JPH11117501A - 板状の建築・構築材 - Google Patents

板状の建築・構築材

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JPH11117501A
JPH11117501A JP29626197A JP29626197A JPH11117501A JP H11117501 A JPH11117501 A JP H11117501A JP 29626197 A JP29626197 A JP 29626197A JP 29626197 A JP29626197 A JP 29626197A JP H11117501 A JPH11117501 A JP H11117501A
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JP
Japan
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panel body
plate
construction
building
base panel
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Masayoshi Izumi
政義 和泉
Masanori Inaba
雅典 稲葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種建築物内外における床あるいは壁、公園
路・歩道等の路面その他を簡単、迅速にしかも綺麗に体
裁良く構築設置でき、内装設備や外構設備での同時施工
や工期の短縮を可能にする。 【解決手段】 建築物内外等の躯体素地の面上に配装す
る所定肉厚の薄板状の発泡合成樹脂製の下地パネル体1
を形成し、該下地パネル体1の上に所定肉厚の薄板状の
剛性材製の表装板材2を複数にして整列状に貼着一体化
する。表装板材2と下地パネル体1との肉厚の比t1:
t2を1:1.4とする。下地パネル体1の上に貼着し
た複数の表装板材2相互は、所定幅員の間隙として形成
した目地を介して隣接配置し、該目地内に目地材を充填
して目地部3を形成する。表装板材2は、ミカゲ石等の
天然石材、タイル材、石膏ボード材、木材、鉄板材、硬
質合成樹脂材等とする。また、下地パネル体1と表装板
材2との間には木質素材製の中間パネル体を配装した3
層構造とすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として一般家
屋、住宅等の各種建築物での例えばキッチン・トイレ・
浴室・洋間等の内装設備における床材、ベランダ・玄関
上がりかまち等の建築物周囲の外構設備等における床
材、更には公園路・歩道等の路面床材等の床用として、
または、同様に各種建築物における例えば化粧壁等の壁
用として簡単、迅速にしかも綺麗に体裁良く構築設置で
きるようにした床用、壁用の板状の建築・構築材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばキッチン・トイレ・浴室・
洋間等の内装設備や、ベランダ・玄関上がりかまち等の
外構設備における床を構築するに際し、化粧仕上げとし
て表面に例えば天然石を貼着するとき、コンクリート
製、積み上げブロック製の床素地本体を構成した上に接
着剤、モルタル材等を介して例えばミカゲ石等の薄板状
の天然石板を整列させて固着しており、こうすることで
天然石状の風合いを有する床面としている。また、建築
物内外における壁を構築するに際し、その化粧仕上げと
して表面に天然石を貼着するとき、同様に施工されるこ
とで美麗な壁面とされているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の床表面、壁表面等の化粧仕上げは従来から木質系、モ
ルタル質系、新建材質系等のものが提供されているも、
いずれも床素地本体、壁素地本体等の構築後にその床表
面、壁表面等に化粧仕上げを施すものであるから手間が
掛かるばかりでなく、その施工も面倒で熟練性が要求さ
れるものであった。特に床表面、壁表面等が天然石状の
風合いを有するようにするには床面、壁面自体を天然石
によって構築する必要があるために、その天然石自体が
かなりの重量があること、形状が一定していないこと等
とも相俟って取り扱いが面倒なものであった。
【0004】更には、公園路・歩道等において敷き詰め
られる路面敷石の施工は、舗装の下地処理を施した後に
その1個毎で配列固定しているから、極めて面倒である
ばかりでなく、下地処理が不完全であったり、地殻変動
があったり等すると表層に敷き詰められる敷石等の全域
表面に渡って凹凸が生じ、非常に体裁が悪くなるもので
あった。
【0005】そこで、本発明は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み創出されたもので、例えば一般家屋、住
宅等の各種建築物における内装設備や外構設備での床面
や壁面、更には公園路・歩道等の路面その他を構築する
に際し、簡単、迅速にしかも綺麗に体裁良く構築設置で
きると共に、内装設備や外構設備での同時施工や工期の
短縮を可能とする床用あるいは壁用として使用できる板
状の建築・構築材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明にあっては、各種建築物内外における躯体
素地の面上に配装される所定肉厚の薄板状の発泡合成樹
脂製の下地パネル体1を形成し、該下地パネル体1の上
に所定肉厚の薄板状の剛性材製の表装板材2を複数にし
て整列状に貼着一体化したものである。そして、表装板
材2と下地パネル体1との肉厚の比t1:t2は、1:
1.4であるものとして構成することができる。また、
各種建築物内外における躯体素地の面上に配装される所
定肉厚の薄板状の発泡合成樹脂製の下地パネル体1を形
成し、該下地パネル体1の上に配設固定した所定肉厚の
木質素材製の中間パネル体4を介して所定肉厚の薄板状
の剛性材製の表装板材2を複数にして整列状に貼着一体
化したものである。さらに、下地パネル体1あるいは中
間パネル体4に貼着された複数の表装板材2相互は、所
定幅員の間隙として形成される目地を介して隣接配置さ
れており、該目地内に目地材を充填させて成る目地部3
が施されているものとして構成することができる。下地
パネル体1、中間パネル体4は、複数の表装板材2が夫
々貼着されている矩形状の複数の小ブロックパネル要素
1A、1B,1C,1D,1E,1Fの組み合わせによ
り構築され、該小ブロックパネル要素1A、1B,1
C,1D,1E,1F相互が前記目地部3を合致させな
がら配置されるか、または前記目地部3を交互に違えて
配置されるかして成るものとすることができる。また、
小ブロックパネル要素1A、1B,1C,1D,1E,
1Fには、矩形状の複数の表装板材2が目地部3を介し
て同一パターン配列状となって全面に敷き詰めて貼着さ
れているものとすることができる。さらに、表装板材2
は、ミカゲ石等の天然石材、タイル材、石膏ボード材、
木材、鉄板材、硬質合成樹脂材のいずれかとして構成す
ることができる。
【0007】以上のように構成された本発明に係る板状
の建築・構築材において、床あるいは壁を構成する躯体
素地の面上に配装させるに際し、発泡合成樹脂製の下地
パネル体1は軽量化されていることで取り扱いを容易に
させ、しかも例えば外構設置に際し、寒冷地の如き凍上
する環境下での施工使用をも可能にさせる。そして、発
泡倍率を自由に変更させた発泡合成樹脂製の下地パネル
体1を用いることにより、下地パネル体1自体の強度増
強が図られ、従来の石材その他の剛性材のみによるのに
比べて床面、壁面全体の強度を増強させる。また、表装
板材2の肉厚t1と下地パネル体1の肉厚t2との比を
1:1.4とすることにより、全体として水よりも比重
が大きくなり、例えば外構設備として使用しても雨水等
による浮力が生じさせられない。下地パネル体1、表装
板材2相互間に介装配置される木質素材製の中間パネル
体4は、例えば壁面への固定施工に際し釘打ち、ネジ止
め等によって固着させ、また目地部3を利用した固着部
位の選定で表装板材2を損傷させない。そして、下地パ
ネル体1の上に貼着された表装板材2相互間に施された
目地部3は、下地パネル体1上での表装板材2相互の連
結を補強させると同時に下地パネル体1の施工性を向上
させる。さらに、複数の小ブロックパネル要素1A、1
B,1C,1D,1E,1F相互の種々なパターン形状
での組み合わせによる構築は、小ブロックパネル要素1
A、1B,1C,1D,1E,1F相互を目地部3を合
致させながら配置させたり、または目地部3を交互に違
えて配置させたりすることにより、敷設床面積や床形
状、配設壁面積や壁形状等に十分に対応させた施工を可
能とさせる。また、下地パネル体1の上面に貼着の表装
板材2は、躯体素地上への下地パネル体1の配装後その
ままで化粧されたものとさせ、ミカゲ石等の天然石材、
