JPH11115914A - ハンガー付き包装箱およびその集積梱包方法 - Google Patents
ハンガー付き包装箱およびその集積梱包方法Info
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- JPH11115914A JPH11115914A JP9284762A JP28476297A JPH11115914A JP H11115914 A JPH11115914 A JP H11115914A JP 9284762 A JP9284762 A JP 9284762A JP 28476297 A JP28476297 A JP 28476297A JP H11115914 A JPH11115914 A JP H11115914A
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Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 輸送箱の圧縮強度を向上し、輸送効率を向上
させることのできるハンガー付き包装箱と、その集積梱
包方法を提供する。 【解決手段】 包装箱30は、ハンガー部32の突出方
向を揃えて整列され、ハンガー部32を根元部で折り曲
げて隣接する包装箱30上に重ね合わせた状態で輸送箱
50内に梱包される。輸送箱50は、内部に余分な隙間
がないので、圧縮強度が強くなり、その積載段数を増や
すことが可能となる。これにより、包装箱30の輸送効
率が向上する。なお、包装箱30のハンガー部32の根
元部に罫線またはミシン目を形成しておき、ハンガー部
32が罫線またはミシン目に沿って折り曲げられやすく
しておくことが、包装箱30の外観を良好な状態に維持
する上で好ましい。
させることのできるハンガー付き包装箱と、その集積梱
包方法を提供する。 【解決手段】 包装箱30は、ハンガー部32の突出方
向を揃えて整列され、ハンガー部32を根元部で折り曲
げて隣接する包装箱30上に重ね合わせた状態で輸送箱
50内に梱包される。輸送箱50は、内部に余分な隙間
がないので、圧縮強度が強くなり、その積載段数を増や
すことが可能となる。これにより、包装箱30の輸送効
率が向上する。なお、包装箱30のハンガー部32の根
元部に罫線またはミシン目を形成しておき、ハンガー部
32が罫線またはミシン目に沿って折り曲げられやすく
しておくことが、包装箱30の外観を良好な状態に維持
する上で好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装体を収納す
る本体部に吊り下げ展示用のハンガー部が連設された包
装箱と、この包装箱の集積梱包方法に関するものであ
る。
る本体部に吊り下げ展示用のハンガー部が連設された包
装箱と、この包装箱の集積梱包方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在種々の写真フイルムが用いられてい
るが、一般撮影用としては135タイプの写真フイルム
パトローネが広く利用されている。この写真フイルムパ
トローネは、円筒状をしたパトローネ本体の内部にスプ
ールを回動自在に設け、このスプールに35mm幅の帯
状の写真フイルムの末端を固定して巻きつけたものであ
る。
るが、一般撮影用としては135タイプの写真フイルム
パトローネが広く利用されている。この写真フイルムパ
トローネは、円筒状をしたパトローネ本体の内部にスプ
ールを回動自在に設け、このスプールに35mm幅の帯
状の写真フイルムの末端を固定して巻きつけたものであ
る。
【0003】最近では、樹脂成形品で組み立てられたカ
ートリッジ本体に写真フイルムを巻きつけたスプールを
収納してなり、未使用状態では写真フイルムの全てをカ
ートリッジ本体内に巻き込んでおき、使用時にスプール
を回転させることによって写真フイルムの送り出しを行
うようにした写真フイルムカートリッジが販売されてい
る。この写真フイルムカートリッジは、個々にPケース
と称される防湿性を有する容器に収納され、1個ずつ、
または複数個が一体に包装箱に入れられて販売されてい
る。包装箱としては、単に立方体形状をしたものの他、
箱型をした収納部に店頭で吊り下げて展示するための吊
り下げ片を設けたものがある。これらの包装箱は輸送用
の大箱に集積,梱包されて小売店へと出荷される。
ートリッジ本体に写真フイルムを巻きつけたスプールを
収納してなり、未使用状態では写真フイルムの全てをカ
ートリッジ本体内に巻き込んでおき、使用時にスプール
を回転させることによって写真フイルムの送り出しを行
うようにした写真フイルムカートリッジが販売されてい
