JPH11119054A - 光合分波装置 - Google Patents
光合分波装置Info
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- JPH11119054A JPH11119054A JP9283278A JP28327897A JPH11119054A JP H11119054 A JPH11119054 A JP H11119054A JP 9283278 A JP9283278 A JP 9283278A JP 28327897 A JP28327897 A JP 28327897A JP H11119054 A JPH11119054 A JP H11119054A
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/28—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
- G02B6/293—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means
- G02B6/29304—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means operating by diffraction, e.g. grating
- G02B6/29316—Light guides comprising a diffractive element, e.g. grating in or on the light guide such that diffracted light is confined in the light guide
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- G02—OPTICS
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- G02B6/293—Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals with wavelength selective means
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J14/00—Optical multiplex systems
- H04J14/02—Wavelength-division multiplex systems
- H04J14/0201—Add-and-drop multiplexing
- H04J14/0202—Arrangements therefor
- H04J14/0206—Express channels arrangements
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 波長多重光から互いに波長の異なる複数の信
号光を分波する際、あるいは波長多重光に互いに波長の
異なる複数の信号光を合波する際の信号光の劣化を抑え
ることができる光分波装置および光合波装置を提供す
る。 【解決手段】 サーキュレータ111は、主伝送路14
1から受信した波長多重光を伝送路145へ導く。ファ
イバグレーティング112は、波長λ1 の光を反射す
る。ファイバグレーティング113は、波長λn の光を
反射する。サーキュレータ111は、伝送路145を介
して受信した信号光を分岐伝送路143へ導く。伝送路
146の長さは、波長λn の光を用いて伝送される信号
の伝送速度または周波数に基づいて決定される。
号光を分波する際、あるいは波長多重光に互いに波長の
異なる複数の信号光を合波する際の信号光の劣化を抑え
ることができる光分波装置および光合波装置を提供す
る。 【解決手段】 サーキュレータ111は、主伝送路14
1から受信した波長多重光を伝送路145へ導く。ファ
イバグレーティング112は、波長λ1 の光を反射す
る。ファイバグレーティング113は、波長λn の光を
反射する。サーキュレータ111は、伝送路145を介
して受信した信号光を分岐伝送路143へ導く。伝送路
146の長さは、波長λn の光を用いて伝送される信号
の伝送速度または周波数に基づいて決定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光を合波または分
波する装置に係わり、特に、波長多重光から特定の波長
の信号光を分波する装置または波長多重光に特定の波長
の信号光を合波する装置に係わる。
波する装置に係わり、特に、波長多重光から特定の波長
の信号光を分波する装置または波長多重光に特定の波長
の信号光を合波する装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】様々な分野における情報化が進むにつれ
て、ネットワークを介して転送される情報量が増大して
きている。そして、このことに伴って、ネットワークの
伝送路は、長距離伝送、高速化、大容量化などを目的と
して光ファイバで構築されることが多くなってきてい
る。
て、ネットワークを介して転送される情報量が増大して
きている。そして、このことに伴って、ネットワークの
伝送路は、長距離伝送、高速化、大容量化などを目的と
して光ファイバで構築されることが多くなってきてい
る。
【0003】光伝送システムにおいて、近年では、より
多くの情報を伝送するための技術として波長多重伝送方
式が注目を集めている。波長多重伝送とは、伝送すべき
複数の信号をそれぞれ互いに異なる波長に乗せ、それら
複数の波長を多重化して1本の光ファイバを介して伝送
する技術である。波長多重伝送システムでは、一般的
に、上記複数の波長をそれぞれチャネルと呼ぶ。
多くの情報を伝送するための技術として波長多重伝送方
式が注目を集めている。波長多重伝送とは、伝送すべき
複数の信号をそれぞれ互いに異なる波長に乗せ、それら
複数の波長を多重化して1本の光ファイバを介して伝送
する技術である。波長多重伝送システムでは、一般的
に、上記複数の波長をそれぞれチャネルと呼ぶ。
【0004】波長多重伝送システムでは、波長多重光と
して伝送される複数の信号の中から特定の信号を取り出
す装置、および波長多重光に伝送すべき信号を加える装
置が必要である。多重化されている複数の信号から特定
の信号を取り出すためには、波長多重光からその特定の
信号が乗せられている波長の光を分離する装置が必要で
ある。このような装置は、光分波装置と呼ばれる。一
方、波長多重光に伝送すべき信号を加えるためには、波
長多重光にその伝送すべき信号が乗せられている波長の
光を多重化する装置が必要である。このような装置は、
光合波装置と呼ばれる。
して伝送される複数の信号の中から特定の信号を取り出
す装置、および波長多重光に伝送すべき信号を加える装
置が必要である。多重化されている複数の信号から特定
の信号を取り出すためには、波長多重光からその特定の
信号が乗せられている波長の光を分離する装置が必要で
ある。このような装置は、光分波装置と呼ばれる。一
方、波長多重光に伝送すべき信号を加えるためには、波
長多重光にその伝送すべき信号が乗せられている波長の
光を多重化する装置が必要である。このような装置は、
光合波装置と呼ばれる。
【0005】図8は、光合分波装置の基本構成を示す図
である。この光合分波装置は、波長λ1 ,λ2
,...,λn を含む波長多重光から波長λ1 の光を
分波する分波部10、波長λ1 の光を波長多重光に合波
する合波部20、及び分波部10と合波部20との間に
設けられるアイソレータ30とから構成される。分波部
10は、サーキュレータ11および波長λ1 の光を反射
するファイバグレーティング12を含み、合波部20
は、サーキュレータ21および波長λ1 の光を反射する
ファイバグレーティング22を含む。
である。この光合分波装置は、波長λ1 ,λ2
,...,λn を含む波長多重光から波長λ1 の光を
分波する分波部10、波長λ1 の光を波長多重光に合波
する合波部20、及び分波部10と合波部20との間に
設けられるアイソレータ30とから構成される。分波部
10は、サーキュレータ11および波長λ1 の光を反射
するファイバグレーティング12を含み、合波部20
は、サーキュレータ21および波長λ1 の光を反射する
ファイバグレーティング22を含む。
【0006】分波部10の動作は以下である。サーキュ
レータ11は、主伝送路41から入力された波長多重光
をファイバグレーティング12へ導く。ファイバグレー
ティング12は、波長多重光に含まれる複数の波長成分
のうち、波長λ1 の光をサーキュレータ11へ反射し、
また、波長λ1 以外の光をアイソレータ30へ出力す
る。サーキュレータ11は、ファイバグレーティング1
2により反射された波長λ1 の光を分岐線43へ導く。
このようにして、分波部10は、波長多重光から波長λ
1 の光を取り出して分岐伝送路43へ出力する。
レータ11は、主伝送路41から入力された波長多重光
をファイバグレーティング12へ導く。ファイバグレー
ティング12は、波長多重光に含まれる複数の波長成分
のうち、波長λ1 の光をサーキュレータ11へ反射し、
また、波長λ1 以外の光をアイソレータ30へ出力す
る。サーキュレータ11は、ファイバグレーティング1
2により反射された波長λ1 の光を分岐線43へ導く。
このようにして、分波部10は、波長多重光から波長λ
1 の光を取り出して分岐伝送路43へ出力する。
【0007】合波部20の動作は以下である。ファイバ
グレーティング22は、アイソレータ30から波長多重
光を受信すると、その波長多重光をサーキュレータ21
へ導く。ただし、ファイバグレーティング22は、波長
λ1 の光は通過させない。サーキュレータ21は、ファ
イバグレーティング22から受信した波長多重光を主伝
送路42へ導く。また、サーキュレータ21は、分岐伝
送路44から波長λ1の光を受信すると、その光をファ
イバグレーティング22へ導く。ファイバグレーティン
グ22は、サーキュレータ21から波長λ1 の光を受信
すると、その光をサーキュレータ21へ反射する。そし
て、サーキュレータ21は、ファイバグレーティング2
2により反射された波長λ1 の光を主伝送路42へ導
く。このようにして、合波部20は、アイソレータ30
から受信した波長多重光に分岐伝送路44から受信した
波長λ1 の光を合波して主伝送路42に出力する。
グレーティング22は、アイソレータ30から波長多重
光を受信すると、その波長多重光をサーキュレータ21
へ導く。ただし、ファイバグレーティング22は、波長
λ1 の光は通過させない。サーキュレータ21は、ファ
イバグレーティング22から受信した波長多重光を主伝
送路42へ導く。また、サーキュレータ21は、分岐伝
送路44から波長λ1の光を受信すると、その光をファ
イバグレーティング22へ導く。ファイバグレーティン
グ22は、サーキュレータ21から波長λ1 の光を受信
すると、その光をサーキュレータ21へ反射する。そし
て、サーキュレータ21は、ファイバグレーティング2
2により反射された波長λ1 の光を主伝送路42へ導
く。このようにして、合波部20は、アイソレータ30
から受信した波長多重光に分岐伝送路44から受信した
波長λ1 の光を合波して主伝送路42に出力する。
【0008】図9(a) は、波長多重光から複数の波長の
光を取り出す光分波装置の構成を示す図である。ここで
は、波長λ1 ,λ2 ,...,λn を含む波長多重光か
ら波長λ1 の光および波長λn の光を分波する構成を示
す。図9(a) において、サーキュレータ11およびファ
イバグレーティング12は、図8に示したものと同じで
ある。また、ファイバグレーティング13は、波長λn
の光を反射する反射素子である。
光を取り出す光分波装置の構成を示す図である。ここで
は、波長λ1 ,λ2 ,...,λn を含む波長多重光か
ら波長λ1 の光および波長λn の光を分波する構成を示
す。図9(a) において、サーキュレータ11およびファ
イバグレーティング12は、図8に示したものと同じで
ある。また、ファイバグレーティング13は、波長λn
の光を反射する反射素子である。
【0009】図9(a) に示す光分波装置の動作は以下で
ある。サーキュレータ11は、主伝送路41から入力さ
れた波長多重光をファイバグレーティング12へ導く。
ファイバグレーティング12は、図8を参照しながら説
明したように、波長多重光に含まれる複数の波長成分の
うち波長λ1 の光をサーキュレータ11へ反射する。そ
して、サーキュレータ11は、ファイバグレーティング
12により反射された波長λ1 の光を分岐伝送路43へ
導く。
ある。サーキュレータ11は、主伝送路41から入力さ
れた波長多重光をファイバグレーティング12へ導く。
ファイバグレーティング12は、図8を参照しながら説
明したように、波長多重光に含まれる複数の波長成分の
うち波長λ1 の光をサーキュレータ11へ反射する。そ
して、サーキュレータ11は、ファイバグレーティング
12により反射された波長λ1 の光を分岐伝送路43へ
導く。
【0010】一方、ファイバグレーティング12を通過
した光はファイバグレーティング13へ導かれる。ファ
イバグレーティング13は、この波長多重光を受信する
と、波長λn の光をファイバグレーティング12へ反射
し、また波長λn 以外の光を伝送路45へ出力する。フ
ァイバグレーティング13により反射された波長λnの
光は、ファイバグレーティング12を通過してサーキュ
レータ11に導かれ、さらにサーキュレータ11により
分岐伝送路43へ導かれる。
した光はファイバグレーティング13へ導かれる。ファ
イバグレーティング13は、この波長多重光を受信する
と、波長λn の光をファイバグレーティング12へ反射
し、また波長λn 以外の光を伝送路45へ出力する。フ
ァイバグレーティング13により反射された波長λnの
光は、ファイバグレーティング12を通過してサーキュ
レータ11に導かれ、さらにサーキュレータ11により
分岐伝送路43へ導かれる。
【0011】このようにして、図9(a) に示す光分波装
置は、波長多重光から波長λ1 の光および波長λn の光
を分波して分岐伝送路43へ出力する。なお、波長多重
光に互いに異なる複数の波長の光を合波する場合には、
それら複数の波長をそれぞれ反射する複数のファイバグ
レーティングを設ければよく、その構成は、基本的に図
9(a) に示す光分波装置と同じである。
置は、波長多重光から波長λ1 の光および波長λn の光
を分波して分岐伝送路43へ出力する。なお、波長多重
光に互いに異なる複数の波長の光を合波する場合には、
それら複数の波長をそれぞれ反射する複数のファイバグ
レーティングを設ければよく、その構成は、基本的に図
9(a) に示す光分波装置と同じである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ファイバグレーティン
グは、特定の波長領域の入射光を反射するが、一般に、
その反射率はそのような特定の波長の光であっても10
0パーセントではない。ファイバグレーティングの反射
特性を図10(a) に示す。また、ファイバグレーティン
グの通過特性を図10(b) に示す。
グは、特定の波長領域の入射光を反射するが、一般に、
その反射率はそのような特定の波長の光であっても10
0パーセントではない。ファイバグレーティングの反射
特性を図10(a) に示す。また、ファイバグレーティン
グの通過特性を図10(b) に示す。
【0013】ファイバグレーティングは、例えば、1〜
2nm程度の反射波長領域を有する。ファイバグレーティ
ングは、この反射波長領域内の波長の光を受信すると、
その光を反射する。この反射における損失は、理想的に
は0であるべきだが、実際にはx(dB)だけ損失が生じ
る。また、ファイバグレーティングは、反射波長領域外
の波長の光を受信した場合には、理想的にはその光を全
く反射しないべきである。ところが、実際には、反射波
長領域外の波長の光であってもx+y(dB)だけ損失を
伴って反射される。
2nm程度の反射波長領域を有する。ファイバグレーティ
ングは、この反射波長領域内の波長の光を受信すると、
その光を反射する。この反射における損失は、理想的に
は0であるべきだが、実際にはx(dB)だけ損失が生じ
る。また、ファイバグレーティングは、反射波長領域外
の波長の光を受信した場合には、理想的にはその光を全
く反射しないべきである。ところが、実際には、反射波
長領域外の波長の光であってもx+y(dB)だけ損失を
伴って反射される。
【0014】同様に、ファイバグレーティングは、反射
波長領域内の波長の光を受信した場合には、理想的には
その光を通過させないべきである。ところが、実際に
は、その光をa+b(dB)損失した状態で通過させる。
また、ファイバグレーティングは、反射波長領域外の波
長の光を受信すると、その光を通過させる。この通過に
おける損失は、理想的には0であるべきだが、実際には
a(dB)だけ損失が生じる。
波長領域内の波長の光を受信した場合には、理想的には
その光を通過させないべきである。ところが、実際に
は、その光をa+b(dB)損失した状態で通過させる。
また、ファイバグレーティングは、反射波長領域外の波
長の光を受信すると、その光を通過させる。この通過に
おける損失は、理想的には0であるべきだが、実際には
a(dB)だけ損失が生じる。
【0015】このように、ファイバグレーティングは、
反射波長領域内の光であってもその一部を通過させてし
まい、また、反射波長領域外の光であってもその一部を
反射してしまう。そして、このことが光合分波装置にお
いてコヒーレントクロストークの原因となることがあ
る。例えば、図9(a) に示した光分波装置においては、
波長λn の光がコヒーレントクロストークにより劣化す
ることがある。図9(b)を参照しながら、図9(a) に示
した光分波装置を採り上げてコヒーレントクロストーク
について説明する。
反射波長領域内の光であってもその一部を通過させてし
まい、また、反射波長領域外の光であってもその一部を
反射してしまう。そして、このことが光合分波装置にお
いてコヒーレントクロストークの原因となることがあ
る。例えば、図9(a) に示した光分波装置においては、
波長λn の光がコヒーレントクロストークにより劣化す
ることがある。図9(b)を参照しながら、図9(a) に示
した光分波装置を採り上げてコヒーレントクロストーク
について説明する。
【0016】波長λ1 の光は、基本的には、経路とし
て示すように、λ1 用の反射素子であるファイバグレー
ティング12により反射されて分岐伝送路43へ導かれ
る。この反射光が本来の信号光である。以下、この反射
光を「信号光A1 」と呼ぶことにする。なお、この経路
において発生する損失は、ファイバグレーティング12
における反射ロス(x)のみである。
て示すように、λ1 用の反射素子であるファイバグレー
ティング12により反射されて分岐伝送路43へ導かれ
る。この反射光が本来の信号光である。以下、この反射
光を「信号光A1 」と呼ぶことにする。なお、この経路
において発生する損失は、ファイバグレーティング12
における反射ロス(x)のみである。
【0017】ところが、ファイバグレーティング12
は、上述したように、波長λ1 の光であってもその一部
を通過させる。ファイバグレーティング12を通過した
光の一部は、経路として示すように、λn 用の反射素
子であるファイバグレーティング13により反射されて
分岐伝送路43へ導かれる。この反射光は、信号光A1
に対する干渉光となる。以下、この反射光を「干渉光B
1 」と呼ぶことにする。なお、この経路においては、
ファイバグレーティング13における反射ロス(x+
y)およびファイバグレーティング12における通過ロ
ス(2a+2b)が発生する。
は、上述したように、波長λ1 の光であってもその一部
を通過させる。ファイバグレーティング12を通過した
光の一部は、経路として示すように、λn 用の反射素
子であるファイバグレーティング13により反射されて
分岐伝送路43へ導かれる。この反射光は、信号光A1
に対する干渉光となる。以下、この反射光を「干渉光B
1 」と呼ぶことにする。なお、この経路においては、
ファイバグレーティング13における反射ロス(x+
y)およびファイバグレーティング12における通過ロ
ス(2a+2b)が発生する。
【0018】ファイバグレーティング13で反射された
波長λ1 の光の一部は、経路として示すように、ファ
イバグレーティング12、13でさらに反射された後に
ファイバグレーティング12を通過して分岐伝送路43
へ出力される。この反射光もまた信号光A1 に対する干
渉光となる。以下、この反射光を「干渉光C1 」と呼ぶ
ことにする。なお、経路においては、経路における
損失に加え、さらにファイバグレーティング12におけ
る反射ロス(x)、およびファイバグレーティング13
における反射ロス(x+y)が発生する。
波長λ1 の光の一部は、経路として示すように、ファ
イバグレーティング12、13でさらに反射された後に
ファイバグレーティング12を通過して分岐伝送路43
へ出力される。この反射光もまた信号光A1 に対する干
渉光となる。以下、この反射光を「干渉光C1 」と呼ぶ
ことにする。なお、経路においては、経路における
損失に加え、さらにファイバグレーティング12におけ
る反射ロス(x)、およびファイバグレーティング13
における反射ロス(x+y)が発生する。
【0019】なお、ファイバグレーティング12、13
間で繰り返し反射された後にファイバグレーティング1
2を通過して分岐伝送路43へ導かれる光もあるが、こ
の光のパワーは極めて小さいので、無視する。
間で繰り返し反射された後にファイバグレーティング1
2を通過して分岐伝送路43へ導かれる光もあるが、こ
の光のパワーは極めて小さいので、無視する。
【0020】分岐伝送路43に出力される信号光A1 、
干渉光B1 および干渉光C1 の各光パワーは、この光分
波装置へ入力される波長λ1 の光のパワーをPとし、ま
た、サーキュレータ11における損失は無視するものと
すると、下記になる。
干渉光B1 および干渉光C1 の各光パワーは、この光分
波装置へ入力される波長λ1 の光のパワーをPとし、ま
た、サーキュレータ11における損失は無視するものと
すると、下記になる。
【0021】信号光A1 :P−x 干渉光B1 :P−2(a+b)−(x+y) 干渉光C1 :P−2(a+b)−2(x+y)−x 信号光に対する干渉光の影響の大きさは、信号光のパワ
ーと干渉光のパワーとの差に依存し、そのパワーの差が
小さいほど信号光は干渉光により劣化させられる。信号
光A1 と干渉光B1 とのパワー差は、2(a+b)+y
であり、また、信号光A1 と干渉光C1 とのパワー差
は、2(a+b)+2(x+y)である。ここで、図1
0(a) および図10(b) に示すように、反射ロスyおよ
び通過ロスbは大きい(一般的なファイバグレーティン
グでは、yおよびbは、それぞれ20dB程度)ので、信
号光A1 と比べて信号光B1 およびC1 は、十分に小さ
い。したがって、信号光A1の劣化はわずかである。す
なわち、波長λ1 の光を用いて伝送される信号の劣化は
わずかである。
ーと干渉光のパワーとの差に依存し、そのパワーの差が
小さいほど信号光は干渉光により劣化させられる。信号
光A1 と干渉光B1 とのパワー差は、2(a+b)+y
であり、また、信号光A1 と干渉光C1 とのパワー差
は、2(a+b)+2(x+y)である。ここで、図1
0(a) および図10(b) に示すように、反射ロスyおよ
び通過ロスbは大きい(一般的なファイバグレーティン
グでは、yおよびbは、それぞれ20dB程度)ので、信
号光A1 と比べて信号光B1 およびC1 は、十分に小さ
い。したがって、信号光A1の劣化はわずかである。す
なわち、波長λ1 の光を用いて伝送される信号の劣化は
わずかである。
【0022】一方、波長λn の光は、基本的には、経路
として示すように、λn 用の反射素子であるファイバ
グレーティング13により反射されて分岐伝送路43へ
出力される。この反射光が本来の信号光である。以下、
この反射光を「信号光An 」と呼ぶことにする。なお、
この経路においては、ファイバグレーティング13にお
ける反射ロス(x)およびファイバグレーティング12
における通過ロス(2a)が発生する。
として示すように、λn 用の反射素子であるファイバ
グレーティング13により反射されて分岐伝送路43へ
出力される。この反射光が本来の信号光である。以下、
この反射光を「信号光An 」と呼ぶことにする。なお、
この経路においては、ファイバグレーティング13にお
ける反射ロス(x)およびファイバグレーティング12
における通過ロス(2a)が発生する。
【0023】ところが、ファイバグレーティング12
は、上述したように、波長λ1 以外の光であってもその
一部を反射する。即ち、波長λn の光の一部は、経路
として示すように、λ1 用の反射素子であるファイバグ
レーティング12により反射されて分岐伝送路43へ導
かれる。この反射光は、信号光An に対する干渉光とな
る。以下、この反射光を「干渉光Bn 」と呼ぶことにす
る。尚、この経路では、ファイバグレーティング12に
おける反射ロス(x+y)が発生する。
は、上述したように、波長λ1 以外の光であってもその
一部を反射する。即ち、波長λn の光の一部は、経路
として示すように、λ1 用の反射素子であるファイバグ
レーティング12により反射されて分岐伝送路43へ導
かれる。この反射光は、信号光An に対する干渉光とな
る。以下、この反射光を「干渉光Bn 」と呼ぶことにす
る。尚、この経路では、ファイバグレーティング12に
おける反射ロス(x+y)が発生する。
【0024】さらに、ファイバグレーティング13で反
射された波長λn の光の一部は、経路として示すよう
に、ファイバグレーティング12、13でさらに反射さ
れた後にファイバグレーティング12を通過して分岐伝
送路43へ出力される。この反射光もまた信号光An に
対する干渉光となる。この反射光を「干渉光Cn 」と呼
ぶことにする。なお、経路においては、経路におけ
る損失に加え、さらにファイバグレーティング12にお
ける反射ロス(x+y)、およびファイバグレーティン
グ13における反射ロス(x)が発生する。
射された波長λn の光の一部は、経路として示すよう
に、ファイバグレーティング12、13でさらに反射さ
れた後にファイバグレーティング12を通過して分岐伝
送路43へ出力される。この反射光もまた信号光An に
対する干渉光となる。この反射光を「干渉光Cn 」と呼
ぶことにする。なお、経路においては、経路におけ
る損失に加え、さらにファイバグレーティング12にお
ける反射ロス(x+y)、およびファイバグレーティン
グ13における反射ロス(x)が発生する。
【0025】したがって、分岐伝送路43に出力される
信号光An 、干渉光Bn 、および干渉光Cn の各光パワ
ーは、この光分波装置へ入力される波長λn の光のパワ
ーをPとし、また、サーキュレータ11における損失は
無視するものとすると、以下のようになる。
信号光An 、干渉光Bn 、および干渉光Cn の各光パワ
ーは、この光分波装置へ入力される波長λn の光のパワ
ーをPとし、また、サーキュレータ11における損失は
無視するものとすると、以下のようになる。
【0026】信号光An :P−2a−x 干渉光Bn :P−(x+y) 干渉光Cn :P−2(a+x)−(x+y) ここで、反射ロスxおよび通過ロスa(これらは、デッ
ドロスと呼ばれ、一般的なファイバグレーティングで
は、たとえば、0.2dB程度)は、反射ロスyおよび通
過ロスbと比べて十分に小さいので、それらを無視する
と、信号光An と干渉光Bn とのパワー差、および信号
光An と干渉光Cn とのパワー差は、共にy程度であ
る。
ドロスと呼ばれ、一般的なファイバグレーティングで
は、たとえば、0.2dB程度)は、反射ロスyおよび通
過ロスbと比べて十分に小さいので、それらを無視する
と、信号光An と干渉光Bn とのパワー差、および信号
光An と干渉光Cn とのパワー差は、共にy程度であ
る。
【0027】このように、波長λn の光における信号光
と干渉光とのパワー差は、波長λ1の光における信号光
と干渉光とのパワー差と比べて小さくなっており、その
分だけ信号光の劣化が生じやすくなっている。
と干渉光とのパワー差は、波長λ1の光における信号光
と干渉光とのパワー差と比べて小さくなっており、その
分だけ信号光の劣化が生じやすくなっている。
【0028】なお、波長λn の光を分波するときのよう
に、信号光(信号光An )と各干渉光(干渉光Bn 及び
Cn )とのパワー差がそれぞれydBであったとすると、
信号光An と、干渉光Bn およびCn が合成された干渉
光とのパワー差は、y−3dBとなる。さらに、信号光の
偏波状態と各干渉光の偏波状態とが互いに一致した場合
や、信号光の電界と各干渉光の電界とが互いに一致した
場合には、信号光は、干渉光による劣化を受けやすくな
る。この場合の劣化は、信号光と干渉光のパワー差に換
算してそれぞれ最大3dB程度である。したがって、図9
(a) に示す光分波装置を用いて波長λn の光を分波する
場合には、最悪、信号光と干渉光とのパワー差がy−9
dB程度となってしまう。
に、信号光(信号光An )と各干渉光(干渉光Bn 及び
Cn )とのパワー差がそれぞれydBであったとすると、
信号光An と、干渉光Bn およびCn が合成された干渉
光とのパワー差は、y−3dBとなる。さらに、信号光の
偏波状態と各干渉光の偏波状態とが互いに一致した場合
や、信号光の電界と各干渉光の電界とが互いに一致した
場合には、信号光は、干渉光による劣化を受けやすくな
る。この場合の劣化は、信号光と干渉光のパワー差に換
算してそれぞれ最大3dB程度である。したがって、図9
(a) に示す光分波装置を用いて波長λn の光を分波する
場合には、最悪、信号光と干渉光とのパワー差がy−9
dB程度となってしまう。
【0029】上記問題点は、波長多重光から複数の波長
線分を分波する際にのみ発生するものではなく、波長多
重光に複数の波長成分を合波する際にも生じる。このよ
うに、従来の光合分波装置では、複数の反射素子を用い
て複数の信号光を合波または分波する場合には、反射素
子の反射特性や反射素子間の多重反射により信号光が劣
化する場合があった。
線分を分波する際にのみ発生するものではなく、波長多
重光に複数の波長成分を合波する際にも生じる。このよ
うに、従来の光合分波装置では、複数の反射素子を用い
て複数の信号光を合波または分波する場合には、反射素
子の反射特性や反射素子間の多重反射により信号光が劣
化する場合があった。
【0030】本発明の課題は、上述の問題点を解決する
ことであり、波長多重光から互いに波長の異なる複数の
信号光を分波する際、あるいは波長多重光に互いに波長
の異なる複数の信号光を合波する際の信号光の劣化を抑
えることができる光分波装置および光合波装置を提供す
ることである。
ことであり、波長多重光から互いに波長の異なる複数の
信号光を分波する際、あるいは波長多重光に互いに波長
の異なる複数の信号光を合波する際の信号光の劣化を抑
えることができる光分波装置および光合波装置を提供す
ることである。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の光分波装置は、
波長多重光から特定の波長の信号光を分波する構成を前
提とし、経路切替手段、第1および第2の反射素子を有
する。
波長多重光から特定の波長の信号光を分波する構成を前
提とし、経路切替手段、第1および第2の反射素子を有
する。
【0032】経路切替手段は、第1、第2および第3の
光伝送路が接続され、上記第1の光伝送路から入力され
た光を上記第2の光伝送路へ出力し、上記第2の光伝送
路から入力された光を上記第3の光伝送路へ出力する。
第1の反射素子は、上記第2の光伝送路および第4の光
伝送路が接続され、第1の波長の光を反射する。第2の
反射素子は、上記第4の光伝送路が接続され、第2の波
長の光を反射する。そして、上記第2の波長の光を用い
て伝送される信号の伝送速度または周波数に基づいて上
記第4の光伝送路の長さを決定する。
光伝送路が接続され、上記第1の光伝送路から入力され
た光を上記第2の光伝送路へ出力し、上記第2の光伝送
路から入力された光を上記第3の光伝送路へ出力する。
第1の反射素子は、上記第2の光伝送路および第4の光
伝送路が接続され、第1の波長の光を反射する。第2の
反射素子は、上記第4の光伝送路が接続され、第2の波
長の光を反射する。そして、上記第2の波長の光を用い
て伝送される信号の伝送速度または周波数に基づいて上
記第4の光伝送路の長さを決定する。
【0033】第2の波長の光は、第2の反射素子で反射
された後に経路切替手段により第3の伝送路に導かれ
る。この経路は、波長多重光から第2の波長の光を分波
する際の本来の経路である。以下、この経路で分波され
た第2の波長の光を主分波光と呼ぶことにする。
された後に経路切替手段により第3の伝送路に導かれ
る。この経路は、波長多重光から第2の波長の光を分波
する際の本来の経路である。以下、この経路で分波され
た第2の波長の光を主分波光と呼ぶことにする。
【0034】ところが、第1の反射素子が第1の波長以
外の光の一部を反射する場合には、第2の波長の光の一
部は、その第1の反射素子で反射された後に経路切替手
段により第3の伝送路に導かれる。この経路で第3の伝
送路に導かれる第2の波長の光は、上記主分波光に対す
る干渉光となる。
外の光の一部を反射する場合には、第2の波長の光の一
部は、その第1の反射素子で反射された後に経路切替手
段により第3の伝送路に導かれる。この経路で第3の伝
送路に導かれる第2の波長の光は、上記主分波光に対す
る干渉光となる。
【0035】上記主分波光は、上記干渉光に対して上記
第4の伝送路を1往復する分だけ遅延することになる。
したがって、上記第4の伝送路の長さを調整することに
より主分波光と干渉光との間のタイミング差を制御でき
る。ここで、第2の波長の光を用いて伝送される信号が
非発光状態となる期間(タイミング)は、その信号の伝
送速度または周波数に依存する。また、上記干渉光によ
る主分波光の劣化は、主分波光および干渉光が共に発光
状態であったときに生じる。したがって、上記第4の伝
送路の長さを適当に調整することにより、主分波光が発
光状態の期間に干渉光が非発光状態となるように主分波
光と干渉光との間のタイミング差を制御すれば、上記干
渉光による主分波光の劣化がなくなる。
第4の伝送路を1往復する分だけ遅延することになる。
したがって、上記第4の伝送路の長さを調整することに
より主分波光と干渉光との間のタイミング差を制御でき
る。ここで、第2の波長の光を用いて伝送される信号が
非発光状態となる期間(タイミング)は、その信号の伝
送速度または周波数に依存する。また、上記干渉光によ
る主分波光の劣化は、主分波光および干渉光が共に発光
状態であったときに生じる。したがって、上記第4の伝
送路の長さを適当に調整することにより、主分波光が発
光状態の期間に干渉光が非発光状態となるように主分波
光と干渉光との間のタイミング差を制御すれば、上記干
渉光による主分波光の劣化がなくなる。
【0036】本発明の光合波装置は、特定の波長の信号
光を波長多重光に合波する構成を前提とし、第1、第2
および第3の光伝送路が接続され、上記第1の光伝送路
から入力された光を上記第2の光伝送路へ出力し、上記
第2の光伝送路から入力された光を上記第3の光伝送路
へ出力する経路切替手段と、上記第2の光伝送路および
第4の光伝送路が接続され、第1の波長の光を反射する
第1の反射素子と、上記第4の光伝送路が接続され、第
2の波長の光を反射する第2の反射素子とを有する。上
記第2の波長の光を用いて伝送される信号の伝送速度ま
たは周波数に基づいて上記第4の光伝送路の長さを決定
する。この光合波装置の作用は、上述の光分波装置と同
じである。
光を波長多重光に合波する構成を前提とし、第1、第2
および第3の光伝送路が接続され、上記第1の光伝送路
から入力された光を上記第2の光伝送路へ出力し、上記
第2の光伝送路から入力された光を上記第3の光伝送路
へ出力する経路切替手段と、上記第2の光伝送路および
第4の光伝送路が接続され、第1の波長の光を反射する
第1の反射素子と、上記第4の光伝送路が接続され、第
2の波長の光を反射する第2の反射素子とを有する。上
記第2の波長の光を用いて伝送される信号の伝送速度ま
たは周波数に基づいて上記第4の光伝送路の長さを決定
する。この光合波装置の作用は、上述の光分波装置と同
じである。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光合分波装置が
使用される通信システムの一例の構成図である。この通
信システムは、端末間で波長多重光が伝送されるWDM
(WavelengthDivision Multiplex )ネットワークであ
る。
使用される通信システムの一例の構成図である。この通
信システムは、端末間で波長多重光が伝送されるWDM
(WavelengthDivision Multiplex )ネットワークであ
る。
【0038】光合分波装置100は、分波部110、合
波部120、およびアイソレータ130から構成され
る。分波部110は、主伝送路141を介して入力され
る波長多重光から波長λ1 およびλn の光を分波して分
岐伝送路143へ導く。合波部120は、分岐伝送路1
44を介して入力される波長λ1 およびλn の光を主伝
送路142を介して伝送される波長多重光に加える。
波部120、およびアイソレータ130から構成され
る。分波部110は、主伝送路141を介して入力され
る波長多重光から波長λ1 およびλn の光を分波して分
岐伝送路143へ導く。合波部120は、分岐伝送路1
44を介して入力される波長λ1 およびλn の光を主伝
送路142を介して伝送される波長多重光に加える。
【0039】主伝送路141、142、および分岐伝送
路143、144は、それぞれ光ファイバである。端末
201〜203は、波長多重光を送受信できる端末装置
である。中継機211〜213は、各伝送路上に設けら
れ、光信号を増幅する機能を有する。
路143、144は、それぞれ光ファイバである。端末
201〜203は、波長多重光を送受信できる端末装置
である。中継機211〜213は、各伝送路上に設けら
れ、光信号を増幅する機能を有する。
【0040】波長多重光は、波長λ1 〜λn を用いてn
個の信号を多重化して伝送することができる。図1に示
すシステムでは、波長λ1 〜λn のうち、波長λn を利
用して監視制御信号(以下、SV信号と呼ぶ)を伝送す
る。SV信号は、中継機の状態の監視制御などのための
信号であり、ここでは、所定周期のクロック信号であ
る。ここで、1つのSV信号を用いてすべての中継機2
11〜213を監視制御するためには、適当な経路を設
定してそのSV信号がすべての中継機を通過するように
構成する必要がある。このため、図1に示すシステムで
は、たとえば、端末201から出力されたSV信号が、
光合分波装置100により分岐伝送路143へ導かれ端
末203へ到達し、さらに端末203で折り返された後
に光合分波装置100により主伝送路142に導かれて
端末202に到達するような構成となっている。なお、
本発明の出願人は、以前に、SV信号の経路に関する発
明について特許出願(特願平9−65231号、特願平
9−107090号)をしている。
個の信号を多重化して伝送することができる。図1に示
すシステムでは、波長λ1 〜λn のうち、波長λn を利
用して監視制御信号(以下、SV信号と呼ぶ)を伝送す
る。SV信号は、中継機の状態の監視制御などのための
信号であり、ここでは、所定周期のクロック信号であ
る。ここで、1つのSV信号を用いてすべての中継機2
11〜213を監視制御するためには、適当な経路を設
定してそのSV信号がすべての中継機を通過するように
構成する必要がある。このため、図1に示すシステムで
は、たとえば、端末201から出力されたSV信号が、
光合分波装置100により分岐伝送路143へ導かれ端
末203へ到達し、さらに端末203で折り返された後
に光合分波装置100により主伝送路142に導かれて
端末202に到達するような構成となっている。なお、
本発明の出願人は、以前に、SV信号の経路に関する発
明について特許出願(特願平9−65231号、特願平
9−107090号)をしている。
【0041】光合分波装置100は、上述したように、
波長λ1 の光を波長多重光から分波または波長多重光に
合波する。したがって、例えば、端末201から端末2
03へ信号を送出する際には、端末201は、伝送すべ
き信号を波長λ1 の光の乗せて送出すれば、その信号
は、光合分波装置100により分岐伝送路143へ導か
れて端末203へ到達する。同様に、端末203から端
末201へ信号を送出する際には、端末201は、伝送
すべき信号を波長λ1 の光の乗せて送出すれば、その信
号は、光合分波装置100により主伝送路142へ導か
れて端末202へ到達する。
波長λ1 の光を波長多重光から分波または波長多重光に
合波する。したがって、例えば、端末201から端末2
03へ信号を送出する際には、端末201は、伝送すべ
き信号を波長λ1 の光の乗せて送出すれば、その信号
は、光合分波装置100により分岐伝送路143へ導か
れて端末203へ到達する。同様に、端末203から端
末201へ信号を送出する際には、端末201は、伝送
すべき信号を波長λ1 の光の乗せて送出すれば、その信
号は、光合分波装置100により主伝送路142へ導か
れて端末202へ到達する。
【0042】尚、波長λ1 〜λn のうち、波長λ1 〜λ
n-1 を利用して伝送される信号(SV信号以外の信号)
は、たとえば、その伝送速度が数100Mbps 〜数Gbp
s 程度の信号である。
n-1 を利用して伝送される信号(SV信号以外の信号)
は、たとえば、その伝送速度が数100Mbps 〜数Gbp
s 程度の信号である。
【0043】図2(a) は、本実施形態の光合分波装置1
00の分波部110の構成を示す図である。本実施形態
の分波部110の構成は、従来の構成として図9(a) に
示した光分波装置と基本的には同じである。即ち、図2
(a) に示すサーキュレータ111、ファイバグレーティ
ング112および113は、それぞれ図9(a) に示した
サーキュレータ11、ファイバグレーティング12およ
び13と同じものである。だたし、従来の構成では、フ
ァイバグレーティング12とファイバグレーティング1
3との間の伝送路の長さについては特に考慮されていな
かったが、本実施形態では、ファイバグレーティング1
13により反射される波長を用いて伝送される信号の伝
送速度または周波数に基づいてファイバグレーティング
112とファイバグレーティング113との間の伝送路
(図中、伝送路146)の長さを決めている。
00の分波部110の構成を示す図である。本実施形態
の分波部110の構成は、従来の構成として図9(a) に
示した光分波装置と基本的には同じである。即ち、図2
(a) に示すサーキュレータ111、ファイバグレーティ
ング112および113は、それぞれ図9(a) に示した
サーキュレータ11、ファイバグレーティング12およ
び13と同じものである。だたし、従来の構成では、フ
ァイバグレーティング12とファイバグレーティング1
3との間の伝送路の長さについては特に考慮されていな
かったが、本実施形態では、ファイバグレーティング1
13により反射される波長を用いて伝送される信号の伝
送速度または周波数に基づいてファイバグレーティング
112とファイバグレーティング113との間の伝送路
(図中、伝送路146)の長さを決めている。
【0044】図2(b) は、SV信号を伝送する光(波長
λn の光)の分波部110内における経路を示す図であ
る。SV信号を伝送する光は、基本的には、経路とし
て示すように、λn 用の反射素子であるファイバグレー
ティング113により反射されて分岐伝送路143へ導
かれる。この反射光が本来のSV信号である。以下で
は、このSV信号を「主SV信号」と呼ぶことにする。
λn の光)の分波部110内における経路を示す図であ
る。SV信号を伝送する光は、基本的には、経路とし
て示すように、λn 用の反射素子であるファイバグレー
ティング113により反射されて分岐伝送路143へ導
かれる。この反射光が本来のSV信号である。以下で
は、このSV信号を「主SV信号」と呼ぶことにする。
【0045】ところが、ファイバグレーティング112
は、波長λ1 以外の光であってもその一部を反射し、ま
た、ファイバグレーティング113は、波長λn 以外の
光であってもその一部を通過させる。このため、SV信
号を伝送する光の一部は、経路として示すように、フ
ァイバグレーティング112により反射されて分岐伝送
路143へ導かれる。この反射光は、主SV信号を伝送
する信号光に対する干渉光となる。以下では、この反射
光により伝送される信号を「第1の干渉信号」と呼ぶこ
とにする。
は、波長λ1 以外の光であってもその一部を反射し、ま
た、ファイバグレーティング113は、波長λn 以外の
光であってもその一部を通過させる。このため、SV信
号を伝送する光の一部は、経路として示すように、フ
ァイバグレーティング112により反射されて分岐伝送
路143へ導かれる。この反射光は、主SV信号を伝送
する信号光に対する干渉光となる。以下では、この反射
光により伝送される信号を「第1の干渉信号」と呼ぶこ
とにする。
【0046】さらに、ファイバグレーティング113で
反射された波長λn の光の一部は、経路として示すよ
うに、ファイバグレーティング112、113でさらに
反射された後にファイバグレーティング112を通過し
て分岐伝送路143へ導かれる。この反射光もまた主S
V信号を伝送する信号光に対する干渉光となる。この反
射光により伝送される信号を「第2の干渉信号」と呼ぶ
ことにする。
反射された波長λn の光の一部は、経路として示すよ
うに、ファイバグレーティング112、113でさらに
反射された後にファイバグレーティング112を通過し
て分岐伝送路143へ導かれる。この反射光もまた主S
V信号を伝送する信号光に対する干渉光となる。この反
射光により伝送される信号を「第2の干渉信号」と呼ぶ
ことにする。
【0047】なお、ファイバグレーティング112およ
び113間で複数回反射された後にファイバグレーティ
ング112を通過して分岐伝送路143へ導かれる光も
あるが、このような光のパワーは極めて小さいので、無
視することにする。
び113間で複数回反射された後にファイバグレーティ
ング112を通過して分岐伝送路143へ導かれる光も
あるが、このような光のパワーは極めて小さいので、無
視することにする。
【0048】図3は、本実施形態における主SV信号お
よび干渉信号のタイミングを示す図である。まず、主S
V信号と第1の干渉信号とを比較する。分波部110内
における主SV信号の伝送路は、第1の干渉信号の伝送
路と比較すると、図2(b) に示すように、伝送路146
を介してファイバグレーティング11とファイバグレー
ティング113との間を1往復する分だけ長くなってい
る。このため、主SV信号は、第1の干渉信号に対し
て、光が伝送路146を介してファイバグレーティング
11とファイバグレーティング113との間を1往復す
るのに要する時間だけ遅延することになる。次に、主S
V信号と第2の干渉信号とを比較する。第2の干渉信号
の伝送路は、主SV信号の伝送路と比較すると、伝送路
146を介してファイバグレーティング11とファイバ
グレーティング113との間を1往復する分だけ長くな
っている。このため、第2の干渉信号は、主SV信号に
対して、光が伝送路146を介してファイバグレーティ
ング11とファイバグレーティング113との間を1往
復するのに要する時間だけ遅延することになる。
よび干渉信号のタイミングを示す図である。まず、主S
V信号と第1の干渉信号とを比較する。分波部110内
における主SV信号の伝送路は、第1の干渉信号の伝送
路と比較すると、図2(b) に示すように、伝送路146
を介してファイバグレーティング11とファイバグレー
ティング113との間を1往復する分だけ長くなってい
る。このため、主SV信号は、第1の干渉信号に対し
て、光が伝送路146を介してファイバグレーティング
11とファイバグレーティング113との間を1往復す
るのに要する時間だけ遅延することになる。次に、主S
V信号と第2の干渉信号とを比較する。第2の干渉信号
の伝送路は、主SV信号の伝送路と比較すると、伝送路
146を介してファイバグレーティング11とファイバ
グレーティング113との間を1往復する分だけ長くな
っている。このため、第2の干渉信号は、主SV信号に
対して、光が伝送路146を介してファイバグレーティ
ング11とファイバグレーティング113との間を1往
復するのに要する時間だけ遅延することになる。
【0049】このように、第1の干渉信号に対する主S
V信号の遅延、および主SV信号に対する第2の干渉信
号の遅延は、それぞれ光が伝送路146を介してファイ
バグレーティング11とファイバグレーティング113
との間を1往復するのに要する時間である。
V信号の遅延、および主SV信号に対する第2の干渉信
号の遅延は、それぞれ光が伝送路146を介してファイ
バグレーティング11とファイバグレーティング113
との間を1往復するのに要する時間である。
【0050】上記遅延時間は、SV信号の周期にn/2
を乗じた時間とする。なお、nは奇数(1,3,
5,...)である。すなわち、主SV信号の位相と干
渉信号の位相とが互いに逆位相となるような遅延時間と
する。ここで、この遅延時間は、ファイバグレーティン
グ112とファイバグレーティング113とを接続する
伝送路146の長さによって決まる。したがって、本実
施形態においては、ファイバグレーティング112とフ
ァイバグレーティング113とを接続する伝送路146
の長さを、第1の干渉信号に対する主SV信号の遅延お
よび主SV信号に対する第2の干渉信号の遅延がSV信
号の周期にn/2を乗じた時間となるようにする。伝送
路146の長さをこのように設定した理由は、以下の通
りである。
を乗じた時間とする。なお、nは奇数(1,3,
5,...)である。すなわち、主SV信号の位相と干
渉信号の位相とが互いに逆位相となるような遅延時間と
する。ここで、この遅延時間は、ファイバグレーティン
グ112とファイバグレーティング113とを接続する
伝送路146の長さによって決まる。したがって、本実
施形態においては、ファイバグレーティング112とフ
ァイバグレーティング113とを接続する伝送路146
の長さを、第1の干渉信号に対する主SV信号の遅延お
よび主SV信号に対する第2の干渉信号の遅延がSV信
号の周期にn/2を乗じた時間となるようにする。伝送
路146の長さをこのように設定した理由は、以下の通
りである。
【0051】SV信号は、所定周期のクロック信号であ
る。従って、図3に示すように、主SV信号と各干渉信
号(第1および第2の干渉信号)とが互いにその周期に
n/2を乗じた時間だけタイミングがずらされている
と、主SV信号が発光状態の期間は干渉信号は非発光状
態となり、また、主SV信号が非発光状態の期間は干渉
信号は発光状態となる。ここで、一般に知られているよ
うに、2つの信号光が互いに干渉してコヒーレントクロ
ストークが発生するのは、それら2つの信号光が共に発
光状態となっている期間である。本実施形態では、上述
のようにして伝送路146の長さを設定することによ
り、図3に示すように、主SV信号が発光状態のとき
は、第1および第2の干渉信号は、共に常に非発光状態
となる。このため、主SV信号は、第1および第2の干
渉信号による干渉を受けることはなく、コヒーレントク
ロストークも発生しない。
る。従って、図3に示すように、主SV信号と各干渉信
号(第1および第2の干渉信号)とが互いにその周期に
n/2を乗じた時間だけタイミングがずらされている
と、主SV信号が発光状態の期間は干渉信号は非発光状
態となり、また、主SV信号が非発光状態の期間は干渉
信号は発光状態となる。ここで、一般に知られているよ
うに、2つの信号光が互いに干渉してコヒーレントクロ
ストークが発生するのは、それら2つの信号光が共に発
光状態となっている期間である。本実施形態では、上述
のようにして伝送路146の長さを設定することによ
り、図3に示すように、主SV信号が発光状態のとき
は、第1および第2の干渉信号は、共に常に非発光状態
となる。このため、主SV信号は、第1および第2の干
渉信号による干渉を受けることはなく、コヒーレントク
ロストークも発生しない。
【0052】なお、従来は、たとえば図9(a) に示す装
置おいて、SV信号の周波数等とは無関係にファイバグ
レーティング12とファイバグレーティング13との間
の伝送路の長さを決めていた。このため、その伝送路の
長さとSV信号の周波数との関係により、コヒーレント
クロストークが発生したりしなかったりしていた。すな
わち、上記伝送路の長さが偶然にも本実施形態において
規定する条件と一致した場合にはコヒーレントクロスト
ークは発生しないが、その伝送路の長さが、たとえば、
SV信号の周期の整数倍の遅延を生じさせる長さであっ
た場合には、干渉が最大になりコヒーレントクロストー
クも大きくなっていた。
置おいて、SV信号の周波数等とは無関係にファイバグ
レーティング12とファイバグレーティング13との間
の伝送路の長さを決めていた。このため、その伝送路の
長さとSV信号の周波数との関係により、コヒーレント
クロストークが発生したりしなかったりしていた。すな
わち、上記伝送路の長さが偶然にも本実施形態において
規定する条件と一致した場合にはコヒーレントクロスト
ークは発生しないが、その伝送路の長さが、たとえば、
SV信号の周期の整数倍の遅延を生じさせる長さであっ
た場合には、干渉が最大になりコヒーレントクロストー
クも大きくなっていた。
【0053】図4は、干渉の影響を示す図である。図4
(a) 〜4(c) は、伝送路143におけるSV信号の波形
を示している。図4(a) は、干渉光が存在しない場合の
理想的なSV信号の波形である。この波形は、たとえ
ば、図2(a) に示す分波部110おいて、ファイバグレ
ーティング112を取り除くことにより得られる。図4
(b) は、伝送路146の長さを調節することにより主S
V信号と干渉光の位相差を0にした場合のSV信号の波
形である。図4(c) は、本実施形態によるSV信号の波
形図である。このように、本実施形態では、SV信号の
波形が理想状態に近くなっている。
(a) 〜4(c) は、伝送路143におけるSV信号の波形
を示している。図4(a) は、干渉光が存在しない場合の
理想的なSV信号の波形である。この波形は、たとえ
ば、図2(a) に示す分波部110おいて、ファイバグレ
ーティング112を取り除くことにより得られる。図4
(b) は、伝送路146の長さを調節することにより主S
V信号と干渉光の位相差を0にした場合のSV信号の波
形である。図4(c) は、本実施形態によるSV信号の波
形図である。このように、本実施形態では、SV信号の
波形が理想状態に近くなっている。
【0054】ここで、上記伝送路の長さの算出方法の具
体例を示す。真空中の光速をc、伝送路の屈折率をn1
とすると、伝送路を伝搬する光の速度は(1) 式となる。 c/n1 (m/s) (1) 式 また、伝送されるSV信号の周波数またはビットレート
をB(Hz またはbps)とすると、本実施形態では、光が伝
送路146を1往復することにより発生する遅延を1/
2B(sec) の奇数倍とするので、伝送路146の長さL
は(2) 式で表される。
体例を示す。真空中の光速をc、伝送路の屈折率をn1
とすると、伝送路を伝搬する光の速度は(1) 式となる。 c/n1 (m/s) (1) 式 また、伝送されるSV信号の周波数またはビットレート
をB(Hz またはbps)とすると、本実施形態では、光が伝
送路146を1往復することにより発生する遅延を1/
2B(sec) の奇数倍とするので、伝送路146の長さL
は(2) 式で表される。
【0055】
【数1】
【0056】ここで、SV信号の周波数Bを10MHz
とし、また、伝送路146の屈折率n1 を1.5とする
と、伝送路146の長さは、5m、15m、25
m、...となる。上記実施例では、SV信号を採り上
げて説明したが、伝送路146の長さは、一般には、フ
ァイバグレーティング113により反射される波長の光
を用いて伝送される信号の伝送速度により決まる。伝送
信号の伝送速度を変えたときの伝送路146の長さの算
出例を示す。
とし、また、伝送路146の屈折率n1 を1.5とする
と、伝送路146の長さは、5m、15m、25
m、...となる。上記実施例では、SV信号を採り上
げて説明したが、伝送路146の長さは、一般には、フ
ァイバグレーティング113により反射される波長の光
を用いて伝送される信号の伝送速度により決まる。伝送
信号の伝送速度を変えたときの伝送路146の長さの算
出例を示す。
【0057】B=100Mbps 50cm、1.5m、
2.5m、... B= 1Gbps 5cm、15cm、25cm、... B= 10Gbps 0.5cm、1.5cm、2.5c
m、... このように、ファイバグレーティング113により反射
される波長の光を用いて伝送される信号の伝送速度が早
くなるほど、伝送路146の長さが短くなり、それに伴
って調整が困難になっていく。たとえば、伝送路146
の長さの誤差を±10パーセント以下に抑えるものとす
ると、信号の伝送得度が100Mbpsであれば、伝送路
を、たとえば、50±5cmの範囲で切断すればよいのに
対し、10Gbpsであれば、例えば、0.5±50mmの範
囲で切断しなければならない。従って、図2(a) の装置
において、互いに異なる伝送速度の信号をそれぞれ伝送
する複数の光を波長多重光から分波する際には、伝送速
度は早い方の信号を波長λ1を用いて伝送し、伝送速度
が遅い方の信号を波長λn の光を用いて伝送するように
すれば、伝送路146の長さは、その遅い伝送速度に基
づいて調整することになるので、誤差マージンが大きく
なり、その調整が容易になる。
2.5m、... B= 1Gbps 5cm、15cm、25cm、... B= 10Gbps 0.5cm、1.5cm、2.5c
m、... このように、ファイバグレーティング113により反射
される波長の光を用いて伝送される信号の伝送速度が早
くなるほど、伝送路146の長さが短くなり、それに伴
って調整が困難になっていく。たとえば、伝送路146
の長さの誤差を±10パーセント以下に抑えるものとす
ると、信号の伝送得度が100Mbpsであれば、伝送路
を、たとえば、50±5cmの範囲で切断すればよいのに
対し、10Gbpsであれば、例えば、0.5±50mmの範
囲で切断しなければならない。従って、図2(a) の装置
において、互いに異なる伝送速度の信号をそれぞれ伝送
する複数の光を波長多重光から分波する際には、伝送速
度は早い方の信号を波長λ1を用いて伝送し、伝送速度
が遅い方の信号を波長λn の光を用いて伝送するように
すれば、伝送路146の長さは、その遅い伝送速度に基
づいて調整することになるので、誤差マージンが大きく
なり、その調整が容易になる。
【0058】図5(a) は、本実施形態の光合分波装置の
合波部120の構成図である。合波部120は、基本的
に分波部110と同じ構成であり、また、その動作も基
本的には分波部110と同じである。
合波部120の構成図である。合波部120は、基本的
に分波部110と同じ構成であり、また、その動作も基
本的には分波部110と同じである。
【0059】合波部120は、分波部110の出力光を
アイソレータ130を介して受信する。即ち、合波部1
20には、波長λ2 〜λn-1 が多重化された波長多重光
が入力される。この波長多重光は、ファイバグレーティ
ング123および122を通過した後にサーキュレータ
121により主伝送路142へ導かれる。
アイソレータ130を介して受信する。即ち、合波部1
20には、波長λ2 〜λn-1 が多重化された波長多重光
が入力される。この波長多重光は、ファイバグレーティ
ング123および122を通過した後にサーキュレータ
121により主伝送路142へ導かれる。
【0060】サーキュレータ121には、分岐伝送路1
44が接続されている。そして、サーキュレータ121
は、この分岐伝送路144を介して波長λ1 およびλn
の光が受信すると、それらの光を伝送路148へ導く。
ここで、SV信号は波長λnの光を用いて伝送されてい
るものとする。
44が接続されている。そして、サーキュレータ121
は、この分岐伝送路144を介して波長λ1 およびλn
の光が受信すると、それらの光を伝送路148へ導く。
ここで、SV信号は波長λnの光を用いて伝送されてい
るものとする。
【0061】波長λ1 の光は、基本的にはファイバグレ
ーティング122により反射された後にサーキュレータ
121により主伝送路142へ導かれ、波長λn の光
は、基本的にはファイバグレーティング123により反
射された後にサーキュレータ121により主伝送路14
2へ導かれる。このようにして分岐伝送路144を介し
て伝送されてきた波長λ1 およびλn の光が波長多重光
に加えられる。
ーティング122により反射された後にサーキュレータ
121により主伝送路142へ導かれ、波長λn の光
は、基本的にはファイバグレーティング123により反
射された後にサーキュレータ121により主伝送路14
2へ導かれる。このようにして分岐伝送路144を介し
て伝送されてきた波長λ1 およびλn の光が波長多重光
に加えられる。
【0062】上記構成の合波部120において、(1) フ
ァイバグレーティング122および123の特性が図1
0(a) および(b) に示した通りであること、(2) 合波部
120内における波長λ1 およびλn の光の主な経路と
して図5(b) に示す経路〜が考えられること、(3)
ファイバグレーティング122により反射される波長λ
1 の光を用いて伝送される信号においては干渉の影響が
小さいこと、(4) SV信号の周波数とは無関係に伝送路
149の長さを決めた場合にはファイバグレーティング
123により反射される波長λn の信号光には大きな干
渉が起こりうることは、上述した分波部110における
場合と同じである。従って、合波部120において波長
多重光にSV信号を加える際にそのSV信号における干
渉を小さくするためには、ファイバグレーティング12
3とファイバグレーティング122とを接続する伝送路
149の長さを調整すればよい。具体的には、光が伝送
路149を1往復することに要する時間がSV信号の周
期にm/2を乗じた時間となるようにする。ここで、m
は奇数(1,3,5,...)である。
ァイバグレーティング122および123の特性が図1
0(a) および(b) に示した通りであること、(2) 合波部
120内における波長λ1 およびλn の光の主な経路と
して図5(b) に示す経路〜が考えられること、(3)
ファイバグレーティング122により反射される波長λ
1 の光を用いて伝送される信号においては干渉の影響が
小さいこと、(4) SV信号の周波数とは無関係に伝送路
149の長さを決めた場合にはファイバグレーティング
123により反射される波長λn の信号光には大きな干
渉が起こりうることは、上述した分波部110における
場合と同じである。従って、合波部120において波長
多重光にSV信号を加える際にそのSV信号における干
渉を小さくするためには、ファイバグレーティング12
3とファイバグレーティング122とを接続する伝送路
149の長さを調整すればよい。具体的には、光が伝送
路149を1往復することに要する時間がSV信号の周
期にm/2を乗じた時間となるようにする。ここで、m
は奇数(1,3,5,...)である。
【0063】上記実施例では、コヒーレントクロストー
クを抑制する対象の信号がクロック信号である例を示し
たが、本実施形態は、所望のデータ列に対しても適用可
能である。ただし、本実施形態は、伝送されるデータパ
ターンによって発光状態が継続する可能性がある変調方
式に適用することはできない。たとえば、NRZ方式で
は、伝送すべきデジタルデータとして「1」が連続する
と、実際に伝送されるデータも「1」が連続するので、
データパターンによっては連続した発光状態が生じるこ
とになるので、本実施形態は適用されない。
クを抑制する対象の信号がクロック信号である例を示し
たが、本実施形態は、所望のデータ列に対しても適用可
能である。ただし、本実施形態は、伝送されるデータパ
ターンによって発光状態が継続する可能性がある変調方
式に適用することはできない。たとえば、NRZ方式で
は、伝送すべきデジタルデータとして「1」が連続する
と、実際に伝送されるデータも「1」が連続するので、
データパターンによっては連続した発光状態が生じるこ
とになるので、本実施形態は適用されない。
【0064】本実施形態では、変調方式の1つとしてR
Z方式を採用する。RZ方式では、たとえば、図6に示
すように、伝送すべきデータが「0」であれば、そのデ
ータに対して割り当てられている期間が「非発光状態」
となり、伝送すべきデータが「1」であれば、そのデー
タに対して割り当てられている期間の前半が「発光状
態」となり後半が「非発光状態」となる。このように、
RZ方式でデータを伝送する場合には、伝送される各デ
ータビットの値に係わらず、各データビットに対して割
り当てられる期間の後半は必ず「非発光状態」となる。
本実施形態は、このように、データを光信号として伝送
する際、その伝送されるデータの各ビットに対して割り
当てられている期間において必ず非発光状態が存在する
ような方式に適用される。
Z方式を採用する。RZ方式では、たとえば、図6に示
すように、伝送すべきデータが「0」であれば、そのデ
ータに対して割り当てられている期間が「非発光状態」
となり、伝送すべきデータが「1」であれば、そのデー
タに対して割り当てられている期間の前半が「発光状
態」となり後半が「非発光状態」となる。このように、
RZ方式でデータを伝送する場合には、伝送される各デ
ータビットの値に係わらず、各データビットに対して割
り当てられる期間の後半は必ず「非発光状態」となる。
本実施形態は、このように、データを光信号として伝送
する際、その伝送されるデータの各ビットに対して割り
当てられている期間において必ず非発光状態が存在する
ような方式に適用される。
【0065】以下、RZ方式で変調されたデータを伝送
する信号光を波長多重光から分波する動作を図2を参照
しながら説明する。ここでは、分岐伝送路143へ出力
したいデータが波長λn の光を利用して伝送されている
ものとする。
する信号光を波長多重光から分波する動作を図2を参照
しながら説明する。ここでは、分岐伝送路143へ出力
したいデータが波長λn の光を利用して伝送されている
ものとする。
【0066】この場合、伝送路146の長さは、分岐伝
送路143へ出力したいデータの伝送速度に従って決め
られる。具体的には、光が伝送路146を1往復するこ
とに要する時間がそのデータの1ビットに対して割り当
てられている時間にn/2を乗じた時間となるように伝
送路146の長さを決定する。ここで、nは奇数であ
る。
送路143へ出力したいデータの伝送速度に従って決め
られる。具体的には、光が伝送路146を1往復するこ
とに要する時間がそのデータの1ビットに対して割り当
てられている時間にn/2を乗じた時間となるように伝
送路146の長さを決定する。ここで、nは奇数であ
る。
【0067】伝送路146の長さを上述のように決定す
ると、図2(b) の経路により生成された主信号光、経
路および経路によりそれぞれ生成された第1および
第2の干渉光は、図6に示すようなタイミングで分岐伝
送路143上を伝送される。すなわち、主信号光および
各干渉光は、主信号光の位相と各干渉信号の位相とが互
いに逆位相の状態で伝送される。また、RZ方式では、
伝送される各データビットの値に係わらず、各データビ
ットに対して割り当てられる期間の後半は必ず「非発光
状態」となる。このため、主信号光が「発光状態」とな
る期間は、各干渉光は必ず「非発光状態」となってい
る。例えば、主信号光は、時刻T1 〜T2の間の期間に
おいて「発光状態」となっているが、この期間、各干渉
光は「非発光状態」となっている。
ると、図2(b) の経路により生成された主信号光、経
路および経路によりそれぞれ生成された第1および
第2の干渉光は、図6に示すようなタイミングで分岐伝
送路143上を伝送される。すなわち、主信号光および
各干渉光は、主信号光の位相と各干渉信号の位相とが互
いに逆位相の状態で伝送される。また、RZ方式では、
伝送される各データビットの値に係わらず、各データビ
ットに対して割り当てられる期間の後半は必ず「非発光
状態」となる。このため、主信号光が「発光状態」とな
る期間は、各干渉光は必ず「非発光状態」となってい
る。例えば、主信号光は、時刻T1 〜T2の間の期間に
おいて「発光状態」となっているが、この期間、各干渉
光は「非発光状態」となっている。
【0068】このように、主信号光が「発光状態」であ
る期間に干渉光が「非発光状態」であれば、主信号光が
その干渉光によって劣化されることはない。すなわち、
コヒーレントクロストークは、2つ以上の信号光が共に
「発光状態」であったときに生じるので、本実施形態の
ように、主信号光が「発光状態」である期間に干渉光が
「非発光状態」であれば、コヒーレントクロストークは
発生せず、主信号光は劣化しない。
る期間に干渉光が「非発光状態」であれば、主信号光が
その干渉光によって劣化されることはない。すなわち、
コヒーレントクロストークは、2つ以上の信号光が共に
「発光状態」であったときに生じるので、本実施形態の
ように、主信号光が「発光状態」である期間に干渉光が
「非発光状態」であれば、コヒーレントクロストークは
発生せず、主信号光は劣化しない。
【0069】なお、上記の例では、波長多重光からRZ
方式で変調されたデータを伝送する信号光を分波する際
の作用を説明したが、RZ方式で変調されたデータを伝
送する信号光を波長多重光に合波する際の作用も基本的
には同じである。
方式で変調されたデータを伝送する信号光を分波する際
の作用を説明したが、RZ方式で変調されたデータを伝
送する信号光を波長多重光に合波する際の作用も基本的
には同じである。
【0070】また、上記実施例では、各ファイバグレー
ティングが波長多重光により伝送される複数のチャネル
の中の1つのチャネルに対応する波長の光のみを反射す
るものとして記述したが、各ファイバグレーティングが
複数のチャネルに対応する波長の光を反射する構成であ
ってもよい。実際のところ、ファイバグレーティング
は、例えば、1〜2nm程度の反射波長領域を有する。ま
た、信号を伝送するためのチャネルは、たとえば、15
50nm帯において0.8〜1nm毎に設けられる。したが
って、1つのファイバグレーティングを用いて互いに隣
接する2つのチャネルに対応する波長の信号光を反射す
ることができる。この場合、たとえば、図2(a) に示す
構成においては、波長多重光から3または4の信号光を
分波することができる。
ティングが波長多重光により伝送される複数のチャネル
の中の1つのチャネルに対応する波長の光のみを反射す
るものとして記述したが、各ファイバグレーティングが
複数のチャネルに対応する波長の光を反射する構成であ
ってもよい。実際のところ、ファイバグレーティング
は、例えば、1〜2nm程度の反射波長領域を有する。ま
た、信号を伝送するためのチャネルは、たとえば、15
50nm帯において0.8〜1nm毎に設けられる。したが
って、1つのファイバグレーティングを用いて互いに隣
接する2つのチャネルに対応する波長の信号光を反射す
ることができる。この場合、たとえば、図2(a) に示す
構成においては、波長多重光から3または4の信号光を
分波することができる。
【0071】さらに、上記実施例では、上記(2) 式を用
いて所定の伝送路の長さを規定しているが、その長さは
誤差を含んでいてもよい。たとえば、実際の伝送路の長
さが上記(2) 式による計算値に対して50パーセントの
誤差を持っていた場合であっても、主信号光と干渉光と
が同一位相となった場合と比べてコヒーレントクロスト
ークによる信号波形の劣化が抑えられていることを示す
実験結果が得られている。
いて所定の伝送路の長さを規定しているが、その長さは
誤差を含んでいてもよい。たとえば、実際の伝送路の長
さが上記(2) 式による計算値に対して50パーセントの
誤差を持っていた場合であっても、主信号光と干渉光と
が同一位相となった場合と比べてコヒーレントクロスト
ークによる信号波形の劣化が抑えられていることを示す
実験結果が得られている。
【0072】また、上記実施例では、所定の伝送路の長
さを算出する際、ファイバグレーティングにより遅延を
無視していたが、この遅延を考慮すれば、さらに特性が
改善される。実際、光がファイバグレーティングを通過
する際には遅延は殆ど生じないが、反射の際には数psの
遅延が生じる。従って、このファイバグレーティングに
よる遅延を考慮して上記所定の伝送路の長さを決定する
ことが望ましい。
さを算出する際、ファイバグレーティングにより遅延を
無視していたが、この遅延を考慮すれば、さらに特性が
改善される。実際、光がファイバグレーティングを通過
する際には遅延は殆ど生じないが、反射の際には数psの
遅延が生じる。従って、このファイバグレーティングに
よる遅延を考慮して上記所定の伝送路の長さを決定する
ことが望ましい。
【0073】さらに、上記実施例では、光の経路を切り
換えるための部品としてサーキュレータを用い、反射素
子としてファイバグレーティングを用いているが、図7
に示すように、サーキュレータの変わりに光カプラを用
い、ファイバグレーティングの変わりに誘電体多層膜フ
ィルタを用いてもよい。ただし、光カプラよりもサーキ
ュレータの方が損失が小さく、また、誘電体多層膜フィ
ルタよりもファイバグレーティングの方が温度特性が優
れている。
換えるための部品としてサーキュレータを用い、反射素
子としてファイバグレーティングを用いているが、図7
に示すように、サーキュレータの変わりに光カプラを用
い、ファイバグレーティングの変わりに誘電体多層膜フ
ィルタを用いてもよい。ただし、光カプラよりもサーキ
ュレータの方が損失が小さく、また、誘電体多層膜フィ
ルタよりもファイバグレーティングの方が温度特性が優
れている。
【0074】
【発明の効果】複数の反射素子を用いて波長多重光から
複数の信号光を分波する光分波装置において、その信号
光を用いて伝送される信号の伝送速度または周波数に基
づいて上記複数の反射素子間を接続する光伝送路の長さ
を決めるようにしたので、分波された信号光の主成分と
しての主分波光とその主分波光に対する干渉光との位相
差を調整でき、主分波光の発光期間と干渉光の非発光期
間とを互いに一致させることができる。このため、主分
波光は干渉光の影響を受けることはなく、コヒーレント
クロストークは発生しない。
複数の信号光を分波する光分波装置において、その信号
光を用いて伝送される信号の伝送速度または周波数に基
づいて上記複数の反射素子間を接続する光伝送路の長さ
を決めるようにしたので、分波された信号光の主成分と
しての主分波光とその主分波光に対する干渉光との位相
差を調整でき、主分波光の発光期間と干渉光の非発光期
間とを互いに一致させることができる。このため、主分
波光は干渉光の影響を受けることはなく、コヒーレント
クロストークは発生しない。
【0075】複数の反射素子を用いて複数の信号光を波
長多重光に合波する光合波装置においても、同様に、コ
ヒーレントクロストークを防ぐことができる。
長多重光に合波する光合波装置においても、同様に、コ
ヒーレントクロストークを防ぐことができる。
【図1】本発明の光合分波装置が使用される通信システ
ムの一例の構成図である。
ムの一例の構成図である。
【図2】(a) は、本実施形態の光合分波装置の分波部の
構成図であり、(b) は、SV信号を伝送する光の分波部
内における経路を示す図である。
構成図であり、(b) は、SV信号を伝送する光の分波部
内における経路を示す図である。
【図3】主SV信号および干渉信号のタイミングを示す
図である。
図である。
【図4】干渉の影響を示す図である。
【図5】(a) は、本実施形態の光合分波装置の合波部の
構成図であり、(b) は、SV信号を伝送する光の合波部
内における経路を示す図である。
構成図であり、(b) は、SV信号を伝送する光の合波部
内における経路を示す図である。
【図6】RZ方式で変調された信号を伝送する信号光お
よびその干渉光のタイミングを説明する図である。
よびその干渉光のタイミングを説明する図である。
【図7】本実施形態の光合分波装置を構成する部品を他
の素子に置き換えた例を示す図である。
の素子に置き換えた例を示す図である。
【図8】光合分波装置の基本構成を示す図である。
【図9】(a) は、波長多重光から互いに異なる波長の光
を取り出す光分波装置の構成図であり、(b) は、反射経
路を示す図である。
を取り出す光分波装置の構成図であり、(b) は、反射経
路を示す図である。
【図10】(a) は、ファイバグレーティングの反射特性
を示す図であり、(b) は、ファイバグレーティングの通
過特性を示す図である。
を示す図であり、(b) は、ファイバグレーティングの通
過特性を示す図である。
100 光合分波装置 110 分波部 120 合波部 111、121 サーキュレータ 112、122 ファイバグレーティング(λ1
用) 113、123 ファイバグレーティング(λn
用) 141、142 主伝送路 143、144 分岐伝送路 145〜149 伝送路
用) 113、123 ファイバグレーティング(λn
用) 141、142 主伝送路 143、144 分岐伝送路 145〜149 伝送路
Claims (10)
- 【請求項1】 波長多重光から特定の波長の信号光を分
波する光分波装置であって、 第1、第2および第3の光伝送路が接続され、上記第1
の光伝送路から入力された光を上記第2の光伝送路へ出
力し、上記第2の光伝送路から入力された光を上記第3
の光伝送路へ出力する経路切替手段と、 上記第2の光伝送路および第4の光伝送路が接続され、
第1の波長の光を反射する第1の反射素子と、 上記第4の光伝送路が接続され、第2の波長の光を反射
する第2の反射素子とを有し、 上記第2の波長の光を用いて伝送される信号の伝送速度
または周波数に基づいて上記第4の光伝送路の長さを決
定する光分波装置。 - 【請求項2】 上記第2の波長の光を用いて伝送される
信号が所定周波数のクロック信号であり、 上記第4の光伝送路の長さは、光が上記第4の光伝送路
を1往復するのに要する時間が上記クロック信号の周期
のn/2倍となるような長さ、またはそれに近似する長
さである請求項1に記載の光分波装置(nは、奇数)。 - 【請求項3】 上記第2の波長の光を用いて伝送される
信号が所定の伝送速度のRZ信号であり、 上記第4の光伝送路の長さは、光が上記第4の光伝送路
を1往復するのに要する時間が上記RZ信号の1ビット
に対して割り当てられる時間のn/2倍となるような長
さ、またはそれに近似する長さである請求項1に記載の
光分波装置(nは、奇数)。 - 【請求項4】 上記第1の波長の光を用いて伝送される
信号の伝送速度または周波数よりも上記第2の波長の光
を用いて伝送される信号の伝送速度または周波数の方が
遅いまたは低い請求項1に記載の光分波装置。 - 【請求項5】 特定の波長の信号光を波長多重光に合波
する光合波装置であって、 第1、第2および第3の光伝送路が接続され、上記第1
の光伝送路から入力された光を上記第2の光伝送路へ出
力し、上記第2の光伝送路から入力された光を上記第3
の光伝送路へ出力する経路切替手段と、 上記第2の光伝送路および第4の光伝送路が接続され、
第1の波長の光を反射する第1の反射素子と、 上記第4の光伝送路が接続され、第2の波長の光を反射
する第2の反射素子とを有し、 上記第2の波長の光を用いて伝送される信号の伝送速度
または周波数に基づいて上記第4の光伝送路の長さを決
定する光分波装置。 - 【請求項6】 上記第2の波長の光を用いて伝送される
信号が所定周波数のクロック信号であり、 上記第4の光伝送路の長さは、光が上記第4の光伝送路
を1往復するのに要する時間が上記クロック信号の周期
のm/2倍となるような長さ、またはそれに近似する長
さである請求項5に記載の光合波装置(mは、奇数)。 - 【請求項7】 上記第2の波長の光を用いて伝送される
信号が所定の伝送速度のRZ信号であり、 上記第4の光伝送路の長さは、光が上記第4の光伝送路
を1往復するのに要する時間が上記RZ信号の1ビット
に対して割り当てられる時間のm/2倍となるような長
さ、またはそれに近似する長さである請求項5に記載の
光合波装置(mは、奇数)。 - 【請求項8】 上記第1の波長の光を用いて伝送される
信号の伝送速度または周波数よりも上記第2の波長の光
を用いて伝送される信号の伝送速度または周波数の方が
遅いまたは低い請求項5に記載の光合波装置。 - 【請求項9】 波長多重光から特定の波長の信号光を分
波する光分波部および波長多重光へ特定の波長の信号光
を合波する光合波部を有する光合分波装置であって、 上記光分波部は、 第1、第2および第3の光伝送路が接続され、上記第1
の光伝送路から入力された光を上記第2の光伝送路へ出
力し、上記第2の光伝送路から入力された光を上記第3
の光伝送路へ出力する第1の経路切替手段と、 上記第2の光伝送路および第4の光伝送路が接続され、
第1の波長の光を反射する第1の反射素子と、 上記第4の光伝送路が接続され、第2の波長の光を反射
する第2の反射素子とを有し、 上記第2の波長の光を用いて伝送される信号の伝送速度
または周波数に基づいて上記第4の光伝送路の長さを決
定する構成であり、 上記光合波部は、 第5、第6および第7の光伝送路が接続され、上記第5
の光伝送路から入力された光を上記第6の光伝送路へ出
力し、上記第6の光伝送路から入力された光を上記第7
の光伝送路へ出力する第2の経路切替手段と、 上記第6の光伝送路および第8の光伝送路が接続され、
第3の波長の光を反射する第3の反射素子と、 上記第8の光伝送路が接続され、第4の波長の光を反射
する第4の反射素子とを有し、 上記第4の波長の光を用いて伝送される信号の伝送速度
または周波数に基づいて上記第8の光伝送路の長さを決
定する構成である光合分波装置。 - 【請求項10】 上記第1の波長と上記第3の波長とが
互いに同一であり、上記第2の波長と上記第4の波長と
が互いに同一である請求項9に記載の光合分波装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9283278A JPH11119054A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 光合分波装置 |
| US09/039,566 US6301032B1 (en) | 1997-10-16 | 1998-03-16 | Optical multiplexing/demultiplexing device |
| FR9803671A FR2770064B1 (fr) | 1997-10-16 | 1998-03-25 | Dispositif de multiplexage/demultiplexage optique |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9283278A JPH11119054A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 光合分波装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11119054A true JPH11119054A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17663390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9283278A Withdrawn JPH11119054A (ja) | 1997-10-16 | 1997-10-16 | 光合分波装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6301032B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11119054A (ja) |
| FR (1) | FR2770064B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB0119154D0 (en) * | 2001-08-06 | 2001-09-26 | Southampton Photonics Ltd | An optical demultiplexer |
| US7228072B2 (en) * | 2001-10-16 | 2007-06-05 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | System and method for integrating a fiber optic fixed access network and a fiber optic radio access network |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55135804A (en) | 1979-04-10 | 1980-10-23 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Light delay equalizer |
| JPH0814647B2 (ja) | 1985-09-27 | 1996-02-14 | 富士通株式会社 | 光分波器 |
| US5283686A (en) | 1992-07-27 | 1994-02-01 | General Instrument Corporation, Jerrold Communications | Optical systems with grating reflector |
| US5579143A (en) | 1993-06-04 | 1996-11-26 | Ciena Corporation | Optical system with tunable in-fiber gratings |
| GB9423105D0 (en) | 1994-11-16 | 1995-01-04 | Northern Telecom Ltd | Optical wave grating filter |
| JP3329655B2 (ja) | 1996-03-04 | 2002-09-30 | ケイディーディーアイ株式会社 | 光adm装置 |
| US5982518A (en) * | 1996-03-27 | 1999-11-09 | Ciena Corporation | Optical add-drop multiplexers compatible with very dense WDM optical communication systems |
| US5946430A (en) * | 1997-08-04 | 1999-08-31 | Corning Incorporated | Switchable wavelength add/drop component |
-
1997
- 1997-10-16 JP JP9283278A patent/JPH11119054A/ja not_active Withdrawn
-
1998
- 1998-03-16 US US09/039,566 patent/US6301032B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-03-25 FR FR9803671A patent/FR2770064B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6301032B1 (en) | 2001-10-09 |
| FR2770064B1 (fr) | 2003-06-27 |
| FR2770064A1 (fr) | 1999-04-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |