JPH11114845A - ボルト・ナット締結用の流体圧駆動レンチ - Google Patents
ボルト・ナット締結用の流体圧駆動レンチInfo
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- JPH11114845A JPH11114845A JP9276002A JP27600297A JPH11114845A JP H11114845 A JPH11114845 A JP H11114845A JP 9276002 A JP9276002 A JP 9276002A JP 27600297 A JP27600297 A JP 27600297A JP H11114845 A JPH11114845 A JP H11114845A
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- Japan
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- piston rod
- spool
- wrench
- mount base
- nut
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING, OR HOLDING
- B25B21/00—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
- B25B21/004—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose of the ratchet type
- B25B21/005—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose of the ratchet type driven by a radially acting hydraulic or pneumatic piston
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボルト・ナットに対して回動力を負荷するア
クチュエータの作動流体の切り替えをより一層簡単なバ
ルブ機構で担わせて流路構成を簡略化し、複数のワーク
に対しても同時に操作可能な流体圧構造のレンチを提供
する。 【解決手段】 駆動ソケット2を間欠回転駆動するアク
チュエータ3の内部の作動油の流路に、アクチュエータ
3のピストンロッド4のストロークエンドに対応して流
路を切り替えるスプール10をピストンロッド4の動作
に連動可能に備えるともに、反力受けソケット6をその
位置を自由に変えられるホルダ7によって保持可能と
し、更に駆動ソケット2にはボルトに仮固定するための
セットアップ2dを回転操作可能に備える。
クチュエータの作動流体の切り替えをより一層簡単なバ
ルブ機構で担わせて流路構成を簡略化し、複数のワーク
に対しても同時に操作可能な流体圧構造のレンチを提供
する。 【解決手段】 駆動ソケット2を間欠回転駆動するアク
チュエータ3の内部の作動油の流路に、アクチュエータ
3のピストンロッド4のストロークエンドに対応して流
路を切り替えるスプール10をピストンロッド4の動作
に連動可能に備えるともに、反力受けソケット6をその
位置を自由に変えられるホルダ7によって保持可能と
し、更に駆動ソケット2にはボルトに仮固定するための
セットアップ2dを回転操作可能に備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば発電所等
の設備における大型配管や橋梁及びその他の大型構築物
等の構築作業において、フランジ接合を利用するときに
ボルト・ナットの締結及び解除を油圧等の流体圧を利用
して機械的に行えるようにした流体圧駆動レンチに関す
る。
の設備における大型配管や橋梁及びその他の大型構築物
等の構築作業において、フランジ接合を利用するときに
ボルト・ナットの締結及び解除を油圧等の流体圧を利用
して機械的に行えるようにした流体圧駆動レンチに関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、発電所や製鉄プラント等のよ
うな大型設備における高圧蒸気配管の配管施工では、配
管どうしの連結やその途中に組み込む各種のバルブ等は
フランジ接合によって行われるのが殆どである。そし
て、このフランジ接合では、ボルトを2枚の接合フラン
ジに通してナットによって締め上げてフランジどうしを
拘束する作業が行われる。
うな大型設備における高圧蒸気配管の配管施工では、配
管どうしの連結やその途中に組み込む各種のバルブ等は
フランジ接合によって行われるのが殆どである。そし
て、このフランジ接合では、ボルトを2枚の接合フラン
ジに通してナットによって締め上げてフランジどうしを
拘束する作業が行われる。
【0003】このようなボルト・ナットによるフランジ
の締結作業では、ボルト径が大きくてボルトを締め上げ
るのに必要なトルクも非常に大きくなるので、手動式の
レンチに代えて、油圧駆動式のレンチが従来から広く利
用されている。このような油圧駆動式のレンチとして
は、たとえば本願出願人が提案して特許第262910
5号として登録されたものがある。
の締結作業では、ボルト径が大きくてボルトを締め上げ
るのに必要なトルクも非常に大きくなるので、手動式の
レンチに代えて、油圧駆動式のレンチが従来から広く利
用されている。このような油圧駆動式のレンチとして
は、たとえば本願出願人が提案して特許第262910
5号として登録されたものがある。
【0004】油圧駆動式のレンチは、レンチ本体にボル
トのヘッドまたはナットに嵌合してこれを回転させるた
めの駆動ソケットを備え、この駆動ソケットに対して往
復回転運動を与える油圧シリンダのピストンロッドをた
とえばラチェット機構を介して連接したものである。こ
のようなレンチであれば、シリンダに対して作動油を給
排操作することでそのピストンロッドを往復動作させる
と、駆動ソケットがボルトやナットに対して必要な回転
方向に強制的に回して、何らの作業負担を伴うことなく
また一定の締め付けトルクでボルトとナットの締結が可
能である。
トのヘッドまたはナットに嵌合してこれを回転させるた
めの駆動ソケットを備え、この駆動ソケットに対して往
復回転運動を与える油圧シリンダのピストンロッドをた
とえばラチェット機構を介して連接したものである。こ
のようなレンチであれば、シリンダに対して作動油を給
排操作することでそのピストンロッドを往復動作させる
と、駆動ソケットがボルトやナットに対して必要な回転
方向に強制的に回して、何らの作業負担を伴うことなく
また一定の締め付けトルクでボルトとナットの締結が可
能である。
【0005】油圧駆動によるレンチでは、ピストンロッ
ドを進出させるときに駆動ソケットを回転させてボルト
またはナットに対して締め付けまたは緩め方向に回動さ
せ、ストロークエンドに達したらピストンロッドを後退
させて次の回動負荷に備えるという動作を繰り返す。こ
のため、シリンダに接続した作動油の油圧系統には、シ
リンダに対する油路の切り替えのためのバルブを組み込
み、油路の切り替えができる油圧回路を備える必要があ
る。
ドを進出させるときに駆動ソケットを回転させてボルト
またはナットに対して締め付けまたは緩め方向に回動さ
せ、ストロークエンドに達したらピストンロッドを後退
させて次の回動負荷に備えるという動作を繰り返す。こ
のため、シリンダに接続した作動油の油圧系統には、シ
リンダに対する油路の切り替えのためのバルブを組み込
み、油路の切り替えができる油圧回路を備える必要があ
る。
【0006】このような油路の切り替え方式としては、
ピストンロッドの往復時におけるそのストロークエンド
の位置をオペレータが目視で確認して、油圧系統のバル
ブを操作する手動式の切り替えスイッチを操作するとい
う手動操作が旧来の基本的なものであった。しかしなが
ら、オペレータの手動操作が前提なので作業効率にも限
界があり、ピストンロッドのストロークの大きさ及び設
定もオペレータの技量に左右されるので、多数のボルト
・ナットを一定のトルクで締め付けるには困難さを伴
う。
ピストンロッドの往復時におけるそのストロークエンド
の位置をオペレータが目視で確認して、油圧系統のバル
ブを操作する手動式の切り替えスイッチを操作するとい
う手動操作が旧来の基本的なものであった。しかしなが
ら、オペレータの手動操作が前提なので作業効率にも限
界があり、ピストンロッドのストロークの大きさ及び設
定もオペレータの技量に左右されるので、多数のボルト
・ナットを一定のトルクで締め付けるには困難さを伴
う。
【0007】また、従来の各種の油圧機器に採用されて
いるように、ピストンロッドの位置に応じた作動油の圧
力に応動するパイロットバルブと、このパイロットバル
ブによって起動されて油路を切り替えるコントロールバ
ルブが一般に用いられる。これらの2個のバルブの併用
によって、油路を自動的に切り替えることができ、ピス
トンロッドの往復動作によるボルト・ナットの締結や緩
め作業が格段に向上することになる。
いるように、ピストンロッドの位置に応じた作動油の圧
力に応動するパイロットバルブと、このパイロットバル
ブによって起動されて油路を切り替えるコントロールバ
ルブが一般に用いられる。これらの2個のバルブの併用
によって、油路を自動的に切り替えることができ、ピス
トンロッドの往復動作によるボルト・ナットの締結や緩
め作業が格段に向上することになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、油路の切り
替えのためにこれらのパイロットバルブ及びコントロー
ルバルブを備えるのでは、これらの2個のバルブを相互
に関連して動作させる必要があるので、油路構成がかな
り複雑になる。このため、油路構成が複雑になってその
設計の自由度も小さく、装置の小型化にも限界があるの
で重量も大きくなりがちであり、現場での作業性に少な
からず影響を及ぼす。また、油路構成の複雑さが圧縮性
の作動油の応答性に微妙に影響するので、たとえば原子
力発電所等のように配管系統の接続に際してボルト・ナ
ットの締め付けトルクを一定値に高い精度で締め上げる
ことが要求される施工用とする場合では、油圧回路の最
適設計が難しい。
替えのためにこれらのパイロットバルブ及びコントロー
ルバルブを備えるのでは、これらの2個のバルブを相互
に関連して動作させる必要があるので、油路構成がかな
り複雑になる。このため、油路構成が複雑になってその
設計の自由度も小さく、装置の小型化にも限界があるの
で重量も大きくなりがちであり、現場での作業性に少な
からず影響を及ぼす。また、油路構成の複雑さが圧縮性
の作動油の応答性に微妙に影響するので、たとえば原子
力発電所等のように配管系統の接続に際してボルト・ナ
