JPH11115680A - 跳ね上げ式フード - Google Patents
跳ね上げ式フードInfo
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- JPH11115680A JPH11115680A JP9283994A JP28399497A JPH11115680A JP H11115680 A JPH11115680 A JP H11115680A JP 9283994 A JP9283994 A JP 9283994A JP 28399497 A JP28399497 A JP 28399497A JP H11115680 A JPH11115680 A JP H11115680A
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Abstract
物がフードと二次衝突する際の障害物に対する反力を低
減させることにより、二次衝突の衝突エネルギをより吸
収して、二次衝突時の障害物の衝撃をより緩和すること
ができる跳ね上げ式フードを提供する。 【解決手段】 車両1の前部と障害物との衝突を検出す
る衝突検出手段16を設ける。衝突検出手段16からの
検出信号に基づきフード2の後端2bを車体3から跳ね
上げて保持する跳ね上げ手段20を設ける。フード2を
閉じた状態でフード2の前端2aを車体3にロックする
フードロック機構12を設ける。フード2の後端2bを
車体3側に拘束してフード2を開閉可能に支持し、跳ね
上げ手段20の作動に伴って前記拘束が解除されるヒン
ジ機構11を設ける。跳ね上げ手段20の作動時にフー
ド2上に設定荷重以上の荷重が作用したとき、跳ね上げ
手段20によるフード2の保持を解除する保持解除機構
を設ける。
Description
害物(例えば歩行者)に衝突した場合に、障害物がフー
ド上に倒れ込んで車両と二次衝突する際の障害物の衝撃
を吸収緩和して障害物を保護する跳ね上げ式フードに関
するものである。
公報に記載されているものであって、従来技術の一例を
示している。この跳ね上げ式フードAは、フードBの後
端部の下側に、バネCで上方へ付勢され通常はロック部
材Eにより下方位置に保持された突き上げロッドDが配
置されており、車両の先端と障害物との衝突時には、そ
の衝撃力によってロック部材Eのロックが機械的に解除
され、突き上げロッドDが上昇してフードBの後端が跳
ね上がるものである。
歩行者等の障害物と衝突した場合には、フードBの後端
が跳ね上がってフードBとエンジンルーム内の構造物と
の間の空間を広げ、歩行者等の障害物がフード上に倒れ
込んで車両と二次衝突する際の障害物の衝撃を吸収して
緩和することができる。
ね上げ式フードAには、歩行者等の障害物がフードと二
次衝突した際に、その衝突エネルギの吸収を突き上げロ
ッドDが邪魔をして、歩行者等の障害物に対して反力が
発生する、という問題点がある。
と比べて、障害物がフードと二次衝突する際の障害物に
対する反力を低減させることにより、二次衝突の衝突エ
ネルギをより吸収して、二次衝突時の障害物の衝撃をよ
り緩和することができる跳ね上げ式フードを提供するこ
とを課題としている。
の手段として、請求項1の発明では、車両の前部に設け
られたフードと、該フードの後部を車体側に拘束してフ
ードを開閉可能に支持し、跳ね上げ力によって前記拘束
が解除されるヒンジ機構と、前記フードを閉じた状態で
フードの前端を車体にロックするフードロック機構と、
車両の前部と障害物との衝突を検出する衝突検出手段
と、該衝突検出手段からの検出信号に基づき前記フード
の後部に前記跳ね上げ力を付与してフードの後端を車体
から跳ね上げ保持する跳ね上げ手段とを備えた跳ね上げ
式フードであって、前記跳ね上げ手段の作動時にフード
上に設定荷重を上回る荷重が作用したとき、前記跳ね上
げ手段によるフードの保持を解除する保持解除機構を設
けた、という構成を採用している。
機構がフードの後部を車体側に拘束してフードを開閉可
能に支持しているので、フードの前端を車体にロックす
るフードロック機構のロックを解除することにより、フ
ードの前端を上下方向へ自由に開閉することができる。
この衝突を衝突検出手段が検出し、その検出信号に基づ
き跳ね上げ手段が作動してフードの後部に跳ね上げ力を
付与し、この跳ね上げ力によってヒンジ機構によるフー
ド後部の拘束が解除され、フードの後端が車体から跳ね
上げられて保持される。
フード上に倒れ込んで、設定荷重を上回る荷重がフード
上に作用すると、保持解除機構は、跳ね上げ手段による
フードの保持を解除して、前記荷重に対する跳ね上げ手
段の反力を低減させる。
げ式フードであって、前記ヒンジ機構は、前記フードの
後部に設けられたフード側リンクと、前記車体に設けら
れた車体側リンクと、該車体側リンクに一端が摺動可能
に結合されると共に前記フード側リンクに他端が支点ピ
