JPH11118849A - 抵抗測定装置 - Google Patents

抵抗測定装置

Info

Publication number
JPH11118849A
JPH11118849A JP29360197A JP29360197A JPH11118849A JP H11118849 A JPH11118849 A JP H11118849A JP 29360197 A JP29360197 A JP 29360197A JP 29360197 A JP29360197 A JP 29360197A JP H11118849 A JPH11118849 A JP H11118849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
current
measurement
resistance
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29360197A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3790342B2 (ja
Inventor
Fumio Tokukasa
文男 徳嵩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hioki EE Corp
Original Assignee
Hioki EE Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hioki EE Corp filed Critical Hioki EE Corp
Priority to JP29360197A priority Critical patent/JP3790342B2/ja
Publication of JPH11118849A publication Critical patent/JPH11118849A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3790342B2 publication Critical patent/JP3790342B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力利用効率の向上を図ることが可能な抵抗
測定装置を提供する。 【解決手段】 測定用電源を出力する電源部6と、測定
用電源を電源電力として入力すると共に入力した制御信
号を所定利得で電流増幅することにより測定用電源に基
づいて生成した測定用電流を測定対象抵抗体2に供給す
る電流ドライバ素子23,24とを備え、電流ドライバ
素子23,24によって供給された測定用電流の電流値
と測定対象抵抗体の両端電圧とに基づいて測定対象抵抗
体2の抵抗値を測定する抵抗測定装置1において、測定
用電流の電流値および測定対象抵抗体2の抵抗値の少な
くとも一方に基づいて電源部6から出力される測定用電
源の電圧値を制御する電源電圧制御手段4を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象抵抗体の
抵抗値を測定する抵抗測定装置に関し、詳しくは、測定
対象抵抗体に大電流を供給しつつ、その抵抗値を測定可
能に構成された抵抗測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、家庭用の洗濯機では、濡れた手
で操作盤が操作されることが多いため、感電事故を防止
するために、その操作盤を大地に接地する必要がある。
このため、洗濯機の内部では、その操作盤と、洗濯機の
筐体に取り付けた大地接地用の接地端子とが接続用導線
によって接続されており、接地端子を定められた接地線
に接続することによって、操作盤を大地に接地すること
ができる。一方、製造時において接続用導線が切れかか
っていると、家庭内に設置した後に完全に断線してしま
うことがあり、かかる事態が生じた場合には、感電事故
などを引き起こすことになる。このため、接続用導線の
接続状態を検査すると共に、接続用導線が切れかかって
いるときには、大電流を流して焼き切ることにより接続
用導線の接続不良をいち早く検出するために、この種の
抵抗測定装置が用いられている。
【0003】このような抵抗測定装置として、出願人
は、図5に示す抵抗測定装置61を既に開発している。
この抵抗測定装置61は、例えば30A程度の測定用電
流を測定対象抵抗2に供給すると共に、その際に測定対
象抵抗2の抵抗値を測定することが可能に構成されてい
る。この場合、上記した洗濯機の接続用導線の抵抗値を
測定するには、操作盤と接地端子との間に測定用電流を
所定時間継続して導通させた後に、その抵抗値を測定す
る。これにより、接続用導線が切れかかっているときに