ットの締め付けトルクを一定値に高い精度で締め上げる
ことが要求される施工用とする場合では、油圧回路の最
適設計が難しい。
【0009】更に、ボルト・ナットの締め付け作業を開
始するときには、駆動ソケットをナットに被せるととも
にレンチ本体を反力受けとしてフランジの一部や隣接配
置のボルトを工具掛かりのように引っ掛けることが通常
である。このため、締め付け開始後に反力受けによる拘
束力が作用するまでにならないと、ピストンロッドの往
復運動に伴ってレンチが自転して反力を取れなくなるの
で、作業者が手でレンチを保持しておくことが必要であ
った。したがって、たとえば複数の組のボルト・ナット
について同時に締め付ける作業では、一人の作業者では
対応できない場合があり、作業性にも問題がある。
始するときには、駆動ソケットをナットに被せるととも
にレンチ本体を反力受けとしてフランジの一部や隣接配
置のボルトを工具掛かりのように引っ掛けることが通常
である。このため、締め付け開始後に反力受けによる拘
束力が作用するまでにならないと、ピストンロッドの往
復運動に伴ってレンチが自転して反力を取れなくなるの
で、作業者が手でレンチを保持しておくことが必要であ
った。したがって、たとえば複数の組のボルト・ナット
について同時に締め付ける作業では、一人の作業者では
対応できない場合があり、作業性にも問題がある。
【0010】このように、従来の油圧駆動レンチでは、
駆動用のシリンダの作動油の油路切り替えのために2系
統のバルブ構成が必要なので装置が複雑になるほか、複
数のボルト・ナットに対して同時に作業するには取り扱
い難くいという面がある。
駆動用のシリンダの作動油の油路切り替えのために2系
統のバルブ構成が必要なので装置が複雑になるほか、複
数のボルト・ナットに対して同時に作業するには取り扱
い難くいという面がある。
【0011】本発明において解決すべき課題は、ボルト
・ナットに対して回動力を負荷するシリンダに対して作
動流体の流路の切り替えをより一層簡単なバルブ機構で
担わせて流路構成を簡略化するとともに、複数のワーク
に対しても同時に操作可能な流体圧駆動のレンチを提供
することにある。
・ナットに対して回動力を負荷するシリンダに対して作
動流体の流路の切り替えをより一層簡単なバルブ機構で
担わせて流路構成を簡略化するとともに、複数のワーク
に対しても同時に操作可能な流体圧駆動のレンチを提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、マウントベー
スと、このマウントベースに基端を連接した流体圧駆動
のアクチュエータと、マウントベースの先端側に回転自
在に配置されナットまたはボルトのヘッドに外挿可能と
した駆動ソケットとを備え、アクチュエータのハウジン
グから進退動作するピストンロッドに駆動ソケットを連
接してこの駆動ソケットを間欠回転させる流体圧駆動レ
ンチであって、アクチュエータには、ピストンロッドの
ピストン部を収納したボアライナと、ストロークエンド
に達する直前と直後の期間においてピストンロッドに連
動してボアライナに対する作動流体の供給及び排出方向
を切り替える流路切り替え手段とを備えたことを特徴と
する。
スと、このマウントベースに基端を連接した流体圧駆動
のアクチュエータと、マウントベースの先端側に回転自
在に配置されナットまたはボルトのヘッドに外挿可能と
した駆動ソケットとを備え、アクチュエータのハウジン
グから進退動作するピストンロッドに駆動ソケットを連
接してこの駆動ソケットを間欠回転させる流体圧駆動レ
ンチであって、アクチュエータには、ピストンロッドの
ピストン部を収納したボアライナと、ストロークエンド
に達する直前と直後の期間においてピストンロッドに連
動してボアライナに対する作動流体の供給及び排出方向
を切り替える流路切り替え手段とを備えたことを特徴と
する。
【0013】この構成において、流路切り替え手段は、
ハウジングの外部から作動流体を供給する第1流路と作
動流体を外部に回収する第2流路に接続され且つボアラ
イナの基端側にほぼ同軸上に配置した切り替えチャンバ
と、この切り替えチャンバに収納されピストンロッドに
連動するスプールとを含み、ピストンロッドが後退位置
から移動して進出位置のストロークエンドの直前までの
期間では作動流体の流れをピストンロッドを進出させる
順方向とし、ピストンロッドが進出位置から移動して後
退位置のストロークエンドの直前までの期間では作動流
体の流れをピストンロッドを後退させる逆方向とする、
流路系統の関係をスプールと第1及び第2流路との間に
持たせたものとすることができる。
ハウジングの外部から作動流体を供給する第1流路と作
動流体を外部に回収する第2流路に接続され且つボアラ
イナの基端側にほぼ同軸上に配置した切り替えチャンバ
と、この切り替えチャンバに収納されピストンロッドに
連動するスプールとを含み、ピストンロッドが後退位置
から移動して進出位置のストロークエンドの直前までの
期間では作動流体の流れをピストンロッドを進出させる
順方向とし、ピストンロッドが進出位置から移動して後
退位置のストロークエンドの直前までの期間では作動流
体の流れをピストンロッドを後退させる逆方向とする、
流路系統の関係をスプールと第1及び第2流路との間に
持たせたものとすることができる。
【0014】このピストンロッドとスプールとを含むも
のでは、これらのピストンロッドとスプールとの間を、
ピストンロッドがその進出方向及び後退方向のストロー
クエンドの直前においてのみスプールを同じ方向に駆動
して順方向及び逆方向に切り替え可能な連接関係とした
ものとすることができる。
のでは、これらのピストンロッドとスプールとの間を、
ピストンロッドがその進出方向及び後退方向のストロー
クエンドの直前においてのみスプールを同じ方向に駆動
して順方向及び逆方向に切り替え可能な連接関係とした
ものとすることができる。
【0015】この連接関係において、ピストンロッドと
スプールとの間の連接材として、ピストンロッドに軸線
方向に穿った操作孔からピストン部を貫通して切り替え
チャンバの中まで至る操作ロッドを軸線方向に移動可能
に備え、操作孔と操作ロッドとの間に、ピストンロッド
の進出及び後退時のそれぞれのストロークエンドの近傍
で互いに軸線方向に係合力を作用し合うストッパ機構を
設け、スプールは、操作ロッドを差し込み可能な内径を
持つ中空体とするとともに、ストッパ機構の係合によっ
て操作ロッドがピストンロッドと連動し始めてから一定
のストロークを越えたとき操作ロッドに対して軸線方向
に係合可能とした構成とすることができる。
スプールとの間の連接材として、ピストンロッドに軸線
方向に穿った操作孔からピストン部を貫通して切り替え
チャンバの中まで至る操作ロッドを軸線方向に移動可能
に備え、操作孔と操作ロッドとの間に、ピストンロッド
の進出及び後退時のそれぞれのストロークエンドの近傍
で互いに軸線方向に係合力を作用し合うストッパ機構を
設け、スプールは、操作ロッドを差し込み可能な内径を
持つ中空体とするとともに、ストッパ機構の係合によっ
て操作ロッドがピストンロッドと連動し始めてから一定
のストロークを越えたとき操作ロッドに対して軸線方向
に係合可能とした構成とすることができる。
【0016】また、操作ロッドには、スプールに差し込
まれている部分の外周面に軸線方向に間隔を開けて一対
のストッパを備え、スプールには、これらのストッパに
挟まれる部分の内周にいずれか一方のストッパに選択的
に係合可能なリブを備えるとともに、このリブを挟んで
操作リブの周面との間に圧縮のコイルスプリングを介装
し、更にスプール外周面と切り替えチャンバとの間に
は、スプールの軸線方向の移動に抵抗を与える抵抗負荷
手段を備えるようにしてもよい。
まれている部分の外周面に軸線方向に間隔を開けて一対
のストッパを備え、スプールには、これらのストッパに
挟まれる部分の内周にいずれか一方のストッパに選択的
に係合可能なリブを備えるとともに、このリブを挟んで
操作リブの周面との間に圧縮のコイルスプリングを介装
し、更にスプール外周面と切り替えチャンバとの間に
は、スプールの軸線方向の移動に抵抗を与える抵抗負荷
手段を備えるようにしてもよい。
【0017】抵抗負荷手段は、スプールの外周面に球面
状に凹ませて形成され軸線方向に間隔をおいて第1ノッ
チ及び第2ノッチと、切り替えチャンバの内周部分にお
いてスプール側に向けて弾性付勢され第1ノッチ及び第
2ノッチのそれぞれに没入可能な鋼球等のボールとの組
み合わせとすることができる。
状に凹ませて形成され軸線方向に間隔をおいて第1ノッ
チ及び第2ノッチと、切り替えチャンバの内周部分にお
いてスプール側に向けて弾性付勢され第1ノッチ及び第
2ノッチのそれぞれに没入可能な鋼球等のボールとの組
み合わせとすることができる。
【0018】また、リブに近い側の第1ノッチにスプー
ルの内部に連通する流路孔を開け、ピストンロッドがそ
の進出位置にあるときにはリブから遠い側の第2ノッチ
にボールが没入すると同時に、第1ノッチの流路孔をボ
アライナの基端側から第2流路へ向かう経路とするよう
に構成してもよい。
ルの内部に連通する流路孔を開け、ピストンロッドがそ
の進出位置にあるときにはリブから遠い側の第2ノッチ
にボールが没入すると同時に、第1ノッチの流路孔をボ
アライナの基端側から第2流路へ向かう経路とするよう
に構成してもよい。
【0019】更に、マウントベースの基端側にアクチュ
エータのハウジングの両面に対峙する一対のブラケット
を配置し、アクチュエータのハウジングにはこれらのブ
ラケットの厚さ分だけ凹ませた連接座を形成するととも
に、この連接座にはブラケットの外郭形状に倣う受圧面
を備えることもできる。
エータのハウジングの両面に対峙する一対のブラケット
を配置し、アクチュエータのハウジングにはこれらのブ
ラケットの厚さ分だけ凹ませた連接座を形成するととも
に、この連接座にはブラケットの外郭形状に倣う受圧面
を備えることもできる。
【0020】以上のアクチュエータを持つ構成の発明に
加えて、駆動ソケットとほぼ同じ内部断面を持ち締め付
け作業対象のボルトまたはナットとは別の既設のボルト
のヘッドまたはナットに係合する反力受けソケットと、
この反力受けソケットをマウントベースの下端縁側に拘
束して固定するホルダとを設け、ホルダをマウントベー
スに対してその先端側から基端側の間で移動可能に連接
したものとすることもできる。
加えて、駆動ソケットとほぼ同じ内部断面を持ち締め付
け作業対象のボルトまたはナットとは別の既設のボルト
のヘッドまたはナットに係合する反力受けソケットと、
この反力受けソケットをマウントベースの下端縁側に拘
束して固定するホルダとを設け、ホルダをマウントベー
スに対してその先端側から基端側の間で移動可能に連接
したものとすることもできる。
【0021】この場合、反力受けソケットは、ボルトの
ヘッドまたはナットに被せる拘束環と、この拘束環とほ
