JPH11117824A - 蓄圧式燃料噴射装置 - Google Patents
蓄圧式燃料噴射装置Info
- Publication number
- JPH11117824A JPH11117824A JP29345497A JP29345497A JPH11117824A JP H11117824 A JPH11117824 A JP H11117824A JP 29345497 A JP29345497 A JP 29345497A JP 29345497 A JP29345497 A JP 29345497A JP H11117824 A JPH11117824 A JP H11117824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel injection
- fuel
- valve
- pressure
- injection device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄圧式燃料噴射装置の、閉弁時におけるバウ
ンスを防止することである。 【解決手段】 コモンレールから燃料噴射弁1に導入さ
れた燃料の一部がリターン配管7を経て燃料タンクに還
流する還流路Rの途中に、ニードルバルブ106の開閉
制御用の制御室110と、制御室110とリターン配管
7間の連通と遮断とを切替えて制御室110の内圧の高
低を切替える電磁弁1aとを有する構成において、電磁
弁1aよりも下流に、燃料圧力の上昇を吸収する緩衝部
2aを設け、電磁弁1aの作動の不安定を解消し、ニー
ドルバルブ106のバウンスを防止する。
ンスを防止することである。 【解決手段】 コモンレールから燃料噴射弁1に導入さ
れた燃料の一部がリターン配管7を経て燃料タンクに還
流する還流路Rの途中に、ニードルバルブ106の開閉
制御用の制御室110と、制御室110とリターン配管
7間の連通と遮断とを切替えて制御室110の内圧の高
低を切替える電磁弁1aとを有する構成において、電磁
弁1aよりも下流に、燃料圧力の上昇を吸収する緩衝部
2aを設け、電磁弁1aの作動の不安定を解消し、ニー
ドルバルブ106のバウンスを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蓄圧式燃料噴射装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンに燃料を噴射する燃
料噴射装置の一つとして、コモンレール式として知られ
る蓄圧式燃料噴射装置がある。蓄圧式燃料噴射装置で
は、各気筒に連通する共通の蓄圧配管(コモンレール)
が設けられ、ここにサプライポンプによって必要な流量
の高圧燃料を圧送供給することにより、コモンレール内
の燃料圧力を一定に保持している。コモンレールからは
燃料が供給配管を介して各燃料噴射弁に供給される。
料噴射装置の一つとして、コモンレール式として知られ
る蓄圧式燃料噴射装置がある。蓄圧式燃料噴射装置で
は、各気筒に連通する共通の蓄圧配管(コモンレール)
が設けられ、ここにサプライポンプによって必要な流量
の高圧燃料を圧送供給することにより、コモンレール内
の燃料圧力を一定に保持している。コモンレールからは
燃料が供給配管を介して各燃料噴射弁に供給される。
【0003】この供給燃料は噴射用として供されるとと
もに、一部が燃料噴射弁の制御用に供される。蓄圧式燃
料噴射装置には、制御用の燃料が燃料噴射弁からリター
ン配管を介して燃料タンクに還流する還流路が形成さ
れ、燃料噴射弁には、この還流路の途中に、開閉弁用の
ニードルバルブの開閉制御を行う制御室と、その下流側
に電磁弁とが設けられている。電磁弁を開閉することに
より、制御室とリターン配管間が連通もしくは遮断して
制御室の内圧の高低が切替えられ、ニードルバルブの開
閉が制御される。しかしてコモンレール内の高圧燃料は
所定のタイミングで燃料噴射弁により各気筒に噴射され
る。
もに、一部が燃料噴射弁の制御用に供される。蓄圧式燃
料噴射装置には、制御用の燃料が燃料噴射弁からリター
ン配管を介して燃料タンクに還流する還流路が形成さ
れ、燃料噴射弁には、この還流路の途中に、開閉弁用の
ニードルバルブの開閉制御を行う制御室と、その下流側
に電磁弁とが設けられている。電磁弁を開閉することに
より、制御室とリターン配管間が連通もしくは遮断して
制御室の内圧の高低が切替えられ、ニードルバルブの開
閉が制御される。しかしてコモンレール内の高圧燃料は
所定のタイミングで燃料噴射弁により各気筒に噴射され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記蓄圧
式燃料噴射装置では、ニードルバルブの閉弁時には、リ
ターン配管に流れる燃料大となり、ホロスクリュ内圧が
上昇、その影響でアーマチュア室内圧が上昇することに
より電磁弁の作動が不安定となることがある。図8はバ
ルブリフト量の経時変化を示すもので、電磁弁の作動の
不安定により、ニードルバルブの着座で噴射が一旦終了
した後、ニードルバルブに大きなバウンスを生じ噴射切
れの悪いものとなる。また、この結果、実際の燃料の噴
射量が、負荷等のエンジン条件に応じて設定した噴射量
よりも多くなってしまう。このニードルバルブのバウン
スは、程度等、態様がエンジン条件によって一定してお
らず、その上、装置の個体差によってもばらつく。した
がって燃料の実際の噴射量と設定した噴射量との誤差を
補正することすら実際上は難しく、エンジン制御が十
分、正確とはいえない。
式燃料噴射装置では、ニードルバルブの閉弁時には、リ
ターン配管に流れる燃料大となり、ホロスクリュ内圧が
上昇、その影響でアーマチュア室内圧が上昇することに
より電磁弁の作動が不安定となることがある。図8はバ
ルブリフト量の経時変化を示すもので、電磁弁の作動の
不安定により、ニードルバルブの着座で噴射が一旦終了
した後、ニードルバルブに大きなバウンスを生じ噴射切
れの悪いものとなる。また、この結果、実際の燃料の噴
射量が、負荷等のエンジン条件に応じて設定した噴射量
よりも多くなってしまう。このニードルバルブのバウン
スは、程度等、態様がエンジン条件によって一定してお
らず、その上、装置の個体差によってもばらつく。した
がって燃料の実際の噴射量と設定した噴射量との誤差を
補正することすら実際上は難しく、エンジン制御が十
分、正確とはいえない。
【0005】そこで本発明は、閉弁時のバウンスを防止
して正確なエンジン制御の可能な蓄圧式燃料噴射装置を
提供することを目的とする。
して正確なエンジン制御の可能な蓄圧式燃料噴射装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、蓄圧配管から燃料噴射弁に供給された高圧の燃料の
一部が燃料噴射弁からリターン配管を介して燃料タンク
に還流する還流路を形成し、燃料噴射弁には還流路の途
中に、燃料の噴射と遮断とを切替えるニードルバルブの
開閉制御用の制御室と、制御室の下流側に制御室とリタ
ーン配管間の連通と遮断とを切り替える電磁弁とを設け
てなる燃料噴射装置において、上記還流路の電磁弁より
も下流に、燃料圧力の上昇を吸収する緩衝部を設ける。
は、蓄圧配管から燃料噴射弁に供給された高圧の燃料の
一部が燃料噴射弁からリターン配管を介して燃料タンク
に還流する還流路を形成し、燃料噴射弁には還流路の途
中に、燃料の噴射と遮断とを切替えるニードルバルブの
開閉制御用の制御室と、制御室の下流側に制御室とリタ
ーン配管間の連通と遮断とを切り替える電磁弁とを設け
てなる燃料噴射装置において、上記還流路の電磁弁より
も下流に、燃料圧力の上昇を吸収する緩衝部を設ける。
【0007】閉弁時に、緩衝部が電磁弁よりも下流の燃
料移動による燃料圧力の上昇を吸収するから、電磁弁に
おける燃料圧力の不安定が解消されて電磁弁の作動が安
定化し、ニードルバルブのバウンスが防止される。しか
して常に正確なエンジン制御が可能となる。
料移動による燃料圧力の上昇を吸収するから、電磁弁に
おける燃料圧力の不安定が解消されて電磁弁の作動が安
定化し、ニードルバルブのバウンスが防止される。しか
して常に正確なエンジン制御が可能となる。
【0008】請求項2記載の発明では、上記緩衝部は、
上記還流路に面して設けられた受圧板を具備し、還流路
内の燃料圧力が上昇すると受圧板が後退する構成とす
る。
上記還流路に面して設けられた受圧板を具備し、還流路
内の燃料圧力が上昇すると受圧板が後退する構成とす
る。
【0009】受圧板が後退することで還流路が電磁弁か
ら下流で体積が増加し燃料圧力の上昇を吸収する。
ら下流で体積が増加し燃料圧力の上昇を吸収する。
【0010】請求項3記載の発明では、上記緩衝部は、
上記燃料噴射弁と上記リターン配管とを接続し上記還流
路の一部を構成する接続部材に内蔵せしめる。
上記燃料噴射弁と上記リターン配管とを接続し上記還流
路の一部を構成する接続部材に内蔵せしめる。
【0011】接続部材は燃料噴射弁の直下流の還流路部
分であるから、上記電磁弁と近い。したがって接続部材
に内蔵された緩衝部は、応答性良好に還流路の電磁弁か
ら下流での大きな体積増加作用を発揮し、効果的なバウ
ンス防止効果が得られる。しかも緩衝部を接続部材に内
蔵することで、装置全体の設計変更等を伴うことなく簡
単に上記請求項1または2記載の発明が実施できる。
分であるから、上記電磁弁と近い。したがって接続部材
に内蔵された緩衝部は、応答性良好に還流路の電磁弁か
ら下流での大きな体積増加作用を発揮し、効果的なバウ
ンス防止効果が得られる。しかも緩衝部を接続部材に内
蔵することで、装置全体の設計変更等を伴うことなく簡
単に上記請求項1または2記載の発明が実施できる。
【0012】請求項4記載の発明では、上記接続部材
は、筒状のハウジングの一端部を上記燃料噴射弁と接続
し、ハウジングの周壁にはハウジングの内側と上記リタ
ーン配管とを連通せしめる貫通穴を形成する。上記緩衝
部は、可撓性の薄板で構成された受圧板でハウジングの
他端側をハウジングの軸線方向に対して略垂直面をなす
ように閉鎖する。
は、筒状のハウジングの一端部を上記燃料噴射弁と接続
し、ハウジングの周壁にはハウジングの内側と上記リタ
ーン配管とを連通せしめる貫通穴を形成する。上記緩衝
部は、可撓性の薄板で構成された受圧板でハウジングの
他端側をハウジングの軸線方向に対して略垂直面をなす
ように閉鎖する。
【0013】ハウジングの他端側を受圧板により閉鎖す
るだけで緩衝部を設けることができるから、製作容易で
ある。またハウジング内における燃料の移動方向である
上記軸線方向に対して略垂直に受圧板が設けられるか
ら、燃料圧力の上昇を効率よく吸収することができる。
るだけで緩衝部を設けることができるから、製作容易で
ある。またハウジング内における燃料の移動方向である
上記軸線方向に対して略垂直に受圧板が設けられるか
ら、燃料圧力の上昇を効率よく吸収することができる。
【0014】請求項5記載の発明では、上記貫通穴を上
記ハウジングの互いに直交する径方向対称位置にそれぞ
れ一対ずつ形成し、両一対の貫通穴の形成位置をハウジ
ングの軸線方向にオフセットせしめる。
記ハウジングの互いに直交する径方向対称位置にそれぞ
れ一対ずつ形成し、両一対の貫通穴の形成位置をハウジ
ングの軸線方向にオフセットせしめる。
【0015】上記貫通穴が上記位置に形成されるから、
ハウジング内を燃料が均等に流れ、燃料圧力上昇時にお
ける上記受圧板の作動が安定する。しかも両一対の貫通
穴の形成位置をハウジングの軸線方向にオフセットせし
めることで、ハウジングの肉抜き部分が軸線方向に分散
し、ハウジングは十分な強度が確保される。
ハウジング内を燃料が均等に流れ、燃料圧力上昇時にお
ける上記受圧板の作動が安定する。しかも両一対の貫通
穴の形成位置をハウジングの軸線方向にオフセットせし
めることで、ハウジングの肉抜き部分が軸線方向に分散
し、ハウジングは十分な強度が確保される。
【0016】
(第1実施形態)図1に本発明の蓄圧式燃料噴射装置の
一部の全体縦断面を示し、図2に上記蓄圧式燃料噴射装
置の全体構成を示す。図2において、図略のエンジンに
は燃料噴射弁1が各気筒の燃焼室に対応して複数設けら
れている。これら燃料噴射弁1は全気筒共通のコモンレ
ール3に接続され、燃料噴射弁1に高圧の燃料が供給さ
れるようになっている。コモンレール3にはサプライポ
ンプ4が接続され、サプライポンプ4は燃料タンク5か
らフィルタ6を経て吸入される低圧燃料を高圧に加圧
し、コモンレール3内の燃料を燃料噴射圧に相当する高
圧に制御する。
一部の全体縦断面を示し、図2に上記蓄圧式燃料噴射装
置の全体構成を示す。図2において、図略のエンジンに
は燃料噴射弁1が各気筒の燃焼室に対応して複数設けら
れている。これら燃料噴射弁1は全気筒共通のコモンレ
ール3に接続され、燃料噴射弁1に高圧の燃料が供給さ
れるようになっている。コモンレール3にはサプライポ
ンプ4が接続され、サプライポンプ4は燃料タンク5か
らフィルタ6を経て吸入される低圧燃料を高圧に加圧
し、コモンレール3内の燃料を燃料噴射圧に相当する高
圧に制御する。
【0017】燃料噴射弁1へ供給される燃料は上記燃焼
室への噴射用に供されるとともに、一部が噴射と遮断と
の切替え制御用に用いられる。この制御用の燃料は燃料
噴射弁1、サプライポンプ4の余剰燃料とともにリター
ン配管7を介して燃料タンク5に還流するようになって
いる。
室への噴射用に供されるとともに、一部が噴射と遮断と
の切替え制御用に用いられる。この制御用の燃料は燃料
噴射弁1、サプライポンプ4の余剰燃料とともにリター
ン配管7を介して燃料タンク5に還流するようになって
いる。
【0018】燃料噴射弁1等の制御は、燃料噴射弁1駆
動用のEDUが付設されたECU(以下、単にECUと
いう)8により行われる。ECU8にはコモンレール3
に設けられた圧力センサ9よりコモンレール3圧力の検
出信号が入力し、ECU8は、コモンレール3圧力が予
め負荷や回転数に応じて設定した最適値となるように、
サプライポンプ4の吐出量を制御する。ECU8はま
た、図略のエンジン回転数センサ、負荷センサ等からの
信号に基づいてエンジン状態を判別し、エンジン状態に
応じた燃料の最適の噴射時期、噴射量(噴射期間)を決
定して燃料噴射弁1に制御信号を出力し、燃料噴射弁1
が制御信号に基づいて上記燃焼室に燃料を噴射するよう
になっている。
動用のEDUが付設されたECU(以下、単にECUと
いう)8により行われる。ECU8にはコモンレール3
に設けられた圧力センサ9よりコモンレール3圧力の検
出信号が入力し、ECU8は、コモンレール3圧力が予
め負荷や回転数に応じて設定した最適値となるように、
サプライポンプ4の吐出量を制御する。ECU8はま
た、図略のエンジン回転数センサ、負荷センサ等からの
信号に基づいてエンジン状態を判別し、エンジン状態に
応じた燃料の最適の噴射時期、噴射量(噴射期間)を決
定して燃料噴射弁1に制御信号を出力し、燃料噴射弁1
が制御信号に基づいて上記燃焼室に燃料を噴射するよう
になっている。
【0019】図1において、燃料噴射弁1は、先端に燃
料噴射孔102が形成されたノズルボディ101と、こ
れを保持するための略棒状に成形されたノズルホルダー
103等で構成されている。ノズルホルダー103の上
端には、燃料の噴射と遮断との切替え制御用として、E
CU8(図2)からの制御信号による通電で開閉する電
磁弁1aが設けられている。
料噴射孔102が形成されたノズルボディ101と、こ
れを保持するための略棒状に成形されたノズルホルダー
103等で構成されている。ノズルホルダー103の上
端には、燃料の噴射と遮断との切替え制御用として、E
CU8(図2)からの制御信号による通電で開閉する電
磁弁1aが設けられている。
【0020】ノズルホルダー103には、斜め上方へ延
出するインレット部104およびリターン部105が設
けてある。インレット部104にはコモンレール3(図
2)が接続される。リターン部105には、これとリタ
ーン配管7(図2)とを接続するための接続部材たるホ
ロスクリュ2がリターン配管7の一端部をなすめがね継
ぎ手7aとともに螺設してある。
出するインレット部104およびリターン部105が設
けてある。インレット部104にはコモンレール3(図
2)が接続される。リターン部105には、これとリタ
ーン配管7(図2)とを接続するための接続部材たるホ
ロスクリュ2がリターン配管7の一端部をなすめがね継
ぎ手7aとともに螺設してある。
【0021】本発明の特徴部分であるホロスクリュ2の
説明に先立ち、燃料噴射弁1の各部の構成について説明
する。
説明に先立ち、燃料噴射弁1の各部の構成について説明
する。
【0022】ノズルボディ103内には燃料噴射孔10
2を開閉するためのニードルバルブ106が挿置され、
摺動自在としてある。ニードルバルブ106の上側には
ノズルホルダ103に形成した案内孔107内を摺動す
るピストン108が設けてあり、ピストン108の外周
に設けられたスプリング109が常時ピストン108を
介してニードルバルブ106を下方すなわち閉弁方向に
付勢している。ピストン108の後端面108aにはこ
れを上下方向に移動可能な室壁面とする制御室110が
形成してある。
2を開閉するためのニードルバルブ106が挿置され、
摺動自在としてある。ニードルバルブ106の上側には
ノズルホルダ103に形成した案内孔107内を摺動す
るピストン108が設けてあり、ピストン108の外周
に設けられたスプリング109が常時ピストン108を
介してニードルバルブ106を下方すなわち閉弁方向に
付勢している。ピストン108の後端面108aにはこ
れを上下方向に移動可能な室壁面とする制御室110が
形成してある。
【0023】燃料噴射弁1には、インレット部104の
先端に入口111aが開口する導入流路111が形成し
てあり、コモンレール3からの高圧燃料が導入される。
入口111aの直下流部にはバーフィルタ112が設け
てあり、ここで燃料が異物除去されるようになってい
る。
先端に入口111aが開口する導入流路111が形成し
てあり、コモンレール3からの高圧燃料が導入される。
入口111aの直下流部にはバーフィルタ112が設け
てあり、ここで燃料が異物除去されるようになってい
る。
【0024】導入流路111はインレット部104の根
元位置で2つに分岐し、そのうち下方に向かう流路11
3は先端がノズルボディ101の燃料噴射孔102に達
している。流路113の途中にニードルバルブ106の
テーパ状の段部106aを囲んで噴射室114が形成し
てあり、その内圧がニードルバルブ106を開弁方向に
常時付勢している。
元位置で2つに分岐し、そのうち下方に向かう流路11
