JPH11118908A - マイクロ波検出器 - Google Patents
マイクロ波検出器Info
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- JPH11118908A JPH11118908A JP9303378A JP30337897A JPH11118908A JP H11118908 A JPH11118908 A JP H11118908A JP 9303378 A JP9303378 A JP 9303378A JP 30337897 A JP30337897 A JP 30337897A JP H11118908 A JPH11118908 A JP H11118908A
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- local oscillator
- frequency
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】同一周波数であっても、そのマイクロ波の発信
源を識別し、目的のマイクロ波を精度よく検出すること
のできるマイクロ波検出器を提供すること 【解決手段】 マイクロ波帯に設定された複数の目的バ
ンドの受信動作を時分割で繰り返すスーパーヘテロダイ
ン方式の受信回路を構成する信号識別回路12から出力
される検出信号(所定周波数のマイクロ波を受信した際
に出力する)を制御器9で検知し、その出現する状態に
基づいて識別する。つまり、第1局部発振器3が掃引を
行っている際にマイクロ波を受信し、第1局部発振器を
固定周波数で発振させている際にマイクロ波を受信しな
い場合には目的とするマイクロ波を受信したと判断し、
さらに固定周波数で発振させている際の受信信号の検出
状態に基づいて逆探知器からの信号か否かを識別するよ
うにした。
源を識別し、目的のマイクロ波を精度よく検出すること
のできるマイクロ波検出器を提供すること 【解決手段】 マイクロ波帯に設定された複数の目的バ
ンドの受信動作を時分割で繰り返すスーパーヘテロダイ
ン方式の受信回路を構成する信号識別回路12から出力
される検出信号(所定周波数のマイクロ波を受信した際
に出力する)を制御器9で検知し、その出現する状態に
基づいて識別する。つまり、第1局部発振器3が掃引を
行っている際にマイクロ波を受信し、第1局部発振器を
固定周波数で発振させている際にマイクロ波を受信しな
い場合には目的とするマイクロ波を受信したと判断し、
さらに固定周波数で発振させている際の受信信号の検出
状態に基づいて逆探知器からの信号か否かを識別するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計測機器などから
発せられるマイクロ波を検出して報知するマイクロ波検
出器に関する。
発せられるマイクロ波を検出して報知するマイクロ波検
出器に関する。
【0002】
【従来の技術】レーダー式スピード測定器から発射され
た所定周波数のマイクロ波を検出してアラームを発生す
るように構成されたマイクロ波検出器が従来から知られ
ている。具体的な回路構成は省略するが、外部から到来
するマイクロ波をアンテナで捕捉し、スーパーヘテロダ
イン方式の受信回路で受信するのが一般に行われてい
る。そして、係る受信回路における局部発振器の出力周
波数を所定範囲内で掃引することにより、前記検出対象
のマイクロ波の周波数を含む受信バンド幅を確保してい
る。そして、局部発振器は、1回の動作時間において上
記受信バンド幅内の周波数を1度だけ掃引し、それを繰
り返し行う。
た所定周波数のマイクロ波を検出してアラームを発生す
るように構成されたマイクロ波検出器が従来から知られ
ている。具体的な回路構成は省略するが、外部から到来
するマイクロ波をアンテナで捕捉し、スーパーヘテロダ
イン方式の受信回路で受信するのが一般に行われてい
る。そして、係る受信回路における局部発振器の出力周
波数を所定範囲内で掃引することにより、前記検出対象
のマイクロ波の周波数を含む受信バンド幅を確保してい
る。そして、局部発振器は、1回の動作時間において上
記受信バンド幅内の周波数を1度だけ掃引し、それを繰
り返し行う。
【0003】この時の受信回路の出力は、受信バンド幅
内の周波数のマイクロ波が存在すると、所定の間隔tか
らなる2つのピークが出力する。そして、その間隔t
は、検出対象のマイクロ波の周波数に対して固定である
ので、間隔tとなる一対のピークが存在するか否かによ
り、検出対象のマイクロ波の有無を判断するようにして
いる。
内の周波数のマイクロ波が存在すると、所定の間隔tか
らなる2つのピークが出力する。そして、その間隔t
は、検出対象のマイクロ波の周波数に対して固定である
ので、間隔tとなる一対のピークが存在するか否かによ
り、検出対象のマイクロ波の有無を判断するようにして
いる。
【0004】一方、マイクロ波検出器に設けた局部発振
器からは、所定周波数のマイクロ波が漏洩している。そ
こで、係る局部発振器から漏洩したマイクロ波を検知す
ることにより、マイクロ波検出器を検知することのでき
る逆探知器も存在する。
器からは、所定周波数のマイクロ波が漏洩している。そ
こで、係る局部発振器から漏洩したマイクロ波を検知す
ることにより、マイクロ波検出器を検知することのでき
る逆探知器も存在する。
【0005】さらに、係る逆探知器も所定周波数のマイ
クロ波を検出するものであるので、基本的な検出原理は
マイクロ波検出器と同様のものとなり、局部発振器を内
蔵する。従って、その逆探知器の局部発振器からも所定
周波数のマイクロ波が漏洩する。
クロ波を検出するものであるので、基本的な検出原理は
マイクロ波検出器と同様のものとなり、局部発振器を内
蔵する。従って、その逆探知器の局部発振器からも所定
周波数のマイクロ波が漏洩する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的な交通監視用レ
ーダー式スピード測定器の場合、10GHz帯(Xバン
ド)、24GHz帯(Kバンド)、35GHz帯(Ka
バンド)のいずれかの帯域のマイクロ波を使用してい
る。従って、どの帯域のマイクロ波が使用されていても
検出できるようにするために、スーパーヘテロダイン方
式の受信回路の局部発振器は、それら各帯域にあわせた
バンド幅になるような所定の周波数範囲を順に掃引す
る。
ーダー式スピード測定器の場合、10GHz帯(Xバン
ド)、24GHz帯(Kバンド)、35GHz帯(Ka
バンド)のいずれかの帯域のマイクロ波を使用してい
る。従って、どの帯域のマイクロ波が使用されていても
検出できるようにするために、スーパーヘテロダイン方
式の受信回路の局部発振器は、それら各帯域にあわせた
バンド幅になるような所定の周波数範囲を順に掃引す
る。
