JPH1111893A - フォークリフトの車体構造 - Google Patents
フォークリフトの車体構造Info
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- JPH1111893A JPH1111893A JP16362797A JP16362797A JPH1111893A JP H1111893 A JPH1111893 A JP H1111893A JP 16362797 A JP16362797 A JP 16362797A JP 16362797 A JP16362797 A JP 16362797A JP H1111893 A JPH1111893 A JP H1111893A
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- Japan
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- seat
- hood
- vehicle body
- seat frame
- rear pillar
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡素な構造で車体の前後方向長さを短縮化す
る。 【解決手段】 ヘッドガード24を支持する左右一対の
リアピラー28の後側にカウンターウエイト16を配設
したフォークリフト10において、リアピラー28を、
その上部が下部よりも車体後方側に位置するように垂直
面に対して傾斜させる。また、運転シート22を支持す
るシートフレーム34をリアピラー28に昇降可能に取
り付け、このシートフレーム34にエンジン又はバッテ
リを覆うエンジンフード20を固定する。
る。 【解決手段】 ヘッドガード24を支持する左右一対の
リアピラー28の後側にカウンターウエイト16を配設
したフォークリフト10において、リアピラー28を、
その上部が下部よりも車体後方側に位置するように垂直
面に対して傾斜させる。また、運転シート22を支持す
るシートフレーム34をリアピラー28に昇降可能に取
り付け、このシートフレーム34にエンジン又はバッテ
リを覆うエンジンフード20を固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォークリフトの
車体構造に関する。
車体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフォークリフトでは、一般的に、
エンジンやバッテリ等の上方をフードが覆い、このフー
ドの上面に運転シートが固定されている。エンジン等の
保守整備の際には、フードを後端部を軸として上後方側
へ回動,待避して保守を行うようになっている。
エンジンやバッテリ等の上方をフードが覆い、このフー
ドの上面に運転シートが固定されている。エンジン等の
保守整備の際には、フードを後端部を軸として上後方側
へ回動,待避して保守を行うようになっている。
【0003】また、運転シートに着座した乗員を落下物
等から保護する目的で、運転シートの上方にはヘッドガ
ードが設けられる。このヘッドガードは、車体から立設
する合計4本のピラーによって支持されている。ここ
で、後方側の左右一対のリアピラーは、回動するフード
と干渉しないように、フードの後端部近傍から略垂直か
又は上方へ向けて前側にやや傾斜して立設されており、
これらリアピラーの後側にカウンターウエイトが配置さ
れている。
等から保護する目的で、運転シートの上方にはヘッドガ
ードが設けられる。このヘッドガードは、車体から立設
する合計4本のピラーによって支持されている。ここ
で、後方側の左右一対のリアピラーは、回動するフード
と干渉しないように、フードの後端部近傍から略垂直か
又は上方へ向けて前側にやや傾斜して立設されており、
これらリアピラーの後側にカウンターウエイトが配置さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ヘッドガードを運転シ
ートに着座した乗員の鉛直上方に位置させるためには、
略垂直か又は前側に傾斜したリアピラーの下端部を運転
シートよりもある程度後方側に配置する必要があり、こ
のようなリアピラーの後方側にカウンターウエイトが配
置されるため、車体前後方向の長さが必然的に長くな
り、車両をコンパクト化する上で問題となっていた。
ートに着座した乗員の鉛直上方に位置させるためには、
略垂直か又は前側に傾斜したリアピラーの下端部を運転
