JPH111163A - 車両用制動装置 - Google Patents
車両用制動装置Info
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- JPH111163A JPH111163A JP9154803A JP15480397A JPH111163A JP H111163 A JPH111163 A JP H111163A JP 9154803 A JP9154803 A JP 9154803A JP 15480397 A JP15480397 A JP 15480397A JP H111163 A JPH111163 A JP H111163A
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/66—Electrical control in fluid-pressure brake systems
- B60T13/662—Electrical control in fluid-pressure brake systems characterised by specified functions of the control system components
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T15/00—Construction arrangement, or operation of valves incorporated in power brake systems and not covered by groups B60T11/00 or B60T13/00
- B60T15/02—Application and release valves
- B60T15/025—Electrically controlled valves
- B60T15/028—Electrically controlled valves in hydraulic systems
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
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- B60T8/344—Hydraulic systems
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/44—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition co-operating with a power-assist booster means associated with a master cylinder for controlling the release and reapplication of brake pressure through an interaction with the power assist device, i.e. open systems
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 制動操作に応じて液圧を出力する液圧供給装
置と、この液圧供給装置の出力液圧を供給されて作動し
て車輪を制動するホイールシリンダとを備えた車両用制
動装置において、液圧供給装置の出力液圧の立ち上がり
に遅れがあっても、ホイールシリンダを遅れなく作動し
得るようにする。 【解決手段】 制動操作に応じて液圧を出力する液圧供
給装置H1 と、この液圧供給装置H1 の出力液圧を供給
されて作動して車輪を制動するホイールシリンダ1
81 ,191 ;182 ,192 とを備えたものにおい
て、出力液圧の立ち上がりが液圧供給装置H1 より早い
アキュムレータH2 を設け、制動操作初期に、このアキ
ュムレータH2 の蓄圧液圧をホイールシリンダ181 ,
191 ;182 ,192 に供給して、それを応答良く作
動させる。
置と、この液圧供給装置の出力液圧を供給されて作動し
て車輪を制動するホイールシリンダとを備えた車両用制
動装置において、液圧供給装置の出力液圧の立ち上がり
に遅れがあっても、ホイールシリンダを遅れなく作動し
得るようにする。 【解決手段】 制動操作に応じて液圧を出力する液圧供
給装置H1 と、この液圧供給装置H1 の出力液圧を供給
されて作動して車輪を制動するホイールシリンダ1
81 ,191 ;182 ,192 とを備えたものにおい
て、出力液圧の立ち上がりが液圧供給装置H1 より早い
アキュムレータH2 を設け、制動操作初期に、このアキ
ュムレータH2 の蓄圧液圧をホイールシリンダ181 ,
191 ;182 ,192 に供給して、それを応答良く作
動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制動操作に応じて
液圧を出力する液圧供給装置と、この液圧供給装置の出
力液圧を供給されて作動して車輪を制動するホイールシ
リンダとを備えた、車両用制動装置に関する。
液圧を出力する液圧供給装置と、この液圧供給装置の出
力液圧を供給されて作動して車輪を制動するホイールシ
リンダとを備えた、車両用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、かゝる車両用制動装置の液圧供
給装置は、進路上の障害物を検知する障害物センサの出
力信号に基づいて自動的に操作され、或いは操縦者によ
り操作される負圧式や電動式のブースタと、このブース
タにより駆動されて液圧をホイールシリンダに出力する
マスタシリンダとから構成される(例えば、特公平8−
18548号参照)。
給装置は、進路上の障害物を検知する障害物センサの出
力信号に基づいて自動的に操作され、或いは操縦者によ
り操作される負圧式や電動式のブースタと、このブース
タにより駆動されて液圧をホイールシリンダに出力する
マスタシリンダとから構成される(例えば、特公平8−
