JPH11118960A - 貼り合わせ材を備えた機器 - Google Patents

貼り合わせ材を備えた機器

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JPH11118960A
JPH11118960A JP27630197A JP27630197A JPH11118960A JP H11118960 A JPH11118960 A JP H11118960A JP 27630197 A JP27630197 A JP 27630197A JP 27630197 A JP27630197 A JP 27630197A JP H11118960 A JPH11118960 A JP H11118960A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腕時計その他の各種機器において、貼り合わ
せガラスなどの貼り合わせ材を時計ケースなどの基体の
取付枠部に対して固定する場合に、固定時及び固定後に
おいて貼り合わせ材の取付枠部からの脱落や貼り合わせ
材の剥離を防止することのできる取付構造を提供する。 【解決手段】 ガラス板2と硬質透明板3とからなる貼
り合わせガラスは、硬質パッキン11を介して上方から
裏面側のガラス板2を下にして圧入される。この貼り合
わせガラスは、その外縁部において、ガラス板2の外縁
端面よりも硬質ガラス板3の外縁端面の方が内側に位置
するように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貼り合わせ材を備え
た機器に係り、特に、2枚の透明板を貼り合わせてなる
カバーガラスを備えた時計に適用させる場合に好適な貼
り合わせ材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、腕時計の表示部を構成す
る文字板や指針の前面側に取り付けられるカバーガラス
としては種々のガラスが用いられているが、カバーガラ
スの剛性や耐擦傷性を高めるとともにコストの増大を抑
制するために、図6に示すように、通常のガラス板2の
表面側にサファイアその他の硬質透明板3を透明接着剤
などにより貼り合わせた貼り合わせガラスを用いる場合
がある。この貼り合わせガラスは、通常のカバーガラス
と同様に、胴やガラス縁などからなる時計ケース10の
取付枠部10aにリング状の合成樹脂からなる硬質パッ
キン11を介してガラス板2の側から貼り合わせガラス
を圧入することにより、貼り合わせガラスが時計ケース
10に対して固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記貼り合
わせガラスを時計ケース10に取り付ける場合、貼り合
わせガラスの外側端面にはパッキン11から圧入方向と
は逆の方向に応力が加わるので、貼り合わせガラスの圧
入時に表面側の硬質透明板3がガラス板2から部分的に
剥離してしまうという問題点がある。また、貼り合わせ
ガラスの圧入時に剥離しなくても、貼り合わせガラスの
外側端面は時計ケース10に取り付けられた状態で常時
パッキン11から板面方向の応力を受けるため、貼り合
わせガラスの取付後に当該応力により表面側の硬質透明
板3が剥離してしまう場合もある。
【0004】特に、貼り合わせガラスの製造時にガラス
板2と硬質透明板3との貼り合わせ中心がずれてしまう
場合があり、図7に点線で示すように貼り合わせのずれ
によりガラス板2の外側端面よりも硬質透明板3の外側
端面が僅かでも外側に出ている部分では、ほぼ確実に硬
質透明板3の剥離が発生する。このようなずれを防止す
るために、ガラス板2及び硬質透明板3の双方をやや大
きめに成形し、ガラス板2と硬質透明板3とを貼り合わ
せた後、図7に示すように貼り合わせガラスの外側端部
を研削してずれをなくす方法もある。しかし、この方法
では、研削工程が必要になるために製造コストが増大す
るとともに、研削時において貼り合わせガラスの外縁に
欠けが発生したり、剥離が生じたりするという問題点が
ある。
【0005】さらに、貼り合わせガラスの固定力は貼り
合わせガラスの端部と時計ケース10との間のパッキン
11を介しての摩擦力によって得られているため、固定
力が不安定であり、貼り合わせガラス、時計ケース、パ
ッキンの各寸法による締め代や貼り合わせガラスの表面
粗さなどによって固定力が失われて貼り合わせガラスの
抜けが発生する場合があるという問題点がある。
