JPH11115100A - 透明体 - Google Patents
透明体Info
- Publication number
- JPH11115100A JPH11115100A JP9293187A JP29318797A JPH11115100A JP H11115100 A JPH11115100 A JP H11115100A JP 9293187 A JP9293187 A JP 9293187A JP 29318797 A JP29318797 A JP 29318797A JP H11115100 A JPH11115100 A JP H11115100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- transparent body
- film layer
- plate material
- thin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】金属蒸着膜を形成した熱反射フィルムをそのま
ま用いるか、板ガラスの表面に直接、発熱薄膜層を形成
して通電させることにより発熱機能を得る。熱反射のみ
に利用されてきた熱反射フィルムを発熱部材として利用
すると、夏季は太陽の放射熱を有効に反射し、冬季はフ
ィルムを発熱させて、窓周辺の温度低下を抑制する。 【構成】少なくとも一枚の透光性の板材で構成した透明
体において、前記板材の表面の一部のみに通電により発
熱可能な金属薄膜層を有する発熱部を形成する。そし
て、板材の表面へ通電により発熱可能な金属薄膜層を有
する発熱部と、発熱部と同一かまたは類似に構成させた
光学的装飾部とを形成すると共に、各部の間へは電気的
な絶縁部を形成する。
ま用いるか、板ガラスの表面に直接、発熱薄膜層を形成
して通電させることにより発熱機能を得る。熱反射のみ
に利用されてきた熱反射フィルムを発熱部材として利用
すると、夏季は太陽の放射熱を有効に反射し、冬季はフ
ィルムを発熱させて、窓周辺の温度低下を抑制する。 【構成】少なくとも一枚の透光性の板材で構成した透明
体において、前記板材の表面の一部のみに通電により発
熱可能な金属薄膜層を有する発熱部を形成する。そし
て、板材の表面へ通電により発熱可能な金属薄膜層を有
する発熱部と、発熱部と同一かまたは類似に構成させた
光学的装飾部とを形成すると共に、各部の間へは電気的
な絶縁部を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱機能を付与し
た単層のガラスや複層ガラス、合わせガラス等の複層の
透明体に関するものである。
た単層のガラスや複層ガラス、合わせガラス等の複層の
透明体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内温度の調整上問題となるの
は、室外気と室内気とが接触する部分である窓周辺であ
り、特に冬季においては、室内側の暖気が窓ガラスを通
じて冷やされるため、窓に、複数の板ガラスからなりそ
れぞれの板ガラス間に空気層を形成した複層ガラス等を
設置し、エネルギー効率化を図っている。熱伝導率の低
い空気層により外気と内気との熱交換が抑制されるとい
う効果を利用したものである。
は、室外気と室内気とが接触する部分である窓周辺であ
り、特に冬季においては、室内側の暖気が窓ガラスを通
じて冷やされるため、窓に、複数の板ガラスからなりそ
れぞれの板ガラス間に空気層を形成した複層ガラス等を
設置し、エネルギー効率化を図っている。熱伝導率の低
い空気層により外気と内気との熱交換が抑制されるとい
う効果を利用したものである。
【0003】又、従来より、室内温度等の環境を調整し
冷暖房器具の負荷を軽減するため、フィルムや板ガラス
の表面に金属薄膜を形成して太陽の放射熱を反射吸収す
る熱線反射フィルムや熱線反射ガラスが使用されてい
る。
冷暖房器具の負荷を軽減するため、フィルムや板ガラス
の表面に金属薄膜を形成して太陽の放射熱を反射吸収す
る熱線反射フィルムや熱線反射ガラスが使用されてい
る。
【0004】熱線反射フィルム等は太陽放射熱の遮断効
率が高く省エネ効果がある。一方、可視光線の透過率が
高いため室内を明るく保つことができる。更に可視光線
を適度に反射するので鏡面効果があり、建築物に新しい
美観を付与することから、現代的ビルのデザインにおい
ては欠かせないものとなっている。
率が高く省エネ効果がある。一方、可視光線の透過率が
高いため室内を明るく保つことができる。更に可視光線
を適度に反射するので鏡面効果があり、建築物に新しい
美観を付与することから、現代的ビルのデザインにおい
ては欠かせないものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の熱線
反射フィルムを使用することにより、エネルギーの高効
率化を達成できたものの、窓ガラスにおける外気と内気
の熱交換の抑制には限度があり、窓周辺の室温の低下は
防ぎ難いものであった。
反射フィルムを使用することにより、エネルギーの高効
率化を達成できたものの、窓ガラスにおける外気と内気
の熱交換の抑制には限度があり、窓周辺の室温の低下は
防ぎ難いものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、少なくとも一枚の透光性の板材で構成した
透明体において、前記板材の表面の一部に通電により発
熱可能な金属薄膜層を有する発熱部を形成する。そし
て、更に、この構成を応用して板材の表面へ通電により
発熱可能な金属薄膜層を有する発熱部と、この発熱部と
同一かまたは類似に構成させた光学的装飾部とを形成
し、各部の間へ電気的な絶縁部を形成するものである。
決するため、少なくとも一枚の透光性の板材で構成した
透明体において、前記板材の表面の一部に通電により発
熱可能な金属薄膜層を有する発熱部を形成する。そし
て、更に、この構成を応用して板材の表面へ通電により
発熱可能な金属薄膜層を有する発熱部と、この発熱部と
同一かまたは類似に構成させた光学的装飾部とを形成
し、各部の間へ電気的な絶縁部を形成するものである。
【0007】即ち、本発明の発熱部は、金属蒸着膜を形
成した熱反射フィルムをそのまま用いてこれに通電する
ことにより発熱機能を得ることもできるし、板ガラスの
表面に直接、発熱薄膜層を形成して通電させることによ
り発熱機能を得ることができる。尚、熱反射のみに利用
されてきた熱反射フィルムを発熱部材として利用する
と、夏季は太陽の放射熱を有効に反射し、冬季はフィル
ムを発熱させて、窓周辺の温度低下を抑制することがで
きる。
成した熱反射フィルムをそのまま用いてこれに通電する
ことにより発熱機能を得ることもできるし、板ガラスの
表面に直接、発熱薄膜層を形成して通電させることによ
り発熱機能を得ることができる。尚、熱反射のみに利用
されてきた熱反射フィルムを発熱部材として利用する
と、夏季は太陽の放射熱を有効に反射し、冬季はフィル
ムを発熱させて、窓周辺の温度低下を抑制することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施のための各種形態を
以下に述べる。本発明は、板材の表面に直接、金属薄膜
層を形成するか、フィルムの表面に金属薄膜を形成して
太陽の放射熱を反射吸収する機能を付与した熱線反射フ
ィルムを利用することができる。熱線反射フィルムを用
いる場合には、市販のものを利用できるが、これらのフ
ィルムは本来発熱させることを目的としていない。即
ち、これらのフィルムに形成された金属薄膜の組成がそ
れぞれ異なるので、発熱性能も異なる。そこでこれらを
適宜選択するか、発熱に適した特別な構成として使用す
る。
以下に述べる。本発明は、板材の表面に直接、金属薄膜
層を形成するか、フィルムの表面に金属薄膜を形成して
太陽の放射熱を反射吸収する機能を付与した熱線反射フ
ィルムを利用することができる。熱線反射フィルムを用
いる場合には、市販のものを利用できるが、これらのフ
ィルムは本来発熱させることを目的としていない。即
ち、これらのフィルムに形成された金属薄膜の組成がそ
れぞれ異なるので、発熱性能も異なる。そこでこれらを
適宜選択するか、発熱に適した特別な構成として使用す
る。
【0009】発熱部は、Au,Ag,Al,Cu,Ni,Cr,Fe,Ti,Zr等
の金属を、単体若しくは金属酸化物の薄膜として板材の
表面に形成する。薄膜の形成手段としては、真空蒸着法
若しくはスパッタリング法が主流である。以上の構成で
は、通常の熱線反射膜として機能する程度の透光性を維
持させるのが原則である。
の金属を、単体若しくは金属酸化物の薄膜として板材の
表面に形成する。薄膜の形成手段としては、真空蒸着法
若しくはスパッタリング法が主流である。以上の構成で
は、通常の熱線反射膜として機能する程度の透光性を維
持させるのが原則である。
【0010】上記の如く構成した薄膜層は、図1に図示
の如く、板材1の表面において、発熱部2及び光学的装
飾部3として使用される。そして、両側辺に、ステンレ
ス板を設置したり、亜鉛アルミを溶射する等により電極
を形成し、更に、この電極を外部電源へ接続させて通電
可能としたものが発熱部2となるものである。
の如く、板材1の表面において、発熱部2及び光学的装
飾部3として使用される。そして、両側辺に、ステンレ
ス板を設置したり、亜鉛アルミを溶射する等により電極
を形成し、更に、この電極を外部電源へ接続させて通電
可能としたものが発熱部2となるものである。
【0011】また、前記発熱部2と光学的装飾部3間に
は、導電性材料を使用していない帯状等の電気的絶縁部
5を形成する。
は、導電性材料を使用していない帯状等の電気的絶縁部
5を形成する。
【0012】尚、透明体の構成については、図2の如
く、フロートガラス等の板材1間の全周縁にアルミ等の
スペーサー(図示せず)を配設して中間層4を空気層とし
た複層ガラスや、中間層4を樹脂層(図示せず)とした
合わせガラス等が適用される。
く、フロートガラス等の板材1間の全周縁にアルミ等の
スペーサー(図示せず)を配設して中間層4を空気層とし
た複層ガラスや、中間層4を樹脂層(図示せず)とした
合わせガラス等が適用される。
【0013】以上の構成によって板材1を正面方向から
観察すると、全体として蒸着膜が形成されているかの如
く目視させるものの、発熱機能は一部に限定することが
できる。図示の如く、発熱部2を下方向の一部に配置す
ることで余分な電気量を消費することなく、効果的な室
内暖房効果を得ることができる。また、全体に蒸着フィ
ルムを配設することで、特に、夏期では室内の冷房効果
を効率的に維持することができる。
観察すると、全体として蒸着膜が形成されているかの如
く目視させるものの、発熱機能は一部に限定することが
できる。図示の如く、発熱部2を下方向の一部に配置す
ることで余分な電気量を消費することなく、効果的な室
内暖房効果を得ることができる。また、全体に蒸着フィ
ルムを配設することで、特に、夏期では室内の冷房効果
を効率的に維持することができる。
【0014】本発明は発熱体を金属薄膜層として構成し
たので、単層ガラス乃至複層ガラス等としての構成が自
由に行える。そして、この層を通電させることにより、
積極的な暖房効果を生じさせるだけでなく、断熱効果、
太陽放射熱の反射、遮音効果を得ることができるので、
冬季において窓周辺の温度低下の抑制を図ることができ
る。
たので、単層ガラス乃至複層ガラス等としての構成が自
由に行える。そして、この層を通電させることにより、
積極的な暖房効果を生じさせるだけでなく、断熱効果、
太陽放射熱の反射、遮音効果を得ることができるので、
冬季において窓周辺の温度低下の抑制を図ることができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明を利用することにより、夏季にお
いては日射熱を反射し、冬季においては発熱により室内
の窓側の温度の低下が抑制ができると共に、金属薄膜層
による鏡面効果により優れた外観意匠のガラスを構成す
ることができる。金属薄膜層を複層ガラスの空気層側に
形成した場合には、空気層を極めて効果的なエアーカー
テンとして機能させること等もできる。又、本願の透明
体は、窓ガラスのみに限られず、室内における仕切壁と
して設置する等の利用が可能である。
いては日射熱を反射し、冬季においては発熱により室内
の窓側の温度の低下が抑制ができると共に、金属薄膜層
による鏡面効果により優れた外観意匠のガラスを構成す
ることができる。金属薄膜層を複層ガラスの空気層側に
形成した場合には、空気層を極めて効果的なエアーカー
テンとして機能させること等もできる。又、本願の透明
体は、窓ガラスのみに限られず、室内における仕切壁と
して設置する等の利用が可能である。
【図1】 本発明の透明体の正面図である。
【図2】 本発明の透明体の断面図である。
1 板材 2 発熱部 3 光学的装飾部 4 中間層 絶縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C03C 27/06 101 C03C 27/06 101J 27/12 27/12 L
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも一枚の透光性の板材で構成した
透明体において、前記板材の表面の一部のみに通電によ
り発熱可能な金属薄膜層を有する発熱部を形成したこと
を特徴とする透明体。 - 【請求項2】少なくとも一枚の透光性の板材で構成した
透明体において、前記板材の表面へ通電により発熱可能
な金属薄膜層を有する発熱部と、該発熱部と同一かまた
は類似に構成させた光学的装飾部とを形成すると共に、
前記各部の間へは電気的な絶縁部を形成したことを特徴
とする透明体。 - 【請求項3】少なくとも二枚の透光性の板材間に空気層
または樹脂層を介在させた透明体において、前記板材の
表面へ通電により発熱可能な金属薄膜層を有する発熱部
と、該発熱部と同一かまたは類似に構成させた光学的装
飾部とを形成すると共に、前記各部の間へは電気的な絶
縁部を形成したことを特徴とする透明体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9293187A JPH11115100A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 透明体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9293187A JPH11115100A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 透明体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115100A true JPH11115100A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17791555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9293187A Pending JPH11115100A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 透明体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11115100A (ja) |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP9293187A patent/JPH11115100A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20041001 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061101 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070130 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070605 |