JPH11119060A - 光スイッチ用光配線収容ボックス - Google Patents
光スイッチ用光配線収容ボックスInfo
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- JPH11119060A JPH11119060A JP9287185A JP28718597A JPH11119060A JP H11119060 A JPH11119060 A JP H11119060A JP 9287185 A JP9287185 A JP 9287185A JP 28718597 A JP28718597 A JP 28718597A JP H11119060 A JPH11119060 A JP H11119060A
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Abstract
イバと外部配線との接続を容易にした光スイッチ用光配
線収容ボックスを提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による光配線収容ボックス1は、
光スイッチ3から延びた複数本のテープファイバ8をハ
ウジング2内で余長収容して、ハウジング2のファイバ
出口61から各テープファイバ8のコネクタ52を露出
させた光配線収容ボックス1であって、ハウジング2の
内部に固定された板状の余長収容トレー4,5の表面上
で、テープファイバ8を縦置き状態で這い回した構成で
ある。
Description
びた多数のテープファイバを余長収容するのに利用する
光スイッチ用光配線収容ボックスに関するものである。
特開平7−72398号公報に開示されている。この光
スイッチは、光ファイバ整列部材のV溝に固定した多数
の第1光ファイバと、可動ヘッドに固定した第2光ファ
イバと、この可動ヘッドを第1光ファイバの整列方向に
移動させると共に第2光ファイバの先端を光ファイバ整
列部材に向けて移動させるための駆動機構とを備え、こ
の駆動機構によって、所望の第1光ファイバと第2光フ
ァイバとを選択的に光結合させるものである。また、第
1光ファイバを4本束ねることで、4心のテープファイ
バが形成され、第1光ファイバは、テープファイバの状
態で光ファイバ整列部材に配列させられている。更に、
光スイッチは、外部から粉塵等が侵入して光結合に影響
を与えないようにするためのケースを有し、密封ケース
内に第1及び第2光ファイバや駆動機構が封入されてい
る。また、外部配線との接続作業性を考慮して、各第1
光ファイバをケースから露出させ、各第1光ファイバの
先端にコネクタを設けることで、外部配線と第1光ファ
イバとの接続を容易ならしめている。
イバ整列部材に固定された第1光ファイバは、光スイッ
チの密封ケースから単に引き出され、外部配線との接続
作業性を考慮し、比較的余裕をもって引き出されてい
る。このような第1光ファイバは、ケースから垂れ下が
っているだけなので、第1光ファイバ(テープファイ
バ)同士がケース外で乱雑に絡み合い、外部配線と任意
のコネクタとの接続に際して、所望のコネクタを探し出
すのに手間取ることがあった。
されたもので、特に、光スイッチから延びたテープファ
イバと外部配線との接続を容易にした光スイッチ用光配
線収容ボックスを提供することを目的とする。
光スイッチ用光配線収容ボックスは、光スイッチから延
びた複数本のテープファイバをハウジング内で余長収容
して、ハウジングのファイバ出口から各テープファイバ
のコネクタを露出させた光配線収容ボックスであって、
ハウジングの内部に固定された板状の余長収容トレーの
表面上で、テープファイバを縦置き状態で這い回したこ
とを特徴とする。
いて、光スイッチから延びたテープファイバは、余長収
容トレー上で余裕をもって這い回されている。従って、
ハウジングのファイバ出口から露出した任意のコネクタ
を、作業者が摘まみ、このコネクタを引張り出すと、テ
ープファイバは、任意の長さだけハウジングから確実に
引き出され、このコネクタと外部配線のコネクタとの接
続が容易になる。また、コネクタ同士の接続作業完了
後、ハウジングに向けてコネクタを押し戻すことで、コ
ネクタを元の位置に戻すことができる。更に、余長収容
トレーの表面上でテープファイバを縦置き状態で這い回
すと、余長収容トレー上におけるテープファイバの収容
密度を上げることができ、多数本のテープファイバをハ
ウジング内で収容することが可能になる。しかも、テー
プファイバを縦置き状態にすることで、余長収容トレー