ンを介して回転可能に結合され、前記跳ね上げ手段の作
動に伴い起立してフードの後端を跳ね上げ位置に保持す
る中間リンクと、車体側リンクに設けられ前記支点ピン
を回転可能にロックしてフードの後部を車体側に拘束す
ると共にフードを開閉可能に支持し、前記跳ね上げ手段
の作動に伴って前記ロックが解除される支点ピンロック
機構とを備えていることを特徴とするものである。
通常は、車体側リンクに設けられた支点ピンロック機構
が支点ピンを回転可能にロックして、フードの後部を車
体側に拘束すると共にフードを開閉可能に支持している
ので、支点ピンを回転中心としてフードの前端の開閉を
可能にする。
段が作動すると、ヒンジ機構は、支点ピンロック機構に
よる支点ピンのロックが解除され、車体側リンクに摺動
可能に結合された中間リンクの一端が摺動し、フード側
リンクに支点ピンを介して回転可能に結合された中間リ
ンクの他端が回動して、中間リンクが起立し、その中間
リンクの起立によってフードの後端を跳ね上げ位置に保
持する。
げ式フードであって、前記跳ね上げ手段が、前記フード
の後端を車体から跳ね上げて保持する突き上げ部材を備
え、前記保持解除機構は、前記突き上げ部材に設けら
れ、突き上げ部材の変形起点となる凹溝部であることを
特徴とするものである。
部が障害物に衝突して跳ね上げ手段が作動した場合に
は、突き上げ部材は、フードの後端を車体から跳ね上げ
て前記中間リンクと共に跳ね上げ位置に保持する。そし
て、障害物がフード上に倒れ込んで設定荷重を上回る荷
重がフード上に作用した場合には、突き上げ部材は、凹
溝部を起点として変形する。
げ式フードであって、前記凹溝部を、前記突き上げ部材
の突き上げ方向へ沿って複数設けたことを特徴とするも
のである。
部材によるフード後端の車体からの跳ね上げ途中で、車
両の前部に衝突した障害物がフード上に倒れ込んで車両
と二次衝突する場合であっても、凹溝部を起点として突
き上げ部材を変形させることができる。
げ式フードであって、前記車体側リンクに、起立する前
記中間リンクを保持する保持部を前記フード後端の跳ね
上げ位置に応じて複数設け、前記突き上げ部材の各凹溝
部を前記フード後端の跳ね上げ位置に応じ前記各保持部
に対応させて配設したことを特徴とするものである。
に、起立する中間リンクを保持する保持部をフード後端
の跳ね上げ位置に応じて複数設けたので、突き上げ部材
によるフード後端の車体からの跳ね上げ途中で、車両の
前部に衝突した障害物がフード上に倒れ込んで車両と二
次衝突する場合であっても、突き上げ部材は、中間リン
クと共にフードを保持することができる。
材の各凹溝部をフード後端の跳ね上げ位置に応じ各保持
部に対応させて配設したので、二次衝突の際には、中間
リンクがどの保持部に保持されていても、その保持した
保持部に対応する凹溝部を起点として突き上げ部材を変
形させることができる。
に記載の跳ね上げ式フードであって、前記凹溝部が、前
記突き上げ部材の周方向全周に亘って形成されているこ
とを特徴とするものである。
の際に障害物がフードに対してどの方向からフード上に
倒れ込んだ場合であっても、凹溝部を起点として突き上
げ部材を変形させることができる。
跳ね上げ式フードであって、前記跳ね上げ手段が、圧力
流体によって跳ね上げた前記フードの後端を跳ね上げ位
置で保持する前記圧力流体の蓄圧部を備え、前記保持解
除機構は、前記蓄圧部に設けられ、蓄圧部の圧力を低下
させる圧力低下機構であることを特徴とするものであ
る。
部が障害物に衝突して跳ね上げ手段が作動すると、フー
ドの後端が、跳ね上げ手段の圧力流体によって車体から
跳ね上げられ、圧力流体の蓄圧部によって跳ね上げ位置
に保持される。
フード上に倒れ込んで、設定荷重を上回る荷重がフード
上に作用すると、圧力流体の蓄圧部に設けられた圧力低
下機構により蓄圧部の圧力が低下して、跳ね上げ手段に
よるフードの保持が解除され、前記荷重に対する跳ね上
げ手段の反力が低減される。
げ式フードであって、前記蓄圧部の設定圧以上の昇圧を
防止するリリーフ弁であることを特徴とするものであ
る。
部に衝突した障害物がフード上に倒れ込んで、設定荷重
を上回る荷重がフード上に作用した場合には、該荷重の
作用により上昇した蓄圧部の圧力をリリーフ弁で減圧し
て、前記荷重に対する跳ね上げ手段の反力を低減させる
ことができる。
に記載の跳ね上げ式フードであって、前記跳ね上げ手段
を、エンジンルームから遮断され外気と通じる車体側の
エアボックス内に設けたことを特徴とするものである。
ルームと比べて温度変動が小さく、車両走行中の温度が
低いエアボックス内で跳ね上げ手段を維持し、作動させ
ることができる。
した障害物がフード上に倒れ込んで、設定荷重を上回る
荷重がフード上に作用すると、保持解除機構は、跳ね上
げ手段によるフードの保持を解除して、前記荷重に対す
る跳ね上げ手段の反力を低減させるので、図24図示の
従来品と比べて、前記反力の低減分だけ余分に障害物と
車両との二次衝突の衝突エネルギを吸収することがで
き、その結果、二次衝突時の障害物の衝撃をより緩和す
ることができる。
に衝突して跳ね上げ手段が作動すると、ヒンジ機構の中
間リンクが起立してフードの後端を跳ね上げ位置に保持
するので、跳ね上げ手段によるフードの後端の跳ね上げ
を跳ね上げ位置で確実に停止させることができる。
ード上に倒れ込んで車両と二次衝突した場合には、中間
リンクを変形させることにより、前記二次衝突の衝突エ
ネルギを、前記保持解除機構だけでなく中間リンクによ
っても吸収することができるので、二次衝突時の障害物
の衝撃を更に緩和することができる。
倒れ込んで設定荷重を上回る荷重がフード上に作用した
場合に、突き上げ部材が凹溝部を起点として変形するの
で、その変形により障害物と車両との二次衝突の衝突エ
ネルギを吸収して、二次衝突時の障害物の衝撃を緩和す
ることができる。
フード後端の車体からの跳ね上げ途中で、車両の前部に
衝突した障害物がフード上に倒れ込んで車両と二次衝突
する場合であっても、凹溝部を起点として突き上げ部材
を変形させることができるので、その変形により二次衝
突の衝突エネルギを吸収して、二次衝突時の障害物の衝
撃を緩和することができる。
中間リンクがどの保持部に保持されていても、その保持
した保持部に対応する凹溝部を起点として突き上げ部材
を変形させることができるので、その突き上げ部材の変
形により二次衝突の衝突エネルギを吸収して、二次衝突
時の障害物の衝撃を緩和することができる。
材によるフード後端の跳ね上げ途中で障害物がフード上
に倒れ込んで車両と二次衝突する場合であっても、突き
上げ部材は中間リンクと共にフードを保持することがで
きるので、前記二次衝突の際に中間リンクを変形させる
ことにより、二次衝突の衝突エネルギを、突き上げ部材
だけでなく中間リンクにも吸収させることができ、二次
衝突時の障害物の衝撃をより緩和することもできる。
物がフードに対してどの方向からフード上に倒れ込んだ
場合であっても、凹溝部を起点として突き上げ部材を変
形させることができるので、その変形により二次衝突の
衝突エネルギを吸収して、二次衝突時の障害物の衝撃を
緩和することができる。
た障害物がフード上に倒れ込んで、設定荷重を上回る荷
重がフード上に作用すると、圧力流体の蓄圧部に設けら
れた圧力低下機構により蓄圧部の圧力が低下して、前記
荷重に対する跳ね上げ手段の反力が低減されるので、図
24図示の従来品と比べて、前記反力の低減分だけ余分
に障害物と車両との二次衝突の衝突エネルギを吸収する
ことができ、その結果、二次衝突時の障害物の衝撃をよ
り緩和することができる。
た障害物がフード上に倒れ込んで、設定荷重を上回る荷
重がフード上に作用した場合に、該荷重の作用により上
昇した蓄圧部の圧力をリリーフ弁で減圧して、前記荷重
に対する跳ね上げ手段の反力を低減させることができる
ので、図24図示の従来品と比べて、前記反力の低減分
だけ余分に障害物と車両との二次衝突の衝突エネルギを
吸収することができ、その結果、二次衝突時の障害物の
衝撃をより緩和することができる。
べて温度変動が小さく、車両走行中の温度が低いエアボ
ックス内で跳ね上げ手段を維持し、作動させることがで
きるので、温度による跳ね上げ手段への悪影響を低減し
て、システムの信頼性を向上させることができる。
各発明を併せて実施した実施の形態の一例である第1実
施形態を示しており、図1は、第1実施形態に係る跳ね
上げ式フードを備えた自動車の概略構成図であり、図2
は、第1実施形態に係る跳ね上げ式フードのブロック図
である。
は、その前部に設けられたフード2を備え、フード2後
端部の車幅方向Y両側に、後述するヒンジ機構11を備
え、各ヒンジ機構11の近傍にそれぞれ、自動車1の前
部と障害物との衝突時にフード2の後部に跳ね上げ力を
付与して、フード2の後端2bを車体3から跳ね上げ保
持する跳ね上げ手段としてのアクチュエータ20を備え
ている。
に、フード2を閉じた状態でフード2の前端2aを車体
3にロックするフードロック機構12を備え、フロント
バンパ4に、障害物との衝突を検出するバンパセンサ1
3も備えている。そして、車速を検出する速度センサ1
4と、図2に示すように、バンパセンサ13及び速度セ
ンサ14からの両検出信号を入力してアクチュエータ2
0へ信号を出力するコントローラ15も備えている。
説明する。図3は、コントローラ15の働きを示すフロ
ーチャートである。コントローラ15は、ステップS1
において車速Vが設定車速より大きいか否かを判断し、
ステップS2においてバンパセンサ13がONであるか
否かを判断して、共にYESの場合にステップS3にお
いてアクチュエータ20を作動させる。
を入れたのは、停車中の自動車1にいたずら等で衝撃が
加えられた時にアクチュエータ20がむやみに作動しな
いようにするためである。従って、バンパセンサ13,
速度センサ14及びコントローラ15は、自動車1の先
