JPH11115012A - 射出成形金型の温度制御装置 - Google Patents
射出成形金型の温度制御装置Info
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- JPH11115012A JPH11115012A JP28084297A JP28084297A JPH11115012A JP H11115012 A JPH11115012 A JP H11115012A JP 28084297 A JP28084297 A JP 28084297A JP 28084297 A JP28084297 A JP 28084297A JP H11115012 A JPH11115012 A JP H11115012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 射出成形金型の温度制御装置において、低コ
ストにて金型の温度温度分布を許容範囲内に保つよう制
御できるようにする。 【解決手段】 複数の加熱手段81をそなえた射出成形
金型の温度制御装置において、各加熱手段81とそれぞ
れ対をなして設けられた温度センサ82と、複数の温度
センサ82の中から1つの温度センサ82を選択するセ
レクトスイッチ84と、複数の加熱手段81を制御する
温度コントローラ83とをそなえ、温度コントローラ8
3は、セレクトスイッチ84で選択された温度センサ8
2の検出温度を表示する表示部83aと、目標温度を設
定する温度設定部83bとをそなえ、セレクトスイッチ
84で選択された温度センサ82の温度が温度設定部8
3bを通じて予め設定された目標温度になるように複数
の加熱手段81を制御する。
ストにて金型の温度温度分布を許容範囲内に保つよう制
御できるようにする。 【解決手段】 複数の加熱手段81をそなえた射出成形
金型の温度制御装置において、各加熱手段81とそれぞ
れ対をなして設けられた温度センサ82と、複数の温度
センサ82の中から1つの温度センサ82を選択するセ
レクトスイッチ84と、複数の加熱手段81を制御する
温度コントローラ83とをそなえ、温度コントローラ8
3は、セレクトスイッチ84で選択された温度センサ8
2の検出温度を表示する表示部83aと、目標温度を設
定する温度設定部83bとをそなえ、セレクトスイッチ
84で選択された温度センサ82の温度が温度設定部8
3bを通じて予め設定された目標温度になるように複数
の加熱手段81を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形機にそな
えられる金型の温度制御装置に関し、特に、複数の加熱
手段をそなえた射出成形金型の温度制御装置に関する。
えられる金型の温度制御装置に関し、特に、複数の加熱
手段をそなえた射出成形金型の温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機はホットランナ(樹脂通路)
から金型内のキャビティに高温の溶融樹脂を注入して固
化させることにより製品の成形を行なうようになってい
るが、このときの成形品の品質は射出成形金型(以下、
金型と省略する)の温度如何により変化する。このため
金型の温度制御は極めて重要である。
から金型内のキャビティに高温の溶融樹脂を注入して固
化させることにより製品の成形を行なうようになってい
るが、このときの成形品の品質は射出成形金型(以下、
金型と省略する)の温度如何により変化する。このため
金型の温度制御は極めて重要である。
【0003】一般に、射出成形機の金型(主としてホッ
トランナブロック)にはカートリッジヒータ,ストリッ
プヒータ,バンドヒータ,シーズヒータ等の加熱手段が
そなえられており、例えば、複数のキャビティをそなえ
た金型の場合はキャビティ毎に対応して加熱手段がそな
えられていることが多い。図2は、このような複数の加
熱手段をそなえた金型における従来の温度制御装置を示
すものである。
トランナブロック)にはカートリッジヒータ,ストリッ
プヒータ,バンドヒータ,シーズヒータ等の加熱手段が
そなえられており、例えば、複数のキャビティをそなえ
た金型の場合はキャビティ毎に対応して加熱手段がそな
えられていることが多い。図2は、このような複数の加
熱手段をそなえた金型における従来の温度制御装置を示
すものである。
【0004】図2に示すように、従来の温度制御装置で
は、複数の加熱手段10をそなえた金型60の温度制御
を行なう場合、金型60の適宜の場所に温度センサ30
を1つだけ設置して、この温度センサ30で検出された
金型の温度(基準温度)をもとに温度コントローラ20
により全ての加熱手段10の制御(電力供給のON−O
FF制御)を同時に行なっていた。
は、複数の加熱手段10をそなえた金型60の温度制御
を行なう場合、金型60の適宜の場所に温度センサ30
を1つだけ設置して、この温度センサ30で検出された
金型の温度(基準温度)をもとに温度コントローラ20
により全ての加熱手段10の制御(電力供給のON−O
FF制御)を同時に行なっていた。
【0005】つまり、この従来の装置では、金型60の
温度分布は全て均一であるか、または、温度センサ30
で検出された基準温度が金型60の温度を代表するもの