る。この写真フイルムカートリッジは、個々にPケース
と称される防湿性を有する容器に収納され、1個ずつ、
または複数個が一体に包装箱に入れられて販売されてい
る。包装箱としては、単に立方体形状をしたものの他、
箱型をした収納部に店頭で吊り下げて展示するための吊
り下げ片を設けたものがある。これらの包装箱は輸送用
の大箱に集積,梱包されて小売店へと出荷される。
【0004】図5は、Pケース入り写真フイルムカート
リッジを示すものである。写真フイルムカートリッジ1
0は、カートリッジ本体11の内部に、写真フイルム1
2を巻き付けたスプール13を回動自在に収納して構成
されている。カートリッジ本体11には、写真フイルム
12を出入りさせるためのフイルム通路14が突出させ
て設けられており、このフイルム通路14には、ここか
らの入光を防止するための蓋部材15が組み込まれてい
る。蓋部材15は、フイルム通路14を開放して写真フ
イルム12の出入りを許容する開き位置と、フイルム通
路14を塞ぐ閉じ位置との間で回動自在に組み込まれ
る。
リッジを示すものである。写真フイルムカートリッジ1
0は、カートリッジ本体11の内部に、写真フイルム1
2を巻き付けたスプール13を回動自在に収納して構成
されている。カートリッジ本体11には、写真フイルム
12を出入りさせるためのフイルム通路14が突出させ
て設けられており、このフイルム通路14には、ここか
らの入光を防止するための蓋部材15が組み込まれてい
る。蓋部材15は、フイルム通路14を開放して写真フ
イルム12の出入りを許容する開き位置と、フイルム通
路14を塞ぐ閉じ位置との間で回動自在に組み込まれ
る。
【0005】写真フイルムカートリッジ10は、個々に
防湿性を有するPケース17に収納される。Pケース1
7は、各々樹脂の一体成形品からなる容器本体18と蓋
19とから構成される。容器本体18は有底の筒状体を
しており、その内部に写真フイルムカートリッジ10を
収納した後、開口端側に蓋19が装着される。
防湿性を有するPケース17に収納される。Pケース1
7は、各々樹脂の一体成形品からなる容器本体18と蓋
19とから構成される。容器本体18は有底の筒状体を
しており、その内部に写真フイルムカートリッジ10を
収納した後、開口端側に蓋19が装着される。
【0006】図6は、写真フイルムカートリッジ用の包
装箱を示すもので、Pケース17に収納された写真フイ
ルムカートリッジ10を3個ずつ一体に包装するもので
ある。包装箱20は、縦長の箱型形状をした本体部21
の上方に、ハンガー部22を一体に設けて構成されてい
る。本体部21は、3個のPケース17を横姿勢にして
積み重ねて収納できる大きさに構成されている。ハンガ
ー部22には、店頭においてハンガーを挿通し、包装箱
20を吊り下げて展示するための穴23が形成されてい
る。
装箱を示すもので、Pケース17に収納された写真フイ
ルムカートリッジ10を3個ずつ一体に包装するもので
ある。包装箱20は、縦長の箱型形状をした本体部21
の上方に、ハンガー部22を一体に設けて構成されてい
る。本体部21は、3個のPケース17を横姿勢にして
積み重ねて収納できる大きさに構成されている。ハンガ
ー部22には、店頭においてハンガーを挿通し、包装箱
20を吊り下げて展示するための穴23が形成されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、ハ
ンガー部22を備えた包装箱20を輸送箱25内に集積
して梱包する場合、ハンガー部22を上方に向けた状態
で包装箱20を整列させるのが一般的である。ところ
が、この方法では輸送箱25内の上部に隙間が形成され
るため、スペース効率が悪いばかりか、輸送箱25が大
型化してしまう。しかも、この輸送箱25は圧縮に対す
る強度が弱く、その積載段数が限られてしまうため、輸
送効率が非常に悪い。
ンガー部22を備えた包装箱20を輸送箱25内に集積
して梱包する場合、ハンガー部22を上方に向けた状態
で包装箱20を整列させるのが一般的である。ところ
が、この方法では輸送箱25内の上部に隙間が形成され
るため、スペース効率が悪いばかりか、輸送箱25が大
型化してしまう。しかも、この輸送箱25は圧縮に対す
る強度が弱く、その積載段数が限られてしまうため、輸
送効率が非常に悪い。
【0008】そこで図8に示すように、2個の包装箱2
0を互い違いに組み合わせ、各々のハンガー部22を他
方の本体部21の前面に重ね合わせるように整列させて
輸送箱26内に梱包する方法がある。この方法によれ
ば、ハンガー部22の収納部に隙間が形成されることが
ないので、輸送箱26内のスペース効率を向上すること
ができるとともに、輸送箱26の圧縮強度も向上する。
