JPH11117211A - 舗装用舗石 - Google Patents

舗装用舗石

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JPH11117211A
JPH11117211A JP9299541A JP29954197A JPH11117211A JP H11117211 A JPH11117211 A JP H11117211A JP 9299541 A JP9299541 A JP 9299541A JP 29954197 A JP29954197 A JP 29954197A JP H11117211 A JPH11117211 A JP H11117211A
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JP
Japan
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paving stone
synthetic resin
pavement
paving
resin layer
Prior art date
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JP9299541A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Nitsutou
重信 日東
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MINO CRAFT KK
NITTO KENZAI KOGYO KK
Original Assignee
MINO CRAFT KK
NITTO KENZAI KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間等の暗がりであっても、目視によって容
易に屋外に配設された舗装用舗石を確認することができ
るため、歩行者等が横断歩道や交差点等の存在をできる
だけ早い時点で確実に確認することが可能な舗装用舗石
の提供を目的とする。 【解決手段】 タイル素材10の表示部20に設けられ
た溝部20aに、蓄光性蛍光体を混入した合成樹脂層3
0を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、舗道の舗装用に用
いられる舗装用舗石に係り、特に、蓄光性を有する磁器
質タイルを用いた舗装用舗石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、舗道の舗装用として、雰囲気
の良い景観を得る目的で、歩道や公園或いは広場等の舗
装用舗石として、磁器質タイルによる舗装用舗石が用い
られている。また、この舗装用舗石の表面に、特定の形
状の段差や突起が設けられて、横断歩道部を表す図9及
び歩道巻込部を表す図10に示すような、歩行者へ舗道
の周囲状況の表示を行う表示用舗石として用いられてい
る。例えば、位置表示用舗石aは、停止または警告の表
示に用いられ、誘導表示用舗石bは進行ルートの表示に
用いられる。上記した表示用舗石では、横断歩道や交差
点での巻込みの虞れのある場所、或いは歩道橋の昇降部
等に設けられて、歩行者に信号停止場所や危険箇所或い
は進行ルート等を、通過時に段差等を踏み付けたり、目
視することによって確認させるものである。従って、視
覚障害を有する歩行者にとっては、危険箇所の察知や進
行ルートの確認等、重要な役割を有するものである。ま
た、健常者に対しても、カーブや車両によって視界が遮
られるような場所や、考え事をしてぼんやりしている場
合等であっても、横断歩道や交差点等の存在を強調して
アピールされているため、より確実に横断歩道や交差点
等の存在を確認させることができる。従って、それらの
舗装用舗石は、健常者にとっても危険箇所の察知等、安
全対策上重要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した歩行
者への舗道の周囲状況を表示する、表示用の舗装用舗石
にあっては、夜間には目視によっては、十分に確認でき
ないという問題があった。そのため、歩行者等が横断歩
道や交差点等の存在を確認するのが遅れるという問題が
あった。また、特に、街路灯等のない場所であったり、
街路灯があっても深夜には消灯されてしまう場所や、ま
たは停電や故障によって消えてしまった場合等に、横断
歩道や交差点等の存在の確認が遅れるのは、歩行者にと