18548号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、制動操作初
期には、ブースタの作動室に作動流体圧を充満させるに
要する時間や、マスタシリンダのリリーフポートを閉じ
るに要するピストンの無効ストローク等に起因して、マ
スタシリンダに液圧の出力遅れが多少とも生ずる。
期には、ブースタの作動室に作動流体圧を充満させるに
要する時間や、マスタシリンダのリリーフポートを閉じ
るに要するピストンの無効ストローク等に起因して、マ
スタシリンダに液圧の出力遅れが多少とも生ずる。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、操縦者に操作される液圧供給装置の出力液圧の立
ち上がりに遅れがあっても、ホイールシリンダを遅れな
く作動し得るようにした、前記車両用制動装置を提供す
ることを目的とする。
ので、操縦者に操作される液圧供給装置の出力液圧の立
ち上がりに遅れがあっても、ホイールシリンダを遅れな
く作動し得るようにした、前記車両用制動装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、制動操作に応じて液圧を出力する第1液
圧供給装置と、この第1液圧供給装置の出力液圧を供給
されて作動して車輪を制動するホイールシリンダとを備
えた、車両用制動装置において、出力液圧の立ち上がり
が第1液圧供給装置より早い第2液圧供給装置を設け、
制動操作時、この第2液圧供給装置の出力液圧を選択的
にホイールシリンダに供給するようにしたことを第1の
特徴とする。
に、本発明は、制動操作に応じて液圧を出力する第1液
圧供給装置と、この第1液圧供給装置の出力液圧を供給
されて作動して車輪を制動するホイールシリンダとを備
えた、車両用制動装置において、出力液圧の立ち上がり
が第1液圧供給装置より早い第2液圧供給装置を設け、
制動操作時、この第2液圧供給装置の出力液圧を選択的
にホイールシリンダに供給するようにしたことを第1の
特徴とする。
【0006】この特徴によれば、制動操作時、第2液圧
供給装置の作動を選択することにより、その立ち上がり
が早い出力液圧がホイールシリンダに供給される。した
がって、第1液圧供給装置の液圧供給装置に液圧の出力
遅れがあっても、それに関係なくホイールシリンダを応
答性良く作動させることができる。
供給装置の作動を選択することにより、その立ち上がり
が早い出力液圧がホイールシリンダに供給される。した
がって、第1液圧供給装置の液圧供給装置に液圧の出力
遅れがあっても、それに関係なくホイールシリンダを応
答性良く作動させることができる。
【0007】また、上記特徴に加えて、第2液圧供給装
置を、その出力液圧として第1液圧供給装置の出力液圧
を蓄圧可能に構成したことを第2の特徴とする。
置を、その出力液圧として第1液圧供給装置の出力液圧
を蓄圧可能に構成したことを第2の特徴とする。
【0008】この特徴によれば、特別な液圧ポンプを用
いることなく、第2液圧供給装置に作動液圧を蓄圧する
ことができる。
いることなく、第2液圧供給装置に作動液圧を蓄圧する
ことができる。
【0009】さらに、本発明は、第2の特徴に加えて、
第1液圧供給装置を、これを非制動操作時にも作動可能
に構成すると共に、その時の第1液圧供給装置の出力液
圧を第2液圧供給装置に蓄圧するようにしたことを第3
の特徴とする。
第1液圧供給装置を、これを非制動操作時にも作動可能
に構成すると共に、その時の第1液圧供給装置の出力液
圧を第2液圧供給装置に蓄圧するようにしたことを第3
の特徴とする。
【0010】この特徴によれば、非制動操作時に、第1
液圧供給装置を効率良く利用して第2液圧供給装置に作
動液圧を蓄圧することができる。
液圧供給装置を効率良く利用して第2液圧供給装置に作
動液圧を蓄圧することができる。
【0011】さらにまた、本発明は、第1ないし第3の
特徴の一に加えて、第2液圧供給装置の出力液圧を制動
操作初期にホイールシリンダに供給するようにしたこと
を第4の特徴とする。
特徴の一に加えて、第2液圧供給装置の出力液圧を制動
操作初期にホイールシリンダに供給するようにしたこと
を第4の特徴とする。
【0012】この特徴によれば、制動操作初期には、第
2液圧供給装置が自動的に作動することにより、第1液
圧供給装置の液圧出力の遅れに関係なく、ホイールシリ
ンダを応答性良く作動させることができる。
2液圧供給装置が自動的に作動することにより、第1液
圧供給装置の液圧出力の遅れに関係なく、ホイールシリ
ンダを応答性良く作動させることができる。
【0013】さらにまた、本発明は、第1ないし第4の
特徴の一に加えて、第2液圧供給装置の出力液圧を急制
動操作時にホイールシリンダに供給するようにしたこと
を第5の特徴とする。
特徴の一に加えて、第2液圧供給装置の出力液圧を急制
動操作時にホイールシリンダに供給するようにしたこと
を第5の特徴とする。
【0014】この特徴によれば、急制動操作時には、第
2液圧供給装置が自動的に作動することにより、ホイー
ルを迅速且つ強力に作動させることができる。
2液圧供給装置が自動的に作動することにより、ホイー
ルを迅速且つ強力に作動させることができる。
【0015】さらにまた、本発明は、第1ないし第5の
特徴の一に加えて、第2液圧供給装置及びホイールシリ
ンダ間に、その間を選択的に連通させる弁手段を設けた
ことを第6の特徴とする。
特徴の一に加えて、第2液圧供給装置及びホイールシリ
ンダ間に、その間を選択的に連通させる弁手段を設けた
ことを第6の特徴とする。
【0016】この特徴によれば、弁手段の作動選択によ
り、第2液圧供給装置からホイールシリンダへの液圧供
給を適時、確実に行うことができる。
り、第2液圧供給装置からホイールシリンダへの液圧供
給を適時、確実に行うことができる。
【0017】さらにまた、本発明は、第6の特徴に加え
て、第2液圧供給装置をアキュムレータで構成したこと
を第7の特徴とする。
て、第2液圧供給装置をアキュムレータで構成したこと
を第7の特徴とする。
【0018】この特徴によれば、第2液圧供給装置とし
て、比較的安価なアキュムレータの採用が可能となる。
て、比較的安価なアキュムレータの採用が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0020】先ず、図1ないし図3により、本発明を自
動車用制動装置に適用した第1実施例について説明す
る。図1において、車体1に軸支されるブレーキペダル
2は、入力杆3を介して負圧ブースタ4に連結され、こ
れにリザーバ5a付きのマスタシリンダ5が連結され
る。
動車用制動装置に適用した第1実施例について説明す
る。図1において、車体1に軸支されるブレーキペダル
2は、入力杆3を介して負圧ブースタ4に連結され、こ
れにリザーバ5a付きのマスタシリンダ5が連結され
る。
【0021】負圧ブースタ4は従来公知のように、車体
1に固着されるブースタシェル6に、その内部を前部の
負圧室7と後部の作動室8とに仕切るダイヤフラムピス
トン9と、入力杆3の前進に応じて作動室8を大気に連
通し、またその後退に応じて作動室8を負圧室7に連通
する主制御弁10とを備えており、負圧室7は、エンジ
ンの吸気マニホールド等の負圧源11に接続される。ブ
レーキペダル2には、その踏み込み操作時にオンするブ
レーキ操作スイッチ12と、ブレーキペダル2の踏み込
み速度が規定値A以上になるとオンするブレーキ操作速
度スイッチ13とが設けられる。
1に固着されるブースタシェル6に、その内部を前部の
負圧室7と後部の作動室8とに仕切るダイヤフラムピス
トン9と、入力杆3の前進に応じて作動室8を大気に連
通し、またその後退に応じて作動室8を負圧室7に連通
する主制御弁10とを備えており、負圧室7は、エンジ
ンの吸気マニホールド等の負圧源11に接続される。ブ
レーキペダル2には、その踏み込み操作時にオンするブ
レーキ操作スイッチ12と、ブレーキペダル2の踏み込
み速度が規定値A以上になるとオンするブレーキ操作速
度スイッチ13とが設けられる。
【0022】而して、ブレーキペダル2の踏み込み操作
により作動室8を大気に連通すれば、該室8に大気圧が
導入され、該室8と負圧室7との圧力差によりダイヤフ
ラムピストン9が前進作動して、マスタシリンダ5を作
動させ、またブレーキペダル2の解放により作動室8を
負圧室7に連通すれば、両室7,8間の圧力差が無くな
り、ダイヤフラムピストン9は図示しない戻しばねの付
勢力により後退してマスタシリンダ5を不作動状態に戻
すことができる。
により作動室8を大気に連通すれば、該室8に大気圧が
導入され、該室8と負圧室7との圧力差によりダイヤフ
ラムピストン9が前進作動して、マスタシリンダ5を作
動させ、またブレーキペダル2の解放により作動室8を
負圧室7に連通すれば、両室7,8間の圧力差が無くな
り、ダイヤフラムピストン9は図示しない戻しばねの付
勢力により後退してマスタシリンダ5を不作動状態に戻
すことができる。
【0023】上記作動室8には電磁式の副制御弁14が
接続される。この副制御弁14は、作動室8を大気に連
通する左動位置、作動室8を負圧源11に連通する右動
位置、及びそれらの何れとも連通しない中立位置の三切
換位置を有しており、これらの位置の切換制御のため
に、副切換弁14のソレノイドには電子制御ユニット1
5が接続される。この場合の電子制御ユニット15への
入力信号は、車両に設けられた障害物センサ29が進路
上の障害物を検知したとき出力する信号や、前記ブレー
キ操作スイッチ12の出力信号や、後述の蓄圧スイッチ
26の出力信号である。したがって、自動制御ユニット
15の出力により副制御弁14を左動したり、右動した
りすることによっても、作動室8に大気圧を導入し、該
室8及び負圧室7間の圧力差によりダイヤフラムピスト
ン9を介してマスタシリンダ5を作動させたり、両室
7,8間の圧力差をなくしてマスタシリンダ5を不作動
状態に戻したりすることができる。
接続される。この副制御弁14は、作動室8を大気に連
通する左動位置、作動室8を負圧源11に連通する右動
位置、及びそれらの何れとも連通しない中立位置の三切
換位置を有しており、これらの位置の切換制御のため
に、副切換弁14のソレノイドには電子制御ユニット1
5が接続される。この場合の電子制御ユニット15への
入力信号は、車両に設けられた障害物センサ29が進路
上の障害物を検知したとき出力する信号や、前記ブレー
キ操作スイッチ12の出力信号や、後述の蓄圧スイッチ
26の出力信号である。したがって、自動制御ユニット
15の出力により副制御弁14を左動したり、右動した
りすることによっても、作動室8に大気圧を導入し、該
室8及び負圧室7間の圧力差によりダイヤフラムピスト
ン9を介してマスタシリンダ5を作動させたり、両室
7,8間の圧力差をなくしてマスタシリンダ5を不作動
状態に戻したりすることができる。
【0024】マスタシリンダ5は、その作動時に制動油
圧を出力する第1及び第2出力ポート161 ,162 を
有するタンデム型に構成されており、その第1出力ポー
ト161 から延出する油路171 には、左前輪ブレーキ
のホイールシリンダ181 及び右後輪ブレーキのホイー
ルシリンダ191 が接続され、またその第2出力ポート
162 から延出する油路172 には、右前輪ブレーキの
ホイールシリンダ18 2 及び左後輪ブレーキのホイール
シリンダ192 が接続される。
圧を出力する第1及び第2出力ポート161 ,162 を
有するタンデム型に構成されており、その第1出力ポー
ト161 から延出する油路171 には、左前輪ブレーキ
のホイールシリンダ181 及び右後輪ブレーキのホイー
ルシリンダ191 が接続され、またその第2出力ポート
162 から延出する油路172 には、右前輪ブレーキの
ホイールシリンダ18 2 及び左後輪ブレーキのホイール
シリンダ192 が接続される。
【0025】以上において、負圧ブースタ4及びマスタ
シリンダ5により、或いは負圧ブースタ4、マスタシリ
ンダ5及び副制御弁14により本発明の第1液圧供給装
置H 1 が構成される。
シリンダ5により、或いは負圧ブースタ4、マスタシリ
ンダ5及び副制御弁14により本発明の第1液圧供給装