タイル材、石膏ボード材、木材、鉄板材、硬質合成樹脂
材等の各素材による表装の雰囲気を醸成させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明するに、図1乃至図3において示される
第1の実施の形態における符号1は既設の床構造、壁構
造となる躯体素地(図示せず)の面上に配される発泡ポ
リエチレン樹脂、発泡スチロール樹脂等の如き発泡合成
樹脂製の薄板状の下地パネル体であり、図2に示すよう
に、例えば上面から見て左右方向に沿う幅員が後述する
目地の幅員を除いて約900mm、前後方向に沿う幅員
が同じく後述する目地の幅員を除いて150乃至900
mm、全体肉厚が14乃至28mm程度としてある基本
的には平面で正方形または長方形等の矩形パネル状に形
成されている。もとより、該下地パネル体1の大きさ、
形状等は上記例に限定されないことは勿論であり、構築
する床、路面、壁等に対応したブロック要素とされてい
るものである。
【0009】また、図1に示すように、下地パネル体1
の上面には、ミカゲ石等の天然石材、タイル材、石膏ボ
ード材、木材、鉄板材、硬質合成樹脂材等の如き所定肉
厚に形成されている薄板状の剛性材製の表装板材2が接
着剤等を介して貼着されている。該表装板材2は、例え
ば一辺が140mmあるいは150mm程度の正方形状
とする場合に限らず、300mm×900mm、400
mm×1200mm等の大判のものとすることも可能で
ある。尚、図示にあっての表装板材2自体はほぼ正方形
状に形成されているも、図示を省略したがこれを長方形
状としたり、その他の多角形状にしたり、円形状、楕円
形状、長円形状等としたり、更には不定形な自由形状、
具象形状その他としたりすることができる。
【0010】上記した発泡合成樹脂製の下地パネル体1
の性能は、原料ポリマーの性質、発泡倍率、大小・均一
度・種類等の気泡構造、常圧・加圧・架橋の有無等の発
泡方法等によって左右されるものであり、特に撓曲強度
性、緩衝性、保温断熱性、吸音性、防水性等に優れたも
のとされている。例えば発泡倍率を自由に変更させた発
泡合成樹脂材を用いることにより、下地パネル体1自体
の強度の増強を図れるものとしてある。
【0011】そして、図2に示すように、下地パネル体
1は、例えば、複数の表装板材2が夫々貼着されている
ブロック構成単位である矩形状の複数の小ブロックパネ
ル要素1A、1B,1Cを種々に組み合わせて接合する
ことにより構築されるものとなっており、該小ブロック
パネル要素1A、1B,1C相互を後述する目地部3を
合致させながら所定の配列パターンにより配置させるこ
とにより下地パネル体1を構成できるようにしてある。
すなわち、図2(a)に示すように、例えば平面から見
て左右方向に沿う幅員が約900mm、前後方向に沿う
幅員が150mmの長方形の発泡合成樹脂製の第1ブロ
ック構成単位の上面全域に横幅140mm、縦幅140
mmの正方形の表装板材2が上面から見て略L字型の目
地部3を介して6枚1列にして貼着されたものを最小の
第1の小ブロックパネル要素1Aとしたり、あるいは図
2(b)に示すように、上記最小の第1ブロック構成単
位を長手方向を揃えて2列にして一体化したものを第2
ブロック構成単位とし、その上面全域に同様に表装板材
2が上面から見て略L字型の目地部3を介して6枚2列
にして貼着されたものを第2の小ブロックパネル要素1
Bとしたり、さらには図2(c)に示すように、上記最
小の第1ブロック構成単位を長手方向を揃えて4列にし
て一体化した第3ブロック構成単位とし、その上面全域
に同様に表装板材2が上面から見て略L字型の目地部3
を介して6枚4列にして貼着されたものを第3の小ブロ
ックパネル要素1Cとしたり等とし、各種のブロック構
成単位に形成された各種の小ブロックパネル要素1A、
1B,1C相互を種々のパターン形状に組み合わせるこ
とで敷設床面積や床形状、配設壁面積や壁形状等に十分
に対応できるようにしてある。もとより、ブロック構成
単位自体の形状、表装板材2の配列数、枚数等は上記例
に限定されないことは勿論である。
【0012】また、図1、図2に示すように、下地パネ
ル体1の上に貼着された複数の表装板材2相互は、所定
幅員の間隙例えば5mm乃至10mm程度の幅員として
形成される溝状の目地を介して隣接配置されていて、該
目地内にコンクリートモルタル材の如き目地材を充填さ
せて成るモルタル製の目地部3が施されており、正方形
の複数の表装板材2が目地部3を介して同一パターン配