ところがこの方法では、輸送箱26は、少なくとも1辺
の長さが包装箱20の本体部21の長さの2倍となるた
め、やはり外形が大型化しやすい。
0を互い違いに組み合わせ、各々のハンガー部22を他
方の本体部21の前面に重ね合わせるように整列させて
輸送箱26内に梱包する方法がある。この方法によれ
ば、ハンガー部22の収納部に隙間が形成されることが
ないので、輸送箱26内のスペース効率を向上すること
ができるとともに、輸送箱26の圧縮強度も向上する。
ところがこの方法では、輸送箱26は、少なくとも1辺
の長さが包装箱20の本体部21の長さの2倍となるた
め、やはり外形が大型化しやすい。
【0009】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、輸送箱の圧縮強度を向上し、輸送効率を向上させ
ることのできるハンガー付き包装箱と、その集積梱包方
法を提供することを目的とする。
ので、輸送箱の圧縮強度を向上し、輸送効率を向上させ
ることのできるハンガー付き包装箱と、その集積梱包方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のハンガー付き包装箱は、本体部とハンガー
部との境界線上に罫線またはミシン目を形成し、ハンガ
ー部を垂直な向きに折り曲げ自在に構成するものであ
る。
に、本発明のハンガー付き包装箱は、本体部とハンガー
部との境界線上に罫線またはミシン目を形成し、ハンガ
ー部を垂直な向きに折り曲げ自在に構成するものであ
る。
【0011】また本発明のハンガー付き包装箱の集積梱
包方法は、所定個数の包装箱を、ハンガー部の突出方向
を揃え、かつハンガー部が互いに平行となるように整列
させて被梱包体を作製し、この後、被梱包体の同一面上
に突出しているハンガー部の各々を根元部で垂直に折り
曲げ、隣接する包装箱上に重ね合わせた状態で一体に梱
包するものである。また、所定個数の包装箱を、それぞ
れのハンガー部が横並びとなるように整列させた後、こ
の整列体を、横並びに突出したハンガー部が平行となる
ように集積して被梱包体を作製し、この後、被梱包体の
同一面上に突出しているハンガー部の各々を根元部で垂
直に折り曲げ、隣接する整列体上に重ね合わせた状態で
一体に梱包するようにしてもよい。なお、ハンガー部
は、被梱包体の外周部側から内側に向けて折り曲げるよ
うにするのが好ましい。
包方法は、所定個数の包装箱を、ハンガー部の突出方向
を揃え、かつハンガー部が互いに平行となるように整列
させて被梱包体を作製し、この後、被梱包体の同一面上
に突出しているハンガー部の各々を根元部で垂直に折り
曲げ、隣接する包装箱上に重ね合わせた状態で一体に梱
包するものである。また、所定個数の包装箱を、それぞ
れのハンガー部が横並びとなるように整列させた後、こ
の整列体を、横並びに突出したハンガー部が平行となる
ように集積して被梱包体を作製し、この後、被梱包体の
同一面上に突出しているハンガー部の各々を根元部で垂
直に折り曲げ、隣接する整列体上に重ね合わせた状態で
一体に梱包するようにしてもよい。なお、ハンガー部
は、被梱包体の外周部側から内側に向けて折り曲げるよ
うにするのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の写真フイルムカ
ートリッジ用包装箱を展開して示したもので、図5に示
したPケース入りの写真フイルムカートリッジ10を3
個ずつ一体に包装するものである。包装箱30は、縦長
の箱型形状をした本体部31の上方にハンガー部32を
一体に設けて構成され、1枚の紙を折り曲げて組み立て
られる。本体部31は、背面カバー部33,右側面カバ
ー部34,前面カバー部35,左側面カバー部36,底
蓋37と、折り込み式の上蓋38とからなる。背面カバ
ー部33には糊代片39a,39bが設けられている。
糊代片39aと左側面カバー部36とを糊付けした後
に、糊代片39bと底蓋37とを糊付けし、上蓋38を
折り込むと包装箱30ができあがる。
ートリッジ用包装箱を展開して示したもので、図5に示
したPケース入りの写真フイルムカートリッジ10を3
個ずつ一体に包装するものである。包装箱30は、縦長
の箱型形状をした本体部31の上方にハンガー部32を
一体に設けて構成され、1枚の紙を折り曲げて組み立て
られる。本体部31は、背面カバー部33,右側面カバ
ー部34,前面カバー部35,左側面カバー部36,底
蓋37と、折り込み式の上蓋38とからなる。背面カバ
ー部33には糊代片39a,39bが設けられている。
糊代片39aと左側面カバー部36とを糊付けした後
に、糊代片39bと底蓋37とを糊付けし、上蓋38を
折り込むと包装箱30ができあがる。