置H 1 が構成される。
【0026】各油路171 ,172 には制動補助装置2
0が設けられるもので、これについて以下に説明する。
0が設けられるもので、これについて以下に説明する。
【0027】制動補助装置20は、対応する油路1
71 ,172 の中間部を迂回する側路21と、この側路
21に接続される第2液圧供給装置としてのアキュムレ
ータH2と、このアキュムレータH2 より上流の側路2
1に並列に介裝される一方向弁24及びリリーフ弁25
と、側路21の下流端と油路171 ,172 との間に介
裝される電磁式の切換弁23とから構成され、一方向弁
24は油路171 からアキュムレータH2 側への流れを
許容し、リリーフ弁25はアキュムレータH2 の蓄圧力
が規定の最大値以上になると開くようになっている。
71 ,172 の中間部を迂回する側路21と、この側路
21に接続される第2液圧供給装置としてのアキュムレ
ータH2と、このアキュムレータH2 より上流の側路2
1に並列に介裝される一方向弁24及びリリーフ弁25
と、側路21の下流端と油路171 ,172 との間に介
裝される電磁式の切換弁23とから構成され、一方向弁
24は油路171 からアキュムレータH2 側への流れを
許容し、リリーフ弁25はアキュムレータH2 の蓄圧力
が規定の最大値以上になると開くようになっている。
【0028】アキュムレータH2 は、アキュムレータシ
リンダ22と、その内部を蓄圧室22aとばね室22b
とに仕切るアキュムレータピストン27とを備えてお
り、アキュムレータピストン27を蓄圧室22a側へ付
勢する蓄圧ばね28がばね室22bに収納され、蓄圧室
22aが側路21に連通される。而して、マスタシリン
ダ5のピストンの一回のフルストロークをもって、その
出力油圧を蓄圧室22aに蓄圧したとき、その蓄圧力を
規定値P以上にすることができる。このアキュムレータ
H2 に、その蓄圧力が規定値P以上になるとオンする蓄
圧スイッチ26が設けられる。
リンダ22と、その内部を蓄圧室22aとばね室22b
とに仕切るアキュムレータピストン27とを備えてお
り、アキュムレータピストン27を蓄圧室22a側へ付
勢する蓄圧ばね28がばね室22bに収納され、蓄圧室
22aが側路21に連通される。而して、マスタシリン
ダ5のピストンの一回のフルストロークをもって、その
出力油圧を蓄圧室22aに蓄圧したとき、その蓄圧力を
規定値P以上にすることができる。このアキュムレータ
H2 に、その蓄圧力が規定値P以上になるとオンする蓄
圧スイッチ26が設けられる。
【0029】前記切換弁23は、側路21を閉じながら
油路171 ,172 を導通させる右動位置、油路1
71 ,172 を閉じながら側路21を導通させる左動位
置、及び側路21及び油路171 ,172 を同時に閉じ
る中立位置の三切換位置を有しており、これらの位置の
切換制御のために、切換弁23のソレノイドには電子制
御ユニット15が接続される。
油路171 ,172 を導通させる右動位置、油路1
71 ,172 を閉じながら側路21を導通させる左動位
置、及び側路21及び油路171 ,172 を同時に閉じ
る中立位置の三切換位置を有しており、これらの位置の
切換制御のために、切換弁23のソレノイドには電子制
御ユニット15が接続される。
【0030】前記電子制御ユニット15は、図2のフロ
ーチャートに示す制御手順に従って上記副制御弁14及
び切換弁23を次のように制御する。
ーチャートに示す制御手順に従って上記副制御弁14及
び切換弁23を次のように制御する。
【0031】ブレーキぺダル2が休止状態にあり、且つ
アキュムレータH2 の蓄圧力が規定値P以下であれば、
即ち蓄圧スイッチ26がオフ状態であれば、ステップS
1及びステップS2を経てステップS3に進んで切換弁
23を中立位置に保持し、次いでステップS4で副制御
弁14を左動させる。その結果、負圧ブースタ4は、作
動室8に大気圧が導入されることにより、そのダイヤフ
ラムピストン9を前進作動させてマスタシリンダ5を駆
動するので、その第1及び第2出力ポート16 1 ,16
2 からの出力油圧は、一方向弁24を経てアキュムレー
タH2 の蓄圧室22aに供給され、蓄圧される。こうし
て、ブレーキペダル2の休止時に、負圧ブースタ4及び
マスタシリンダ5を利用してアキュムレータH2 への蓄
圧が行われる。このような蓄圧により、アキュムレータ
H2 の蓄圧力が規定値P以上となると、ステップS2か
らステップS5、S6へと移り、切換弁23を右動位置
に保持したまゝで副制御弁14を右動位置へ戻す。アキ
ュムレータH2 が蓄圧状態にあるとき、温度上昇等によ
り、蓄圧力が規定の最大値を越えると、リリーフ弁25
が開いてその過大圧力をマスタシリンダ5を通して、そ
のリザーバ5aに解放し、アキュムレータH2 の耐久性
を確保することができる。
アキュムレータH2 の蓄圧力が規定値P以下であれば、
即ち蓄圧スイッチ26がオフ状態であれば、ステップS
1及びステップS2を経てステップS3に進んで切換弁
23を中立位置に保持し、次いでステップS4で副制御
弁14を左動させる。その結果、負圧ブースタ4は、作
動室8に大気圧が導入されることにより、そのダイヤフ
ラムピストン9を前進作動させてマスタシリンダ5を駆
動するので、その第1及び第2出力ポート16 1 ,16
2 からの出力油圧は、一方向弁24を経てアキュムレー
タH2 の蓄圧室22aに供給され、蓄圧される。こうし
て、ブレーキペダル2の休止時に、負圧ブースタ4及び
マスタシリンダ5を利用してアキュムレータH2 への蓄
圧が行われる。このような蓄圧により、アキュムレータ
H2 の蓄圧力が規定値P以上となると、ステップS2か
らステップS5、S6へと移り、切換弁23を右動位置
に保持したまゝで副制御弁14を右動位置へ戻す。アキ
ュムレータH2 が蓄圧状態にあるとき、温度上昇等によ
り、蓄圧力が規定の最大値を越えると、リリーフ弁25
が開いてその過大圧力をマスタシリンダ5を通して、そ
のリザーバ5aに解放し、アキュムレータH2 の耐久性
を確保することができる。
【0032】いま、車両を制動すべく、ブレーキペダル
2を踏み、或いは障害物センサ29が進路上の障害物を
検知して出力する信号に基づいて電子制御ユニット15
が制動を必要と判断すると、ステップS1からステップ
S7へ進み、副制御弁14を左動位置に切換えた後、ス
テップS8で切換弁23を規定時間Tmsecだけ左動
させる。したがって、この切換弁23により油路1
71 ,172 が途中で遮断されると共に、切換弁23よ
り下流の油路171 ,172 に側路21が連通されるの
で、アキュムレータH2 の蓄圧油圧が直ちに放出され、
ホイールシリンダ181 ,191 ;181 ,192 に供
給される。
2を踏み、或いは障害物センサ29が進路上の障害物を
検知して出力する信号に基づいて電子制御ユニット15
が制動を必要と判断すると、ステップS1からステップ
S7へ進み、副制御弁14を左動位置に切換えた後、ス
テップS8で切換弁23を規定時間Tmsecだけ左動
させる。したがって、この切換弁23により油路1
71 ,172 が途中で遮断されると共に、切換弁23よ
り下流の油路171 ,172 に側路21が連通されるの
で、アキュムレータH2 の蓄圧油圧が直ちに放出され、
ホイールシリンダ181 ,191 ;181 ,192 に供
給される。
【0033】ところで、一般にブレーキペダル2の操作
初期には、負圧ブースタ4及びマスタシリンダ5の前述
のような作動遅れにより、図3に線aで示すように、マ
スタシリンダ5からホイールシリンダホイールシリンダ
181 ,191 ;181 ,192 への出力油圧の伝達に
一定時間Tmsecの遅れが生ずるところ、上記のよう
にブレーキペダル2の踏み込みに応答してアキュムレー
タH2 の蓄圧油圧がホイールシリンダ181 ,191 ;
181 ,192 に規定時間Tmsec供給されると、図
3の線bに示すように、上記の伝達遅れを補償し、ブレ
ーキシリンダ181 ,191 ;181 ,192 の作動初
期の応答性を高めることができる。特に、アキュムレー
タH2 は、蓄圧油圧の出力時の立ち上がり特性が良好で
あるから、ブレーキシリンダ181 ,191 ;181 ,
192 の作動初期の応答性向上を確実なものとすること
ができる。
初期には、負圧ブースタ4及びマスタシリンダ5の前述
のような作動遅れにより、図3に線aで示すように、マ
スタシリンダ5からホイールシリンダホイールシリンダ
181 ,191 ;181 ,192 への出力油圧の伝達に
一定時間Tmsecの遅れが生ずるところ、上記のよう
にブレーキペダル2の踏み込みに応答してアキュムレー
タH2 の蓄圧油圧がホイールシリンダ181 ,191 ;
181 ,192 に規定時間Tmsec供給されると、図
3の線bに示すように、上記の伝達遅れを補償し、ブレ
ーキシリンダ181 ,191 ;181 ,192 の作動初
期の応答性を高めることができる。特に、アキュムレー
タH2 は、蓄圧油圧の出力時の立ち上がり特性が良好で
あるから、ブレーキシリンダ181 ,191 ;181 ,
192 の作動初期の応答性向上を確実なものとすること
ができる。
【0034】この場合、アキュムレータH2 の上流側の
一方向弁24により、アキュムレータH2 からマスタシ
リンダ5への蓄圧油圧の逆流は阻止される。
一方向弁24により、アキュムレータH2 からマスタシ
リンダ5への蓄圧油圧の逆流は阻止される。
【0035】次いでステップS9では、ブレーキペダル
2の踏み込み速度が規定値A以上か否か、即ちブレーキ
操作速度スイッチ13がオンか否かが判定され、オンで
あれば、ステップS10で切換弁23の左動位置を継続
して保持する。これにより急制動操作時のブレーキシリ
ンダ181 ,191 ;181 ,192 の応答性向上と制
動力強化を図ることができる。
2の踏み込み速度が規定値A以上か否か、即ちブレーキ
操作速度スイッチ13がオンか否かが判定され、オンで
あれば、ステップS10で切換弁23の左動位置を継続
して保持する。これにより急制動操作時のブレーキシリ
ンダ181 ,191 ;181 ,192 の応答性向上と制
動力強化を図ることができる。
【0036】一方、ステップS9において、ブレーキ操
作速度スイッチ13がオフと判定されると、ステップS
11に移り、切換弁23を右動させる。その結果、アキ
ュムレータH2 の油圧放出が止められ、それに代わって
マスタシリンダ5の出力油圧が通常通り、ホイールシリ
ンダ181 ,191 ;181 ,192 に供給されるよう
になると共に、再びアキュムレータH2 への蓄圧が行わ
れる。また、ブレーキペダル2を、踏み込み途中から急
激に踏み込んだ場合には、再度蓄圧されたアキュムレー
タH2 から油圧が放出され、図3の点線Cで示すよう
に、ホイールシリンダ181 ,191 ;181 ,192
の作動油圧を急速に上昇させ、制動力を素早く高めるこ
とができる。
作速度スイッチ13がオフと判定されると、ステップS
11に移り、切換弁23を右動させる。その結果、アキ
ュムレータH2 の油圧放出が止められ、それに代わって
マスタシリンダ5の出力油圧が通常通り、ホイールシリ
ンダ181 ,191 ;181 ,192 に供給されるよう
になると共に、再びアキュムレータH2 への蓄圧が行わ
れる。また、ブレーキペダル2を、踏み込み途中から急
激に踏み込んだ場合には、再度蓄圧されたアキュムレー
タH2 から油圧が放出され、図3の点線Cで示すよう
に、ホイールシリンダ181 ,191 ;181 ,192
の作動油圧を急速に上昇させ、制動力を素早く高めるこ
とができる。
【0037】次に図4により、本発明の第2実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0038】これの上記第1実施例との相違点は、障害
物センサ29の出力信号に基づく自動制動時や操縦者に
よる制動操作時に補助的に作動させる電動式の油圧ポン
プ30をアキュムレータH2 への蓄圧のための油圧供給
手段として用いるようにした点である。即ち、この油圧