3は先端がノズルボディ101の燃料噴射孔102に達
している。流路113の途中にニードルバルブ106の
テーパ状の段部106aを囲んで噴射室114が形成し
てあり、その内圧がニードルバルブ106を開弁方向に
常時付勢している。
【0025】分岐して上方に向かう流路115は、絞り
116を介して制御室110と連通し、制御室110の
内圧が高圧の時、該内圧とスプリング109のばね力と
の合力よりなるニードルバルブ106に対する押し下げ
力が、噴射室114のニードルバルブ106に対する押
し上げ力よりも優勢となってニードルバルブ106が下
方へ変位する。一方、制御室110の内圧が低圧になる
と、上記押し下げ力が上記押し上げ力よりも劣勢となっ
てニードルバルブ106が上方へ変位する。
116を介して制御室110と連通し、制御室110の
内圧が高圧の時、該内圧とスプリング109のばね力と
の合力よりなるニードルバルブ106に対する押し下げ
力が、噴射室114のニードルバルブ106に対する押
し上げ力よりも優勢となってニードルバルブ106が下
方へ変位する。一方、制御室110の内圧が低圧になる
と、上記押し下げ力が上記押し上げ力よりも劣勢となっ
てニードルバルブ106が上方へ変位する。
【0026】制御室110はその上方に形成された流路
117および電磁弁1aを介して、リターン部105に
形成されたホロスクリュ取り付け穴119の底面に開口
するリターン流路118と連通しており、インレット部
104から導入された燃料の一部が流路115、絞り1
16、制御室110、流路117、電磁弁1a、リター
ン流路118、ホロスクリュ2、リターン配管7を介し
て低圧の燃料タンク5(図2)に還流する還流路Rが形
成される。
117および電磁弁1aを介して、リターン部105に
形成されたホロスクリュ取り付け穴119の底面に開口
するリターン流路118と連通しており、インレット部
104から導入された燃料の一部が流路115、絞り1
16、制御室110、流路117、電磁弁1a、リター
ン流路118、ホロスクリュ2、リターン配管7を介し
て低圧の燃料タンク5(図2)に還流する還流路Rが形
成される。
【0027】電磁弁1aの弁部120は、流路117の
上端開口部に形成されるシート部121と弁体であるボ
ール122とからなり、ボール122には、プッシュロ
ッド123が、常時リターン流路118と連通するスプ
リング室124に収容されたスプリング125のばね力
により常時下方(閉弁方向)に付勢している。プッシュ
ロッド123の上端部外周には、常時リターン流路11
8と連通するアーマチュア室126に収容された円形の
アーマチュア127が同軸に嵌着してある。
上端開口部に形成されるシート部121と弁体であるボ
ール122とからなり、ボール122には、プッシュロ
ッド123が、常時リターン流路118と連通するスプ
リング室124に収容されたスプリング125のばね力
により常時下方(閉弁方向)に付勢している。プッシュ
ロッド123の上端部外周には、常時リターン流路11
8と連通するアーマチュア室126に収容された円形の
アーマチュア127が同軸に嵌着してある。
【0028】アーマチュア127の上方には、これと対
向してソレノイド129が設けてあり、ECU8(図
2)からの通電により励磁してアーマチュア127に対
する吸引力を発生し、プッシュロッド123を上方へ駆
動する。しかしてソレノイド129の通電時には弁部1
20が開いて制御室110が低圧となりニードルバルブ
106がリフトし燃料が噴射される。ソレノイド129
非通電時には弁部120が閉じて制御室110が高圧と
なりニードルバルブ106が着座し燃料の噴射が遮断さ
れる。
向してソレノイド129が設けてあり、ECU8(図
2)からの通電により励磁してアーマチュア127に対
する吸引力を発生し、プッシュロッド123を上方へ駆
動する。しかしてソレノイド129の通電時には弁部1
20が開いて制御室110が低圧となりニードルバルブ
106がリフトし燃料が噴射される。ソレノイド129
非通電時には弁部120が閉じて制御室110が高圧と
なりニードルバルブ106が着座し燃料の噴射が遮断さ
れる。
【0029】本発明の特徴部分であるホロスクリュ2に
ついて説明する。図3(A),図3(B)はホロスクリ
ュ2の拡大図で、図3(A)が正面、図3(B)が
(A)におけるIIIB−IIIB線に沿う断面を示し
ている。ホロスクリュ2は両端開口のハウジング201
と、そのキャップ210とを有し、この中に緩衝部2a
が内蔵されて構成される。
ついて説明する。図3(A),図3(B)はホロスクリ
ュ2の拡大図で、図3(A)が正面、図3(B)が
(A)におけるIIIB−IIIB線に沿う断面を示し
ている。ホロスクリュ2は両端開口のハウジング201
と、そのキャップ210とを有し、この中に緩衝部2a
が内蔵されて構成される。
【0030】ハウジング201は大径の頭部202と小
径の軸部203とよりなる段付きの鉄製筒状体で、頭部
202側の開口に鉄製のキャップ210が嵌入する。ハ
ウジング201は、頭部202の外径が六角に形成され
るとともに、軸部203側の端部の表面に取り付け用の
ねじ204が形成してあり、ホロスクリュ2がめがね継
ぎ手7a(図1)とともにリターン部105(図1)に
組付けられるようになっている。ハウジング201内は
燃料噴射弁1のリターン流路118と連通し、リターン
流路205としてある。軸部203の周壁には4つの貫
通穴206が形成してあり、これを囲む上記めがね継ぎ
手7aを介してリターン流路205とリターン配管7と
が連通する。
径の軸部203とよりなる段付きの鉄製筒状体で、頭部
202側の開口に鉄製のキャップ210が嵌入する。ハ
ウジング201は、頭部202の外径が六角に形成され
るとともに、軸部203側の端部の表面に取り付け用の
ねじ204が形成してあり、ホロスクリュ2がめがね継
ぎ手7a(図1)とともにリターン部105(図1)に
組付けられるようになっている。ハウジング201内は
燃料噴射弁1のリターン流路118と連通し、リターン
流路205としてある。軸部203の周壁には4つの貫
通穴206が形成してあり、これを囲む上記めがね継ぎ