【0013】ハンガー部32は、背面カバー部33の上
端側に連続して設けられており、ほぼ中央部で前面側に
折り曲げられて前面部32aと裏面部32bとの2重構
成となっている。なお、前面部32aは裏面部32bよ
りも長尺に形成され、包装箱30が組み立てられた際
に、前面部32aの下部が背面カバー部33と重ね合わ
せられ、本体部31内に入り込むようになっている。ハ
ンガー部32には、店頭においてハンガーを挿通し、包
装箱30を吊り下げて展示するための穴43が形成され
ている。また、前面部32aおよび裏面部32bには、
背面カバー部33との境界線上に罫線40が形成されて
いる。罫線40は、例えば図2に示すように、雄型41
と雌型42との間に包装箱30の紙材30aを挟み込
み、圧縮,変形させて形成される。
端側に連続して設けられており、ほぼ中央部で前面側に
折り曲げられて前面部32aと裏面部32bとの2重構
成となっている。なお、前面部32aは裏面部32bよ
りも長尺に形成され、包装箱30が組み立てられた際
に、前面部32aの下部が背面カバー部33と重ね合わ
せられ、本体部31内に入り込むようになっている。ハ
ンガー部32には、店頭においてハンガーを挿通し、包
装箱30を吊り下げて展示するための穴43が形成され
ている。また、前面部32aおよび裏面部32bには、
背面カバー部33との境界線上に罫線40が形成されて
いる。罫線40は、例えば図2に示すように、雄型41
と雌型42との間に包装箱30の紙材30aを挟み込
み、圧縮,変形させて形成される。
【0014】図3および図4は、Pケース入り写真フイ
ルムカートリッジ10を3個ずつ収納した包装箱30
を、(m×n)個ずつ輸送箱内に集積して梱包する集積
梱包工程の概略を示すものである。なお、本実施形態に
おいてはm=6,n=5とした。包装箱30は、ハンガ
ー部32の突出方向を揃えて整列集積位置に移送され、
ハンガー部32が横並びとなるように集積される(図3
(A)参照)。本実施形態においては、包装箱30はハ
ンガー部32が図中右方向に突出するように整列され
る。そして、包装箱30の整列集積個数mが6個となっ
たときに、この集積体51は段積み位置に移送され、段
積みされる(図3(C))。
ルムカートリッジ10を3個ずつ収納した包装箱30
を、(m×n)個ずつ輸送箱内に集積して梱包する集積
梱包工程の概略を示すものである。なお、本実施形態に
おいてはm=6,n=5とした。包装箱30は、ハンガ
ー部32の突出方向を揃えて整列集積位置に移送され、
ハンガー部32が横並びとなるように集積される(図3
(A)参照)。本実施形態においては、包装箱30はハ
ンガー部32が図中右方向に突出するように整列され
る。そして、包装箱30の整列集積個数mが6個となっ
たときに、この集積体51は段積み位置に移送され、段
積みされる(図3(C))。
【0015】整列集積,段積みを繰り返し、段積み位置
での段積み段数nが3段となったときに、整列集積位置
で作製された集積体51は、ハンガー部32の突出方向
が図中左方向となるように向きが反転される(図3
(B))。この後、この反転集積体52が段積み位置に
移送され、段積みされる。
での段積み段数nが3段となったときに、整列集積位置
で作製された集積体51は、ハンガー部32の突出方向
が図中左方向となるように向きが反転される(図3
(B))。この後、この反転集積体52が段積み位置に
移送され、段積みされる。
【0016】そして、段積み段数nが5段となったとき
に、この段積み集積体53は、下層に段積みされた集積
体51のハンガー部32が突出している面(図中右側
面)と底面とからなる稜辺53aを支軸として横転され
る(図4(D))。これにより、段積み集積体53から
突出している集積体51のハンガー部32が、段積み集
積体53の中央側に向けて折り曲げられ、隣接する集積
体51および反転集積体52上に重ね合わせられる。こ
の際、ハンガー部32の根元部には罫線40が形成され
ているので、ハンガー部32は罫線40に沿って確実に
折り曲げられる。これにより、ハンガー部32が根元部
以外の部位で折られ、包装箱30の外観を損なうような
ことはない。
に、この段積み集積体53は、下層に段積みされた集積
体51のハンガー部32が突出している面(図中右側
面)と底面とからなる稜辺53aを支軸として横転され
る(図4(D))。これにより、段積み集積体53から
突出している集積体51のハンガー部32が、段積み集
積体53の中央側に向けて折り曲げられ、隣接する集積
体51および反転集積体52上に重ね合わせられる。こ
の際、ハンガー部32の根元部には罫線40が形成され
ているので、ハンガー部32は罫線40に沿って確実に
