JPH11117955A - 一方向クラッチ - Google Patents
一方向クラッチInfo
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- JPH11117955A JPH11117955A JP9293200A JP29320097A JPH11117955A JP H11117955 A JPH11117955 A JP H11117955A JP 9293200 A JP9293200 A JP 9293200A JP 29320097 A JP29320097 A JP 29320097A JP H11117955 A JPH11117955 A JP H11117955A
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- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 claims description 43
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 229920006351 engineering plastic Polymers 0.000 description 1
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/069—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags
- F16D41/07—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by pivoting or rocking, e.g. sprags between two cylindrical surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付け相手の構造、及び取付け方向を限定さ
れずに内外輪間に簡便に取付けることができ、且つ、そ
のまま軸方向にも拘束される一方向クラッチを提供する
こと。 【解決手段】 弾性変形可能な材料からなる保持器15
は、筒部18とフランジ17からなり、フランジ17に
は、小径部172と、ほぼ円周方向に延び弾性変形可能
な舌片171が同一平面で形成されている。外輪21に
は、フランジ17の小径部172の径よりも大きく、舌
片171の径よりも小さい径のフランジ受け入れ溝23
が形成されている。舌片171を撓ませてフランジ受け
入れ溝23の位置まで移動させると、舌片171はもと
の形状に戻ろうとしてフランジ受け入れ溝23に嵌り込
むので、一方向クラッチ10は、その位置で軸方向に拘
束される。
れずに内外輪間に簡便に取付けることができ、且つ、そ
のまま軸方向にも拘束される一方向クラッチを提供する
こと。 【解決手段】 弾性変形可能な材料からなる保持器15
は、筒部18とフランジ17からなり、フランジ17に
は、小径部172と、ほぼ円周方向に延び弾性変形可能
な舌片171が同一平面で形成されている。外輪21に
は、フランジ17の小径部172の径よりも大きく、舌
片171の径よりも小さい径のフランジ受け入れ溝23
が形成されている。舌片171を撓ませてフランジ受け
入れ溝23の位置まで移動させると、舌片171はもと
の形状に戻ろうとしてフランジ受け入れ溝23に嵌り込
むので、一方向クラッチ10は、その位置で軸方向に拘
束される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、一般産業
機械等の駆動軸と従動軸との間に組み込まれ、駆動軸の
一方向回転の動力のみ従動軸に伝達するスプラグ型一方
向クラッチの技術分野に属する。
機械等の駆動軸と従動軸との間に組み込まれ、駆動軸の
一方向回転の動力のみ従動軸に伝達するスプラグ型一方
向クラッチの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】スプラグ型一方向クラッチは駆動軸と従
動軸との間に組み込まれ、外輪と内輪の間にあるスプラ
グを介して、駆動軸からの一定方向の回転力を従動軸に
伝達するものである。駆動軸からスプラグに一定方向の
回転力が加わると、スプラグが外輪と内輪との間に噛み
込まれて、従動軸にトルクの伝達が行なわれるが、反対
方向の回転力が加わると、スプラグは外輪と内輪の間に
噛み込まれることがなく、駆動軸と従動軸との間でのト
ルクの伝達は行なわれない。
動軸との間に組み込まれ、外輪と内輪の間にあるスプラ
グを介して、駆動軸からの一定方向の回転力を従動軸に
伝達するものである。駆動軸からスプラグに一定方向の
回転力が加わると、スプラグが外輪と内輪との間に噛み
込まれて、従動軸にトルクの伝達が行なわれるが、反対
方向の回転力が加わると、スプラグは外輪と内輪の間に
噛み込まれることがなく、駆動軸と従動軸との間でのト
ルクの伝達は行なわれない。
【0003】このようなクラッチの一例として、図3,
4に示されるものがある。この一方向クラッチ40は、
外輪41と内輪42との間に噛み込まれる複数のスプラ
グ43と、外輪41と内輪42の間に介在してスプラグ
43を保持する保持器45を具えている。図4に示され
るように、保持器45は、スプラグ43の保持孔44が
形成された筒部48と、短径部Aと長径部Bを有する長
円形に形成されたフランジ47から構成されている。
4に示されるものがある。この一方向クラッチ40は、
外輪41と内輪42との間に噛み込まれる複数のスプラ
グ43と、外輪41と内輪42の間に介在してスプラグ
43を保持する保持器45を具えている。図4に示され
るように、保持器45は、スプラグ43の保持孔44が
形成された筒部48と、短径部Aと長径部Bを有する長
円形に形成されたフランジ47から構成されている。
【0004】保持器45の筒部48には、予めリング状
のスプリング46が装着されており、筒部48の保持孔
44にスプラグ43を挿入して、スプラグ43に形成さ
れたスプリング受け溝にスプリング46が嵌め込まれる
と、スプリング46の押圧力によってスプラグ43が保
持孔44に保持されるようになっている。かくして、複
数のスプラグ43が保持器45に装着されて、一方向ク
ラッチ40が構成される。
のスプリング46が装着されており、筒部48の保持孔
44にスプラグ43を挿入して、スプラグ43に形成さ
れたスプリング受け溝にスプリング46が嵌め込まれる
と、スプリング46の押圧力によってスプラグ43が保
持孔44に保持されるようになっている。かくして、複
数のスプラグ43が保持器45に装着されて、一方向ク
ラッチ40が構成される。
【0005】保持器45に複数のスプラグ43が装着さ
れた後、保持器45の内側に内輪42が位置し、外側に
外輪41が位置するように、外輪41と内輪42の間に
一方向クラッチ40が組み込まれる(図3参照)。保持
器45のフランジ47は長径部Bと短径部Aを有する長
円形に形成されているので、クラッチ40の組み込みの
際に、外輪41の側部に形成された円形の座ぐり孔50
に圧接されると、フランジ47の長径部Bが座ぐり孔5
0に強制的に押し込まれて、外輪42と一方向クラッチ
40が固定される。
れた後、保持器45の内側に内輪42が位置し、外側に
外輪41が位置するように、外輪41と内輪42の間に
一方向クラッチ40が組み込まれる(図3参照)。保持
器45のフランジ47は長径部Bと短径部Aを有する長
円形に形成されているので、クラッチ40の組み込みの
際に、外輪41の側部に形成された円形の座ぐり孔50
に圧接されると、フランジ47の長径部Bが座ぐり孔5
0に強制的に押し込まれて、外輪42と一方向クラッチ
40が固定される。
【0006】なお、従来の一方向クラッチでは、外輪4
1と内輪42を支持する軸受けとして、外輪41と内輪
42の間にブロックベアリング(図示せず。)を具えた
ものもある。
1と内輪42を支持する軸受けとして、外輪41と内輪
42の間にブロックベアリング(図示せず。)を具えた
ものもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この一方向クラッチ4
0は、外輪41の側部に形成された座ぐり孔50を有す
る場合にしか取付けることができない。しかも、軸方向
には取付け状態を拘束するものが何もないため、外輪4
1と相手部品との間に一方向クラッチ40を挟み込ん
で、ボルト60等によって締結することによって、軸方
向に一方向クラッチ40を拘束しなければならない。ま
た、このクラッチ40は、常に、径が小さい筒部48側
から取付開口部に挿入されなければならないので、取付
けられる一方向クラッチ40の作動方向も、必然的に限
定されることになる。
0は、外輪41の側部に形成された座ぐり孔50を有す
る場合にしか取付けることができない。しかも、軸方向
には取付け状態を拘束するものが何もないため、外輪4
1と相手部品との間に一方向クラッチ40を挟み込ん
で、ボルト60等によって締結することによって、軸方
向に一方向クラッチ40を拘束しなければならない。ま
た、このクラッチ40は、常に、径が小さい筒部48側
から取付開口部に挿入されなければならないので、取付
けられる一方向クラッチ40の作動方向も、必然的に限
定されることになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外輪と内輪と
の間に介在するスプラグを保持する保持器を具えた一方
向クラッチにおいて、前記保持器は一方端のフランジと
前記スプラグの保持孔を具えた筒部からなり、前記フラ
ンジはほぼ円周方向に延びる複数の弾性変形可能な舌片
を有し、該舌片が前記外輪に形成されたフランジ受け入
れ溝に該舌片の弾性変形を利用して組み込まれ、軸方向
に固定されることを特徴とする一方向クラッチによって
