JPH11117943A - 軸受箱のシール装置 - Google Patents

軸受箱のシール装置

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JPH11117943A
JPH11117943A JP28383197A JP28383197A JPH11117943A JP H11117943 A JPH11117943 A JP H11117943A JP 28383197 A JP28383197 A JP 28383197A JP 28383197 A JP28383197 A JP 28383197A JP H11117943 A JPH11117943 A JP H11117943A
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JP
Japan
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oil
bearing
seal
bearings
lubricating oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP28383197A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Matsuo
正 松尾
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルシールが破損しても潤滑油の漏出を防
ぐことができ、かつ、潤滑油の製造物への混入を未然に
防ぐことのできる軸受箱のシール装置を提供する。 【解決手段】 回転軸5を枢支する一対の軸受7,7を
支持すると共に、これら軸受7,7間に潤滑油8を供給
するためのオイルバス9を形成した軸受箱4のシール装
置11において、上記軸受7,7の軸端側の端面7aに
環状のオイルシール12を設け、該オイルシール12の
軸端側に該オイルシール12を囲繞しつつ上記軸受箱4
に固定する軸受カバー13を設け、該軸受カバー13内
に上記オイルシール12から漏れた潤滑油8を溜めて置
くための油溜め18を形成し、上記軸受カバー13に上
記油溜め18内を目視するためののぞき窓20を設け、
上記軸受カバー13と上記回転軸5の間にシール手段2
2を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸を枢支する
軸受箱のシール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品や薬品などの製造設備に配される種
々の回転機械は、製造物である食品や薬品に潤滑油を混
入させないようにする必要があり、特に潤滑油を必要と
する回転軸周りは厳重にシールされている。
【0003】図3に示すように、回転機械の回転軸30
は、中間を軸受箱31内に設けられた軸受32によって
枢支されている。
【0004】軸受32は、軸受箱31の対向する両端に
それぞれ埋め込まれるようにして配置されている。
【0005】軸受箱31は、これら一対の軸受32,3
2間に潤滑油33を溜めておくためのオイルバス34を
有し、オイルバス34から軸受32,32に自然に潤滑
油33が染み込むようになっている。また、軸受箱31
は、シール装置35,35によって両端をそれぞれシー
ルされている。
【0006】シール装置35は、軸受箱31内の潤滑油
33をシールするオイルシール36と、オイルシール3
6を囲繞しつつ軸受箱31に固定する軸受カバー37と
からなる。
【0007】オイルシール36は、略環状の形状を有
し、軸受32の軸端側の端面38に密着して設けられて
いる。
【0008】軸受カバー37は、オイルシール36を囲
繞しつつ軸受箱31に固定するためのものであり、軸受
箱31に液密に固定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このようにシール装置
35で軸受箱31内の潤滑油33をシールするするた
め、通常回転軸30周りから潤滑油33が漏れることは
なく、製造物に潤滑油33が混入することはない。
【0010】しかしながら、万一、オイルシール36が
摩耗などによって破損した場合、軸受箱31内の潤滑油
33がシール装置35の外部に漏れてしまうことがあ
り、製造物に混入する可能性もある。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、オイルシールが破損しても潤滑油の漏出を防ぐこと
ができ、かつ、潤滑油の製造物への混入を未然に防ぐこ
とのできる軸受箱のシール装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、回転軸を枢支する一対の軸受を支持すると
共に、これら軸受間に潤滑油を供給するためのオイルバ
スを形成した軸受箱のシール装置において、上記軸受の
軸端側の端面に環状のオイルシールを設け、該オイルシ
ールの軸端側に該オイルシールを囲繞しつつ上記軸受箱
に固定する軸受カバーを設け、該軸受カバー内に上記オ
イルシールから漏れた潤滑油を溜めて置くための油溜め
を形成し、上記軸受カバーに上記油溜め内を目視するた
めののぞき窓を設け、上記軸受カバーと上記回転軸の間
にシール手段を設けたものである。
【0013】また、上記シール手段が、上記回転軸に設
けられ上記油溜め内に延びるオイル切リングと、上記軸
受カバーの軸端側の端面に密着するようにして上記回転
軸に設けられたVリングとからなるものとするとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施の形態を添付図
面に基づいて詳述する。
【0015】図2に示すように、食品製造ラインの中に
配置される回転機械1は、被加工品である食品を収容
し、回転する加工具2で加工する食品加工機3と、一端
を加工具2に固定されると共に中間を軸受箱4に枢支さ
れる回転軸5と、回転軸5の他端に設けられ駆動機(図
示せず)から伝達される回転動力を回転軸5に伝達する
プーリー6とからなる。
【0016】図1及び図2に示すように、軸受箱4は、
回転軸5の軸方向に長い略円筒状の形状を有し、回転軸
5を略水平にするように設置されている。軸受箱4の軸
方向両端には、軸受であるベアリング7,7がそれぞれ
埋め込まれており、ベアリング7,7に回転軸5を貫通
させている。一対のベアリング7,7の間にはベアリン
グ7,7に供給する潤滑油8を収容するためのオイルバ
ス9が形成されている。
【0017】オイルバス9は、軸受箱4の中央に空洞を
形成すると共に両端近傍を塞いでなるものである。オイ
ルバス9の軸方向の両端近傍には、空洞の径を窄た第1
縮径部10が形成されており、第1縮径部10の軸端側
はベアリング7,7で塞がれている。
【0018】潤滑油8は、回転軸5の位置される高さ近
傍まで満たされており、ベアリング7,7にも十分触れ
ており、自然にベアリング7,7内に染み込むようにな
っている。
【0019】また、ベアリング7,7の埋め込まれた軸
受箱4の両端は、シール装置11で塞がれている。
【0020】シール装置11は、ベアリング7,7の軸
端側の端面7aに密着されたオイルシール12と、オイ
ルシール12の軸端側に設けられる軸受カバー13とか
らなる。
【0021】オイルシール12は、一般的に用いられる
ものであり、回転軸5の外周にリップ14先端を当接さ
せてシールするものである。
【0022】軸受カバー13は、オイルシール12を囲
繞しつつ軸受箱4に固定するものであり、中央に回転軸
5を貫通させるための軸穴15を有する。軸受カバー1
3の軸受箱4側には、軸受箱4内に埋め込まれてベアリ
ング7,7の外周リング16に密着する突部17が形成
されている。突部17の径方向内側には、オイルシール
12が液密に収容されるようになっている。
【0023】また、軸受カバー13の内部には、オイル
シール12から漏れた潤滑油8を溜めて置くための油溜
め18が形成されている。油溜め18は、オイルシール
12の軸端側(シール外側)にリング状の空間を形成し
てなるものであり、油溜め18とオイルシール12の間
には、オイルシール12から漏れた潤滑油8の流れを許
容しつつオイルシール12を油溜め18側に動かないよ
うに支持する第2縮径部19が形成されている。
【0024】そしてさらに、軸受カバー13には、油溜
め18内を目視するためののぞき窓20が設けられてい
る。
【0025】のぞき窓20は、軸受カバー13の外周か
ら油溜め18まで貫通する孔(図示せず)を形成すると
共にその孔を透明なアクリル板、ガラス板等(図示せ
ず)で液密に塞いでなるものであり、特に油溜め18の
底部をのぞき見ることができるように軸受カバー13の
下部に形成されており、万一、オイルシール12から潤
滑油8が漏れた場合、すぐにのぞき窓20から目視確認
できるようになっている。
【0026】軸受カバー13は、軸受カバー13の外周
端近傍を軸方向に貫通するボルト21によって軸受箱4
に強固に固定されており、軸受カバー13が軸受箱4側
に押しつけられることにより、ベアリング7,7を軸受
箱4の第1縮径部10に押しつけると共に、オイルシー
ル12をベアリング7,7の外周リング16に押しつけ
るようになっている。
【0027】また、軸受カバー13と回転軸5の間にも
第2シール(シール手段)22が設けられている。
【0028】第2シール22は、回転軸5に設けられ油
溜め18内に延びるオイル切リング23と、軸受カバー
13の軸端側の端面24に密着するようにして回転軸5
に設けられたVリング25とからなる。
【0029】オイル切リング23は、仕切り26と回転
軸5の間から潤滑油8を漏らさないようにしている。
【0030】次に作用を述べる。
【0031】回転機械1を正常な状態で運転すると、例
えばベルト27を介してプーリー6に伝達された動力
は、回転軸5を回転させ、加工具2を回転させる。
【0032】このとき、回転軸5を枢支するベアリング
7,7には、オイルバス9内の潤滑油8が常に染み込ん
でくるため、過度に加熱されることも摩滅されることも
ない。
【0033】また、ベアリング7,7内に染み込んだ潤
滑油8は、ベアリング7,7を挟んでオイルバス9の反
対側(軸端側)にも染み出すが、オイルシール12によ
って密封され、回転軸5伝いに漏れることも径方向外方
へ漏れることもなく、油溜め18に潤滑油8が流入する
ことも、製造物に混入することもない。
【0034】万一、オイルシール12が摩滅するなどし
て破損した場合、軸端側に染み出した潤滑油8の一部
は、オイルシール12の更に軸端側に染み出すこともあ
る。
【0035】このようなとき、オイルシール12から染
み出した潤滑油8は、第2縮径部19と回転軸5の間隙
を伝って油溜め18に流入することとなる。
【0036】油溜め18に流入した潤滑油8は、軸受カ
バー13に設けられたのぞき窓20から目視確認するこ
とができ、オイルシール12が破損したことを何等メン
テナンス上の技能を有しない作業員にも容易に発見する
ことができる。そしてこのとき、油溜め18が底の丸い
環状に形成されていると共に、のぞき窓20が軸受カバ
ー13の下部に形成されて油溜め18の底部をのぞき見
ることができるようになっているため、たとえ少量の油
漏れであっても確実かつ容易に発見することができ、オ
イルシール12の破損を早期発見することができる。
【0037】また、油溜め18は、オイル切リング23
とVリング25とからなる二重の第2シール22によっ
てシールされているため、油溜め18内の潤滑油8が回
転軸5伝いにシール装置11の外部に漏出するのを防ぐ
ことができ、潤滑油8の製造物への混入も防ぐことがで
きる。
【0038】そして万一、油溜め18内の潤滑油8の発
見が遅れるなどして油溜め18内に潤滑油8が満たされ
てしまったとしても、油溜め18は第2シール22によ
って完全にシールされているため、シール装置11の外
部に潤滑油8が漏れるのを防ぐことができ、製造物への
混入を防ぐこともできる。
【0039】このため、潤滑油8が外部に漏れる前に日
常点検によって容易にオイルシール12の破損を把握で
き、潤滑油8による製品の汚染を未然に防ぐことができ
る。
【0040】なお、油溜め18内の潤滑油8の検知方法
は、のぞき窓20からの目視に限るものではなく、のぞ
き窓20を設ける代わりに油溜め18内の底に油の存在
を検知するセンサー(図示せず)を設け、センサーから
送られる信号によって自動的に作業員等に知らせるもの
としてもよい。
【0041】また、軸受箱4のシール装置11は、食品
製造ラインの中に配置された回転機械1に設けられるも
のに限るものではなく、薬品製造機器や医療機器など軸
受箱4からの潤滑油8の漏出が問題となる機器全般に利
用できるものである。
【0042】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、オイルシ
ールが破損しても潤滑油の漏出を防ぐことができ、か
つ、潤滑油の製造物への混入を未然に防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示す軸受箱のシール
装置の側断面図である。
【図2】回転機械の側面図である。
【図3】従来の軸受箱のシール装置の側断面図である。
【符号の説明】
4 軸受箱 5 回転軸 7 ベアリング(軸受) 7a 端面 8 潤滑油 9 オイルバス 11 シール装置 12 オイルシール 13 軸受カバー 18 油溜め 20 のぞき窓 22 シール手段 23 オイル切リング 24 端面 25 Vリング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を枢支する一対の軸受を支持する
    と共に、これら軸受間に潤滑油を供給するためのオイル
    バスを形成した軸受箱のシール装置において、上記軸受
    の軸端側の端面に環状のオイルシールを設け、該オイル
    シールの軸端側に該オイルシールを囲繞しつつ上記軸受
    箱に固定する軸受カバーを設け、該軸受カバー内に上記
    オイルシールから漏れた潤滑油を溜めて置くための油溜
    めを形成し、上記軸受カバーに上記油溜め内を目視する
    ためののぞき窓を設け、上記軸受カバーと上記回転軸の
    間にシール手段を設けたことを特徴とする軸受箱のシー
    ル装置。
  2. 【請求項2】 上記シール手段が、上記回転軸に設けら
    れ上記油溜め内に延びるオイル切リングと、上記軸受カ
    バーの軸端側の端面に密着するようにして上記回転軸に
    設けられたVリングとからなる請求項1に記載の軸受箱
    のシール装置。
JP28383197A 1997-10-16 1997-10-16 軸受箱のシール装置 Pending JPH11117943A (ja)

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JP28383197A JPH11117943A (ja) 1997-10-16 1997-10-16 軸受箱のシール装置

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JP (1) JPH11117943A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003083344A (ja) * 2001-09-10 2003-03-19 Sasakura Engineering Co Ltd 軸受装置のシール構造
JP2011089571A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Honda Motor Co Ltd 四輪駆動車両のヴィスカスカップリング用オイル飛散防止構造
CN103047294A (zh) * 2012-12-03 2013-04-17 江苏航天动力机电有限公司 一种新型电机挡油环
JP2014233117A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 株式会社荏原製作所 潤滑油流出抑制装置、回転機械、潤滑油の流出抑制方法
CN104832647A (zh) * 2015-04-30 2015-08-12 深圳市艾迪特智能装备有限公司 一种气路密封结构

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