折り曲げられる。これにより、ハンガー部32が根元部
以外の部位で折られ、包装箱30の外観を損なうような
ことはない。
【0017】横転された段積み集積体53は梱包位置に
移送され、輸送箱50内に梱包される。梱包位置には輸
送箱50の材料となる段ボールシート54が位置決めさ
れており、この段ボールシート54上に段積み集積体5
3が載置される(図4(E))。そして、段ボールシー
ト54によって段積み集積体53が包み込まれると、包
装箱30の集積梱包が完了する(図4(F))。
移送され、輸送箱50内に梱包される。梱包位置には輸
送箱50の材料となる段ボールシート54が位置決めさ
れており、この段ボールシート54上に段積み集積体5
3が載置される(図4(E))。そして、段ボールシー
ト54によって段積み集積体53が包み込まれると、包
装箱30の集積梱包が完了する(図4(F))。
【0018】この際、段積み集積体53の上方側に突出
している反転集積体52のハンガー部32が、その上面
に被せられる段ボールシート54によって押圧され、段
積み集積体53の中央側に向けて折り曲げられて隣接す
る反転集積体52および集積体51上に重ね合わせられ
る。この場合も、各ハンガー部32は罫線40に沿って
確実に折り曲げられる。これにより、輸送箱50内には
隙間が形成されることなく、(6×5)個の包装箱30
が収納される。
している反転集積体52のハンガー部32が、その上面
に被せられる段ボールシート54によって押圧され、段
積み集積体53の中央側に向けて折り曲げられて隣接す
る反転集積体52および集積体51上に重ね合わせられ
る。この場合も、各ハンガー部32は罫線40に沿って
確実に折り曲げられる。これにより、輸送箱50内には
隙間が形成されることなく、(6×5)個の包装箱30
が収納される。
【0019】なお、上記実施形態においては、ハンガー
部32を構成する前面部32aと裏面部32bとの両面
に罫線40を形成する例について説明したが、前面部3
2aまたは裏面部32bのいずれか一方に形成するだけ
でも、ハンガー部32が根元部以外で折り曲げられるこ
とを十分に防止することができる。
部32を構成する前面部32aと裏面部32bとの両面
に罫線40を形成する例について説明したが、前面部3
2aまたは裏面部32bのいずれか一方に形成するだけ
でも、ハンガー部32が根元部以外で折り曲げられるこ
とを十分に防止することができる。
【0020】また上記実施形態においては、本体部31
とハンガー部32との境界線上に罫線40を形成した
が、ハンガー部が根元部で折れ曲がりやすくなればよい
ので、ミシン目を形成しておいてもよい。
とハンガー部32との境界線上に罫線40を形成した
が、ハンガー部が根元部で折れ曲がりやすくなればよい
ので、ミシン目を形成しておいてもよい。
【0021】
【実施例】本発明の集積梱包方法により、Pケース入り
写真フイルムカートリッジの包装箱を梱包したときの輸
送箱の大きさ,体積,および梱包材の使用量を計測し、
図7に示した従来の集積梱包方法による輸送箱と比較を
行った。なお、被梱包品となる包装箱は図1に示した形
状とし、Pケース入り写真フイルムカートリッジを3個
収納する「3本入れ」品と、5個収納する「5本入れ」
品との2種類の大きさの包装箱についてそれぞれ梱包を
行った。「3本入れ」および「5本入れ」の2種類の包
装箱の大きさを表1に、また各包装箱を梱包したときの
輸送箱の大きさ,体積,梱包材の使用量をまとめて表2
に示す。
写真フイルムカートリッジの包装箱を梱包したときの輸
送箱の大きさ,体積,および梱包材の使用量を計測し、
図7に示した従来の集積梱包方法による輸送箱と比較を
行った。なお、被梱包品となる包装箱は図1に示した形
状とし、Pケース入り写真フイルムカートリッジを3個
収納する「3本入れ」品と、5個収納する「5本入れ」
品との2種類の大きさの包装箱についてそれぞれ梱包を
行った。「3本入れ」および「5本入れ」の2種類の包
装箱の大きさを表1に、また各包装箱を梱包したときの
輸送箱の大きさ,体積,梱包材の使用量をまとめて表2
に示す。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】表2より、本発明の集積梱包方法による輸
送箱の体積は、「3本入れ」および「5本入れ」のいず
れにおいても従来方法に比較して減少しており、その減
少量は「3本入れ」の場合で約22.3%、「5本入
れ」の場合には約16.2%であった。これにより、本
発明の集積梱包方法によれば、輸送箱の小型化を図るこ
とができ、例えば輸送車中への積載スペースを節減して
輸送効率を向上できることが確認された。また、輸送箱
の小型化に伴って梱包材の使用量も減少し、「3本入