前記の課題を解決した。
の間に介在するスプラグを保持する保持器を具えた一方
向クラッチにおいて、前記保持器は一方端のフランジと
前記スプラグの保持孔を具えた筒部からなり、前記フラ
ンジはほぼ円周方向に延びる複数の弾性変形可能な舌片
を有し、該舌片が前記外輪に形成されたフランジ受け入
れ溝に該舌片の弾性変形を利用して組み込まれ、軸方向
に固定されることを特徴とする一方向クラッチによって
前記の課題を解決した。
【0009】請求項2のように、前記舌片の外径が前記
フランジ受け入れ溝の径よりも僅かに大きく形成され、
前記フランジが前記フランジ受け入れ溝に組み込まれる
たとき、前記舌片に前記外輪による引きずりトルクが発
生するようになっている構成であれば、一方向クラッチ
の非楔合時に、外輪に引きずられて保持器が回転するの
で、外輪とスプラグの間のスリップの発生が防止され
る。
フランジ受け入れ溝の径よりも僅かに大きく形成され、
前記フランジが前記フランジ受け入れ溝に組み込まれる
たとき、前記舌片に前記外輪による引きずりトルクが発
生するようになっている構成であれば、一方向クラッチ
の非楔合時に、外輪に引きずられて保持器が回転するの
で、外輪とスプラグの間のスリップの発生が防止され
る。
【0010】請求項3に記載のように、舌片がフランジ
と同一平面上に形成されている場合は、舌片のプレスに
よる形成が容易である。
と同一平面上に形成されている場合は、舌片のプレスに
よる形成が容易である。
【0011】なお、保持器の舌片は弾性変形しやすいこ
とが必要であるから、その材料としては、金属や合成樹
脂が好適である。
とが必要であるから、その材料としては、金属や合成樹
脂が好適である。
【0012】
【作用】外輪には、本発明の一方向クラッチのフランジ
の舌片がその弾性変形を利用して押し込められるフラン
ジ受け入れ溝が形成されている。本発明の一方向クラッ
チを外輪と内輪との間に取付ける際には、保持器のフラ
ンジの舌片を、その弾性変形を利用して縮径させる方向
に撓ませて外輪と内輪との間を移動させ、フランジの舌
片が外輪に形成されたフランジ受け入れ溝に達すると、
弾性変形によって撓んでいたフランジの舌片がもとの形
状に戻ろうとし、外輪に形成された溝に係合する。外輪
のフランジ受け入れ溝の深さは、フランジの舌片の外径
との関係で、通常の作動状態ではフランジが外れない程
度の値に設定しておく。
の舌片がその弾性変形を利用して押し込められるフラン
ジ受け入れ溝が形成されている。本発明の一方向クラッ
チを外輪と内輪との間に取付ける際には、保持器のフラ
ンジの舌片を、その弾性変形を利用して縮径させる方向
に撓ませて外輪と内輪との間を移動させ、フランジの舌
片が外輪に形成されたフランジ受け入れ溝に達すると、
弾性変形によって撓んでいたフランジの舌片がもとの形
状に戻ろうとし、外輪に形成された溝に係合する。外輪
のフランジ受け入れ溝の深さは、フランジの舌片の外径
との関係で、通常の作動状態ではフランジが外れない程
度の値に設定しておく。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図2によって、本発明の
第1実施形態の一方向クラッチ10について説明する。
図1(a)は、この一方向クラッチ10を外輪21と内
輪22の間に取付けた状態の正面図、図1(b)は、図
1(a)のb−b線縦断面図を示す。この一方向クラッ
チ10は、従来の一方向クラッチ40と同様に、外輪2
1と内輪22との間に噛み込まれる複数のスプラグ13
と、外輪21と内輪22の間に介在してスプラグ13を
保持する保持器15を具えている。
第1実施形態の一方向クラッチ10について説明する。
図1(a)は、この一方向クラッチ10を外輪21と内
輪22の間に取付けた状態の正面図、図1(b)は、図
1(a)のb−b線縦断面図を示す。この一方向クラッ
チ10は、従来の一方向クラッチ40と同様に、外輪2
1と内輪22との間に噛み込まれる複数のスプラグ13
と、外輪21と内輪22の間に介在してスプラグ13を
保持する保持器15を具えている。
【0014】図2(a)はこの一方向クラッチ10に使
用される保持器15の正面図、図2(b)は図2(a)
のb−b線縦断面図を示す。この保持器15は、容易に
弾性変形するように、例えば金属や、エンジニアリング
プラスチックのような合成樹脂で形成され、従来のもの
と同様に径方向に延びるフランジ17と、筒部18で構
成されている。保持器15の筒部18には、スプラグ1
3を受け入れて保持する保持孔181が6箇所に形成さ
れている。
用される保持器15の正面図、図2(b)は図2(a)
のb−b線縦断面図を示す。この保持器15は、容易に
弾性変形するように、例えば金属や、エンジニアリング
プラスチックのような合成樹脂で形成され、従来のもの
と同様に径方向に延びるフランジ17と、筒部18で構
成されている。保持器15の筒部18には、スプラグ1
