JPH11118143A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JPH11118143A
JPH11118143A JP9281709A JP28170997A JPH11118143A JP H11118143 A JPH11118143 A JP H11118143A JP 9281709 A JP9281709 A JP 9281709A JP 28170997 A JP28170997 A JP 28170997A JP H11118143 A JPH11118143 A JP H11118143A
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JP
Japan
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air
combustion
blower
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Application number
JP9281709A
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English (en)
Inventor
Norio Yotsuya
規夫 肆矢
Yuko Kubota
勇幸 久保田
Toshiya Watanabe
俊哉 渡邊
Kenji Hirumoto
健児 蛭本
Takehiro Nagatoshi
武弘 永利
Seiichi Shinoda
誠一 篠田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、家庭用の灯油を燃焼させる燃焼装
置に関するもので、燃焼装置をコンパクトに構成し、広
い燃焼範囲において良好な燃焼状態を実現することを目
的としたものである。 【解決手段】 気化器19に連通する送風管21の通路
抵抗を、燃焼量の最大モードと最小モードと中間モード
との複数段階に可変させる気化用空気調節器37を送風
通路36内に設けてあり、燃焼装置をコンパクトにしつ
つ広範囲において良好な燃焼が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭で使用される
給湯機や暖房機等、特に燃焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の燃焼装置は特開平8−2
1606号公報に記載されているようなものが一般的で
あった。この燃焼装置は図9に示すように、液体燃料を
供給するポンプ1と、この液体燃料が送油管2を通り、
ノズル3から噴出される電気ヒータ4の埋め込まれた気
化器5と、燃焼用空気を送り出す送風ファン6と、前記
燃焼用空気を気化器5に導入するために送風路7内に設
けられた1次空気通路8と、気化器5で気化された燃料
と混合された可燃混合気を、均一に混合する混合室9
と、この混合室9の上部設けられ、バーナヘッド10を
構成する炎口11と、この炎口11の近傍に設けられた
2次空気通路12と、この2次空気通路12の上部に設
けられた2次空気口13と、前記1次空気通路8の入り
口に開閉により送風路7の断面積を変化させるととも
に、閉時に1次空気通路8を略閉塞するために設けられ
た空気量調節手段14とで構成されていた。15は炎口
11上に形成された青炎である。
【0003】そして上記ポンプ1から供給された液体燃
料は、送油管2を通り、ノズル3から電気ヒータ4の埋
め込まれた気化器5へ液滴となって送出され、加熱気化
される。一方、燃焼用空気は送風ファン6により送風路
7を通り、その一部は1次空気通路8から気化器5内へ
導入され、気化された燃料と混合されて可燃混合気とな
り、混合室9で均一に混合された後、バーナヘッド10
を構成する炎口11で青炎15を形成し、燃焼される。
一方残りの空気は2次空気通路12から炎口11の近傍
に設けられた2次空気口13に供給され、燃焼に寄与す
るようになっていた。また燃焼量が大きい場合は、空気