れ」の場合で従来方法に比較して約17.0%、「5本
入れ」の場合には約14.3%の梱包材が節減されるこ
とがわかった。これにより、本発明の集積梱包方法は梱
包費の低減にも寄与することが確認された。
送箱の体積は、「3本入れ」および「5本入れ」のいず
れにおいても従来方法に比較して減少しており、その減
少量は「3本入れ」の場合で約22.3%、「5本入
れ」の場合には約16.2%であった。これにより、本
発明の集積梱包方法によれば、輸送箱の小型化を図るこ
とができ、例えば輸送車中への積載スペースを節減して
輸送効率を向上できることが確認された。また、輸送箱
の小型化に伴って梱包材の使用量も減少し、「3本入
れ」の場合で従来方法に比較して約17.0%、「5本
入れ」の場合には約14.3%の梱包材が節減されるこ
とがわかった。これにより、本発明の集積梱包方法は梱
包費の低減にも寄与することが確認された。
【0025】次に、本発明の集積梱包方法による輸送箱
の圧縮強度を確認するために、圧縮試験を実施し、輸送
箱の限界荷重値を計測した。なお、比較のために、図7
に示した従来方法による輸送箱についても限界荷重値を
計測し、結果を併せて表3に示した。
の圧縮強度を確認するために、圧縮試験を実施し、輸送
箱の限界荷重値を計測した。なお、比較のために、図7
に示した従来方法による輸送箱についても限界荷重値を
計測し、結果を併せて表3に示した。
【0026】
【表3】
【0027】表3より、本発明の集積梱包方法による輸
送箱の限界荷重値は、「3本入れ」および「5本入れ」
のいずれにおいても従来方法の2倍近くまで向上されて
いることがわかる。これは、輸送箱内に余分な隙間がな
くなったためであると推察される。したがって、本発明
の集積梱包方法によれば、輸送箱の圧縮強度が従来方法
に比較して大幅に向上するので、輸送箱の積載段数を増
やすことが可能となり、輸送効率をより向上できること
が確認された。
送箱の限界荷重値は、「3本入れ」および「5本入れ」
のいずれにおいても従来方法の2倍近くまで向上されて
いることがわかる。これは、輸送箱内に余分な隙間がな
くなったためであると推察される。したがって、本発明
の集積梱包方法によれば、輸送箱の圧縮強度が従来方法
に比較して大幅に向上するので、輸送箱の積載段数を増
やすことが可能となり、輸送効率をより向上できること
が確認された。
【0028】ところで、本発明の写真フイルムカートリ
ッジ用包装箱は、本体部とハンガー部との境界線上に罫
線またはミシン目を形成し、ハンガー部が根元部で折れ
曲がりやすく構成されている。しかし、包装箱は店頭に
おいて吊り下げて展示されるものであるので、罫線また
はミシン目が形成される際や、集積梱包時にハンガー部
が折り曲げられた際にハンガー部の根元部が破損される
ことは絶対に避けなくてはならない。
ッジ用包装箱は、本体部とハンガー部との境界線上に罫
線またはミシン目を形成し、ハンガー部が根元部で折れ
曲がりやすく構成されている。しかし、包装箱は店頭に
おいて吊り下げて展示されるものであるので、罫線また
はミシン目が形成される際や、集積梱包時にハンガー部
が折り曲げられた際にハンガー部の根元部が破損される
ことは絶対に避けなくてはならない。
【0029】そこで、罫線の形成深さが異なる10種の
包装箱サンプル品A〜Jを作製し、罫線の形成深さと、
罫線の形成性および罫線部の折り曲げ強さとの関係を確
認した。なお、罫線の形成性は、形成直後の罫線割れの
有無により評価した。また罫線部の折り曲げ強さは、集
積梱包工程内でハンガー部を折り曲げた際の、罫線部の
破損の有無、および折り曲げ位置の適否により評価し
た。サンプル品A〜Jは、作製材料として坪量270〜
400g/m2 の紙材を用い、雄型幅W1 ,雌型幅W2
,および成形深さD(図2参照)の各適用寸法が、
0.5〜0.8mm,1.1〜1.4mm,0.3〜
0.7mmの抜き型を用いて罫線を形成した。
包装箱サンプル品A〜Jを作製し、罫線の形成深さと、
罫線の形成性および罫線部の折り曲げ強さとの関係を確
認した。なお、罫線の形成性は、形成直後の罫線割れの
有無により評価した。また罫線部の折り曲げ強さは、集
積梱包工程内でハンガー部を折り曲げた際の、罫線部の
破損の有無、および折り曲げ位置の適否により評価し
た。サンプル品A〜Jは、作製材料として坪量270〜
400g/m2 の紙材を用い、雄型幅W1 ,雌型幅W2
,および成形深さD(図2参照)の各適用寸法が、
0.5〜0.8mm,1.1〜1.4mm,0.3〜
0.7mmの抜き型を用いて罫線を形成した。
【0030】サンプル品A〜Jの罫線の形成深さ、およ
び評価結果をまとめて表4に示す。なお、表中の評価記