3を受け入れて保持する保持孔181が6箇所に形成さ
れている。
【0015】保持器15のフランジ17には、等間隔に
3個の舌片171が形成されている。この舌片171
は、フランジ17の外周に沿って、ほぼ円周方向に延び
ており、舌片171の外径が、舌片171以外の部分を
構成する小径部172よりも大きくなるように形成され
ている。舌片171は、その幅に対して長さが数倍に設
定されており、縮径する方向に容易に撓むことができ
る。なお、舌片171の基部に形成される3つの切欠1
82は、取付けられた一方向クラッチを取外す際に、工
具の差込み箇所として利用される。
3個の舌片171が形成されている。この舌片171
は、フランジ17の外周に沿って、ほぼ円周方向に延び
ており、舌片171の外径が、舌片171以外の部分を
構成する小径部172よりも大きくなるように形成され
ている。舌片171は、その幅に対して長さが数倍に設
定されており、縮径する方向に容易に撓むことができ
る。なお、舌片171の基部に形成される3つの切欠1
82は、取付けられた一方向クラッチを取外す際に、工
具の差込み箇所として利用される。
【0016】保持器15が金属材料からなる場合、舌片
171がフランジ17と同一平面上にあると、プレス加
工のみで舌片171を形成することができ、加工が容易
となる。保持器15が合成樹脂からなる場合には、フラ
ンジ17や舌片171を含む保持器15全体を一体的に
射出成形することができるが、金属材料の場合と同様に
プレス加工をすることも可能であり、この際にも、舌片
171とフランジ17が同一平面上にあれば、舌片17
1の形成が容易となる。
171がフランジ17と同一平面上にあると、プレス加
工のみで舌片171を形成することができ、加工が容易
となる。保持器15が合成樹脂からなる場合には、フラ
ンジ17や舌片171を含む保持器15全体を一体的に
射出成形することができるが、金属材料の場合と同様に
プレス加工をすることも可能であり、この際にも、舌片
171とフランジ17が同一平面上にあれば、舌片17
1の形成が容易となる。
【0017】保持器15の筒部18には、予めリング状
のコイルスプリング16が装着されており、筒部18に
形成された保持孔181にスプラグ13を挿入して、ス
プラグ13に形成されたスプリング受け溝131にコイ
ルスプリング16が嵌め込まれると、コイルスプリング
16の押圧力によってスプラグ13が保持孔181に保
持されるようになっている。上記のように、複数のスプ
ラグ13が保持器15に装着されて、一方向クラッチ1
0が構成される。保持器15に複数のスプラグ13が装
着された後、保持器15の内側に内輪22が位置し、外
側に外輪21が位置するように組み込まれる(図1参
照)。
のコイルスプリング16が装着されており、筒部18に
形成された保持孔181にスプラグ13を挿入して、ス
プラグ13に形成されたスプリング受け溝131にコイ
ルスプリング16が嵌め込まれると、コイルスプリング
16の押圧力によってスプラグ13が保持孔181に保
持されるようになっている。上記のように、複数のスプ
ラグ13が保持器15に装着されて、一方向クラッチ1
0が構成される。保持器15に複数のスプラグ13が装
着された後、保持器15の内側に内輪22が位置し、外
側に外輪21が位置するように組み込まれる(図1参
照)。
【0018】外輪21には、保持器15のフランジ17
を受け入れて、保持器15を固定するためのフランジ受
け入れ溝23が形成されている。このフランジ受け入れ
溝23は、外輪21の内壁の所定の位置に、外輪21と
同軸的に、フランジ17の小径部172の径より大き
く、フランジ17に形成された舌片171の外径よりも
僅かに小さい内径となるような深さで形成されている。
を受け入れて、保持器15を固定するためのフランジ受
け入れ溝23が形成されている。このフランジ受け入れ
溝23は、外輪21の内壁の所定の位置に、外輪21と
同軸的に、フランジ17の小径部172の径より大き
く、フランジ17に形成された舌片171の外径よりも
僅かに小さい内径となるような深さで形成されている。
【0019】クラッチ10を外輪21と内輪22の間に
組み込む際に、舌片171の外径は外輪21の内径より
も大きく形成されているので、そのままでは外輪21内
部に組み込むことができないが、弾性を具えた舌片17
1は縮径する方向に容易に撓むので、外輪21内部の所
望の位置に容易に保持器15を移動させることができ
る。舌片171が撓んだ状態で、外輪21内壁に形成さ
れたフランジ受け入れ溝23の位置まで移動させると、
舌片171はもとの形状に戻ろうとして、フランジ受け
入れ溝23に嵌り込んで固定される。この固定状態の強
さは、通常の使用状態では外れないものであることが必
要であり、フランジ受け入れ溝23の深さと、変形前の
舌片171の外径の値を調節することによって適宜調整
することができる。
