JPH11116746A - 半導電性組成物及び該組成物を用いてなるブレード部品 - Google Patents
半導電性組成物及び該組成物を用いてなるブレード部品Info
- Publication number
- JPH11116746A JPH11116746A JP9297792A JP29779297A JPH11116746A JP H11116746 A JPH11116746 A JP H11116746A JP 9297792 A JP9297792 A JP 9297792A JP 29779297 A JP29779297 A JP 29779297A JP H11116746 A JPH11116746 A JP H11116746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- composition
- carbon black
- coupling agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐摩耗性に優れた半導電性組成物、及び、該
組成物を用いてなるブレード部品を提供することを目的
とする。 【解決手段】 本発明の半導電性組成物は、スチレン系
熱可塑性エラストマー100重量部に対し、表面積が7
50〜1000m2 /gであって、DBP吸油量が30
0〜500ml/100gである導電性カーボンブラッ
クを3〜25重量部、充填剤を10〜50重量部、カッ
プリング剤0.1〜3重量部を配合したことによって、
所定の柔軟性及び導電性を満足させた上で更に耐摩耗性
にも優れるため、コピー機などの内部部品であるカーボ
ントナーのクリーナー用ブレード部品の成形体に好まし
く用いられる。
組成物を用いてなるブレード部品を提供することを目的
とする。 【解決手段】 本発明の半導電性組成物は、スチレン系
熱可塑性エラストマー100重量部に対し、表面積が7
50〜1000m2 /gであって、DBP吸油量が30
0〜500ml/100gである導電性カーボンブラッ
クを3〜25重量部、充填剤を10〜50重量部、カッ
プリング剤0.1〜3重量部を配合したことによって、
所定の柔軟性及び導電性を満足させた上で更に耐摩耗性
にも優れるため、コピー機などの内部部品であるカーボ
ントナーのクリーナー用ブレード部品の成形体に好まし
く用いられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐摩耗性に優れた半導
電性組成物、及び、該組成物を用いてなるブレード部品
に関するものである。
電性組成物、及び、該組成物を用いてなるブレード部品
に関するものである。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】コピー
機器やプリンター機器の内部には、図1に示すように、
感光体1の帯電部分に付着したカーボントナー2の厚さ
を均一にするためのブレード部品3、又は、転写後に残
留したカーボントナーを掻き落とすためのブレード部品
4が設けられている。該ブレード部品3、4は一般的
に、ステンレスなどの金属製薄板5の先端に有機高分子
組成物からなる成形体6(以下、単に成形体ともいう)
が接着されたものであり、金属製薄板5が板バネとなっ
てブレード部品先端の成形体6部分を感光体1に対し一
定の荷重で押さえつける役割を果たし、成形体6部分は
その柔軟性によって感光体を傷つけることなく余分なカ
ーボントナー2を掻き落とす役割を果たしている。
機器やプリンター機器の内部には、図1に示すように、
感光体1の帯電部分に付着したカーボントナー2の厚さ
を均一にするためのブレード部品3、又は、転写後に残
留したカーボントナーを掻き落とすためのブレード部品
4が設けられている。該ブレード部品3、4は一般的
に、ステンレスなどの金属製薄板5の先端に有機高分子
組成物からなる成形体6(以下、単に成形体ともいう)
が接着されたものであり、金属製薄板5が板バネとなっ
てブレード部品先端の成形体6部分を感光体1に対し一
定の荷重で押さえつける役割を果たし、成形体6部分は
その柔軟性によって感光体を傷つけることなく余分なカ
ーボントナー2を掻き落とす役割を果たしている。
【0003】ところで、上記、転写後に残留したカーボ
ントナーを感光体1から掻き落とすためのブレード部品
4(以下、クリーナー用ブレード部品ともいう)の成形
体6においては、その用途に適した柔軟性及び導電性が
要求される。
ントナーを感光体1から掻き落とすためのブレード部品
4(以下、クリーナー用ブレード部品ともいう)の成形
体6においては、その用途に適した柔軟性及び導電性が
要求される。
【0004】詳しく説明すると、柔軟性については、成
形体が硬すぎると感光体を傷付けるという問題があり、
成形体が柔らかすぎるとカーボントナーが除去が不十分
であるという問題があるため、成形体には適度の柔軟
性、具体的にはショアA硬度が55〜65程度の柔軟性