号○は良好、△は部分的に罫線割れまたは破損あり、あ
るいは折り曲げ位置不適切、×は実用不可能をそれぞれ
表している。
び評価結果をまとめて表4に示す。なお、表中の評価記
号○は良好、△は部分的に罫線割れまたは破損あり、あ
るいは折り曲げ位置不適切、×は実用不可能をそれぞれ
表している。
【0031】
【表4】
【0032】表4の結果より、罫線の形成深さを0.3
mm〜0.7mmの範囲内にすることが、罫線形成時の
罫線割れや、ハンガー部の折り曲げによる根元部の破損
の発生を確実に防止できることがわかった。
mm〜0.7mmの範囲内にすることが、罫線形成時の
罫線割れや、ハンガー部の折り曲げによる根元部の破損
の発生を確実に防止できることがわかった。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明のハンガー付き包
装箱の集積梱包方法によれば、包装箱をハンガー部の突
出方向を揃えて整列させて被梱包体を作製し、被梱包体
の同一面上に突出しているハンガー部の各々を根元部で
垂直に折り曲げ、隣接する包装箱上に重ね合わせた状態
で一体に梱包するので、輸送箱内に余分な隙間がなくな
り、輸送箱の小型化を図ることができ、例えば輸送車中
への積載スペースを節減できる。また、輸送箱内の隙間
がなくなることで輸送箱の圧縮強度が向上し、輸送箱の
積載段数を増やすことが可能となる。これらにより、ハ
ンガー付き包装箱の輸送効率を向上することができる。
装箱の集積梱包方法によれば、包装箱をハンガー部の突
出方向を揃えて整列させて被梱包体を作製し、被梱包体
の同一面上に突出しているハンガー部の各々を根元部で
垂直に折り曲げ、隣接する包装箱上に重ね合わせた状態
で一体に梱包するので、輸送箱内に余分な隙間がなくな
り、輸送箱の小型化を図ることができ、例えば輸送車中
への積載スペースを節減できる。また、輸送箱内の隙間
がなくなることで輸送箱の圧縮強度が向上し、輸送箱の
積載段数を増やすことが可能となる。これらにより、ハ
ンガー付き包装箱の輸送効率を向上することができる。
【0034】また、本発明のハンガー付き包装箱によれ
ば、本体部とハンガー部との境界線上に罫線またはミシ
ン目を形成し、罫線またはミシン目に沿ってハンガー部
が折れ曲がりやすくしてあるので、このハンガー部は根
元部以外の部位で折り曲げられることが防止され、包装
箱の外観を損なうことはない。
ば、本体部とハンガー部との境界線上に罫線またはミシ
ン目を形成し、罫線またはミシン目に沿ってハンガー部
が折れ曲がりやすくしてあるので、このハンガー部は根
元部以外の部位で折り曲げられることが防止され、包装
箱の外観を損なうことはない。
【図1】本発明を実施した写真フイルムカートリッジ用
包装箱の構成を示す概略図である。
包装箱の構成を示す概略図である。
【図2】図1に示した罫線の形成方法を示す説明図であ
る。
る。
【図3】本発明の集積梱包方法を示す説明図である。
【図4】図3に示した集積梱包方法を補足する説明図で
ある。
ある。
【図5】Pケース入り写真フイルムカートリッジの構成
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図6】従来の写真フイルムカートリッジ用包装箱の構
成を示す概略図である。
成を示す概略図である。
【図7】従来の集積梱包方法による包装箱の梱包状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図8】従来の集積梱包方法による包装箱の別の梱包状
態を示す説明図である。
態を示す説明図である。
10 写真フイルムカートリッジ 17 Pケース 20,30 包装箱 21,31 本体部 22,32 ハンガー部 25,26,50 輸送箱 40 罫線
Claims (4)
- 【請求項1】 被包装体を収納する箱型の本体部と、こ
の本体部の任意の一面に連続し、本体部から突出させて
設けられた吊り下げ展示用のハンガー部とを備えるハン
ガー付き包装箱であって、 前記本体部とハンガー部との境界線上に罫線またはミシ
ン目が形成され、ハンガー部が垂直な向きに折り曲げ自
在であることを特徴とするハンガー付き包装箱。 - 【請求項2】 被包装体を収納する箱型の本体部の任意
の一面に、吊り下げ展示用のハンガー部が前記本体部か
ら突出させて連設された包装箱を1つの大箱内に集積し
て梱包する集積梱包方法において、 所定個数の前記包装箱を、前記ハンガー部の突出方向を
揃え、かつハンガー部が互いに平行となるように整列さ
せて被梱包体を作製し、この後、前記被梱包体の同一面
上に突出しているハンガー部の各々を根元部で垂直に折
り曲げ、隣接する包装箱上に重ね合わせた状態で一体に