量調節手段14を開け、気化器5に多量の空気を導入し
て燃焼を促進させ、燃焼量が小さい場合は、1次空気通
路8を閉塞して、燃焼用空気に加圧して耐風性能を向上
し、燃焼範囲を拡大させるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の燃焼装置では、燃焼装置を更にコンパクトに構成する
場合は、まず炎口11の開口面積を縮小して、高負荷燃
焼とし、更に最大燃焼時に燃焼用空気を気化器5内へ多
量に導入し、高1次空気比に設定して青炎15を短炎化
させるのであるが、最大燃焼時に合わせた送風路7の断
面積と送風ファン6の回転数を基点として、この空気量
調節手段14が開いた開モード状態で燃焼量を小さく絞
り、送風ファン6の回転数を最小燃焼量時送風ファン6
の最小回転数(燃焼装置が耐風性能を維持できる最低限
の回転数)まで低下させて燃焼用空気を減少させても、
その時点ではまだ必要以上の燃焼用空気量となり、青炎
15が余剰の燃焼用空気に冷却され、リフティングを起
こし多量の臭気を発生するという課題があった。また前
記時点は、燃焼量が小さい場合に、1次空気通路8を閉
塞して合わせられた送風路7の断面積と送風ファン6の
回転数を基点とした閉モードの中の最大燃焼量と送風フ
ァン6の回転数とは合致もしくは重複できないという課
題があった。
【0005】また燃焼装置において、更に小さな燃焼量
の領域を得るためには、1次空気通路8を閉塞して、燃
焼用空気を加圧して耐風性能を向上し、炎口11の温度
が上昇し赤熱状態になり、混合室9への逆火や炎口11
の熱変形を起こすような条件を避けるように設定する必
要があるが、この最小燃焼時に合わせた送風路7の断面
積と送風ファン6の回転数を基点として、この空気量調
節手段14が閉じた閉モード状態で燃焼量を増加させ、
送風ファン6の回転数を最大燃焼量時送風ファン6の最
大回転数(送風ファン6の能力を維持できる最大限の回
転数)まで上昇させて燃焼用空気を増加させても、その
時点ではまだ必要な燃焼用空気量が不足し、青炎15が
黄炎混じりとなり、更にはすすも発生するという課題が
あった。また前記時点は、燃焼量が大きい場合に、1次
空気通路8を開けて合わせられた送風路7の断面積と送
風ファン6の回転数を基点とした開モードの中の最小燃
焼量と送風ファン6の回転数とは合致もしくは重複でき
ないという課題があった。
【0006】また燃焼装置を屋外に設置させる場合、送
風ファン6の最小燃焼量時の最小回転数を実使用上強風
等の風圧に耐えるための回転数以上に設定する必要があ
るので、最小燃焼量時に合わせた送風路7の断面積と送
風ファン6の回転数を基点とすると、最大燃焼量の適切
な量の燃焼用空気を得るためには、回転数が大幅に増加
してファンモータに負担がかかったり、送風ファン6が
巨大化するという課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、気化器に連通する送風管内の通路抵抗を燃焼
量が最大と最小の間を変化する時に、複数段階のモード
に可変させる空気調節器を設けたものである。
【0008】上記発明によれば、空気調節器が各燃焼量
に合わせて送風管内の通路抵抗を可変させ、その各状態
で送風機の回転数を適当な範囲内にコントロールするこ
とにより、最大燃焼から最小燃焼まで、炎口の赤熱や臭
気発生が抑制され、燃焼量調節幅が大きくしかもコンパ
クトな燃焼装置を構成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる燃焼装
置は、液体燃料を気化する気化器と、この気化器に連通
された送風管と、この送風管が挿入された送風通路と、
この送風通路内に設けられた空気調節器を有し、上記気
化用空気調節器は、燃焼量が最大と最小の間を変化する
時に、送風管内の送風抵抗を複数段階のモードに可変す
る。したがって複数段階のモード可変に合わせて送風機
の回転数を適当な範囲内にコントロールすれば、燃焼量
調節幅が大きくしかもコンパクトな燃焼装置を構成する
ことができる。
【0010】本発明の請求項2にかかる燃焼装置は、送
風管と、この送風管が挿入された送風通路の送風抵抗を
同時に可変させる空気調節器を有する。
【0011】そして空気調節器が、燃焼量が最大と最小
の間を変化する時に、送風管内と送風通路内の送風抵抗
を複数段階に可変し、燃焼用空気の気化器に導入される
部分以外の2次空気の配分もそれぞれのモードに合わ
せ、安定に維持させるため、保炎を向上し、燃焼を促進
することができる。
【0012】本発明の請求項3にかかる燃焼装置は、液
体燃料を気化する気化器と、この気化器に連通された送
風管と、この送風管に送風通路と連通するように設けら
れた連通口と、前記送風管を連通させるために気化器に
設けられた挿入口と、送風管の先端と挿入口との間に間
隙を有する。
【0013】そして空気調節器が、燃焼量が最小に近ず
くことにより送風管を略閉塞し、気化器に導入される燃
焼用空気を送風管外の連通口と間隙から供給するため、
炎口に火炎が密着しない配分を適正に維持し、かつ気化
器内の混合を促進して黄炎やすすの発生を防止できる。
【0014】本発明の請求項4にかかる燃焼装置は、送
風通路内に設けられ、送風管内の送風抵抗を複数段階に
可変する空気調節器と、前記空気調節器が所定の位置に
可変及び保持されていることを検出する検知器と、前記
検知器の信号から燃焼装置に対して指示を行う制御器を
有する。
【0015】そして検知器が燃焼量が最大と最小の間を
変化する時に、空気調節器の動作を監視し、各可変する
段階における空気調節器の動作位置が適正かどうか判定
するため、動作位置が不適切な場合は再度可変動作をや
り直すか、空気調節器の故障と認識し燃焼装置を停止す
ることができる。
【0016】本発明の請求項5にかかる燃焼装置は、送
風通路内に設けられ、送風管内の送風抵抗を複数段階に
可変する空気調節器と、前記送風管内が所定の送風抵抗
あるいは送風量に可変及び保持されていることを検出す
る検知器と、前記検知器の信号から前記空気調節器と送
風手段に対して指示を行い、燃焼量の変化に合わせた所
定の送風抵抗あるいは送風量に維持させる制御器を有す
る。
【0017】そして検知器が燃焼量が最大と最小の間を
変化する時に、送風管内が所定の送風抵抗あるいは送風
量に可変及び保持されていることを監視し、所定の送風
抵抗あるいは送風量に維持させるように空気調節器と送
風手段をコントロールするため、機器のばらつきや気候
の変化に対して常に一定の設定条件に保つことができ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例についてを図面を用い
て説明する。
【0019】(実施例1)図1は本発明の実施例1の燃
焼装置を示す要部断面図、図2,図3は同燃焼装置のコ
ントロール特性図、図4は送風機の特性図である。
【0020】図1において、液体燃料である灯油は燃料
タンク(図示せず)から燃料供給手段である燃料ポンプ
16に吸い上げられ、送油管17を介して燃料供給ノズ
ル18に供給される。19は燃料供給ノズル18前方に
設けられた気化器で、アルミダイカスト等の熱伝導の良
い材料で造られ、電熱ヒータ20が埋め込まれている。
気化器19側面には、送風管21の先端が臨むように気
化器蓋22設けられている。燃料供給ノズル18は、送
風管21内に気化器19に向けて挿入されている。気化
器19の下部には、混合気噴出口23が設けられ、その
下方には、混合通路24が設けられている。混合通路2
4の下流には、複数本配設された多孔状の炎口25が設
けられている。26は燃焼部全体を覆うバーナケース
で、その内側の空間は、気化器19、混合通路24、炎
口25の周囲を囲むように設けられた空気通路27とな
っている。28は上面に多数の2次空気噴出孔29があ
けられた2次空気通路で、炎口25近傍に空気を供給す
るように炎口25と交互に複数本配列されている。2次
空気通路28の一端は、空気通路27に連通されてい
る。30は遮熱板で、その内側に燃焼室31を形成す
る。32は気化器19の背面に燃焼室31に張り出すよ
うに形成されたフィン状の受熱部である。33は熱交換
器で、空気通路27の天板部34に、炎口25の上方を
覆うように載置されている。35は燃焼用空気を供給す
る送風機で、羽根車には高圧を出せるターボファンやラ
ジアルファン等を用い、それをモータで回転させるよう
に構成され、空気通路27の側部の一部に連通された送
風通路36に連結されている。この送風通路36の内部
に、前記送風管21が設けられている。37は送風通路
36内に設けられた空気調節器で、開閉によって送風管
21の送風抵抗を変化させるダンパ38とこのダンパ3
8を駆動する駆動装置39で構成されている。ダンパ3
8は、開口を有した2枚の板を板面に平行に回転または
スライドさせて開口面積を変化させる方式でも、図1の
ごとく1枚の板を板面を軸として回転させる方法でも良
い。また、後者の場合、上下方向の開閉でも左右方向の
開閉でも良い。駆動装置39はステッピングモータやソ
レノイドやモータと歯車等を用いて構成する。40は炎
口25上に形成される青炎である。
【0021】次に動作、作用について説明すると、電源
(図示せず)を投入すると電熱ヒータ20に通電され、
気化器19が加熱される。気化器19が所定の温度に達
すると送風手段35が作動し、燃焼用の空気が供給され
る。送風通路36に供給された空気は空気調節器37で
空気量を調節した後、送風管21内に供給される1次空
気と2次空気通路28内に供給される2次空気とに分け
られる。これと同時に燃料ポンプ16が作動し、燃料が
燃料供給ノズル18から気化器19に噴霧される。燃料
は高温の気化器19壁面で気化され、1次空気と混合さ
れながら混合通路24に搬送され、可燃混合気となって
炎口25から噴出される。このとき、イグナイタ(図示
せず)の放電により可燃混合気に着火し燃焼を開始す
る。また、2次空気はバーナケース26の内側の2次空
気通路28を通り、炎口25近傍に配された2次空気噴
出口29に供給されるので燃焼室31内で青炎40の燃
焼を促進させる。燃焼で生じた高温の燃焼ガスは、熱交
換器33で熱交換され排出される。
【0022】図1の実施例の特徴は空気調節器37を送
風通路36の中に設け、燃焼量が最大になる領域を含む
モードと、最小になる領域を含むモードと、それらの中
間のモードの時に送風管21に導入する1次空気量をそ
れぞれ段階的に調節することにある。この構成により燃
焼量調節範囲を大幅に拡大すると共に、この広い調節範
囲において耐風性能を良好に保つことができる。即ち、
図2に示すように燃焼量が最大のA点では、空気調節器
37のダンパ38を最大に開け(図1中のa点)、送風
管21の通路抵抗を最小にし、送風手段35の送風機回
転数を最高にする。次に燃焼量を小さくする時は燃料ポ
ンプ16の出力を低下させると同時に送風機回転数を減
少させると、B点の状態となる(これが最大モードであ
る)。これにより、A点とB点の間では、気化器19に
多量の空気が導入され、燃焼反応を促進するので、火炎
のボリュームが縮小し、火炎長が短縮される。またA点
とB点間では、炎口25からの混合気流速も高めで、燃
焼量の可変範囲を少なくコントロールできるので、炎口
面積も小さく構成でき、その結果として燃焼室31もコ
ンパクトに構成でき、機器も小型化が可能となる。また
気化器19に導入される気化用空気の比率(1次空気
比)を高めることにより、青炎40の黄炎発生を抑制し
てすす発生の防止された目視上も美しい火炎形態を形成
できる。
【0023】しかし図3に示すように燃焼量を小さくす
るほど、1次空気比(気化用空気の当量比)を一定に保
っていても炎口25の開口面積は変わらないので、青炎
40が小さくなると炎口25に密着し、赤熱を発生させ
る(図3中のハッチングの範囲)。この赤熱範囲を避け
るためには、燃焼量を小さくするほど、1次空気比を低
下させる必用がある。即ち燃焼量が最小になるF点で
は、ダンパ38を最小に開け(図1中のb点)、送風管
21の通路抵抗を最大にする。これにより、気化器19
には少量の空気が導入され、燃焼反応を緩慢にするの
で、燃焼量が減少しても炎口に火炎が密着することが無
く形成できるので、炎口の温度が上昇し赤熱状態になる