端が障害物に衝突したことを検出する衝突検出手段16
を構成している。
て、(a)はフード閉鎖時の状態を、(b)はフード解
放時の状態を、(c)はフード跳ね上げ時の状態を示し
ている。
ンと車体3とを連結するストラットタワー5より車両前
後方向X後方に配設されたヒンジ機構11は、通常はフ
ード2を車体3側の定位置に拘束して開閉自在に支持
し、自動車1の前端部と障害物との衝突時には、アクチ
ュエータ20の作動に伴って前記拘束が解除され、後述
する中間リンク60が起立してアクチュエータ20と共
にフード2の後端2bを跳ね上げ位置に保持する。な
お、図4において、符号6はフロントガラスを示してい
る。
構12を示す斜視図であって、(a)はフード側の構造
を示し、(b)は車体側の構造を示している。フードロ
ック機構12は、図5に示されているように、フード側
ロック金具31と車体側ロック金具32よりなり、車体
側ロック金具32によるロックが車室内からのワイヤ操
作で解除され、その解除された状態で安全ロックレバー
33を手で操作することによりフード2の開閉を可能に
するものである。なお、図5において、符号7は、エン
ジンルームを示している。
る。図6は、ヒンジ機構11の周辺を示す正面図であ
り、図7は、図6中のヒンジ機構11を示す平面図であ
り、図8は、図7に示すものの右側面図である。
は、フード側リンク40と車体側リンク50と中間リン
ク60とを具備している。フード側リンク40は、車両
前後方向Xと平行に配置されてフード2の下面にボルト
固定されており、車両前後方向X前端部に、アクチュエ
ータ20用の受け部41が形成され、車両前後方向X後
端部に、支点ピン42が車幅方向Yと平行に取り付けら
れている。
行に配置されて車体3にボルト固定されており、車両前
後方向X後端上部にU字状の係合部51が形成され、そ
の係合部51にフード側リンク40の支点ピン42が係
合されている。そして、車体側リンク50には、その前
端部から中央部に至る摺動孔52が貫設され、その摺動
孔52の後端には、下方へ凹んだ中間リンク60用の保
持部53が形成されている。
車体側リンク50との間に配設され、一端に植設された
摺動ピン61が車体側リンク50の摺動孔52に摺動自
在に取り付けられ、他端が支点ピン42に回転自在に取
り付けられている。なお、支点ピン42には、その軸方
向への中間リンク60の他端のずれを防止するフランジ
部42aが設けられている。
方には、支持ピン54が車幅方向Yと平行に取り付けら
れ、この支持ピン54には、ロック片70の中間部が回
転自在に取り付けられている。
リンク50の係合部51と協働して支点ピン42を回転
自在にロックするロック部71が形成され、下部に、ロ
ック部71を支点ピン42へ押し付けるためのバネ72
の一端が取り付けられている。このバネ72は、その他
端が車体側リンク50の前端部に取り付けられて、ロッ
ク片70の下部を車両前後方向X前方へ引っ張ってい
る。
明図である。以上説明したヒンジ機構11では、通常時
においては、エンジンルーム7の点検等のためにフード
ロック機構12のロックを手動で解除してフード2の先
端を持ち上げると、図9に示すように、フード2は、ヒ
ンジ機構11の支点ピン42を回転中心として時計回り
Wに回動し、先端2aが持ち上がる。逆にフード2を閉
じる場合には、フード2の先端2aを下ろすことによ
り、フード2は、ヒンジ機構11の支点ピン42を回転
中心として反時計回りCWに回動し、フードロック機構
12によって車体3にロックされる。
した場合には、図10に示すように、アクチュエータ2
0が作動して、アクチュエータ20の突き上げ部材とし
ての突き上げロッド21が上昇し、この突き上げロッド
21の上昇力がバネ72の弾撥力に打ち勝って、車体側
リンク50の係合部51とロック片70のロック部71
との協働による支点ピン42のロックを解除し、フード
2の後端2bを跳ね上げる。
1が車体側リンク50の摺動孔52に沿って摺動孔52
の保持部53まで摺動し、摺動ピン61が保持部53に
保持されて、フード2の後端2bを跳ね上げ位置に保持
する。
支持ピン54,ロック片70及びバネ72は、車体側リ
ンク50に設けられ支点ピン42を回転可能にロックし
てフード2の後端2bを車体3側の定位置に拘束すると
共にフード2を開閉可能に支持し、アクチュエータ20
の作動に伴って前記ロックが解除される支点ピンロック
機構80を構成している。
部に衝突した障害物がフード2上に倒れ込んでフード2
と二次衝突する際に、その衝突エネルギを変形によって
吸収するため、二次衝突の際に変形し易い板状に形成さ
れている。
図である。図11に示すように、アクチュエータ20
は、突き上げロッド21とハウジング22とインフレー
タ23とを備えている。
半球状の上端部21aと、下端に形成されたピストン部
21bと、上端部21a及びピストン部21bより小径