シートよりもある程度後方側に配置する必要があり、こ
のようなリアピラーの後方側にカウンターウエイトが配
置されるため、車体前後方向の長さが必然的に長くな
り、車両をコンパクト化する上で問題となっていた。
【0005】また他の課題として、後端部を軸とするフ
ードの回転軌跡上にステアリング等が存在しないように
レイアウトする必要があり、車体前後方向の長さを短縮
化する上で弊害となっていた。ステアリング等との干渉
を回避するために、例えばフードの前部を切り欠いた
り、あるいはステアリングにチルト機構を設けることも
考えられるが、その分構造が複雑となり、製造コストも
上昇してしまう。
ードの回転軌跡上にステアリング等が存在しないように
レイアウトする必要があり、車体前後方向の長さを短縮
化する上で弊害となっていた。ステアリング等との干渉
を回避するために、例えばフードの前部を切り欠いた
り、あるいはステアリングにチルト機構を設けることも
考えられるが、その分構造が複雑となり、製造コストも
上昇してしまう。
【0006】特に、LPG車のようにカウンターウエイ
トの上部にLPGボンベが設置してある場合には、フー
ド上に取り付けられた運転シートとLPGボンベとの干
渉を回避する必要があり、更に車体全長の短縮化が困難
となり、構造も複雑化してしまう。
トの上部にLPGボンベが設置してある場合には、フー
ド上に取り付けられた運転シートとLPGボンベとの干
渉を回避する必要があり、更に車体全長の短縮化が困難
となり、構造も複雑化してしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
は、エンジン又はバッテリを覆うフードの上方に運転シ
ートが配設され、この運転シートの上方にヘッドガード
が配設され、このヘッドガードを支持する左右一対のリ
アピラーがフードの後端部近傍に立設され、上記リアピ
ラーの後側にカウンターウエイトが配設されたフォーク
リフトの車体構造において、上記リアピラーは、その上
部が下部よりも車体後方側に位置するように、垂直面に
対して傾斜していることを特徴としている。
は、エンジン又はバッテリを覆うフードの上方に運転シ
ートが配設され、この運転シートの上方にヘッドガード
が配設され、このヘッドガードを支持する左右一対のリ
アピラーがフードの後端部近傍に立設され、上記リアピ
ラーの後側にカウンターウエイトが配設されたフォーク
リフトの車体構造において、上記リアピラーは、その上
部が下部よりも車体後方側に位置するように、垂直面に
対して傾斜していることを特徴としている。
【0008】また、請求項2の発明は、上記運転シート
を支持するシートフレームを、リアピラーに昇降可能に
取り付けたことを特徴としている。
を支持するシートフレームを、リアピラーに昇降可能に
取り付けたことを特徴としている。
【0009】請求項3の発明は、上記フードが、上記シ
ートフレームに固定されて、このシートフレームととも
にリアピラーに沿って昇降することを特徴としている。
ートフレームに固定されて、このシートフレームととも
にリアピラーに沿って昇降することを特徴としている。
【0010】請求項4の発明は、上記シートフレームと
車体との間にショックアブソーバが介在していることを
特徴としている。
車体との間にショックアブソーバが介在していることを
特徴としている。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、リアピラーの
上部が相対的に後方側へ位置するので、このリアピラー
により支持されるヘッドガードが相対的に後方側へ延長
され、かつ、リアピラーの下部側が相対的に前側に位置
するから、リアピラーの後側に位置するカウンターウエ
イトを相対的に前側に配置させることができる。この結
果、ヘッドガードを確実に運転シートの後方側へ延在さ
せつつ、カウンターウエイトを相対的に前側に配置し
て、車体の前後方向長さを短縮化することができる。
上部が相対的に後方側へ位置するので、このリアピラー
により支持されるヘッドガードが相対的に後方側へ延長
され、かつ、リアピラーの下部側が相対的に前側に位置
するから、リアピラーの後側に位置するカウンターウエ
イトを相対的に前側に配置させることができる。この結
果、ヘッドガードを確実に運転シートの後方側へ延在さ
せつつ、カウンターウエイトを相対的に前側に配置し
て、車体の前後方向長さを短縮化することができる。
【0012】また、リアピラーの下部側では、リアピラ
ーより後方領域が相対的に広くなるから、例えばエンジ
ン車におけるフューエルネックをリアピラーよりも後方
側、つまりヘッドガードやピラーにより囲われた運転室
の外側に配置することが可能となる。したがって、例え
ばフューエルネックを運転室内における運転シートの直
下位置に配置した従来構造に比して、フューエルネック
が運転シートから相対的に遠くなるから、安全性,臭気
性が向上する。
ーより後方領域が相対的に広くなるから、例えばエンジ
ン車におけるフューエルネックをリアピラーよりも後方
側、つまりヘッドガードやピラーにより囲われた運転室
の外側に配置することが可能となる。したがって、例え
ばフューエルネックを運転室内における運転シートの直
下位置に配置した従来構造に比して、フューエルネック
が運転シートから相対的に遠くなるから、安全性,臭気
性が向上する。
【0013】請求項2の発明によれば、運転シートは、
リアピラーに沿って昇降し、つまりヘッドガードおよび
ピラーにより囲われた運転室内を昇降し、運転室の外側
に位置する部材、例えばカウンターウエイトの上面に配
置されたLPGボンベ等と干渉する虞がない。したがっ
て、LPGボンベ等との干渉を避けるために車両前後方
向長さを延長する必要がなく、またLPGボンベに待避
可能なスイング機構等を付加する必要がないから、簡素
な構造で車両前後方向長さを短縮化することができる。
リアピラーに沿って昇降し、つまりヘッドガードおよび
ピラーにより囲われた運転室内を昇降し、運転室の外側
に位置する部材、例えばカウンターウエイトの上面に配
置されたLPGボンベ等と干渉する虞がない。したがっ
て、LPGボンベ等との干渉を避けるために車両前後方
向長さを延長する必要がなく、またLPGボンベに待避
可能なスイング機構等を付加する必要がないから、簡素
な構造で車両前後方向長さを短縮化することができる。
【0014】また、運転シートがシートフレームを介し
てリアピラーに取り付けられているから、従来のように
フード上に運転シートが直接固定されているものに比し
て、運転シートからフードに加わる荷重が低減され、フ
ードの簡素化,小型化を図ることが可能となる。
てリアピラーに取り付けられているから、従来のように
フード上に運転シートが直接固定されているものに比し
て、運転シートからフードに加わる荷重が低減され、フ
ードの簡素化,小型化を図ることが可能となる。
【0015】請求項3の発明によれば、例えばエンジン
等の保守整備を行う場合には、運転シートとフードとを
シートフレームとともにリアピラーに沿って昇降させれ
ばよい。このとき、運転シートやフードは、リアピラー
に沿って運転室内を昇降するから、例えばフードの前方
に位置するステアリングと干渉する虞がない。つまり従
来例にようにフードが回転式となっているものに比し、
特に車体前後方向の移動軌跡が小さくなるから、レイア
ウト上の自由度が大きくなり、ひいては簡素な構造で車
両自体をコンパクト化することができる。
等の保守整備を行う場合には、運転シートとフードとを
シートフレームとともにリアピラーに沿って昇降させれ
ばよい。このとき、運転シートやフードは、リアピラー
に沿って運転室内を昇降するから、例えばフードの前方
に位置するステアリングと干渉する虞がない。つまり従
来例にようにフードが回転式となっているものに比し、
特に車体前後方向の移動軌跡が小さくなるから、レイア
ウト上の自由度が大きくなり、ひいては簡素な構造で車
両自体をコンパクト化することができる。
【0016】請求項4の発明によれば、シートフレーム
と車体との間にショックアブソーバが介在しているか
ら、運転シートに伝わるエンジン振動や路面振動等を有
効に減衰することができ、乗り心地が向上する。
と車体との間にショックアブソーバが介在しているか
ら、運転シートに伝わるエンジン振動や路面振動等を有
効に減衰することができ、乗り心地が向上する。
【0017】また、ショックアブソーバがあるから、シ
ートフレームをリアピラーに沿って安全かつスムースに
昇降させることができる。
ートフレームをリアピラーに沿って安全かつスムースに
昇降させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の最適な実施の形態について詳述する。
の最適な実施の形態について詳述する。
【0019】図1は本発明の車体構造が適用されたフォ
ークリフトの一実施例を示す側面図で、車体の前側にフ
ォーク12とマスト14とが配置され、車体の後側にカ
ウンターウエイト16が配置され、車体の左右両側には
それぞれサイドフレーム18が延在している。両サイド
フレーム18の間にはエンジンやバッテリ等(図示省
略)が収納されており、これらエンジン等の上方を覆い
隠すようにエンジンフード20が両サイドフレーム18
上に跨って配設されている。
ークリフトの一実施例を示す側面図で、車体の前側にフ
ォーク12とマスト14とが配置され、車体の後側にカ
ウンターウエイト16が配置され、車体の左右両側には
それぞれサイドフレーム18が延在している。両サイド
フレーム18の間にはエンジンやバッテリ等(図示省
略)が収納されており、これらエンジン等の上方を覆い
隠すようにエンジンフード20が両サイドフレーム18
上に跨って配設されている。
【0020】エンジンフード20の上方には運転シート
22が配設され、この運転シート22に着席した乗員を
荷等の落下物から保護するために、運転シート22の上
方にはヘッドガード24が配設されている。このヘッド
ガード24は、フレーム部材を格子状に配した構造とな
っており、前後左右の四隅において、車体から立設する
合計4本のフロントピラー26とリアピラー28とによ
って車体側へ支持されている。
22が配設され、この運転シート22に着席した乗員を
荷等の落下物から保護するために、運転シート22の上
方にはヘッドガード24が配設されている。このヘッド
ガード24は、フレーム部材を格子状に配した構造とな
っており、前後左右の四隅において、車体から立設する
合計4本のフロントピラー26とリアピラー28とによ
って車体側へ支持されている。
【0021】ここで、本実施例にあっては、エンジンフ
ード20の後端部近傍に立設する左右一対のリアピラー
28を、その上部が下部よりも車体後方側に位置するよ
うに、垂直面に対して所定角度θだけ傾斜させている。
ード20の後端部近傍に立設する左右一対のリアピラー
28を、その上部が下部よりも車体後方側に位置するよ
うに、垂直面に対して所定角度θだけ傾斜させている。
【0022】したがって、運転シート22の下方領域で
は、リアピラー28が相対的に前側へ張り出した状態と
なり、リアピラー28の後側に配置されるカウンターウ
エイト16を相対的に前寄りに配置することができる。
一方、リアピラー28の上方領域では、リアピラー28
が相対的に後方側へ位置することとなり、リアピラー2
8の上端に固定されたヘッドガード24が相対的に後方
側へ延長される。この結果、ヘッドガード24を運転シ
ート22よりも後方側へ確実に延在させつつ、カウンタ
ーウエイト16を相対的に前側に配置でき、車体の前後
方向長さを有効に短縮化することができる。
は、リアピラー28が相対的に前側へ張り出した状態と
なり、リアピラー28の後側に配置されるカウンターウ
エイト16を相対的に前寄りに配置することができる。
一方、リアピラー28の上方領域では、リアピラー28
が相対的に後方側へ位置することとなり、リアピラー2
8の上端に固定されたヘッドガード24が相対的に後方
側へ延長される。この結果、ヘッドガード24を運転シ
ート22よりも後方側へ確実に延在させつつ、カウンタ
ーウエイト16を相対的に前側に配置でき、車体の前後
方向長さを有効に短縮化することができる。
【0023】また、空きスペースであるカウンターウエ
イト16の上方領域に、ヘッドガード24やピラー2
6,28によって囲われる運転室Kを張り出させてお
り、空きスペースを有効に利用して十分な大きさの運転
室Kを確保している。
イト16の上方領域に、ヘッドガード24やピラー2
6,28によって囲われる運転室Kを張り出させてお
り、空きスペースを有効に利用して十分な大きさの運転
室Kを確保している。
【0024】さらに、リアピラー28は、運転シート2
2の背もたれ部22aとほぼ同じ角度で傾斜し、側面視
で背もたれ部22aよりもわずかに後方側、つまり運転
シート22に着座した乗員の後方側に位置するから、乗
員の邪魔になることはない。
2の背もたれ部22aとほぼ同じ角度で傾斜し、側面視
で背もたれ部22aよりもわずかに後方側、つまり運転
シート22に着座した乗員の後方側に位置するから、乗
員の邪魔になることはない。
【0025】なお、前側のフロントピラー26もまたリ
アピラー28と同じように上部側が後側に位置するよう
に傾斜しており、つまり運転室K全体がやや後方側へ傾
斜した形となっており、外観品質にも優れている。
アピラー28と同じように上部側が後側に位置するよう
に傾斜しており、つまり運転室K全体がやや後方側へ傾
斜した形となっており、外観品質にも優れている。