手7aを介してリターン流路205とリターン配管7と
が連通する。
【0031】貫通穴206はハウジング201の互いに
直交する径方向対称位置にそれぞれ一対ずつ形成してあ
り、燃料噴射弁1からの燃料がリターン流路205を均
等に流れる。また両一対の貫通穴206の形成位置をハ
ウジング201の軸線C方向にオフセットした近接位置
とすることで、ハウジング201は、貫通孔206によ
る肉抜き部が軸線方向に分散して1か所に集中しないよ
うになっており、十分な強度が確保されるようになって
いる。
直交する径方向対称位置にそれぞれ一対ずつ形成してあ
り、燃料噴射弁1からの燃料がリターン流路205を均
等に流れる。また両一対の貫通穴206の形成位置をハ
ウジング201の軸線C方向にオフセットした近接位置
とすることで、ハウジング201は、貫通孔206によ
る肉抜き部が軸線方向に分散して1か所に集中しないよ
うになっており、十分な強度が確保されるようになって
いる。
【0032】キャップ210には、リターン流路205
側の面に円形の凹部211が形成してあり、その周縁に
はこれに沿って環状の凸部212が形成してある。この
凸部212に対向してハウジング201の内側の段面2
07には略同形の環状の凸部208が形成してある。
側の面に円形の凹部211が形成してあり、その周縁に
はこれに沿って環状の凸部212が形成してある。この
凸部212に対向してハウジング201の内側の段面2
07には略同形の環状の凸部208が形成してある。
【0033】緩衝部2aは、上記両凸部208,212
およびハウジング201の内周面209とで画される環
状の空間に、これに沿ってゴム製のOリング213がハ
ウジング201側とキャップ210側とに配設してあ
る。
およびハウジング201の内周面209とで画される環
状の空間に、これに沿ってゴム製のOリング213がハ
ウジング201側とキャップ210側とに配設してあ
る。
【0034】両Oリング213の間には受圧板たるプレ
ート214が設けてある。プレート214はステンレス
スティール製の0.1mm程度の薄板を、ハウジング2
01の頭部202の内径よりもやや小径の円形に成形し
たもので、その周縁部が両Oリング213と密着してい
る。プレート214はハウジング201を軸線Cに対し
て垂直面をなすように閉鎖し、プレート214はリター
ン流路205の燃料移動により燃料圧力が上昇すると軸
線C方向に撓みキャップ210側へ凹むようになってい
る。
ート214が設けてある。プレート214はステンレス
スティール製の0.1mm程度の薄板を、ハウジング2
01の頭部202の内径よりもやや小径の円形に成形し
たもので、その周縁部が両Oリング213と密着してい
る。プレート214はハウジング201を軸線Cに対し
て垂直面をなすように閉鎖し、プレート214はリター
ン流路205の燃料移動により燃料圧力が上昇すると軸
線C方向に撓みキャップ210側へ凹むようになってい
る。
【0035】Oリング213は、キャップ210のハウ
ジング201内への進入深さに応じて弾性変形するが、
燃料漏れを生じない範囲である程度、弾性変形する余地
を残しておくのがよい。リターン流路205の燃料圧力
上昇時に、Oリング213自身の弾性変形により、プレ
ート214の凹み量を大きくすることができるからであ
る。これによりプレート214は、相対的に材料として
強度の十分なやや厚めのものが用いられ得る。
ジング201内への進入深さに応じて弾性変形するが、
燃料漏れを生じない範囲である程度、弾性変形する余地
を残しておくのがよい。リターン流路205の燃料圧力
上昇時に、Oリング213自身の弾性変形により、プレ
ート214の凹み量を大きくすることができるからであ
る。これによりプレート214は、相対的に材料として
強度の十分なやや厚めのものが用いられ得る。
【0036】ホロスクリュ2の組立ては、Oリング21
3とプレート214とをハウジング201の頭部202
に入れた後、キャップ210を頭部202に圧入する。
その後、ゴム製のOリング213が劣化しないようにア
ルゴン溶接等の比較的低温の方法で完全にハウジング2
01とキャップ210とを固着して完成する。
3とプレート214とをハウジング201の頭部202
に入れた後、キャップ210を頭部202に圧入する。
その後、ゴム製のOリング213が劣化しないようにア
ルゴン溶接等の比較的低温の方法で完全にハウジング2
01とキャップ210とを固着して完成する。
【0037】上記蓄圧式燃料噴射装置の作動を図1〜図
3により説明する。噴射開始時期になるとECU8はソ
レノイド129に通電し、ニードルバルブ106がリフ
トして燃料噴射が開始される。
3により説明する。噴射開始時期になるとECU8はソ
レノイド129に通電し、ニードルバルブ106がリフ
トして燃料噴射が開始される。
【0038】その後、所定の噴射終了時期になると、E
CU8がコイル129への通電を停止する。
CU8がコイル129への通電を停止する。
【0039】さてこの閉弁時に、従来の装置では電磁弁
1aの作動が不安定となって、ニードルバルブ106の
バウンスが発生するのに対し、本発明ではホロスクリュ
2において、リターン流路205の燃料移動により燃料
圧力が上昇すると、プレート214がキャップ210側
に撓み、プレート214が撓んだ分、リターン流路20
5が体積増加し、したがって還流路Rの電磁弁1aから
リターン流路205までが体積増加し、燃料圧力の上昇
が吸収される。これにより電磁弁1aのアーマチュア室
126等における燃料圧力の不安定が解消し、ニードル
バルブ106は所定の噴射終了時期に閉弁した後、ニー
ドルバルブ106がバウンスを生じることなく着座状態
を保持する。
1aの作動が不安定となって、ニードルバルブ106の
バウンスが発生するのに対し、本発明ではホロスクリュ
2において、リターン流路205の燃料移動により燃料
圧力が上昇すると、プレート214がキャップ210側
に撓み、プレート214が撓んだ分、リターン流路20
5が体積増加し、したがって還流路Rの電磁弁1aから
リターン流路205までが体積増加し、燃料圧力の上昇
が吸収される。これにより電磁弁1aのアーマチュア室
126等における燃料圧力の不安定が解消し、ニードル
バルブ106は所定の噴射終了時期に閉弁した後、ニー
ドルバルブ106がバウンスを生じることなく着座状態
を保持する。
【0040】本実施形態では緩衝部2aが電磁弁1aの
直下流部といってよいホロスクリュ2に内蔵されている
ので、燃料移動に対する応答性がよく、特に優れた圧力
抑制効果を発揮する。しかもプレート214がリターン
流路205における燃料移動方向である軸線方向Cに対
して垂直面をなすようにすることで、燃料移動方向とプ
レート214の撓み方向とを一致させているので、特に
効率よく燃料圧力の上昇を吸収できる。
直下流部といってよいホロスクリュ2に内蔵されている
ので、燃料移動に対する応答性がよく、特に優れた圧力
抑制効果を発揮する。しかもプレート214がリターン
流路205における燃料移動方向である軸線方向Cに対
して垂直面をなすようにすることで、燃料移動方向とプ
レート214の撓み方向とを一致させているので、特に
効率よく燃料圧力の上昇を吸収できる。
【0041】図4は上記蓄圧式燃料噴射装置のバルブリ
フトの挙動を示すもので、閉弁時におけるバウンスが殆
ど認められない。従来の蓄圧式燃料噴射装置のバルブリ
フトの挙動を示す上記図8と比較すると、その差は顕著
であり、本発明の蓄圧式燃料噴射装置によれば、正確な
エンジン制御が実現できる。
フトの挙動を示すもので、閉弁時におけるバウンスが殆
ど認められない。従来の蓄圧式燃料噴射装置のバルブリ
フトの挙動を示す上記図8と比較すると、その差は顕著
であり、本発明の蓄圧式燃料噴射装置によれば、正確な
エンジン制御が実現できる。
【0042】またホロスクリュ2は、上記のごとく、緩
衝部2aが内蔵されていない従来のものと同じ要領で燃
料噴射弁1に組付けることができる。しかもホロスクリ
ュ2は外径寸法も実質的に従来のものと変わらないか
ら、蓄圧式燃料噴射装置全体の設計変更を伴わず、低コ
ストで上記バウンス防止効果を得ることができる。
衝部2aが内蔵されていない従来のものと同じ要領で燃
料噴射弁1に組付けることができる。しかもホロスクリ
ュ2は外径寸法も実質的に従来のものと変わらないか
ら、蓄圧式燃料噴射装置全体の設計変更を伴わず、低コ
ストで上記バウンス防止効果を得ることができる。
【0043】(第2実施形態)ホロスクリュ2は、第1
実施形態のものに代えて図5に示すホロスクリュ2Aと
することもできる。図中、図3と同じ番号を付したもの
は実質的に同じ作動をするので第1実施形態との相違点
を中心に説明する。
実施形態のものに代えて図5に示すホロスクリュ2Aと
することもできる。図中、図3と同じ番号を付したもの
は実質的に同じ作動をするので第1実施形態との相違点
を中心に説明する。
【0044】ハウジング201Aの頭部202Aは内周
壁に段部215が形成され、キャップ210A側が内径
をやや大きくしてあり、ここにキャップ210Aが嵌入
される。キャップ210Aはハウジング201Aの頭部
202Aの軸部203側の内径と略等径の凹部216が
形成されたものである。
壁に段部215が形成され、キャップ210A側が内径
をやや大きくしてあり、ここにキャップ210Aが嵌入
される。キャップ210Aはハウジング201Aの頭部
202Aの軸部203側の内径と略等径の凹部216が
形成されたものである。
【0045】本実施形態の緩衝部214Aは受圧板であ
るプレート214Aのみで構成され、キャップ210A
の環状端面とハウジング201Aの頭部202Aの内側
段面の間に、Oリング等によらずに挟持され、リターン
流路205を閉鎖している。
るプレート214Aのみで構成され、キャップ210A
の環状端面とハウジング201Aの頭部202Aの内側
段面の間に、Oリング等によらずに挟持され、リターン
流路205を閉鎖している。
【0046】図6はプレート214Aの特徴を更に詳細
に示すもので、(A)が図5(B)と同じ断面を示し、
(B)が(A)におけるX矢視図である。プレート21
4Aはステンレススティール製の例えば60μm程度の
薄板を円形に成形したもので、大小2つの円状の打ち出
し217,218が同心に形成され、打ち出し217,
218において弾性的に屈曲可能としてある。プレート
214Aは、ハウジング201Aに打ち出し217,2
18の凹み側がリターン流路205に面して取付けられ
る。
に示すもので、(A)が図5(B)と同じ断面を示し、
(B)が(A)におけるX矢視図である。プレート21
4Aはステンレススティール製の例えば60μm程度の
薄板を円形に成形したもので、大小2つの円状の打ち出
し217,218が同心に形成され、打ち出し217,
218において弾性的に屈曲可能としてある。プレート
214Aは、ハウジング201Aに打ち出し217,2
18の凹み側がリターン流路205に面して取付けられ
る。
【0047】ホロスクリュ2Aの組立ては、プレート2
14Aをハウジング201Aの頭部202Aに入れた
後、キャップ210Aを頭部202Aに圧入する。その
後、キャップ210Aとハウジング201Aとを、その
円状圧接部の全周に例えばロウ付けして、固着するとと
もに液密を完全なものとしている。なお本実施形態にお
いてはゴム製部材を用いないので、上記のごとくロウ付
けが用いられ得る。
14Aをハウジング201Aの頭部202Aに入れた
後、キャップ210Aを頭部202Aに圧入する。その
後、キャップ210Aとハウジング201Aとを、その
円状圧接部の全周に例えばロウ付けして、固着するとと
もに液密を完全なものとしている。なお本実施形態にお
いてはゴム製部材を用いないので、上記のごとくロウ付
けが用いられ得る。
【0048】かかる構成では、閉弁時にリターン流路2
05の燃料移動により燃料圧力が上昇すると、図7に示
すごとく、プレート214Aが、これを押圧する燃料圧
力により打ち出し217,218において屈曲し、中央
部が凹み、その分、リターン流路205の体積が増加す
る。しかして第1実施形態と同様に閉弁時のバウンス防
止効果が得られる。
05の燃料移動により燃料圧力が上昇すると、図7に示
すごとく、プレート214Aが、これを押圧する燃料圧
力により打ち出し217,218において屈曲し、中央
部が凹み、その分、リターン流路205の体積が増加す
る。しかして第1実施形態と同様に閉弁時のバウンス防
止効果が得られる。
【0049】なおホロスクリュの、貫通穴の数および形
成位置は、必ずしも上記各実施形態記載のものに限定さ
れるものではなく、緩衝部の作動に支障がない限り任意
である。
成位置は、必ずしも上記各実施形態記載のものに限定さ
れるものではなく、緩衝部の作動に支障がない限り任意
である。
【0050】また受圧板は燃料圧力により撓むことでリ
ターン流路の体積を増加せしめているが、例えば図3に
おいて弾性変形量の大きなOリングを用い、受圧板がO
リングの弾性変形により燃料圧力に応じて後退する構成
としてもよい。あるいは受圧板を用いない構成でも、燃
料圧力の上昇を吸収し得る構成であれば任意である。
ターン流路の体積を増加せしめているが、例えば図3に
おいて弾性変形量の大きなOリングを用い、受圧板がO
リングの弾性変形により燃料圧力に応じて後退する構成
としてもよい。あるいは受圧板を用いない構成でも、燃
料圧力の上昇を吸収し得る構成であれば任意である。
【0051】また緩衝部の設置場所はホロスクリュに限
定されるものではない。還流路の電磁弁よりも下流であ
ればよく、リターン配管や燃料噴射弁の内部に設けても
よい。電磁弁に近い方がより効果的であるが、要求され
るバウンス防止効果等に応じて適宜選択し得る。
定されるものではない。還流路の電磁弁よりも下流であ
ればよく、リターン配管や燃料噴射弁の内部に設けても
よい。電磁弁に近い方がより効果的であるが、要求され
るバウンス防止効果等に応じて適宜選択し得る。
【図1】本発明の蓄圧式燃料噴射装置の一部の縦断面図
である。
である。
【図2】本発明の蓄圧式燃料噴射装置の構成図である。
【図3】(A)は本発明の蓄圧式燃料噴射装置の要部で
あるホロスクリュの正面図であり、(B)は(A)にお
けるIIIB−IIIB線に沿う断面図である。
あるホロスクリュの正面図であり、(B)は(A)にお
けるIIIB−IIIB線に沿う断面図である。
【図4】本発明の蓄圧式燃料噴射装置の作動を説明する
グラフである。
グラフである。
【図5】(A)は本発明の蓄圧式燃料噴射装置の要部で
ある別のホロスクリュの正面図であり、(B)は(A)
におけるVB−VB線に沿う断面図である。
ある別のホロスクリュの正面図であり、(B)は(A)
におけるVB−VB線に沿う断面図である。
【図6】(A)は本発明の蓄圧式燃料噴射装置の要部で
ある別のホロスクリュに内蔵される受圧板の拡大断面図
であり、(B)は(A)におけるX矢視図である。
ある別のホロスクリュに内蔵される受圧板の拡大断面図
であり、(B)は(A)におけるX矢視図である。
【図7】本発明の蓄圧式燃料噴射装置の要部である別の
ホロスクリュの作動時における断面図である。
ホロスクリュの作動時における断面図である。
【図8】従来の一の蓄圧式燃料噴射装置の作動を説明す
るグラフである。
るグラフである。
1 燃料噴射弁 106 ニードルバルブ 110 制御室 1a 電磁弁 2,2A ホロスクリュ(接続部材) 201,201A ハウジング 2a 緩衝部 214 プレート(受圧板) 214A プレート(受圧板、緩衝部) 3 コモンレール(蓄圧配管) 4 サプライポンプ(高圧ポンプ) 5 燃料タンク 7 リターン配管 C 軸線 R 還流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮田 幸典 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 黒柳 正利 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内
Claims (5)
- 【請求項1】 燃料噴射弁とこれに高圧の燃料を供給す
る蓄圧配管とを有し、燃料噴射弁に供給された上記燃料
の一部が燃料噴射弁からリターン配管を介して燃料タン
クに還流する還流路を形成し、燃料噴射弁には還流路の
途中に、燃料の噴射と遮断とを切替えるニードルバルブ
の開閉制御を行う制御室と、制御室の下流側に制御室と
リターン配管間の連通と遮断とを切り替える電磁弁とを
設けてなる蓄圧式燃料噴射装置において、上記還流路の
電磁弁よりも下流に、燃料圧力の上昇を吸収する緩衝部
を設けたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の蓄圧式燃料噴射装置にお
いて、上記緩衝部は、上記還流路に面して設けられた受
圧板を具備し、還流路内の燃料圧が上昇すると受圧板が
後退する構成とした蓄圧式燃料噴射装置。 - 【請求項3】 請求項1または2いずれか記載の蓄圧式
燃料噴射装置において、上記緩衝部は、上記燃料噴射弁
と上記リターン配管とを接続し上記還流路の一部を構成
する接続部材に内蔵せしめた蓄圧式燃料噴射装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の蓄圧式燃料噴射装置にお
いて、上記接続部材は、一端部が上記燃料噴射弁と接続
された筒状のハウジングを有し、ハウジングの周壁には
ハウジングの内側と上記リターン配管とを連通せしめる
貫通穴を形成し、上記緩衝部は、可撓性の薄板で構成さ
れハウジングの他端側をハウジングの軸線方向に対して
略垂直面をなすように閉鎖する受圧板を具備してなる蓄
圧式燃料噴射装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の蓄圧式燃料噴射装置にお
いて、上記貫通穴が上記ハウジングの互いに直交する径
方向対称位置にそれぞれ一対ずつ形成され、両一対の貫
通穴の形成位置がハウジングの軸線方向にオフセットし
た蓄圧式燃料噴射装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29345497A JPH11117824A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 蓄圧式燃料噴射装置 |
| US09/166,576 US6237570B1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-06 | Accumulator fuel injection apparatus |
| DE69834161T DE69834161T2 (de) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Speicherkraftstoffeinspritzvorrichtung |
| DE69837171T DE69837171T2 (de) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Speicherkraftstoffeinspritzvorrichtung |
| EP05002989A EP1536130B1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Accumulator fuel injection apparatus |
| EP98119027A EP0908618B1 (en) | 1997-10-09 | 1998-10-08 | Accumulator fuel injection apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29345497A JPH11117824A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 蓄圧式燃料噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11117824A true JPH11117824A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17794971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29345497A Pending JPH11117824A (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 蓄圧式燃料噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11117824A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10137890B4 (de) * | 2000-08-03 | 2016-12-01 | Denso Corporation | Kraftstoffeinspritzvorrichtung |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP29345497A patent/JPH11117824A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10137890B4 (de) * | 2000-08-03 | 2016-12-01 | Denso Corporation | Kraftstoffeinspritzvorrichtung |
| DE10165131A1 (de) | 2000-08-03 | 2016-12-08 | Denso Corporation | Kraftstoffeinspritzvorrichtung |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101490403B (zh) | 具有压力平衡的控制阀的燃料喷射器 | |
| US10655585B2 (en) | High-pressure fuel supply pump having electromagnetically-driven intake valve | |
| JP3865222B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
| JP3631413B2 (ja) | 電磁弁及びそれを用いた燃料噴射装置 | |
| JP2010174849A (ja) | 電磁弁および燃料噴射弁 | |
| JP6235518B2 (ja) | 高圧燃料供給ポンプ及び高圧燃料供給ポンプの組立て方法 | |
| JP2009103050A (ja) | 電磁駆動装置 | |
| CN101523043B (zh) | 具有一个节流板及一个电磁阀的燃料喷射器 | |
| CN111373158B (zh) | 具有用于控制气态介质的配量阀的喷射泵单元 | |
| JP2002139168A (ja) | 電磁弁装置およびそれを用いた燃料噴射装置 | |
| JP4120632B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
| CN110651117B (zh) | 阀机构、电磁吸入阀机构以及高压燃料泵 | |
| KR100495172B1 (ko) | 연료 분사 밸브에 있어서의 노즐 니들의 제어 구조 | |
| JPH11117824A (ja) | 蓄圧式燃料噴射装置 | |
| EP1674715A1 (en) | Injector | |
| JP5093212B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
| JP2012197678A (ja) | インジェクタ | |
| JP3687313B2 (ja) | 蓄圧式燃料噴射装置 | |
| JP4584895B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
| JP3528304B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
| JP7545322B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
| JP3589323B2 (ja) | 蓄圧式燃料噴射装置 | |
| JP2010133490A (ja) | 電磁弁 | |
| JP5251468B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
| JP2024024512A (ja) | 電磁式燃料噴射弁 |