列状となって矩形状のブロック構成単位夫々の上面全域
に敷き詰められるようにして貼着されている。このよう
に目地部3を設けることにより、例えば図3に示すよう
な900mm×900mmの正方形サイズでも約45k
gと軽量となるのに加えてより一層強固なものとなり、
何等破損させずに例えば2人の作業員で容易に運搬する
ことができるのである。このとき、小ブロックパネル要
素1A、1B,1C全面に貼着される表装板材2は夫々
が重量的に大きく異ならないものとして全面に亙り重量
的にバランスが採れるように配慮されている。
【0013】また、図1に示すように、この表装板材2
自体の肉厚t1は例えば10mm乃至20mm程度のも
のとされ、表装板材2と下地パネル体1との夫々の肉厚
の比t1:t2は例えば常時1:1.4を維持するよう
に構成することで、水よりも比重を大きくして、例えば
外構設備として使用した場合でも雨水等により浮力を生
じさせないようにしてある。例えば表装板材2の肉厚t
1が10mmに対して下地パネル体1の肉厚t2は14
mmであり、また表装板材2の肉厚t1が20mmに対
して下地パネル体1の肉厚t2は28mmとなるように
設定してある。もとより、雨水等に伴なう浮力による影
響が問題とされない施工現場では、下地パネル体1、表
装板材2の肉厚の比は任意に選定できるものである。
【0014】尚、本実施の形態では目地を介して各小ブ
ロックパネル要素1A、1B,1C同士を連結補強する
ように目地部3を設けているが、その他の構成として、
目地を溝状のままの空隙状態としておくことも可能であ
る。このとき、本実施の形態の各小ブロックパネル要素
1A、1B,1Cを外構設備として使用した場合には、
隣接配置される各小ブロックパネル要素1A、1B,1
Cに僅かな勾配を付与するだけで、雨水等が目地に沿っ
て流出されるので、水溜まり状態を阻止することができ
るのである。
【0015】次に、以上のように構成された第1の実施
の形態においての使用の一例を説明するに、本発明に係
る板状の建築・構築材においては、例えば図2に示すよ
うに、製造元にて予め表装板材2が目地部3を介して貼
着させてある各種のブロック構成単位に形成された各小
ブロックパネル要素1A、1B,1C相互を種々のパタ
ーン形状に組み合わせながら既設の例えば床構造を構成
している躯体素地の面上に接着剤によって接着しながら
敷設配装する。例えば図3に示すような900mm×9
00mmの正方形サイズの床面を構築する場合には、前
記した最小の第1の小ブロックパネル要素1Aを6列に
並列して設置させたり、または第2の小ブロックパネル
要素1Bを3列に並列して設置させたり、あるいは第1
の小ブロックパネル要素1Aを2列にし、第2の小ブロ
ックパネル要素1Bを2列に並列して設置させたり、さ
らには第2の小ブロックパネル要素1Bと第3の小ブロ
ックパネル要素1Cとを2列に並列して設置させたりす
ることができ、各種小ブロックパネル要素1A、1B,
1Cの組み合わせを多種多様に採れば良いのである。ま
た壁における化粧用のものとして使用する場合には、壁
構造を構成している躯体素地面に同様に接着剤等を介し
て接着固定するのである。
【0016】また、図4、図5には第2の実施の形態が
示されており、第1の実施の形態を示した図1乃至図3
と同一の構成部分については同一の符号が付されること
でその詳細な説明は省略されている。この第2の実施の
形態にあっては第1の実施の形態における複数の小ブロ
ックパネル要素1A、1B,1Cにより構築される下地
パネル体1において、小ブロックパネル要素1A、1
B,1C相互間の目地部3を合致させる替わりに、図5
に示すように、一方の第1の小ブロックパネル要素1A
の目地部3の略中間位置に隣接する他方の第1の小ブロ
ックパネル要素1Aの目地部3が夫々位置するような1
列毎に例えば表装板材2自体の幅員のほぼ1/2幅で段
違い状となるように交互に違えて配置させてある。この
ように第1の小ブロックパネル要素1A、更には2列構
成の第2の小ブロックパネル要素1B、3列構成の第3
の小ブロックパネル要素1C相互を種々のパターン形状
に組み合わせることで敷設床面積や床形状、配設壁面積
や壁形状等に十分に対応させ、且つインテリアデザイン
性もしくはエクステリアデザイン性を加味した施工を可
能とするようにしてある。
【0017】すなわち、例えば図5(a)に示すよう
な、上面から見て左右方向に沿う幅員が約900mm、
上下方向に沿う幅員が150mmの長方形の小ブロック
パネル要素1Aの上面に横幅140mm、縦幅140m
mの正方形の表装板材2が上面から見て略L字型の目地
部3を介して6枚1列にして貼着されたものを長手方向
へ沿って表装板材2の幅員のほぼ1/2幅である70m
mずらして2列にして一体化したものを第4の小ブロッ
クパネル要素1Dとしたり、更には図5(b)に示すよ
うに、上記第4の小ブロックパネル要素1Dを同一パタ
ーン配列形状にして計4列に一体化したものを第5の小
ブロックパネル要素1Eとしたり、また、図5(c)に
示すように、上記第4の小ブロックパネル要素1Dを同
一パターン配列形状にして計6列に一体化したものを、
900mm×900mmのほぼ正方形サイズとなる第6
の小ブロックパネル要素1Fとしたりするのである。
【0018】さらに、図6においては第3の実施の形態
が示されており、図に示すように、下地パネル体1、表
装板材2相互間に木質素材製の中間パネル体4を介装配
置したものであり、該中間パネル体4は例えばベニヤ
板、コンクリートパネル、木屑等を圧縮一体化したいわ
ゆるOSDと称される圧縮板材、プライウッド等の木ネ
ジ、釘等の固着材が貫通可能な素材のものとしてある。
こうした中間パネル体4を介在させた3層構造のものと
することで、例えば目地部3の部位で貫挿した木ネジ、
釘等によって壁構造とする躯体素地面にネジ止め、打ち
付け等によって固定でき、美麗な化粧壁を構築すること
ができるようにしてある。
【0019】もとより、この第3の実施の形態において
も同様に第1あるいは第2の実施の形態における夫々の
小ブロックパネル要素1A,1B,1C,1D,1E,
1F等の形状に対応したものとして構成できるのは勿論
であり、いずれもそれらの形状に限定されるものでもな
いのである。
【0020】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、例えば一般
家屋、住宅等の各種建築物における内装設備や外構設備
での床面、壁面更には公園路・歩道での路面等を構築す
るに際し、簡単、迅速にしかも綺麗に体裁良く構築設置
できると共に、躯体表面である壁、床面等における内装
設備や外構設備、道路面等での同時施工や工期の短縮を
可能にする。すなわち、躯体素地の面上に配装させるに
際し、発泡合成樹脂製の下地パネル体1は軽量化されて
いることで容易に取り扱うことができ、しかも設置後で
の保温、断熱作用に伴う結露その他を防止でき、特に寒
冷地の如き凍上する環境下での各種の建築物の施工使用
を可能にする。
【0021】さらに、運搬、施工その他に際する取扱い
重量は従来の例えば石材のみによるものの約1/2以下
とすることができ、作業上での取扱いを容易にさせるば
かりでなく、複数の表装板材2が下地パネル体1の上面
に貼着されていることで破損、破壊されにくくなり、施
工上でのロスが極めて少なくなるものでもある。しか
も、発泡倍率を自由に変更させた発泡合成樹脂製の下地
パネル体1を用いることにより、下地パネル体1自体の
緩衝性と強度性の増強を図ることができ、従来の石材等
の剛性材のみによるのに比べて床面、壁面等の全体の強
度を増強することができるのである。
【0022】また、表装板材2の肉厚t1が1に対して
床構成パネル体の肉厚t2を1.4とすることにより、
水よりも比重が大きくなり、その結果、例えば外構設備
として使用しても雨水等により浮力が生じさせられるこ
とがないので、堅牢で且つ安定した床面、壁面等を形成
することができる。
【0023】一方、下地パネル体1、表装板材2相互間
に木質素材製の中間パネル体4を介装配置することで3
層構造とするとき、その中間パネル体4に貫挿される木
ネジ、釘等によって例えば壁面への固定を容易に施工で
き、しかも釘打ち、ネジ止め等によってその固着状態は
極めて安定しているばかりでなく、目地部3を利用した
固着部位の選定で表装板材2を損傷させることもなく、
表装板材2による装飾性を何等損なうこともないのであ
る。
【0024】そして、下地パネル体1の上に貼着された
表装板材2相互間に目地部3が施されているので、下地
パネル体1上での表装板材2相互の連結を補強すること
ができると同時に下地パネル体1の持ち運びを容易に
し、施工性を向上することができる。
【0025】さらに、複数の小ブロックパネル要素1
A,1B,1C,1D,1E,1Fにより構築される下
地パネル体1さらには中間パネル体4は、小ブロックパ
ネル要素1A,1B,1C,1D,1E,1F相互を目
地部3を合致させながら配置させたり、または目地部3
を交互に違えて配置させたりすることにより、各小ブロ
ックパネル要素1A,1B,1C,1D,1E,1F相
互を種々のパターン形状に組み合わせることができ、敷
設床面積や形状に十分に対応させた施工を可能とする。
【0026】また、下地パネル体1、中間パネル体4の
上面に貼着の表装板材2は、躯体素地上への下地パネル
体1の敷設後のそのままで化粧されたものとさせ、ミカ
ゲ石等の天然石材、タイル材、石膏ボード材、木材、鉄
板材、硬質合成樹脂材等の各素材による表装の雰囲気を
醸成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態における斜視図
である。
【図2】同じく各種の小ブロックパネル要素の一部切欠
平面図であり、(a)は第1の、(b)は第2の、
(c)は第3の夫々の小ブロックパネル要素を示す。
【図3】同じく床構築後の状態を示す平面図あるいは壁
構築後の状態を示す正面図である。
【図4】本発明に係る第2の実施の形態における斜視図
である。
【図5】同じく各種の小ブロックパネル要素の一部切欠
平面図であり、(a)は第4の、(b)は第5の、
(c)は第6の夫々の小ブロックパネル要素を示す。
【図6】本発明に係る第3の実施の形態における斜視図
である。
【符号の説明】
1…床構成パネル体 1A,1B,1
C,1D,1E,1F…小ブロックパネル要素 2…表装板材 3…目地部 4…中間パネル体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種建築物内外における躯体素地の面上
    に配装される所定肉厚の薄板状の発泡合成樹脂製の下地
    パネル体を形成し、該下地パネル体の上に所定肉厚の薄
    板状の剛性材製の表装板材を複数にして整列状に貼着一
    体化したことを特徴とする板状の建築・構築材。
  2. 【請求項2】 表装板材と下地パネル体との肉厚の比
    は、1:1.4である請求項1記載の板状の建築・構築
    材。
  3. 【請求項3】 各種建築物内外における躯体素地の面上
    に配装される所定肉厚の薄板状の発泡合成樹脂製の下地
    パネル体を形成し、該下地パネル体の上に配設固定した
    所定肉厚の木質素材製の中間パネル体を介して所定肉厚
    の薄板状の剛性材製の表装板材を複数にして整列状に貼
    着一体化したことを特徴とする板状の建築・構築材。
  4. 【請求項4】 下地パネル体あるいは中間パネル体に貼
    着された複数の表装板材相互は、所定幅員の間隙として
    形成される目地を介して隣接配置されており、該目地内
    に目地材を充填させて成る目地部が施されている請求項
    1乃至3のいずれか記載の板状の建築・構築材。
  5. 【請求項5】 下地パネル体、中間パネル体は、複数の
    表装板材が夫々貼着されている矩形状の複数の小ブロッ
    クパネル要素の組み合わせにより構築され、該小ブロッ
    クパネル要素相互が前記目地部を合致させながら配置さ
    れるか、または前記目地部を交互に違えて配置されるか
    して成る請求項1乃至4のいずれか記載の板状の建築・
    構築材。
  6. 【請求項6】 小ブロックパネル要素は、矩形状の複数
    の表装板材が目地部を介して同一パターン配列状となっ
    て全面に敷き詰めて貼着されている請求項5記載の板状
    の建築・構築材。
  7. 【請求項7】 表装板材は、ミカゲ石等の天然石材、タ
    イル材、石膏ボード材、木材、鉄板材、硬質合成樹脂材
    のいずれかとしてある請求項1乃至6のいずれか記載の
    板状の建築・構築材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122281A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Kumagai Gumi Co Ltd 二重床構造
KR101529428B1 (ko) * 2014-03-24 2015-06-16 최은숙 건물의 드라이비트 마감블럭 구조체, 그 구조체를 구비한 건물의 드라이비트 마감블럭
CN104786144A (zh) * 2009-10-08 2015-07-22 株式会社Lg化学 用于玻璃抛光系统的玻璃固定板

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