の表面に対してテープファイバの接触面積が小さくな
り、テープファイバを引き出す際に起こるテープファイ
バの摩耗を少なくし、テープファイバに加わる側圧の低
減に寄与する。
イバを波形に這い回すと好ましい。このような構成を採
用した場合、テープファイバの品質管理上問題となるテ
ープファイバの曲げ半径(例えば30mm)を確保しつ
つ、余長収容トレー上におけるテープファイバの余長を
極めて長くすることができる。更に、テープファイバの
弾性方向を利用した這い回し作業が可能になる。
を略90度捩ると好ましい。このような構成を採用した
場合、ハウジングから外部に出るテープファイバの先端
部分を横置き状態にすることができ、コネクタの横方向
のブラ付きが適切に防止される。
長収容トレーのファイバ排出側端部には、余長収容トレ
ー上を移動する移動ブロックが配置され、移動ブロック
の後方で略90度捩って横置き状態にしたテープファイ
バの先端近傍に移動ブロックを固定させると好ましい。
このような構成を採用した場合、移動ブロックの前後
で、テープファイバを縦置き状態から横置き状態に変化
させることができ、この状態を、移動ブロックの利用に
より余長収容トレー上で維持させることができる。
ファイバを這い回す位置に複数のファイバ整列ピンを立
設させると好ましい。このような構成を採用した場合、
テープファイバの弾性方向を利用することで、余長収容
トレー上におけるテープファイバの整列状態をファイバ
整列ピンに沿って維持させて、余長経路の確保を容易に
し、余長収容トレー上で所望の曲げ半径をもった波形を
簡単に作り出すことができる。
スイッチ用光配線収容ボックスの好適な実施形態につい
て詳細に説明する。
配線収容ボックスの外観を示す斜視図であり、図2は、
光配線収容ボックスの内部構造を示す斜視図である。こ
れら図面に示す光配線収容ボックス1はハウジング2を
有し、このハウジング2の内部空間の最下部には光スイ
ッチ3が配置されている。また、光スイッチ3の上方に
は、2枚の余長収容トレー4,5が積層状態で配置さ
れ、ハウジング2は、これら部材3〜5の格納に供され
る平板状の蓋6をもっている。
直方体の筺体7を有し、この筺体7から複数(例えば1
00本)のテープファイバ8が露出している。各テープ
ファイバ8は、4本の第1光ファイバ9を束ねることで
4心のテープファイバ8として偏平に形成されているの
で、筺体7からは、第1光ファイバ9が束ねられた状態
で複数本(例えば400本)排出されることになる。ま
た、各テープファイバ8の先端から剥き出た第1光ファ
イバ9は、密封ケース11内に収容された2分割の光フ
ァイバ整列部材10に並設させている。そして、左側の
第1の光ファイバ整列部材10aには200本の第1光
ファイバ9が接着固定され、右側の第2の光ファイバ整
列部材10bには200本の第1光ファイバ9が接着固
定されている。
整列部材10の延在方向に沿って移動するヘッドベース
12が配置され、このヘッドベース12には可動アーム
14が固定されている。また、この可動アーム14の先
端部には、二心のマスター側光ファイバ(第2光ファイ
バ)13が固定され、可動アーム14を作動させること
で、マスター側光ファイバ13の先端は光ファイバ整列
部材10に当接することになる。
0の表面には、光ファイバ結合方向に一直線状に延在す
る所定数のV溝15が形成されている。各V溝15の一
側は、400心の第1光ファイバ9を接着剤によって固
定させるための第1光ファイバ固定溝15aとして利用
され、各V溝15の他側は、可動アーム14に固定され
たマスター側光ファイバ13を導き入れるための第2光
ファイバ導入溝15bとして利用される。そして、V溝
15のピッチを小さくすることにより、光ファイバ配列
部材10上に400心の第1光ファイバ9をX方向に配
列させることができる。
光ファイバ9からなる複数本(100本)のテープファ
イバ8は、密封ケース11に設けられた貫通孔11aを
介して密封ケース11外に導き出されると共に、筺体7
に設けられたテープファイバ引出し部16を介して外部
にそれぞれ導き出される。更に、マスター側光ファイバ
13は、密封ケース11に設けた貫通孔11bを介して
密封ケース11外に導き出されると共に、筺体7に設け
られたマスター側光ファイバ引出し部17を介して外部
に導き出される。なお、貫通孔11a,11bは、第1
光ファイバ9及びマスター側光ファイバ13を挿入させ
た後、液密状態でシールされるか又は接着剤により密閉
される。
第1光ファイバ9の配列方向(X方向)に駆動させる結
合位置選択機構21が設けられている。この結合位置選
択機構21は、ヘッドベース12及び光ファイバ配列部
材10を収容した密封ケース11内で配列方向(X方
向)に延在するねじシャフト22と、ヘッドベース12
に設けてねじシャフト22に螺合する雌ネジ部23と、
ねじシャフト22を駆動させる駆動源としてのエンコー
ダ24a付きのモータ24と、ねじシャフト22を支持
するために密封ケース11に固定された軸受25とを備
えている。そして、このモータ24を密封ケース11外
に置くことで、モータ24は、密封ケース11内に封入
された光反射防止剤(例えばシリコンオイル)の影響を
受けず、モータ24にオイルシールを施す必要がなくな
る。なお、符号26は、モータ24を回転制御する制御
部である。また、密封ケース11内には、ヘッドベース
12をX方向に案内するためのガイド手段(図示せず)
が設けられている。
ーム駆動機構31について説明する。図4〜図6に示す
ように、可動アーム14は、上方に位置し且つバネ性を
有する板状の第1可動アーム32と、下方に位置し且つ
バネ性を有する第2可動アーム33とで構成されてい
る。この第1可動アーム32の基端は、ヘッドベース1
2に固定された取付台34の上段面34aにネジ等で固
定され、第2可動アーム33の基端は、取付台34の下
段面34bにネジ等で固定されている。
枚のバネ板からなるバネ部33aが設けられ、このバネ
部33aは、定常状態において第2可動アーム33を下
方に付勢させると共に、マスター側光ファイバ13がV
溝15に導入された時の位置ずれを補正するために、側
方への変位を可能にしている。更に、第2可動アーム3
3の先端部には、ブロック状の可動ヘッド33bが固定
され、この可動ヘッド33bの下面には二心のマスター
側光ファイバ13が斜め下方(光ファイバ配列部材10
のV溝15)に向けて固定されている。なお、第1可動
アーム32も、バネ板から形成されると共に、定常状態
において下方に付勢されている。
ーム駆動機構31が隣接して設けられている。この可動
アーム駆動機構31は、取付台34に固定された電磁ソ
レノイド35と、ソレノイド35のプランジャ35aの
押圧によって揺動するL字状のスイング部36と、プラ
ンジャ35aの上方に位置すると共に取付台34に固定
され、X方向に延びてスイング部36を回転支持する支
軸37と、スイング部36の遊端を後方(矢印E方向)
へ付勢すると共に取付台34とスイング部36との間に
架け渡された巻ばね38と、スイング部36の内側面の
上部からX方向に延びると共に第1可動アーム32と第
2可動アーム33との間に配置して第1可動アーム32
を持ち上げる第1作動バー39と、スイング部36の内
側面の下部からX方向に延びると共に第2可動アーム3
3の下方に配置して第2可動アーム33を持ち上げる第
2作動バー40とを備えている。
4が定常状態(マスター側光ファイバ13が光ファイバ
配列部材10のV溝15へ導入された所謂V接状態)に
あるとき、プランジャ35aは後退し、スイング部36
は巻ばね38の付勢力により矢印E方向に回動して、第
1可動アーム32と第1作動バー39との係合及び第2
可動アーム33と第2作動バー40との係合が解かれ
る。その結果、第1可動アーム32の先端部で第2可動
アーム33の先端部が押圧されるので、マスター側光フ
ァイバ13は光ファイバ配列部材10にV接される。
ム14を第1光ファイバ9の配列方向(X方向)に移動
させる場合、図7に示すように、マスター側光ファイバ
13のV接状態を解く必要があるので、プランジャ35
aを前進させ、このプランジャ35aでスイング部36
を押しながら、支軸37を中心にスイング部36を矢印
F方向に回動させる。その結果、第1作動バー39で第
1可動アーム32を押し上げ、第2作動バー40で第2
可動アーム33を押し上げながら、マスター側光ファイ
バ13のV接状態を解除させる。
機構31には、可動アーム14の変位を検出するセンサ
部41が設けられている。このセンサ部41は、取付台
34の下段面34bに固定された光学式センサ42と、
第1作動バー39の先端に固定されて光学式センサ42
に対して出入する遮光板43とからなっている。従っ
て、スイング部36の揺動により、遮光板43が光学式
センサ42を遮光した場合、図6に示すように、第2可
動アーム33が下降して、マスター側光ファイバ13が
光ファイバ配列部材10のV溝15にV接したと判断さ
れる。また、光学式センサ42の遮光が解放された場
合、図6に示すように、第2可動アーム33が上昇し
て、マスター側光ファイバ13が光ファイバ配列部材1
0のV溝15にV接していないと判断される。
2に示すように、ハウジング2内に配置されているが、
この光スイッチ3から排出させた多数本(100本)の
テープファイバ8は、下側の余長収容トレー4と上側の
余長収容トレー5とに50本ずつ振分けられる。この場
合、下側の余長収容トレー4には、第1の光ファイバ整
列部材10aに固定された50本のテープファイバ8が
導入され、上側の余長収容トレー5には、第2の光ファ
イバ整列部材10bに固定された50本のテープファイ
バ8が導入される。そして、各余長収容トレー4,5
は、適切なネジ締結により、所定間隔をもって積層する
ように、ハウジング2の内壁面に固定されている。
の余長収容トレー4において、その上面のファイバ導入
側端部4aには、シリコンゴムからなるブロック状のフ
ァイバ固定部材50が複数個配置されている。各ファイ
バ固定部材50は、余長収容トレー4の上面に接着剤で
固定させた状態で、同一ピッチをもって一列に並べられ
ている。また、ファイバ固定部材50間には、2枚から
4枚程度のテープファイバ8を立てた状態で挟み込める
程度の隙間が設けられている。更に、各ファイバ固定部
材50は、余長収容トレー4の上面から突出した位置決
めピン51に刺さるような状態で固定されている。
に円筒状のピン挿入孔50aを形成し、このピン挿入孔
50aに位置決めピン51を嵌合させることで、ファイ
バ固定部材50の位置ずれを防止している。従って、た
とえファイバ固定部材50の接着面が何らかの理由によ
り剥離しても、ファイバ固定部材50は、位置決めピン
51により位置ずれを起こすことがなく、余長収容トレ
ー4のファイバ導入側端部4aで、複数のファイバ固定
部材50は常に一列の状態に保持される。また、ファイ
バ固定部材50にシリコンゴムを採用することで、テー
プファイバ8をファイバ固定部材50相互間に挿入し易
くなり、テープファイバ8の組付け作業性が良くなる。
レー4上で波形に這い回された各テープファイバ8の先
端にはコネクタ52が設けられ、各コネクタ52は、図
示しない外部配線のコネクタと連結されるものである。
また、テープファイバ8の先端近傍に直方体の移動ブロ
ック53を接着剤で固定し、各移動ブロック53によっ
て、2本のテープファイバ8が束ねられる。図11及び
図12に示すように、移動ブロック53は、その内部に
貫通孔54を有し、この貫通孔54に2本のテープファ
イバ8を挿入した後、貫通孔54内に接着剤を流し込む
ことで、移動ブロック53をテープファイバ8の所定位
置に固定することができる。また、貫通孔54の一端側
には末広がり形状のロート部54aが設けられている。
このようなロート部54aによって、テープファイバ8
が貫通孔54内に通し易くなると共に、接着剤も流し込
み易くなる。
レー4において、その上面のファイバ排出側端部4bに
は、各移動ブロック53をガイドするためのガイド部5
5が複数個配列されている。各ガイド部55は、左右一
対の細長いガイド片55A,55Bとして形成され、移
動ブロック53を両側から挟み込むようにガイドしてい
る。従って、移動ブロック53を、ガイド部55の延在
方向に沿って摺動させることができる。そして、ガイド
部55は余長収容トレー4のファイバ排出側端部4bに
一列に整列させている。
は、薄板からなる金属製のテープガイド板56を有し、
テープガイド板56は、前述したガイド片55A,55
Bを作り出すものである。各ガイド部55を作り出すに
あたって、先ず、薄板をプレス加工することで、コ字状
の裁断部57を鏡面対称形に形成し、その後、裁断部5
7で囲まれた部分を同じ向きに折曲げ成形することで、
平行な2枚のガイド片55A,55Bが形成される。そ
して、各ガイド片55A,55B間は、移動ブロック5
3が摺動できる程度の間隔に形成される。
イド部55間には、直方体形状をなすアルミ製の高さ規
制ブロック58が配置され、下側の余長収容トレー4と
上側の余長収容トレー5とで高さ規制ブロック58を挟
み込むことで、下側の余長収容トレー4と上側の余長収
容トレー5との間隔を常に一定に保つようにしている。
すなわち、高さ規制ブロック58の高さ分だけ、余長収
容トレー4,5間に常に一定の隙間を作り出すことがで
き、移動ブロック53が移動できる高さスペースを簡単
かつ確実に作り出している。そして、各高さ規制ブロッ
ク58は、ネジにより余長収容トレー4に固定され、こ
のとき、高さ規制ブロック58と余長収容トレー4と
で、板状のテープガイド板56を挟み込むことにより、
テープガイド板56の固定が達成される。
容トレー4,5で挟まれている場合でも、移動ブロック
53は、ガイド片55A,55Bに沿って確実に摺動す
ることができる。従って、コネクタ52を作業者が摘ま
み、コネクタ52を引っ張ることで、テープファイバ8
は、任意の長さだけ確実に引き出されることになる。ま
た、コネクタ52を押し戻すことで、テープファイバ8
を、確実に元の位置まで押し戻すことができる。なお、
このような高さ規制ブロック58は、ガイド片55A,
55Bの高さ管理が困難な場合に採用される部品であ
り、ガイド片55A,55Bによって移動ブロック53
の摺動が確保される場合には、採用しない場合もある。
ープファイバ8が必要以上にハウジング2から引き出さ
れることがないように、移動ブロック53の移動経路上
にストッパ部59を設ける。このストッパ部59は、ガ
イド部55の前端に対峙する位置おいて、ガイド片55
Aとガイド片55Bとで挟み込まれる部分に配置され、
上側の余長収容トレー5の下面からガイド片55A,5
5B間に向けて垂れ下がると共に、移動ブロック53に
当接する位置まで突出している。従って、コネクタ52
を十分に引き出した際、移動ブロック53がストッパ部
59に当たることで、作業者の不注意によるテープファ
イバ8の引張り出し過ぎを適切に防止することができ、
テープファイバ8の心線破断が適切に回避される。な
お、各ストッパ部59は、各移動ブロック53に対応し
て個別的に設けられているが、全移動ブロック53に対
応するように、ストッパ部59を細長い棒状にして一体
的に形成してもよい。
収容トレー4上において、ファイバ固定部材50とガイ
ド部55とを対角線上に配置させ、ファイバ固定部材5
0と移動ブロック53との間で、各テープファイバ8を
並べた状態で波形に這い回している。この波形を確保す
るために、余長収容トレー4の上面には、各テープファ
イバ8を波形に這い回す位置に対応して、複数のファイ
バ整列ピン60が等間隔に立設させられている。また、
余長収容トレー4上において、テープファイバ8は、そ
れ自体がもつ曲げ方向の弾性を利用して、ファイバ整列
ピン60に沿って、立てられた状態(すなわち、「縦置
き状態」)を維持しながら這い回され、テープファイバ
8の品質管理上問題となる曲げ半径30ミリを確保して
いる。なお、「縦置き状態」とは、テープファイバ8内
の光ファイバを整列させてできた幅方向のフラット面
が、余長収容トレー4の表面に対して略垂直になった状
態をいう。
すると、余長収容トレー4の表面に対して、テープファ
イバ8の側面が当接することになるので、余長収容トレ
ー4とテープファイバ8との接触面積が小さくなり、テ
ープファイバ8を引き出す際に起こるテープファイバ8
の摩耗を少なくし、テープファイバ8に加わる側圧の低
減に寄与する。また、余長収容トレー4上で多数本のテ
ープファイバ8を規則正しく整列させることができるば
かりか、隣接するテープファイバ8間に所望の間隔を形
成して、テープファイバ8の余長を長くすることができ
る。なお、ファイバ整列ピン60の配列関係は、テープ
ファイバ8を縦置き状態で波形にできれば、任意であ
る。
バ8は、強制的に縦置き状態に維持されているが、移動
ブロック53とコネクタ52との間は、コネクタ52の
横方向のブラ付きを適切に防止させるために、テープフ
ァイバ8を寝せた状態(すなわち「横置き状態」)にす
る必要がある。そこで、図15に示すように、テープフ
ァイバ8は、移動ブロック53の後方で略90度捩られ
て、横置き状態にしたテープファイバ8の先端近傍を移
動ブロック53に固定させている。なお、「横置き状
態」とは、テープファイバ8内の光ファイバを整列させ
てできた幅方向のフラット面が、余長収容トレー4の表
面に対して略平行になった状態をいう。
2は、外部配線との接続を考慮してハウジング2から露
出させる必要がある。そこで、ハウジング2の前面に
は、一直線上に整列させた複数のファイバ出口61が形
成され、各ファイバ出口61は、各ガイド部55に対峙
する位置に形成されている。また、ファイバ出口61の
直ぐ下には、各コネクタ52を載せておくための傾斜状
のコネクタ載置面62が設けられ、このコネクタ載置面
62は、ハウジング2の前面を前方に突き出すことで作
り出される。従って、コネクタ載置面62上にコネクタ
52を載せておくことで、コネクタ52のブラ付きが適
切に防止される。
ァイバ8の本数が極めて多い場合には、下側の余長収容
トレー4上でテープファイバ8が混み合って、テープフ
ァイバ8同士の絡み合いを起こす虞れがある。そこで、
下側の余長収容トレー4の上方に別の余長収容トレー5
を設ける。
ー5は、下側の余長収容トレー4と略同一の構成を有し
ているので、図面に同一符号を付すことで、その構造説
明は簡単なものに留める。上側の余長収容トレー5が下
側の余長収容トレー4(図8参照)と異なる点は、ファ
イバ導入側端部5aの一側方にファイバ固定部材50を
位置決めするにあたって、この位置は、ファイバ導入側
端部4aに並べられたファイバ固定部材50(図8参
照)の位置に対向している。すなわち、下側の余長収容
トレー4において、ファイバ固定部材50は、図8の紙
面の左側に並べられ、上側の余長収容トレー5におい
て、ファイバ固定部材50は、図19の紙面の右側に並
べられている。
にガイド部55を位置決めするにあたって、この位置
は、ファイバ排出側端部5bに並べられたガイド部55
(図8参照)の位置に対向している。すなわち、下側の
余長収容トレー4において、ガイド部55は、図8の紙
面右側に並べられ、上側の余長収容トレー5において、
ガイド部55は、図19の紙面左側に並べられている。
このようにすることで、図1に示すように、ファイバ出
口61を一列にすることができると同時に、光スイッチ
3の筺体7から出た100本のテープファイバ8を、5
0本ずつ左右に的確に振り分けることができる(図2参
照)。また、図16に示すように、上側の余長収容トレ
ー5と蓋6との間に高さ規制ブロック58が配置される
ことで、余長収容トレー5上での移動ブロック53の摺
動が確保される。
ファイバ8は、余長収容トレー4,5上で立てられた状
態を維持しつつ、波形に並べられることで余裕が発生
し、これがテープファイバ8の余長となる。そこで、ハ
ウジング2のファイバ出口61から排出された任意のコ
ネクタ52を、作業者が摘まみ、そのコネクタ52を引
っ張ると、テープファイバ8は、移動ブロック53が移
動できる分だけ引き出される。このような引出し作業に
より、コネクタ52と外部配線のコネクタ(図示せず)
との接続作業を確実に行うことができる。
との接続作業又は切り離し終了後、コネクタ52をハウ
ジング2に向けて押すことで、コネクタ52は元の位置
まで戻される。このように、コネクタ52は、外部配線
のコネクタとの接続作業が必要である場合や外部配線の
コネクタと切り離す作業を行う場合に引き出されるの
で、通常の場合、ファイバ出口61から出ているテープ
ファイバ8同士の絡み合いが起こり難くなる。
ものではなく、余長収容トレーの段数は、テープファイ
バ8の心数(例えば、4心、8心、12心又は16心
等)やその本数に応じて任意である。また、光スイッチ
3と光配線収容ボックスとを別体にすることもできる。
そして、光スイッチ3を光配線収容ボックス1内に納め
ることで、光スイッチ3を別体にする不便さが解消され
る。なお、このような光配線収容ボックス1は、これが
単品として利用される場合や、従来から存在する光分岐
モジュール収容架(いわゆるFTM(Fiber Terminatio
n Module )架)の最下段に設置されて利用される場合
もある。また、光スイッチ3から排出させるテープファ
イバ8の本数は100本に限定されず、100本以上又
は以下であってもよい。
ックスは、光スイッチから延びた複数本のテープファイ
バをハウジング内で余長収容して、ハウジングのファイ
バ出口から各テープファイバのコネクタを露出させた光
配線収容ボックスであって、ハウジングの内部に固定さ
れた板状の余長収容トレーの表面上で、テープファイバ
を縦置き状態で這い回したことにより、光スイッチから
延びたテープファイバの先端に設けられたコネクタと外
部配線のコネクタとの接続作業を容易にする。
を示す斜視図である。
ある。
ーム駆動機構を示す斜視図である。
構の平面図である。
下させて、この光ファイバを光ファイバ配列部材にV接
させた状態を示す側面図である。
解除させた状態を示す側面図である。
余長収容トレーを示す平面図である。
態を示す斜視図である。
示す斜視図である。
容トレーをハウジング内に組付けた状態を示す断面図で
ある。
ある。
の余長収容トレーを示す平面図である。
ッチ、4,5…余長収容トレー、4a,5a…ファイバ
導入側端部、4b,5b…ファイバ排出側端部、8…テ
ープファイバ、53…移動ブロック、55…ガイド部、
55A,55B…ガイド片、60…ファイバ整列ピン、
61…ファイバ出口。
Claims (5)
- 【請求項1】 光スイッチから延びた複数本のテープフ
ァイバをハウジング内で余長収容して、前記ハウジング
のファイバ出口から前記各テープファイバのコネクタを
露出させた光配線収容ボックスであって、前記ハウジン
グの内部に固定された板状の余長収容トレーの表面上
で、前記テープファイバを縦置き状態で這い回したこと
を特徴とする光スイッチ用光配線収容ボックス。 - 【請求項2】 前記余長収容トレー上の前記テープファ
イバを波形に這い回したことを特徴とする請求項1記載
の光スイッチ用光配線収容ボックス。 - 【請求項3】 前記ファイバ出口近傍で前記テープファ
イバを略90度捩ったことを特徴とする請求項1又は2
記載の光スイッチ用光配線収容ボックス。 - 【請求項4】 前記ファイバ出口近傍において、前記余
長収容トレーのファイバ排出側端部には、前記余長収容
トレー上を移動する移動ブロックが配置され、前記移動
ブロックの後方で略90度捩って横置き状態にした前記
テープファイバの先端近傍に前記移動ブロックを固定さ
せたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載
の光スイッチ用光配線収容ボックス。 - 【請求項5】 前記余長収容トレー上において、前記テ
ープファイバを這い回す位置に複数のファイバ整列ピン
を立設させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか
一項記載の光スイッチ用光配線収容ボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28718597A JP3425341B2 (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 光スイッチ用光配線収容ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28718597A JP3425341B2 (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 光スイッチ用光配線収容ボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11119060A true JPH11119060A (ja) | 1999-04-30 |
| JP3425341B2 JP3425341B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=17714186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28718597A Expired - Fee Related JP3425341B2 (ja) | 1997-10-20 | 1997-10-20 | 光スイッチ用光配線収容ボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3425341B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004507792A (ja) * | 2000-09-01 | 2004-03-11 | ライトウェーブ マイクロシステムズ コーポレイション | 複数の光ファイバを垂直方向に通し、かつ接続する装置および方法 |
| WO2009125735A1 (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-15 | 日立化成工業株式会社 | 電子機器 |
| JP2014115485A (ja) * | 2012-12-10 | 2014-06-26 | Hochiki Corp | 通信線固定構造 |
| WO2015111198A1 (ja) * | 2014-01-24 | 2015-07-30 | 株式会社日立製作所 | 光配線基板、その配線方法およびそれを用いた情報処理装置 |
| JP2019066768A (ja) * | 2017-10-04 | 2019-04-25 | 住友電気工業株式会社 | 光配線部材 |
-
1997
- 1997-10-20 JP JP28718597A patent/JP3425341B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPWO2009125735A1 (ja) * | 2008-04-07 | 2011-08-04 | 日立化成工業株式会社 | 電子機器 |
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