で上端部21aとピストン部21bとを連結する円柱状
の連結部21cよりなり、連結部21cのピストン部2
1b寄りの部位における車両前後方向X前方側には、障
害物とフード2との二次衝突で設定荷重を上回る荷重が
作用したときの変形起点となって、アクチュエータ20
によるフード2の保持を解除する保持解除機構としての
凹溝部21dが形成されている。
ピストン部21bが摺動可能に密嵌された有底筒状のシ
リンダ部22aと、車体3取付用の取付部22bとを備
えている。そして、突き上げロッド21の連結部21c
の外径より僅かに大きい内径を有するシリンダ部22a
上端の開口部からは、突き上げロッド21の上端部21
aと連結部21cの一部とが突出している。
底部22cと突き上げロッド21のピストン部21bと
の間のシリンダ部22a内に充填されたガス発生剤23
aと、そのガス発生剤23a中の着火剤に着火するため
の点火装置23bとを備え、その点火装置23bが、シ
リンダ部22aの底壁22c寄りの周壁に取り付けられ
ている。そして、点火装置23bには、コントローラ1
5からの信号を伝達する電線24が配線されている。
動車1の前端部と障害物との衝突を衝突検出手段16が
検出すると、その検出信号が点火装置23bに伝達され
て点火装置23bが作動し、その作動によりガス発生剤
23a中の着火剤が点火されて、ガス発生剤23aから
窒素ガス等のガスが一気に発生すると共に膨張して、突
き上げロッド21が一気に上昇する。
示す作用説明図であって、図12は、障害物がフードに
二次衝突する直前の状態を示し、図13、障害物がフー
ドに二次衝突した直後の状態を示している。
自動車1の前端部が障害物に衝突すると、図12に示す
ように、アクチュエータ20の突き上げロッド21が一
気に上昇して、ヒンジ機構11によるフード2の後端2
bの車体3側の定位置での拘束を解除し、フード2の後
端2bを車体3から跳ね上げて、ヒンジ機構11の中間
リンク60と共にフード2の後端2bを跳ね上げ位置で
保持する。
た障害物Gは、その一次衝突時の車速Vに近い速度を有
し、進入角度θでフード2に向かって突入してくる。例
えば、車速40km/hで走行中の自動車1と一次衝突
した場合の障害物Gは、フード2への突入速度が41k
m/h、フード2への進入角度が61度となる。
タ20の突き上げロッド21における凹溝部21dの形
成部位は、突き上げロッド21がフード2の後端2bを
跳ね上げ位置で保持した状態で、凹溝部21dがアクチ
ュエータ20のハウジング22内から少し突出するよう
に設定されている。
定荷重を上回る荷重でフード2と二次衝突すると、図1
3に示すように、フード2は衝突部位が凹んで変形し、
アクチュエータ20の突き上げロッド21は凹溝部21
dを起点とする変形によって折れ、ヒンジ機構11の中
間リンク60も変形し、二次衝突の衝突エネルギは、フ
ード2,突き上げロッド21及び中間リンク60の変形
によって、その変形分だけ吸収される。
の前端部が障害物Gに衝突してアクチュエータ20が作
動すると、ヒンジ機構11の中間リンク60が起立して
フード2の後端2bを跳ね上げ位置に保持するので、ア
クチュエータ20の突き上げロッド21によるフード2
の後端2bの跳ね上げを跳ね上げ位置で確実に停止させ
ることができる。
端部に衝突した障害物Gが設定荷重を上回る荷重でフー
ド2と二次衝突すると、フード2,突き上げロッド21
及び中間リンク60の変形によって、その変形分だけ二
次衝突の衝突エネルギが吸収されるので、図24図示の
従来品と比べて、中間リンク60及び突き上げロッド2
1の変形分だけより多くの二次衝突の衝突エネルギを吸
収することができ、二次衝突時の障害物Gの衝撃をより
緩和することができる。
フレータ23の点火装置23bを作動させて突き上げロ
ッド21を上昇させるアクチュエータ20を示した。し
かし、アクチュエータはインフレータ式のものに限定さ
れず、例えば、油圧源を持ち、アキュムレータに蓄えた
油圧を電磁弁で解放して突き上げロッドを上昇させる油
圧式等であっても良いのは勿論である。
項1〜4及び6記載の各発明を併せて実施した実施の形
態の一例である第2実施形態を示している。なお、以下
に行う第2実施形態の説明では、第1実施形態と同一の
構成部材には同一の符号を付し、第1実施形態の説明と
重複する説明は省略する。
態では、アクチュエータ120の突き上げロッド121
を障害物Gの二次衝突時のエネルギ吸収材として積極的
に使用するため、その突き上げロッド121の連結部1
21cを中空にすると共に、その連結部121cに、突
き上げロッド121の突き上げ方向へ沿って複数の凹溝
部121dを設け、しかも、その凹溝部121を、突き
上げロッド121の連結部121cの周方向全周に亘っ
て形成した。
1を、その座屈荷重が例えば1000kgとなるように
設計した。なお、フード2の後端2bを跳ね上げる荷重
は150程度であるから、フード2の後端2bを跳ね上