組み込む際に、舌片171の外径は外輪21の内径より
も大きく形成されているので、そのままでは外輪21内
部に組み込むことができないが、弾性を具えた舌片17
1は縮径する方向に容易に撓むので、外輪21内部の所
望の位置に容易に保持器15を移動させることができ
る。舌片171が撓んだ状態で、外輪21内壁に形成さ
れたフランジ受け入れ溝23の位置まで移動させると、
舌片171はもとの形状に戻ろうとして、フランジ受け
入れ溝23に嵌り込んで固定される。この固定状態の強
さは、通常の使用状態では外れないものであることが必
要であり、フランジ受け入れ溝23の深さと、変形前の
舌片171の外径の値を調節することによって適宜調整
することができる。
【0020】フランジ17に形成された舌片171は、
外輪21のフランジ受け入れ溝23に嵌り込んで、外輪
21に対してクラッチ10を固定する働きを果すもので
あれば、形成する数及び形状は、本発明の第1実施形態
として記載されたものに限定されるものではない。
外輪21のフランジ受け入れ溝23に嵌り込んで、外輪
21に対してクラッチ10を固定する働きを果すもので
あれば、形成する数及び形状は、本発明の第1実施形態
として記載されたものに限定されるものではない。
【0021】以上のように、本発明の一方向クラッチ1
0は、フランジ受け入れ溝23を形成した外輪でありさ
えすれば、任意の形状の外輪に取付けることができる。
また、取付開口部に対して、保持器15の筒部18側か
らでもフランジ17側からでも挿入することができるの
で、一方向クラッチの任意の作動方向を得ることができ
る。
0は、フランジ受け入れ溝23を形成した外輪でありさ
えすれば、任意の形状の外輪に取付けることができる。
また、取付開口部に対して、保持器15の筒部18側か
らでもフランジ17側からでも挿入することができるの
で、一方向クラッチの任意の作動方向を得ることができ
る。
【0022】一方向クラッチの取付け状態において、フ
ランジ17の舌片171はフランジ受け溝23に押し付
けられているから、舌片171の外周端部とフランジ受
け溝23の間には摩擦力が発生する。この摩擦力が引き
ずりトルクであり、一方向クラッチの非楔合時にも、フ
ランジ17が外輪21に引きずられて回転することによ
って、外輪21とスプラグ13との間のスリップの発生
が防止される。なお、フランジ17の舌片171の外径
と外輪21内壁のフランジ受け入れ溝23の深さを調整
することによって、この引きずりトルクの値を調整する
ことができる。
ランジ17の舌片171はフランジ受け溝23に押し付
けられているから、舌片171の外周端部とフランジ受
け溝23の間には摩擦力が発生する。この摩擦力が引き
ずりトルクであり、一方向クラッチの非楔合時にも、フ
ランジ17が外輪21に引きずられて回転することによ
って、外輪21とスプラグ13との間のスリップの発生
が防止される。なお、フランジ17の舌片171の外径
と外輪21内壁のフランジ受け入れ溝23の深さを調整
することによって、この引きずりトルクの値を調整する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の一方向クラッチは、外輪と内輪
の間に組み込む際に、フランジの舌片の弾性変形を利用
して、外輪内を自由に移動させることができるので、取
付け相手の構造に拘らず取付けが可能であり、且つ、一
方向クラッチの取付け方向も限定されない効果がある。
また、余分なスペースを取らず、部品点数も削減でき
る。加工面では、プレス加工のみで製造できる利点があ
る。そして、引きずりトルクの発生に寄与する摩擦の発
生箇所を円周方向に分散させることができるので、局部
的な摩擦による摩耗を低減させることができる。
の間に組み込む際に、フランジの舌片の弾性変形を利用
して、外輪内を自由に移動させることができるので、取
付け相手の構造に拘らず取付けが可能であり、且つ、一
方向クラッチの取付け方向も限定されない効果がある。
また、余分なスペースを取らず、部品点数も削減でき
る。加工面では、プレス加工のみで製造できる利点があ
る。そして、引きずりトルクの発生に寄与する摩擦の発
生箇所を円周方向に分散させることができるので、局部
的な摩擦による摩耗を低減させることができる。
【図1】 本発明の第1実施形態の一方向クラッチを外
輪と内輪の間に取付けた状態を示し、図1(a)は正面
図、図1(b)は図1(a)のb−b線縦断面図。
輪と内輪の間に取付けた状態を示し、図1(a)は正面
図、図1(b)は図1(a)のb−b線縦断面図。
【図2】 本発明の第1実施形態の保持器を示し、図2
(a)は正面図、図2(b)は図2(a)のb−b線縦
断面図。
(a)は正面図、図2(b)は図2(a)のb−b線縦
断面図。
【図3】 従来の一方向クラッチを外輪と内輪の間に取
付けた状態を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は