【0007】そして、レーダー式スピード測定器から発
射されるマイクロ波の具体的な周波数範囲としては、例
えば以下のようになっている。
射されるマイクロ波の具体的な周波数範囲としては、例
えば以下のようになっている。
【0008】 Xバンド:10.475〜10.575[GHz] Kバンド:24.000〜24.250[GHz] Kaバンド:33.400〜36.000[GHz] また、マイクロ波検出器の局部発振器の周波数範囲は、 11.200〜11.850[GHz] となり、逆探知器の局部発振器の周波数範囲は、 11.300〜11.800[GHz] のものが一般に使用されている。
【0009】そして、マイクロ波検出器や逆探知器の局
部発振器は、信号純度が悪いため、上記した周波数範囲
のマイクロ波に加え、比較的強い第2高調波や第3高調
波も漏洩する。そして、具体的な高調波の周波数範囲を
示すと、以下のようになる。 *マイクロ波検出器の場合 第2高調波:22.400〜23.700[GHz] 第3高調波:33.600〜35.500[GHz] *逆探知器の場合 第2高調波:22.600〜23.600[GHz] 第3高調波:33.900〜35.400[GHz] 従って、上記高調波の一部はKバンドやKaバンドの周
波数範囲とオーバーラップしているので、それらのバン
ドを検出可能なマイクロ波検出器では、局部発振器から
漏洩した信号の高調波を検知してしまう。そして、従来
のマイクロ波検出器は、所定の周波数のマイクロ波があ
るか否かを判別しているだけであるので、目的とする周
波数なのか上記漏洩した信号の高調波なのかを弁別する
ことはできず、その結果、誤警報を発するおそれがあ
る。
部発振器は、信号純度が悪いため、上記した周波数範囲
のマイクロ波に加え、比較的強い第2高調波や第3高調
波も漏洩する。そして、具体的な高調波の周波数範囲を
示すと、以下のようになる。 *マイクロ波検出器の場合 第2高調波:22.400〜23.700[GHz] 第3高調波:33.600〜35.500[GHz] *逆探知器の場合 第2高調波:22.600〜23.600[GHz] 第3高調波:33.900〜35.400[GHz] 従って、上記高調波の一部はKバンドやKaバンドの周
波数範囲とオーバーラップしているので、それらのバン
ドを検出可能なマイクロ波検出器では、局部発振器から
漏洩した信号の高調波を検知してしまう。そして、従来
のマイクロ波検出器は、所定の周波数のマイクロ波があ
るか否かを判別しているだけであるので、目的とする周
波数なのか上記漏洩した信号の高調波なのかを弁別する
ことはできず、その結果、誤警報を発するおそれがあ
る。
【0010】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、周波数が同じであっても、そのマイクロ波の発信源
を識別し、目的のマイクロ波を精度よく検出することの
できるマイクロ波検出器を提供することにある。
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、周波数が同じであっても、そのマイクロ波の発信源
を識別し、目的のマイクロ波を精度よく検出することの
できるマイクロ波検出器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係るマイクロ波検出器では、マイクロ波
帯に設定された複数の目的バンドの受信動作を時分割で
繰り返すスーパーヘテロダイン方式の受信手段と、前記
受信手段から出力される検波出力をしきい値と比較し、
検出対象の周波数のマイクロ波を検出する比較手段と、
その比較手段の出力信号に基づいて検出対象のマイクロ
波の有無を判断する判定手段と、その判定手段が前記検
出対象のマイクロ波を検出したときに警報を出力する警
報手段とを備えたマイクロ波検出器を前提とする。そし
て前記判定手段は、前記受信手段が有する局部発振器が
掃引を行っている際にマイクロ波を受信し、前記局部発
振器を固定周波数で発振させている際にマイクロ波を受
信しない場合には、目的とするマイクロ波を受信したと
判断する機能を備えるように構成した(請求項1)。
ため、本発明に係るマイクロ波検出器では、マイクロ波
帯に設定された複数の目的バンドの受信動作を時分割で
繰り返すスーパーヘテロダイン方式の受信手段と、前記
受信手段から出力される検波出力をしきい値と比較し、
検出対象の周波数のマイクロ波を検出する比較手段と、
その比較手段の出力信号に基づいて検出対象のマイクロ
波の有無を判断する判定手段と、その判定手段が前記検
出対象のマイクロ波を検出したときに警報を出力する警
報手段とを備えたマイクロ波検出器を前提とする。そし
て前記判定手段は、前記受信手段が有する局部発振器が
掃引を行っている際にマイクロ波を受信し、前記局部発
振器を固定周波数で発振させている際にマイクロ波を受
信しない場合には、目的とするマイクロ波を受信したと
判断する機能を備えるように構成した(請求項1)。
【0012】すなわち、検出対象の周波数のマイクロ波
であっても、それが本来の検出対象のマイクロ波の場合
と、たまたま周波数が同じであって検出対象でない場合
がある。なお、ここで言う検出対象とは、マイクロ波検
出器にとっての第1の検出対象であり、具体的には、ド
ップラーレーダーなどのレーダー式スピード測定器から
発射された所定周波数のマイクロ波である。つまり、請
求項2以降に規定する逆探知器も、本マイクロ検出器に
とって副次的な検出対象であるが、それとは分けてい
る。
であっても、それが本来の検出対象のマイクロ波の場合
と、たまたま周波数が同じであって検出対象でない場合
がある。なお、ここで言う検出対象とは、マイクロ波検
出器にとっての第1の検出対象であり、具体的には、ド
ップラーレーダーなどのレーダー式スピード測定器から
発射された所定周波数のマイクロ波である。つまり、請
求項2以降に規定する逆探知器も、本マイクロ検出器に
とって副次的な検出対象であるが、それとは分けてい
る。
【0013】係る検出対象のマイクロ波の場合、周波数
はある周波数帯域のうちのいずれか固定の周波数を使用
している。一方、逆探知器などの場合には内蔵する局部
発振器を掃引させている関係から、出力される信号の周
波数は変動する。従って、本マイクロ波検出器に実装さ
れた受信手段の一部を構成する局部発振器(実施の形態
では第1局部発振器3に相当)の周波数を固定して発振
した状態でもマイクロ波を受信する場合には、検出対象
のマイクロ波でないと判断できる。
はある周波数帯域のうちのいずれか固定の周波数を使用
している。一方、逆探知器などの場合には内蔵する局部
発振器を掃引させている関係から、出力される信号の周
波数は変動する。従って、本マイクロ波検出器に実装さ
れた受信手段の一部を構成する局部発振器(実施の形態
では第1局部発振器3に相当)の周波数を固定して発振
