JPH1111793A - ゴムベルト式搬送装置 - Google Patents
ゴムベルト式搬送装置Info
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- JPH1111793A JPH1111793A JP17375697A JP17375697A JPH1111793A JP H1111793 A JPH1111793 A JP H1111793A JP 17375697 A JP17375697 A JP 17375697A JP 17375697 A JP17375697 A JP 17375697A JP H1111793 A JPH1111793 A JP H1111793A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 35
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
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- Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 被搬送体に両側から押し付けたゴムベルトの
押圧・摩擦力で引抜き力を被搬送体に与え、被搬送体を
安定条件下で高速搬送する。 【構成】 金属線,金属管等の長尺被搬送体Pを両側か
ら、金属製無端ベルト30でバックアップされたゴムベ
ルト10,20で挟み付け、無限軌道に沿ってゴムベル
ト10,20を周回させる。被搬送体Pに押し付けたゴ
ムベルト10,20の押圧・摩擦力により被搬送体Pに
引抜き力を与え、安定条件下で被搬送体Pを高速搬送す
る。 【効果】 ゴムベルト10,20,金属製無端ベルト3
0は相互の間に滑りを生じることなく同期走行するの
で、ゴムベルト10,20の損傷が抑えられる。
押圧・摩擦力で引抜き力を被搬送体に与え、被搬送体を
安定条件下で高速搬送する。 【構成】 金属線,金属管等の長尺被搬送体Pを両側か
ら、金属製無端ベルト30でバックアップされたゴムベ
ルト10,20で挟み付け、無限軌道に沿ってゴムベル
ト10,20を周回させる。被搬送体Pに押し付けたゴ
ムベルト10,20の押圧・摩擦力により被搬送体Pに
引抜き力を与え、安定条件下で被搬送体Pを高速搬送す
る。 【効果】 ゴムベルト10,20,金属製無端ベルト3
0は相互の間に滑りを生じることなく同期走行するの
で、ゴムベルト10,20の損傷が抑えられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属線,金属管等の長
尺被搬送体を引抜き力を作用させながら高速で連続的に
搬送させるゴムベルト式搬送装置に関する。
尺被搬送体を引抜き力を作用させながら高速で連続的に
搬送させるゴムベルト式搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】引抜き加工等において金属線,金属管等
の長尺被搬送体を引抜き力を作用させながら連続的に引
き抜く手段として、一対の駆動ベルト間に被搬送体を所
定の力で挟み込んで引き抜く方法が知られている。ゴム
ベルトとしては、被搬送体を保持するために必要な摩擦
力を確保すると共に、速度安定性の面から歯付きゴムベ
ルトが使用されている。この方法ではベルト間に被搬送
体Pを挟み込むことから、図1に示すように搬送のため
の駆動された内歯付きゴムベルト1の内側に無駆動で長
さの短い同形状の外歯をもつ内ベルト2を配置してい
る。また、双方のベルト1,2を噛み合わせて被搬送体
Pを挟み込む部分では、実用上表裏平滑なベルトを構成
し、ベルト2の裏側から摩擦板3によりベルト1,2を
介して被搬送体Pを挟み込んで保持している。摩擦板3
に替えて、図2に示すように複数のローラ4をフレーム
5に回転可能に支承したバックアップ装置を使用するこ
ともある。
の長尺被搬送体を引抜き力を作用させながら連続的に引
き抜く手段として、一対の駆動ベルト間に被搬送体を所
定の力で挟み込んで引き抜く方法が知られている。ゴム
ベルトとしては、被搬送体を保持するために必要な摩擦
力を確保すると共に、速度安定性の面から歯付きゴムベ
ルトが使用されている。この方法ではベルト間に被搬送