は、その接続用導線を測定用電流で焼き切って無限大の
抵抗値にすることにより、メーカからの出荷前に接続用
導線の接続不良をいち早く検出することができる。
【0004】抵抗測定装置61の具体的な回路構成とし
ては、同図に示すように、測定電流の電流値を設定する
ための操作スイッチが配設された操作部3と、設定され
た電流値を測定対象抵抗2に供給するための各種制御や
抵抗値測定処理を実行する制御部62と、測定された抵
抗値を表示する表示部5と、測定用電流の供給源であっ
て所定の定電圧を出力するスイッチング電源部63とを
備えるほか、基準電圧発生回路64、ドライバ回路6
5、SEPP(Single-Ended-Push Pull)回路10、除
算回路66、電流検出用の抵抗11、差動増幅器67,
68および電圧検出用プローブ17a,17bを備えて
いる。また、SEPP回路10は、2つのダイオード2
1,22および2つのトランジスタ23,24を備えて
構成されている。
【0005】この抵抗測定装置61では、まず、測定に
先立ち、測定用電流を出力する出力端子25とアース端
子26との間に測定対象抵抗2の両端をそれぞれ接続す
ると共に、電圧検出用プローブ17a,17bを測定対
象抵抗2の両端にそれぞれ接続する。次いで、操作部3
の操作スイッチによって測定用電流の電流値を設定す
る。これにより、制御部62が、設定された電流値に応
じた電圧の基準直流信号を基準電圧発生回路64に出力
し、基準電圧発生回路64が、基準直流信号の電圧値に
応じた電圧の基準正弦波信号をドライバ回路65に出力
する。一方、ドライバ回路65は、基準正弦波信号を所
定利得で増幅することによって制御信号を生成し、ダイ
オード21,22を介して制御信号をSEPP回路10
の両トランジスタ23,24に出力する。これにより、
両トランジスタ23,24が制御信号を電流増幅するこ
とにより生成した測定用電流を抵抗11を介して測定対
象抵抗2に供給する。
【0006】次いで、差動増幅器67が、抵抗11の両
端電圧を差動増幅することによって測定用電流の電流値
に対応する電流検出信号SI を生成して除算回路66お
よび制御部62に出力する。一方、差動増幅器68は、
測定対象抵抗2の両端電圧を差動増幅することによって
測定対象抵抗2の両端電圧に対応する電圧検出信号SV
を生成して除算回路66に出力する。除算回路66は、
電圧検出信号SV の電圧値を電流検出信号SI の電圧値
で除算することにより、測定対象抵抗2の抵抗値に対応
する抵抗値対応電圧VR を制御部62に出力する。制御
部62は、除算回路66から出力された電流検出信号S
I の電圧値に基づいて基準直流信号の電圧値を補正する
ことにより、電流検出信号SI の電圧値を所定の定電圧
に維持する。このフィードバック制御により、抵抗11
を導通する測定用電流の電流値は設定された電流値に維
持される。また、制御部62は、入力した抵抗値対応電
圧VR に基づいて抵抗値を演算し、演算した抵抗値を表
示部5に表示させる。このように、この抵抗測定装置6
1では、測定対象抵抗2の抵抗値を測定することができ
ると共に、設定された測定電流を測定対象抵抗2に所定
時間継続して流すことにより、洗濯機の接続用導線が切
れかかっているときには、その接続用導線を断線させる
ことにより、いち早く不良を検出することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
抵抗測定装置61には、以下の問題点がある。すなわ
ち、スイッチング電源部63から出力されてトランジス
タ23のコレクタに供給される電源電圧、トランジスタ
24のエミッタに供給される電源電圧、測定用電流の設
定電流値、抵抗11の抵抗値、および測定対象抵抗2の
抵抗値を、それぞれ+VCC、−VCC、i 、RS 、および
RX とすれば、SEPP回路10を構成する各トランジ
スタ23,24のコレクタ−エミッタ電圧VCEは、下記
の式で表され、各トランジスタ23,24の電力損失
PC は、下記の式で表される。 VCE=VCC−i×(RS +RX )・・・・・・・・・・式 PC =VCE×i =VCC×i−RS ×i2 −RX ×i2 =−(RS +RX )×(i−VCC/(2×(RS +RX )))2 +VCC2 /(4×(RS +RX ))・・・・・・式 一方、電源電圧±VCCは、下記の式の条件を満たすよ
うに予め設定されている。 VCC≧20.5 ×imax ×(RX +RS )+VCE・・・・式 したがって、上記の式によれば、2つのトランジスタ
23,24の電力損失PC は、設定電流値iが値(VCC
/(2×(RS +RX )))のときに最大となり、その
値以下のときには、設定電流値iが大きいほど増加す
る。また、電力損失PC は、測定対象抵抗2の抵抗値が
小さいほど増加する。なお、設定電流値iが上記した値
を超える場合には、測定用電流に歪みが発生するため、
上記した値(VCC/(2×(RS +RX )))を装置の
測定電流に対する許容最大電流値として設定している。
このため、この抵抗測定装置61には、設定電流値iが
許容最大電流値には達していないが、ある程度大電流の
とき、および測定対象抵抗2が低抵抗値のときに、本来
必要とされる電圧以上の電源電圧が供給されているため
に、トランジスタ23,24の電力損失PC が必要以上
に大きくなる結果、電力利用効率が低下するという問題
点がある。
【0008】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、電力利用効率の向上を図ることが可能な抵
抗測定装置を提供することを主目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の抵抗測定装置は、測定用電源を出力する電
源部と、測定用電源を電源電力として入力すると共に入
力した制御信号を所定利得で電流増幅することにより測
定用電源に基づいて生成した測定用電流を測定対象抵抗
体に供給する電流ドライバ素子とを備え、電流ドライバ
素子によって供給された測定用電流の電流値と測定対象
抵抗体の両端電圧とに基づいて測定対象抵抗体の抵抗値
を測定する抵抗測定装置において、測定用電流の電流値
および測定対象抵抗体の抵抗値の少なくとも一方に基づ
いて電源部から出力される測定用電源の電圧値を制御す
る電源電圧制御手段を備えていることを特徴とする。
【0010】一般的に、この種の抵抗測定装置の電流ド
ライバ素子の電力損失PC は、測定用電流の電流値が大
きいときや、測定対象抵抗体の抵抗値が小さいときに
は、上記した式により電流ドライバ素子の電力損失P
C が大きくなる。この抵抗測定装置では、例えば、測定
用電流の設定電流値iが上記した許容最大電流未満のと
きに測定用電源の電源電圧を低下させたり、測定対象抵
抗体の抵抗値RX に応じて測定用電源の電源電圧を低下
させる。これにより、必要最小限電圧の測定用電源が供
給される結果、電流ドライバ素子の電力損失PC が低減
する。したがって、装置の電力利用効率を向上させるこ
とが可能となる。
【0011】請求項2記載の抵抗測定装置は、測定用電
源を出力する電源部と、測定用電源を電源電力として入
力すると共に入力した制御信号を所定利得で電流増幅す
ることにより測定用電源に基づいて生成した測定用電流
を測定対象抵抗体に供給する電流ドライバ素子と、測定
用電流の電流値を検出するための電流検出手段と、測定
対象抵抗体の両端電圧を検出する電圧検出手段とを備
え、電流検出部によって検出された電流値および電圧検
出手段によって検出された両端電圧に基づいて測定対象
抵抗体の抵抗値を測定する抵抗測定装置において、電流
検出手段によって検出された検出電流信号の歪みを検出
する歪み検出部と、歪み検出部によって検出された歪み
が所定量よりも低下しているときに測定用電源の電圧を
低下させ、かつ検出された歪みが所定量を超えたときに
測定用電源の電圧を上昇させる電源電圧制御手段とを備
えていることを特徴とする。なお、この場合、測定用電
源の電圧を低下させる際に基準となる所定量の歪み、お
よび測定用電源の電圧を上昇させる際に基準となる所定
量の歪みは、同一量であってもよいし、異なる量であっ
てもよい。
【0012】測定用電流の電流値や測定対象抵抗体の抵
抗値RX に応じて測定用電源の電源電圧を低下させる構
成にすれば、電流ドライバ素子の電力損失PC を低下さ
せることができるが、電源電圧を低下させ過ぎると、測
定対象抵抗体に供給する測定用電流の電流波形に歪みが
発生することがある。この歪みが発生すること自体が特
に問題になることはないが、設定電流値に対して誤差が
発生することがある。この場合、設定電流値iが低電流
のときや、測定対象抵抗体の抵抗値RX が小さいときに
は、測定用電流に歪みが発生しにくい反面、設定電流値
が大電流のときや、測定対象抵抗体の抵抗値RX が大き
いときには、測定用電流に歪みが発生し易い。このた
め、この抵抗測定装置では、測定用電流に所定量の歪み
が発生していない状態では、電流ドライバ素子に供給さ
れている測定用電源の電源電圧に余裕があるとして、電
源電圧制御手段が、測定用電源の電圧を低下させる。一
方、歪み検出部が測定用電流に所定量の歪みを検出した
ときは、電流ドライバ素子に供給されている測定用電源
の電源電圧に余裕がないとして、電源電圧制御手段が、
測定用電源の電圧を上昇させる。このような電源電圧制
御手段によるフィードバック制御により、測定対象抵抗
体に対して予め定めた電流値で、しかも低歪みの測定用
電流を供給することが可能になると共に、電流ドライバ
素子における電力損失を低減することが可能となる。
【0013】請求項3記載の抵抗測定装置は、請求項2
記載の抵抗測定装置において、歪み検出部は、制御信号
または制御信号を生成するための基準信号と検出電圧信
号とを差動増幅する差動増幅回路と、差動増幅回路の差
動増幅信号を全波整流した全波整流信号を歪みとして検
出する整流回路とを備えていることを特徴とする。
【0014】この抵抗測定装置では、差動増幅回路が、
制御信号または基準信号と、電圧検出手段によって検出
された検出電圧信号とを差動増幅することにより、測定
用電流の歪みを検出する。次いで、整流回路が、差動増
幅回路の差動増幅信号を全波整流した全波整流信号を歪
みとして検出する。一方、電源電圧制御手段は、整流回
路によって検出された歪みに基づいて電源電圧を制御す
る。このように、装置内部で用いられている制御信号な
どを歪み検出用の基準信号源として用いることにより、
歪み検出部を簡易に構成することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る抵抗測定装置の好適な実施の形態について説明
する。なお、出願人が既に開発している抵抗測定装置6
1と同一の構成要素については同一の符号を付して重複
した説明を省略する。
【0016】最初に、図1に示す抵抗測定装置1の構
成、および動作の概要について説明する。
【0017】同図に示すように、抵抗測定装置1は、測
定対象抵抗2に供給する測定用電流の電流値を設定する
操作スイッチを備えた操作部3と、測定対象抵抗2の抵
抗値を測定する制御部4と、制御部4から出力される表
示データDD に基づいて抵抗値を表示する表示部5と、
スイッチング電源部6と、基準電圧発生回路7と、乗算
回路8と、差動増幅器9と、SEPP回路10と、抵抗
11と、差動増幅器12,14と、実効値変換回路1
3,15と、歪み検出部16と、プローブ17a,17
bとを備えて構成されている。また、SEPP回路10
は、2つのダイオード21,22、および本発明におけ
る電流ドライバ素子に相当する2つのトランジスタ2
3,24を備えて構成されている。
【0018】この抵抗測定装置1は、抵抗11を介して
測定用電流を測定対象抵抗2に供給し、抵抗11によっ
て検出された測定用電流の電流値と、検出された測定対
象抵抗2の両端における電圧値とに基づいて抵抗測定を
行う。したがって、抵抗測定装置1の抵抗値測定動作自
体は、従来の抵抗測定装置61における抵抗値測定動作
と共通する。一方、抵抗測定装置1は、抵抗値測定に先
立って、または測定中において、スイッチング電源部6
から出力される電源電圧を可変することによりトランジ
スタ23,24の電力損失を低減する点が従来の抵抗測
定装置61とは相違している。以下に、抵抗測定装置1
の各構成要素について詳述する。
【0019】最初に、測定用電流の電流値および測定対
象抵抗2の両端電圧の電圧値を検出するための構成につ
いて説明する。抵抗11および差動増幅器12は、本発
明における電流検出手段に相当する。ここで、差動増幅
器12は、SEPP回路10によって測定対象抵抗2に
測定用電流が供給された際に抵抗11の両端に発生する
両端電圧を差動増幅することにより、抵抗11を流れる
測定用電流の電流値を検出し、検出した電流検出信号S
I1を実効値変換回路13に出力する。実効値変換回路1
3は、瞬時値である電流検出信号SI1を実効値電圧信号
SIEに変換して制御部4に出力する。差動増幅器14
は、本発明における電圧検出手段に相当し、測定用電流
が測定対象抵抗2を流れる際に測定対象抵抗2の両端に
発生する両端電圧を入力端子27,28を介して入力
し、その両端電圧に基づいて検出した電圧検出信号SV
を実効値変換回路15に出力する。実効値変換回路15
は、瞬時値である電圧検出信号SV を実効値電圧信号S
VEに変換して制御部4に出力する。
【0020】次に、測定用電流を供給するための構成に
ついて説明する。スイッチング電源部6は、本発明にお
ける電源部に相当し、制御部4から出力される電圧制御
信号SCVに従って、出力する電源電圧±VCCの電圧値を
変化させる。基準電圧発生回路7は、所定定電圧の正弦
波信号である基準信号Sref を乗算回路8に出力する。
また、乗算回路8は、基準信号Sref と、制御部4から
出力され測定用電流の電流値を設定するための可変乗数
信号SM とを互いに乗算することにより制御信号SC1を
生成し、生成した制御信号SC1を差動増幅器9に出力す
る。差動増幅器9は、乗算回路8から出力された制御信
号SC1と電流検出信号SI1とを差動増幅して新たな制御
信号SC2を生成し、制御信号SC2をSEPP回路10に
出力することにより、抵抗11を流れる測定用電流の電
流値が一定になるようにフィードバック制御する。SE
PP回路10は、入力した制御信号SC2を電流増幅する
ことにより、スイッチング電源部6によって供給される
電源に基づいて測定用電流を生成する。
【0021】次に、SEPP回路10の電源電圧を可変
するための構成および抵抗値を測定するための構成につ
いて説明する。制御部4は、本発明における電源電圧制
御手段に相当し、上記した可変乗数信号SM を出力する
と共に、歪み検出部16から出力される歪み検出信号S
D に基づいて電圧制御信号SCVを出力することにより、
スイッチング電源部6から出力される電源電圧±VCCの
電圧値を制御する。また、制御部4は、実効値変換回路
15から出力される実効値電圧信号SVEの電圧値を、実
効値変換回路13から出力される実効値電流信号SIEの
電圧値で除算することにより測定対象抵抗2の抵抗値を
演算し、演算した抵抗値を表示するための表示データD
D を表示部5に出力する。
【0022】歪み検出部16は、制御信号SC1に対する
電流検出信号SI1の歪みを検出する。具体的には、歪み
検出部16は、図2に示すように、演算増幅器31およ
び抵抗32〜34から構成される増幅回路35と、演算
増幅器36および抵抗37,38から構成される増幅回
路39と、本発明における整流回路に相当する全波整流
回路40とを備えて構成されている。この歪み検出部1
6では、増幅回路35が、制御信号SC1の電圧値とほぼ
等しくなるように、電流検出信号SI1を予め定めた所定
の利得で増幅し、図3(a)に示す増幅信号SI2を増幅
回路39のマイナス入力部に出力する。一方、増幅回路
39は、増幅信号SI2と制御信号SC1とを加算すること
により、同図(b)に示すように、両者の誤差信号SE
を生成する。また、全波整流回路40は、誤差信号SE
を全波整流することにより、同図(c)に示すように、
歪み検出信号SD を生成する。この場合、制御信号SC1
が正弦波信号であるため、歪み検出信号SD は、制御信
号SC1に対する増幅信号SI2の歪み量に相当する(電流
制御信号SI1の歪み量にも相当する)。これにより、歪
み検出部16は、抵抗11を流れる測定用電流の歪みを
検出する。
【0023】次に、抵抗測定装置1における動作につい
て、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0024】まず、電源が投入されると、制御部4は、
操作部3によって測定用電流の電流値が設定されたか否
かを判別する(ステップ51)。電流値が設定されてい
ると判別したときは、制御部4は、設定値に応じた値の
可変乗数信号SM を乗算回路8に出力することにより、
測定用電流の電流値設定を実行する(ステップ52)。
これにより、乗算回路8は、可変乗数信号SM と基準信
号Sref とを互いに乗算することにより生成した制御信
号SC1を差動増幅器9に出力する。一方、SEPP回路
10は、差動増幅器9から出力される制御信号SC2を電
流増幅し、増幅した測定用電流を、抵抗11を介して測
定対象抵抗2に供給する。この際に、差動増幅器9は、
抵抗11および差動増幅器12によって検出された電流
検出信号SI1と、制御信号SC1とを差動増幅することに
より生成した制御信号SC2をSEPP回路10に出力す
ることにより、抵抗11を流れる測定用電流の電流値が
設定値になるようにフィードバック制御する。
【0025】一方、歪み検出部16は、電流検出信号S
I1の歪みを検出し、検出した歪み検出信号SD を制御部
4に出力する。次いで、制御部4は、歪み検出信号SD
の電圧値を監視し、電流検出信号SI1に所定量の歪み
(例えば、5%)が生じているか否かを判別する(ステ
ップ53)。所定量の歪みが生じていると判別したとき
は、制御部4は、電圧制御信号SCVの電圧値を高くする
ことにより、スイッチング電源部6から出力される電源
電圧±VCCを上昇させる(ステップ54)。一方、歪み
が所定量以下であると判別したときには、制御部4は、
測定用電流を供給する時間(例えば、10秒)を設定す
る(ステップ55)。なお、この供給時間の設定は1回
の抵抗値測定において1回のみ行われる。次いで、制御
部4は、設定時間が経過した否かを判別する(ステップ
56)。この場合、10秒の供給時間を設定するのは、
上記した家庭用洗濯機の接続用導線の抵抗値を検査する
場合、切れかかっている接続用導線を焼き切るために
は、この程度の時間を必要とするためであり、その時間
は検査される機器の安全規格に準じて予め決められてい
る。次いで、制御部4は、電圧制御信号SCVの電圧値を
低くすることにより、スイッチング電源部6から出力さ
れる電源電圧±VCCを低下させる(ステップ57)。
【0026】次に、制御部4は、ステップ53に戻り、
同様にして、歪み検出信号SD の電圧値を監視すること
により、電流検出信号SI1に所定量の歪みが生じている
か否かを判別し(ステップ53)、判別結果に応じて電
圧制御信号SCVの電圧値を上昇または低下させる(ステ
ップ54またはステップ57)。次いで、測定用電流の
供給時間が10秒に達したと判別したときに、制御部4
は、抵抗値の測定を開始する(ステップ58)。
【0027】抵抗値測定では、制御部4は、実効値変換
回路15から出力される実効値電圧信号SVEの電圧値
を、実効値変換回路13から出力される実効値電流信号
SIEの電圧値で除算することにより、測定対象抵抗2の
抵抗値を演算する。次いで、制御部4は、演算した抵抗
値に対応する表示データDD を表示部5に出力すること
により演算した抵抗値を表示させる。
【0028】なお、制御部4によってSEPP回路10
の電源電圧±VCCが電圧制御されることにより、SEP
P回路10の各トランジスタ23,24において低減さ
れる電力損失ΔPC は、下記の式で表される。この場
合、従来の抵抗測定装置61のSEPP回路10に供給
されている固定的な電源電圧、上記したステップ56に
おいて電源電圧±VCCから低下させられた電圧、測定用
電流の設定電流値、抵抗11の抵抗値、および測定対象
抵抗2の抵抗値を、それぞれ±VCC、ΔVCC、i、RS
およびRX とする。 ΔPC = (VCC×I−I2 ×(RS +RX ) −((VCC−ΔVCC)×I−I2 ×(RS +RX ) =ΔVCC×I・・・・・・・・・・・・・・・・・・・式 この式は、SEPP回路10の両トランジスタ23,
24では、低下させた電圧ΔVCCに測定用電流の電流値
iを乗算した分の電力損失が低減していることを示して
いる。したがって、抵抗測定装置1の電源利用効率を向
上させることができる。
【0029】なお、本実施形態では、電流検出信号SI1
の歪み量に応じてスイッチング電源部6の電源電圧±V
CCを可変する例について説明したが、本発明はこれに限
定されない。例えば、設定された測定用電流の電流値、
または測定した測定対象抵抗2の抵抗値に基づいて、制
御部4が電源電圧±VCCを自動的に可変するように構成
してもよい。この場合、測定用電流の設定値または測定
対象抵抗2の抵抗値に対応させた電源電圧±VCCの電圧
値を、制御部4内または外部に設けた記憶手段としての
ROMなどに予め記憶させておき、測定用電流が設定さ
れた際に、その設定電流値に対応させられて記憶してい
る電圧になるように電源電圧±VCCの電圧値を制御して
もよいし、実際の抵抗値測定に先立って測定対象抵抗2
の抵抗値を仮に測定し、その際に、その抵抗値に対応さ
せられて記憶している電圧になるように電源電圧±VCC
の電圧値を制御してもよい。
【0030】また、本発明における電流ドライバ素子
は、本実施形態に示したトランジスタ23,24に限ら
ず、電界効果型トランジスタや、半導体素子を組み合わ
せた集積回路で構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の抵抗測定
装置によれば、電源電圧制御手段が、測定用電流の電流
値および測定対象抵抗体の抵抗値の少なくとも一方に基
づいて測定用電源の電源電圧を低下させることにより、
電流ドライバ素子の電力損失を低減させることができ、
これにより、装置の電力利用効率を向上させることがで
きる。
【0032】また、請求項2記載の抵抗測定装置によれ
ば、電源電圧制御手段が、歪み検出部によって検出され
た歪みが所定量よりも低下しているときに測定用電源の
電圧を低下させ、かつ検出された歪みが所定量を超えた
ときに測定用電源の電圧を上昇させることにより、測定
対象抵抗体に対して予め定めた電流値で、しかも低歪み
の測定用電流を供給することができると共に、電流ドラ
イバ素子における電力損失を低減することができる。
【0033】さらに、請求項3記載の抵抗測定装置によ
れば、制御信号または制御信号を生成するための基準信
号と検出電流信号とを差動増幅する差動増幅回路と、差
動増幅回路の差動増幅信号を全波整流した全波整流信号
を歪みとして検出する整流回路とで歪み検出部を構成し
たことにより、歪み検出部を簡易に構成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る抵抗測定装置の回路
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る抵抗測定装置におけ
る歪み検出部の回路図である。
【図3】(a)は制御信号SC1、および増幅回路35に
よって生成された増幅信号SI2の信号波形図、(b)は
増幅回路39によって生成された誤差信号SE の信号波
形図、(c)は全波整流回路40によって生成された歪
み検出信号SD の信号波形図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る抵抗測定装置におけ
る測定処理を示すフローチャートである。
【図5】出願人が既に開発した抵抗測定装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
1 抵抗測定装置 2 測定対象抵抗 4 制御部 6 スイッチング電源部 10 SEPP回路 11 抵抗 12 差動増幅器 14 差動増幅器 16 歪み検出部 23,24 トランジスタ 35,36 増幅回路 40 全波整流回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定用電源を出力する電源部と、前記測
    定用電源を電源電力として入力すると共に入力した制御
    信号を所定利得で電流増幅することにより当該測定用電
    源に基づいて生成した測定用電流を測定対象抵抗体に供
    給する電流ドライバ素子とを備え、当該電流ドライバ素
    子によって供給された前記測定用電流の電流値と前記測
    定対象抵抗体の両端電圧とに基づいて当該測定対象抵抗
    体の抵抗値を測定する抵抗測定装置において、 前記測定用電流の電流値および前記測定対象抵抗体の抵
    抗値の少なくとも一方に基づいて前記電源部から出力さ
    れる前記測定用電源の電圧値を制御する電源電圧制御手
    段を備えていることを特徴とする抵抗測定装置。
  2. 【請求項2】 測定用電源を出力する電源部と、前記測
    定用電源を電源電力として入力すると共に入力した制御
    信号を所定利得で電流増幅することにより当該測定用電
    源に基づいて生成した測定用電流を測定対象抵抗体に供
    給する電流ドライバ素子と、前記測定用電流の電流値を
    検出するための電流検出手段と、前記測定対象抵抗体の
    両端電圧を検出する電圧検出手段とを備え、前記電流検
    出部によって検出された前記電流値および前記電圧検出
    手段によって検出された前記両端電圧に基づいて前記測
    定対象抵抗体の抵抗値を測定する抵抗測定装置におい
    て、 前記電流検出手段によって検出された検出電流信号の歪
    みを検出する歪み検出部と、当該歪み検出部によって検
    出された前記歪みが所定量よりも低下しているときに前
    記測定用電源の電圧を低下させ、かつ当該検出された歪
    みが所定量を超えたときに前記測定用電源の電圧を上昇
    させる電源電圧制御手段とを備えていることを特徴とす
    る抵抗測定装置。
  3. 【請求項3】 前記歪み検出部は、前記制御信号または
    当該制御信号を生成するための基準信号と前記検出電流
    信号とを差動増幅する差動増幅回路と、当該差動増幅回
    路の差動増幅信号を全波整流した全波整流信号を前記歪
    みとして検出する整流回路とを備えていることを特徴と
    する請求項2記載の抵抗測定装置。
JP29360197A 1997-10-08 1997-10-08 抵抗測定装置 Expired - Lifetime JP3790342B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29360197A JP3790342B2 (ja) 1997-10-08 1997-10-08 抵抗測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29360197A JP3790342B2 (ja) 1997-10-08 1997-10-08 抵抗測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11118849A true JPH11118849A (ja) 1999-04-30
JP3790342B2 JP3790342B2 (ja) 2006-06-28

Family

ID=17796833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29360197A Expired - Lifetime JP3790342B2 (ja) 1997-10-08 1997-10-08 抵抗測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3790342B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132778A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Hioki Ee Corp インピーダンス測定装置
JP2009541740A (ja) * 2006-06-19 2009-11-26 エムアールエル インダストリーズ,インコーポレイティド 高精度のその場での抵抗値計測法
CN102207524A (zh) * 2011-04-06 2011-10-05 天津爱普生有限公司 多路阻值范围判定装置
JP2013104718A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Hioki Ee Corp 測定装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132778A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Hioki Ee Corp インピーダンス測定装置
JP2009541740A (ja) * 2006-06-19 2009-11-26 エムアールエル インダストリーズ,インコーポレイティド 高精度のその場での抵抗値計測法
CN102207524A (zh) * 2011-04-06 2011-10-05 天津爱普生有限公司 多路阻值范围判定装置
JP2013104718A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Hioki Ee Corp 測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3790342B2 (ja) 2006-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5691816B2 (ja) 太陽電池パネルの異常検知装置
EP2420850B1 (en) Current-sensing circuit and air-conditioning device provided therewith
WO2008016179A1 (en) Insulation resistance determining system, insulation resistance determining apparatus and insulation resistance determining method
JP2005277246A (ja) 電流検出機能付き半導体集積回路、及びそれを用いた電源装置
JPH11118849A (ja) 抵抗測定装置
JP2008522475A (ja) Rf電力増幅器用の限流回路
US7332969B2 (en) Output offset protection for power amplifier
US7288951B1 (en) Burn-in system having multiple power modes
JP2008515700A (ja) 集積化された電流測定部を備えたセンサインターフェース
JP5500333B2 (ja) 直流試験装置及び半導体試験装置
US6028420A (en) Constant voltage power supply with continuity checking
WO2000019572A1 (en) Monitoring output power to protect a power amplifier
JP2019135487A (ja) 充放電電源の電流電圧校正方法及びその校正用負荷装置
JPH0639344Y2 (ja) 電流・電圧制限回路
JP2000171501A (ja) 抵抗測定装置
JPH1117629A (ja) 受信機の故障検出回路
JP2002206956A (ja) 電磁流量計
CN114217116B (zh) 一种检测电流可控的电流检测电路
JP3313200B2 (ja) 零相変流器一次電流測定装置
JP3484040B2 (ja) 交流供給装置
JPH11153641A (ja) 半導体デバイス試験装置
US7397262B2 (en) Burn-in system power stage
JP2001272427A (ja) 抵抗測定装置
JP2005086990A (ja) インバータ試験装置
US4820969A (en) Polarity compensated apparatus for measuring the impedance of a polar device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040817

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050624

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150407

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term