ことが無く、混合通路24への逆火や炎口25の熱変形
を防止でき、燃焼量を小さく絞れることにより、燃焼量
調節幅を大きくとることができる。
【0024】しかし1次空気比を低下させると、赤熱は
減少するが青炎40は黄炎になりやすく、すすが発生し
やすい状態となる。つまりF点から同一1次空気比のE
点(これが最小モードである)までの燃焼量の可変範囲
は少なく、前記図2のB点の燃焼量まで到達させること
はできない。そこで図3に示すように赤熱の範囲を迂回
するために1次空気比を燃焼量が最小になるF点よりも
少し上げた中間の燃焼量のD点を設け、このD点では、
ダンパ38を適度に開け(図1中のc点)、送風管21
の通路抵抗を燃焼量が最大になる領域を含むモードと燃
焼量が最小になる領域を含むモードの中間のモードに設
定し、そのまま同一の1次空気比でC点をB点まで到達
させる(これが中間モードである)。これにより気化器
19には適量の空気が導入され、燃焼反応を促進させ
て、火炎のボリュームが小さくかつ炎口に密着させない
ように安定な燃焼を行うことができる。このように図
2,図3に示すように各燃焼量に合わせて、1次空気比
と送風機回転数を細かくコントロールする、すなわちダ
ンパ38をa、b、cと可変させ、この各a、b、cの
位置で送風機の回転数を変えることにより、コンパクト
化を図ったまま最大燃焼をより大きく、最小燃焼をより
小さくすることができ、燃焼量調節範囲を大幅に拡大す
ることができる。
【0025】また図2や図3に示すように、燃焼量の減
少方向と増加方向とでダンパ38の開閉位置の燃焼量に
若干のヒステリシス(図中の点線部分)を設けている。
これによりダンパ38の開閉位置付近で給湯量が変動し
てもダンパ38が頻繁に開閉する状態を避けることがで
きる。
【0026】このように図1の実施例によれば燃焼量調
節範囲を大幅に拡大できるが、これは実使用上におい
て、耐風性能が広い燃焼量調節範囲で維持できることに
よる。すなわち、図4に示すように送風機35を構成す
る送風機のP−Q特性をみると、最大モードの場合は、
曲線Aから曲線Bまでの間で負荷曲線X上をa点からb
点まで変化する。b点は耐風性能を維持するための下限
圧Pbでそれ以下に送風機の回転数を下げると耐風性能
を維持できない。そこで最小モードの場合には、曲線E
から曲線Fまでの間で負荷曲線Z上をe点からf点まで
変化する。したがって下限圧Pfまで風量をQaからQ
fまで変化させることができる。燃焼量が最大になるモ
ードの場合には、気化器19に多量の空気を導入するの
で、火炎の青炎化が促進され、風圧により空気不足状態
になってもすすの発生しにくい火炎が得られる。燃焼量
が最小になるモードの場合には、送風管21の通路抵抗
を最大にするので、燃焼用空気を供給する送風機35で
は、回転数を上げて圧力を高め、風圧に耐えうる火炎を
形成できる。燃焼量が中間になるモードの場合には、曲
線Cから曲線Dまでの間で負荷曲線Y上をc点からd点
まで変化し、燃焼量が最大になるモードと燃焼量が最小
になるモードの間を適正な燃焼量と送風機35の回転数
を用いてつなぎ、良好な燃焼特性を維持できる。
【0027】また図2に示すように、最小燃焼量の最小
回転数F点の回転数よりも燃焼量が最大になるモードの
最小回転数B点、中間のモードの最小回転数D点の回転
数を同一かそれ以上に設定しておけば、どのモードでも
常に風圧に耐えうる火炎を形成できる。また最大燃焼量
の最大回転数A点の回転数よりも燃焼量が最小になるモ
ードの最大回転数E点、中間のモードの最大回転数C点
の回転数を低めに設定しておけば、送風機のモータに負
担がかからず、信頼性を向上できる。
【0028】(実施例2)図5は本実施例2の燃焼装置
を示す要部拡大断面図である。
【0029】本実施例において、実施例1と異なる点は
送風管21と、この送風管21が挿入された送風通路3
6の送風抵抗を同時に可変させるために、空気調節器3
7を構成するダンパ41の大きさを送風管21の開口よ
りも大きく、送風通路36内に拡大し、同一の駆動装置
39により作動させることである。
【0030】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用を説明する
と、燃焼量が最大と最小の間を変化する時に、ダンパ4
1が送風管21内と送風通路36内の送風抵抗を複数段
階のモードに可変し、燃焼用空気の気化器19に導入さ
れる部分以外の2次空気の配分もそれぞれのモードに合
わせて可変させ、気化器19に導入される気化用空気
(1次空気)と2次空気の比率を最大モード(図5中a
点)を基準とすると、最小モード(図5中b点)は、2
次空気の割合を大きく、中間モード(図5中c点)は、
1次空気の割合を大きく設定しているので、最大モード
では、保炎を向上し、燃焼を促進し、最小モードでは赤
熱防止、中間モードでは黄炎とすす防止を行うことがで
きる。また1次空気と2次空気を同時に可変させるの
で、気化用空気調節器37を部品点数を増やさず構成す
ることができる。
【0031】(実施例3)図6は本実施例3の燃焼装置
を示す要部拡大断面図である。
【0032】本実施例において、実施例1(または2)
と異なる点は液体燃料を気化する気化器19と、この気
化器19に連通された送風管21と、この送風管21の
一部に設けられ、送風通路36と連通する連通口42
と、前記送風管21を連通させるために気化器21に設
けられた挿入口43と、送風管21の先端と挿入口43
との間に間隙44を有し、空気調節器37を構成するダ
ンパ38により、最小燃焼量(あるいは最小モード)時
に送風管21を略閉塞することである。
【0033】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用を説明する
と、燃焼量が最小に近ずくことにより送風管21を略閉
塞し、気化器19に導入される気化用空気を送風管21
の連通口42と送風管21と挿入口43で構成する間隙
44から供給するため、ダンパ38の開度よりも連通口
42や間隙43のスキマによる空気量管理となり、炎口
25に青炎40が密着しない配分を適正に維持して黄炎
やすすの発生を防止できる。また気化器21に設けられ
た挿入口42と送風管21の先端とは、間隙43の存在
により接触しないので、送風管21への伝熱が防止され
気化器19の熱ロスや送風管21内の温度上昇を軽減す
ることができる。また連通口42からの空気により、気
化器19から送風管21への混合気の逆流を防止するこ
とができる。
【0034】(実施例4)図7は本実施例4の燃焼装置
を示す要部拡大断面図である。
【0035】本実施例において、実施例1(または2ま
たは3)と異なる点は送風通路36内に設けられ、送風
管21内の送風抵抗を複数段階に可変する空気調節器3
7と、前記空気調節器37を構成するダンパ38が所定
のモードの位置に可変及び保持されていることを検出す
る検知器45、46,47と、前記検知器45,46,
47の信号から燃焼装置に対して指示を行う制御器48
を有することである。また検知器45、46は、最大燃
焼や最小燃焼では、ダンパ38がその動作位置に到達し
たことを確認するためにリミットスイッチや圧力検知素
子等で構成されることが適している。また中間のモード
をチェックする検知器47場合は、フォトトラ、Cd
s、赤外線等の光センサー類で構成されることが適して
いる。
【0036】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用を説明する
と、検知器45,46,47が燃焼量が最大と最小の間
を変化する時に、ダンパ38の動作を監視し、制御器4
8により各可変する段階におけるダンパ38の動作位置
が適正かどうか判定し、動作位置が不適切な場合は再度
可変動作をやり直す指示を駆動装置39に与えるか、気
化用空気調節器37の故障と認識し、燃料ポンプ16に
指示して燃焼装置を停止することができる。また気化用
空気調節器37が特定のモードだけ作動可能な場合に
は、燃料ポンプ16と送風機35をコントロールしてそ
のモードのみの運転を可能として、緊急の使用にも対応
し、使い勝手を向上できる。
【0037】(実施例5)図8は本実施例5の燃焼装置
を示す要部拡大断面図である。
【0038】本実施例において、実施例1(または2ま
たは3または4)と異なる点は送風通路36内に設けら
れ、送風管21内の送風抵抗を複数段階に可変する空気
調節器37と、前記送風管21内が所定の送風抵抗ある
いは送風量に可変及び保持されていることを検出する検
知器49と、前記検知器49の信号から前記空気調節器
37と送風機35に対して指示を行い、燃焼量の変化に
合わせた所定の送風抵抗あるいは送風量に維持させる制
御器50を有することである。また検知器46は、送風
抵抗を検出する場合は、ダイヤフラムや圧力検知素子や
ピトー管等による圧力測定、送風量を検出する場合は、
熱電対や羽根車やオリフィスやダイヤフラム等による風
量測定を行うセンサーから構成されている。
【0039】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。次に動作、作用を説明する
と、検知器49が燃焼量が最大と最小の間を変化する時
に、送風管21内が所定の送風抵抗あるいは送風量に可
変及び保持されていることを監視し、その信号を受けて
制御器50により所定の送風抵抗あるいは送風量に維持
させるように空気調節器37と送風機35と燃料ポンプ
16を適正の状態にコントロールするため、機器のばら
つき(例えば送風機の回転数や燃料ポンプ16の送油量
変動)や気候の変化(気温変化による気化器用空気の温
度変動)に対して常に一定の設定条件に保つことができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
かかる燃焼装置によれば、気化器に連通された送風管
と、送風管が挿入された送風通路と、この送風通路に連
結された送風機と、前記送風通路内に設けられ、燃焼量
が最大と最小の間を変化する時に、前記送風管内の送風
抵抗を複数段階のモードに可変する空気調節器を設けて
いるので、それに合わせて送風機の回転数を適当な範囲
内にコントロールすることにより、最大燃焼では、青炎
を短炎化し、火炎ボリュウムを縮小させてコンパクトな
燃焼装置を構成するという効果がある。また最小燃焼で
は、炎口への青炎密着を防止して炎口の赤熱を防止する
ことにより燃焼量調節幅を拡大させる効果がある。また
燃焼量が最大と最小の間を可変する時に、段階的に気化
器への送風圧力を変化させるので、気化器への適正な空
気配分と送風機の適正回転数使用により、耐風性能が向
上した臭気発生の少ない燃焼装置を構成できるという効
果がある。
【0041】また、請求項2にかかる燃焼装置によれ
ば、空気調節器は、送風管内の送風抵抗を可変する時
に、送風通路内の送風抵抗も同時に可変するように設け
られているので、燃焼用空気の気化器に導入される部分
以外の2次空気の配分も適正に維持させるため、保炎を
向上し、燃焼を促進することができるという効果があ
る。
【0042】また、請求項3にかかる燃焼装置によれ
ば、送風管は、送風通路と連通する連通口が設けられ、
かつ気化器の一部に設けられた挿入口に間隙を介して挿
入しているので、送風管を略閉塞し、気化器に導入され
る空気を送風管の連通口と間隙から供給するため、最小
モード時はダンパの開度よりも連通口や間隙のスキマに
よる空気量管理となり、炎口に青炎が密着しない配分を
適正に維持して黄炎やすすの発生を防止できるという効
果がある。
【0043】また、請求項4にかかる燃焼装置によれ
ば、送風管内の送風抵抗を複数段階に可変する空気調節
器と、空気調節器が所定の位置に可変及び保持されてい
ることを検出する検知器と、検知器の信号から燃焼装置
に対して指示を行う制御器とを設けているので、動作位
置が不適切な場合は再度可変動作をやり直すか、空気調
節器の故障と認識し、燃焼装置を停止することができる
という効果がある。
【0044】また、請求項5にかかる燃焼装置によれ
ば、送風管内が所定の送風抵抗あるいは送風量に可変及
び保持されていることを検出する検知器と、前記検知器
の信号から前記空気調節器と送風機に対して指示を行
い、燃焼量の変化に合わせた所定の送風抵抗あるいは送
風量に維持させる制御器とを設けているので、機器のば
らつきや気候の変化に対して常に一定の設定条件に保つ
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における燃焼装置の要部断面
図
【図2】同燃焼装置の送風機回転数のコントロール特性
図
【図3】同燃焼装置の1次空気比のコントロール特性図
【図4】同燃焼装置の送風機の特性図
【図5】本発明の実施例2における燃焼装置の要部拡大
断面図
【図6】本発明の実施例3における燃焼装置の要部拡大
断面図
【図7】本発明の実施例4における燃焼装置の要部拡大
断面図
【図8】本発明の実施例5における燃焼装置の要部拡大
断面図
【図9】従来の燃焼装置の要部断面図
【符号の説明】
19 気化器 21 送風管 24 混合通路 25 炎口 36 送風通路 37 気化用空気調節器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭本 健児 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 永利 武弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 篠田 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体燃料を気化する気化器と、前記気化器
    の一部に連通する混合通路と、前記混合通路の下流側に
    設置された炎口と、前記気化器の一部に連通された送風
    管と、この送風管が挿入された送風通路と、この送風通
    路内に設けられ、燃焼量が最大と最小の間を変化する時
    に、前記送風管内の送風抵抗を最大燃焼量を含む領域
    と、最小燃焼量を含む領域と、前記領域の中間の領域と
    の複数段階のモードに可変する空気調節器とからなる燃
    焼装置。
  2. 【請求項2】空気調節器は、送風管内の送風抵抗を可変
    する時に、送風通路内の送風抵抗もそれぞれのモードに
    合わせて、同時に可変するように設けられた請求項1記
    載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】送風管は、その一部に送風通路との連通口
    を設けるとともに、気化器の一部に設けられた挿入口に
    間隙を介して挿入された請求項1または2記載の燃焼装
    置。
  4. 【請求項4】送風通路内に設けられ、燃焼量が最大と最
    小の間を変化する時に、送風管内の送風抵抗を複数段階
    に可変する空気調節器と、前記空気調節器が所定の位置
    に可変及び保持されていることを検出する検知器と、前
    記検知器の信号から燃焼装置に対して指示を行う制御器
    とからなる請求項1、2または3記載の燃焼装置。
  5. 【請求項5】送風通路内に設けられ、燃焼量が最大と最
    小の間を変化する時に、送風管内の送風抵抗を複数段階
    に可変する空気調節器と、前記送風管内が所定の送風抵
    抗あるいは送風量に可変及び保持されていることを検出
    する検知器と、前記検知器の信号から前記空気調節器と
    送風手段に対して指示を行い、燃焼量の変化に合わせた
    所定の送風抵抗あるいは送風量に維持させる制御器とか
    らなる請求項1ないし4のいずれか1項記載の燃焼装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002333128A (ja) * 2001-05-14 2002-11-22 Noritz Corp 燃焼装置
CN111396869A (zh) * 2020-03-16 2020-07-10 济南红烛科技有限公司 一种低热值燃气燃烧器及燃烧技术
WO2024075504A1 (ja) * 2022-10-04 2024-04-11 株式会社ノーリツ 燃焼装置およびこれを備えた温水装置

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