【0026】ところで、エンジン式のフォークリフト1
0では、サイドフレーム18の内側に燃料タンク(図示
省略)が設けられ、この燃料タンクへ燃料を補給するた
めのフューエルネック30がサイドフレーム18の上面
に設けられている。このフューエルネック30は、リア
ピラー28の後側に位置し、カウンターウエイト16の
前側に形成された切欠32を介して外部に露出してい
る。
0では、サイドフレーム18の内側に燃料タンク(図示
省略)が設けられ、この燃料タンクへ燃料を補給するた
めのフューエルネック30がサイドフレーム18の上面
に設けられている。このフューエルネック30は、リア
ピラー28の後側に位置し、カウンターウエイト16の
前側に形成された切欠32を介して外部に露出してい
る。
【0027】ここで、従来構造におけるフューエルネッ
ク30Aは、図1に仮想線で示すように、運転室K内に
おける運転シート22の直下位置に設けられ、エンジン
フード20を適宜に切り欠いて外部に露出させていた。
この場合、フューエルネック30Aの直上に運転シート
22が位置することとなり、安全性や臭気性の面で問題
がある。これに対し、本実施例ではリアピラー28の下
部側が相対的に前側へ張り出しており、リアピラー28
の後側が比較的広くなっているから、フューエルネック
30をリアピラー28よりも後方位置、つまり運転室K
の外側に配置させることができる。このように、フュー
エルネック30を運転シート22から遠ざけることがで
きるので、安全性および臭気性が向上する。
ク30Aは、図1に仮想線で示すように、運転室K内に
おける運転シート22の直下位置に設けられ、エンジン
フード20を適宜に切り欠いて外部に露出させていた。
この場合、フューエルネック30Aの直上に運転シート
22が位置することとなり、安全性や臭気性の面で問題
がある。これに対し、本実施例ではリアピラー28の下
部側が相対的に前側へ張り出しており、リアピラー28
の後側が比較的広くなっているから、フューエルネック
30をリアピラー28よりも後方位置、つまり運転室K
の外側に配置させることができる。このように、フュー
エルネック30を運転シート22から遠ざけることがで
きるので、安全性および臭気性が向上する。
【0028】さらに、本実施例の特徴的な構造として、
運転シート22を支持するシートフレーム34が、リア
ピラー28に沿って昇降可能に取り付けられている。つ
まりシートフレーム34は、4本のロッド36を介して
運転シート22の下面側に固定されており、かつ、上記
ロッド36を介してエンジンフード20の上面側に固定
されている。したがって、運転シート22およびエンジ
ンフード20は、シートフレーム34とともにリアピラ
ー28に沿って昇降するようになっている。
運転シート22を支持するシートフレーム34が、リア
ピラー28に沿って昇降可能に取り付けられている。つ
まりシートフレーム34は、4本のロッド36を介して
運転シート22の下面側に固定されており、かつ、上記
ロッド36を介してエンジンフード20の上面側に固定
されている。したがって、運転シート22およびエンジ
ンフード20は、シートフレーム34とともにリアピラ
ー28に沿って昇降するようになっている。
【0029】図2,3を参照して更に詳述すると、シー
トフレーム34は、運転シート22の下部形状に応じて
略コ字状に折曲する支持部34aと、この支持部34a
の両端から左右に延びるアーム部34bとを備え、支持
部34aにはロッド36が挿通,固定される合計4つの
貫通孔34cが形成され、アーム部34bの外側の先端
には矩形状のストッパ部34dが形成されている。
トフレーム34は、運転シート22の下部形状に応じて
略コ字状に折曲する支持部34aと、この支持部34a
の両端から左右に延びるアーム部34bとを備え、支持
部34aにはロッド36が挿通,固定される合計4つの
貫通孔34cが形成され、アーム部34bの外側の先端
には矩形状のストッパ部34dが形成されている。
【0030】また、アーム部34bの内側の先端には内
方へ突出する係合ピン部34eが形成されており、この
係合ピン部34eにショックアブソーバ38が取り付け
られている。ショックアブソーバ38は、シートフレー
ム34と車体との間に介在されており、このショックア
ブソーバ38によって、運転シート22に伝わるエンジ
ン振動や路面の振動が減衰されて乗り心地が向上すると
ともに、シートフレーム34の昇降動作が安全かつスム
ースに行われるようになっている。
方へ突出する係合ピン部34eが形成されており、この