ぼ同軸上に設けられマウントベースの下端縁に沿う小径
のピンとを備え、ホルダは、ピンを抱き込んでマウント
ベースとの間で狭持するフックと、この狭持方向に付勢
するためにマウントベースとの間に介装したトーション
スプリングと、マウントベースの下端縁に連接されてこ
のマウントベースの先端側と基端側との間を転動可能な
ローラとを備えることができる。
ヘッドまたはナットに被せる拘束環と、この拘束環とほ
ぼ同軸上に設けられマウントベースの下端縁に沿う小径
のピンとを備え、ホルダは、ピンを抱き込んでマウント
ベースとの間で狭持するフックと、この狭持方向に付勢
するためにマウントベースとの間に介装したトーション
スプリングと、マウントベースの下端縁に連接されてこ
のマウントベースの先端側と基端側との間を転動可能な
ローラとを備えることができる。
【0022】更に、駆動ソケットには、ナットを螺合し
ているボルトの先端と互いに拘束し合う仮固定のための
保持材を駆動ソケットの外部から操作可能に備えた構成
とすることもできる。
ているボルトの先端と互いに拘束し合う仮固定のための
保持材を駆動ソケットの外部から操作可能に備えた構成
とすることもできる。
【0023】この場合、保持材は、駆動ソケットに同軸
上で回転可能に設けられ、駆動ソケットの内部において
ボルトに螺合可能なセットアップと、駆動ソケットの外
部でこのセットアップに連接された操作用のハンドルと
から構成してもよい。
上で回転可能に設けられ、駆動ソケットの内部において
ボルトに螺合可能なセットアップと、駆動ソケットの外
部でこのセットアップに連接された操作用のハンドルと
から構成してもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の流体圧駆動レンチ
の斜視図、図2は図1を斜め下方から観た斜視図、図3
は正面図、図4は図3の一部切欠底面図である。
の斜視図、図2は図1を斜め下方から観た斜視図、図3
は正面図、図4は図3の一部切欠底面図である。
【0025】図において、流体圧駆動レンチはその作動
流体として油を利用した油圧式のものであり、マウント
ベース1の先端側に駆動ヘッド1aを設け、この駆動ヘ
ッド1aに組み込んだ駆動ソケット2を回転させるため
のアクチュエータ3をマウントベース1の上面側に連接
している。
流体として油を利用した油圧式のものであり、マウント
ベース1の先端側に駆動ヘッド1aを設け、この駆動ヘ
ッド1aに組み込んだ駆動ソケット2を回転させるため
のアクチュエータ3をマウントベース1の上面側に連接
している。
【0026】駆動ソケット2は、図4に示すようにカラ
ー1bを介して駆動ヘッド1aに回転自在に組み込ま
れ、その周面にはラチェット歯2aを形成したものであ
る。そして、アクチュエータ3のピストンロッド4の先
端に連接した環状の回転ヘッド5を同軸上に外挿すると
ともに、この回転ヘッド5の内周面側に組み込まれコイ
ルスプリング5aによって付勢されたラチェット爪5b
がラチェット歯2aに係合可能としている。
ー1bを介して駆動ヘッド1aに回転自在に組み込ま
れ、その周面にはラチェット歯2aを形成したものであ
る。そして、アクチュエータ3のピストンロッド4の先
端に連接した環状の回転ヘッド5を同軸上に外挿すると
ともに、この回転ヘッド5の内周面側に組み込まれコイ
ルスプリング5aによって付勢されたラチェット爪5b
がラチェット歯2aに係合可能としている。
【0027】なお、このようなラチェット爪5b及びラ
チェット歯2aによる駆動ソケット2の回転駆動は油圧
式レンチにおいて従来周知のものである。そして、この
ようなラチェット機構を用いるのに代えて、たとえば従
来技術の項で挙げた特許第2629105号に記載され
ているように、付勢用のコイルスプリングを備えない間
欠送り機構のものとしてもよい。
チェット歯2aによる駆動ソケット2の回転駆動は油圧
式レンチにおいて従来周知のものである。そして、この
ようなラチェット機構を用いるのに代えて、たとえば従
来技術の項で挙げた特許第2629105号に記載され
ているように、付勢用のコイルスプリングを備えない間
欠送り機構のものとしてもよい。
【0028】ピストンロッド4がアクチュエータ3から
進出するとき、回転ヘッド5はピストンロッド4のスト
ロークに対応する回動角度だけ図1において矢印方向に
回動し、駆動ソケット2も同じ角度回動する。この駆動
ソケット2の回動は、ラチェット爪5bがラチェット歯
2aに係合状態を保つことによって可能であり、ピスト
ンロッド4が後退するときにはラチェット爪5bはラチ
ェット歯2aの歯面に倣うように動いて図3の状態に戻
る。したがって、ピストンロッド4を往復動作させる
と、ラチェット歯2aとラチェット爪5bとによるラチ
ェット機構により、駆動ソケット2は間欠的に回動動作
を繰り返す。
進出するとき、回転ヘッド5はピストンロッド4のスト
ロークに対応する回動角度だけ図1において矢印方向に
回動し、駆動ソケット2も同じ角度回動する。この駆動
ソケット2の回動は、ラチェット爪5bがラチェット歯
2aに係合状態を保つことによって可能であり、ピスト
ンロッド4が後退するときにはラチェット爪5bはラチ
ェット歯2aの歯面に倣うように動いて図3の状態に戻
る。したがって、ピストンロッド4を往復動作させる
と、ラチェット歯2aとラチェット爪5bとによるラチ
ェット機構により、駆動ソケット2は間欠的に回動動作
を繰り返す。
【0029】駆動ソケット2は、図4に示すように、そ
の軸線方向の一端をナット100に被さってこれをその
回転方向に拘束する六角形の中空断面形状の拘束環2b
とし、この拘束環2bと同軸上に保持孔2cを開けてい
る。そして、この保持孔2cには、ナット100から突
き出ているボルト101に螺合するセットアップ2dを
回転可能に連接する。このセットアップ2dは、拘束環
2b内に位置する部分にボルト101に螺合させるため
の雌ネジ付きのヘッド2eを設けるとともに、駆動ソケ
ット2の側面から突き出た部分には回転操作用のハンド
ル2fを備えたもので、このハンドル2fと駆動ソケッ
ト2の側面との間にはスリップリング2gを介装してい
る。なお、図1及び図2においてはハンドル2fを省略
したものを示しているが、セットアップ2dを備えない
でも駆動ソケット2を回転駆動してボルトやナットを回
転させることができることは無論である。
の軸線方向の一端をナット100に被さってこれをその
回転方向に拘束する六角形の中空断面形状の拘束環2b
とし、この拘束環2bと同軸上に保持孔2cを開けてい
る。そして、この保持孔2cには、ナット100から突
き出ているボルト101に螺合するセットアップ2dを
回転可能に連接する。このセットアップ2dは、拘束環
2b内に位置する部分にボルト101に螺合させるため
の雌ネジ付きのヘッド2eを設けるとともに、駆動ソケ
ット2の側面から突き出た部分には回転操作用のハンド
ル2fを備えたもので、このハンドル2fと駆動ソケッ
ト2の側面との間にはスリップリング2gを介装してい
る。なお、図1及び図2においてはハンドル2fを省略
したものを示しているが、セットアップ2dを備えない
でも駆動ソケット2を回転駆動してボルトやナットを回
転させることができることは無論である。
【0030】マウントベース1には、ナット100の締
め付け及び緩め作業の際の反力を受けるための反力受け
ソケット6を配置し、これをマウントベース1に連接し
た保持アーム7によって固定保持する。
め付け及び緩め作業の際の反力を受けるための反力受け
ソケット6を配置し、これをマウントベース1に連接し
た保持アーム7によって固定保持する。
【0031】反力受けソケット6は、駆動ソケット2と
同様にナット102に装着可能とした拘束環6aを軸線
方向の一端側に備え、この拘束環6aに連ねてスペーサ
6b及びホルダ7によって拘束されるピン6cをそれぞ
れ円柱状の外郭形状として形成したものである。ピン6
cには同軸上に雌ネジ孔6dを開け、この雌ネジ孔6d
に螺合する固定ボルト6eによってホルダ7を狭持でき
るようにし、図4の姿勢と上下反転したときにアクチュ
エータ3が反力受けソケット6から外れないようにす
る。
同様にナット102に装着可能とした拘束環6aを軸線
方向の一端側に備え、この拘束環6aに連ねてスペーサ
6b及びホルダ7によって拘束されるピン6cをそれぞ
れ円柱状の外郭形状として形成したものである。ピン6
cには同軸上に雌ネジ孔6dを開け、この雌ネジ孔6d
に螺合する固定ボルト6eによってホルダ7を狭持でき
るようにし、図4の姿勢と上下反転したときにアクチュ
エータ3が反力受けソケット6から外れないようにす
る。
【0032】図5はホルダ7の詳細であって、同図の
(a)は図1〜図4のアセンブリにおいて反力受けソケ
ット6の軸線方向に観た図、同図の(b)は同図(a)
の右側面図である。
(a)は図1〜図4のアセンブリにおいて反力受けソケ
ット6の軸線方向に観た図、同図の(b)は同図(a)
の右側面図である。
【0033】ホルダ7はその下端側を円弧状に緩やかに
曲げて反力受けソケット6のピン6cを抱き込むように
して保持するフック7aとし、このフック7aから二股
状に立ち上げたハンガー7bを設けたものである。そし
て、これらの一対のハンガー7bの上端の内部側にはそ
れぞれローラ7cを回転自在に配置するとともに、その
下側には半割り状のスプリングピン7dを架け渡してこ
れに2本のトーションスプリング7eを連接している。
曲げて反力受けソケット6のピン6cを抱き込むように
して保持するフック7aとし、このフック7aから二股
状に立ち上げたハンガー7bを設けたものである。そし
て、これらの一対のハンガー7bの上端の内部側にはそ
れぞれローラ7cを回転自在に配置するとともに、その
下側には半割り状のスプリングピン7dを架け渡してこ
れに2本のトーションスプリング7eを連接している。
【0034】このような構造を持つホルダ7は、ローラ
7cがマウントベース1の下端に形成したガイドリブ1
c上を転動可能としてこのマウントベース1に装着され
る。すなわち、ガイドリブ1cは逆T字状の断面形状を
持ち、ハンガー7bどうしの間にマウントベース1の下
端縁を差し込むようにしてローラ7cをこれらのガイド
リブ1cの上に搭載した組立とする。そして、この組立
により、トーションスプリング7eは図3に示すよう
に、その一端側がガイドリブ1cの下面に突き当たると
同時に他端側がフック7aの基端側に当たるようになる
ので、ホルダ7は同図3においてスプリングピン7d周
りに時計方向に付勢される。したがって、フック7aは
反力受けソケット6のピン6cを拘束してガイドリブ1
cの下面に押し付けるようにしてこれを保持する。
7cがマウントベース1の下端に形成したガイドリブ1
c上を転動可能としてこのマウントベース1に装着され
る。すなわち、ガイドリブ1cは逆T字状の断面形状を
持ち、ハンガー7bどうしの間にマウントベース1の下