体Pを挟み込むことから、図1に示すように搬送のため
の駆動された内歯付きゴムベルト1の内側に無駆動で長
さの短い同形状の外歯をもつ内ベルト2を配置してい
る。また、双方のベルト1,2を噛み合わせて被搬送体
Pを挟み込む部分では、実用上表裏平滑なベルトを構成
し、ベルト2の裏側から摩擦板3によりベルト1,2を
介して被搬送体Pを挟み込んで保持している。摩擦板3
に替えて、図2に示すように複数のローラ4をフレーム
5に回転可能に支承したバックアップ装置を使用するこ
ともある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】摩擦板3でベルトをバ
ックアップする方法では、ベルト1,2が周回する際、
内ベルト2の平滑面と摩擦板3との間に滑りが発生す
る。そのため、被搬送体Pを保持するための荷重が大き
いと、摩擦熱によってベルト1,2が損傷し易くなる。
ローラ群を用いたバックアップ機構では、摩擦の問題は
生じないものの、保持力の増大に伴ってローラ4が内ベ
ルト2の平滑面のゴムに押し込まれ、ベルト1,2の周
回によってゴムの変形が繰り返される。その結果、ゴム
の変形に起因する発熱によってベルト1,2のゴムが損
傷し剥離することがある。このようなことから、高い引
抜き力で金属線,金属管等を高速搬送する用途に適用す
るには、何れの方法も依然として問題がある。本発明
は、このような問題を解消すべく案出されたものであ
り、同期走行する金属製無端ベルトを内側ゴムベルトの
内側に配置してバックアップすることにより、バックア
ップ機構とゴムベルトとの間の摺擦を防止し、長期間に
わたって安定条件下で被搬送体に引抜き力を作用させな
がら高速搬送することを目的とする。
ックアップする方法では、ベルト1,2が周回する際、
内ベルト2の平滑面と摩擦板3との間に滑りが発生す
る。そのため、被搬送体Pを保持するための荷重が大き
いと、摩擦熱によってベルト1,2が損傷し易くなる。
ローラ群を用いたバックアップ機構では、摩擦の問題は
生じないものの、保持力の増大に伴ってローラ4が内ベ
ルト2の平滑面のゴムに押し込まれ、ベルト1,2の周
回によってゴムの変形が繰り返される。その結果、ゴム
の変形に起因する発熱によってベルト1,2のゴムが損
傷し剥離することがある。このようなことから、高い引
抜き力で金属線,金属管等を高速搬送する用途に適用す
るには、何れの方法も依然として問題がある。本発明
は、このような問題を解消すべく案出されたものであ
り、同期走行する金属製無端ベルトを内側ゴムベルトの
内側に配置してバックアップすることにより、バックア
ップ機構とゴムベルトとの間の摺擦を防止し、長期間に
わたって安定条件下で被搬送体に引抜き力を作用させな
がら高速搬送することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のゴムベルト式搬
送装置は、その目的を達成するため、外側ゴムベルト,
内側ゴムベルト及び金属製無端ベルトからなる一対のベ
ルト群が被搬送体の両側に配置された搬送装置であっ
て、駆動プーリと従動プーリとの間に掛け渡され、内周
歯をもつ外側ゴムベルトと、該外側ゴムベルトの無限軌
道の内側に配置された一対の従動プーリに掛け渡され、
前記外側ゴムベルトの内周歯に噛み合う外周歯をもつ内
側ゴムベルトと、前記内側ゴムベルトの平滑背面側に当
接する複数のコマを連結してなる金属製無端ベルトと、
無限軌道を周回する前記金属製無端ベルトを案内するガ
イドレールと、被搬送体に直交する方向に配設され、ガ
イドレールのサポートをスライド可能に支持するスライ
ドレールと、被搬送体の両側にあるサポートを近接可能
に連結する駆動機構とを備え、該駆動機構の出力で前記
外側ゴムベルトを前記被搬送体に両側から押し付けた状
態で前記駆動プーリを回転させることにより、前記被搬
送体に押し付けた前記外側ゴムベルトの押圧・摩擦力で
前記被搬送体に引抜き力を付与することを特徴とする。
送装置は、その目的を達成するため、外側ゴムベルト,
内側ゴムベルト及び金属製無端ベルトからなる一対のベ
ルト群が被搬送体の両側に配置された搬送装置であっ
て、駆動プーリと従動プーリとの間に掛け渡され、内周
歯をもつ外側ゴムベルトと、該外側ゴムベルトの無限軌
道の内側に配置された一対の従動プーリに掛け渡され、
前記外側ゴムベルトの内周歯に噛み合う外周歯をもつ内
側ゴムベルトと、前記内側ゴムベルトの平滑背面側に当
接する複数のコマを連結してなる金属製無端ベルトと、
無限軌道を周回する前記金属製無端ベルトを案内するガ
イドレールと、被搬送体に直交する方向に配設され、ガ
イドレールのサポートをスライド可能に支持するスライ
ドレールと、被搬送体の両側にあるサポートを近接可能
に連結する駆動機構とを備え、該駆動機構の出力で前記
外側ゴムベルトを前記被搬送体に両側から押し付けた状
態で前記駆動プーリを回転させることにより、前記被搬
送体に押し付けた前記外側ゴムベルトの押圧・摩擦力で
前記被搬送体に引抜き力を付与することを特徴とする。
【0005】
【実施の形態】本発明に従ったゴムベルト式搬送装置
は、図3に示すように金属線,金属管等の被搬送体Pの
両側に、被搬送体Pを挟み込むように一対の外側ゴムベ
ルト10,10を配置している。被搬送体Pと接触する
外側ゴムベルト10,10の表面には、摩擦力を高める
ような凹凸を形成しても良い。また、被搬送体Pの断面
形状に応じた凹部を形成することもできる。外側ゴムベ
ルト10,10は、駆動プーリ11,11と従動プーリ
12,12との間に張設され、無限軌道を形成する。無
限軌道の途中にエアシリンダ13,13から延びたテン
ションローラ14,14が臨んでおり、テンションロー
ラ14,14で押圧することにより外側ゴムベルト1
0,10に張力が付与される。走行中の外側ゴムベルト
10,10に対してテンションローラ14,14をエア
シリンダ13,13で前進又は後退させることにより、
外側ゴムベルト10,10の張力が調整される。外側ゴ
ムベルト10,10は、ベルト幅方向に延びる内周歯1
5が内周面に形成されている。
は、図3に示すように金属線,金属管等の被搬送体Pの
両側に、被搬送体Pを挟み込むように一対の外側ゴムベ
ルト10,10を配置している。被搬送体Pと接触する
外側ゴムベルト10,10の表面には、摩擦力を高める
ような凹凸を形成しても良い。また、被搬送体Pの断面
形状に応じた凹部を形成することもできる。外側ゴムベ
ルト10,10は、駆動プーリ11,11と従動プーリ
12,12との間に張設され、無限軌道を形成する。無
限軌道の途中にエアシリンダ13,13から延びたテン
ションローラ14,14が臨んでおり、テンションロー
ラ14,14で押圧することにより外側ゴムベルト1
0,10に張力が付与される。走行中の外側ゴムベルト
10,10に対してテンションローラ14,14をエア
シリンダ13,13で前進又は後退させることにより、
外側ゴムベルト10,10の張力が調整される。外側ゴ
ムベルト10,10は、ベルト幅方向に延びる内周歯1
5が内周面に形成されている。
【0006】外側ゴムベルト10,10で構成される無
限軌道の内側では、外側ゴムベルト10,10よりも周
長が短い内側ゴムベルト20,20が従動プーリ21,
21と22,22との間に張設され、無限軌道を形成し
ている。内側ゴムベルト20,20の外周面には、被搬
送体Pを保持する側で外側ゴムベルト10,10の内周
歯15と噛み合う外周歯25が形成されている。内側ゴ
ムベルト20,20の内側には、更に内側ゴムベルト2
0,20よりも周長が短い金属製無端ベルト30,30
が配置されている。金属製無端ベルト30,30は、ガ
イドレール31,31に沿って周回するように設けられ
ており、少なくとも被搬送体Pの保持側で内側ベルト2
0,20の平滑面に外面が接するように配置される。ガ
イドレール31,31は、躯体32,32に緩み調整用
ガイド33,33を設けている。ガイド33は、躯体3
2と共に金属製無端ベルト30の長さlの周回軌道を構
成している(図4a)。金属製無端ベルト30に伸び等
によって緩みが生じた場合、ガイド33が躯体32から
若干離反するように適宜の手段で位置調整することによ
り周回軌道の長さをl’に調整し、金属製無端ベルト3
0の緩みを解消する。
限軌道の内側では、外側ゴムベルト10,10よりも周
長が短い内側ゴムベルト20,20が従動プーリ21,
21と22,22との間に張設され、無限軌道を形成し
ている。内側ゴムベルト20,20の外周面には、被搬
送体Pを保持する側で外側ゴムベルト10,10の内周
歯15と噛み合う外周歯25が形成されている。内側ゴ
ムベルト20,20の内側には、更に内側ゴムベルト2
0,20よりも周長が短い金属製無端ベルト30,30
が配置されている。金属製無端ベルト30,30は、ガ
イドレール31,31に沿って周回するように設けられ
ており、少なくとも被搬送体Pの保持側で内側ベルト2
0,20の平滑面に外面が接するように配置される。ガ
イドレール31,31は、躯体32,32に緩み調整用
ガイド33,33を設けている。ガイド33は、躯体3
2と共に金属製無端ベルト30の長さlの周回軌道を構
成している(図4a)。金属製無端ベルト30に伸び等
によって緩みが生じた場合、ガイド33が躯体32から
若干離反するように適宜の手段で位置調整することによ
り周回軌道の長さをl’に調整し、金属製無端ベルト3
0の緩みを解消する。
【0007】金属製無端ベルト30は、図5に示すよう
に、複数のコマ34を軸受け35で相互に連結した屈曲
可能な構造になっている。軸受け35は、コマ34がガ
イドレール31の躯体32の表面と接触しないように、
躯体32を転動するガイドローラ36を備えている。ま
た、内側ゴムベルト20,20と反対側では、コマ34
の背面からガイドローラ37を突出させている。ガイド
ローラ37は、ガイドレール31の躯体32に長手方向
に沿って形成したガイド溝38及びガイド33の長手方
向に沿って形成したガイド溝(図示せず)を転動し、金
属製無端ベルト30の垂直方向移動を規制する。ガイド
レール31の躯体32は、図6に示すように下端にスラ
イドシュー41を設けたサポート42を介し、被搬送体
Pに直交する方向に沿って配置されたスライドレール4
3に搭載されている。一方のサポート42には駆動機構
40のエアシリンダ44が取り付けられており、エアシ
リンダ44から延びたピストンロッド45が他方のサポ
ート42に連結されている。ピストンロッド45をエア
シリンダ44に引き込むと、双方のサポート42,42
がスライドレール43上をスライドして相互に接近し、
外側ゴムベルト10,10及び内側ゴムベルト20,2
0が被搬送体Pを両側から挟み込む。
に、複数のコマ34を軸受け35で相互に連結した屈曲
可能な構造になっている。軸受け35は、コマ34がガ
イドレール31の躯体32の表面と接触しないように、
躯体32を転動するガイドローラ36を備えている。ま
た、内側ゴムベルト20,20と反対側では、コマ34
の背面からガイドローラ37を突出させている。ガイド
ローラ37は、ガイドレール31の躯体32に長手方向
に沿って形成したガイド溝38及びガイド33の長手方
向に沿って形成したガイド溝(図示せず)を転動し、金
属製無端ベルト30の垂直方向移動を規制する。ガイド
レール31の躯体32は、図6に示すように下端にスラ
イドシュー41を設けたサポート42を介し、被搬送体
Pに直交する方向に沿って配置されたスライドレール4
3に搭載されている。一方のサポート42には駆動機構
40のエアシリンダ44が取り付けられており、エアシ
リンダ44から延びたピストンロッド45が他方のサポ
ート42に連結されている。ピストンロッド45をエア
シリンダ44に引き込むと、双方のサポート42,42
がスライドレール43上をスライドして相互に接近し、
外側ゴムベルト10,10及び内側ゴムベルト20,2
0が被搬送体Pを両側から挟み込む。
【0008】エアシリンダ44は、被搬送体Pに付与す
る押圧力の上限に応じ、図6の紙面に垂直な方向に複数
配置しても良い。また、エアシリンダ44に替え、電動
モータ等の他の手段によって左右のサポート42,42
を近接・離間させることもできる。ベルト群の間に被搬
送体Pが位置するとき、駆動機構40のエアシリンダ4
4を作動させてピストンロッド45をエアシリンダ44
に引き込むと、サポート42,42は互いにスライドレ
ール43上をスライドして接近し、被搬送体Pに両側か
ら外側ゴムベルト10,10及び内側ゴムベルト20,
20が押圧される。金属線,金属管等の被搬送体Pは、
押し付けられた外側ゴムベルト10,10の押圧・摩擦
力により所定の保持力で保持される。この状態で駆動プ
ーリ11,11を回転させ、外側ゴムベルト10,10
を無限軌道に沿って走行させると、外側ゴムベルト1
0,10の摩擦・押圧に起因する引抜き力が被搬送体P
に付与され、被搬送体Pが図3で矢印方向に搬送され
る。また、内周歯15に外周歯25が噛み合った内側ゴ
ムベルト20,20及び金属製無端ベルト30,30
も、滑りを生じることなく外側ゴムベルト10,10に
同期して走行する。
る押圧力の上限に応じ、図6の紙面に垂直な方向に複数
配置しても良い。また、エアシリンダ44に替え、電動
モータ等の他の手段によって左右のサポート42,42
を近接・離間させることもできる。ベルト群の間に被搬
送体Pが位置するとき、駆動機構40のエアシリンダ4
4を作動させてピストンロッド45をエアシリンダ44
に引き込むと、サポート42,42は互いにスライドレ
ール43上をスライドして接近し、被搬送体Pに両側か
ら外側ゴムベルト10,10及び内側ゴムベルト20,
20が押圧される。金属線,金属管等の被搬送体Pは、
押し付けられた外側ゴムベルト10,10の押圧・摩擦
力により所定の保持力で保持される。この状態で駆動プ
ーリ11,11を回転させ、外側ゴムベルト10,10
を無限軌道に沿って走行させると、外側ゴムベルト1
0,10の摩擦・押圧に起因する引抜き力が被搬送体P
に付与され、被搬送体Pが図3で矢印方向に搬送され
る。また、内周歯15に外周歯25が噛み合った内側ゴ
ムベルト20,20及び金属製無端ベルト30,30
も、滑りを生じることなく外側ゴムベルト10,10に
同期して走行する。
【0009】被搬送体Pの両側に位置するベルト群は、
エアシリンダ44によって相互に引っ張られているの
で、被搬送体Pに加わる引抜き力は一定になる。また、
外側ゴムベルト10,10,内側ゴムベルト20,2
0,金属製無端ベルト30,30は、相互の間に滑りが
なく、金属製無端ベルト30,30のコマ34,34・
・の表面が内側ゴムベルト20,20の内面に押し付け
られた状態で走行する。したがって、従来の摩擦板3を
用いたバックアップ(図1)のような滑りがベルト群の
間になく、外側ゴムベルト10,10及び内側ゴムベル
ト20,20の損傷や剥離が大幅に抑制される。また、
内ベルト2がローラ4で間断なく圧縮されるローラ方式
(図2)のバックアップのような弾性変形が外側ゴムベ
ルト10,10及び内側ゴムベルト20,20に生じな
いため、ベルトのゴムが劣化することも抑えられる。こ
のようにして、被搬送体Pは、ベルト10,10との間
に滑りを発生させることなく、一定の引抜き力によって
搬送される。また、駆動プーリ11,11の回転速度を
大きくすることにより、被搬送体Pが安定条件下で高速
搬送される。しかも、被搬送体Pに付与される引抜き力
は、双方のベルト群を引っ張るエアシリンダ44の出力
及び個数によって自由に調節でき、外側ゴムベルト10
の間隔は被搬送体Pの大きさに応じて自在に調整される
ため、如何なるサイズの被搬送体Pであっても確実に搬
送される。
エアシリンダ44によって相互に引っ張られているの
で、被搬送体Pに加わる引抜き力は一定になる。また、
外側ゴムベルト10,10,内側ゴムベルト20,2
0,金属製無端ベルト30,30は、相互の間に滑りが
なく、金属製無端ベルト30,30のコマ34,34・
・の表面が内側ゴムベルト20,20の内面に押し付け
られた状態で走行する。したがって、従来の摩擦板3を
用いたバックアップ(図1)のような滑りがベルト群の
間になく、外側ゴムベルト10,10及び内側ゴムベル
ト20,20の損傷や剥離が大幅に抑制される。また、
内ベルト2がローラ4で間断なく圧縮されるローラ方式
(図2)のバックアップのような弾性変形が外側ゴムベ
ルト10,10及び内側ゴムベルト20,20に生じな
いため、ベルトのゴムが劣化することも抑えられる。こ
のようにして、被搬送体Pは、ベルト10,10との間
に滑りを発生させることなく、一定の引抜き力によって
搬送される。また、駆動プーリ11,11の回転速度を
大きくすることにより、被搬送体Pが安定条件下で高速
搬送される。しかも、被搬送体Pに付与される引抜き力
は、双方のベルト群を引っ張るエアシリンダ44の出力
及び個数によって自由に調節でき、外側ゴムベルト10
の間隔は被搬送体Pの大きさに応じて自在に調整される
ため、如何なるサイズの被搬送体Pであっても確実に搬
送される。
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、被搬送体の両側に外側ゴムベルト,内側ゴムベル
ト,金属製無端ベルトからなるベルト群を配置し、被搬
送体に両側から押し付けたゴムベルトの押圧・摩擦力に
よって被搬送体に引抜き力を与えている。外側ゴムベル
ト,内側ゴムベルト及び金属製無端ベルト相互の間に滑
りがないので、ゴムベルトの損傷や剥離が防止され、金
属線,金属管等の長尺被搬送体が効率よく高速搬送され
る。
は、被搬送体の両側に外側ゴムベルト,内側ゴムベル
ト,金属製無端ベルトからなるベルト群を配置し、被搬
送体に両側から押し付けたゴムベルトの押圧・摩擦力に
よって被搬送体に引抜き力を与えている。外側ゴムベル
ト,内側ゴムベルト及び金属製無端ベルト相互の間に滑
りがないので、ゴムベルトの損傷や剥離が防止され、金
属線,金属管等の長尺被搬送体が効率よく高速搬送され
る。
【図1】 摩擦板を使用した従来のゴムベルト式搬送装
置の平面図(a)及び出側正面図(b)
置の平面図(a)及び出側正面図(b)
【図2】 ローラ群を使用した従来のゴムベルト式搬送
装置の平面図(a)及び出側正面図(b)
装置の平面図(a)及び出側正面図(b)
【図3】 本発明に従ったゴムベルト式搬送装置の全体
概略図
概略図
【図4】 金属製無端ベルトの緩みを解消する機能を備
えた躯体及びガイド(a)と周回軌道の長さを変更した
躯体及びガイド(b)
えた躯体及びガイド(a)と周回軌道の長さを変更した
躯体及びガイド(b)
【図5】 外側ゴムベルト,内側ゴムベルト,金属製無
端ベルトの関係を示す平面図(a),b方向から見た図
(b)及び出側正面図(c)
端ベルトの関係を示す平面図(a),b方向から見た図
(b)及び出側正面図(c)
【図6】 両側のベルト群を近接・離間させる駆動機構
を説明する図
を説明する図
【符号の説明】 10:外側ゴムベルト 11:駆動プーリ 12:
従動プーリ 13:エアシリンダ 14:テンショ
ンローラ 15:内周歯 20:外側ゴムベルト 21,22:従動プーリ
25:外周歯 30:金属製無端ベルト 31:ガイドレール 3
2:ガイドレールの躯体 33:緩み調整用ガイド 34:コマ 35:軸受
け 36:水平方向のガイドローラ 37:垂直方
向のガイドローラ 38:ガイド溝 40:駆動機構 41:スライドシュー 42:サ
ポート 43:スライドレール 44:エアシリン
ダ 45:ピストンロッド l:金属製無端ベルトの周回軌道 l’:金属製無端ベルトの緩みを解消した周回軌道
(l’>l)
従動プーリ 13:エアシリンダ 14:テンショ
ンローラ 15:内周歯 20:外側ゴムベルト 21,22:従動プーリ
25:外周歯 30:金属製無端ベルト 31:ガイドレール 3
2:ガイドレールの躯体 33:緩み調整用ガイド 34:コマ 35:軸受
け 36:水平方向のガイドローラ 37:垂直方
向のガイドローラ 38:ガイド溝 40:駆動機構 41:スライドシュー 42:サ
ポート 43:スライドレール 44:エアシリン
ダ 45:ピストンロッド l:金属製無端ベルトの周回軌道 l’:金属製無端ベルトの緩みを解消した周回軌道
(l’>l)
Claims (1)
- 【請求項1】 外側ゴムベルト,内側ゴムベルト及び金
属製無端ベルトからなる一対のベルト群が被搬送体の両
側に配置された搬送装置であって、駆動プーリと従動プ
ーリとの間に掛け渡され、内周歯をもつ外側ゴムベルト
と、該外側ゴムベルトの無限軌道の内側に配置された一
対の従動プーリに掛け渡され、前記外側ゴムベルトの内
周歯に噛み合う外周歯をもつ内側ゴムベルトと、前記内
側ゴムベルトの平滑背面側に当接する複数のコマを連結
してなる金属製無端ベルトと、無限軌道を周回する前記
金属製無端ベルトを案内するガイドレールと、被搬送体
に直交する方向に配設され、ガイドレールのサポートを
スライド可能に支持するスライドレールと、被搬送体の
両側にあるサポートを近接可能に連結する駆動機構とを
備え、該駆動機構の出力で前記外側ゴムベルトを前記被
搬送体に両側から押し付けた状態で前記駆動プーリを回
転させることにより、前記被搬送体に押し付けた前記外
側ゴムベルトの押圧・摩擦力で前記被搬送体に引抜き力