係合ピン部34eにショックアブソーバ38が取り付け
られている。ショックアブソーバ38は、シートフレー
ム34と車体との間に介在されており、このショックア
ブソーバ38によって、運転シート22に伝わるエンジ
ン振動や路面の振動が減衰されて乗り心地が向上すると
ともに、シートフレーム34の昇降動作が安全かつスム
ースに行われるようになっている。
【0031】一方、リアピラー28の内壁面には長手方
向に延びる開口部28aが形成され、この開口部28a
の内面に案内レール40が接合,固定されている。この
案内レール40の開口部40aを介してシートフレーム
34のストッパ部34dが案内レール40の内部に配置
され、この案内レール40内を昇降するようになってい
る。なお、案内レール40には開口部40a下端部を閉
塞する蓋部材41(図3参照)が接合されており、それ
以上シートフレーム34が下方へ移動しないようになっ
ている。
向に延びる開口部28aが形成され、この開口部28a
の内面に案内レール40が接合,固定されている。この
案内レール40の開口部40aを介してシートフレーム
34のストッパ部34dが案内レール40の内部に配置
され、この案内レール40内を昇降するようになってい
る。なお、案内レール40には開口部40a下端部を閉
塞する蓋部材41(図3参照)が接合されており、それ
以上シートフレーム34が下方へ移動しないようになっ
ている。
【0032】また、リアピラー28には、シートフレー
ム34を最も下降した定常位置に保持するための第1ロ
ック部材42と、シートフレーム34を最も上昇した待
避位置に保持するための第2ロック部材44とがそれぞ
れ揺動可能に取り付けられている。
ム34を最も下降した定常位置に保持するための第1ロ
ック部材42と、シートフレーム34を最も上昇した待
避位置に保持するための第2ロック部材44とがそれぞ
れ揺動可能に取り付けられている。
【0033】図3の下側に示すようにシートフレーム3
4が定常位置にロックされているときには、第1ロック
部材42は、スプリング42aの付勢力によって、その
下アーム42bが切欠40bを介して案内レール40内
に臨んでおり、ストッパ部34dの上面に対向してい
る。このロックを解除するには、第1ロック部材42の
上アーム42cを押圧して下アーム42bを案内レール
40内から待避させればよい。なお、シートフレーム3
4が下降してきたときには、ストッパ部34dが傾斜す
る下アーム42bを押し除けて図3に示す定常位置へと
侵入する。
4が定常位置にロックされているときには、第1ロック
部材42は、スプリング42aの付勢力によって、その
下アーム42bが切欠40bを介して案内レール40内
に臨んでおり、ストッパ部34dの上面に対向してい
る。このロックを解除するには、第1ロック部材42の
上アーム42cを押圧して下アーム42bを案内レール
40内から待避させればよい。なお、シートフレーム3
4が下降してきたときには、ストッパ部34dが傾斜す
る下アーム42bを押し除けて図3に示す定常位置へと
侵入する。
【0034】一方、図3の上側に示すようにシートフレ
ーム34が待避位置にロックされているとき、第2ロッ
ク部材44は、スプリング44aによって係止爪44b
が切欠40cを介して案内レール40の内部に臨んでお
り、ストッパ部34dの下面に係合している。このロッ
クを解除するには、第2ロック部材44の上方アーム4
4cを押圧して係止爪44bを案内レール40内から待
避させればよい。なお、シートフレーム34が上昇して
きたときには、ストッパ部34dが係止爪44bの下面
を押し除けて待避位置へと侵入する。
ーム34が待避位置にロックされているとき、第2ロッ
ク部材44は、スプリング44aによって係止爪44b
が切欠40cを介して案内レール40の内部に臨んでお
り、ストッパ部34dの下面に係合している。このロッ
クを解除するには、第2ロック部材44の上方アーム4
4cを押圧して係止爪44bを案内レール40内から待
避させればよい。なお、シートフレーム34が上昇して
きたときには、ストッパ部34dが係止爪44bの下面
を押し除けて待避位置へと侵入する。
【0035】例えばエンジン等の保守整備を行う際に
は、第1ロック部材42のロックを解除し、運転シート
22およびエンジンフード20をシートフレーム34と
ともにリアピラー28に沿って上方へスライドさせ、第
2ロック部材44により待避位置にロックする。これに
よりエンジン等の上方が開放された状態となり、容易に
保守整備を行うことができる。