ポンプ30は、ポンプシリンダ32と、このポンプシリ
ンダ32に嵌装されてその端壁との間にポンプ室31を
区画するポンプピストン33と、このポンプピストン3
3をポンプ室31の容積拡張方向に付勢する戻しばね3
4とを備える。ポンプシリンダ32の端壁及び側壁に
は、ポンプ室31の吸入口35及び吐出口36がそれぞ
れ設けられており、ポンプ室31がマスタシリンダ5と
制動補助装置20間の油路171 ,172 に介入するよ
うに、吸入口35に油路171 ,172 の上流側が、吐
出口36にその下流側がそれぞれ接続される。
物センサ29の出力信号に基づく自動制動時や操縦者に
よる制動操作時に補助的に作動させる電動式の油圧ポン
プ30をアキュムレータH2 への蓄圧のための油圧供給
手段として用いるようにした点である。即ち、この油圧
ポンプ30は、ポンプシリンダ32と、このポンプシリ
ンダ32に嵌装されてその端壁との間にポンプ室31を
区画するポンプピストン33と、このポンプピストン3
3をポンプ室31の容積拡張方向に付勢する戻しばね3
4とを備える。ポンプシリンダ32の端壁及び側壁に
は、ポンプ室31の吸入口35及び吐出口36がそれぞ
れ設けられており、ポンプ室31がマスタシリンダ5と
制動補助装置20間の油路171 ,172 に介入するよ
うに、吸入口35に油路171 ,172 の上流側が、吐
出口36にその下流側がそれぞれ接続される。
【0039】またポンプ室31には、吸入口35を開閉
するポペット弁37が設けられる。このポペット弁37
の弁杆には、ポンプピストン33の中空部33aに摺動
自在に嵌合するフランジ37aが形成されており、この
フランジ37aに当接して、中空部33aからのフラン
ジ37aの脱出を拘束するストッパ33bがポンプピス
トン33の内端に固着される。そして、フランジ37a
は、中空部33a内の弁ばね38によりストッパ33b
との当接方向へ付勢される。
するポペット弁37が設けられる。このポペット弁37
の弁杆には、ポンプピストン33の中空部33aに摺動
自在に嵌合するフランジ37aが形成されており、この
フランジ37aに当接して、中空部33aからのフラン
ジ37aの脱出を拘束するストッパ33bがポンプピス
トン33の内端に固着される。そして、フランジ37a
は、中空部33a内の弁ばね38によりストッパ33b
との当接方向へ付勢される。
【0040】ポンプピストン33の外端面には、これを
押圧し得るように偏心カム39が係合し、この偏心カム
39の駆動軸39aに電動モータ40が連結される。ポ
ンプピストン33は、通常、戻しばね34の付勢力によ
り、偏心カム39のベース部と係合する後退位置に保持
されるもので、そのとき、ストッパ33bがポペット弁
37のフランジ37aを支持してポペット弁37を開弁
位置に保持するようになっている。
押圧し得るように偏心カム39が係合し、この偏心カム
39の駆動軸39aに電動モータ40が連結される。ポ
ンプピストン33は、通常、戻しばね34の付勢力によ
り、偏心カム39のベース部と係合する後退位置に保持
されるもので、そのとき、ストッパ33bがポペット弁
37のフランジ37aを支持してポペット弁37を開弁
位置に保持するようになっている。
【0041】電動モータ40は、第1実施例の副制御弁
14と同様に、ブレーキ操作スイッチ12や障害物検知
センサ29、蓄圧スイッチ26等の出力信号に基づく電
子制御ユニット15の出力により作動される。而して、
この電動モータ40の作動により偏心カム39を回転さ
せれば、戻しばね34の付勢力との協働により、ポンプ
ピストン33を前後に往復動させることができる。その
際、ポンプピストン33の前進によれば、当初、ポペッ
ト弁37も共に前進するが、間もなくポペット弁37は
弁ばね38の荷重をもって吸入口35を閉じて停止し、
続くポンプピストン33の前進により、ポンプ室31を
加圧して油圧を発生させ、それを吐出口36から吐出す
ることができる。またポンプピストン33の後退によれ
ば、マスタシリンダ5の作動油を吸入口35を通してポ
ンプ室31に吸入することができる。このように油圧ポ
ンプ30を作動させれば、ブレーキペダル2の踏み込み
状態の如何に拘らず、吐出口36から油圧を出力するこ
とができる。
14と同様に、ブレーキ操作スイッチ12や障害物検知
センサ29、蓄圧スイッチ26等の出力信号に基づく電
子制御ユニット15の出力により作動される。而して、
この電動モータ40の作動により偏心カム39を回転さ
せれば、戻しばね34の付勢力との協働により、ポンプ
ピストン33を前後に往復動させることができる。その
際、ポンプピストン33の前進によれば、当初、ポペッ
ト弁37も共に前進するが、間もなくポペット弁37は
弁ばね38の荷重をもって吸入口35を閉じて停止し、
続くポンプピストン33の前進により、ポンプ室31を
加圧して油圧を発生させ、それを吐出口36から吐出す
ることができる。またポンプピストン33の後退によれ
ば、マスタシリンダ5の作動油を吸入口35を通してポ
ンプ室31に吸入することができる。このように油圧ポ
ンプ30を作動させれば、ブレーキペダル2の踏み込み
状態の如何に拘らず、吐出口36から油圧を出力するこ
とができる。
【0042】油路171 ,172 の、側路21に迂回さ
れる中間部には電磁式の常開弁41が、また側路21
の、アキュムレータH2 より下流の部分には電磁式の常
閉弁42がそれぞれ挿入される。
れる中間部には電磁式の常開弁41が、また側路21
の、アキュムレータH2 より下流の部分には電磁式の常
閉弁42がそれぞれ挿入される。
【0043】常開弁41をオン(閉弁)すると共に、常
閉弁42をオフ(閉弁)した状態のとき、油圧ポンプ3
0を作動させれば、その吐出油圧を一方向弁24を介し
てアキュムレータH2 に供給し、蓄圧することができ
る。アキュムレータH2 が蓄圧状態のとき、常閉弁42
をオン(開弁)すれば、アキュムレータH2 の蓄圧油圧
が解放され、これをホイールシリンダ181 ,191 ;
182 ,192 に供給して、これらを作動させることが
できる。また常開弁41及び常閉弁42が共にオフして
おり、且つ油圧ポンプ30が休止状態にあるとき、ブレ
ーキペダル2が踏み込み操作されると、マスタシリンダ
5の出力油圧を油圧ポンプ30の吸入口35、ポンプ室
31、吐出口36及び常開弁41を通して、通常通りホ
イールシリンダ181 ,191 ;182 ,192 に供給
することができる。
閉弁42をオフ(閉弁)した状態のとき、油圧ポンプ3
0を作動させれば、その吐出油圧を一方向弁24を介し
てアキュムレータH2 に供給し、蓄圧することができ
る。アキュムレータH2 が蓄圧状態のとき、常閉弁42
をオン(開弁)すれば、アキュムレータH2 の蓄圧油圧
が解放され、これをホイールシリンダ181 ,191 ;
182 ,192 に供給して、これらを作動させることが
できる。また常開弁41及び常閉弁42が共にオフして
おり、且つ油圧ポンプ30が休止状態にあるとき、ブレ
ーキペダル2が踏み込み操作されると、マスタシリンダ
5の出力油圧を油圧ポンプ30の吸入口35、ポンプ室
31、吐出口36及び常開弁41を通して、通常通りホ
イールシリンダ181 ,191 ;182 ,192 に供給
することができる。
【0044】この実施例においては、負圧ブースタ4及
びマスタシリンダ5により、或いは負圧ブースタ4、マ
スタシリンダ5及び油圧ポンプ30により、或いは油圧
ポンプ30単独により本発明の第1液圧供給装置H1 が
構成される。
びマスタシリンダ5により、或いは負圧ブースタ4、マ
スタシリンダ5及び油圧ポンプ30により、或いは油圧
ポンプ30単独により本発明の第1液圧供給装置H1 が
構成される。
【0045】電動モータ40、常開弁41及び常閉弁4
2は電子制御ユニット15により、図5のフローチャー
トに示す手順に従って制御される。
2は電子制御ユニット15により、図5のフローチャー
トに示す手順に従って制御される。
【0046】その他の構成は、前実施例と同様であり、
図中、前実施例と対応する部分には、それと同一の符号
を付して、その説明を省略する。
図中、前実施例と対応する部分には、それと同一の符号
を付して、その説明を省略する。
【0047】而して、図5のフローチャートに従えば、
ブレーキペダル2の休止時に、電動モータ40により油
圧ポンプ30を作動して、その吐出油圧をアキュムレー
タH 2 に蓄圧することができる。制動操作初期や急制動
操作時には、常閉弁42のオン(開弁)により、アキュ
ムレータH2 の蓄圧油圧をホイールシリンダ181 ,1
91 ;182 ,192 に供給して、制動を遅れなく的確
に行うことができる。したがって、負圧ブースタ4やマ
スタシリンダ5、油圧ポンプ30等の作動遅れが補償さ
れる。
ブレーキペダル2の休止時に、電動モータ40により油
圧ポンプ30を作動して、その吐出油圧をアキュムレー
タH 2 に蓄圧することができる。制動操作初期や急制動
操作時には、常閉弁42のオン(開弁)により、アキュ
ムレータH2 の蓄圧油圧をホイールシリンダ181 ,1
91 ;182 ,192 に供給して、制動を遅れなく的確
に行うことができる。したがって、負圧ブースタ4やマ
スタシリンダ5、油圧ポンプ30等の作動遅れが補償さ
れる。
【0048】本発明は上記各実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、蓄圧スイッチ26として、アキュ
ムレータピストン27の、ばね室22b側への一定値以
上のストロークを検知してオンするストロークスイッチ
を用いることもできる。
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、蓄圧スイッチ26として、アキュ
ムレータピストン27の、ばね室22b側への一定値以
上のストロークを検知してオンするストロークスイッチ
を用いることもできる。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、制動操作に応じて液圧を出力する第1液圧供給装置
と、この第1液圧供給装置の出力液圧を供給されて作動
して車輪を制動するホイールシリンダとを備えた、車両
用制動装置において、出力液圧の立ち上がりが第1液圧
供給装置より早い第2液圧供給装置を設け、制動操作
時、この第2液圧供給装置の出力液圧を選択的にホイー
ルシリンダに供給するようにしたので、制動操作時、第
2液圧供給装置の作動を選択することにより、第1液圧
供給装置の液圧供給装置の液圧の出力遅れに関係なくホ
イールシリンダを応答性良く作動させることができる。
ば、制動操作に応じて液圧を出力する第1液圧供給装置
と、この第1液圧供給装置の出力液圧を供給されて作動
して車輪を制動するホイールシリンダとを備えた、車両
用制動装置において、出力液圧の立ち上がりが第1液圧
供給装置より早い第2液圧供給装置を設け、制動操作
時、この第2液圧供給装置の出力液圧を選択的にホイー
ルシリンダに供給するようにしたので、制動操作時、第
2液圧供給装置の作動を選択することにより、第1液圧
供給装置の液圧供給装置の液圧の出力遅れに関係なくホ
イールシリンダを応答性良く作動させることができる。
【0050】また、本発明の第2の特徴によれば、第2
液圧供給装置を、その出力液圧として第1液圧供給装置
の出力液圧を蓄圧可能に構成したので、特別な液圧ポン
プを用いることなく、第2液圧供給装置に作動液圧を蓄
圧することができ、装置のコスト低減に寄与することが
できる。
液圧供給装置を、その出力液圧として第1液圧供給装置
の出力液圧を蓄圧可能に構成したので、特別な液圧ポン
プを用いることなく、第2液圧供給装置に作動液圧を蓄
圧することができ、装置のコスト低減に寄与することが
できる。
【0051】さらに、本発明の第3の特徴によれば、第
1液圧供給装置を、これを非制動操作時にも作動可能に
構成すると共に、その時の第1液圧供給装置の出力液圧
を第2液圧供給装置に蓄圧するようにしたので、非制動
操作時に、第1液圧供給装置を効率良く利用して第2液
圧供給装置に作動液圧を蓄圧することができる。
1液圧供給装置を、これを非制動操作時にも作動可能に
構成すると共に、その時の第1液圧供給装置の出力液圧
を第2液圧供給装置に蓄圧するようにしたので、非制動
操作時に、第1液圧供給装置を効率良く利用して第2液
圧供給装置に作動液圧を蓄圧することができる。
【0052】さらにまた、本発明の第4の特徴によれ
ば、第2液圧供給装置の出力液圧を制動操作初期にホイ
ールシリンダに供給するようにしたので、制動操作初期
には、第2液圧供給装置が自動的に作動することによ
り、第1液圧供給装置の液圧出力の遅れに関係なく、ホ
イールシリンダを応答性良く作動させることができる。
ば、第2液圧供給装置の出力液圧を制動操作初期にホイ
ールシリンダに供給するようにしたので、制動操作初期
には、第2液圧供給装置が自動的に作動することによ
り、第1液圧供給装置の液圧出力の遅れに関係なく、ホ
イールシリンダを応答性良く作動させることができる。
【0053】さらにまた、本発明の第5の特徴によれ
ば、第2液圧供給装置の出力液圧を急制動操作時にホイ
ールシリンダに供給するようにしたので、急制動操作時
には、第2液圧供給装置が自動的に作動することによ
り、ホイールを迅速且つ強力に作動させることができ
る。
ば、第2液圧供給装置の出力液圧を急制動操作時にホイ
ールシリンダに供給するようにしたので、急制動操作時
には、第2液圧供給装置が自動的に作動することによ
り、ホイールを迅速且つ強力に作動させることができ
る。
【0054】さらにまた、本発明の第6の特徴によれ
ば、第2液圧供給装置及びホイールシリンダ間に、その
間を選択的に連通させる弁手段を設けたので、弁手段の
作動選択により、第2液圧供給装置からホイールシリン
ダへの液圧供給を適時、確実に行うことができる。
ば、第2液圧供給装置及びホイールシリンダ間に、その
間を選択的に連通させる弁手段を設けたので、弁手段の
作動選択により、第2液圧供給装置からホイールシリン
ダへの液圧供給を適時、確実に行うことができる。
【0055】さらにまた、本発明の第7の特徴によれ
ば、第2液圧供給装置をアキュムレータで構成したの
で、第2液圧供給装置として、比較的安価なアキュムレ
ータの採用が可能となり、装置の更なるコスト低減に寄
与することができる。
ば、第2液圧供給装置をアキュムレータで構成したの
で、第2液圧供給装置として、比較的安価なアキュムレ
ータの採用が可能となり、装置の更なるコスト低減に寄
与することができる。
【図1】本発明の第1実施例に係る自動車用制動装置の
概略図。
概略図。
【図2】上記制動装置の制御手順を示すフローチャー
ト。
ト。
【図3】本発明装置による制動特性の向上を示す線図。
【図4】本発明の第2実施例に係る自動車用制動装置の
概略図。
概略図。
【図5】図5の制動装置の制御手順を示すフローチャー
ト。
ト。
H1 ・・・第1液圧供給装置 H2 ・・・第2液圧供給装置 181 ・・ホイールシリンダ(左前輪ブレーキ用) 182 ・・ホイールシリンダ(右前輪ブレーキ用) 191 ・・ホイールシリンダ(右後輪ブレーキ用) 192 ・・ホイールシリンダ(左後輪ブレーキ用) 23・・・弁手段(切換弁) 41・・・弁手段(常開弁) 42・・・弁手段(常閉弁)
Claims (7)
- 【請求項1】 制動操作に応じて液圧を出力する第1液
圧供給装置(H1 )と、この第1液圧供給装置(H1 )
の出力液圧を供給されて作動して車輪を制動するホイー
ルシリンダ(181 ,191 ;182 ,192 )とを備
えた、車両用制動装置において、 出力液圧の立ち上がりが第1液圧供給装置(H1 )より
早い第2液圧供給装置(H2 )を設け、制動操作時、こ
の第2液圧供給装置(H2 )の出力液圧を選択的にホイ
ールシリンダ(181 ,191 ;182 ,192 )に供
給するようにしたことを特徴とする、車両用制動装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 第2液圧供給装置(H2 )を、その出力液圧として第1
液圧供給装置(H1 )の出力液圧を蓄圧可能に構成した
ことを特徴とする、車両用制動装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、 第1液圧供給装置(H1 )を、これを非制動操作時にも
作動可能に構成すると共に、その時の第1液圧供給装置
(H1 )の出力液圧を第2液圧供給装置(H2)に蓄圧
するようにしたことを特徴とする、車両用制動装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3の一に記載のものにお
いて、 第2液圧供給装置(H2 )の出力液圧を制動操作初期に
ホイールシリンダ(181 ,191 ;182 ,192 )
に供給するようにしたことを特徴とする、車両用制動装
置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4の一に記載のものにお
いて、 第2液圧供給装置(H2 )の出力液圧を急制動操作時に
ホイールシリンダ(181 ,191 ;182 ,192 )
に供給するようにしたことを特徴とする、車両用制動装
置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5の一に記載にものにお
いて、 第2液圧供給装置(H2 )及びホイールシリンダ(18
1 ,191 ;182 ,192 )間に、その間を選択的に
連通させる弁手段(23,41,42)を設けたことを
特徴とする、車両用制動装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6の一に記載にものにお
いて、 第2液圧供給装置(H2 )をアキュムレータで構成した
ことを特徴とする、車両用制動装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15480397A JP3488810B2 (ja) | 1997-06-12 | 1997-06-12 | 車両用制動装置 |
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