げる際にアクチュエータ120の突き上げロッド121
が座屈したり変形したりすることは無い。
示すように、自動車1の前端部に衝突した障害物Gが設
定荷重を上回る荷重でフード2と二次衝突すると、第1
実施形態と同様、二次衝突の衝突エネルギによりフード
2は衝突部位が凹んで変形し、アクチュエータ120の
突き上げロッド121は凹溝部121dを起点として変
形し、ヒンジ機構11の中間リンク60も変形し、二次
衝突の衝突エネルギは、フード2,突き上げロッド12
1及び中間リンク60の変形によって、その変形分だけ
吸収される。
ド121の連結部121cに、突き上げロッド121の
突き上げ方向へ沿って複数の凹溝部121dを設けたの
で、突き上げロッド121の上昇によるフード後端2b
の跳ね上げ途中で障害物Gがフード2と二次衝突した場
合であっても、二次衝突の衝突エネルギにより凹溝部1
21dを起点として突き上げロッド121を変形させる
ことができ、その変形によって二次衝突の衝突エネルギ
を吸収して、二次衝突時の障害物Gの衝撃を緩和するこ
とができる。
ド121の連結部121cの周方向全周に亘って凹溝部
121dを形成したので、二次衝突の際に障害物Gがフ
ード2に対してどの方向からフード2上に倒れ込んで
も、二次衝突の衝突エネルギにより凹溝部121dを起
点として突き上げロッド121を変形させることがで
き、その変形によって二次衝突の衝突エネルギを吸収し
て、二次衝突時の障害物Gの衝撃を緩和することができ
る。
と比べて、障害物Gのフード2との二次衝突の際の衝突
エネルギ吸収をより確実に行わせることができ、該衝突
エネルギ吸収の信頼性を向上させることができる。
項1〜5記載の各発明を併せて実施した実施の形態の一
例である第3実施形態を示している。なお、以下に行う
第3実施形態の説明では、第1実施形態と同一の構成部
材には同一の符号を付し、第1実施形態の説明と重複す
る説明は省略する。
ヒンジ機構110の車体側リンク150に、起立する中
間リンク60を保持するための保持部153を、フード
後端2bの跳ね上げ位置に応じて、すなわち、車体側リ
ンク150の摺動孔152を摺動する中間リンク60の
摺動ピン61の摺動方向へ沿って3カ所設けている。
うに、アクチュエータ220の突き上げロッド221の
連結部221cにも、フード後端2bの跳ね上げ位置に
応じて、すなわち、突き上げロッド221の突き上げ方
向へ沿って、障害物とフード2との二次衝突で設定荷重
を上回る荷重が作用したときの変形起点となる凹溝部2
21dを3カ所に設けている。
体側リンク150の2番目の保持部153に中間リンク
60が保持された場合には、突き上げロッド221の2
番目の凹溝部221dがアクチュエータ220のハウジ
ング22内から少し突出して、二次衝突の際に突き上げ
ロッド221の変形起点となるように、車体側リンク1
50の各保持部153と突き上げロッド221の各凹溝
部221dとは、互いに対応して配設されている。
構110の車体側リンク150に、起立する中間リンク
60を保持する保持部153を3カ所設けたので、図1
9に示すように、突き上げロッド221によるフード後
端2bの車体3からの跳ね上げ途中であっても、突き上
げロッド221は中間リンク60と共にフード2を保持
することができる。
150の各保持部153と突き上げロッド221の各凹
溝部221dとを互いに対応させて配設したので、図2
0に示すように、自動車1の前端部に衝突した障害物G
が設定荷重を上回る荷重でフード2と二次衝突すると、
その二次衝突が、アクチュエータ220の突き上げロッ
ド221によるフード後端2bの跳ね上げ途中であって
も、突き上げロッド221は、凹溝部221dを変形起
点とする変形によって折れ、フード2及び中間リンク6
0と共に二次衝突の衝突エネルギを吸収する。
後端2bの車体3からの跳ね上げ途中で障害物Gがフー
ド2と二次衝突する場合としては、例えば、自動車1の
障害物Gとの衝突時の速度が速い場合や、フード2上に
雪等が降り積もった場合等が考えられる。
置に到達する到達時間は、自動車1が市街地走行相当の
速度で障害物Gに衝突した場合の条件で設定されている
ので、市街地走行相当の速度より速い速度で自動車1が
障害物Gと衝突すると、フード後端2bが跳ね上げ位置
に到達する前に障害物Gはフード2と二次衝突してしま
うからである。
場合には、フード2の自重に雪等の重さが加わるため、
フード2の跳ね上げ速度が遅くなって、フード後端2b
が跳ね上げ位置に到達する前に障害物Gはフード2と二
次衝突してしまうからである。
及び7記載の各発明を併せて実施した実施の形態の一例
である第4実施形態を示す説明図であって、(a)は通
常時の状態を、(b)はフード跳ね上げ時の状態を示し
ている。なお、以下に行う第4実施形態の説明では、第
1実施形態と同一の構成部材には同一の符号を付し、第
1実施形態の説明と重複する説明は省略する。
では、アクチュエータ320のシリンダ部322におけ
る通常状態の突き上げロッド321のピストン部321
bとの当接部位に微小な孔径の排気孔323を設けて、
その排気孔323を密封栓324で塞ぎ、アクチュエー
タ320の突き上げロッド321の連結部321cにお
けるシリンダ部322からの突出部分にブラケット32
5を取り付けて、そのブラケット325と密封栓324
とをワイヤ326で連結した。
チュエータ320の突き上げロッド321が上昇を完了
してフード後端2bを跳ね上げ位置に保持する直前に、
ワイヤ326が延びきって密封栓324を排気孔324
から取り外すように、ワイヤ326の長さを選定してい
る。
端部に衝突した障害物Gがフード2上に倒れ込んで設定
荷重を上回る荷重でフード2と二次衝突した場合に、ア
クチュエータ320の突き上げロッド321が所定の速
度で降下して、突き上げロッド321によるフード後端
2bの保持が解除されるように、排気孔323の孔径を
選定している。
前端部と障害物Gとの衝突を衝突検出手段16が検出す
ると、その検出信号に基づくアクチュエータ320の点
火装置23bの作動によってガス発生剤23a中の着火
剤が点火され、その点火によりガス発生剤23aから窒
素ガス等のガスが一気に発生して膨張し、ガス発生剤2
3aから発生した圧力流体としての高圧ガス327がア
クチュエータ320の突き上げロッド321を一気に上
昇させて、フード2の後端2bを車体3から跳ね上げ、
アクチュエータ320の突き上げロッド321とヒンジ
機構11の中間リンク60とでフード2の後端2bを跳
ね上げ位置で保持する。
ら密封栓324を取り外すので、フード2の後端2bを
跳ね上げ位置で保持する高圧ガス327の蓄圧部として
のアクチュエータ320のシリンダ部322は、その内
部が排気孔323を介して外部と連通している。
ード2上に倒れ込んで設定荷重を上回る荷重でフード2
と二次衝突すると、アクチュエータ320の突き上げロ
ッド321を介してシリンダ部322の内圧が上昇し、
この昇圧によりシリンダ部322内の高圧ガス327が
排気孔324から押し出されて、突き上げロッド321
が所定の速度で降下し、突き上げロッド321によるフ
ード後端2bの保持が解除されて、二次衝突のエネルギ
を吸収する。
6,排気孔323及び密封栓324が、蓄圧部としての
シリンダ部322の圧力を二次衝突の際に低下させる圧
力低下機構330を構成しており、この圧力低下機構3
30が、二次衝突の際にアクチュエータ320によるフ
ード後端2bの保持を解除する保持解除機構として機能
している。
がフード2と二次衝突する際の衝突エネルギを、フード
2及び中間リンク60の変形だけでなくアクチュエータ
320によっても吸収することができ、図24図示の従
来品と比べて、中間リンク60及びアクチュエータ32
0による吸収分だけ余分に二次衝突の衝突エネルギを吸
収することができ、その結果、二次衝突時の障害物の衝
撃をより緩和することができる。
6,排気孔323及び密封栓324によって圧力低下機
構330を構成している。しかし、ワイヤ326,排気
孔323及び密封栓324に代えて、設定圧以上の昇圧
を防止するリリーフ弁をアクチュエータ320のシリン
ダ部322に取り付ければ、障害物Gが設定荷重を上回
る荷重でフード2と二次衝突した場合には、シリンダ部
322内の昇圧をリリーフ弁で解放して、第4実施形態
と同様、二次衝突の衝突エネルギを吸収し、二次衝突時
の障害物の衝撃を緩和することができる。
高圧ガス327を使用する例を示したが、圧力流体は、
窒素ガスや空気等の高圧ガス327に限定されず、例え
ば、蓄圧部としてのアキュムレータに蓄えた油圧を電磁
弁で解放して突き上げロッドを上昇させる油等であって
も良い。
320として突き上げロッド321を備えたものの例を
示したが、アクチュエータは、突き上げロッドを備えた
ものに限定されず、例えばエアバッグ等であっても良
い。
項9記載の発明を実施した実施の形態の一例である第5
実施形態を示している。なお、以下に行う第5実施形態
の説明では、第1実施形態と同一の構成部材には同一の
符号を付し、第1実施形態の説明と重複する説明は省略
する。
態では、外気と通じるエアボックス90内にアクチュエ
ータ20を配設し、フード2におけるアクチュエータ2
0の上方に位置する部位に、アクチュエータ20用の受
け部91を設けている。
ネル92で囲まれ、ダッシュアッパーパネル92とフー
ド2との間隙をゴムやウレタン等の仕切り材93で塞が
れて、エンジンルーム7と遮断されており、しかも外気
と通じているので、エンジンルーム7と比べて、温度変
動が小さく、自動車1走行中の温度が低い。
ジンルーム7と車室側とを仕切るダッシュロアパネルを
示し、符号95は、ワイパの構成部品の一部を示してい
る。
内にアクチュエータ20を設けたので、エンジンルーム
7と比べて温度変動が小さく自動車1走行中の温度が低