が要求される。また、導電性については、カーボントナ
ーは静電気によって感光体に付着しているので、成形体
の導電性が高すぎると感光体の静電気を吸収してしまい
感光体へのカーボントナーの付着を妨げるという問題が
あり、一方、成形体の導電性が低いと成形体にカーボン
トナーが付着して残るためカーボントナーの除去が不十
分になるという問題があるため、成形体には適度の導電
性、具体的には体積抵抗率が1×104 〜1×108 Ω
・cm程度の導電性が要求される。
形体が硬すぎると感光体を傷付けるという問題があり、
成形体が柔らかすぎるとカーボントナーが除去が不十分
であるという問題があるため、成形体には適度の柔軟
性、具体的にはショアA硬度が55〜65程度の柔軟性
が要求される。また、導電性については、カーボントナ
ーは静電気によって感光体に付着しているので、成形体
の導電性が高すぎると感光体の静電気を吸収してしまい
感光体へのカーボントナーの付着を妨げるという問題が
あり、一方、成形体の導電性が低いと成形体にカーボン
トナーが付着して残るためカーボントナーの除去が不十
分になるという問題があるため、成形体には適度の導電
性、具体的には体積抵抗率が1×104 〜1×108 Ω
・cm程度の導電性が要求される。
【0005】従来、上記の柔軟性及び導電性を満足させ
るものとして、クリーナー用ブレード部品の成形体には
シリコンゴムと導電性カーボンブラックとからなる半導
電性の有機高分子組成物が用いられてきた。しかし、該
組成物は耐摩耗性に劣るという欠点があり、即ち、該組
成物を用いた成形体では、感光体やカーボントナーとの
摩擦を繰り返すうちに成形体の形状が変化してしまい、
カーボントナーの除去が不十分になるという問題があっ
た。
るものとして、クリーナー用ブレード部品の成形体には
シリコンゴムと導電性カーボンブラックとからなる半導
電性の有機高分子組成物が用いられてきた。しかし、該
組成物は耐摩耗性に劣るという欠点があり、即ち、該組
成物を用いた成形体では、感光体やカーボントナーとの
摩擦を繰り返すうちに成形体の形状が変化してしまい、
カーボントナーの除去が不十分になるという問題があっ
た。
【0006】そこで、上記シリコンゴムと導電性カーボ
ンブラックとからなる組成物において耐摩耗性を向上さ
せるため、該組成物に対して補強用添加剤をさらに配合
することが考えられたが、補強用添加剤を配合すると組
成物の導電性及び柔軟性を上記所定の範囲に調整するこ
とが困難となるという問題が生じた。このように、クリ
ーナー用ブレード部品の成形体には、上記所定の導電性
及び柔軟性を満足させ、かつ、耐摩耗性にも優れること
が望まれる。
ンブラックとからなる組成物において耐摩耗性を向上さ
せるため、該組成物に対して補強用添加剤をさらに配合
することが考えられたが、補強用添加剤を配合すると組
成物の導電性及び柔軟性を上記所定の範囲に調整するこ
とが困難となるという問題が生じた。このように、クリ
ーナー用ブレード部品の成形体には、上記所定の導電性
及び柔軟性を満足させ、かつ、耐摩耗性にも優れること
が望まれる。
【0007】本発明は、上記課題を解消するためになさ
れたものであり、耐摩耗性に優れた半導電性組成物を提
供するものであり、特にコピー機器などの内部部品であ
るカーボントナーのクリーナー用ブレード部品の成形体
に好適に用いられる半導電性組成物、及び、該組成物を
用いてなるブレード部品を提供するものである。
れたものであり、耐摩耗性に優れた半導電性組成物を提
供するものであり、特にコピー機器などの内部部品であ
るカーボントナーのクリーナー用ブレード部品の成形体
に好適に用いられる半導電性組成物、及び、該組成物を
用いてなるブレード部品を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、スチレン系熱
可塑性エラストマー100重量部に対し、表面積が75
0〜1000m2 /gであって、DBP吸油量が300
〜500ml/100gである導電性カーボンブラック
を3〜25重量部、充填剤を10〜50重量部、カップ
リング剤0.1〜3重量部を配合したことを特徴とする
半導電性組成物、及び、該組成物からなる成形体を金属
製薄板の端面に接着させてなるブレード部品によって、
上記課題を解決するものである。
可塑性エラストマー100重量部に対し、表面積が75
0〜1000m2 /gであって、DBP吸油量が300
〜500ml/100gである導電性カーボンブラック
を3〜25重量部、充填剤を10〜50重量部、カップ
リング剤0.1〜3重量部を配合したことを特徴とする
半導電性組成物、及び、該組成物からなる成形体を金属
製薄板の端面に接着させてなるブレード部品によって、
上記課題を解決するものである。
【0009】即ち本発明では、ベースポリマーとして耐
摩耗性に優れたスチレン系熱可塑性エラストマーを用
い、特定のカーボンブラックを配合することでカーボン
ブラックの多量配合による組成物の硬度の増加を防止し
つつ耐摩耗性にも優れ、加えて、充填剤及びカップリン