であるという前提の下で、基準温度が予め設定された金
型の目標温度(最適成形温度)よりも低い場合は、全て
の加熱手段10を同時に作動させて金型60の温度を上
げ、逆に基準温度が目標温度よりも高い場合は、全ての
加熱手段10を同時に停止させて金型60の温度を下げ
るといった制御を行なっていた。
温度分布は全て均一であるか、または、温度センサ30
で検出された基準温度が金型60の温度を代表するもの
であるという前提の下で、基準温度が予め設定された金
型の目標温度(最適成形温度)よりも低い場合は、全て
の加熱手段10を同時に作動させて金型60の温度を上
げ、逆に基準温度が目標温度よりも高い場合は、全ての
加熱手段10を同時に停止させて金型60の温度を下げ
るといった制御を行なっていた。
【0006】ところが、実際の金型60の温度分布は必
ずしも均一ではなく、金型60には少なからぬ温度勾配
が生じている場合が多く、温度センサ30に近い場所で
は最適成形温度に保たれるが、離れた場所では最適成形
温度よりも高かったり、或いは低かったりする場合があ
る。したがって、金型60の全ての場所が最適成形温度
の許容範囲内に収まるようにするためには、金型60全
体の平均温度と一致する温度となる位置に温度センサ3
0を取り付ける必要がある。
ずしも均一ではなく、金型60には少なからぬ温度勾配
が生じている場合が多く、温度センサ30に近い場所で
は最適成形温度に保たれるが、離れた場所では最適成形
温度よりも高かったり、或いは低かったりする場合があ
る。したがって、金型60の全ての場所が最適成形温度
の許容範囲内に収まるようにするためには、金型60全
体の平均温度と一致する温度となる位置に温度センサ3
0を取り付ける必要がある。
【0007】しかしながら、金型60のどの位置が平均
温度と一致するかは判断が難しく、また加熱手段10に
ついてもその加熱能力には個体差があるため、常に金型
60上の温度分布が一定とは限らない。このため、例え
ば温度センサ30を取り付けた位置が金型60の平均温
度よりも低い場所だった場合は、最適成形温度の許容範
囲内を越えて温度が高くなる場所が生じたり、逆に金型
60の平均温度よりも高い場所だった場合は、最適成形
温度の許容範囲以下の温度になる場所が生じたりして、
製品の成形性に悪化して不良品率が増大してしまうとい
う不具合があった。
温度と一致するかは判断が難しく、また加熱手段10に
ついてもその加熱能力には個体差があるため、常に金型
60上の温度分布が一定とは限らない。このため、例え
ば温度センサ30を取り付けた位置が金型60の平均温
度よりも低い場所だった場合は、最適成形温度の許容範
囲内を越えて温度が高くなる場所が生じたり、逆に金型
60の平均温度よりも高い場所だった場合は、最適成形
温度の許容範囲以下の温度になる場所が生じたりして、
製品の成形性に悪化して不良品率が増大してしまうとい
う不具合があった。
【0008】そこで、例えば特開平5−124076号
公報にも開示されているように、金型にそなえられた複
数の加熱手段を幾つかのブロックに分け、そのブロック
毎に温度センサと温度コントローラとを設けて温度制御
を行なうことが考えられた。図3は、特に、一つの加熱
手段10に対して温度センサ30,温度コントローラ2
0をそなえた場合、つまり金型60を最小ブロックに分
けて温度制御する場合について示している。
公報にも開示されているように、金型にそなえられた複
数の加熱手段を幾つかのブロックに分け、そのブロック
毎に温度センサと温度コントローラとを設けて温度制御
を行なうことが考えられた。図3は、特に、一つの加熱
手段10に対して温度センサ30,温度コントローラ2
0をそなえた場合、つまり金型60を最小ブロックに分
けて温度制御する場合について示している。
【0009】このような装置によれば、狭いブロック単
位で温度制御を行なうため、金型60全体を一律に温度
制御する場合に比べて温度勾配を小さくすることがで
き、多くのブロックに分けるほど温度センサ30の位置
に関わらず最適成形温度の許容範囲内に入る確率も高く
なる。特に、図3に示すように、加熱手段10単位で温
度制御を行なえば確実に全てのブロックを最適成形温度
に保つことができる。
位で温度制御を行なうため、金型60全体を一律に温度
制御する場合に比べて温度勾配を小さくすることがで
き、多くのブロックに分けるほど温度センサ30の位置
に関わらず最適成形温度の許容範囲内に入る確率も高く
なる。特に、図3に示すように、加熱手段10単位で温
度制御を行なえば確実に全てのブロックを最適成形温度
に保つことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す従来技術のように、このように多くの温度センサ3
0や温度コントローラ20を設けると、温度制御装置が
大型になり広いスペースが必要になってしまい、コスト
も増大することになる。また、通常、金型60は温度勾
配が生じたとしてもその幅は最適成形温度の許容幅より
も小さくなるように設計されており、基準温度を測定す
る位置さえ上手く設定すれば、上述のように多くの温度
コントローラ20を設けて温度制御する必要もない。
示す従来技術のように、このように多くの温度センサ3
0や温度コントローラ20を設けると、温度制御装置が
