔵のクッション機構を利用し
て衝撃吸収をすることができる。したがって、衝撃音も
少なく、また衝撃の影響が周辺部材に及ぶことも少な
い。また、全ストロークを使用するため、偏摩耗の問題
も解消できる。 ー第2実施形態ー 図8は本発明の第2実施形態を示すものである。第2実
施形態では自転・公転可能なホィールブラシ43を用い
たブラシ部を備えたものに適用されている。このような
ホィールブラシ43を用いたものは、円筒状工作物の端
面(ブラシと対向する面)と垂直面(端面と垂直な面)
とのコーナに生じたばりを機械的に除去するのに有効で
ある。但し、駆動側については第1実施形態と同様であ
るため、図示及び説明は省略する。
【0037】モータ7に接続された駆動軸3の途中には
同心減速装置(図ではハーモニック・ドライブ・システ
ムス株式会社製ハーモニック・ディファレンシャル・コ
ンポーネント44が採用された)を設け、同心フランジ
45が緩速回転可能となっている。また、同心フランジ
45及びこれを取り付けた支持部材46には、駆動軸3
に固定した平歯車47と噛み合う平歯車48及びそれよ
り伝動する傘歯車列49A,Bを設けた中間軸50が架
設され、中間軸50と連動するブラシ回転軸51により
ホィールブラシ43を自転させ、同時に駆動軸3を中心
として旋回(公転)させることができる。
【0038】以上のように構成された第2実施形態にお
いても、第1実施形態と同様の作用効果を発揮すること
ができる。
【0039】なお、本発明は種々の変更が可能であり、
次のような変形例も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0040】ブラシの摩耗検知は、研磨圧の変化に伴
うモータの負荷電流を検出して、この変化量に基づいて
減速機付きモータ19を駆動制御するようにしてもよ
い。
【0041】この実施形態では、減速機付きモータ1
9を使用したが、これに代えてサーボモータ等を使用す
ることも可能である。
【0042】ブラシホルダー35の変位操作を手動に
て行うものを示したが、ブラシの摩耗状況を検出しつつ
自動的に行うようにすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転ブラシ装置の全体を示す側面図
【図2】同じく駆動部分を示す正断面図
【図3】同じくブラシ部を示す正断面図
【図4】ブラシ部の分解斜視図
【図5】ねじ軸の周辺を示す斜視図
【図6】シリンダの内部構造を示す半断面図
【図7】第2実施形態の要部を示す断面図
【図8】従来のブラシ装置を一部破断して示す正面図
【図9】同じく側面図
【符号の説明】
1…ハウジング 3…駆動軸 4…内筒 5…外筒 6…ブラシ部 7…駆動モータ 9…マウントブラケット 11…シリンダ(第1のスライド機構) 14A,B…クッションゴム 18…取付け台(ブラケット) 19…減速機付きモータ 20…ブラシ 24…ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材に支持された中空筒状のハウジ
    ングと、 このハウジング内に同軸で貫挿され、その一端には駆動
    源によって回転駆動可能なブラシ部が装着された駆動軸
    と、 この駆動軸と前記ハウジングとの間に同軸でかつ軸方向
    に沿ってスライド可能に介挿された内筒と、 この内筒と前記ハウジングとの間に同軸でかつ内筒及び
    ハウジングに対して軸方向へのスライド可能に介挿され
    た外筒と、 前記駆動源を装着しつつ前記内筒に接続されるマウント
    ブラケットと前記外筒との間に接続されて前記ブラシを
    軸方向に沿って変位させるとともに、そのストロークエ
    ンドにクッション機構が内蔵された第1のスライド駆動
    機構と、 前記ハウジングに装着されその作動端側が前記外筒に接
    続されることにより、外筒を軸方向に沿って変位させる
    第2のスライド駆動機構とを備えてなることを特徴とす
    るブラシ装置。
  2. 【請求項2】 第2のスライド機構は、前記ハウジング
    にブラケットを介して装着された減速機付きモータと、
    前記外筒からブラケットを介して取り付けられ前記モー
    タの出力軸に接続されたねじ軸と嵌合するナットとから
    なることを特徴とする請求項1記載のブラシ装置。
  3. 【請求項3】 第2のスライド機構には、前記減速機付
    きモータの出力軸の回転角度を検出することでねじ軸の
    送り量を検出する検出手段が設けられるとともに、前記
    減速機付きモータは前記検出手段が設定された所定の角
    度が検出されたときに制御手段からの指令に基づきその
    動作が制御されることを特徴とする請求項2記載のブラ
    シ装置。
JP28362097A 1997-10-16 1997-10-16 ブラシ装置 Pending JPH11114760A (ja)

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