グ剤によって充填剤とベースポリマーとの相溶性を高め
つつ更に耐摩耗性を向上させることができ、この配合組
成によって、適度の硬度及び導電性を有し、耐摩耗性に
も優れる組成物としたのである。
摩耗性に優れたスチレン系熱可塑性エラストマーを用
い、特定のカーボンブラックを配合することでカーボン
ブラックの多量配合による組成物の硬度の増加を防止し
つつ耐摩耗性にも優れ、加えて、充填剤及びカップリン
グ剤によって充填剤とベースポリマーとの相溶性を高め
つつ更に耐摩耗性を向上させることができ、この配合組
成によって、適度の硬度及び導電性を有し、耐摩耗性に
も優れる組成物としたのである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、半導電性組成
物のベースとなる有機高分子として耐摩耗性に優れたス
チレン系熱可塑性エラストマーを用いる。上記スチレン
系熱可塑性エラストマーとしては、特に制限はなく、例
えば、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン
−イソプレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン
−スチレンブロック共重合体、またはこれらに水素添加
してなる水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合
体、水素添加スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体などが挙げられる。なかでも耐摩耗性の点から
特に、水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合
体、水素添加スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体が好適に用いられる。
物のベースとなる有機高分子として耐摩耗性に優れたス
チレン系熱可塑性エラストマーを用いる。上記スチレン
系熱可塑性エラストマーとしては、特に制限はなく、例
えば、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレ
ン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン
−イソプレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン
−スチレンブロック共重合体、またはこれらに水素添加
してなる水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合
体、水素添加スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体などが挙げられる。なかでも耐摩耗性の点から
特に、水素添加スチレン−ブタジエンブロック共重合
体、水素添加スチレン−ブタジエン−スチレンブロック
共重合体が好適に用いられる。
【0011】また、本発明においては上記スチレン系熱
可塑性エラストマーに対し、表面積が750〜1000
m2 /gであって、DBP吸油量が300〜500ml
/100gである導電性カーボンブラックを配合する。
なお、本発明において表面積はASTM D 3037
によって測定した値とし、DBP吸油量はJIS K6
221によって測定した値とする。
可塑性エラストマーに対し、表面積が750〜1000
m2 /gであって、DBP吸油量が300〜500ml
/100gである導電性カーボンブラックを配合する。
なお、本発明において表面積はASTM D 3037
によって測定した値とし、DBP吸油量はJIS K6
221によって測定した値とする。
【0012】本発明に用いられる導電性カーボンブラッ
クは表面積及びDBP吸油量が上記範囲内のものであれ
ば特に制限はなく、例えばファーネスブラック等が挙げ
られる。本発明においては、導電性カーボンブラックの
表面積が上記範囲外であると耐摩耗性が低下し、また、
導電性付与のために多量配合しなければならず組成物の
硬度が高くなるため好ましくない。また、導電性カーボ
ンブラックのDBP吸油量が上記範囲外であると導電性
及び耐摩耗性の点から好ましくない。
クは表面積及びDBP吸油量が上記範囲内のものであれ
ば特に制限はなく、例えばファーネスブラック等が挙げ
られる。本発明においては、導電性カーボンブラックの
表面積が上記範囲外であると耐摩耗性が低下し、また、
導電性付与のために多量配合しなければならず組成物の
硬度が高くなるため好ましくない。また、導電性カーボ
ンブラックのDBP吸油量が上記範囲外であると導電性
及び耐摩耗性の点から好ましくない。
【0013】また、本発明において、上記の導電性カー
ボンブラックの配合量はスチレン系熱可塑性エラストマ
ー100重量部に対し、3〜25重量部である。導電性
カーボンブラックの配合量が3重量部未満であると組成
物が導電性に劣るため好ましくなく、25重量部を超え
ると組成物の硬度が高くなるため好ましくない。
ボンブラックの配合量はスチレン系熱可塑性エラストマ
ー100重量部に対し、3〜25重量部である。導電性
カーボンブラックの配合量が3重量部未満であると組成
物が導電性に劣るため好ましくなく、25重量部を超え
ると組成物の硬度が高くなるため好ましくない。
【0014】また、本発明においては、耐摩耗性を高め
るため上記スチレン系熱可塑性エラストマーに対し充填
剤を配合する。充填剤としては通常用いられるものであ
れば特に制限はなく、例えば、クレー、タルク、シリカ
などが挙げられ、また、補強用カーボンブラックであっ
てもよいが、充填剤として用いる補強用カーボンブラッ
クは、上記特定の表面積及び特定の導電率を有する導電
性カーボンブラックとは異なるものを用い、具体的に
は、表面積が100〜300m2 /g程度で、DBP吸
油量が100〜300ml/100g程度のものを用い
る。本発明においては、上記充填剤のなかでも耐摩耗性
の点から特に、補強用カーボンブラック及び/又はクレ
ーを用いることが好ましく、なかでも組成物の電気的特
性を安定させるという点及び耐摩耗性の点から特に、補
強用カーボンブラック及びクレーを用いることがさらに
好ましい。
るため上記スチレン系熱可塑性エラストマーに対し充填
剤を配合する。充填剤としては通常用いられるものであ
れば特に制限はなく、例えば、クレー、タルク、シリカ
などが挙げられ、また、補強用カーボンブラックであっ
てもよいが、充填剤として用いる補強用カーボンブラッ
クは、上記特定の表面積及び特定の導電率を有する導電
性カーボンブラックとは異なるものを用い、具体的に
は、表面積が100〜300m2 /g程度で、DBP吸
油量が100〜300ml/100g程度のものを用い
る。本発明においては、上記充填剤のなかでも耐摩耗性
の点から特に、補強用カーボンブラック及び/又はクレ
ーを用いることが好ましく、なかでも組成物の電気的特
性を安定させるという点及び耐摩耗性の点から特に、補
強用カーボンブラック及びクレーを用いることがさらに
好ましい。
【0015】本発明において、上記充填剤の配合量はス
チレン系熱可塑性エラストマー100重量部に対し10
〜50重量部である。配合量が10重量部未満であると
耐摩耗性に劣るため好ましくなく、また、配合量が50
重量部を超えると組成物の硬度が高くなるため好ましく
ない。
チレン系熱可塑性エラストマー100重量部に対し10
〜50重量部である。配合量が10重量部未満であると
耐摩耗性に劣るため好ましくなく、また、配合量が50
重量部を超えると組成物の硬度が高くなるため好ましく
ない。
【0016】さらに、本発明においては、上記スチレン
系熱可塑性エラストマーと充填剤との相溶性を高め両者
を均一に混合できるよう、カップリング剤を配合する。
カップリング剤としては、通常用いられるものであれば
特に制限はなく、例えば、シラン系カップリング剤、チ
タネート系カップリング剤等が挙げられる。本発明にお
いては上記カップリング剤のなかでも補強効果の点から
特にシラン系カップリング剤を用いることが好ましく、
シラン系カップリング剤としては特に制限はなく、例え
ば、ビニルシラン、アミノシラン、メルカプトシランな
どが挙げられる。
系熱可塑性エラストマーと充填剤との相溶性を高め両者
を均一に混合できるよう、カップリング剤を配合する。
カップリング剤としては、通常用いられるものであれば
特に制限はなく、例えば、シラン系カップリング剤、チ
タネート系カップリング剤等が挙げられる。本発明にお
いては上記カップリング剤のなかでも補強効果の点から
特にシラン系カップリング剤を用いることが好ましく、
シラン系カップリング剤としては特に制限はなく、例え
ば、ビニルシラン、アミノシラン、メルカプトシランな
どが挙げられる。
【0017】上記カップリング剤の配合量は、スチレン
系熱可塑性エラストマー100重量部に対し0.1〜3
重量部である。配合量が0.1重量部未満であるとスチ
レン系熱可塑性エラストマーと充填剤との相溶性が低く
組成物が不均一になるため好ましくなく、また、配合量
が3重量部を超えると添加効果に変化がなくなるため好
ましくない。
系熱可塑性エラストマー100重量部に対し0.1〜3
重量部である。配合量が0.1重量部未満であるとスチ
レン系熱可塑性エラストマーと充填剤との相溶性が低く
組成物が不均一になるため好ましくなく、また、配合量
が3重量部を超えると添加効果に変化がなくなるため好
ましくない。
【0018】また、本発明においては、上記の半導電性
組成物に対し、本発明の目的を損なわない範囲で、必要
に応じて各種添加剤等を添加してもよい。添加剤として
は、ステアリン酸やオレイン酸などの高級脂肪酸やステ
アリン酸亜鉛やステアリン酸カルシウムなどの高級脂肪
酸金属塩などの加工助剤、ヒンダードフェノール系やア
ミノ系、チオプロピオネート系などの酸化防止剤などが
挙げられる。