大型になり広いスペースが必要になってしまい、コスト
も増大することになる。また、通常、金型60は温度勾
配が生じたとしてもその幅は最適成形温度の許容幅より
も小さくなるように設計されており、基準温度を測定す
る位置さえ上手く設定すれば、上述のように多くの温度
コントローラ20を設けて温度制御する必要もない。
【0011】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、低コストにて金型の温度温度分布を許容範囲
内に保つよう制御できるようにした、射出成形金型の温
度制御装置を提供することを目的とする。
たもので、低コストにて金型の温度温度分布を許容範囲
内に保つよう制御できるようにした、射出成形金型の温
度制御装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の射出成形金型の温度制御装置は、複数の加
熱手段をそなえた射出成形金型の温度制御装置におい
て、上記の各加熱手段とそれぞれ対をなして設けられた
温度センサと、上記の複数の温度センサの中から1つの
温度センサを選択するセレクトスイッチと、上記の複数
の加熱手段を制御する温度コントローラとをそなえ、該
温度コントローラは、該セレクトスイッチで選択された
該温度センサの検出温度を表示する表示部と、目標温度
を設定する温度設定部とをそなえ、該セレクトスイッチ
で選択された該温度センサの温度が該温度設定部を通じ
て予め設定された該目標温度になるように上記の複数の
加熱手段を制御することを特徴としている。
に、本発明の射出成形金型の温度制御装置は、複数の加
熱手段をそなえた射出成形金型の温度制御装置におい
て、上記の各加熱手段とそれぞれ対をなして設けられた
温度センサと、上記の複数の温度センサの中から1つの
温度センサを選択するセレクトスイッチと、上記の複数
の加熱手段を制御する温度コントローラとをそなえ、該
温度コントローラは、該セレクトスイッチで選択された
該温度センサの検出温度を表示する表示部と、目標温度
を設定する温度設定部とをそなえ、該セレクトスイッチ
で選択された該温度センサの温度が該温度設定部を通じ
て予め設定された該目標温度になるように上記の複数の
加熱手段を制御することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態として
の射出成形金型の温度制御装置の構成を示すブロック図
である。まず、本温度制御装置の構成について説明する
と、図1に示すように、加熱手段(例えばカートリッジ
ヒータ,ストリップヒータ,バンドヒータ,シーズヒー
タ等)81は射出成形金型(金型)70に複数そなえら
れている。本実施形態では、多数個取りをするように、
金型70には複数のキャビティが形成され、各キャビテ
ィ毎に、加熱手段81がそなえられている。なお、加熱
手段81の設置位置としては、それぞれのキャビティに
溶融樹脂を注入するホットランナの適宜の位置に設ける
ことができる。
施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態として
の射出成形金型の温度制御装置の構成を示すブロック図
である。まず、本温度制御装置の構成について説明する
と、図1に示すように、加熱手段(例えばカートリッジ
ヒータ,ストリップヒータ,バンドヒータ,シーズヒー
タ等)81は射出成形金型(金型)70に複数そなえら
れている。本実施形態では、多数個取りをするように、
金型70には複数のキャビティが形成され、各キャビテ
ィ毎に、加熱手段81がそなえられている。なお、加熱
手段81の設置位置としては、それぞれのキャビティに
溶融樹脂を注入するホットランナの適宜の位置に設ける
ことができる。
【0014】これらの各加熱手段81と対をなすように
して、熱電対又は測温抵抗対を用いた温度センサ82が
そなえられている。そして、これら複数の加熱手段8
1,温度センサ82に対して温度コントローラ83とセ
レクトスイッチ84とがそれぞれ1つずつ設けられてお
り、各温度センサ82が測定した測定温度情報は、セレ
クトスイッチ84を介して温度コントローラ83へ入力
され、加熱手段81への電力供給は入力された温度情報
に基づきこの温度コントローラ83によって全加熱手段
81について一律に行なわれるようになっている。
して、熱電対又は測温抵抗対を用いた温度センサ82が
そなえられている。そして、これら複数の加熱手段8
1,温度センサ82に対して温度コントローラ83とセ
レクトスイッチ84とがそれぞれ1つずつ設けられてお
り、各温度センサ82が測定した測定温度情報は、セレ
クトスイッチ84を介して温度コントローラ83へ入力
され、加熱手段81への電力供給は入力された温度情報
に基づきこの温度コントローラ83によって全加熱手段
81について一律に行なわれるようになっている。
【0015】セレクトスイッチ84は温度センサ82の
数に応じた複数の選択端子84aをそなえ、手動でいず
れかの選択端子84aを選択できるようになっている。
これらの選択端子84aには、それぞれに対応する温度
センサ82の出力端子が接続されており、いずれかの選
択端子84aを選択することにより任意の温度センサ8
2が選択され、その選択した温度センサ82にて測定さ
れた測定温度が温度コントローラ83に入力されるよう
になっている。
数に応じた複数の選択端子84aをそなえ、手動でいず
れかの選択端子84aを選択できるようになっている。
これらの選択端子84aには、それぞれに対応する温度
センサ82の出力端子が接続されており、いずれかの選
択端子84aを選択することにより任意の温度センサ8
2が選択され、その選択した温度センサ82にて測定さ
れた測定温度が温度コントローラ83に入力されるよう
になっている。
【0016】温度コントローラ83は、表示部83aと
温度設定部83bとをそなえており、セレクトスイッチ
84を通じて選択された温度センサ82の測定温度は表
示部83aに表示されるようになっている。一方、温度
設定部83bを通じて制御目標とする目標温度を設定す
ると、温度コントローラ83では、この温度設定部83
bにより設定された目標温度と、セレクトスイッチ84
が選択した温度センサ82で測定された測定温度とを比
較しながら、測定温度が目標温度に近づくように加熱手
段81への電力供給をON−OFF制御するようになっ
ている。
温度設定部83bとをそなえており、セレクトスイッチ
84を通じて選択された温度センサ82の測定温度は表
示部83aに表示されるようになっている。一方、温度
設定部83bを通じて制御目標とする目標温度を設定す
ると、温度コントローラ83では、この温度設定部83
bにより設定された目標温度と、セレクトスイッチ84
が選択した温度センサ82で測定された測定温度とを比
較しながら、測定温度が目標温度に近づくように加熱手
段81への電力供給をON−OFF制御するようになっ
ている。
【0017】本発明の一実施形態としての射出成形機の
温度制御装置は上述のごとく構成されているので、金型
70の温度制御は次のように行なわれる。まず、成形運
転に先立って、温度設定部83bを通じて目標温度を設
定する。この目標温度は最適な成形性が得られる温度で
あり経験等から決まるものである。目標温度を設定する
と、セレクトスイッチ84で適宜の温度センサ82を選
択して成形運転を開始する。
温度制御装置は上述のごとく構成されているので、金型
70の温度制御は次のように行なわれる。まず、成形運
転に先立って、温度設定部83bを通じて目標温度を設
定する。この目標温度は最適な成形性が得られる温度で
あり経験等から決まるものである。目標温度を設定する
と、セレクトスイッチ84で適宜の温度センサ82を選
択して成形運転を開始する。
【0018】こうして成形運転が開始されると、温度コ
ントローラ83は表示部83aにセレクトスイッチ84
で選択された温度センサ82の測定温度を表示するとと
もに、この測定温度が温度設定部83bにて設定した目
標温度に近づくように加熱手段81への電力供給をON
−OFF制御する。このとき、例えば、加熱手段81が
ホットランナに設けられている場合を考えると、ホット
ランナはほぼ同構造であるため、同じ加熱条件であれば
ほぼ同じ温度に達するが、実際は加熱手段81の個体差
等によりそれぞれのホットランナの温度にはばらつきが
生じ、金型70には温度勾配が生じることになる。しか
しながら、この温度勾配は、通常、予め一定の範囲内に
収まるように調整されており、適宜の温度センサ82に
よる測定温度を基準温度とすることにより、金型70の
最高温度,最低温度共に許容範囲内に入るようになって
いる。
ントローラ83は表示部83aにセレクトスイッチ84
で選択された温度センサ82の測定温度を表示するとと
もに、この測定温度が温度設定部83bにて設定した目
標温度に近づくように加熱手段81への電力供給をON
−OFF制御する。このとき、例えば、加熱手段81が
ホットランナに設けられている場合を考えると、ホット
ランナはほぼ同構造であるため、同じ加熱条件であれば
ほぼ同じ温度に達するが、実際は加熱手段81の個体差
等によりそれぞれのホットランナの温度にはばらつきが
生じ、金型70には温度勾配が生じることになる。しか
しながら、この温度勾配は、通常、予め一定の範囲内に
収まるように調整されており、適宜の温度センサ82に
よる測定温度を基準温度とすることにより、金型70の
最高温度,最低温度共に許容範囲内に入るようになって
いる。
【0019】そこで、セレクトスイッチ84を切り替え
て各温度センサ82の測定温度を表示部83aに表示さ
せ、それらの平均的温度を測定している温度センサ82
を判別してその温度センサ82を基準温度センサとして
選択する。これにより、温度コントローラ83は、この
基準温度センサが測定する測定温度が温度設定部83b
を通じて設定した目標温度に近づくように加熱手段81
への電力供給をON−OFF制御し、その結果、全ての
温度センサ82で測定される測定温度が最適成形温度の
許容範囲内に入るようになる。
て各温度センサ82の測定温度を表示部83aに表示さ
せ、それらの平均的温度を測定している温度センサ82
を判別してその温度センサ82を基準温度センサとして
選択する。これにより、温度コントローラ83は、この
基準温度センサが測定する測定温度が温度設定部83b
を通じて設定した目標温度に近づくように加熱手段81
への電力供給をON−OFF制御し、その結果、全ての
温度センサ82で測定される測定温度が最適成形温度の
許容範囲内に入るようになる。
【0020】このように、本温度制御装置によれば、セ
レクトスイッチ84の切り替えによって、任意の温度セ
ンサ82の測定温度を表示することができるとともに、
その測定温度を温度コントローラ83による温度制御の
基準温度とすることができるので、全ての温度センサ8
2の測定温度が最適成形温度の許容範囲内に入るように
調整することができ、十分な成形性を確保して不良品率
を抑えることができる利点がある。
レクトスイッチ84の切り替えによって、任意の温度セ
ンサ82の測定温度を表示することができるとともに、
その測定温度を温度コントローラ83による温度制御の
基準温度とすることができるので、全ての温度センサ8
2の測定温度が最適成形温度の許容範囲内に入るように
調整することができ、十分な成形性を確保して不良品率
を抑えることができる利点がある。
【0021】また、高コストの温度コントローラ83を
少数しか必要としないため、低コストで装置の性能向上
を図ることができる。さらに、温度センサ82を複数そ
なえているので、万が一基準温度センサとして選択した
温度センサ82が故障した場合でも、平均温度の近傍の
温度を測定している他の温度センサ82に切り替えるこ
とにより運転を続行することができるという利点もあ
る。
少数しか必要としないため、低コストで装置の性能向上
を図ることができる。さらに、温度センサ82を複数そ
なえているので、万が一基準温度センサとして選択した
温度センサ82が故障した場合でも、平均温度の近傍の
温度を測定している他の温度センサ82に切り替えるこ
とにより運転を続行することができるという利点もあ
る。
【0022】成形が完了し成形品が適宜の温度まで冷却
されると、作業者は成形品を金型70より取り出して観
察し、設定温度の適否を判断して必要に応じて設定温度
を修正する。このとき、この温度修正が各温度センサ8
2のばらつきの許容範囲内であれば、温度設定手段83
bを通じて設定温度を修正せずとも、温度センサ82の
選定を変えることによっても温度修正が可能である。
されると、作業者は成形品を金型70より取り出して観
察し、設定温度の適否を判断して必要に応じて設定温度
を修正する。このとき、この温度修正が各温度センサ8
2のばらつきの許容範囲内であれば、温度設定手段83
bを通じて設定温度を修正せずとも、温度センサ82の
選定を変えることによっても温度修正が可能である。
【0023】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができ、例えば、図1では金型
70の全体に対して一つの温度コントローラ83で制御
する例を示しているが、金型70を複数のブロックに分
け、そのブロック毎に温度コントローラ83を設けて温
度制御してもよい。
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができ、例えば、図1では金型
70の全体に対して一つの温度コントローラ83で制御
する例を示しているが、金型70を複数のブロックに分
け、そのブロック毎に温度コントローラ83を設けて温
度制御してもよい。
【0024】また、加熱手段81の制御方法としては、
上述の電力供給のON−OFF制御に代えて可変トラン
ス或いは可変抵抗器によって電圧又は電流値を可変制御
してもよい。
上述の電力供給のON−OFF制御に代えて可変トラン
ス或いは可変抵抗器によって電圧又は電流値を可変制御
してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の射出成形
金型の温度制御装置によれば、セレクトスイッチの切り
替えによって任意の温度センサの測定温度を表示部に表
示することができ、この表示された測定温度をもとに温
度コントローラによる温度制御を行なうことができるの
で、例えば全温度センサの平均的温度を測定している温
度センサの測定温度を基準温度として温度制御すること
により、金型の各部の温度を目標設定温度の許容範囲内
に調温することができ、十分な成形性を確保して不良品
率を抑えることができる。
金型の温度制御装置によれば、セレクトスイッチの切り
替えによって任意の温度センサの測定温度を表示部に表
示することができ、この表示された測定温度をもとに温
度コントローラによる温度制御を行なうことができるの
で、例えば全温度センサの平均的温度を測定している温
度センサの測定温度を基準温度として温度制御すること
により、金型の各部の温度を目標設定温度の許容範囲内
に調温することができ、十分な成形性を確保して不良品
率を抑えることができる。
【0026】また、高コストの温度コントローラを少数
しか必要としないため、低コストで装置の性能向上を図
ることができる。さらに、温度センサを複数そなえてい
るので、一部の温度センサが故障した場合でも、残され
た温度センサの中から平均温度の近傍の温度を測定して
いる温度センサを選択することにより一定の温度管理を
行ないながら運転を続行することができる。
しか必要としないため、低コストで装置の性能向上を図
ることができる。さらに、温度センサを複数そなえてい
るので、一部の温度センサが故障した場合でも、残され