した状態でもマイクロ波を受信する場合には、検出対象
のマイクロ波でないと判断できる。
【0014】請求項1において、前記判定手段は、前記
局部発振器が掃引を行っている場合と、前記局部発振器
を固定周波数で発振させている場合のいずれもマイクロ
波を受信し、かつ、前記固定周波数で発振させている際
の受信信号の検出状態に基づいて逆探知器からの信号か
否かを識別するようにした機能をさらに備えるように構
成するとよい(請求項2)。
局部発振器が掃引を行っている場合と、前記局部発振器
を固定周波数で発振させている場合のいずれもマイクロ
波を受信し、かつ、前記固定周波数で発振させている際
の受信信号の検出状態に基づいて逆探知器からの信号か
否かを識別するようにした機能をさらに備えるように構
成するとよい(請求項2)。
【0015】請求項2における検出状態は、各種のもの
を採ることができるが、一例を示すと一対の受信信号の
時間間隔の変動状態であり、前記時間間隔がほぼ一定の
場合に逆探知器と判定するようにすることができる(請
求項3)。
を採ることができるが、一例を示すと一対の受信信号の
時間間隔の変動状態であり、前記時間間隔がほぼ一定の
場合に逆探知器と判定するようにすることができる(請
求項3)。
【0016】また、請求項2における検出状態は、一対
の受信信号の発生回数であり、前記発生回数が一定の範
囲内の場合に逆探知器と判定するようにすることもでき
る(請求項4)。
の受信信号の発生回数であり、前記発生回数が一定の範
囲内の場合に逆探知器と判定するようにすることもでき
る(請求項4)。
【0017】ところで、局部発振器を固定周波数で発振
した際にもマイクロ波を受信している場合には、逆探知
器から出力されている信号と、他のマイクロ波検出器か
ら出力される信号がある。そして、請求項1の発明で
は、検出対象のマイクロ波であることは検知できるもの
の、上記した逆探知器か否かの識別まではできない。そ
して、逆探知器である場合とマイクロ波検出器である場
合では、その後の取り扱いが異なるため、識別したい。
そこで、請求項2〜4に記載の発明を実施することによ
り逆探知器か否かの識別を行う。
した際にもマイクロ波を受信している場合には、逆探知
器から出力されている信号と、他のマイクロ波検出器か
ら出力される信号がある。そして、請求項1の発明で
は、検出対象のマイクロ波であることは検知できるもの
の、上記した逆探知器か否かの識別まではできない。そ
して、逆探知器である場合とマイクロ波検出器である場
合では、その後の取り扱いが異なるため、識別したい。
そこで、請求項2〜4に記載の発明を実施することによ
り逆探知器か否かの識別を行う。
【0018】さらに、判定手段による識別結果に応じ
て、その後の動作を変更する必要があり、具体的な一例
を示すと、以下のように構成することができる。すなわ
ち、前記判定手段における識別結果が逆探知器の場合
と、目的とするマイクロ波の場合とで、異なる警報出力
を行うようにすることができる(請求項5)。
て、その後の動作を変更する必要があり、具体的な一例
を示すと、以下のように構成することができる。すなわ
ち、前記判定手段における識別結果が逆探知器の場合
と、目的とするマイクロ波の場合とで、異なる警報出力
を行うようにすることができる(請求項5)。
【0019】また、前記判定手段における識別結果が、
目的とするマイクロ波でも逆探知器でもない場合に、警
報出力を行わないようにした機能を備えるようにしても
よい(請求項6)。
目的とするマイクロ波でも逆探知器でもない場合に、警
報出力を行わないようにした機能を備えるようにしても
よい(請求項6)。
【0020】さらに、前記判定手段における識別結果が
逆探知器の場合に、一定期間前記局部発振器の発振を停
止する機能をさらに備えるようにしてもよい(請求項
7)。
逆探知器の場合に、一定期間前記局部発振器の発振を停
止する機能をさらに備えるようにしてもよい(請求項
7)。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のマイクロ波検出
器の一実施の形態の構成を示している。ダブルスーパー
ヘテロダイン受信系に沿ってその構成を説明する。図1
において、外部からのマイクロ波がホーンアンテナ1で
キャッチされ、第1混合器2にて第1局部発振器3の出
力と周波数混合される。第1局部発振器3は電圧制御型
可変周波数発振器(VCO)15により波形成形される
掃引電圧に基づいて、後述のように所定周波数範囲で繰
り返し掃引される。また、第1局部発振器3の出力には
基本周波数の基本波だけでなく、2倍の周波数の二次高
調波、3倍の周波数の三次高調波が積極的に含まれてい
る。
器の一実施の形態の構成を示している。ダブルスーパー
ヘテロダイン受信系に沿ってその構成を説明する。図1
において、外部からのマイクロ波がホーンアンテナ1で
キャッチされ、第1混合器2にて第1局部発振器3の出
力と周波数混合される。第1局部発振器3は電圧制御型
可変周波数発振器(VCO)15により波形成形される
掃引電圧に基づいて、後述のように所定周波数範囲で繰
り返し掃引される。また、第1局部発振器3の出力には
基本周波数の基本波だけでなく、2倍の周波数の二次高
調波、3倍の周波数の三次高調波が積極的に含まれてい
る。
【0022】第1混合器2からの混合出力は中間周波帯
域増幅器4と第1中間周波帯域増幅器5に接続されてお
り、後段の切替スイッチ8によりいずれか一方が択一的
に選択されるようになっている。そして、各中間周波帯
域増幅器4,5は、所定の帯域の信号を増幅して出力す
るようになっている。具体的には、中間周波帯域増幅器
4は10.7MHzを増幅し、第1中間周波帯域増幅器
5は1.12GHzを増幅するようにしている。さら
に、第1中間周波帯域増幅器5で増幅された信号は、第
2混合器6に入力され、第2局部発振器7の出力と周波
数混合される。
域増幅器4と第1中間周波帯域増幅器5に接続されてお
り、後段の切替スイッチ8によりいずれか一方が択一的
に選択されるようになっている。そして、各中間周波帯
域増幅器4,5は、所定の帯域の信号を増幅して出力す
るようになっている。具体的には、中間周波帯域増幅器
4は10.7MHzを増幅し、第1中間周波帯域増幅器
5は1.12GHzを増幅するようにしている。さら
に、第1中間周波帯域増幅器5で増幅された信号は、第
2混合器6に入力され、第2局部発振器7の出力と周波
数混合される。
【0023】つまり、切替スイッチ8がa接点に接続さ
れているとシングルスーパーヘテロダイン受信モードと
なり、b接点に接続されているとダブルスーパーヘテロ
ダイン受信モードとなる。そして、この切替スイッチ8
の切替動作並びに第2局部発振器7の動作は、制御器9
から出力される制御信号に基づいて行われ、シングルス
ーパーヘテロダイン受信モードでは、第2局部発振器7