組成物に対し、本発明の目的を損なわない範囲で、必要
に応じて各種添加剤等を添加してもよい。添加剤として
は、ステアリン酸やオレイン酸などの高級脂肪酸やステ
アリン酸亜鉛やステアリン酸カルシウムなどの高級脂肪
酸金属塩などの加工助剤、ヒンダードフェノール系やア
ミノ系、チオプロピオネート系などの酸化防止剤などが
挙げられる。
【0019】本発明において上記の半導電性組成物は、
スチレン系熱可塑性エラストマーに、特定の導電性カー
ボンブラック、充填剤、及びカップリング剤を配合し、
混練した後、プレス成形、射出成形などによって所望の
形状に成形され、各種用途に用いられる。
スチレン系熱可塑性エラストマーに、特定の導電性カー
ボンブラック、充填剤、及びカップリング剤を配合し、
混練した後、プレス成形、射出成形などによって所望の
形状に成形され、各種用途に用いられる。
【0020】また、本発明においては、上記組成の半導
電性組成物とすることによって、該組成物はショアA硬
度を55〜65、かつ、体積抵抗率を1×104 〜1×
108 Ω・cmとすることができ、耐摩耗性のも優れる
ため、上記本発明の組成物からなる成形体は、コピー機
やプリンター機の内部に用いられるカーボントナーのク
リーナー用ブレード部品の成形体に特に好適に用いられ
る。
電性組成物とすることによって、該組成物はショアA硬
度を55〜65、かつ、体積抵抗率を1×104 〜1×
108 Ω・cmとすることができ、耐摩耗性のも優れる
ため、上記本発明の組成物からなる成形体は、コピー機
やプリンター機の内部に用いられるカーボントナーのク
リーナー用ブレード部品の成形体に特に好適に用いられ
る。
【0021】上記ブレード部品は、金属製薄板の端面に
上記半導電性組成物からなる成形体を積層させ、接着さ
せるなどによって固定させたものであり、コピー機やプ
リンター機の内部で、転写後に残留したカーボントナー
を感光体から掻き落とす役割を果たすものである。
上記半導電性組成物からなる成形体を積層させ、接着さ
せるなどによって固定させたものであり、コピー機やプ
リンター機の内部で、転写後に残留したカーボントナー
を感光体から掻き落とす役割を果たすものである。
【0022】
(実施例1〜10、比較例1〜5)表1〜3に示す配合
の半導電性組成物について、耐摩耗性、導電性及び柔軟
性を評価した。結果を表1〜3に示す。なお、評価方法
は以下の通りである。 (耐摩耗性)上記組成物の耐摩耗性は、JIS K 7
204に準拠し、テーバー摩耗試験機を用いて1000
回転で減少した重量を示すテーバー摩耗によって評価し
た。 (導電性)上記組成物の体積抵抗率はJIS K 67
23に準拠して測定した。 (柔軟性)上記組成物の柔軟性はショアA硬度計にて測
定したショアA硬度によって評価した。
の半導電性組成物について、耐摩耗性、導電性及び柔軟
性を評価した。結果を表1〜3に示す。なお、評価方法
は以下の通りである。 (耐摩耗性)上記組成物の耐摩耗性は、JIS K 7
204に準拠し、テーバー摩耗試験機を用いて1000
回転で減少した重量を示すテーバー摩耗によって評価し
た。 (導電性)上記組成物の体積抵抗率はJIS K 67
23に準拠して測定した。 (柔軟性)上記組成物の柔軟性はショアA硬度計にて測
定したショアA硬度によって評価した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【発明の効果】本発明の半導電性組成物は、スチレン系
熱可塑性エラストマー100重量部に対し、表面積が7
50〜1000m2 /gであって、DBP吸油量が30
0〜500ml/100gである導電性カーボンブラッ
クを3〜25重量部、充填剤を10〜50重量部、カッ
プリング剤0.1〜3重量部を配合したことによって、
耐摩耗性に優れた組成物となる。また、充填剤が補強用
カーボンブラック及び/又はクレーであることによっ
て、さらに耐摩耗性に優れる。また、カップリング剤が
シランカップリング剤であることによって、さらに耐摩
耗性に優れる。また、組成物のショアA硬度が55〜6
5であって、かつ、体積抵抗率が1×104 〜1×10
8 Ω・cmであることによって、所定の柔軟性及び導電
性を満足させた上で更に耐摩耗性にも優れるため、コピ
ー機などの内部部品であるカーボントナーのクリーナー
用ブレード部品の成形体に特に好ましく用いられる。ま
た、本発明のカーボントナーのクリーナー用ブレード部
品は、上記半導電性組成物からなる成形体を金属製薄板
の端面に積層させ、固定させてなるものであることによ
って、所定の柔軟性及び導電性を満足させた上で更に耐
摩耗性にも優れたブレード部品となる。
熱可塑性エラストマー100重量部に対し、表面積が7
50〜1000m2 /gであって、DBP吸油量が30
0〜500ml/100gである導電性カーボンブラッ
クを3〜25重量部、充填剤を10〜50重量部、カッ
プリング剤0.1〜3重量部を配合したことによって、
耐摩耗性に優れた組成物となる。また、充填剤が補強用