を付与するゴムベルト式搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17375697A JPH1111793A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ゴムベルト式搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17375697A JPH1111793A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ゴムベルト式搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111793A true JPH1111793A (ja) | 1999-01-19 |
Family
ID=15966564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17375697A Withdrawn JPH1111793A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ゴムベルト式搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1111793A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013170060A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Viscas Corp | 鉄線がい装ケーブルの送り出し装置 |
| JP2013194822A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Nsk Ltd | アクチュエータ |
| WO2014192409A1 (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-04 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 棒状体結束装置、棒状体結束体及び棒状体結束方法 |
| CN118753909A (zh) * | 2024-09-05 | 2024-10-11 | 常州昆博机电科技有限公司 | 一种电缆线生产用牵引设备 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17375697A patent/JPH1111793A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013170060A (ja) * | 2012-02-22 | 2013-09-02 | Viscas Corp | 鉄線がい装ケーブルの送り出し装置 |
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| WO2014192409A1 (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-04 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 棒状体結束装置、棒状体結束体及び棒状体結束方法 |
| JPWO2014192409A1 (ja) * | 2013-05-29 | 2017-02-23 | 株式会社日清製粉グループ本社 | 棒状体結束装置、棒状体結束体及び棒状体結束方法 |
| US10752389B2 (en) | 2013-05-29 | 2020-08-25 | Nisshin Seifun Group Inc. | Rod-shaped body binding device, bound body of rod-shaped body, and rod-shaped body binding method |
| CN118753909A (zh) * | 2024-09-05 | 2024-10-11 | 常州昆博机电科技有限公司 | 一种电缆线生产用牵引设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040907 |