梱包することを特徴とするハンガー付き包装箱の集積梱
包方法。 - 【請求項3】 被包装体を収納する箱型の本体部の任意
の一面に、吊り下げ展示用のハンガー部が前記本体部か
ら突出させて連設された包装箱を1つの大箱内に集積し
て梱包する集積梱包方法において、 所定個数の前記包装箱を、それぞれの前記ハンガー部が
横並びとなるように整列させた後、この整列体を、前記
横並びに突出したハンガー部が平行となるように集積し
て被梱包体を作製し、この後、前記被梱包体の同一面上
に突出しているハンガー部の各々を根元部で垂直に折り
曲げ、隣接する整列体上に重ね合わせた状態で一体に梱
包することを特徴とするハンガー付き包装箱の集積梱包
方法。 - 【請求項4】 前記ハンガー部は、前記被梱包体の外周
部側から内側に向けて折り曲げられることを特徴とする
請求項2または3記載のハンガー付き包装箱の集積梱包
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9284762A JPH11115914A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ハンガー付き包装箱およびその集積梱包方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9284762A JPH11115914A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ハンガー付き包装箱およびその集積梱包方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115914A true JPH11115914A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17682690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9284762A Pending JPH11115914A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | ハンガー付き包装箱およびその集積梱包方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11115914A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6994246B2 (en) | 2002-03-20 | 2006-02-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Packaging case |
| CN103274069A (zh) * | 2013-05-18 | 2013-09-04 | 杭州中亚机械股份有限公司 | 一种礼品盒装箱方法 |
| JP2017125849A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 段ボールシート製品の罫線折り曲げ強さ測定システム,測定方法及び測定プログラム |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP9284762A patent/JPH11115914A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6994246B2 (en) | 2002-03-20 | 2006-02-07 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Packaging case |
| US7234631B2 (en) | 2002-03-20 | 2007-06-26 | Fujifilm Corporation | Packaging case |
| CN103274069A (zh) * | 2013-05-18 | 2013-09-04 | 杭州中亚机械股份有限公司 | 一种礼品盒装箱方法 |
| CN103274069B (zh) * | 2013-05-18 | 2015-06-10 | 杭州中亚机械股份有限公司 | 一种礼品盒装箱方法 |
| JP2017125849A (ja) * | 2016-01-07 | 2017-07-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 段ボールシート製品の罫線折り曲げ強さ測定システム,測定方法及び測定プログラム |
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