カーボンブラック及び/又はクレーであることによっ
て、さらに耐摩耗性に優れる。また、カップリング剤が
シランカップリング剤であることによって、さらに耐摩
耗性に優れる。また、組成物のショアA硬度が55〜6
5であって、かつ、体積抵抗率が1×104 〜1×10
8 Ω・cmであることによって、所定の柔軟性及び導電
性を満足させた上で更に耐摩耗性にも優れるため、コピ
ー機などの内部部品であるカーボントナーのクリーナー
用ブレード部品の成形体に特に好ましく用いられる。ま
た、本発明のカーボントナーのクリーナー用ブレード部
品は、上記半導電性組成物からなる成形体を金属製薄板
の端面に積層させ、固定させてなるものであることによ
って、所定の柔軟性及び導電性を満足させた上で更に耐
摩耗性にも優れたブレード部品となる。
【図1】コピー機器やプリンター機器の内部に用いられ
るブレード部品を示した図である。
るブレード部品を示した図である。
1:感光体 2:カーボントナー 3:ブレード部品 4:ブレード部品 5:金属製薄板 6:成形体
Claims (8)
- 【請求項1】 スチレン系熱可塑性エラストマー100
重量部に対し、表面積が750〜1000m2 /gであ
って、DBP吸油量が300〜500ml/100gで
ある導電性カーボンブラックを3〜25重量部、充填剤
を10〜50重量部、カップリング剤0.1〜3重量部
を配合したことを特徴とする半導電性組成物。 - 【請求項2】 充填剤が補強用カーボンブラック及び/
又はクレーである請求項1記載の半導電性組成物。 - 【請求項3】 カップリング剤がシランカップリング剤
である請求項1または請求項2記載の半導電性組成物。 - 【請求項4】 ショアA硬度が55〜65であって、か
つ、体積抵抗率が1×104 〜1×108 Ω・cmであ
る請求項1〜3いずれかに記載の半導電性組成物。 - 【請求項5】 金属製薄板の端面に半導電性組成物から
なる成形体を積層させ、固定させてなるブレード部品で
あって、該組成物がスチレン系熱可塑性エラストマー1
00重量部に対し、表面積が750〜1000m2 /g
であって、DBP吸油量が300〜500ml/100
gである導電性カーボンブラックを3〜25重量部、充
填剤を10〜50重量部、カップリング剤0.1〜3重
量部を配合してなることを特徴とするカーボントナーの
クリーナー用ブレード部品。 - 【請求項6】 充填剤が補強用カーボンブラック及び/
又はクレーである請求項5記載のカーボントナーのクリ
ーナー用ブレード部品。 - 【請求項7】 カップリング剤がシランカップリング剤
である請求項5または請求項6記載のカーボントナーの
クリーナー用ブレード部品。 - 【請求項8】 ショアA硬度が55〜65であって、か
つ、体積抵抗率が1×104 〜1×108 Ω・cmであ
る請求項5〜7いずれかに記載のカーボントナーのクリ
ーナー用ブレード部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9297792A JPH11116746A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 半導電性組成物及び該組成物を用いてなるブレード部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9297792A JPH11116746A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 半導電性組成物及び該組成物を用いてなるブレード部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11116746A true JPH11116746A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17851238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9297792A Pending JPH11116746A (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 半導電性組成物及び該組成物を用いてなるブレード部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11116746A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100837424B1 (ko) | 2006-02-20 | 2008-06-12 | 주식회사 엘지화학 | 전도성 스티렌계 열가소성 수지 조성물 및 이를 포함하는캐리어테이프용 시트 |