た温度センサの中から平均温度の近傍の温度を測定して
いる温度センサを選択することにより一定の温度管理を
行ないながら運転を続行することができる。
【図1】本発明の一実施形態としての射出成形金型の温
度制御装置の構成を示すブロック図である。
度制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の射出成形金型の温度制御装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】従来の他の射出成形金型の温度制御装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
70 金型 81 加熱手段 82 温度センサ 83 温度コントローラ 83a 表示部 83b 温度設定部 84 セレクトスイッチ 84a 選択端子
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の加熱手段をそなえた射出成形金型
の温度制御装置において、 上記の各加熱手段とそれぞれ対をなして設けられた温度
センサと、 上記の複数の温度センサの中から1つの温度センサを選
択するセレクトスイッチと、 上記の複数の加熱手段を制御する温度コントローラとを
そなえ、 該温度コントローラは、 該セレクトスイッチで選択された該温度センサの検出温
度を表示する表示部と、 目標温度を設定する温度設定部とをそなえ、 該セレクトスイッチで選択された該温度センサの温度が
該温度設定部を通じて予め設定された該目標温度になる
ように上記の複数の加熱手段を制御することを特徴とす
る、射出成形金型の温度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28084297A JPH11115012A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 射出成形金型の温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28084297A JPH11115012A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 射出成形金型の温度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115012A true JPH11115012A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17630751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28084297A Withdrawn JPH11115012A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 射出成形金型の温度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11115012A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004074629A (ja) * | 2002-08-20 | 2004-03-11 | Tokai Rika Co Ltd | 金型装置及び成形方法 |
| JP2008188909A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Olympus Corp | 射出成形装置、射出成形方法 |
| CN104275785A (zh) * | 2014-09-23 | 2015-01-14 | 格力电器(武汉)有限公司 | 温控装置及热流道模具 |
| CN117400502A (zh) * | 2023-10-31 | 2024-01-16 | 山东佳邦机械设备有限公司 | 一种注塑机节能控制系统及控制方法 |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP28084297A patent/JPH11115012A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004074629A (ja) * | 2002-08-20 | 2004-03-11 | Tokai Rika Co Ltd | 金型装置及び成形方法 |
| JP2008188909A (ja) * | 2007-02-06 | 2008-08-21 | Olympus Corp | 射出成形装置、射出成形方法 |
| CN104275785A (zh) * | 2014-09-23 | 2015-01-14 | 格力电器(武汉)有限公司 | 温控装置及热流道模具 |
| CN117400502A (zh) * | 2023-10-31 | 2024-01-16 | 山东佳邦机械设备有限公司 | 一种注塑机节能控制系统及控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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