って非常に危険である。また、確認が遅れることによっ
て舗装用舗石の段差等につまずいてしまうという虞れも
あった。更に、自転車等の場合にはスピードも速いた
め、事故防止上の観点から、できるだけ速い時点で横断
歩道や交差点等の存在確認が可能となる対策が求められ
ている。また、公園等に雰囲気の良い景観を得る目的で
舗装用舗石を用いた場合であっても、夜間ではその効果
を十分得ることができなかった。
【0004】そこで、本発明は、夜間等の暗がりであっ
ても、目視によって容易に舗装用舗石を確認することが
できるため、歩行者等が横断歩道や交差点等の存在をで
きるだけ早い時点で確実に確認することが可能となると
ともに、夜間等に発光することによって、イルミネーシ
ョン的な効果を得ることができ、優れた雰囲気又は景観
を得ることができる技術を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、舗装
用舗石であって、該舗装用舗石が磁器質タイルから形成
されるとともに、上記舗装用舗石の表面に蓄光性蛍光体
を混入せしめた合成樹脂層を有することを特徴とする。
この第1の構成の舗装用舗石によれば、舗装用舗石の表
面に蓄光性蛍光体を混入せしめているため、夜間等の暗
がりであっても、舗装用舗石の蓄光性蛍光体が発光する
ため、目視によって容易に舗装用舗石の存在を確認する
ことができる。また、公園等に用いられた場合には、夜
間等に発光することによって、イルミネーション的な効
果をえることができ、形状や色彩或いは配置等の組み合
わせによって、優れた雰囲気又は景観を得る手段とする
ことができる。
【0006】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記蓄光性蛍光体が、酸化物系蛍光体であることを
特徴とする。この第2の構成の舗装用舗石によれば、蓄
光性蛍光体として、従来の化学的に不安定で耐光性に乏
しいため屋外での使用に不向きな硫化亜鉛系蛍光体に代
えて、化学的に安定で耐光性に優れる酸化物系蛍光体を
使用することによって、蓄光性蛍光体の屋外での使用が
可能になるため、舗装用舗石を現実的に実用可能にする
ことができる。
【0007】また、第3には、上記第1又は2の構成に
おいて、上記蓄光性蛍光体が、アルカリ土類金属のアル
ミン酸塩を用いたものであることを特徴とする。また、
第4には、上記第1又は2又は3の構成において、上記
蓄光性蛍光体が、アルミン酸ストロンチウムを用いたも
のであることを特徴とする。この第3又は第4の構成の
舗装用舗石によれば、蓄光性蛍光体として、従来の残光
時間の短い硫化亜鉛系蛍光体に代えて、酸化物系蛍光体
であるアルカリ土類金属のアルミン酸塩を用いたことに
よって、長時間の残光特性を有し、放射性物質を含有し
なくとも一晩中視認可能な舗装用舗石とすることができ
る。
【0008】また、第5には、上記第2又は3又は4の
構成において、上記合成樹脂層の内部側に、別部材によ
る下地層を有することを特徴とする。また、第6には、
上記第5の構成において、上記下地層が、白色塗料であ
ることを特徴とする。この第5又は6の構成の舗装用舗
石によれば、上記下地層によって蓄光性蛍光体から発せ
られる光を上方に反射可能となるため、上方への光の集
光性が良好となり、十分な輝度を得ることができる。更
に、上記合成樹脂層とタイル素材とが同色若しくは同色
系であっても、上記タイル素材の色彩と上記合成樹脂層
の色彩が交じり合って不明瞭となることがなく、蓄光性
蛍光体から発せられる光を明瞭に上方に反射することが
できる。そのため、上記タイル素材の色彩に影響される
ことがなく、タイル素材の色彩を任意に選択することが
可能になる。
【0009】また、第7には、上記第1又は2又は3又
は4又は5又は6の構成において、上記合成樹脂層の表
面部が、タイル素材表面部に対して陥没して設けられる
ことを特徴とする。この第7の構成の舗装用舗石によれ
ば、上記合成樹脂層の表面部が、タイル素材表面部より
も突出しないため、歩行者等の通過時に踏まれた場合に
も摩耗や欠損することがなく、上記合成樹脂層の表面部
を防護することができる。
【0010】また、第8には、上記第1又は2又は3又
は4又は5又は6又は7に記載の舗装用舗石が、歩行者
へ舗道の周囲状況を表示する表示用であることを特徴と
する。この第8の構成の舗装用舗石によれば、夜間等の
暗がりであっても、目視によって容易に舗装用舗石を確
認することができるため、歩行者等が横断歩道や交差点
等の存在を、より確実に、またできるだけ早い時点で確
認することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての各実
施例を図面を利用して以下に説明する。第1実施例は、
図1及び図2に示すように、歩行者等に進行ルートの表
示を行う誘導表示用に用いられる舗装用舗石A1(以下
誘導表示用舗石A1という。)の例である。該誘導表示
用舗石A1は、タイル素材10に設けられた表示部20
に、蓄光性蛍光体を混入せしめた合成樹脂を充填して合
成樹脂層30を形成することによって設けられる。ま
た、上記タイル素材10は、磁器質の無釉タイプが用い
られるとともに、表面部10aが略正方形の形状に形成
される。表示部20は、図1に示すように、略直線状に
設けられ、両端部が半円状に形成される。また、図2に
示すように、表示部20は、タイル素材10の表面部1
0aから凸状に突出して形成される。従って、歩行者等
が通過時に表示部20を踏み付けることによって、上記
誘導表示用舗石A1の存在が容易に認識され、進行ルー
トの確認を行うことができる。また、図3に示すよう
に、表示部20の中央部には、断面が略V字状であると
ともに外形が表示部20の外形と相似する形状の溝部2
0aが形成される。そして、施工時にタイル素材10の
表面となる部分に、4本の同様な表示部20が並行して
形成された後、焼成される。
【0012】そのように形成されたタイル素材10の、
上記4本の表示部20の溝部20a底面に白色塗料が塗
布されて、下地層40が形成される。そして、該下地層
40の白色塗料が十分に乾燥するまで、2〜3時間程度
乾燥させる。次に、白色塗料が乾燥した状態で、それぞ
れの上記溝部20aに蓄光性蛍光体を混入せしめた合成
樹脂を充填して合成樹脂層30を形成する。その状態
で、タイル素材10ともども乾燥室で、40〜130℃
の雰囲気にて2〜3時間程度乾燥する。また、合成樹脂
としては、アクリルやABS樹脂、或いはエポキシ樹脂
等を用いることが可能である。
【0013】以上のように形成された誘導表示用舗石A
1は、図9及び図10に示すような、従来の誘導表示用
の舗装用舗石bと同様な舗道上の部位に配設して、モル
タルによって固着される。また、上記下地層40を形成
することによって、蓄光性蛍光体から発せられる光は、
上記下地層40で反射されてそのまま上方に反射する。
従って、上方への光の集光性が良好となり、十分な輝度
を得ることができる。尚、白色塗料としては、通常の一
般的は水性ペイントを用いることができる。更に、上記
蓄光性を有する誘導表示用舗石A1によれば、下地層
(白色塗料)40を施すことにより、上記合成樹脂層3
0とタイル素材10とが同色若しくは同色系であって
も、上記タイル素材10の色彩と上記合成樹脂層30の
色彩が交じり合って不明瞭となることがなく、蓄光性蛍
光体から発せられる光を明瞭に上方に反射することがで
きる。そのため、上記タイル素材10の色彩に影響され
ることがなく、タイル素材10の色彩を任意に選択する
ことが可能になる。
【0014】また、蓄光性蛍光体としては、アルカリ土
類金属にアルミン酸塩であるアルミン酸ストロンチウム
を用いる。蓄光性蛍光体として、上記アルミン酸ストロ
ンチウムを用いることによって、酸化物系であるため従
来の硫化亜鉛系の蓄光性蛍光体に比べて化学的に安定で
あり、また紫外線により光分解して黒変せず長期にわた
り耐光性を有する。そのため、屋外での使用が可能とな
り、舗装用舗石として使用することが十分に可能とな
る。更に、蓄光性蛍光体のしてのアルミン酸ストロンチ
ウムは、ユウロピウム等を賦活剤として用い、また共賦
活剤としてジスプロシウム等を用いることによって、硫
化物系蛍光体に比べて遙かに長時間の残光特性を有す
る。具体的には、硫化物系蛍光体が残光時間200分程
度にあるのに対してアルミン酸ストロンチウムでは20
00分程度の残光時間を有する。そのため、舗装用舗石
A1として用いた場合では、日没後8時間以上の残光時
間を有する。従って、放射性物質を含有しなくとも一晩
中視認可能な蓄光性を有する誘導表示用舗石A1とする
ことができる。
【0015】以上述べた本第1実施例のよる誘導表示用
舗石A1によれば、該誘導表示用舗石A1の合成樹脂層
30に蓄光性蛍光体を混入せしめているため、夜間等の
暗がりであっても、舗装用舗石A1の蓄光性蛍光体が発
光するため、歩行者等への進行ルートの表示が可能にな
る。また、この時に、蓄光性蛍光体として、従来の硫化
亜鉛系蛍光体に代えて、アルミン酸ストロンチウムを用
いているため、屋外での使用が可能となり、舗装用舗石
として使用することが十分に可能となるとともに、長時
間の残光特性を有するため、夜間でも一晩中視認が可能
となる。更に、夜間に発光することによって、イルミネ
ーション的な効果を得ることができ、舗道の雰囲気を良
好にすることができる。
【0016】続いて、以下に本発明の第2〜第4実施例
について説明する。尚、第2〜第4実施例における基本
的な作用及び効果は、第1実施例と略同一であるため、
相違する部分のみに説明を限定する。次に第2実施例
は、図4及び図5に示すように、歩行者等に停止又は警
告の表示を行う位置表示用の舗装用舗石A2(以下位置
表示用舗石A2という。)の例である。タイル素材10
は、第1実施例と同様に磁器質の無釉タイプが用いられ
るとともに、表面部10aが略正方形の形状に形成され
る。表示部20は、図4に示すように、略円形状に設け
られる。また、図2に示すように、表示部20は、上記
タイル素材10の表面部10aから凸状に突出して形成
される。従って、歩行者等が通過時に表示部20を踏み
付けることによって、上記位置表示用舗石A2の存在が
容易に認識され、停止又は警告の確認を行うことができ
る。
【0017】また、図5に示すように、表示部20の中
央部には、断面が略V字状で外形が略円形状の溝部20
aが形成される。そして、施工時にタイル素材10の表
面となる部分に、9個の同様な表示部20が形成された
後、焼成される。また、タイル素材10の、上記9個の
表示部20の溝部20a底面に第1実施例と同様な方法
によって白色塗料が塗布されて、下地層40が形成され
る。そして、下地層40の乾燥後に、溝部20aの蓄光
性蛍光体を混入した合成樹脂が充填されて合成樹脂層3
0が形成される。また、蓄光性蛍光体としては第1実施
例と同様に、ユウロピウム等を賦活剤として用い、また
共賦活剤としてジスプロシウム等を用いるアルミン酸ス
トロンチウムが使用される。従って、放射性物質を含有
しなくとも一晩中視認可能な蓄光性を有する位置表示用
舗石A1とすることができる。そして、以上のように形
成された位置表示用舗石A2は、図9及び図10に示す
ような、従来の位置表示用の舗装用舗石aと同様な舗道
上の部位に、モルタルによって固着される。
【0018】以上述べた本第2実施例による位置表示用
舗石A2によれば、該位置表示用舗石A2の合成樹脂層
30に蓄光性蛍光体を混入せしめているため、夜間等の
暗がりであっても、位置表示用舗石A2の蓄光性蛍光体
が発光するため、歩行者等への停止または警告の表示が
可能になる。従って、歩行者等が危険度の高い横断歩道
や交差点等の存在をできるだけ早い時点で確実に確認す
ることが可能となり、事故等を未然に防止することが可
能になる。更に、第1実施例と同様にイルミネーション
的な効果も有する
【0019】次に第3実施例は、図6に示すように、歩
道と車道の境界、公有地と民有地の境界等に用いられる
縁石用の舗装用舗石A3(以下縁石用舗石A3とい
う。)の例である。該縁石用舗石A3は、タイル素材1
0が略直方体に形成されるとともに、施工後に角部とな
る部分にR面取り10bが施される。また、タイル素材
10には断面が略四角形の溝部20aが平行に2本形成
され、その後に焼成される。尚、タイル素材10は、第
1実施例と同様に磁器質の無釉タイプが用いられる。ま
た、上記溝部20aの底面に白色塗料が塗布されて、第
1実施例と同様な方法で下地層40が形成される。そし
て、該下地層40の乾燥後に、溝部20aに蓄光性蛍光
体を混入せしめた合成樹脂を充填することによって合成
樹脂層30が形成される。また、蓄光性蛍光体としては
第1実施例と同様に、ユウロピウム等を賦活剤として用
い、また共賦活剤としてジスプロシウム等を用いるアル
ミン酸ストロンチウムが使用される。従って、放射性物
質を含有しなくとも一晩中視認可能な蓄光性を有する縁
石用舗石A3とすることができる。そして、そのように
形成された縁石用舗石A3は、歩道と車道の境界、公有
地と民有地の境界等の必要な部位に、モルタルによって
固着される。
【0020】以上述べた本第3実施例による縁石用舗石
A3によれば、該縁石用舗石A3の合成樹脂層30に蓄
光性蛍光体を混入せしめているため、夜間等の暗がりで
あっても、縁石用舗石A3の蓄光性蛍光体が発光するた
め、歩行者等への歩道と車道の境界、公有地と民有地の
境界等を容易に確認することが可能になる。特に、歩道
と車道との境界は危険度が高いが、歩道と車道との境界
の存在を歩行者等ができるだけ早い時点で確実に確認す
ることが可能となるため、事故等を未然に防止すること
が可能になる。また車両側にとっても、歩道と車道との
境界の存在を早い時点で確認することができるため、歩
行者や自転車等が飛び出してくる可能性を想定すること
ができ、徐行運転を行うなどの対処をしたり、注意を高
めるなどの事前に備えることが可能になる。更に、第1
実施例と同様にイルミネーション的な効果も有する。
【0021】次に第4実施例は、図7に示すような、特
に、公園等の屋外に設けられる階段のステップ等に用い
られる曲りタイプの舗装用舗石A4(以下曲りタイプ舗
石A4という。)の例である。該曲りタイプ舗石A4
は、タイル素材10が略L字状に形成されるとともに、
タイル素材10の表面部10aには断面が略四角形の溝
部20aが平行に2本形成され、その後に焼成される。
また、階段のステップ等に用いる場合には、図7に示す
ように、上記2本の溝部20aが、ステップの角部とな
る部位の近傍に設けられる。尚、タイル素材10は、第
1実施例と同様に磁器質の無釉タイプが用いられる。ま
た、上記溝部20aの底面に、図8に示すように白色塗
料が塗布されて、第1実施例と同様な方法で下地層40
が形成される。そして、該下地層40の乾燥後に、上記
溝部20aに蓄光性蛍光体を混入せしめた合成樹脂を充
填することによって合成樹脂層30が形成される。ま
た、蓄光性蛍光体としては第1実施例と同様に、ユウロ
ピウム等を賦活剤として用い、また共賦活剤としてジス
プロシウム等を用いるアルミン酸ストロンチウムが使用
される。従って、放射性物質を含有しなくとも一晩中視
認可能な蓄光性を有する曲りタイプ舗石A4とすること
ができる。そして、そのように形成された曲りタイプ舗
石A4は、階段のステップ等の必要な部位に、モルタル
によって固着される。
【0022】また、図8に示すように、タイル素材10
のタイル素材表面部10aと合成樹脂層30の合成樹脂
層表面部30aでは、合成樹脂層表面部30aの方が、
タイル素材表面部10aに対して陥没して設けられる。
従って、上記合成樹脂層表面部30aが、タイル素材表
面部10aよりも突出しない。そのため、歩行者等の通
過時に踏まれた場合にも上記合成樹脂層30が摩耗や欠
損することがなく、上記合成樹脂層表面部30aを防護
することができる。
【0023】以上述べた本第4実施例による曲りタイプ
の舗装用舗石A4によれば、該曲りタイプ舗石A4の合
成樹脂層30に蓄光性蛍光体を混入せしめているため、
夜間等の暗がりであっても、曲りタイプ舗石A3の蓄光
性蛍光体が発光するため、歩行者等が階段のステップを
容易に確認することが可能になる。特に、階段の上り降
り時にステップを踏み外したり、ステップに足が引っ掛
かったりすると大変に危険である。そのため、本第4実
施例のように、夜間に溝部20aが発光するとともに、
2本の溝部20aが平行に、ステップの角部となる部位
の近傍に設けられるため、階段のステップ(特にステッ
プの角部)の存在を歩行者等が確実に確認することが可
能となる。従って、階段からの落下事故等を未然に防止
することが可能になる。また、上述した合成樹脂層表面
部30aの方が、タイル素材表面部10aに対して陥没
して設けられるため、タイル素材表面部10aに凹凸が
形成されるため、すべり止めとなる効果も有する。更
に、第1実施例と同様にイルミネーション的な効果も有
する。
【0024】以上述べた第1〜第4実施例による舗装用
舗石Aによれば、該舗装用舗石Aに溝部20aを設け、
該溝部20aに白色塗料による下地層40を形成し、更
に蓄光性蛍光体を混入した合成樹脂を上記溝部20aに
充填したことによって、夜間であっても舗装用舗石Aを
容易に確認することが可能になる。特に、交通事故等の
危険が生じやすい場所などに用いることによって、危険
場所であることの情報を表示することが可能で、歩行者
などに注意を促すことが可能になる。また、同時に、進
行ルートや位置、歩道と車道との境界、階段のステップ
等の表示を行い、歩行者等が円滑に舗道を歩行すること
が可能になるように導くことが可能になる。
【0025】また、蓄光性蛍光体として、従来の硫化亜
鉛系蛍光体に代えて、アルミン酸ストロンチウムを用い
ているため、屋外での使用が可能となり、舗装用舗石と
して使用することが十分に可能となるとともに、長時間
の残光特性を有するため、夜間でも一晩中視認が可能と
なる。また、太陽光、紫外線、街路灯等の光エネルギー
を吸収して自然発光するため、電源も不要でメンテナン
スも必要としないため、維持費が不要である。また、施
工方法も従来のタイル施工と全く同様に行うことができ
る。また、通常の蓄光性を有しない舗装用舗石とも違和
感なく調和するとともに、公園等に用いられた場合に
は、夜間等に発光することによって、イルミネーション
的な効果を得ることができ、形状や色彩或いは配置等の
組み合わせによって、優れた雰囲気又は景観を造ること
ができる。従って、集人効果、集客効果、或いは不動産
としての価値等が向上し、危険防止的効果と経済的効果
を両立して得ることが可能になる。
【0026】尚、本第1実施例〜第4実施例では、下地
層40として、白色塗料を用いているが本発明はそれの
みに限定されるものではなく、タイル素材10との接着
性が良好であり、また光を良好に反射するものであれば
良い。また、白色塗料についても、水性のみに限定され
るものではない。また、本第1実施例〜第4実施例で
は、蓄光性蛍光体として、アルミン酸ストロンチウムを
用いているが、本発明はそれのみに限定されるものでは
なく、金属元素としてアルカリ土類金属を用いたアルミ
ン酸塩であれば良く、例えば金属元素として、カルシウ
ム、バリウム等を用いることができる。また、賦活剤及
び共賦活剤もまた、ユウロピウムやジスプロシウムに限
定されるものではなく、使用する金属元素に応じて好適
なものを適宜選択して使用する。更に、本発明は本第1
実施例〜第4実施例の形状や用途のみに限定されるもの
では無く、蓄光性蛍光体を混入した合成樹脂層を有する
舗道用舗石つまり舗装用の外装材であれば、どの様な形
状や用途であっても構わない。例えば、タイル素材表面
部の形状としては円形状、円弧状、三角形、台形等であ
り、用途としては橋、歩道橋、人工河川の堤、ガレー
ジ、スロープ等である。
【0027】また、本第1実施例〜第4実施例では、蓄
光性蛍光体を混入した合成樹脂層によって、歩行者へ舗
道の周囲状況を表示する表示用として誘導表示、位置表
示、縁石表示、或いは階段表示等を説明しているが、本
発明はそれのみに限定されるものではなく、例えば、合
成樹脂層表面部の模様としては四角状、円弧状、三角
状、矢印状、波状、数字、文字、商標等を用いて、例え
ば非常口、出入り口、避難路、マンホール、踏切、地
形、危険物の位置等を表示することが可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1に記載の舗装用
舗石によれば、舗装用舗石の表面に蓄光性蛍光体を混入
せしめているため、夜間等の暗がりであっても、舗装用
舗石の蓄光性蛍光体が発光するため、目視によって容易
に舗装用舗石の存在を確認することができる。また、公
園等に用いられた場合には、夜間等に発光することによ
って、イルミネーション的な効果をえることができ、形
状や色彩或いは配置等の組み合わせによって、優れた雰
囲気又は景観を得る手段とすることができる。
【0029】また、特に、請求項2に記載の舗装用舗石
によれば、蓄光性蛍光体として、従来の化学的に不安定
で耐光性に乏しいため屋外での使用に不向きな硫化亜鉛
系蛍光体に代えて、化学的に安定で耐光性に優れる酸化
物系蛍光体を使用することによって、蓄光性蛍光体の屋
外での使用が可能になるため、舗装用舗石を現実的に実
用可能にすることができる。
【0030】また、特に、請求項3又は4に記載の舗装
用舗石によれば、蓄光性蛍光体として、従来の残光時間
の短い硫化亜鉛系蛍光体に代えて、酸化物系蛍光体であ
るアルカリ土類金属のアルミン酸塩を用いたことによっ
て、長時間の残光特性を有し、放射性物質を含有しなく
とも一晩中視認可能な舗装用舗石とすることができる。
【0031】また、特に、請求項5又は6に記載の舗装
用舗石によれば、上記下地層によって蓄光性蛍光体から
発せられる光を上方に反射可能となるため、上方への光
の集光性が良好となり、十分な輝度を得ることができ
る。更に、上記合成樹脂層とタイル素材とが同色若しく
は同色系であっても、上記タイル素材の色彩と上記合成
樹脂層の色彩が交じり合って不明瞭となることがなく、
蓄光性蛍光体から発せられる光を明瞭に上方に反射する
ことができる。そのため、上記タイル素材の色彩に影響
されることがなく、タイル素材の色彩を任意に選択する
ことが可能になる。
【0032】また、特に、請求項7に記載の舗装用舗石
によれば、上記合成樹脂層の表面部が、タイル素材表面
部よりも突出しないため、歩行者等の通過時に踏まれた
場合にも摩耗や欠損することがなく、上記合成樹脂層の
表面部を防護することができる。
【0033】また、特に、請求項8に記載の舗装用舗石
によれば、夜間等の暗がりであっても、目視によって容
易に舗装用舗石を確認することができるため、歩行者等
が横断歩道や交差点等の存在を、より確実に、またでき
るだけ早い時点で確認することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す平面図である。
【図2】第1実施例を示す断面図である。
【図3】図1におけるX−X断面図である。
【図4】第2実施例を示す平面図である。
【図5】第2実施例を示す部分断面図を含んだ側面図で
ある。
【図6】第3実施例を示す斜視図である。
【図7】第4実施例を示す斜視図である。
【図8】図7におけるZ−Z断面図である。
【図9】横断歩道部における舗装用舗石配置図である。
【図10】歩道巻込部における舗装用舗石配置図であ
る。
【符号の説明】
10 タイル素材 10a タイル素材表面部 20 表示部 20a 溝部 30 合成樹脂層 30a 合成樹脂層表面部 40 下地層 A、A1〜A4 舗装用舗石

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舗装用舗石であって、 該舗装用舗石が磁器質タイルから形成されるとともに、 上記舗装用舗石の表面に蓄光性蛍光体を混入せしめた合
    成樹脂層を有することを特徴とする舗装用舗石。
  2. 【請求項2】 上記蓄光性蛍光体が、酸化物系蛍光体で
    あることを特徴とする請求項1に記載の舗装用舗石。
  3. 【請求項3】 上記蓄光性蛍光体が、アルカリ土類金属
    のアルミン酸塩を用いたものであることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の舗装用舗石。
  4. 【請求項4】 上記蓄光性蛍光体が、アルミン酸ストロ
    ンチウムを用いたものであることを特徴とする請求項1
    又は2又は3に記載の舗装用舗石。
  5. 【請求項5】 上記合成樹脂層の内部側に、別部材によ
    る下地層を有することを特徴とする請求項1又は2又は
    3又は4に記載の舗装用舗石。
  6. 【請求項6】 上記下地層が、白色塗料であることを特
    徴とする請求項5に記載の舗装用舗石。
  7. 【請求項7】 上記合成樹脂層の表面部が、タイル素材
    表面部に対して陥没して設けられることを特徴とする請
    求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の舗装用
    舗石。
  8. 【請求項8】 上記舗装用舗石が、歩行者へ舗道の周囲
    状況を表示する表示用であることを特徴とする請求項1
    又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載の舗装用
    舗石。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6500543B2 (en) 1999-06-16 2002-12-31 Doppel Co., Ltd. Artificial stone molded product
WO2018122079A1 (en) 2016-12-29 2018-07-05 Strabag Sp. Z O.O. A method for producing a luminescent pavement, a luminescent pavement obtained by said method, a combination and use of the combination

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6500543B2 (en) 1999-06-16 2002-12-31 Doppel Co., Ltd. Artificial stone molded product
WO2018122079A1 (en) 2016-12-29 2018-07-05 Strabag Sp. Z O.O. A method for producing a luminescent pavement, a luminescent pavement obtained by said method, a combination and use of the combination

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