は、第1ロック部材42のロックを解除し、運転シート
22およびエンジンフード20をシートフレーム34と
ともにリアピラー28に沿って上方へスライドさせ、第
2ロック部材44により待避位置にロックする。これに
よりエンジン等の上方が開放された状態となり、容易に
保守整備を行うことができる。
【0036】以上のように、運転シート22およびエン
ジンフード20は、シートフレーム34とともにリアピ
ラー28に沿って上下方向にスライドし、つまり運転室
K内を上下方向に昇降するから、従来のように運転シー
トが固定されたフードを回転するものに比して、特に車
両前後方向における移動範囲が小さくなる。この結果、
各部材のレイアウトに自由度が増し、例えばエンジンフ
ード20が前方に位置するステアリング46等と干渉す
る虞がないから、簡素な構造で車両前後方向長さを短縮
化することができる。
ジンフード20は、シートフレーム34とともにリアピ
ラー28に沿って上下方向にスライドし、つまり運転室
K内を上下方向に昇降するから、従来のように運転シー
トが固定されたフードを回転するものに比して、特に車
両前後方向における移動範囲が小さくなる。この結果、
各部材のレイアウトに自由度が増し、例えばエンジンフ
ード20が前方に位置するステアリング46等と干渉す
る虞がないから、簡素な構造で車両前後方向長さを短縮
化することができる。
【0037】また、カウンターウエイト16の上面に図
1に仮想線で示すようなLPGボンベ48が搭載された
LPG車であっても、エンジンフード20や運転シート
22等の昇降体がLPGボンベ48に干渉する虞がない
から、特にレイアウトを変更する必要がない。
1に仮想線で示すようなLPGボンベ48が搭載された
LPG車であっても、エンジンフード20や運転シート
22等の昇降体がLPGボンベ48に干渉する虞がない
から、特にレイアウトを変更する必要がない。
【0038】さらに、運転シート22の荷重がショック
アブソーバ38やリアピラー28を介して車体側に負担
されており、エンジンフード20への負担が低減される
から、エンジンフード20を簡素化,小型化することが
できる。
アブソーバ38やリアピラー28を介して車体側に負担
されており、エンジンフード20への負担が低減される
から、エンジンフード20を簡素化,小型化することが
できる。
【0039】なお、上記実施例ではエンジンフード20
をシートフレーム34に固定していたが、例えば運転シ
ート22のみをシートフレーム34に固定し、フードは
後端部を軸として回動する構成とすることもできる。こ
の場合には、運転シート22をシートフレーム34とと
もに上方へ待避させた状態で、フードを後上方側へ回動
させてエンジン等の上部を開放することとなる。
をシートフレーム34に固定していたが、例えば運転シ
ート22のみをシートフレーム34に固定し、フードは
後端部を軸として回動する構成とすることもできる。こ
の場合には、運転シート22をシートフレーム34とと
もに上方へ待避させた状態で、フードを後上方側へ回動
させてエンジン等の上部を開放することとなる。
【0040】また、ここではエンジン式のフォークリフ
ト10について説明したが、バッテリ式のフォークリフ
トについても同じように適用できる。
ト10について説明したが、バッテリ式のフォークリフ
トについても同じように適用できる。
【図1】本発明の車体構造が適用されたフォークリフト
の一実施例を示す側面図。
の一実施例を示す側面図。
【図2】図1のシートフレーム取付構造を示す分解斜視
図。
図。
【図3】図1のリアピラー近傍の側面対応図。
16…カウンターウエイト 18…サイドフレーム 20…エンジンフード 22…運転シート 24…ヘッドガード 28…リアピラー 30…フューエルネック 34…シートフレーム K…運転室
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジン又はバッテリを覆うフードの上
方に運転シートが配設され、この運転シートの上方にヘ
ッドガードが配設され、このヘッドガードを支持する左
右一対のリアピラーがフードの後端部近傍に立設され、
上記リアピラーの後側にカウンターウエイトが配設され
たフォークリフトの車体構造において、 上記リアピラーは、その上部が下部よりも車体後方側に
位置するように、垂直面に対して傾斜していることを特
徴とするフォークリフトの車体構造。 - 【請求項2】 上記運転シートを支持するシートフレー
ムを、リアピラーに昇降可能に取り付けたことを特徴と