| KR20220065776A (ko) * | 2019-09-20 | 2022-05-20 | 오리온 엔지니어드 카본스 아이피 게엠베하 운트 코. 카게 | 이력현상이 감소된 정전기방지성 또는 전기 전도성 중합체 조성물 |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP9297792A patent/JPH11116746A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100837424B1 (ko) | 2006-02-20 | 2008-06-12 | 주식회사 엘지화학 | 전도성 스티렌계 열가소성 수지 조성물 및 이를 포함하는캐리어테이프용 시트 |
| KR20220065776A (ko) * | 2019-09-20 | 2022-05-20 | 오리온 엔지니어드 카본스 아이피 게엠베하 운트 코. 카게 | 이력현상이 감소된 정전기방지성 또는 전기 전도성 중합체 조성물 |
| JP2022548723A (ja) * | 2019-09-20 | 2022-11-21 | オリオン エンジニアード カーボンズ アイピー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディト ゲゼルシャフト | 低減されたヒステレシスを有する帯電防止性または導電性ポリマー組成物 |
| US12068087B2 (en) | 2019-09-20 | 2024-08-20 | Orion Engineered Carbons Ip Gmbh & Co. Kg | Antistatic or electrically conductive polymeric composition with reduced hysteresis |
| US12555699B2 (en) | 2019-09-20 | 2026-02-17 | Orion Engineered Carbons Ip Gmbh & Co. Kg | Antistatic or electrically conductive polymeric composition with reduced hysteresis |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6890942B2 (ja) | 電子写真用の導電性部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
| JP3449726B2 (ja) | 導電性ゴム組成物及びその製造方法 | |
| KR100572285B1 (ko) | 전도성 부재, 이것을 이용한 전자 사진 장치 및 프로세스카트리지 | |
| KR100689140B1 (ko) | 대전 부재, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 장치 | |
| JP3593402B2 (ja) | 半導電性ゴム | |
| US10199134B2 (en) | Electrically conductive rubber composition, and developing roller | |
| JPH11116747A (ja) | 半導電性組成物及び該組成物を用いてなるブレード部品 | |
| JP5926088B2 (ja) | 電子写真機器用導電性ロール | |
| JP3797028B2 (ja) | 電子写真装置用導電性組成物およびそれを用いた導電性ロール、並びにその製法 | |
| JPH0572889A (ja) | 現像装置 | |
| KR20060058146A (ko) | Oa 용 도전성 고무 롤러 및 그 제조 방법 | |
| JP4172664B2 (ja) | 転写ベルト及びその製造方法 | |
| JP2002173594A (ja) | 導電性ゴム組成物及び導電性ローラ | |
| JP2007086498A (ja) | 電子写真式画像形成用ゴム部材及び電子写真式画像形成装置 | |
| JP4477192B2 (ja) | 導電性部材 | |
| JP3115055B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2000327845A (ja) | 液状ゴム組成物およびそれを用いた電子写真用部材 | |
| JP4165787B2 (ja) | 紙葉類搬送部材用ゴム材、紙葉類搬送部材およびこれを用いた給紙装置 | |
| JP3922546B2 (ja) | 導電性ゴムローラ | |
| JP3112833B2 (ja) | 現像部材 | |
| JPH09222809A (ja) | 導電性ベルト | |
| JP2026005092A (ja) | 再生弾性ローラの製造方法 | |
| JP2000198868A (ja) | 発泡性ゴム組成物及び導電性ロ―ル | |
| JPH0754836A (ja) | 導電性ロール | |
| JP2001056017A (ja) | 半導電性ロールとこれを備えた現像装置 |