いエアボックス90内でアクチュエータ20を維持し、
作動させることができる。
20の駆動源として火薬等の高温を嫌うものを使用する
場合に適しており、第1実施形態と比べて、温度による
アクチュエータ20への悪影響が低減され、システムの
信頼性が向上する。
チュエータ120,220,320をエアボックス90
内に配設することにより、第2〜第5の各実施形態と比
べて温度によるアクチュエータ20への影響が低減さ
れ、システムの信頼性が向上するのは勿論のことであ
る。
自動車の概略構成図である。
トである。
ード閉鎖時の状態を、(b)はフード解放時の状態を、
(c)はフード跳ね上げ時の状態を示している。
て、(a)はフード側の構造を、(b)は車体側の構造
を示している。
る。
である。
用説明図である。
示す作用説明図である。
る。
す作用説明図である。
す作用説明図である。
る。
を示す作用説明図である。
す作用説明図である。
は通常時の状態を、(b)はフード跳ね上げ時の状態を
示している。
上げ手段) 21,121,221,321 突き上げロッド(突き
上げ部材) 21d,121d,221d 凹溝部(保持解除機構) 22a,322 シリンダ部(蓄圧部) 40 フード側リンク 42 支点ピン 50,150 車体側リンク 53,153 保持部 60 中間リンク 80 支点ピンロック機構 90 エアボックス 327 高圧ガス(圧力流体) 330 圧力低下機構(保持解除機構) G 障害物
Claims (9)
- 【請求項1】 車両の前部に設けられたフードと、 該フードの後部を車体側に拘束してフードを開閉可能に
支持し、跳ね上げ力によって前記拘束が解除されるヒン
ジ機構と、 前記フードを閉じた状態でフードの前端を車体にロック
するフードロック機構と、 車両の前部と障害物との衝突を検出する衝突検出手段
と、 該衝突検出手段からの検出信号に基づき前記フードの後
部に前記跳ね上げ力を付与してフードの後端を車体から
跳ね上げ保持する跳ね上げ手段とを備えた跳ね上げ式フ
ードであって、 前記跳ね上げ手段の作動時にフード上に設定荷重を上回
る荷重が作用したとき、前記跳ね上げ手段によるフード
の保持を解除する保持解除機構を設けたことを特徴とす
る跳ね上げ式フード。 - 【請求項2】 請求項1記載の跳ね上げ式フードであっ
て、 前記ヒンジ機構は、 前記フードの後部に設けられたフード側リンクと、 前記車体に設けられた車体側リンクと、 該車体側リンクに一端が摺動可能に結合されると共に前
記フード側リンクに他端が支点ピンを介して回転可能に
結合され、前記跳ね上げ手段の作動に伴い起立してフー
ドの後端を跳ね上げ位置に保持する中間リンクと、 車体側リンクに設けられ前記支点ピンを回転可能にロッ
クしてフードの後部を車体側に拘束すると共にフードを
開閉可能に支持し、前記跳ね上げ手段の作動に伴って前
記ロックが解除される支点ピンロック機構とを備えてい
ることを特徴とする跳ね上げ式フード。 - 【請求項3】 請求項2記載の跳ね上げ式フードであっ
て、 前記跳ね上げ手段が、前記フードの後端を車体から跳ね
上げて保持する突き上げ部材を備え、前記保持解除機構
は、前記突き上げ部材に設けられ、突き上げ部材の変形
起点となる凹溝部であることを特徴とする跳ね上げ式フ
ード。 - 【請求項4】 請求項3記載の跳ね上げ式フードであっ
て、 前記凹溝部を、前記突き上げ部材の突き上げ方向へ沿っ
て複数設けたことを特徴とする跳ね上げ式フード。 - 【請求項5】 請求項4記載の跳ね上げ式フードであっ
て、 前記車体側リンクに、起立する前記中間リンクを保持す
る保持部を前記フード後端の跳ね上げ位置に応じて複数
設け、前記突き上げ部材の各凹溝部を前記フード後端の
跳ね上げ位置に応じ前記各保持部に対応させて配設した
ことを特徴とする跳ね上げ式フード。 - 【請求項6】 請求項3〜5の何れかに記載の跳ね上げ
式フードであって、 前記凹溝部が、前記突き上げ部材の周方向全周に亘って
形成されていることを特徴とする跳ね上げ式フード。 - 【請求項7】 請求項1又は2記載の跳ね上げ式フード
であって、 前記跳ね上げ手段が、圧力流体によって跳ね上げた前記
フードの後端を跳ね上げ位置で保持する前記圧力流体の
蓄圧部を備え、前記保持解除機構は、前記蓄圧部に設け
られ、蓄圧部の圧力を低下させる圧力低下機構であるこ
とを特徴とする跳ね上げ式フード。 - 【請求項8】 請求項7記載の跳ね上げ式フードであっ
て、 前記圧力低下機構が、前記蓄圧部の設定圧以上の昇圧を
防止するリリーフ弁であることを特徴とする跳ね上げ式
フード。 - 【請求項9】 請求項1〜8の何れかに記載の跳ね上げ
式フードであって、 前記跳ね上げ手段を、エンジンルームから遮断され外気
と通じる車体側のエアボックス内に設けたことを特徴と
する跳ね上げ式フード。
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