【0006】そこで本発明は上記問題点を解決するもの
であり、その課題は、上記腕時計その他の各種機器にお
いて、貼り合わせガラスなどの貼り合わせ材を時計ケー
スなどの基体の取付枠部に対して固定する場合に、固定
時及び固定後において貼り合わせ材の取付枠部からの脱
落や貼り合わせ材の剥離を防止することのできる取付構
造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明が講じた手段は、相互に貼着した表面材と裏面
材とからなる貼り合わせ材を、前記裏面材を奥側にして
基体の取付枠部に対して取付固定した機器において、前
記取付枠部に対向する前記表面材の外縁が前記裏面材の
外縁よりも内側に配置されるように形成されていること
を特徴とする貼り合わせ材を備えた機器である。
【0008】この手段によれば、表面材の外縁が裏面材
の外縁よりも内側に配置されていることにより、貼り合
わせ材の外縁端部に段差や傾斜部が存在するため、この
段差や傾斜部が取付枠部や取付枠部との間に介挿された
パッキン等に係合し、貼り合わせ材の取付枠部に対する
取付強度を向上させることができる。また、表面材の外
縁が内側にあることにより取付枠部から受ける応力が裏
面材よりも小さくなることから、表面材の剥離の可能性
を低減することができる。
【0009】また、相互に貼着した表面材と裏面材とか
らなる貼り合わせ材を、前記裏面材の側を奥側にして基
体の取付枠部に取付固定した電子機器において、前記表
面材の外径を前記裏面材の外径よりも小さくしたことを
特徴とする貼り合わせ材を備えた機器である。
【0010】この手段によれば、表面材の外径を裏面材
の外径よりも小さくしたことにより、貼り合わせにおい
て表面材の中心と裏面材の中心とが大きくずれない限
り、表面材の外縁が裏面材の外縁よりも内側に配置され
ていることとなり、貼り合わせ材の外縁端部に段差が存
在するため、貼り合わせ材の取付枠部に対する取付強度
を向上させることができる。また、表面材の外縁が内側
にあることにより取付枠部から受ける応力が裏面材より
も小さくなることから、表面材の剥離の可能性を低減す
ることができる。
【0011】なお、上述の2つの手段において、貼り合
わせ材と取付枠部との固着は、接着剤による接着、直接
の圧着、パッキンなどの可撓性材を介しての間接的な圧
着などにより行われる。また、上記各手段は、表面材が
裏面材よりも薄い場合に特に効果的である。
【0012】上記各手段においてはまた、前記貼り合わ
せ材は前記裏面材の側から前記取付枠部に対して圧入さ
れていることが好ましい。
【0013】この手段によれば、貼り合わせ材は圧入時
において取付枠部の側から圧入方向とは逆側に応力を受
けるが、表面材の外縁が裏面材の外縁よりも内側に配置
されていることから、表面材が剥離する可能性を低減す
ることができる。また、多くの場合、圧入後においても
表面材は常に取付枠部の側から内側に応力を受けている
が、この応力に起因する表面材の剥離の可能性をも低減
することができる。
【0014】この場合に特に、貼り合わせ材を可撓性材
を介して取付枠部に圧入することが好ましい。この場合
には、貼り合わせ材の圧入時に取付枠部との間に配置さ
れた可撓性材が変形するため、貼り合わせ材と取付枠部
との間隙を埋めた状態で確実に取り付けすることができ
る。
【0015】上記各手段においてはさらに、前記貼り合
わせ材は表示部を被覆する透光性を備えたカバー材であ
る場合がある。たとえば、上記貼り合わせ材は、腕時計
その他の時計のカバーガラス、各種電子機器や表示装置
の表示面のカバーなどに適用できる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
に係る実施形態について説明する。
【0017】(第1実施形態)図1は本発明に係る腕時
計の第1実施形態の要部拡大図である。時計ケース10
は腕時計の胴又はガラス縁であり、その表面側中央に環
状の取付枠部10aが形成されている。この取付枠部1
0aは、内側に向いた垂直面と上方に向いた水平面とが
直交した形状に成形されたものである。その垂直面には
合成樹脂製の硬質パッキン11の上方への脱出を防止す
るために硬質パッキン11に係合する係合溝10bが形
成されている。
【0018】ガラス板2と硬質透明板3はそれぞれ上記
と同様の円盤状のものであり、硬質透明板3は薄いサフ
ァイア板により形成されている。ガラス板2と硬質透明
板3とは透明接着層4を介して予め貼り合わされてい
る。ガラス板2と硬質透明板3とからなる貼り合わせガ
ラスは、従来と同様に硬質パッキン11を介して上方か
ら裏面側のガラス板2を下にして圧入されている。
【0019】本実施形態では、貼り合わせガラスの外縁
部において、ガラス板2の外縁端面よりも硬質ガラス板
3の外縁端面の方が20〜200μm程度内側に位置す
るように形成されている。ガラス板2の外縁端面と硬質
透明板3の外縁端面との間隔Gは任意に構成できるが、
10〜1000μm程度の範囲内にすることが好まし
い。この範囲よりも間隔Gが狭いと、後述する効果が少
なくなったり、貼り合わせ時のガラス板2と硬質透明板
3とのずれにより効果が全く得られなくなったりし、逆
にこの範囲よりも間隔Gが広いと、ガラス板2と硬質透
明板3との外縁部の位置の相違がはっきりと視認される
ようになるため、外観上好ましくないからである。
【0020】図1の場合には間隔Gが比較的狭いことか
ら、貼り合わせガラスの圧入により硬質パッキン11が
おしつぶされて変形した際に硬質パッキン11が硬質透
明板3の外側端面にも接触しているが、間隔Gをより大
きくして硬質パッキン11が硬質透明板3の外側端面に
接触しない状態としてもよい。
【0021】本実施形態では、硬質透明板3の外側端面
がガラス板2よりも内側に引き込まれた位置にあるの
で、貼り合わせガラスの圧入時においても硬質透明板3
には圧入方向と逆の上方への応力がほとんど加わらなく
なり、ガラス板2と硬質透明板3の剥離を防止すること
ができる。また、図示のように、貼り合わせガラスと取
付枠部10aとの間に挟圧された硬質パッキン11は、
貼り合わせガラスの外縁部に形成されたガラス板2と硬
質透明板3との間に形成された段差部に食い込むように
変形するため、貼り合わせガラスの時計ケース10に対
する固着力を増大させることができる。さらに、貼り合
わせガラスを時計ケース10に固定した後においても、
硬質透明板3の硬質パッキン11から受ける応力が低減
されているため、事後的に応力による硬質透明板3の剥
離も防止される。
【0022】(第2実施形態)次に、図2を参照して本
発明に係る第2実施形態について説明する。この実施形
態は、貼り合わせガラスと時計ケース10の取付枠部1
0aとの少なくとも一方に接着剤を塗布し、その後、ガ
ラス板2と硬質透明板3とからなる貼り合わせガラスを
取付枠部10aに接着したものである。この実施形態に
おいても、ガラス板2の外縁端面よりも硬質透明板3の
外縁端面の方が内側に引き込まれた位置にあり、ガラス
板2の外縁端面と硬質透明板3の外縁端面との間隔Gは
第1実施形態とほぼ同様の値となっている。
【0023】この実施形態では、貼り合わせガラスを取
付枠部10aに圧入しているわけではなく、両者を接着
層12により接着しているだけであるため、接着時や製
造後におけるガラス板2と硬質透明板3との剥離の危険
性はほとんどないが、上記間隔Gの存在により貼り合わ
せガラスの外縁端面部に段差部が発生するため、この段
差部により貼り合わせガラスの時計ケース10への接着
強度を高めることができる。
【0024】(第3実施形態)次に、図3を参照して本
発明に係る第3実施形態について説明する。この実施形
態では、上述と同様のガラス板2、硬質透明板3、透明
接着層4からなる貼り合わせガラスを用いているが、時
計ケース10に突出縁部10dが形成されていることに
より溝状に構成された取付枠部10cを備え、この取付
枠部10c内にリング状の合成ゴムなどからなる軟質パ
ッキン13が収容されている。軟質パッキン13の厚さ
は貼り合わせガラスのガラス板2の厚さよりもやや厚く
形成されている。一方、貼り合わせガラスは、ガラス板
2の外縁端面と硬質透明板3の外縁端面との間隔Gを上
述の第1及び第2実施形態よりも大きく採り、1〜3m
m程度の間隔にしている。
【0025】上記取付枠部10cに対して軟質パッキン
13を介して貼り合わせガラスを圧入すると、図3に示
すように、軟質パッキン13は間隔Gに伴う貼り合わせ
ガラスの外縁部の段差部に沿って変形し、段差部上に飛
び出した突出部13aが形成される。突出部13aの先
端部は、間隔Gの値や段差部の高さ並びに軟質パッキン
13の材質やサイズなどによって、硬質透明板3の外縁
端面に接触する場合もあれば接触しない場合もある。
【0026】軟質パッキン13の突出部13aが硬質透
明板3の外縁端面に接触する場合には、硬質透明板3は
軟質パッキン13から内側に向けた応力を受けるが、間
隔Gの存在によりそれ程大きな力には通常ならない。こ
の場合にはまた、ガラス板2と硬質透明板3との間の段
差部が突出部13aにより完全に覆われるために外観上
視認できないから、外観上の欠点は全く存在しない。
【0027】一方、軟質パッキン13の突出部13aが
硬質透明板3の外縁端面に接触しない場合には、硬質透
明板3は軟質パッキン13から全く応力を受けないた
め、硬質透明板3の剥離の危険性は大きく低減される。
この場合には、ガラス板2と硬質透明板3の段差部が外
観上現れることになる。しかし、当該段差部は軟質パッ
キン12の突出部12aにより多くが覆われているた
め、通常は外観を大きく損なうものではない。
【0028】本実施形態によれば、軟質パッキン13の
突出部13aがガラス板2と硬質透明板3との間に形成
された段差部上に乗り上げることにより、貼り合わせガ
ラスを時計ケース10に対してしっかりと固定すること
ができる。また、貼り合わせガラスの圧入時の硬質透明
板3の剥離の可能性を大きく低減することができるとと
もに、製造後の貼り合わせガラスの剥離も防止すること
ができる。貼り合わせガラスの剥離を完全に防止するに
は、図3に示すように、軟質パッキン13の突出部13
aが硬質透明板3の外縁端面に接触しないように、間隔
G、ガラス板2の厚さ(段差部の高さに相当する。)、
軟質パッキン13の厚さ及び幅、取付枠部10cの形状
及び寸法、突出縁部10dの形状及び寸法などを適宜に
設計することにより、硬質透明板3が受ける応力をなく
すことが好ましい。
【0029】以上説明した第1〜第3の各実施形態の構
造を実現するには、図4に示すように、時計ケース10
に固定する貼り合わせガラスのガラス板2の外径Rを硬
質透明板3の外径rよりも大きくする必要がある。この
ようにR>rになっていれば、図示一点鎖線に示す硬質
透明板3’のようにガラス板2の中心Oに一致する中心
位置を有する限り、理想的には硬質透明板3’の外縁端
面をガラス板2の外縁端面よりも内側に位置させること
ができる。
【0030】しかしながら、通常、図4に示すように、
ガラス板2の中心位置Oと硬質透明板3の中心位置O’
とを正確に一致させることは困難であり、貼り合わせ時
に両者の中心がずれてしまうことも充分に考えられる。
このような危険を回避するために、ガラス板2の外径R
と硬質透明板3の外径rとの径差を貼り合わせ時の最大
位置ずれ量Sよりも大きくすること、すなわち、R>r
+Sとすることにより、さらに確実に、全周に亘って図
1乃至図3のように硬質透明板3の外縁端面がガラス板
2の外縁端面よりも内側に位置するように構成すること
ができる。ここで、最大位置ずれ量は貼り合わせ方法に
よっても異なるが、通常10〜30μm程度である。
【0031】上述のような外径の異なる2枚の板状体を
中心位置が合致するように重ね合わせるには、外径の大
きい板状体を固定し、外径の小さい方の板状体を周囲か
らスプリング(ばね)やゴム(合成ゴム)などの複数の
弾性体、若しくはこれらに支持された複数の当接材によ
り内側に押しながら位置決めしたり、2枚の板状体の外
径に合わせて径の変化したテーパ状若しくは段差形状の
外周面を備えた部材を板状体の周囲に複数本当てて位置
決めするなどの方法がある。
【0032】図5は、本発明に用いることのできる上記
とは異なる形状の貼り合わせガラスの外端部を示すもの
である。この貼り合わせガラスにおいては、ガラス板
2’を外径の異なる2つの部分を厚さ方向に備えたもの
としている。すなわち、ガラス板2’の外縁部に厚さ方
向に下側端面部2’aと上側端面部2’bとを設け、下
側端面部2’aを上側端面部2’bよりも外側に配置
し、両者の間に段差部2’cが形成されるようにしてい
る。ここで、ガラス板2’の外縁位置はあくまでも下側
端面部2’aの位置である。
【0033】硬質透明板3の外縁端面は上記の上側端面
部2’bと等しい位置に形成されており、下側端面部
2’aと硬質透明板3の外縁端面との間隔Gは上記の段
差部2’cの段差量とほぼ一致する。
【0034】このような貼り合わせガラスの構造におい
ては、貼り合わせ時においてガラス板2の上側端面部
2’bと硬質透明板3の外縁端面とを合わせるようにし
て位置決めできるために中心ずれを起こすことなく正確
に貼り合わせを行うことができるとともに、段差部が低
い位置にあるために貼り合わせガラスのパッキンなどに
よる保持を確実に行い、その保持力も大きくすることが
できるため、貼り合わせガラスの取付強度を向上させる
ことができる。なお、上記の段差部2’cは図示のよう
に水平面にて構成されている必要はなく、傾斜面にて構
成されていてもよい。
【0035】上記各実施形態はいずれも本発明を腕時計
の貼り合わせガラスであるカバーガラスの固定構造に適
用したものであるが、本発明はこのような構造に限定さ
れることなく、種々の機器における貼り合わせ材と基体
の取付枠部との取付構造に適用できるものである。
【0036】また、上記実施形態においては、貼り合わ
せガラスを環状に形成された取付枠部の内側に取り付け
た構造について説明しているが、本発明においては貼り
合わせガラスを全周に亘って取り付けなくとも、即ち全
周のうち所々のみにて取り付けてもよく、さらに、環状
部の内側に取り付ける構造に限らずに、貼り合わせ材と
取付枠部との取付構造であれば任意の形状、例えば、楕
円形、四角形、等の多角形部分への取付に適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
面材の外縁が裏面材の外縁よりも内側に配置されている
ことにより、貼り合わせ材の外縁端部に段差が存在する
ため、貼り合わせ材の取付枠部に対する取付強度を向上
させることができる。また、表面材の外縁が内側にある
ことにより取付枠部から受ける応力が裏面材よりも小さ
くなることから、表面材の剥離の可能性を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施形態の要部を示す拡大断
面図である。
【図2】本発明に係る第2実施形態の要部を示す拡大断
面図である。
【図3】本発明に係る第3実施形態の要部を示す拡大断
面図である。
【図4】各実施形態における貼り合わせガラスの平面形
状を示すための概略平面図である。
【図5】各実施形態とは異なる貼り合わせガラスの外端
部を示す拡大断面図である。
【図6】従来技術を示す拡大断面図である。
【図7】従来の貼り合わせガラス外縁の研削処理を説明
するための拡大断面図である。
【符号の説明】
2,2’ ガラス板 2’a 下側端面部 2’b 上側端面部 2’c 段差部 3 硬質透明板 4 透明接着層 10 時計ケース 10a,10c 取付枠部 11 硬質パッキン 12 接着層 13 軟質パッキン G 間隔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に貼着した表面材と裏面材とからな
    る貼り合わせ材を、前記裏面材を奥側にして基体の取付
    枠部に対して取付固定した機器において、前記取付枠部
    に対向する前記表面材の外縁が前記裏面材の外縁よりも
    内側に配置されるように形成されていることを特徴とす
    る貼り合わせ材を備えた機器。
  2. 【請求項2】 相互に貼着した表面材と裏面材とからな
    る貼り合わせ材を、前記裏面材を奥側にして基体の取付
    枠部に取付固定した電子機器において、前記表面材の外
    径を前記裏面材の外径よりも小さくしたことを特徴とす
    る貼り合わせ材を備えた機器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、前記貼
    り合わせ材は前記裏面材の側から前記取付枠部に対して
    圧入されていることを特徴とする貼り合わせ材を備えた
    機器。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記貼り合わせ材は
    可撓性材を介して前記取付枠部に対して圧入されている
    ことを特徴とする貼り合わせ材を備えた機器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    おいて、前記貼り合わせ材は表示部を被覆する透光性を
    備えたカバー材であることを特徴とする貼り合わせ材を
    備えた機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013146225A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 京セラ株式会社 透光性パネル取付構造及び携帯型電子機器
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