する請求項1に記載のフォークリフトの車体構造。 - 【請求項3】 上記フードは、上記シートフレームに固
定されて、このシートフレームとともにリアピラーに沿
って昇降することを特徴とする請求項2に記載のフォー
クリフトの車体構造。 - 【請求項4】 上記シートフレームと車体との間にショ
ックアブソーバが介在していることを特徴とする請求項
2または請求項3に記載のフォークリフトの車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16362797A JP3552467B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | フォークリフトの車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16362797A JP3552467B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | フォークリフトの車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1111893A true JPH1111893A (ja) | 1999-01-19 |
| JP3552467B2 JP3552467B2 (ja) | 2004-08-11 |
Family
ID=15777534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16362797A Expired - Fee Related JP3552467B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | フォークリフトの車体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3552467B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2387362A (en) * | 2002-04-10 | 2003-10-15 | Lansing Linde Ltd | Driver position for an industrial truck |
| US9862135B2 (en) | 2010-06-08 | 2018-01-09 | Airborne International B.V. | Method and device for manufacturing composite products comprising a planar portion |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP16362797A patent/JP3552467B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2387362A (en) * | 2002-04-10 | 2003-10-15 | Lansing Linde Ltd | Driver position for an industrial truck |
| GB2387362B (en) * | 2002-04-10 | 2005-08-17 | Lansing Linde Ltd | Driver position for an industrial truck |
| US9862135B2 (en) | 2010-06-08 | 2018-01-09 | Airborne International B.V. | Method and device for manufacturing composite products comprising a planar portion |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3552467B2 (ja) | 2004-08-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20040108 |
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| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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