端縁を差し込むようにしてローラ7cをこれらのガイド
リブ1cの上に搭載した組立とする。そして、この組立
により、トーションスプリング7eは図3に示すよう
に、その一端側がガイドリブ1cの下面に突き当たると
同時に他端側がフック7aの基端側に当たるようになる
ので、ホルダ7は同図3においてスプリングピン7d周
りに時計方向に付勢される。したがって、フック7aは
反力受けソケット6のピン6cを拘束してガイドリブ1
cの下面に押し付けるようにしてこれを保持する。
【0035】このようにホルダ7はローラ7cをガイド
リブ1cの上に搭載しているので、図3において左右方
向に自由に位置を変更できる。したがって、ボルト10
1の配列ピッチに一致するように、駆動ソケット2と反
力受けソケット6との軸間距離に相応してホルダ7の位
置を変えるようにすれば、ボルト101のピッチが異な
る施工体に対しての作業が可能となる。そして、位置の
設定の後に、固定ボルト6eを雌ネジ孔6dにねじ込め
ば、反力受けソケット6をマウントベース1に対して剛
的に一体化することができる。
リブ1cの上に搭載しているので、図3において左右方
向に自由に位置を変更できる。したがって、ボルト10
1の配列ピッチに一致するように、駆動ソケット2と反
力受けソケット6との軸間距離に相応してホルダ7の位
置を変えるようにすれば、ボルト101のピッチが異な
る施工体に対しての作業が可能となる。そして、位置の
設定の後に、固定ボルト6eを雌ネジ孔6dにねじ込め
ば、反力受けソケット6をマウントベース1に対して剛
的に一体化することができる。
【0036】アクチュエータ3は、図1及び図2から判
るように四角形状のハウジング3aを備え、このハウジ
ング3aの基端側の上面に作動油の給排のためのスイベ
ルジョイント3bをポート材として設けている。ハウジ
ング3aとマウントベース1との間は、図2に示すよう
にハウジング3aの幅方向の両側面を挟み込むようにマ
ウントベース1に形成した一対のブラケット1d及びこ
れらに差し込んだ枢支ピン1eによって連接されてい
る。
るように四角形状のハウジング3aを備え、このハウジ
ング3aの基端側の上面に作動油の給排のためのスイベ
ルジョイント3bをポート材として設けている。ハウジ
ング3aとマウントベース1との間は、図2に示すよう
にハウジング3aの幅方向の両側面を挟み込むようにマ
ウントベース1に形成した一対のブラケット1d及びこ
れらに差し込んだ枢支ピン1eによって連接されてい
る。
【0037】ブラケット1dは、枢支ピン1eと同心の
円弧面を含む外郭をガイド面1d−1とし、ハウジング
3aにはこのブラケット1dの厚さにほぼ等しくなるよ
うに凹ませた連接座3a−1を設ける。この連接座3a
−1にはブラケット1dのガイド面1d−1の外郭に突
き合わせた受圧面3a−2を形成し、これらのガイド面
1d−1及び受圧面3a−2との間の摺動によって、ブ
ラケット1dに対してハウジング3aは図3において枢
支ピン1eを中心として上下方向に回動可能である。そ
して、ハウジング3aが受ける反力も、ガイド面1d−
1と受圧面3a−2との間の面接触によってマウントブ
ロック1側に伝えることができる。
円弧面を含む外郭をガイド面1d−1とし、ハウジング
3aにはこのブラケット1dの厚さにほぼ等しくなるよ
うに凹ませた連接座3a−1を設ける。この連接座3a
−1にはブラケット1dのガイド面1d−1の外郭に突
き合わせた受圧面3a−2を形成し、これらのガイド面
1d−1及び受圧面3a−2との間の摺動によって、ブ
ラケット1dに対してハウジング3aは図3において枢
支ピン1eを中心として上下方向に回動可能である。そ
して、ハウジング3aが受ける反力も、ガイド面1d−
1と受圧面3a−2との間の面接触によってマウントブ
ロック1側に伝えることができる。
【0038】図6はアクチュエータ3の縦断面図、図7
の(a)及び(b)はそれぞれ図6のA−A線及びB−
B線矢視による縦断面図である。
の(a)及び(b)はそれぞれ図6のA−A線及びB−
B線矢視による縦断面図である。
【0039】図6において、ハウジング3aの内部には
円筒状のボアライナ8を組み込み、このボアライナ8の
中にピストンロッド4のピストン部4aが水密状として
摺動可能に配置されている。そして、ハウジング3aの
基端側に偏った部分にはボアライナ8と同軸上に切り替
えチャンバ9を形成し、スイベルジョイント3bには作
動油の油圧回路に接続されこの回路に供えた油圧ポンプ
(図示せず)に油路を接続した第1ポート3c及びタン
クに接続した第2ポート3d(図2参照)をそれぞれ設
ける。
円筒状のボアライナ8を組み込み、このボアライナ8の
中にピストンロッド4のピストン部4aが水密状として
摺動可能に配置されている。そして、ハウジング3aの
基端側に偏った部分にはボアライナ8と同軸上に切り替
えチャンバ9を形成し、スイベルジョイント3bには作
動油の油圧回路に接続されこの回路に供えた油圧ポンプ
(図示せず)に油路を接続した第1ポート3c及びタン
クに接続した第2ポート3d(図2参照)をそれぞれ設
ける。
【0040】ハウジング3aには、第1ポート3c及び
第2ポート3dにそれぞれ連通して切り替えチャンバ9
までの流路を形成する第1油路9a及び第2油路9bを
設け、第1油路9aよりもハウジング3aの基端側に位
置する切り替えチャンバ9の内周には内周面を凹ませて
形成した環状流路9cを設ける。この環状流路9cは、
連絡路9dによってボアライナ8とピストン部4aとの
間の空間に連通させる。
第2ポート3dにそれぞれ連通して切り替えチャンバ9
までの流路を形成する第1油路9a及び第2油路9bを
設け、第1油路9aよりもハウジング3aの基端側に位
置する切り替えチャンバ9の内周には内周面を凹ませて
形成した環状流路9cを設ける。この環状流路9cは、
連絡路9dによってボアライナ8とピストン部4aとの
間の空間に連通させる。
【0041】第1油路9aの右側には、一端をボアライ
ナ8の先端側に連通させるとともに他端を切り替えチャ
ンバ9に連通させる循環流路9eの開口端を位置させて
いる。そして、切り替えチャンバ9の内周面には、第1
油路9aと環状流路9cとの間に第1弁座環9fを、第
1油路9aと循環流路9eと間に第2弁座環9gを、及
び循環流路9eと第2油路9bに連通する部分との間に
第3弁座環9hをそれぞれ設ける。
ナ8の先端側に連通させるとともに他端を切り替えチャ
ンバ9に連通させる循環流路9eの開口端を位置させて
いる。そして、切り替えチャンバ9の内周面には、第1
油路9aと環状流路9cとの間に第1弁座環9fを、第
1油路9aと循環流路9eと間に第2弁座環9gを、及
び循環流路9eと第2油路9bに連通する部分との間に
第3弁座環9hをそれぞれ設ける。
【0042】切り替えチャンバ9の内部には軸線方向に
移動可能としたスプール10を同軸上に組み込むととも
に、この切り替えチャンバ9を貫通してピストンロッド
4の中まで入り込む操作ロッド11を設ける。この操作
ロッド11のピストンロッド4への差し込みのため、ピ
ストンロッド4にはピストン部4aから軸線方向に操作
孔4bを開けてこの中に操作ロッド11を水密状で移動
可能に保持している。そして、操作ロッド11の先端に
は係合ヘッド11aを設け、これを操作孔4bの内周に
設けたストッパ4c,4dに係合可能とする。
移動可能としたスプール10を同軸上に組み込むととも
に、この切り替えチャンバ9を貫通してピストンロッド
4の中まで入り込む操作ロッド11を設ける。この操作
ロッド11のピストンロッド4への差し込みのため、ピ
ストンロッド4にはピストン部4aから軸線方向に操作
孔4bを開けてこの中に操作ロッド11を水密状で移動
可能に保持している。そして、操作ロッド11の先端に
は係合ヘッド11aを設け、これを操作孔4bの内周に
設けたストッパ4c,4dに係合可能とする。
【0043】図8はスプール10と操作ロッド11の要
部を分解して示す概略図であり、操作ロッド11の基端
側の外周にはそれぞれ軸線方向に間隔をおいてフランジ
11b,11c及びストッパ11d,11eを形成して
いる。ストッパ11d,11eは操作ロッド11の外径
より大きくフランジ11b,11cの外径より小さくし
た環状体である。
部を分解して示す概略図であり、操作ロッド11の基端
側の外周にはそれぞれ軸線方向に間隔をおいてフランジ
11b,11c及びストッパ11d,11eを形成して
いる。ストッパ11d,11eは操作ロッド11の外径
より大きくフランジ11b,11cの外径より小さくし
た環状体である。
【0044】スプール10は操作ロッド11のフランジ
11b,11cよりも少し大きな内径を持つ筒状体であ
り、その外周面に第1弁環10a及び第2弁環10bを
軸線方向に間隔をおいて設けるとともに、これらの弁環
10a,10bの間を流路溝10cとして形成してい
る。第1,第2の弁環10a,10bはそれぞれ切り替
えチャンバ9の各弁座環9f,9g,9hの内径と僅か
な公差を持つ外径としたものである。また、第1弁環1
0aに連ねて円弧面状として全周に刻み込んだ第1ノッ
チ10d及び第2ノッチ10eを互いに軸線方向に間隔
を持たせて設け、第1ノッチ10dにはスプール10の
内部と連通する複数の流路孔10d−1を開ける。更
に、第2弁環10bの端面には軸線方向に突き出した4
個の円弧状のリブ10b−1を設け、これらのリブ10
b−1どうしの間の4個の隙間を切り替えチャンバ9か
ら第2油路9bに連通させるための流路溝10b−2と
している。
11b,11cよりも少し大きな内径を持つ筒状体であ
り、その外周面に第1弁環10a及び第2弁環10bを
軸線方向に間隔をおいて設けるとともに、これらの弁環
10a,10bの間を流路溝10cとして形成してい
る。第1,第2の弁環10a,10bはそれぞれ切り替
えチャンバ9の各弁座環9f,9g,9hの内径と僅か
な公差を持つ外径としたものである。また、第1弁環1
0aに連ねて円弧面状として全周に刻み込んだ第1ノッ
チ10d及び第2ノッチ10eを互いに軸線方向に間隔
を持たせて設け、第1ノッチ10dにはスプール10の
内部と連通する複数の流路孔10d−1を開ける。更
に、第2弁環10bの端面には軸線方向に突き出した4
個の円弧状のリブ10b−1を設け、これらのリブ10
b−1どうしの間の4個の隙間を切り替えチャンバ9か
ら第2油路9bに連通させるための流路溝10b−2と
している。
【0045】図6に戻って、スプール10の内周には軸
線方向の中間位置に環状のリブ10fを設け、このリブ
10fを挟んで2本の圧縮のコイルスプリング12a,
12b(図9参照)を操作ロッド11の周りに外挿す
る。これらのコイルスプリング12a,12bはそれぞ
れ一端をスプリング10のリブ10fに突き当てるとと
もに、他端をストッパ11d,11eに突き当てて配置
されたものである。
線方向の中間位置に環状のリブ10fを設け、このリブ
10fを挟んで2本の圧縮のコイルスプリング12a,
12b(図9参照)を操作ロッド11の周りに外挿す
る。これらのコイルスプリング12a,12bはそれぞ
れ一端をスプリング10のリブ10fに突き当てるとと
もに、他端をストッパ11d,11eに突き当てて配置
されたものである。
【0046】更に、ハウジング3aには、スプール10
の位置に対応してストッパボア3eを切り替えチャンバ
9まで貫通させて設ける。このストッパボア3eには、
スプール10の周面に接触する鋼球を利用したボール1
3a,このボール13aをスプール10側に付勢する圧
縮のスプリング13b及びこのスプリング13bをスト
ッパボア3e内に拘束するとともに圧縮度を調整可能な
プラグ13cをそれぞれ組み込む。ボール13aは、ス
プール10の第1,第2ノッチ10d,10eの内面の
径と等しい外径を持つものであり、図6に示すように第
1ノッチ10dに整合したときにはこの中にきっちりと
嵌まり込む。
の位置に対応してストッパボア3eを切り替えチャンバ
9まで貫通させて設ける。このストッパボア3eには、
スプール10の周面に接触する鋼球を利用したボール1
3a,このボール13aをスプール10側に付勢する圧
縮のスプリング13b及びこのスプリング13bをスト
ッパボア3e内に拘束するとともに圧縮度を調整可能な
プラグ13cをそれぞれ組み込む。ボール13aは、ス
プール10の第1,第2ノッチ10d,10eの内面の
径と等しい外径を持つものであり、図6に示すように第
1ノッチ10dに整合したときにはこの中にきっちりと
嵌まり込む。
【0047】なお、図9に図6の要部の拡大断面図を示
し、図10にはスプール10が移動して第2ノッチ10
eにボール13aが落とし込まれた状態の要部の拡大断
面図を示す。
し、図10にはスプール10が移動して第2ノッチ10
eにボール13aが落とし込まれた状態の要部の拡大断
面図を示す。
【0048】以上の構成において、施工現場においてボ
ルト及びナットを締結する要領は次のとおりである。
ルト及びナットを締結する要領は次のとおりである。
【0049】施工体としてはたとえば大型配管をフラン
ジ接手で接続する場合にこのフランジの外周縁に等ピッ
チで配列されるボルト・ナットを例とする。すなわち、
図4に示すように、ボルト103に対してナット102
が既に締結されていて、このボルト103の隣のボルト
101に対してナット100を締結する。このとき、ボ
ルト101,103の配列ピッチは既知なので、駆動ソ
ケット2と反力受けソケット6の芯どうしの距離をこの
ピッチに一致させる。
ジ接手で接続する場合にこのフランジの外周縁に等ピッ
チで配列されるボルト・ナットを例とする。すなわち、
図4に示すように、ボルト103に対してナット102
が既に締結されていて、このボルト103の隣のボルト
101に対してナット100を締結する。このとき、ボ
ルト101,103の配列ピッチは既知なので、駆動ソ
ケット2と反力受けソケット6の芯どうしの距離をこの
ピッチに一致させる。
【0050】この操作は、固定ボルト6eをピン6cか
ら外して反力受けソケット6とホルダ7との間の拘束を
解き、ホルダ7をそのローラ7cを利用してガイドリブ
1c上を移動させることにより行なう。すなわち、ホル
ダ7は図1及び図2の矢印方向に動かせるので、ボルト
101,103のピッチに相当すようにその位置を調整
した後、フック7aにピン6cを掛けた状態として固定
ボルト6eによって連結すれば、駆動ソケット2と反力
受けソケット6を図4に示すように、ボルト103、ナ
ット102に整合させることができる。
ら外して反力受けソケット6とホルダ7との間の拘束を
解き、ホルダ7をそのローラ7cを利用してガイドリブ
1c上を移動させることにより行なう。すなわち、ホル
ダ7は図1及び図2の矢印方向に動かせるので、ボルト
101,103のピッチに相当すようにその位置を調整
した後、フック7aにピン6cを掛けた状態として固定
ボルト6eによって連結すれば、駆動ソケット2と反力
受けソケット6を図4に示すように、ボルト103、ナ
ット102に整合させることができる。
【0051】反力受けソケット6の位置の設定の後に
は、スイベルジョイント3bの第1,第2ポート3c,
3dをそれぞれ油圧ポンプを巡る回路に接続する。一
方、ボルト101に締め付けようとするナット100
は、予め手作業で緩く締め込むようにする。このとき、
図4に示すように、ボルト101の先端がナット100
よりも突き出るので、この突き出た部分にセットアップ
2dを利用してレンチをボルト101に仮固定する。
は、スイベルジョイント3bの第1,第2ポート3c,
3dをそれぞれ油圧ポンプを巡る回路に接続する。一
方、ボルト101に締め付けようとするナット100
は、予め手作業で緩く締め込むようにする。このとき、
図4に示すように、ボルト101の先端がナット100
よりも突き出るので、この突き出た部分にセットアップ
2dを利用してレンチをボルト101に仮固定する。
【0052】すなわち、駆動ソケット2及び反力受けソ
ケット6のそれぞれをナット100,102に被せた
後、ハンドル2fを手で回転させるとセットアップ2d
のヘッド2eの内周に形成した雌ネジがボルト101に
螺合する。なお、ヘッド2eに設ける雌ネジはナット1
00と同じものとすることは無論であり、ボルトの種類
が変わる場合では、このボルトのネジに一致する雌ネジ
を刻んだセットアップに交換すればよい。
ケット6のそれぞれをナット100,102に被せた
後、ハンドル2fを手で回転させるとセットアップ2d
のヘッド2eの内周に形成した雌ネジがボルト101に
螺合する。なお、ヘッド2eに設ける雌ネジはナット1
00と同じものとすることは無論であり、ボルトの種類
が変わる場合では、このボルトのネジに一致する雌ネジ
を刻んだセットアップに交換すればよい。
【0053】このセットアップ2dのボルト101への
螺合によって、レンチはボルト101に対して仮固定さ
れるので、ボルト101から外れてしまうことはない。
このため、1枚のフランジに多数のボルト・ナットを締
結する作業の場合に複数のレンチを用いて同時に締め付
け作業するときでも、オペレータがマウントベース1や
油圧シリンダ3を手で保持しておく必要はなくなる。し
たがって、セットアップ2dによる仮固定してさえおけ
ば、施工体が高所にあったりオペレータが容易に近づけ
ないような現場であっても、油圧回路をリモート操作で
駆動することによってアクチュエータ3を作動させるこ
とができる。
螺合によって、レンチはボルト101に対して仮固定さ
れるので、ボルト101から外れてしまうことはない。
このため、1枚のフランジに多数のボルト・ナットを締
結する作業の場合に複数のレンチを用いて同時に締め付
け作業するときでも、オペレータがマウントベース1や
油圧シリンダ3を手で保持しておく必要はなくなる。し
たがって、セットアップ2dによる仮固定してさえおけ
ば、施工体が高所にあったりオペレータが容易に近づけ
ないような現場であっても、油圧回路をリモート操作で
駆動することによってアクチュエータ3を作動させるこ
とができる。
【0054】アクチュエータ3は油圧回路からの作動油
を圧力媒体としてピストンロッド4を往復動作させるこ
とで、回転ヘッド5を図3の実線で示す位置から一点鎖
線で示す位置まで繰り出す。そして、回転ヘッド5が図
1において矢印方向に回動する期間では、ラチェット歯
2aとラチェット爪5bとが係合関係にあるため、駆動
ソケット2も同じ方向に回転してナット100をその締
め付け方向に回転させる。このとき、セットアップ2d
は保持孔2c内で回転自由となっているので、駆動ソケ
ット2の回転とは関係なく停止状態を保つことができ、
ボルト101の共周りを招くことはない。そして、ピス
トンロッド4が後退する期間では、ラチェット歯2aと
ラチェット爪5bとの係合関係がないので、駆動ソケッ
ト2は停止したまま回転ヘッド5だけがその初期位置に
回動し、これによってピストンロッド4の往復動作時の
1工程が完了し、以降はこの動作を繰り返す。
を圧力媒体としてピストンロッド4を往復動作させるこ
とで、回転ヘッド5を図3の実線で示す位置から一点鎖
線で示す位置まで繰り出す。そして、回転ヘッド5が図
1において矢印方向に回動する期間では、ラチェット歯
2aとラチェット爪5bとが係合関係にあるため、駆動
ソケット2も同じ方向に回転してナット100をその締
め付け方向に回転させる。このとき、セットアップ2d
は保持孔2c内で回転自由となっているので、駆動ソケ
ット2の回転とは関係なく停止状態を保つことができ、
ボルト101の共周りを招くことはない。そして、ピス
トンロッド4が後退する期間では、ラチェット歯2aと
ラチェット爪5bとの係合関係がないので、駆動ソケッ
ト2は停止したまま回転ヘッド5だけがその初期位置に
回動し、これによってピストンロッド4の往復動作時の
1工程が完了し、以降はこの動作を繰り返す。
【0055】このように、ピストンロッド4の往復動作
によって、駆動ソケット2を間欠的に一定の回動角度ず
つ回転させていくことができ、ボルト101に対してナ
ット100を締結することができる。そして、この締結
時のトルクは作動油の圧力に基づくものといえるから、
油圧回路を適切に制御することによって、ナット100
をボルト101に一定のトルクで確実に締結することが
できる。
によって、駆動ソケット2を間欠的に一定の回動角度ず
つ回転させていくことができ、ボルト101に対してナ
ット100を締結することができる。そして、この締結
時のトルクは作動油の圧力に基づくものといえるから、
油圧回路を適切に制御することによって、ナット100
をボルト101に一定のトルクで確実に締結することが
できる。
【0056】ここで、ピストンロッド4の往路及び復路
の動作に必要な作動油の流れの切り替えは、このピスト
ンロッド4と連動する操作ロッド11と、この操作ロッ
ド11により駆動されるスプール10との合成動作によ
る。この作動油の流れの切り替えを、図6,図9,図1
0及びピストンロッド4をそのストロークエンドまで進
出させたときの図11により説明する。
の動作に必要な作動油の流れの切り替えは、このピスト
ンロッド4と連動する操作ロッド11と、この操作ロッ
ド11により駆動されるスプール10との合成動作によ
る。この作動油の流れの切り替えを、図6,図9,図1
0及びピストンロッド4をそのストロークエンドまで進
出させたときの図11により説明する。
【0057】図6においてピストンロッド4は後退位置
にあり、図9に拡大して示すようにボール13aは第1
ノッチ10dに入り込んでスプール10の軸線方向への
動きを拘束している。この拘束位置にあるスプール10
は、第1弁環10aは開弁位置にあって流路溝10cに
より第1油路9aと環状流路9cとが連通し、第2弁環
10bは第2弁座環9gに整合していて循環流路9eの
開口端は開放されている。したがって、第1ポート3c
はボアライナ8の基端側とピストン部4aの間の空間に
連通し、ピストン部4aよりも先端側のボアライナ8の
内部は循環流路9e,切り替えチャンバ9及び第2油路
9bを介して第2ポート3dに連通している。
にあり、図9に拡大して示すようにボール13aは第1
ノッチ10dに入り込んでスプール10の軸線方向への
動きを拘束している。この拘束位置にあるスプール10
は、第1弁環10aは開弁位置にあって流路溝10cに
より第1油路9aと環状流路9cとが連通し、第2弁環
10bは第2弁座環9gに整合していて循環流路9eの
開口端は開放されている。したがって、第1ポート3c
はボアライナ8の基端側とピストン部4aの間の空間に
連通し、ピストン部4aよりも先端側のボアライナ8の
内部は循環流路9e,切り替えチャンバ9及び第2油路
9bを介して第2ポート3dに連通している。
【0058】このような流路構成により、油圧回路の油
圧ポンプを作動させて作動油の圧力を負荷すれば、第1
ポート3cからの作動油がボアライナ8の左端側から内
部に供給される。このため、ピストン部4aは右側すな
わち進出方向に移動していき、この移動に伴ってボアラ
イナ8に溜まっている作動油は循環流路9eを経由して
第2ポート3dから排出される。ピストン部4aと一体
となってピストンロッド4が進出していくと、操作孔4
bのストッパ4cが操作ロッド11の係合ヘッド11a
に突き当たる。
圧ポンプを作動させて作動油の圧力を負荷すれば、第1
ポート3cからの作動油がボアライナ8の左端側から内
部に供給される。このため、ピストン部4aは右側すな
わち進出方向に移動していき、この移動に伴ってボアラ
イナ8に溜まっている作動油は循環流路9eを経由して
第2ポート3dから排出される。ピストン部4aと一体
となってピストンロッド4が進出していくと、操作孔4
bのストッパ4cが操作ロッド11の係合ヘッド11a
に突き当たる。
【0059】ストッパ4cと係合ヘッド11aとが突き
当たると、操作ロッド11はピストンロッド4と一体と
なって進出方向に移動していき、初期状態での操作ロッ
ドのストッパ11dとスプール10のリブ10fとの対
向面どうしの間の距離だけストロークすると、これらの
ストッパ11dとリブ10fとが突き当たる。このと
き、ピストンロッド4は図11に示すストロークエンド
の少し手前の位置に達し、回転ヘッド5を図3の一点鎖
線の姿勢に近い角度まで回動させる。
当たると、操作ロッド11はピストンロッド4と一体と
なって進出方向に移動していき、初期状態での操作ロッ
ドのストッパ11dとスプール10のリブ10fとの対
向面どうしの間の距離だけストロークすると、これらの
ストッパ11dとリブ10fとが突き当たる。このと
き、ピストンロッド4は図11に示すストロークエンド
の少し手前の位置に達し、回転ヘッド5を図3の一点鎖
線の姿勢に近い角度まで回動させる。
【0060】ストッパ11dがリブ10fに突き当たっ
た後でもピストンロッド4は更に前進するので、ストッ
パ11dがリブ10fを進出方向に押してスプール10
を図9において右側に移動させようとする。一方、スプ
ール10はその第1ノッチ10dに嵌まり込んでいるボ
ール13aが移動を規制しようとしているが、作動油の
油圧が高いのでボール13aによる拘束力は次第に崩れ
ていき、第1ノッチ10dの内面をボール13aが這い
上がるようになってスプリング13bを収縮させる。そ
して、結果的にボール13aが第1ノッチ10dから抜
け出てスプール10の周面に乗り上がると、ボール13
aによるスプール10に対する拘束力はその摩擦力を除
いて零となる。
た後でもピストンロッド4は更に前進するので、ストッ
パ11dがリブ10fを進出方向に押してスプール10
を図9において右側に移動させようとする。一方、スプ
ール10はその第1ノッチ10dに嵌まり込んでいるボ
ール13aが移動を規制しようとしているが、作動油の
油圧が高いのでボール13aによる拘束力は次第に崩れ
ていき、第1ノッチ10dの内面をボール13aが這い
上がるようになってスプリング13bを収縮させる。そ
して、結果的にボール13aが第1ノッチ10dから抜
け出てスプール10の周面に乗り上がると、ボール13
aによるスプール10に対する拘束力はその摩擦力を除
いて零となる。
【0061】また、図9に示すような操作ロッド11に
対するスプール10の位置関係であれば、コイルスプリ
ング12a,12bはいずれもバランスし合っていて、
スプール10を移動させようとする作用力は働かない。
これに対し、ボール13aが第1ノッチ10dに入り込
んでいてスプール10の動きを規制している一方で、操
作ロッド11は図において右側に移動するから、スプリ
ング12a,12bはいずれも圧縮変形した状態とな
る。
対するスプール10の位置関係であれば、コイルスプリ
ング12a,12bはいずれもバランスし合っていて、
スプール10を移動させようとする作用力は働かない。
これに対し、ボール13aが第1ノッチ10dに入り込
んでいてスプール10の動きを規制している一方で、操
作ロッド11は図において右側に移動するから、スプリ
ング12a,12bはいずれも圧縮変形した状態とな
る。
【0062】以上のことから、ボール13aがスプール
10の外周面に乗り上げる直前またはその後の時期に
は、スプリング12a,12bの復元によってスプール
10は左側に一気に押される。すなわち、操作ロッド1
1が進出方向に移動していってストロークエンドに到達
する直前では、スプール10も操作ロッド11も図9の
位置関係として移動していくが、スプール10の移動量
はスプリング12a,12bの圧縮限界で規制されるの
で、この規制された移動範囲を越えるとボール13aが
スプール10の外周面に乗り上がるようになる。操作ロ
ッド11はピストンロッド4と一体にストロークエンド
まで移動するが、スプール10は操作ロッド11とは独
立して動作し、スプリング12a,12bの復元によっ
てボール13aは図11に示すように第2ノッチ10e
に入り込むまで瞬時に移動する。
10の外周面に乗り上げる直前またはその後の時期に
は、スプリング12a,12bの復元によってスプール
10は左側に一気に押される。すなわち、操作ロッド1
1が進出方向に移動していってストロークエンドに到達
する直前では、スプール10も操作ロッド11も図9の
位置関係として移動していくが、スプール10の移動量
はスプリング12a,12bの圧縮限界で規制されるの
で、この規制された移動範囲を越えるとボール13aが
スプール10の外周面に乗り上がるようになる。操作ロ
ッド11はピストンロッド4と一体にストロークエンド
まで移動するが、スプール10は操作ロッド11とは独
立して動作し、スプリング12a,12bの復元によっ
てボール13aは図11に示すように第2ノッチ10e
に入り込むまで瞬時に移動する。
【0063】このスプール10の移動によって、第1弁
環10aが第1弁座環9fに整合して第1油路9aから
環状流路9cまでが遮断され、第1油路9aは流路溝1
0cを介して循環流路9eに連通する。また、第2弁環
10bは第3弁座環9hに整合して循環流路9eと切り
替えチャンバ9との間が遮断される。そして、第1ノッ
チ10dは環状流路9cに接近し、しかもボール13a
が第2ノッチ10e側に移ってしまっているので、底部
に開けた流路孔10d−1が環状流路9cと切り替えチ
ャンバ9内とを連通させる。これにより、ピストン部4
aの左側のボアライナ8内は切り替えチャンバ9から第
2油路9bまで連通することになる。
環10aが第1弁座環9fに整合して第1油路9aから
環状流路9cまでが遮断され、第1油路9aは流路溝1
0cを介して循環流路9eに連通する。また、第2弁環
10bは第3弁座環9hに整合して循環流路9eと切り
替えチャンバ9との間が遮断される。そして、第1ノッ
チ10dは環状流路9cに接近し、しかもボール13a
が第2ノッチ10e側に移ってしまっているので、底部
に開けた流路孔10d−1が環状流路9cと切り替えチ
ャンバ9内とを連通させる。これにより、ピストン部4
aの左側のボアライナ8内は切り替えチャンバ9から第
2油路9bまで連通することになる。
【0064】このようなスプール10の移動による流路
の切り替えにより、第1ポート3cからの作動油は、第
1油路9a,流路溝10c,循環流路9eを経由してボ
アライナ8の先端側から内部に供給され、ピストン部4
aを後退させる方向に負荷を与える。一方、ピストン部
4aよりも左側のボアライナ8に溜まっている作動油
は、このボアライナ8が連絡路9d,環状流路9c,第
1ノッチ10d,流路孔10d−1,切り替えチャンバ
9及び第2油路9bの順に連通して第2ポート3dまで
流路が接続されている。したがって、ピストン部4aが
後退位置に戻るときには、以上の経路を経てボアライナ
8の内部からの作動油が排出される。
の切り替えにより、第1ポート3cからの作動油は、第
1油路9a,流路溝10c,循環流路9eを経由してボ
アライナ8の先端側から内部に供給され、ピストン部4
aを後退させる方向に負荷を与える。一方、ピストン部
4aよりも左側のボアライナ8に溜まっている作動油
は、このボアライナ8が連絡路9d,環状流路9c,第
1ノッチ10d,流路孔10d−1,切り替えチャンバ
9及び第2油路9bの順に連通して第2ポート3dまで
流路が接続されている。したがって、ピストン部4aが
後退位置に戻るときには、以上の経路を経てボアライナ
8の内部からの作動油が排出される。
【0065】ピストンロッド4が図6の初期位置に戻る
ときには、ピストンロッド4の後退によってストッパ4
dが係合ヘッド11aに突き当たると、操作ロッド11
もピストンロッド4と一体に後退していく。そして、ボ
ール13aによってスプール10は図10の位置に拘束
されているが、操作ロッド11の後退によってストッパ
11eがリブ10fに突き当たるようになる。したがっ
て、スプール10も左側への負荷を受け、或る臨界に達
するとボール13aが第2ノッチ10eを右上がりに移
動していくようになり、スプール10の外周面にボール
13aが乗り上がる。一方、スプリング12bは図10
の状態で操作ロッド11が移動していくときに圧縮変形
しているので、ボール13aによるスプール10に対す
る拘束力がなくなったときにこのスプール12bの復元
によってスプール10は図において左側に押される。
ときには、ピストンロッド4の後退によってストッパ4
dが係合ヘッド11aに突き当たると、操作ロッド11
もピストンロッド4と一体に後退していく。そして、ボ
ール13aによってスプール10は図10の位置に拘束
されているが、操作ロッド11の後退によってストッパ
11eがリブ10fに突き当たるようになる。したがっ
て、スプール10も左側への負荷を受け、或る臨界に達
するとボール13aが第2ノッチ10eを右上がりに移
動していくようになり、スプール10の外周面にボール
13aが乗り上がる。一方、スプリング12bは図10
の状態で操作ロッド11が移動していくときに圧縮変形
しているので、ボール13aによるスプール10に対す
る拘束力がなくなったときにこのスプール12bの復元
によってスプール10は図において左側に押される。
【0066】このスプール10の左側への移動が起きた
後には、第1ノッチ10dがボール13aと整合するよ
うになった時点でスプリング13aによってこのボール
13aが第1ノッチ10dに入り込み、図6の状態に復
帰する。そして、この復帰後には先に説明したように、
スプール10による流路の切り替えが繰返し行なわれて
ピストンロッド4が往復動作を継続する。
後には、第1ノッチ10dがボール13aと整合するよ
うになった時点でスプリング13aによってこのボール
13aが第1ノッチ10dに入り込み、図6の状態に復
帰する。そして、この復帰後には先に説明したように、
スプール10による流路の切り替えが繰返し行なわれて
ピストンロッド4が往復動作を継続する。
【0067】このようにピストンロッド4の動作に連動
する操作ロッド11に対して、独立してスプール10を
駆動可能としてピストンロッド4の往復動作ができるよ
うに自動的に油路を切り替えることができる。したがっ
て、従来のようにパイロットバルブやコントロールバル
ブ等の2個のバルブを組み込むことは不要となり、油路
構成をより一層簡単にすることができる。なお、図12
の(a)にアクチュエータ3に接続した油路を含めて示
す作動油の回路及び同図の(b)は比較のために示した
従来の回路を示す。この図から、従来例ではパイロット
バルブPVやコントロールバルブCVの両方を必要とし
ていたのに対し、本発明では切り替えチャンバ9に収納
されたスプール10の一軸上での移動のみで油路の切り
替えができることが判る。
する操作ロッド11に対して、独立してスプール10を
駆動可能としてピストンロッド4の往復動作ができるよ
うに自動的に油路を切り替えることができる。したがっ
て、従来のようにパイロットバルブやコントロールバル
ブ等の2個のバルブを組み込むことは不要となり、油路
構成をより一層簡単にすることができる。なお、図12
の(a)にアクチュエータ3に接続した油路を含めて示
す作動油の回路及び同図の(b)は比較のために示した
従来の回路を示す。この図から、従来例ではパイロット
バルブPVやコントロールバルブCVの両方を必要とし
ていたのに対し、本発明では切り替えチャンバ9に収納
されたスプール10の一軸上での移動のみで油路の切り
替えができることが判る。
【0068】ここで、図4で説明したようにナット10
0を締め付けるときには、図3においてピストンロッド
4が進出してこれに連接した回転ヘッド5の回転トルク
がナット100を締め上げる力として作用する。このと
き、締め上げの反力は、油圧シリンダ4を連接している
枢支ピン1eを介してベースマウント1を反時計に回動
させる向きに作用する。このような反力については、反
力受けソケット6が既設のナット102に係合している
ので、ベースマウント1が回ってしまうことはなく、ナ
ット100を確実にボルト101に締結することができ
る。
0を締め付けるときには、図3においてピストンロッド
4が進出してこれに連接した回転ヘッド5の回転トルク
がナット100を締め上げる力として作用する。このと
き、締め上げの反力は、油圧シリンダ4を連接している
枢支ピン1eを介してベースマウント1を反時計に回動
させる向きに作用する。このような反力については、反
力受けソケット6が既設のナット102に係合している
ので、ベースマウント1が回ってしまうことはなく、ナ
ット100を確実にボルト101に締結することができ
る。
【0069】また、進出しているピストンロッド4を後
退させるときには、ベースマウント1の基端側(図3に
おいて左端側)が上に浮く向きに反力が作用する。これ
に対し、ベースマウント1にはホルダ7を設けてそのフ
ック7aを反力受けソケット6に引っ掛けているので、
ベースマウント1が上に浮くことが阻止される。したが
って、ピストンロッド4の往復動作の間は、反力受けソ
ケット6及びホルダ7との協働によってベースマウント
1の不要な回動が抑えられる。このため、ベースマウン
ト1はアクチュエータ3を手で抑えたりする作業は一切
不要となり、遠隔操作による作業にも十分に対応でき
る。
退させるときには、ベースマウント1の基端側(図3に
おいて左端側)が上に浮く向きに反力が作用する。これ
に対し、ベースマウント1にはホルダ7を設けてそのフ
ック7aを反力受けソケット6に引っ掛けているので、
ベースマウント1が上に浮くことが阻止される。したが
って、ピストンロッド4の往復動作の間は、反力受けソ
ケット6及びホルダ7との協働によってベースマウント
1の不要な回動が抑えられる。このため、ベースマウン
ト1はアクチュエータ3を手で抑えたりする作業は一切
不要となり、遠隔操作による作業にも十分に対応でき
る。
【0070】更に、アクチュエータ3をベースマウント
1に連接しているブラケット1dは、アクチュエータ3
の側面に沿う配置となっているので、一般的な油圧シリ
ンダのようにシリンダの基端からクレビスを突き出す場
合に比べると、レンチの基端から先端側までの長さが短
くなる。このため、スプール10を切り替えチャンバ9
に組み込んだ1個のバルブだけでよいことによる軽量化
に加えて、更に重量が軽減されると同時に嵩も小さくな
るので、オペレータによる取り扱いも簡単になり、作業
性が向上する。
1に連接しているブラケット1dは、アクチュエータ3
の側面に沿う配置となっているので、一般的な油圧シリ
ンダのようにシリンダの基端からクレビスを突き出す場
合に比べると、レンチの基端から先端側までの長さが短
くなる。このため、スプール10を切り替えチャンバ9
に組み込んだ1個のバルブだけでよいことによる軽量化
に加えて、更に重量が軽減されると同時に嵩も小さくな
るので、オペレータによる取り扱いも簡単になり、作業
性が向上する。
【0071】
【発明の効果】請求項1から請求項7の発明において、
ボアライナに対する作動流体の供給及び排出方向を自動
的に切り替える流路切り替え手段を備えた構成のもので
は、従来のパイロットバルブ及びコントロールバルブを
必要としないので、アクチュエータの軽量化及び小型化
が可能となり、現場での施工性が向上する。また、作動
流体の流路構成も簡単になるので、流体の圧縮性による
応答遅れも抑えられ、高精度でのボルト・ナットの締め
付けが可能となる。
ボアライナに対する作動流体の供給及び排出方向を自動
的に切り替える流路切り替え手段を備えた構成のもので
は、従来のパイロットバルブ及びコントロールバルブを
必要としないので、アクチュエータの軽量化及び小型化
が可能となり、現場での施工性が向上する。また、作動
流体の流路構成も簡単になるので、流体の圧縮性による
応答遅れも抑えられ、高精度でのボルト・ナットの締め
付けが可能となる。
【0072】請求項8の発明では、アクチュエータのハ
ウジングの基端側の両面に連接座を設けてマウントベー
スのブラケットによってこの連接座を挟んで連結するの
で、従来のシリンダ装置のようなクレビスが基端側から
突き出ないので、ピストンロッドの伸縮方向のアクチュ
エータの全体の嵩が小さくなり、作業性がより一層向上
する。
ウジングの基端側の両面に連接座を設けてマウントベー
スのブラケットによってこの連接座を挟んで連結するの
で、従来のシリンダ装置のようなクレビスが基端側から
突き出ないので、ピストンロッドの伸縮方向のアクチュ
エータの全体の嵩が小さくなり、作業性がより一層向上
する。
【0073】請求項9及び請求項10の発明において、
反力受けソケットをホルダによってアクチュエータのマ
ウントベース側に拘束するものでは、反力ソケットの軸
線長さを変えたものに交換することで、ボルトやナット
が設けられているフランジ等の表面の干渉物にレンチ本
体が突き当たらない施工が可能となる。また、ホルダの
弾性付勢による反力受けソケットの支持構造なので、ホ
ルダの開閉操作及び反力ソケットの着脱が簡単に行え
る。更に、ホルダをマウントベースに対して移動できる
ようにしたものでは、反力受けソケットの位置を変更で
きるので、施工体のボルト・ナットのピッチに応じた反
力受けソケットの位置設定ができる。
反力受けソケットをホルダによってアクチュエータのマ
ウントベース側に拘束するものでは、反力ソケットの軸
線長さを変えたものに交換することで、ボルトやナット
が設けられているフランジ等の表面の干渉物にレンチ本
体が突き当たらない施工が可能となる。また、ホルダの
弾性付勢による反力受けソケットの支持構造なので、ホ
ルダの開閉操作及び反力ソケットの着脱が簡単に行え
る。更に、ホルダをマウントベースに対して移動できる
ようにしたものでは、反力受けソケットの位置を変更で
きるので、施工体のボルト・ナットのピッチに応じた反
力受けソケットの位置設定ができる。
【0074】請求項11及び請求項12の発明におい
て、駆動ソケットに仮固定のための保持材を備えるもの
では、保持材をボルトに接合することで、作業者が手で
レンチを保持することなく複数個のボルト・ナットにつ
いての同時作業が可能となり、またセットアップを備え
るものではこのセットアップを回転操作するだけでボル
トに対する着脱ができるので、作業性が向上する。
て、駆動ソケットに仮固定のための保持材を備えるもの
では、保持材をボルトに接合することで、作業者が手で
レンチを保持することなく複数個のボルト・ナットにつ
いての同時作業が可能となり、またセットアップを備え
るものではこのセットアップを回転操作するだけでボル
トに対する着脱ができるので、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の流体圧駆動レンチの概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 図1の流体圧駆動レンチを斜め下から観た概
略斜視図である。
略斜視図である。
【図3】 実施形態の流体圧駆動レンチの正面図であ
る。
る。
【図4】 図3の流体圧駆動レンチの切欠底面図であ
る。
る。
【図5】 ホルダの詳細であって、(a)は正面図、
(b)は右側面図である。
(b)は右側面図である。
【図6】 アクチュエータの断面図である。
【図7】 アクチュエータの要部の断面であって、
(a)は図6のA−A線矢視による縦断面図、(b)は
B−B線矢視による縦断面図である。
(a)は図6のA−A線矢視による縦断面図、(b)は
B−B線矢視による縦断面図である。
【図8】 スプールと操作ロッドの要部を示す分解斜視
図である。
図である。
【図9】 ピストンロッドが後退しているときのスプー
ルの切り替えチャンバ内での位置関係を示す要部の縦断
面図である。
ルの切り替えチャンバ内での位置関係を示す要部の縦断
面図である。
【図10】 ピストンロッドが進出しているときのスプ
ールの切り替えチャンバ内での位置関係を示す要部の縦
断面図である。
ールの切り替えチャンバ内での位置関係を示す要部の縦
断面図である。
【図11】 ピストンロッドが進出しているときの断面
図である。
図である。
【図12】 作動流体の回路図であって、(a)は本発
明の構成に対応し、(b)は従来のパイプバルブ及びコ
ントロールバルブを備える例を示す。
明の構成に対応し、(b)は従来のパイプバルブ及びコ
ントロールバルブを備える例を示す。
1 マウントベース 1c ガイドリブ 1d ブラケット 1d−1 ガイド面 1e 枢支ピン 2 駆動ソケット 2a ラチェット歯 2c セットアップ 3 アクチュエータ 3a ハウジング 3b スイベルジョイント 3c 第1ポート 3d 第2ポート 3e ストッパボア 4 ピストンロッド 4a ピストン部 4b 操作孔 4c,4d ストッパ 5 回転ヘッド 6 反力受けソケット 6a 拘束環 6b スペーサ 6c ピン 6d 雌ネジ孔 7 ホルダ 7a フック 7b ハンガー 7c ローラ 7e トーションスプリング 8 ボアライナ 9 切り替えチャンバ 9a 第1油路(第1流路) 9b 第2油路(第2流路) 9c 環状流路 9d 連絡路 9e 循環流路 9f 第1弁座環 9g 第2弁座環 10 スプール 10a 第1弁環 10b 第2弁環 10b−2 流路溝 10c 流路溝 10d 第1ノッチ 10d−1 流路孔 10e 第2ノッチ 10f リブ 11 操作ロッド 11a 係合ヘッド 11b,11c フランジ 11d,11e ストッパ 12a,12b コイルスプリング 13a ボール 13b スプリング 13c プラグ 100,102 ナット 101,103 ボルト
Claims (12)
- 【請求項1】 マウントベースと、このマウントベース
に基端を連接した流体圧駆動のアクチュエータと、マウ
ントベースの先端側に回転自在に配置されナットまたは
ボルトのヘッドに外挿可能とした駆動ソケットとを備
え、アクチュエータのハウジングから進退動作するピス
トンロッドに駆動ソケットを連接してこの駆動ソケット
を間欠回転させる流体圧駆動レンチであって、アクチュ
エータには、ピストンロッドのピストン部を収納したボ
アライナと、ストロークエンドに達する直前と直後の期
間においてピストンロッドに連動してボアライナに対す
る作動流体の供給及び排出方向を切り替える流路切り替
え手段とを備えてなるボルト・ナット締結用の流体圧駆
動レンチ。 - 【請求項2】 流路切り替え手段は、ハウジングの外部
から作動流体を供給する第1流路と作動流体を外部に回
収する第2流路に接続され且つボアライナの基端側にほ
ぼ同軸上に配置した切り替えチャンバと、この切り替え
チャンバに収納されピストンロッドに連動するスプール
とを含み、ピストンロッドが後退位置から移動して進出
位置のストロークエンドの直前までの期間では作動流体
の流れをピストンロッドを進出させる順方向とし、ピス
トンロッドが進出位置から移動して後退位置のストロー
クエンドの直前までの期間では作動流体の流れをピスト
ンロッドを後退させる逆方向とする、流路系統の関係を
スプールと第1及び第2流路との間に持たせてなる請求
項1記載のボルト・ナット締結用の流体圧駆動レンチ。 - 【請求項3】 ピストンロッドとスプールとの間を、ピ
ストンロッドがその進出方向及び後退方向のストローク
エンドの直前においてのみスプールを同じ方向に駆動し
て順方向及び逆方向に切り替え可能な連接関係としてな
る請求項2記載のボルト・ナット締結用の流体圧駆動レ
ンチ。 - 【請求項4】 ピストンロッドとスプールとの間の連接
材として、ピストンロッドに軸線方向に穿った操作孔か
らピストン部を貫通して切り替えチャンバの中まで至る
操作ロッドを軸線方向に移動可能に備え、操作孔と操作
ロッドとの間に、ピストンロッドの進出及び後退時のそ
れぞれのストロークエンドの近傍で互いに軸線方向に係
合力を作用し合うストッパ機構を設け、スプールは、操
作ロッドを差し込み可能な内径を持つ中空体とするとと
もに、ストッパ機構の係合によって操作ロッドがピスト
ンロッドと連動し始めてから一定のストロークを越えた
とき操作ロッドに対して軸線方向に係合可能としてなる
請求項3記載のボルト・ナット用の流体圧駆動レンチ。 - 【請求項5】 操作ロッドには、スプールに差し込まれ
ている部分の外周面に軸線方向に間隔を開けて一対のス
トッパを備え、スプールには、これらのストッパに挟ま
れる部分の内周にいずれか一方のストッパに選択的に係
合可能なリブを備えるとともに、このリブを挟んで操作
リブの周面との間に圧縮のコイルスプリングを介装し、
更にスプール外周面と切り替えチャンバとの間には、ス
プールの軸線方向の移動に抵抗を与える抵抗負荷手段を
備えてなる請求項4記載のボルト・ナット締結用の流体
圧駆動レンチ。 - 【請求項6】 抵抗負荷手段は、スプールの外周面に球
面状に凹ませて形成され軸線方向に間隔をおいて第1ノ
ッチ及び第2ノッチと、切り替えチャンバの内周部分に
おいてスプール側に向けて弾性付勢され第1ノッチ及び
第2ノッチのそれぞれに没入可能な鋼球等のボールとの
組み合わせとしてなる請求項5記載のボルト・ナット締
結用の流体圧駆動レンチ。 - 【請求項7】 リブに近い側の第1ノッチにスプールの
内部に連通する流路孔を開け、ピストンロッドがその進
出位置にあるときにはリブから遠い側の第2ノッチにボ
ールが没入すると同時に、第1ノッチの流路孔をボアラ
イナの基端側から第2流路へ向かう経路としてなる請求
項6記載のボルト・ナット締結用の流体圧駆動レンチ。 - 【請求項8】 マウントベースの基端側にアクチュエー
タのハウジングの両面に対峙する一対のブラケットを配
置し、アクチュエータのハウジングにはこれらのブラケ
ットの厚さ分だけ凹ませた連接座を形成するとともに、
この連接座にはブラケットの外郭形状に倣う受圧面を備
えてなる請求項1から7のいずれかに記載のボルト・ナ
ット締結用の流体圧駆動レンチ。 - 【請求項9】 マウントベースと、このマウントベース
に基端を連接した流体圧駆動のアクチュエータと、マウ
ントベースの先端側に回転自在に配置されナットまたは
ボルトのヘッドに外挿可能とした駆動ソケットとを備
え、アクチュエータのハウジングから進退動作するピス
トンロッドに駆動ソケットを連接してこの駆動ソケット
を間欠回転させる流体圧駆動レンチであって、駆動ソケ
ットとほぼ同じ内部断面を持ち締め付け作業対象のボル
トまたはナットとは別の既設のボルトのヘッドまたはナ
ットに係合する反力受けソケットと、この反力受けソケ
ットをマウントベースの下端縁側に拘束して固定するホ
ルダとを設け、ホルダをマウントベースに対してその先
端側から基端側の間で移動可能に連接してなるボルト・
ナット締結用の流体圧駆動レンチ。 - 【請求項10】 反力受けソケットは、ボルトのヘッド
またはナットに被せる拘束環と、この拘束環とほぼ同軸
上に設けられマウントベースの下端縁に沿う小径のピン
とを備え、ホルダは、ピンを抱き込んでマウントベース
との間で狭持するフックと、この狭持方向に付勢するた
めにマウントベースとの間に介装したトーションスプリ
ングと、マウントベースの下端縁に連接されてこのマウ
ントベースの先端側と基端側との間を転動可能なローラ
とを備えてなる請求項9記載のボルト・ナット締結用の
流体圧駆動レンチ。 - 【請求項11】 マウントベースと、このマウントベー
スに基端を連接した流体圧駆動のアクチュエータと、マ
ウントベースの先端側に回転自在に配置されナットまた
はボルトのヘッドに外挿可能とした駆動ソケットとを備
え、アクチュエータのハウジングから進退動作するピス
トンロッドに駆動ソケットを連接してこの駆動ソケット
を間欠回転させる流体圧駆動レンチであって、駆動ソケ
ットには、ナットを螺合しているボルトの先端と互いに
拘束し合う仮固定のための保持材を駆動ソケットの外部
から操作可能に備えてなるボルト・ナット締結用の流体
圧駆動レンチ。 - 【請求項12】 保持材は、駆動ソケットに同軸上で回
転可能に設けられ、駆動ソケットの内部においてボルト
に螺合可能なセットアップと、駆動ソケットの外部でこ
のセットアップに連接された操作用のハンドルとからな
る請求項11記載のボルト・ナット締結用の流体圧駆動
レンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9276002A JPH11114845A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ボルト・ナット締結用の流体圧駆動レンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9276002A JPH11114845A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ボルト・ナット締結用の流体圧駆動レンチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11114845A true JPH11114845A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17563415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9276002A Pending JPH11114845A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ボルト・ナット締結用の流体圧駆動レンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11114845A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114952263A (zh) * | 2022-06-07 | 2022-08-30 | 新疆理工学院 | 机械化自动化上下料机械装置 |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP9276002A patent/JPH11114845A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114952263A (zh) * | 2022-06-07 | 2022-08-30 | 新疆理工学院 | 机械化自动化上下料机械装置 |
| CN114952263B (zh) * | 2022-06-07 | 2024-04-05 | 新疆理工学院 | 机械化自动化上下料机械装置 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040224 |