図3(a)のb−b線縦断面図。
付けた状態を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は
図3(a)のb−b線縦断面図。
【図4】 図3の一方向クラッチに使用される保持器の
正面図。
正面図。
10:一方向クラッチ 13:スプラグ 15:保持器 17:フランジ 171:舌片 18:筒部 181:スプラグ保持孔 21:外輪 22:内輪 23:フランジ受け入れ溝
Claims (4)
- 【請求項1】 外輪と内輪との間に介在するスプラグを
保持する保持器を具えた一方向クラッチにおいて、 前記保持器は一方端のフランジと前記スプラグの保持孔
を具えた筒部からなり、 前記フランジはほぼ円周方向に延びる複数の弾性変形可
能な舌片を有し、 該舌片が前記外輪に形成されたフランジ受け入れ溝に該
舌片の弾性変形を利用して組み込まれ、軸方向に固定さ
れることを特徴とする、 一方向クラッチ。 - 【請求項2】 前記舌片の外径が前記フランジ受け入れ
溝の径よりも僅かに大きく形成され、前記フランジが前
記フランジ受け入れ溝に組み込まれたとき、前記舌片に
前記外輪による引きずりトルクが発生するようになって
いる、請求項1の一方向クラッチ。 - 【請求項3】 前記舌片が前記フランジと同一平面上に
形成されている、請求項1又は2の一方向クラッチ。 - 【請求項4】 前記保持器が金属製又は合成樹脂製であ
る、請求項1乃至3のいずれかの一方向クラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9293200A JPH11117955A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 一方向クラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9293200A JPH11117955A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 一方向クラッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11117955A true JPH11117955A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17791726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9293200A Withdrawn JPH11117955A (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 一方向クラッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11117955A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006177508A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Jtekt Corp | スプラグ型の一方向クラッチおよび該一方向クラッチを備える動力伝達装置等 |
| US7124868B2 (en) | 2003-02-18 | 2006-10-24 | Nsk-Warner K.K. | One-way clutch device and method for manufacturing the same |
| JP2008089182A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Skf Ab | 係合解除可能なプーリ装置 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP9293200A patent/JPH11117955A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7124868B2 (en) | 2003-02-18 | 2006-10-24 | Nsk-Warner K.K. | One-way clutch device and method for manufacturing the same |
| JP2006177508A (ja) * | 2004-12-24 | 2006-07-06 | Jtekt Corp | スプラグ型の一方向クラッチおよび該一方向クラッチを備える動力伝達装置等 |
| JP2008089182A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Skf Ab | 係合解除可能なプーリ装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |