JPH11119216A - 液晶ディスプレイ - Google Patents

液晶ディスプレイ

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JPH11119216A
JPH11119216A JP9280368A JP28036897A JPH11119216A JP H11119216 A JPH11119216 A JP H11119216A JP 9280368 A JP9280368 A JP 9280368A JP 28036897 A JP28036897 A JP 28036897A JP H11119216 A JPH11119216 A JP H11119216A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光源において発生した熱を液晶パネルの背面に
効果的に放熱し、液晶パネルの全面における熱分布を均
一にして表示画面の明度を一様にする。 【構成】液晶モジュール11の背面の略全面に対向する
一定幅の間隙を挟んでシャシーパネル12を配置した。
シャシーパネル12は、液晶モジュール11の背面の光
源9に対向する部分の近傍に接触部材21を介して接触
する。液晶モジュール11の背面の光源9に対向する部
分は、光源9によって直接加熱されて高温になる一方、
その熱が接触部材21を介してシャシーパネル12に伝
導して冷却される。液晶モジュール11の背面の光源9
に対向しない部分は、光源9に対向する部分からの熱伝
導、及び、シャシーパネル12からの熱輻射により加熱
される。液晶モジュール11の背面の光源9に対向する
部分と対向しない部分との温度差が小さくなり、液晶パ
ネル5の表示画面の明度が一様になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電圧の印加によって
光学的異方性を持つ分子の配列を変えて光源から照射さ
れたバックライトを選択的に透光又は遮光することによ
り画像を表示する液晶ディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】表示面積の比較的大きい液晶ディスプレ
イでは、表示画像の視認性を向上するため、液晶を封入
した液晶パネルの背面側において、液晶パネルの背面に
対向する位置、又は、液晶パネルの背面に対向しない位
置にバックライトを照射する光源を設けた液晶モジュー
ルが用いられている。光源を液晶パネルの背面に対向す
る位置に配置した場合には光源から照射されたバックラ
イトを拡散板のみを介して、光源を液晶パネルの背面に
対向しない位置に配置した場合には導光板及び拡散板を
介して液晶パネルの背面に配光し、液晶パネルによって
バックライトを選択的に透光又は遮光する。このバック
ライト用の光源として、一般的に冷陰極管が用いられ
る。
【0003】ところが、液晶パネルの背面側に配置され
た光源が点灯駆動により発熱すると、液晶パネル面にお
ける熱分布に偏りを生じ、液晶パネル面における表示状
態が不均一になり、表示画像の視認性が低下する。特
に、単純マトリックス駆動方式(STN、DSTN)の
液晶ディスプレイでは、液晶パネル面において±5度以
上の温度の不均一を生じると、表示画面の明度が不均一
になることが知られている。
【0004】そこで、従来の液晶ディスプレイでは、液
晶モジュールの背面の略全面に放熱機能を備えたシャシ
ーパネルを密着させ、光源において発生した熱をシャシ
ーパネルを介して液晶モジュールの背面側に放熱するよ
うにしている。このシャシーパネルは、熱伝導性に優れ
た金属板を素材として略平板状に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶モ
ジュールの背面の略全面に放熱機能を備えたシャシーパ
ネルを密着させた従来の液晶ディスプレイでは、光源に
おいて発生した熱を液晶モジュールの背面側に効果的に
放熱することはできるものの、液晶パネルの全面におけ
る熱分布を均一にすることはできず、液晶パネル面にお
ける表示状態が不均一になって表示画像の視認性が低下
する問題があった。
【0006】この発明の目的は、液晶モジュールの背面
に空気層を介して放熱板を配置することにより、光源に
おいて発生した熱を液晶モジュールの背面側に効果的に
放熱するとともに、液晶パネルの全面における熱分布を
均一にして表示画面の明度を一様にできる液晶ディスプ
レイを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、バックライトを照射する光源を液晶パネルの背面側
に配置した液晶モジュールを備えた液晶ディスプレイに
おいて、液晶モジュールの背面の略全面に一定の間隙を
設けて対向するとともに、液晶モジュールの背面の光源
に対向する部分の近傍に接触する放熱板を配置したこと
を特徴とする。
【0008】請求項1に記載した発明においては、液晶
モジュールの背面の略全面に対向する一定幅の間隙が形
成され、この間隙の背面に放熱板が配置される。また、
放熱板は、液晶モジュールの背面において、光源に対向
する部分の近傍に接触する。したがって、液晶モジュー
ルの背面において光源に対向する部分は、光源によって
直接加熱されて高温になる一方、その熱が放熱板に伝導
して冷却される。また、液晶モジュールの背面において
光源に対向しない部分は、光源に対向する部分からの熱
伝導、及び、放熱板からの熱輻射により加熱される。こ
のため、液晶モジュールの背面において光源に対向する
部分と対向しない部分との温度差が小さくなって液晶パ
ネルの全面について熱分布が略均一になり、表示画面の
明度が一様になる。
【0009】請求項2に記載した発明は、前記放熱板
に、光源の近傍における間隙の一部を経由する通風路を
形成したことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載した発明においては、液晶
モジュールの背面に形成された間隙において光源に対向
する部分の近傍に放熱板を経由して空気が流入する。し
たがって、液晶モジュールの背面において光源によって
直接加熱されて高温になる部分が、放熱板への熱伝導に
加えて空気の流入によっても冷却され、液晶モジュール
の背面において光源に対向する部分と対向しない部分と
の温度差がさらに小さくなり、液晶パネルの全面につい
て温度分布がさらに均一化される。
【0011】請求項3に記載した発明は、前記光源を液
晶モジュールの少なくとも一方の側面の近傍に配置し、
液晶モジュールの前面における当該側面近傍と放熱板と
を接触させる熱伝導部材を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載した発明においては、液晶
モジュールの前面において光源に対向する部分の熱が熱
伝導部材を介して放熱板に伝導する。したがって、液晶
モジュールの前面において光源によって直接加熱されて
高温になる部分が、放熱板への熱伝導によって冷却さ
れ、液晶モジュール全体において光源に対向する部分と
対向しない部分との温度差がさらに小さくなり、液晶パ
ネルの全面について温度分布がさらに均一化される。
【0013】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の実施形態に係る
液晶ディスプレイの外観を示す図であり、図1(A)は
液晶ディスプレイの正面図、図1(B)は液晶ディスプ
レイの側面図である。液晶ディスプレイ1は、フロント
カバー2aとリアカバー2bとからなる本体2をスタン
ド3により支持して構成されている。フロントカバー2
aの前面には、液晶パネル5が露出する開口部4が形成
されている。フロントカバー2aの前面の下方には、液
晶パネル5の明度を調整する明度調整ノブ6、液晶パネ
ル5のコントラストを調整するコントラスト調整ノブ
7、及び、電源のオン/オフ状態を表示する電源ランプ
8が露出している。フロントカバー2aとリアカバー2
bとを一体にした本体2は、スタンド3の上端において
水平方向の回転軸を中心にして所定範囲内において回転
自在に支持されている。
【0014】図2は、上記液晶ディスプレイの組立図で
ある。フロントカバー2aとリアカバー2bとによって
筐体を構成する本体2の内部には、液晶モジュール1
1、モジュール用シャシーパネル12、プリント配線基
板13及び基板用シャシーパネル14等が収納される。
液晶モジュール11は、液晶パネル5を前面に露出して
収納しているとともに、上下の端部近傍に、例えば、冷
陰極管等のバックライト用の光源9を水平に収納してい
る。
【0015】モジュール用シャシーパネル12は、熱伝
導性に優れた金属平板をプレス加工等によって成形した
ものであり、液晶モジュール11の背面の全面に対向す
る。プリント配線基板13には、液晶モジュール11が
収納する液晶パネル5及びバックライト9を駆動する回
路が構成されている。このプリント配線基板13は、接
続用フレーム15を介して基板用シャシーパネル14に
取り付けられ、さらに、基板用シャシーパネル14を介
してモジュール用シャシーパネル12の背面に取り付け
られる。
【0016】液晶モジュール11の前面における上下の
端部には、略コの字型の薄板状のパッキン16が当接
し、さらにパッキン16の前面に略コの字型の薄板状の
フレーム17が当接する。パッキン16は熱伝導性に優
れたゴムを素材とし、フレーム17は熱伝導性に優れた
金属を素材としている。フレーム17は液晶モジュール
11の上方及び下方においてモジュール用シャシーパネ
ル12にネジ止めされる。この時、パッキン16は、液
晶モジュール11の前面とフレーム17との間に挟持さ
れる。
【0017】なお、リアカバー2bの背面の上部には排
気口18が形成されており、リアカバー2bの内側面の
上部において排気口18に対向する位置に冷却ファンが
取り付けられている。冷却ファンは、本体2の内部の熱
を排気口18を経由して外部に排気する。
【0018】図3は、上記液晶ディスプレイの要部の構
成を示す図である。同図は、モジュール用シャシーパネ
ル12、パッキン16及びフレーム17を装着した状態
の液晶モジュール11の上端部近傍を示す斜視断面図で
ある。内部の前面側に液晶パネル5を収納した液晶モジ
ュール11の上端部は、背面側のモジュール用シャシー
パネル12と前面側のパッキン16及びフレーム17と
の間に挟持されている。即ち、モジュール用シャシーパ
ネル12とフレーム17とは、それぞれの折曲部12
a,17aを液晶モジュール11の上面において当接し
た状態で固定されている。
【0019】この状態で、液晶モジュール11の背面の
全面に、モジュール用シャシーパネル12の垂直面12
bが一定の間隙を設けて対向する。モジュール用シャシ
ーパネル12の垂直面12bの前面には、水平方向の全
長にわたって平板状の接触部材21が固定されている。
この接触部材21は、上端部21aにおいて液晶モジュ
ール11の背面に当接する。液晶モジュール11の内部
において接触部材21の上端部21aが当接する部分の
内側には光源9が配置されている。モジュール用シャシ
ーパネル12の垂直面12bにおける接触部材21の取
付位置の上方、及び、水平面12cには、多数の開口孔
22が形成されている。
【0020】なお、液晶モジュール11の下端部は、図
3に示す構成を上下対称にした状態に構成されている。
【0021】図4は、上記液晶ディスプレイの液晶モジ
ュールの背面側における加熱及び放熱状態を示す図であ
る。液晶モジュール11の背面において光源9に対向す
る部分は、光源9によって直接加熱されて高温になる一
方、その熱が接触部材21を介してモジュール用シャシ
ーパネル12に伝導して冷却される。これに対して、液
晶モジュール11の背面において光源9に対向しない部
分にはモジュール用シャシーパネル12は直接接触しな
いため、この部分は、光源9に対向する部分からの熱伝
導、及び、モジュール用シャシーパネル12からの熱輻
射により加熱される。このため、液晶モジュール11の
背面において光源9に対向する部分と対向しない部分と
の温度差が小さくなり、液晶モジュール11内の前面側
に収納された液晶パネル5の全面における熱分布を略均
一にすることができ、液晶パネル5における表示画面の
明度を一様にすることができる。
【0022】また、液晶モジュール11の背面において
光源9によって直接加熱されて高温になる上下端部が、
モジュール用シャシーパネル12への熱伝導に加えて、
モジュール用シャシーパネル12に形成された開口孔2
2を経由する空気の流入によっても冷却され、液晶モジ
ュール11の背面において光源9に対向する部分と対向
しない部分との温度差がさらに小さくなり、液晶パネル
5の全面における熱分布をより均一化することができ
る。
【0023】さらに、液晶モジュール11の前面におい
て光源9によって直接加熱されて高温になる上下端部
が、パッキン16及びフレーム17を経由するモジュー
ル用シャシーパネル12への熱伝導によって冷却され、
液晶モジュール11の全体において光源9に対向する部
分と対向しない部分との温度差がさらに小さくなり、液
晶パネル5の全面における熱分布をより均一化すること
ができる。
【0024】なお、この実施形態に係る液晶ディスプレ
イでは、光源9を液晶モジュール11内の上下端部近傍
に1本ずつ配置したが、光源9の配置本数、及び、配置
位置はこれに限るものではない。
【0025】また、この実施形態に係る液晶ディスプレ
イでは、光源9を液晶パネル5の背面の一部に対向する
位置に配置したが、液晶パネル5の背面に対向しない位
置に配置した光源9から照射されたバックライトを導光
板を介して液晶パネル5の背面に配光するように構成し
た液晶ディスプレイにおいてもこの発明を同様に実施す
ることができ、光源からの距離に応じて液晶パネル面に
生じる熱分布の不均一を解消して表示画面の明度を一様
にすることができる。
【0026】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、液晶
モジュールの背面の略全面に対向する一定幅の間隙を形
成し、この間隙の背面に放熱板を配置するとともに、放
熱板を液晶モジュールの背面において光源に対向する部
分の近傍に接触させることにより、液晶モジュールの背
面において光源によって直接加熱されて高温になる部分
を放熱板を介して冷却するとともに、液晶モジュールの
背面において光源に対向しない部分を光源に対向する部
分からの熱伝導、及び、放熱板からの熱輻射により加熱
し、液晶モジュールの背面において光源に対向する部分
と対向しない部分との温度差を小さくすることができ、
液晶パネルの全面における熱分布を均一にして表示画面
の明度を一様にし、表示画像の視認性の低下を防止する
ことができる。
【0027】請求項2に記載した発明によれば、液晶モ
ジュールの背面の間隙において光源に対向する部分の近
傍に放熱板を経由して空気を流入させることにより、液
晶モジュールの背面において光源によって直接加熱され
て高温になる部分を放熱板への熱伝導に加えて空気の流
入によって冷却し、液晶モジュールの背面において光源
に対向する部分と対向しない部分との温度差をさらに小
さくすることができ、液晶パネルの全面における熱分布
をさらに均一化して表示画面の明度をより一様にするこ
とができる。
【0028】請求項3に記載した発明によれば、液晶モ
ジュールの前面において光源に対向する部分の熱を熱伝
導部材を介して放熱板に伝導することにより、液晶モジ
ュールの前面において光源によって直接加熱されて高温
になる部分を放熱板への熱伝導によって冷却し、液晶モ
ジュール全体において光源に対向する部分と対向しない
部分との温度差をさらに小さくすることができ、液晶パ
ネルの全面における熱分布をさらに均一化して表示画面
の明度をより一様にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る液晶ディスプレイの
外観を示す図である。
【図2】上記液晶ディスプレイの組立図である。
【図3】上記液晶ディスプレイの要部の構成を示す図で
ある。
【図4】上記液晶ディスプレイの液晶モジュールの背面
側における加熱及び放熱状態を示す図である。
【符号の説明】
1−液晶ディスプレイ 2−本体 2a−フロントカバー 2b−リアカバー 5−液晶パネル 9−光源 11−液晶モジュール 12−モジュール用シャシーパネル(放熱板) 16−パッキン 17−フレーム(熱伝導部材) 21−接触部材 22−開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バックライトを照射する光源を液晶パネル
    の背面側に配置した液晶モジュールを備えた液晶ディス
    プレイにおいて、 液晶モジュールの背面の略全面に一定の間隙を設けて対
    向するとともに、液晶モジュールの背面の光源に対向す
    る部分の近傍に接触する放熱板を配置したことを特徴と
    する液晶ディスプレイ。
  2. 【請求項2】前記放熱板に、前記光源の近傍における間
    隙の一部を経由する通風路を形成した請求項1に記載の
    液晶ディスプレイ。
  3. 【請求項3】前記光源を液晶モジュールの少なくとも一
    方の側面の近傍に配置し、液晶モジュールの前面におけ
    る当該側面近傍と放熱板とを接触させる熱伝導部材を設
    けた請求項1又は2に記載の液晶ディスプレイ。
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