は発振停止する。なお、本形態では制御器9はマイコン
により実現されている。
れているとシングルスーパーヘテロダイン受信モードと
なり、b接点に接続されているとダブルスーパーヘテロ
ダイン受信モードとなる。そして、この切替スイッチ8
の切替動作並びに第2局部発振器7の動作は、制御器9
から出力される制御信号に基づいて行われ、シングルス
ーパーヘテロダイン受信モードでは、第2局部発振器7
は発振停止する。なお、本形態では制御器9はマイコン
により実現されている。
【0024】中間周波帯域増幅器4の出力信号並びに第
2混合器6の出力信号は、スイッチ8を介して第2中間
周波帯域増幅器10に与えられ、そこにおいて所定周波
帯域の信号を増幅し、検波器11に与える。そして検波
器11は、10.7MHzの信号を検出するようになっ
ている。
2混合器6の出力信号は、スイッチ8を介して第2中間
周波帯域増幅器10に与えられ、そこにおいて所定周波
帯域の信号を増幅し、検波器11に与える。そして検波
器11は、10.7MHzの信号を検出するようになっ
ている。
【0025】第2局部発振器7の発振周波数は1120
MHzであり、その基本波のみを積極利用する。VCO
15に基づいて動作する第1局部発振器3の出力周波数
は11.33G〜11.73GHzの範囲で繰り返し掃
引される。そして、この発振の制御も制御器9からの制
御信号に基づいて行われる。さらに、第1局部発振器3
については、その基本波だけでなく、以下のように二次
高調波および三次高調波も積極利用する。
MHzであり、その基本波のみを積極利用する。VCO
15に基づいて動作する第1局部発振器3の出力周波数
は11.33G〜11.73GHzの範囲で繰り返し掃
引される。そして、この発振の制御も制御器9からの制
御信号に基づいて行われる。さらに、第1局部発振器3
については、その基本波だけでなく、以下のように二次
高調波および三次高調波も積極利用する。
【0026】この実施の形態の基本動作としては、第1
局部発振器3の掃引動作と同期して、掃引周期ごとに切
替スイッチ8の接点を切り替えることにより、ダブルス
ーパーヘテロダインモードとシングルスーパーヘテロダ
インモードとが交互に繰り返されるものとする。これに
より、以下に示す第1局部発振器3の出力と、入力信号
との混合出力を所定のモードを用いることにより、複数
のバンドに対する検出が可能となる。
局部発振器3の掃引動作と同期して、掃引周期ごとに切
替スイッチ8の接点を切り替えることにより、ダブルス
ーパーヘテロダインモードとシングルスーパーヘテロダ
インモードとが交互に繰り返されるものとする。これに
より、以下に示す第1局部発振器3の出力と、入力信号
との混合出力を所定のモードを用いることにより、複数
のバンドに対する検出が可能となる。
【0027】
【表1】 前述した交通監視用レーダー式スピード測定機を対象と
したマイクロ波検出器の場合、上記したようにダブルス
ーパーへテロダインモードによりX,Kバンドの両バン
ドと、Kaバンドの一部を検出できる。また、シングル
スーパーへテロダインモードを使用することにより、ダ
ブルスーパーヘテロダインモード時のKaバンドにおけ
る無感帯がシングルスーパーヘテロダインモード時の有
感帯で隙間なく埋まり、全体としてKaバンドの広い検
出目的帯域をカバーすることができる。
したマイクロ波検出器の場合、上記したようにダブルス
ーパーへテロダインモードによりX,Kバンドの両バン
ドと、Kaバンドの一部を検出できる。また、シングル
スーパーへテロダインモードを使用することにより、ダ
ブルスーパーヘテロダインモード時のKaバンドにおけ
る無感帯がシングルスーパーヘテロダインモード時の有
感帯で隙間なく埋まり、全体としてKaバンドの広い検
出目的帯域をカバーすることができる。
【0028】特に注目すべきことは、第1局部発振器3
の掃引幅が400MHzで特に大きくはなく、ダブルス
ーパーヘテロダインとシングルスーパーヘテロダインの
受信モードを交互に繰り返すことでXバンド、Kバンド
だけでなく、広いKaバンドをも完全にカバーしている
ことである。
の掃引幅が400MHzで特に大きくはなく、ダブルス
ーパーヘテロダインとシングルスーパーヘテロダインの
受信モードを交互に繰り返すことでXバンド、Kバンド
だけでなく、広いKaバンドをも完全にカバーしている
ことである。
【0029】これにより、交通監視用レーダー式スピー
ド測定器を対象としたマイクロ波検出器の場合、Xバン
ドの検出目的帯域幅は約100MHzで、Kバンドの検
出目的帯域幅は約200MHzであり、比較的狭い。一
方、Kaバンドの検出目的帯域は33.400〜36.
000GHz(帯域幅は2.6GHz)と相当広い。従
って、単純に掃引する周波数領域を固定にすると、帯域
の広いKaバンドにあわせるとXバンドやKバンドの検
出動作に無駄な周波数領域が存在し、目的とするマイク
ロ波の検出が遅れるおそれがあるが、本実施の形態では
係るおそれはない。
ド測定器を対象としたマイクロ波検出器の場合、Xバン
ドの検出目的帯域幅は約100MHzで、Kバンドの検
出目的帯域幅は約200MHzであり、比較的狭い。一
方、Kaバンドの検出目的帯域は33.400〜36.
000GHz(帯域幅は2.6GHz)と相当広い。従
って、単純に掃引する周波数領域を固定にすると、帯域
の広いKaバンドにあわせるとXバンドやKバンドの検
出動作に無駄な周波数領域が存在し、目的とするマイク
ロ波の検出が遅れるおそれがあるが、本実施の形態では
係るおそれはない。
【0030】また、ダブルスーパーヘテロダイン受信回
路における第2混合段をバイパスして第1混合出力を検
波器に導入することでシングルスーパーヘテロダイン受
信回路となるので、回路が特に複雑になるわけではな
い。
路における第2混合段をバイパスして第1混合出力を検
波器に導入することでシングルスーパーヘテロダイン受
信回路となるので、回路が特に複雑になるわけではな
い。
【0031】次に、検波器11以降の回路について説明
する。図2には検波器11の入力周波数の変化と検波出
力(a)の関係を示している。図2において、(i)は
第1局部発振器3の基本波と入力信号との混合信号の周
波数変化であり、(ii)は二次高調波と入力信号との混
合信号の周波数変化であり、(iii )は三次高調波と入
力信号との混合信号の周波数変化である。
する。図2には検波器11の入力周波数の変化と検波出
力(a)の関係を示している。図2において、(i)は
第1局部発振器3の基本波と入力信号との混合信号の周
波数変化であり、(ii)は二次高調波と入力信号との混
合信号の周波数変化であり、(iii )は三次高調波と入
力信号との混合信号の周波数変化である。
【0032】上記した検出可能な周波数領域に含まれる
入力信号がある場合、検波器11の入力周波数が10.
7MHzを一度通過してゼロになり、再び10.7MH
zを通過するので、検波器11からは時間軸上で左右対
称な一対のパルス波からなる検波信号(a)が出力され
る。第1局部発振器3の掃引速度が同じであれば、基本
波に基づく混合信号(i)の周波数変化率をVfとする
と、二次高調波に基づく混合信号(ii)の周波数変化率
はVfの2倍であり、三次高調波に基づく混合信号(ii
i )の周波数変化率はVfの3倍である。
入力信号がある場合、検波器11の入力周波数が10.
7MHzを一度通過してゼロになり、再び10.7MH
zを通過するので、検波器11からは時間軸上で左右対
称な一対のパルス波からなる検波信号(a)が出力され
る。第1局部発振器3の掃引速度が同じであれば、基本
波に基づく混合信号(i)の周波数変化率をVfとする
と、二次高調波に基づく混合信号(ii)の周波数変化率
はVfの2倍であり、三次高調波に基づく混合信号(ii
i )の周波数変化率はVfの3倍である。
【0033】従って、混合信号(i)から検出される検
波信号のパルス間隔をTsとすると、混合信号(ii)か
ら検出される検波信号のパルス間隔はTsの1/2であ
り、混合信号(iii )から検出される検波信号のパルス
間隔はTsの1/3である。このことに基づいて、検波
信号(a)が発生したときに、それを発生させた入力信
号がXバンド、Kバンド、Kaバンドのいずれに含まれ
る信号かを区別することができる。
波信号のパルス間隔をTsとすると、混合信号(ii)か
ら検出される検波信号のパルス間隔はTsの1/2であ
り、混合信号(iii )から検出される検波信号のパルス
間隔はTsの1/3である。このことに基づいて、検波
信号(a)が発生したときに、それを発生させた入力信
号がXバンド、Kバンド、Kaバンドのいずれに含まれ
る信号かを区別することができる。
【0034】図1のマイクロ波検出器において、検波器
11の出力(a)の処理系と、掃引制御系および受信モ
ード切り換え制御系について、図3に従って説明する。
まず、検波器11の出力は、比較手段たる信号識別回路
15に与えられ、この信号識別回路15にてしきい値
(スレッショルド電圧)と比較し、しきい値以下のとき
に信号識別回路15の出力はHighが出力されるよう
になっている。これにより、しきい値を適宜に設定する
と、信号識別回路15から出力される判定信号(b)
は、図3(b)に示すように検出対象の周波数のマイク
ロ波を受信したときのみHighとなり、その他はLo
wとなる。
11の出力(a)の処理系と、掃引制御系および受信モ
ード切り換え制御系について、図3に従って説明する。
まず、検波器11の出力は、比較手段たる信号識別回路
15に与えられ、この信号識別回路15にてしきい値
(スレッショルド電圧)と比較し、しきい値以下のとき
に信号識別回路15の出力はHighが出力されるよう
になっている。これにより、しきい値を適宜に設定する
と、信号識別回路15から出力される判定信号(b)
は、図3(b)に示すように検出対象の周波数のマイク
ロ波を受信したときのみHighとなり、その他はLo
wとなる。
【0035】この判定信号(b)は制御器9に入力さ
れ、所定の確認処理に供される。制御器9が判定信号
(b)を目的とする検出対象周波数のマイクロ波の入力
によるものと確認した場合には、警報手段たる警報回路
13を動作させてブザー14を用いて警報を発する。ま
た、制御器9は一対の検出信号の時間間隔から入力信号
の帯域(Xバンド,Kバンド,Kaバンドの区別)を弁
別する処理も同時に行い、弁別結果により警報回路13
の動作パターンを変えるようにしている。上記した検出
処理が通常動作である。
れ、所定の確認処理に供される。制御器9が判定信号
(b)を目的とする検出対象周波数のマイクロ波の入力
によるものと確認した場合には、警報手段たる警報回路
13を動作させてブザー14を用いて警報を発する。ま
た、制御器9は一対の検出信号の時間間隔から入力信号
の帯域(Xバンド,Kバンド,Kaバンドの区別)を弁
別する処理も同時に行い、弁別結果により警報回路13
の動作パターンを変えるようにしている。上記した検出
処理が通常動作である。
【0036】ここで本発明では、制御器9からの制御信
号により、以下のような動作を行い、信号識別回路15
で検出された信号が、検出対象のマイクロ波であるか否
かを判断し、さらに検出対象でない場合には、その発信
源が何かを判定する処理を行うようにしている。そし
て、係る判定処理も制御器9で行うようになっている。
号により、以下のような動作を行い、信号識別回路15
で検出された信号が、検出対象のマイクロ波であるか否
かを判断し、さらに検出対象でない場合には、その発信
源が何かを判定する処理を行うようにしている。そし
て、係る判定処理も制御器9で行うようになっている。
【0037】*検出対象のマイクロ波か否かの判断 受信した信号が掃引波か非掃引波かを識別し、非掃引波
の場合には検出対象の交通監視用レーダー式スピード測
定器(ドップラーレーダー)からの信号と判断する。つ
まり、ドップラーレーダーは、上記した各バンドに属す
る所定の周波数を使用しており、具体的な周波数は不明
であるが、使用周波数は一定である。一方、逆探知器や
他車に実装されたマイクロ波検出器の局部発振器は、掃
引しているため、そこから漏れる信号の周波数は変化す
る。そこで、以下の動作を行うことにより、識別を行
う。
の場合には検出対象の交通監視用レーダー式スピード測
定器(ドップラーレーダー)からの信号と判断する。つ
まり、ドップラーレーダーは、上記した各バンドに属す
る所定の周波数を使用しており、具体的な周波数は不明
であるが、使用周波数は一定である。一方、逆探知器や
他車に実装されたマイクロ波検出器の局部発振器は、掃
引しているため、そこから漏れる信号の周波数は変化す
る。そこで、以下の動作を行うことにより、識別を行
う。
【0038】第1ステップ 通常の検出処理を行う。つまり、第1局部発振器3を掃
引し、1周期ごとにシングルスーパーモードとダブルス
ーパーモードを切り替えて、すべてのバンドをサーチす
る。
引し、1周期ごとにシングルスーパーモードとダブルス
ーパーモードを切り替えて、すべてのバンドをサーチす
る。
【0039】第2ステップ 上記第1ステップの処理を実行した結果、所定のマイク
ロ波の信号を検出したならば、次の周期では第1局部発
振器3の掃引を停止し、一定の固定周波数で、第1局部
発振器3を一定時間発振させる。一例を示すと、11.
6GHzで300msの間発振させる。
ロ波の信号を検出したならば、次の周期では第1局部発
振器3の掃引を停止し、一定の固定周波数で、第1局部
発振器3を一定時間発振させる。一例を示すと、11.
6GHzで300msの間発振させる。
【0040】第3ステップ 上記第2ステップの処理を実行した結果、検出信号が検
出された場合には掃引波と判断し、検出されなかった場
合は非掃引波と判断する。つまり、局部発振器からの信
号は、掃引されているので周波数が変化する。よって、
第1局部発振器3を固定周波数で発振させても、受信し
た信号はその固定した周波数を横切るので信号識別回路
15で検出信号が出力する。非掃引波の場合には、横切
ることはないので、検出信号は出力しない。
出された場合には掃引波と判断し、検出されなかった場
合は非掃引波と判断する。つまり、局部発振器からの信
号は、掃引されているので周波数が変化する。よって、
第1局部発振器3を固定周波数で発振させても、受信し
た信号はその固定した周波数を横切るので信号識別回路
15で検出信号が出力する。非掃引波の場合には、横切
ることはないので、検出信号は出力しない。
【0041】従って、第1局部発振器の掃引を停止した
状態で検出信号があった場合には、第1ステップで検出
した受信信号は、掃引波つまり逆探知器か他車のマイク
ロ波検出器の局部発振器から漏れた電波と判断できる。
また、検出信号がない場合には、第1ステップで検出し
た受信信号は、非掃引波つまり検出対象のドップラーレ
ーダーから出射されてきたマイクロ波と判断できる。そ
して、検出対象のマイクロ波の場合には、上記したごと
く警報回路13を動作させて、所定の警報を出力する。
状態で検出信号があった場合には、第1ステップで検出
した受信信号は、掃引波つまり逆探知器か他車のマイク
ロ波検出器の局部発振器から漏れた電波と判断できる。
また、検出信号がない場合には、第1ステップで検出し
た受信信号は、非掃引波つまり検出対象のドップラーレ
ーダーから出射されてきたマイクロ波と判断できる。そ
して、検出対象のマイクロ波の場合には、上記したごと
く警報回路13を動作させて、所定の警報を出力する。
【0042】なお、上記した形態では、第1ステップで
マイクロ波の信号を検出しない限りは、第2ステップに
移行しないようにしているが、例えば図4に示すよう
に、マイクロ波の検出の如何に関係なく第1局部発振器
3を固定周波数で一定時間発振させるステップを実行す
るようにしてもよい。
マイクロ波の信号を検出しない限りは、第2ステップに
移行しないようにしているが、例えば図4に示すよう
に、マイクロ波の検出の如何に関係なく第1局部発振器
3を固定周波数で一定時間発振させるステップを実行す
るようにしてもよい。
【0043】*逆探知器とマイクロ波検出器との識別 第1の方式(掃引波形の相違) 上記第3ステップで検出信号があった場合には、逆探知
器の局部発振器からの漏れ電波と、他車に実装されたマ
イクロ波検出器の局部発振器からの漏れ電波のいずれか
のおそれがある。そして、逆探知器の場合には、それを
知らせる必要がある場合が多いが、他車のマイクロ波検
出器の場合には、報知する必要はない。そこで、両者の
掃引波形の相違に着目し、識別するようにしている。す
なわち、一般に逆探知器の局部発振器で用いる掃引波形
は、図5(A)に示すように三角波が用いられ、また、
マイクロ波検出器の局部発振器で用いられる掃引波形
は、同図(B)に示すように鋸歯状波形が用いられる。
従って、係る送信波形の相違に基づく検出信号の出現状
態の相違から、両者を識別するようにしている。そし
て、具体的な処理は以下のようになる。
器の局部発振器からの漏れ電波と、他車に実装されたマ
イクロ波検出器の局部発振器からの漏れ電波のいずれか
のおそれがある。そして、逆探知器の場合には、それを
知らせる必要がある場合が多いが、他車のマイクロ波検
出器の場合には、報知する必要はない。そこで、両者の
掃引波形の相違に着目し、識別するようにしている。す
なわち、一般に逆探知器の局部発振器で用いる掃引波形
は、図5(A)に示すように三角波が用いられ、また、
マイクロ波検出器の局部発振器で用いられる掃引波形
は、同図(B)に示すように鋸歯状波形が用いられる。
従って、係る送信波形の相違に基づく検出信号の出現状
態の相違から、両者を識別するようにしている。そし
て、具体的な処理は以下のようになる。
【0044】第1局部発振器3の掃引を停止し、上記第
2ステップと同様に一定の固定周波数で、第1局部発振
器3を一定時間発振させる。そして、一対の検出信号の
発生間隔が一定の場合には三角波と判断し、逆探知器が
存在すると判定する。逆に一対の検出信号の発生間隔が
その都度異なる場合には、鋸歯状波形と判断し他のマイ
クロ検出器が存在すると判定する。そして、係る判定を
行える原理は以下の通りである。
2ステップと同様に一定の固定周波数で、第1局部発振
器3を一定時間発振させる。そして、一対の検出信号の
発生間隔が一定の場合には三角波と判断し、逆探知器が
存在すると判定する。逆に一対の検出信号の発生間隔が
その都度異なる場合には、鋸歯状波形と判断し他のマイ
クロ検出器が存在すると判定する。そして、係る判定を
行える原理は以下の通りである。
【0045】第1局部発振器3を例えば11.6GHz
で300msの間発振させる。この時、切替スイッチ8
を接点aに接続し、中間周波帯域増幅器4を使用してシ
ングルスーパーへテロダインモードで動作させる。する
と、この時の受信周波数は、第1局部発振器3の発振周
波数に対して中間周波帯域増幅器4の通過周波数を加算
及び減算した2カ所の周波数となる。従って、11.6
GHz±10.7MHzの固定周波数が、受信周波数と
なり、入力信号の周波数がそのいずれかの固定周波数に
一致したときに検出信号が出力する。
で300msの間発振させる。この時、切替スイッチ8
を接点aに接続し、中間周波帯域増幅器4を使用してシ
ングルスーパーへテロダインモードで動作させる。する
と、この時の受信周波数は、第1局部発振器3の発振周
波数に対して中間周波帯域増幅器4の通過周波数を加算
及び減算した2カ所の周波数となる。従って、11.6
GHz±10.7MHzの固定周波数が、受信周波数と
なり、入力信号の周波数がそのいずれかの固定周波数に
一致したときに検出信号が出力する。
【0046】従って、図6(A)に示すように、所定の
速度で受信周波数が増加した場合には、それぞれ同図
(B),(C)に示すように、受信信号として2つのパ
ルスが出力される。そして、掃引速度、つまり、単位時
間あたりの周波数の変化が大きい信号Bの場合には、2
つの固定周波数11.6GHz±10.7MHzを横切
る時間間隔tが短くなる(同図(B))。逆に単位時間
あたりの周波数の変化が小さい信号Cの場合には、2つ
の固定周波数11.6GHz±10.7MHzを横切る
時間間隔tが長くなる(同図(C))。
速度で受信周波数が増加した場合には、それぞれ同図
(B),(C)に示すように、受信信号として2つのパ
ルスが出力される。そして、掃引速度、つまり、単位時
間あたりの周波数の変化が大きい信号Bの場合には、2
つの固定周波数11.6GHz±10.7MHzを横切
る時間間隔tが短くなる(同図(B))。逆に単位時間
あたりの周波数の変化が小さい信号Cの場合には、2つ
の固定周波数11.6GHz±10.7MHzを横切る
時間間隔tが長くなる(同図(C))。
【0047】よって、図7に示すように、掃引信号が三
角波の場合には、上昇速度と下降速度が等しいので、固
定周波数を横切る時間間隔は、各回ごとで等しくなる
(t1=t2)。一方、図8に示すように、掃引信号が
鋸歯状波形の場合には、上昇速度と下降速度が大きく異
なるので、固定周波数を横切る時間間隔は、各回ごとに
交互に異なる(t3<t4)。
角波の場合には、上昇速度と下降速度が等しいので、固
定周波数を横切る時間間隔は、各回ごとで等しくなる
(t1=t2)。一方、図8に示すように、掃引信号が
鋸歯状波形の場合には、上昇速度と下降速度が大きく異
なるので、固定周波数を横切る時間間隔は、各回ごとに
交互に異なる(t3<t4)。
【0048】従って、制御器9にて信号識別回路15の
出力を監視し、一対の検出信号が出力した場合にその時
間間隔を計測し、変動するか否かを判断することにより
受信信号の識別を行う。そして、本形態では、逆探知器
と判断した場合には、警報を出力するとともに、第1局
部発振器3の掃引動作を停止したままとし、逆探知器に
検知されるのを防止する。一方、マイクロ波検出器と判
断した場合には、そのまま通常の動作に戻る。
出力を監視し、一対の検出信号が出力した場合にその時
間間隔を計測し、変動するか否かを判断することにより
受信信号の識別を行う。そして、本形態では、逆探知器
と判断した場合には、警報を出力するとともに、第1局
部発振器3の掃引動作を停止したままとし、逆探知器に
検知されるのを防止する。一方、マイクロ波検出器と判
断した場合には、そのまま通常の動作に戻る。
【0049】さらに、この逆探知器かマイクロ波検出か
否かの判断と、第3ステップの判断は、同時に行っても
よい。
否かの判断と、第3ステップの判断は、同時に行っても
よい。
【0050】第2の方式(掃引速度の差による識別) Xバンド,Kバンド,Kaバンドの3つのバンドを検知
できるマイクロ波検出器に実装される局部発振器の掃引
速度は、逆探知器の局部発振器の掃引速度に比べて遅
い。また、XバンドとKバンドの2つのバンドを検知で
きるマイクロ波検出器に実装される局部発振器の掃引速
度は、逆探知器の局部発振器の掃引速度に比べて早い。
そして、掃引速度が早いほどある一定の周波数を横切る
間隔は短くなる。そこで、本形態では、例えば以下のよ
うな処理を行うことにしている。
できるマイクロ波検出器に実装される局部発振器の掃引
速度は、逆探知器の局部発振器の掃引速度に比べて遅
い。また、XバンドとKバンドの2つのバンドを検知で
きるマイクロ波検出器に実装される局部発振器の掃引速
度は、逆探知器の局部発振器の掃引速度に比べて早い。
そして、掃引速度が早いほどある一定の周波数を横切る
間隔は短くなる。そこで、本形態では、例えば以下のよ
うな処理を行うことにしている。
【0051】まず、第1の局部発振器3の掃引を停止
し、固定周波数で一定時間発振させる。この時の固定周
波数としては、任意の値を採ることができるが、例えば
上記した各処理と並列的に処理することを考慮すると、
11.6GHzで300msの間発振させることができ
る。
し、固定周波数で一定時間発振させる。この時の固定周
波数としては、任意の値を採ることができるが、例えば
上記した各処理と並列的に処理することを考慮すると、
11.6GHzで300msの間発振させることができ
る。
【0052】そして、制御器9は、固定周波数で発振さ
せている間に何回一対の検出信号が出力されるか、つま
り、何回信号を受信するかを計数し、その回数が予め定
めた範囲内にあるときには逆探知器と判断する。逆に、
受信回数が範囲外のときには、他のマイクロ波検出器か
らの信号と判断するようになる。そして具体的な回数の
一例を示すと、図7に示すように、逆探知器の場合には
5〜6回受信する。従って、係る5〜6回を検出範囲と
したり、±1回ずつマージンを採って4〜7回とするこ
とができる。また、図8に示したように3つのバンドを
検知できるマイクロ波検出器の場合には、掃引速度が遅
いので、300msの間に固定周波数を横切る回数が3
回と少なく、上記した検出範囲外となるのでマイクロ波
検出器からの信号と判断できる。
せている間に何回一対の検出信号が出力されるか、つま
り、何回信号を受信するかを計数し、その回数が予め定
めた範囲内にあるときには逆探知器と判断する。逆に、
受信回数が範囲外のときには、他のマイクロ波検出器か
らの信号と判断するようになる。そして具体的な回数の
一例を示すと、図7に示すように、逆探知器の場合には
5〜6回受信する。従って、係る5〜6回を検出範囲と
したり、±1回ずつマージンを採って4〜7回とするこ
とができる。また、図8に示したように3つのバンドを
検知できるマイクロ波検出器の場合には、掃引速度が遅
いので、300msの間に固定周波数を横切る回数が3
回と少なく、上記した検出範囲外となるのでマイクロ波
検出器からの信号と判断できる。
【0053】なお、上記した逆探知器とマイクロ波検出
器とを識別する方式として2つあげたが、各方式のうち
いずれか1方を採用してもよく、或いは両方とも採用し
て、各方式における結果に基づいて総合的に判断するよ
うにしてもよい。
器とを識別する方式として2つあげたが、各方式のうち
いずれか1方を採用してもよく、或いは両方とも採用し
て、各方式における結果に基づいて総合的に判断するよ
うにしてもよい。
【0054】**識別後の処理 上記した各記載の中で個々に説明したが、まとめると制
御器9は、信号の種別を識別したならば、以下のような
処理を行うようにしている。 (1)検出対象のドップラーレーダーからのマイクロ波
を検知した場合には、所定の警報出力を行う。 (2)逆探知器と識別した場合には、警報出力を行う。
この時行う警報出力としては、通常のドップラーレーダ
ーからのマイクロ波を検知した場合の警報出力と同じで
もよいが、本形態では異なる警報出力を行うようにして
いる。なお、異なる警報出力としては、ブザーの種類を
替えたり、一方をブザーで他方を音声によるメッセージ
にしたりすること等ができる。また、ランプなどを実装
することにより光その他の出力形態・方式自体を変える
こともできる。
御器9は、信号の種別を識別したならば、以下のような
処理を行うようにしている。 (1)検出対象のドップラーレーダーからのマイクロ波
を検知した場合には、所定の警報出力を行う。 (2)逆探知器と識別した場合には、警報出力を行う。
この時行う警報出力としては、通常のドップラーレーダ
ーからのマイクロ波を検知した場合の警報出力と同じで
もよいが、本形態では異なる警報出力を行うようにして
いる。なお、異なる警報出力としては、ブザーの種類を
替えたり、一方をブザーで他方を音声によるメッセージ
にしたりすること等ができる。また、ランプなどを実装
することにより光その他の出力形態・方式自体を変える
こともできる。
【0055】さらに、逆探知器の場合には、マイクロ波
検出器を実装していることを検出されないようにするた
め、少なくとも局部発振器の発振を停止する。もちろん
全体を停止してもよい。 (3)マイクロ波検出器と識別した場合には、警報出力
をしない。これにより誤警報を発するのを抑制できる。
検出器を実装していることを検出されないようにするた
め、少なくとも局部発振器の発振を停止する。もちろん
全体を停止してもよい。 (3)マイクロ波検出器と識別した場合には、警報出力
をしない。これにより誤警報を発するのを抑制できる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明に係るマイクロ波検
出器では、局部発振器を掃引しながら発振させた際の受
信状態と、固定周波数で発振させた際の受信状態をみる
ことにより、検出対象のマイクロ波を精度よく検出した
り、受信した信号の発信源の種別を識別することができ
る。それにより、誤警報をなくしたり、その時の状態に
あった所望の処理をすることができる。
出器では、局部発振器を掃引しながら発振させた際の受
信状態と、固定周波数で発振させた際の受信状態をみる
ことにより、検出対象のマイクロ波を精度よく検出した
り、受信した信号の発信源の種別を識別することができ
る。それにより、誤警報をなくしたり、その時の状態に
あった所望の処理をすることができる。
【図1】本発明の好適な一実施の形態によるマイクロ波
検出器の概略構成を示す図である。
検出器の概略構成を示す図である。
【図2】その実施の形態における受信感度帯の分布を示
す概念図である。
す概念図である。
【図3】その実施の形態における主要部の信号波形を示
す図である。
す図である。
【図4】第1局部発振器の時間経過に伴う発信周波数の
変化の一例を示す図である。
変化の一例を示す図である。
【図5】逆探知器とマイクロ波発振器に実装される局部
発振器の掃引波形の一例を示す図である。
発振器の掃引波形の一例を示す図である。
【図6】掃引速度の相違に基づく検出信号の出現状態の
差を説明する図である。
差を説明する図である。
【図7】逆探知器における動作を説明する図である。
【図8】マイクロ波検出器における動作を説明する図で
ある。
ある。
1 アンテナ(受信手段) 2 第1混合器(受信手段) 3 第1局部発振器(受信手段) 4 中間周波アンプ(受信手段) 5 第1中間周波アンプ(受信手段) 6 第2混合器(受信手段) 7 第2局部発振器(受信手段) 8 切替スイッチ(受信手段) 9 制御器(受信手段・判定手段) 10 第2中間周波アンプ(受信手段) 11 検波器(受信手段) 12 信号識別回路(比較手段) 13 警報回路(警報手段) 14 ブザー(警報手段) 15 VCO
Claims (7)
- 【請求項1】 マイクロ波帯に設定された複数の目的バ
ンドの受信動作を時分割で繰り返すスーパーヘテロダイ
ン方式の受信手段と、前記受信手段から出力される検波
出力をしきい値と比較し、検出対象の周波数のマイクロ
波を検出する比較手段と、その比較手段の出力信号に基
づいて検出対象のマイクロ波の有無を判断する判定手段
と、その判定手段が前記検出対象のマイクロ波を検出し
たときに警報を出力する警報手段とを備えたマイクロ波
検出器において、 前記判定手段は、前記受信手段が有する局部発振器が掃
引を行っている際にマイクロ波を受信し、前記局部発振
器を固定周波数で発振させている際にマイクロ波を受信
しない場合には目的とするマイクロ波を受信したと判断
する機能を備えたことを特徴とするマイクロ波検出器。 - 【請求項2】 前記判定手段は、前記局部発振器が掃引
を行っている場合と、前記局部発振器を固定周波数で発
振させている場合のいずれもマイクロ波を受信し、 かつ、前記固定周波数で発振させている際の受信信号の
検出状態に基づいて逆探知器からの信号か否かを識別す
るようにした機能をさらに備えたことを特徴とする請求
項1に記載のマイクロ波検出器。 - 【請求項3】 請求項2における検出状態は、一対の受
信信号の時間間隔の変動状態であり、 前記時間間隔がほぼ一定の場合に逆探知器と判定するよ
うにしたことを特徴とする請求項2に記載のマイクロ波
検出器。 - 【請求項4】 請求項2における検出状態は、一対の受
信信号の発生回数であり、 前記発生回数が一定の範囲内の場合に逆探知器と判定す
るようにしたことを特徴とする請求項2に記載のマイク
ロ波検出器。 - 【請求項5】 前記判定手段における識別結果が逆探知
器の場合と、目的とするマイクロ波の場合とで、異なる
警報出力を行うようにした請求項2〜4のいずれか1項
に記載のマイクロ波検出器。 - 【請求項6】 前記判定手段における識別結果が、目的
とするマイクロ波でも逆探知器でもない場合に、警報出
力を行わないようにした機能を備えたことを特徴とする
請求項2〜5のいずれか1項に記載のマイクロ波検出
器。 - 【請求項7】 前記判定手段における識別結果が逆探知
器の場合に、一定期間前記局部発振器の発振を停止する
機能をさらに備えたことを特徴とする請求項2〜6のい
ずれか1項に記載のマイクロ波検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9303378A JPH11118908A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | マイクロ波検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9303378A JPH11118908A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | マイクロ波検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11118908A true JPH11118908A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17920295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9303378A Withdrawn JPH11118908A (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | マイクロ波検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11118908A (ja) |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP9303378A patent/JPH11118908A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |